林保夫

はやしやすお



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林保夫の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第96回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○林(保)分科員 皆様、早朝から御苦労さまでございます。大変内外とも厳しい情勢になっておりますが、いわゆる行革という大きな課題を抱えておる時代におきまして、なお私ども国民的な基盤でいろいろと問題を考えてみますと、やらなければならぬ問題がいっぱいあろうかと思います。その一つは言うま...全文を見る
○林(保)分科員 申し上げるまでもございませんが、行革だからすべてが悪い、こういうような状況が出たのではどうにもならぬと思います。本来民間に金を残すことによってむしろ景気がよくならなければならぬのに、行革不況が官民ともに襲ってしまうというような状態では、私は、政治の悪い面が出てい...全文を見る
○林(保)分科員 国だけの問題ではなくて、地元の受け入れ体制あるいは熱意の問題も一つあるかと思いますので、そこらあたりをきょうは分科会でしっかり承らなければならぬし、私どもが努力せなければならぬところもやらしていただきたいという真意で同じ質問をやらしていただくわけでございますが、...全文を見る
○林(保)分科員 その辺は後でまた勉強さしていただきたいと思います。  いろいろ事情はございますけれども、なおこういう状況にある中で、率直に評価いたしまして第二臨調で国家プロジェクトとして本四架橋の中で私どもの言う瀬戸大橋、児島−坂出ルートがただ一つ完成を早くしろというようなこ...全文を見る
○林(保)分科員 もう一点、稗田地区の路線発表後の状況はどのように御認識なさっておりますでしょうか。あれを変更して、地元で見ましてもかなり問題が解決したように思いますが、公団側としてどういう点が残っておりますでしょうか。
○林(保)分科員 地元から見ますと、いま御説明のようにまだ問題が完全に解消したわけではございませんが、大筋としてはやらなければならぬという方向に行っておると思います。さらに児島駅周辺の問題、木見駅の問題、いろいろあろうかと思いますが、これはまた建設委員会そのほかでじっくり聞かして...全文を見る
○林(保)分科員 西インターの位置をちょっと教えていただきたいのと、それから横断道を断念したわけではないんでございましょうね。しっかりやっていただかなければならぬと思いますが、いつごろ審議会にかけて、瀬戸大橋の完成六十二年との関連では一体どうなるのか、間に合うのか間に合わないのか...全文を見る
○林(保)分科員 審議会が三年後と言われるとすると、六十二年に間に合わぬのじゃないだろうかということで、岡山県は県下挙げて失望した、こういうような状況も一時出たのでございますが、その辺をよく建設省の皆さんは御存じでございましょうから、これはぜひひとつ早目にやっていただきたい。私、...全文を見る
○林(保)分科員 新五カ年計画ではどういうお考えでしょうか、こういう中小河川に対しましては。
○林(保)分科員 いろいろと御配慮いただいて本当にありがたいわけでございますが、こういう結果をこの三月末で見ますと、よく県の状況、よその県はどうか知りませんが、私どものところあるいはよその県、私もあちこち走り回って生活してまいりましただけに、各県の様子も多少わかっているつもりでご...全文を見る
○林(保)分科員 ありがとうございました。御期待申し上げまして終わらしていただきます。
03月19日第96回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○林(保)委員 大臣、大事な役割りを担われての訪米、御苦労さまでございます。時間の制約もありますので、ポイントをしぼりまして御質問申し上げたいと思うのでございます。  まず最初に、今九十六国会における櫻内外務大臣の外交演説を手元に持っておりますけれども、その中で、まあ前提条件が...全文を見る
○林(保)委員 大臣いまおっしゃられましたように、やはり共同声明、同盟という言葉を使いましたのは昨年でなくて一昨年大平さんが使われたわけですが、その後同盟論議がいろいろございました。私も予算委員会でかなり突っ込んだ質問をさせていただきました。大臣おっしゃるように安保問題を含む同盟...全文を見る
○林(保)委員 それはちょっとおかしいのです。昨年の二月の予算委員会の議事録を見ていただきたいと思います。鈴木総理は私の質問に対してはっきりと「そのとおりでございます。」と言われた。その後から変なことになったものですから、大臣が更迭されるような事態になった。ますますおかしくなった...全文を見る
○林(保)委員 私なりにデータを持っておりますけれども、これは次の機会に譲ります。  そこで、当面問題になっております大臣が御訪米になって貿易問題が焦点だろうということで、国民的な関心も非常に高うございます。大臣はこれについて解決できるという確信を持ってお行きになるのでございま...全文を見る
○林(保)委員 経済局長、ひとつお答えいただきたいのでございますが、私も過般来日されましたマクドナルドさんにお目にかかりまして、ちょっと意外に思ったのは、万事を相互主義、あるいは制限主義あるいは保護主義に持っていくのじゃなくて、大変、世界経済の活性化、それに基づく新しい何かこう貿...全文を見る
○林(保)委員 局長、もう一つ、いつごろから実効が出ますでしょうか。     〔愛知委員長代理退席、委員長着席〕
○林(保)委員 これは大臣にお聞きしたいのでございますが、大臣もお会いになられたと思いますが、三月二日に私もレオ・チンデマンス——ベルギーの外相、前の総理をやっておられました方が、ECの閣僚会議の議長としておいでになりました。そのときにいろいろECとアメリカとの摩擦の問題を聞きま...全文を見る
○林(保)委員 私はプライベートミッションでなくて、やはり公式な立場でおやりになる、それからまた議員は議員ベースでやる、あるいは産業関係の皆さんはそれなりにやるというようなものがあっていいと思います。それは何もアメリカを敵とするのではなくて、そういうグローバルな交渉あるいは意見の...全文を見る
○林(保)委員 そんなに大きいものじゃございませんけれども、これだけございますので、なかなか表現いろいろ書いてございまして結論を出しにくいのですが、新聞報道になりますと、「ソ連の総合国力 日本に早急な脅威なし」、これは毎日新聞さんが書かれているわけですが、「自衛力増強は必要 対話...全文を見る
○林(保)委員 ところが、これまた外務省の資料でございますが、海外政経情報の一月号ナンバー四百八十一、これは何も外務省というだけが問題じゃございませんで、この中に海外の皆さん方、特にアメリカのレーガン政権の要路の皆さんがどういうふうに考えているかという問題がございまして、たとえば...全文を見る
○林(保)委員 さきの日米共同声明による十六項目の問題もすべて認識の問題から来ておろうかと思います。いろいろとお聞きしたい点もいっぱいありますが、なお外交本舞台へ出られる大臣を前にいたしまして国益にも反しますので、この辺で質問を終わりたいと思います。御苦労ですがよろしく。ありがと...全文を見る
03月19日第96回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○林(保)委員 再開された通常国会では待ちに待った一般質問でございまして、大臣ひとつやはり基本理念からお伺いしなければならぬと思います。  過般大臣の御方針は承りましたけれども、いま改めて国会中盤でございます。いろいろな問題が出てきております。これからどういうところを重点に大臣...全文を見る
○林(保)委員 大臣多少お触れになりましたけれども、なお今日建設行政のあり方を見ますと、御承知のようにいろいろな問題が出てまいりまして、本質的な体質を問われるような問題が、談合を含めていろいろ出ております。これにどう大臣が対処されるかというのが一つあると思います。  それからも...全文を見る
○林(保)委員 それで、私はもう一つそめほかに、いま建設行政め二つ見ましても、国土の問題のそのほかにいたしましても、いろいろと見直しをしなければならぬのじゃないか、景気対策にいたしましてもやはり従来の手法だけではちょっといかぬのじゃないだろうか、このような危惧を持っております。そ...全文を見る
○林(保)委員 先にひとつ事務当局の方から承りたいのでございますが、これはもうすでに質問があったかと思いますが、なお念のために聞かせていただきたいのです。公共事業の前倒しで上半期の契約実績は今年度は幾らであったか、あるいは過去最高はどれくらいであったのか。大臣もちょっといま言われ...全文を見る
○林(保)委員 それで、いま大臣が実際の調べによってこのくらいだ、そうして七五というのを決めておられますね。事務的にごらんになりまして、過去の実績からいきますと予想に対してかなり、三ポイントとか四ポイントくらい上がっていますね一そうすると、最大限やりますと、官房長、これは七六ぐら...全文を見る
○林(保)委員 御決意わかりましたが、いま丸山官房長がおっしゃっておられた中で、下期の手当てをせぬことには食ってしまったらどうにもならぬということがございますね。現にまた、政府部内で一兆円くらいの建設国債という話も実は出ております。下期をどう見通され、そしてまたこの建設国債発行に...全文を見る
○林(保)委員 それで、相当な決意がないと成長率五・五%達成の、私はやはり公共事業は核になると思うのであります。そこで、それらをきっちりやらないことには、これはまた後がこわいのですね。歳入欠陥が出てまいりましょうし、赤字国債からの脱却というのも、これは永遠にして望むべくもないと思...全文を見る
○林(保)委員 そこで、そういった問題でどういうところが問題なのかというのは、私も建設委員会を、二年近くでございますが担当させてもらって、いまいろいろとまだ勉強しておるところでございますけれども、何といっても私ども見ていてやはり余りにも地方の格差が大き過ぎるという問題があると思い...全文を見る
○林(保)委員 ぜひひとつお願いしたいのでございますけれども、県民の立場から見ますと、私、これは余りぴんとこないのですけれども、一人当たりの県民所得が全国九位、それから道路のデータをいろいろ調べてみますと大体三十位以下でございまして、いろいろなケースをとりましてもやはりおかしくな...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。これは岡山の例をとったのでございますが、大臣、こういう問題がやはり、都道府県が四十七あれば一番から四十七番まである。これは道路ばかりでなくて、河川もございましょうし、それから公園の問題もございましょうし、下水道の問題もございましょうし、いろ...全文を見る
○林(保)委員 大臣もひとつ号令をかけていただきたいところでございますが、御期待申し上げたいと思います。  そういった問題が一つありますのと、もう一つ、これは時代の経過によってこうなった、こういうことではございますけれども、なお今日の時点で見ますと、大臣、明らかに差別待遇してい...全文を見る
○林(保)委員 私は、これは実は事務当局の問題じゃないと思うのです。やはり政治の場でこういうようなのは決めなければ、事務当局が幾らやろうとしましても何かスプロールしていって、ここまでは来るけれどもそこから先は行けないということになりかねないと思いますので、大臣のお心はわかりますが...全文を見る
○林(保)委員 やはり厳しい情勢だと思いますが、建設業界には五十万の業者がおり、五百五十万人もの大きな産業だと思います。建設業法によって認可した以上、大臣、やはり仕事をとる、そしてまた五百五十万を食わせるという責任もあろうかと思います。そういった点で、昨今大変厳しいと思いますが、...全文を見る
○林(保)委員 そういう点で、建設業界でいま一番頭を痛められている問題に談合問題があろうと思います。御通達も出されておりますし、いろいろな手を打っておられますが、これから審議会の答申を得た上で、いろいろと最終的な手を打たれると聞いてはおりますが、なお前向きにいろいろやりませんと、...全文を見る
○林(保)委員 大臣に承りたいのでございますが、昨年十一月の業者に対する警告、これは斉藤大臣の時代でございました。それからまた、一月二十九日の関係機関への通達でございますが、あれについてどういう反応を大臣はお感じになっておりますでしょうか。いいとか悪いとか、あるいは困るとか、まこ...全文を見る
○林(保)委員 私は、いろいろ波紋を呼んでおると思います。それで、まだなおこつんという感じで皆さん得心しておられないのじゃないかと思うのです。  その一つは、吉田局長、もう一度十一月についてお答えいただきたいのでございますが、十一月の警告のときに、関係法令というその関係法令はい...全文を見る
○林(保)委員 やはり、建設行政である以上は、大臣は通産行政のベテランだとかねてからあれしておりますけれども、やはり行政をする以上は、そういう関係法令が何と何であるか、やはりこれは五十万業者がみんな知っておってやるような形にならない限り、この問題は私は解決しないだろうと、このよう...全文を見る
○林(保)委員 松野長官、遅くなりましてすみません。国土行政につきまして早く聞けばよろしかったんですが、ちょっと手順が狂いまして……。  先ほど私申し上げましたように、全国的にいろいろな差がある。それから住民なり国民のニードはやはりいろいろな意味で高い。こういうことから、国土行...全文を見る
○林(保)委員 やはりリーダーシップをとってもらわなければいけませんので、私みたいな意見でなくて、もっとユニークなやつをひとつ出していただきたいと思います。  それと関連いたしまして、ここに首都改造計画の資料を持ってまいりましたのですが、これは読んでみますと大変いいこと書いてあ...全文を見る
○林(保)委員 遅過ぎるくらいで、早うやっていただきたいという感じもいたしますが、なおその中で、新聞報道、テレビで見ましても、私もこれを読んでみて、遷都問題が大変やはり関心の的になりましたね、国民的な立場からいいますと。この中にも、四つの形として、一括遷都、分遷都、展遷都及び展分...全文を見る
○林(保)委員 大臣、実行なさいますか。遷都問題について、計画を立てるだけでもやっぱりおやりになりますでしょうか。
○林(保)委員 そういうベテランの大臣でございますだけに、方向があるのかないのか、これは黒白がついておりません。また、政治の場で論議するほどの高まりをまだ見せておりませんけれども、この問題は国民の関心は非常に高いと思います。もう本当に、円の新円を発行するかどうかという問題と似たよ...全文を見る
○林(保)委員 この間、二月十日に出ました第二次答申でございますね。これは許認可の事項がございまして、建築検査というところとか二、三ございますが、これについては何と何がこれに含まれまして、これはできるのかできないのか、この辺の御検討をお願いしたい。
○林(保)委員 ありがとうございました。終わります。
03月23日第96回国会 衆議院 建設委員会 第5号
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○林(保)委員 議題となっております特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案並びに農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、若干の質問をいたしたいと存じます。  まず最初の特定市街化区域...全文を見る
○林(保)委員 ABC農地は現在どのようになっておるか数字をお聞きしたいのと、なぜC農地なのか、こういうことをひとつお聞きしたいと思います。
○林(保)委員 その効果を承りたいのでございますけれども、まず特定市街化区域農地の対象都市百八十七市は当初以来一貫したものでございますか。
○林(保)委員 重ねて承りますが、現在これが不適正だという問題は全然ないわけでございますね。
○林(保)委員 せっかくの機会でございますから、議論としてはあるというお話でございますが、どんなものがあるのでございましょうか。
○林(保)委員 私は一貫して公平という観点からこういう問題をいつも聞いておりますので、実は率直にお答えいただきたかったわけでございます。  こういうことで、負担の均衡と宅地化促進という二つのねらいを持って今日まで本法が運用されてきたわけでございますが、その効果につきまして、建設...全文を見る
○林(保)委員 それは宅地化促進という視点でそういうふうにおとりになっているわけでございますね。
○林(保)委員 じゃ税制上の問題に入りまして、負担の均衡という点ではどういうふうに御判断をなさっておりましょうか。周辺地区の課税の問題とあわせましてお答えいただきたいと思います。
○林(保)委員 それはひどいという一般の意見もございます。農業者にとってみればそれは当然だということもございます。そういった点で、一体農地とはどういうことで定義していられますか。その辺からまた伺いたいと思います。
○林(保)委員 細かいようでございますが、休耕田はどういう扱いになっておるのでございますか。
○林(保)委員 実は休耕田の問題は、御承知のようにいまの農業政策上も、また実際の農業上も非常に大事な問題でございます。こういう中での仕分けからいきますと特に大事でございますので、追ってひとつ御返事をいただきたいと思います。  つきましては、新しい保有税、譲渡税について  一応...全文を見る
○林(保)委員 農地に関するものだけでも結構です。
○林(保)委員 先ほど御説明が多少ございましたが、営農の意思の確認の手続をもう一度詳しく、農業者が出すわけですね、どこの機関を通してどういう形でやるのか、御説明いただきたいと思います。
○林(保)委員 その実績がA農地、B農地、C農地、Cはこれからやるわけでございますね、そういう手続になりましょうか。
○林(保)委員 私どもとしては五年よりも十年という主張をしておったわけでございますが、なぜ五年ごとの確認あるいは十年間営農の継続の意思ということにされたのか、どういう理由がありましたか。
○林(保)委員 いろいろ資料を拝見いたしておりますが、要請土地区画整理事業の今後の活用、展望について承りたいのでございます。従来の実績は一体どうなっておるか、そしてまたいま申し上げましたようなこれからの見通しを承りたいと思います。
○林(保)委員 御説明ございましたけれども、これは法の一つの柱になっておると思いますが、なぜ一件なのか、ちょっと理解に苦しむのでございます。これからの運用上、何か配慮してこれをふやすとかということが非常に大事なのではないかと思いますが、改めてもう一度承りたいと思います。
○林(保)委員 もう一つ、住宅金融公庫の資金の貸し付けの特例でございますが、これの実績、どうも余り上がっているような感じではないと思いますが、この事情と展望をひとつ承りたいと思います。
○林(保)委員 何年間も一件もないとか、あるいはただ一件だとかということではちょっといかぬと思うのでございますが、これに対する法の趣旨の周知徹底といったような問題あるいは地方公共団体に対する行政指導そのほか、どういうような視点で努力しておられますか。
○林(保)委員 次に、農地所有者等云々法律案につきまして、いわゆる農住法ですが、承りたいと思います。  この法ができました経緯と運用の趣旨を承りたいと思います。
○林(保)委員 これまた同じ視点から承りたいのでございますが、住宅不足の著しいところということで、大都市を対象にしていることはわかるのでございますが、この範囲でよろしいのでしょうか。どうでしょうか。
○林(保)委員 実績の点については後で触れるといたしまして、こういう対象地域の問題は、たびたび私はこの委員会でも取り上げるのでございますが、やはり私は問題があろうかと思います。ずっと三大都市圏から広げていったら、残っていったのはわずかな地域だ、哀れなのはわが子でございというような...全文を見る
○林(保)委員 この点はまた厳重にひとつ大臣に最後に御要望しておきたいと思いますが、先ほど来問題になっておりました団地要件、水田要件が厳し過ぎるという批判が出ております。これについては事務当局はどのようにお考えになり、また運用の上で、政令そのほかで対処されようとしておるのか、承り...全文を見る
○林(保)委員 第二条になろうかと思うのでございますが、利子補給契約の件につきまして、農地所有者、いわゆる事業主体ですが、申請によって利子補給契約ができ、そしてその建設資金を約束することになっております。申請はどこにどういう手続でやればいいのか、そしてまた、建設資金はどことどこが...全文を見る
○林(保)委員 資料によりますと、「農業協同組合、同連合会、銀行等の融資機関」というふうに出ておりますが、実績上はどこを使うのが一番多うございましょうか。
○林(保)委員 銀行は、どういう銀行になるのでございますか。
○林(保)委員 続きまして、住宅の規模が、床面積が三十平方メートルから百二十平方メートル以下であることとなっております。都会と田舎とは大分違ってまいりますが、これではちょっと枠が厳し過ぎるのではないだろうかということも考えられますし、賃貸住宅ですからこのくらいでいいということなの...全文を見る
○林(保)委員 賃貸の条件でございますが、対象融資を受けて建築された特定賃貸住宅は、利子補給期間中特別の制約が若干あるのはやむを得ないと思いますが、いま、どういうような借家人の資格あるいは家賃の額、その他賃貸条件を建設省は固定しておられますか、あるいは行政指導しておられますか。
○林(保)委員 平均でどのくらいな家賃になっておりますでしょうか。
○林(保)委員 それは一般の自己資金によって建てた賃貸住宅に比べてどれくらいの割り安になっておりますか。
○林(保)委員 それはやはり平均値だけでも一応は出しておかれるべきだと私は思いますけれども、改めてまたぜひ聞かしていただきたいと思います。  それで、先ほど公募と言っておられましたが、どういう形で公募するのでございましょうか。建設省がそういうものについて指導といいますか、許可と...全文を見る
○林(保)委員 利子補給契約に対する違反が出た場合の措置も規定しておられますが、こういう違反のケースはございましたか。
○林(保)委員 違反を摘発しろと言うのじゃございませんけれども、厳密に見ていくと、やはりいろいろと問題があるのじゃなかろうか、私はこのように思います。ひとつしっかり監督していただきたいと思います。  それで、先ほど来問題になっておりました、利子補給期間はなぜ十年なのか。これはも...全文を見る
○林(保)委員 先ほどお触れになったように、四十六年度から五十五年度のいわゆる利子補給契約戸数が一万三千百六十七戸でしかないという問題ですね。ここに建設省が計画された戸数がずらっと出ております。いま計算してみますと四万二千戸に当たります。つまり計画戸数に対して三分の一以下だ、こう...全文を見る
○林(保)委員 まさに御指摘のとおりでございまして、もっともっとノーハウを周知徹底しなければ、この法の生きたあれはできない、このように考えざるを得ないと思います。  農住建設の戸数を県別の資料としてちょうだいしておりますが、見てみますと、愛知が一番、それから静岡、岐阜、石川、兵...全文を見る
○林(保)委員 もう一つ、私もやはり近い方がよくわかりますので承りたいのでございますが、なぜ鳥取、島根がゼロで、岡山が五十年十八、五十二年十二で三十、広島が五十五年四十二で四十二、山口がずっと多く、近ごろなくてなお七百三十九、徳島が七百、香川が百五十三、愛媛がゼロ、高知が三十と、...全文を見る
○林(保)委員 これは、農協中央会では地域社会計画センターが担当していると聞きましたが、そのとおりでございますか。
○林(保)委員 きょうは農林省を呼んだつもりでしたが、手違いが私の方にあったのか、よくわかりませんが、来ておられませんので、また後日に譲るといたしまして、先ほど局長は、水田要件があると、畑地でないから県の差が出ているようなお話がちらっと先ほどございましたが、なぜ畑地をこれに入れな...全文を見る
○林(保)委員 もう一押しですが、畑地は永遠にこの法には入れられないのでございましょうか、今度は間に合わないと思いますけれども。
○林(保)委員 水田は一度つぶしたらもとへ戻りませんが、畑地は幾らでも使える、そういうことこそ私は住宅対策として必要じゃないかと思います。水田の休耕田ももうすでに限度にきておりますので、いろいろとこれから新しい時代を見詰めての法整備をやっていかなければならぬのじゃないだろうかと、...全文を見る
○林(保)委員 以上をもつて終わります。
03月24日第96回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○林(保)委員 まず、国際小麦協定に関する小麦貿易規約並びに食糧援助規約の議定書について質問いたします。  まず、政務次官にお伺いしたいのでございますが、この二つの規約の役割りをどう評価なさいますか。協定はできておりません、なおしかし二つやらなきゃならぬ、こういう問題かと思いま...全文を見る
○林(保)委員 重ねまして、いつになったら小麦協定は締結できるのでございましょうか、見通しを伺いたいと思います。
○林(保)委員 パロット案に対します日本の態度、それから、日本はこれに反対しているアメリカ、カナダに対してどういう折衝なり交渉なり意見交換をされたのか、その辺を伺いたいと思います。
○林(保)委員 私が聞きましたのは、アメリカ、カナダとどういう協議をされたか、こういうことでございます。
○林(保)委員 小麦の輸入については日本は大変大きな国であるはずです。そういうところで外交をやるとすれば、わが国はかなり有効な手だてを持ち得る立場にあると私は思います。ぜひ御努力をお願いしたいと思います。  なお、今日の片肺飛行の状態の中で、ここ両三年間多国間交渉がだめなんだか...全文を見る
○林(保)委員 そういうふうに二十幾つあるわけでございますが、二国間協定ができてきて糸がもつれてしまうという状況、また食糧についての地球的な関心がいま非常に出てきていると私は思います。一方において豊作、また一方において凶作もありますけれども、なお多くの民族、国民が慢性的な食糧不足...全文を見る
○林(保)委員 現行の食糧援助規約の今日までの実績を御報告いただきたいと思います。
○林(保)委員 日本は幾らですか。
○林(保)委員 世界で四百六万五千トン、それから日本の実績が三十万トン、こういうことでございますね。  農林省にお伺いしたいのでございますが、これは国内もありましょうし対外的なものもございますが、農業政策の面から見てこの実績についてどのような評価をしておられますでしょうか。
○林(保)委員 五十六米生産年度の過剰米は幾らになっておりますでしょうか。それともう一つは、三十万トンというのは換算してのものだと思いますが、日本の米はそのうち幾ら出したということになっておりますか。
○林(保)委員 農林省に根っこのお話を聞きたいのでございますが、これは農業政策上期待していたもの以上なのでございましょうか、ちょっと少ないといいますか大変少ないというか、どういう御判断を農林省はしておられますか。外務省に関係なくひとつお答えいただきたいと思います。
○林(保)委員 私がこれを聞きましたのも、これはもう皆さん御存じのとおりだと思いますが、田舎へ行って人と話をすればするほど、世界は飢えているのになぜ米が余っているのをほっておくのだ、こういう問題でございます。国際条約、協定上いろいろと制約があることはもう周知の事実でございますけれ...全文を見る
○林(保)委員 では続きまして国際科学技術博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法案についての質問に移りたいと思います。  まず、科学技術庁にお伺いしたいのでございますが、今日予想される事業費のいわゆる総額、と同時に本年度予算で幾ら組まれておるのか、また博覧会の現在までの準備のポ...全文を見る
○林(保)委員 いま御説明の中にありました万博の国際事務局に対して説明し、承認をとったわけですが、条約上には法制上、財政上の措置を示して登録を受けるというふうに書いてあるのを読みましたけれども、どの段階なんでございますか。
○林(保)委員 そうすると、政務次官、もう手続は一切済んだ、政府代表を決めることさえ法律的な手続をすればいい、こういう段階に一応なっているわけでございますか。
○林(保)委員 これからの問題でございますが、いまお話しの総事業費、関連工事の四千二百億円を除きまして、直接が先ほど八百五十五億とおっしゃいましたですね。このほかに民間からもやはり金を集めなきゃならぬのじゃございませんか。それは幾らぐらい予定しておられますか。
○林(保)委員 博覧会は有料だろうと思いますが、先ほど何か二千万人ぐらいの入場を予定しておるというようなことでございました。どれくらいの収入を見込まれ、赤字なんでしょうか、黒字なんでしょうか。
○林(保)委員 先ほどありました各国へも要請しておるという、どういう国へどういう要請の仕方をされておられますか。
○林(保)委員 これらの要請については、百六十一という以上は、もう東西の壁も何もなく全部一斉という意味でございましょうか。
○林(保)委員 どこか外れているところがありますか。  ついでに一緒にお答えいただきたいのでございますが、私たち関心の引くようなところで外れているところがあるかどうかという点と、それからこの招請状を出してから後の反応はいいんでございましょうか。
○林(保)委員 そこで、質問が逆になったのでございますが、国際科学技術博覧会、これの意義を、スタートのときに出しておられると思いますが、科学技術庁はどのように出しておられますでしょうか。
○林(保)委員 その限りでは別に問題はないのでございますが、このいわゆるビッグイベントですか、これをやることについての国際的な反応といいますか、特に近隣諸国の国民感情はどんなものでございましょうか。外務省はどのようにこれを見ておられますでしょうか。
○林(保)委員 ぜひそうやっていただきたいのでございますが、なお政務次官にひとつ判断をお伺いしたいのでございます。  御承知のように、いまアメリカばかりでなく欧州との経済摩擦、貿易摩擦あるいは防衛摩擦も非常に出ておる。その背景が、また経済力、技術力、科学の水準、こういったものの...全文を見る
○林(保)委員 そのことを重々御要望申し上げておきたいと思います。科学技術庁さん、ありがとうございました。  続きまして、東独との通商航海条約につきまして、二、三御質問したいと思います。  まず一点は、これはたしか日本側が条約を結ぼうと言ったのではなくて、向こう側からやりまし...全文を見る
○林(保)委員 日本はソ連及び東欧六カ国ですか、すでに通商航海条約を締結しておりますが、これと今回の条約との違いはどういう点にございますか。同じでしょうか。
○林(保)委員 多少の差異というのはどんな点なんでございましょうか、二、三……。
○林(保)委員 東欧六カ国と、これで七カ国になるわけでございますが、この東独との通商航海条約締結によって一番あれになりますのは貿易実績、そういったものが一番バロメーターになると思いますが、既締結国の六カ国、そして今度の東独、どういうバランスになりますでしょうか。今回がやはり一番大...全文を見る
○林(保)委員 全体として大体どのくらいの年間の輸出入取引になるので。こざいましょうか。――後で聞かせていただきます。  この七カ国との条約締結をもって、軍事、政治的にはこれはまた別の観点があるかと思いますが、いわゆるワルシャワ体制、コメコン体制と日本が完全につながったような印...全文を見る
○林(保)委員 しかしなお、この七カ国の中にいま大変問題となっておりますポーランド、これがございますね。そうしますと、そこらに対する経済的な影響、まあ貿易は東西の壁なしでいろいろとやり合ったらいいと思います。しかしなお、そういう近いところでこういう貿易体制ができ上がりますと、それ...全文を見る
○林(保)委員 そういった意味で、東欧諸国への世界的な関心が高まっておるときに、日本は通商ベースでこういうことで条約を結ぶことになった、そのことは理解できるにいたしましても、やはり関心が高いと思います。しかも先ほど申し上げましたような向こうの一つの体制。軍事、政治関係はないけれど...全文を見る
○林(保)委員 見通しでございますが、従来、東欧貿易は絶えず政治的な影響、ときには軍事的な影響を受けてきた、こういうことでございます。本条約を審議するに当たって、一体これからどのような東西貿易の拡大発展を期待しておられるのか。余り望めないんじゃないだろうか、このようにも思いますが...全文を見る
○林(保)委員 一つだけ伺いたいのですが、国ベースではそのようなことでございましょう。なお、ここでは参加国になっておりますが、民間ベースで参加する場合は受け入れられるのでございましょうか。条約上はどのような解釈になるのでございましょうか。
○林(保)委員 ありがとうございました。終わります。
04月09日第96回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○林(保)委員 ただいま議題となっております三条約について、若干の質問をいたします。  まず、千九百七十八年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約に関する質問から始めたいと思います。  言うまでもなく、わが国は海洋国として海なしでは生きられない国でありますが...全文を見る
○林(保)委員 この条約の趣旨にもあるように「海上における人命及び財産の安全を増進すること並びに海洋環境の保護を促進すること」、こういう目的そのものは高い評価をしていいと思いますが、先ほど問題点として指摘されましたものは三点でございますけれども、いろいろ問題があったやに聞いており...全文を見る
○林(保)委員 いまもお話しの六千隻といったら大変大きな数だと思うのでございますが、検査の仕方にもよりましょう。しかし、なおこれからどのぐらいの人手をふやさなければならぬのか、そうしてまた、どの程度まで外国と水準をそろえてやれるのでしょうか、お答えいただきたいと思います。
○林(保)委員 何名ですか。ちょっと聞き取りにくかったのですが。
○林(保)委員 いろいろと御工夫をなさっておられると思いますが、次に、この条約は船員が海上業務を行う上に必要な能力を備える、こういうことのために訓練とか資格証明及び当直に関する国際基準を設けることを目的としておりますが、一般に外航船の船員に必要な資格、能力、この国際水準を、運輸省...全文を見る
○林(保)委員 そうあらなければならぬと思います。海洋国日本の船員がそういうことをやってはいけません。  先ほどおっしゃったようなロイド統計から言いますと、どれくらいの差があるのでございましょうか。発展途上国あるいは三国船での輸送もいろいろございますし、そういう面から見て、観念...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。  そこで、私もここへ海技免状受有者数等一覧表というのを持ちまして、甲船長ですか五十五年度末の免許状受有者、それから甲一航、甲二航とずっとありまして、丙航まであって、トータルで二十万二千三十九名でございますか、それから甲機長から以下ずっと...全文を見る
○林(保)委員 そこで、これはよその国は別といたしまして、この条約の頭から「船員の訓練及び資格証明並びに当直」こういうようなものが柱として出ております。したがいまして私が質問いたしたいのは、この職員の訓練ということについて運輸省はどのような仕方をこれからお考えになっておられるのか...全文を見る
○林(保)委員 その点は後でまた質問するといたしまして、わが国はどのような証明書をどういう手続で発給するのか、またその裏書きをどうするのか、お聞きしたいと思います。
○林(保)委員 これもちょっと後にしまして、細かいようですけれども、安全な航海を維持するために当直についての規定がここにいろいろ出ております。これはやはり海技免状を持っていないと当直もできないというように理解しますが、この点について従来とはかなり変わった対応が実際上必要になると思...全文を見る
○林(保)委員 口で言うのはやさしいのですが、そうすると、実際問題として一つの船にそういうふうな資格を持った人が一人、二人いるのか何人いるのか知りませんが、やはり増員をしなければ現状のままではいかぬ、こういうことでございましょうか。
○林(保)委員 私はそれが本当にいけるのかなという疑念を実は禁じ得ないのですが、それでは、船員法そのほかを変える予定は現在ないわけなんですね。
○林(保)委員 その点は実地を調べまして追ってまた質問をしたいと思います。  外国船に対する監督というのはなかなかむずかしい問題があろうかと思いますが、今度この条約を批准いたしますとやはりどうしてもやらなければならぬ、これをやることがすなわちこの条約の趣旨にも沿うゆえんだと思い...全文を見る
○林(保)委員 その辺が第二の問題といたしまして非常に問題だと思います。  時間がありませんので急ぎますが、本条約でもいわゆる旗国主義といいますか、フラッグ中心のあれを考えているようでございますけれども、これに抵触するマルシップはどのくらいあるのでございましょうか。三百隻とか四...全文を見る
○林(保)委員 いや、私の聞いているのはその数字と、もう一つはこの条約との関係は一体どのようになるのかということなんです。
○林(保)委員 第三条にこの条約の適用範囲を定めておりまして、軍艦とか軍の補助艦及び漁船の船員、これが除かれておる。これはどういうわけでございましょうか。また、これらの船員については国際的にどういう規制があるのでございましょうか。また、そういう動きが出ているのでしょうか。
○林(保)委員 急ぎますが、ここに「技術協力の促進」という第十一条がございます。「開発途上国の特別の必要性を考慮した上、機関と協議し及び機関の協力を得て、可能な場合には国、小地域又は地域を単位として、」云々、こういうことが出ております。これは日本が技術協力として手を差し伸べる余地...全文を見る
○林(保)委員 海は昔から海賊、さらにはいまでもいろいろなことが海にはございます。それだけにこういうものができることは私どもは大賛成なんです。そしてまた、それがきっちりと統一された国際基準で船が安全に、しかもまた船員の皆さんも喜んでやれるという状況になることを期待するわけでござい...全文を見る
○林(保)委員 国内法制はわれわれ日本人の手で直せるわけで、国際条約としてすでに発効しておりますので、ひとつきっちりやって、これまたみんなが安心してよその国、港へ出かけられるようにするのが日本政府としての親心だと思います。強く要望申し上げたいと思います。  それからもう一つ、欧...全文を見る
○林(保)委員 これはまさに七月一日実施でございますので、皆さん大変心配しておられます。ぜひひとつ早い対応をお願いいたしたいと思います。  それから、同じように心配と言えば、この間からフォークランド諸島をめぐる紛争が起きておりますが、これについていろいろな陳情も出ている、このよ...全文を見る
○林(保)委員 当面、日本人及び日本船に対する心配はございませんでしょうか。もしあれば、どういう指示をなさっておられますか。
○林(保)委員 時間がございませんので、続いて、千九百七十六年の海事債権についての責任の制限に関する条約に質問を移します。  この条約を批准することによりまして、わが国が具体的にどのようなメリットを得られるのか、そしてまた、この条約の発効の見通しについて簡単に御説明願います。
○林(保)委員 最後に、植物新品種保護条約につきましてお伺いしたいのでございますが、端的に、一九六一年の条約が一つ残っている、これによる同盟がある、またここに新しく今度の条約で同盟が出てまいる、これはどういうような枠どりといいますか、あるいは重複するというか、そういったものになる...全文を見る
○林(保)委員 分担金は同盟に対して幾らになりましょうか。
○林(保)委員 時間が来ましたので締めくくりますが、大臣、お聞きのように海の問題は、外交政策上もゆるがせにできぬ問題だと私は思うのです。今日の日米間の経済摩擦にいたしましても、これは日本人に物を買えと言ったって、原料がちゃんと日本に届く、資源を出してくれる国がなければならぬ、海上...全文を見る
○林(保)委員 火事の起こっている摩擦の問題でなくて、基本的な問題をもう一度しっかり外務省並びに運輸省にぜひやっていただきたい。私どももそういうことでがんばらせていただきたい、こういうことをお誓い申して、ひとつ終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月14日第96回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○林(保)委員 きょうは国際情勢を審議されるわけでございますが、五十七年度予算も成立いたしまして、外務省、これから実際的な面でいろいろ御努力を願わなければならぬ、こういう立場でまず経済協力の問題につきまして、ひとつ大臣の所信からお伺いしておきたいと思います。  ここに九十六国会...全文を見る
○林(保)委員 事務当局の方から、本年度対外援助の特徴、数字、それからたしか一一・四%でございますか、一般会計で伸びておる、こういうことでございますが、その辺の概略をまず御説明願います。
○林(保)委員 これまた事務的に承りたいのでございますが、理念それから目的、配分の基準というものをどういうところを原則としてことしはおやりになるのか、重点の置き方を特に御説明願います。
○林(保)委員 もう一つ、いまあっちこっちで問題になっております医療とか福祉とか、そういったような面での援助はこの中ではどういう取り扱いになるのでございましょうか。
○林(保)委員 先ほども二国間援助七〇%、アジア、ASEAN諸国に重点を置くということでございましたが、さらにほかは大体においてどういう配分を地域別に考えておられるか御説明願います。
○林(保)委員 続きまして、二国間援助と多国間援助の比率、年度によって多少変わっておりますが、大体、先ほども二国間援助を重視していくということで七〇%と聞いておりますが、本年はどういう立場から多国間援助を進めていかれるか。また、二国間援助と両方重視するということでございましょうけ...全文を見る
○林(保)委員 大ざっぱで結構ですが、世界で何カ国が現在までに援助対象国として実際に援助が実行されておりますか。
○林(保)委員 それで、現在もなお大使館を通じあるいは日本に駐在している外国の公館を通じまして、こういうものをやってくれ、ああいうものをやってくれというのがいろいろ来ていると承っておりますが、どういう種類のものがどういうような国から来ておりますでしょうか。
○林(保)委員 そういった対象につきまして、本年度はかなり要望を満たされるような状況にございますでしょうか。やはりかなり切らなければならないのでございましょうか。
○林(保)委員 実際の援助の決め方の問題でございますが、外務省が中心になって実施しておられることは間違いないのでございますが、円借款は四省庁が関係するとかいろいろあろうかと思いますが、それらの方式を一応、円借款がどうとか技術援助がどうとかいうことで仕分けがありましたら御説明願いま...全文を見る
○林(保)委員 各省協議していかなければならぬといった中で、外交政策上のプライオリティーの置き方と実際の結論とはかなり違うような問題があると思います。それが韓国問題じゃないかとも思われますし、そうでないとも言えるかと思います。韓国につきましては、連休明けには決まるということで数字...全文を見る
○林(保)委員 それはちょっとおかしいと思うのです。六十億ドルというのは法外な数字である、こういう認識もわれわれお互いあるかと思いますが、なおその中で、韓国が安全保障上の要請からわれわれが盾になっているのだ、ついては援助をという問題、あるいは長年にわたる日本との貿易の収支の差をこ...全文を見る
○林(保)委員 そういたしますと、韓国側が六十億ドル要求しているのはアイテムの上、あるいは日本の対外援助の理念からいくと全部認めてもいいけれども、日本のふところがさみしいからあれは全部できないんで、四十とか三十とかいう数字が出ているというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○林(保)委員 もっともこれで決着がつけば、それはそれなりに結構なんだろうと私は思いますけれども、なお従来ここの委員会で大臣の答弁などを聞きますと、もうとてもじゃないけれども受け入れるような、何といいますか、ざるもない、そしてまたやり方もできないようなものを向こうが法外な要求をし...全文を見る
○林(保)委員 そこで、先ほども出ております安全保障上の重要な一環としての位置づけを、わが国の経済援助協力を政策上しておられるわけでございますが、具体的にはどのような方針で本年度は臨まれるのか。特に本委員会でもたびたび議論いたしました紛争周辺国に対する援助でございますね、これなど...全文を見る
○林(保)委員 これは十三日の日経だと思いますが、アメリカ政府の出資のおくれで発展途上国への融資に支障を来しておる、第二世銀ですね、国際開発協会でございますが、この第六次増資問題で日本と欧州でアメリカ出資分の一部をとりあえず肩がわりする、こういう提案があり、そして日本はこれを受け...全文を見る
○林(保)委員 少し前になりますが、援助の仕方としてはいろいろあると思います。その中で新しいケースということになろうかと思いますが、日本がアメリカの穀物を買って途上国へ援助をする、肩がわり方式というのでございますか、こういうのも政府が考えておるというふうに報道されておりますが、外...全文を見る
○林(保)委員 大臣、お聞きのようにいろいろと援助の問題はございまして、これらをきっちりとやるということが——財政困難というだけの理由じゃないと私は思うのでございますが、国際的な約束を果たす、あるいは協力をする、あるいは世界経済に活性化をもたらす、発展途上国をサバイブするために援...全文を見る
○林(保)委員 そういう大臣の御姿勢を踏まえてというわけじゃございませんが、日本にはこの対外援助、経済協力については基本法がありませんですね、大臣。私もかつて二年前この委員会で質問したこともございます。経済協力、経済援助あるいは対外交流について閣議決定の基本要綱あるいは原則の決ま...全文を見る
○林(保)委員 そのとおりでございます。しかしなお大臣、実際に在外公館をお回りになり各国を回られて向こうの財界人、政府の人なんかと会ってみますと、あれもやりたい、これもやりたい、大使館にもいろんなプロジェクトが来ていると思うのですが、それを一体どういう物差しでやるかということで先...全文を見る
○林(保)委員 時間が足りませんので、もう一言中南米局長にちょっとお伺いしたいのでございますが、先ほど来フォークランド諸島をめぐる紛争につきましていろいろお話がございまして、情勢も大体理解できたと思います。しかし、一週間前ですか、本委員会で御質問いたしましたところ、特に運輸省の立...全文を見る
○林(保)委員 わが国はイギリスともアルゼンチンとも大変深い長いかかわり合いがございますので、先ほど来お話しのような両国からの要請を受けて、しっかりした対応をぜひひとつ御要望申し上げておきたいと思います。  時間が来ましたのでこれで終わります。ありがとうございました。
04月16日第96回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○林(保)委員 ただいま議題となりました三案件につき、若干の質問をいたします。  法律から先にいたしまして、南極地域の動物相及び植物相の保存に関する法律案でございますが、法律案の提出のもととなっております南極動物相及び植物相の保存のための合意された措置というのは、これは確か昭和...全文を見る
○林(保)委員 難渋の理由は後で聞くといたしまして、まず、この法律案の中に余り聞きなれない動物相とか植物相というのがあります。これは学術用語としては一応辞書にもきっちり載っておりますし、問題ないと思うのでございますが、どういうことを意味しているか、一般国民の皆さんが見られてわかり...全文を見る
○林(保)委員 広辞苑を引きますと植物相は「フローラ」とあって、これを研究社の英和辞典で引きますと「フローレ」ですか。特定の地域なのでしょうか、「一地域または一時代に特有な植物群、植物相」と出ております。それから動物相につきましては「フォーネ」というのでしょうか。これまた「一地域...全文を見る
○林(保)委員 等々でなくて、わかっているところだけ分類別に全部そこで読み上げてください、時間がかかっても結構ですから。
○林(保)委員 こういう便宜ができるのかどうかわかりませんけれども、それを議事録にきっちりと入れたいのでございますが、資料要求いたしますとともに、そのことを委員長にお願い申し上げます。
○林(保)委員 ありがとうございました。  続きまして、この法律案の第二条第二項及び第三項で南極哺乳類と南極鳥類は「外務省令で定める」、こういうふうになっておりますが、具体的にどのような種というのでございますか、種類があるのか、御説明いただきます。
○林(保)委員 読み上げてください。
○林(保)委員 ありがとうございました。前項同様、もし説明が足りないところはひとつ資料要求で出させていただきます。  それから、第三条において「国民は、次に掲げる行為をしてはならない。」ということで、南極哺乳類または南極鳥類を捕獲したり、殺し、あるいは傷つけたりすることを禁じて...全文を見る
○林(保)委員 南極の植物、動物は学術的に非常に重要ということになっておりますが、学術的にどのような価値があるのか、一言で結構ですから、外務省あるいは文部省かもしれませんが、ずばりとひとつお答えいただきたいと思います。
○林(保)委員 そのとおりだと思いますが、最近言うまでもなく南極への観光客が大変増加しております。これは一体、どのくらい行っているのでございましょうか。そしてまた、行っているにもかかわらず過般の勧告措置がまだ発効していなかったということは、どういうことなんでございましょうか。ある...全文を見る
○林(保)委員 参考までに、どういうルートでいま南極へ入れるのでございましょうか。
○林(保)委員 これからふえる見込みはありますか。国民みんなの行きたいという期待はどの程度のものでございましょうか。
○林(保)委員 そうすると法律を早く通さなければいかぬ、こういうことなんでございましょうが、ちょっと関連いたしまして、昨年の常会でオキアミを中心とする南極の生物資源の保存を目的とした南極の海洋生物資源の保存に関する条約が承認されておりますが、この条約は発効しておるとすればいつごろ...全文を見る
○林(保)委員 最初にお答えになりました宇川審議官にお願いしたいのでございますが、先ほど国内関係省庁の調整で難渋したということでございます。どういう点で難渋したのでございましょうか。
○林(保)委員 そういう事情があったとも私も聞いておりますが、そうすると、結果的になぜ外務省がこの法律を主管するようになったのか、こういう事情でございますが、これから各省庁にお聞きしたいと思います。  まず、水産庁としてはなぜこれを外務省に押しつけたというのでしょうか、どういう...全文を見る
○林(保)委員 農水産省は接岸だけはするのですが、外務省は上へ上がるわけでもないと私は思います。  それはそれといたしまして、文部省は同じ質問に対してどのようにお答えになりますか。
○林(保)委員 次いで環境庁に承りたいのですが、全体の環境保全ということになるともっぱら環境庁ということになるのでございますが、同じ質問でお答えいただきます。
○林(保)委員 法務省は、先ほど、違反があったら法務省も関係があるという宇川審議官でしたかの御答弁でございましたが、これは法治権が及ぶのでございましょうか。どういう場合の違反があるのでしょうか。法務省、ひとつその辺について、先ほどと同じ質問でお答えいただきます。
○林(保)委員 そういたしますと、南極観測隊を出したり船を出したりしていくということになりますと、文部省か運輸省かということになるのですが、運輸省はどういう御見解でございますか。同じ質問です。
○林(保)委員 氷の上に上がるか上がらぬかということになってまいりますと、堂々めぐりをしていまのようなことになると思います。それからまた、表題からいきますと、植物相、動物相でございますから、やはり今度は農水産省に返ってまいりますね、もう二度と聞きませんけれども。  なお、こうい...全文を見る
○林(保)委員 大変外務省さんは御苦労だと言わざるを得ないと思うのでございますが、私がこういう質問をいたしましたのも、ほかでもございません、過般の国際情勢審査のときにも申し上げましたように、たとえば海洋海底開発というような問題になってきますと、もう所管庁がなくて困ってしまうのです...全文を見る
○林(保)委員 とりあえずそれを御期待申し上げたいと思いますが、政治課題としてはやはりそういう問題がいま日本に残っている、私はいまなおこういう思いを禁じ得ないのであります。このことを申し上げておきます。  続きまして、投資の促進及び保護に関する日本国とスリ・ランカ民主社会主義共...全文を見る
○林(保)委員 現在のジャヤワルデネ政権は、大変経済建設計画を急ぐようなことで、日本に対する期待が大きいというふうに聞いておりますが、いま進められておりますマハベリ川開発計画、これについて七十七億円の円借款を供与することになっておるようでありますが、現状はどうであるか。それから、...全文を見る
○林(保)委員 時間がないので、ではひとつこの資料をまた改めて御説明いただきたいと思います。追ってお願い申し上げます。  それから一つだけ。スリランカの紅茶は日本にもかなり来ておるのでございますが、あれはイギリス経由になっているものが非常に多いと思いますが、あれは日本人の好みで...全文を見る
○林(保)委員 十分とは言えませんけれども、そういうことで結構なんです。簡単に言ってくださいと私は言っているわけでございますので、遠慮なくひとつ知っておることを話していただけば結構なのでございます。ここは外交交渉の場とは違うのでございますので、ぜひそういう姿勢で対応していただきた...全文を見る
○林(保)委員 大蔵省の立場で専門的にごらんになって、今回の協定が何か支障があるとか、あるいはインドネシア、東南アジアはいろいろと条件があろうかと思いますが、なお特殊なところだということも私自身体験で承知いたしておりますので、その辺について。
○林(保)委員 もう一点だけ。国会で日本が批准いたしますと、インドネシアはこれですぐ発効する状態になるのでございましょうか、どうでしょうか。交渉に十年かかったのですから、発効までに五年かかるとか二年かかるとかいうことではないのだろうと思いますが、その点一点だけ。
○林(保)委員 終わります。ありがとうございました。
04月21日第96回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○林(保)委員 国際情勢一般の質疑でございますので、三点にしぼりましてお伺いしたいと思います。  その一つは、世界的にいろいろな問題が出ております中で欧州に対する日本の外交が大事なものになってきていると思います。そういう視点から、先般せっかくミッテラン・フランス大統領が参りまし...全文を見る
○林(保)委員 その科学技術の交流でございますが、向こう側から提案してきたもの、こちら側から出したもの、大変何か実りあるような感じで受けとっておりますが、具体的にどういうものがあったか明確にひとつお答えいただきたいと思います。
○林(保)委員 いまおっしゃった中で、たとえば日本海溝の共同調査あるいは開発ですか、いろいろ問題がある点もございましょうが、そういった提議に対しまして、日本側はどの範囲で受け入れられるようなお話をされたのでございましょうか。
○林(保)委員 報道によりますと、日仏間の文化交流について、こっちの鈴木総理が東京とパリに日仏文化会館を建設するよう提案した、このようなことが出ておりましたが、どういう提案をされたのでございましょうか。
○林(保)委員 その日仏文化会館、向こう側は何かセーヌ川河畔に建設してはどうかというような積極的な姿勢を示したなどありますが、大体どの程度の規模でどういう内容のものをやろうとしているのでございましょうか。事務的な検討の結果をひとつ御報告願います。
○林(保)委員 貿易摩擦の問題は後で具体的に承ることといたしますが、なお今度のベルサイユ・サミットを控えまして、ミッテランさんと総理の間あるいは大臣との間でお話があったやに聞いております。そこでは、日本を、何と言うんですか、被告席に立たせるようなことはせぬけれども、なお議題として...全文を見る
○林(保)委員 そのほかにアメリカの高金利の問題とかいろいろあったんだろうと思いますが、なおミッテランが来られていろいろな問題として出てきた中で、大変軍縮の問題についての見解がどうも日本の総理や皆さんのおっしゃる話と、それからミッテランの方はむしろ大変厳しく見ている、軍縮総会にも...全文を見る
○林(保)委員 そのようなやりとりがあったんだろうと思いますが、なおもう一つこの点で聞いておきたいのは、六月の軍縮特別総会が宣伝の場になるのは避けるべきだというような合意があったのか、あるいは一方的にどちらかが言ったのかと思いますが、どういう意味でございましょうか。
○林(保)委員 時間がありませんので、結論を急ぎたいと思うのでございますが、私はやはり今日のように世界情勢がこういうように複雑になってまいり、危機感も一面で高まるような情勢であるとすれば、欧州あるいはECとの外交関係をもう一度見直さなければならぬ時期に来ているのじゃないだろうか。...全文を見る
○林(保)委員 外交辞令だけかもしれませんけれども、いま大臣がおっしゃいましたようにミッテランさんも大変前向きに、世界経済の再活性化のために縮小でなく拡大でいこうじゃないか、競争でなく協力でいこうじゃないか、これは総理も言われておると思いますが、そういう方向が一つ出ていると思いま...全文を見る
○林(保)委員 ぜひそういう線で御努力いただきたいと思うのでございますが、一番生臭い問題としては、やはり日米間の経済摩擦があろうかと思います。言うならば、昨年、いわゆる劇的措置ということから始まりまして、選挙もあるということであれば、ことしの暮れがその時期でございましょうが、なお...全文を見る
○林(保)委員 新聞報道によりますと、その六項目というのは、ピーナツ、そば粉、柑橘類ジュースなどの関税引き下げ、二番目がピーナツ、パイナップルなどの輸入割り当て方法の改善、三番目がリンゴ、トマトなどジュースの輸入枠の拡大、四番目が牛肉の高価格部分の買いつけ拡大、五番目がリンゴジュ...全文を見る
○林(保)委員 これは外交サイドから見た場合と、それから実際にこれらの業者あるいは生産を担当している部門から見た場合とでは大変な差があるわけでございますが、局長の御感覚としては予定どおり五月七日というふうに新聞では出ておりますが、その辺で一応の日本側の向こう側を説得させられるよう...全文を見る
○林(保)委員 この問題に関連いたしまして、いろいろな国民の心配の中あるいは政府サイドあるいは各業界団体から出てまいりますもの、意見がいろいろ分かれて一口には言えないのでございますが、なおアメリカさんも何もやらないで——何もやらないとは言いませんけれども、かなりの経済政策の失敗あ...全文を見る
○林(保)委員 それと関連しまして、くどいようですがもう一つ。向こうはこうやってくれと言う。それでは日本側からこうやってくれというものは何か出しておられるのでしょうか、何も出していないのでしょうか。こういうことを問題にしておる人もおりますので承っておきたいと思います。
○林(保)委員 アメリカの高金利政策、そしてまたアメリカの産業構造そのほかからいって、もう日米間のあれだけの貿易のアンバランスはとても解消されるようなものではないという意見すらやはり専門家の間にはあると思います。そしてなお今日、アメリカがバターやクリームなど自由化義務免除の十三品...全文を見る
○林(保)委員 そのとおり賛成でございます。事務当局の皆さんは大変苦労しておられて、板挟みになっておられて大変だろうと思うのでございますが、言うところはしっかり言ってもらって、しかも、物事は詰めれば詰めるほど縮小してしまうので、縮小均衡になってしまうということでなくて、何とか開け...全文を見る
○林(保)委員 局長もごらんになられたと思いますが、過日、十八日でございましたか、新聞報道によりますと、大川氏がジュネーブ軍縮委員会議長を務める日本大使ということで出ておりまして、もう大変悲観的な、むしろそれが本当ではないだろうかと、言われることもまた、軍縮の性質から言うと当然だ...全文を見る
○林(保)委員 総理の新聞に出ております談話を見てみますと、この総会で軍縮問題を主張するに当たっては東西両陣営の軍事バランスを保ちつつ低いレベルに持っていく、こういうのを基本方針にして、軍縮による余力を第三世界に向けるべきだ、日本は援助をやる、こういうこと。さらには、日本は広島あ...全文を見る
○林(保)委員 大臣、ああいうことでございまして、これからやっても間に合うことは間に合いますけれども、なおやはり基本姿勢が非常に大事だと思います。先ほどお話しになったように、期待が大きければ大きいほど裏切られたような感じになる、あるいは努力すればするほど何かむなしさを感ずるという...全文を見る
○林(保)委員 わが党は中道四党一緒になりまして、国民の本当の声を伝えるべく、目下懸命に準備をいたしております。そういう姿勢でまいりたいと思いますし、大臣御指摘のようないろいろむずかしい点があると思いますが、やはりやる以上は両陣営でやってもらいませんと、本当の安定平和は来ないと思...全文を見る
04月21日第96回国会 衆議院 建設委員会 第11号
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○林(保)委員 ただいま議題となっております土地区画整理法の一部を改正する法律案について御質問申し上げるとともに、建設行政の中のいま大変関心を持たれております景気対策と、それから土地に対するこれからの方針を、最後に短時間で結構ですが、お時間を与えていただきたいと思います。  ま...全文を見る
○林(保)委員 いま地方住宅供給公社は全国どれくらい数がございますか。どんなところがやっておりますでしょうか。
○林(保)委員 お答えが重複するかと思いますけれども、私も知らないところがたくさんございますので率直に伺いたいのですが、なぜ五十万以下のところは供給公社は認めないのですか。
○林(保)委員 そういたしますと、全都道府県プラス九市で五十六社、こういうことでございますね。  続きまして、今回の場合、これに伴って地方住宅供給公社の施行する土地区画整理事業に関して所要の規定の整備を行う、この中で特徴的なもの、新しく取り入れたものは何かございますですか。従来...全文を見る
○林(保)委員 続いて第二番目の問題としまして、換地計画に関する専門的技術を有する者の養成、こういうことが一つの今回の柱になっていると思います。これについて先ほど来も質問がいろいろ出ていたと思うのでございますが、いわゆる区画整理士という名前でもう大体お考えは固めておられるのでござ...全文を見る
○林(保)委員 確かに専門的な知識が必要でございましょうし、換地計画そのほかいろいろと整理事業を実施するに当たりまして、円滑にやるためにはこういうものが必要だろう、こういう感じもいたしますが、従来どういう点がネックになっておったのでございましょうか。つまり、やる人がおらぬかった、...全文を見る
○林(保)委員 これはどういう畑から応募してくるというのでございましょうか。区画整理士になりたいという希望が出てくるのでございましょうか。
○林(保)委員 先ほど経験年数とおっしゃいましたが、大体どのくらい以上を適当といまお考えでしょうか。
○林(保)委員 それでこれらの人たちは、やはりこういうふうにいわゆる士の資格を得ると、やはり生業として世間に認められる、職業としても安定するということにならなければならぬと思いますが、まず第一点、大体どのぐらいの人数が要る、あるいは出てくる、このようにお考えになっておりますか。
○林(保)委員 いま昭和五十六年と言われましたか、六十年ですか。
○林(保)委員 これは、バックグラウンドを聞きたいのでございますが、なりたいという人がかなり大ぜいおるわけでございますか。それとも、やはりかなり無理して、仕事をよくするために、あるいは事業促進、円滑にやるためにということでおやりになるのでございましょうか、背景をちょっとお聞きした...全文を見る
○林(保)委員 そこで、先ほどもちょっと出ておったと思いますが、建設省が持っておる大ぜいの士の資格がございますが、それらとの調整の中でどういう位置づけが考えられるのでございましょうか、三十近く、二十幾つぐらいあると思いますが。
○林(保)委員 大体五十八年度から、こういうことでございますか。
○林(保)委員 続きまして、第三番目の督促手数料に関する規定の整備がございますが、賦課金、清算金などに関する督促手数料に関しまして、まあ時代が変わったから、こういう御説明を聞いてはおりますが、具体的にどのような決め方をこれからなさるのでございましょうか。     〔竹中委員長代...全文を見る
○林(保)委員 これは建設省令で出されるわけですね。それは金額明示でなくて、上限をこう、こういうことでおやりになるのでしょうか。
○林(保)委員 第四に、こういう三つの柱のほかに、要綱によりますと、「以上のほか、所要の規定の整備を行う」ということになっておりますが、その「以上のほか」というのはどういうものがあり、どういう点が重要でございましょう。
○林(保)委員 次いで、いわゆる土地区画整理事業に対する助成制度の概要について、現状をお聞きしておきたいと思います。いろいろ税制上の問題、補助金の問題などありますが、いまどうなっているかということを正確にひとつお答えいただきたいと思います。  まず、国庫補助についていまどうなっ...全文を見る
○林(保)委員 五十七年度から改めて加えられた助成措置もあるようでございますが、この法律とは特に関係なしに、これは既定方針どおりずっとやったということでございましょうか。
○林(保)委員 先ほど挙げられました国庫補助は、大体どのくらい使われておるのでございましょうか。施行主体が個人から公団に至るまでいろいろあるわけですから、この制度を利用しているかしていないかということになってまいりますと見方が分かれると思いますが、その辺のところを局長ひとつ率直に...全文を見る
○林(保)委員 私が聞きたかったのはそれでいいのでしょうかということでございましたが、局長は、実際に担当しておられる立場として、もっと多い方がいいと言うのですか。
○林(保)委員 そこで、問題点の方に移りまして、旧都市計画法時代を含めて、これまでに着手され、完成された区画整理事業の個所数と面積はそれぞれ幾らでございましょうか。また、現在施行中のものは幾らでございましょうか。こういう資料も一応ちょうだいしておりますが、局長の手元に正確な資料が...全文を見る
○林(保)委員 これもまた背景説明をちょっとしていただきたいのですが、石油ショックのときですか、かなり激減したデータが出ておりますね。そしてまたいまふえてきているという。どういう背景があるのでございましょうか。やはりきっちりと市街化をしていくためには事業がふえた方がいい、こういう...全文を見る
○林(保)委員 これらの施行主体はどういうふうになっておるのですか。その個所別、面積の仕分けがありましたら……。
○林(保)委員 今回の改正で供給公社が施行者に加えられましたが、ここではどの程度の個所と面積を当面期待しておられるのでございましょうか。また、現在事業に着手できるところがありますかどうか。あるとすればどういうところでございましょう。
○林(保)委員 先ほどからも質問があり、私もまたそうだと思って期待しているわけでございますが、近年六千ないし七千ヘクタール程度が毎年新しく着手されている。これからは建設省の姿勢あるいは地方の実情あるいはいろいろな条件が加わると思いますが、どのくらいのところまでいく、あるいはいける...全文を見る
○林(保)委員 細かいようですけれども、その場合に施行者別に、いまおっしゃったところからいきますと、どこを一番期待されるということでございますか。あるいは建設省はどれが望ましいと考えておられるのでございましょうか。
○林(保)委員 ちょっと逆になるかもしれませんけれども、いままでは住宅供給公社の場合はどういう方式でこれらに入っておった、組合で一緒にやっておったのでございますか。
○林(保)委員 また、くどいようですけれども、われわれあちこち見ておりまして、いわゆる公社事業が大変順調に、依然引き続いて事業規模を大きくしていっているというところもありますが、何か一つの限界に来ているというような問題があります。したがって、こういう新しい事業をつけ加えることによ...全文を見る
○林(保)委員 それから、区画整理事業でございますが、われわれ一般的によく聞きますのは、時間が余り長くかかり過ぎるという問題がございますが、大体どれくらいの時間をかけているのが多うございましょうか。平均値で結構でございます。
○林(保)委員 それらを短縮するには何か特別な手法がこれから考えられるのでございましょうか。やはり事業が複雑だからこれはやむを得ない、このようにお考えでしょうか。
○林(保)委員 やはり減歩率が高過ぎるという苦情がどこにもございますね。これは平均してどのくらいの減歩率になっておるのでございますか。
○林(保)委員 そうすると、無理のない減歩率というと大体三〇%だ、こういうことでございますね。事業がだんだんとむずかしいところへ進んでいけばいくほど減歩率は高くなると思いますが、そのように理解してよろしゅうございましょうか。
○林(保)委員 区画整理が完了したらすぐ宅地化ができたり、いろいろな施設ができるという期待が大きいわけですが、なかなかそれがいってないところがかなりございますね。大体全国的に見て未利用地の状況あるいはまたそういうところに対して何か、強制するわけにもいかぬでございましょうけれども、...全文を見る
○林(保)委員 時間がございませんので、局長、ありがとうございました。  関連質問に移さしてもらいます。  改めて大臣あるいは官房長にもお答えいただきたいのでございますが、今回の再開通常国会の冒頭になされました大臣の所信表明を読みまして、やはりねらっておられるのは景気回復とい...全文を見る
○林(保)委員 大臣、官房長はああいうふうに言っておられますが、七七%については、従来の実績の最高七五%でございましたか、最高の上をまだ乗せるわけですが、大臣の御決意がなければこういうものはなかなかできないと思いますが、大臣、これについてどのようにお考えになっていらっしゃいますで...全文を見る
○林(保)委員 いま建設業ばかりでなしによその企業も大変苦しい、それから世界的にもまた同じような状況が出ておりますが、建設業のいまの景気の実態を建設省はどのように御認識になっていらっしゃいますでしょうか。
○林(保)委員 確かに、台風が来たときは背をかがめるなどの工夫を皆さんやっておられるので、倒産件数もそれほど多くなっていないということなんでございましょうが、現実の営業活動がうまくいかないから困るんだということを、一人や二人でなくて大変大ぜいの方々から私ども陳情を受け、あるいはこ...全文を見る
○林(保)委員 そういった意味で、民間活力も出してこなきゃなりませんし、大臣もその中枢におられていろいろとお心を悩ましておられることであろうと拝察いたしますけれども、いま一番われわれが問題にしておりますのは、減税をやれと言ったけれども、これもなかなか約束されないで大蔵委員会の小委...全文を見る
○林(保)委員 こういうときでございますので、大臣のそういう手がたいお話もそれはそれで結構といたしまして、事務ベースでAケース、Bケース、Cケース、Dケースと恐らくやっておられると思います。二兆円出しますと何か成長率は一%アップぐらいいけるのだという報道もございますが、局長か官房...全文を見る
○林(保)委員 官房長、もう一つ、さっき質問しましたように、成長率といいますか、GNPに対する波及効果といいますか、あれはどのように見ておられますでしょうか。
○林(保)委員 大臣、そういう結果だそうでございまして、すでに御存じだと思いますが、勉強結果をどういうふうにこれから生かしていこうとされるのか。いま実際に地方あるいは業者そのものを当たってみますと、これは建設業ばかりでなくて大変な状況になっております。大臣の景気観を含めまして、下...全文を見る
○林(保)委員 土地政策問題が残りましたが、時間が来てしまいましたのでこれで終わりたいと思います。どうかひとつ機動的に、機能的に御努力されるよう希望いたしまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月27日第96回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○林(保)委員 北西太平洋における千九百八十二年の日本国のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書につきまして若干の質問を試みたいと思いますが、なお、新聞報道でもいろいろと出ておりますし、関係業界あるいは船員、海員の皆さんが大変心配している問題として、二十六日午後米国の日本政...全文を見る
○林(保)委員 重ねてでございますが、韓国や西ドイツ、台湾など他の漁業国に対しましては二五%の割り当てをする、なのに日本は、こういう問題が一つあると思います。先ほど長官のおっしゃったような、向こう側の希望している洋上買い付け四十万トンでございますか、これを果たしてやれるのかどうか...全文を見る
○林(保)委員 海洋国でありますにもかかわりませず、日本はだんだん締めつけられてくるというような実感を禁じ得ないわけでございます。年々歳々この委員会で日ソの問題そのほか取り上げましても、広がることはない。やっと今度がサケ・マスが現状だった、こういうことでございますが、水産庁長官、...全文を見る
○林(保)委員 ぜひがんばっていただきたいと思いますが、いまも玉沢政務次官おっしゃったように外交努力が必要だ。そしてまた、新聞紙上では貿易摩擦の嫌がらせだ、こういうことも実は報道されております。  外務大臣にお聞きしたいのでございますが、大臣は先方のこういった漁獲割り当てについ...全文を見る
○林(保)委員 関係者の憂慮ばかりでなく、いま大臣おっしゃったようにまさに実情に即していないという、こういう認識をわれわれ日本国民はみんな持っていると思います。そういう点を踏まえられまして、ひとつしっかり外交御努力をお願いしたい、このことを特に申し上げておきたいと思います。私ども...全文を見る
○林(保)委員 外務省からの資料によりますと、魚種別漁獲量尾数で、ソ連側提案はベニが百十万、そして妥結が百十万、それからシロは四百五十万が減って四百二十万、ギンは百二十万が同じで百二十万尾でございます。それから漁業協力費は、ソ連側提案が四千七百万ルーブルの二七%で約三十九億円、こ...全文を見る
○林(保)委員 今回の漁業交渉で日本の監視船三隻にそれぞれソ連のオブザーバー一人が乗る、これが特徴的である、こう言われております。そしてまた、五十五年は違反船が二十隻、五十六年が二十七隻、これはどうしてこういう違反が出るんだろうか、こういう問題もございます。水産庁の指導監督の問題...全文を見る
○林(保)委員 これはやはり資料として出していただきたいと思います。大事なポイントを審議しておりますのにそういうものがないとどうにもならないと思います。したがいまして、オブザーバーを乗っけるというそのところだけ、作業議事録膨大なものでございましょうからそこだけでも結構ですから後で...全文を見る
○林(保)委員 こういう違反の取り締まり、監督と同時にまたやはり海上の安全という立場があると思います。これは海上保安庁きょう来ておられますから一言で結構ですが、何隻ぐらい北の方へ船を出されて、現在どういう状況にあるか、危ないのか危なくないのか、その辺のところを一言。
○林(保)委員 三十六隻で二十五隻救助したというと、あとはどうしたのでございますか、その点一つだけ。
○林(保)委員 どうかひとつ大事な海域でもございますし、わが大事な資源でもございますので、それ相応の対処をぜひお願い申し上げまして、これをもって終わります。ありがとうございました。
○林(保)委員 午前に引き続きまして御苦労さまでございます。国際情勢の審査でございますので、当面際立った問題二、三を取り上げまして、ひとつお伺いしたいと思います。  その一つは、これは民間ベースでやったのだから政府は関係ないよ、こう言われれば別でございますが、なお過日、二十日か...全文を見る
○林(保)委員 そこで、いま申し上げました共同コミュニケの中にあります「ただちにテーブルにつき、」こういうことは政府としてはどのようにお考えでございましょうか。
○林(保)委員 いまの局長の御答弁ですが、実は私もそういうことで全日程詰めていたわけじゃございませんので何とも言えませんが、世界平和と軍縮の第一分科会、政治外交の発展についての第二分科会、それから経済協力・通商貿易拡大についての第三分科会、学術・教育・芸術交流の発展についての第四...全文を見る
○林(保)委員 私も実はここの議論の場に入りまして、いろいろな問題が出ておりましたので、国益という問題からいきますと領土問題が入っているのじゃないか、こういうふうにも理解をいたしますが、それはそれといたしまして、一昨年の十一月の第二回円卓会議にも党を代表して行ってきたわけですが、...全文を見る
○林(保)委員 内容はともかくとして、日本側から信頼醸成、強化ということになりますと、結構ですと外交上日本は言える立場にあるのですか、ないのでしょうか。
○林(保)委員 次に善隣協力条約でございますが、第二分科会の席上、善隣協力条約が重ねて提議になっておりましたので、一昨年と同じように、善隣協力条約の内容はともかく、その言葉自体からいきますと日本は大変受け入れがとうございます、なぜならば、アフガニスタンへソ連が出た、進駐した、軍事...全文を見る
○林(保)委員 これは政府が発表したと思うのですが、この間の第二分科会では、ソ連の一代表は日本政府が勝手に発表したんだと善隣協力条約のことを申しておりまして、それは違うという反論が出たことも事実でございます。  それからなお、日本側が同時にグロムイコさんに提示いたしました日ソ平...全文を見る
○林(保)委員 それ以後押された事実はあるのですか、日本案を検討してくれとか。
○林(保)委員 と申しますのも、七八年からまだ日が浅いといえば浅いし深いといえば深うございますが、やはり向こう側も受け入れられるような案でなければならない、こう素人考えで思うわけです。そうなりますと、押すと同時にいろいろな詰めをやってもらわないことには、いつまでもどうも事ソ連に関...全文を見る
○林(保)委員 それから先ほども国家間の基礎を、原則をということでございましたが、今回もソ連側の基調報告によりますと、そういう条約ができないのだから政治原則の確立をということでございまして、第一回、第二回の円卓会議も同じような結論を得ていると思いますが、この政治原則の確立について...全文を見る
○林(保)委員 時間がありませんので、急いで次の問題に移ります。  過日の開会総会におきますグジェンコ会長の基調報告の中に、核兵器の生産と入手を拒否し自国領土内にそれを持たない国に対して核兵器を使用しないという特別な協定の締結問題に関して日本と意見の交換を行うソ連の用意がある、...全文を見る
○林(保)委員 やはり信頼醸成措置そのほかいろいろ聞いておりますと、北方領土の返還が国民のソ連に対する唯一の本当の願いであるような焦点になってまいりました。ソ連側は過日も解決済みとあっさり言っておりましたが、外交上は、一月の事務レベル協議の柳谷審議官との応酬もここに持っております...全文を見る
○林(保)委員 この間の事務レベル協議の約束では、高級レベルの協議ですか、これが外相会談を意味するのかどうかという問題もございますが、いつごろそれをやる予定でございましょうか。
○林(保)委員 申し上げるまでもございません。国民の世論からいきますと、ソ連との関係は大変不毛である、こういう情勢だと思います。そして政府間がこういう状態であれば一体どうなるのだろうというのもまた国民の非常に大きな心配でございます。私ども野党の立場ながら議会制民主主義の立場から、...全文を見る
○林(保)委員 ぜひ、政府間でひとつしっかり対応していただきたいと思います。  最後ですが、きょうは韓国に対する援助の問題がいろいろ出ております。実は、私ども民社党では、民韓党の代表を大挙こちらへ招きまして、新しい韓国の建設について、経済問題を含めての話し合いをきのうから始めて...全文を見る
○林(保)委員 交渉事でございますので、これはやはりしっかり対応していただきたいと思います。大臣がおっしゃられましたように、新しい展望をつけ加えての解決に持っていっていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
05月12日第96回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○林(保)委員 議題となっております原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とオーストラリア政府との間の協定に関しまして、若干の質問をいたします。  宮澤官房長官、せっかく外務大臣代理としておいででございましてぜひひとつ伺っておきたいのでございますが、いろいろと問題があ...全文を見る
○林(保)委員 きわめて大事なことだと言われるその言葉の裏を返すようでございますけれども、これからのエネルギー政策の中でやはりメーンの位置といいますか、あるいは並列といいますか、どの辺の程度の御判断をしておられますか、その辺をしっかり承っておきたいと思います。国民のコンセンサスを...全文を見る
○林(保)委員 続きまして事務的にお聞きしたいのでございますが、本協定の締結の背景とそしてこれによる効果といいますか、どのように評価しておられますか。
○林(保)委員 協定の締結の原因として、あれはたしか七七年五月だと思いますが、フレーザー総理の豪州の核拡散防止政策というものが出ておりますが、これが本協定の中でどのように生かされたか、この点の御説明を願います。
○林(保)委員 それで、もう一つあらかじめ聞いておきたいのでございますが、前協定と今協定の相違はどういう点にございますか、それの評価について御判断をお聞かせ願います。
○林(保)委員 いまの御説明ですと、不拡散について大変厳しい規定が盛り込まれたということに解釈いたしますが、これらについて、実際に担当される科学技術庁と資源エネルギー庁の専門の皆さんがどのように評価されているか、御説明願います。
○林(保)委員 通産省の方にはもう一度聞きますが、官房長官何か御退席だそうで、ちょっと最後に聞こうと思っていたことをひとつ聞かしていただきたいのです。  それは一つは、昨年の七月十六日にレーガンさんが核不拡散及び原子力の平和利用協力について声明を出しておられます。これに対するわ...全文を見る
○林(保)委員 それじゃ新聞は誤報でしょうかね、米国側はイギリスと日本に申し入れたという既定の事実として報道されておりますが。  ちょっと待ってください。委員長、抗議申し上げたいと思いますが、私は大臣が私の質問時間中おられるものとばかり思いまして、大事な質問を、時間を八十分を五...全文を見る
○林(保)委員 この時間があくということだったわけですか。
○林(保)委員 ああ、そうなんですか。
○林(保)委員 大事なお仕事でございましょうから、それはそれで私も了承いたしますが……。
○林(保)委員 事前にそのことを聞かせていただいておけば、私のやり方もあったのでございますが……。
○林(保)委員 十分前に出られるということでございますので、官房長官結構でございます。ありがとうございました。
○林(保)委員 ひとつその件を御説明いただきたいと思うのです。アメリカからそういう申し入れが来ているという報道がございますね。
○林(保)委員 これについて、技術庁はどのように評価しておられるのでございましょうか。先にこちらの質問を片づけてしまって移りたいと思います。
○林(保)委員 その評価は、科学技術庁はどういうふうにしておられますか。いいことであるのでしょうか。事情としては、日本の技術を高く評価して向こうが来ようとしておるのか、それとも、何かほかの目的がある、このように考えたらいいのか。その辺のところをはっきりひとつ御説明願いたい。
○林(保)委員 先ほど通産省の方でございますか、レンジャー・ウラン鉱山のためには早くやらなければいかぬし、いいことだ、こういうことが主としてのお話のように聞けましたが、私、聞いておりますのは、確かにそれは大事なことだろうと思います。しかしなお、産業政策上、エネルギー政策上と言って...全文を見る
○林(保)委員 即物的な問題の評価でございまして、私、聞いておりましたのは、協定の内容がどのようにほかとの関係あるいは将来の関係においてなるかというこういう質問であったわけでございますが、専門の外務省にその辺をしっかりひとつ御答弁いただきたい。
○林(保)委員 プログラムアプローチについて、定義とそれから内容について御説明いただきます。
○林(保)委員 そういう新しいいろいろな手法もあり、また規制も強化され、平和利用に限定されるということもまた内外にはっきりさせるような協定であるということを評価するといたしまして、交渉がちょっと長過ぎたように思いますが、この理由はどういうことからであったのでございましょうか。
○林(保)委員 次いで、豪州と日本ばかりでなしに、よその国との原子力協定も諦結されておりますが、その諦結されておる状況とどことどこの国がどういうふうになっているかということ。それから、それらの協定と一番新しい日豪協定とどういう違いがあるのか。先ほどおっしゃったように一年半の空白、...全文を見る
○林(保)委員 それともう一つ、豪州と日本以外の国との状況、それをひとつお願いいたします。
○林(保)委員 そういうことでございますと、プログラムアプローチを取り入れている国は、お互いの信頼がなければできないというのが一言言えるかと思います。その辺で、日本の評価もよその国との比較において初めて出てくるのだろうと思います。それじゃ、なぜいま言われた国以外のところはそういう...全文を見る
○林(保)委員 協定に関してもう一点。なぜ三十年間としたかという有効期限の問題でございます。
○林(保)委員 続いて、わが国のウランの調達の状況と核燃料サイクルについて承りたいのでございますが、これは資源エネルギー庁が適当かと思いますが、ウランの調達先、国別にどのぐらいになっておるか、しっかりと御説明願いたい。
○林(保)委員 その中で豪州産のウランの輸入の割合と、それから、先ほど来出ておりますレンジャー鉱山が大変大きな役割りをこれから果たすようでございますが、日本側がどういうふうに出資して、どういう国へどのぐらいレンジャー鉱山から輸出する予定なのか、生産開始はいつごろになるのか、その辺...全文を見る
○林(保)委員 それで本協定の発効が一つの条件になっておるようでございますが、いつごろから日本は入ることを期待しておるのでございましょうか。
○林(保)委員 そういたしますと、何といいますか、協定の批准とレンジャー鉱山からの鉱石の入手とが大変大きな取引になっておるようでございますね。先ほど来いろいろ条約のいいところ、さらには問題点などの御指摘がございましたけれども、豪州側としてはよほど強く日本側に首相声明の内容を押しつ...全文を見る
○林(保)委員 過般来、三省の御説明を要約いたしますと、これを基礎にして何か日米、日加の原子力協定の見直しをやりたいといいますか、やるという決意でございますか、あるようでございますが、この辺はまず外務省はどのようにお考えになっておられますか。
○林(保)委員 これらの点について、それじゃ科学技術庁だけで結構ですが、日米、日加の問題をどのようにお考えになっておりますか。
○林(保)委員 そういった中で、この国際原子力機関、IAEAの役割りというのは非常に大きくならざるを得ないと思いますけれども、なお、最近の国際情勢から見まして、果たして十分にこの保障措置ができているのだろうかということもございますが、外務省、この機関の役割りと今日までの実績につい...全文を見る
○林(保)委員 官房長官が帰られましたから、最後に一つ。  そういうふうにNPTに入っているところはちゃんと査察の対象になって、わりときっちりいける体制ができておりますね。不拡散条約を私どもが批准いたしますときにもいろいろな議論があったことは、官房長官御承知のとおりでございます...全文を見る
○林(保)委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
05月14日第96回国会 衆議院 建設委員会 第13号
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○林(保)委員 治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして質問いたしたいと思います。  言うまでもなく、昔から治山治水は政治の要諦と言われるほど大事な問題で、鋭意第五期までの計画をもって進められたことは、それはそれといたしまして、今日新たな時代を迎えまして周りを...全文を見る
○林(保)委員 この種事業は、もう大臣に申し上げるまでもなく、この法律の場合は建設省と農林水産省が生殺与奪の権を握っておって、地方の方はそういうところの意向がなければ動けないという補助金の制度上の問題もございますだけに、よけいそういうことをお願いしたわけでございます。きょうはまた...全文を見る
○林(保)委員 そういう希望を持っておりますが、どうかひとつ新計画の発足に当たりましては、改めて見直すという形で全国のバランスをごらんになられましたり、そういう効果的な投資というような視点でぜひ見ていただきたい、このことを御要望いたします。  続きまして、事務局の方へお尋ねを次...全文を見る
○林(保)委員 さて、この事業の一、二、三、四の重点の中で、わかりやすく岡山ではどことどこの河川が、どのプロジェクトがこれに当たるだろうか、一部推測で結構でございますから、ひとつ具体的に出していただきたいと思います。
○林(保)委員 さっきのお話に、一の項目で吉井川ほか八つと、都市河川の足守川、吉岡川、中川、砂川のほかに小規模のが二とか四とかいう数字がありましたが、どういうところでございますか。ちょっとついでに御説明いただきたいと思います。
○林(保)委員 ありがとうございました。大体私どもが考えておりますところ以上にいろいろと御配慮いただいているような感じもいたしまして、ほとんど網羅されているのだろうと思いますが、問題は内容でございますので、その点は後でちょっと質問させていただきたいと思いますが、まずこの五カ年計画...全文を見る
○林(保)委員 ことしはまた今度の第六次五カ年計画の初年度に当たるわけですけれども、約一千億円くらいの計画のずれがあると思います。来年度も、財政事情が厳しゅうございますので、ここらあたり大臣にどうやるのだということを聞きたいのでございますが、事務的にはどのように御判断なさっておら...全文を見る
○林(保)委員 毎度申し上げておりますように、国土の開発あるいは発展のためにも、やはりどうしてもこういう事業を推進していただかなければならぬ。これは行革とは全く関係のない話でございまして、むしろ行革というのはこういうもののためにやるのだということで、ぜひひとつこれからもがんばって...全文を見る
○林(保)委員 このほかに高梁川では例の柳井原堰の問題もございますが、あれはいまどういう段階で建設省が調整され、御決意されておられますでしょうか。
○林(保)委員 できるだけ早くという意味は、今年度の上期ぐらいにはもう結論を出せるのでございますか、それとも年度内ぐらいまでかかるのでしょうか。
○林(保)委員 もう一本、足守川の問題について聞きたいのでございますが、かなり下の方では水が出たりして、これは足守川そのものではなくて、よそからの水もあるのだと思いますが、水害が出ておるというような感じの状況が出ております。その中で特に前川の治水対策でございますけれども、地元も長...全文を見る
○林(保)委員 実際に地元に住んでいる人の要望が強うございますので、県が意思決定いたしましたら、ぜひこの点、御要望申し上げておきたいと思うのでございます。  それらと関連いたしまして、大臣にも先ほど申し上げましたように、私どもがきょろきょろっと百八十号線の前後を見ましても、そう...全文を見る
○林(保)委員 そこで、県や市は一生懸命やると思いますが、なお地元として何かやることがありますでしょうか。陳情さえすればいいというだけのものでもないと思うのですが、建設省がやる以上はこういう協力はしろということを、あえてひとつ何かあれば率直に言うていただきませんと、よくなることで...全文を見る
○林(保)委員 続きまして、治山の方の五カ年計画について一先ほどと同じように今度の重点と予算規模、これについてひとつ長官から御説明をお願いいたします。
○林(保)委員 あと、同じようにこの三つの重点の中でわかりやすく、岡山の場合はどういう事業を取り上げているのか、また、これから取り上げていくのかという点をひとつ御説明いただきたいと思います。
○林(保)委員 いまおっしゃった一の場合の総合的な治山対策で、玉野と総社が挙がる理由というのはどういう理由からこれはきているのでございますか。
○林(保)委員 ちょっと細かいことを伺いますが、これらは地元からの要望か何かはもうすでに出ておりますか、まだ出ておりませんか。
○林(保)委員 二、三関連いたしまして、具体的な問題をもう少し聞かしていただきたいと思うのでございますが、河川上流の森林整備及び治山事業はやはりどうしてもやらなければならぬ。高梁川の場合、いまおっしゃったようにはんらん常襲地帯の解消のためにやるということでございますが、これはどう...全文を見る
○林(保)委員 次にまいりまして、山地災害危険地調査を詳細に実施されたと聞いております。その結果、先ほどもおっしゃったように岡山は風化花山岡岩が多うございますが、一体調査の結果として岡山ではどういう結論が出ておりますか、御説明願いたいと思います。
○林(保)委員 具体的に言いますと、三つ四つでいいですが、どの辺なんでございましょうか。お手元にあれば大きいところ、小さいところでもいいですが、具体的に御説明いただきたいと思います。あるいは河川の中でどの辺のところが危ないか。
○林(保)委員 じゃ後で資料を出していただきたいと思います。  これに関します対策として、全部早くやっていただきたいのですが、大体いつごろをめどにいたしまして、今度の五カ年計画もこれを目標にしておやりになるんだと思いますが、今度の五カ年計画では改修はどのぐらいいけるようにお考え...全文を見る
○林(保)委員 じゃしっかりお願いいたします。  それからまた、山地の荒廃で目に見えてどうしても、やはりこれは「国民・住民の心の問題」とも関連するかもしれませんけれども、松くい虫の被害がやはり治山、これは治水にも影響するんだと思いますが、岡山の場合は特に全国一の実績を過去かなり...全文を見る
○林(保)委員 その事業の中に、岡山が六番目で九万五千立方メートルですか、となっておりまして、一番がたしか茨城だったと思います。これは岡山が減ったというのではなくて、よそがふえたというだけであって、松くい虫の状況は見る目からは余り変わっていないと思います。今度やられる治山事業の中...全文を見る
○林(保)委員 この点は何も岡山だけということではなくて、ぜひひとつ積極的に推進されるよう、特に要望しておきたいと思います。  いま何かほかの木を植えるというような話もいろいろあるように聞きますけれども、なお風化花山岡岩の中で冬も緑を確保できるのは松以外にございませんし、それは...全文を見る
○林(保)委員 先ほども申し上げましたように、まさに松も心の問題だし、火事なんかよけい心の問題でありまして、先ほど来同僚委員の皆さんも森林資源の大事なことを言っておられました。その辺を踏まえてしっかりやってもらわなければいけませんが、なおもう一つ、例のマツタケでございますが、これ...全文を見る
○林(保)委員 それで去年が三千八百万ですか、五十六年度の事業費の見込みです。それで、ことしがどれくらいの事業費を見込んでおられるのか、それからそういうのを事業としてやる場合に、林野庁では最低どれくらいの規模から見ておられるのか、半額補助と聞きましたがそうなのかどうか、その辺のと...全文を見る
○林(保)委員 一千万円と約四千万円というのは、その事業の規模で決めるのですか。どのくらいの面積になるのでございましょうか。
○林(保)委員 当然これらは何らかの形で、農協便りとか森林組合便りで十分あれされているのでございましょうが、どういうところでPRをされているのでしょうか。私はこの話を聞いてからずいぶん調べましたけれども、余り聞いたことがないというか、全然聞いたことがないというところが多いのでござ...全文を見る
○林(保)委員 ぜひ山を大事にする、緑を大事にする、川を大事にするということでやっていかなければならぬと思いますが、過去の治水事業五カ年計画、それから治山事業五カ年計画を見ますと、進捗率において治山事業の方が大きい。しかし事業費に対する達成率というのは建設省の治水事業が有利といい...全文を見る
○林(保)委員 大事な仕事ですので、ぜひがんばっていただきたいと思います。  最後になりましたが、政務次官にひとつ。新五カ年計画で中小河川、都市河川、四つの重点を置いてやっておられるわけでございますが、これを前五カ年計画の達成率、進捗率、そういうものと比べまして、この五カ年計画...全文を見る
○林(保)委員 中小河川など整備率が悪うございますので、よほどがんばらなければならぬと思います。そういうことで、冒頭大臣にもお願いしておきましたけれども、何か人畜の害もなくて、はしにも棒にもかからぬということであったのかもしれませんが、なおそういう問題が常襲的に出ておりますので、...全文を見る
05月27日第96回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○林(保)委員 総理、外務大臣、御苦労さまでございます。  国際情勢が大変厳しいと申しますか、きな臭くなっております。と同時に、また何とか手がかりをつかんで大きなことのないよう、大事に至らないようにという配慮も国民あるいは国としてやっている時期でございます。したがいまして、まず...全文を見る
○林(保)委員 いまおっしゃいましたように、核を持ってないから訴えるだけだ、これは一つ私どもも理解できるわけでございます。それじゃ質問の順番を変えまして先へやらしていただきます。  ところが、国民から見ますと、軍縮、軍縮というのだけれども、いまの政府の姿勢では軍縮の要求が実にな...全文を見る
○林(保)委員 総理、それはそのとおりだと思うのです。私たちは裸で自分の安全を守れるとは一億一千万人のだれも思っていないと思います。しかし日本の国内事情とそれから外に対する、総理が先ほど来言っておられる強く訴えるということに対する説得力、実効のあるような、効果のあるものにしていた...全文を見る
○林(保)委員 私も国民を代表する一人として、はっきりと大臣の軍縮に対する強い訴えの効果という点について意見が違うということを私は申し上げたいと思います。と同時に、こういうふうな立場にならなければならなかった日本というのは悲しいな、私はこのようなことも思います。みずから今日までや...全文を見る
○林(保)委員 総理、そうしますと、状況がよくなればというか、来年ぐらいはまたもとへ戻るというふうに理解してよろしいのでございましょうか、その点はどうなんでしょうか。
○林(保)委員 私は、その交渉がむずかしいという判断で、この前も櫻内大臣にいろいろと申し上げてえらい恐縮をしておりますけれども、なおそういう問題があることを総理もう一度ひとつ御念頭に置かれまして、国民は本当に心配しておるのです、この点につきまして十分な対応を。  私はソ連の圧力...全文を見る
○林(保)委員 私は、当面そういう総理の姿勢で結構だ、このようにはっきり申し上げたいと思いますが、なお国民の立場からはっきり申し上げますと、御承知のように分担金だけは大変日本は多く、米、ソ、日本の順でございますか、そしてフランス、西独があって、それらが全体で六〇%ぐらいの分担金を...全文を見る
○林(保)委員 総理、一言だけ。いまの外務大臣の御答弁で、それはそれなりに評価していいのでございますが、総理としては敵国条項についてどのようにお考えになり、これをどうしようとされるのか、国民の前にひとつはっきり本音をお示しいただきたいと思います。
○林(保)委員 ありがとうございました。これは国民の悲願でございますので、ぜひその改定の努力、最善の努力をひとつやっていただきたい。もう戦後もはるけくなってまいりましてなおあるということは、これはやはり軍縮に本当に取り組めるかどうかという問題の大きな一つになっていると私は思います...全文を見る
06月02日第96回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○林(保)委員 本日議題となっておりますいわゆる軍縮三条約及び一法律案につきまして御質問し、またその背景について国連総会へ御出席される大臣に少し御注文もつけておきたい、このように考えております。  まず三条約でございますが、生物兵器の禁止に関する条約については直ちにこのように条...全文を見る
○林(保)委員 事務的にはそういう説明がつくかと思いますが、それはそれといたしまして、今回は生物兵器の禁止に関する条約に伴う法律をやるわけでございますが、そこで私は二つ問題があると思うのです。  先ほど来御質問も出たかと思いますが、昭和四十七年四月十日にロンドン、モスクワ及びワ...全文を見る
○林(保)委員 まさにそういうものこそきっちりと外務省が情報予算でもとって、国連総会に向けてどうやるのだというぐらいのところをひとつやってもらいたいという御要望をはっきりと私申し上げておきたいと思います。  それ以上に私は、戦後三十七年間、平和憲法のもとに武力を持たないというよ...全文を見る
○林(保)委員 私が説明を受けておりますのは文部省、科学技術庁、農水産省、通産省、厚生省などでございますが、これには間違いございませんか。
○林(保)委員 事務的な説明でそうなっておりますが、なぜ防衛庁が入らないのかという問題が一つあると思いますが、これはいかがですか。それと法務省も同じだと思います。外務省も同じだと思います。
○林(保)委員 大臣、お聞きのように、私はここまで未熟なものとはただいままで知りませんでした。主務官庁はどこだというのもちゃんと決まって、こういうことで報告はどうやるということがコンセンサスができて、要綱もつくってぴっちりおやりになることで法律を私は国会に出されたと思います。なぜ...全文を見る
○林(保)委員 大臣率直にお答えになりましたけれども、先日もまた私この委員会で申し上げたと思うのでございますが、南極の動物相、生物相に関するあの問題も、どこがやるのだということを突き詰めていきますと、いろいろと皆さん率直に言って逃げちゃうのでしょうかね。それで外務省へ来たというよ...全文を見る
○林(保)委員 私は、国連総会があるからこうだということで、それはそれなりにという大臣のあれもございますけれども、なおこういうものがきっちりしないで法律を通すということは本当にどうかなという感じがいたすのでございます。各省庁の討議の中で一体どれぐらい国内的な影響力が出てどうなるか...全文を見る
○林(保)委員 もう少し参加国のメンバーを教えていただきたいのです。ソ連はどなたか、中国はどなたか、インドはどなたか、カナダはどなたかとか、十カ国くらいと期待したのですが、わかっている範囲内で結構です、まだ決めてないところはそれで結構ですから、外務省の大変すぐれた情報網で集められ...全文を見る
○林(保)委員 先ほど出ておりました議題の中でいろいろあるわけでございますが、軍縮十年の実施及び各国提案の検討というのがイ、ロ、ハ、ニのところへ出ております。これについては私は進んでいるどころか、むしろ逆に軍縮ではなくなっているという判断をしておりますが、外務省はどのような軍縮十...全文を見る
○林(保)委員 そこで、過日、二十九日に鈴木総理が内閣記者団と会見いたしまして、軍縮へ向けての新平和三原則を持っていくということが報道されておりますが、これについてどういうふうな内容かというのを事務当局御説明いただきたいと思います。
○林(保)委員 いまお話しになった第三点の問題でございますが、国連の平和維持機能を強化する、そうしなければ国内で幾ら陳情あるいは署名運動をいたしてニューヨークに押しかけましても一向に空鉄砲に終わってしまう、こういう危惧を禁じ得ないわけでございます。  そこで、私は、そういう国民...全文を見る
○林(保)委員 それからまた、いろいろな問題がございますけれども、事実調査すらできないような国連にいまなっているということも問題だろうと思います。もちろん調査ができないわけですから、紛争の調停そのほかできやしませんね。これじゃ幾ら国連、国連と言ってわれわれが一億一千万総立ちで軍縮...全文を見る
○林(保)委員 ぜひひとつ、総理の御演説の中にもまた外務大臣がスピーチされておる中でも、やはり根本の問題であって、本当にいま日本ばかりではなくて世界の皆さんが戦争の心配をしておるわけでございますから、そういうことのないようにやるためにはこういう機関でなければならぬのだ、同時にまた...全文を見る
07月07日第96回国会 衆議院 外務委員会 第21号
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○林(保)委員 第二回国連軍縮総会を初めとして六月の大変大きな外交日程をこなされまして、本当に、大臣、御苦労さまでございました。  先般お出かけになる前にも鈴木総理並びに大臣に対しまして、国民が非常に心配している、こういうことで、まず国連につきまして敵国条項の問題から、それから...全文を見る
○林(保)委員 いま局長がおっしゃいましたように、いろいろな細部の問題はあろうかと思います。しかし、なお、日本の訴えがどのような手ごたえがあったのか、そしてまたそれにどのように国際的に取り組んでいくか、こういった点で前回と今回と、大臣、どのようなお感じの御成果を得られておりますか...全文を見る
○林(保)委員 あと少し事務的に承りたいのでございますが、大臣がおっしゃいましたように、本当にむずかしい条件はいろいろあると私は思います。そして新聞報道によりますと、例の前回も非常に大きな期待を持たれました包括的軍縮計画、CPDですか、あの合意についていろいろな形で東西のグループ...全文を見る
○林(保)委員 御指摘のような問題がいろいろあってむずかしいだろうとそれは思います。しかし、なお、八千万の署名を持って、あれだけのエネルギーを使って皆さんが平和を願い、核軍縮を願い、言っておる立場からいいますと、何だ、こんな総会であったのかと言われかねないような情勢が今日心配され...全文を見る
○林(保)委員 総理は国連軍縮総会の演説の中で三つの軍縮のための平和原則というようなものを御提起なさっておられます。この中で、いわゆる軍事面についての問題提起の中で一番大きかったのは、ソ連が最初提案したからこれについていろいろなお考えがこの委員会でも出ておったやに伺いますが、先ほ...全文を見る
○林(保)委員 これは大臣にお伺いしたいのでございますが、これまで国連総会に行かれる前に、そのほかの議論を通じまして核の先制不使用については批判的な御意向を、総理と言ったらいいんですか大臣と言ったらいいんですか、しておられたと思います。その理由として、日本は核の傘で安全を守ってお...全文を見る
○林(保)委員 それはちょっとおかしいんじゃないでしょうかね。さっき大臣も先制不使用という言葉を現に使われました。それで私はこれをあえて新しい言葉だ、新聞にも出ておる、こういうことでやりましたので、事務局はやはり大臣の意向を酌まれてその辺のところをきっちりととらえて対処していただ...全文を見る
○林(保)委員 完全にすっきりはいたしませんけれども、大臣の政治的な御意思はよくわかりました。また、局長がああいう事務的なお話をなさいます背景も私も実はよくわかるのでございます。そこらをきっちり詰められまして、目的は決して言葉ではなくて実際どうするか、こういうことでございますので...全文を見る
08月20日第96回国会 衆議院 外務委員会 第25号
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○林(保)委員 櫻内大臣、御苦労さまでございます。大変内外ともに厳しい情勢の中で、本国会もこれで終わりでございますが、短時間の中で、いろいろ懸案の問題、承りたい点があるのでございますが、しぼりまして三、四点率直にお伺いさせていただきたいと思います。  言うまでもなく国際化の時代...全文を見る
○林(保)委員 大臣、こういう実態では、それはもう問題の解決は一向これからもでき得ないと私は思います。最後に結論として御提言申し上げたいこともございますけれども、アジア局長、一度も文部省から教科書の記述については相談がなかったというのは事実ですか。それではこういう問題が起こるのは...全文を見る
○林(保)委員 大臣、お聞きのとおりでございます。これは、政治問題といいますか、内閣の責任としても私は大変重大な間違いであったと思うのでございますが、これらを大臣これからどのように是正されていかれる御方針なのか。これからも、検定制度要らぬと言う人もおれば、やはりこれはむしろ強めな...全文を見る
○林(保)委員 ぜひそのようにお願いいたしたいと思います。  外に対しては、日本に対する記述が間違っておるとかということでかなり、外交ルートを通じてか、あるいはプライベートなルートか知りませんけれども注文をつけておる、しかし内については何もつけていないということであれば、やはり...全文を見る
○林(保)委員 そうすると、まだ打開のめどはつかないということでございましょうかね。  アジア局長にお伺いしたいのでございますが、外交ルートを通じまして小川文部大臣の訪中は、これははっきりと新聞報道のとおり断られたのでございますね。そしてまた、鈴木総理が九月下旬の訪問になってお...全文を見る
○林(保)委員 一国の代表の総理でございますので、向こうから招請状が来ているというだけでは済まぬ問題だと思いますが、こちらから行くという意思表示をし、向こうがアクセプトをすでにしているものだと私どもは一応理解しておりますが、いかがでしょうか。
○林(保)委員 この問題についてはいろいろ承りたいのでございますが、解決の方法として、新聞報道そのほか私どももお役所と接触いたしまして、たとえば中国の場合は日中共同声明をもう一遍出し直しするんだ、こういうような話も聞きましたし、また、総理大臣の声明そのほかでぴちっとやるんだ。いず...全文を見る
○林(保)委員 ぜひ御期待申し上げたいと思いますし、また先ほど申し上げました日本国内の問題について外務省がつんぼ桟敷に置かれて検定が進められるというようなことのないように強く御要望申し上げておきたいと思います。  次に移ります。言うまでもなく日本にとってアジアは大変大事でござい...全文を見る
○林(保)委員 非常に大事な時期でございますので、外への対応をしっかりしていただきたいと思いますし、また国内での問題もそれなりに対応していただきませんと、たとえば靖国神社の参拝の問題、公人か私人かというようなこういう報道が実は出ております。国論が定まっていない。そういう段階で、い...全文を見る
○林(保)委員 いろいろと見解が分かれるところでございますけれども、やはりその基礎となっておりますのが昨年五月の日米共同声明であることは言うまでもありません。その中に防衛力の増強とそれからまたシーレーンの安全確保の問題、これがあろうかと思いますが、それらについて、局長さん、一年有...全文を見る
○林(保)委員 もう毎回繰り返すように、先ほども申し上げましたけれども、経済摩擦、防衛摩擦あるいは圧力というものがかかってきたのでは、本当にたまったものではない、こういうことでもございます。しっかりした対応をそれなりにすべきところはあるというのが日本の国際責務であろうと思いますが...全文を見る
○林(保)委員 もう一つ、日本海の問題でございますが、昨年の日ソ、ソ日漁業協定で北海道沖にソ連の漁場ができたということは、皆さん御承知のとおりでございますが、そこは七月から十二月までソ連船が、当時の議事録を繰り返して見ますと、二十五隻ばかり、一千トンクラスの大きなのもある、それら...全文を見る
○林(保)委員 ここの地域は今度の合同演習の対象にはなってないと聞いておりましたけれども、事実そうでございますか。
○林(保)委員 時間が来ましたので、これで終わりたいと思いますが、大臣、以上お聞きのように、私どもから見ますと、外務省のあるいは外交上の役割りは非常に大きいように思います。一言で申しますと、国際化の時代で、言うまでもなく内外船を一体化していかなければならぬ。大臣に御就任になられま...全文を見る
○林(保)委員 ありがとうございました。終わります。