針生雄吉
はりうゆうきち
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月29日 | 第118回国会 参議院 文教委員会 第1号 議事録を見る | ○針生雄吉君 来るべき二十一世紀は生命の世紀であるとも言われております。私ども公明党も結党以来、我が国は特に平和と文化、教育の分野において世界の先進国たるべし、あるいは生命尊厳の理念を根本とした人間中心の諸施策を展開すべしと主張してきておりますけれども、この立場からいたしまして、...全文を見る |
○針生雄吉君 大変ありがとうございました。 時間も限られておりますので二、三の問題点に絞って質問をさせていただきたいと思いますが、まず外国との比較についてお伺いをいたします。 今回の基金に類似する制度といたしましては、例えばアメリカには国立芸術財団、イギリスでは芸術協議会...全文を見る | ||
○針生雄吉君 次に、芸術文化活動への政府・行政の関与の仕方についての基本的姿勢についてお伺いをいたします。 そもそも、文化や芸術というものは民衆の生命活動の自然な発露として民衆の中の自発的なエネルギーによって支えられるべきものでありまして、国や行政がその育成、内容に過度に介入...全文を見る | ||
○針生雄吉君 次の質問に移りたいと思います。 一口に芸術文化と申しましてもその範囲は大変に広く、芸術家あるいは芸術団体、文化関係団体もその数は膨大であるわけであります。基金がそのすべてを援助することは不可能であることは当然でありまして、 〔委員長退席、理事田沢智治君着...全文を見る | ||
○針生雄吉君 直接の選考はそれぞれの分野ごとの専門委員が当たるということでございますけれども、多くの人が心配していることは、公平で公正な選択が行われるかどうかということであります。 芸術文化の価値判断、評価というものは大変難しいわけでありまして、例えば、今日我々に深い感銘を与...全文を見る | ||
○針生雄吉君 そのように、対象とすべき分野は非常に広いわけでございます。そのことからしても、専門委員会あるいは運営委員会の規模に対しては十分な配慮が必要であると思うわけでありまして、民主的で公平で多様性に富んで、しかもインターナショナルな高い見識を持った専門家のグループが望まれる...全文を見る | ||
06月01日 | 第118回国会 参議院 文教委員会 第4号 議事録を見る | ○針生雄吉君 私は、大学院教育にかかわる問題についてお伺いをいたします。つまみ食い的な質問になりますが、その点御了解をいただきたいと思います。 初めに、クイズめいて甚だ恐縮に存じますけれども、今から申し上げます各国ごとの数字は何の数字かおわかりでしょうか。アメリカ百九十三、イ...全文を見る |
○針生雄吉君 ありがとうございます。 我が国の大学院に期待されているもの、要するに大学院の存在価値、存在意義というものに関しましては、多様な論議がなされてきたわけでありますけれども、二十一世紀を目指して、というよりは第三の千年へのスタートを目前にした今日の我が国の世界的に貢献...全文を見る | ||
○針生雄吉君 その成果が二十年、三十年後のノーベル賞の数にどう反映するか、期待をしたいというところでございます。 次に、そういった大学院学生に対する校費による教育研究の指導というものができにくいという場合に、科学研究費補助金というものをその教官が獲得しまして、その研究を大学院...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。 その科研費に関連して質問を一つ追加したいと思いますけれども、科研費に限りませんけれども、そういう研究費で購入することのできる機器というものも、かなり高額なものが対象となってきております。三百万とか五百万に対しても許されるようになりました...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。 産学協同、民間資金の導入ということに関しましては、次回に機会があれば御質問させていただきたいと思います。 次に、大学院の教育研究担当者の報酬の改善ということに関しましてお伺いをしたいと思います。 現在は大学院教官に対する俸給の調...全文を見る | ||
○針生雄吉君 その御努力の継続を期待いたしたいと思います。 それに、私学が先か国公立が先か、どっちかよくわかりませんけれども、国公立の大学院の先生の待遇が上がれば私立の大学院の先生の待遇も上がると。そういう関連もございますので、そういう意味において強力な働きかけをお願いしたい...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。とりあえず来年の春を待つということで、春を待つ気持ちで冬を耐えたいと思います。 次に、夜間大学院とか通信教育部の大学院とか放送大学の大学院についても御所見をお伺いしたいと思ったんですが、時間の関係で、次の機会があればお教えいただきたいと思...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。要するに、文科系もさることながら、理科系の施設というものが大変重要になってくると思いますので、きめの細かな対策をお願いしたいと思います。 最後になりますけれども、大学院学生の教育研究に関連することでありますけれども、国立大学に、附置研、附...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。これで終わります。 | ||
06月21日 | 第118回国会 参議院 文教委員会 第6号 議事録を見る | ○針生雄吉君 生涯学習振興法案に関連して質問を行います。 十億あるいは十二億と言われる中国国民の敬愛を現在でも集めております卓越した指導者であった周恩来総理の生涯学習に関する言葉に、生ある限り学び続けよ、老いても学び続けよ、またあるいは、学びゆくことこそ進歩の原動力であるとい...全文を見る |
○針生雄吉君 ありがとうございました。 大臣の御両親のお話が出たついでに、私の母は八十五歳でまだ生きております。その母は非常に楽観的な人生観、宗教観を持っておりまして、死ぬということは、くたびれたら休んで次の日元気になるのと同じことだということで、くたびれるまで生きていましょ...全文を見る | ||
○針生雄吉君 各省庁のまとめ役として、しっかりその使命を果たしていただきたい。 次に、学校教育と、あるいは学校での学習と生涯学習との関連に関しまして質疑をしたいと思います。 学校教育との関連を棚上げして生涯学習を考えるわけにはまいらないのは当然であると思います。教育改革論...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。 一般論といたしまして、我が国の各家庭で支出している教育費、いろいろあると思いますけれども、その中で親が子供にかけているお金、教育のためにかけているお金というものは恐らく世界一であろうというふうに言われております。そういう各家庭の教育費が...全文を見る | ||
○針生雄吉君 私どもが心配することの一つは、その地域生涯学習振興地区として承認された地区の民間業者が、お墨つきをもらうために、あるいは許認可の獲得をめぐって何かうわさされるような政官民の癒着というようなことが起こってはいけない。と申しますのは、この法案が国民の皆様に示されてから私...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。そういう疑惑が生じないようにしていただきたいと思います。 次に、地方分権に基づく生涯学習ということに関連いたしまして質問をいたしたいと思います。 これまた多くの人々が心配していますのは、何らかの国家統制的なそういう力が働いて、せっかく...全文を見る | ||
○針生雄吉君 そういう役務分担というのがあるわけでございましょうが、ある地方の知事部局に属する方が、こういう考えを持っているんだけれどもどうだろうかという、つまり知事部局としてそういうことができるかどうかということを聞いてもらいたいという要望があったので教えていただきたいと思うん...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。 冒頭の私の八十五歳の母親の話ではございませんけれども、どうしても明治時代の富国強兵のそういう国家的な政策による統制というのもありましたし、あの暗い戦争中の国家総動員法の時代、そういうときにうちのおふくろなどは国防婦人会などに属して、きっ...全文を見る | ||
06月25日 | 第118回国会 参議院 文教委員会 第7号 議事録を見る | ○針生雄吉君 私の持ち時間も二十分でございますが、四人の参考人の方にそれぞれ御意見をお伺いしたいと思います。 最初に吉崎四郎参考人、引き続いて申しわけございませんけれども、富山県が教育先進県としてそういったバックグラウンドを持ちながら、生涯学習についても先駆的な活動を展開され...全文を見る |
○針生雄吉君 ありがとうございました。 次に、北條秀衛参考人にお伺いいたしますけれども、先ほどのお話の中にも、生涯学習を進めていくにおいて民間教育産業の活用、それに関連しまして大都市に集中するのではないかとかその他の疑問があると。それから、住民自治の確立という点からも非常に不...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。 次に、山本恒夫参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほどのお話の中で、いろいろ生涯学習に対する住民の要望、希望の多様化というものがあって、その多様化に対応するためには行政だけじゃなくて民間活力、民間教育機関の強化拡大ということも大変重要で...全文を見る | ||
○針生雄吉君 大学院なんかについても同じようでございましょうか。 | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。 次に、山本隆一参考人にお伺いしたいと思います。 先ほどのお話で、生涯学習の振興そのものについては何も反対すべきものはないのであるけれども、なぜ急ぐのかというお話がありましたけれども、その点について、なぜ急がなければならないのかという...全文を見る | ||
○針生雄吉君 ありがとうございました。 次に、四人の参考人の方々に放送大学に関しましての御意見をお伺いしたいと思います。 どこでもだれでもどこからでもというテーマに非常にぴったりした生涯学習の体系として、放送大学構想というものが推進されまた実施されているわけでございますけ...全文を見る | ||
○針生雄吉君 大変ありがとうございました。 放送大学に関しましては、通信システムとかあるいは夜間のシステムの方が教育効果が上がるのではないかとか、あるいはいろいろな放送機器業者、ビデオ業者等の何か陰謀があるのではないかとか、そういう声もささやかれるわけでありますけれども、そう...全文を見る | ||
12月18日 | 第120回国会 参議院 文教委員会 第1号 議事録を見る | ○針生雄吉君 公明党のスポーツ政策には四つの原則があります。すなわち、健康保持のスポーツ、大衆参加のスポーツ、人間友好と連帯のスポーツ、平和のためのスポーツの四つであります。ことしの十一月三十日に提出されましたスポーツ振興基金創設に係る調査研究協力者会議の報告書の中でもスポーツの...全文を見る |
○針生雄吉君 諸団体もそれを要望しているということでございますね。 第二点でございますが、現在西が丘地区の施設を利用なさっている一般スポーツ愛好者の皆様に国立スポーツ科学センターが完成した後もこのスポーツ施設を利用できるという約束をしていただきたいのであります。また、この国立...全文を見る | ||
○針生雄吉君 その点はぜひともきめ細かな御配慮をお願いしたい。 現在、サッカー、卓球、テキス、水泳、体操、バドミントン、バレーボール、バスケット、バトントワリング、そういうような十種目にも上るような愛好者の方が利用なさっているわけでありますし、さらに施設としてはスポーツサウナ...全文を見る |