早川勝

はやかわまさる



当選回数回

早川勝の1952年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月29日第15回国会 衆議院 通商産業委員会 第5号
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○早川参考人 私は日本石炭鉱業連盟専務理事の早川勝でございます。ただいま委員長からのおさしずによりまして私の意見を申し上げたいと思います。  まず何よりも先に、今回の長期ストライキによりまして、一般国民の皆様方に多大の御心配、御迷惑をおかけしていることをごの場所より衷心おわび申...全文を見る
12月02日第15回国会 衆議院 労働委員会 第4号
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○早川参考人 石炭連盟の早川でございます。何よりも先に、長いストライキのために、大勢の消費者国民各位に御迷惑と御心配をかけておりますことを申訳なく思つております。委員長から問題点を述べよとのことでありますので、要点のみをまず申し上げます。  炭労と経営者側の連盟との争点は、いろ...全文を見る
○早川参考人 中労委の問題につきましては、私初めて耳にいたしたのでございますが、過去何べんか炭鉱の労働問題について、中労委のごやつかいになつた経験があるのでございます。ただ、中労委が問題をしずめようというだけのことでお扱いになつたような経験がございます。今度の場合におきましては、...全文を見る
○早川参考人 御親切なお言葉で恐縮でございます。ただ私どもが現在立つております立場から申しましてですが、国民の皆様の御迷惑、また炭鉱労働者の生活の現状についても、非常に心を痛めておるのは事実でございます。しかし組合の指導部の現存私どもに対していどんで来ております実力行使及び闘争は...全文を見る
○早川参考人 先ほど炭鉱の労働者の生活が非常に困難になつているということについて、御指摘になりましたが、私もそう思います。それは一、二の炭鉱では、まだ闘争力があるというところがあるかもしれませんが、私どもは実際に従業員のことをいつも考えておるのでありますから、その点は知つておりま...全文を見る
○早川参考人 ただいまお話の一番初めは、自説を曲げない態度では、さつぱり話が進まぬのじやないかという意味でお話があつたと存じますが、自説と言つても、私ども我利々々の立場で言つておるのではないのであります。これが日本の経済全般のために一番正しくて最良だと思えばこそ、今までこの大損害...全文を見る
○早川参考人 炭労の要求の理論をたたいたことについて、御批評がございまして恐縮でございますが、別に勝ち誇つたわけではございません。理論闘争の段階において、理論的にこれを論破いたしまして、その反論がなかつたということでございます。先方の理論というものはくつつけたものではないかという...全文を見る
○早川参考人 最後の点でございますが、ストをやめろという意味ではございません。これは組合がやめるかやめないかは、自主的にきめることであります。しかし、ストライキの圧力中に交渉を持つて、そしてその圧力を受けながら私どもは譲歩して、ほんとうに誠意をもつて二十四日以来昨日までその解決に...全文を見る
12月08日第15回国会 参議院 労働委員会 第5号
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○参考人(早川勝君) 先ず何よりも先に、この長い間炭鉱のストによりまして国民全般に多大の御心配と御迷惑をおかけしておりますことを深く済まないと思つております。又国会の議員諸公におかせられましても、いろいろと御心配頂きまして誠に恐縮に存じております。なお、先回の委員会には当石炭連明...全文を見る
○参考人(早川勝君) お答えいたします。累年一割程度ずつ一年間一年間をくつて見ますと、協定期間ずつ見ますと、一割ぐらいずつは確実に上つておると思います。そうしてまあ少し組合に対して挙げ足を取るようなお言葉で悪いのでございますけれども、組合側としてはもう自分たちは完全な努力をしてお...全文を見る
○参考人(早川勝君) 只今炭労側と、私ども連盟との間で行なつている賃金交渉は統一交渉でございます。但し全部統一ではございませんで、十数社の統一交渉をやつております。但しそのうち非常に自然條件等が急変して参りました社がございまして或いは又極く企業……。仕事を始める企業の準備中の炭鉱...全文を見る
○参考人(早川勝君) 一カ年ごと……。
○参考人(早川勝君) お答え申上げますが、協約の期間の取方にもよるのでございますけれども、丁度下期を含めまして、来年の三月までを入れて考えますると、やはり一割は当然上るものと考えられるのでございます。
○参考人(早川勝君) 一応傾向値としてそういう判断をしております。それから企業努力で設備を改善します際の資金の投入の時期とか、或いは施設の実際に着手する方法とか、程度とかいうものによつて時期的には早まつてみたり、ずれたり、或る時期には頭打ちになる。或いは急速に進むということも考え...全文を見る
○参考人(早川勝君) 今ちよつと非常に物価の変動がございますので、今手許にそのときの資料を持つておりませんが、あとでお届けしてよろしうございますか。
○参考人(早川勝君) 坑内の仕事と坑外の仕事の性質が違いますことは御存じであります。従つて労賃の上にもそれが反映いたしまして、従前は自然に水準がきまつておつたようでございますが、戦後労働組合と全国協定をするようになりましてから、坑内夫と坑外夫の労賃を或る格差を設けることが妥当であ...全文を見る
○参考人(早川勝君) 他産業と比べる場合の炭坑側のあれは、坑外を元にするかというお尋ねでございますが、それは他産業とほかのいろいろな條件が等しいように、何といいますか、違つた條件を、抜き放しましてやる場合には、それは坑外と一般の産業と比べるという方法もあると思います。それから又金...全文を見る
○参考人(早川勝君) 必ずしもそうでございませんので、例えば官庁統計として権威が認められております毎月勤労統計等におきましては、やはり全部で比べるという場合もございます。
○参考人(早川勝君) さようでございますか。国家公務員がもう御案内のように上のほうが事務次官まできまつておりますので、これは全部突つ込めてどうこうというわけには行きにくいと思うのであります。それからベースと申しまして、基準賃金という言葉が戦後出ておるわけでございますが、まあ仮に公...全文を見る
○参考人(早川勝君) 簡単に申上げますが、私が理解しておるのは、理論生計費の一種である。ヨーロツパでそういう制度が一応始まりまして、社会保障のときの給付額をきめるのに、そういうのが利用されて来ておるというふうに理解しております。それは理論生計費の一種でありますので、理論的な、まあ...全文を見る