早川勝

はやかわまさる



当選回数回

早川勝の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○早川委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となりました湾岸地域における平和回復活動を支援するため平成二年度において緊急に講ずべき財政上の措置に必要な財源の確保に係る臨時措置に関する法律案に対して、反対の討論を行います。  米ソ冷戦の構造が終わり、新しい世界平...全文を見る
03月01日第120回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
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○早川小委員 先ほど銀行局長の最近の金融機関の経営状況、背景等の御説明の中で、金融機関の不祥事の問題に触れられたのですけれども、大蔵省はいろいろ調査されたと思うのですけれども、それらの調査を通じまして、金融機関内部の原因によるものだというのか、あるいは行政的な面での対応でおくれた...全文を見る
04月09日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○早川委員 金融四法の審議でございますけれども、そのうち私は国際的な金融二法について中心に伺いたいと思います。  その前に、実は三月一日、金融・証券小委員会が開かれたわけですけれども、そのときに私が質問して銀行局長がお答えいただいたわけですけれども、つまり最近新聞、テレビ等含め...全文を見る
○早川委員 局長今三点を強調されたわけですが、新聞等で拝見しますと、住友銀行に対して半年間の調査をされて、三月二十六日にいわゆる指導要綱である示達書というんですか、それを出されて、一カ月後とか報告を出してもらうというようなことが報じられているわけですが、この示達書の性格なりその内...全文を見る
○早川委員 大蔵省は銀行検査をして、それから日銀は考査、三年に一度だとか聞いております。したがって、その金融機関にとっては一年半とか場合によっては毎年だとかそういう検査を受けるという話を伺っております。住友銀行については 日本銀行、日銀考査、検査じゃなくて考査というわけですかが...全文を見る
○早川委員 いわゆる行政指導との絡みでもう一点具体的に簡単に伺いますが、大阪府民信用組合について、また新聞をにぎわせたわけですね。もちろん信用組合ですから、ここですと都道府県で府が監督官庁、こう言われるかもしれないですが、この問題について大蔵省は三年前にこういった問題を、この組合...全文を見る
○早川委員 大臣に決意のほどを伺いたいのですが、これから金融の自由化等がどんどん進むということで、自由化というのは金融機関の独自性なり自由裁量権がかなり広がるわけです。それは時の流れとして避けられないと思うのですが、基本的には、国民、預金者等が基本になければいけないし、金融機関は...全文を見る
○早川委員 湾岸戦争も実質的に停戦になっているわけですけれども、いまだ最終的には停戦状態になっておりませんけれども、国連決議六百六十一号が昨年の八月六日採択されまして、いわゆる経済制裁がとられたわけです。我が国においても外為法だとか貿易管理令、輸出入含めまして実施したわけですけれ...全文を見る
○早川委員 相当な効果ということで、今局長紹介いただいたわけですけれども、何か定量的なものを含めて、いや我が国も経済制裁をやったんだよ、協力しました、そして、本来ならばイラク、クウェートもあるわけですけれども、イラクに対してこれだけの資金が、通常スタンダードな取引においては何億ド...全文を見る
○早川委員 していないということはできないということと同義語じゃないと思うのですけれども、二度三度起きては困るわけですけれども、単なる、みんなそろって世界が共同歩調をとったから効果があった。共同歩調をとったということは事実そうですけれども、そうじゃなくて、実際にどうなったんだとい...全文を見る
○早川委員 今回の外為法というのは、いわゆる日米構造協議のいわば約束を果たすのだということがあったわけですけれども、この間発表されましたアメリカの通商代表部のいわゆる障壁報告と伝えられておりますけれども、その中に、米の問題だけではなくて、投資障壁という項目がありまして、直接投資に...全文を見る
○早川委員 大臣が名古屋の米州開発銀行の年次総会から、出席されて戻られているわけですが、これから四月だけでも、欧州復興開発銀行の総会が中旬にロンドンで行われるとか、あるいはアジア開発銀行がバンクーバーで下旬に行われるとか、そして世銀とIMFの合同開発委員会が末にワシントンで行われ...全文を見る
○早川委員 そういうことを答弁されると思うのですが、「ファイナンス」の昨年の十月号に、垂水アジア開発銀行総裁が「アジア開発銀行の現状と課題」ということで講演をされていまして、これが掲載されているわけですね。それを読ませていただいたのですが、日本のこれからの国際金融機関での役割、資...全文を見る
○早川委員 大臣、答弁の中で最終的に言われたことなのですけれども、ある学者の本からデータでつくってみたのですが、一九九〇年と一九五〇、つまり四十年前ですね、今、昨年と四十年前のそれぞれの一人当たりの経済的な力、総生産がどう変わったのかというのを表にしてみたら、先進国、先進市場経済...全文を見る
○早川委員 最後に、検討していただきたいということで要望を申し上げて私の質問を終わりますけれども、ODAが一兆五千億ですか、新年度予算ではたしかそうなっていましたけれども、そういったことを考えますと、これからのことを考えて社会党は提案しているわけですが、国際開発協力基本法をつくる...全文を見る
○早川委員 終わります。
04月25日第120回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第7号
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○早川委員 大臣の所信に対する質問をさせていただきます。午前中に当委員会で何点か質問されて重複する部分もあるかと思いますけれども、私なりの考え方もございますので、自分の考え方を述べながら大臣の所信を伺いたいと思います。  最初に、土地問題ということで幾つか問題があるわけですが、...全文を見る
○早川委員 手近なところにある資料等を見まして、今日の土地高騰によってどんな問題が社会問題を含めて起きているのかということで調べてみたのですのが、総理府ですか、「政府の窓」四月十五日に国土庁の解説がありまして、今大臣が言われた土地や住宅取得の夢を奪ったという問題と資産格差の問題、...全文を見る
○早川委員 いや私は、こういう問題は大臣がどういう感想を持っておられるかというのを聞きたいのです。それで、その施策は議論の中でつくり上げていけばいいと思いますので、ぜひ伺いたいと思います。
○早川委員 つまり非常に重要な問題で、これから全力を挙げて諸施策を講じていかなければいけない、これは共通認識だと思うのです。  そこで今回の、今回という表現をさせてもらいますけれども、地価高騰は戦後三回目だ、こう言われています。その三回というのは一、二、三、どういう状況があった...全文を見る
○早川委員 また後ほどこの問題については触れたいと思います。  そこで、第一回目のときは供給策が講じられた、もちろん税制もそういった措置が講じられたわけです。二回目としては、四十七、八年のときには投機抑制のための手だてが講じられたということなんですが、今回そういった中で税制と金...全文を見る
○早川委員 端的に伺います。  日経連の鈴木会長は、地価税の〇・三%、初年度〇・二%ですが、この税率では不十分と言わざるを得ない。法律は五年ですが、附帯決議では三年という見直しの附帯決議がつきましたけれども、鈴木会長は、三年をめどに見直すとのことだが、実効が上がらなければ毎年で...全文を見る
○早川委員 二人の方の見解を紹介しながら大臣の見解を求めたのですが、今の説明から伺うと、必要があれば税率を上げることを含めてやった方がいいというふうに理解をさせていただきたいと思います。  それから、土地政策審議会が四月八日、企画部会ですか、この中でやはり開発利益の吸収の問題、...全文を見る
○早川委員 地価暴騰二回目のいわゆる列島改造、狂乱物価のときに、それに対する対策として社会党と公明党さんが、また野党が空閑地税だとかいろいろ議論した中で、社会党と公明党さんで土地増価税という法案をつくって大蔵委員会に出したわけですね。今から十五年前です。そのときに、今行われている...全文を見る
○早川委員 私が聞きたいのは、地価高騰に対する責任者である大臣としては公定歩合の引き下げには反対だということを言っていただければ私にとってはいいわけでして、今総理大臣のような答弁をされて、物価と国際収支を含めて総合的に勘案してというのは、日銀の総裁もそう言うかもしれませんし、大蔵...全文を見る
○早川委員 地価高騰は戦後三回目、先ほど昭和の年号で言われたのですが、西暦でそれなりに言ってみますと、一九六二年が第一回、一九七四年が二回目、それから三回目が一九八六年、今日まで続いているとすれば、ある人が指摘したのですが、十二年サイクルで上がってきているのですね。したがって、一...全文を見る
○早川委員 冒頭言われたことが逆に心配になりまして、そういったデータは知りませんと言われると、そうじゃなくて決算書を見れば出るわけでしょう。ここに書いてありますように、各予算の繰り越し明許費がどれだけ繰り越されているかというのを見ればわかるわけですね。白書等をつくっているわけです...全文を見る
○早川委員 土地対策、住宅対策との絡みで、国公有地の利活用についてということで、平成三年度にも、あるいはまたどの白書を見てもそういう項目がございます。  大蔵省は、「大都市地域の国有地の使用状況の点検について」というのを出されて、公務員住宅用地を含めてもっときちんとやらなきゃい...全文を見る
○早川委員 土地問題については、それこそ首都移転だとか分都だとかいろいろな話で、とにかく東京圏、首都圏から外そうということも一つの手だて、課題だと思うのですが、そういったことを考えるとぜひ全国的にやらなければいけないのじゃないか。それは、地方の方がまたゆとりがあるわけでして、そし...全文を見る
○早川委員 終わります。
11月27日第122回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号
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○早川議員 伊東委員の質問にお答え申し上げます。  その前に、最初に、社会党がいわゆるこの国際平和協力法案を提出いたしたわけですけれども、その前段といたしましてぜひ御理解いただきたいという社会党の考え方を御指摘したいと思います。  それは、国連が今総会を含めまして議論されてい...全文を見る
○早川議員 今御指摘のとおりでございまして、社会党案は非軍事、文民、民生ということでございますので、政府提出案のような、自衛隊を出すということを一切前提としておりません。ということと、社会党案に第五条でも書いてございますけれども、実施計画を出すんだ、そして、しかも国会の承認という...全文を見る
○早川議員 この協力機構を設置するわけですけれども、そして協力隊員を編成いたしますけれども、基本的には、一つは、まあ三区分という表現が適切かどうかわかりませんけれども、その機構の、常設機関でございますので、そこに常勤をしている専任の方がおります。専属の方ですね。それと公務員、地方...全文を見る
○早川議員 お答えいたします。  外務大臣の所管するいわば特殊法人ということを考えておりまして、人員の構成、今委員復唱されましたけれども、その中で、常設の機関であります機構の専従者というのは大体三百人程度確保し、そしてトータル、先ほど公務員、それに協力をいただく公務員とそれから...全文を見る
○早川議員 公務員の身分は、国家公務員、地方公務員ございますけれども、身分はそのままでございまして、そして外務大臣がそれぞれ、法案に書いてございますけれども、公安委員会等々にそれを、ここに出向という形を、協力機構に出向をしてもらいたいということをいわば依頼するわけでございますので...全文を見る
○早川議員 そのとおりでございまして、公務員としての仕事としてやっていただきたいというふうに考えております。
○早川議員 この法律を、ぜひとも院の御賛同を得まして成立させていただきまして、その時点でこの機構の組織法を整備し、とにかくきちんとした方針、基本法、こういうものをつくっていただいて、そしてそれを執行する組織、機関をきちんと内容を詰めてということを段取り的に考えておりますので、御理...全文を見る
○早川議員 先ほども答弁いたしましたけれども、文民のやる活動範囲の一つに文民警察という項がございます。民生のためにということを考えてみますと、そういった分野でも協力するのが望ましいと考えております。その文民警察というのは、やはりそれなりの専門家でないといけないということを考えてみ...全文を見る
○早川議員 お答え申し上げます。  今、伊藤茂提案者からるるPKOの将来の活動を展望した国連協力あるいは国際協力をしなければいけないという答弁をいたしましたが、それを受けまして、今委員御指摘のような法文の内容になっております。  問題は、社会党の案におきましても、できるだけい...全文を見る
○早川議員 先ほど上原議員が答弁いたしましたけれども、補足させて答弁、最初にさせていただきます。  先ほど、停戦後の規定がないじゃないかという御指摘でございますけれども、第二条の合意、中立性というあの三条件を盛り込んでございます。それと同時に、第五条に、やはり同じように国際平和...全文を見る