早川勝

はやかわまさる



当選回数回

早川勝の1955年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月09日第22回国会 衆議院 社会労働委員会公聴会 第1号
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○早川公述人 私は、石炭の経営者団体であります日本石炭鉱業経営者協議会の専務理事をいたしております。その関係上、使用者の立場から、この法案につきまして若干の意見を申し上げたいと思います。  けい肺病につきましては、病気が病気でございますので、使用者、経営者といたしましても、非常...全文を見る
○早川公述人 ただいまお尋ねの、この法案に対する私の意見をもう一度繰り返して要旨を申し上げますと、先ほども申し上げましたが、療養期間が三年経過してもなお治癒しないという病人に対しては、千二百日、およそ六年間分に当るところの打ち切り補償を支給して、法律上自後一切の補償責任が免ぜられ...全文を見る
○早川公述人 実は計数の基礎が私どもにはわからないのであります。それで労災保険のやつにくっつけて割りつけますとどれくらいになるかという見当がつかないのであります。
○早川公述人 この点については、まだきまっておりません。しかし、またきめるべきものでもないと思っております。法律論だけで申し上げますと、この法律は、基準法、労災法とは全然別個の観点であるというふうな説明を聞いておりますので、千二百日に及ぶ打ち切り補償が済む、そのあとからこの法律が...全文を見る
○早川公述人 結局平均賃金の六割でございます。普通に療養する間は一年を三百六十日といたしまして、それに三分の二をかけたのであります。そういう算式技術を使っているのですが、役所の数字ですから、その方からお聞きになるのが妥当と思います。私の承知している限りを申しますと二百四十日になり...全文を見る
○早川公述人 少し冷やかな言い方になるかもしれませんが、議論といたしますれば、肺結核患者のような、まことに気の毒なむずかしい病人につきましては、これをしまいまで長期にわたって私企業、個々の企業がかかえておれるものかどうか。理屈としては出てくるわけでありますが、そういう者こそ、社会...全文を見る
○早川公述人 非公式の席上でありますから——申し上げなければなりませんか。
○早川公述人 それは労働省の事務次官からそのことを伺っております。
○早川公述人 ただいまの御質問でありますが、その意味においては反対であるという点は、どういう点でございますか。
○早川公述人 その通りでございます。事柄はそこにさかのぼって論議する問題でございますし、私としては反対でございます。
○早川公述人 現実に、仰せられます通り、実に石炭業界は今日は崩壊寸前といいますか、その中に足を踏み込んでおる状態でありますので、出費がふえるということについては、ほんとうにつらい立場でございます。これは率直にそういう状況になっております。
○早川公述人 二、三年前といいますか、昭和二十七年の夏過ぎから、急速に炭況は悪化の一途をたどっております。
○早川公述人 それは事業にもよりますが……。
○早川公述人 石炭産業が全部よかったとは申せませんし、それは個別にはいろいろ問題があろうと思います。それよりも、私が申し上げておるのは、法律の性格なり建前の立場から申し上げておるのですが、現実に使用者負担ということでございますれば、現在は特にひどい影響が、ことに中小炭鉱なんかには...全文を見る
○早川公述人 現在、今日の段階においては反対であるとは申しておりません。ただ現場において、診断をめぐった問題は、先ほどからも展開されたようなこともございますし、また実際の計数の基礎を押えて、どんな状態になるのかというような不安を持っておりますので、基礎的な考え方としては、なお不安...全文を見る