林紀子

はやしとしこ



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林紀子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○林紀子君 私は、今回の地震で亡くなられた五千名を超える方々に深い哀悼の意を表します。そして、被災に遣われ必死に頑張っていらっしゃる皆様方に心からお見舞いを申し上げます。また、多くの自治体関係者や若者を初めたくさんのボランティアの皆さんの献身的な姿、助け合いは本当に感動的なもので...全文を見る
○林紀子君 私の時間は大変短いので、お願いいたしました問題について端的にお答えいただきたいと思います。  仮設住宅の資材や用地、この確保はどうなっているかお願いします。
○林紀子君 今お答えの中に、大手住宅業界五千五百戸という話がありましたけれども、大手となりましたらもうちょっと数が生産できるんじゃないかと思いますが、いかがですか。
○林紀子君 大手が生産するものは厚生街の基準、様式に合わないという話も聞いているわけですが、やはり大手が建設するものは単価が一戸当たりおよそ五十万円ぐらい建設省が考えているものより高いんじゃないか、こういう話も聞いているわけですね。そうしますと企業が赤字を出してしまう。  大手...全文を見る
○林紀子君 簡潔にお願いします。
○林紀子君 そこで、総理にお伺いしたいんですが、今、三万戸という数字は動いていると。それは県の方から言ってきたらやるというお話だったわけですけれども、確かに災害救助法では県の方から国の方に要望を上げて、それで初めて建設をするということになっているわけですけれども、こういう緊急なと...全文を見る
○林紀子君 それについては国の方がちゃんとやりますという宣言をしないと、例えば現地では余った仮設住宅についてはちゃんと国が補助してくれないんじゃないかという、そういう心配を持っているわけですよ。そういうことはないんですね。
○林紀子君 それを早くやる、そこのところもぜひお願いしたいと思うんです。今、大変な状況の中にいるわけですからね。  そして、仮設住宅の建設を急いでほしいということを言っているのは、今、避難所で生活している方たちの実態が本当に大変なものだ、こういうところから言っているわけなんです...全文を見る
○林紀子君 この八百五十円にはこだわらないというお話をいただいたわけですけれども、もう一歩進めて、この八百五十円という基準そのものをこの際変えていくということも必要だと思うわけです。これは法律じゃないわけですから、厚生大臣が決意をしてくださったらそれで決まるものだと思うわけなので...全文を見る
○林紀子君 次に、家財は何一つ持ち出せなかった、うちを建て直すのはどうしたらいいのか、ローンはどうなるのか、当座の生活資金も心細いと、本当に被災者の心配というのは絶えません。  そこで、個人補償の問題についてお伺いしたいと思います。  報道などによりますと、今、政府が検討して...全文を見る
○林紀子君 確かに据え置き融資いろいろあると思いますけれども、私が言っているのは財産を補償する個人補償ということなんです。  今回の大震災で五千人を超える人々が命を失いまして、多くの人々が財産を失いました。しかし、被災者には何の過失や責任もないわけなんです。問われなければならな...全文を見る
○林紀子君 今度のこの大震災に当たりましては、今までの制度をそのまま適用するのじゃなくて、本当に国民の財産、命を守る、その立場に立って個人補償もこの枠をはみ出して行うべきだということを私は今申し上げているわけです。そして、そういうことに対しては当然財政措置というのが必要になるわけ...全文を見る
○林紀子君 今、復興財源について政府が考えていることというのは、赤字国債やつなぎ国債を大量に発行するのか、さまざまな案というのが取りざたされているわけですね。消費税につきましても、総理は我が党の松本善明議員の質問に対して引き上げはしないとおっしゃいましたけれども、大蔵大臣の方は増...全文を見る
○林紀子君 関東大震災並みというお話がありましたが、あの道路もそれから新幹線も関東大震災並みでああいう状況だったわけですね。震度六ということぐらいを想定しているんじゃないかと思います。そうしますと、今度のような大震災、これが東京を襲ったときにはこれは耐えられないということになるん...全文を見る
○林紀子君 政党助成の質問について、総理のお答えも聞きたいと思います。
○林紀子君 最後に一言申し上げたいと思います。
○林紀子君 政党助成の返上さえしないような政治家が本当に私たちのことを考えてくれているのか、被災者の国民のこの声を本当に聞くべきときだと思います。  寒さの中で将来への不安を抱え、苦しみながら避難生活を続けている被災者の皆さんが心から願っているのは政治の温かさです。救援の規模と...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○林紀子君 今回の阪神大震災でお米の小売業者も大変大きな被害を受けたということです。亡くなった方も二十一名もいらっしゃる。全壊は二百二戸、半壊六百四十一、一部半壊五百八十三、計千四百二十五店、兵庫県の小売業者の三四・七%、神戸市内だけ考えると五〇%にも上るのではないかと思います。...全文を見る
○林紀子君 今、困ったところはなくなっているんじゃないかというお話ですけれども、ボランティアが大活躍しているわけですが、兵庫県の農民連は神戸市内の三十その病院、二診療所に支援を行っている。そして病院からは、行政からの音さたは全くないのにこうしてお米を持ってきてくれて感激ですとか、...全文を見る
○林紀子君 次に私は、農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法案、これに関してお伺いしたいと思います。  まず、研究成果の知的所有権、つまり特許権の問題についてお聞きしたいのですが、現在、生研機構が行っている農業機械等緊急開発事業での民間への研究委託、共同研究における...全文を見る
○林紀子君 今、教えていただきましたけれども、生研機構が行っている農業機械等緊急開発事業では、共同研究では研究費は支給しませんから共同研究の中で企業が開発した特許については企業の所有となる、そして委託研究では企業に研究費を支給しているわけですから、研究成果の所有は生研機構が一〇〇...全文を見る
○林紀子君 民間の開発意欲を刺激する目的だというお話ですけれども、現行の農業機械の緊急開発事業では、一つの研究テーマについて一年間に二千九百万円の積算になっている、そして、おおむね五年を限度として一億五千万円くらいで一つのテーマを研究している、こういうことになると思うんですけれど...全文を見る
○林紀子君 今、大臣からハイテクとかエレクトロニクスとかいうお話ありましたけれども、本法案の目的とするところは、このようなバイオテクノロジーや植物工場プラントを手がけている企業のビジネスチャンスのための農業技術の開発、掘り起こしにあるのではないか、そして民間委託を進め研究費をばら...全文を見る
○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、農業に関する技術の研究開発の促進に関する特別措置法案の反対討論を行います。  我が党は、バイオテクノロジー技術を初めとする基礎的研究や科学技術は、国が責任を持ち、自主、民主、公開の原則で進めるべきとする立場から、大企業の利益に奉仕し、国の...全文を見る
○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、農業経営基盤強化促進法の一部改正案の反対討論を行います。  今回の一部改正は、認定農家に対して、農地そのものの利用集積を促進するために新たに公有地の拡大の推進に関する法律の方法を取り入れたものです。これは、これまでの認定農家に対する農地集...全文を見る
02月15日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○林紀子君 今、被災地で緊急に求められている問題といいますのは、避難所の生活の改善、それから医療の問題だと思います。きょうは私は、この点に問題点を絞りましてお伺いしたいと思います。  まず、ボランティアで被災地に入ったお医者さんからお聞きした話なんですが、被災者が高齢なお年寄り...全文を見る
○林紀子君 確かに今、そうしますと、条件に合った方はお金を払わなくていいということだと思うんですが、それは猶予という制度なわけですね。ですから、免除じゃないわけですから、いずれまとめて払っていただきますよという含みがあるものじゃないかと思うんですね。ですから、これは猶予ではなくて...全文を見る
○林紀子君 もう一点、保険との関係でお聞きしたいことがあるわけですが、これは京都からボランティアで被災地に入った歯医者さんのお話なんですけれども、被災者の中では特に高齢な方、患者の大半が入れ歯をなくしてしまった、こういう方がいらっしゃる。これもあの状況を見たら当然だと思うんです。...全文を見る
○林紀子君 この後は小里大臣にお願いしたいと思ったんですが、まだ大臣が到着しておりませんので、ちょっとこれはまた後回しにして、大臣がいらっしゃいましたらお聞きしたいと思います。  次に、食事の問題ですけれども、避難所で温かいものの炊き出しをというのは、もう本当にどなたも求めてい...全文を見る
○林紀子君 小里大臣、行ったり来たりで御苦労さまですが、御質問したいと思ってお待ちしておりました。  一点は、先ほど厚生省の方にもお伺いいたしましたが、避難所や地域で救援活動に参加したボランティアのお医者さんの医薬品や診療材料というのは結局保険では見られないというお話なんです。...全文を見る
○林紀子君 一言申し上げたいんですが、今、ケアの問題でもいろいろあるとおっしゃいましたが、ボランティアのお医者さんというのは本当に助けたいと思って飛び込んだ方々ですから、そのお医者さんの技術というのは十分に発揮をなさっているわけですけれども、それ以上に、例えば入れ歯なんというのも...全文を見る
02月17日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○林紀子君 私は、きょうは規制緩和とWTO農業協定について御質問したいと思います。  政府は、行政改革推進本部を設けて三月末までに規制緩和推進五カ年計画というのをつくろうとしているということですが、農水省としてはどのような項目について規制緩和を行おうとしているのか、まずお聞きし...全文を見る
○林紀子君 この行政改革推進本部には、民間の声を反映させるということで規制緩和検討委員会というのが設けられ、十五日に意見報告を提出したということですが、これを見ますと、これは新聞情報なんですが、食糧管理という項目がありまして、さらなる規制緩和というのをここで要求している。それとと...全文を見る
○林紀子君 今、農政の立場からというふうなお答えがありましたけれども、今出されているこの要望、民間の要望を聞くということですけれども、声を反映させるということですけれども、少なくとも農業団体からはこういう声というのは上がらないんじゃないかと思うわけですね。こういう声というのは、結...全文を見る
○林紀子君 規制緩和にはうっかり乗らない、屈しないというお話だったんですけれども、しかし、食品産業の競合問題ということを持ち出して、そういうお話がありますと、やはり支持価格の引き下げというような、そういうことに具体的に踏み込んでいくんじゃないかという心配、今大臣の御答弁でかえって...全文を見る
○林紀子君 クリアしているというお話があったんですが、これは加工原料乳の生産者価格について、畜産局の牛乳乳製品課の課長さん、前にガット室長をしていた方ということですから、ガット、WTO問題については一番精通している方だと思うわけですが、この方はAMSというのがガット交渉での経験や...全文を見る
○林紀子君 確かに、およそ五兆円がもう四兆円になっているということでクリアしているという話なんですけれども、先ほど経団連の方が言っているように、例えば牛乳製品の加工原料乳の価格の問題ですね、基準取引価格、昨年は六十四円二十六銭だったわけですが、これをもっと引き下げるということを言...全文を見る
○林紀子君 そこで、もう一つお聞きしたいのは、来月には畜産審議会が開かれるわけですけれども、今まで畜産局長のもとに酪農乳業基本問題懇談会というのが開かれていたと思います。この中身を教えていただきたいと申し上げましたら、まだ印刷が間に合わないということだったんです。  ですから、...全文を見る
○林紀子君 今、お話がありましたけれども、WTO協定を結んでも乳製品については高い関税を設定したと。それから、国内助成の削減についてももう六年間はクリアしているのだから大丈夫だと。安心しろ、大丈夫だという声は大分聞こえてくるわけですけれども、ただいま申し上げました加工原料乳の保証...全文を見る
02月21日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○林紀子君 五千四百名を超える犠牲者を出した阪神大震災から一カ月が過ぎ、改めて深い悲しみと復興への思い、願いが広がっています。  ほとんど焼け野原と化した長田区菅原通がある地域で十八日には合同慰霊祭が行われました。被災者は「いつの日か誇れる街ができるまで、力強く生き抜くことがす...全文を見る
○林紀子君 そして、その住民の参加と合意を貫くために、具体的な手だてというのはどのように保障されるのか、どのようにしていこうとお考えなのかも伺っておきたいと思います。
○林紀子君 被災地の大部分というのは民有地なわけですね。ですから、住民合意なしに現実に事業も進みません。国も自治体も上からの計画の押しつけということであってはならないということを重ねて申し上げておきたいと思います。  そして、もう一つお伺いしたいのは、被災地にたくさん住んでいら...全文を見る
○林紀子君 そして、事業の執行ですけれども、自治体と国が協同して行うということがうたわれているわけですが、その中で財政負担の大部分は国が行う、こういう原則というのははっきりさせる必要があると思いますけれども、これについてもお伺いしたいと思います。
○林紀子君 確かにこれだけの未曾有の大災害ですから、自治体任せということはもう絶対できないわけです。ところが、阪神大震災の復興計画に関して首相に提言する諮問機関、阪神・淡路復興委員会の委員長に就任なさった下河辺淳さんですね、新聞でインタビューを拝見したんですけれども、この下河辺さ...全文を見る
○林紀子君 それと関連するわけですけれども、被災者の生活を再建する上で第一に重要な課題として、震災で失われた個人財産に対し国の責任で補償する、個人補償の問題ですね。小里大臣は、二月二日の当委員会、この部屋だったと思いますけれども、我が党の上田議員の質問に対しまして、勉強中というこ...全文を見る
○林紀子君 二月八日に私は予算委員会で質問をさせていただきましたけれども、そのとき大蔵大臣は「私有財産にかかわる個人補償を真正面からするという仕組みになっておりません。」というふうに否定的なお答えをなさいました。総理も、「国の仕組みとして個人にわたる私有財産というものに対して限界...全文を見る
○林紀子君 その国民の支持ということですけれども、それはあれだけのたくさんの義援金が集まり、そしてあれだけのたくさんの人たちがボランティアに飛び込んでいった、そのことを見てもやはり国民は支持をしている、今回の災害というのを我が事のように考えている証拠じゃないかと思うわけです。 ...全文を見る
○林紀子君 まだまだ論議を深めなくてはいけないと思いますが、立派なそれこそ防災の町をつくるということは確かに必要なことですけれども、そこに住んでいる人の生活が立ち行かなくなる、これじゃ本当の復興じゃないと思うわけですね。ですから、そこに住んでいる方々の生活、営業の再建、これが復興...全文を見る
○林紀子君 第七次の地震予知計画というのは再検討することになっているということですけれども、この中でぜひ活断層の観測体制についても検討すべきだと思いますが、現在これはどんな検討が進められているかというのがありましたらお知らせいただきたいと思います。
○林紀子君 時間がなくなりましたのでありがとうございました。
02月21日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○林紀子君 今回の改正案では、都道府県の合併推進法人が固定化債権の買い取り業務を行えることになります。この点に関連して質問したいと思います。  まず、推進法人が固定化債権を買い取るということになっていますが、しかしその実態は、推進法人が買い取る資金、これは不良債権を持ち込んだ農...全文を見る
○林紀子君 確かに損金算入はできるけれども、七十万なら七十万でその不良債権というのはやはり残っていくということになるわけですね。ですから、合併のために単に一時棚上げするだけだというふうなことになるんじゃないかと思うわけです。固定化債権の根本的た解決というのは、その債権を流動化しな...全文を見る
○林紀子君 今、その実施要綱を作成中だということだものですから、農水大臣が十二月六日の委員会で私が質問したときお答えになった、その趣旨でやっていただきたいということをぜひお願いしたいと思いましたが、今の局長の答弁で、それはそういう方向でこの実施要綱もつくられていくということですの...全文を見る
○林紀子君 最近発行されました週刊東洋経済というのも、「もはや秒読み段階 住専はかく解体するし、それで「農林系の右往左往」というような記事が出ているわけですけれども、大蔵サイドということですが、今都内の二信用組合の処理に当たって日銀が出資する、このことについては大変批判も多くて、...全文を見る
○林紀子君 農家組合員に対してバブルのツケをそのまま回すようなことは絶対にしないでほしいということを強く申し上げたいと思います。  次に、広域合併の進め方についてですが、九二年の法改正の際、当委員会は附帯決議を採択しました。広域合併の推進計画づくりに当たって、地域の実情を反映さ...全文を見る
○林紀子君 それは全員賛成したければということじゃなくて、このやり方の問題を、私、民主主義を本当に破壊するようなやり方だということで申し上げたわけなので、ぜひそれは実情も調べて、またそのことについて私の方にもどういうことだったかというのも御報告いただけたらと思います。  大臣に...全文を見る
○林紀子君 民主主義を守るということはまず第一の根底にしていただきたいということを重ねてお願いしておきたいと思います。  それから今度は、広域合併に伴って農協職員の労働条件が大変悪化している、こういう問題について一つお聞きをしておきたいと思います。  広域合併によって職能給や...全文を見る
○林紀子君 最後にお聞きしたいのですが、今合併を契機ではないと言いましたけれども、やはりこういうふうに合併を契機に行われるというところが非常に多いわけです。その場合、労働組合を含む職員団体はどことこういう労働条件について話し合ったらいいかといいますと、どんどんたらい回しにされてな...全文を見る
○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、農業協同組合合併助成法の一部改正案に対して反対討論を行います。  反対の第一の理由は、農協系統組織に対し、さらに強力に広域合併と組織再編の推進を迫るものであるということです。  今回の法改正は、農業情勢や新政策の方向を踏まえて、農協の業...全文を見る
02月27日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○林紀子君 私も、厚生省の方にまず数字だけで結構ですのでお知らせをいただきたいと思います。  災害弔慰金法に基づいて、亡くなられた方には災害弔慰金が、そしてけがをされた方には災害障害見舞金が支給されるということになっておりますけれども、現在何名の方にどのくらいの額が渡されたのか...全文を見る
○林紀子君 今お聞きいたしました数字といいますのは、全被災者の数に比べましたら大変わずかな数でしかないわけですね。先ほど江本委員への回答に、兵庫だけでも十五万一千棟の家屋の被害があるというお話がありました。集合住宅もあるわけですから、世帯にするともっとたくさんの方々が該当するわけ...全文を見る
○林紀子君 私も今までいろいろ申し上げてきましたけれども、この見舞金という制度そのものは、今お答えいただきましたように災害弔慰金法の中でちゃんとあるわけですから、それに準じるような形で何とかできないものかということを今申し上げたわけですが、それについてもそういうお答えしかないわけ...全文を見る
○林紀子君 それでは、またそれは彼ほど論議をさせていただくことにいたしまして、厚生省の方にお聞きしたいのは、立ち上がり資金という形で生活福祉資金の小口融資貸し付けが創設されたわけですね。この融資枠はどのくらいとってあるのか。また、現在どのような利用状況か。そしてこれは報道で見たわ...全文を見る
○林紀子君 希望のある限りは、どうぞこれは打ち切りということにしないで対応していただきたいということを強くお願いしたいと思うんです。  それとあわせて、これは大臣の方にお伺いしなくちゃいけないかと思うんですけれども、この貸付金というのは最高二十万円借りて五年間で返した場合、金利...全文を見る
○林紀子君 それから、それに関係もすると思うんですが、私のところにこういうお手紙が来ているわけです。大震災で家巌が全壊した。収入源がない。民間の生命保険料が六カ月延期してもいい、郵便局の生命保険も六カ月延期してもいいと。しかし、六カ月後には六カ月分を全額一度に支払わなければ失効に...全文を見る
○林紀子君 そういう措置でぜひよろしくお願いしたいと思います。  それから、これは厚生省にお伺いすることだと思うんですが、水道の配水管の復旧ですけれども、耐震性の高い継ぎ手S型タイプというんですか、それで当然行うべきだと思いますが、そのための財政上の支援をぜひ行っていただきたい...全文を見る
○林紀子君 本当に水が待たれているわけですけれども、その点もよろしくお願いいたします。  最後に、これは大臣にお聞きすることかと思いますけれども、兵庫県は復興基金を設置しようとしているのではないかと思います。二十四日に大臣が配られました「復興への道標」というのに書いてありますけ...全文を見る
○林紀子君 時間がもうなくなってしまいましたけれども、一奮発、二奮発でどのくらいかというお答えはなかったわけですが、五千億というようなお話もありましたが、五千億、確かにこの基金……
○林紀子君 最低五千億。基金ができるということは本当に一歩前進だと思うわけですね。しかし五千億でも、もうちょっと上積みをしても、基金方式というのはやはり運用益でやるわけですから非常に効率が悪い。その分をどんとやっぱり直接出していただきたい。その方がよっぽど効率がいいんじゃないかと...全文を見る
03月13日第132回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○林紀子君 私もまず大蔵大臣にお伺いしたいと思います。  本日の処分発表によって、大臣が今まで繰り返してきた節度は超えていないという言い分が無責任かつ事実とは違ったことが鮮明になりました。  そこで、二つほどお伺いしたいと思いますが、まず一つは、マスコミ報道が田谷氏や中島氏に...全文を見る
○林紀子君 有働委員から関連質問をお願いいたします。
○林紀子君 私は、核兵器の問題を中心にお伺いしたいと思います。  ことしは戦後五十年、被爆五十年を迎えます。この五十年間の歴代政府が核兵器問題にどのように対処をしてきたか振り返ってみますと、例えば中曽根総理大臣は、日本はアメリカの核の傘に入っていると公然と答弁しました。被爆地広...全文を見る
○林紀子君 決議のお話はまた後ほど質問させていただきますが、我が国は核兵器がいかに非人道的な大量殺りく兵器であるかということを知っています。  昨年の広島の平和宣言にも、「ヒロシマは、ナガサキとともに世界の核保有国の指導者に訴える。即刻、すべての核兵器の廃棄を宣言すべきだ、」、...全文を見る
○林紀子君 今、厚生大臣からお話のありました被爆者調査、十年ごとにしているわけですが、これにも未発表の資料が大変多数あります。すべての資料を公開すべきだと思います。  また、外務省ですけれども、海外への広報は五十年間でビデオ一本というふうに伺いました。刊行物というのはないのか、...全文を見る
○林紀子君 外務大臣からお話のありましたビデオというのを私も拝見したわけなんですけれども、このビデオにはキノコ雲は全く出てこないんですね。ケロイドも出てきません。放射能の後遺症も出てきません。被爆者の受けたトータルな被害というのは全く描かれていない。核廃絶への強い願いというのもこ...全文を見る
○林紀子君 私が申し上げましたのは、これは政府がやるべきだ。広島、長崎、それから民間、いろいろ努力しているのは存じ上げておりますけれども、これは政府が責任を持ってやるべきだ。ぜひ被爆五十年のことし、責任を持ってやってほしいということをお願いしているわけですが、大臣、いかがですか。
○林紀子君 刊行物というのは日本にやってこられない人にも見ていただけるということがあるわけですから、ぜひビデオのっくりかえと刊行物の発行を考えていただいて、世論の喚起ということを考えていただきたいと思います。  そこで、次にお伺いしたいことは、昨年夏の広島・長崎平和式典では就任...全文を見る
○林紀子君 一歩一歩着実にと、そしてすぐになくしてほしいという被爆者の気持ちはよくわかるというふうに今お答えいただいたわけです。  そうしますと、今、核兵器というのは全世界でおよそ四万五千発余りある、そして二〇〇三年までにはSTARTⅡが確実に実行されましたら米ロで核兵器は六千...全文を見る
○林紀子君 今、決議の問題をおっしゃいました。  日本の国民は、日本政府が五十年目にして初めて国連に核兵器廃絶決議を提出した、こういう話を聞きますと、ようやく日本も被爆国としての責任を果たすことになったのか、こういうふうに思うと思うんですね。ところが、この内容というのはどういう...全文を見る
○林紀子君 私はこの決議も見せていただいております。第二項に、核兵器保有国に対しということで軍縮を呼びかけているわけですけれども、その前段に、全面的かつ完全な軍備縮小の枠組みのもとにおける核兵器の廃絶を究極的目標とする云々と、こういうふうにあるわけですね。そうしますと、この全面完...全文を見る
○林紀子君 そうおっしゃるなら、どうしてわざわざこんな全面的かつ完全な軍備縮小の枠組みのもとにおけるなんという、言葉をくっつけるんですか。
○林紀子君 申し上げますけれども、核兵器が通常兵器の抑止である、通常兵器がなくならない限り核兵器もなくさない、こういうことを言っているのはアメリカ、クリントン大統領なんですよね。アメリカのクリントン大統領は、核拡散をしないために核の使用をも辞さない、こういうとんでもない構想、核拡...全文を見る
○林紀子君 一言言わせてください。  核兵器を本当になくす気持ちであれば、本当に期限を区切って、しかも通常兵器と切り離してやるべきだと申し上げて、終わります。
03月15日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
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○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、以下、意見の表明を行います。  私は、本法律案がさらに五年間延長され、引き続き東海地域の六県百六十七市町村において、避難地、避難路、消防用施設、公的医療機関や社会福祉施設、砂防、地すべり防止など緊急整備事業が進められることに対して賛成する...全文を見る
03月16日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○林紀子君 今回の改正で女性に農業者年金加入の道が開かれました。今まで農業関係者の多くの方たちがこの女性の年金権を求めてきましたし、私たちもこのことを願ってまいりました。ですから、今回の改正はこうした多くの方たちの願い、運動の成果だと思うわけです。しかし、これは手放しで喜べないと...全文を見る
○林紀子君 そこでお伺いしたいのですが、前回の財政再計算時における被保険者、新規参入者、受給権者の見通し、そしてその実績はどうなったか。  これは数字をお伺いしたいのですが、時間の関係がありますので、いただいた資料で見ますと、被保険者数は予想よりはるかに少なくなっていて、初め立...全文を見る
○林紀子君 そのように女性の役割というのを大変高く評価をしていらっしゃるんでしたら、やはりこの高い面積要件というものをもっと低くする、ハードルを低くする。五十アール以上の強制加入者であって、夫婦そろって農業に従事する場合には配偶者の任意加入を認める、こういう配慮があってこそ農業者...全文を見る
○林紀子君 次に、保険料の負担割合ということをお伺いしたいと思うのですが、九四年度の農業者年金加入者の月額平均農業所得は二十三万八千円、こういう資料をいただきました。農業者年金と国民年金の保険料は、九七年には先ほど申し上げましたように年間七十四万七千八百四十円にもなる。月額で見ま...全文を見る
○林紀子君 先ほど局長は質疑の中でお答えになりましたけれども、これから女性の年金加入者五年間で五千人から一万人というふうにおっしゃいましたね。対象者は三十万人いるというふうにたしかおっしゃったと思うんです。そうなりますと、三十万人の対象者のうち一万人が入るというふうに見込まれてい...全文を見る
○林紀子君 これくらいだったら払ってもらえるんじゃないかとおっしゃいますけれども、年額七十万円もの保険金がそんなに簡単に払えるものではないというふうに思うわけですね。  日本の農業者年金のモデルとなっているドイツでは低所得者に掛金補助というのを行っているということです。また、フ...全文を見る
○林紀子君 終わります。
03月17日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○林紀子君 私は三月上旬、長崎県の対馬に参りまして、県の支庁、海上保安部、上対馬町、そして各漁協をお訪ねいたしまして、組合長さんや漁民の方々と懇談してまいりました。  韓国漁船による不法操業、そして密漁、本当に深刻な状態です。水産庁長官も昨年の秋おいでになったということですから...全文を見る
○林紀子君 確かに件数は減ったんですけれども、今までも、例えば韓国の大統領が来日したときとか、ソウル・オリンピックがあったときとか、何か外交的な問題があるときには件数が減って、その後またふえるという状況を繰り返してきたということなので、そういうことには絶対にならないようにというの...全文を見る
○林紀子君 今まで二十年間もこういうことが繰り返されてきたわけで、今確かに突破口とおっしゃいましたけれども、しかしまだこれから協議をやっていこうという話なんだなというのがわかったんですね。  大臣にお伺いしたいんですけれども、やはりこうした問題を根本的に解決するためには、お話の...全文を見る
○林紀子君 やはり海洋法条約というのはもう世界の流れになっているわけですから、主権国家としてはっきり二百海里の全面実施というのをまず日本が打ち出す。そして、それを踏まえた上で日韓・日中交渉を行っていくということが大事だということを申し上げて、質問を終わります。
○林紀子君 私は、午前中の続きのような質問になりまして申しわけありませんが、まず長崎県の対馬の問題をお聞きしたいと思います。きょうは海上保安庁にも来ていただいておりますので、早速で申しわけありませんが、お願いいたします。  長崎県の対馬の上対馬漁協管内を中心に、韓国漁船によるア...全文を見る
○林紀子君 確かに、現場近くにいましたら一時間半はかからないのかもしれないんですが、漁民の皆さんは通報しても一時間半かかるんですよねとおっしゃっておりましたので、そういうことも往々にしてあるんだと思うわけですね。ですから、そういうことでぜひ小型高速艇と比田勝保安署の常時体制という...全文を見る
○林紀子君 それでは県の方から具体的な要望がありましたら、ぜひ御検討いただきたいと思います。  それから中国漁船の問題なんですが、特に冬場、しけのためやむを得ず三浦湾とか舟志湾などに緊急に入域する、避泊する場合がある。しかし、大変お行儀が悪くて、生活排水や油は流す、要らなくなっ...全文を見る
○林紀子君 どうも海上保安庁ありがとうございました。  ここで漁業共済について御質問したいと思います。  今回、一般会計から九十二億円余りを漁業共済の特別会計に繰り入れて不足分を補ったわけですけれども、その主な原因は北海道のサケ・マス定置漁業の共済の赤字だと言われています。北...全文を見る
○林紀子君 同じ雑誌の中で、東北、北海道の漁業共済組合長会議が開かれ、その主要議題はこの魚価安と漁済の対応、そして当面魚価安が懸念されているアキサケについてもその原因は輸入の増大によるものだ、こういうふうに論議がされていたということが書かれているわけです。  水産物の輸入増大に...全文を見る
○林紀子君 輸入による魚価安につきましては、先ほど来お話があるわけですけれども、昨年は特異な年だったという話がありましたけれども、同じこの雑誌によりますと、魚価の下落が一過性であるというときにはこの共済限度額の引き下げ勘案はしなかったけれども、これは一過性ではないのでこういうこと...全文を見る
○林紀子君 長くなりましたが、最後に一言。
○林紀子君 漁民の皆さんがおっしゃるのは、輸入を抑えて魚価が安定し、そして外国船の被害、密漁がなければ、この厳しい漁業清勢であるけれども荒波に立ち向かっていく若者は必ずいる、後継者は必ずいる、こういう声を聞いてまいりました。それだけに政府の対応が大変重要だと思うわけですので、漁民...全文を見る
03月28日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○林紀子君 私は、二月十七日の当委員会で、WTO農業協定でのAMS二〇%削減につきまして、加工原料乳の不足払い制度、これは黄色の政策だから削減を求められるのではないかとお聞きいたしました。そうしましたら、高木畜産局長も東経済局長も、今回のAMSというのは個別産品で考えるのではない...全文を見る
○林紀子君 しかし、生産者の方たちの受け取り方はそうじゃないわけですね。審議官がそういう発言をなさったということで、もうすぐ今回の保証価格に影響するんだと、こういうふうに受け取っているわけですから、本当にそういう軽々な発言といいますか、公式には、国会では大丈夫だ大丈夫だと言いなが...全文を見る
○林紀子君 先ほど大臣も、酪農家が離農するのは後継者がいないためだというところが大変多いということをおっしゃいましたね。それじゃ、その後継者がどうしていないのかということについて、もっと突っ込んで考えていただきたいと思うわけです。  これは三月二十日の毎日新聞に出ていた投書です...全文を見る
04月28日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
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○林紀子君 震災から百日がたちました。しかし、今なお、およそ四万七千人余りの被災者の方々が避難所での生活を余儀なくされております。  先ほど小里大臣からもお話がありましたが、けさ阪神大震災復興対策本部が国会内で開催されたということですが、その復興基本方針の第一点といたしまして、...全文を見る
○林紀子君 たくさんお聞きしたいことがあるんですが、時間がなくてあれなんですが、一つは今確かに当たっても入居しないという方がいるというお話が先ほど来ありましたけれども、けさの朝日新聞の社説にはその点について非常に厳しく触れているんですね。「サラリーマンは遠くの仮設住宅に入ってもな...全文を見る
○林紀子君 最後に、私立学校の復興対策なんですが、公立学校並みに補助率を二分の一から三分の二にぜひ引き上げてほしい、このことをぜひお願いしたいと思います。  そして、大臣にはこの点をぜひ補正予算に入れるように強力に財政当局に働きかけていただきたいと思うんですけれども、これは兵庫...全文を見る
05月23日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○林紀子君 参考人の皆様、きょうはありがとうございます。私も時間が大変短いので、最初にそれぞれ四人の皆様方に質問をさせていただきまして、その後順次お答えいただけたらと思います。  まず、高野参考人にお伺いしたいのは、計画外流通についてはコントロールも罰則もないので、大きな資本が...全文を見る
05月25日第132回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○林紀子君 新食糧法が成立し、米の流通の新しいシステムでは、生産者、消費者が自由に取り扱い、消費することができる計画外流通米が流通することになりました。この計画外流通米については、検査義務を外し任意検査にするということになっているわけですね。  そこで、まず大臣にお聞きしたいの...全文を見る
○林紀子君 検査の意義は変わらないというお話だったわけです。そうしますと、任意検査というのは検査を受けても受けなくてもいいということになるわけですね。ですから、意義は変わらないということでありましたら、新食糧法というのは確かにあるわけですけれども、検査というのはそれとは別の体系の...全文を見る
○林紀子君 それでは、計画外流通米の数量、それがどれだけになるのかということも非常に大きい問題じゃないかと思うわけです。  食糧庁管部企画課が監修しました「新食糧法Q&A」という本を私も見せていただいたんですけれども、この中では「計画外流通米の流通数量は、全体の流通数量に比して...全文を見る
○林紀子君 先ほど、全部義務検査にした方がいいと申し上げましたら、長官のお答えの中に今までも検査を受けないで流通しているお米というのはあるんだというお話がありましたね。ですから、今までの追認みたいな形になるんじゃないかというふうに思うわけです。  先ほど来の質問の中でも具体的な...全文を見る
○林紀子君 検査をした方が高く売れる、そして誘導していくというお話がありましたけれども、先ほど来これも問題になっておりますけれども、やはりどれだけ生産者にとってお金という意味でメリットがあるかというところが一つのかぎだと思いますので、計画流通米に多くがシフトしていくような、そうい...全文を見る
○林紀子君 今お話を聞きましたら、米の問題では今まで一例もそういうことはないというお話ですけれども、実態は先ほど申し上げたような形で、私も実際に、あきたこまち用中国米ありますというそういう看板がお米屋さんのところにあったという、これをまぜれば全然わかりませんということなんだと思い...全文を見る
○林紀子君 私は先日、江東区の東雲にあります東京都中央食糧協同組合の中央食糧ライスセンターというところに伺いまして見せていただいたわけですけれども、ここは大変大きな規模で、二百十五馬力が二基、百馬力が一基、こういう大型の精米装置を持った工場だったわけです。ここで日本精米工業会が行...全文を見る
○林紀子君 それから、表示の仕方ですけれども、計画外流通米のうち検査を受けなかった精米、また計画流通米とそれから検査を受けていない米をブレンドした精米の表示ということはどういうふうになるのか、どういうふうに指導するのか、そして未検査米というのはこれだけですということが消費者にきち...全文を見る
○林紀子君 この前、参考人のとき、やはり刈田委員からお話がありましたけれども、これは東京の表示で原料玄米一類八〇%以上、一〇〇%一類が入っていても八〇%以上というふうに書いてあるわけですね。そうしますと、二〇%はじゃ何なんだという疑問が消費者の中には当然起こるという話がありました...全文を見る
○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、農産物検査法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、米の全量検査をやめて、新食糧法の施行に合わせて計画外流通米については検査義務を外して任意検査とすることです。このことは、米の流通に一層の混乱を招きか...全文を見る
06月07日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第10号
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○林紀子君 私は、まず今回の改正案の七十六条について質問したいと思います。  通行規制の除外対象車両として緊急通行車両を政令で明記することとこの七十六条ではなっておりますけれども、それでは特別な場合の自家用東が緊急通行車両に当たるのかどうかという問題です。衆議院の議論の場では、...全文を見る
○林紀子君 現場での判断ということは、平常のときでありましたらこういうことは人道的に当然だと思うわけですが、本当に殺気立った中でこういうことがきちんと行われるように、それは十分徹底をしていただきたいということを思うわけです。  これは出ていく車ですが、今度は入る車ということで、...全文を見る
○林紀子君 確かに、災害が起こったすぐ後は人命救助や火災を消火するためにそういう車がどうしても必要だと思って、それは第一義的に必要なわけですね。しかし、今お話がありましたように、個人的に親戚が心配だとか知り合いが心配だといってみんな殺到しますと大変なことになりますけれども、今回も...全文を見る
○林紀子君 今、大臣のお話にもありましたけれども、お年寄りを中心に仮設住宅にいらっしゃる方の健康調査や巡回訪問、こういうこともきめ細かくやっていただきたいと思うわけです。  それから、これまた大臣のお話にもありましたが、住みなれたところに仮設住宅をという要望が今までも大変強くて...全文を見る
○林紀子君 今お話ありました仮設住宅の数なんですけれども、第四次の募集を神戸市ではして、それに申し込みながら抽せん漏れという方たちが一万二千人いる。七月来までに増設するという追加分、神戸市内では八千百戸、全体では八千三百戸ですね。これで本当に今漏れた人たちも全部入ることができるの...全文を見る
○林紀子君 私たちは、今までもずっと申し上げてきたわけですけれども、仮設住宅は入居希望者がいる限り、最後の一人まできちんと対処するということを国の方としてもきちんと表明していただきたいということをお願いして、次に移りたいと思います。  災害対策基本法に再び戻りますけれども、この...全文を見る
○林紀子君 確かに、警戒区域の中の損失補償制度といいますのは、私が申し上げました意味合いといたしましては、今お答えありましたように住民の生活支援、今後の生活をどうしていくか、そこのところがやはり一番重要なかぎだと思って、そういう観点から申し上げたわけですので、ぜひ住民の生活支援と...全文を見る
06月09日第132回国会 参議院 災害対策特別委員会 第11号
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○林紀子君 私は、三月十五日のいわゆる地震財特法の意見表明で、本委員会で、第一に対象地域を広げてほしい、第二に対象事業の拡充を図ってほしい、第三に地元の要望を酌み尽くした防災整備計画にするとともに、必要な予算の確保を図ってほしいということを申し上げたわけですが、今回のこの地震防災...全文を見る
○林紀子君 続いてお伺いしたいのは、地震防災緊急事業五カ年計画の内容には、避難地や消防活動が困難である区域の解消に資する道路、さらに老朽住宅密集市街地に係る地震防災対策などが含まれているわけですけれども、住民の合意がないまま整備されることはないのかということが心配なわけです。都市...全文を見る
○林紀子君 今の委員長の御答弁で、住民合意というのが基本的な精神だというふうに承りました。  次に、国土庁に三点ほどお伺いしたいのですが、この第二条では、都道府県知事が著しい被害が見込まれる地区を指定することになっていますけれども、この地区指定というのはどういう基準で設定するの...全文を見る
○林紀子君 この後どうするかということもあるかと思いますが、その予算のところが一番大きくどれだけ進むかということにかかわると思いますので、その辺も今後ぜひ考えていっていただきたいと思います。  それから次に、国土地理院にお伺いしたいのですが、地震調査研究推進本部を設置することと...全文を見る
○林紀子君 今まで積み上げてきた研究成果、そういうものが今後十分引さ継がれて生かされるようにということもぜひ私の方からもお願いをしたいと思います。  それから、文部省に同様の御質問なんですが、推進本部の事務の一つとして「地震に関する総合的な調査観測計画を策定する」ということを定...全文を見る
○林紀子君 科学技術庁に二点お伺いしたいのですが、推進本部は「評価に基づき、広報を行う」と定めておりますけれども、広報の内容はどのようなものが考えられるのか、また、内容によって住民が混乱を来すというような心配はないのかどうか。  それから第二点目は、推進本部は地震観測の情報など...全文を見る
06月29日第132回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
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○林紀子君 私は、国会に送っていただいてからこの六年間、農水委員一筋に活動してまいりました。この委員会の場でも八十回を超える質問をしてきたわけです。そして、北海道は宗谷の酪農地帯から沖縄の石垣島まで全国を視察して、農民と話し合ってまいりました。そして感じるところは、日本農業はます...全文を見る
○林紀子君 きょうのトップニュースは日米自動車協議が決着をしたということですね。アメリカは三〇一条で一方的に日本を制裁しないということになりました。これは当然のことだと思うわけです。    〔委員長退席、理事大塚清次郎君着席〕  私が佐賀に伺いましたとき、五十年間開拓農民とし...全文を見る
○林紀子君 確かに、WTO協定は唯々諾々と従ったのではないとのお話ありました。七年間やったけれども、しかし輸出国の意向に従って屈服させられた、これが結果だと思います。  私は、せんだってJA主催の懇談会というのに出させていただきましたけれども、三十六ヘクタールの米づくりをやって...全文を見る
○林紀子君 新食糧法のもとでは、政府の米の買い入れ価格というのは自主流通米価格センターで形成された価格、いわゆる市場原理に基づく入札価格を基本とする、こういうことになるわけですね。そうしますと、この政府の買い入れ価格というのは下支えの役割というのは果たさないということになると思い...全文を見る
○林紀子君 今、生産調整というお話も出ましたけれども、ミニマムアクセス四十万トン余りを輸入してどうして生産調整なのかという声は農民の間で大変大きいわけです。そして、この減反というのは自由化をする前は、ミニマムアクセスを受け入れる前はそれを阻止するために減反だということでずっと言わ...全文を見る
○林紀子君 それでは、その中でぜひこの二万円の最低取引価格を設定するということもお考えいただきたいと思うんですね。これがもし国で不可能であるということになりましたら、都道府県単位で米の価格支持を行うということが制度上可能かどうかということをお聞きしたいわけです。  例えば、山形...全文を見る
○林紀子君 例えば野菜の価格支持というのを県ごとでやっているということがありますから、それと同じような考え方で米もやっていけるんじゃないかということなんです。  ちょっと時間がありませんので最後の質問をお伺いしたいんですけれども、生産資材の問題なんですね。  円高がこれだけ進...全文を見る
○林紀子君 阿部次長、先ほどのお答え何かありますか。先ほど時間がないので飛ばしてしまいましたけれども、先ほどの続きということでお答えがありましたら最後にお答えいただきたいと思うんですけれども、県段階の問題です。