林孝矩

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開催日 会議名 発言
02月15日第84回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○林(孝)委員 外務大臣にお伺いいたします。  昨日、佐藤中国大使が韓念竜外務次官と日中平和友好条約問題に関して話し合った、こういう報道がなされておりますけれども、この会談の位置づけはどういうものなのか。また、その内容について説明をしていただきたいと思います。
○林(孝)委員 この位置づけは、交渉再開を含めて、平和友好条約の手続の中に含まれるものですか、それともそうでないのか。いまの答弁だと含まれるというふうに私は理解いたしますけれども。
○林(孝)委員 そうしますと、日中平和友好条約交渉再開を意味するものではないということだと答弁されておるわけですけれども、交渉再開を前提とした話し合いであるということは、これは当然のことですね。
○林(孝)委員 そうしますと、今回の会談は交渉再開を前提としておる、したがって、交渉再開に向けての公式折衝と受け取ってよいものかどうか。すなわち、交渉再開への一歩前進を意味するもの、あるいは正式な交渉再開が間近である、そのように受け取っていいかどうか。
○林(孝)委員 もう一度お伺いしますが、一歩近づいたといま御答弁があった。私の質問のもう一点は、交渉再開に向けての公式折衝と受けとめていいかどうかということ。
○林(孝)委員 この会談において韓念竜次官が、日本政府がやる気ならいつでも受けるという中国側の立場を明確にしているわけであります。これについて政府はどういう認識を持っているのか。中国側は、日中平和友好条約締結交渉再開はいつでも結構である、こういう考え方なんですが、これは福田内閣の...全文を見る
○林(孝)委員 前向きであるということと、日本政府がやる気ならいつでも受けるということは、少しニュアンスが違ってくるわけですけれども、外務大臣の受けとめ方として、日本政府がやる気ならばいつでも受けるという中国側の立場を韓念竜次官が話したという報告はお受けになっておりませんか。
○林(孝)委員 本委員会でも議論されたかと思いますが、日中条約交渉再開に対して、現在政府として何らかの障害があると考えられておるかどうか、この点についてお伺いします。
○林(孝)委員 双方に何ら障害がない、手続が始まった、そうしますと、これはもう再開間近であるということも先ほど答弁がございましたし、いわゆる政府としての結論、強いて言えば福田内閣総理大臣の決断ということがそのかぎを握っていると私は思うわけでありますが、その点についてはいかがでしょ...全文を見る
○林(孝)委員 一つの大きな問題と伝えられておることに自民党内の調整という問題がありますが、この調整はすでに決着済みになっているのかどうか。外務大臣はどのように受けとめられておりますか。
○林(孝)委員 まだ調整は完全にできていない、そういう認識でしょうか。
○林(孝)委員 この日中条約の最大の懸案と言われている反覇権問題、こういう問題などについてすでに北京において事務レベルでの話し合いが行われているということが伝えられているわけでありますけれども、この点の事実はいかがでしょうか。
○林(孝)委員 お伺いいたしますが、政府が正式交渉再開を明言する条件はどういうものなのか。たとえば覇権問題での大枠の合意を初めとする条約交渉妥結への見通し、さらには調印の見通しまで明確にならなければ正式交渉再開はしないという考え方なのかどうか。この正式交渉再開を政府が明言する条件...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、あと残るのは時期ということになるわけでありますけれども、今日までのこの日中の平和友好条約の議論を通して、もうすでに機は熟したとか、あるいは外務大臣はもうエンジンはかけっ放しであるとか、そういういろいろな話があったわけですね。その機は熟したと言われてか...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、もう一回伺いますが、大臣の御希望はどういう時期でありますか。
○林(孝)委員 先ほどからの議論をまとめますと、双方には何ら障害もない、そしてすでに交渉再開への手続といいますか、そういうものが始まった、前向きに進み始めた、流れ始めた、こういうことであります。そうすると、外務大臣として、何ら障害がないわけでありますから、このまま進んでいけば、一...全文を見る
○林(孝)委員 何が最大のサービスか、ちょっとわからないのですけれどもね。  重ねてお伺いいたしますが、これはことし早々のことになりますけれども、外務大臣が一月末訪中といったことを述べられた、これを福田総理が直ちにそれはでたらめであると否定されたといういきさつがございました。外...全文を見る
○林(孝)委員 外務大臣から国会開会中であろうと、また中国の全国人民代表大会が終わるとかに関係なしに、早い時期に、一日も早く交渉を再開するという答弁がございましたので、この問題については終わりたいと思いますが、一点だけこれは確認の意味で大臣にお伺いをしておきたいと思います。  ...全文を見る
○林(孝)委員 では外務大臣、結構でございます。  法務大臣にお伺いいたしますが、昨日の当委員会で法務大臣は、九十ユニットの解明について御答弁をされました。その中で、ロッキードの売り込みと関連が認められないが、しかし政治的、道義的責任の基準を国会が決めれば、それに当たるものを秘...全文を見る
○林(孝)委員 この九十ユニットについて新しい基準、そういうものを国会が決めれば国会に資料を提出してもよい。  ここでひとつ確認をしておきますが、きょうはロッキード特別委員会がございます。きょうのロッキード特別委員会でこの大臣の言われる政治的、道義的責任の基準、これを決めれば資...全文を見る
○林(孝)委員 この資料についてさらに申し上げたいことがあるわけでありますが、たとえばそういう基準が決まって政府が資料を提出する、いまの答弁の中に、きょうの時点でどうかということについての話、たとえばきょうの口特委員会で決まった場合に出す用意があるかどうか、この点はどうだったです...全文を見る
○林(孝)委員 いまのいまということではありませんよ。現在、それだけの用意ができているかどうかということです。
○林(孝)委員 それからその資料について、三十ユニットに関連しての資料を提出された経過から考えますと、国会で灰色と認定された。しかし私は灰色ではないという反論がある。これをよく見てみますと、その資料に国会が灰色と認定したわけでありますけれども、資料そのものが非常に軽薄といいますか...全文を見る
○林(孝)委員 その議論は別の場所に譲るといたしまして、官房長官お急ぎのようですからお伺いしますが、二月三日の当委員会で大久保証言について質問がございまして、その大久保証言に対する答弁と大久保証言を報道した新聞の内容に非常に大きな違いがあるわけであります。この点について質問いたし...全文を見る
○林(孝)委員 計画があったことを伝聞しているという議事録ですよ。計画があったということを伝聞しているのと、大久保証言の内容というのは、ロ社に要求して受け取って、副島秘書課長に渡して、副島秘書課長から報告を受けた、若狭からあれはあのとおりやったかと言って、やりましたと報告した、あ...全文を見る
○林(孝)委員 官房長官、いま法務大臣が言われたように間違っておるわけですよ、総理の答弁が、事実と。わかりますか。
○林(孝)委員 その了承というのは、いまはっきり法務大臣が公判記録を私はここで発表されたと思うのです。そうですね、大臣。
○林(孝)委員 ですから、これは、総理の答弁というのは言葉の使い方が間違っておったといま法務大臣が言われた、そのとおりなんです。  私、なぜこの問題をここで質問するかといいますと、このロッキード問題のいわゆる金の流れであるとか、いま問題になっておる大久保証言の内容である三十ユニ...全文を見る
○林(孝)委員 これは了承できないわけです。もっと正確にしてもらわないと。したがって、この問題が続いて、たとえばロッキードの特別委員会では証人喚問が議論されておるわけです。これとのかかわり合いのある問題でありますので、この質問については留保さしていただきます。委員長、よろしくお願...全文を見る
○林(孝)委員 五十二年度のGNP成長率見通しを見ますと、六・七%が五・三%にダウンしております。当然のこととして、住宅部門も十五兆二千億から十三兆二千億と減額修正せざるを得なかったわけですね。この減額修正せざるを得なかった理由はどこにあったのか、説明をお願いします。
○林(孝)委員 経済指標を見る限りにおいて、各年度とも見通しを上回ったことは過去三年間とって見当らないわけであります。見通しを全部達成されていない。ことしこそは十五兆円を下回ることは許されないというのが、これは冒頭に申し上げました政府の至上命令、成長率七%を達成するためには、この...全文を見る
○林(孝)委員 いま長官がお答えになったように、過去にも同じことが行われてきた。見通しがあって、そしてスタートするわけですけれども、途中で、たとえば五十年の二月、三月、六月からずうっと今日に至るまで、閣議を開いて、何とか目標を達成しなければいけない、景気を回復しなければいけないと...全文を見る
○林(孝)委員 さらに、景気刺激のためのてことして過去に、たとえば住宅建設は五十年二月の第一次景気対策以来、前倒しあるいは枠の追加拡大、こういうことをずっと続けて行ってきたことは先ほども話したとおりであります。しかし、期待した効果を示さなかった、これも事実なわけであります。  ...全文を見る
○林(孝)委員 全くそのとおりでありまして、そのニーズにも合ってないし、また、いま、最大の部分は民間建設部門にあったということでありますが、後ほど質問をいたしますけれども、公営、公社あるいは住宅公団、こうした建設部門についてもいろいろな問題があるわけです。それ以外にもまた、さあ家...全文を見る
○林(孝)委員 時間の関係でこの問題はこれでひとまずおいて、住宅問題に関連して、団地サービスの問題について触れておきたいと思うのです。  株式会社団地サービスについてお伺いいたしますが、この株式会社団地サービスというのは、団地の住民に対して側面よりさまざまな利便を図るために、昭...全文を見る
○林(孝)委員 ところが、現在、団地サービスは入居者の利便を図るというふうに言われておりますけれども、じゅうたんであるとか、シャワー、雨戸、家具を初めとして、レコードに至るまでの商品を販売しておる。そういうところからの利益を上げておる。これは本来の使命であるサービスを提供するとい...全文を見る
○林(孝)委員 私の質問の大事な点が抜けておるのですよ。公団の職員が団地サービスの仕事をしておるという点、こういう事実をどう思いますか。
○林(孝)委員 それはいいことですか悪いことですか、あり方として。
○林(孝)委員 公取委員長、それでは答弁してください。
○林(孝)委員 全く問題がないとは言えないという公取委員長のいまの答弁です。そういうものが配布されている。弊害があれば問題だと言うけれども、これは弊害なんです。いいですか。  それと同時に、そういうビラを、これは団地サービス株式会社というのは全然別個のものじゃないですか。それを...全文を見る
○林(孝)委員 これはちょっと時間がないもので、はしょって言いますけれども、団地サービスの販売している商品は、往々にしていわゆる団地サービス物あるいは住宅公団特有の商品を販売しているわけでありますが、たとえば洗たく機の台、特殊シャワー、これらは住宅公団が浴室の設計を少し変えれば、...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
03月03日第84回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第5号
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○林(孝)分科員 鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の第一条には「本法ハ鳥獣保護事業ヲ実施シ及狩猟ヲ適正化スルコトニ依り鳥獣ノ保護蕃殖、有害鳥獣ノ駆除及危険ノ予防ヲ図り以テ生活環境ノ改善及農林水産業ノ振興ニ資スルコトヲ目的トス」と定めております。この第一条に基づいて環境庁の行政がこの鳥獣...全文を見る
○林(孝)分科員 鳥獣等による農作物及び造林木の被害状況について、これは農林省から報告を願いたいと思います。  それから、食害の、加害鳥獣の種類、被害農作物の種類、被害面積、被害全額について……。
○林(孝)分科員 四十九年度のいまの農林省の掌握しているデータで、鳥類によって七十二億、それから獣類が十八億ということでありますが、これは四十九年。ことしは五十三年でありますから、それ以後やはり相当被害がふえている。また未掌握のところがあるということでございますから、そういうこと...全文を見る
○林(孝)分科員 鳥獣による農作物被害についてどれほどの補償がなされているか、お伺いします。
○林(孝)分科員 これもいま答弁があった中にありましたように、この鳥獣害というものは明確につかまれていない、これはもう実態だと思います。また共済制度そのものが本来こうした鳥獣害というものをメインにしたものではなしに、先ほど申されたように、風水害とか冷害とか干ばつとかいうものを主体...全文を見る
○林(孝)分科員 さらにお伺いします。  食害の予防措置について、国の責任において食害予防のための防除事業、これはどれほどなされていますか。
○林(孝)分科員 長官、いまお伺いしたように、この話し合いをしておる過程で御理解をいただいたと思いますけれども、いわゆる共済制度にしても、またただいまの防除の事業にしても、不十分なんです。そして被害の補償ということも満足に救済できる措置はない。片一方で保護あるいは捕獲という調整の...全文を見る
○林(孝)分科員 結論を急ぎますが、環境庁の許可を得てそして捕獲する、こういうことになるわけでありますけれども、一つの問題は、申請してより許可の発給まで手続的に非常に日数がかかるということ、その日数がかかることによって、相手は生き物でありますから、捕獲というものが十分行われない、...全文を見る
○林(孝)分科員 終わります。
04月11日第84回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○林(孝)委員 まず最初にお伺いいたしますが、学校教育法第十二条で「学校においては、別に法律で定めるところにより、学生、生徒、児童及び幼児並びに職員の健康の保持増進を図るため、健康診断を行い、その他その保健に必要な措置を講じなければならない。」とうたっているわけでありますが、学校...全文を見る
○林(孝)委員 それであるならば、まず学校保健関係の予算の中で、公立小中学校児童生徒等健康増進特別事業等の補助が、五十年度において六億四千四百万、五十一年度五億九千九百万、五十二年度五億八千七百万、五十三年度五億七千二百万と、年々減少しておる。この減少しているのはどういう理由なの...全文を見る
○林(孝)委員 これは後の質問との関連がありますので一応確認しておいたわけでありますが、次に、学校における骨折事故対策についてお伺いします。  先月発表された埼玉県児童生徒骨折対策委員会の調査によりますと、埼玉県での学校管理下における骨折の全児童生徒に対する発生率は、小学校の事...全文を見る
○林(孝)委員 問題意識の点と関連してお伺いしておきますが、骨折事故等の原因調査、予防対策について、日本学校保健会において五十年度より引き続き調査研究が行われておると聞いておりますが、活動状況はどのようになっておるか、また具体的な勧告を受けておるかどうか、この点についてお伺いして...全文を見る
○林(孝)委員 問題意識の点についての私の質問に対する答弁としてまだ明確になっていないわけですけれども、こういう骨折事故、ただいま答弁がありました骨折に至らないけが、これはさらに多い、それが調査対象となっていない、こういう状態といいますか、行政といいますか、こういう行政のあり方で...全文を見る
○林(孝)委員 そのとおりでして、ですからこうした問題、驚くべき事故率ですね。まさかこんなに骨折事故等が起こっているということは考えられない。しかし、具体的に数字で見ますと非常に大きいわけでしょう。したがって、それがどうして起こるかという原因一つにしても、まだ全然明確になっていな...全文を見る
○林(孝)委員 それと同じく、これはまた次のテーマでございますが、数年前から、子供たちの中で背骨の曲がっている子供たちが非常に多いと言われ出しました。そして新附であるとかテレビであるとか、マスコミ等の話題になり、あるいは医学の学会でも専門家の指摘するところとなり、児童生徒の健康異...全文を見る
○林(孝)委員 いわゆる背骨が曲がっておるということでありますけれども、特に学校保健の立場からこの問題と取り組んでいる文部省に、この対策についてお伺いしたいと思います。  まず、一九七五年七月に、アメリカのミネソタ州衛生部と教育部が共同で出した「学校健康診断による脊椎側彎症の早...全文を見る
○林(孝)委員 それから、一九七四年の七月にアメリカの整形外科学会が、学童の脊柱異常に関し、早期発見、適正な治療の勧告をアメリカ全土に出して注意を喚起しているわけでありますが、わが国では、文部省においてどのような対策を講じてこられたか、お伺いしたいと思います。
○林(孝)委員 この脊柱側彎症の原因はどういう原因なんでしょうか。
○林(孝)委員 この原因不明のいわゆる特発性側彎症は、割合としてどれぐらいありますか。
○林(孝)委員 側彎症の特徴についてお願いします。
○林(孝)委員 治療方法としてはどういうものが考えられますか。
○林(孝)委員 側彎症について、いま、原因、一番多いのは特発性側書症である、あるいはその病気の特徴、治療方法、こうした点をお伺いしてきたわけでありますが、全国的に見まして、文部省は患者児童の具体的な数字を掌握しておりますか。
○林(孝)委員 側彎症の具体的な発見状況は、どのような形で発見されておりますか。
○林(孝)委員 一つ指摘をしておきますが、学校における定期健康検査で側彎症の発見が全児童に対して十分なされ得る検査が行われている、そのように認識をされておりますか。
○林(孝)委員 いま答弁がありましたように、指導はしておるけれども十分とは言えない現場での実態でございます。したがって、先ほど文部省が五十二年度の実態掌握として挙げられた数字と、現実に現場で調査に当たった数字と違ってくるという結果が生まれてきているわけです。  側彎症の子供は百...全文を見る
○林(孝)委員 これはたとえば全国の児童を対象にこうした側彎症の実態というものを調査するためには、それだけの専門的な知識を持った人の助言だとか、あるいは本気になってこういう問題に取り組んでいくという姿勢、こういうものが必要になってくると思うわけでありますが、いまいろいろお伺いして...全文を見る
○林(孝)委員 五十二年二月十八日の、先ほどお話のありました通達、これは各学校において定期健診や日常の健康観察の中で発見に努めるよう指導したものである。ところが、一部で学校に届くのが定期健康診断に間に合わなかったり、あるいは健康診断に胸郭、脊柱異常の有無の項目があるという理由から...全文を見る
○林(孝)委員 そのように指導をしてきた、あるいは実態掌握しているという中にも、こうした通達が学校にまで行き届かない、こういう実態があるわけでありまして、私は特に重大な問題意識を持って指摘しておきますけれども、いま大臣の御答弁にもありましたように、小学校、中学あるいは高校、こうし...全文を見る
○林(孝)委員 わが国の側彎症の発見例としては、申し上げておきますけれども、家庭において入浴どきや、それから親と連れ立って歩いている、そういうときの発見が非常に多いわけです。また通達でも、定期健診等の機会と並んで、日常の児童生徒の姿勢異常などの健康観察を重視している。自治体での対...全文を見る
○林(孝)委員 そういう決断は非常にいいことだと私は思います。評価するわけです。健康診断の方法、改善の内容といいますか、そういうものについてはいまどのように考えておられますか。
○林(孝)委員 診断方法の改善と同じく、この調査研究の促進という面も図らなければならないと思うのです。たとえばその予防対策を確立するための調査であるとか、あるいは特別なプロジェクトチームをつくって研究に当たるとか、こういう専門家の特別の研究機関といいますか、そういうものを文部省と...全文を見る
○林(孝)委員 最後に、大臣にお伺いしておきますけれども、いま御答弁にありました学校保健の立場から、たとえば公害対策あるいは心臓、腎臓などの難病対策ですね、こういうことについても文部省が今日まで取り組んで予算措置も講じてきたことは事実あるわけですから、この側彎症についても予算の新...全文を見る
○林(孝)委員 次にお伺いいたしますことは、地方財政の悪化というものが、非常に苦しい地方財政に陥っているということが一方にあり、国が地方自治体に負担をかけてはならないという原則が私はあると思うのでありますが、文部省が五十三年一月一日現在、地方自治体から無償で借り上げている文部省関...全文を見る
○林(孝)委員 地方財政再建促進特別措置法、これの第二十四条第二項の趣旨はどのような趣旨になっておるか。ここに述べられておる原則について、これは自治省に伺いたいと思いますが、説明をしていただきたいと思います。
○林(孝)委員 自治大臣はこの承認を、文部省の先ほど申し上げました土地、建物についてしているかどうか。
○林(孝)委員 法制局に伺いますが、国等の自治体からの土地などの無償借り上げ、これは違法であると、これは昨年の三月十八日の内閣法制局長官の国会答弁にあるわけですけれども、これは現在も変わりございませんか。
○林(孝)委員 そこで文部省に伺いますが、私の手元に地方自治体から借り入れ使用している財産調べの結果がございます。この中で無償で借り入れている、こういうものがずいぶんあるわけです。いま自治省あるいは内閣法制局の判断でも明らかなように、すでにまた予算委員会においても明らかにされてい...全文を見る
○林(孝)委員 それから、その後自治省がこの点について毎年その申し入れをしているという事実もあるわけですけれども、その申し入れの内容というものはどういうことになっておりますか。
○林(孝)委員 文部大臣、いまのやりとりで大体御理解を願えたと思いますが、いわゆる文部省が無償で借り入れている土地だとか建物、こういうものは、先ほど指摘いたしました地方財政再建促進特別措置法第二十四条の法解釈、法制局の方からも話がございましたように、よくない、こういう議論が、いま...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
04月21日第84回国会 衆議院 決算委員会 第8号
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○林(孝)委員 大臣にお伺いいたします。  最近金の延べ板がはでに売られておる、第三の金ブーム到来、そのようにも言われているわけでありますが、都内のあるデパートでは一日に三キロの金が売れている、こういう報道もあります。これは物価高であるとかあるいはデノミ云々というようなうわさ、...全文を見る
○林(孝)委員 具体的ではないですね。  では、一部の業者がこうしたいかがわしい行為の結果、犯罪というものが生まれる、そういう温床となっているおそれがあるわけでありますけれども、警察庁はこうした実態を把握しておりますか。
○林(孝)委員 これは通産省にもう一回お伺いいたしますが、こういう実態の把握というものはどこが所管して行うということになりますか、その判断、見解をお伺いします。
○林(孝)委員 警察と協力して把握する、その対象は取引員が対象である、取引員外は把握しにくいということですが、警察庁もそういう認識でありますか。
○林(孝)委員 問題は、現物取引ではなしに先物取引が行われていることにある、私はそう思います。それに関連して投機的な動きが起こる。一部の業者は、特に全く無知といいますか知識を持ち得ていない大衆、庶民に対して甘言を用いて働きかける、そうして多額の金をだまし取っているという実例がある...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、月平均して約十トン、こういう平均値が出てきます。ところが、金の市場では、この二年あるいは三年前までは、一市場一日五十キロぐらいの取引であった。ところが、最近、一日に一市場三ないし四トンの出来高、このようにデータは示しておるわけであります。一日に一カ月...全文を見る
○林(孝)委員 一つの例を申し上げますが、これは新聞に報道されたものであります。「“黄金の日日”の夢破れ 金相場素人投資家の被害続出」という見出しで、第二のマルチ商法になるのではないかという憂えが述べられております。これは全く悪質なセールスマンの口車に乗って娘の教育費まで失ってし...全文を見る
○林(孝)委員 それから、主婦に言葉巧みに誘いをかけて三百七十五万円もの金を出させた、結局百八十万円の被害を与えたことに結果的にはなっているわけですけれども、この業者は、通産省公認の市場だ、このように言って安心させて、もうけさせてやるから任せなさい、こう言って金を預かって八回も相...全文を見る
○林(孝)委員 警察庁はどうでしょうか。
○林(孝)委員 それから、一部のいわゆるお金を持っている人だけではなしに、被害者は平凡なサラリーマンあるいはタクシーの運転手、そうしたところから家庭の主婦、こうしたところまで及んでおる。一説によると、こうした悪徳業者は百社に及ぶと言われております。こういう悪質業者が警察に逮捕され...全文を見る
○林(孝)委員 それはどういう会社で、どういう協会等に所属しておるのですか。
○林(孝)委員 これを法務省は起訴しましたか。それから公訴事実、罪状、そうした点についてはどうなっておりますか。
○林(孝)委員 それから警察庁にお伺いいたしますが、長崎で、長崎県警捜査二課と長崎署が協力して捜査に当たっている件については報告が入っておりますか。
○林(孝)委員 これは、七億円を集めて先物取引ということで蒸発してしまって、被害者がこれは非常に大きいわけですけれども、そういう事件でございます。  それから、先ほど、ある主婦の例については全然御存じないという話でございましたが、これについてはこちらに資料があります。  さら...全文を見る
○林(孝)委員 さらにこういう例もあります。三十キロの金を三千九百万円で買えるということで、先物取引の話を持ちかけて、解約を申し入れると百二十万をよこせとおどしたという被害もあるわけです。この件については警察庁は御存じでしたか。
○林(孝)委員 さらに、金五キロを七百三十六万円で注文させて保証金として百万円を取った。その一週間後に相場が百円下がったと言って追加金を要求してくる。これは十二カ月の先物取引でありますけれども、こういう話は聞いたことありますか、警察庁。
○林(孝)委員 いま例示いたしました実例というものに対する詳しい資料がここにありますが、こういう件は、冒頭、警察庁は全然実態について把握していない、こういう答弁であったわけです。具体的な事例を挙げて中で把握しているという実例が一つありました。これはすでに裁判になっておる。全然関知...全文を見る
○林(孝)委員 そういうことを警察は答弁していないじゃないですか。通産省が警察に照会したのは一件だけですか。
○林(孝)委員 数件というのは何件ですか。
○林(孝)委員 警察庁は、実態把握していないとか、先ほどからの答弁を聞いていると全然耳に何にも入っていない、こういう印象を私は受けたわけでありますが、通産省が四件、被害者から相談を受けた中から警察に照会しておる、これも御存じないのですか。
○林(孝)委員 法に触れる行為を公然と犯して、そして中には商取法違反、そんなものは十分に承知しているとうそぶくような連中がおって、予備知識も全然ない市民を食い物にしておるという実態に対して、通産大臣は実態を調べて法に触れるものにはしかるべき措置をとる、これは国会での昨年の三月の答...全文を見る
○林(孝)委員 たとえば昨年の五月の「消費者ニュース」を見ますと、通産省は多額の被害が出ておるということを発表しておるわけです。被害を受けた人から相談があった、その相談に乗ったというのは調査じゃないですね。通産省が積極的に実態の把握だとか言葉では言いますけれども、実態を把握するた...全文を見る
○林(孝)委員 たとえば新聞に、日本経済新聞であるとか、毎日新聞であるとか、サンケイ新聞であるとか、あるいはテレビ等に、こうした犯罪が行われた、こういう報道が過去になされております。一つの情報が提供されておる、それに対して通産省はどういう行動をとったか、これに答えられますか。
○林(孝)委員 簡単なんですよ。被害者から具体的にこういう業者が渡していった資料等取り寄せれば、現物であるか先物であるか一目瞭然で、皆さん方専門でしょう、業者が現物だと言っても、現物か先物かわかるじゃないですか、それが調査なんです。これを通産省がやってないというところに一つの大き...全文を見る
○林(孝)委員 よくないことなんですか、いいことなんですか。何か前半よくないということを言って、後はあいまいなような答弁だったですが、もう一回明確にしてください。
○林(孝)委員 これは通産省と関係ないというような問題じゃないじゃないですか。通産省に関係あるわけでしょう。  私が指摘しているもう一点は、こういう通産省の大臣官房広報課が編集している「通産省公報」、こうしたところに、国民にこういうものは危険ですよということを片一方で呼びかけて...全文を見る
○林(孝)委員 それで、この広告に出ているところの協会に所属している悪質業者が、先ほど私が指摘した中にあります。これなんかは通産省公認市場を名のっておるのですよ。そして、通産省の指導通達が来て、十五万円の保証金だったものが三十万円に引き上げられた、こうして安心させて、金をだまし取...全文を見る
○林(孝)委員 それから、通産省のこの問題に対する姿勢の中で、「消費者ニュース」を通して注意しなさいと一般市民に呼びかけられている、これを私はよくないと言うのではありません、評価します。しかし、それだけでは片手落ちで、先ほどから審議官にも話をしておりましたように、やはり通産省とし...全文を見る
○林(孝)委員 金に対する考え方が、時計だとかネックレスだとか歯だとかいう意識から、財産として金が持てるようになったということで、今後さらに変わっていくと思うわけでありますが、もう一つは、ことしに入って、四十八年のいわゆる金の自由化からさらに完全自由化に移行したということで、金を...全文を見る
○林(孝)委員 時間が来ましたので、最後にこれを大臣にお伺いいたします。  先ほど来実例を挙げ、また問題点を指摘してまいりました。これに対して大臣の答弁があったわけでありますが、いまの長官の答弁の内容と同じことを大臣もお考えになっておるかどうか。いわゆるこうした犯罪を起こさない...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
04月25日第84回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○林(孝)委員 科学技術行政のあり方についてお伺いいたします。  わが国の科学技術の研究投資を金額的に見ますと、まず順調に推移をしておるように思われるわけでありますが、昭和五十年の水準、これはアメリカの十兆二千六百億円、ソ連の六兆九千億円、これは別としましても、西ドイツの二兆八...全文を見る
○林(孝)委員 わが国の社会経済が直面する諸問題の解決に当たって、科学技術の果たす役割りは実に重要であると思います。長官は科学技術に期待されているものをどう認識されているか、お伺いしたいと思います。
○林(孝)委員 そこで、それを予算の面で、あるいは決算の面で考えてみますと、五十年度では科学技術振興費三千二百六十億円のうち、宇宙、原子力関係が千五百六十億円、四八%を占めております。また、五十三年度のエネルギー対策費予算の研究開発費の中で、原子力関係費が千三百四十億で、これに対...全文を見る
○林(孝)委員 これも欧米と比較しますと、極端に非核エネルギーの開発予算というものが少ないと私は思うわけです。また、宇宙開発費が八百六十億円で、これも非核エネルギーの十倍以上になっております。科学技術庁は、原子力、宇宙、海洋開発などといったいわゆる科学技術庁の目玉といいますか、そ...全文を見る
○林(孝)委員 バランスの問題として私はこの点を指摘しておきたいと思うのです。問題は、研究開発投資について優先順位を決めて資源配分を行うときに、いわゆる国民のコンセンサスを得ながら、科学技術庁が本来の任務である各省庁の科学技術行政を総合調整する、こういう機能を発揮するか否かにある...全文を見る
○林(孝)委員 資源の乏しいわが国のことでありますから、基本的には技術立国、こういう立場でいかなければならない、こう思うわけです。こういう問題を指摘いたしますのは、やはり今後の低成長下での研究投資の確保、それから適切な配分ということですね。これが最重要なことであると考えるからであ...全文を見る
○林(孝)委員 科学技術庁は科学技術行政の総合的な調整の機能を推進していくという立場にあるわけですから、こうした計画策定というものは、日本と欧米諸国と比較しましても、日本の場合はそうした目標の設定であるとかあるいは計画の策定という面においてややおくれておる、私はそういう認識をして...全文を見る
○林(孝)委員 次に、科学技術情報の全国的流通システム、NIST構想についてお伺いいたしますが、科学技術の高度に発達した現代においては、科学技術情報の的確な流通、効率的な利用、こうしたことは科学技術水準の向上だとかあるいは研究開発の成果を実用化に結びつけるためにも非常に重要なこと...全文を見る
○林(孝)委員 JICSTの整備に対する国の資金投入はどれほどになっているか、お伺いしたいと思います。出資金、補助金等五十年度、五十一年度、五十二年度の実績及び五十三年度の予算、これを伺いたいと思います。
○林(孝)委員 JICSTに対しての財政資金の投入についてはわかりましたが、専門センターの方についての整備について、年次計画であるとか、あるいはその年次計画をどのような資金で行うか、こうした面についてはどのようになっておりますでしょうか。
○林(孝)委員 第一点として、財団、社団法人である専門センターに対しては国の補助等がなされているかどうか。  それから第二点は、諸外国の情報センターの推進整備の例として、民間機関に対して助成などが行われているかどうかということ。  それから第三点は、こうした民間の協力を専門分...全文を見る
○林(孝)委員 現在、わが国でデータセンターに相当する活動が行われているのは、自然観測データと物性データの分野だけであると言われておるわけでありますが、他の分野でもデータセンター活動の重要性が認識され始めております。したがって、その振興という意味においてどういう対応策を講じていく...全文を見る
○林(孝)委員 それから、JICSTの情報資料の収集活動についてでございますが、雑誌の収集はどれほど行っているか、五十二年度の実績、五十三年度の予定をお伺いします。
○林(孝)委員 これらの雑誌の入手の形態、購入の予算額をお伺いするわけでありますが、さらに外国雑誌の収集について、丸善、紀伊国屋、こうした代理店を通してほとんどが購入されておると思います。こうした収集方法というもので、果たして満足な資料を収集することができるのかどうか、この点につ...全文を見る
○林(孝)委員 国内の場合は収集するのはさして余り支障がないと思いますけれども、特に外国の場合、こうした書店、代理店二つに頼っておるというだけでなしに、たとえば在外公館を通して外国の資料を収集するとか、またはJICSTの職員を海外に駐在させるとか、あるいは専門知識を持った人が収集...全文を見る
○林(孝)委員 時間が来ておりますので、この後、外国特許明細書等の問題、オンラインによる文献検索システムの問題等を省きまして、クリアリング業務について伺って、終わりたいと思います。  「公共試験研究機関案内」として、公共試験研究機関における計画の中で進行中の研究開発情報を網羅的...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
05月12日第84回国会 衆議院 決算委員会 第11号
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○林(孝)委員 最初に外交問題で、先ほど少し議論がございましたけれども、日中問題についてお伺いいたします。  去る十日に、佐藤駐中国大使と韓念竜中国外務次官との会談が持たれたわけでありますが、その際に中国側から日韓大陸棚の共同開発は中国の主権侵害である、そういう意味の抗議がなさ...全文を見る
○林(孝)委員 中国側からの再三にわたる抗議があり、そしてそれに対して配慮をした線引きをしたということでありますけれども、現実に総理のそうした配慮があるにもかかわらず、実際問題として抗議がなされておるということは、そこに意思の疎通がない、私はこのように考えざるを得ないわけでありま...全文を見る
○林(孝)委員 この日韓大陸棚の問題は、すでに衆議院でも議論がされておりますし、どういうところに問題点があるかということも総理も十分御存じだと思います。中国側の過去の抗議があり、しかもかねてから問題点が指摘されておるこの日韓大陸棚の関連国内法、こうしたことを考えますと、さらに海洋...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、中国側に対する説明によって中国側が理解を示す、そういう合意があるまではこの共同開発は少なくとも見合わせるということが筋ではないかと思うわけです。そのことからして、総理は中国に対してこの問題で何らかの外交交渉を考えるというようなことは、お考えになってな...全文を見る
○林(孝)委員 確認しておきますけれども、日中平和友好条約の締結交渉に影響を及ぼさない、こういう総理の考え方であるかどうか、この中国側の抗議、日韓大陸棚協定に関連するわけでありますけれども。特に日韓両国で共同開発を行った場合に、日中条約はもちろんのこと、日中関係全般に重大な影響を...全文を見る
○林(孝)委員 先ほど日中問題の議論の中でもありましたけれども、佐藤・韓会談で尖閣列島問題は決着がついておるということでありました。したがって、尖閣列島問題は日中平和友好条約交渉の障害にはならない、そういうふうに総理の先ほどの答弁からすると理解できるわけですけれども、それで間違い...全文を見る
○林(孝)委員 それからもう一点、先ほど質疑の中でちょっと不明確だったわけですが、日中平和友好条約の締結交渉再開の時期、これに対して総理はかねてよりなるべく早くという言葉をよくお使いになって、そのことともう一つは双方が満足のいく状況、この二つの言葉は、もう聞き始めてから相当期間が...全文を見る
○林(孝)委員 見当をつけた上でなるべく早くということであるということですね。総理の予定されている外交スケジュールから見まして、六月いっぱいに日中条約の決着をつけることができなかった場合、その場合に当分日中条約はできないことになるのではないかという心配も一部にあるわけです。六月い...全文を見る
○林(孝)委員 総理の言われる満足できる状況というのを、中国側はちょっと切り離して、日本側にとって満足できる状況というのはどういう状況になりますか。
○林(孝)委員 それでは、この問題はこれだけにしておきます。  その次に、これはたしか九日の衆参の両院における法務委員会での法務大臣の発言でありますけれども、「現行憲法は米軍占領中にできたものであり、国民の納得のいく自主憲法を制定することが望ましい」こういう発言が衆議院、参議院...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、瀬戸山発言というものは、ここで一つ確認しなければいかぬことになるわけですけれども、福田内閣としての憲法に対する方針なのか。いわゆる法務大臣という立場でありますから、そして国会においての発言、これは総理、議事録をお読みになっていただければ、どういう発言...全文を見る
○林(孝)委員 それは総理が瀬戸山発言というものを承知していないということをおっしゃったから、じゃあ議事録をよくごらんになってその上で判断してもらいたいと私は言っているわけですよ。ですから、十分御存じの上で、あの発言は私のいわゆる福田内閣としての発言なのだ、このようにおっしゃるな...全文を見る
○林(孝)委員 福田総理の所感、よくわかりました。  それで、そういう発言があって、福田総理がそれに対して、いろいろな人がいろいろなことを言うわけですからということでいまお答えになったような受けとめ方をされておる。その後に法務大臣のそうした発言があった。こういうことになってくる...全文を見る
○林(孝)委員 建設省も調査した結果すでに掌握されて分析に入っていると思うのですが、たとえば資本金一億円以上の企業の元請が国の直轄の公共事業で、それが現場でどういう事業実態を示しておるかというような調査が建設省においてなされ、その結果、一つの例を申し上げますと、元請から下請、下請...全文を見る
○林(孝)委員 時間が来ましたので、最後に総理に伺っておきますが、いま大蔵大臣から、これは五月じゅうには実態の分析がはっきりするので発表できるということでありましたけれども、これは総理もよく状況を掌握されて、そしてその実態に対してどういう対応をするかということについても、後手後手...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
○林(孝)委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま委員長から提案されました昭和五十年度決算につきましての議決案に対し、反対の意を表明するものであります。  議決案第一項におきましては、本委員会での決算審査の際、各委員より問題を指摘され、政府の速やかにして厳正な措...全文を見る
06月06日第84回国会 衆議院 決算委員会 第14号
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○林(孝)委員 先ほどからの議論を聞いておりまして、基本的な問題意識として、大臣と学長の間にも少しニュアンスの違いがあると私は受けとめました。そこで、もう一度その点について確認をしておきたいわけであります。  たとえば占拠か否かという問題についても、大臣と向坊参考人の間にはニュ...全文を見る
○林(孝)委員 いま大臣は占拠であると考える、向坊参考人は占拠でないと考える、こういう基本的な問題意識の点に関して行政当局と大学当局の考え方が違う。これで問題の解決が果たして図れるのかどうか、これは非常に重大な問題だと私は思うのです。まして、もう一つ例を挙げますけれども、私たちが...全文を見る
○林(孝)委員 向坊参考人の考え方を伺いますと、話し合いをやるためにはそうしたものを占拠と呼んではならないのだという言い方ですね。言い方は別にして、事実関係として、事実認識としても占拠と受けとめられておらないのかどうか、この点はどうですか。
○林(孝)委員 それでは、過去に決算委員会が問題といたしました国有財産の検査が会計検査院によってなされない状態にあった、検査に入れないような状態にあるということは、事実関係として、何が理由で入れなかったと参考人はお考えですか。
○林(孝)委員 これからの問題は別にして、それならば前年の定期の会計検査は過去において行われておったかどうか。  もう一つ、たとえば文学部長が自分の文学部長室に入れないという状態も、事実関係として占拠されておるとお考えにならないかどうか、この二点をお伺いしたい。
○林(孝)委員 参考人にお伺いしますが、いま会計検査院の答弁で明らかになりましたように、過去においても検査に入れなかった事実がある。これはなぜ入れなかったと思いますか。
○林(孝)委員 それは不当なる占拠というように参考人は受けとめられておらないわけですか。
○林(孝)委員 ここまで議論をして、過去において不当な占拠があっただろうと言わざるを得ないというような表現の仕方そのものにも、事実に対する素直な認識がないと私は思うのです。一般常識で考えても、先ほどからの議論もその前提は皆一緒だと思います。非常に異質なんです。異常なんです。あそこ...全文を見る
○林(孝)委員 それはまたおかしなことで、毎年の定期的な会計検査も過去全然できなかったような状態があって、目に余るような状態ではないという学長の認識というのは、こんなものはもってのほかだと思うのですよ。もう目に余ってしようがない状態じゃないですか。決算委員会が問題と考えて現場まで...全文を見る
○林(孝)委員 これからの問題と現在の問題と過去の問題、これを整理して考えなければいかぬ。先ほども言いましたように、これからの問題はさておいて、過去において認識がもうすでに違うのです。そういう状態、そういう問題意識の基本的な問題として私は取り上げておるわけです。  いまこの数カ...全文を見る
○林(孝)委員 それから、もう一つ重大な問題は、文部大臣と学長の見解が違って、見解というか基本的な問題意識が違うというこの点にもあると私は思うのです。  ことしの四月二十日に次官通達が出ております。「学園における秩序の維持等について」の通達、これは全国の国立あるいは私立大学の学...全文を見る
○林(孝)委員 不当なと思ってない、おかしいじゃないですか。過去において、これだけ長期にわたって会計検査もできなかった。  これはまた一例を出しますけれども、先ほど精神病棟の病床の数が四十三という話がありましたが、本当に病床は四十三ですか。ここに図面があるのですけれども、数がち...全文を見る
○林(孝)委員 間違いなければ結構です。実際の数は、私の方の認識はもっと少ない数になっておりますけれども、間違いないと言われることでありますから後ほどの問題といたしますが、これは大学当局も間違いないですね。
○林(孝)委員 予算要求は何床でしていますか。
○林(孝)委員 いまの答弁が正しいと思うのですよ。これ何で予算要求と違うのですか。
○林(孝)委員 不明朗です。こういうのは。会計検査院は、こうした状態はどういう検査をすることになっておりますか。
○林(孝)委員 予算要求額のベッド数が三十九で実在は四十三ということば、だれが聞いても非常にあいまいで不明朗だという認識を私は持つわけでありますが、会計検査院はそういう認識をお持ちでないのかどうか。
○林(孝)委員 最初からそう言えば話が早く進むのです。これはなぜこういう一例を挙げたかと言いますと、また話がもとへ戻るのです。そうしたあいまいな、不明朗な、適正ではないということが行われておって改善されない。これもやはり会計検査院が積極的に中へ入って検査できない状況に置かれておっ...全文を見る
○林(孝)委員 会計検査院による財産の検査だけではなしに、大学当局として管理しているわけでありますから、財産を検査しなければいけない、調査しなければいけない。これも今日までできてなかったわけでしょう。このたびやっと調査できるようになったということなんですが、ここで二つお伺いします...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
○林(孝)委員 私は、留学生行政について文部省の見解をお伺いしたいと思います。  日本の置かれている立場、現今の国際化時代にあって、わが国の国際社会において果たすべき役割りというものは、日々、年々大きくなってきているわけでございますが、残念ながら、その国際化時代におけるわが国の...全文を見る
○林(孝)委員 それではお伺いしますが、昭和四十九年の「教育・学術・文化における国際交流について」の中教審答申、その中にも、外国人留学生受け入れ体制の改善ということが提言されておるわけであります。     〔葉梨委員長代理退席、委員長着席〕 この四十九年の答申を受けて留学生施...全文を見る
○林(孝)委員 初年度一歩前進と私は評価いたしておりますが、その上に立ってお伺いしたいと思います。  五十二年度の外国からの留学生、約五千七百人いるわけです。そのうち千八十人は国費留学生、まずこの国費留学生の待遇についてでありますけれども、欧米主要国と比べてどのような状態になっ...全文を見る
○林(孝)委員 国費による外国人留学生の待遇、これについてはいま御説明を伺いまして相当改善されておるわけであります。  ただ問題は、留学生の約八割を占める私費留学生、この留学生の待遇、こうした点について非常に課題が残されているのではないか、こういう気がします。ことに私費留学生の...全文を見る
○林(孝)委員 それから、先ほど大臣が民間の協力ということで指摘になりました点でございますけれども、私も同感でございます。こうした私費留学生の理解といいますか認識というものを高めるために、どうしても民間の協力というものはなければならない。  そこで、文部省にお伺いしますが、国民...全文を見る
○林(孝)委員 財界に呼びかけるということは、これは一つの団体を形成していますから非常に呼びかけやすい環境にあるわけですけれども、国民全体に呼びかけるということは、非常に不特定多数でありまして、そうした形ですぐ反応というものはあらわれないかもわからないけれども、これは非常に大事な...全文を見る
○林(孝)委員 ぜひそうしていただきます。  それから、今度は国費留学生の問題に関連してでありますけれども、本国が政変等で帰国できなくなった場合、事実これはあるわけでありますけれども、その場合の処置の仕方はどうなっておりますか。
○林(孝)委員 次に、外国語教員の派遣制度についてでございますが、外国語教員の海外派遣について、これは予算上でありますが、五十一年度三十五人、千七百二十五万円でありました。これは各大学で語学担当教員を語学研修のため二カ月から一年、平均三カ月派遣されるということでございますけれども...全文を見る
○林(孝)委員 成果は上がっておりますか。
○林(孝)委員 ちょっと歯切れの悪い御答弁なんですが、この全国に八十八ある大学の中からの、たとえば三十五人の派遣員の選出は語学別の選考委員会で行われているようでありますけれども、一つは期間が、判断の基準ということを私質問いたしましたけれども、たとえば三カ月、こういう中で語学を研修...全文を見る
○林(孝)委員 検討してもらうことはたくさんあるのですが、もう一つ、これはおかしいと思うことがあります。それは英語についての外国語教員の派遣先がオーストラリアということにずっとなってきておるわけですね。大体語学というのはその国の言葉ですから、英語ということになると、イギリスである...全文を見る
○林(孝)委員 そういう議論になりますと、じゃイギリスにキングズイングリッシュがないのかということになりますよ。(砂田国務大臣「イギリスは二十人」と呼ぶ)派遣しているんですか。おかしいじゃないですか。それはいまの答弁の部類のあれでしょう。どうなっているんですか。英語を学ぶためにオ...全文を見る
○林(孝)委員 何のためにですか。語学ですか。
○林(孝)委員 そうしますと、イギリスに派遣しているということは私は正当だと思うのですね、先ほどから申し上げておるように。オーストラリアに英語を学ぶために教員を派遣するということは、ちょっと筋が外れておると思うのですけれども、そのことに対する認識は、大臣、正確に答弁しておいてもら...全文を見る
○林(孝)委員 オーストラリアでなければいかぬということなんですか、それは。
○林(孝)委員 そうすると、文化協定に基づくものとしてイギリスあるいはアメリカ、こういうところに語学の勉強に派遣するという考え方というか、そういう可能性はあるのかないのか、その点はどうですか。
○林(孝)委員 時間が来ましたので、あと一点だけお伺いしておきますけれども、今度は逆に向こうから日本に語学の教員を招聘する場合、国立大学の場合に国立大学の教授という立場でその人たちが教鞭をとる。資格の問題としてお伺いいたしますけれども、公務員ということではない。そこでどういう扱い...全文を見る
○林(孝)委員 今後の方針は。
○林(孝)委員 終わります。
06月08日第84回国会 衆議院 決算委員会 第15号
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○林(孝)委員 私は、まず最初に最近のこととして、たばこの小売価格の値上げ問題についてお伺いしたいと思います。  このたばこ値上げという問題が報道された内容でございますが、平均三〇%強値上げをする、こういうことが伝えられております。このたばこの値上げについて大臣がお考えになって...全文を見る
○林(孝)委員 値上げを否定されたわけでありますが、大蔵省、それから日本専売公社、この両当局が五十四年度の予算の検討過程においてこのたばこの小売価格の値上げを協議されている、こういう事実はございませんか。
○林(孝)委員 昭和五十年の定価改定のときの国会審議でもいろいろ議題になったことでありますが、現行の専売納付金制度、また価格問題あるいは健康問題、こうした点について議論されてきた事実が過去にあるわけですが、その結果五十年度には附帯決議もつけられておることは大臣も御存じだと思います...全文を見る
○林(孝)委員 抽象的な一般論的ないまの答弁でありまして、当時議論されておりました具体的な問題について、基本問題会議に譲られた格好でその結論を待つということでございますけれども、相当の年月を経過しているわけでございます。当然のこととしてそれだけの努力が払われなければならない。そう...全文を見る
○林(孝)委員 いま御答弁がございましたように、いわゆる昭和五十年以降の伸び率は、それ以前の伸び率と比較して非常に低下している。こうした理由というのは、やはりたばこに対する嫌煙権といいますか、そうした運動も含めて、値上げという問題に対する消費者の抵抗といいますか、そういうものもあ...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、大臣はその二つのうちの一つ、特に消費税として一般会計に組み入れるという方針を重点的にとっていこう、こういう意向をお持ちになっておると理解していいでしょうか。
○林(孝)委員 提案の手続の問題まで考えられているということでございますから、これは非常に問題を含むと思います。  それからさらにお伺いいたしますが、輸入されている外国たばこについて、昨年の十一月でしたか、円高差益による定価見直しが行われたわけです。さらにその後の差益から政府は...全文を見る
○林(孝)委員 それから先ほど大臣の答弁にありました経営形態の問題についてでありますが、いわゆる日本専売公社、これは公社だけに限らないわけでありますけれども、民営論というものが、もう大分以前になりますけれどもいろいろな角度から論じられておるわけであります。公共企業体等のスト権問題...全文を見る
○林(孝)委員 審議の状況あるいは議論の範囲、そうした点についてはどういうことになっておりますか。
○林(孝)委員 大臣にお伺いいたしますが、先ほどの経営形態に関する基本問題会議で審議されておるところでありますけれども、私がいま申し上げました公共企業体の民営化という一つの問題として議論されておるという日本専売公社の民営化、これを、一般論で結構ですけれども、大臣はどのように受けと...全文を見る
○林(孝)委員 大蔵省並びに日本専売公社がこの基本問題会議から意見を求められた、あるいは資料提出を求められた、こういうことがあるかないか。そしてもしあるとしたならば、どのような意見を述べ、また資料を提出したのか、その点について御説明願いたいと思います。
○林(孝)委員 日本以外の国でたばこの専売制をとっている国というのは、どういうところがございますか。
○林(孝)委員 三カ国ということであります。わが国はいわゆる国策として八十年の歴史を持つ専売制をとっている国でありますが、その間一種の秩序というものが維持され、定着化され、そして国の財政に貢献してきた、こういうことは事実あると思うのです。  これは日本専売公社の総裁にお伺いした...全文を見る
○林(孝)委員 このたばこ問題の締めくくりとしてこれは大臣にお伺いしておきますが、最近の嫌煙権運動というものを含めて、いわゆる消費量というものがこれからさらに伸びるかどうかという問題、これがあると思うのです。それから、もし伸びなければ、その財源としてもそれだけの効果、価値しか生じ...全文を見る
○林(孝)委員 次に、政府系金融機関の経理の決算報告に関する問題をお伺いしたいと思います。  去る五月二十六日に行われました業務概要説明、この中で日本開発銀行における五十一年度の貸付実行額は七千六百七億八千九百万円、このようになっております。既往貸し付けの回収は三千六百二億七千...全文を見る
○林(孝)委員 私がいまここでお伺いした理由を申し述べますと、この延滞額三百二億円という答弁がございましたけれども、この延滞額をどういう理由で本委員会に報告がなされなかったのか。たとえば国民金融公庫の場合は概要説明の中で本委員会に報告されております。こういう根拠、理由というものは...全文を見る
○林(孝)委員 私の質問に対する答弁が漏れておりますが、この三百二億円の延滞の貸付先はどこか。  いまの業務報告書に掲載しなかったという理由は、特に理由がない。本委員会に報告するということについて、この延滞額というものはその程度の認識で総裁は受けとめられておるのか。  その点...全文を見る
○林(孝)委員 私は、そういう考え方でなしに、やはり国民の前に明らかにするべき事項だと考えるのです。     〔原(茂)委員長代理退席、委員長着席〕 政府の関係機関融資でございますから、その財源についても当然国家の予算として国会で審議されているわけですね。本委員会は決算委員会...全文を見る
○林(孝)委員 四十八年度から五十二年度までのそれぞれの貸付金回収額と、返済期限を六カ月以上経過した元金残高、それから両者の比率はどうなっているか。この点についてお伺いします。
○林(孝)委員 大臣、いま御説明がございましたように、五十一年度で言えば回収が三千六百三億円、延滞が三百二億円ですから、率で言うと八・四%、一番多い年度で一四%以上の延滞率、いわゆる不良債権ですね、こういうものが出ているわけですけれども、こういう実態を大臣はどのように考えられてお...全文を見る
○林(孝)委員 それから、四十八年度から五十二年度の間で返済の猶予を与えた額があるのです。その額と、それから貸付先を説明していただきたいと思います。
○林(孝)委員 いま日本開発銀行を中心にして、延滞額の問題、業務報告、決算報告に対する姿勢の問題、あるいは六カ月以上経過した延滞額の多い業種、さらに返済の猶予を与えた額等について質問してきました。これらのことに対して、私はいま日本開発銀行について取り上げているわけでありますけれど...全文を見る
○林(孝)委員 私ちょっとわからないのでお伺いしますけれども、いま総裁が業務報告に延滞額については詳しく記載されておると言われましたけれども、業務報告のどこでしょうか。
○林(孝)委員 ちょっと待ってください。業務報告にそれ以外のことについて詳しく述べているということを言いましたか。
○林(孝)委員 私の質問は、延滞額について本委員会に決算報告をすべきである、されていないというのはおかしいということを言っているのじゃないですか。それについて議論がずっと来ているわけでしょう。それ以外のことが述べてあると言うなんというのは議論のすりかえじゃないですか。延滞額につい...全文を見る
○林(孝)委員 会計検査院にお伺いします。  この五十一年度の検査報告書と五十年度の検査報告書、この二つを比較してみますと、日本開発銀行について報告の形態が変わっております。先ほど総裁は延滞額については十年間報告してないという慣習があると言われましたけれども、それは事実に反する...全文を見る
○林(孝)委員 これはちゃんとやってください。そうしないと、決算委員会に決算報告をするということは、国民に決算報告をするということであります。非常に重大な役割りを持つ決算委員会なんですから、それが簡略化されて非常に重大なポイントを占める延滞額なんというようなものが抹消されてしまっ...全文を見る
○林(孝)委員 大臣、きょう私は日本開発銀行だけ取り上げておりますけれども、こういうことを通して政府関係の金融機関の経理のあり方、こういうものについては決算委員会として非常に関心のあることでもございますし、今後の姿勢として大臣がそういう点に関してどういう考え方に立っていかれるのか...全文を見る
○林(孝)委員 この問題はこれで終わりますので、総裁、どうも御苦労さまでした。  次に、週休二日制の問題について簡単に要点をお伺いして、終わりたいと思います。  民間企業の週休二日制はかなり進んできておるという調査があります。たとえば五百人以上の規模の企業で四十七年に三五・六...全文を見る
○林(孝)委員 時間が来ておりますので、結論的に質問申し上げますけれども、人事院としてはどういう考え方をお持ちになっておるか。  それから、大蔵大臣としてはどういう考え方をお持ちになっておるか。
○林(孝)委員 最後に二点お伺いしますが、官庁先行あるいは官民並行、民間先行と、こういう三つがありますけれども、これは人事院の方にお伺いしますが、諸外国ではどういう形が多いかということ。  それから、大蔵大臣に最後にお伺いすることは、金融機関の場合にどういうタイミングで踏み切る...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
07月04日第84回国会 衆議院 決算委員会 第17号
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○林(孝)委員 最近、防衛問題に関してあらゆる角度からさまざまな討議がなされております。本委員会の本日の議論もその一つであると思いますが、政府の対応も、ことしの一月の施政方針演説、この中に防衛に関する一項がわざわざ入れられたり、F15、P3C導入問題であるとか、あるいは核兵器につ...全文を見る
○林(孝)委員 そこで、今日における一国の安全保障政策、平和保障政策と言ってもいいかと思いますが、この安全保障政策は、経済、外交、資源エネルギー、食糧、科学技術、文化等々を含む総合的かつ立体的な観点から立案されるべきであると思います。私は、その早急な立案こそ急務であると考えるわけ...全文を見る
○林(孝)委員 ところが、政府は今日まで総合的安全保障を検討してきたことがあるのかどうか、このことに大きな疑問を持っております。もしあるとしたならば、どういう立場の人、組織がそれに参画してきたのか、お伺いします。
○林(孝)委員 長官、いま答弁にありましたように、「国防の基本方針」として定められておる事柄は当然のこととして各省庁によって努力がなされていると思う、しかしまとまった形としてはそういうものはないということでありますが、これは防衛庁などの一つの省庁だけの検討事項であるとか、あるいは...全文を見る
○林(孝)委員 長官のいまの答弁は非常に積極的でありますし、またぜひそうしていただきたいという気持ちであるわけでありますけれども、今日までの経過から見てみますと、ずっと歴代の自民党政権の中でこのような場所が設けられてこなかった。そのことが国民に与える影響といいますか、安全保障問題...全文を見る
○林(孝)委員 国防会議が本来その総合的な安全保障の検討をする、そうした役割りを果たす組織でなければならないわけでありますけれども、長官がお話しになっているように、またわれわれもその内容について知っているように、現行の国防会議の組織、機構、こういうものでは、いま提案しております総...全文を見る
○林(孝)委員 それでは次に、今度は安全保障特別委員会設立という問題が午前中の議論でもございました。そこで、防衛庁長官も特別委員会の設置に賛成という意向を、先ほど来の答弁でもされておったわけでありますが、われわれも同じように、この安全保障問題はきわめて重要な問題でありますから、あ...全文を見る
○林(孝)委員 がんばっていただきたいと思います。  それから次に、情報管理体制、これについても、けさからの議論に少し重複することもありますけれども、お伺いしておきたいと思います。  ソ連の択捉島での演習について防衛庁内で判断が、俗に言われるところの制服組と内局で異なっていた...全文を見る
○林(孝)委員 したがって、その情報収集体制を確立するという努力を当然なされておると思いますし、また、その情報分析、判断の責任体制というものもいかにすればいいか、こういうことが起こらないようにということでの対応もすでになされているのではないかということを前提にして、いまどういうふ...全文を見る
○林(孝)委員 ちょっと古い話になりますが、二年前のソ連のミグ戦闘機、この事件のときも防衛庁長官のもとにその情報が伝わるのがおくれたという経緯があったと私記憶しておるのですが、そうじゃなかったでしょうか。
○林(孝)委員 ソ連の原子炉衛星墜落事件、このときも長官のもとに、情報といいますか事実といいますか、伝わるのがおくれた、こういう事実があるわけですが、この点はどうですか。
○林(孝)委員 肝心な軍事的情報、こうしたことに対する対応が十分に確立されていない。いろいろ理由があると思います。あるけれども、これがそれでいいのかということになりますと決してそうではないのでありまして、長官も当然、時差ぼけであるからそういうことがあっても構わないという気持ちでは...全文を見る
○林(孝)委員 最終的な案の取りまとめはいつごろになる見通しでしょうか。
○林(孝)委員 防衛二法の改正の絡みで海外派兵ができるようにするのではないかというふうに言われている節もあるのですが、この点についてはどのようにお考えですか。
○林(孝)委員 それから、午前中の質問と重複すると思いますが、機構改革は有事即応体制の強化をねらったものであるというような話、批評といいますかもあるわけです。さきに、長官の指示でなされることになった、いわゆる新三矢研究、先ほどの質問にもございました、これも有事の事態に対する対処の...全文を見る
○林(孝)委員 先月、長官が訪米に先立ってNATO諸国を訪れたわけでありますが、ヨーロッパの軍事情勢についてどのような印象を持たれましたか。
○林(孝)委員 その西ドイツを訪問されたときに会われたアペル国防相との間で、防衛技術協力、共同研究について話し合ったということでございますが、この問題については前々から日本側から提案していたということを言われておるわけです。その経緯、真意について御説明を願いたいと思います。
○林(孝)委員 次に、防衛費についてでありますが、政府は以前より、防衛費をGNPの一%以内にするという方針を、とっているわけでありますが、今後もその方針を続けるということに、長官の考え方として変わりはないかどうか、お伺いしておきたいと思います。
○林(孝)委員 それから、最近の北方四島周辺のソ連の演習、アメリカ第七艦隊増強もソ連の太平洋地域での軍事力の推移に注目してのことである、こういう防衛当局の分析もあるわけでございますが、一方、外務省も防衛庁も中国は日本にとって脅威ではないという見解を言明しております。マスコミなどで...全文を見る
○林(孝)委員 あえて仮想敵国という言葉を使わずに、脅威と考えているかどうかということでお伺いしたわけであります。
○林(孝)委員 次に、米軍の駐留費の分担問題についてお伺いいたします。  在日米軍の駐留費の分担は、従来からアメリカ側の強い要請であったわけでありますが、長官がブラウン米国防長官との会談の際に、アメリカ側から話が出る前に日本側から分担増を約束した、このように報道されておるわけで...全文を見る
○林(孝)委員 アメリカでは、日本に対するいわゆる安保ただ乗り論、こういうものが再燃する兆しがあると言われておりますが、長官は安保ただ乗り論をかわすために駐留費の分担増を考えているのかどうか。  また、アメリカ側の一部に存在するこの安保ただ乗り論について長官はどのような認識をさ...全文を見る
○林(孝)委員 わが国がアメリカからただ乗りと批判される理由は何もないのであります。逆に、経済的面に限っても相当の予算を計上していると言えます。  そこで、具体的にお伺いいたしますが、在日米軍基地を提供していることに絡む経費、たとえば民有地借料、移設経費、地元対策費、さらには駐...全文を見る
○林(孝)委員 現在、日本に駐留する米軍将兵の総員の数は幾らになっておりますか。
○林(孝)委員 この分担問題で、防衛庁は西ドイツの状況を調査、検討していると言われておりますが、西ドイツに駐留している米軍の総数及び西ドイツ側の分担している駐留費はいかほどになっておりますか。
○林(孝)委員 いずれにいたしましても、日本の分担は西ドイツと比較して決して少なくない。日本がいわゆる安保ただ乗りと言われるゆえんは何にもないという根拠にもなるわけでありまして、これは掌握をしていただきたいと思います。  もう一つは、本来アメリカ側との話し合いについては、それが...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、出発前にはそうした話し合いというか、理解というものは持たれてなくて、これからそうした理解、話し合いというものを持っていくということでしょうか。
○林(孝)委員 ブラウン氏が来日する十月にはアメリカに正式な結果の返事をする、こういう約束をされたということでありますが、総理はそのことを御存じですか。
○林(孝)委員 分担増について、日本政府が円高ドル安の事態を考えて行う思いやり、先ほども長官が、信頼性を高めることということは思いやりであると言われたわけです。こういう発言でありますが、直接予算に関係する問題である以上、理論的な根拠、こういうものが必要であると思うわけです。具体的...全文を見る
○林(孝)委員 この理論的な根拠、名目ですね、こういう問題であるとか、地位協定の枠の中ということで、地位協定の拡大解釈にならないかどうかということについての検討、これはいま検討中ということであると私も思うわけですが、しかしこれはタイムリミットのある問題だと思うのです。そういうこと...全文を見る
○林(孝)委員 もし仮に円高ドル安という状態がおさまって、逆にドルが高くなった場合、日本側の分担を縮小するということもあるのかどうか。それともレートの変更には関係なく、日本側が米軍駐留費の大幅分担という方針を貫いていくのかどうか。こうした点はどう考えておりますか。
○林(孝)委員 この円高ドル安の問題は、仮定の問題で答えにくいと言われましたけれども、当然考えておかなければならない問題でありまして、概算要求という中でこれの予算の決着をつけるという先ほどの答弁を前提にするなら、当然こうした方針がはっきりせないで概算要求をするということには私はな...全文を見る
○林(孝)委員 それではもう一つお伺いいたしますが、信頼性を高めることの内容が思いやりである、この思いやりという非常にあいまいな表現の中で予算という理論的な根拠を求めること、またこの思いやりの範囲とか、いろんな意味でこの思いやりという言葉はあいまいなんでありますが、いずれにしても...全文を見る
○林(孝)委員 いわゆる義務ではない、思いやりで日本が自発的に申し出た、こういうことですね。そうであるならば、いわゆる法的義務がないということです。いわゆる法的義務がないということであるならば、協定の枠内で行うなどという言い方をするのはよくないことではないでしょうか。適切な言い方...全文を見る
○林(孝)委員 この思いやりということは、日本の法的義務が生じないと言いながら、協定の枠内で行うという言い方をしておる、これは適切でないと私は思うのです。法的義務がないというならば、地位協定という枠内ではない、新たな法的義務が生じたということになるわけですね。したがって、この法的...全文を見る
○林(孝)委員 会計検査院にさらにお伺いしますが、これは未検討のことだから見解を発表できないということだったら、いままでの決算委員会で未検討のことに対する見解は一切発表してなかったかというと、そうじゃないじゃないですか、そうでしょう。具体的な仮定の問題ですよ。具体的な仮定といって...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、会計検査上は法的根拠のない支出を認めるということですか。
○林(孝)委員 予算というのは、国会で議決されて通ったものが予算として執行されるわけです。国会を通過しない予算が執行されるということはあり得ない。いまのこの議題はそうじゃないですよ、これは。
○林(孝)委員 いまのことに対して反論しますが、そのことと、いま円高ドル安ということによってアメリカが非常に苦しんでいるという認識に立って、信頼性を高めることが思いやりだということで分担金を増額する、新たな財政負担というものが、法的義務がない、法的根拠がない、義務も根拠もない財政...全文を見る
○林(孝)委員 一般論ではなしに、具体的に私が例を挙げているわけですから、この件に関してどういうルールでもって適正なのか。たとえば三百億というふうに伝えられるわけですね。こういう財政負担が、法的根拠もなく法的義務もなく新たに生ずるということが、会計検査上適正だ、こういうルールで適...全文を見る
○林(孝)委員 明確に存じていないからはっきり答えられないというならば、最初にその答弁をすべきであって、順序が逆じゃないですか。  じゃ、この議論は保留にしておきます。しかし、これは重大な問題ですので、検査院においても十分議論をされて、それで答えていただきたい。よろしくお願いし...全文を見る
○林(孝)委員 どうしても言えないという極秘事項であるということですが、米軍の調達価格に比べて日本の購入価格、これが非常に高くなる。これは、アメリカ政府が投資した研究開発費、これに対する日本側の負担が高額になるためではないかという心配があるわけですが、この点についてはいかがですか...全文を見る
○林(孝)委員 それは額が示されないとわからないのですが、この額も秘密ですか。
○林(孝)委員 それでは次に、時間が来ましたから、最後に伺いますが、五十三年度から導入した対潜哨戒機P3C搭載コンピューターについて数年以内に輸入品から純国内開発製品に切りかえる、こういう方向で検討されていると聞いているがどうかという問題。  それからF15、新主力戦闘機のセン...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。
09月12日第84回国会 衆議院 決算委員会 第19号
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○林(孝)委員 私は、救急医療体制の問題、スモン病、スモン訴訟の問題、食品添加物行政、麻薬覚せい剤対策、伝染病防疫体制、難病対策等に関しまして、数点にわたって質問いたします。多岐にわたっておりますので、時間の関係もございますし、明快に御答弁をお願いしておきます。  最初に、救急...全文を見る
○林(孝)委員 この整備事業は、五十一年の七月に救急医療懇談会の答申を受けた形で展開されたと記憶しておりますが、この救急医療懇談会というのは現在どのような状態になっているのか、その後の活動についてお伺いしたいと思います。
○林(孝)委員 国民の生存権、健康権を保障しておる憲法の精神から考えると、この救急医療システムの整備に関しても、国及び自治体の責務においてなされるべきである、そういうことなんですが、大臣ももう御存じのように、いわゆる急患のたらい回しというような社会問題を全国各地域で起こす、こうい...全文を見る
○林(孝)委員 四点伺いますが、まず第一点は、救急告示医療機関をさらにふやしていく方向、いわゆる拡充する必要があると思いますけれども、現在の実情に合わせてどのようにお考えかということが一点。  それから第二点目は、これは搬送を担当している消防庁はどういうお考えを持っておるか。 ...全文を見る
○林(孝)委員 その指定されている病院が少ないということに関して、いま説明の中に、いわゆる国立大学というのは教育を重点に置いてやっている大学であるからというニュアンスの説明があったわけでありますけれども、そういう理由が根拠で今日まで指定されてきたところは少ない、こういうふうに理解...全文を見る
○林(孝)委員 私が申し上げたかったことがいま説明として出ておったわけでありますけれども、その大学の付属病院の中の救急医療に対する対応能力、もちろん人的なもの、あるいは設備等が含まれると思いますが、そういうものが整備されない状態である、だから、指定を受けるということについての地方...全文を見る
○林(孝)委員 その点に関しては、また機会を改めて話を詰めたいと思います。  人口五万人以上の市に設置される休日夜間急患センター、これは第一次救急として位置づけられているわけでありますけれども、五十二年度までに二百八十五の整備された個所がある。この運営の実態について厚生省は把握...全文を見る
○林(孝)委員 いま話がありましたように、夜やっていないという休日夜間急患センターがかなりある。  それから、同じく第一次救急とされている在宅当番医制の実施、これについても、地域によって非常にばらつきがあります。これらの実態について厚生省は把握されておりますか。
○林(孝)委員 それでは、この二つの問題点、いわゆる休日夜間急患センターが夜間開かれていないという問題、それから当番医制の実施について答弁がいまございましたけれども、地域によって非常にばらつきがある、いまその調整を行っておる、こういう実態に対して厚生省がどのような協力要請をしてい...全文を見る
○林(孝)委員 それから、広域市町村圏単位に設定するとしていた第二次救急医療体制のことでありますけれども、この問題点は何か、どういうふうに認識されておるか。また、三カ年計画の進捗状態。当初計画数三百三十六に対して、二年目の計画が八十三と、このように減少しているわけでありますけれど...全文を見る
○林(孝)委員 次に進みます。  第三次救急としての救命救急センターの整備の進捗状況を説明願いたいと思います。  それから、当初救命救急センターに配備するということになっておりました必要設備搭載のドクターズカー、これの保有状況はどうなっているか。広域救急医療情報システムの整備...全文を見る
○林(孝)委員 救急医療に従事する医師の研修の実施状況はどういうふうになっておりますか。関係医師のすべてが救急医学の研修を受けていると見ていいのかどうか。この点についてはいかがでしょうか。
○林(孝)委員 救急医療懇談会の提言の中にもありますが、医学生、医師についての卒前教育、卒後の臨床研修の推進、これに対して特に文部省はどういう取り組み方をしているか、お伺いしたいと思います。
○林(孝)委員 厚生省はどうでしょうか。
○林(孝)委員 これは厚生省と文部省の関係の問題にも関連するわけでありますけれども、文部省大学局から「大学病院の救急医療について」というのが五十一年十二月に出ておるわけでありますが、大学病院は「救急医療全般に十分な対応が困難である。」 そうした上で「地域の診療体制のネットワークが...全文を見る
○林(孝)委員 大臣、私がいま懇談会の答申と文部省大学局の提言、この二つを引用したゆえんは、その考え方そのものに少し隔たりがあるということで引用させてもらったわけです。ですから、いま影響力という表現で局長がお話しになったその影響力がないというところの国立大学付属病院、これに対して...全文を見る
○林(孝)委員 それから、救急業務の実施状況についてになりますけれども、消防法によれば、救急隊の救急業務、これは対象を事故、災害によるもっぱらいわゆる外科的負傷者だけに限る、こういう法律上のたてまえになっておると理解するわけですが、先ほど来答弁がありますように、現実問題として内科...全文を見る
○林(孝)委員 じゃ、法解釈ということでこの問題を消防庁は考えられておるというふうに理解していいわけですね。  そうしますと、たとえば内科の関係で急病患者が出て、解釈上事故というふうにみなしてそれを搬送するということで徹底されておればいいですよ。ところが、もし徹底されてない場合...全文を見る
○林(孝)委員 そうしますと、この立法時における意図、それと現時点での状態というものが非常に事情変更があったとしても、この消防法に基づいて、法解釈の問題として対処していくというふうに理解していいわけですね。
○林(孝)委員 救護活動として患者を搬送する場合に、医師のもとに届けるまでは救急隊が患者を管理するわけでありますが、その際、当然応急的な医学的判断、処置というものが必要になると思います。隊員の医学的な教育訓練、資質の向上についてどのように具体的に取り組まれておるか、お伺いしたいと...全文を見る
○林(孝)委員 最後に、五十年から一部消防署で救急ドクター制というのを導入していたと思うのですが、現在実施状況はどうなっておりますか、お伺いしたいと思います。  それから、先ほど申し上げましたドクターズカーについて将来的な構想としてどのような方法で取り組まれていくか。この二点を...全文を見る
○林(孝)委員 次に、去る八月にスモン訴訟の判決が出たわけでありますが、先月、大臣、局長がスモン患者の方々を訪問されて感じられたことを率直にお伺いしておきたいと思うのです。  それから、厚生省が八月二十六日にスモン総合対策推進協議会でスモン病に対する恒久対策を発表したわけであり...全文を見る
○林(孝)委員 スモンについてはもう周知のとおり、社会的疾病である、構造的薬害であった、いろいろなファクターが重なり合っておるわけでありますけれども、こういう悲惨な薬害といいますか、これを今後発生させないためにも、現在進められている薬事法の改正作業が非常に重要になってくると思いま...全文を見る
○林(孝)委員 次に、麻薬、覚せい剤対策についてお伺いいたします。  この麻薬、覚せい剤等の薬物乱用、これの社会的問題については、これまた今日まで本委員会でも取り上げてきたことでありますけれども、取り締まり当局の麻薬、労せい剤などの薬物乱用防止の基本方針として、海外の密輸、密造...全文を見る
○林(孝)委員 いまの件に関して、警察当局との協力関係も含めて捜査当局の答弁を伺いたいと思います。
○林(孝)委員 この問題の最後に伺いますが、すでに中毒になってしまった患者で、収容されている人はいいのですけれども、されてない人が犯す犯罪も数多いわけです。わかりやすく言えば野放しの状態になっておる。こういう実態があることは事実です。したがって、この中毒患者をどのようにして入院さ...全文を見る
○林(孝)委員 次に、伝染病の防疫体制の質問を行いますが、最近の傾向として航空機の発達とともに病原菌も潜伏期間中に検疫の関門を通過してしまう。そして一般に埋没してから発病して周辺に伝染病が広がる、こういう傾向があるわけです。昨年来の大騒ぎになった真性コレラの患者発生、この問題もこ...全文を見る
○林(孝)委員 終わります。