林久美子

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林久美子の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第169回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○林久美子君 民主党の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私は、二〇〇四年の参議院議員選挙で滋賀県の皆様から国会へ送っていただきました。以来、子育て政策、教育政策を中心に取り組んできたわけでございますが、これもひとえに、これからの日本を考えるときに、やはり...全文を見る
○林久美子君 私は、この国のトップリーダーでいらっしゃる福田総理の御見解をお伺いしたいと思って伺いました。総理、いかがでしょうか。
○林久美子君 じゃ、無駄遣いであったという御認識でよろしいのかというふうに思います。  では、こうした福利厚生費の名を借りた無駄遣いというのは、冬柴大臣、公共用地補償機構だけの話であるとお考えですか。
○林久美子君 冬柴大臣が調査をしましたというふうにおっしゃられましたが、私が伺っているところによりますと、調査をするようにという指示は出していらっしゃらないというふうに伺っております。今回の質疑に当たりまして国交省の方に調査をしてくださいということでお願いをして、ようやく一昨日、...全文を見る
○林久美子君 費用を弁償してと、ひどい場合には更にそれを上回ってというお話がございましたけれども、それと併せて、法人数を減らすというお話もあったかと思います。それについても、数を減らせばいいという問題では私はないというふうに思っています。  そもそも何でこういうことが行われてい...全文を見る
○林久美子君 それでは伺います。  公共用地補償機構に関しては国交省が随契でかなりの事業を発注していらっしゃいます。平成十八年度には、何事業、総額幾ら国交省から随契で公共用地補償機構に発注されましたか。
○林久美子君 私の方からそれでは申し上げます。  二十二事業……(発言する者あり)
○林久美子君 それでは、その分調べて、しっかりと──はい、今お答えいただけますか。
○林久美子君 分かっているのであれば最初からしっかりとお答えをいただきたいというふうに思います。  改めて確認です。これはすべて随意契約でよろしいですね。
○林久美子君 それでは伺います。  国交省から道路関連のこうした公共用地補償機構に今回随契で出していらっしゃるわけですが、随意契約で受注をされるときの要件は何ですか。
○林久美子君 平成十八年度に公共用地補償機構が国交省と交わした随意契約、すべてが特殊な技術を必要とする事業であったということですか。
○林久美子君 すべて特殊な技術を有する業務であったということでございますけれども、であれば、当然、まさか下請に投げるというようなことができるような業務ではなかったということでよろしいですね。
○林久美子君 一部下請に投げるということは許されるんですか。
○林久美子君 下請に投げたケースはあったという御答弁だったかと思います。  それでは、二十二事業のうち、平成十八年度、何事業について下請に投げられたんでしょうか。
○林久美子君 四分の一という御答弁がありましたが、本当ですか。
○林久美子君 私は金額を伺っているのではございません。下請に投げた事業の数、割合を伺っております。
○林久美子君 本当に十二件ですか。
○林久美子君 私が事前に伺っていたところでは十四事業ではないかというふうに思いますよ。十四件のはずですよ。はっきりしてください。
○林久美子君 しっかりと正確な答弁を重ねてお願いします。  つまり、公共用地補償機構が国交省から随契で受けた事業のおよそ六割を下請に投げているわけです、六割の件数にわたって。  これ、具体的な事例です。(資料提示)御覧をいただきたいというふうに思います。皆様のお手元の資料にも...全文を見る
○林久美子君 今の大臣の御答弁では返答していただいたというふうには受け止めることができません。  もう一度お願いします。質問にきちっと明確にお答えをいただきたいと思います。
○林久美子君 一部だったから下請に出してもいいという御答弁に伺えますけれども、ほかにも、契約金額でいうと七八%あるいは七〇%ぐらいで下請に投げている業務もあるんですよ。大臣、御存じですか、調べられましたか。
○林久美子君 では、違う角度から伺います。  七〇%で下請に出しているもの、八〇%近くで下請に出しているもの、これは丸投げとは言わないんですか。大臣。
○林久美子君 答弁になっていないのでもう一度伺います。  丸投げなんですか、丸投げではないんですか。
○林久美子君 それでは、その委託した事業をそこの受けたところがしっかりと全部、七割、八割近いところでやっていらっしゃるということは、丸投げか丸投げでないかという定義は分からないということでしたけど、これ一般の感覚でいえば丸投げです。間違いなく丸投げであると私は思っております。 ...全文を見る
○林久美子君 それでは伺います。  その七十数%で下請に投げた事業のうち、一体どれだけの事業を下請業者がやって、どれだけの事業を公共用地補償機構本体でやったんですか、お伺いします。
○林久美子君 私が伺っているのは、八割の事業の中身を聞いています。いかがですか。
○林久美子君 今、補償機構の方ではすり合わせなどを行っているということでございましたが、じゃ、すり合わせるということが公共用地補償機構にしかない特殊な技能なんでしょうか。──大臣、大臣、大臣、大臣。
○林久美子君 大臣、今の御答弁を伺っていてどうですか。おっしゃっていることは特殊な技術ですか。特殊な技能ですか。
○林久美子君 やめるということは、不適切だったということではないんですか。
○林久美子君 大臣。(発言する者あり)
○林久美子君 不適切ではなかったが改めるという意味が分かりませんが、どういうことなんでしょうか。  大臣、答えてください。大臣、意味分からないですよ。
○林久美子君 平成二十年度からどういう契約形態を取られるんでしょうか。
○林久美子君 企画競争は会計法上どういう契約に位置付けられていますか。
○林久美子君 随契ということは変わらないんですよ。十九年度は公募型に変えました。公共用地補償機構しか手を挙げなかったんじゃないですか。どうですか。
○林久美子君 済みません、らちが明かない感じがしますので、財務大臣に伺います。  財務大臣、以前平成十八年に、随契について、そこからまた再委託をすることについて通達を出していらっしゃいます。この内容についてと、今の議論をお聞きになっていらっしゃって、この再委託、下請は適正と思わ...全文を見る
○林久美子君 では、不適切であったということでよろしいですか。
○林久美子君 大臣、冬柴大臣、今の財務大臣の答弁聞かれていかがですか。
○林久美子君 全部全部とおっしゃいますけれども、随意契約の重点的監査という項目がございます。この①のロ、財務大臣、お手元にありますでしょうか、御紹介いただければと思いますが。
○林久美子君 今の話に関連して、随意契約の重点的監査という項目で、財務大臣名でこういうことは不適切だということで例示列挙をなさっています。これ、(2)の①のロなんですけれども、ありますか、ない、どうですか。
○林久美子君 では、私の方から御紹介申し上げます。  契約金額の相当部分が再委託先に支払われている場合や契約の目的となる事務又は事業の大半を再委託先が実施している場合などは、随意契約の相手方の履行能力が十分でないと認められるとして、随意契約を行うことは不適切であるというふうに出...全文を見る
○林久美子君 それでは、本当にこれから、会計法上は企画競争入札も随契ですからね、しっかりとその辺をチェックをしていきたいというふうにも思っております。  では、視点を変えて伺います。  これは、細野衆議院議員が衆議院の方でも指摘をされましたが、国建協の問題でございます。  ...全文を見る
○林久美子君 済みません、国建協というのは、社団法人国際建設技術協会ということで、これも国交省所管の道路関連の公益法人の一つでございます。  この国建協に対して道路特定財源からお金を出すのは一切やめるというお話がございましたが、これに関しては後ほどお伺いいたします。  衆議院...全文を見る
○林久美子君 参考としているということでございましたが、担当課に何部置いてありますか。
○林久美子君 契約は三部ということでございますが、実際はどうですか。
○林久美子君 私が伺っているところでは、三部とも置いてあって、一部コピーが作られて置いてあるというふうに伺っております。  この報告書が実際、じゃ業務にどういうふうに活用されたのか、具体的に聞かせてください。
○林久美子君 だれが読んでいるかも分からないと。あれ、もうほとんど英文とか、まあ日本語変換機に掛けていらっしゃるみたいで言葉がおかしいのも相当ありましたけれども、こんなの普通、民間企業だと許される仕事じゃないですよ。まさにこれ、私、税金の垂れ流しであるというふうに思っています。 ...全文を見る
○林久美子君 私が申し上げておりますのは、土木事業を直接的にやっているわけではないのに土木事業の積算基準が適用されているのはおかしいということを申し上げています。
○林久美子君 要は、ほかに基準がないからこれを適用したということなんだと思うんですけれども、結局、その暗黙の了解の中で、適正ではない積算基準を使って非常に合法的に水増し請求をされているわけですよ、国交省の皆さんは。  申し上げますと、同じこの国建協が平成十八年度にある独立行政法...全文を見る
○林久美子君 十八年度。
○林久美子君 国交省との話じゃなくて、国建協がほかの独立行政法人と結んだ契約の話です。
○林久美子君 私は、大臣がどのように御覧になっていらっしゃるかなということでちょっと実は伺いたかったんですけれども、これ、六百ページの報告書、やはり海外の調査に関するものが含まれているんですが、百十万円で作られているんですよ、百十万円。  これだけ値段が違う。どう思われますか、...全文を見る
○林久美子君 先ほど御紹介しましたが、このワンセットで二千万円ですよ、二千万円。片や百十万円。  私はやっぱり大臣の御見解を伺いたいと思います。
○林久美子君 もちろん、ページ数の問題でないということはよく分かっています。分かっていますけれども、じゃ一億で発注したものが一億の価値があるかといえば、ないわけですよね。で、片や百十万円でできているという、この現実はしっかりと受け止めていただかなくてはならないというふうに思ってい...全文を見る
○林久美子君 税金を使っての事業なわけです。税金を使ってこういうもろもろの報告書を作っていて、それがどういうふうに業務に生かされているのか、政策に生かされているのか、そこをしっかりとチェックをしなくてはいけない。それが最近行われていないと、しかも契約形態で行われているということで...全文を見る
○林久美子君 総務大臣。
○林久美子君 それでは、所管省庁の方にしてもらって、総務省としては全体的な管理というような感じがしたんですけれども、総務省としても単独でできますよね。どうですか。
○林久美子君 総務大臣、是非積極的にやってくださいよ。今年、今スケジュールを組んでいらっしゃる最中ですから、国交省所管の公益法人きちっとやっていただけないですか。約束してくださいよ。皆さん、見ていますよ、国民の皆さんが。
○林久美子君 基本的に各省庁ということでございますけれども、しっかりと、持ち帰って御検討いただけるということでございますので、どうか前向きに取り組んでいただきますようにお願いを申し上げます。  さて、このほど道路関係業務の執行のあり方改革本部の決定で、先ほど大臣からの御答弁もご...全文を見る
○林久美子君 大臣、正直なところを聞かせていただきたいんですが、あの数々の報告書、大臣も御覧になられましたよね、当然。御覧になられましたか。
○林久美子君 それでは、午前中に続きまして質疑を行わせていただきたいと思います。  午前中の質疑で明らかになったことは、道路特会が膨らんできて、それを外に出すために不適切な随意契約で道路関連の公益法人に随契を繰り返してきたと。さらに、その公益法人でも資金をため込むことができない...全文を見る
○林久美子君 是非前向きな取組をお願いをしたいと思います。役員報酬についても、幾ら幾ら以下というような規程の公開にとどまっているところもありまして、やはりしっかりと公開することでブレーキが掛かっていくということがあると思いますので。  逆に、更に申し上げれば、常勤、非常勤の役員...全文を見る
○林久美子君 済みません、確認させてください。それでは、一般会計に繰り入れていた分を特会に戻すということはないということですか。
○林久美子君 ということは、制度的には可能だということなんだと思います。一般財源に繰り入れておいて、特別財源にまたその分を返してもらうということは、制度的にはでもできるわけですよね。申し上げたいんですけれども、できるんですよね、よろしいですよね。
○林久美子君 結局、もう分かりにくいので私から申し上げます。事前に伺っているところでは、一般財源に入れている部分も何か緊急で必要で、税収が落ちたとかいろんな事情があるでしょうけれども、そのときは道路特定財源に返すことはできるという、制度的にはできるというふうに伺っております。 ...全文を見る
○林久美子君 分かっています。
○林久美子君 だから、道路整備関連、道路関連にしか使えないということでいいんだと思いますね。ということは、逆に言えば、特別財源の方が不足をしてきたからその分を一般財源から返すということになれば、これ結果的には二重取りの世界になるわけですよ。分かりますか、大臣。これは本当に一般財源...全文を見る
○林久美子君 大臣、本当、お願いします。だから、今までと比べてよりちょっとましになるという程度の話だと思うんですけど。結局は、だけど二重取りになるわけですよね、そういうことになれば。そこら辺しっかりと御認識をいただきたいと思うんですけれども。  結局、一般財源化きちっともう全部...全文を見る
○林久美子君 まさに、図らずも総理おっしゃいましたけれども、一般財源化するのであれば暫定税率はもう必要ないということになるわけです。  そもそも、もう特会のシステムというのがそこにお金がため込めない仕組みになっているわけですね。だから、それを今度は逆に利用して、OBの方たちを天...全文を見る
○林久美子君 総理。総理って言ってあります。総理、総理、お願いします。
○林久美子君 これだけ無駄遣いをしていて、それで、かなりの無駄遣いをしていることはもう明らかじゃないですか。それでいて、特定財源がないと道路が造れなくなるみたいに議論をすり替えないでいただきたい。一般財源化をしてもちゃんと必要な道路は造れるんですよ。こういう無駄なことをしないで、...全文を見る
○林久美子君 今貯蓄ができない世帯が四世帯に一世帯あると言われています。これだけみんな厳しい、苦しい思いをしている中で、もう本当に税金がこういうことに使われるというのは、まさに嘆かわしいことであるというふうに言わざるを得ません。  そこで、ねんきん特別便についてお伺いいたします...全文を見る
○林久美子君 把握していらっしゃる……。
○林久美子君 では、確認させていただきます。  ここからその再裁定を業務センターでするわけですが、再裁定が特別便によって完了したケースは一件でもありますか。
○林久美子君 ということは、このねんきん特別便で訂正ありだった方が正しい年金額で受給を開始できるのはいつからになるんですか。
○林久美子君 何月。
○林久美子君 総理、七月だそうです。いかがですか。──聞いていらっしゃいますか。
○林久美子君 遅いんじゃないですかということです。
○林久美子君 真剣に取り組んでいるというお話がございました。特別便に関してのことかと思いますけれども、私、社会保険庁が真剣に取り組んでいるとはとても思えません。以前、外国人籍の方の派遣労働者の方が転記作業でミスがあったということがございました。社会保険庁の方では、この方たちに関し...全文を見る
○林久美子君 これは通告しておきました、件数何件か。
○林久美子君 件数が分からなくて支払わない金額は算出できるんでしょうか。
○林久美子君 これは契約書を交わしていらっしゃるわけです。社保庁の方も外国籍の方が入られると分かっていたはずですが、どうですか。
○林久美子君 つまり、何が申し上げたいかというと、社保庁にもやっぱり責任があるということと、ミスをしたのは外国籍の方だけなんですかということです。  社保庁の皆さんでも事務作業をしていらっしゃいますが、ミスが発覚していますね。何件ですか。
○林久美子君 私、手元に来ていますけれども、地方保険事務局及び社会保険事務所で、職員の方のミスがもう一千件を超えています。この方たちには、外国籍の派遣の方には支払わないというのであれば、当然、この方たちのお給料はどうなるんでしょうか。
○林久美子君 結局、社会保険庁はこの件に関して民間企業に丸投げしているわけですよ。丸投げしておいて、そこで、そこにミスがあったら支払わないといって、自分の身内でミスが行われても、大臣おっしゃる、厳格に対応されるとおっしゃいましたけれども、私、これ逆に、社会保険庁のミスを棚に上げて...全文を見る
○林久美子君 行政指導。
○林久美子君 じゃ、行政指導も含めてしっかりと御対応いただきたいということをお願い申し上げます。  ありがとうございました。それでは質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月25日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○林久美子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の林久美子でございます。  本日は、大臣所信に対する質疑を行わせていただきます。よろしくお願いいたします。  先日の予算委員会では、渡海大臣に拡大教科書についてお伺いをさせていただきました。非常に前向きな御答弁をいただきまして、あの...全文を見る
○林久美子君 では、弱視の子供さんたちで、弱視であるけれどもしっかりと学んでいるというお子様方は対象になっているという理解でよろしいということでございますよね。
○林久美子君 非常に、点字のテストあるいは拡大のテストでも対応なさっているということでございまして、これはしっかりと配慮がなされているということであるかと思うんですが、しかしながら、前回の委員会でも申し上げさせていただきましたように、テストでは対応がされているけれども、肝心の学び...全文を見る
○林久美子君 今併せて冊数のお話もございましたが、子供の数で見ると平成十七年は六百三十四人ということで、大体三人に一人にしか届いていないという現実があるわけでございます。  さらに、この拡大教科書で学んでいる子供たちの多くは、もう皆さんよく御存じかと思いますが、八割以上が実はボ...全文を見る
○林久美子君 では、その二十三年、書簡を出してもなお進まない場合により強い対応を考えていらっしゃるのかどうかという点についてはいかがでしょうか。
○林久美子君 大臣は、そういう意味では教科書発行会社はしっかりとやってくれるというふうに信じていらっしゃるんだと思うんですが。どうも、済みません、前回、小坂大臣のときから余り進んでいませんので、どうしてもちょっとその辺が懐疑的になってしまっておりまして、しっかりとより一層進めるよ...全文を見る
○林久美子君 人数は分かりますか。
○林久美子君 それでは、済みません、委員長の方に資料要求でお願いしたいんですが、生徒さんが何人いらっしゃって、そして入試問題が各都道府県によって違うというお話もございましたので、実態がどうなっているのかというのをちょっと資料要求としてお願いをいたします。  では、済みません、話...全文を見る
○林久美子君 二十年度当初からということなので、四月ぐらいから是非立ち上げていただきたいと思うわけでございますが、この書簡の中に、今回の書簡の特徴としては、教科書発行会社にちゃんとやってよということと併せて、文科省としてもちゃんと頑張るんだよという姿勢を示されたところが前回と違う...全文を見る
○林久美子君 では、続きまして、拡大教科書の作成ノウハウの普及啓発、そして実践モデル集の作成ということも書かれておりますけれども、どういうことをなさるのか。  この実践モデル集というのは、本当にモデルとして何か作るだけなのか、それとも何冊も発行するようなものなのか、そうした具体...全文を見る
○林久美子君 この実践モデル集は何部ぐらい作るとかというのは、大体見通しというのはおありなんですか。それも併せて伺ったかと思うんですが。
○林久美子君 ありがとうございました。  この大臣書簡の中で大きく柱が四つほどございまして、今これについて順次伺わせていただいたわけでございます。  まず、一つ目が検討会議の設置による標準規格の策定等、二つ目が実践的モデル集の作成、これがまだ、できるだけ多くの方にという話です...全文を見る
○林久美子君 一部聞くところによりますと、遅くとも二十三年までにはみたいな話もちらっと聞いたりもするわけでございますね。この二十三年というのは教科書発行会社が言っている時期と重なってしまうわけですけれども、まさかそんなに遅くなるということはないんだと信じておりますが。  大臣、...全文を見る
○林久美子君 済みません、どういうふうに使われているのかということについての御答弁もお願いします。
○林久美子君 ということは、これから作ろうと思っているものと一体何が違うのだろうかと思うわけでございます。しかも、この独法がやっている事業をいろいろ見ると、いろいろ報告書を作るということもやっていらっしゃいまして、いわゆる特別支援教育にかかわること全般に取り組んでいらっしゃいまし...全文を見る
○林久美子君 検討会議、先ほど十数人で立ち上げるというお話がございましたけれども、このマニュアルを作るときには、研究者とか、それこそいろいろ専門家入れて二十二人がかかわっているわけです。その上での知見を結集して作られているわけですね。  今お話にございました、外部機関に委託をす...全文を見る
○林久美子君 では、何を、何について委託をされるんですか。
○林久美子君 外部の方々のお知恵というのは、検討会議のメンバーに含まれないんですか、外部の方々のお知恵というのは。しかも、各学年に配慮したということは、これ十分書かれていますよ、マニュアルに。いかがですか。
○林久美子君 今おっしゃったメンバーは、すべてこのマニュアルを作るときにも入っていらっしゃる方々ですよ。人が替わるかもしれません。肩書が替わるかもしれない。だけど、それぞれの専門家であり、それぞれの発行会社の代表であり、それぞれの研究機関の代表が二十二人も入ってやっているわけです...全文を見る
○林久美子君 先ほど図らずもおっしゃいました、これはホームページで見れるわけです、ホームページで見れる。しかも、こんなことを申し上げたくありませんけれども、ここの独法、四人役員がいて、二人、常勤役員は文科省の方が、天下りの方ですよ。しかも、要するにこれを作ってホームページで出して...全文を見る
○林久美子君 検討会議の立ち上げ等々で二十年度予算案では二千数百万円、そしてこの拡大教科書作成マニュアルで掛かっているのは十四年度で一千十二万三千円、十五年度では八百万円、二千万弱掛かっているわけです。だから、そうしたことをしっかりと踏まえていただいて、そうじゃなくても教育予算が...全文を見る
○林久美子君 では、是非またこうして大臣と次に質疑をさせていただくときまでに、いつぐらいにはめどを付けるよというようなお答えがいただけると有り難いなと思いますので、是非お願いします。  もう一つ、こうやってマニュアルを作りましたと、今度検討会議も立ち上げますと、しかも大臣も書簡...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございます。  是非、念頭に入れてという御答弁がございましたので、そこに期待を掛けて検討会議の議論の行方を見守りたいと思いますし、私たちも委員会でしっかりと我が党案についても質疑をさせていただきたいというふうに思っています。  これは非常に将来的な長い...全文を見る
○林久美子君 やはりこの辺の問題というのが根底に私はあると思っております。非常に、簡単なことではないと思うんですね、この教科用図書の規定を見直していくということは。様々な法律にも絡んでくるし、じゃどこでどういうふうにしていくんだというのはかなり議論を積み重ねないといけない。しかし...全文を見る
○林久美子君 是非、様々な面で我々は法整備が必要だとも訴えておりますし、この教科用図書の規定もしっかりと議論をしていかなくちゃいけないと思っておりますので。教育というのは本当に、ある意味では与野党を超えて、そこにいる子供たちの教育環境をどうやってつくっていくかということに尽きると...全文を見る
○林久美子君 政府部内の調整を行っているということでございましたが、要は遅れているんだと思います。遅れている理由は何ですか。
○林久美子君 分かりました。  この中教審の、先ほどお話がございましたが、教育基本計画特別部会における答申素案を見せていただきました。すると、第二章の今後十年間を通じて目指すべき教育の姿の中の求められる教育投資の方向という項目と、もう一つ、第四章、施策の総合的かつ計画的な推進の...全文を見る
○林久美子君 それでは、財務省としては今の教育予算で十分だと現場を知った上で思っていらっしゃるんですか。
○林久美子君 恐らく今の答弁を伺っておりますと足りているんだというふうに思っていらっしゃるんだと思います。  今ほど、子供の数が減っているんだからと、一人当たりの費用は決して少なくはないんだというお話がございました。学校の先生に関してもそういう御答弁でございました。でも、考えて...全文を見る
○林久美子君 分かりました。手段の数値化は図れないと、要するに数は書けないということなんでしょうけれども。より一層の充実を目指すとか、それぐらいはできるんじゃないですか。だって、福田総理もおっしゃったじゃないですか、人づくりこそが国づくりだと、教育が大事だと施政方針演説でもおっし...全文を見る
○林久美子君 福田総理らしい御答弁だなと思いながら今伺っておったんですが。  でも、先ほど私、外形的なデータもお話ししましたね。学校の教員の先生のお話も申し上げました。もう御存じだと思いますけれども、まあ一応念のため申し上げますね。いわゆる対GDP比の教育予算ですね、初等中等教...全文を見る
○林久美子君 より一層の充実を目指すということも投入量の目標化につながるという御認識だということで、私ちょっと正直びっくりなんですけれども、渡海大臣、こういう状況で多分御苦労なさっていらっしゃるんだと思うんですね。  しかしながら、やはり私は、経済が発展してくると人心が荒廃する...全文を見る
○林久美子君 ということであれば、教育振興計画ができるまで学習指導要領は告示しないということですか、ということにはならないわけですか、どうですか。
○林久美子君 たしか学習指導要領も、二十三年とか二十四年を待たずにできるところから速やかに対応していくというのが文科省の皆さんのスタンスだったと思いますけれども。  何が申し上げたいかといいますと、学習指導要領を支えるというか、それの条件整備が教育振興基本計画であるわけで、学習...全文を見る
03月31日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○林久美子君 私は、ただいま可決されました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。   ...全文を見る
05月27日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○林久美子君 私は、ただいま可決されました独立行政法人日本原子力研究開発機構法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     独立行政法人日本原子...全文を見る
06月03日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
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○林久美子君 私は、ただいま可決されました社会教育法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     社会教育法等の一部を改正する法律案に対する附...全文を見る
06月05日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
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○林久美子君 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書...全文を見る
06月10日第169回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
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○林久美子君 民主党・新緑風会・国民新・日本の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  お二人に続きましてこの保健法の改正案についてお伺いをいたしますが、私もこの安全という問題を中心にお伺いをしてまいりたいというふうに思います。  大教大附属池田小の事件、大阪...全文を見る
○林久美子君 これまでにも学校保健法の中に安全についての記述は確かにありました。ありましたが、先ほど私が例として取り上げましたような、学校に不審者が侵入をしてくる犯罪を前提としたものであるとか、あるいはこれは後ほどお話しさせていただこうと思っておりますが、学校の管理下あるいは通学...全文を見る
○林久美子君 私は、最近、地方分権とよく言われますね。地方分権って大いに結構なんだと思うんです。ただし、どうも見ていると、地方分権という言葉の下に私は国が責任を放棄しようとしている、特にこの教育においてですね、という逃げ口上に使ってはいただきたくないわけなんですね。国が……(発言...全文を見る
○林久美子君 修正案についてのお話ありましたけれども、これはもう今更申し上げるまでもございませんが、おっしゃるように、議員間での修正を行ったわけですけれども、当然ここには我が党の議員もおりますが、大臣の所属していらっしゃる自民党の議員さんもいらっしゃるわけでございましてね、そこか...全文を見る
○林久美子君 事前に伺ったところによりますと、子供の発達段階に応じた形で安全をどう守るかということについての研修は行われていないというお話を伺っていたんですが、今の御答弁でよろしいんですね。
○林久美子君 十分かどうかの、じゃ確認はできていないということになるわけですね、きっと。  やはり、そこら辺は、教育をつかさどる文科省でございますので、ただやってくださいねみたいな話だけではなくて、ちゃんとこれ、もう一つ申し上げると、スクールガード、スクールガード・リーダーを配...全文を見る
○林久美子君 それでは伺います。  局長から御覧になって、配置できている県と置けていない県の違いは何だと思われますか。
○林久美子君 るる御説明をいただきましたが、これ簡単に申し上げますと、財政力があるところは置けているんです。財政的に厳しいところが置けていないというような現象があるわけです。だからこそ格差があるんだというふうなことを私は申し上げておるわけでございまして、これ本当に一例でございます...全文を見る
○林久美子君 それでは、通学路の安全確保はどこで対応すべきだと考えていらっしゃいますか。
○林久美子君 大臣、子供にかかわる生活の範囲というのは実はすごく、もう御存じだと思いますが、省庁の縦割りの壁に阻まれているわけですね。学校でも、学校のいわゆる管理下というのは文科省だし、学童になると厚労省だし、通学路は、今お話あったように道路管理者といえば市町村なのか県なのか国な...全文を見る
○林久美子君 ですから、その状況状況において、非常に、どこが責任を持つかということがあいまいになるわけです。ですから、大臣、先ほど私が申し上げたのは、これから議論していただかなくちゃいけないと思うんですけれども、じゃ、どこまでが学校の範疇なのか、どこからが違うのか。学校の範疇は先...全文を見る
○林久美子君 事件が発生するようになってからもう随分と年月がたっているわけですから、そこら辺の責任があいまいで、いつも事件があるたびにどこに責任があるんだと、どこが悪かったんだと、いや国の責任、いや設置者の責任みたいな話になっているわけですから、やはりもうこれはそろそろこの議論に...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  では、最後に大臣にお伺いしたいと思います。  先ほど申し上げましたこの安全についての議論、実に三十年ぶりでございます。日本スポーツ振興センターがやっている災害共済給付の件数も二百万件を超えると。少子化にもかかわらず、事故増えているわけ...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。
○林久美子君 私は、ただいま可決されました学校保健法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     学校保健法等の一部を改正する法律案に対する附...全文を見る
11月13日第170回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○林久美子君 おはようございます。民主党の林久美子でございます。  この度は塩谷大臣、そして副大臣、政務官の皆様、御就任おめでとうございます。  先日、大臣の方から早速所信的ごあいさつを賜りまして、本日はそのごあいさつの中にもありました、主に認定こども園について、早速ではござ...全文を見る
○林久美子君 非常に増えているとおっしゃれば増えているようにも聞こえるんですが、何が申し上げたいかというと、当時千と言っていた目標の、今二百二十九件ですよね、四分の一にも達していないわけですね。ということは、当初思っていたほど認定こども園に手を挙げる施設がないということなわけです...全文を見る
○林久美子君 現場の方からは財政的な支援が十分でない、事務手続が非常に、まあ簡単に言うと面倒くさいというんですかね、複雑で煩雑だというような御指摘が挙がっているということでございまして、実は二年前の審議のときからこれはずっと指摘してきたことなわけです。  要はどういうことかとい...全文を見る
○林久美子君 私は、その課題がすべて解決できるのですかということを伺ったわけでございます。一次補正に文科省さんの方では四億円、厚労省さんの方は十七億円でしたっけ、こども交付金、一次で付いているというのは伺っております。こども基金のことも後ほど伺います。  しかしながら、その二重...全文を見る
○林久美子君 前段の施設整備補助金はどちらかというとハードの支援、二つ目の事業費補助金については人件費も含んでの機能的な部分についてのいわゆる補助と、これは幼保連携型に限らずということかというふうに思います。  それでは、先ほどの、冒頭の御答弁でもいただきましたが、まだまだ幼保...全文を見る
○林久美子君 補助の条件がまだ決まっていないということでございました。  私はいつも思うんですね。文科省さんも一生懸命頑張ろうとされていると、子供たちにとってより良い教育、保育を提供するためにどういったことが今現場で求められているのか、そのためにはどのように対応していったらいい...全文を見る
○林久美子君 六十年掛かってようやくここに至っているということかというふうに思いますけれども、要は、決意だけでは物事進まないと思うんですね。やっぱり積み上げていくことが非常に大事であると。それは、国民の皆さんもそうですし、あらゆるところがきちっと納得できる積み上げでなくてはならな...全文を見る
○林久美子君 ですから、結局その二つは二つのままで変わっていないということなわけですね。二つの窓口に申請しなきゃいけないことも変わらないし、だから……(発言する者あり)でも、幼稚園の認可を受けているところは文科省からももらうわけでしょう。
○林久美子君 それは分かっています。だから、新しく機能部分から認可を取ろうとしている部分は一つから出てくるけれども、旧来のところで認可を持っているのは、そこのラインはそのまま残るわけだから、結果的には二本ですよねということを申し上げているわけです。結局二本のままなわけですよ、そう...全文を見る
○林久美子君 分かりました。何せその二元行政は変わらないということで、私としては、そこの根本的なところを正さないとなかなか思うように進んでいかないんじゃないかなという懸念は依然として残っているんですけれども。  もう一つ、二つお財布が残るということと、地方裁量型こども園に何にも...全文を見る
○林久美子君 では、今年度中にという明確なお答えをいただきましたので、これは附帯決議にもきちっと入れていることでございますから、是非実現に向けて、同じ認定こども園に通っているのに、保護者からしても子供からしてもですけれども、何かあったときにちゃんと補償が受けられないというのはやっ...全文を見る
○林久美子君 検討中という言葉ばかりがやっぱりどうしても並んでしまっていると。だから、事務手続の簡素化、監査事務の簡素化、事務手続の簡素化なんといったらもう簡単なわけです。やる気になれば、文科省の担当者の方と厚労省の担当者の方が同じ書類を作ればいいわけですよ、一つのフォーマットで...全文を見る
○林久美子君 進めてまいる。いつまでにですかということを伺っているんですが、多分、そのお答えがいただけないということは、いつまでにと言えないということなんだと思います。ということは五年先かもしれない。それこそまた六十年ぐらい先かもしれない。でも、これは子供を置き去りにした議論なん...全文を見る
○林久美子君 速やかに実現という御答弁を何度も何度もいただいたような気がするんですけれども。  結局、さっきも申し上げました幼保連携型になっても二つのお財布から補助金が出てくるのは変わりませんねと。こども交付金をつくりました、機能の部分にお金が出せるようになりました。でも、認可...全文を見る
○林久美子君 この認定こども園の拡充というのは、いわゆる機能部分にも支給ができると、施設整備に関してというふうに伺っていますし、人件費にも使えるんだということでよろしいんですね。
○林久美子君 ありがとうございました。  では、もうちょっと時間もございませんので、最後にちょっとどうしても伺っておきたかったので、認定こども園についてはこの辺りにして、とにかくきちっと一元化を進めてくださいと、お財布は一つにしてくださいと重ねて申し上げまして、次のテーマに移り...全文を見る
○林久美子君 先取りでお答えをいただいてありがとうございます。  そうなんです。要は、法定雇用率一・八%というのがございます。この発達障害者というのが義務化の対象とされていないわけですね。今は身体障害者、知的障害者の方が義務化の対象となっていらっしゃいますけれども、また、そうい...全文を見る
○林久美子君 そうなんです。専門の医師の方もまだまだ少ないという状況にございます。先ほど百数十人、現在というお話ありました。発達障害というのは今六%ぐらいの方がそうではないかというふうに言われているんです。ということは、いかにほとんどの方が就業に恵まれていないか、きちっと就業され...全文を見る
○林久美子君 ありがとうございました。  本当に是非、子供たちというのは、私もそばで見ていて思うんですけれども、本当に、本当に無限の可能性を秘めているんだと思うんですね。もう今更申し上げるまでもございませんが、やっぱりこの国の、日本の未来をつくるのは間違いなく子供たちなわけです...全文を見る