林孝矩

はやしたかのり



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林孝矩の1976年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第77回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○林(孝)委員 大臣の所信表明に対する質問を行います。  大臣の所信表明の中で、特に私は水産に限定して質問するわけでありますが、この日本が置かれている水産の現状というものを所信表明の中で大臣は食糧問題と関係づけて、その点に非常に重大な関心を示されておるわけであります。非常に賢明...全文を見る
○林(孝)委員 過去における実績を考慮するという、これも一つの重大なファクターだと私思います。  それに関係するわけでありますけれども、領海十二海里、それはきょうは外務省も来ていただいておるわけでありますけれども、この領海十二海里という問題についてもこの機会に明確にしておいてい...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、非常に詳しい説明をしていただいたわけですけれども、結論的に言うと海洋法会議においてすべての国が合意する、こういう結論が出ればということで、合意の内容が、中身がこういうことになればということではないんですね。
○林(孝)委員 農林大臣、この十二海里問題に対しては、たとえばいま私が指摘しているのは一つは時期の問題です。それから、なぜその時期を問題にするかということについては、日本の漁業の実情というものを先ほどお話ししたとおりです。  それで、その海洋法会議の結論を待ってということに対す...全文を見る
○林(孝)委員 これは一つの見方でありますが、そういう裏づけをつくるために、たとえばソ連が日本の近海まで進出してきて大量な漁獲高を上げておる、あるいはベーリング海に至るまで、そうした実績を考えた上でのああいう行動であるという話は一部にありますね。そういうことに対しては、大臣はどの...全文を見る
○林(孝)委員 そういうことから考えても、私は早急に決断されることが、その方が賢明であるという指摘をしておきます。  それから、ことしの五月に日本とアメリカの漁業取り決め交渉が行われるわけでありますけれども、ここにおいてもアメリカの日本に対する一つの方向が、非常に厳しい捕獲制限...全文を見る
○林(孝)委員 それから、これは外務省に関係ありますけれども、政府間交渉の行われている国とまだ行われてない国、こうした事情を前提にして、さらに一層積極的な政府間交渉というものを、いままで行われていない国に対しても行っていかなければならない、そのように考えるわけでありますけれども、...全文を見る
○林(孝)委員 次に、それに対する対応策として、所信表明の中に、浴岸漁業の振興、こういう重点政策が示されているわけです。この浴岸漁業ということでありますけれども、いまたとえば水深二百メートルの状況の中で活用されておる漁業、未開発の漁場、この比率はどれくらいになっておりますか。
○林(孝)委員 あとの九割の利用されていない部分、これに対してどのような形で今後浴岸漁業の振興に当たられるか、具体的に示していただきたいと思います。
○林(孝)委員 たとえばもっと具体的に、政府の沿岸漁業構造改善事業、そうした事業目的があります。また海洋水産資源開発基本方針というものも発表されているわけですね。こういう政府の目標というもの、この中においてたとえば魚介類三十一万トン、海草類十万トンの増大を図る目標であるとか、そう...全文を見る
○林(孝)委員 時間がありませんので、結論を急ぎますが、いまのたとえば目標であるとか計画であるとかいうことと、実際行われている現場の状況等に非常に食い違いがあったりすることも聞くわけです。本当にそうした食糧自給という観点からこの沿岸漁業の振興というものを考えるならば、やはり全国の...全文を見る
○林(孝)委員 大臣、お聞きになったような事実もあるわけです。  それで、もう時間が来ましたから終わりますけれども、実際国の予算をこうした沿岸漁業の振興、そうしたところに使うわけです。ところが、それが非常にうまくいっておるかどうかということに対しても——これは大臣御存じであった...全文を見る
○林(孝)委員 所信表明の中にも大臣が明確にお述べになっているように、これは散見された事実が、いま行政管理庁の方から指摘されただけでありまして、やはりその振興に積極的に取り組んでいくという反面、そうしたことが現場で行われておる、こういう点についてはきちっと大臣のもとで把握されて、...全文を見る
03月05日第77回国会 衆議院 本会議 第10号
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○林孝矩君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま政府より提案されました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について、総理並びに郵政大臣に質問いたします。  本法案は、郵便料金に続く政府の公共料金値上げの第二弾として、国民が非常に重大な関心を持っている法案であります。  そ...全文を見る
03月29日第77回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○林(孝)委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度暫定予算三案について、反対の討論をいたします。  今日の経済情勢は、依然として困難な局面が続いています。景気の動向はなお不安定であり、失業、中小企業の倒産、その解決の先行きも暗く、しかも物価上昇の前途...全文を見る
05月12日第77回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○林(孝)委員 最初に、中曽根派政治団体の虚偽の収支報告の問題に関して、自治省並びに警察庁にお伺いします。  この問題は、昨年三月三日の衆議院の予算委員会において、わが党の山田太郎委員が取り上げました。その四日後の三月七日に自治省に届け出が出された。ところが、この届け出した同派...全文を見る
○林(孝)委員 先ほど来警察庁の答弁の中に、行政措置の担保として警察は捜査をするということがございました。それとの関連で御質問をいたしますが、四月三十日に再提出が終わった。この再提出された収支報告書に対して、自治省としてその収支報告書に対する処分以外、今日までされなかった問題が残...全文を見る
○林(孝)委員 警察庁、ちょっと後から……。  いまの答弁に対して質問いたしますけれども、再提出された収支報告書に対するチェック機能というものについて、非常に物理的に不可能であるという意味の話があるわけです。それは一般的に数が多い、だから数が多いものについては人員が足らないので...全文を見る
○林(孝)委員 いまの答弁を聞いておりますと、一般的な問題についての話はわかりました。ところが、具体的な問題としてこの新政同志会の内容を私は話したわけです。そうしますと、この政治資金規正法の第六条に、政治団体の届出義務というのは七日以内ということになっておりますね。それから第八条...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、これは警察当局に伺いますけれども、いま自治省の答弁は、そうした問題に対して全然手がつけられない、捜査能力を持たないということですね。これは昨年の三月に国会で具体的な事実を挙げて問題にした件なんです。そうすると、一年たって自治省はこうした具体的な問題に...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、自治省も警察も何にも手をつけない、しかし、こうしたことが許される、これは非常に重大な問題ですよ。いいですか、第六条に政治団体の届け出義務があって、この団体は届けていないわけですよ。     〔久野委員長代理退席、委員長着席〕 四十四年に設立して届...全文を見る
○林(孝)委員 いまの話を聞いておるとよくわかるのです。  では、今度は立場を変えて言うと、ある政治家がすでに一つのグループを形成して、届け出をしないで政治活動をやり、金銭の授受、いわゆる寄付の収支があった。ずっと何にも収支報告をしないできておるわけです。たとえばこれが七年たっ...全文を見る
○林(孝)委員 警察庁、専門的な立場で……。
○林(孝)委員 ちょっと、もう少し詳しく言ってください。
○林(孝)委員 そうすると、行政措置が先行しない場合には警察は動かない、捜査のいわゆる端緒にはならない、行政措置を自治省ができなければこうした問題は全然動かない、結論的にそうなるわけです。そうしますと、これは政治家の良心に待つ以外にないわけでありますけれども、こうしたたぐいの例は...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、今回の約八億の政治献金の支出先がたとえば議員であった、そうしてその議員が政治活動に使った以外の財産形成に使ったお金があった場合は、当然これは課税の対象になると、こういうことですね。
○林(孝)委員 前段に申し上げました以後の問題としての処理の仕方は、自治省としてはどうお考えになりますか。
○林(孝)委員 その内容にいわゆる虚偽というような問題があった場合、さらにそうした違反条項がその中に発見された場合に、今度は自治省としてはどうするか、警察庁としてはどうするかということを聞いておきたいと思います。
○林(孝)委員 次に、三木派の政治団体の無届け問題について。  これは昭和四十九年の十二月二十日の衆議院予算委員会で取り上げた問題がいまだにうやむやにされておるわけであります。三木総理の無届け政治団体、政策調査会、政経同志会、新政経同志会、無届けの団体に総額六億八千万の寄付がな...全文を見る
○林(孝)委員 たとえばこういう場合はどういう税法の措置をとられるのかお伺いしたいのですけれども、いま中曽根派の問題、いま三木派の問題もそうですけれども、いわゆる法人でもない、政治団体として届け出てもいない、しかし、それぞれが何億という金額の寄付を受けて支出しておる、こういう団体...全文を見る
○林(孝)委員 この問題の主眼は大蔵省にお伺いしたい、いまの質問に対する税法上の問題。
○林(孝)委員 そうしますと、先ほどから指摘いたしましたこうした無届けの団体等の税徴収等においては適切な処置が行われておるというふうに解釈していいわけですか。それとも、たとえばいま指摘した三木派、中曽根派の政治団体の中で全然調査をしてない、そういう団体がありますか。
○林(孝)委員 大臣が来られましたのでいまの中曽根派の問題、三木派の問題、この中で明らかになったのは、政治資金規正法の六条、八条、二十三条が働かない、働かせようがないというか働かないというか非常にざる法の状態がいまの答弁の中でも明らかになってきたわけです。こういう実態を解明して、...全文を見る
○林(孝)委員 その信頼するということが、結局総理、自民党幹事長が率先してこういうことをやられておるので非常に問題も大きいし、また政治に対する不信というものも起こっておる、こういうことがやはり一番の大きな問題。  たとえば総理の、先ほどの三木派の無届け政治団体のこういう事務所の...全文を見る
○林(孝)委員 定数是正の問題について先ほどから議論がなされて、われわれも全く今回の最高裁の違憲判決に対する認識は、これは衆議院の定数是正に関する問題としての判決であったとしても、参議院の現在の地方区の定数の極端なアンバランスを考えますと、今回立法府に与えられた役割りというもの、...全文を見る
05月18日第77回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○林(孝)委員 きょうは中央競馬会の問題に関して総論としてお伺いしておきたいと思います。  やや旧聞に触れますが、あえて指摘して中央競馬会の姿勢を伺いたいわけでありますけれども、川人事件のその後の経過についてお伺いいたします。  競馬が非常に繁栄の兆しを見せたのは昭和四十年代...全文を見る
○林(孝)委員 まだ質問のあれが残っておるわけですけれども、この競馬が繁栄した背景を中央競馬会がどのように受けとめられておるかという点……。
○林(孝)委員 中央競馬会としての受けとめ方を私は聞いているのです。あなたは答えているのを後ろから引っ張ってやめさせることは失礼ですよ。中央競馬会としての問題として私は聞いているわけです。したがって、これは中央競馬会の姿勢を伺いたいと冒頭に私は申し上げているわけですから、答弁をさ...全文を見る
○林(孝)委員 健全娯楽として大衆に定着しておる、その底辺は、主催者に対する信用の上に成り立っていると私は考えます。先ほど事件の経緯あるいは処分等の話がございましたが、この信用の上に成り立っているその主催者である中央競馬会の職員の中から、こうした収賄容疑で逮捕され、起訴されるとい...全文を見る
○林(孝)委員 二点伺います。  一点は、場外馬券売り場の占める比重がどういう状態になっておるか。  二点は、場外馬券売り場の混雑、周辺環境汚染の心配、こういうものがどのような形で処理されておるか。この二点について……。
○林(孝)委員 それから場外馬券売り場の増設について、中央競馬会においてはどのように考えられておるか、これは長沼答申との関連でお答え願いたいと思います。
○林(孝)委員 畜産局長に同じ質問についてお答え願いたいと思います。
○林(孝)委員 中央競馬会にお伺いしますが、場外馬券売り場の設置の短期及び中、長期計画、こういうものをお持ちになっておるかどうか、この点についていかがですか。
○林(孝)委員 先ほども話がありましたように、大衆娯楽として定着をしている反面、やはり批判もあることも事実です。四十年を起点にしますと、競馬が著しい発展をし始めてから十年の歴史が流れているわけです。その中で私が申し上げたいことは、これは中央競馬会に申し上げたいわけですが、定着する...全文を見る
○林(孝)委員 それから、確認をしておきたいわけですけれども、中央競馬会が場外馬券売り場を設置する場合に、地方競馬会側からアクションが起こるのか、あるいは設置する場所の地域からアクションが起こるのか。これはどちらの方が筋論としては適切なのか。  この点だけお伺いして中央競馬会の...全文を見る
○林(孝)委員 次に、施設園芸用ビニール及びプラスチックの処理問題についてお伺いをします。  これは最近全国の農家にあっては重大問題であるということで騒がれてきたわけでありますけれども、農業技術の発展によってビニールハウスあるいはトンネル栽培等による施設園芸が年々盛んになってき...全文を見る
○林(孝)委員 ただいま説明のありましたように、農家が直接その適用を受けるということであります。農家がそうした適用を受けるということになりますと、これはもう全国的な問題でありますが、その是非の問題については別の機会に譲ることとして、一応農家が事業者であるという前提の上に立って考え...全文を見る
○林(孝)委員 それでは、国及び地方自治体それから農協、この施設園芸用ビニールの廃棄問題に対してどのような現状にあるか、把握されておりましたら伺いたいと思います。
○林(孝)委員 いまその廃プラスチック処理施設の設置状況それから稼働状況に少し触れられた話がありましたけれども、いわゆる効果の面は、私は心配しておりますけれども、事業を廃止した、事業中止というところも出てきておる。非常にいわゆる効果の面での弱さがあらわれておるわけです。と同時にそ...全文を見る
○林(孝)委員 農林省に伺いますが、いまの御説明のように義務づけがさらに改正されて多くなった。ところが事業者である農民は個人であったりあるいは農協を結成しておる組合員であっても、まだそこまで農協が働いておらないという場合に、これから農林省として、この問題はあくまでも事業者である農...全文を見る
○林(孝)委員 財政的な面あるいは行政的な面での積極的な取り組みを要望しておきます。  最後にイチゴの病気対策についてお伺いしますが、昭和四十九年を前後して萎黄病が流行してイチゴに非常に重大な影響を与えました。このことについて数点質問を申し上げて時間がありませんので終わりますけ...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
06月24日第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第11号
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○林(孝)委員 舟津証人に尋ねます。  昭和四十四年の当時あなたを中心に伊藤忠の整備員約六十名によって新日本飛行機整備会社がつくられた、こういう事実がありますか。
○林(孝)委員 新日本飛行機整備会社の存在を知っておりますか。
○林(孝)委員 それでは、全日空が日航でボーイング727のオーバーホールの勉強、研修、学習、そうしたことをやった事実はありますか。
○林(孝)委員 ボーイング727に加えてダグラスDC8、このオーバーホールの勉強のために全日空から整備士を半年以上にわたって派遣した、こういう事実はございますか。
○林(孝)委員 この当時の整備計画というものについて簡単に説明してください。
○林(孝)委員 大庭社長当時の整備計画について伺いますが、これは四十七年からDC10を導入することを前提にした整備計画であったということについて、本委員会等においても今日まで議論されてきたわけでありますが、そうしたことについて証人は御存じであったかどうか、お伺いしたいと思います。
○林(孝)委員 整備本部の整備計画は整備本部長独断で行われるものなのか。整備本部の整備計画の目標というものは全日空の当時の社の目標に従うものではないのか、その点について明確にしてください。
○林(孝)委員 確認をもう一点いたしますが、大庭社長当時の四十七年DC10導入という目標に、整備本部の整備体制づくり、目標というものが全然違ったところにあったものなのか、それとも四十七年導入目標に合わせて、先ほど指摘いたしました日航での大型機のオーバーホールの研究に当たられたのか...全文を見る
○林(孝)委員 証人、あなたは、昭和四十五年二月に第一回の調査団が訪米したときに、ボーイング、ロッキード、ダグラス、こうしたところを訪問するわけですが、若狭団長がダグラス社を訪問してDC10の組み立てを見ていることを御存じですか。
○林(孝)委員 われわれの調査によりますと、いま御存じないということであったわけですけれども、最近、証人が関係者に対して、若狭社長がそのときダグラス社へは行っていないということにするような工作をしているという、こういう情報があるわけです。その点について事実かどうか、お答え願いたい...全文を見る
○林(孝)委員 若狭氏が当時三井物産ロス支店長の案内によってダグラス社に行っていることは事実でありますが、もう一度確認しますけれども、たとえば三井物産を初め関係者に対して、そのような電話なり話をした事実はございませんね。
○林(孝)委員 証人は三井物産の灘波氏を知っておりますか。
○林(孝)委員 灘波氏と当時、全日空松田調達部長と再三会っていた事実があるわけでありますが、そのことについて知っておりますか。
○林(孝)委員 最後に一点だけ。会談、相談の内容について知っていたかどうか、お答えください。
○林(孝)委員 終わります。
○林(孝)委員 証人にお伺いいたします。  四十六年に江島証人が団長として訪米された。ダグラス社の工場に行かれたわけでありますけれども、その当時、全日空用の飛行機がすでにつくられていたことを確認されたかどうか、お答え願いたいと思います。
○林(孝)委員 先ほどあなたのお答えの中で、昭和四十六年二月のときにDC10が設計段階にあったというお話をされましたですね。
○林(孝)委員 DC10の初飛行はいつの時点であったと理解されておりますか。
○林(孝)委員 全日空の内部資料がここにありますので、ちょっと確認をしていただきたいと思うのです。——いま確認をしていただきましたところ、四十五年の八月九日、DC10初飛行ということでございます。  そこでお伺いいたしますが、先ほどお伺いしましたことと関連するわけですけれども、...全文を見る
○林(孝)委員 この事務所に駐在員も常駐しておりました。その駐在員が日本航空の東京事務所に報告してきている内容は、すでにその当時全日空用のDC10がつくられていることを知っておるという報告をしているわけです。当時、証人は部長という立場にあられたと思うわけですが、この事実を御存じで...全文を見る
○林(孝)委員 あなたは大庭前社長と同じく日航から全日空に入社されたわけですが、全日空入社後、日本航空の人たちと関係をお持ちになっておりましたでしょうか。
○林(孝)委員 四十四年当時、日本航空の松尾社長がダグラスDC10に決める機材計画について、あなたは日航出身であるという関係から、松尾さんから聞かれたことがありますか。
○林(孝)委員 あなたは、大庭前社長がダグラスのオプションをしていたこと、このことについて日本航空の人たちから聞いたことはございませんか。
○林(孝)委員 四十五年の三月ないし四月ごろに、大庭前社長がダグラスとオプションをしているということを聞いたといういまの証言でありますけれども、だれからどういう状況のときにお聞きになったか、思い出していただけますか。
○林(孝)委員 もう一歩進めて、今度は乗員訓練計画等で、大庭前社長から四十四年当時に、四十五年、四十六年の二年間にわたって、大阪、アメリカ、イギリス、この三カ所で乗員の訓練をする計画が発表されて、それを実施された事実があるかどうか。それから、この乗員計画がパイロットを増員して四十...全文を見る
○林(孝)委員 いま二つ聞いたわけですけれども、最初の方の訓練をした事実についてはどうでしょうか。
○林(孝)委員 最後に、いま肯定された二問目の質問に対してですけれども、大庭さん直接か、あるいは間接的にという質問を申し上げたわけです。いま証人から、ありますということだけだったわけですけれども、どういう形で運航計画、DC10四十七年導入のための運航計画であるということを認識され...全文を見る
○林(孝)委員 じゃ、もう一度。乗員の訓練計画等に関して、四十七年DC10導入のための訓練計画である、こうしたことについて、大庭前社長から直接聞かれたのか、あるいは間接的に聞かれたのか、その点についてもう少し詳しくお伺いしたい。  といいますのは、これが乗員訓練計画、実際に行わ...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
10月29日第78回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○林(孝)委員 午前中の委員会でも議論されましたが、政治資金規制の問題について、まず最初に質問したいと思います。  今回の、戦後最大の疑獄事件と言われるロッキード献金問題、これにつきましては、その原因、そして結果起こった問題点、さらに残された教訓、こうしたものは、われわれ政治家...全文を見る
○林(孝)委員 現行の政治資金規正法は昨年改正されたわけでありますけれども、旧法との違いの一つとして、寄付に対して無制限であったのを一応その制限を設けた。こういうことが一つの違いとしてあるわけです。  その内容を具体的に言いますと、個人献金は二千万、企業献金は一億五千万、これは...全文を見る
○林(孝)委員 現行法においては、政治団体が受けた寄付について、これは自治省に報告する義務があるとされております。政治家個人が受けた寄付は、政治活動として使用したのであれば報告の義務は全くない、こういうことになっておると私は理解するのですが、それでよろしいでしょうか。
○林(孝)委員 この点について、去る七月二十八日の衆議院のロッキード問題に関する調査特別委員会において、三木総理がこのように答弁されておるわけであります。これは政治家個人が受けた寄付について、政治活動として使用したのであれば報告の義務が全くないというこの問題に関して、総理の答弁は...全文を見る
○林(孝)委員 政治資金規正法のもとで考えるとそれは非常に問題点がある、結論的にそういう見解を持たれておる。  そうしますと、自治省の方では、じゃ政治資金規正法ではそのような問題点があるとするならば、それ以外にどのような方法にすればこうした総理の意図されるところを踏んまえた改正...全文を見る
○林(孝)委員 この総理の答弁、これには限度があるのか、それともそうした検討はずっと検討して検討だけで終わるというような無期限のものなのか、どのような認識を持たれておりますか。
○林(孝)委員 幅広い検討ということでありますが、自治省以外に関係している省はどこでしょうか。
○林(孝)委員 大臣、これはどなたが参加して検討されておるのですか。
○林(孝)委員 内閣官房を中心にして、参加している関係省を明らかにしてください。
○林(孝)委員 御存じの方、だれもおられないということですか。——検討しているという言葉で言われたわけですよ。どこで検討しているか、どの関係省と検討しているか。自治省だけではなく幅広い検討をしておるということを言われたわけで、じゃ幅広いというその意味はどういう意味なのかということ...全文を見る
○林(孝)委員 正直に言いまして、非常にあいまいな感じを受けます。大臣、もっと明確に、こういう問題の検討は、内閣官房を中心にこのような関係省庁が集まって検討しておる、現段階はこういう状態であるというようなことを、大臣もやはり三木内閣の閣僚ですから、まして政治資金規制という所管の重...全文を見る
○林(孝)委員 総理がこういう答弁をされたのは、前後の質疑応答を見ますと、ちょっとまた意味が違うのですね。どういうことかといいますと、新しく法案が改正された、だからその改正された結果を見なければわからぬ、あるいはその法律がどのような効果を与えるかというようなことの掌握であるとかい...全文を見る
○林(孝)委員 それはよくわかるのですけれども、それから先の問題をいま私は聞いているのです。  それでは、税法上の問題で国税庁の方にお伺いしますが、税法上では、政治家が受け取った寄付については、政治活動に使われた残りのみを雑所得として申告すればよい、このように理解しておるわけで...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、政治献金を受けて、あるいは寄付という形もあるでしょう、そういうものでいままで申告された実例というのはございますか。
○林(孝)委員 申告された例があり、また申告されていないケースも非常に多い、こういうことが実情じゃないかと私は思うわけです。その実態というのは、なかなかこれまたつかみにくいということも実情ではないかと思います。  そこで、政治家が受け取る献金、寄付、こういうたぐいのもので、現行...全文を見る
○林(孝)委員 今回のロッキードの献金、これを通していろんな反省が生まれているわけですけれども、そういう立場からいま議論しているわけです。現行法ではそうなっているけれども、これの再発を防止するという意味から考えて、税法上の改正ということは全く考えなくてもいいものか、それともやはり...全文を見る
○林(孝)委員 了解しました。じゃ、その点についてはまた改めて議論するとしまして、公選法に関連してお伺いします。  ロッキード事件で起訴を受けた議員、それからいま灰色と呼ばれておる政府高官議員ですね、こういう人の中から次期衆議院選挙への立候補宣言がいま相次いで起こっているわけで...全文を見る
○林(孝)委員 これまた衆議院のロッキード問題調査特別委員会での法務大臣の答弁なんですが、一般公務員がこういうことになれば休職したり、ひどい懲戒免職だ、国会議員の場合何もないというのでは均衡を失するくらい優遇され過ぎている、こういう発言が法務大臣からあったわけです。いまの自治大臣...全文を見る
○林(孝)委員 次に、選挙制度の問題についてお伺いいたします。  十月二十三日に、自民党が次期衆議院選挙に対する公約を発表いたしました。その中で、金のかからない選挙を名目にして、選挙制度の改革を掲げております。参議院全国区比例代表制の導入、それと衆議院小選挙区、比例代表制併立案...全文を見る
○林(孝)委員 具体的に聞きますが、全国区比例代表制については、その内容については、たとえば昭和四十九年七月の参議院選挙を例にとって考えますと、比例代表制を導入するならば、その結果は、自民党九議席増、野党各党はいずれも減という結果が出るわけであります。そして自民党は四〇%の得票率...全文を見る
○林(孝)委員 大臣はどうですか。
○林(孝)委員 自治省としては、こうした検討はいまされておりますか。
○林(孝)委員 その検討の中に、たとえば先ほど言いましたときの選挙の全国区の全有権者数の一三%、六百八十万の代表という形になっております無所属をどう扱うかという点の検討が入っておりますか。
○林(孝)委員 それでは定数是正の問題で伺っておきたいわけでありますが、議員定数の不均衡という問題については、当委員会においてまず小委員会を設け、そこで第一番目の検討事項で先般の定数是正という結果を見たわけでありますが、それはわれわれの共通の重要問題としての意識があったわけです。...全文を見る
○林(孝)委員 今回の衆議院選挙が行われるまでに是正しろという意見も一部にありますね。それから、それは物理的に間に合わないということで、選挙が終わったら是正しろ、こういう意見もある。いまの大臣のお話ですと、改正された定数是正の選挙、今回最初の選挙だから、これをまずやってその後に、...全文を見る
○林(孝)委員 それから、これは最高裁判決に対する認識の問題になりますが、昭和四十七年の選挙を事例として最高裁判決が下った。その下った最高裁の判決の主文の趣旨は、四十七年の選挙に対してだけの問題としての判決主文ではなしに、これは定数是正という問題に対しての、したがってその時点だけ...全文を見る
○林(孝)委員 全くそのとおりだと思うのです。したがって、大臣、これは、自治省としまして常にそういうことを考えているという答弁もありますけれども、違憲判決が出たその趣旨というものをよく考えていただいて、積極的に定数是正に取り組む姿勢を示していくのが行政当局の責任ではないか、こうい...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。