林保夫

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林保夫の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第94回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○林(保)委員 質問通告に従いまして総理に政治姿勢その他、率直に実はお伺いしたい。  と申しますのは、総理も施政方針演説に掲げられておりますように、八〇年代いろいろな問題が出てきております。特にその中でも国際関係は厳しいという御認識に立っておられるように思います。国民の立場から...全文を見る
○林(保)委員 各論で聞かしていただくことにいたしまして、次に、一昨日、北方領土の日を制定されまして、総理もそれなりの決意を表明しておられます。一節二節感銘深い節があったわけでございますが、私ども民社党、同盟は、十数年来、本当にひとりぼっちのような状態の中で北方領土の返還を叫び続...全文を見る
○林(保)委員 御決意はわかります。手順の問題でございますが、北方領土を政府として視察されましたのはちょっと遅過ぎたと思うのですが、宮澤外務大臣が当時お行きになられたかと思います。先般は伊東外務大臣がおいでになった。地元の皆さんの声は、総理ぜひ来てくれ、こういうことが私の耳にたび...全文を見る
○林(保)委員 総理が個人的にも大変この問題を重視しておられるということはよく理解できるのでございますが、現実の問題といたしまして対ソ交渉はなかなか厳しい。実は私も党から命ぜられまして、十一月行ってまいりました。短い期間でしたけれども、しっかり議論をやってまいりました。それはむず...全文を見る
○林(保)委員 詰めたいのでございますけれどもこれはこの辺にしまして、ソ連側は常に繰り返して、領土問題は解決済み、こういうふうに言っております。御承知のとおりだろうと思います。なぜそうなんだろうか。やはり相手国の主張もそれなりに理解してかからないと交渉事はできないと思いますが、伊...全文を見る
○林(保)委員 ただいま総理も、七三年一月の田中・ブレジネフ共同声明、あの線に返ってやられる、こういうことでございましたが、先ほど伊東外務大臣お話しのようにいろいろな経緯がある。その中でここへ返すというのは非常に努力の要ることだ、このように思われます。このことのためにどういう手を...全文を見る
○林(保)委員 恐らく、ソ連のことを一番よく知っておられる総理でございますので、いろいろな手を考えておられるのだと思います。かつて中国との関係、アヒルの水かきと言われましたけれども、それなりにやっておられたようでございますが、これだけ総理も決意しておられ、また国民も期待しておりま...全文を見る
○林(保)委員 北方領土、平和条約の問題と離れまして、一つは、ソ連との間でもうすでに十二月末に日ソの貿易支払い協定の期限が切れておりまして、この交渉が急がれなければならぬ。と同時に、毎年五月になりますとサケ・マス漁業の問題が迫ってまいりますが、これらの問題については、今日北方領土...全文を見る
○林(保)委員 貿易支払い協定の見通しはいかがでしょうか。
○林(保)委員 そういう状況でありますと、やはり領土問題に対ソ外交の焦点がしぼられると思うのでございますが、かつて、五十三年一月でございますか、園田外務大臣のときだと思いますが、平和条約案を向こう側に渡しておられる、このように承知しておりますが、その内容、外務委員会で実は大臣から...全文を見る
○林(保)委員 ソ連での話し合いを、私ども野党の立場でございますけれども、善隣友好条約は、これはもうアフガニスタン侵略の基礎になっているからだめだということを含めまして、いろいろ話をいたしました。やはり向こう側は、何か出せ、こういうことでございますけれども、しかしなお、外務大臣お...全文を見る
○林(保)委員 この問題が解決しなくては日本の戦後は終わらないというぐらい国民の関心も漂うございますが、大変恐縮ですけれども、座して待つということでなくて、あらゆる手法を通じて、ひとつぜひ詰めていただきますように心からお願い申し上げたいと思います。  次の問題に移ります。  ...全文を見る
○林(保)委員 そういった評価を踏まえられてのことだと思いますが、その中で大変印象的なのは、わが国が政治的な役割りを果たす、このことを強く打ち出しておられます。日本外交は、かつて経済援助までいったけれども、そういう役割りはなるたけしないというような方向が強かったやに思いますが、こ...全文を見る
○林(保)委員 総理が言われるそのことは、ベトナム、カンボジア情勢で今日問題になっております第三勢力の政権を何かこう生み出そうとする動きがASEAN諸国に強いと思いますが、現地諸国の意を踏まえて、その方向で努力される、こういうことでございましょうか。そう理解してよろしいのでしょう...全文を見る
○林(保)委員 そういう従来の線からいきますと、新しい動きを総理は行かれてやられたようでございますが、そのことを一つだけお伺いしておきたいのです。  中国も大変大きな関心をあそこに持っております。私も、皆さんが行かれましたすぐ後行ってきたわけですが、そのときいろいろな話が出てお...全文を見る
○林(保)委員 そういったことからでございましょう。ベトナムの外務省のファン・チャン・アジア局次長は、鈴木総理のバンコク・スピーチについて批判しております。そしてまた、ハノイ駐在のわが国の野田大使に対して、いかなる圧力のもとでもベトナムは国際的義務を遂行する、日本はベトナムに対す...全文を見る
○林(保)委員 バンコク・スピーチの中にもございますが、「インドシナ地域に恒久的な平和が実現した暁には、わが国としては、その復興のため、できるだけの協力を行う所存であります。」ということで援助を約束しておられるようでございます。日本も大国になったな、時代が変わったなという実感でご...全文を見る
○林(保)委員 政治的領域に大きく踏み出すべき時期であろうかとも思われてなりません。しかし、なおむずかしい問題だろうと思いますが、このバンコク・スピーチの中で総理はこういうことも言っておられます。「ASEAN諸国こそ「太平洋の時代」といわれる二十一世紀において世界経済の原動力とし...全文を見る
○林(保)委員 次に移りまして、中国に対する政策でございますが、大変混迷をきわめているような政治情勢でもあるかのようでございますが、そうしてまた、日中関係が次第に深まってきた今日の状況において、産業界を中心にいわゆる中国ショックといったような、プラントの大きな解約などが相次いでお...全文を見る
○林(保)委員 時間がございませんので、簡単にちょっとあれしたいと思うのでございますが、私も党のミッションの一人として十二月に行きまして、たまたま五百六十億円の円借款を皆さん方がお決めになってお帰りになった後でございますけれども、また宝山製鉄所を見ました。少し方向が違っているのじ...全文を見る
○林(保)委員 総理は四月八日の御予定でございますか、渡米の御意思を持っておられるやに聞いておりますが、レーガン政権登場という新事態を踏まえまして、そしてまた、今日国会でもいろいろと問題になっておりますような対米関係あるいは国際問題を踏まえて渡米されるのでございますが、どういう目...全文を見る
○林(保)委員 所信表明演説の中に、「レーガン新政権との間にも、一層成熟した日米関係の構築に努力」したい。「成熟」という意味はどういう意味でございましょうか。
○林(保)委員 米国との関係ではいろいろと問題があろうかと思いますが、昨年大平総理が渡米されまして、新しい文字が出てまいりました。それは「同盟」という言葉でございます。総理は、その同盟という日米関係の新しい関係を、さらに今度は「成熟」という言葉になっておるのでございますが、どうい...全文を見る
○林(保)委員 そういう御説明でございますと、これから一層、経済、社会、文化関係、そしてまた防衛問題もございますので、軍事的な面も配慮いたして同盟関係を強化する、一層成熟させる、そのように理解してよろしゅうございますか。
○林(保)委員 「成熟」という言葉にこだわるようでございますけれども、このバンコク・スピーチの中に「成熟した関係」というのが出ておりますが、この「成熟」とこちらの「成熟」とは大体似たようなものだ、こう理解してよろしいのでございましょうか。
○林(保)委員 総理はASEAN五カ国を御訪問になって大きな成果を得られた、こういうことでございますが、それを踏まえての訪米でございますので、今後いろいろな面での地域の協力関係が出てくると思いますが、ASEAN諸国と米国との関係についてどういうことをお考えになっておられるのですか...全文を見る
○林(保)委員 今度のASEAN諸国の御訪問で大変援助を増額しておられます。そしてまた、政府開発援助なんかは五カ年五倍でございますか、ということまで声明で述べておられます。一方、最近の新聞報道によりますと、米国の新しい予算でございますが、対外援助を大幅に切るとか、これは決まったわ...全文を見る
○林(保)委員 そういたしますと、今度の訪米のいろいろな問題があります。防衛問題、援助の問題、経済摩擦の問題、いろいろございます。しかし、なお大臣がおっしゃられたように、これから同盟関係として一層成熟した日米関係をつくろうといたしますと常時問題がある、こういうことになろうかと思い...全文を見る
○林(保)委員 リムパック82でございますか、これには参加する御意思は御決定になりましたでしょうか。
○林(保)委員 リムパックと直接関係をするかどうか、そういう点も含めましてお聞きしたいのでございますが、環太平洋構想というのが外務大臣の外交方針演説の中にあったと思いますが、その関連及びいろいろ構想が出ておりますが、どういう位置づけが外交政策の中でとられるものでございますか、ちょ...全文を見る
○林(保)委員 その上にEC、欧州との関係を承りたいのでございますが、時間がございません。しかし、なお欧州との関係も、内容は違いましても成熟した関係、こういうお考えだろうかと思います。それらを考えてみますと、先ほど来御質問申し上げましたように、いま各地域、ブロックごとのいろいろな...全文を見る
○林(保)委員 時間がなくなってしまいまして、実は北海道周辺そのほかで、漁業そのほか生業が危ぶまれるような状態になりまして、これを何とか解決していかなければならぬ。これは北方領土の問題、ソ連の脅威の問題、同時にまた、貿易立国のわが国としてやはり安定した資源、エネルギーを運んでくる...全文を見る
○林(保)委員 その件に関しまして、アメリカからもすでにいざとなった場合の制裁措置についての要請があったように聞いておりますが、ECとの関係、前回のアフガニスタンへのソ連の侵入、それに対応をするときと同じような手順をとられるんだと思いますが、総理としてやはり政治的な役割りを果たす...全文を見る
○林(保)委員 終わります。
02月10日第94回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○林(保)委員 私は、民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となっております昭和五十五年度一般会計補正予算等三案に対し、反対の討論を行います。  昨年、わが国経済が比較的安定的に推移した背景には、民間企業の努力、特に中小企業のバイタリティーと、民間労組を中心とした勤労者の生産...全文を見る
02月12日第94回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○林(保)委員 公述人のお三方、御苦労さまでございます。時間がございませんので、端的にお伺いし、また端的にお答えをいただきたいと思うのでございます。  本年は実は財政再建元年と、総理も大蔵大臣も大変張り切っておられます。確かに伸び率九・九%、四十六兆七千八百八十一億円という予算...全文を見る
○林(保)委員 ここに渡辺大蔵大臣の財政演説がございまして、これは大蔵大臣に聞いた方が本当はいいのかもしれませんけれども、こういう大変すばらしい表現があるのでございます。「予算は有限、欲望は無限であります。」ということをまず最初にうたわれまして、それから最後のところに「問題の所在...全文を見る
○林(保)委員 内山先生、民間の活力の活用についてというような点もひとつあわせて承りたい。
○林(保)委員 お三方の貴重な御意見、多様な手法を使って経済的な効果のあるやり方と政治的な決定というような先生の御意見もございましたが、大変私ども心配しておりますのは、ここにまた政府から出しました「昭和五十六年度の経済見通しと経済運営の基本的態度」、こういうことで、先ほど内山先生...全文を見る
○林(保)委員 お三方の貴重な御意見、ありがとうございました。
○林(保)委員 公述人のお三方、御苦労さまでございます。  大変じみちな大事な問題提起をお三方にしていただきまして、私どもこちらで聞いておりまして、子供をどう育てるか、社会をどうするか、こういうことでいつも思うのでありますが、子供たちがお父さんやお母さんのようになろう、おじいさ...全文を見る
○林(保)委員 大人の責任を政治の責任ということで感銘深く承りましたけれども、なお勉強させてもらいたいと思います。  もう一つ先生に、学校教育とか社会教育とか家庭教育とか仕分けしていろいろ考えること自体大変おかしいわけでございますけれども、なおそういう問題で提起いたしてみますと...全文を見る
○林(保)委員 大変貴重な御意見、ありがとうございました。  続きまして五十嵐先生に承りたいのでございますが、先ほど、国際障害者年と関連いたしまして、障害者の雇用とか所得の問題について貴重な御提言がございました。やはりこれはいわゆる障害者を選別するという選別主義、そしてまた、そ...全文を見る
○林(保)委員 結構でございます。ありがとうございました。大変貴重な御提言でございますので、これからも勉強していきたいと思います。  先ほど時間が来ましたから、一言だけ高原先生から、こういうふうに所得減税もなし、手当が十分でない、心配だ、こういうことから、買わないという対抗措置...全文を見る
○林(保)委員 そのとおりだと思います。  お三方には本当に貴重な御意見をありがとうございました。これで終わります。
03月03日第94回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第4号
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○林(保)分科員 きょうは、建設大臣に御足労をわずらわしまして、大げさに言うと、二十一世紀への展望を踏まえて、これからの建設行政は大変大事だと思いますが、どのようにお取り組みになられるだろうか。かたがた、私の地元の問題もいろいろございますので、実は率直に言って大変おくれているので...全文を見る
○林(保)分科員 道路で、しかも地元の問題で恐縮でございますが、地元の問題が一番よくわかりますので、ひとつ承りたいと思うのです。  実は、私も地元岡山を大変愛しておる一人でございますけれども、恥ずかしい統計があるわけです。警察庁に資料を要求いたしましたところ、過去三年間の交通反...全文を見る
○林(保)分科員 貴重なお調べ、ありがとうございました。  これをトータルいたしますと、改良率は全国実に四十六位という統計が出ておりまして、舗装率が全国で二十七位、これではやはりいかぬのじゃないだろうかという反省と、これは決して建設省ばかりでなくて、県、市町村、県民の問題でござ...全文を見る
○林(保)分科員 時間がございませんので一言だけ。  六十二年の瀬戸大橋の架橋完成までに、このほかに何か一つあるいは二つ、橋とか道路について私なりに注文申し上げますと、生臭い国道昇格の問題とも関連するかもしれませんけれども、たとえば岡山から新見へ至る百八十号線は総社から切れてお...全文を見る
○林(保)分科員 改めて、ぜひひとつお願いいたしておきたいと思うのでございます。  それと関連いたしまして、昨日も御熱心に建設省の皆さん方においでをいただきまして、高梁川の東西に人が動くという橋の問題あるいは周辺道路の問題がございます。県もいま一生懸命取り組んでおるという実情に...全文を見る
○林(保)分科員 御指摘のように総合開発計画、上水、下水両方の問題も絡みまして、地元も大変関心を持って備南地区への対応、こういうことに狂っておりますので、ぜひ建設省の方も積極的にひとつ御指導なりあるいは御鞭撻なりをやっていただきまして、受け入れられるところをぜひ受け入れていただき...全文を見る
○林(保)分科員 前向きな御答弁、ありがとうございました。  ここに持ってきました新聞の投書にも、川の雑木をこういうふうに片づけていただいて本当にありがたいという声もあるわけですが、高梁川も足守川も、わきを通ってみますと土砂が大変堆積しております。雑木も生えておりまして、これで...全文を見る
○林(保)分科員 昔の砂防工事みたいに村じゅう総出で、農林省の直轄でございましたが、やっておったのを見ておりますだけに、何か一つ方法があれば地元の人もこれに協力するにやぶさかではない、こう思うのでございますが、いずれまたその辺を御検討いただきまして、ぜひひとつ政治の要請である治山...全文を見る
03月07日第94回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○林(保)委員 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和五十六年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に対しまして、一括して反対の討論を行います。  昭和五十六年度予算編成の最大の焦点は、財政再建をいかなる方法で進めるか、行財政改...全文を見る
03月18日第94回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○林(保)委員 本日議題となっております三協定の審議、三つ一緒に並べて見ますと、大臣は変わらないのだと言われるかもしれませんけれども、私どもの立場から見ますと非常に積極的でもある、その点だけでも変わっているように思われてなりません。そういった中で、これから日本が対外的にどう処して...全文を見る
○林(保)委員 大変有意義であったという御評価、それなりに結構だと思いますが、なお、どうもやはり宮澤官房長官がああいう発言をなさいますと、何か閣内不統一なのか、あるいは日本政府の外交の姿勢として、一方ではやわらかくいき、一方ではかたくいくというような非常に高度のテクニックがあった...全文を見る
○林(保)委員 なろうことなら、お打ち合わせぐらいして、ぴっちりと硬軟両様の作戦で持っていかなければ、なかなか大臣のおっしゃるように厳しい条件が出てまいりますので、そのような印象も持たなくはございませんが、先ほどおっしゃいました、新聞でも大きく報道されました信頼措置でございますが...全文を見る
○林(保)委員 その信頼措置につきましては、大臣はこれから措置を進めていく模索というか、あるいは逆に日本から提案してもよろしいわけでございますけれども、何かなさいますでしょうか。
○林(保)委員 ちょっとこれで時間をとられて申しわけないですけれども、もう少し聞いておきたいと思います。  結局、演習に参加するといいますか、一緒にやろうということでありますと、軍事的な側面が非常に強いような印象を受けるわけでございますが、日本のいまとっている姿勢から申しまして...全文を見る
○林(保)委員 わかりました。と同時に、いわゆる信頼措置を含めて、先般の予算委員会でも、アヒルの水かきぐらいは一体どうなんだろうという話も大分私はさせていただいて、なおいまだに水かきが始まっていないのかなという印象で、はっきりしませんでしたけれども、これから、先方が提案しました事...全文を見る
○林(保)委員 私がやはりそういう接触は小さい大きいにかかわらず早い方がいいのじゃないかと申しますのも、昨年十一月、円卓会議へ党を代表して行かしていただきましたときに、いろいろ感じたのでございますけれども、率直に言うて、ソ連は日米中の同盟関係強化をやはり一番心配しておるという印象...全文を見る
○林(保)委員 ここに大臣の外交演説がございますが、二度、三度繰り返して読んでみまして、この「経済協力の理念」の中でも同じでございますが、大変強く受けましたのは、総合安全保障にわが政府は経済援助を背負って踏み切った、このような印象すら感ぜられる。特に外交演説の中では、「わが国の広...全文を見る
○林(保)委員 そこで、この「経済協力の理念」の中にも出ておるわけでございますが、われわれは「援助は相手国に直接役立つと同時に、それが平和で安定した国際秩序構築への貢献となって、」回り回ってすなわち「国益に役立つもの」こういう考えをここではっきりさせておられます。と同時にまた、こ...全文を見る
○林(保)委員 そういう点で、従来援助いたしますときも、何か私どもの立場からしますと、国民から見ると、なぜあそこにああいうふうにやらなければならぬだろうかということの、むしろ積極的に日本にこう役立つのだ、われわれはこう大国としてやらなければいかぬのだというようなPRといいますか、...全文を見る
○林(保)委員 そう期待いたしまして、次の点でございますが、中国はなぜ入らないのだろうか。従来のアフリカに対する中国の、これは台湾もそうでございましたけれども、積極的な姿勢から見て、当然入るべき国がどうも落ちているように思います。
○林(保)委員 また、中国とは逆に、被援助国と見られるようなアルゼンチンとかブラジル、韓国、スペイン、それから東欧ではユーゴが入っていると思いますが、これは入れば入っただけメリットがあるということから入ったのかもしれませんが、その背景をどのように外務省としてはとらえていらっしゃい...全文を見る
○林(保)委員 もう一点、アフリカ開発銀行につきまして、実際にあちらをずっと回ってみますと、アフリカ諸国の政治体制が大変違います。それからまた、生活水準、経済水準もまるっきり違うと思いますが、特に政治体制の違いを、南アだけ除いてあと五十カ国が融資の対象そのほかになるわけですが、こ...全文を見る
○林(保)委員 時間が足りませんので、一次産品共通基金について事務当局の方から一言だけ承っておきたいのでございます。  日本がいわゆる第二勘定への二千七百万ドルの拠出表明を早くやった。それで交渉促進にはずみをつけたような印象でございますが、これはどういう効果をねらわれたのかが第...全文を見る
○林(保)委員 最後のASEANセンターの設立協定でございますが、これは時間がございませんので質問を省略しまして、御要望申し上げておきたいと思います。  こういう機関は、何といってもやはり人の問題、そしてPRの問題だろうと思います。特に三省一緒になってうまくいくのだろうかという...全文を見る
03月20日第94回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○林(保)委員 日本の姿勢とアメリカとの関係についてお伺いしたいと思うのでございます。  明日、大臣が渡米なされるやに聞いておりますが、日米間の懸案は新聞報道で出尽くしている、ほかにもいろいろあるかと思いますけれども、大変な問題を抱えていると思います。  それにつきまして、最...全文を見る
○林(保)委員 大変御苦労なお役割りだと思いますが、二つお聞きしたいと思います。  まず一つは、先ほど大臣がおっしゃいました国際情勢の認識の問題でございます。米ソ、中東あるいはアジア情勢、いろいろあるというお話でございますが、時間がございませんので一つだけ米ソの問題でございます...全文を見る
○林(保)委員 その中で日本がソ連に対してどういう態度をとるのだ、こういう問題がありますが、おさらいになろうかと思いますけれども、大臣はアメリカに対してどういう御所見をお述べになるおつもりでございましょうか。
○林(保)委員 国益を踏まえてひとつその辺も、待つというだけでなくて、むしろ積極的に両国一体となってというのでしょうか、あるいはばらばらということになるのかもしれませんけれども、道を模索していただきたい、このことを御要望しておきたいと思います。  第二の問題でございます。  ...全文を見る
○林(保)委員 この経済問題は、時間がございませんので午後にさせていただくといたしまして、訪米に関連いたしまして、このように、われわれの受ける印象では、アメリカと日本の考え方が大変食い違っておる、こう言わざるを得ないという印象を禁じ得ません。  これから承ります問題は、これは防...全文を見る
○林(保)委員 いろいろな状況を検討いたしますと、何かこう、日米関係のギャップの大きさが、大臣が行かれてかえって余りはっきりし過ぎるのじゃないだろうかという懸念を禁じ得ないのでございますが、もう一言承って、本会議へ行きたいと思います。
○林(保)委員 引き続きまして、先ほども触れました昨日の総合安全保障会議の内容につきまして、何かきょうの新聞の見出しだと、大臣は、援助も防衛の一環だ、このような感じのことが出ております。一昨日御質問申し上げたときに、経済援助協力は総合安全保障の観点から強化していくというような御答...全文を見る
○林(保)委員 ただいま大臣のお話しになりました、援助対象国を従来千ドル以下で限定しておったのをこれから国民所得一人当たり千ドル以上の国も対象にするのだ、これはどういうことからきたのでございましょうか。
○林(保)委員 この千ドル問題を何も批判する立場でなくて、やはり生活水準、経済水準の低いところばかりでなく、高いところでもやるのだというような感じにとれるわけでございますけれども、やる以上は何を目的としてやるか、それなりの政策の選択が非常に大事だろうと思うのでございます。大臣は、...全文を見る
○林(保)委員 これからの問題としては、たとえばどういうところが想定されてこういう問題が出てきたのでございましょうか。
○林(保)委員 後から政府委員の方に答弁いただきたいと思います。  続きまして、新聞報道によりますと、アジアに七割くらい、東南アジアに一、アフリカに一、中南米に一、これは一昨日も大臣がこの外務委員会でそのようなニュアンスのお話をしておられたのでございますが、これらを足しまして五...全文を見る
○林(保)委員 それでは、質問を変えたいと思います。  これは大臣、答えられると思うのでございますが、ここに外交演説がございます。その中に、八〇年までの五年間の総額は百七億ドル、こういう数字が出ております。百七億ドルに達すると見込まれますが、その総額の二倍以上にするようこれから...全文を見る
○林(保)委員 そこで、これらの点を含めて大変大事な役割りをこの経済援助に促そうとしておられることはよくわかったわけでございますが、一体これらはどこの機関で、どういう手続を踏んで、だれが決めるのか。たとえば韓国に幾ら、あるいはまたマレーシアに幾らとか、あるいは先般出ておりました紛...全文を見る
○林(保)委員 緊密な連絡をとられてそういうことをやられるように望みたいと思います。なお、援助額がこれだけ大きくなって大変大事な柱になってきたら、それを一本化するような方向にした方がいいのではないかという事務的な御意見が一部にあることも聞いておりますけれども、そういう面でぜひ御努...全文を見る
○林(保)委員 そのほか、貿易アンバランスをどう是正していくかという問題は大変大事な問題になろうかと思うのでございますが、政府委員の方はどういう展望をお持ちでございましょうか。
○林(保)委員 時間がございませんので、大臣、最後に一つ承りたいのでございます。  こういうアンバランスの解消、これは防衛問題と関連いたしますけれども、F13とかP3Cの繰り上げ発注の問題がいま出ております。そのほかに民間ベースで、貿易アンバランスの是正という視点からアメリカに...全文を見る
○林(保)委員 質問時間が中断されて残念でございますけれども、ともかく大臣の御健康と御奮闘を特に期待いたしまして、質問を終わります。次回にひとつ聞かしていただくようにしたいと思います。質問を保留しておきます。
04月08日第94回国会 衆議院 建設委員会 第8号
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○林(保)委員 ただいま御提議になっております住宅・都市整備公団法案につきまして質問させていただきます。  個別問題に入ります前に、今日、第二臨調の発足そのほかを踏まえまして、総理のあの姿勢、各閣僚の皆さん方のあの姿勢から言いまして、行政改革が大変大きな、国民的な課題にもなって...全文を見る
○林(保)委員 りっぱなものをつくらなければならぬ、その趣旨には大変賛成でございますが、ただいま大臣がおっしゃった中でちょっとひっかかる問題があるのです。民間だから減量経営ができるのだ、お役所にはできぬのではないかというような、ちょっとそういうニュアンスがあったのでございますが、...全文を見る
○林(保)委員 了解いたしました。  それで、この両公団統合のいきさつでございますが、例の昭和五十四年十二月二十八日の閣議で、行政の全般にわたり簡素化、効率化対策を進める、またこれが対象になり、五十六年十月をめどに統合することにしたと理解しているわけでございますが、これと今度の...全文を見る
○林(保)委員 そのとおりだと思います。国民的な心境から申しますと、新しい、ああいうふうな総理の政治生命をかけてやる、こういう大変大きな情勢変化があったと思うのでございます。第二臨調の中間答申が七月に出る。もしここで十月発足をめどにしてこの公団があいまいもことした方針を従前どおり...全文を見る
○林(保)委員 大臣の御決意をもう少ししっかり聞きたいと思うのです。大変恐縮ですが、もう一つ二つお答えいただきたいと思います。  先ほど二頭立てより一頭立てがいいという御意見でございましたが、私どもの党もかつて一頭立てを主張いたしまして、二頭立てには反対したのです。それなのにま...全文を見る
○林(保)委員 前提条件でもう一点ですが、これは大臣に最後にお聞きしたいと思うのでございますが、いまも同じでございますし、五十四年十二月のいわゆる大平行革の際の決意も、簡素化と効率化をやろう、こういうことから来ていたと思います。  事務当局にお答えいただきたいのですが、簡素化を...全文を見る
○林(保)委員 いま簡素化の御説明がございましたけれども、これに伴います経費の面でどのくらいの節減を見込んでおられますか、事務当局の見解を伺いたいと思います。
○林(保)委員 もう一つ効率化の問題があるのです。これも詰めたいのですが、各論でやらしていただきたいと思います。  大臣お聞きのように、私もこの建設委員会でじっと先輩委員の皆さんのお話を聞いておりまして、効率化という視点でメモをとっていったんですけれども、出てこないんです、率直...全文を見る
○林(保)委員 御経歴上も一番よくわかっていらっしゃる大臣でございますので、そういう面の督励をぜひお願いしておきたいと思いますが、ちょっとその点がまだはっきりしないような感じが強うございます。  ところで、今度の両公団を統合し、新公団を設立する、これは行革でやむを得ずやったんだ...全文を見る
○林(保)委員 各論に入ります前に、長年御苦労なさった公団の両総裁おいでいただいておりますが、本当に御苦労であったということでございましょうが、どういう面で御苦労なされたのか、それから今度新公団にかける御期待を、それぞれに反省を込めてひとつ承らせていただきまして、私どももこれから...全文を見る
○林(保)委員 澤田総裁にもう一言承りたいのでございますが、いまその方向づけをまた新しく御努力なさっておられるということだが、それならそれをそのまま延長したらいいのであって、なぜ一緒にしなければならぬかという理由でございますが、総裁、どのようなお考えでございましょうか。
○林(保)委員 総裁のお話、わかるような気もいたしますけれども、なお、さきに分けたこともございますので……。  今度は宅地公団の総裁にその辺の事情をひとつ。
○林(保)委員 本当に御苦労されたのだと思いますが、まあ成果が上がらなかったじゃないかというて批判があるという、志村総裁御自身でお話しでございますが、先ほど来お話しのように長い時間で見なければ成果のほどはわからない。何か途中で打ち切りになってしまって非常に残念なんじゃないだろうか...全文を見る
○林(保)委員 事務当局はそれについてどのように、新公団はどういうふうな対応を考えておられますか、承っておきたい。
○林(保)委員 民業との関係もございますので、一概に小さく小さくしてしまうわけにはいかぬと思うのですが、事務当局の腹づもりは一体どのくらいまでお考えになっておられますか。
○林(保)委員 私どもは効率化という点あるいは成果を上げるという意味では、そういうことをむしろ具体的に、観念論でなくて、こうやるんだということを実は見せていただきたい、こう思って審議に入っているわけでございますので、これからの問題かもしれませんけれども、両総裁の貴重な御体験を踏ま...全文を見る
○林(保)委員 新公団の仕組みあるいは法律案の内容についてでございますが、スタートから順番に見てまいりまして、まず第一条が大変変わっているなということでございます。従来の公団法ですと「住宅の不足の著しい地域において、住宅に困窮する勤労者のために耐火性能を有する構造の集団住宅及び宅...全文を見る
○林(保)委員 では一体どのような所得階層あるいはどのような程度の困窮者を対象にしてやられるのか、はっきりとひとつ御説明いただきたいと思います。
○林(保)委員 成長階層の定義は一体何でございますか、御説明いただきたいと思います。
○林(保)委員 もう一つ。ただいまお話しの中堅勤労者という定義はどのように……。
○林(保)委員 私よくわかりませんので教えていただきたいのですが、これらは政令あるいはそのほか何か法令上明記されて基準を設けるものなんでしょうか。これからどういうふうにこの点は扱われるのでしょうか。いずれにしても公平にやらなければいけませんので、公団の性格上。その視点からお答えい...全文を見る
○林(保)委員 この点は実施段階で厳重にひとつ公平を期すように、恩恵を受ける者、受けない者とでは大変大きな差がある。これは住宅でございますので、衣食と違いまして生涯関係いたしますので、またしっかりひとつ詰めさせていただきたいと思います。御要望にとめておきます。  もう一つは、第...全文を見る
○林(保)委員 全国の市のうちで大体どのくらいがひっかかるのですか、そういう基準から申しますと。先般住宅公団が出されました統計を見ましても、まあ大きい、あるいは都市に集中しておりますけれども、全く顔を出していない県がある一方、大変伸び率の高いところがあって、これまた余り公平ではな...全文を見る
○林(保)委員 お許しを得て、これ、採決される前までにちょっとその資料をちょうだいしたいのでございますが、どういう都市が入るのかということ、あるいは県別、市別、町別、ぜひひとつお願いいたしたいと思います。
○林(保)委員 さきの農住法案、同じような形で大きなところばかりやって、地方の都市でもあるいはやってもらいたいという要望があったことは本委員会でお話し申し上げましたけれども、同じような問題がやはり出てくるだろうと思いますので、どうかひとつそこらあたりを、国家資金を使うわけですから...全文を見る
○林(保)委員 時間がありませんので先へ進ませていただきたいのですが、法第二十九条にあると思うのでございますが、四項に、地方公共団体の要請によって仕事をやるということが出ておったと思うのでございますが、むしろ公団の新しい役割り、期待から申しまして、向こうの要請を待つのではなく、公...全文を見る
○林(保)委員 時間が来ましたので残念ですが、これから新しい公団への引き継ぎ業務、大変大事だろうと思います。そしてまた、これから本当に国民のニーズということを言われる以上は、やはりいまの九万七千円から八千円もするような家賃では、ちょっとこれは一体だれが入るんだろうか、こういう問題...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。終わります。
04月17日第94回国会 衆議院 建設委員会 第11号
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○林(保)委員 参考人の皆さんには遠路まことに御苦労さまでございます。  時間がございませんので、てきぱきと質問をさせていただき、お答えをいただきたいと思うのでございますが、まず第一に、今度の法案の中にはっきりといわゆる規模の縮小航路、それから拡大航路、こういうものが明記されて...全文を見る
○林(保)委員 そういたしますと、限定しまして神戸−鳴門ルートでは当面、大鳴門橋がかかりますとプラスになりますかマイナスになりますか、トータルいたしまして。
○林(保)委員 そういたしますと、お答えがなかったわけでございますけれども、尾道−今治ルートにつきまして大三島橋、因島大橋二つがかかりました場合に、地元で、いまプラスになる面とマイナスになる面とお聞きしておるわけでございますが、竹下参考人はどのような御判断をなさっておられるか、承...全文を見る
○林(保)委員 竹下参考人に重ねてでございますが、そういう地元の大きな期待と別に、先ほどもお話しになっておられました、航路をやはりやめなければならぬというようなところもあろうかと思いますが、交通体系が根本的に変わるわけでございますので、どこかそういう新しい、観光を含めまして海上輸...全文を見る
○林(保)委員 これからの問題といたしまして、補償は補償、対策は対策といたしまして、新しい交通体系、この流れに沿っての開発といいますか、航路拡大できるところがあればやる。また新しいニーズが地元に出てくればやるというようなこともあわせて中央、地方を通じて考えていただきたい、このよう...全文を見る
○林(保)委員 ここに全日本海員組合の貴重な記録もございます。そしてなお、私どもも日常大ぜいの方にお会いいたしまして心配だという声をたびたび聞くのでございますが、ただいまも古田参考人から重要な御発言がございました。地方でおくれておるところがある。一体どこがおくれておるのでございま...全文を見る
○林(保)委員 ただいま古田参考人の御指摘のように、実は私も広島を除いてはということだろうと推測をいたします。そういうことで、ひとつ竹下参考人には、これが本当の本四架橋対策のモデルケースになるんだ、こういう御決意で一層取り組んでいただきたいのでございます。  先ほど来ございまし...全文を見る
○林(保)委員 竹下参考人のせっかくの御提起、ひとつ御尽力この上ともお願い申し上げたいわけでございます。  時間が限られまして、私ども当面担当いたしておりますのは、この特別措置法を最後に通すかどうか、こういうことでございますが、お四方にひとつ、一言ずつで結構でございますが、何か...全文を見る
○林(保)委員 お四万に感謝いたしまして終わります。ありがとうございました。
04月24日第94回国会 衆議院 建設委員会 第13号
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○林(保)委員 運輸大臣にお伺いしたいと思います。  大臣は大阪でございますし、私も岡山でございます。そういう意味で、今度の本四架橋はいわゆるポートアイランドの建設あるいは関西空港、それらと関連いたしまして地元の期待は大変大きいということは御存じだろうと思います。いわゆる瀬戸内...全文を見る
○林(保)委員 いま大臣のおっしゃいました非常に雄大ないわゆる構想でございますが、ぜひ早く日の目を見るように、大臣の責任でひとつやっていただきたいと思うのです。そういうものが出ていないから、いろいろな面で、いうならば重箱のすみをほじくるような、困る困るという問題がいっぱい出てきて...全文を見る
○林(保)委員 そういった点どうなんでございますか。大臣、いま局長さんの御説明ですが、一ルート三橋、四橋関係で、大体いまの時価でございましょうが、六十二年児島−坂出ルート完成ですね。それまで大体そのくらいの金額で、政治家として、大臣、もっとお考えでしょうか。
○林(保)委員 御指摘のように行政サイドばかりじゃできないと思います。しかし、余りにも政治的サイドにならないように、ひとつ国民的な立場も踏まえまして、補償するものはきっちり補償する、こういう精神を貫いていただきたい、このことを特に本法成立に当たってお願いしておきたいと思います。 ...全文を見る
○林(保)委員 これもまた国民的な立場からは注文をつけたいところなんでございます。毎年物価が変わっていっているわけです。それで、わからないわからないで、終わってみたら三倍にも四倍にもなっていたという例が公共事業の場合は多いわけであります。これは物価上昇上やむを得ない、あるいは付帯...全文を見る
○林(保)委員 そういたしますと、私の承知している限りでは宇野−高松間で乗用車が二千円でございますかね。それからトラックが大体八千円ぐらいじゃないかと思いますが、この辺で大体いける、こういうお見通しでございましょうか。
○林(保)委員 先のことを聞きまして大変恐縮ですけれども、この前提が出ないと、たとえば宇野−高松間でございますが、六業者、そのほかに国鉄の宇高連絡線もございます。それは必ずしも宇野−高松間ばかりじゃございませず、宇野−高松間は四国フェリーと宇高国道と日通フェリーだと了解しておりま...全文を見る
○林(保)委員 時間がございませんので急ぎまして恐縮ですが、あれができますと一番影響を受ける市は、御承知のように宇高連絡船を持っておりました玉野市でございます。これにつきましては、本年度からでございますか、宇野港の再開発事業ということで運輸省が御承認になりまして、地元は造船ととも...全文を見る
○林(保)委員 鉄道の児島新駅がどこにできるのだろうか、それからまた、バスターミナルをどうするのだろうか、四国から入ってくるお客さん、本土から出ていくお客さんを児島、玉野地区にどのようにとめるかということで、私のところに陳情がいっぱい来ておりますので、その辺の配慮をぜひ大臣にも長...全文を見る
○林(保)委員 大臣、それはちょっとおかしいと思いますよ。国民のためになるために私も汗かいてきょうもやっておるわけですから、それをただ単にお役所がしかられるから言うことも言えないということであるならだれのための政府かということになってしまいますので、そこら辺は十分大臣はおわかりで...全文を見る
05月13日第94回国会 衆議院 建設委員会 第14号
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○林(保)委員 都市公園等整備法の審議につきまして、さきに大臣から提案理由の御説明がございましたけれども、もう少し具体的にこれから五年やっていくんだという大臣の御決意を、大変厳しい状況にあると思いますが、この点、まず一言承っておきたいと思います。     〔委員長退席、村岡委員...全文を見る
○林(保)委員 大臣にもう一つ承りたいのでございますが、今回の審議に当たりまして、建設省の皆さんそのほか大変御親切な御説明をちょうだいいたしました。その結果といたしまして、私は基本的に二つあるなという実感でございます。  その一つは何かといいますと、後で事務的にはいろいろ御説明...全文を見る
○林(保)委員 私は、極端な言い方をいたしますと、これから建設省が前へ出てちゃんとやりますという御答弁を実は聞きたかったわけでございます。  先般も本四架橋の事後対策、廃止航路あるいは拡張航路が出てくる、その後をどうするかということで地方の各県別の対応はどうかというと、大変熱心...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。  問題の原点といいますか、都道府県別の達成率がわからないとなかなか問題意識を地方では起こしにくいものでございます。政府広報資料でいろいろと道路の整備の状況とかあるいは河川がどうとかあるいは公団の住宅がどうなっているとかいう点はございます...全文を見る
○林(保)委員 非常に科学的にお話しいただいてありがたかったわけでございますが、「国土建設の現況」の三十四ページに各都道府県別の「都市公園整備の現況」というのがございまして、これを見ますと、宮崎県が一人当たり公園面積で八・〇二、それから最低が、先ほど大臣がおっしゃった一・七一は神...全文を見る
○林(保)委員 私はやはり地理、それから歴史が先ほどおっしゃったように非常に大きいと思います。それから文化的な地元の問題でございましょう。  先ほど局長は先発県と後発県というお言葉を言っておられましたけれども、どことどこの県あるいはどの地方が先発県であり、後発県とお考えになって...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。それらをいわゆる第三次五計に反映さしていただいて、先ほど申し上げたような形の均衡をとっていただきたい、このように思うわけでございますが、第三次五計を実施するに当たりまして、こちらに重点とかいろいろ資料は出ておりますけれども、局長としてどうい...全文を見る
○林(保)委員 第三次五計の内容で、こちらにも資料をちょうだいしておりますけれども、総投資額二兆八千八百億円という数字はここに出ておりますが、そういう公園の種別の資料というのはもうすでにおつくりになっておられることだと思いますが、それを読み上げていただきたい。  と同時に、事業...全文を見る
○林(保)委員 それは出ております。第三次のを。
○林(保)委員 そういたしますと、これから重点をどこに置くかということをおやりになるのだろうと思いますが、どの辺を重点に置いておやりになる予定でございますか。
○林(保)委員 その一つの国営公園はどのくらいの個所を御予定になっておられますでしょうか。これは地方の関心が非常に大きいと思いますので。
○林(保)委員 三つのブロックというのはどこどこでございますか。資料から割り出せぬのでございますけれども、ちょっと御説明いただきたい。
○林(保)委員 これまでのいきさつを私は知りませんのですが、そこからはやってくれということは出てきてなかったのでございますか。それとも資格に合致しないということで未着手になっておるのでございましょうか。
○林(保)委員 これまたアンバランスがあってはいけませんので、早く着手されることを希望いたしたいと思いますが、こうした第三次五計の中での補助率は、ここにも資料がございますけれども、どういうお考えか、前回と同じ線を踏襲されるのか、あるいは査定基準を公園種別で多少変えておられるのかど...全文を見る
○林(保)委員 そういったことにつきまして、地方からあらゆる機会を通じまして補助率を上げてくださいと、こういう要望が出てきております。全体として土地の買収と施設と二つに分けて、三分の一と二分の一でございましたか、これは変える意思はないのでございますか。
○林(保)委員 これを実行いたします場合に、そういう財政上の問題のほかに、もう一つはやはり土地の問題が大変厳しいと思いますが、特にどういう点にねらいをつけて建設省としてはおやりになる予定でございましょうか。工場跡地とか、あるいは建設省が押さえていらっしゃる河川敷とか、国有地があれ...全文を見る
○林(保)委員 現在河川敷の中に児童公園は入っておりますか。河川敷を認める場合の条件というのはどういうふうになっておりますでしょうか。どの範囲の公園なら河川敷を建設省は認めることになっておるのでございましょうか。
○林(保)委員 河川敷に設けてはならぬ公園の種類といったら、児童公園のほかにどんなものがございますか。
○林(保)委員 申すまでもなく、いまあいているというのは河川敷以外あいてないというところが非常に多うございますので、これの積極的活用と同時に、大変危ない場合もございますので、そういう魚河川本来の目的、そのことをきっちり詰めていただきまして、これは公園だけでなくて河川敷を道路にする...全文を見る
○林(保)委員 ぜひひとつ対象都市の拡大をお願いをしたいと思います。  地震があったりあるいは火事が起こるのは何も三大都市ばかりじゃございませず、県庁所在地あるいはまた人口三十万でございますか、これはもう過密になっております。昔と比べると大変危ない状態になっております。御要望と...全文を見る
○林(保)委員 それとも関連いたしますけれども、今度法律が出ておりますが、「第二条第一項に次の一号を加える。」「人口が五千以上であり、かつ、中心の市街地を形成している区域内の人口が千以上である町村が設置する公園又は緑地のうち、位置、規模その他の事項が政令で定める要件に該当するもの...全文を見る
○林(保)委員 現在、町村の数は幾らあるのでございますか。それで今度対象になるものを差し引きますと、何町村が残るのでございますか。
○林(保)委員 二千六百十三のうち、今度対象になるものと外れるものとを出していただきたいと思います。先日も説明を聞いたのですけれども、三百ぐらいしか残らぬだろうというお話でございました。これじゃちょっと……。
○林(保)委員 ちょっと計算が合わないように思いますが、それは後で訂正してもらって結構ですが、今度の都市公園法の対象から、はしにも棒にもかからぬといいますか、対象外の町村というのは幾つになるのでございますか。
○林(保)委員 資料を要求いたします。きっちり調べてそれを出していただきたい。町村の名前を挙げて出していただきたい。委員長よろしゅうございますか、お願いしたいと思います。——実は私が聞きましたときには、千二百あって三百くらい残りますかなというお話でございました。それで、これは政治...全文を見る
○林(保)委員 私は大変問題だと思うのですが、三千二十五市町村があって、そのうちの三百か四百だけを除外するといいますか、対象外にして落とす、これはあってはならぬように考えるのでございますけれども、これらを拾う時期は一体いつなんでございましょうか。あるいはその三百か四百のところも公...全文を見る
○林(保)委員 ではそれを詰める前に、先に、カルチュアパークとカントリーパークというのが今度新しい言葉として出てまいりましたが、その違い、一体どういうものがカルチュアパークであり、それから新しく対象とするカントリーパークであるか、行政的な面できちっとひとつ定義をこの際御説明いただ...全文を見る
○林(保)委員 お言葉をあれするようで悪うございますけれども、多目的な体育館をカルチュアパークには設ける。カントリーパークにはこれは設けないのでございますか。すると、何々を設けるのでございましょうか。
○林(保)委員 もう一つきっちりさせるために伺いますが、四ヘクタールカントリーパークというのも聞いておりますけれども、カルチュアパークは幾らであってどこが違うのか、もう一度御説明いただきたいのです。
○林(保)委員 大臣、お聞きのような形でございまして、カルチュアパークにいたしましてもカントリーパークにいたしましても、それぞれの機能を行政ベースでは考えておられると思います。しかし、考えてみますと、先ほど質問申し上げましたように、全国で三千二十五の市町村があって、その一割か一割...全文を見る
○林(保)委員 大臣のおっしゃられる意味はよくわかりますけれども、これは私も法律は専門じゃありませんけれども、表現が逆になっていると思いますね。町村が設置する公園について、人口が五千以上であり、中心の市街地を形成している区域内の人口が千以上であるところを優先的にやるというふうにで...全文を見る
○林(保)委員 ぜひそういうことで落ちこぼれのないようにやっていただきたい。このことを注文としてひとつお願いしておきたいと思います。  最後になりましたのでございますが、大臣もおっしゃっておられましたように、これから山紫水明の日本を取り戻すといいますか、しっかりやっていく、こう...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。終わります。
05月14日第94回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○林(保)委員 参考人の皆様方、本当に御苦労様でございます。先ほど来大変専門的な、また実際的な高い御見識と理念を持たれての御意見をお出しいただきまして、本当にありがとうございました。傾聴させていただきました。  そしてその中で改めて思うのでございますけれども、今回の難民条約は、...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。  続きまして田中先生に、先ほど来いろいろと御意見を承ったのでございますが、簡単で結構でございますから、定義を承らせていただきたいと思います。難民とは何ぞやということで、この条約に言う難民ではなくて、常識的な定義をひとつ。
○林(保)委員 ありがとうございました。  それから、大変御苦労なさって樺太の問題そのほか実際にやっておられます原後先生に、どういうふうに解釈をしたらいいか、先生の難民についてのお考えを、法律、条約にとらわれずにひとつお願いできたらと思うのでございます。
○林(保)委員 実際的に、また高い理念のもとに分析いただきまして、ありがとうございました。  時間がもうなくなってしまったのでございますが、殿岡先生にひとつその定義と、それから難民問題にはネジ締めをしてもう難民が発生せぬようにしなければいかぬという大変大きな命題がございます。世...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。  政治、行政に対するこれからの指針というのはそういうものだろうかと思いますが、もう一分だけ時間をちょうだいしたいのでございます。遅くなりましたが、安藤先生に、先ほど来出ております難民の定義につきまして何か御意見があれば一言ちょうだいした...全文を見る
○林(保)委員 参考人の皆さん、大変ありがとうございました。政治的な課題はまさに難民問題に象徴されるような気がいたします。戦争がない平和、そして自由があれば、民主的であれば、こういう難民は出てこないと思います。何か政治のゆがみあるいは人間の欲望がこういう問題を結果していることに対...全文を見る
05月15日第94回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○林(保)委員 大臣、御苦労さまでございます。短時間でございますけれども、日本はいま大変大事なときに差しかかっておると思います。特に総理がお帰りになってからの新聞で報道されるあの日米同盟関係をめぐる混乱というのは、見ておる一億一千万人、一体日本はどうなるのだろう、こういう事態だろ...全文を見る
○林(保)委員 大臣の反省を含めての、一切の責任は私にある、こういうことでございまして、それはそれとして私は評価いたしたいと思いますけれども、なお考えてみますと、先ほども大臣は、従来と全然変わっていない、こういう御答弁でございましたし、いまもそのようなニュアンスのお話をされました...全文を見る
○林(保)委員 時間がありませんので率直にお答えいただきたいのでございますけれども、安保条約があるから同盟関係ということを規定したということ、そのことにつきましては昭和二十六年、サンフランシスコ条約と同時にでき、あるいは三十五年に改定になって、その後ずっと、考えてみればもう三十年...全文を見る
○林(保)委員 伊達局長には、去年の五月にもうその同盟の定義そのほかを聞いておりますので、これは時間がございませんので議論をやめましょう。  六月十日に鈴木総理が欧州へ行かれます。十二日間の御日程と承っております。また御苦労をかけることだろうと思いますが、この間にありまして、ア...全文を見る
○林(保)委員 ぜひひとつ、アメリカを同盟と言うならば、いわゆる友好国、友邦国、ここらあたりをどうきっちり規定するかという問題も、対外的に表明するかどうかは別として、やはり外交ルールとして、もうつくっておられるのだろうと思いますけれども、そういうものをつくっていただきまして、お互...全文を見る
○林(保)委員 御健闘をお祈りしたいのでございますが、怒られますからという言葉だけは、大臣、やめていただきたいのでございます。大臣でございます。責任を持っておるわけです。その人がそういう形で言われたのでは、私どもちょっと引き下がれぬ気持ちでございます。大臣、ひとつよろしくお願いい...全文を見る
○林(保)委員 終わります。
05月28日第94回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○林(保)委員 大事な難民条約の批准、いよいよそのときを迎えておるわけでございますが、いろいろな意味で非常に大事だと思います。したがいまして、この難民条約そのもの、そしてまたその基調的なものにつきまして大臣にひとつ聞いておきたいと思うのでございます。  大臣はかつて外務省を担当...全文を見る
○林(保)委員 同感でございますが、もう一つ大臣、日本は言うまでもなく単一民族、鎖国的といいますか、閉鎖的な社会を持っておりました。したがいまして、この難民条約を批准することによって外国人を受け入れる。そうなりますと、有史以来といいますか、明治の近代国家形成以来、考えてみると初め...全文を見る
○林(保)委員 大臣に、一言で言いますとちょっと語弊を生むのでございますけれども、そう言った方がわかりいいから申し上げたいと思いますが、大臣、日本人社会でなじむでしょうか、どうでしょうか、どういう御所見をお持ちでございましょうか、いろいろな努力が必要なのかもしれませんが。
○林(保)委員 逆に言うと、日本人もいろんな形で大ぜい出ていっております。そうすると、向こうから来られた人を教育するのではなくて、お互い日本人が教育されなければならないという問題もやはり根底にあろうかと思います。そういった意味での御努力はぜひお互いにやらなければならぬ課題だろうと...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。  大変な数でもございますし、危機的な状況はいま脱したという御報告でございましたけれども、まさに国際的な重要な政治問題だと思われます。したがいまして、承りたいのでございますが、先ほど大臣も根源をどのようにして抑えるかということについてもお...全文を見る
○林(保)委員 これはまた事務当局にお聞きした方がいいと思うのでございますが、先ほどおっしゃいましたように一千万に上る難民が世界各地で出ておるわけです。そのうちで日本に来そうな人、まだ来てないかもしれませんけれども、どういう地域の人たちがいるのでございましょうか。むずかしいと思い...全文を見る
○林(保)委員 そこで、今度難民条約の批准になるわけでございますが、これら多発している難民の保護、救済という視点から見まして、現在このほかにも国際的な取り決めや条約などがあると思うのでございますが、これで必ずしも十分じゃないと思います。先ほど来議論になっておりますように、インドシ...全文を見る
○林(保)委員 やっと国際的に難民についての発言ができる場ができるわけでございますので、ひとつせっかくの御努力をお願いしたいと思うのでございます。  今回難民条約批准に当たりまして、五つか六つの法律改正あるいは法体系の整備ができると思うのでございます。法務省の方に承りたいのでご...全文を見る
○林(保)委員 予算措置をどのようにとっておられますか。
○林(保)委員 大臣にこれは注文だけで結構ですが、何か聞きますと余り準備がしっかりできていないような話も実はいろいろと情報で聞いておりますのであえて聞いたわけでございますが、しっかりした対応をそれなりにとってくださいますようにお願いしたいと思います。大臣、御担当でございましたです...全文を見る
○林(保)委員 条約の中身に少し入らせていただきたいと思います。  第一条の難民の定義でございますが、今回この条約を勉強させていただく間にたくさんの言葉が出てまいりました。条約難民とかあっせん難民という言葉、それからまた政治難民、政治亡命、あるいは流民、さらには経済難民。この条...全文を見る
○林(保)委員 政治亡命者、政治難民、これとはどういうふうな仕分けをしておられますか。
○林(保)委員 先ほども承りましたけれども、大変たくさんの難民が発生している。この条約によりますと、一九五一年一月一日以前の事件、こういうことになっておりますが、いま発生している難民の主な事件ということになりますと、大体どういう事件があったのでございましょうか。
○林(保)委員 ありがとうございました。それを資料としていただけますでしょうか。重立ったところを原因別に分析しまして、ぜひその原因のもとをふさいでいただかなければならぬ、こういうことで、お差し支えなければちょうだいしたいのですが。
○林(保)委員 もう一つ。時間が限られていてあれなんでございますが、ここに「人種、宗教、国籍若しくは特定の社会的集団の構成員であること又は政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがある」、こういうことであります。人種、宗教、国籍あるいは政治的理由とかいろいろありますが、大体感じとして...全文を見る
○林(保)委員 第一条のCの(5)に、「難民であると認められる根拠となった事由が消滅したため、」というところがございますが、過去の例で、日本は関係ございませんでしょうけれども、事由が消滅したという認定が国際的にどこかあったのでございましょうか、あるいはこれからそういうことが出てく...全文を見る
○林(保)委員 法務省にお伺いしたいのでございますが、第一条のFのところで「この条約は、次のいずれかに該当すると考えられる相当な理由がある者については、適用しない。」ということで、(a)、(b)、(c)とございます。第二次大戦の結果のあれとか、保護に値しないというような考え方だと...全文を見る
○林(保)委員 説明資料の中にもございましたけれども、改めまして、いわゆる難民に対する待遇でございます。いろいろございますけれども、一括して、最恵国待遇するもの、内国民待遇するもの、「できる限り、有利」で「いかなる場合にも、同一の事情の下で一般に外国人に対して与える待遇よりも不利...全文を見る
○林(保)委員 ただいまの中で、動産及び不動産、やはりこれは投資できないものもあるかと思いますけれども、一般の外国人と同じようになっているのだと思いますが、どのようなものがあるかということ。  もう一つは、いわゆる公務員ですね。公務員にもいろいろございますけれども、職業の問題で...全文を見る
○林(保)委員 三十二条の「追放」と三十三条の「追放及び送還の禁止」を外しまして、三十四条でございますが、「帰化」の条項がございます。これは長期滞在から永住、そして帰化ということになるのでございますが、難民の場合の帰化の条件、大体どのような判断で許可されますでしょうか、法務省の方...全文を見る
○林(保)委員 その具体的なケースはいま出ておりますか。流民の人でも結構です。
○林(保)委員 時間が来ましたので、最後に大臣、先ほどおっしゃられましたように、東西南北のこの問題が難民問題に非常に大きなあれがかかっておりますが、そういった面での御努力を先ほどもお約束いただきましたのでそれで結構でございますが、いわゆる政治亡命者の保護の問題、これはいろいろと日...全文を見る
○林(保)委員 決断したらしっかりやる、こういうことでひとつよろしくお願いしたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
09月02日第94回国会 衆議院 外務委員会 第21号
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○林(保)委員 大臣、御苦労さまでございます。大臣御就任からもう三カ月半もたちましたので、きょうはひとつ、臨時国会があるからどうからというのじゃなくて、大臣の外交姿勢の問題についてお聞きしたいと思うのでございます。  最初に、きょう御報告のございました原潜衝突事故のその後の経過...全文を見る
○林(保)委員 御答弁のように、万全の補償そのほかの措置をとっていただかなければならぬわけですが、これは大変不幸ながらも貴重な教訓であったと思うのです。その点に関しまして、両国間の同盟とも言われるような関係ができておる、その上に防衛上の問題も密接に絡む問題であったわけでございます...全文を見る
○林(保)委員 しっかりひとつやっていただきますよう御要望申し上げて、冒頭申し上げましたように大臣御就任三カ月半、大変園田大臣らしい特色もございまして、率直に国民的な立場から申しますと少しぎくしゃくしたのじゃないかなという感じもございますが、大臣といたしまして、改めまして、過般の...全文を見る
○林(保)委員 そこらあたりがまあ園田外交の非常に大事なポイントだろうと考えまして、実は敬意も払ってはおるわけでありますが、日米関係といいますと、やはりあの共同声明が今日一番新しい基本になるような感じがいたします。大臣は拘束されないというお言葉を発言されたやに新聞報道で承りました...全文を見る
○林(保)委員 まことに明快な御答弁で、それはそれなりにまた評価いたしたいと思います。  もう一つ、当時私も外務委員会の委員として非常に困った問題があったわけですけれども、片務的か双務的かという問題ですね。新聞で明らかに外務省の見解と官房長官の見解が違うという事実があの当時出て...全文を見る
○林(保)委員 その辺が実は私はちょっと理解がいかないのでございます。たとえば、大臣が先ほど全方位外交という言葉をお出しになられ、大臣が前にお務めのころにもそういうことで、当時もそれなりに評価いたし、また今日もそれなりに私も評価いたしたいと思いますけれども、なおそれで、米国との関...全文を見る
○林(保)委員 この外交青書の中にもいろいろ気になることがございますが、特に、かねてからわが国政府は、一人当たりGNP一千ドル以下の低開発国といいますか、発展途上国、そこらあたりに人道的な援助をかなりやっていたと思います。園田外務大臣は前回、政治的な影響力を外交上持とうという、初...全文を見る
○林(保)委員 大臣、そうおっしゃいますと、私はどうしても全方位外交にこだわるのでございますが、それじゃいかぬのじゃないかという感じがするのです。過般も難民条約の批准に当たりまして、大臣から高邁な、国の歴史と民族的な立場、そういったものを踏まえて、なお難民が何千万も多発するような...全文を見る
○林(保)委員 その辺が、国によって額と方法が違うと言われると、私どもはどうも全方位じゃないのじゃないかと単純にとりがちなところが多少違うかと思いますが、お心持ちはよく理解できるわけでございます。  時間がございませんので、次に移らせていただきます。  本当にマクロ的になりま...全文を見る
○林(保)委員 今度谷牧副首相がこちらに来られる予定になっておりますが、その辺で決着がつくようなお見通しでございましょうか、どうでございましょうか。
○林(保)委員 副総理の谷牧さんが来られるのは近いのでございますね。その辺で事務的に詰めができるのでございましょうか。
○林(保)委員 事務的なものをもう一つ承りたいのでございますが、関係している通産省とか外務省が中心なんでございましょうけれども、いろいろと輸出入銀行そのほかとの詰めがなかなかできがたいような状況なんじゃないかとも思われますが、その辺、事務当局は現在どのように詰めておられるのでござ...全文を見る
○林(保)委員 では、国益のために質問を控えさせていただきます。韓国の問題でございますが、朴大統領が不幸にして亡くなられて以来、いろいろな事件がございまして、日韓関係も必ずしも温かくなかったような印象を受けます。そのことが、一つは全斗換大統領の来日が二、三回報道されながらもやはり...全文を見る
○林(保)委員 そうしますと、伝えられるように年内の最高トップの首脳会談はむずかしいというような感じだと思われますけれども、それはそれといたしまして、先ほども同僚委員からいろいろと御質問がありましたように、対韓援助のいわゆる性格づけは非常にむずかしい、このように考えられますが、こ...全文を見る
○林(保)委員 そういたしますと、従来の対韓援助の枠を一歩も出ないという感じになりますが、そう理解してよろしゅうございましょうか、項目別では。
○林(保)委員 時間がございませんので最後になりますけれども、大臣いまいみじくも言われたのでございますが、日韓関係の新しい歴史的な関係、向こう側がそれをアーネストに希望もし、また、全斗煥大統領の発言として先日もきわめてシャープに出しておられました。それに対して、大臣はそう認識して...全文を見る
○林(保)委員 せっかくの御検討を期待いたしまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。
10月20日第95回国会 衆議院 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号
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○林(保)委員 御苦労さまでございます。  総理がおられないので実は残念ではございますけれども、審議促進もしなければ行革の趣旨に沿わないと思います。そういった意味で、時間は短うございますけれども、率直にひとつお答えいただきたいと思います。  大臣は、私どもよりずっと御先輩な議...全文を見る
○林(保)委員 皆さんお聞きのように、来年は増税はやらぬ、こういうことでございます。  それで、二兆七千億円の問題はちょっと後に譲りまして、行管庁長官に承りたいのでございますが、大変御努力の結果、今日こういう状態でやっておりますが、さて、この後をどうするのだ、このことが非常に大...全文を見る
○林(保)委員 重ねまして承りたいのでございますが、この部会の役割り、そのほかのものからこういうものをやりたいああいうものをやりたいという点がいろいろと出ております。  まず一点は、各省庁組織の見直しというのが出ております。それから、官業と民業の役割り分担、三公社五現業その他政...全文を見る
○林(保)委員 くどいようでございますが、そういたしますと、五十七年度中にも総仕上げを全部してしまうのだ、このように理解してよろしゅうございましょうか。
○林(保)委員 答申の最後の期日を、この日程表によりますと再来年の三月としておりますが、それでは、そこで最終的に答申だけは出てしまう、それから政府がどう対応するかはまた別だ、こういうことでございましょうか。
○林(保)委員 いまおっしゃった中長期の政府としてのプログラムといいますかスケジュール、これは大臣、いつごろおつくりになるおつもりでございましょうか。
○林(保)委員 そこで、問題なのは、先ほど大蔵大臣がおっしゃいましたように、来年は増税しない、こういうことでございますが、いろいろな新聞報道そのほかから見まして、どうも、来年はやらぬけれどもその後は雲行きが怪しい、ひょっとしたらどしゃ降りになりはせぬだろうかという国民的な危惧が大...全文を見る
○林(保)委員 大変理のあるお話でございまして、やはりそうなければならぬと思いますが、先ほど大蔵大臣がお話しになりました二兆七千七百億円、実はここに、一月三十日の閣議でございましたか、私も予算委員をやっておりますときにこれをちょうだいいたしまして、大臣、その後の資料というのは何も...全文を見る
○林(保)委員 行革国会をやる以上は、やはり財政の問題が出てまいりますので、出してほしかったとは思いますが、出てない、そういうことでございますと、やはりこの二兆七千七百億が基礎になると思います。  いろいろな御議論を通じて、大臣も先ほどお答えになっておられましたが、もう一度、確...全文を見る
○林(保)委員 そういたしますと、その数字が二兆三千五百億になって、差額が四千億程度になると思います。これについてはどのような胸算用を大臣しておられますか。
○林(保)委員 すると、四千億円あるとかなりいけるなという実感でございますが、今度、これから五十七年度予算の編成に当たりまして、大変厳しいゼロシーリングというのが出ている一方で、昨日でございましたか、鈴木総理も入られまして第五回の総合安全保障関係閣僚会議が開かれて、この中で、予算...全文を見る
○林(保)委員 そのことの結果といたしまして、これまた大臣の腹づもりなんでございますが、どのような数字が出てくるのでございましょうか、ひょっとすると頭の痛い数字になるのではないかと思うのですが……。
○林(保)委員 これらは、来年度想定される予算規模に対して何%ぐらいに当たるものでございますか。
○林(保)委員 もう少し詰めたいのでございますが、時間がございませんので次に移らしていただきます。  先ほど大蔵大臣からもお話しになり、私も確認いたしました八千五百億円という公共事業費の削減でございますが、これについて、これはたしかまだ臨調の審議華やかなりしころに、建設省が出さ...全文を見る
○林(保)委員 影響がないと言いましても、やはり前年度と同じ、五十六年度と五十七年度が同じといたしましても、物価上昇や賃金の上がりそのほかから見まして、同じ金額であれば、常識的であればやはり落ち込むのは間然だと思います。ここに私、資料を持っておりますが、ここでは、〇・九%という落...全文を見る
○林(保)委員 そのようにできればいいのですけれども、数字と事業というものはなかなか、事実を反映いたしますので、私はむずかしいのじゃないかと思います。  また後の議論に譲りまして、それより先に、これは大蔵大臣にお伺いしたいのでございますが、これも大臣ごらんになったと思うのですが...全文を見る
○林(保)委員 本当に大臣、そうなんでございましょうか。あるいは大蔵省の事務当局内部でこういうことを考えている人があったのじゃないでしょうかね。実は私も新聞記者を三十年やっておりましたので、なかなかこういう報道を大新聞がトップに近いような形で掲げて出すということは、これはないので...全文を見る
○林(保)委員 そうすると、いま大臣と事務当局の御答弁を二つ合わせますと、こんなことはあり得ない、絶対削らぬ、こういうふうに理解してよろしゅうございましょうか。
○林(保)委員 大臣ちょっと、目下のところということだと、やはりまたこれは切り込む余地を持っておられる。その辺が、先ほどもきつくお尋ね申し上げましたように、臨調の委員の皆さん方が、大臣の御答弁はすっきりしておりますけれども、雰囲気からしてどうも増税にいくのじゃないかという疑いを持...全文を見る
○林(保)委員 まあ正確に言いますと、私は大臣のおっしゃられるとおりだと思います。また、さらに正確に言いますと、五十八年は一年たってみないとわからない、こういうことにもなると思います。そこで政府は、やはり政治の指導性で、このくらいはいきたい、これはやりたい——この中期展望でもいい...全文を見る
○林(保)委員 それを期待いたしまして、次へ移りたいと思います。  今度の行革関連特例法案で、私ども建設の関係から申し上げますと、特定地域にかかわる国の負担、補助金の特例に関する金融財政の措置をもっともっと明確にしていただきたいというのが一つの点でございます。  それからもう...全文を見る
○林(保)委員 そういたしますと、いわく言いがたしたけれども、私どもの方の主張を聞き入れていただく、このように理解していいような御答弁に聞きましたが、大蔵大臣、この点いかがでございましょうか。ぜひひとつ据え置きでお願いしたい。
○林(保)委員 それからもう一点大蔵大臣に聞いておきたいのですが、これはまた三年過ぎたらどういうことになるのでございましょうか。もとのもくあみということでございましょうか、それとも三年過ぎたらもうこれは弾力化も何もなくて、固定するというふうに解釈してよろしいのでしょうか。
○林(保)委員 そういたしますと、もう変わらぬでずっと同じだ、五・五でいけるんだ、こういうことでございますね。
○林(保)委員 ありがとうございました。  続きまして、こういういろいろな情勢から、ひとつまず建設大臣にお聞きしたいのでございますが、いろいろな仕事を公共事業として建設省は持っております。お聞きしたいのは、五カ年計画ということでいろいろございますけれども、今度のゼロシーリングの...全文を見る
○林(保)委員 大臣の御決意はそれなりで結構だと思いますが、いま、この道路整備事業一つとりましても、途中からこうなりますと予定が狂いますね、いろいろと。伸び率がもうすでになくなっているわけですから。治水五カ年計画にしましても、下水道整備事業にいたしましても、都市公園等整備五カ年計...全文を見る
○林(保)委員 早目の対応をぜひその辺はしていただかなければならぬと思いますが、時間もございませんので、次に移りたいと思います。  これまた新聞で恐縮でございますけれども、先般「公正取引委員会の立ち入り検査で、静岡県内の四つの地区建設業団体が官公庁発注工事入札をめぐって常習的な...全文を見る
○林(保)委員 この問題をお聞きいたしますのも、国民の税金でいろいろな事業をやるのですから、それなりの効率を上げていかなければならぬ、質の問題で質問しているわけでございますが、そういう視点に立ちましてひとつお答えをいただきたいのでございますが、従来この種の談合について、公取あるい...全文を見る
○林(保)委員 その事件につきまして資料を要求してよろしゅうございますか。後で、名前だけで結構ですから、日付と、どういうことであったかということを、簡単で、ひとつお願いしたいと思います。委員長お願いいたします。  先へ進みたいと思いますが、公共事業の問題は、幾らこれを厳正にやっ...全文を見る
○林(保)委員 今回の事件といいますか、談合の問題に関しまして、建設大臣が、何か談合はやむを得ないというような御発言をされたのでございますか。その辺について大臣のお考えをこの機会にはっきりと聞かしていただきたいと思います。
○林(保)委員 大臣は直ちに新聞で撤回されたということでございますからこれ以上聞きませんけれども、大臣は先ほど、談合などはやらないようにということでございますか。厳重に監督指導されておったということでございますが、それに関する建設業界に対する建設省あるいは政府、さらにはどこでも結...全文を見る
○林(保)委員 建設省のそれは私はちょっとおかしいと思うのです。これはもう氷山の一角だというのが新聞報道にもございますし、それからわれわれの社会人の常識でもございますし、専門業者の間でもそういう問題がずいぶん、過去何十回となく提起されておると思います。  それについて、刑法にこ...全文を見る
○林(保)委員 公取さんは今度の事件を扱われましてどういう御印象を持っておられますか。行政的に何ら手を打たなくていいというものじゃないと私は思いますけれども、御見解を承りたいと思います。
○林(保)委員 建設大臣は、先ほどいろいろ連絡をとって指導をやると言われましたけれども、これに関して何か通達か、はっきり出されるような御意思はございませんでしょうか。
○林(保)委員 では、大臣にひとつしっかりそういうことを文書なり何なりで通達をするように御期待申し上げたいと思います。  きょうはもう一つ、いわゆる建設業界で、公共事業を非常に質の高いものにしていかなければならぬ、金を投じただけのりっぱな小学校ができ、あるいは道路ができ、あるい...全文を見る
○林(保)委員 多重下請はいかがでしょうか。元請があって、その下に子、孫、ひこ孫ですか、あるいはその下にツル、カメ、ドンガメくらいまでいま多重下請になっているということも言われております。この辺をきっちりやるということが、まさに経費の効率的な使用、それは言うまでもございませんが、...全文を見る
○林(保)委員 確かに下請は日本の特質、またいい面もあってのものではございますけれども、これは民間資金による民間企業の多重下請と違うという点ですね。この点だけは当然お考えいただきたいと思います。国家資金を使っての事業をやる場合には、この点はひとつはっきりさせていただいて、本当にこ...全文を見る
○林(保)委員 建設大臣に最後にお願いしたいのでございますが、大蔵大臣も社会資本の充実についてはちゃんと考える、こういうことでございました。建設大臣は、ひとつ談合やむを得ないというようなことは言われないと同時に、先ほどのお話のような線に沿って、多重下請の問題も含めてきっちりとやる...全文を見る
○林(保)委員 終わります。ありがとうございました。
11月11日第95回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○林(保)委員 短時間でございますけれども、年末も差し迫り、また新年度、まあ行革時代で大変な国内の情勢でもございますし、なおまた、連日のように外務省マターの記事が新聞社の皆さんから、あるいは国民の間にも出ており、しかもそれらが、一件一件とってみて、日本の新しい方向といいますか、転...全文を見る
○林(保)委員 時間がありませんので、細目は資料要求として官房長から出していただきまして、細部にわたって私なりに勉強させていただきたいと思います。  そこで、大臣に、行革時代で非常に厳しい状況で、いま官房長お話しのようになかなか取りにくい状況だと思います。しかしなお、目をつぶっ...全文を見る
○林(保)委員 またこれも後で予算審査のときに詰めたいと思いますけれども、いま一つ。  これから援助をふやすということをいろいろおっしゃるのですけれども、何か自分のこと、日本の安全の問題、平和の問題をやらないで、しかも外ばかりやっておるという逆の手法が、これでいいのだろうか。そ...全文を見る
○林(保)委員 それならば、なぜ伊東外務大臣がやめて園田外務大臣が誕生され、ここへおいでいただいたかという問題も私はあろうかと思います。いいのだったら、そういうことになるはずはありませんね、両方ともちゃんと約束を守ってやるということであれば。国内事情がそうさせたのかもしれませんけ...全文を見る
○林(保)委員 じっくり議論したいところでございますが、一言だけ私なりの見解を申し上げますと、今日、経済摩擦と防衛摩擦と二つあると思いますけれども、私は、経済摩擦の主たる原因が防衛摩擦を起点にして起きておる、そのことのために声が大きくなっている、大臣と御意見が多少違うかもしれませ...全文を見る
○林(保)委員 私はかりじゃなくて、外務委員の皆さんあるいは同僚の議員の皆さん方は、この問題について非常に心配していると私は思います。そしてまた、いろいろな情報をとりたがっていると思います。  そこで、北米局長にぜひお願いしたいのでございますが、ヘルムズ上院議員あるいはニール下...全文を見る
○林(保)委員 そのことをまずお約束いただけますね。  それから、私は非常に困った問題だなというふうな感じを持つのでございますが、ヘルムズさんの提案の内容、もう一つは、理由書がございますね。大臣はあれをお読みになられましたか、その点を伺いたいと思うのです。
○林(保)委員 大臣がお読みになっておられることは当然だと思うのでございますが、実はあの中に、いろいろとまさに国益に反するような問題が出ております。私が資料を要求したいのも、そういう日本の立場をしっかりと向こうに説明するという立場からぜひ見たい、こういうことでございます。大臣御承...全文を見る
○林(保)委員 ぜひそういうことで、一番心配されるのは、さっきも申し上げたように、経済摩擦が先か、防衛摩擦が先かという問題はいろいろ見解が分かれると思います。しかし、なおきっちりと努力しないで、人様のことをめんどう見てやるというような姿勢自体が、はっきり申し上げまして私はちょっと...全文を見る
○林(保)委員 そこで、いまも冒頭申し上げましたように、日本人の真意、国の根本を揺さぶるような問題がいろいろと提起されておる。それは結局、日本政府の態度、この外務委員会で見ましても、先般大臣にも御質問申し上げましたけれども、いろいろとニュアンスが変わってまいりますね。  いまも...全文を見る
○林(保)委員 双務的になるように努力されるということは、言葉じりをとらえるわけじゃございませんけれども、大臣、そういう方向に持っていくという御決意と理解してよろしゅうございますか。
○林(保)委員 その辺が、国民の立場からいたしますと本当にわかりにくいですね。日本が双務的であると思っている人も、日本人の中でかなりおります。学者の見解を聞きましても、一般の国民的な感覚から見てもそうだと思いますね。それをあえて政府が片務的だ、片務的だと言うから、いま国民の間では...全文を見る
○林(保)委員 また大臣に細部にわたりまして御質問さしていただくことを期待いたしまして、きょうは終わりたいと思います。ありがとうございました。
11月12日第95回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○林(保)委員 きょうは建設行政の基本施策と国土行政の基本施策についての問題でございますが、今日、建設行政の当面している問題というのは先ほど来いろいろと意見が出ましたように多過ぎるほど多いと思います。その中の一つは、過般、十月二十日の行革委員会で大臣に御質問申し上げましたように、...全文を見る
○林(保)委員 本四架橋公団の方来ていられますか。——御苦労さまでございます。  先に個別の問題から入らせていただきたいと思いますが、個別じゃございません、大変大きな、日本経済にとっても、特に四国地方にとってはいい影響をもたらすところの本四架橋のDルートの問題でございますが、臨...全文を見る
○林(保)委員 間違いなく大臣そうおっしゃいますので、私どもそう理解しておきます。  そこで、本委員会で私も一緒にこの夏実地を見てまいりました。大変地元の期待が大きいということもよくわかりましたし、また、尾之内総裁ほか職員の皆さんとも御一緒に歩きまして、金さえつけばこれは六十二...全文を見る
○林(保)委員 実際に仕事をやるわけですから、そのためには地元もしっかりやらなければならぬのですが、とりあえず一つお聞きしたいのでございますが、五十七年度の概算要求、そのほかいまどういう段階になっておりますか、数字的にもちょっと御説明いただきたいと思います。
○林(保)委員 それで、具体的に来年度やる主な工事というのは大体どんなところになりますか。ひとつ稗田ルート、鉄道、橋、この三つについて御説明できる範囲でお願いしたいと思います。
○林(保)委員 大臣、六割増しの予算、大丈夫ですね。いかがでしょうか。
○林(保)委員 ぜひそれを期待したいのです。  それから、私が先ほど申しましたように、やはりああいうものは両方やらぬといけませんね。  ここで印象深かったことがこの間大変たくさんあったのですけれども、一つだけ申し上げますと、坂出の市会議長さんでしたかね、人口が六万八千、七万五...全文を見る
○林(保)委員 時間がございませんので、またひとつそういう問題がありましたら、みんなでこれはやらなければできませんので、いろいろと問題提起いただきまして、実地に解決するようにひとつやりたいと思います。  先ほど御答弁のありましたように、郵貯の問題があるのだそうでございますけれど...全文を見る
○林(保)委員 さっきの横断道のところはちょっとひっかかったのですけれども、何か調整を要するというのはどんなところなのですか。調べなければならぬというような問題とか、あるいは地元がごねておるとか、そんな問題でもあるのでございましょうか。
○林(保)委員 ありがとうございます。ぜひひとつ六十二年までにやっていただきたいのですが、その三地区というのはどこどこでございますか、ちょっと教えていただきたいのでございます。
○林(保)委員 私もかねて聞いておったところでございまして、私も県民の一人といたしましてそれなりの対応をしたいと思うのですが、何かもう少し県民に、こういうことでやって、これがこういう経済効果があるのだという、まあ説明会ができないとどうせできませんですね。説明しようにも集まらなけれ...全文を見る
○林(保)委員 理事さん、いろいろとこれからやっていくに当たりまして、予算は大丈夫ですか。
○林(保)委員 これは建設省にお答えいただきたいと思うのですが、地元としては国土開発幹線自動車道建設審議会でございますから、あれを開いて早く基本計画を整備計画に上げてもらいたいということとか、いろいろ期待して、実はもう過ぎ去ったのでございますが、十月初旬ないし少なくとも十月いっぱ...全文を見る
○林(保)委員 公団からもお話がありましたように、六十二年度に間に合わせてくださるということで、私非常に感謝いたしております。ぜひそうしていただきたいと思います。  ついては、ここに地元からの具体的な要望が、建設省にも先般参ったと思いますが、出ておりますが、第一に中国横断道の整...全文を見る
○林(保)委員 大臣、そういうことでございます。どうしてもやっぱりやらなきゃいけませんし、どんなことがあっても、地元も協力する体制がやっとできたと言っては申しわけございませんけれども、できております。六十二年に橋がかかったときにああしておけばよかったということにならないように、ぜ...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。私もがんばりますので、ぜひ大臣はより一層ひとつ、局長は財政の面をよろしく、くれぐれもお願い申し上げたいと思います。県の要望は、ここでごらんのように、第一が横断道、第二が山陽道ということではっきりいたしておりますので、そういう視点も踏まえられ...全文を見る
○林(保)委員 これからの問題でございますので、ぜひがんばっていただきたいと思います。  続きましては、先ほど来いろいろと御意見が出ておりました不祥事件といいますか、談合を主とする問題でございますが、何と申していいのか、一口で言うと慣習化しているような状態があったという疑いがご...全文を見る
○林(保)委員 それだけでしょうか、会合の中では。と申しますのも、きょうここに新聞記事を持ってきておりますが、記者会見をやっておりますが、その後いろいろと国民の疑惑を招きまことに遺憾千万であるとか、直ちに具体的措置をとる、上部団体としてまことに申しわけないというお話がリーダーの方...全文を見る
○林(保)委員 これは大臣にお聞きしたいのでございますが、大臣、この前行革の委員会で聞いて恐縮でございましたけれども、十月十六日でございますか、大臣が閣議後の記者会見で談合やむを得ぬ面もと発言されて後で取り消されたという記事でございます。そこで私真相をお聞きしましたら、大臣は、こ...全文を見る
○林(保)委員 ですから私は、先ほど大臣のこの取り消された分はもう了承いたしまして、それで実はこういう質問をいたしました。しかしなお大臣がこういうふうに言われておるわけでございますから、そういう零細企業の方々が困っておる、確かにいまいろいろな面で不況でございますね。困っておるが、...全文を見る
○林(保)委員 そういうことでございましょうかね。「談合の起こり得るバック」と大臣言っておられますからね。私これを申し上げるのも、本当にしゃくし定規に、委員会で聞きますと、本会議でもそうですけれども、談合はいけません。きょうもそういうことで話しておりますね。しかしなお建設業の実態...全文を見る
○林(保)委員 これはまず聞きたいと思いますが、そういたしますと、きのうの警告も大臣決裁をとられましたか。それからもう一つ、省議に諮られましたか。どういう会議の御決定でお出しになりましたか。
○林(保)委員 それでいいのでしょうか。法律はどういうものに準拠しておやりになられましたのでしょうか。
○林(保)委員 目くじら立てて言う必要もございませんけれども、本日の新聞によりますと、建設業法第二十八条によってということが明記されていると思います。読みます。「建設業界の監督官庁である建設省は、建設業法二八条(建設大臣による指示及び営業停止)により、他の法律に触れたものは営業停...全文を見る
○林(保)委員 それを出される場合には、大臣の決裁がなくて出せるのでしょうか。
○林(保)委員 それは了といたしまして、いろいろと疑わしいような記事があって、私、新聞を疑っているわけではなく三説明の問題もあると思うのですね。建設業法によってやったんだとか、何か部内の不統一があるのではないかと思われましたので、省議で決定なさったのか、大臣決裁をとられたのかとい...全文を見る
○林(保)委員 それだけじゃないと思いますけれどもね。
○林(保)委員 これもいじめようと思って言っているわけではないのです。建設的にこれからどのような制度あるいは方式があるかという問題に入っていこうといたしますと、それらを全部ひっくるめて検討した上で一般入札でいけるのか、指名競争入札でいけるのか、あるいは随意契約でいけるのかというも...全文を見る
○林(保)委員 それで、いろいろあると思うのですが、ぜひそういう形で御研さんの上、結論を早く出していただきたいことを期待いたすのでございますが、まず何よりも、新規参入を抑えるわけではございませんけれども、業者が多いという問題が一つあると思いますが、これについて事務当局の御判断はど...全文を見る
○林(保)委員 それで、勉強のためにひとつ資料がなければ資料要求でもいいのですが、四十九万のこの業者の方々が、平均してどのくらいの仕事を年間量として持っておられるのでしょうか。
○林(保)委員 またこの辺、分析させていただきたいと思います。  これと関連して承りたいのですが、この間、これは丸山官房長の御発言だと思いますが、利益率についてのお話がございました。私は、あれは率直に申し上げて、税引き前でしたか、三%、それから税金が取られるんだ、一般業種に対し...全文を見る
○林(保)委員 官房長、しつこいようですけれども、いまそれを見直したりなんかするようなあれはございませんのですか。
○林(保)委員 そのとおりだと思います。それと同時にまた、これらがバックグラウンドと言えば、そういうもののファクターのABCDの何番目かのあれになるかと思いますので、やはりそういう不祥事件の起こらないような背景だけは建設行政の中でちゃんととっていくというのは当然だと思います。とる...全文を見る
○林(保)委員 まさにそのとおりだと思います。  そこで大臣、最後でもう時間がございませんのですが、一言だけ承りたいのです。  これから御留任になって、あるいは今度かわられましても、継続性のある問題でございますのでお答えいただきたいのであります。ぜひ御留任になっていただいて、...全文を見る
○林(保)委員 以上で終わります。
12月21日第96回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○林(保)委員 中山新委員長、さらにはまた、櫻内新大臣の御就任に敬意を表しながら、本日は、日ソ・ソ日漁業協定の問題及びそれに関連する問題につきまして御質問したいと思います。  まず、先般、国民としては新聞でぱっと見たわけですが、あの地図入りで、日本海がはからずも、本当に目の覚め...全文を見る
○林(保)委員 松浦水産庁長官の交渉の御努力をこれまた評価しながらも、なぜこうなったのかという問題が先ほど同僚委員の質問の中でいろいろと出たような感じがいたします。もう一度はっきりと、どれとどれとどれなんだと、このことをひとつ承りたいと思います。
○林(保)委員 ソ連側が固執したということ、現場におられましたので、それなりにわかるわけでございますが、もう一つ、先ほど同僚委員から、何かソ連、内で大変な突き上げがあったようなお話がございました。それはどういうことなんでございますか。  それと同時に、もう一つ承りたいのでござい...全文を見る
○林(保)委員 日本海をのまなければ決裂する状態にあったやに聞きますけれども、もしあれをのまなかったら、どういう向こう側の漁業上の制裁といいますか、制約があったかという点を、ひとつはっきりさせていただきたい。
○林(保)委員 それで、こういう結果になったわけでございますが、向こうもやはり船団の下部からの突き上げが大きかったという。日本側は、現地で交渉しておられまして、日本海の漁業水域をのめという意見が多かったのですか、あるいはのむなという意見があったのですか、それとものむなということで...全文を見る
○林(保)委員 参考までに、まあ現地でそういうふうないろいろな協議を重ねられて、この方が国益にかなうという御判断をされたのだと思いますが、その決定は一体だれがやるのでしょうか、そうしてまた、どういう手続でこれを決められたのか、承りたいと思います。
○林(保)委員 やはり政府の決定ということで訓電が出て、それで調印された、こういうことでございます。  櫻内大臣に承りたいのでございますが、漁業上の問題は水産庁長官のおっしゃられるとおりかもしれないと思います。これがわが国の外交あるいはまた防衛上の問題につきまして、大臣はどのよ...全文を見る
○林(保)委員 水産庁長官に承りたいのでございますが、これを認めて、七月から十二月でございますか、漁期を限定してソ連の漁船が出てくる。大体どういう大きさの船がどのくらいこちらへ来るというふうに御想定なさっておられるのでござ  いましょうか。
○林(保)委員 事情をよく知らない人たちから見ますと、私もそうでございますけれども、やはり金華山沖の事件そのほかで、そしてまた、ときには上陸用強襲艦がそばを遊よくしながら魚をとるという事態があったことも聞いております。その辺で水産庁長官に、朝日新聞にも報道されており、社説の中にも...全文を見る
○林(保)委員 もう時間がなくなってしまったのでございますが、この交渉開始に先立ちまして日ソ漁業委員会が開かれ、いろいろと私も報道を読んでおりますと、そこで二つ問題があったように思います。  まずその一つとして、日ソ、ソ日協定の違反の問題が大きく取り上げられたという報道もあった...全文を見る
○林(保)委員 いまお話しの隻数が違うという点もあるのですけれども、なぜこんなに十倍もあるのでございましょうか。
○林(保)委員 やはりこれはこれからの問題としても大変大きな問題だと思うのです。水産庁の指導あるいは監督が足りないのじゃないでしょうか。また、これは日本人自身の遵法精神が足りないのかもしれませんね。こんなことで国際的な漁業協定を結んできっちりやろうとすること自体がまたおかしな話で...全文を見る
○林(保)委員 それからさらに、資源評価の問題もあったやに聞いておりますが、これは大変大きな相違点があったとも聞いております。どういう点でございましたでしょうか。
○林(保)委員 こういう状況で、先ほど来、これから長期協定に持っていくべきだとかどうとかいう話もございましたが、これはいま聞いておるとなかなかむずかしいですね。長官、本当にやれるのですか。やる意思があるのでしょうか。
○林(保)委員 大臣にお聞きしたいのでございますが、いま私も質問いたしましたし、同僚委員も大変いろいろと質問されました。やはり何といっても、繰り返すようですけれども、日本海を譲ったといいますか、新聞の社説には、譲歩した日ソ漁業交渉というふうに出ております。大臣、私は岡山でございま...全文を見る
○林(保)委員 慎重に審議されたということ自体が、やはり問題があったのだろうと思いますが、時間がございませんので、本日はこれで質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。