原陽子

はらようこ



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原陽子の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第154回国会 衆議院 本会議 第9号
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○原陽子君 社会民主党の原陽子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、特例公債法案及び租税特別措置法案に対し、塩川財務大臣並びに柳澤金融大臣にお尋ねをいたします。(拍手)  まず、柳澤大臣にお聞きいたします。  小泉総理は、十四日、大臣に、金融システム安定化策を指示さ...全文を見る
03月12日第154回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。  まずは、大臣所信に対して、大臣に幾つか御質問させていただきたいと思います。  大臣は、所信の中で、減少する自然林や干潟、里山などの残された自然を保全、再生することが課題だと認識されております。そして、重点施策の三番目...全文を見る
○原委員 今、再生に重点を置くという御答弁をいただいたんですが、再生というのは、破壊があって再生となるわけだと私は理解しているんです。それなので、再生の前にやはり保全ということに重点を置くというような御認識を持っていただきたいと思うんですが、もう一度大臣のお考えをお聞かせください...全文を見る
○原委員 私は、破壊する原因の代表格というものはやはり公共事業じゃないかなというふうに感じています。ぜひそうした公共事業に対して厳しく意見をもうちょっと環境大臣として述べていっていただきたいということ、それがやはり保全とか再生ということに強くつながってくるのではないかと思っており...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。ぜひその大臣の決意というかお気持ちを持って、こうした生態系の保存というものにも積極的に取り組んでいただきたいと思います。  関連して、もうちょっと大臣に質問させていただきたいのですが、環境を破壊する要因の一つとして、公共事業というもののほかに相続...全文を見る
○原委員 では、ぜひ大臣同士での協議もなさっていただきたいと思います。  大臣からとても積極的な御答弁をいただいたので、ぜひ協議をするときに、山林と都市近郊の緑の保全についてはそうした税制措置をするという御答弁だったんですが、実は、山林と都市の近郊の中間にある里地里山に関しても...全文を見る
○原委員 それでは、過去三年間でこの環境分科会が開催された日時を教えてください。それと、それらの会合に出席をした省庁をおわかりであれば教えてください。
○原委員 一点だけちょっと気になることがあったので再度お聞きしたいんですが、日米間にわたることなので個々にわたるところは控えさせていただきたいという御答弁だったんですが、これはなぜですか。
○原委員 私ちょっと、いまいち納得がいかないというか疑問に思うんですが、環境分科会の中ですから、環境にかかわることをお話し合いなさっているわけですよね。それは別に、公表しないとか余り関係ないんじゃないんですか。例えば、防衛とかそういうことですと、国家機密にかかわるとかいうことをよ...全文を見る
○原委員 では、ぜひその議事録というものの公開というものも求めていきたいですし、こうした環境にかかわることというものは私はやはり広く公の場所で議論されるべきものだと思うので、ぜひもうちょっとオープンな、公の場で議論される仕組みにしていただきたいなというふうに思っております。  ...全文を見る
○原委員 では、多分電話でのやりとりの中で違いがあったのかと思いますが、そうであるならば、やはり議事録とかそういうものをしっかりと公表すればこのような誤解は生まれないと思います。  では、そもそも日米合同委員会の中で、この環境分科会の中で、環境汚染とか環境問題というものをどのよ...全文を見る
○原委員 要するに、典型七公害と言われるものが含まれているという理解でいいかと思います。  事前の、またこれも防衛施設庁さんに聞いたときのお話なんですが、環境汚染の実態を教えてくださいというふうに防衛施設庁の方にお願いをしました。そのときに、防衛庁の方から、環境汚染とはどのよう...全文を見る
○原委員 では、ぜひそのような認識で、基地周辺の環境問題、環境汚染ということに関して、この騒音の問題もしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次に、幾つかの事例についてお尋ねをいたします。  一九九九年の十一月十六日に参議院の国土・環境委員会で行われたやりとりの中なの...全文を見る
○原委員 しっかりと連携をして頑張るぞというような御答弁だったと思いますが、では、その結果、このとき、沖縄県で平成十年の騒音基準の達成率は三一%だと政務次官がたしか御答弁をなされています。そのような一生懸命連携をとってきた中で、この達成率が、現在、平成十四年の段階ですか、最新デー...全文を見る
○原委員 では、横ばいではなく、達成基準が、本当だったら私は騒音なんか全部なくなっちゃえばいいのにと思うのですが、この達成基準が横ばいではなくしっかりと達成をされていくように、先ほどの御答弁、力強い御答弁にあったように、ぜひしっかりと連携をとっていただきたいと思います。  もう...全文を見る
○原委員 つまり、余り情報も実はうまくお互いの省庁の中で流通していないんじゃないかななんて私は疑問に思うのですが、つまり、こういうことがやはり縦割り行政と言われるものだと思います。  私は、ぜひこの日米合同委員会の環境分科会の中では、すべてのデータというものをしっかりと集約して...全文を見る
○原委員 わかりました。  では、先ほどのこのことについては記載漏れだということで理解をしようとは思っていますが、こうした大事なことがやはり記載漏れにならないようにしていただきたいというのもありますし、何となく今までの流れを聞いていて、私は、本当にこの分科会って開かれているのと...全文を見る
○原委員 ちょっと一個だけ聞かせてください。  日米地位協定の中で、今、環境に対しては日本はどのような取り決めになっていらっしゃいますでしょうか。北米局長さん。
○原委員 では、北米局長さんにもう一回だけ確認させていただきたいんですが、「公共の安全」と書かれているのであって、環境というふうには書かれていないということでいいんですよね。環境という言葉は入っていないということですよね、今の日米地位協定の中に。
○原委員 日本と同様に米軍と地位協定を結んでいるドイツでも韓国でも、基地の環境汚染については、その地位協定の中でしっかりと明文化されているわけですよね。でも、日本では、そうした理解の中で運用されているのかもしれませんけれども、しっかりやはり明文化されていないわけです。  日本政...全文を見る
○原委員 終わります。ありがとうございました。
03月29日第154回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  本日最後の質疑になりまして、午前中からの質問と重なるところもたくさんあると思いますが、よろしくお願いいたします。  まず一つ目には、特定有害物質について御質問させてください。  この法律の中では「政令で定める」というふうに書かれておりま...全文を見る
○原委員 土壌環境基準の二十七項目のうち二十六項目、それは銅を除くという、何か最初に御説明を受けたときと、ちょっと短かったかなと思って、ちょっと確認させてください。  土壌環境基準の二十七項目のうち銅を除く二十六項目で、直接暴露リスクのある重金属九項目については含有基準を定めて...全文を見る
○原委員 そこで、午前中、たしか奥田委員からの質問だったと思うのですが、アメリカの同様の対策では千八種類想定している、こういう特定有害物質について。  午前中からもこのことについては何度か議論があったと思いますので、私は、ぜひ、政令で定める際にパブリックコメントというものを行っ...全文を見る
○原委員 では、広く国民の意見を聞くという立場で、パブリックコメントをぜひ実施していただきたいと思います。  次に、法律の目的に関してなのですが、これはもう多分皆さんおっしゃったことだと思います。法律の目的に汚染の未然防止が書かれていないという批判がたくさん出ておるかと思います...全文を見る
○原委員 さまざまな法律でいろいろ防止をしていくということだと思いますが、先ほど大臣、未然防止については意識はしてはいるという御答弁が午前中あったかと思うので、未然防止とここには書かれていませんが、未然防止の考え方というのは私はやはりぜひ徹底していっていただきたいなというふうに思...全文を見る
○原委員 本当に環境政策全般にこの生態系保全という考え方を私も入れていっていただきたいと思いますし、やはり国民の関心も、人間の健康被害よりも、もしかしたらこういう化学物質とかというのは生態系への影響が大きいのじゃないかという形で意識も高まってきておると思いますし、大臣、とりあえず...全文を見る
○原委員 何かわかったようなわからないような御答弁だったのですが、やはり調べてみないとわからないことは多いと思うので、この調査の契機、やはり機会をふやしていくべきだとも思っています。  もう一つ、調査の契機のところでお聞きをしたいのですが、今回は都道府県知事が調査をしなさいとい...全文を見る
○原委員 ぜひ、環境行政というものは住民とすごく近いところにあるものだと思うので、そうした住民の調べてほしいなという声にもしっかりと行政側、自治体側が、この法律にははっきりとは書かれていませんが、こたえていけるような仕組みをとっていただきたいし、そして、自治体に徹底をしてほしい。...全文を見る
○原委員 それでは、工場の建てかえるときで汚染が考えられるときでも、この四条で措置をできるということでいいでしょうか。
○原委員 それでは、次の質問なんですが、次はちょっと基地のことについて聞かせてください。  二〇〇〇年の九月十一日に出た「環境原則に関する共同発表」によると、管理基準の中で、日米の関連法令のうちより厳しい基準を選択することを基本として作成される日本環境管理基準に従って行われると...全文を見る
○原委員 では、今のところ、この土壌の環境基準に関してはまだできていないということだそうなのですが、今回、土壌対策の基本法ができますので、なるべく早目に、この土壌に関しても日本環境管理基準というものをつくっていただきたいと思います。  次に、埋立地のことについて質問をさせてくだ...全文を見る
○原委員 埋立地だったところを、例えばそれが住宅にならなくても、掘ったりとかすると、何が出てくるかわからないと思うんですね。それなので、例えば、この埋立地だったところを、住宅じゃなくても工場でもプラントでもいいんですけれども、何か建てる、掘ったり攪乱したりするのであれば、調査とい...全文を見る
○原委員 では、次の質問です。  埋立地とかというものは大体廃棄物処理法で規制されているということもわかりますが、一つ、例えば、これは埋立地じゃなくて、海の近くの土壌で何か汚染が発見された場合に、海に有害なものが流れていく可能性というものも考えられると思うんですね。  そこで...全文を見る
○原委員 汚染というのはすごくいろいろ個々の事例がたくさんあると思いますが、例えば、食物連鎖によって、陸の中で起こっているそういう汚染が北極の方にいるような動物にまで回っているというような実態がありますね。それなので、いろいろな状態というものが考えられると思いますが、なるべく地球...全文を見る
○原委員 次は、指定区域の公示についてお聞きをします。  公示内容、これも環境省令で、いろいろなものが省令で決められるなと思うのですが、環境省令で定めることになっています。対策が適当かどうかというものを第三者的にちゃんと判断する材料となるように、この公示の内容に、汚染物質、汚染...全文を見る
○原委員 いろいろな情報をやはり公開するということが必要になってくると思います。ぜひこの公示の内容というものは、より詳しくというか、よりたくさんの内容が書かれるべきだと思いますし、例えば、これは各自治体に任されると思うのですが、インターネットでの公示を、公開をしていくというような...全文を見る
○原委員 台帳が整理中だからちょっと今見せられないというのであれば、それは別にわざわざ法律の中に拒める正当な理由というふうな形で書く必要はないんじゃないかなというふうに私も思いますので、ちょっとどう思われますか。そういう理由であれば、このようなただし書きは要らないと私は思いますが...全文を見る
○原委員 そうであれば、そういう法律を変えるというか見直すということも大きくは考えられるのかなと思ったりもしています。  対策が完了したとしても、台帳から削除をするということになっていると思うんですが、私は削除をする必要もないと思っていて、むしろ土地の地歴として、ある意味永久に...全文を見る
○原委員 次に、登記簿のことについて質問をさせていただきたいと思います。  先ほど、午前中、西野委員の質問の中に、登記簿にもこうした指定区域の内容というものは載せたらいいんじゃないかという御質問があったと思います。そのときには環境省の方がお答えになったので、きょうは法務省の方に...全文を見る
○原委員 繰り返しですが、縦割り行政ということを私も同じく述べさせていただきたいと思います。登記簿と台帳、二つ手に入れるとか、やはり手間がかかると思うんですよね、入手する方としては。ですから、できないというお答えだったんです、そういうことは書かれていないということだったんですが、...全文を見る
○原委員 では、もうちょっといろいろ質問をしたいのですが、最後に、せっかく防衛施設庁の方に来ていただいているので、御質問させてください。  北谷町のタールが見つかったという汚染がありましたね、米軍の跡地から。それの経過をちょっと御説明ください。簡単でいいです。
○原委員 私がここで聞きたかったのは、つまり今回、タールとは油ですよね。油で、そこには要するにいわゆる環境基準に定められている有害物質を上回るものは見つからなかったんだけれども、でも、油というものは、生活環境というか、そこにあるとやはり気持ち悪いですよね、油がそこにあるというのは...全文を見る
○原委員 質問の時間が終わったので終わらせていただきたいと思いますが、もちろん、油というものも常識の範囲だと思うんですよね、汚染というか、気持ち悪いというもので。ですから、ぜひ対策を考えていってください。  私、今回質問をさせていただいていて、いろいろな質疑も聞いていてちょっと...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○原分科員 社会民主党の原陽子です。  きょうは、政治とお金にかかわる問題として、談合問題に関する質問を幾つかさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  談合問題は、今非常に国民の注目度も高くて、政官業の癒着の象徴であり、国民からもその解決が待望されている大きな課...全文を見る
○原分科員 十二年度の数字でしょうか、今のは。済みません、私、もしかしたら言い間違えたかもしれないんですけれども、私が今お伝えした数字は、平成十二年度に国土交通省に寄せられた数字でございます。入札の寄せられた談合情報が五十七件で、入札延期になったものが三十九件で、取りやめたのが八...全文を見る
○原分科員 大臣がまとめられた入札適正化法ですか、これは私も少し勉強させていただいて、これは私は、本当に大変にすばらしい試みだと思っております。  さらに加えて言うのであれば、このようなすばらしい法律を大臣がまとめて、そしてこの法律を生かす上で、やはり私は、住民による監視の力と...全文を見る
○原分科員 私も、その情報公開というものは、やはりこれからさらにさらに求められていかれるものになってくると思います。  そこで、一つ事例を挙げて大臣に質問させていただきたいのですが、ここに一部黒塗りをされた行政の文書があります。これは、事前の通告で大臣の手元にも御用意をいただく...全文を見る
○原分科員 この情報開示の請求をした岡山県の住民の方は、国土交通省と公正取引委員会の両方に開示請求をして、開示の結果はどちらも同じこの一部黒塗りだったわけです。  そこで、一つの事情聴取書というものに、ちょっと大臣、御注目をいただけますでしょうか。これは事情聴取書を見ていただく...全文を見る
○原分科員 何だかわかったようなわからないような、納得のいかないような御答弁だったんですが、では、同じ質問を公正取引委員会の方にもさせてください。なぜこの三つの情報が非開示なのかを教えてください。
○原分科員 個人の情報だからという御説明が今あったのですが、事情聴取を受けた者というものが個人情報だから非開示ということは成り立つかなと思うのですが、私ここで一つ不思議に思うのは、日時の部分が不開示のところなんです。平成十一年二月二十五日木曜日というところまでは出ているのですが、...全文を見る
○原分科員 どれぐらい長い時間やったかというのも、やはりそれは国土交通省の内部に設けられたこの審査会のやる気を示すものだとも思いますし、ここは別に、調査内容というものがどうであるか、どれぐらい時間をかけて調査をしたかということは、私は、これは別に非開示にする必要もないとも思います...全文を見る
○原分科員 この日時と聴取内容というのは、談合情報に関して、これだけを見ると、黒塗りされている部分が少ないので非常に小さい情報じゃないかと思うけれども、私は、とても重要な情報だというふうに思っています。  先ほど大臣は、国土交通省に法的な権限でしたっけ、があるわけではないという...全文を見る
○原分科員 何か今の大臣の答弁を聞いていると、不況だから談合があってもしようがないみたいな感じに、ちょっと私は受けとめたのですが。でも、やはりあってはならないことだと思います。社会情勢がどんなに今不況だということがあったとしても、やはりあってはならないことだと思います。いろいろな...全文を見る
○原分科員 直ちにこういうものにはこたえていただきたいと思うし、例えば、住民側が不服と思った場合には六十日以内に審査請求をしなさいということが決められているのに、何か行政側だけは、大変だからとか、いっぱいやることがあるからといって長い間放置しておくのは私はおかしいと思います。 ...全文を見る
○原分科員 それはもちろんのことであって、ですから、公益性とか国民からの声にこたえるといった意味で、大臣にはこういう権限があるのでぜひ使っていっていただきたいというお願いです。  最後、時間も余りないので、私は、このことを勉強しながら一つ思ったことが、こうした事業のところで、予...全文を見る
○原分科員 今国民が一番注目している政官業の癒着にかかわることだと思うので、きょうはもう時間が来てしまったので、これで終わりにさせていただきたいと思いますが、大臣のさまざまな御答弁、積極的に受けとめて、これからも頑張っていっていただきたいと思います。  どうもありがとうございま...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  私は、つい先日まで環境委員会におりましたので、きょうは環境の側面から扇大臣に、新幹線などの騒音に関することに関して幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  先日、環境省設置法第五条に基づいて環境大臣が環境の保全に関する基本的な施策に...全文を見る
○原委員 私たちがより快適に生活をするという部分に関しては、もちろん経済的な面というものもあるかもしれませんけれども、やはり豊かに暮らしたいというところの国民のその豊かな生活環境というものも同時に求められていくものだと、大臣がおっしゃったとおりに私は思います。  私は、このこと...全文を見る
○原委員 やはり、環境省から出ている勧告が三つで、それが三つとも国土交通省が所管する事項にかかわる。こうした勧告、出ているのは、結構前なんですよ。昭和四十六年、四十七年、五十一年と、私が生まれる前に出されている勧告なので、こうした問題にしっかりと対応していかないと、これからもっと...全文を見る
○原委員 わかりました。でも、やはり数値が違っているわけですよね。二百四十で測定したけれども、実際に走るのは二百六十と。例えば、そのような評価の法律の中で二十キロの差がある場合にはやらなくてもいいというふうに決められていたとしても、やはり実際にこういうものというのは、たとえそこで...全文を見る
○原委員 では、引き続き、九州新幹線の建設に関してのことで質問を続けたいと思うのです。  国鉄が昭和五十九年に沿線住民に配布した「九州新幹線 環境影響評価報告書案の概要」というパンフレットがあります。この中で、例えば、音源対策のみでは環境基準を達成できず、土地利用施策などが必要...全文を見る
○原委員 実際の九州新幹線の工事では、沿線住民が実は緩衝地帯を要求しているにもかかわらず、鉄建公団は無視して家の間近に高架橋を建設しているんです。水俣市や八代市がその例なんですが、私、ちょっときょう写真を持ってきたので、ぜひこれ、遠くからで見にくいかな、大臣にも見ていただきたいん...全文を見る
○原委員 いや、それはだから、法律の上というか、皆さんがおっしゃるこういうペーパーの上の話だと思うのです。実際にこういう写真を見て、ここに本当に住めるのかと聞かれたときに、やはり生活するにはいい環境ではないですよね、この上を今は新幹線は走っていないんですが、走ることになるわけです...全文を見る
○原委員 やはり私たちの生活環境を守ってくれるのは環境省だと私は信じていきたいので、ここは国土交通省と連携をとっていただきたいと思います。  国土交通省も環境省も自治体に任せているということだったのですが、住民は、この件に関しては、もとの住居地域という指定に戻すように要求をして...全文を見る
○原委員 もちろん、周辺の住民の皆さんの声や生活環境といったものにもしっかりと耳を傾けていっていただきたいということをお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月11日第154回国会 衆議院 憲法調査会基本的人権の保障に関する調査小委員会 第3号
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○原小委員 社会民主党の原陽子です。  きょうは、先生には貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。  きょうお話を聞いていて、阪本先生は、憲法に論拠を置く権利のインフレについては反対のお立場にあるとお見受けをしました。自己情報のコントロール権については、条例などによ...全文を見る
○原小委員 大まかに内容を言いますと、要するに、汚染があったと、健康に被害を及ぼすおそれがあるんじゃないかと思われる土壌に関して、この中では、都道府県知事がその汚染者に対して調査命令を出すことができるという内容になっております。その中で、私たちは、住民もそこに、おそれがあると思っ...全文を見る
○原小委員 では、もう一つ質問させてください。  氏名権のところなのです。これは、私の一個人の興味として先生がどうお考えになられているかということをお聞きしたいんですが、今、一応議論になっている夫婦別姓のことについて先生のお考えをお聞きしたいんです。  憲法の中では、個人の尊...全文を見る
○原小委員 時間が来たので終わります。ありがとうございました。
○原小委員 原陽子です。  今お話を聞いていて、大分世代が違うと思うのですが、何か昔話を聞いているような御意見であったと率直に私は思います。別に夫婦別姓がいいとか同姓が悪いとかいう考えではなくて、そんなに難しい考え方ではなくて、私たち世代の感覚としては、どっちでもいいじゃないか...全文を見る
○原小委員 済みません、またお時間をいただきまして。  次の世代、私たち世代のことを考えてくださっているというお気持ちは非常に私もうれしく受けとめておりますので、ぜひ、私たち若い世代にとっては、この別姓ということは認めてもいいんじゃないかという意見、これは女性にも男性にも多いと...全文を見る
04月11日第154回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。  今、福田官房長官が退席してしまって、ちょっと残念と思いながら、質問させていただきたいと思います。  私も先ほどの水島委員と重なる質問が多くなると思います。児童虐待防止に関して幾つか御質問させてください。  児童虐待...全文を見る
○原委員 内閣としての積極的な御答弁、本当にありがとうございます。  要するに、この防止法ができて、隠れていたものが表に出てきたというのも一つあると思うのですが、制度が施行されたにもかかわらず現状が悪化しているということは、やはり制度自体にも欠陥があるということを物語っていると...全文を見る
○原委員 私がお聞きしたかったことをいろいろお答えいただけたと思うので、ひとつ児童相談所のことについて聞かせてください。  現在、児童相談所の方のお話によると、業務の九割がこの児童虐待に関することになっているそうです。そのために仕事がとても過重となって、おっしゃられたように、求...全文を見る
○原委員 この児童相談所での仕事というのは人相手の仕事になってくるわけですので、こうした基準の見直しや増員というものもぜひ積極的に進めていっていただきたいと思います。  そしてもう一つ、虐待防止法の中で、民間の団体との協力というものを定めているのですが、東京都では協定を結ぶなど...全文を見る
○原委員 引き続いて厚生労働省さんにお聞きしたいのですが、先ほどから何度も、ケアという言葉が答弁の中にあったと思います。  私も、虐待を防止するには、もちろん予防をしていくことも大切だけれども、やはりケアをしていくということは大切だと思います。もちろん子供のケアも大切ですし、そ...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  次は、親権の一時停止ということについて質問させてください。  今回の法案ができるまでの審議の中で、親権の一時停止というものがずっと議論に上がってきたということを、前の議事録を読んでいて知りました。  その中で、現場の声としても、虐待のある...全文を見る
○原委員 私、法律のことは余り詳しくないので、ちょっとだけ確認させてください。  先ほど監護権ということをおっしゃったと思うのですが、そうすると、運用の中で、親が持っている監護権というものを一時的にとってしまうということは可能だということでいいですか。ちょっと私の解釈が間違って...全文を見る
○原委員 まだまだ聞きたいことはいっぱいあるのですが、時間が来たので、終わらせていただきたいと思います。  この児童虐待防止法は、三年後に見直しをするということが盛り込まれています。これは議員立法としてつくられた法律だと聞いておりますので、もしも法律の運用の点で見直していくとこ...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  きょうは最後の質問になりましたので、皆さん、もうしばらくおつき合いをよろしくお願いします。  質問に入る前に一つ大臣にお願いをしたいことがありますので、よろしいでしょうか。  先日の一般質疑の中で、新幹線の騒音基準が全線で超えることにつ...全文を見る
○原委員 では、引き続き、関連して質問させてください。  コンクリートとか木片などさまざまな物質がまじった混合廃棄物というものは、物質別の分離が難しいそうです。再資源化率はわずか九%ということを聞いております。  今大臣の御答弁の中にもありました建設リサイクル法の中では、分別...全文を見る
○原委員 それでは、環境省さんに来ていただいているので、ここで環境省に一つ質問させていただきたいと思います。  このマンションの建替えの法律が成立すれば、今現在では六十九例しかない建てかえが今後どんどん進んでいくことが予測されると思います。ということは、やはり、マンションごみと...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  ごみが出るということが予測されるということがあるので、ここは、建てかえた後の部分に関しては、やはり国土交通省と環境省とさまざまな話し合いをぜひ進めていっていただきたいと思います。  次に、またちょっとこれも環境の側面からなんですが、地球温暖...全文を見る
○原委員 マンションを建てかえるときというのは、マンション丸ごと温暖化対策を行う上で非常にいい機会だと私は思います。例えば、ソーラーパネルをつけたいと思う人がつけられる仕組みになるとか、太陽熱を利用するとか、緑化するとか、さまざまな仕組みを取り入れることは、この建てかえをするとき...全文を見る
○原委員 そろそろ時間になってきてしまったのですが、本日二つ目の大臣へのお願いを最後にさせていただきたいと思います。  実は、このマンション建替え円滑化法検討委員会、正式名称はちょっとあれなんですが、このいただいた資料に検討委員会の名簿というものが載っておりました。この名簿を見...全文を見る
○原委員 大臣、そのような御認識があるということはわかりました。  ただ、例えばこの法律を決めていく中でも、ちょっと一つ例を挙げて、せっかくなので大臣に聞いていただきたいお話なんです。  例えば、自動車の排ガスを規制しましょうという法律をつくったときに、環境省と国土交通省で覚...全文を見る
04月16日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  きょうは貴重なお話をどうもありがとうございます。私の質問は、たくさん重なるところもあるかと思いますが、よろしくお願いします。  まず最初に、瀬古さんと全く同じ質問なのですが、戎さんにお伺いをさせていただきたいと思います。  今回、組合に...全文を見る
○原委員 これもまたまた同じ質問なのですが、建てかえ決議の要件のところで、先ほど、甲案と乙案があるという話がありました。  私は、端的にお三方にお聞きをしたいと思います。  国土交通省内は、一律に三十年、四十年経過したときという甲案の方を希望しているというような声を聞いている...全文を見る
○原委員 それでは、戎参考人にお聞きをしたいと思います。  区分所有法の中での建てかえ決議の要件というものは、合意形成に必要な要件ということになってくると思います。そこで、弱者や高齢者について考えた場合、弁護士のお立場から、どのようなことがこの建てかえ決議の中の要件に盛り込まれ...全文を見る
○原委員 ありがとうございました。終わります。
04月23日第154回国会 衆議院 本会議 第27号
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○原陽子君 社会民主党の原陽子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提出、道路関係四公団民営化推進委員会設置法案及び修正案に反対の立場から討論を行います。(拍手)  この法案に反対する理由はさまざまあります。しかし、ここで最も強調したいのは、特殊法人改革の進め方...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。  まず初めに、首都圏整備法に関して質問させていただきます。  この法律が今回廃止された上で、ただいま議論になっております建築基準法の改正というか、改悪がなされて、そして、先日成立した都市再生法が組み合わさると、住宅と工...全文を見る
○原委員 さらに、自治体とか事業者に対してはどのように指導をなさっていくかということをもう一度答弁をください。引き続き、質問の中で答えていただきたいと思うんですが、いろいろな配慮をなさっている中でも、それでもなお住民からの不満の声とかが出る可能性もあると思うので、その際、住民側の...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  次は、ぜひ大臣にお答えをいただきたい質問なんですが、この法律は、首都圏などへの集中を分散させる一方で、均衡ある発展を目指し、工場を地方へ誘致するためにつくられたと私は聞いております。この法律と同時期にできた法律は、経済成長や均衡ある発展を目指...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  私も、扇大臣が国土交通大臣として頑張ってくださっている間に、国土交通省の一大改革として、こうした法律を、できたときはその目的とか地域特性というものを考えてつくられたというお話だったのですが、今度は時代を軸に、住民参加とか環境保全の観点からぜひ...全文を見る
○原委員 せっかく大臣に先ほど御答弁をいただいたので、もう一度先ほどの基本指針のところで、これはまだ定められていないというお話だったのですが、大臣のイメージする範囲でも結構なので、今回、主務大臣として環境大臣と一緒に基本指針を定める中で、環境の保全についてはどのような事項というも...全文を見る
○原委員 何度か大臣と質疑をやらせていただいている中で、大臣は非常に環境ということに関して重点を置かれているということを私は非常に思うので、これは私の考え方なんですが、環境大臣と指針を決めていく際に、環境に対しては特に住民の不安というものが大きくかかってくると思うんですよね。それ...全文を見る
○原委員 今の御答弁の中だと、技術的に、重金属を燃やして気化しても、二百度Cまででしたか、冷却して固化されるので外に出ていく可能性は少ないということですよね。ということだったので、技術的にはそういう面が確保されているのかもしれませんけれども、では、例えば何かの事故か設備不良みたい...全文を見る
○原委員 優先順位があって、幾つかの物質については測定をしているという御答弁と、あと、事故があったときには事故時の措置というものがあるという御答弁であったんですが、やはりふだんから測定義務というものが定められていないと、なかなか大気の状態が今どうなっているかということはわかりにく...全文を見る
○原委員 重金属というのも、どんな影響があるかということもなかなかわかりにくいというのもあるのかもしれませんが、さまざまな不安があると思うんですよね。そうしたものに測定義務を課すとか環境基準を定めるという形で、今後も積極的にぜひ対応をしていっていただきたいと思います。  実は、...全文を見る
○原委員 では、そのようなことを原議員が不安に思っていたということを環境大臣に伝えて、ぜひ徹底してくださいというふうにお願いをしておいてください。  民活法は、公益性が高くて採算性の悪い特定施設の設備を支援、そして促進する法律だというふうに聞きました。しかし、溶融炉で燃やしてい...全文を見る
○原委員 私は本当にごみゼロ社会というものを目指していくべきだと思いますし、そのためには、環境省と国土交通省とさらに連携をとっていっていただきたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。  質問を終わります。
○原委員 社会民主党・市民連合を代表して、政府提出、民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法の一部改正法律案に反対の立場から討論を行います。  本法案は、民間事業者や第三セクターが特定施設を整備するに当たり、事業所税の減免や財政投融資やNTT売却益によ...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  本日最後の質疑でございまして、幾つか重なる点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  まず初めに、この法案について、全体的な評価を大臣にお聞きをしたいと思います。  先ほどから、拡大生産者責任のことについては、大臣の方からも、...全文を見る
○原委員 具体的に、何%という形ですか。では、副大臣にお願いいたします。
○原委員 ありがとうございます。  引き続いて、先ほど大臣からはインセンティブのことについてお話をいただいたので、副大臣にもお聞きをしたいのですが、果たして、生産者にごみを減らそうというインセンティブは、この法案の中のどこに見出すことができるのでしょうか。続いて、副大臣にお聞き...全文を見る
○原委員 三品目のリサイクル料金を示していくということで、一応、三品目に限定をされていますよね。ただ、買う側というのは、買うところからしか、選ぶところからしか責任を持てませんが、やはり自動車メーカーというものは、つくる方というのは、やはり設計の段階から、設計する、どんな材料を使う...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。二つの答弁があったので、どっちかなと思ったのでちょっとお聞きをしたかった点です。  もう一度、これもぜひ大臣にお答えをいただきたい点なんですが、料金を取る時期が最初になったというのは、多分きっと、家電リサイクル法で料金を徴収するのが後になったから...全文を見る
○原委員 見守っていくという御答弁だったんですが、きっと固定化されることはないというふうに大臣おっしゃったということでよろしいですよね。
○原委員 大臣の答弁を私は信じたいと思います、信じちゃっていいのかなと思いながら。  次は、ちょっとここで環境省さんに御確認をさせていただきたいと思うんですが、環境基本計画の中と循環型社会形成推進基本法の中で、リサイクル対策の中の優先順序がありますよね。それをちょっと確認させて...全文を見る
○原委員 しかし、以前にいただいた資料の循環型経済社会に関する専門調査会の中間とりまとめを見ますと、「サーマルリサイクルをマテリアルリサイクルと同等に位置付け、」という文章が一行入っているんですよね。でも、午前中の議論で大臣がはっきりと、マテリアルリサイクルはサーマルリサイクルよ...全文を見る
○原委員 ぜひ、EU並みのこうした数値が出てくることを大きく期待させていただきたいと思います。  次に、発生抑制の部分について御質問をさせてください。  また、ちょっと先ほどのEU指令の話になるんですが、このEU指令の第四条で、「新型車の環境負荷物質に関する規制」というものが...全文を見る
○原委員 自主的に一生懸命取り組んでいるということは御説明をいただけたと思います。ぜひこうした有害物質というものはなるたけ使わないという方向に、いろいろ研究を重ねながら、行く行くはしていっていただきたいと思います。  次に、再使用、再利用のところについてお聞きをしたいんですが、...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  これは多分いろいろな方から御指摘があったかと思うのですが、指定回収物品が三品目しかなくてもっとふやしたらどうだということをいろいろ言われているところだと思って、私もやはり三品目だけでは不十分かなとも思っています。  平成七年に厚生省が策定し...全文を見る
○原委員 今再資源化の基準というお言葉が出たので、その部分について、具体的にはどのような基準を定める予定でおられるのか、今お答えできますか。
○原委員 やはりこの基準というものはできるだけ具体的に私は定めていただきたいというお願いをしたいと思います。  済みません、何度も引き合いに出しますが、このEU指令では、すごく細かく分かれているんですね。処理時の事前解体に関する規制というところでは、例えば、バッテリーと液化ガス...全文を見る
○原委員 これから二十一世紀を生きていく世代というか、担っていく世代として、これからの二十一世紀を展望していったときに、現段階で、生産者が正で解体業者というか廃棄物処理が負というこの関係というものを私はぜひ逆転していくことが必要だと思いますし、処理をしていく方向から生産を変えてい...全文を見る
○原委員 残ったものがごみとならないように、しっかりとその後の処理というところまで、いろいろなことを考えるときにぜひお願いをしたいと思います。  私、この自動車リサイクル法の法案をもらったときに、非常に分厚い法案だなというふうに思って、なかなか読むのが苦だったんですが、いろいろ...全文を見る
○原委員 そうしますと、結構大変な業務を担っていくのかなというふうに思います。  ここでもうちょっとお金のことで教えていただきたいんですが、自動車を処理していく費用のほかに、そうした組織を運営するために費用が一体どれぐらいかかるかと御想定なさっているでしょうか。
○原委員 年間幾らぐらいかかるかということでも今の段階ではおわかりになっていないということですか。だって、これだけ大きなお金を運用していくというのはすごい責任だと思うんですよ。ですから、やはりその辺は、管理をしていくのにどのくらいお金がかかるかということぐらいは把握をしておくべき...全文を見る
○原委員 自動車リサイクル促進センターというのがありますよね。いただいた資料を見ると、そこが平成十二年度に電子マニフェスト実証研究というものをやっているんですよね。それに経済産業省が四百七十万円を出して、国土交通省が七千万円を出して研究しているんですよ。  とりあえず、お金のこ...全文を見る
○原委員 わかりました。  ソフトの開発がメーンだということだったんですが、結構すごいお金ですよね。四百七十万と七千万出して、委託をして一応実証研究というものをしたわけですから、その中からやはりいろいろ計算して、皆さんはきっと頭がよいだろうから、もうちょっと何か考えて、ソフトの...全文を見る
○原委員 では、そのようによろしくお願いします。  最後に一つだけ大臣に質問をさせてください。  この法案の五条に「自動車の所有者の責務」というところがあって、私、これを読んでいて実は非常におかしいなというふうに思ったんですよ。何でかというと、その責務の一つが、自動車を長く乗...全文を見る
○原委員 済みません、もう一言だけ。  先ほど消費者の意識から生産者が変わってくるというふうに大臣はおっしゃいましたが、私は逆だと思います。つくる方、要するに、つくる製品がそういう製品になっていけば、もちろんそれは私たちにも責任はありますよ、環境に対してちゃんと考えていかなくち...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  私も瀬古委員と同じような懸念を持っているという立場から、幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに大臣にお聞きをしたいんですが、先日の趣旨説明のときに、この法案の第一のところについて大臣は、住民等の自主的なまちづくりの推進...全文を見る
○原委員 それであるならば、やはりこの法案は、大臣が何度も強調なさっておられますパブリックインボルブメントでしたか、その精神を盛り込んだ法案になっているのであれば、ぜひこれからも、国土交通省が出していく法案をつくるに当たって、その策定の段階から、私は、ぜひ住民の方々やNPOの方々...全文を見る
○原委員 今、NPOの方々の意見も聞いたという御答弁をいただいたんですが、そうした方々の意見がどこまでこの法案を策定する段階で生かされてきたかどうかちょっとわからないんですけれども、実は、この法改正は余り好ましくないというような意見が自治体の方やまちづくりNPOの方々から寄せられ...全文を見る
○原委員 もちろん、今のことは、千代田区が定めているこうした総合設計制度の手続の流れの中で、住民からのそうした要望ですか申請があれば議会の方でちゃんと取り上げている、千代田区ではそういう仕組みをつくっているということです。  では、今の答弁でいうと、議会がかかわることはないとい...全文を見る
○原委員 済みません、ちょっとわからなかったので、もう一回だけ今のところは確認させてください。  つまり、一応国としての総合設計制度、建築基準法の中の手続の制度があったとしても、自治体は独自にチェックできるような条例を設置することができるというふうに受けとめてよろしいんでしょう...全文を見る
○原委員 しかし、地方分権ということが言われている中で、やはりちゃんとその自治体ごとにチェックするような仕組みを条例で定めることができても私はおかしくないと思いますし、それこそが、地域の声がしっかりと反映される、そして住民の皆さんのチェックがしっかりと入るようなまちづくりができて...全文を見る
○原委員 この「等」のところには、例えば、なかなか性能評価をするのは難しい部分かもしれませんが、町並みとか景観とか、そういう心理的な圧迫感とか、日照度というのですか、日照権というのですか、そういうものは含まれないのでしょうか。
○原委員 わかりました。  この採光、通風等が確保されるものとして「政令で定める基準」というふうにここに書かれているんですが、この「政令で定める基準」とはどのような基準でしょうか。
○原委員 時間が余りないのですが、今の話を聞いていて、ここでこの法改正がなされると、要するに、自治体とか住民のチェックをする体制もなくなるというか、そういう機会も失われて、そして先ほどの「採光、通風等」の「等」のところに日照権とか町並みとか景観とか圧迫感は含まれないという御答弁を...全文を見る
○原委員 では、最後に一つお聞きをしたいのですが、この法改正によるつくる側、開発業者の方のメリットは何となくわかるのですが、住民側のメリットというものは何ですか。
○原委員 最後に、大臣に一つだけ質問をしたいのですが、つまり、都市計画の中で、ここは住宅地にしましょうとかそういう計画があったとしても、そこに建つものの一個一個に関しては今回規制緩和がなされるわけですね。その中で、この法改正によって、一体どんな町並みをつくるということを目的とされ...全文を見る
○原委員 終わります。ありがとうございました。
06月13日第154回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  きょうは、貴重な御意見、本当にありがとうございます。  早速、質問させていただきたいのですが、まず上村参考人にお伺いしたいと思います。  この覚せい剤乱用防止センターは財団法人ということで国から年間幾らぐらいの補助を受けているのか、まず...全文を見る
○原委員 今聞いて、国から一億以上の補助が出ているということで、非常に驚いたのです。先ほどの御質問の中で、青少年の薬物乱用の実態についての上村参考人のお答えで、実態としてはなかなか薬物乱用の人数が下がってきていないというお答えがあったのですけれども、これだけたくさん国からの補助を...全文を見る
○原委員 今、啓発活動の中で本当に啓発したい人たちになかなかメッセージが伝わらないというお話だったのですが、それをずっとやっていらっしゃるのがダルクさんのような活動であるわけですね。実績がある、こうした民間の力というものを、私はやはり大いに利用していくべきだと思うのです。  先...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  今のお三方の意見がそうした青少年とかかわっている現場の生の声であるということを、私は、上村参考人に、本当に現場の声というものにもこれからしっかりと耳を傾けてもらいたいなと思っていますので、きょう、防止センターに帰りましたら、現場と今までコミュ...全文を見る
06月14日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  きょうは貴重な御意見を本当にありがとうございます。限られた時間ですので、早速御質問をさせていただきたいと思います。  まず、松本参考人に質問をさせていただきたいんですが、先ほど松本参考人が、この規制緩和によって周辺の人々へのさらなる影響と...全文を見る
○原委員 引き続き松本参考人にお伺いしたいのですが、先ほどのお話の中で、容積を緩和して建築の自由度を増せば、行政による規制は効き目を失っていくというお話があったと思います。私もこの点は非常に心配している点でございまして、例えば、もう既に各自治体などで持っているまちづくり条例みたい...全文を見る
○原委員 引き続き、もうちょっと松本参考人にお考えをお聞きしたいんですが。  今回、法律の中で斜線規制が緩和をされていきますよね。その緩和によって確保されるものとして「採光、通風等」というふうに法律の中で書かれていますが、いろいろな規制緩和が行われていく中で、やはり良好な住宅環...全文を見る
○原委員 もう一点、規制緩和のところで松本参考人にお考えをお聞きしたいんですが、良好な住環境というふうに考えたときに、日照権とか通風とか採光とか、そういうものプラス、あるいはその性能評価をするのはなかなか難しいところかもしれませんけれども、町並みとか景観とか、あと心理的な圧迫感の...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  次に、高橋参考人にお聞きをしたいと思います。  先ほどから議論に上がっておりますハートビル法のところなんですが、もちろん学校というのは各市町村に属しているものだとは思うのですが、そういうものというのは地域格差がやはりあってはならないものだな...全文を見る
○原委員 引き続き高橋参考人にお聞きをしたいんですが。  先ほど、こうしたバリアフリーに関しては地域間の格差がなるべく少ない方がいいというお話でした。また学校のことなんですけれども、学校も地方の財政の問題があるというお話で、今、公立学校のバリアフリー化の中で、国の支援として三分...全文を見る
○原委員 もう一つ、次に村上参考人にお聞きをしたいと思います。  今回、この法改正で、シックハウス対策でこの二物質が入ったということは前進であると思っています。  私は、つい先日まで環境委員会というところにおりまして、いろいろな有害物質を対策していきましょうという中で、日本と...全文を見る
○原委員 それでは最後に、児玉参考人にお聞きをしたいと思います。  今回のハートビル法によって、ハード面でのバリアフリー化というものはさらに進んでいくと思うのですが、ソフト面でのバリアフリー化ということを考えたときに、何かこれからの課題として残っているものがあれば、最後にお聞き...全文を見る
○原委員 どうもありがとうございました。これからの審議に貴重な御意見を一生懸命生かしていきたいと思います。  終わります。
06月26日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。  まず最初に、今回の建築基準法の改正のところで、全体的な、総論について大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  今回の建築基準法の改正は、都市再生の一環として行われていますが、最初にどこから議論が始まったのか...全文を見る
○原委員 あと、三沢局長、もうちょっと大きな声でゆっくりしゃべっていただきたい。ちょっと聞こえづらいので、それをちょっとお願いしたいのです。  私が聞きたかったのは、まず一番最初に都市再生という言葉が出てきたのが緊急経済対策の中であったので、そのように住環境の向上とかそういうの...全文を見る
○原委員 済みません、もしかしたら私の聞き方がまずかったのかなと思うんですが。  人体のところ、シックハウスの部分に関しては、規制ということは、当然というか、もちろんのことだと思っています。まず、都市再生のところからこの基準法の改正が出てきたという、容積率を緩和していくとか、今...全文を見る
○原委員 それでは、今の大臣の答弁を踏まえて、もう一度ちょっと三沢局長にお聞きをしたいと思います。  今大臣から、都市再生の一環であれば経済とリンクしていくことが当然であるという御答弁をいただいて、今回のこの建築基準法の改正の発想というのは、まさにその緊急経済対策として一番最初...全文を見る
○原委員 わかりました。  ちょっとこの同時期、二〇〇一年の四月一日に設置をされた総合規制……(発言する者あり)
○原委員 総合規制改革会議の中で、同じ年の十二月に規制改革の推進に関する第一次答申というものを出しておりますよね。その総合規制改革会議のもとに設置をされた都市再生ワーキンググループというものがありまして、それはどれぐらいの頻度で会議を開きましたかということは事前に資料をいただいて...全文を見る
○原委員 ただ、同じ人たちがあっちでもこっちでも同じような議論をしていると、どうしても偏った意見を聞くような会議になりかねないんじゃないかなということにちょっと疑問も持っていますし、二十五人のメンバーの中でNPOがたった一つしか入っていないというのは、私は、やはり、その住民という...全文を見る
○原委員 わかりました。  次なんですが、もう一問参考人質疑の中から、発言のあった点で、今回の建築基準法の改正とハートビル法の改正で大きく違う点について御質問させていただきたいと思います。特に、今回対象になっている総合設計制度のところについてお聞きをしたいと思います。  まず...全文を見る
○原委員 つまり、この総合設計制度の中で、このような緩和をしたい、一定の空地をとったので緩和をしたいというような申し入れがあったとしても、例えば三階以上の建物は建てちゃだめよという条例がその地域にあれば、総合設計制度の中でも今回のこうした規制緩和は適用されないということですか。
○原委員 ということは、つまり、松本参考人のお言葉をおかりすれば、今回の規制緩和を規制する選択肢が自治体にはあるということでよろしいのでしょうか。
○原委員 本当かなと思いたくなるんですが、本当に大丈夫ですか。
○原委員 私、多分、三沢局長の御認識がちょっと甘いんじゃないかなと思う点が一点ありまして。済みません、今回のこれは私が勝手につくった町なので空想の世界なんですが、一つ実例があります。  これは国立市の例なんですが、国立市では都市景観形成条例というものをつくっていて、建物は、二十...全文を見る
○原委員 済みません。私の頭はとてもシンプルなので、もう一回だけ確認させてください。  では、この国立の例で、国立市は条例でちゃんと持っていますよね。都市景観形成条例というもので、条例でちゃんと持っている。では、この条例はどうなってしまうんですか。
○原委員 つまり、こうしたまちづくりというものは、基本的に、地域の持っている、バリアフリー法案と同じように、自治体の条例がちゃんと効力を持つということでよろしいんですよね。
○原委員 それでは、効力を持たないということになれば、これはいわゆる地方分権とは逆行してしまうものにならないですか。
○原委員 何度聞いてもよく理解をできないのですが、大臣も先ほど長妻委員の質問にでしたか、地方にできることは地方に、地方によって建てるものももちろん違うということをおっしゃいました。私もまさにそのとおりだと思っていまして、都市都市、地方地方によって本当に違うわけですよね。ですから、...全文を見る
○原委員 各自治体でつくる法律が条例ですよね。条例って、今、任意なんですか。各自治体が法律としてつくるものを条例というのではないですか。
○原委員 もう時間がないのであれなんですが、大臣も、建っちゃった後でなかなか変えられないという、つまり、建築物ってそうですよね。ああやって大きいものが建っちゃった後でそれを変えるということは大変なわけだから、やはり建つ前に、いかに自治体の声を聞く、住民の声を聞くというプロセスがす...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○原委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました建築基準法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、その提案理由と内容の概要を御説明申し上げます。  現行法の総合設計制度は、建築審査会の同意を得て自治体が許可することにより、容積率、斜線制限、高...全文を見る
○原委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました建築基準法等の一部を改正する法律案につきまして、政府提出原案に反対、社会民主党・市民連合提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。  政府原案反対の第一の理由は、建築基準法改正を含む一連の都市再生政策が...全文を見る
07月09日第154回国会 衆議院 環境委員会 第20号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。  それでは、まず初めに、大臣にダイオキシンの調査のことについてお聞きをしたいと思います。  今回、空気中のダイオキシン類濃度について、現在行政が行っている大気を直接採取して測定を行う調査と、生物指標である松葉を使う...全文を見る
○原委員 もうちょっと積極的な御答弁がいただければなと思うんですが、ひとつやはり自治体として、その自治体の財政負担を軽くするという面からも、あとは科学的な面のところでまだまだ立証されなきゃいけない問題も残っているとはもちろん思うので、ぜひそこを、関係者がではなくて、ぜひ国としてこ...全文を見る
○原委員 今、未報告が五千九百七十九件ということだったんですが、この中の業種別の数値というのは持っていらっしゃいますでしょうか。
○原委員 もうちょっと詳しくお聞きをしたいんですが、その廃棄物焼却炉の内訳というのはありますか。どんなものを燃しているかというものはおわかりになるでしょうか。ちょっと細か過ぎますか。
○原委員 ということは、きっと、比較的小さな焼却炉を抱えている、つまり小さな事業者の方が自主測定がまだできていないというような御理解でいいんでしょうか。比較的小さな焼却炉をお持ちの方がまだその自主測定ができていないということですか。
○原委員 ありがとうございます。  前にいただいた「ダイオキシン類対策特別措置法施行状況」というこの冊子の中から一つ御質問させていただきたいんですが、その中の「大気基準適用施設」というものの中で、平成十二年三月三十一日現在の施設数が二万二千六百十ありまして、その中で、「廃止等」...全文を見る
○原委員 今技術的なことが理由でということがあったんですが、実は、先ほどの会津の方のお手紙をちょっと中を紹介させていただきたいのですが、今回の方も、製材所を運営なさっていて、そこで廃材が出るのでそれを焼却炉で燃やしていたけれども、ダイオキシン特措法ができて、ちゃんと設備投資をしな...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  質問の時間が終わってしまったんですが、平成十四年度中、つまりことしじゅうにバイオマス日本総合戦略をつくっていかれるということなので、ぜひ私はここに大きく期待をさせていただきたいと思いますし、環境大臣からも、捨てればごみ、生かせば資源と、今捨て...全文を見る
07月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第24号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。きょう最後の質疑なので、よろしくお願いいたします。  きょうは、空港問題について幾つか御質問をさせていただきたいと思います。  まず初めに、ワールドカップに合わせて四月から使用された成田空港の暫定滑走路のことについてなんですが、暫定滑走路の南...全文を見る
○原委員 大臣、帰ってきて早々で申しわけないんですが、ちょっと一つ御質問させていただいてよろしいですか。  今成田空港の暫定滑走路のことについてちょっとお聞きをしているんですけれども、その南側に反対派の農民の方々がまだ残っていらっしゃって、そうした方々がこの暫定滑走路の廃止を求...全文を見る
○原委員 そうした反対の声もあるということはもちろん大臣も耳にしたことがあるということをちょっとお聞きしたいんですが。
○原委員 はい、済みません。突然第一問目に御質問させていただきまして、済みません。  それで、成田の暫定滑走路のところの上を、農家の方々の上たった四十メートル上空を飛行機が通過をして、そこの騒音を測定すると百ホンを超えるそうです。しかも、朝の六時から夜の十一時まで離発着が行われ...全文を見る
○原委員 次に、環境省の方に来ていただいているので、ちょっと環境の面から、こうした状況はどうなのかということをお聞きしたいんです。  まず、頭上四十メートルを通過するというのがどんな状況かわからないというふうに事前に環境省に言われたので、たしかファクスで写真を送らせていただいた...全文を見る
○原委員 それで、この騒音については、測定の表を事前に環境省にいただいたんですが、このいただいた資料の最後を見ますと、騒音に関しては達成率が三一・五%なんですよね。私、これはちょっと低いと思うんですが、環境省としてこの達成率三一・五%というのはどのような認識を持っておられるでしょ...全文を見る
○原委員 それで、昭和四十六年に環境庁長官から運輸省に、「環境保全上緊急を要する航空機騒音対策について」という勧告が出されていまして、その中で、航空機騒音による生活環境上の被害をできるだけ軽減することなどが挙げられています。その方法として、「航空機の発着に関する規制を強化すること...全文を見る
○原委員 ただ、こうした勧告も出されているということも、一方では今後の検討課題としていただきたいと思います。  成田の空港問題について、私も長く国会にいたわけでもないですし、どんな歴史があったかということも正直わからないんですが、国会の中でどのような議論がされているのかなと思っ...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  次に、用地取得の状況でちょっとお話を聞きたいんです。  ここに、建設に当たって静岡県知事から運輸省の航空局長に出された「確約書」がありまして、この内容を読むと、「現時点において同意を得るには至っておりません。」と、この中で静岡県知事は堂々と...全文を見る
○原委員 ほとんどの用地がということをおっしゃっていましたが、これもちょっと見にくかったらごめんなさい、見ていただきたいんですけれども。この色がついているところがまだ取得できていない用地なんですよね。しかも、ここに滑走路が通るんですけれども、この滑走路のど真ん中のところがまだ用地...全文を見る
○原委員 今の答弁の中で、静岡県が静岡県がということを何度もおっしゃっておりましたが、でも、許可を出したのは、これは国土交通大臣が審査をしなければならないということは、やはり国の責任で設置の許可を出しているわけですから、その辺はもうちょっと重く、静岡県ばかりのせいにしないで、国が...全文を見る
○原委員 今どうなっているかということをお聞きしたいのです。平成六年のときには百七十八万人でしたが、平成十二年には百六十万人になっていまして、昨年の十月に私たち、静岡県庁に尋ねたんですが、そのときにも需要予測は百六十万人だというふうに静岡県から説明を受けたんですが、どうですか。
○原委員 ただ、今の答弁を聞いているだけでも、この需要予測のずさんさというものがおわかりになるのではないかと思いますので、こうしたいいかげんな需要予測で本当にいいのかというふうにも思いますし、きょう財務省の方にも来ていただいているので、ぜひ財務省としても、お金を出す立場として、こ...全文を見る
○原委員 ぜひ厳しい目を持って需要予測というものも見ていっていただきたいと思います。  最後に、これは通告していないんですが、ぜひ大臣にお聞きをしたいことがありますので、よろしくお願いします。  平成七年に、当時の亀井運輸大臣が「反対運動に関わられた農民の皆様へ」ということで...全文を見る
○原委員 ありがとうございました。ただ、やはり平成七年に出している亀井運輸大臣のこの考え方というものは忘れてはならないことだと思います。  これで質問を終わります。
11月06日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いいたします。  冒頭、私も東京の大気汚染公害裁判について、前の瀬古議員と重なるところもあるかと思いますが、まずは扇大臣に御質問をさせていただきたいと思います。  今回、この裁判の判決を受けて、石原都知事が控訴しないということを明...全文を見る
○原委員 国として判断をこれからしなくてはならないということです。  きょうは、実は、環境副大臣にも来ていただいておりますので、ぜひ環境副大臣からも御見解を伺いたいと思うんです。実は、原告団と一緒に環境省と国土交通省に申し入れに行ったときに、公明党からも議員の方が御出席なされて...全文を見る
○原委員 引き続き、大臣と副大臣にお聞きをしたいんですが、石原都知事が記者会見で、総理、国土交通大臣、環境大臣への面会と要望書提出の意向を明らかにしたと聞いています。その要望書というものは受け取ったのか、受け取ったとすればどのような内容であったのか、また、申し入れがあればどのよう...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  次は、この裁判の被告になっている首都高速道路公団と今回の原告側が交わした文書についてお伺いをさせていただきたいと思います。  実は、この首都高速道路公団と交わされた文書と、あと、原告団は各自動車会社と確認書、文書を交わしておりまして、実は本...全文を見る
○原委員 これも、どのように交わされた文書なのかということを私もこの久保弁護士さんの方にお聞きをしましたら、判決の当日に公団内の会議室で、先ほど御答弁にもあったように、一方的に原告側の方から署名してくれといった文書ではなくて、一時間半くらいいろいろなやりとりをして、そしてお互いが...全文を見る
○原委員 今御答弁の中に、公式ではないということがあったんですが、私、ちょっとこれは無責任だと思います。  先ほど、一部の方が署名、一部の方が署名ということを繰り返されておりますが、原告側は五十名ほどでそちらの会議室にお伺いをしてこうした文書の取り交わしをやったのですが、そのと...全文を見る
○原委員 済みません、しつこくて。もう一度確認させてください。  この取り交わされた文書はどういう性質のものなのか。どういう性質のものなのかをもう一度お願いします。(発言する者あり)公式なものじゃないという性質のものなのでしょうか。
○原委員 済みません。私の聞き方が悪いのか、何か同じ答弁ばかり繰り返されてしまっていて、ちょっとやはり納得いかないんですが……(発言する者あり)メモというか、文書として交換したものです。実際に判決が出た日の夕方五時前後に公団側に行って、公団内の会議室で一時間半くらいやりとりをして...全文を見る
○原委員 それならば、その良心と、何でしたか、署名なさった皆さんの良心を私は信じたいと思いますし、交わされた文書のこの内容については、公式なものではないにしても、この内容については、ぜひ協議をして本当に真摯に受けとめていただきたいと思います。  余りこればかりやっていても、時間...全文を見る
○原委員 先ほど扇大臣は、この救済制度に関しては、国交省が担当ではもちろんないのですが、内閣として検討してほしいという瀬古議員からの質問に対して、国土交通省と環境省と法務省でお互い検討をしていこうと。本来であれば、環境省からそうした前向きの答弁があっていいはずだと思うのです。その...全文を見る
○原委員 被害者の救済制度について、これから検討していくおつもりなのか、検討していくお考えはないのか、環境省としてどちらでしょうか。
○原委員 私が欲しい答弁は、被害者救済制度を検討するのか、していくおつもりはないのかということで——いや、私は副大臣に聞いているので、ぜひここは副大臣にお願いをしたいです。
○原委員 私の質問はクリアじゃないのでしょうか。  今の副大臣の御答弁を聞いておりますと、今のところ、因果関係がはっきりしていないので、救済制度について検討するつもりはないというように私は理解してしまうのですが、この理解でよろしいのでしょうか。
○原委員 まさに今回国の方が出している理由そのものだと思うんですが、損害賠償や差しとめの前提となる因果関係を認定し得る知見がないとして国は請求を棄却しているということが言われていますよね。でも、因果関係というか、環境省は国立の環境研究所なども持っていますし、ずっと環境保健のサーベ...全文を見る
○原委員 その調査を前倒しで行うおつもりはありますか。
○原委員 鋭意努力となるべく早目に結果はまとめるという御答弁だったんですが、それでも、どれぐらいの期間かとかいう目安というものは今のところ考えていらっしゃらないでしょうか。
○原委員 この救済制度については、今でも既にぜんそくで苦しんでいる方々がいて、きっと亡くなっていく方々もいらっしゃる。そうした方々の苦しみというものをやはり環境省としてしっかりと真摯に受けとめて、ぜひ早目に救済制度というものの検討に入っていただきたいんですが、その前にはまず因果関...全文を見る
○原委員 わかりました。  先ほどのところなんですが、メモはメモ、公式ではないということを大臣はおっしゃいまして、その御答弁はよくわかります。  それを聞いて、後ろで手をたたいていらっしゃった橋本理事の態度、私は非常にひどいと思います。このメモ、メモはメモでも構いませんが、こ...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。  きょう最後の質疑ですので、もうしばらくよろしくお願いをしたいと思います。  今回審議になっておりますマンション建替え円滑化法は、さきの通常国会で審議したばかりで、まだ施行さえもされていません。十二月十八日に施行の予定だということですが、今...全文を見る
○原委員 それで、今回の改正なんですけれども、私、これは本当に、マイナーな改正とは言えないと思っています。  隣地を買い増して建てかえ事業を可能とするような大々的な改正が今回含まれていまして、前の通常国会で審議したばかりの円滑化法が施行される前に、またこうした一部改正が提案され...全文を見る
○原委員 今、自然な流れという御答弁だったんですが、それでもやはり、余り細かな改正をちょこちょことやっていくのもどうかと思いますし、今回は、区分所有法の改正にあわせて改正するということなんですが、その区分所有法の改正と合っていないところで、やはり隣地を買い増しして建てかえ事業を可...全文を見る
○原委員 そこの部分の、区分所有法の改正に伴って円滑化法の改正も必要なところがあるからするということはわかるんですが、それとは別に、私は、そんな、ごっちゃまぜにした中でそうした大々的な改正が含まれていくことはどうかなというふうに思っております。  今回、マンションの建替え円滑化...全文を見る
○原委員 では、例えばで聞きたいんですが、法律に書かれていない、法律の外の部分について、自治体が自治事務として条例を定めていくということは可能でしょうか、自治事務の観点から。
○原委員 それでは、国土交通省さんにお聞きをしますが、先ほどからもちょっと触れている部分なんですが、今回の法改正で、私が最も深刻だなと考えるところは、建てかえ決議の際に隣の敷地を買い増してマンション建てかえが可能になる点、私は、この辺が非常に深刻というか、やはり大きな改正になって...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。  引き続き、先ほどもちょっと議論にあったと思いますが、都市計画法とのことで少しお聞きをしたいと思います。  まず御説明をいただきたい部分があるんですが、都市計画法に基づく高度地区や高度利用地区というのはどのような制度かということを、まず簡単に...全文を見る
○原委員 都市計画決定に基づく高度地区の設定というのは、住民の提案によって成立させることが実は難しいということが指摘をされてきていました。町並みを守ろうとするこうした住民の方々、先ほど、住民が力をつけてそうしたルールをつくるということだったんですが、でも実際はそうした住民がルール...全文を見る
○原委員 二点確認をさせていただきたいんですが、さきの通常国会で改正された都市計画法によって、住民やNPOの提案でも地区計画や高度利用地区の設定が可能になったということで間違いがないかという点と、高度地区や高度利用地区に指定すれば、総合設計制度による影響はないという解釈でよろしい...全文を見る
○原委員 こうした高度地区や高度利用地区による町並み防衛策といいますか、こうした取り組みというのは、町並みを守ろうとか、マンション紛争を未然に防ぐ一つの手段だとは思いますが、こうした仕組みをすべて理解している住民の方、もしくは地方議員の方というのはすごく少ないと思います。  都...全文を見る
○原委員 最後に、二問、大臣に、質問通告をしていなかったのですが、午前中の参考人質疑の中で思ったことで御見解をお伺いしたいと思うんです。  まず一つ目は、午前中の質疑の中で、この法案は建てかえを促進する制度になっている、しかし長生きマンションをデザインしましょうということをおっ...全文を見る
○原委員 大臣のよくおっしゃるグランドデザインというものが、住民参加でみんながまちづくりというものを身近に感じていけるために、いろいろな情報をわかりやすく伝えていく工夫を国土交通省としてもぜひ今後も努力をしていただきたいということを要望させていただいて、質問を終わります。ありがと...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第6号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。  私も、民主党の佐藤議員に引き続きまして、水資源公団、今回の独立行政法人水資源機構法案について、集中的にお三方の大臣に御質問させていただきたいと思います。時間も限られておりますので、大変恐縮ではありますが、まず扇大臣と平...全文を見る
○原委員 ありがとうございます。両大臣から将来計画を立てた中の水の安定的な供給という、お二方からの御答弁に共通する点があったと思うんです。  それで、私がきょうこのグラフを配らせていただいたところで、これはぜひ扇大臣に再度お聞きをしたいんですが、この折れ線グラフ、この三角のもの...全文を見る
○原委員 それでは、最後に石原大臣にお聞きをしたいんですが、今回、こうした各特殊法人改革の中で、詳細が見落とされている部分も多々あると思います。公団から機構に看板がかけかわるだけの改革では全く意味がないものになってしまいますし、一度組織を改編したら、次にまた改革するにはなかなかや...全文を見る
○原委員 ぜひ、こうした、日本を大きく変えるチャンスだというこの機会を逃さないように、この審議を続けていっていただきたいと思います。ありがとうございました。
11月15日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。  このマンションの法案をずっと審議してきておりまして、前回、まちづくりの観点を中心に質問をさせていただきましたが、最後の質疑となりますので、きょうは居住者の権利について質問をさせていただきたいと思います。  まず法務省...全文を見る
○原委員 もう一点法務省さんにお聞きをしたいんですが、今回建てかえをすることになったマンションに、家主から借りて住んでいる世帯というものがある場合、こうした世帯の扱いはどのようになるのかという点で、そういう人たちが、例えば建てかえをすることになったときに、意見を言う権利というもの...全文を見る
○原委員 済みません、今、マンションの建替えの方では意見を言う権利が保障されているということでしたか。
○原委員 そうしたら、ちょっと国土交通省さんに、突然で済みませんが確認をさせていただきたいんです。  こうした、借りている人が意見を言う権利というものは、マンションの建替え円滑化法の中で保障されていますでしょうか。済みません、確認だけさせてください。
○原委員 前回の審議のときにいただいた、マンションの建替えの円滑化等に関する法律案についてのこの冊子の、多分これは十一条関係の項目だと思うんですが、「担保権者や借家人は建替え合意者に含まれないことから、これらの者に対し意見書の提出の機会を付与している。」という項目が書かれているん...全文を見る
○原委員 余りここにこだわってもいられないのですが、借りている人が不利にならないような徹底というものは、ぜひしていっていただきたいということを要望させていただきます。  次の質問なんですが、これは国土交通省さんにお聞きをします。  まず、この法律を施行していく上で、区分所有者...全文を見る
○原委員 次に、マンション建てかえの円滑化等に対する基本的な方針、まだ案の段階だと思うんですが、についてちょっとお聞きをします。  今回、この方針案がパブリックコメントにかけられてあったと思うんですが、そのパブリックコメントの中でどのような意見が上がっていたか、件数と内容の概要...全文を見る
○原委員 次に、マンションに関する情報というものはさまざまあると思うんです。私が思うに、そうしたマンションに関するいろいろな情報を最も必要としている人はマンションを買う人であって、マンションを買うときにいろいろな情報があることが望ましい、知ることができることが望ましいと私は思うの...全文を見る
○原委員 ちょっとここで大臣にお聞きをしたいんですが、私はマンションを買った経験がないのでちょっとわからないんですけれども、大臣はマンションにお住まいになっていらっしゃるというお話なんですが……(扇国務大臣「マンションに住んでいない」と呼ぶ)マンションではない。済みません。では、...全文を見る
○原委員 そのような機会がもしあれば、ここで議論したことをちゃんと勉強して私もマンションを買わなくちゃいけないのかなと思うんですが、ただ、ここでの情報というのは本当にすべての人のところまで伝わっているということは少ないと思う。それなので、行政ができる情報提供の中に、私個人としては...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○原委員 社会民主党の原陽子です。よろしくお願いします。  私も子供たちを取り巻く問題というものはさまざまあると思いますが、今回は、児童虐待に集中して御質問させていただきたいと思います。  児童虐待防止法が施行されてから現場が非常に逼迫しているという、現場の厳しい状況というも...全文を見る
○原委員 もちろん、その一番身近にある地方自治体が中心となって調べていくことも必要だと思いますが、私は、国として、厚生労働省として旗を上げて、中には自殺されてしまったという本当に痛ましいケースもあるわけですから、そこのところの実態把握というものを早急に行うように、ぜひ内閣としても...全文を見る
○原委員 先ほど、職員の数の増員を求めていくというお話だったんですが、ここに、児童福祉法二十八条事件に関するグラフがあります。ちょっと済みません、皆さんのお手元にはないんですが。この児童福祉法二十八条というのは、子供を保護者から分離して保護する必要があるにもかかわらず保護者の同意...全文を見る
○原委員 今、概算要求の額を聞いたんですが、相談件数の伸び率と比べますと、予算も十五億から十六億とそんなに伸びていない。私は、こうした相談件数がふえるのと同じ比率で予算や相談所、相談員の数はふえていくべきだと思うのですが、その点、再度、厚生労働省の岩田局長にお伺いしたいと思います...全文を見る
○原委員 やはり職員の方の数をふやすということは最大の課題になってくると思います。  増員に関しては総務省の方にお願いをなさっているということなのですが、ぜひ官房長官、内閣、政府のこうした児童虐待に取り組む姿勢として、総務省の方に、こうした児童相談員の数をふやすように指示をする...全文を見る
○原委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。本当に痛ましいケースというか、児童虐待というのは本当に悲しいケースだと思いますので、こうしたものがなくなっていくように、政府としても取り組みをお願いしたいと思います。  最後にもう一点、先ほどの児童福祉法二十八条の件とかかわってくる...全文を見る
○原委員 同じ質問を岩田局長にお伺いしてよろしいですか。この裁判所がかかわってくるというところに関してのお考えを。
○原委員 ありがとうございます。  第一線の意見を聞くということは私も非常に大切だと思いますので、ぜひ、現場で働く方々の実態をしっかりと把握して、必要ならば見直しを前倒ししていただくぐらいの姿勢を持って、私たちも頑張りますが、政府としてもこの問題に積極的に取り組んでいっていただ...全文を見る