林久美子

はやしくみこ



当選回数回

林久美子の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
議事録を見る
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。本日は予算の委嘱審査ということでございます。  現在、予算の削減そして人員の削減という大きな波が学校現場にも本当に当然押し寄せております。しかしながら、今、子供たちを取り巻く環境を見てみますと、子供たち...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございます。  本当に私も、だからできるだけ多様な人が学校の現場にもいて子供にかかわるべきであるというふうに考えております。  小学校低学年の一、二年生に設けられている生活科という学習指導要領には、次のような目標と内容が記されております。釈迦に説法で恐...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  そして、今の大臣の御答弁の中にも、例えば学校には用務員さんもいらっしゃいますねというお話がございました。本当に、給食調理員の方もいろんな方がいる中でこれまでは学校というのがあったわけですけれども、実際、では、今どうなっていっているかとい...全文を見る
○林久美子君 今、文部科学大臣というお立場と一人の政治家というお立場からお話をいただいたわけなんですけれども、確かに財政のバランスという問題はあると思います。しかしながら、私が冒頭申し上げましたように、やはり、そういうバランスの中にあっても、本当にこの国の未来を思えば、そういう意...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございます。
○林久美子君 ありがとうございました。  地方自治体にお願いしているのが現状だというお話がございましたけれども、地方分権という形の中で今そういうお話もいただいたわけですけれども、せっかく伊吹大臣からもお話がございましたので、総務省の方にも二点お伺いをしたいと思います。  まず...全文を見る
○林久美子君 真に正規職員でなくてはならないのかどうかというお話でございました。  聞くところによりますと、いわゆる非常勤でもいいのではないか、あるいは民間委託でもいいのではないか。例えば、学校も一つだけじゃなくて、一人の人に地域の中の三つも四つも学校を持ってもらって週に一回行...全文を見る
○林久美子君 分かりました。地方議会がしっかりと糾弾をしなくてはならないと。まあ、正にそのとおりだと思いますけれども、大枠のその方針という意味で、やはり国の子供たちの教育のトップで、そこを担っていらっしゃるわけですから、しっかりとその発せられるメッセージというものの重さがあると思...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  今後は連携型、保育所型も出てくるというお話でございましたが、現在のところ幼稚園型そして連携型のみであるというふうに御説明をいただきました。要するに、私立の保育所が認定こども園になった施設はまだ今のところないということだと思います。  ...全文を見る
○林久美子君 なかなかおっしゃりにくいところあるかと思いますが、幼保連携型をできるだけたくさん進めていこうということで、幼稚園の認可の基準も下げ、保育所の認可の基準も下げ、その中でどうやって子供たちの保育、教育の質を守っていくのかというのを前国会では議論をしておったわけですけれど...全文を見る
○林久美子君 しっかりと分析の内容を伺ったんですけれども、それは地域の実情というのはいろいろあって当たり前なんですけれども、厚労省さんとしてどういうふうに把握をしていらっしゃるのか、もうちょっと明確にお答えいただけますか。
○林久美子君 検討中であるというところの答えをいただいているところが多いということでございましたけれども、要するに幼稚園の認可を取るときに定員を十人以上であればいいよということに議論をして定めたわけですね。ただ、実際はそれがなかなか進んでいないということなんだと思います。  何...全文を見る
○林久美子君 今、三園というお答えをいただきました。要は、三十五施設がモデル事業に取り組んだわけですね。そのうちの三園しか認定こども園の認定を取っていないということです。  これ、では実際に何が起きてくるかというと、例えば私立の保育所が幼保連携型のこども園を目指していると、しか...全文を見る
○林久美子君 私的契約児というのは、これは要するに違法にはならないということなんですよね、要は。私的契約児という位置付けがあって、ただしこれは、だから入れちゃ駄目ということではないけれども、国の施設運営費負担金は支給はされませんよと、要は施設が負担をするか自己負担をしてくださいね...全文を見る
○林久美子君 要は、通常の子供と同じようなところか、高くなっているケースがあるということだと思います。  つまり、私立の保育所が例えばモデル事業をしていて、連携型になれない、あるいはもう保育所として戻ってしまおうとなったときに、そこに通っている子供とか保護者にはそういった意味で...全文を見る
○林久美子君 分かりました。  準備等に時間が掛かっているというお話ございましたけれども、時間が掛かるということは、そこにいる子供の利用料がその間上がったり、もう最悪の場合退園させられるわけですね。だから、やっぱりとにかく子供とか保護者の目線に立って、早急にスムーズに転換が行わ...全文を見る
○林久美子君 はい、お願いいたします。
○林久美子君 今のところないからというのではなくて、もう連携型を進めていくんだという御決意のほどを伺ったわけでございますから、しっかりとそういうこともやっぱり視野に入れながら政策というのは、これはもう釈迦に説法で恐縮ですけれども、していっていらっしゃるはずでございますので、そこは...全文を見る
04月12日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
議事録を見る
○林久美子君 おはようございます。民主党の林久美子でございます。  本日は、独立行政法人日本原子力研究開発機構法の一部を改正する法律案、いわゆるイーター法案についてお伺いをしようというふうに思っておるわけですが、その前に、昨日、岐阜県大垣市の市立の小学校で綱渡り遊具の木製の支柱...全文を見る
○林久美子君 もう一つ申し上げると、今世紀中葉までに実用化の見通しを得ることも視野に入れることが可能という表現になっているかと思いまして、非常に時期的にも、なかなか一概にこの時期というのは断定をしにくいという現状はあるかと思うんですが、今おっしゃったように、実用化のめど等々につい...全文を見る
○林久美子君 是非とも机上の空論にならないように英知を結集をして実現に向けて取り組んでいただきたいと思うわけでございますが、今更申し上げるまでもなくて、このイーター計画というのは本当に壮大なプロジェクトであって、それであるだけに莫大な予算を投入をするわけですね。予算を投入するとい...全文を見る
○林久美子君 つまりは、イーター計画のいわゆるその機構内の理事会の評価とその第三者評価が一つ、それから国内においては予算審議を通じての評価が一つ、もう一つは内閣府の国の研究開発評価に関する大綱的指針に基づいた評価が一つということであるかと思います。  内閣府の国の研究開発評価に...全文を見る
○林久美子君 分かりました。  多分、この有効性の部分なんかについてはかなり難しい評価をなさることにもなるかと思うんですが、こうした指針に基づいた評価というのは大体どれぐらいのペースで行われるのか、教えていただけますか。
○林久美子君 本当に大きな計画でございますのでしっかりと、例えば三年程度という表現になっているということでございますが、なるべく細かくしっかりと、本当に無駄にしないために、前にきちっと進めていくという観点から、やはりこの厳しい評価を自らに課しながら、やるからには前に進めていってい...全文を見る
○林久美子君 その一方で、ほかにもいい、よりいい材質というのもあるのではないかということで、フェライトなどについても御検討いただいているというふうにも伺っておりますけれども、今のところステンレス鋼というのを考えていらっしゃるということでございました。  では、このステンレス鋼の...全文を見る
○林久美子君 二十年間交換しなくても耐え得るということでございまして、ちょっと私も驚いておるんですけれども。  なぜこういうことを伺ったかと申し上げますと、やはり耐用年数によっては換えなくてはいけないと。そうしたら結局、稼働率の低下であるとかコストの上昇につながるのではないかと...全文を見る
○林久美子君 とにかく、低レベルのものであったとしても、やはり人体にあるいは自然環境に影響を与えるということもありますので、本当にとにかく安全性に十分御配慮いただきながらそうした取組をお願いをしたいと思います。  このイーター計画における核融合の実現というのは、本当に長い長い将...全文を見る
○林久美子君 多分、先取りをしてお答えをいただいたんだと思うんですが、北朝鮮に提供をすることは想定はしていないということでございましたが、この協定上、提供することは可能なのかどうかということだけでお答えをいただきたいと思います。
○林久美子君 壮大な御答弁、ありがとうございました。  確かに、大臣のおっしゃるように、利益を受けている分はごくごくわずかで、多くの失敗例があると。そういうことを伺うと、イーターも失敗するということも念頭に置いていらっしゃるのかなということもちょっと一部思いつつ、文科省の方はそ...全文を見る
○林久美子君 当然、その時々の判断というのが求められるということも非常によく分かるわけでございます。  ただし、一方で、では国交があるなしにかかわらずという指標でももちろん構わないと思います。しかしながら、やはりこの技術をここに出すのは、例えばいろいろ国々の関係は、日本とこの国...全文を見る
○林久美子君 理事会の全会一致が原則である以上、そこはしっかりと担保をされるという内容であるかとは思いますけれども、外交に関しては難しさもあり、いろんな局面局面で、今おっしゃいましたけれども、拉致の問題でもなかなか進まない現状なども生まれてくるわけで、やはり核というものを扱い、し...全文を見る
○林久美子君 いろいろとお話はあるかと思いますが、しかしながら進めていることは分かって、もちろん皆さん専門家でいらっしゃるわけですから、しっかりと本来であればそういうことも見越してきちっと対応すべきであったというふうに私は考えておりますので、今後こうしたことがないようにお願いを申...全文を見る
○林久美子君 是非とも積極的に、知られていないということは、逆に言えばやり方にまずいところがあるわけでございますから、しっかりと反省をいただいて、より一層の啓発に努めていただきたいと思います。  済みません。本日は学校の安全について実はお伺いしようと思いまして、文科省さんのスポ...全文を見る
05月09日第166回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第5号
議事録を見る
○林久美子君 済みません、ありがとうございます。  今、島田理事の方からもお話がございましたが、やはりだれもが、子供を持ちたい人が安心して産み育てていくことができるというのが、やはり少子化のベースにある問題であるというふうに考えております。そうしたことからも、多分委員の皆様方の...全文を見る
05月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
議事録を見る
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。よろしくお願いいたします。  本日はパート労働法案についてお伺いをするわけでございますが、衆議院での議論などを拝見をしておりましても、まだまだ少し課題というものがやはり残っているなというのが率直な印象でございます。特に、第八条の、通常...全文を見る
○林久美子君 まず第一義的に事業主の判断が優先をするということでございましたけれども、それでは、衆議院の委員会においても更新回数あるいは期間についての質疑がございましたけれども、例えば三年で五回あるいは一年で十回、五年を三回、いろんなバージョンが当然あるわけでございますが、事業者...全文を見る
○林久美子君 判断基準の通達の内容については後ほど詳しくお伺いをいたしますが、今私がお伺いをいたしましたのは、この社会通念上相当という概念が事業者によって違ってもいいのかどうかということをお伺いをしたわけでございます。いいのか悪いのかでお答えをいただきたいと思います。
○林久美子君 これ、法、通れば四月一日からの施行になるわけですね。その段階、もうそこから動くわけですからね、現場は。だから、違ってもいいのか悪いのかということをまずお伺いをしたいということでございまして、基準については後ほどしっかりとお伺いをいたしますので、今の段階、第一義的には...全文を見る
○林久美子君 じゃ、周知に努めた上で、その幅を出なければ事業者の個々人の、それぞれに違っても、多少違ってもいいという理解でいいのかなというふうに思います。  衆議院の委員会において我が党の山井議員と交わされた議論の中で、差別禁止規定の中の期間のない定めに当たるかどうかということ...全文を見る
○林久美子君 ということは、先ほど私が申し上げましたような、例えば、じゃ三年で十一回で、いやそこから更新することの方が少ないから、これは期間の定めのない雇用契約には当たらないんだというようなことは好ましくないというような多分御理解なんですよね。ということですよね、期間だけでいえば...全文を見る
○林久美子君 今お話しをいただいた内容ですと六項目ですかね、お示しをいただけたのかなと思います。通達でございますから法的な拘束力があるわけではもちろんないわけでございますけれども、この中で継続雇用を期待させる言動があったかどうかという部分などについては非常に言った言わないの世界に...全文を見る
○林久美子君 同一価値労働同一賃金も同一労働同一賃金も同じ意味であるという御答弁でございました。  しかし、もう釈迦に説法で恐縮でございますが、ILOの百号条約二条一項では、すべての構成国は同一価値の労働に対する云々というふうな表現をしておりまして、さらに、条約勧告適用専門委員...全文を見る
○林久美子君 今、訴訟になると女性労働者への負担が大きいからだというお話がございました。そうした状況にある女性労働者をある意味では保護する対象だととらえていらっしゃると思うんですが、今回のパート労働法の改正も、もう今や基幹的な役割も担っているそのパート労働の皆さんをしっかりと均衡...全文を見る
○林久美子君 一般的な考え方という御答弁でございましたけれども、やはり私は、それこそいろいろ質疑を拝見をしていますと、事業主の方に説明を求めることはできると。しかしながら、それが納得、いわゆる求めた側が納得できるものをしっかりと示さなくちゃいけないということではないという内容の御...全文を見る
○林久美子君 それは、今お話しいただいたのは十七年度のお話かと思うんですが、手元の資料によりますと、十三年度、十四年度、十五年度、十六年度、十七年度、過去五年間指導や勧告が行われたのはゼロ件です。つまり、何が申し上げたいかというと、今でもできるのに、法律に格上げをされたわけですけ...全文を見る
○林久美子君 思いはすごくよく理解ができるんですね。ただ、私はこれ、やっぱり仕組みの問題というのもあるんじゃないかなと正直感じています。これまでは指針止まりだったのでという部分というのもあるのかもしれませんけれども、これ、紛争が起きたときに労働局がかかわられるときに、やはり客観的...全文を見る
○林久美子君 やはり、その具体的なものを資料を入手してというお話でございましたが、じゃその資料を入手できるかできないかというのはだれの判断に掛かっているんでしょうか。
○林久美子君 まずは事業主に求めるということであれば、最終的にそうした判断材料となる資料を出す出さないの判断は事業主にゆだねられるということでよろしいんでしょうか。
○林久美子君 事業主の判断によって出す出さないが決まると、強制力があるわけではないというお話でございました。じゃ、当然ペナルティーもないということですよね。
○林久美子君 つまり、しっかりと実効性を上げようと思ったときに、多分皆さん本当に、どうやったらパートで働いていらっしゃる皆さんが安心して働けるようになるのかという思いでやはり法案を作って提案をなさっていらっしゃるんだとは思います。  しかしながら、申し上げたいのは、やはり余りに...全文を見る
○林久美子君 八七・五%という数を高いと見るのか低いと見るのかというのはいろいろあるかと思いますが、それこそ社会通念上、八割を超える数字というのはまずまずの数字なのではないかなというふうに思います。残りの、今やっていないところをしっかりとやってもらうというのはもちろんなんですが、...全文を見る
○林久美子君 大量に違反者が出ても困るし、さらには外形的に判断がしやすいというところで、この部分に過料を科されたということでございましたけれども、今おっしゃいましたけれども、いかに実効性を担保するのかというのが正に法案のかぎなんだと思います。  今でも、この三要件を設けたことで...全文を見る
○林久美子君 一年目は大体調査で、二年目が事業ということかと思いますが、今のところ、大体初年度は何団体ぐらいを想定していらっしゃるんでしょうか。
○林久美子君 初年度は十五団体を想定していらっしゃるということでございましたが、じゃ肝心の助成額についてでございますが、各年度の目標達成度合い等に応じ年一千万円を上限というふうになっております。これは何を指標にした達成度なのかと。項目はどういうもので、だれがどのように達成度を評価...全文を見る
○林久美子君 かなり厳しくチェックもしながら支給をしていかれるということであろうかというふうに思います。  やはり、税金なわけですから、やはりだれでもいいから、十五団体というお話でございましたが、出すのではなくて、初年度ということも考えまして、やはり本当にもうやる気のあるところ...全文を見る
○林久美子君 過去、これ十四年度からの資料をいただいたんですが、十四年度が執行率が五五・三%、十五年度が七〇・三%、十六年度が七四・一、そして十七年度が今御紹介がありましたように約五七%ということでございます。  これ、ほかの助成金ではもちろん一〇〇%を超えている執行率のものも...全文を見る
○林久美子君 様々なお取り組みをくださるということでございますけれども、やはりせっかく制度をつくっても使われなかったら意味がないわけですね。だから、しっかりとやっぱりニーズを把握する努力をしなくてはいけないし、周知をするたゆまぬ努力がやはり求められるんだと思います。今回このパート...全文を見る
○林久美子君 あらゆる角度からの努力を傾けたいということでございましたけれども、これまでの取組と、これから後、どこをどう変えられるのかという点がちょっと非常に不明確だったなということも感じるんですが、ただもう時間もございませんので、最後にちょっと申し上げたいと思います。  今世...全文を見る
05月31日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第16号
議事録を見る
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。本日はよろしくお願いいたします。  今ほどは大変大きな、そして格調高い御議論がされておりましたけれども、私はちょっとまた視点を変えまして、一人の母親という観点から質問をさせていただきたいというふうに思っております。  特に、今日は学...全文を見る
○林久美子君 相当しっかりと考えてお答えをいただけたのかなとも思うんですが、改めて確認をさせていただきますけれども、幼稚園は義務教育でしょうか。
○林久美子君 先ほど局長は御答弁の中で、この義務教育というのは学校種にとらわれない概念であるからここに持ってきたんだというお話がございました。しかしながら、今もう一回確認をさせていただいたんですが、幼稚園は当然義務教育ではありません。普通に考えますと、やはりこれは総則、幼稚園、義...全文を見る
○林久美子君 禅問答みたいになってくるかもしれませんが、私は、正直言ってこの義務教育、教育基本法の改正のを見ていますけれども、新しいやつを。確かに学校種は限定をしておりません。でも、先ほど局長はおっしゃいました。幼稚園は義務教育ではないとおっしゃいました。その上で重ねて、幼稚園は...全文を見る
○林久美子君 さすがの伊吹大臣、非常に、さすがすばらしい御答弁だと思いながら伺っておりましたけれども。当然、大臣もお聞きをいただければ、そういう趣旨で私が伺っているわけじゃないということぐらいは御理解を私はいただけていると思っております。  その上で重ねて伺いますが、それでは幼...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  では、続きまして、今回の法改正は昨年の教育基本法の改正を受けて行われたものでございますけれども、教育基本法の第十一条では幼児期の教育について次のように書かれています。「幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであること...全文を見る
○林久美子君 つまり、教育基本法の第二条の「教育の目標」と、これは、ちょっと整理させていただきたいんですが、今局長がおっしゃったように、この二十二条については、子供が達成するべきものではなくて、教育にかかわる者が達成すべき目標だとおっしゃったように伺いました。  では、この教育...全文を見る
○林久美子君 済みません、これ理解が間違っていたら申し訳ないんですが、これ教育基本法を変えたのも、より良い人材を育成していくという観点ですよね。そこに主役である、成長過程をたどる子供から、小学校、中学校と成長していく人たちでなくて、既に今大人である人たちが達成すべき目標としてこれ...全文を見る
○林久美子君 どちらが主役なんですか。子供たちの成長を支えるための教育基本法ではなくて、教育にかかわる先生たちに押し付けるための教育基本法だということですか。今の局長答弁だとそうとしか受け取れないんですが、確認させてください。
○林久美子君 今おっしゃいました達成するこの五つの目標は、達成すべき人は子供なのか先生なのか、どちらですか。
○林久美子君 ということは、先生ということですか。大臣、いかがですか。
○林久美子君 ということは、要するに子供にかかわる社会全体が、子供たちがこういうふうに育っていくように子供にかかわっていきましょうということになるわけですよね。ということでいきますと、先ほどの局長の御答弁のところで、もう一度整理をしてお答えをいただきたいと思いますが、局長、よろし...全文を見る
○林久美子君 分かりました。  そして、その中の幼稚園においては、幼稚園の子供たちがきちっと、いわゆるこの中で掲げている目標、五項目あるわけですけれども、この学教法の中に掲げる五項目をちゃんと達成できるようにいわゆる幼稚園という場所においてかかわっていきましょうということでよろ...全文を見る
○林久美子君 そうしたら、努力を規定するんだと、「行われるものとする。」という義務規定にする必要はないんじゃないかなと正直思うんですけれども、まあ結構です。  ということは、じゃ、そもそもこの幼稚園教育というのは、これ、義務規定じゃなくても努力義務でもいいみたいな話になっている...全文を見る
○林久美子君 到達目標でないのであれば、わざわざここを「行われるものとする。」にしなくてもよかったんじゃないですか。
○林久美子君 それは達成するよう努めなければならないじゃなくて、何で「達成するよう行われるものとする。」に、じゃ、されたんですか。これ、努力義務と義務規定、今更申し上げるのも釈迦に説法で恐縮ですが、全く違うと思うんですけれども、そこをしっかりお答えいただきたいと思います。
○林久美子君 じゃ、義務規定じゃなくて努力義務でいいんですね。
○林久美子君 きちっと確認をさせてください。これは、じゃ、義務規定ではないということですね。
○林久美子君 そうかそうでないかという簡潔明瞭なお答えでお願いいたします。
○林久美子君 委員長、質問できませんよ、こんなんじゃ。ちゃんと注意……
○林久美子君 最初からそうやってすんなりお答えいただければ次へ次へと進めるのでございますが。ありがとうございます。  ということは、幼稚園に通うすべての子供たちは、じゃこの五項目を必ずしも達成しているかどうかは分からないと。ただ、その子供たちに向き合う大人がそういうことの達成に...全文を見る
○林久美子君 先ほど大臣が幼稚園と保育所ではほぼ同じ実態があるとおっしゃいました。多分、五領域のことを言っていらっしゃるんだと思います。この幼稚園教育要領と保育所保育指針……(発言する者あり)実態は、でもそういうことじゃないんですか。同じ五領域を目標に掲げてやってきているというこ...全文を見る
○林久美子君 当然私、それが条件になるとは申し上げておりません。ただ、その前提として、小学校教育が行われる前提としてこの二十三条の五項目を達成してきているということで行われるんじゃないかということを申し上げているわけですね。  ちょっとお待ちください。といいますのも、なぜかとい...全文を見る
○林久美子君 いや、問う問わないの話をしているんではなく、スタートラインが違う、差が付いちゃうんじゃないかということを申し上げているわけですよ。  今更申し上げるのも恐縮ですが、保育所ですね、児福法に定められていますね。保育所は、日々保護者の委託を受けて、保育に欠ける乳児又は幼...全文を見る
○林久美子君 エッセンスとして読み込むことができるということだと思います。であれば、要するに、必ず達成しなくちゃいけない目標でもなければ、幼稚園に通っていた子供じゃなくても小学校に入った段階で中学校までの期間を通してこの義務教育の目標を達成していくんだということであれば、私は、こ...全文を見る
○林久美子君 実態、かなり、公立の幼稚園でも四四・六%の園で預かり保育も行われていると。私立になると八七・六%で預かり保育も行われているということなんですが、当然預かり保育が行われるということは時間が長くなるわけですね。幼稚園は通常四時間保育と言われていますが、延びてくると。その...全文を見る
○林久美子君 四六・七%で何らかの担当者を置いているということでございました。  実際これ現場を聞かせていただきますと、幼稚園の先生がやっていらっしゃるところもあれば、保育士の資格を持った方がパートでやっていらっしゃるところもあったりして、事前にお伺いしましたところ、じゃ、その...全文を見る
○林久美子君 大臣、これ十分な額だと私言えないと思います。特に、私立でも一園当たり年間八十四万円、一か月八万円ないわけですね。公立の幼稚園だったら年間で三十三万円ぐらいということで、一か月にしたら本当にもう三万円を切るような状況で、やはりでもこの預かり保育のニーズが高まっていて、...全文を見る
○林久美子君 これは、要は預かり保育をなるべく増やしていこうということかと思うんですが、その際に、じゃ現場で幼稚園の先生が預かり保育をすることになるのか、あるいは、これまでのようにパートの方がされるのかという辺りは現場の判断にゆだねられると、それはこれまでと同じ形だというふうに考...全文を見る
○林久美子君 分かりました。  では、民主党の考え方についてお伺いをしたいと思います。  本当に今非常に子供たちをめぐる環境が多様化していて、その一方で、やはり人間形成のベースである幼児期の教育の重要性というものについてはだれもがもう認識をしているところであると思います。そう...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  本日はもう少し伺いたいこともあったんですけれども、本当に私は今正に幼児教育が重要だなというのを目の前で感じているわけですね。先ほど預かり保育についても伺いましたが、いろいろ子供をめぐる環境も変わっていく中で、子供と向き合っているお母さん...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第18号
議事録を見る
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。  本日は、四人の参考人の先生方、ありがとうございます。本当によく現場を知っていらっしゃる先生方の御意見を本当に有り難く拝聴をさせていただきました。  今こうして教育をめぐる問題について法改正が行われようとしている中で、委員会の場な...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  本当に正におっしゃるとおりであるなと思いながら伺っていたんですが、子供をめぐる政策がそれぞれの縦割りの壁に阻まれていると今御指摘もいただいたわけでございますが、正にそうした意味でも、例えば学校の安全なんかでも、例えば小学校だったら文科省...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  そして、先ほど、今回の地教行法について、二十七条の二についての御指摘ありましたけれども、要するに独自性を守るための担保をしっかりとしていただきたいという御指摘あったかと思うんですが、具体的に何かお知恵があれば、お聞かせいただければと思い...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  では、続きまして尾木参考人にお伺いをさせていただきたいと思います。  非常に分かりやすく、ユーモアを交えてお話をいただきまして、ありがとうございました。先ほどおっしゃいました教育に企業の論理は当てはまらないという御指摘なんですが、私も...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。
06月14日第166回国会 参議院 文教科学委員会 第19号
議事録を見る
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。  本日は、四人の先生方、貴重なお話をお聞かせいただきましてどうもありがとうございました。  四人の先生方のお話を伺っておりますと、やはり今だれもが、子供たちが置かれているこの教育環境、教師という立場であれ、親という立場であれ、子供...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  正に、よく言われるように、駄目な先生の資格を奪うということがもちろん目的ではなくて、より意欲を持って学びたいという気持ちを受け止め、そして実際に研さんを積んでいただいて、子供たちと向き合う際にそれをまた、その学んだものを子供たちとの関係...全文を見る
○林久美子君 いじめに限らず、いろんな課題が子供たちにあるわけですね。あるいは保護者の方にもあるかもしれない。そういうときに、しっかりとみんなでサポートをしたり解決をする仕組みというのはやはり必要なんだと思うんですね、問題の共有化を含めて。その辺りをどのようにお考えかというのをお...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  本当にできるだけ現場に近いところに権限を持っていって、そして子供や地域や大人、保護者の皆さんとの距離を近くしていくことでやはりいろいろな解決策も見えてくるのではないかなというふうに思っております。  どうもありがとうございました。
06月19日第166回国会 参議院 法務委員会 第22号
議事録を見る
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  本日は、今ほど南野知惠子先生の方から趣旨説明がございましたいわゆるDV防止法の改正案につきまして、わずかな限られた時間ではございますけれども、質問、確認をさせていただきたいと思います。  今御...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございます。  改めて課題認識というのは本当に同じものを持たせていただいているなというふうに思っております。  では、次に、自立支援についてお伺いをしたいと思います。  DVを受けた方というのは、今更申し上げるまでもなく、心身ともに非常に傷付いていら...全文を見る
○林久美子君 本当に前向きな御答弁いただいて有り難いんですが、今お話しになったように、今やっている補助というのはせいぜい場所の提供であるとか、保育の話ございましたが、よりきめ細やかな、運用にかかわる体制を強化していくための方策という意味でも、是非引き続き御努力をお願いをともにさせ...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  未然防止、そして再発防止という観点から、本当にしっかりとした取組を進めていきたいなということをお願いを申し上げます。  今の議論でもお分かりをいただけると思うんですけれども、やはり課題があるわけでございます。対象の範囲、自立の支援、加...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  法律の改正はこれで終わりではなくて、よりスピーディーに、しっかりと現状を変えるべく、被害者を救済すべく取組を進めていくと、改正もしていくという御答弁をいただきました。どうもありがとうございました。  では、次に、内閣府の方にお伺いをし...全文を見る
○林久美子君 今、内閣府としてすべきかどうかという御答弁がありました。でも、今回のこのDVの施行状況について、こういう立派なものも取りまとめて内閣府がやっていらっしゃるわけですね。じゃ、内閣府がかかわらなくていいということであれば、本当に何のための内閣府なのかということになるわけ...全文を見る
○林久美子君 是非しっかりと、必ず出していただくという形でお取り組みをお願いをしたいというふうに思います。どうもありがとうございました。
10月30日第168回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
議事録を見る
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まずは渡海大臣、大臣御就任おめでとうございます。私事で大変恐縮でございますが、今からおよそ十五年ぐらい前に、私、渡海大臣がこの国会の場でお仕事をなさっていらっしゃるその姿を間近で学ばせていただいたこ...全文を見る
○林久美子君 それでは伺います。  この理事長の任命権者はどなたでしょうか。
○林久美子君 任命権者は文部科学大臣、すなわち渡海大臣ということでございました。  それでは続けて伺います。  報酬は月額で幾らでしょうか。年収、退職金、そして賞与も併せてお答えをいただきたいと思います。さらに、任期は何年であるかもお願いをいたします。
○林久美子君 では続きまして、理事長に小野清子前参議院議員を選任をされた理由をお聞かせいただきたいと思います。
○林久美子君 理事長は今年の七月二十八日に参議院議員の任期を終了されまして十月一日に就任をされておりますので、六十五日間が経過をしているという状況でございました。  今、様々なオリンピック選手としての経歴もあり、そしていろいろな委員も務められておりということで適任者であったとい...全文を見る
○林久美子君 少し今回調べさせていただきましたが、このスポーツ振興センターの現職の理事長は前の参議院議員の方であると。そして、理事の方四人いらっしゃいますけれども、そのうち三人が文部科学省と大蔵省から行かれた方であるというような状況でございます。  ただし、有能な人材の方が活躍...全文を見る
○林久美子君 非常にすばらしい方だという御答弁であったかと思うんですけれども、しかしながら、人に対する評価というのは明確な基準、指標があって行われるものではございません。実際に私、この週末、地元に帰りましてこのお話をしてまいりました。理事長の年収は一千八百万円でございます。皆さん...全文を見る
○林久美子君 それでは確認をさせていただきたいと思います。  今、国交省、経産省、文科省とまたがっているこの組織を統合するつもりはないと、一元化するつもりはないということでよろしいんでしょうか。
○林久美子君 役割が違うから一元化することができないという御答弁であったかと思うんですけれども、私はそうは思わなくて、一つの組織の中で、文科省さんでもそうですよね、いろいろな役割を果たしていらっしゃるわけですね、それぞれの局で、それぞれの課で。そういうふうに考えれば、わざわざ別組...全文を見る
○林久美子君 この科学技術振興費の中に諸謝金というのがございます。平成十九年度には四千九百万円余りが計上されているわけでございますが、この諸謝金というのは何に使われる、どういうお金なんでしょうか。
○林久美子君 事前にいただきました資料の中で、諸謝金というのは、今御説明があったように、国の事務事業及び試験研究等を委嘱された者又は協力者等に対する報酬及び謝金(調査、講演、執筆、作業、研究、協力等に対する報酬及び謝金)というふうに伺っておりますけれども。  平成十八年度という...全文を見る
○林久美子君 先ほど佐藤先生の方から教育振興計画と予算編成の話がございましたけれども、会議の開催回数が減っている、出席委員の数が減っているということでございましたけれども、しっかりとやっぱりそういうことも踏まえて最初に予算編成をすべきではないかと。とりわけ、いわゆる不用率、この科...全文を見る
○林久美子君 それでは、同じようにこの委員等旅費の不用率を、平成十五年度、十六年度、十七年度、教えていただきたいということと、それぞれの不用額、教えてください。
○林久美子君 それではお伺いをいたします。  こうして不用額として残された税金はどうなるんでしょうか。
○林久美子君 つまり、予算として編成をして使われなかった不用な額の税金は、いったん国庫に返納されるということになるわけです。  すなわち、それはどういうことかというと、じゃ不用率が高かったもの、不用額があったものについてしっかりと精査をして次の予算編成のときにきちっと減らしてお...全文を見る
○林久美子君 今日は申し上げませんでしたけれども、不用額が二十億円を超えているようなところもあるわけでございまして、全体として少ないからいいか悪いは、それは少ないにこしたことはないでしょうけれども、やはり細かな精査をして、やはりこの額があれば現場にいる子供たちの教育が良くなるわけ...全文を見る
○林久美子君 それでは、日本相撲協会の寄附行為施行細則というのがあるんですけれども、この中の生活指導部規則というのがございます。  じゃ、本当に協会は関係ないのかどうかという点でもちょっと御紹介をしたいんですが、第三条の中に、生活指導部の業務は次のとおりとすると。第三条の一とし...全文を見る
○林久美子君 済みません。ちょっと私の質問の趣旨がうまく伝わっていなかったようなんですが。  今回の事件を受けて、協会が生活指導部規則にのっとって、三条の一項と二項に関してどのような指導を行ったのかと。当然、これは公益法人ですから許認可権を持っていらっしゃるのは文科省でございま...全文を見る
○林久美子君 過去というのがあって、今回はどうだったんですか。
○林久美子君 今回の事件だけではなくて、いろいろと明らかになってくる中で、過去にも現役の方が亡くなっていらっしゃるという事例があるわけですね。そうした中で、本当にこの生活指導部規則というのが機能しているのかという問題が一つと、それと、やはり許認可権を持っている文科省がしっかりとそ...全文を見る
○林久美子君 大臣も今回の事件の重要性というのはもう十二分に御認識をいただいているんだと思います。  では、ちょっと時間もございませんが、二つまとめて伺いたいと思います。  先ほど申し上げましたように、民法では「主務官庁は、職権で、いつでも法人の業務及び財産の状況を検査するこ...全文を見る
○林久美子君 大臣の御答弁を伺っていますと、基本的には協会だという部分と指導をするという部分が混在をしていて、どういう判断基準で指導をする場合と協会の自主性にというところと線を引いていらっしゃるのか、正直ちょっと私には見えにくいと。  もう一つ申し上げますと、人が亡くなっていて...全文を見る
○林久美子君 私が聞いておるところでは、国技館を使ってアマチュアの方たちが練習をされると。アマチュアの方でやはり恥ずかしいというのがあってスパッツをはきたいという方って多いんだそうです。しかしながら、今は協会の考え方で、国技館ではスパッツを着用してはならないというふうにしていて、...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。