林孝矩

はやしたかのり



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林孝矩の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○林(孝)委員 先ほど来の議論、さらにこの三日間の議論を通して共通の問題、これは簡単に申し上げますとやはり日本の農業が今日いろいろな課題をかかえ、また将来にわたって非常に暗い見通しというものに立たざるを得なかった大きな原因が、今日までとられてきた政府の高度経済成長政策、そういうも...全文を見る
○林(孝)委員 B区域の取り締まり監視問題、それから契約問題、この二つの問題が大きな焦点であるといういまの答弁であったわけでありますが、その具体的な内容、それから本交渉が来月行なわれるということで、それに対していま大臣が御答弁されたように、善処したいということでありますが、その善...全文を見る
○林(孝)委員 私の質問の第二点目に対してお答え願いたいと思います。
○林(孝)委員 一点目は、いま大臣が御答弁になった二つの問題点、すなわちB区域の監視、それから契約上の問題ですね。二点目の問題は、来月開かれる本交渉にあたって善処をしたいという答弁を先ほどされたわけでありますが、その具体的な内容について明快に答えていただきたい。
○林(孝)委員 ですから、来月の、三月に行なわれるところの交渉に対して、どういう対応策をもって臨まれるのか、もし具体的にそういうものがなければ、ないでけっこうです。
○林(孝)委員 そのように答弁願えればいいわけです。  さらに、もう一点お伺いしますけれども、決意として、どういう決意で臨むかということは、外交交渉には支障がないと思いますので、御答弁願いたいと思います。
○林(孝)委員 それでは、一般的な問題として、日ソ両国間の漁業問題で絶えず問題になることでありますが、その漁業の資源問題について伺いたいと思います。  漁業の資源問題ということを考える場合に、当然のこととして、資源の調査というものが前提となって行なわれなければならないと私は思う...全文を見る
○林(孝)委員 それから、もう一つは、とる漁業からいわゆる養殖漁業、栽培漁業という形への転換が叫ばれているということでありますが、日本のそうしたすぐれた技術というものを、この日ソ間の水産資源の再生産のために積極的に供給していくべきであるという、こういう考え方が現実として関係者の中...全文を見る
○林(孝)委員 次に、ことし六月にベネズエラで行なわれる第三回の国連海洋法会議について伺いますが、この会議で、当然これも必然的な問題として起こってくる、また、そのようになるであろうと予想されておるわけでありますが、排他的経済水域の問題、これは二百海里の設定ということが提案されるこ...全文を見る
○林(孝)委員 優先権と実績尊重ということでありますけれども、こういうことに対する見通しはどのように考えられておりますか。
○林(孝)委員 私の質問の要点は、これは非常に早く手が打たれなければならないし、いま努力をしているということで、その努力の内容も伺いたいということであります。それと同時に、そうした努力の結果が実るのか実らないのかという見通し、これは非常にむずかしいことだと思うのですけれども、やは...全文を見る
○林(孝)委員 いま不規則発言がありましたことを私がいま申し上げたいと思っておったのですが、これは、なぜこういうことを言うかといいますと、あとで私は質問しますが、海外の協力事業、農林省の新しい政策の中の一つとして——政府全体としては、国務大臣を一人つくるという形での話が出ておるわ...全文を見る
○林(孝)委員 万が一その二百海里ということでなくとも三海里ではない、こういうことだと思うのですよ。そうした場合に、いまからその対応策を考えておかなければ、いわゆる遠洋漁業で漁獲される魚がその分だけ——結局、どこかまた新しい漁場を求めるか、あるいは、求めても、そういう可能性がなけ...全文を見る
○林(孝)委員 これは水産庁長官が専門でありますけれども、いま、沿岸と遠洋という問題があるわけです。われわれが毎日食べている魚は、日本の沿岸でとれる魚の比率とよその海域でとれる比率と比較した場合にどういう比率になっておるか、これをはっきりしたら、いま沿岸で養殖することで間に合うも...全文を見る
○林(孝)委員 この問題はこれでおきますが、非常に重大な問題でありますので、今後さらに具体的な問題として議論を進めていきたいと思います。  それから、次に、きょう一日、あるいは三日間議論になっておりました食糧の需給問題でありますけれども、農林大臣が国際情勢をどう把握されているか...全文を見る
○林(孝)委員 一般的な問題としては大臣がお答えになって、このシュルツ発言ということについては、私の手元に来ております情報と農林省の情報とは食い違っておって、どちらがどうであるかということは今後の成り行きを見なければわからぬわけでありますが、だいじょうぶだということでありますし、...全文を見る
○林(孝)委員 二番目の問題は、相手国が要望してきて、それにこたえて国際協力をするということとは別に、日本がこういう国がどうだろう、こういう国がどうだろうということで調査をして、そしてかつ、その国が申し込みはしないけれども、要望しているという国が事実あるわけです。日本に、こういう...全文を見る
○林(孝)委員 それでは、最後に、きょう稲富委員からも商社等は考えるべきだという意見がありましたが、田中総理が、本会議場で、代表質問に対する答弁の中で、はっきりと商社、シンジケートというものの名前をあげておりますし、また、ジェトロの機関を使ってやるとか、いろいろな具体的な発言をさ...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
02月26日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○林(孝)委員 森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案に関して質問いたします。  七十一国会にすでに質問をしておりまして、それに関連しての質問、また新しい問題としての質問、大体三点にしぼって、重複を避けながら質問したいと思います。  まず最初に、この森林法の改正に...全文を見る
○林(孝)委員 いま御説明がありましたように、被害が非常に増加しておる。この原因についてもうすでに研究の結果が発表されました。そのときに、当委員会におきましても、同僚議員から質問がございました。林野庁長官は、原因がはっきりしたことであるから、必ず減るという確信を持って減らすことが...全文を見る
○林(孝)委員 予算の面が出まして、先ほどの林野庁長官の答弁の中に、絶滅を期して全力を傾けるということでありますが、傾けられるという意欲は評価できても、具体的にその効果あるいは行動というものをはたして起こせるかどうかということに関して非常に心配であります。というのは、そのマツクイ...全文を見る
○林(孝)委員 政務次官が来られましたからお伺いしますが、いま議論しておったのは、マツクイムシの被害というものが非常に増大しておるので、それに対する解決のしかたとして、原因がはっきりしたということで、それを絶滅するためにどうしたらいいかという点が一つです。それから、その予防事業だ...全文を見る
○林(孝)委員 もうちょっと発想の転換をしてもらいたいとことがあるのですがね。それはどういうところかと申しますと、現行の防除法では、いわゆる自然環境ですが、その山林を持っておる人が、所有者が、資源保護という立場から、自分で保護しなければならないという義務づけの思想になっておるわけ...全文を見る
○林(孝)委員 それでは、次に伺いますが、七十一国会でこの森林法の改正に関して質問をし、そしてすでに一年を経過しようとしているわけでありますので、その後の事情の変化と、さらに農林省のサイドでの事務の進行というものもあると思いますので、確認の意味から二、三質問をしたいと思いますが、...全文を見る
○林(孝)委員 第一点目の中で、保安林整備臨時措置法についてでありますけれども、改正内容の柱といいますか、そういうものについていま説明がございましたが、その新しく導入されるという保健保安林の制度によって起こってくるところの影響についてお伺いします。  一つは、その制度を導入する...全文を見る
○林(孝)委員 それから、その次に、国有林野事業の特別会計において、四十八年度の収支見通しをまず説明をしていただきたいと思います。それから四十九年度の国有林野事業の推定、この二点をお願いします。
○林(孝)委員 それでは、具体的にお伺いいたしますが、まず、インフレによるところの土地価格の暴騰と建設資材の高騰、そして金融の引き締めということで、いわゆる住宅にしても、あるいはその他の建築にしても、一般的に考えられますことは、木材の需要が減少しているということだと私は思うわけで...全文を見る
○林(孝)委員 時間が過ぎているそうでありますので、最後に一点だけ、これは政務次官にお伺いしておきたいと思うのでありますが、今日まで、当委員会におきまして、いろいろとこの森林法改正に関する質疑がなされてきました。そして、林野庁の行政の姿勢並びに具体的な政策等も盛られておるわけであ...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
03月06日第72回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○林(孝)分科員 私は、石油製品の値上げに関する問題について質疑をいたしたいと思います。  田中総理が、五日の閣議後に開かれた石油関係閣僚会議で、石油製品の値上げ時期について、通産省の早期値上げの主張は聞いておくが、すぐに、いつ値上げするときめるわけにはいかない、そのように、中...全文を見る
○林(孝)分科員 国民の立場に立って考えるときに、私はこのように思うわけであります。それは、いま通産大臣から石油値上げに関する条件というものについてお話がございました。ところが、一つは、今日まで通産省は、山下次官の発言にもあったように、石油業界のやらずぶったくり商法というものを批...全文を見る
○林(孝)分科員 それでは伺いますが、たとえば、その石油製品値上げの条件の中に、大臣が触れられておりました九ドル原油の問題です。  大臣の話によりますと、一月二十日ごろから九ドル原油が輸入されておる。そして、その高い油によって、通産省の推定によりますと、一日約八十億円のコストア...全文を見る
○林(孝)分科員 いま無査定という話がございました。これは非常に重大なことでありまして、先ほどエネルギー庁長官のほうからの話は、いわゆる油を輸入するという段階での話であります。その輸入された油が製品となっていくわけでありますが、その過程において、古い油と新しい油という問題が起こっ...全文を見る
○林(孝)分科員 私に与えられた時間がありませんので、要約してさらに質問を続けていきますが、いまの企業からの報告に対して、実態調査をやられましたか。
○林(孝)分科員 私はいまの答弁を聞きまして、あまりにも値上げの根拠が薄弱である。国民感情からして、そういうふうな実態を調査しないで、いまどうして値上げをしなければならないのかということを国民に納得させられるのか。はなはだ残念に思うし、また、そうした通産省の姿勢そのものは私は問題...全文を見る
○林(孝)分科員 いまの答弁では納得ができません。それならば、石油製品の値上げという問題、いまそうした動きをするべきではないと思います。  私の時間が来ましたからこれで終わりますが、この問題に対して考え直さなければならない問題がもっともっとたくさんある。石油行政全般に対する行政...全文を見る
03月08日第72回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号
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○林(孝)分科員 私は、看護婦不足のためにいまの医療行政というものが十分福祉の目的を達していない。それどころかいまやその問題は、一方で福祉行政を叫び、一方でそれを充足できないという矛盾した社会問題を引き起こしつつあるという現実を踏まえまして厚生大臣にお伺いしたいと思います。  ...全文を見る
○林(孝)分科員 大臣、このような状態、いまこれが初めて国会の議論になったのではないわけであります。過去において多くの同僚委員がこの問題を指摘しました。そうして厚生大臣の立場から、いろんな過去の厚生大臣が答弁をしております。その議事録の一部始終を調べてみますと、答弁を聞いておって...全文を見る
○林(孝)分科員 そこで大臣にお伺いいたしますが、看護婦がやめていくという問題、それから看護婦になり手がいないという問題、こうした二つの問題は、いま一番頭を痛めていると言われた厚生大臣の頭の中にあると思うのです。それで、中学を卒業してそして看護婦になろう、そういう気持ちで受験をす...全文を見る
○林(孝)分科員 私の見解も同じであります。  そこで、労働条件の改善だとかあるいは社会的地位の向上、また処遇、待遇、生活環境、そうした面にわたる改善等に関して大臣の見解がいまあったわけでありますが、私、実際問題として非常に強く印象を持ったのは、国立の療養所の実態で説明いたしま...全文を見る
○林(孝)分科員 それからいまの大臣の答弁に対する局長の……。
○林(孝)分科員 先ほど大臣が、この会議が終わってから話し合ってすぐその計画――いま立てているわけですね、計画は。あとは実施するだけですか。その辺ちょっと。
○林(孝)分科員 わかりました。  それから次に、先ほど大臣が答弁の中で触れられておりました潜在看護婦に対する就業促進の問題についてお伺いしておきます。  すなわちナースバンク、院内保育所を設置するという予算を厚生省が組むことになったわけであります。またこれも具体的な例で説明...全文を見る
○林(孝)分科員 終わります。
03月09日第72回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第5号
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○林(孝)分科員 私はまず最初にイチゴの萎黄病対策についてお伺いいたしたいと思います。  最近の国民生活の中でイチゴの需要量というものは急激に伸びておるわけであります。そういう意味では食卓にもカロリー源の吸収にも重大な役割りを持っているわけでありますが、最近このイチゴに萎黄病と...全文を見る
○林(孝)分科員 次に、この萎黄病に対する防除指導はどのようになっておるかお伺いしたいと思います。
○林(孝)分科員 防除指導の事業概略を説明してください。
○林(孝)分科員 もう一点、予算の裏づけを、当面緊急問題でありますので、明確に答弁をしていただきたいと思います。
○林(孝)分科員 イチゴに対しての裏づけは出ておりますか。
○林(孝)分科員 いま池田局長のほうからお話がありましたが、結局、私の指摘を総括して申し上げますと、こうした萎黄病による被害、これが年々増加して四割から五割、約半数が被害にかかっていく、こういうものに対する当面緊急の措置としての対策というものがまずなければならないということ、それ...全文を見る
○林(孝)分科員 大臣に最後にお伺いしますが、これは全国的に今後やはり大臣が一生懸命予算の獲得という面からも、あるいは農業行政という面からも考えられて、これから三カ所だけではなしに、もっと積極的に取り組んでいかれるということが肝要ではないか、私はそう思うわけでありますが、大臣はど...全文を見る
○林(孝)分科員 それでは、イチゴの問題はこれだけにしておきます。  次に、魚卵の伝染病に関する質問を数点したいと思います。  実は、生きた魚の血を破壊する出血性敗血症という伝染病なんですが、マスの卵を輸入して、ふ化して川に放流したその中に伝染病の原体が入っておって、それが他...全文を見る
○林(孝)分科員 それで、先ほど私が少し指摘しました、たとえばフランスから輸入されたマスの卵の場合、この件については、水産庁は御存じでしょうか。
○林(孝)分科員 それで、先ほど答弁のあった国際協定の問題、あるいは技術者養成、また防疫制度の確立、そうしたいろいろな対策がいま考えられておるということでありますが、こういう国際協定あるいは防疫体制の確立、あるいは技術者の養成、いろいろあると思いますが、いま、農林省のほうでこうい...全文を見る
○林(孝)分科員 時間が来ましたから、最後に、大臣の決意を伺って、終わりたいと思います。
○林(孝)分科員 終わります。
03月20日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○林(孝)委員 ただいま上程されております法案に対して質問するわけでありますが、最初に、水産物の国民食料に占める地位に関して基本的な見解を伺っておきたいと思います。  水産物の国民食料に占める地位というものは、人口の増加に伴って非常に重大な地位を占めるようになってまいりました。...全文を見る
○林(孝)委員 さらにもう一歩具体的に数値をあげて、他の食料と比較して答弁を願いたいと思います。そして、この件に関しては、将来に対する問題も含めてお伺いしたいと思います。
○林(孝)委員 この四十七年度の数値というものは、これはたとえば四十六年、七年、八年、九牛と、こういう流れで見た場合に、その増減はどういうパーセンテージを占めるようになっていますか。
○林(孝)委員 年度別にこのパーセンテージがどのように変化しているかという質問です。
○林(孝)委員 いまの説明によりますと、魚介類二七・四%五十七年度見込み、こういうことであります。そして生産高におきましては千二百万トンということでありますが、これだけの魚介類身確保する、たん白源を確保するということになりますと、現在の日本の漁業の現状というものと非常ににギャップ...全文を見る
○林(孝)委員 千二十一万トンの中で十六万五千トン、五十七年見込み千二百万トンの中で二十万トンということでありますが、この内水面に力を入れていくという姿勢を前提にして考えた場合、現在の状態が五十七年度において自動的にこういう形をとるであろうということが前提になって考えられた場合、...全文を見る
○林(孝)委員 いまの伸びるのには限界があるという説に対する問題あるいは内水面にしても、ウナギも内水面ですし、非常にたん白を供給しているわけでして、そういうものに対する見方というもの、これは私と長官の考え方には非常に違いがあるような気がするわけですけれども、そういうように伸びるの...全文を見る
○林(孝)委員 それでは、次に、カツオ・マグロ問題についてお伺いいたします。  まず、最初の問題は漁業用燃油の問題ですが、漁業用の燃油というのはA重油がほとんどなんですが、その消費量が、四十八年度において国内補給油六百万トン、保税油、海外補給油百万トン、計七百万トンというふうに...全文を見る
○林(孝)委員 それから、次に、漁業用資材の価格の動向について説明していただけませんか。
○林(孝)委員 いま、漁業用燃油と漁業用資材の価格の推移というものをお伺いしたわけでありますが、特に、漁業用燃油の価格暴騰が著しいということが明白になっておるわけであります。したがいまして、この安定供給というものがそれだけに重要になるわけでありますが、現在あるいは将来の見通しとい...全文を見る
○林(孝)委員 カツオ・マグロ漁業の経営という立場は、先ほど指摘いたしました石油価格の暴騰、さらに生産資材の高騰、さらに金融引き締めの影響、そして需要の減小という形で非常に危機的な状態にあると私は認識しておるわけでありますが、いま、政務次官のほうから、この対策として、確保最重要視...全文を見る
○林(孝)委員 それから、諸生産資材並びに人件費、これがまた非常にアップしておるわけでありますが、生産費に占めるこのアップ率はどうなっておるか、この点についても説明していただきたいと思います。
○林(孝)委員 それから、たとえば燃油価格については、ただいま昨年の三倍ということのお話しがございましたし、諸経費においては六割大幅アップになっているという見方があるわけでありますが、生産者価格はどういう推移を示しておりますか。
○林(孝)委員 ただいままでの答弁を総括して申し上げますと、いわゆる生産費は非常にアップしておる。生産に非常に金がかかるということです。ところが、生産者価格というものはダウンをしておる。これは何を意味するかといいますと、カツオ・マグロ漁業に取り組んでいる漁民の人たちの経営が非常に...全文を見る
○林(孝)委員 コストの上がったものを価格に転嫁するということは、どの段階の価格に転嫁するかということにおいて非常に問題があると思うのです。どういうことかといいますと、生産者価格というものがいま上がらないが、しかし、消費者価格というものは非常に上がっているわけです。あとで私はその...全文を見る
○林(孝)委員 長官に確認しておきますが、いわゆるカツオ・マグロ漁業で生産費に占める漁業用燃油のパーセンテージが一〇%ということでしょうか。
○林(孝)委員 現状はどうですか。一番最近は何月度のデータですか。
○林(孝)委員 一月の二十日ごろから新しい価格の油が入っておる。しかし、昨年の十一月、十二月からすでに油が三倍になっておる。この油が三倍になっておるということで、カツオ・マグロ漁業の燃油というものが生産費に占めるパーセンテージは当然一〇%から三〇%、四〇%、五〇%と、このようにな...全文を見る
○林(孝)委員 その把握のしかたですが、他のものは上がらないという前提で、油だけが三倍になったという場合に、漁業収入の中でそれが二一・七%を占めるということでありますが、他のものも上がっているわけですね。先ほど申し上げましたように、人件費も資材も上がっておる。そうして油も上がって...全文を見る
○林(孝)委員 春になると価格が倍になる、そういうことを関心を持って見ておるということですが、先ほど申しましたように、生産者価格というのは生産者が出荷するときの値段です。消費者が買うときの値段じゃないわけですね。ですから、もう一つ私はここで問題を指摘しますが、生産者価格は落ちてお...全文を見る
○林(孝)委員 産地価格と消費者価格を並べて五ますと、流通機構の問題というものを非常に裏づけているような感じがするわけでありますけれども、水産庁長官のほうではいま分析中であるということでありますが、その結果はいつごろはっきりしますでしょうか。
○林(孝)委員 分析というものはもう少し科学的なものでなければいかぬと思うのです。  私は先ほど質問の中で、流通機構がどうなっておるかという質問をしたわけでありますが、その点の説明を願いたいと思うのです。
○林(孝)委員 いまいろいろお話しを伺ったわけでありますが、マグロ・カツオを例にとってみましても、いわゆる産地価格と消費者の末端価格との間には、三倍だとかあるいは四倍、五倍というようになり、六百円のもの、が三千円になっておる。こういう市場調査のデータだって出ておるわけでありまして...全文を見る
○林(孝)委員 この件につきましては、その経過を見ましてまたお伺いすることにいたします。  次に、カツオ・マグロ漁業について、これは漁業法五十二条によって「指定漁業」というふうになっておりますが、これは大臣の許可漁業でありますから、だれでも漁業ができるというものではないわけです...全文を見る
○林(孝)委員 漁業資源が枯渇してはならないということにおきまして、民間の間にもアジア・カツオ・マグロ会議というようなものもありますが、そういうところでは何が討議されておるかといいますと、お互いに自粛してマグロ・カツオの資源を確保しようということが主題となっておるわけであります。...全文を見る
○林(孝)委員 漁民はとりたい。このとりたいという気持ちをたくみに利用しているのが商社活動だと私は思うのです。そして、非常に安い賃金で労働者を現地で雇い入れることができる。そういう現地の置かれている立場というものをほんとうにたくみに利用して行なわれているわけですね。それに対しては...全文を見る
○林(孝)委員 私が言っているのは、外国がやればしょうがないということではなしに、まずみずから範をたれるべきであるということを言っておるのであります。  それで、古い船あるいはマグロに関しては新造船も輸出規制をしておる。それが行なわれてから出ているものはないですか。
○林(孝)委員 私が申し上げたかったのはそれなんです。輸出ワクをこれまた巧みに使うわけですね。ですから、今国会においても、商社のやり方については各方面から反社会的行為であるということで追及をされておるわけでありますけれども、こういう漁業のことに関してはいままであまり話題にはのぼっ...全文を見る
○林(孝)委員 この問題に関して政務次官はどのように評価されますか。
○林(孝)委員 私が先ほど来指摘してきました問題に関して、いま検討中ということが非常に多い。正直言って私はこういう印象を受けております。また、政務次官から先ほど、そういうことをやればこっちでやっていることを取り下げるぞとかいうやり方もあると言われましたが、そういう行き方もあろうか...全文を見る
○林(孝)委員 政務次官は良識と正義感と勇気をもってやると言い、それがなければできないという話でありましたが、この問題に関してはそれをもってやるべきだと思いますので、その結果を示していただきたいと思うわけです。  それから、今度は話が変わりますけれども、もう一、二点お伺いしてお...全文を見る
○林(孝)委員 時間が来ましたので、私の残余の質問は留保いたしまして、きょうはこれで終わりたいと思います。
03月27日第72回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○林(孝)委員 国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案に関連して、質問をいたします。  先ほど来、同僚委員から、在宅投票に関する質問がございまして、その答弁をいろいろ伺っておったわけでありますが、基本的にその考え方というもの、この論理をすりかえられて...全文を見る
○林(孝)委員 公正をはかり、なおかつ選挙権を行使できるということの順序が逆であると私は言っているわけであります。選挙権を行使するということが優先して、なおかつ公正が保たれなければならない、こういうことだと私は思うわけです。  そこで、これらの在宅投票者の対象として、もちろん実...全文を見る
○林(孝)委員 どの範囲を対象にするかということについての結論を政府としてはいつごろまでにまとめる考えであるかという点についてお伺いします。
○林(孝)委員 それから先ほど来郵便制度の問題、巡回制度の問題、巡回方式、郵便方式という二つの方式についてのお話がございました。いわゆる昭和二十六年統一選挙のときにおける郵便方式の障害、不正という問題があったわけでありますが、その中身へ内容についても先ほど説明がございました。この...全文を見る
○林(孝)委員 アメリカだとかイギリス、フランス等においてその郵便方式というものが定着しておりますが、その適用範囲はどういうふうになっておりますか。
○林(孝)委員 いわゆるそうした国においては郵便方式を用いて問題が起こっていない、そして範囲が非常に広範囲なことになっております。たとえば国内において公務についているけれども、自分の本来の所在地にいないとかそういう人たちを含んでおるとか、あるいは本人または配偶者の勤務の都合により...全文を見る
○林(孝)委員 これは政令事項ですか、法律事項ですか。
○林(孝)委員 いま大臣のお話のような趣旨でいけば、まず最初はぐんと範囲が限定されますね。そうしますと実態調査という——たとえばホームヘルパーの実態、入浴車の問題だとか、あるいは母子手帳だとかというようないろいろな角度から、この対象になる人がどれだけいるだろうかというような実態調...全文を見る
○林(孝)委員 いまの御答弁を伺いますと、考えがまとまれば今回の参議院選に間に合わせるということもあり得るわけですか。
○林(孝)委員 それからこれも同じあれになりますが、参議院選挙の定数是正という問題に対してわれわれ前国会から議論をしてきたわけです。これは今回は意見をお伺いするだけにとどめておきますけれども、われわれが前国会から議論をしてきたのは、今回の参議院選挙に何とか間に合わせたい、そういう...全文を見る
○林(孝)委員 それでは最後に、この定数是正の問題を大臣として日程に乗せ、定数是正を一つの成案としていくめどをお持ちになっておるのかどうかお伺いして終わりたいと思います。
○林(孝)委員 終わります。
03月28日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
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○林(孝)委員 政府が二十七日に畜産振興審議会に加工原料乳の保証価格の引き上げを諮問し、引き上げ幅十五円二銭ということであったわけでありますが、その状態について見てみますと、四十八年度四十八円五十一銭のところが、四十九年度六十三円五十三銭になった。十五円二銭ということでありますが...全文を見る
○林(孝)委員 ちょっと理解が違うわけですが、私が申し上げましたのは、いま緊急事態であると認識されておるかどうかという点が一点であります。そして、その説明といたしまして、そういう認識であるならば、今回のこういうことの対策については、いわゆる不足払い制度を機動的に運用しなければなら...全文を見る
○林(孝)委員 大臣、それは重大な問題でありまして、これはもう緊急事態だということは日本人の常識じゃないですか。そういうところに発想が改められなければならない点があると思います。  もう時間が来たようですから私は終わりますが、大臣が今後そういう認識に立って施策を進められない限り...全文を見る
○林(孝)委員 私は、きょう午前中に倉石農林大臣に畜産危機の問題に関する質問をいたしました。そのときに、的確なる答弁がなかった点について確認をしますとともに、一連の問題に関してお伺いしたいと思います。  私の質問の第一点は、現在のこの畜産危機の状態を的確に緊急事態と認識している...全文を見る
○林(孝)委員 そういう学識経験者あるいは与野党の意見を聞いてきめるといういま、その事前に、二十七日だったと思いますが、田中総理が政治加算を示唆したということが報道されております。事前にそういう政治加算を表明するというような総理のやり方というものは筋道ではないし、非常に重大な問題...全文を見る
○林(孝)委員 説明しますと、宮脇会長以下三名の農業者代表に対する表明であります。
○林(孝)委員 もしそういうことが行なわれたとした場合に、この委員会の審議だとか、あるいは審議会の審議というものと関連して考えた場合に、これは仮定の話になりますが、政務次官としてどのような見解を持ちますか。
○林(孝)委員 それでは、次の問題に入ります。  きょうの午前中に、私は、政府が財政負担をなぜ出し渋るかという点について質問いたしました。それは、いわゆる保証価格が四十八年から四十九年まで十五円二銭引き上げられておる、しかし、不足払いの額というのは、政府が負担するのは二円十銭で...全文を見る
○林(孝)委員 順序はそれとして、それでは、畜産農家の生活を安定させるためにも、その中間のマージンの吐き出しというものは、具体的にどういう対策を講じられようとしておるのか、明確にしていただきたいと思うのです。
○林(孝)委員 生乳生産は、昭和四十八年度に初めて対前年比を割っている、一方、需要については堅調に推移しておる、需給が非常に逼迫しておる、こういう状態にあるわけであります。私は、いま大事なことは、政府の酪農に対する施策が不十分であったという認識にまず立つべきであるというふうに考え...全文を見る
○林(孝)委員 ただいま政務次官の話にもありましたように、いわゆる配合飼料価格の値上げが畜産経営に与えた影響というものは想像に絶するものがあるわけであります。一つは、いま政府が五十七年を目途として畜産経営に対する見通しを立てておるわけでありますが、その五十七年という目途と別途にも...全文を見る
○林(孝)委員 局長に伺いますが、特に、配合飼料価格の安定については、今後の畜産経営に与える影響というものは重大であります。したがいまして、これに対しては抜本的な拡充政策というものがなされなければならないと思うわけであります。そこで、事務レベルで、いま私が質問いたしましたような安...全文を見る
○林(孝)委員 いまの御答弁の中に国際協力事業団の話がございました。具体的に多元的輸入という表現を用いられたわけでありますが、国ははっきりしておるわけでしょうか。
○林(孝)委員 次に、今回の豚価の算定にあたっての問題でありますが、先ほどから申し上げておりますように、特に、配合飼料のこの二月、三月の値上げという問題、これがどのように加味されておるかということは非常に重大であると私は思うわけであります。この二月、三月の配合飼料の値上げをどのよ...全文を見る
○林(孝)委員 時間がありませんので結論を急ぎますが、飼料費、それからもろもろの資材の値上がりに対処するためには、安定価格の引き上げのみでは、基本的な、根本的な解決にはならない。より安定した養豚経営の育成をはかる必要があると私は思うわけであります。そのためには、これは一つのものの...全文を見る
○林(孝)委員 最後に、先ほど私が最初に質問いたしました不足払い二円十銭についてですが、この財政負担というものがもっと大幅に検討されなければならない。これはこの問題の大きなかぎを握っているのではないかというふうに私は思うわけであります。特に、こういう緊急事態において、これと関連し...全文を見る
○林(孝)委員 終わります
05月08日第72回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号
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○林(孝)議員 ただいま議題となりました政治資金規正法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現行の政治資金規正法のもとで会社その他の団体の政治活動に関する寄付が、政治の腐敗に結びついてきたことは、国民の周知するところであります。  ...全文を見る
05月14日第72回国会 衆議院 本会議 第30号
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○林孝矩君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま報告のありました昭和四十八年度の農業の動向に関する年次報告並びに昭和四十九年度において講じようとする農業施策に関連し、田中総理並びに関係閣僚に対し質問いたします。  今回の農業白書については、俗に食糧白書といわれるほど食糧の危...全文を見る
05月15日第72回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号
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○林(孝)委員 公職選挙法の一部を改正する法律案に関連して質問をいたします。  まず最初に、本法案の中の在宅投票の問題を中心にしてお伺いしますが、すなわち憲法に保障された基本的権利である参政権については、すべての人に平等に保障されなければならないことは当然のことだと思うわけであ...全文を見る
○林(孝)委員 大臣が心配されておるのは、公正の確保ができないという憂いだと私は受け取りました。  そこで、公正の確保ができるという環境、条件が整った場合に、そしてかつ、この在宅投票という立法趣旨がさらに大きく顕現されるということが望ましいわけでありますから、そのような条件、環...全文を見る
○林(孝)委員 その困難を乗り越えてわれわれとしてはこの立法趣旨を生かしていきたい、そういう考えでいるわけでありますが、困難であろうという大臣の見通し、われわれは、何とかその困難を乗り越えて対象者を拡大していきたい、こういう考え方であるわけです。  そこで、制度上の欠陥とか運用...全文を見る
○林(孝)委員 次に、巡回制度と郵便制度の問題でありますが、今回の法案で郵便制度が採用されておるわけであります。わが党はかねてから巡回制度による在宅投票制度の復活、実現ということを主張してきたわけでありますが、過去においていろいろな問題があった郵便制度でありますが、今回巡回制度に...全文を見る
○林(孝)委員 いまの答弁を伺いまして、これは非常に時間がかかるということが一つの大きなネックになっておるのではないかと思うわけです。巡回制度を実際やろうということになりますと、そう早急にできるものではない、そういうことから考えますと、将来において十分準備期間を置いて巡回制度とい...全文を見る
○林(孝)委員 次に、定数是正の問題についてお伺いします。  先日の最高裁の判決で、議員数の配分は立法府である国会の権限に属する、いわゆる立法政策の問題として最高裁は判決を下したわけでありますが、したがってわれわれ立法府においてこの定数是正の問題を早急に解決し、新しい方向という...全文を見る
○林(孝)委員 この定数是正の問題で私の質問は終わりますが、いま大臣がこの定数是正の問題に対する考え方を吐露されたわけでありますが、事は、やはり早急にというところに焦点がしぼられておるようであります。そこで、その定数是正の問題の解決の日程を大臣としてどのような見通しを立てておられ...全文を見る
○林(孝)委員 たとえば参議院選挙後において、この衆議院、参議院の問題をひっくるめるかあるいはひっくるめないかは別にして、とにかくこの定数是正という問題を考えなければならないんではないか、タイミングとして。それぐらいのことがなければ国民の世論にこたえることもできないし、また、今日...全文を見る
○林(孝)委員 審議会で検討するといま答弁があったわけでありますが、大臣もそのようにお考えですか。
○林(孝)委員 いずれにいたしましても、この定数是正という問題は、早急に解決していかなければならない問題だと思います。私は、最後に大臣に、この問題の早期の解決ということを重ねて要望いたしまして、私の質問を終わります。
05月15日第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第39号
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○林(孝)委員 最初に、参考人の御意見の中で、肥料の価格安定について焦点をしぼってお伺いしますが、国内価格の変動と資源ナショナリズムということが話されました。この関連についての私の受けとめ方でありますが、一つの問題点は、今後の見通しをそれぞれどのように考えられておるか。これは国内...全文を見る
○林(孝)委員 燐鉱石の最近の輸入価格について見ますと、昭和四十三年度が四十キログラム三百二円、四十四年度二百九十一円、四十五年度三百十二円、四十六年度二百九十五円、四十七年度二百三十七円と、そのように輸入価格の単価は下がっております。約一〇%。それに比較して過燐酸石灰は、卸値と...全文を見る
○林(孝)委員 それでは、最近のデータがございましたら、年度別にお示し願いたいと思います。後ほどでけっこうでございます。  次に、現在の時点で、肥料の取り扱いについてお伺いするわけでありますが、先ほど来同僚委員が指摘しておりましたように、全農が全体の七割を扱っておる。その実態を...全文を見る
○林(孝)委員 農家の人たちの声を私は代弁するわけでありますけれども、はっきり申し上げまして、全農が手数料を取り過ぎているのではないかという意見が一つあります。これは一面、最近における価格の高騰によって、手数料のパーセンテージというものを固定している現状においては、全農の取り分が...全文を見る
○林(孝)委員 私はあと一点の質問で終わりますが、流通機構の合理化ということを先ほど説明をされました。この流通機構の合理化ということはわれわれも当然考慮されるべきだと思いますし、また、非常に重要な意味を持っておると思います。そこで、具体的に流通機構の合理化としてのプランがありまし...全文を見る
○林(孝)委員 以上です。
05月22日第72回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号
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○林(孝)委員 参議院議員の通常選挙に関する臨時特例法案の先ほどの説明の中で、通常選挙の投票率は比較的低率に推移している状況というものを踏まえて投票率を上げるためにという、一つの提案の理由の説明がありました。先ほど同僚委員からその件に対して質問があったわけでありますが、その答弁の...全文を見る
○林(孝)委員 私の申し上げておるのは、信頼を取り戻す努力として、たとえば定数是正の問題であるとかあるいは政治資金規正の問題であるとか、そういうことに関する努力をされることが信頼を取り戻す政治である、そういうふうに思うわけでありますが……
○林(孝)委員 次に、第二に「投票所、開票所等にかかる経費について必要な加算を行なうことといたしました。」ということであります。さらにこの時間延長に関していろいろな問題が付属している。即日開票の遅延だとか、あるいは今回限りであるということでありますけれども、労働過重だとかいうよう...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
07月31日第73回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号
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○林(孝)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、福永健司君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○林(孝)委員 動議を提出いたします。  理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
08月20日第73回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○林(孝)委員 今回の参議院選挙の結果に対して、きょうは同僚委員より数々の指摘がありました。私も、今回の参議院選挙の結果が提示した重大問題は、いままで指摘がありましたごとく、やはり金権選挙、さらに企業ぐるみの選挙、こうした二つの重大な問題を提起したと、共通の認識に立っている一人で...全文を見る
○林(孝)委員 ただいまの答弁の中で、現行法上は認められておるから、今日の状況というものは許されるべきである、こういう話でございますが、私が指摘しておりますのは、その現行法上で認められておるという行き方が、いまや間違っているという認識に立っておるわけであります。したがって、認めら...全文を見る
○林(孝)委員 もう少し具体的にわかりやすく話をしますと、たとえばいま公共料金の値上げ等いわゆるインフレ抑制というものが叫ばれております。物価の値上がりに対する物価安定ということも叫ばれております。そうした公共料金の値上げというものをやる公益事業が一つある。その公益事業が値上げす...全文を見る
○林(孝)委員 いま一例として公益事業の問題を指摘したわけでありますが、これは私は断わっておきますけれども、公益事業だけがそうした政治献金をすべきでないという意見ではないということでございます。いわゆる法人、団体等のそうした政治献金というものは行なわれるべきではないという方向で申...全文を見る
○林(孝)委員 組織的、計画的なものという取り締まりの判断でありますが、この組織的、計画的なものというのは、先ほどからずっと議論されておりました、いわゆる一つの企業の中における選挙活動の進め方、こうしたものが組織的、計画的であるということ。それから一つの企業と下請との関係において...全文を見る
○林(孝)委員 先ほど自治大臣が政府の統一見解を出すと言われましたのは、こうした企業ぐるみの選挙の全体についての統一見解という意味なのか。それとも、憲法上の問題ということに関しての統一見解なのか、その辺の判断は、どのように考えられておるのですか。
○林(孝)委員 そうしますと、企業ぐるみの選挙ということに関しては統一見解は出てこないということでございますね。そうしますと、今後そうした問題が当然起こってくることを防ぐために考えなければならないことは、これはわれわれにそうした役割りがあると思うのですが、選挙法の中にそうした企業...全文を見る
○林(孝)委員 統一見解の中に、そうしたものも含めた政府の考え方というものを入れるという、そういう考え方はありませんでしょうか。
○林(孝)委員 わかりました。  それから、最初の話に戻るようで恐縮でありますけれども、政治資金規正法の立法化ということです。これに関して、政府としての考え方——実際政府は今日まで非常に消極的であった。しかし、これからはどうするかという問題に対して先ほども議論されたわけでありま...全文を見る
○林(孝)委員 それから、もう一点確認しておきますが、最初に問題になりました選挙制度、定数是正、それから政治資金規正、この三つを同時にという考え方ですね。これはやはり非常に問題であるという指摘があったわけであります。少なくとも選挙制度というものの扱いについては今日まで、大臣もよく...全文を見る
○林(孝)委員 最後に、これは具体的な問題になりますが、警察庁にお伺いします。  市長が、市の職員を集めて特定の候補を当選せしめる行為を行なった、酒席を持ってやった、こういうことが奈良県の五條市にあったということであります。警察当局も捜査をしたそうでありますが、その経緯、結果に...全文を見る
○林(孝)委員 これは企業ぐるみじゃなしに、行政ぐるみという選挙の実態であります。私は、なぜこういうことを指摘するかといいますと、この件に関して言うならば、なぜその会合に出席したかという職員の意識は、役員人事というのが強烈な動揺を与えて、行っているわけであります。ところが、実際は...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。