早川勝

はやかわまさる



当選回数回

早川勝の1951年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第10回国会 参議院 労働委員会 第7号
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○参考人(早川勝君) 先ず最初に、今回の炭労関係中央四社の争議につきまして、重要な石炭の生産を停止するに至りましたことにつきまして、経営者といたしまして誠に世間一般に対しまして申訳ないと思つております。又国会の皆様がたにも御心配をおかけ申上げましたことをここにお詫び申上げます。お...全文を見る
○参考人(早川勝君) 私から申上げます。今原さんのお尋ねの点でございますが、私どもとしても別段法律によつて設けられておりますところの調停機関を信頼しないというわけではないのですが、ただ先ほど私からも申上げましたように今度の争議の一つの形の上の特徴として、十分に双方が論議をして、問...全文を見る
○参考人(早川勝君) 実は労働協約と申しますか、あの総則各論を持つてちやんと体系的になつた労働協約を作つておる所は実は少いのであります。少い事情は一昨年の夏頃までは大体割合に行き渡つておつたのでございます。併しながらあの法律の改正と共に期限が切れまして、それで無協約状態が一応出て...全文を見る
○参考人(早川勝君) 政治的という意味にいろいろございますが、もとより制限をいたすというつもりは最初からどこの労働組合も持つていないと思いますが、えてして今までの争議で、問題を解決しようとか、收拾しようというために、実力行使をやるグループの人と、社会の混乱を起す、或いはいろいろな...全文を見る
○参考人(早川勝君) それは冒頭で私から申しましたが、北海道については特殊な事情がございますが、大手が二十社くらいですが、大体現状を見ますと一人の坑夫に月額二千円乃至三千円はそういう厚生費といいますか、福利費的な支出になつておるようであります。尤もそれは会社の支出額がそうなつてお...全文を見る
○参考人(早川勝君) その当時は労銀は大体コストの中で三五%から四〇%でございました。で一時戰後むちやくちやに膨れましてそのコストの中の六〇%近くのものになつておりました。現存五〇%前後になつて、まあ改善はしつつあるわけです。併し昔に及ばない理由は一人当りの出炭能率がまだ低い。言...全文を見る
○参考人(早川勝君) それは設備資本を投入して坑内の合理化を図ると申しますか、いいところへいい機械設備を投入して、最近新らしい方法もどんどんできております。そういう方法を以てすれば私は不可能でないという見通しを持つております。ただそれには時間と金がかかるということが前提になつてお...全文を見る
○参考人(早川勝君) これは簡單に適者生存だと言つてしまえばそれまででございますけれども、併し現実に一松さんのおつしやいましたように、それで事業をやり、それで食つて行く人が多いのでございます。一口に大きく申しますと、自由経済時代になつて随分炭鉱の体廃止が行われましたが、今ございま...全文を見る
○参考人(早川勝君) それは残念ながら、現在すでに借りておりますところの復金、それから見返資金、市中銀行、それから関連産業に対してまだ返さなければならぬところの不義理がたくさんございます。これのほうに削られておりますから、多少バランスの上で黒字が出ましても、新鉱開発まではとても行...全文を見る