林潤

はやしじゅん



当選回数回

林潤の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○林(潤)分科員 自由民主党の林潤でございます。本日は、矯正行政について質問をさせていただきます。  近年の司法制度を取り巻く現状というものは、裁判員制度の導入を初めといたしまして、司法試験そして監獄法の改正など、まさに百年に一度の大きな転換期を迎えようとしております。我が国で...全文を見る
○林(潤)分科員 施設の増設、そして開放処遇、PTの立ち上げ、さまざまなこうした取り組みに対して、これからもしっかりと現状に合った取り組みというものに努めていただきたいと思います。  さて、最近では、アジアを中心といたしました来日外国人による犯罪も増加しております。刑務所でも国...全文を見る
○林(潤)分科員 四倍の四千人、こうした外国人受刑者のうち四五%が中国ということで、対応が大変だなと実感いたしました。この中国との移送条約をしっかりと今後進めていただいて、こうした外国人受刑者の問題の解消に努めていただきたいと思っております。  そして、懲役を科せられました受刑...全文を見る
○林(潤)分科員 こうした刑務官の人数が少ない中で、警備もやっている、教育もやっている、そしてなおかつ塀の外で営業もやっていく、本当に頭が下がる思いで見ているわけですけれども、この日本特有の担当制という制度、よさと悪さがあると指摘されておりますけれども、さまざまな点を克服いたしま...全文を見る
○林(潤)分科員 矯正をする施設という側面があるということを御答弁でいただきましたけれども、愛知県の先ほどの通り魔事件の例を出すまでもなく、出所した後にいかに犯罪を犯させないようにするか、そして、きちんと社会復帰させて根づかせるかということがやはり大切だと思います。  自分も記...全文を見る
○林(潤)分科員 こうした就労の大切さというものを非常に私も認識しているところであります。先ほど厚生労働省を含めたハローワークとの提携ということも答弁でありましたけれども、こうした対応をしっかりして、やはり就業させることによって社会復帰をきちんとできる体制で、特に、聞いたところに...全文を見る
○林(潤)分科員 こうしたPFIの手法というものが、過剰収容や官民の共生、一石二鳥にしっかりなって、秩序の維持、犯罪の再発防止に果たす役割にしていただきたいと思っております。  今後も、受刑者の人権と社会復帰を考えて、国民の安全、安心の要望にこたえられるような矯正行政を目指しま...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第7号
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○林(潤)委員 自由民主党の林潤でございます。  まず、この国民投票法案は、これまで長い時間をかけて議論をしてきましたので、収れんの時期に来ているのではないかと考えます。  まず、この法案が手続法であるということを確認すべきでありまして、改正案の内容そのものとは切り離して考え...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○林(潤)委員 自由民主党の林潤であります。  昨年の特別国会で二回、障害者自立支援法を初めとして質問をさせていただきました。今通常国会では初めての質問であります。本日は、医療制度改革の関連法案についての質問をさせていただきます。  日本国民ならだれでも持っている健康保険証、...全文を見る
○林(潤)委員 大臣の答弁にもありましたとおり、二十年後の日本のこうした目安もしっかり考えていく、そこで日進月歩で変わっていく可能性がある、そしてこれで万全と思わない、そうした非常に謙虚とも言えるようなお話をいただきまして、非常に柔軟な対応をもってこれからも進んでいただきたいとい...全文を見る
○林(潤)委員 大臣の三割が限界だと思うという所感は私も同じにするところでして、何としても窓口の三割負担というものをしっかり堅持していただきまして、将来の負担増につながることがないように、この改革によりましてしっかりと制度を構築していただきたいと希望をするわけであります。  そ...全文を見る
○林(潤)委員 しっかりとこの五十六兆円という見通しに基づいて、さらに柔軟な対応をしていただきたいというふうに思います。  今回の医療制度の改革では、国民的な健診や指導を通じまして、生活習慣病の予防を重要視し、そして将来的な医療費の抑制に努めている点、これは大変に高く評価をでき...全文を見る
○林(潤)委員 保健指導の徹底や患者のデータの活用、こうしたことを通じてぜひ充実をさせてもらいたいと思います。  今回の、こうした糖尿病など生活習慣病の早期治療をしていくためには、健康診断で異常が認められた患者に対しまして医療機関に早期に受診をさせていく、これが極めて重要かと考...全文を見る
○林(潤)委員 こうした生活習慣病に関連してなんですけれども、後期高齢者になってから生活習慣病にかかった場合、結果として医療費が高くついてしまう。こうした原因は、実は子供のころや若いときの生活習慣に始まっていると聞いております。  こうしたことから、若い世代にも肥満予防など生活...全文を見る
○林(潤)委員 また、関連なんですけれども、今回、四十歳以上となっているこの健診の義務年齢を引き下げることについて、将来的な感覚で結構ですので、検討材料とならないか、お聞かせ願います。
○林(潤)委員 生活習慣病の対策は、まさに国を挙げて取り組むべき課題であります。二〇〇〇年に目標を定めました健康日本21では、適正体重の率や糖尿病の患者数、こうしたことについて具体的な数値目標を定めましたが、実際には、データ的に効果が上がっていない、むしろ悪くなっている、こうした...全文を見る
○林(潤)委員 ぜひとも総合的に進めまして、国民的な生活習慣病の克服に努めていただきたいと思います。  今回の医療制度改革では、医療費適正化という観点から、この給付内容や生活習慣病対策を初めといたしまして、さまざまな方策を取り入れておりますが、その中で介護療養型医療施設の廃止と...全文を見る
○林(潤)委員 追い出しには断じてつながらないということを大前提にしている、非常に現場の方から見ましても勇気づけられる言葉ではないかと思います。  こうした中で一番問題なことは、療養病床の再編成に伴った受け皿の整備でありますけれども、これをどのように考えているか、お聞かせ願いま...全文を見る
○林(潤)委員 こうした介護療養型施設を廃止する中で、本当に豊かで安心な医療になっていくには、患者が希望すれば、病院ではなく、住みなれている、そして家族もいる自宅でも治療を受けられることだと考えます。  しかしながら、在宅医療を受けられるようにするには、まだまだマンパワーを含め...全文を見る
○林(潤)委員 ぜひともそうした方向で在宅医療の充実というものを進めていただきたいと思います。  最後に、こうした医療現場を支える中心となります医師の待遇や働く環境について質問いたします。  小児科や産科などにおける医師不足というものは深刻になっており、その結果、医師の勤務状...全文を見る
○林(潤)委員 こうした総合的な取り組みを通じまして、医師の負担増や医療の質の低下に決してつながることがないようにお願いをしたいと思います。  今回の医療制度改革は、マスコミ等でも内容が詳しく取り上げられておりますが、国民にとってはまだまだなじみが薄く、将来の負担にも不安がある...全文を見る
04月27日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第10号
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○林(潤)委員 自由民主党の林潤です。  本日は、社団法人日本新聞協会から、日本を代表する全国三紙の三人の参考人の方々におかれましては、当委員会に貴重な御提言を賜りまして、まことにありがとうございました。  本日は、私自身も新聞記者をしていたことがありまして、こうした経験を踏...全文を見る
○林(潤)委員 自主的、自律的なそうしたことを法律に書くことが矛盾しているという主張は理解できるんですけれども、前回の委員会におきましては、日本雑誌協会の山了吉参考人から、自主規制がもし実施されるということになりますと、萎縮というよりは雑誌が成り立たない、憲法問題に関し記事がつく...全文を見る
○林(潤)委員 メディアには権力をチェックするという重要な役割があり、それぞれの新聞は国民の信託の上に日々取材活動を行っておりますけれども、時には虚偽の報道により事後的に関係者に謝罪するという事例もこれまで生じてきました。  こうしたことから権力とメディア相互に不信感が生じ、こ...全文を見る
○林(潤)委員 自主規制を、今回どのようなねらいがあったと報道側は見るかということについてであります。
○林(潤)委員 数多くのチェックを経まして紙面が構成され、そして虚偽報道が意図的に行われることは全くあり得ない、こうしたことは大変に理解できるものであります。  そして、これまでの憲法改正とメディアに関する論議というものは、選挙とメディアの関係を規定した公職選挙法を参考にしてい...全文を見る
○林(潤)委員 こうした憲法改正の報道に関しては、公選法と同じような自主規制の規定を設けられた場合、どのような形で自由な報道や評論が制限されると予想されるのでしょうか。憲法は国の最高法規でありますから国政選挙より幅広い議論が必要だという点、さらに、参考人からもありましたけれども、...全文を見る
○林(潤)委員 何が公正か虚偽か判断できないという点、それから、取材される側の影響が、これによって萎縮してしまうことがはかり知れないという点は理解をさせていただきました。  現在、こうしたことから、それぞれの新聞は、虚偽報道を防ぐための内部的、自主的な取り組みとしては具体的にど...全文を見る
○林(潤)委員 こうした虚偽報道を防ぐための内部的な取り組みというものに非常に努力をされているということを理解させていただきました。  それでは次に、紙面の中でも広告の占める意味というのも大きいと思います。憲法改正国民投票運動として、新聞紙上における意見広告が想定されます。 ...全文を見る
○林(潤)委員 協会内で何らかのルールが必要であるという御認識は理解をいたしましたので、国民投票制度のこうした盛り上がりに伴って、新聞広告についても将来的に公平さを求められるように、こうした話し合いをお願いいたしたい次第です。  この新聞広告に関連いたしまして、憲法改正の賛成派...全文を見る
○林(潤)委員 理解をいたしました。  今後も、こうした国民投票運動を想定して、新聞協会内でも体制が整備できるよう、話し合いができるようにしていただきたいと思います。  次に、新聞の意見主張のあり方というものなんですけれども、日本の新聞の特徴といたしましては、宅配が広く行われ...全文を見る
○林(潤)委員 言論機関といたしましても、こうした憲法改正の論議というものは、国民の知る権利にこたえられるような、こうしたことで独自色を出しつつ、興味深い世論の喚起にさらに努めていただきたいと思います。  まだまだ質問したいことはありますけれども、持ち時間が近づいてまいりました...全文を見る
06月13日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○林(潤)委員 自由民主党の林潤であります。  本日は、男女雇用機会均等法改正案について質問をさせていただきます。  これまで、私は、昨年の特別国会から今通常国会を通じまして、この厚生労働委員会において、障害者の自立支援法案や医療制度改革関連法案など、こうした論点が分かれるよ...全文を見る
○林(潤)委員 先ほどのコース別雇用管理制度、この運用改善が進むということをおっしゃられましたけれども、これについて幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、この法が求める平等の概念というものなんですけれども、これは男性並みの労働を求めていくのか、それとも、労働団体等...全文を見る
○林(潤)委員 この間接差別禁止の概念の導入については、企業サイドからは、概念がわかりにくく、濫用されるのではないかという懸念がある。こうした一方で、勤労者のサイドからは、対象を絞ると、そのケース以外が差別として扱われにくくなる。こうした双方の心配があるわけであります。  対象...全文を見る
○林(潤)委員 関連いたしまして、この間接差別の規定で、コース別雇用管理制度における全国転勤要件そして昇進における全国転勤要件につきましては、職務と関連性があるかどうか、その合理性、正当性の基準は個々のケースで判断が難しいはずです。だからこそ、労使間で無用の濫用を避けるためにも、...全文を見る
○林(潤)委員 時間がちょっと迫ってまいりましたけれども、これにまた関連しまして、私ごとになりますけれども、毎日新聞という新聞社に七年おりまして、地方勤務も経験をしてまいりました。初任地は札幌で、警察回りからスタートをし、記者としてスキルを積んでまいりました。全国紙の取材記者は、...全文を見る
○林(潤)委員 こうした日本的な雇用の慣行を前提といたしますと、私は、ほとんどの配転は合理性、こうしたものが認められるのではないかな、間接差別が成立することは少ないのではないかなと思いますが、いかがなものでしょうか。
○林(潤)委員 今回の指針が定まっていないという状況の中で、まだまだ戸惑いがあります。こうした質問を通じて浮き彫りにしたかったわけなんですけれども、くれぐれもこうした指針におきまして、労使間に無用な摩擦が生じないように、最大限努力を払っていただきたいと思います。  今回の法改正...全文を見る
12月01日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○林(潤)委員 自由民主党の林潤であります。本日は、厚生労働関係の基本施策について質問をさせていただきます。  これまで私は、昨年の初当選から一年三カ月間、当委員会に所属をさせていただいておりまして、年金や介護や医療、こうした社会保障分野の充実を中心に取り組んでまいりました。本...全文を見る
○林(潤)委員 さらなる明確な努力をしていただきたいと思います。  また、今回の起訴や逮捕に関しまして、医療界からは、医師が一生懸命に手術や治療を施しても結果が悪ければ逮捕されるのでは、危険を伴う治療はできなくなる、こうした反発も上がっておりまして、医療事故を医師ひとりの責任に...全文を見る
○林(潤)委員 ぜひとも双方にとって不幸でない措置を講ずるようお願いいたします。  この公聴会では、産科、小児科の医師偏在や農村部で医師確保が困難な地域など、医師の確保のあり方に関する問題も指摘をされました。  平成十六年の調査によりますと、人口十万人当たりの医師数は、全国平...全文を見る
○林(潤)委員 引き続き、国民のニーズにこたえられるような体制づくりをお願いいたします。  さらに、医療に従事する助産師や看護師も不足していると指摘をされております。厚生労働省の看護職員需給検討会によりますと、ことしの供給数は需要数を四万千六百人下回っております。私の地元神奈川...全文を見る
○林(潤)委員 また、関連して、助産師のことについてさらに掘り下げてお伺いしたいですが、ことしの夏に、横浜市内にあります、年間出産数三千人という、出産数全国規模の産科、婦人科、小児科病院、堀病院におきまして、助産師資格のない看護師らが妊婦に内診と呼ばれる助産行為をしていたことが摘...全文を見る
○林(潤)委員 さらにこうした安全に格段の注意を払ってもらいたいと思います。  続いて、今年度の診療報酬改定や医療制度改革関連法の施行によりまして、特に診療科目によっては影響が顕著な場合もありましたので、こうした診療科目ごとに質問させていただきます。  まず、歯科を取り巻く状...全文を見る
○林(潤)委員 一刻も早くこうしたひな形を活用して、現場の負担を軽くしていただきたいと思います。  さらに、口腔と全身の状態の関連も指摘されるなど、歯と健康は関係深いと考えます。八十歳で二十本の歯を残す八〇二〇運動達成者が七十五歳から七十九歳で二七・一%にも達しておりまして、内...全文を見る
○林(潤)委員 こうした専門部会でさらに研究を深めて、診療報酬改定に反映していただきたいと存じます。  また、四月の診療報酬改定でリハビリテーションの点数体系が変わりまして、算定日数上限が設けられたことで、医療現場でも当初はリハビリ患者を切り捨てるのではないかとした批判も上がり...全文を見る
○林(潤)委員 体を悪化させないためのリハビリもあるということを認識いたしまして、引き続き検証してもらいたいと思います。  最後に、骨太改革と厚労省予算について質問いたします。  厚労分野でも予算削減が求められておりまして、その一つで生活保護の見直しが掲げられております。 ...全文を見る
○林(潤)委員 引き続き、きちんとした適正な取り組みをお願いいたします。  また、生活保護を担当するケースワーカーの間で生活保護の適正化や運営にばらつきが大きいという指摘もあります。不正受給を黙認あるいは見破ることができないケースがある反面、本来生活保護の申請が必要とされるケー...全文を見る
○林(潤)委員 ぜひ国民に納得を得られる形での適正化に努めてもらいたいと思います。  せっかく大臣がいらっしゃっておりますので、さきの医療制度改革を通じまして、国民皆保険の堅持など、方針があらわれておりますけれども、諸外国の医療制度には、イギリス、フランス、アメリカ、さまざまな...全文を見る
○林(潤)委員 終わります。ありがとうございました。