浜四津敏子

はまよつとしこ



当選回数回

浜四津敏子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第132回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
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○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  阪神・淡路大震災、私も発生五日後に現場に行ってまいりましたが、その惨状は想像をはるかに超えるものでして、言葉で十分に言いあらわせないものでありました。今なお二十万人に近い方々が避難所に身を寄せておられます。この方々の心からの願いは...全文を見る
○浜四津敏子君 時間が限られているものですから簡潔にお願いしたいと思うんです。  今回の改正によりまして平成六年度第一次補正予算後の地方交付税総額は確保されることになりました。また、それとともに特別交付税が三百億円増額されることについては評価できますが、しかしそれぞれ後年度に減...全文を見る
○浜四津敏子君 国税の減収に伴う地方交付税への影響額、一千七百七十二億八千万円に関連してお伺いいたします。  今回は、地方交付税の総額確保のため減額措置をとりませんでしたが、しかし平成八年度には精算しなければなりません。精算自体は地方交付税の制度上から当然の措置とはいいましても...全文を見る
○浜四津敏子君 先日、世界一とも言われる東京都の防災システムを視察に行ってまいりました。その折、災害があった場合はどこに連絡をとるのかというふうに問いましたところ、我々は自治省に連絡をとる、その後、政府内部機関、例えば国土庁等への連絡は政府に任せてある、こういうお答えでございまし...全文を見る
○浜四津敏子君 今回の阪神・淡路大震災の被災者に対しましては、平成六年度の課税については「災害被災者に対する地方税の減免措置等について」という通達を基準といたしまして、既に条例により個人住民税あるいは個人事業税、固定資産税等について減免措置がとられました。さらに、十七日に成立いた...全文を見る
○浜四津敏子君 平成七年度について減免措置が講じられた場合の減収補てんにつきましては、特例によって歳入欠陥債の対象とする措置が講じられることとされております。  問題は、歳入欠陥債の元利償還についてどの程度後年度において交付税措置がなされるかということであります。歳入欠陥債を発...全文を見る
○浜四津敏子君 次に、東京共同銀行の問題についてお伺いいたします。  東京都は三百億円融資に対する予算を組んでおりますが、これに対しまして多くの都民の方々から、乱脈経営で破綻した信用組合の救済になぜ多額の税金を使うのか、一体いつだれがそんなことを決めたのか、手続も非常に不透明で...全文を見る
○浜四津敏子君 わかりました。  最後に、今後の消防防災体制のあり方を考える上で、今回の大震災によって得た教訓の一つは災害に係る情報の大切さでありました。  新聞報道によりますと、一月十七日午前五時四十六分に発生いたしました地震、その死亡者が消防庁から官邸に初めて報告されたの...全文を見る
○浜四津敏子君 どうもありがとうございました。
03月10日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  それではお伺いいたします。  大臣は所信で、若者の科学技術離れ対策等に一層力を入れると述べられました。その対策として、科技庁としては科学館等の活性化や科学技術の殿堂等を考えておられるようですが、この程度のことでは科学技術離れ防止...全文を見る
○浜四津敏子君 今回の行政改革においては、科学技術庁としては、現在、日本科学技術情報センターと新技術事業団の統合が検討されているというふうに伺っております。見直しが検討されているのはこれだけでしょうか、科学技術庁にお伺いいたします。
○浜四津敏子君 それでは、少し前まで行革の対象として挙がっておりました日本原子力研究所と動力炉・核燃料開発事業団の統合は、今回なぜ対象外とされたんでしょうか。  この原研と動燃、いずれもその根拠となる法律がありますが、日本原子力研究所法第一条には「設立の目的」、一部分だけですが...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、核査察の問題についてお伺いいたします。  現行の日本の原子力施設等の保障措置に関しましては、協定によりまして、日本政府の査察官の査察が不十分とみなされる場合にのみIAEAの査察官が補助的に査察を行うことになっております。しかし、実際にはIAEAの査...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、大臣は所信で、「生活者の立場を一層重視した科学技術の振興を図るため、生活者や地域社会のニーズに密接に関連した研究開発と、研究成果を生活者や地域社会へ適用するための技術開発を進めます。」と、こう述べておられます。  科学技術庁といいますと、一般的には...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございます。私どももそういう観点からの推進、応援させていただきますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  ところで、大臣は、科学技術庁長官を未来担当大臣と、こういうふうに位置づけられ、所信でも「知的未来社会を構築していきたい」と、こう述べておられ...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、文部省にお伺いいたします。  今回の地震によりまして、大型地震がどこの地方でも起こり得るということがある意味で証明された形となってしまったわけであります。茂木清夫地震予知連絡会会長もこのように述べておられます。予知するための観測体制が確立しているの...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、科技庁にお伺いいたします。  昨年五月に、放射線医学総合研究所が十九年間にわたって二十七億円をかけて行ってきた速中性子線によるがん治療研究の総合評価を行ったところ、具体的な実施計画がごく一部の種類のがん治療にしかつくられていなかったために、照射の方法、...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、大臣は所信で、核燃料リサイクルの着実な展開に取り組んでいくというふうに述べておられますが、現在、ドイツ等ほかの国におきましては、ウランの値段の下落等を理由といたしまして核燃料リサイクル計画の凍結等がなされております。  他国で凍結されるにはそれなり...全文を見る
○浜四津敏子君 以上で終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月16日第132回国会 参議院 地方行政委員会 第6号
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○浜四津敏子君 平成会の浜四津でございます。  まず大臣に質問させていただきます。  古物営業法についての基本的な考え方についてでございますが、この古物営業法の目的は「窃盗その他の犯罪の防止を図り、及びその被害の迅速な回復に資すること」、こういうふうに定められております。しか...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。  この古物営業法、今回の改正は改正といたしまして、そろそろ抜本的な見直しが必要な時期に来ているのではないかというふうに考えます。  古物営業法は憲法二十二条が保障しております職業選択の自由の一つの内容である営業の自由にかかわる法律でご...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、改正法案の意味するところについて少し伺わせていただきたいと思います。  法案第二条第一項で「政令で定めるこれらに類する証票その他の物」と出てまいりますが、これはどのようなものを予定しているんでしょうか。
○浜四津敏子君 同じくこの第二条一項、その次に「大型機械類で政令で定めるものを除く。」と除外例が出てまいりますが、ここで「大型機械類」、大型というふうに限定する理由はどこにあるんでしょうか。小型で重量物でも除外していいのではないかと思われるものがあるかと思いますが、これを大型に限...全文を見る
○浜四津敏子君 そして、「大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)」、こうありますけれども、「これらに類する物」というのは何を、例えばどんなものを意味しているんでしょうか。
○浜四津敏子君 これは除外例をここで決めているわけですけれども、例えばこの除外例の中にはいわゆるリサイクルショップで扱う物品、家具、家庭用品、雑貨、古着等、これは古物営業法施行規則第二条によりますとこういうものも全部古物に含まれる、こういうことになっているようですが、こうしたもの...全文を見る
○浜四津敏子君 除外例を定めるのに古物で除外するか、あるいは古物営業で除外するか、二つあるわけですね。今おっしゃった無償の例えはボランティアのバザー、無償で提供していただいたものを売るというような形のバザーは二条二項で古物営業の対象外とされる、こういうことで規制から外されるわけで...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、十六条では第十五条第一項第一号の「対価の総額が国家公安委員会規則で定める金額未満である取引をする場合」等には古物取引の相手方に関して帳簿等への記載を免除しております。  この「国家公安委員会規則で定める金額」というのはどの程度を予定しておられるんで...全文を見る
○浜四津敏子君 時間がなくなりまして、最後に、第十六条の「当該記載又は記録の必要のないものとして国家公安委員会規則で定める古物」というのは具体的には何を予定しておられますか。
○浜四津敏子君 以上で終わります。
03月20日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
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○浜四津敏子君 警察庁はいらしてますでしょうか。  緊急に来ていただいて申しわけありませんが、本日の営団地下鉄での毒ガスによるものと思われる事件についてお伺いいたします。  本日朝、営団地下鉄日比谷線及び丸ノ内線などの地下鉄構内において、広範囲にわたって毒ガスと思われる異臭が...全文を見る
○浜四津敏子君 非常に多数の被害者が出ておられるようですけれども、警察としてはこれまでにどのように対応されたのか、御説明いただけますか。
○浜四津敏子君 その毒ガスがサリンであるという報道を耳にしておりますけれども、それは確かに検出されたんでしょうか、あるいは何かサリンであるという根拠があるんでしょうか、お伺いいたします。
○浜四津敏子君 今後も原因の究明、そして犯人の判明、また再発防止に全力で当たっていただきたいと思います。  ありがとうございました。もう結構でございます。  それでは次に、高レベル放射性廃棄物についてお伺いいたします。  この高レベル放射性廃棄物、最終処分地が決まらないまま...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、現在日本に向けて航行中の高レベル放射性廃棄物輸送船パシフィック・ピンテール号ですが、この輸送船の領海の通過禁止あるいは懸念を表明した国が三十カ国を超える、こういう報道がありました。これは、グリーンピースという団体が入手した情報というふうに伝えられておりま...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、こうした国々に対しまして、外務省にこれを伺いますが、政府としてどのように対応しておられるんでしょうか。
○浜四津敏子君 今後、このような輸送船による日本への高レベル放射性廃棄物の返還というのは、どの程度行われる予定になっているんでしょうか。
○浜四津敏子君 今後多数回にわたって輸送が行われることになるわけですけれども、そのたびに今回各国から表明されましたさまざまな懸念やあるいは通過禁止、こういう声明が表明される、こういうことが予想されます。また、回数が重なっていきますと予期せぬ事故が起こる可能性もふえてまいります。 ...全文を見る
○浜四津敏子君 返還されます廃棄物はフランス核燃料公社で加工されました。これは、液状の廃棄物を濃縮してガラスと混ぜて、ステンレス製の容器に入れて固めてあります。ガラス固化体と呼ばれているようですが、これを放射線を遮る専用輸送容器に入れて現在運んでいるわけでございます。  このガ...全文を見る
○浜四津敏子君 重ねて申しわけありませんけれども、金属シールよりも合成ゴムの方がむしろ安全性が高いというふうにお考えでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは廃棄物の内容、あるいはガラス固化体の特性についての安全審査は、政府としてはどのように行っているんでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、そのガラス固化体の受け入れ基準はどのようになっていますか。
○浜四津敏子君 今回返還されるガラス固化体は青森県の六ケ所村の一時貯蔵施設に保管されることになっておりますけれども、例えば、この施設において仮に地震が起きたような場合、空気の出入口がふさがれたりして内部の温度が上がり、またガラス固化体が破壊され大量の放射能放出事故につながることが...全文を見る
○浜四津敏子君 このガラス固化体、一時六ケ所村の施設に貯蔵される、こういうことですけれども、一時というのは何年ぐらいのことを予定されておられるんでしょうか。
○浜四津敏子君 三十年から五十年といいますと二十年の幅があるわけですけれども、多少アバウトな感じがしないでもありません。いずれにしても、このガラス固化体を覆っているステンレス鋼がその期間、高熱と強い放射能にさらされることになります。このステンレス鋼というのはこの期間十分に耐えられ...全文を見る
○浜四津敏子君 その三十年から五十年たった後の問題ですけれども、この貯蔵後、最終的にはどのように処分される予定でおられるのか。また、この最終処分後、地震とかあるいは容器の腐食によって中の放射能が漏れて地下水が汚染されるとか、あるいは飲み水や環境が汚染されるというような危険がないの...全文を見る
○浜四津敏子君 新聞の報道によりますと、高速増殖炉「もんじゅ」は、フラッシュタンクの設計ミスで水と蒸気が十分に分離できないことがわかったと、こういうふうに伝えられております。そして動燃は、設計する上での配慮が足りなかった、こう述べておられるようですが、この事故のために送電が約三カ...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、時間が迫ってきましたので、最後に、大臣に一言。  この「もんじゅ」につきましては、二月十二日に市民の方々の意見を聞く会を開いたというふうに伝えられております。大臣も御出席されたというふうに伝えられております。こうした対話の機会を持つということは非常に望...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
03月24日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第5号
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○浜四津敏子君 それでは伺います。  今回の改正のポイントは、先ほど御説明もありましたが三点あるということでございます。放射性同位元素の賃貸を認める、それから第二点が特定の機器について管理義務を合理化する、それから手続を簡素化する、この三点だということですが、その中でも主なもの...全文を見る
○浜四津敏子君 この三十年間で事業所が百倍になったというお話がありましたが、恐らく現場の要望というのはかなり前から、おっしゃるように数年前から非常に強かったんだろうというふうに思います。  できれば、これは要望ですけれども、そういう現場のニーズを上がってくるまで待つのではなくて...全文を見る
○浜四津敏子君 先ほどのお答えでは、今回の賃貸の対象となる機器は、ガスクロマトグラフ用ECD、電子捕獲検出器、こういう機器が対象になるということでございますけれども、この機器は、例えば水道の水とかあるいは空気の中の有害物質、あるいは食品の中の残留農薬含有量等の測定を行う装置である...全文を見る
○浜四津敏子君 こうした機器等については過去に何件か事故が起きています。例えば、平成四年二月から平成六年四月までの間に合計九件、うち七件が線源紛失、二件は照射用線源による被曝のおそれがあった、それから床の表面汚染があった、こういうふうに報告されております。  仮に、賃貸している...全文を見る
○浜四津敏子君 確認させていただきますが、そうしますと、賃貸している間にこうした事故が起きた場合の責任は、借り受けている使用者がまず第一義的に負う、それから、場合によっては製造物責任によって製造者が負うと。そうしますと、所有者の責任というのはこういう場合にはないんでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、次の改正のポイントの第二点ですが、特定の機器について管理義務の合理化を行う、こういうことになっております。  そして、先ほど放射性同位元素装備機器についての表示付制度について御説明をいただきましたが、放射線障害防止法におきましては、表示の付されていない...全文を見る
○浜四津敏子君 それから、二十条二項で、「政令で定める表示付放射性同位元素装備機器」、つまり管理義務の合理化の対象となる機器というのは現時点で具体的にどういうものを考えておられるんでしょうか。
○浜四津敏子君 ちょっと私、先ほど誤解しておりましたが、今回の賃貸の対象の機器というのは、この管理義務の合理化の対象となる機器であるガスクロマトグラフ用ECDを含めもっと広いわけですね。失礼いたしました。  そうしますと、この表示付ガスクロマトグラフ用ECDについては、今回の改...全文を見る
○浜四津敏子君 一方で、表示付でないガスクロマトグラフ用ECDもあるということですけれども、なぜこの使用が認められているのか。表示付でないECDに対する安全規制というのはどういうふうに行われているのか、御説明ください。
○浜四津敏子君 表示付でないECDについては、先ほどちょっと述べさせていただきましたような事故の例が発生しているわけですけれども、こうした事故は、今回対象とするこの表示付のECDにはなかったんでしょうか。
○浜四津敏子君 ということは、表示付のECDの方が表示付でないECDより安全であって望ましいということになるんでしょうか。
○浜四津敏子君 最後に、今回の改正は、医療機関、研究機関あるいは企業等、民間団体からの要望を踏まえて行われたというふうに理解しております。今回のこうした要望以外にも科技庁関係で提出されている要望はあるんでしょうか。あるとすればどのようなものなのか。また、そうした要望についてはどう...全文を見る
○浜四津敏子君 ありがとうございました。
03月24日第132回国会 参議院 地方行政委員会 第8号
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○浜四津敏子君 地方税法についての質問に入ります前に、ただいま御報告いただきました今回のいわゆる地下鉄サリン事件についてお伺いいたします。  御報告でも触れられましたが、この事件は対象が不特定多数の無差別殺人とも言うべきものでありまして、大変理不尽きわまりない許しがたい事件であ...全文を見る
○浜四津敏子君 また、このような事件の再発防止に向けての国家公安委員長としての決意のほどを自治大臣にお伺いしたいと思います。
○浜四津敏子君 それでは、地方税法の一部を改正する法律案についてお伺いいたします。  前回の改正と今回の一連の改正案は、不幸にも大震災によって家屋が滅失・損壊した方々にとりましては、十二分とは言えないにしても、大変いい施策ではないかと評価しております。  私はこの法案が出され...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、次に地域防災計画の見直しについて伺います。  今回の直下型地震を踏まえまして、平成七年二月六日付で、消防庁次長名で各都道府県知事に対しまして「地域防災計画に係る緊急点検の実施について」と題する通知が出されました。  現在の自治体の地域防災計画の多くは...全文を見る
○浜四津敏子君 また、報道によりますと、神戸市の各署に配備されている消防ポンプ車というのはわずかに基準の四四%に当たる六十四台にすぎない、こう報道されました。また、職員も基準の七〇%以下と言われております。  現時点における全国の消防施設、また消防職員の基準と実態を明らかにして...全文を見る
○浜四津敏子君 先ほどもお話ししました本年二月六日付の消防庁次長名義の通知でございますが、その中に「緊急に点検すべき事項」として「防災施設の整備について」、こういう項目が挙げられております。その中には「避難施設、水利施設、通信施設等の防災施設整備が被害想定に対応できるものであるこ...全文を見る
○浜四津敏子君 今回の大災害は、消火栓が全減して手が回らなかった、「延焼招いた「想定外」」、こういう記事にもなっております。  また、神戸市内の火災現場で調査を続けておられる神戸大学教授の室崎教授が、これは新聞紙上でございますが、「大地震の場合、消防力は必ず不足する。火災を消防...全文を見る
○浜四津敏子君 今回の震災では、神戸では幅の広い道路やあるいは並木道あるいは公園で火災がとまっていたという事実がございます。公園の整備あるいは緑の効用を生かした町づくり、災害に強い町づくりの必要性を痛感したわけでございます。今回の震災では二次災害とも言える火災によりまして多くの犠...全文を見る
○浜四津敏子君 最後に、これは通告しておりませんので今おわかりになる範囲で結構でございますが、先日、最高裁判所が定住外国人の地方参政権を合憲とする判断を示しました。非常に画期的な判決であると評されております。  自治省としてこの最高裁の判断に対する御見解がありましたら、それをお...全文を見る
○浜四津敏子君 検討すべきことはたくさんあるかとは思いますが、最高裁でこうした合憲の判断がなされたのでありますから、一刻も早くそれらを明文化した法律を規定する方向に向けて御努力いただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月27日第132回国会 参議院 地方行政委員会 第12号
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○浜四津敏子君 それでは初めに、最近の銃器情勢及びその背景についてお伺いいたします。  最近までは日本は世界一安全な国だと言われてまいりました。今、大臣御指摘のように、銃器に対する大変厳格な規制が行われてきたことが我が国の治安水準の高さを保ってきた要因の一つと考えられてまいりま...全文を見る
○浜四津敏子君 これ以上の銃の蔓延、拡散を防いで日本を銃社会にしないための対策について伺います。  対策としては三つの柱があると考えられます。  一つは、既に国内に存在している銃をいかにして多くまた早く摘発し押収できるかという点であると思います。  二つ目は、先ほどもお話に...全文を見る
○浜四津敏子君 また、現在、都道府県警察の中でけん銃捜査の専従組織が置かれているところが幾つかあると伺っておりますが、それはどこなのか、また今後全国的に捜査専従体制を強化促進する必要があると考えますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、水際作戦についてお伺いいたします。  密輸入阻止を実効あるものにするためには、各国との国際協力がどうしても必要になってまいります。日本で押収された銃の製造国で、一番多いのがアメリカ、二番目が中国、三番目がフィリピン、こういうふうに報告されております。 ...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは、三番目の国民の方々に対する広報啓発活動でございますが、これについてはどのような取り組みをなされてこられたのか、あるいはこれからどのように取り組んでいかれる御予定でしょうか。
○浜四津敏子君 それでは、今回の銃刀法の改正案についてお伺いいたします。  法の第二十七条の三にこう規定されております。「警察官又は海上保安官は、けん銃等、けん銃部品又はけん銃実包に関する犯罪の捜査に当たり、その所属官署の所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可を受けて、この法...全文を見る
○浜四津敏子君 今御答弁ありましたように、これまで捜査実務上おとり捜査というのは殊に薬物事犯については多く用いられてきたところであります。また、今御答弁にありましたように、一定の場合にはおとり捜査は許されるんだという前提でなされてこられたと理解しておりますが、そのおとり捜査が一定...全文を見る
○浜四津敏子君 わかりました。  先ほどのお話から総合して理解しますと、そうしますと刑事訴訟法上認められている捜査方法の一手法である、それから刑法三十五条の正当行為に当たる場合もある、それで一般的に一定の条件のもとであれば認められるというふうに警察庁としては理解しておられると理...全文を見る
○浜四津敏子君 そうしますと、ちょっとまとめさせていただきますが、この二十七条の三は、この方法によりおとり捜査が行われた場合には構成要件該当性を阻却する、そうでない場合には刑法三十五条の正当行為として違法性が阻却される場合があるというふうに理解してよろしいですね。
○浜四津敏子君 そうしますと、今後、捜査機関がけん銃等の譲り受けを捜査の一環としてする場合には、この二十七条の三の手続、つまり都道府県公安委員会の許可を受けて行われることになるわけでございますが、どういう場合に公安委員会としては許可を与えるのか、その許可の基準を示していただきたい...全文を見る
○浜四津敏子君 先ほどもちょっと出ましたが、捜査の実務上はおとり捜査というのは確かに用いられてきたわけでございます。殊に薬物事犯、あるいは時に売春事犯、そしてまたけん銃事犯についても、あるいは非常に少ない事例ではありますけれども窃盗事犯についても用いられたことがあると報じられてお...全文を見る
○浜四津敏子君 確かに今お答えにありましたように、秘密裏に行われる犯罪あるいは組織犯罪等についてはおとり捜査は非常に実効性の高い方法でございますが、一方で適正手続の要請に照らしまして相当性あるいは合理性による制約が当然必要になってくるかと思います。捜査として有効であるがゆえに乱用...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、三十一条の十そのクリーン・コントロールドデリバリーについてお伺いいたします。  このコントロールドデリバリーの捜査方法につきましては、麻薬特例法で既に定められた手法でございます。今回は、コントロールドデリバリーのうち、けん銃についてクリーン・コント...全文を見る
○浜四津敏子君 クリーン・コントロールドデリバリーはその中身を入れかえるわけですけれども、具体的にどういう方法で行われることになるんでしょうか。
○浜四津敏子君 それでは次に、テロ犯罪対策についてお伺いいたします。  一連のテロ事件あるいは凶悪事件が続いてまいりました。坂本弁護士一家拉致事件、それから松本サリン事件、あるいは仮谷さん拉致事件、地下鉄サリン事件、そして國松長官狙撃事件、こうした犯罪は犯罪史上例を見ない組織性...全文を見る
○浜四津敏子君 それでは次に、捜査一般の問題として、電話の傍受による捜査についてお伺いいたします。  法務大臣は、四月二十日の衆議院予算委員会サリン問題等集中審議におきまして、盗聴等の捜査手法の導入について次のように述べられました。これらの手法は適正手続保障の観点や憲法上の制約...全文を見る
○浜四津敏子君 これまでの電話の傍受による捜査について判例上も認められているというお答えでございましたが、確かに認めた判例は幾つかはございます。ただし、その中でこう述べられております。  電話の通話内容を通話中の当事者双方に知られずに傍受することは、憲法二十一条二項の通信の秘密...全文を見る
○浜四津敏子君 以上で終わります。ありがとうございました。
05月25日第132回国会 参議院 労働委員会 第10号
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○委員以外の議員(浜四津敏子君) 今おっしゃられたように、平成会案では介護休業制度の施行期日を企業規模を問わず平成八年四月一日としております。  その理由は、年間八万人に上る労働者の方々が介護のために退職しておられる、そうした大変深刻な現実がございます。また、急速な高齢化社会を...全文を見る
○委員以外の議員(浜四津敏子君) 平成会案では、国等は介護休業中の労働者に対しまして別に法律で定めるところにより、介護休業給付を支給するものとしております。また、これに加えまして、介護休業中の労働者の社会保険料をも免除することとしております。  その理由といたしましては、介護休...全文を見る
08月04日第133回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号
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○委員長(浜四津敏子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙により、委員長の重責を担うことになりました浜四津敏子でございます。  委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導と御協力をいただきまして公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございます...全文を見る
○委員長(浜四津敏子君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に斎藤文夫君、服部三男雄君、続訓弘君及び山口哲夫君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時十七分散会
08月08日第133回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号
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○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします、  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提...全文を見る
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(浜四津敏子君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  開会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一分散会
09月29日第134回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第1号
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○委員長(浜四津敏子君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙により、前国会に引き続き委員長の重責を担うことになりました。  委員会の運営に当たりましては、皆様方の御指導と御協力をいただきまして公正かつ円満な運営に努めてまいる所存でございますので、...全文を見る
○委員長(浜四津敏子君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に斎藤文夫君、服部三男雄君、勝木健司君及び山口哲夫君を指名いたします。     —————————————
○委員長(浜四津敏子君) この際、江藤総務庁長官、深谷自治大臣、塩谷総務政務次官及び網岡自治政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。江藤総務庁長官。
○委員長(浜四津敏子君) 深谷自治大臣。
○委員長(浜四津敏子君) 塩谷総務政務次官。
○委員長(浜四津敏子君) 綱岡自治政務次官。
○委員長(浜四津敏子君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十九分散会
11月08日第134回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第2号
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○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(浜四津敏子君) 本日の調査はこの程度にとどめます。本日はこれにて散会いたします。   午後五時一分散会
12月13日第134回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第3号
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○委員長(浜四津敏子君) ただいまから地方分権及び規制緩和に関する特別委員会を開会いたします。  この際、中山総務庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。中山総務庁長官。
○委員長(浜四津敏子君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  地方分権の推進及び規制緩和に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者...全文を見る
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(浜四津敏子君) 次に、委員派遣に関する件についでお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(浜四津敏子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時三十一分散会