林久美子

はやしくみこ



当選回数回

林久美子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○林久美子君 平成会の林久美子こと但馬久美でございます。  まず、芸術、文化振興について二点、それからその後、日本人学校について御質問させていただきます。  総理は、施政方針演説で教育における規制緩和の重視について決意表明されました。一月二十四日には、文相から総理に対して教育...全文を見る
○林久美子君 引き続いて、大臣はどういうお考えでいらっしゃいますか、お伺いしたいと思います。
○林久美子君 ありがとうございます。ぜひ本当によろしくお願いしたいと思っております。  それで、ちょっと提言させていただくんですけれども、青少年の文化活動への参加機会の拡大策として、小中高校生を対象に国立博物館及び美術館の拝観料を原則として無料にしていただきたい。  これは私...全文を見る
○林久美子君 この点に関して、大臣はいかがでございましょうか。私は、本当に無料にしていただきたいと思っているんですけれども。
○林久美子君 では、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、日本人学校について質問をさせていただきます。  ペルーの日本大使公邸の人質事件は、もう既に二カ月を過ぎております。いまだに七十名以上の方が大使公邸の中に監禁されておりますけれども、本当にこの事件に対しては心から...全文を見る
○林久美子君 はい。
○林久美子君 そこで、お伺いしたいんですけれども、文部省の来年度の予算に、今おっしゃった在外教育施設派遣教員安全対策巡回指導班の派遣として新規に二百三十七万円を計上されております。これは今おっしゃいましたそのお話を伺いまして、治安の厳しい地域に所在する在外教育施設の巡回指導のため...全文を見る
○林久美子君 今までも巡回指導をしていらっしゃいますね、年に七回から八回ぐらい、海外子女の教育のために。その担当官を中心に巡回指導をされておりますけれども、これとはまた別途の派遣班を派遣していらっしゃるのでしょうか。
○林久美子君 ちょっとわかりにくいんですけれども、もう少し具体的にお願いいたします。
○林久美子君 わかりました。私は、両方ともそれができればいいなとは思います。  それでは、もう一度文部省にお尋ねいたします。  いざというときのインターネットの有効性はもう阪神・淡路大震災においても実証されております。この際、一方通行の通信というよりも双方向の通信が大事であり...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございます。  授業料など、日本人学校における父兄の負担が非常に高いと聞きます。もう悲鳴を上げているところもありますけれども、一方当該国からの援助によって低く抑えられているところもあると聞いております。国内であれば義務教育の無償という憲法二十六条で保障さ...全文を見る
○林久美子君 本当に日本は経済大国でありまして、海外にいる日本人学校の人たちの父兄に対する軽減というのはぜひもう少し考慮してあげていただきたいと思っております。  ところで、今に続くんですけれども、日本国内における諸外国の教育機関に対する我が国の支援はあるのか。ギブ・アンド・テ...全文を見る
○林久美子君 この中で、どういう国の学校が含まれておりますでしょうか。
○林久美子君 どうもありがとうございました。  また、国際化の時代において、国連機関において各国の在外子女の教育についての話し合いがどう進められているのか。  例えば、これは提言なんですけれども、各国の在外子女を一堂に集めて教育する。もちろん、希望によっては教室をそれぞれ別に...全文を見る
○林久美子君 これから本当に国際化が進みまして、教育もそういう面で国連が関与していけるような、そういう学校ができるようになったら、私はやっぱり夢として、全世界の子供たち、またそういう関連の人たちが集まって一つで教育できるようなところができたらいいという希望を持っております。  ...全文を見る
○林久美子君 大体私も伺っているんですけれども、やはりそのバランスというのは、本当に現地の人にとっても非常にいろんな思いをしていらっしゃいます、私は現地の方から聞いている話なんですけれども。そういう意味で、日本からもぜひ協力をしていただきたい、そういう思いはありますので、よろしく...全文を見る
○林久美子君 どうもありがとうございました。これで終わります。
03月19日第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○林久美子君 石先生、そして山崎先生、きょうはありがとうございます。  まず、石先生に一点だけお伺いいたします。  先生の参考資料を読ませていただきまして、財政悪化と財政硬直化の現在ではありますけれども、さらに近い将来は巨額の債務残高と経済成長率の低下は欧米各国以上に財政悪化...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。
03月27日第140回国会 参議院 文教委員会 第5号
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○林久美子君 平成会の林久美子こと但馬久美でございます。  きょうは、文化・生涯学習に関することについて細かく質問させていただきたいと思いますので、簡潔にお願いしたいと思います。  まず初めに、ことしに入ってO157で死者を一名出しましたが、この病原菌のことに関して、厚生省と...全文を見る
○林久美子君 ぜひはっきりと本当に、マスコミにもきちっとした報道をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、同じ点についてでございますけれども、今度は文部省にお尋ねいたします。  今回、学校給食におけるO157の対策は盤石であるかということと、そ...全文を見る
○林久美子君 ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、文部大臣にお伺いいたします。  去る二月二十日の地方分権推進委員会第一次勧告指摘事項の前倒し措置についてです。  内閣官房から二十二項目が発表されました。この中で文部省関係は三項目ありまして、一つは幼児教育、それから...全文を見る
○林久美子君 それでは、その中での青年の家や少年の家が、ある県においてでありますけれども、行革の一環としてリストラの対象になっております。これは廃止の方向で進められて、市町村へ移管されようとしております。この担当者にお話を聞きますと、当初の使命が達成されたので、県としては廃止の方...全文を見る
○林久美子君 そういう中で、もし仮に廃止後ほかの機能に衣がえしていくという場合には、助成された施設であれば、その自治体に対してどういうことを要求されますでしょうか。
○林久美子君 青少年の施設としての機能を保障されて移管された事例を見ても、運営委員会が廃止されたり、青少年の施設に教育委員会の事務局が設置されるなど、青少年の施設としての機能が大幅に低下しているんです。  事例からいって、移管するにしても慎重な対応が要求されると思いますが、文部...全文を見る
○林久美子君 それでは、今回の平成七年度及び平成八年度における助成を受けている青年の家や少年の家の処分申請について実態を明らかにしていただきたいと思います。  一点は耐用年数の経過したもの、二点目は耐用年数の未経過のもので補助金を没収されたもの、また三点目は未申請で用途変更した...全文を見る
○林久美子君 私は、二件あると伺っておりますけれども、どうなっているんでしょうか。
○林久美子君 では、これは後でもう一遍きちっと伺いますけれども、結局、三十一件そうやって処分を行った施設の内訳があるわけなんです。私は、ぜひ文部省はしっかりとこれを見ていっていただきたいということを強く要望いたします。  それでは、大臣にお伺いいたします。  文化・生涯学習の...全文を見る
○林久美子君 ぜひそのようにお願いいたします。  今現在、いじめや登校拒否とか家庭内暴力等の問題のみならず、薬物乱用とか性非行などの青少年の問題の社会問題が指摘されております。さらにまた、少子化問題、環境問題など今日的また将来的な青少年の問題が大きく浮上しておりますけれども、知...全文を見る
○林久美子君 そうすると、九年度の概算要求から公立少年の家に対する助成が外されていますけれども、その理由は。
○林久美子君 地方公共団体にその財源を渡して、そして独自の判断で自由に使えるような体制がとれれば、それはもう本当にそれにこしたことはないと思います。  それでは、最後に文部大臣にお伺いいたします。  青年の家や少年の家で行う各種プログラムは、学校の授業から見ても補助的な観念が...全文を見る
○林久美子君 ぜひそのように本当にお願いいたします。どうもありがとうございました。
04月08日第140回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○林久美子君 平成会の林久美子こと但馬久美でございます。  障害者の教職員雇用、そして就業に関する質問をさせていただきます。  まず、総務庁と文部省にお伺いいたします。  総務庁の行政監察局によりますと、国や市町村の非現業部門は法定雇用率が二・〇%ですが、実雇用率はそれぞれ...全文を見る
○林久美子君 では、今の話を受けまして労働省にお伺いいたします。  この行政監察局の勧告によりますと、「実雇用率の算定に当たっての除外職員とされていない中学校及び高等学校の教員の数を採用計画及びその実施状況に係る通報書等に含めないものとし、実質的に採用計画の作成を免除する特例的...全文を見る
○林久美子君 それでは、今度文部省にお伺いいたしますけれども、労働省が今、平成六年に特例措置はないとおっしゃいましたね。そうしたら、昭和五十一年にこの大改正がありまして、それ以来法定雇用率の義務規定が実施されるようになったようですけれども、それ以来約二十年間のこの採用計画の免除が...全文を見る
○林久美子君 現在、教員になろうという学生さんが少ないということを挙げられましたけれども、これは受け入れ側の教育委員会が、身障者の教員を採用するに際してのさまざまな配慮、例えば、どれだけ学校の施設を身障者に対して改善するとか、また、教員としてやっていけるのかどうかという不安を払拭...全文を見る
○林久美子君 最近、新聞にも特に障害者の教員に対しての記事がよく載っておりますし、また、今本当に弱い弱者に対しての優しい心というか、そういうものを教職員の中にも芽生えさせていただきたいためにも、やはりこういう雇用は本当に大事だと思っております。  その中で、先ほども何遍も出てお...全文を見る
○林久美子君 時間もありませんので。  難しいとか、それで少ないとかと申しますけれども、現状はやはりいろんな方々がいらっしゃって、私、先日、労働省管轄の障害者の雇用情報センター保管用のビデオを見せていただきました。身障者の職業に対する意識が強いということはもう世界各国ともに同じ...全文を見る
○林久美子君 どうもありがとうございました。時間が参りましたので。
04月16日第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○林久美子君 両先生、きょうはありがとうございます。  私は、まず井上先生にお伺いいたします。  社会資本の整備で現在問題になっているハード面とソフト面というのもありますけれども、国と地方、いずれが整備した方が効率的かまた住民サイドの利益になるかという点でありますけれども、そ...全文を見る
05月13日第140回国会 参議院 文教委員会 第11号
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○林久美子君 平成会の林久美子でございます。  田沢先生、山下先生と少し質問はダブるんですけれども、少し細かくお伺いいたします。  文部省は、昨年の九六年度の予算段階までは放送衛星、BSによる放送大学の全国化を目指してまいりました。そのために予算を百億円計上し、番組を衛星に飛...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございます。  CSデジタル放送を使用しての放送大学は全国展開していきますけれども、現在の放送大学の在学生は、入学金が今一万八千円で、一単位の履修のための学費が四千円です。卒業に必要な百二十四単位の全体の学費が四十九万六千円ですけれども、CSデジタル放送...全文を見る
○林久美子君 先ほどと話は随分ダブるんですけれども、放送大学のCSデジタル放送による全国展開になりますと、まず単位互換の協定がほかの大学と結ばれていくと予想されております。ビデオ化で勝手に使用される懸念がありますけれども、いわば放送内容の著作権の保護については今後どういうふうに検...全文を見る
○林久美子君 いい番組をまた授業で使うということになりますと本当に侵害になってまいりますし、その点は文部省がしっかりと監視していただきたいと思っております。  では最後に、時間がありませんので。この放送大学卒業生の社会における評価は決してよくないんですね。ただ、講義内容や教員の...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。
05月22日第140回国会 参議院 文教委員会 第12号
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○林久美子君 平成会の林久美子でございます。  ほとんど馳議員と同じような質問をきょう用意してきたんですけれども、なかなかこの著作権の問題は難しい。そしてまた深いものがあります。著作権という言葉についてはもう一般化しておりますけれども、内容については余りよく知られていない部面も...全文を見る
○林久美子君 そのように本当に大事な部分だと思うんですね、人間形成の上においても。著作権のこういう深いところからやっぱり人間のモラルとかそういうものがきちっと形成されていくと思いますので、特に私は小・中・高、この辺が本当にしっかりと教育で取り上げていただきたいと思っております。 ...全文を見る
○林久美子君 本当によろしくお願いいたします。  次に、インターネット上の音楽配信における著作権料についてでありますけれども、これはまだ決まっていないと伺っております。日本では、音楽全般の著作権の運用を代行する日本音楽著作権協会、JASRACが決めた著作権料の案を文化庁が認可す...全文を見る
○林久美子君 それでは、今度それが海外においてば、インターネット経由で音楽配信を行う場合、その著作権料の基準を決めている国はどういう国があるのか、またその著作権料の基準のあり方に特徴みたいなものがあったら御説明ください。
○林久美子君 どうもありがとうございました。  ちょっと細かいことなんですけれども、ほかのサーバーへリンクを張ること自体、著作権の権利を主張できないと言われておりますね。これは事実なのでしょうか。これがもし事実であれば、ユーザーがAのサーバーにアクセスしたが、このAには求める情...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  では、もうほとんど先ほど馳議員の方から出ましたので、もう一度私は著作物の権利集中管理についてお伺いしたいと思います。  今、分野別に分かれておりますね、先ほども御説明がありましたけれども。その分野別の管理体制にしても不十分で不明確な点...全文を見る
○林久美子君 本当にこれからマルチメディアの時代になりまして、いろいろ情報も飛び交う時代になります。そういう意味でもこの著作権は非常に重要な一つの大きなものでございますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。
06月10日第140回国会 参議院 文教委員会 第17号
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○林久美子君 平成会の林久美子でございます。  このたび提案されていらっしゃいますこの教職員免許法の特例法には、私も全般的には本当に賛成いたしております。先ほどからお話を伺っておりまして、本当に大事な法案であるなということも痛切に感じております。それは、私自身も議員になる前に舞...全文を見る
○林久美子君 ちょっと心配になってくるんですけれども、やはりこの点はきちっと文部省の方で対応をとっていただいて、早急に、この法案が立つに当たってよろしくお願いいたします。  それでは、学生がこのボランティア活動をするに際して、活動をスムーズに行えるように環境整備が要求されると思...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございます。  地方自治体は本当に忙しくなるんですけれども、ある学校ではこのボランティアの情報、どこで、どういうときに、どんなものが情報として相手に与えられるかと、今そういうような学校もありますので、そういう細かい面をぜひきちっと整備していただきたいと思...全文を見る
○林久美子君 どうもありがとうございました。  今度は大臣にお伺いいたします。  教育職員養成審議会は、ことしの七月をめどに、新しい時代に向けて教員養成課程のカリキュラムの改革を行うべくその結論を出そうとしているようですけれども、この中で、養成カリキュラムにボランティア活動や...全文を見る
○林久美子君 ぜひよろしくお願いいたします。  一般論としてですけれども、この特例法は資格取得のための条件として介護ボランティア活動を義務づけております。これが可決されれば各分野に影響が出てくることはもう必然のような気がいたします。既にことしの道路交通法の改正で交通違反の罰則に...全文を見る
○林久美子君 社会参加活動という意味においては、やはりこういうことは一つの規定をくくっていかないと、まだ今の日本の状態ではなかなか難しい部分があるのじゃないかなということも私は感じる一人でございます。  関連してもう一点。中央教育審議会の第一次答申で「高等学校における改善」とし...全文を見る
○林久美子君 また、ことしに入って文部省は教育改革プログラムを発表されておりますけれども、その中に教員の資質向上を目指して長期社会体験研修を進めております。その研修カリキュラムにボランティア活動や福祉活動等の体験を導入するお考え、今もお話がありましたけれども、実際に現場で先生はど...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。
07月16日第140回国会 参議院 文教委員会 閉会後第1号
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○林久美子君 平成会の但馬久美こと林久美子でございます。  初めに、このたびの須磨区の小学生、土師淳君、そしてまた山下彩花ちゃん等の事件につきまして、御遺族の方々や御親族の方々に、痛ましい結果に対して心から哀悼の意とお見舞いを申し上げます。  特に、私は地元でもありますので、...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  七月十四日に、大田区では、おやじ狩りをしていた十四歳以上の八人が逮捕されたと報道されております。全員家出をしておって、おやじ狩りをして生活をしていたということなんですね。いじめ、校内暴力、そしてまた家庭内暴力、登校拒否等に象徴される少年...全文を見る
○林久美子君 児童相談所に行って相談されてはと家族に言われていたようですけれども、児童相談所は、先ほども言いましたけれども、文部省管轄ではなく厚生省管轄で、都道府県と指定都市に設置されております。現場では文部省とか厚生省という観念がなくて、市内にある児童相談所という観念が強かった...全文を見る
○林久美子君 今回のこの事件が起きる前に、スクールカウンセラーがなぜもっと早く派遣されなかったのかなということの御意見を。
○林久美子君 そのように、今スクールカウンセラーが非常に不足していると言われております。スクールカウンセラーの拡充について、平成十年度ではどういうような計画を考えていらっしゃるのか。また、阪神・淡路大震災以後における心のケアの問題が起きておりますけれども、このスクールカウンセラー...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  スクールカウンセラーの資格は、財団法人の臨床心理士資格認定協会が認定している。臨床心理士や精神科医やまた大学の教官など、児童生徒の心の問題に関して高度に専門的な知識、経験を有する者となっております。養成機関を設立してぜひその不足に対応し...全文を見る
○林久美子君 どうもありがとうございました。  では次に、もう時間がありませんので最後になりますけれども、青少年の健全育成の問題についてお尋ねいたします。  情報化社会における陰の部分についてでありますけれども、今回の少年容疑者の保持していたというホラービデオ、それから雑誌、...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。