林紀子

はやしとしこ



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林紀子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第1号
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○林紀子君 ロケットの打ち上げ失敗というのは、お金的にも非常に大きな損失でありますけれども、今回のミューⅤのように、宇宙の基礎研究についても大変大きな損失があるということになるのではないかと思います。どうしても失敗の原因というのを徹底的に究明をしていく、その上に立たないと今後のロ...全文を見る
○林紀子君 また、新聞紙上ではこういう論評もなされているわけです。  これはHⅡAについてなんですけれども、コスト削減、スケジュール厳守が至上命令、限られた現場の人員で無理をするから品質管理の水準はいや応なく下がるという指摘もされているわけです。  私は、これはミューⅤと直接...全文を見る
○林紀子君 そういう話ですと、むちゃくちゃに現場のことも考えないで、仕事の中身も考えないでリストラをやっていくような企業にはもうお任せできないという結論にもなることかと思いますけれども、その辺も含めて十分御検討、論議をいただきたいというふうに思うわけです。  最後にお聞きしたい...全文を見る
02月23日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。きょうは、女性の政策決定過程への参画ということでお二人の参考人においでいただきまして、本当にありがとうございました。  まず、植野参考人にお伺いしたいんですけれども、女性の政策決定過程への参画というのは、先ほどから参考人からもお話があ...全文を見る
○林紀子君 大変わかりやすくありがとうございました。  もう一つ、ついでといってはなんなんですけれども、憲法学者である植野先生にお伺いしたいのは、今まで私たちは女性に対する暴力、ドメスティック・バイオレンスについてこの調査会でいろいろ論議を重ねてきたわけですが、私自身が勉強する...全文を見る
○林紀子君 ありがとうございました。  岩本参考人にお伺いしたいと思うんですが、先ほどお話ありましたけれども、お母さんイメージはださいんじゃないかという御指摘がありまして、私たちも若い女性に向けて、若者にもっとターゲットも当てながら頑張っていきたいというふうに思っているわけなん...全文を見る
○林紀子君 どうもありがとうございました。
03月08日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子です。  私は、女性の政策決定過程への参画はなぜ必要か、今回の調査の課題のそもそもですけれども、ここから考えたいと思うわけです。  何よりも民主主義の問題として重要だということは当然なのですが、岡澤憲芙参考人からスウェーデンの例を引いてお話があり...全文を見る
○林紀子君 またちょっとお話をもとに戻すようで申しわけないんですが、仲道先生から先ほどお話のあった問題ですけれども、私もそのことについて今一生懸命考えておりました。仲道先生は、そういう意味では前からお料理はお好きだったというお話も聞きますけれども、男性が今まで厨房に入るべからずみ...全文を見る
○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  政府の男女共同参画二〇〇〇年プランにも、   政策・方針決定過程への女性の参画は、民主主義の要請であるのみでなく、政策に女性の関心事項が反映されるための必要条件でもある。このため、ナイロビ将来戦略勧告において、意思決定レベルの地...全文を見る
○林紀子君 採用の部分でいろいろ工夫もしながら御努力もなさっているというお話は今お聞きしたわけですけれども、それじゃ、入った後ですね、女性の昇進、昇格ということですけれども、同学歴、同職種で、同じ年数働いても女性は昇格で明らかに差別されている、こういう現場の女性公務員の皆さんが行...全文を見る
○林紀子君 一・三%ぐらいですとどこも低いのだということは確かにそのとおりなんですけれども、しかし三級、四級というようなところに固まっているというところは、それぞれの省庁でいろいろあるかもしれないし、同じように固まっているかもしれないと。そういうことを考えましたら、やはり省庁別の...全文を見る
○林紀子君 よろしくお願いいたします。  次に、文部省にお聞きしたいと思いますけれども、学校現場での政策決定過程への参画というのも非常に重要な問題だと思います。教育の中身については先ほどいろいろ御質問がありましたので、私はどういうふうに参画しているのかというところを中心にお聞き...全文を見る
○林紀子君 本当にこういう理不尽なやり方というのがまかり通らないような、そういうことをぜひ文部省としてもきちんと目配りをしていただきたいとお願いいたします。  次に、最も女性の進出のおくれている大学の教員についてお聞きしたいと思います。  大学の女性の教員、それから院生の学生...全文を見る
○林紀子君 促すというのがどういう形で、言葉だけで済むのかどうかというのがなかなか難しいわけですけれども、それは次の質問ともちょっと関係がありますので、その辺もぜひお考えいただきたいと思うんです。  最後に総理府にお聞きしたいわけですけれども、冒頭にも申し上げましたけれども、二...全文を見る
○林紀子君 ぜひその新しい政策ということもありまして、総理府といたしましては今まで調整機能ということでやっているわけですけれども、縦割りではなくて、本当に総理府の機能というのを十分に発揮していただきまして、これがきちんと実現をしていくような、そういうリーダーシップもとっていただき...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第3号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私も、まずモラルの問題から大臣に御質問したいと思います。  大臣は所信表明で、「近年、いじめ、不登校、暴力行為など子供の問題行動が憂慮すべき状況となっておりますが、これらの背景には、子供たちを取り巻く環境の著しい変化や社会全体の...全文を見る
○林紀子君 学習指導要領の第一学年及び第二学年の道徳の項の(4)というところには、「うそをついたりごまかしをしたりしないで、素直に伸び伸びと生活する。」ということが書かれているわけですけれども、今世間では、うそつきは警官の始まりなどという言葉もはやっているということなんですけれど...全文を見る
○林紀子君 小渕総理大臣も施政方針演説の中で、「子供は大人社会を見ながら育ちます。まず大人みずからが倫理やモラルにふだんから注意しなければなりません。」というふうにおっしゃっておりましたし、中曽根大臣御自身も、「大人自身が高い倫理観を持って子供と向かい合う」とおっしゃいました。そ...全文を見る
○林紀子君 ですから、中曽根大臣がおっしゃった、それぞれの立場でできることから行動を起こしていく。大臣の立場としてはそれこそできることがあるというふうに今申し上げたわけなので、大臣のその言葉をきちんと守っていただくということがまた子供たちの見本になるし、言うことは大変すばらしい立...全文を見る
○林紀子君 そこで確認をしておきたいんですけれども、「二十一世紀日本の構想」懇談会、これは法律にのっとって設置された審議会とは違いますよね。小渕総理大臣の私的諮問機関だということですね。  私的諮問機関と国家行政組織法に言う審議会との違いについて行政管理庁行政管理局が示した文書...全文を見る
○林紀子君 中身を見ますと、それぞれが、思いついたと言っては失礼ですけれども、思ったことを自由に発言をしているということで非常に大胆な、というのは、実行不可能じゃないかと思われるようなことが縦横無尽に語られているということなんだと思うんです。  具体的にお聞きしたいんですけれど...全文を見る
○林紀子君 確かに、基礎的な学習というのを精選するということは大変必要なことだと思いますけれども、五日制に移るに当たって果たしてゆとりができるのか、厳選されたものが本当に身についていくのか、実になっていくのか、内容、教え方の問題も含めましてですけれども、五日制というところでも果た...全文を見る
○林紀子君 三日制というのは、国民のまだ大多数の賛同は得られないだろうというお話なんですけれども、こういうふうにこの報告書で書かれておりますので、問題点といいますか、そういうところもちょっと三日制に関してまだあるわけです。三日出てあとの二日はどうするかというところもこれには言及さ...全文を見る
○林紀子君 先ほど来、大臣はスポーツに強い大臣だというお話もございました。小渕総理大臣の施政方針演説の中にも、科学が進歩し続ければし続けるほど、科学をしっかりコントロールできるような確かな心が必要になり、知識と心の均整のとれた教育が求められると。それは私、本当に確かなことだなと思...全文を見る
○林紀子君 今、大臣が憲法二十六条のお話を出されましたので、そこに関してもお伺いしたいんですけれども、この「二十一世紀日本の構想」懇談会の報告書には、義務教育は、「納税や遵法の義務と並んで、国民が一定の認識能力を身につけることが国家への義務であるということにほかならない。」という...全文を見る
○林紀子君 憲法と教育基本法にのっとった教育というのを今後もぜひ進めていただきたいというふうに思うわけです。  この問題の最後に、これはまた確認ですけれども、教育改革国民会議、これも現在は小渕総理大臣の私的諮問機関になっているわけですね。設置形態というのを大臣にお聞きするのが適...全文を見る
○林紀子君 それでは、中曽根大臣の方ではなくて総理の方にお伺いしないとわからない、検討中ということなんですね。
○林紀子君 まだたくさん御質問したいことがあったんですが、残り時間がわずかになってしまいましたけれども、一点だけお聞きしたいことがありますのでお聞きしたいと思います。  それは不登校、高校中退の問題にかかわってなんですけれども、現在、不登校の生徒は中学生だけで十万人に上ると。文...全文を見る
○林紀子君 いろいろな問題が山積しておりますけれども、本当に足元から子供たちの困難を解決するために一緒に努力をする、私たちもその決意でやっていきますけれども、ぜひこの不登校、中退の子供たちを助けるために、調査をする予定はありませんと切っちゃわないで、何とかそれにも着手をしていただ...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第5号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今回の法改正で視聴覚障害者の情報アクセス権が一歩前進したということは、これは評価できることなわけですけれども、これはパソコンを使わなければいけない。そうしますと、パソコンを本当に使える障害者の方たちがどれだけいるかということも一つ...全文を見る
○林紀子君 引き続きこういう障害者団体の方たちともお話し合いを強めていただいて、時期的にもなるべく早くということも含めて、ぜひ前進をさせていただきたいというのをお願いしたいと思います。  私は、著作権の問題と関連しまして、ただいまもちょっとお話ありましたけれども、芸能実演家の事...全文を見る
○林紀子君 今お話もありましたし、安全マニュアルにはそう書いてあるわけですけれども、通訳の女性が転落をしたときには、次の舞台装置のためにコンピューターによって舞台が動いてしまって、そこのすき間から十五メートル下に落ちたというお話なんですね。コンピューターによる最新式の設備を整えて...全文を見る
○林紀子君 ぜひ安全ということでお願いしたいと思います。  安全が第一、けがも起こらない、死亡事故なんかもちろん起こさない、これが大事なんですけれども、もし不幸にして事故が起きたときの補償はどうするのだという問題なんですね。  新国立劇場の舞台技術のスタッフというのは職員です...全文を見る
○林紀子君 今、労災保険が適用されないけれども団体傷害保険には入っているというお話がありましたけれども、実際事故が起きた場合に非常に申請しにくいような状況になっているという話も聞くわけなんです。ちょうど建設現場で労災隠しというようなことがよく言われておりますけれども、そういうのと...全文を見る
○林紀子君 やはり国立劇場や新国立劇場というのは、日本の芸術、文化国家だということを世界に知らせるためにも設立したものだと思うんです。  世界各国というのはどうかといいますと、文化的な先進国というのは社会保障もきちんと整備をする方向になっているわけです。一九八〇年のユネスコの「...全文を見る
03月21日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今回提案されている大学評価機関が行おうとしている大学評価というものが、真に大学の自主的改革の努力を励ますものになり得るのか。大学評価機関創設準備委員会の報告書、これを読みますと大変大きな問題があると思います。  それは、大学評価...全文を見る
○林紀子君 基盤的経費は当然確保していくというお答えですので、本当に検討中などと言わないでそのことをきちんと実行していただきたいというふうに思うわけです。  学術審議会の答申が昨年六月に出されましたけれども、教官当たりの積算校費の単価は、消費者物価指数の上昇を考慮すると過去十年...全文を見る
○林紀子君 今お話がありましたけれども、積算校費の配分方法というのが来年度から変わるわけです。これも大変なんですけれども、理科系の研究室の中には電気代を払うと研究費がなくなってしまうというような悲鳴も上がっているわけですから、ぜひそういうことのないようにしていただきたい。大臣、一...全文を見る
○林紀子君 最後に一点、政府参考人に確認をいたしますけれども、そうしますと今のお話はリンクはしないということですね。評価とそれから積算校費、一番基本的なこの部分とはリンクをしないということですね。
○林紀子君 何だかもとに戻ってしまったような気がするんですけれども、きちんとそれは保障しなければいけないということはお話しありましたけれども、しかしそれがリンクをするということになりましたら、決まったパイの中でいいところには上積みをする、そうすると、どこかからそれを持ってこなくち...全文を見る
○林紀子君 それは、実態は違うんじゃないですか。私が本当に身近なところで見聞きした例ということだけ挙げても、五年ということでは到底はかり切れないというところがたくさんあると思います。  例えば、光ファイバーで有名な東北大学元学長の西澤潤一さん、完全結晶の研究に取りかかったときに...全文を見る
○林紀子君 学術審議会の答申では、「長期的に優れた学術研究を育むという観点を重視する」というふうに指摘しておりますけれども、そうしますと、今の御答弁では、この大学評価機関の創設についての報告書に書いてあります「学問分野の特性上成果が出てくるのに時間がかかる分野であるなどの事情を、...全文を見る
○林紀子君 先ほど御紹介しました京大の丸山先生は、大学における研究は、短期的な集中投資が有効な先端技術開発、こういうものが一つある。また、中期的目標に沿ったプロジェクト研究、こういうものが二つ目にある。そして、中期的な目標は立てられず漠然とした目標、こういうものが三つ目にある。そ...全文を見る
○林紀子君 それでは、その問題、大臣にもお聞きしたいと思うんですけれども、国大協が、「大学評価機関の基本的な目的はまず、長期的な視点から大学における教育研究の高度化・活性化をもたらすことにある。評価を、短期的な視点からみた「非効率」の切り捨ての道具とすれば、結局は日本の教育研究活...全文を見る
○林紀子君 確かにこれはおかしいというところは是正されるのは当然ですし、おっしゃったように、大学にフィードバックして、そしてそれを教育研究活動の改善に役立てる、それは当然だと思うんですね。だけれども、そこにお金がついてくるということになりましたら、いいからお金を上積みするよという...全文を見る
03月23日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第8号
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○林紀子君 きょうは、お忙しいお二人の先生に来ていただきまして、ありがとうございます。日本共産党の林紀子でございます。  まず、お二人の先生にそれぞれ同じ質問なんですが、お聞きしたいと思いますけれども、今の日本の文教予算、それがどんなに少ないかというのは、先ほど三輪先生の方から...全文を見る
○林紀子君 どうもありがとうございました。  国民が税金を投入しているわけですから、ちゃんとその説明を受けるというのはそうなんですけれども、国民としてもぜひ税金をきちんと私たちが願っているところに使ってほしいと、そういう願いもあるわけですので、教育費の増額というのは、外国との差...全文を見る
○林紀子君 今お話しくださいました学問の自由、大学の自治、それと今回法律として提案されております第三者評価機関、その関連といいますか、今までもお話しいただきましたけれども、大学の自治、学問の自由というところとの関連でぜひもう一度お話をいただけたらと思います。
○林紀子君 先生、どうもありがとうございました。
○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今、参考人に来ていただきましていろいろお話をお伺いいたしました。その中でちょっと確認したいことがありましたので、まずお伺いしたいんです。  この第三者評価の目的というのは、各学校を競争させてランクづけをするものか、そのためにやる...全文を見る
○林紀子君 それでは、それを伺っておいて、きょうは教育評価についてまずお聞きしたいと思います。  イギリスでは教育評価と研究評価を行っておりますけれども、それぞれ予算配分にリンクさせているわけですね。例えば、四段階の評価をつけて、最低ランクの一の評価を与えられた場合は教育部分の...全文を見る
○林紀子君 その前提といたしますと、客観性がある、透明性があるということはあるわけなんですけれども、その教育評価というのは、研究評価よりももっと困難だ、だから我が国ではその手法さえ確立されていないというふうに言われているわけですね。  国立大学協会の学長アンケートでも、教育評価...全文を見る
○林紀子君 客観的な評価が難しいからこそいろいろな方法や観点がとられるべきだと思うんですけれども、国大協の皆さんが非常に心配していらっしゃる、短期的に非効率と見える大学、学部、教員を探し出してそれにサンクション、罰を与えることを目的とするものであってはならない、こう言っております...全文を見る
○林紀子君 長く御説明をいただきましたけれども、やはり人格にまで踏み込むような評価というのは絶対に許されないし、そういうところに手をつけていってしまっては、画一的な大学改革ということを主導していく、まさに人間性まで含めて画一的なものにしていくという方向に引っ張っていくということな...全文を見る
○林紀子君 先進国と言われるイギリスがそういう状態だということもきちんと見きわめてやるべきだというふうに思います。  そして、さらに重大なのは全学テーマ別評価ですね、大学の管理運営に関するあらゆることがテーマになり得るというふうに言っているわけですが、例えば、衆議院の段階で局長...全文を見る
○林紀子君 でも、よい評価を得る運営諮問会議の運営というのは、例えばどんなふうに考えているんですか。
○林紀子君 その運営諮問会議であるとか、責任ある意思決定であるとか、学長のリーダーシップであるとか、まさにそういう大学の運営にかかわるところを評価して、しかもそれを予算とリンクさせるということは、大学の運営そのもの、まさに大学の自治に文部省が予算をネタに手を突っ込むといいますか、...全文を見る
○林紀子君 韓国にいらして留学生の受け入れというのも約束していらしたわけですけれども、しかし韓国の留学生が来てみて、余りに日本の研究施設の大変さ、ひどさについてびっくり仰天して逃げ帰ってしまうんじゃないかというふうに思えるほどの、各国と比べてもひどさなわけです。ここのところを改革...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第11号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今までも技術士の活用ということがいろいろ言われておりますけれども、それでは現場ではどうなっているのかということなんですが、だれが技術士なのかわからない、どうその職責を果たしているのか全く見えない、こういう現状だそうです。  今お...全文を見る
○林紀子君 そういうふうに大いに技術士が活用されるということで技術士の大切さというのが国民の中にもわかっていくし、また若い方たちも大いに魅力を感じて受験しようと、それでふえていくという形になるんだと思うんですけれども、今はその数をもっとふやすんだということが余りに前面に出ているた...全文を見る
○林紀子君 今、レベルダウンにはならないというはっきりしたお答えがあったので安心をしているわけですけれども、しかしこういう心配というのは、根拠がなくて心配なさっているわけじゃないんです。  例えば、日本技術士会の梅田会長さんはこういうことをおっしゃっています。「二十一世紀におい...全文を見る
○林紀子君 下がりませんとお二人の方から保証をいただきましたけれども、実際にレベルダウンにならないという一番の担保というのは、やっぱりどういう試験をするかというところにかかわってくるんだと思うんです。特に第二次試験、大変難しいということですけれども、今、第二次試験というのは論文と...全文を見る
○林紀子君 この高いレベルということは、今度の法改正で新たに加えられた倫理という面とも非常に大きく関係があると思います。技術的に高いレベルであって初めて職業倫理の発揮というのはできるんじゃないかと思うんです。  東海村のジェー・シー・オーのあの事故を考えてみましたら一番よくわか...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第12号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今まで同僚委員からいろいろと指摘がございましたけれども、今回の改正案で新設される研修といいますのは、現場の先生の要望も大きいとは思いますけれども、全く無給となっておりまして、その上、授業料や共済組合の掛金などすべて自弁になるという...全文を見る
○林紀子君 今、具体的な例を幾つか出していただきましたけれども、ぜひ全国的にどうなっているかということを調査して、こういう基本的なところからぜひ始めていただきたいと思うわけです。  そもそも、学校医と産業医というのは目的が違うわけですね。学校医が予防接種などを行うために学校に行...全文を見る
○林紀子君 交付税措置でどうしてもふやしていただきたいということをあわせてお願いいたします。  教員のメンタルヘルスの問題では文部省も既に、九三年に「教師の心の健康等に関する問題について」、こういうふうな題の調査研究協力者会議の報告を出しておりますけれども、残念ながら労働安全衛...全文を見る
○林紀子君 それは県がそういうことを行うということだと思いますので、では、国はどういうことをするわけですか。
○林紀子君 それはかなり無責任な話なんじゃないかと思うんですね。といいますのは、病気休職というのは、例えば広島では三十日以上休むと病気休職というふうになっていますけれども、多くの県では九十日以上で病気休職になる。そうすると、休暇というのはとっても、その間の代替要員というのはそれぞ...全文を見る
○林紀子君 そこで、教員の精神疾患の公務災害認定についてお聞きしたいと思います。  地方公務員災害補償基金における自殺、公務上の認定を職種別に見ますと、これまでに二十九件あるうち、教育職員が七名とトップになっております。昨年九月には、労働省が、それまで明確な指針を設けていなかっ...全文を見る
○林紀子君 最後にあと一問お聞きしたいんですけれども、地公災の通知では、狭義の精神疾患、分裂症などについては「厳正に」という言葉があるんですね。それからまた、「具体的事項」というところで、「「精神疾患」とは、次に例示するもの」ということで六つに限って書いてあるわけですね。ですから...全文を見る
04月25日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第13号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  きょうは、民主党が提案をなさいましたいわゆる三十人学級法案、これについて質問させていただきたいと思います。もうちょっと時間がありましたならば、本当はその隣に文部大臣にも御一緒に並んでいただいて交互にでもお答えをいただきたいところだ...全文を見る
○林紀子君 確かに、人間を相手のことですから、数学の解答のように、物理の実験の結果のように明確には出ないというところはあるかと思いますけれども、アメリカ教育省の報告書で、一クラスの生徒数を二十人以下にすると、標準的な生徒の成績が最大限五〇%から六〇%上昇するという結果もあるという...全文を見る
○林紀子君 私も、やはり子供たちのためにも、それからもちろん先生のためにも、非常勤講師で採用ということでないということをお聞きいたしまして安心をしたんです。  しかし、この民主党の案では、国に計画を立てさせるという法律の形態になっているわけですね。ですから、この法律が通った場合...全文を見る
○林紀子君 それでは、次は非常に実務的な話になるわけですけれども、今回のこの法案、予算の問題ですが、全体の予算規模については先ほど来お話がありましたので、細かく見ていきまして、例えば私立の学校の場合の採用教員数と予算というのはどういうふうにお考えか、それぞれの数字をお聞かせいただ...全文を見る
○林紀子君 私たちも大変興味がありますので、お調べいただけましたら、私たちもぜひそれを知りたいと思っております。  それから次に、教頭それから養護教諭、学校栄養職員、事務職員、教員の加配、大変ここは目配りをしてつくられた法律だというふうに思うわけですけれども、それぞれの改善の人...全文を見る
○林紀子君 どうもありがとうございました。  そういう意味では、私たちも三十人学級ということに向けてこの委員会でも、また、先ほどお願いいたしましたように文部省と文部大臣も含めて質問させていただくということで、この後引き続きということで、きょうは大変短時間でしたけれども、これから...全文を見る
04月26日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会公聴会 第1号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  きょうは、三人の公述人の方においでいただきまして、ありがとうございます。  まず、太田公述人にお伺いしたいと思うんですが、先ほどのお話の中で、男女ということではなく、能力のある人をどう伸ばしていくかという雇用管理が大切だというお...全文を見る
○林紀子君 確かにやめてしまってはだめだというお話も先ほどありましたので、やはり続けるには、子供を持っている女性もちゃんと働き続ける、法的な措置というのも何とかというふうに私の方も思うわけですが、ありがとうございました。  続いて、笠井公述人にお聞きしたいと思います。  先ほ...全文を見る
○林紀子君 時間がなくなってしまいましたが、山口公述人に一言お答えいただけたらと、なかなか難しいかと思うんですが、先ほど、議会に女性が進出する障害として組織的要因、経済的、制度的、社会的、文化的要因というふうに挙げられましたが、今、どこを打開していったら一番、手っ取り早くという言...全文を見る
○林紀子君 ありがとうございました。  終わります。
05月09日第147回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今回の法改正で、六カ月だった性犯罪の告訴期間が撤廃されるなど、一歩前進だと思いますが、今後、犯罪被害者の権利を定め、犯罪による精神的、経済的被害にどのように国として補償していくのかなど、今回の改正を契機に早急に行わなければならない...全文を見る
○林紀子君 今、警察庁も検察庁の方からも、付添人というのは捜査段階でも被害者の要望によってつけられるというお話があったわけですけれども、特に性犯罪被害者の場合というのは大変気持ちが動揺しているということもありまして、今回、裁判所で証人を尋問する場合も証人の著しい不安または緊張を緩...全文を見る
○林紀子君 そして、性犯罪の被害者が捜査過程で一番つらかったことは事情聴取が何回にもわたって行われるということだということなんです。  科学警察研究所の被害者調査でも、同じことを何度も聞かれる、四〇%、事情聴取時間の見通しについて話してほしい、三七%などという結果がありまして、...全文を見る
○林紀子君 済みません、時間がありませんので今のお答えで。  やはり研修を受けて、どれだけ検察、警察が熟練をしているかというのは一つのかぎになると思うんです。  そこで、大臣にお伺いしたいんですけれども、ぜひともこれは現場に出る前にきちんとこの研修を受けるということを実行して...全文を見る
○林紀子君 次に、被害者が映っているビデオなどの証拠品の処分ということについてお聞きしたいと思います。  児童ポルノの事案というのもふえておりますけれども、その被写体になった子供たちは、自分の裸体などがビデオに収録されてしまったこと自体、これは大変な精神的打撃を受けているわけで...全文を見る
○林紀子君 大臣にたびたびお伺いして申しわけありませんけれども、じゃ、この証拠品というのが本当に検察庁内で安全に保管されてきちんと廃棄をされるのかどうかということなんです。  私、伺いましたら、平成八年、九年、十年と証拠品が窃盗に遭った、盗難されたという事件があって、しかもその...全文を見る
○林紀子君 問い合わせによって回答できるというところまでは行っているわけですからね。それでは、いついつ処分するからということを言っていただいて、その日に本人並びに弁護人が立ち会うと、そういうところというのは何か非常に難しいところがあるんでしょうか。そこまではできるんじゃないかと思...全文を見る
○林紀子君 検察庁内で盗難があるというのだけでもびっくりする話なんですけれども、それは厳重に保管をするということは当然です。遠方から来るという話もありますけれども、それはまさに自分の問題で、一生これから先あのテープはどうなったのか、どこへ流れていっているのかという心配をしながら暮...全文を見る
05月10日第147回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第7号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  きょうは、政治分野を中心とした女性の政策決定過程への参画について論議するということですので、私は、女性の議会への進出、特に国政レベルでの障害とその解決策、こういうものを考えてみたいと思います。  さきに行われました当調査会の公聴...全文を見る
○林紀子君 先ほど有馬先生のお話で大変元気づけられましたけれども、男の子が元気がないというのもまた心配かなとも思うわけなんです。しかし、先ほどノルウェーでは女性の高学歴をどうするかというので非常に考えているということですが、女性は日本ではそこのところに近づきつつあるというふうには...全文を見る
○林紀子君 一言、先ほど大島先生のアンケート、中学生のアンケートということに関して、教育の問題ということなんですけれども、この前たしか岡澤先生に来ていただいたときだったんじゃないかと思いますが、スウェーデンでしたか、選挙になったら小学生や中学生がそれぞれのその選挙の事務所に行って...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第16号
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○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  反対の第一の理由は、昭和の日を国民に押しつけることは、戦前の侵略戦争と暗黒政治の反省に立って打ち立てられた憲法の国民主権と平和・民主主義の原則を踏みにじるものだから...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  きょうは、三人の参考人の方々、おいでいただきましてありがとうございました。  まず、宮澤参考人にお伺いしたいんですが、我が国の被害者支援対策といいますのは、現状ではどうしても警察が中心になっているんじゃないかと思うわけです。でも...全文を見る
○林紀子君 ありがとうございました。  小西先生に今の続きというような形でお伺いしたいんですけれども、先生も雑誌の対談でやはり警察の捜査とそれからカウンセリングは違うものだということを発言なさっておりまして、私も全くそうだなというふうに思ったんです。  今NGOの優位性といい...全文を見る
○林紀子君 その人材を育てるということなんですが、小西先生なんかも随分御努力をなさっていると思うんですが、しかし、やはり民間というところでは限られたというところもあると思うんですね。そうしましたら、公的な部分でどういうことをやっていったら、その訓練ということも含めまして、NGOに...全文を見る
○林紀子君 最後に高原参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど犯給法との関係でもお話がありましたが、被害者に対する補償といいますか手当てといいますか、そういうものの財源です。  被害者には今のようにケアをしていくということもありますけれども、すぐすぐ救急救命士のお金まで払わな...全文を見る
○林紀子君 どうもありがとうございました。
05月16日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  中学生による五千万円の恐喝事件、十七歳の少年によるバスジャック事件、殺してみたかったという動機の愛知の女性殺害事件、また十六歳の少年による高校生リンチ殺害事件など、少年による重大な犯罪がまさに頻発しております。そして我が国社会を震...全文を見る
○林紀子君 今、いろいろ改革をなさってきたというお話がありますけれども、それは高校の多様化路線というものだと思うんですが、これは教育の複線化というようなもので、決して解決にはならなかったと思うんです。  私が今大臣に特にお願いしたいと思っているのは、大学も確かに入試はあります。...全文を見る
○林紀子君 中高一貫教育のお話がありましたけれども、これは各県にほんの少々しかないわけですね。これからの計画もそうですね。これはかえって競争を激化させているという状況があるわけです。  高校の受験というのはなくてはならないような御返事でしたけれども、しかし、では五十年前に高校が...全文を見る
○林紀子君 大臣もお時間がこの後あるということですので、最後に一言。  今、研究をするとおっしゃいましたけれども、それは入試を研究するということに私には聞こえたんですね。そうじゃなくて、入試そのものをやめるという方向でぜひ研究をしていただきたい。  これは、国連の子どもの権利...全文を見る
○林紀子君 試験がなくなったら勉強しなくなるんじゃないかというのは大間違いで、やっぱり勉強というのはその中身で、本当に子供たちが楽しく勉強していく、知的なものを獲得していく、その喜びというのが学校にあって当然のことなんだと思うんですね。  大臣は御退席なさいましたけれども、これ...全文を見る
○林紀子君 評価というものは、科学的で客観的に決められた一定の目標と基準に照らして児童生徒の学力がどの程度身についているかというのを確かめる、学習の成果と弱点をつかんで、成果はさらに伸ばして弱点を克服する、そういうものだと思うわけですね。  バスジャックの問題、こうした事件につ...全文を見る
○林紀子君 人格までは点数化できない、そこのところは絶対に握って放さないでいただきたいと思うわけです。  それで、子供たちの一人一人の状況、学力だけではなくて心の状況というのもきちんと先生が把握していくためには、やはり三十人学級の実現というのがどうしても必要だと思うわけです。教...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第18号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  がらりと話は変わりますが、まず中曽根文部大臣にお伺いしたいと思うんですが、今、森総理大臣の神の国発言が大変問題になっております。中曽根文部大臣はあくまでも憲法、教育基本法の立場で文教行政を行う立場だ、このことは確認させていただいて...全文を見る
○林紀子君 ところが、総理が発言しました神道政治連盟国会議員懇談会には、中曽根文部大臣も幹事として名前を連ねていらっしゃいますよね。この国会議員懇談会は、神道政治連盟とともに神道精神を国政の場にも確立すべく努めること、これを明確に目標としている団体だということです。文部大臣が、特...全文を見る
○林紀子君 教育基本法の第九条には、「宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上これを尊重しなければならない。」と。確かにこういうことは書いてあるわけですけれども、宗教を情操教育というふうに位置づけるのはちょっと違うのじゃないかと思います。大臣は、御本人もこの...全文を見る
○林紀子君 はっきり憲法、教育基本法を守ってと、当然のことながら御確認をいただきましたのでよくわかりました。  それでは、今回の教員研修センター法にかかわって、私は研修という問題についてお伺いしたいと思います。  きょうは会計検査院にもおいでいただいておりますので、まずお伺い...全文を見る
○林紀子君 ですから、今お話のありましたのは、団体の事務に専ら従事していて研修をしていなかった、それから現場で学校の授業にも立っていなかったということで、この国庫負担の対象にはならないということで返還をさせたということでよろしいわけですね。  そうしますと、文部省も、会計検査院...全文を見る
○林紀子君 ところが、いまだに、これは県の単独の予算という形だそうですけれども、同和教育研究協議会、県同教と約しますけれども、この役員、事務局員に派遣されている教員が全国を見渡すといるわけですね。  福岡県では、九九年度でこういう人が十三人もいる。派遣期間は平均で四年、最も長い...全文を見る
○林紀子君 これで研修と言えるのかという話と、それから、じゃ学校の教師として授業をしているのかということなんですけれども、派遣されている教員の在籍学校というのは確かにあるわけなんですね。この表で見ますと、小学校、中学校、商業高校、工業高校、今申し上げた十三人はこういうふうにそれぞ...全文を見る
○林紀子君 それでは、今やりとりを聞いていて大臣がどうお考えになったかというのも含めてちょっとお聞きしたいんです。  最初にお答えいただきましたように、会計検査院それから文部省もお答えいただきましたけれども、国としては適切ではないといって国庫補助の返還までさせた、そういう全く同...全文を見る
○林紀子君 それでは最後に、これは要望も含めて大臣にもお願いしたいんですが、同和加配の見直しということなんですね。  第六次定数改善も今年度で終わり、次の計画を検討されていると思いますが、同和事業については一般事業化というのがもう流れになっております。人権擁護推進審議会でも発展...全文を見る
10月11日第150回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今回の地震で災害に遭われました皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  私は、七日と八日に鳥取県、島根県に調査に行ってまいりましたので、それに基づきまして、今被災地の方々が一番心配していること、このことを中心に質問をさ...全文を見る
○林紀子君 きょういただいたペーパーで、被災建築物応急危険度判定調査をやったというのを国土庁の方からのペーパーで初めて拝見をしたわけですけれども、これは建築士ボランティアパトロール班の調査ということで、日野町に入ったときも、もう入ってもらってレッドカード、イエローカードというふう...全文を見る
○林紀子君 私は、このレッドカード、イエローカードというのは事実に即して専門家の方々、建築士の方たちがやっているわけですから、非常に信頼のあるものだというふうに思うわけです。ですから、この国土庁のペーパーにも出てまいりますし、鳥取県でも一覧表にしてこれを皆さんに配っているというこ...全文を見る
○林紀子君 関係省庁とこれから詰めるということですけれども、もう既にこういうことが行われているわけですから、これはきちんと国の方もぜひ、島根で二十二件で、そして鳥取では最近いただいた最新の状況によると二千三百六件は調査をしたということになっているわけです。これを例えば、岡山で二十...全文を見る
○林紀子君 時間になりましたので、最後に扇長官にお伺いしたいというふうに思うんですけれども、今、水産庁の方でもいろいろお考えくださっているということでしたけれども、やはり境港、七割の方たちが加工工場に行っている、パートの方たちも含めましたら全市民の七割の方たちがやはりこういう漁業...全文を見る
11月01日第150回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号
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○林紀子君 きょうは、三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  私は、三人の方々にそれぞれお伺いしたいので、芦野参考人から順次お答えいただきたいと思うんですが、それは人工妊娠中絶をどのように減らしていくか、そのことに対する行政の責任というか最優先課題は何かということなんで...全文を見る
○林紀子君 どうもありがとうございました。  先ほどお話の中に、非常に人工妊娠中絶の少ない国の例としてスウェーデン、オランダというお話がありました。今お話をしてくださいましたそういうことが具体化されているんだと思うんですけれども、それぞれの国ではどんな具体化がされているのかとい...全文を見る
○林紀子君 あと時間が限られておりますけれども、これも三人の方々にお聞きしたいと思うんですけれども、ことしの六月にILOが母性保護条約勧告を四十八年ぶりに拡充したということで、その中で、産休中の所得保障を従前の所得の三分の二を下回らないように、先ほど八〇%の保障があったらというお...全文を見る
○林紀子君 一言ずつだったので、ちょっと時間があれですが、どうも本当にありがとうございました。
11月02日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第2号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  私は、まずサッカーくじの問題についてお聞きしたいと思います。  来年の春からサッカーくじの全国販売が行われるわけですけれども、それを前に十月二十八日から静岡県でテスト販売が開始されました。私は、この日、静岡県に行ってまいりました...全文を見る
○林紀子君 その徹底が徹底になっていないということを私は今申し上げたわけなんです。  実際に十九歳以上だと自己申告する欄があると言うんですけれども、お店ではどんどん買う人が押しかけてきて、後ろの方から、まだか、いつまで待たせるんだなんという声がかかるわけですね。だから、しようが...全文を見る
○林紀子君 必要に応じてなされていると言うけれども、私が聞いたところでは学校ではされていないんですね。ですから、校長先生なんかは、また良心を持っていらっしゃる教育委員会などでは、これは大変なことになるぞと思っていても個人ではなかなか言えない。そもそもこれは文部省がやっているもので...全文を見る
○林紀子君 わかりました。学校の現場できちんと指導をするというふうに文部省の見解としておっしゃったということですね。  広告で確かによく御存じだと思うんです。テレビCMなんかでもほんの小さく、テレビCM十五秒の最後の一秒間ぐらいに十九歳未満は買えませんという文字がちらっと出てぱ...全文を見る
○林紀子君 健全に定着というふうにおっしゃいましたが、その健全にということは絶対にないと思うんですね。愛知で五千万円のあの恐喝事件というのもありましたけれども、あれもお金に絡んで子供たちがいじめをしたわけですね。お金が絡んでのいじめというのは今非常に多くなっているわけなんですよ。...全文を見る
○林紀子君 入試に相対評価を使うということよりも、絶対評価でこの子はここまでちゃんと到達をしているんだということがわかった方が高校にとってもいいんじゃないかと思うので、この二重に残すという意味がどうしてもわかりません。それぞれの設置者の責任ということですけれども、やっぱり絶対評価...全文を見る
○林紀子君 幅広くというようなことをおっしゃいましたけれども、これもNHKテレビで放映をしておりました。子供たちの声が特集されていたわけですけれども、本当に悲鳴としか言いようのない言葉が子供たちの間から次々と上がっているわけですね。内申書の方が先生との関係より大切だから先生の前で...全文を見る
○林紀子君 これは評価の方法の問題じゃなくて、やっぱり子供たちの人格を評価するというところが問題なんだと思うんですね。ですから、そういう意味では現場の先生の声、先ほども指導要録の問題で苦労なさっているというお話がありましたけれども、その指導要録をつける先生の苦渋の声、それからまた...全文を見る
○林紀子君 それでは、補正予算、ぜひよろしくお願いします。
11月15日第150回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  今までの皆様の御発言とも重なる部分もあると思いますが、私も生涯にわたる女性の健康支援に女性の自己決定権を貫く重要性について意見を申し上げたいと思います。  カイロ人口会議、北京女性会議以降、性と生殖に関する健康・権利、いわゆるリ...全文を見る
○林紀子君 今のお話に関連をいたしますので先にさせていただきます。  私も今の世の中を見ていますと、コンビニなんかでそれはもう小学生でもすぐ手にとるような、目を背けたくなるような雑誌や何かが売られているということでは、性の間違った情報というのは本当に小さなときから洪水のようにあ...全文を見る
11月20日第150回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第10号
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○林紀子君 きょうはお二人の参考人に来ていただきまして、本当にありがとうございます。日本共産党の林紀子でございます。  まず私は、渥美参考人、岩井参考人、それぞれお二人にお聞きしたいと思うんですが、そもそも政治といいますのは国民の意思を反映させ、そして要求を受けてなされるものだ...全文を見る
○林紀子君 ありがとうございました。  将来に向かって、個人が個人にという献金が一番望ましいというお話を聞いて、何か私も大変希望がわいてきたわけです。  次に、渥美参考人にお伺いしたいんですが、請託の問題です。  この問題につきましては、先ほども、なかったということを実証す...全文を見る
○林紀子君 ありがとうございました。  次に、岩井参考人にお伺いしたいんですが、参考人は族議員ということを非常につぶさにごらんになっていらっしゃるという論文も読ませていただいたんですけれども、権限に基づく影響力の行使というところで規定をされまして、一年生議員、二年生議員、それか...全文を見る
○林紀子君 どうもありがとうございました。  時間になりましたので、終わります。
○林紀子君 ただいま野党から修正案が出されましたので、私はまずこの野党の修正案の提案者にお伺いしたいと思います。  池田議員にお答えいただきたいと思いますが、こういった法律にとって実効性というのは本当に命だというふうに思うわけです。ところが、刑法第百九十七条の四、あっせん収賄罪...全文を見る
○林紀子君 よくわかりました。  ただいま御説明のありました第三の対象となる行為について、契約と行政庁の処分に限定しないというところをめぐって私は発議者に御質問したいと思います。この法案の処罰の対象行為というのをこれに限定してしまって、予算の箇所づけや行政指導というのを対象行為...全文を見る
○林紀子君 お認めになったように本当にお答えになっていないんですね。ロッキード事件ではこの行政指導というのが本当に大きな役割を果たした、それから丸紅とかロッキード社に対して特定の者に利益を与えた、そのことについてはペーパーを読まなくてもお答えいただけるんじゃないかと思いますので、...全文を見る
○林紀子君 ペーパーを読まなくて、時間がありませんので。
○林紀子君 どうもかみ合わなくて、大変質問していても困ってしまうんですけれども。これについては、私は確かに質問通告しませんでしたけれども、ロッキード事件なんというのはもうだれも知っていることですから、ペーパーから離れて答えていただけることできるんじゃないですか。運輸大臣が行政指導...全文を見る
○林紀子君 このロッキード事件というのは、まさにこの行政指導を大いに使って、そして特定の者に利益を与えさせた、そういう事例だったわけです。また、リクルート事件でも同じわけです。ですから、ペーパーを使って今お答えになりましたけれども、その中で行政指導というのは特定の者に利益を与えさ...全文を見る
○林紀子君 ですから、法案を審議するにしても、具体的な話でしなかったらということで私はこれを出しましたのに、それを逃げてとうとう一番明らかなこともお答えになっていないということは非常に不誠実だと思います。
○林紀子君 まだ私が質問を続けております。  行政指導が日本の行政全般にわたって支配的な政策手段となっているときにこの行政指導を対象から外しているということは、まさに法律の実効性というものを損なうものだと言わざるを得ないわけです。
○林紀子君 まだ私が申し上げておりますので。
○林紀子君 予算の箇所づけということも対象から外されているわけですけれども、例えば決算委員会で問題になりました建設省の河川局が個別の工事箇所が衆議院のどの小選挙区に該当するのか資料提出を自治体に要求いたしました。どうしてこんなことをするのかということに対して、建設省は、担当者は、...全文を見る
○林紀子君 私が質問したことには何も答えていないわけですね。箇所づけの問題についても何も答えていないでしょう。でも、ロッキード事件について特定の者に利益を与えたかどうか、そんなことまで……
○林紀子君 はい、私の質問に答えておりませんので、私は今申し上げているわけです。ロッキード事件が特定の者に利益を与えたか与えなかったか、そんなことまで答えられないんですか。
○林紀子君 もう一つ質問しておりますが、答えておりません。
○林紀子君 答えていないのはおかしいじゃないですか、私が質問したことに対して。ちゃんと答えてください。私が次に質問……
○林紀子君 私は次に質問したのに、それに対してちゃんと答えをしないで、私が質問で求めていないことを長々としゃべったわけですよ。それはルール違反……
11月28日第150回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○林紀子君 日本共産党の林紀子でございます。  まず、私は総務庁にお聞きしたいのですが、政府の同和対策事業は、一九六五年の同和対策審議会の答申以来、同和対策事業特別措置法、また地域改善対策特別措置法によって実施されてきましたけれども、九七年の三月末には特別措置法による特別対策は...全文を見る
○林紀子君 次に、法務省にお聞きしたいのですが、今お話にありましたように、部落問題はかつてあったような住環境や進学の格差もなくなる、また地域内外の結婚も進んで混在化も進んできました。もう格差はない、国民融合の時代を迎えております。だからこそ同和事業も基本的に終結した、二〇〇二年三...全文を見る
○林紀子君 私の方は通告もお願いしていたと思うんですけれども、同和事業も教育もやはり同じような立場に立つべきではないかというふうに思うわけです。  そこで、熊代発議者にお聞きしたいのですが、私たちはこの同和問題についてはもう法律も要らないし行財政措置もとるべきではない、すべて一...全文を見る
○林紀子君 法的対応は必要ないという会長談話には敬意を表するけれども、人権教育啓発推進法というのは人権一般だからというお話なんですけれども、しかし今この人権という名前で現実に広島県では各地で部落解放同盟によりまして人権教育、まさに人権教育という名前で人権侵害、抑圧、教育現場への介...全文を見る
○林紀子君 狭山事件の教材化とかゼッケン登校というのがどういうものか詳しくは御存じないということですけれども、実情は部落解放同盟の運動方針の一つである狭山裁判闘争を狭山の節目教育、こういうふうに位置づけまして現場教育に押しつけているわけです。  広島県でもありますけれども、福山...全文を見る
○林紀子君 次に、文部省にお聞きしたいのですけれども、義務教育の教員が学校現場を離れて同和教育研究協議会で事実上専従活動をしている、こういうことがあります。  義務教育費国庫負担法によりまして教員の給与については国も負担しておりますけれども、文部省は広島、奈良などで実際は同和教...全文を見る
○林紀子君 これに関連して熊代発議者に再びお聞きしたいのですが、ある県では県単事業として、小学校、中学校、高校から十三人の教員を選んで、長期研修の名目で同和教育研究協議会の運営に当たらせておりまして、本来の学校教育の任務から離れて専ら同和教育を推進し県下に普及する、こういう役割を...全文を見る
○林紀子君 一般的にお答えいただいたわけですけれども、しかし国庫負担としては認められない、返還までさせたものが地方の負担では認められる、これはどう考えても整合性がない、おかしい問題だというふうに思うわけですね。主体性を欠いた行政運営そのものだというふうに思うわけです。  私は熊...全文を見る
○林紀子君 今回の法案では、国民の中にある差別意識というのを殊さら取り上げまして、これを除去することが国や地方公共団体の責務だというふうにうたっているわけですけれども、現に地方公共団体が解同の意のままに行っている人権啓発、こういうものがさらにこの法律で力を得て、大手を振ってまかり...全文を見る
○林紀子君 今具体的なことは知らないというお話ですけれども、こういう事態があるということを私は率直に申し上げなくちゃいけないというふうに思うわけです。  強い団体は力を制御するようにというふうなお話がありましたけれども、それが制御されないでまかり通ってきたところが今までの大変な...全文を見る
○林紀子君 あらゆる人権の問題がうまくいくようにということでこれを出したんだと言いますけれども、しかし今、人権の名前で行われている同和の問題というのはこの法律によっても何の歯どめもかけられない、それどころか、かえって人権だ人権だということでこういう押しつけがさらに広まる、それを励...全文を見る
○林紀子君 ことし、広島県では、県知事、県教委、解放同盟などが結びました八者合意というのを正式に破棄しまして、教育長が県議会で解放教育基底論は誤った考え方だ、教育と政治運動や社会運動は明確に区別されるべきものだとはっきり答弁をいたしまして、部落解放同盟による教育介入をやめようとい...全文を見る
○林紀子君 私は、日本共産党を代表して、与党三党提出の人権教育及び啓発の推進に関する法律案に対して反対の討論を行います。  本法案は、人権教育・啓発に関する一般法の形をとっており、法文の中に同和の文言を一切使用していませんが、本法案が人権教育・啓発の名のもとに部落解放同盟による...全文を見る