春田重昭

はるたしげあき



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春田重昭の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第87回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○春田委員 私は最初に、行政改革の問題に入る前に、一昨日長官が、電電公社の資材の購入、調達に関しまして行政監察を行う、当初予定が七月であるけれども、指摘されたので時期的に早くやりたい、このような記者会見をなさっておるわけでございますけれども、時期的には大体いつごろなのか、どういう...全文を見る
○春田委員 時期的には大体いつごろなのですか。
○春田委員 電電公社はほとんど随意契約で資材を調達しているようでございますけれども、この点を、監察の点でわかった場合、契約方式というものを行管としては変えるつもりなのか、その点をちょっと明らかにしていただきたいと思います。
○春田委員 それでは、行政改革の問題につきまして、順次お尋ねしてまいりたいと思います。  先ほどからいろいろな形で論議されておりますけれども、私自身今回の大平内閣における行政改革、以前の行政改革、どうしても比較対照した場合に、やはり一歩後退の感じがしてならないわけでございます。...全文を見る
○春田委員 そうしたら、従来は実質的な改革をやっていなかったのかという形になるわけでございますけれども、たとえば、今回の内容を見ましても、先ほどからも論議されましたが、特殊法人の問題、それから審議会の問題、許認可等の問題につきましては、ほとんど検討という形で表現されて、前回の内容...全文を見る
○春田委員 今後この問題につきましては順次指摘してまいりますけれども、私から言わせれば、この問題につきましてはある程度めどというか、決着がついたのでという感じを大平内閣では持たれているのじゃないか、こういう感じがするわけでございます。  順次細かい問題につきまして今後質問してま...全文を見る
○春田委員 この特殊法人の中に東北開発株式会社という国土庁所管の特殊法人があります。この法人につきましては、行管庁としては、昭和四十二年八月に「特殊法人の改革に関する第一次意見」ということが出ておりますけれども、ここでは廃止すべきであるということで勧告されております。御存じのとお...全文を見る
○春田委員 従来の方針と変わらないということは、民間会社移行を考えているということですね。これは大体めどとしてはいつごろを考えておられるのですか。
○春田委員 内閣官房の方がお見えになっておりますが、先ほどからも論議になっておりましたけれども、総裁の任期というのは何年なのか、お尋ねしたいと思います。
○春田委員 それから、たらい回しの件も先ほど話がございましたけれども、この総裁の通算任期というのは何年ですか。
○春田委員 この東北開発株式会社の総裁は、いっこの総裁に就任されたのですか。
○春田委員 この総裁は、五十四年の二月におきまして、渡りでずっと歩かれまして、いわゆる通算の任期というのは何年になるか御存じですか。
○春田委員 この方が九年以上たっているということは、先ほどのいわゆる閣議決定におきまして特殊法人の役員の通算任期というものは八年を原則とするとなっております。これに合わないのじゃないですか。
○春田委員 要するに、この閣議決定で通算八年と出されたのが、五十二年四月一日以降は八年以上を認めないという形になっているわけですね。ところが、いま例外的だという話がございましたけれども、この文章を読んでみれば、「役員の長期留任は、これを避けることとし、原則として、その在職期間はお...全文を見る
○春田委員 総裁を例外としてとられた理由というのは、どういう理由なんですか。
○春田委員 いまの説明はちょっと説得が弱いですね。要するに、理事の方だって三名おるわけです。監事の方もおるわけでしょう。どうしてもこの方でなかったらいけないといういまの説得ではどうも弱い。  先ほどお話しになりました公営公庫の総裁、この方は事務次官であって、総裁の場合は事務次官...全文を見る
○春田委員 五十三年の四月以降、例外的な措置をとられたのは、各省庁別でなくても結構でございますが、何人ぐらいおられるのですか。
○春田委員 四人程度ということでございますけれども、こういう点、行管としては把握されておりますか。
○春田委員 いずれにいたしましても行管としてこういう大きな問題につきましてはチェックしながら、いわゆる例外、例外という形で認めていったら、本当に何のために閣議決定をやったかわからないわけですよ。そういう点で十分指導を強化していただきたい、このように思うわけでございます。  さら...全文を見る
○春田委員 三年間の試験期間というのは五十二年からじゃないですか。五十三年度からですか。
○春田委員 ということは、今年度いっぱいである程度の試験状況を見て結論を出す、こう理解していいわけですね。
○春田委員 それから次に、糖価安定事業団と日本硫安輸出株式会社という両法人がございます。この両法人に関しましては引き続き検討という形になっておりますけれども、今日までどのような検討がなされているのか、御説明いただきたいと思います。
○春田委員 最初の糖価安定事業団でございますけれども、これは先ほど説明あったように昭和四十九年のオイルショックのときに廃止すべきじゃないかという声があった。その後安定してきた。五十一年、五十二年、五十三年の三年間も一応安定してきているわけでしょう、国際的には。そういう面から言った...全文を見る
○春田委員 だから、要するに存続か廃止か、三年間一応検討してきたわけでしょう。そういう点から言ったら、ある程度の線といいますか、これを出すべきじゃないか。というのは、事業団の方たちも、引き続き検討だったら仕事に対して意欲がわかないのじゃないですか。そういう点では明確にすべきである...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても検討検討で三年来ているわけですから、ある程度の線を出すべきじゃないかというのが私の考えでございます。  それから、日本硫安輸出株式会社でございますけれども、いまの説明では、不況業種に指定されまして五年間存続が決まったという話でございますけれども...全文を見る
○春田委員 それから、日本住宅公団でございますけれども、この宅地開発部門を宅地開発公団に移管するという作業があるわけでございますけれども、これはどこまで進んでおりますか。
○春田委員 五十二年に答申されまして、昨年は聞くところによると公団の家賃の値上げの問題、公団と自治協の間で家賃戦争というものがあったわけでございまして、そういうことに振り回されましてほとんど検討されてないと聞くわけでございまして、そういう点から言ったら昨年一年間は手つかずの状態で...全文を見る
○春田委員 学校給食会もやる予定でございましたけれども、時間がございませんので、文部省の方、せっかくおいでになったのですが結構でございます。  次に、審議会の問題につきましてお尋ねしたいと思いますが、この審議会の整理統合という問題があるわけでございますが、行管としてどこまで作業...全文を見る
○春田委員 昨年の審議会の整理統合ないし委員構成等の改善、これは私も一定の評価をするわけでございますが、ことしの閣議了解の中には審議会の整理統合といいますか、改革につきましては全然触れてないわけです。これは四十八審議会につきまして昨年手をつけられたわけでございますけれども、もう大...全文を見る
○春田委員 ということは、事務局段階で四十八審議会を一応昨年整理統合をしましたけれども、それ以外でも検討する審議会等をそちらの方では拾い上げているわけですか。
○春田委員 その見直しの作業というものは、実際行われているのですか。
○春田委員 ということは、審議会につきましてはまだその作業にはかかってない、手をつけてない、こう理解していいわけですね。
○春田委員 そこで私は、各省庁の審議会のいわゆる開催回数を全部調べたわけでございますけれども、昨年四十八審議会整理合理化をやりました。これは評価いたします。しかし、現在それ以外の各審議会ないし審査会というものがありますけれども、私はこの内容を調べたとき、五十一年度、五十二年度、五...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、このような審議会、審査会はもう一回見直す必要があると思うのですよ。たとえいわゆる審議会を開催したとしても、委員の出席の問題ですね、こういう点で果たしてその委員全体のうち何名が出席しているかという出席回数の問題、こういう点もあると思うのです。そう...全文を見る
○春田委員 五十三年度じゅうに千二百四十事項に関しまして措置していく、現時点では六八%の措置率だ、こういうことでございますけれども、私の手元にある資料からいきましたならば、平均では六八%でございますが、この中で特に運輸省と通産省が平均以下になっていますね。特に通産省は、平均措置率...全文を見る
○春田委員 通産省は間違いないという話でございますが、その他の省庁につきましては行管としては間違いなく三月いっぱいに、あと一月しかございませんけれども、達成するという見通しはついているわけですか。
○春田委員 そんなのんきなことを言ったらだめですよ。あと一月しかないのですよ。これはやっていると思いますというそんな他人的な物の言い方をしないで、あと一月しかないが間違いないかという各省庁に対する強力な指導というのは必要じゃないんですか。
○春田委員 時間がございませんので次に移りますけれども、この中で地方公共団体への権限の移譲の問題があるわけでございますが、最近・地方の時代ということで地方自治体が非常に見直されているわけでございます。そこで、国の権限を地方公共団体へおろしていく、これが住民サービスにつながるという...全文を見る
○春田委員 長官は国会議員になる前は兵庫の知事さんだったと聞いておりますし、本当に知事時代はこういう点を叫んでおられたのじゃないかと思うのです。そういう点では一番実態を知っているのは長官であると私は思うわけでございまして、そういった点から言ったら、地方に権限を移譲するという問題に...全文を見る
○春田委員 そこで、地方事務官を今回廃止していくという案が出ております。これは五十二年十二月の閣議決定で、運輸省所管の陸運事務所の職員の方を運輸事務官に移行する、こういうことでございますけれども、この方たちが数千名おると思うわけでございますが、その方たちも含めて、いま総定員数とい...全文を見る
○春田委員 現在の総定員法という枠がございますけれども、実員はそこまで達してないわけですね。五十万六千五百七十一名ですか、そこにはめ込むんじゃなくて、それにプラスとしてこの運輸事務官という形でいく。これは運輸事務官の数だけをプラスしていく、こういう考えですか。
○春田委員 わかりました。  そこで、いま審議官のお話がありました厚生省の社会保険関係及び労働省の職業安定関係の両地方事務官制度につきましても二年以内に廃止していく、そしてそれぞれの国の事務官に上げていく、こういうことでございますけれども、この二年以内ということは、決まったのが...全文を見る
○春田委員 その意見の対立というのはどういうことですか。
○春田委員 それは厚生省か労働省か、どちらですか。
○春田委員 いずれにしてもむずかしい問題があると思いますが、時間がございませんのでそれ以上聞いてまいりませんけれども、二年以内に廃止するということになっているわけでございますから、行管としてはこれは強烈に指導していくべきじゃないですか。大臣の決意を聞きます。
○春田委員 それから、行政監察局の問題でございますが、これは先ほどいろいろ各委員から質問がございました。この監察官の問題は、現在人数が非常に少ないと聞いております。いまこの監察官は大体何名くらいいるのですか。
○春田委員 その十一名の監察官が、それぞれの特殊法人や審議会や許認可、また各省庁のいろんな問題等を監察していくわけでございますけれども、これだけの人数で十分機能が発揮できますか。
○春田委員 努力するのはわかりますけれども、現在この監察官十一名の体制で現在までもやってきたし今後もやれるという自信がありますか。
○春田委員 どうもいまの答弁では自信がないみたいでございますね。もっと数をふやしてくれということを率直に言ってもらった方がいいわけでございまして、たとえば一つのテーマを監察する場合にどういう作業になっていくのか、お答えいただきたいと思います。
○春田委員 そこで、昨年の十月の月報によりますと、特殊法人の総合実態調査をやるようになっておりますね。この中では公団等を七カ所ですか、石油公団、船舶整理公団、新国際空港公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団、宅地開発公団、こういう形で七カ所やる予定になってお...全文を見る
○春田委員 これは、一年かかってこの十四公団を全部実態調査する、こういう意味ですか。
○春田委員 だから、前半の期間に七公団やるわけでしょう。これが最終的に、現地調査もやるでありましょうし、それぞれ調査した段階で勧告もするでありましょうし、それは行管庁としては大体どれくらいの期間がかかるのですか。
○春田委員 ということは、通算してどれくらいかかるのですか。一年ぐらいかかるのですか。
○春田委員 現在の特殊法人は百十一ございますね。これはこういう形で手始めとして公団を手がけられたわけでございますけれども、この百十一の特殊法人全部に対して今後計画的に総合実態調査をやるという計画なのですか。
○春田委員 たとえば特殊法人の総合実態調査でございますけれども、監察官が十一名いますね。この十一名の何名かがプロジェクトとしてやっていくのか、その一名の監察官のもとに何名かが集まってやっていくのか、これはどういう形態でやっていくのですか。
○春田委員 いわゆる一監察官のもとに六名ないし十名の部下の方がプロジェクトとしてついてやっていく、こういう形ですね。
○春田委員 大臣、監察官が非常に少ないのじゃないか。たとえば特殊法人を一監察官がやるわけでしょう。十カ月と言いますけれども、大体一年かかると思います。一年間で十四法人をやるとしても大体七年ないし八年間かかってしまうわけですね。そういう点から言ったら、いま特殊法人の見直しといいます...全文を見る
○春田委員 最後になりますけれども、特殊法人は百十一でございますけれども、そのほか審議会、許認可、これもそれぞれ一つの監察官がやっておるわけですね。審議会なんかだって膨大な数でございます。こういう点を一つ一つチェックしていこうと思ったら、やはり現体制では無理だと思うのですね。そう...全文を見る
02月27日第87回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○春田分科員 私は保育所に関するさまざまな問題につきましてきょうは御質問していきたいと思います。  最初に、保育所の国庫補助の対象になります保育単価の問題でございますけれども、この保育単価は、児童の年齢、また定員等によっても異なりますけれども、その他地域区分によっても差が出てい...全文を見る
○春田分科員 そこで、調整手当という問題が出ましたので、きょうは人事院の方がお見えになっておりますのでお尋ねしたいわけでございますけれども、人事院の規則があるわけでございますが、調整手当というのが法の第十一条の三で決まっておりますけれども、この内容につきましてもう少し詳しく人事院...全文を見る
○春田分科員 大臣も局長もよく聞いていただきたいと思うのですが、いまの人事院の局長の御答弁にありましたように、私の地元の大阪の例から言ったら、全く例外的な措置に類似するような問題が出ているわけでございまして、たとえて言うならば、私の地元、大阪の京阪方面でございますけれども、守口市...全文を見る
○春田分科員 大東市や四条畷市、交野市は周辺は確かに特甲地域になっているんです。囲まれているんですよ。だから、例外的な措置も若干大阪府では認めているという局長の答弁でございますけれども、この市におきましてはそういう面の配慮も十分やっていただきたい。地元からの要望からすれば、非常に...全文を見る
○春田分科員 官署の場合はそういう特例を持っているわけでございますので、十分そういう面におきましても御配慮をいただきたいというように要望をしておきます。  続きまして、同じく国庫補助の対象となりますいわゆる施設整備費、建設費ですね、それから運営費につきましてお伺いしたいわけでご...全文を見る
○春田分科員 基準面積とありますね。基準面積は何平米ですか。
○春田分科員 この単価の面でございますけれども、五十三年度が一平米当たり十一万二千六百円ですか、五十四年度が十一万七千六百円というのは、大体アップ率としては、率から言ったら何%ぐらいになっちゃうのですか。
○春田分科員 この四・四%というのは何を基準として決めておられるのですか。
○春田分科員 しかし、建築資材は相当五十四年度におきましては上昇するだろうと言われておりますし、現に上昇しております。たとえば鉄の面においても相当値上がりしそうだし、合板の面においてもそうでございますし、またアルミにおきましても、相当過去におきましては投げ売り的なそういう安売りが...全文を見る
○春田分科員 いずれにいたしましても、このイラン政変というのは第二の石油ショックにならないと思いますけれども、四十九年度のオイルショックのときは年度途中に単価改正があったわけですね。そういう点で、五十四年度はそうした背景があったならば、この単価のアップというのは非常に少ない、こう...全文を見る
○春田分科員 さらに、運営費の中で保母の配置基準といいますか、人員の配置がございます。これも時間がございませんので、こちらから言わしていただきますれば、厚生省の国の基準というものは、ゼロ歳児に関しましては特別の配置が行われているみたいでございますが、一歳児、二歳児に関しましては、...全文を見る
○春田分科員 確かに国の基準でやっている地域だってあると思います。ただ、人口急増地域というのはそういうわけにいかないわけですね。特に、小学校、中学校には特別の配慮が人口急増地域にはされております。そういう面で、義務教育ではございませんけれども、義務化しつつある保育所の問題につきま...全文を見る
○春田分科員 障害児保育につきましても若干御質問する予定でございましたが、時間がございませんので、また次の機会に譲りたいと思います。どうもありがとうございました。
03月01日第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第3号
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○春田分科員 私は学校給食の問題につきましてお尋ねしてまいりたいと思います。  義務教育における小学校、中学校の学校給食実施状況を御説明いただきたいわけでございますけれども、時間の関係で完全給食の実施状況だけを御説明いただきたいと思います。
○春田分科員 いまのは生徒数に対する実施状況でございますけれども、学校数に対しまして、これは小学校、中学校だけでいいですから御説明いただきたいと思います。
○春田分科員 小学校は。
○春田分科員 余り時間がないですから、てきぱきとやってください。  ただいま御説明があったように、完全給食を見た場合、小学校の場合、学校数で九一・三%、児童数で九七・一%にいっております。ところが、中学校の場合は、同じ義務教育の中でも、学校数で六二・八%、児童数でいったら五五・...全文を見る
○春田分科員 いま局長から御答弁がありましたように、いわゆる大都市が非常に低いのです。大都市の中でも特に関西地域が非常に低い。私、大阪でございますので、特に関心が強いものですから実態を調べてみましたならば、特に生徒数におきましては、京都は九・三%、大阪は七・四%ということで、一〇...全文を見る
○春田分科員 そこで、文部省としては、中学校給食につきましてもアンケートといいますか、モニターを過去にとられたことがございますね。その結果を簡単に御説明いただきたいと思うのです。
○春田分科員 賛成であると答えた人が父兄で七四・一%、非常に高い率になっております。私は大阪の守口でございますけれども、この市でもいま中学校で完全給食をやっておりません。そこで数年前ですかアンケートをとったことがございます。そのときには約八〇%以上の父兄からの強い要望があります。...全文を見る
○春田分科員 そこで、建築単価の問題でございますけれども、四%ということですね。私はずっと過去の推移を見ました。たとえば鉄筋の対前年度のアップ率、上昇率を見た場合、五十一年度は七・三%見ているのです。五十二年度は七・三%と同じ。五十三年度は六・三%、一%下がっております。ところが...全文を見る
○春田分科員 したがって、これは何も体育局長だけを責めるわけじゃないですけれども、これは全体的な面に大きな影響を及ぼすわけであって、文部省だけじゃございません。厚生省関係の保育所やそういう問題にも影響するわけですよ。だから、これは政府全体の問題だと思いますけれども、非常に四%とい...全文を見る
○春田分科員 若干であればいいのですけれども、私は大幅な修正をせざるを得ないのじゃないかという見方をしておるわけでございます。  そこで、基準面積でございますけれども、これは四十八年、四十九年度大幅に改善されたという局長の答弁がございましたが、私から言ったら、まだまだこれは少な...全文を見る
○春田分科員 最大の配慮をしていただきたいと思うのです。  これは結論になりますけれども、私の地元の学校給食の施設、それから設備の実態を、国の場合は二分の一という形になっておりますけれども、いかに実態と違うかという点を大臣、お聞きいただきたいと思うのです。  守口に五十二年度...全文を見る
○春田分科員 先ほど大臣に御決意をお願いしたわけでございますけれども、小学校給食の場合は、いま言ったように九〇%以上実施されておるわけですね。生徒数でいったら九四、五%いっているわけですから、そういう点で、ある程度特殊な地域以外はほとんど行き渡っている、こう見ていいと思うのです。...全文を見る
○春田分科員 教育の機会均等の上からも、義務教育においては、給食というのはそういう点では非常に大事だと思うのです。  時間が迫ってまいりましたので、最後に、米飯給食の問題について若干お尋ねしますけれども、これは文部省としては、昭和五十一年から五カ年計画で五十六年度に向かって、週...全文を見る
○春田分科員 米飯給食の意義づけというのは幾つかあると思うのですね。米の消費拡大といいますか、それもまた国策でございますし、これは必要だと思うのです。ところが、順調に進んでいるという局長の答弁でございますけれども、これも私、地元で若干、十三校やっておりますから、実際に行っていろい...全文を見る
○春田分科員 大臣から一言だけ、米飯給食につきまして……。
○春田分科員 終わります。
04月10日第87回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○春田委員 最初に大臣にお伺いいたしますけれども、五十四年度の公共事業の執行に当たりまして、去る六日閣議におきまして、五十三年度におきましては七三%の上半期の契約をした、しかし五十四年におきましては若干緩めて六五ないし七〇%に持ってくる、こういう形で決まったそうでございますけれど...全文を見る
○春田委員 五十三年度の公共事業の執行と五十四年度の公共事業の執行というのはおのずと、わずか一年でございますけれども相当変わってきている、このように判断するわけでございますが、今回、六五%から七〇%の弾力的なそういう幅にされましたけれども、これは景気の面だけでこういう形にされたの...全文を見る
○春田委員 新聞報道なんか読んで感ずることは、むしろいわゆる物価の押し上げを相当やはり危険視されて若干下げられたような感じがするわけでございますけれども、それは別としまして、先ほど大臣の御答弁の中で、五十三年度は七三%の前倒しを上半期やったということがございましたけれども、建設省...全文を見る
○春田委員 建設省単独としては、五十四年度に対しましてはどれだけの目標を立てられていますか。
○春田委員 六五から七〇の間に機動的に対処していきたい、こう判断していいと思うのですけれども、五十三年度の建設省の公共事業費は、一般会計ベースで災害復旧費も含めて三兆九千八百七十七億九千六百万円という形になっておりますけれども、この事業は一〇〇%消化されると見ていいわけですか。
○春田委員 大臣の先ほどの答弁では、景気は上向いてきたという答弁がございましたけれども、私たちの実感からすればそうじゃない。確かに大企業等は増益をやっております。これは合理化という名目のもとでかなり高齢者の方を首切ったり、下請の非常な締めつけ、こういう面である程度上向いてきたとい...全文を見る
○春田委員 予算としてはこの四月三日に通過したわけでございますけれども、あの五十四年度予算が実際に発注される月というのは、大体何月ぐらいからなんですか。
○春田委員 五月といっても、連休がございますから五月の後半ぐらいになると思いますけれども、昨年度は十五カ月予算でやった。したがって、二月、三月ごろから準備して、その発注体制というのは非常にスムーズにいったわけですね。今回は、四月三日の予算成立とともに次官通達で各都道府県には連絡し...全文を見る
○春田委員 だから、大体五月の中旬か下旬ぐらいになってしまうわけでしょう。四月と五月の半月の間、この辺は仕事の切れ目はないかということなんですよ。
○春田委員 そうしてもらいたいと願うわけでございます。  さらに、五十四年度の公共事業は四兆四千六百四十二億一千四百万円という形で予算化されているわけでございますが、五十三年度と違って五十四年度では、先ほど大臣もおっしゃったように、建設資材の値上がりという問題があるわけですね。...全文を見る
○春田委員 建設省の五十四年度予算で建設資材の単価アップですね、これは対前年度何%ぐらいと見ておるわけですか。
○春田委員 三・四というのは予算上三・四%ということですね。
○春田委員 予算上、たとえば建設単価は対前年度何%という形で大体試算するでしょう。その数字を聞いているのです。
○春田委員 いずれにいたしましても、その単価というのは実勢に合わせて発注していく、こう考えてもいいわけですね。住宅局長の答弁では、いま三・四%ということでございますけれども、これは恐らくこういう形で三・四%で抑えるというのは考えられませんし、その点ことしはああいう原油の問題でも二...全文を見る
○春田委員 さらにもう一点心配なのは、その資材の値上がりとともに資材の品不足ですね、こういうものが地方によってはあると聞いておりますけれども、この対策は考えておられますか。
○春田委員 現在の時点では不測のそういう予想はないということでございますけれども、地域によってはいろいろな骨材等が不足しているということも聞いております。そういう面で今後の五十四年の公共事業の執行に当たりましては、この資材の値上がり、それから資材の不足、こういう需給関係等、価格の...全文を見る
○春田委員 今後の住宅行政は量より質の方へ転換すべきである、こういうことでございますけれども、五十三年度の公共事業の目玉は住宅建設だったのですね。五十四年度はどうかということでございますけれども、政府全体の予算の伸びを見ても、全体が一二%くらいでございますが、公共事業は二〇%ぐら...全文を見る
○春田委員 したがって、五十四年度の予算につきましてはどういう形の予算措置なのか。景気対策より一歩後退して長期目標に向かって進んでいる、こう理解していいのか、五十四年度も五十三年度に引き続いて景気対策の一環として位置づけている、このように考えていいのか。
○春田委員 そこで、住宅建設五カ年計画というのがございますね。第一期、第二期、第三期という形で示しておいでになりますが、第一期が昭和四十一年から昭和四十五年、第二期が昭和四十六年から五十年、第三期が昭和五十一年から五十五年という形で目標を定めておられますけれども、第一期、第二期、...全文を見る
○春田委員 第三期はもう一年残っているわけでございますけれども、これはただいま御説明ありましたように、公的部門は第二期より若干数字的に上になっているわけでございますけれども、やはり第一期と違いましてずっと落ち込んでおります。これは第一期が高度経済成長でございましたけれども、第二期...全文を見る
○春田委員 したがって、第一期、第二期は公的部門よりも民間部門の方が非常に強かったわけですよね。第三期に向かっては民間部門が非常に下がっている、公的部門の方が若干数字的に上がっている、こういうことでございますけれども、そこで、これから細かい質問に入りますけれども、住宅金融公庫のい...全文を見る
○春田委員 五十五万戸ということでございますけれども、五十三年度の事業量の中で見た場合に六十二万三千戸になっておりますね。こういう点から比較した場合、五十四年度は一歩後退しているのではないかという声がございますけれども、その点どう理解したらいいのですか。
○春田委員 先ほどの局長からの話でいきますと、第三期計画は八百六十万戸持っているわけでしょう。要するに公的部門が非常に少なくなる、伸びがちょっと上がったけれども、民間が非常に低い率になっているから、何とかそれを押し上げたいという答弁がございましたけれども、五十四年度予算に関しまし...全文を見る
○春田委員 となれば、第三期計画で五百十万戸の民間の住宅建設を目標値に挙げておられますけれども、いわゆる戸数よりも質だということになれば、五百十万戸というのは絵にかいたもちになってしまうわけですね。どう理解したらいいのですか。
○春田委員 この五十五万戸でございますけれども、五十四年度予算修正の中でわが党と自民党の政府首脳において話し合いが行われまして、住宅金融公庫において五万戸追加する、昨年七万三千戸追加されたのですけれども、今回は五万戸追加しようという話し合いが行われて、何らかの形で日の目を見ると聞...全文を見る
○春田委員 ということは、五十四年度予算の中で何らかの形で補正なりされて数字の上であらわれてくる、こう理解していいわけですか。
○春田委員 ずいぶん深い意味の答弁でございますけれども、私たちは予算化されるという形で、形の上で出てくるという理解で先に進んでいきたいと思いますが、この第三期住宅建設五カ年計画の中で公庫住宅が一応百九十万戸という形になっております。こういう目標になっておりますけれども、五十四年度...全文を見る
○春田委員 時間がだんだんなくなってきましたのでさらに進みたいと思いますが、新築の建て売り住宅を購入する場合に、現在の限度額というのは大体幾らなんですか。
○春田委員 二百万のアップでございますけれども、特に私、大阪に住んでいるわけでございますけれども、大都市におきましては建て売り住宅というのは非常に高いわけです。たとえば二十坪ぐらいのミニ開発でも大体二千万以上する。こういうことで、確かに二百万アップで九百五十万までになりましたけれ...全文を見る
○春田委員 さらに中古住宅の件でございますけれども、さきに総理府が発表いたしました全国で二百七十万戸があいている。しかし私たちの感じとしては、いわゆる住宅困窮者はまだまだかなりいる。一説によると八百万という説もございますけれども、そういう点では住宅にはまだ非常に困っている。余って...全文を見る
○春田委員 それから、中古住宅の場合、マンションは認めておるわけでございますけれども、いわゆる木造の一月建ての場合はこの融資の条件に入ってないわけですね。こういう声も非常に強いわけでございますけれども、こうした中古住宅が全国で二百七十万戸あるわけでございます。かなりの空き家がある...全文を見る
○春田委員 だが、たとえば木造の場合は耐用年数が二十年でございますから、そのような上限にして三年から十年までの家を対象とするとか、耐火の場合認めるとか、そういうような弾力的な運用はできると思うのです。さらにこうした制度は民間の金融機関でもやっておりますから、これは当然政府の方でも...全文を見る
○春田委員 ところが、この五十四年度公庫法の改正には載っていませんな。私いただいておりますけれども、高層住宅で表二の中でこれは入っていませんね。間違いないですか。
○春田委員 これは昨日政府委員の方から五十四年二月現在の表を、改正点でいただいたわけです。それには載ってないものですから、改正されたなら結構でございます。  最後に、きょうの新聞を読みますと、いわゆる住宅金融公庫につきましても外人にも開放、これは検討という形になっておりますけれ...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、日本は小さな島国でございますし資源もない国でございます。これからは諸外国との友好関係というのは非常に重要になってくると思います。これはそういう点で住宅だけの問題でなくして、諸外国とのいろいろ友好関係の点から言ってもこういう面は前向きに取り組む必...全文を見る
○春田委員 確かに開発を進める建設省とその開発を抑制する自治省との調整というのは非常にむずかしい点があると思うのです。そういう点でいま事務当局でお互いに調整をやっているということでございますけれども、これは自治省といいますかいわゆる自治体だけを責めるわけにいかない面もあると思うの...全文を見る
○春田委員 それでは終わります。どうもありがとうございました。
04月11日第87回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○春田委員 最初に、大臣にお尋ねいたしますが、サラ金地獄とかサラ金事件といったサラ金にまつわる自殺、心中事件等が後を絶たないわけでございますけれども、こうした現象といいますか事象に対しまして大臣はどのような御感触を持っておられますか、まずお尋ねしたいと思います。
○春田委員 特にことしに入ってからのサラ金に関係した事件というのが非常に凶悪な事件が多いわけでございます。  大臣も御存じのとおり、ことしの一月二十六日、あの大阪の三菱銀行で起こった事件にしても、やはりサラ金から百万円前後借りて返済に困っていた結果、ああいう凶悪犯になった、こう...全文を見る
○春田委員 そこで違法なサラ金の業者を取り締まるサラ金規制法というのが立法化される動きがあるやに聞いておりますけれども、どの辺まで進んでいるのか、お尋ねしたいと思います。
○春田委員 大蔵省中心にいま進めているということでございますが、新聞報道によりますと、政府提案を断念されて新たに議員立法で出てくる動きがある、このように報道されておりますけれども、これはどちらの方で出てくるんですか。
○春田委員 いま刑事局長はネックになっている問題は要するに金利の問題、利率の問題である、このようにおっしゃいましたけれども、それ以外にも届け出制の問題があると思うのです。これは報道等によりますと、従来の届け出制を登録制にするという形になっておりますけれども、この登録制で従来みたい...全文を見る
○春田委員 当面の規制としてはいいかもしれませんけれども、やはり抜け道も多いわけですね。たとえば主人がやっていたのを主人の取り消しによって奥さんの名義に変えるとかいろいろな形がございますので、やはり許可制とかまた免許制というのがこれは本筋じゃなかろうかと思うのですね。法務省として...全文を見る
○春田委員 当面の措置としてはわかるわけです。  そこで、ここに大蔵省の課長さんがお見えになっておりますので大蔵省の方に聞きますけれども、こうして登録制にする、金利の面でも漸次下げていく、業者の規制等もやっていくとなれば、いま数が十万以上おるけれども、本当に半分以下になっていく...全文を見る
○春田委員 届け出は十七万でございますが、実際活動しているのは三分の二くらいでございまして、そうないと思うのです。  そこで、推移を見たいということでございますけれども、課長さんでどこまで答弁できるかわかりませんけれども、もし数が減ってきた場合、従来の数から半分、三分の一になっ...全文を見る
○春田委員 将来はそういう方向に持ってきていただきたい、このように要望しておきます。  そこで登録制にした場合、都道府県に委託するわけでございますけれども、従来に比べて非常にそういう形で都道府県のウエートが大きくなってくるわけですね。そういう面で大蔵省としては、十分なる予算の配...全文を見る
○春田委員 次に、金利の問題でございますけれども、現在最高取っているのは日歩三十銭でございます。ほとんどの業者がこれを取っているわけでございますけれども、大臣はこの日歩三十銭、年一〇九・五%、これに対してどのようにお考えになっておりますか。
○春田委員 そこで、議員立法の案によれば、この日歩三十銭を当面日歩二十銭にして、三年ないし四年たった後日歩十五銭にしていく。日歩十五銭でも年率に直したら五四・七五%になるわけでございますけれども、これでもやはり非常に高いという感じがするわけですね。たとえば外資系のサラ金、アブコ等...全文を見る
○春田委員 これにつきましては大蔵省の考え方を聞きたいと思うのです。
○春田委員 だから、議員立法という形で段階的に日歩二十銭、十五銭という形で出ていますね。これについては大蔵省はどのようにお考えになっているのですか。
○春田委員 最大のネックは、先ほどからも御答弁ございましたように金利の問題だと思うのですね。関係六省庁が集まってできなかったということは、結局この金利の問題がやはり大きなネックになっていたのじゃないか。大蔵省は金融業者を守る立場である程度高い面をやはり主張されるでありましょうし、...全文を見る
○春田委員 本人がいわゆる任意で支払った、納得して支払ったというこの解釈でございますけれども、これは非常にむずかしいと思うのですね。借り手の方は利息は安い方がいいわけでございまして、いわゆる納得するはずがないと思うのですよ。生活難、緊急のそういう費用のためにやむを得ず借りるわけで...全文を見る
○春田委員 そうした考え方は、大蔵省が持つのは当然でございますけれども、法務省としてはやはり過去の最高裁の判例を守っていく、これに徹するべきじゃないかと私は思うわけでございますけれども、時間の関係でこの問題はそれぐらいにしておきます。  次に、業者の規制でございますけれども、過...全文を見る
○春田委員 この起訴された中身を分けて、公判請求と略式と両方ございますけれども、ほとんどが略式で終わっておるわけですね。この略式の場合の罰則というのはどういう内容なんですか。
○春田委員 二十万というのは非常に安いというか軽いという印象を私たちは持つわけでございますけれども、どうでしょうか。
○春田委員 結局この辺が一つの隘路になっているのじゃないかと思うのですね。そういう点で、法改正を順次やっておられますけれども、この二十万円になったのも昭和四十七年の四月一日からでございまして、すでに七年たっておるわけでございまして、当時からいったら社会情勢は大きく変化している。こ...全文を見る
○春田委員 それから、サラ金というのは貸す方もそういう問題がございますけれども、借りる方も問題があるわけでございまして、現行制度は、極端なことを言ったら保険証一つでもって借りられる、こういう形になっているわけですね。そういう点で、今回の改正規制案の内容を見ても、いわゆる届け出制を...全文を見る
○春田委員 このサラ金規制法が成立した場合の監督官庁というのはどこになるのですか。
○春田委員 法務省としてはどう考えますか。
○春田委員 この法案が今国会に上程されるのか、上程された場合にはいつごろからこれが実施されるのか、その辺の見通しはどうなんですか。
○春田委員 この点については法務省としてはどう考えますか。
○春田委員 最後に、伊藤刑事局長はこれは大蔵省である、大蔵省の方は、課長さんでございますけれども、どうも法務省と共管でやりたいような意向を持っておられるようでございますけれども、これはもうこれ以上聞いても非常に発言にそれだけの制限があると思いますので、最後に法務大臣にお尋ねします...全文を見る
○春田委員 そうしたことも含めて、いままで六省の、特には大蔵、法務の間に当然意見の衝突があったと思います。それが今日までの遅延だと思いますし、いずれにいたしましてもこれは国民は待っておりますので、早急な法案の成立を望むものでございます。  以上でサラ金の問題は終わります。  ...全文を見る
○春田委員 いまの数字は強制退去された数でございますけれども、それ以前、この「退去強制事由別引渡件数」からいったら非常に多いわけですね。国内から強制退去された数でございますけれども、いずれにいたしましても、この中で不法入国が非常に多いわけです。  そこで、検挙ないし送還された数...全文を見る
○春田委員 確かに五十年から見た場合は横ばいになっておりますけれども、四十五年からの表をずっと見てみますと、この辺からぐっと上がっているわけです。五十年ぐらいから横ばいになっている。それまでから比べたら相当な伸びです。その辺を言っているわけでございます。  そこで、これに対する...全文を見る
○春田委員 この不法入国の実態の中でいわゆる上陸地点でございますが、以前は山口県とか福岡、長崎が多かったのですけれども、最近の実態表を見ますれば、特に関西関係の大阪港が一番多いわけです。五十三年度で見ますれば、大阪港で百三十八名、神戸港が七十八名、ナンバースリーが下関港の六十一名...全文を見る
○春田委員 警察の協力を得ることも大事ですが、これは潜在した場合に警察からの情報等があるわけでございまして、水際検挙の場合は警備官がないわけですから、この点ももっとふやすべきじゃないかと思うのです、重点地域については。関西地域の中にも和歌山港とか舞鶴とか下津港とかそれぞれございま...全文を見る
○春田委員 大臣もそれは承知の上でそういう発言をなさっていると思いますけれども、現場の人の声を聞くと非常に手薄であるという声があるわけですよ。そういう点では、当然大臣としてはそういう面で十分な配慮をしていかなかったら、現場の人たちはいつまでたっても、それは他の関係機関の協力を得る...全文を見る
○春田委員 刑法第六十二条の幇助罪、これが適用されるわけでございますけれども、これも非常に、何といいますか回りくどい間接的なものでございまして、非常に弱いわけですよね。そういう点で、現在管理令という形で昭和二十六年から据え置かれたままになっておりますから、この辺の問題もあると思い...全文を見る
04月25日第87回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○春田委員 きょうは四点にわたって御質問申し上げますけれども、まず最初に、きょう雇用促進事業団の参考人の方がおいでになっておりますので、その問題から入りたいと思っております。  雇用促進事業団の運営する雇用促進団地というのがございますけれども、雇用促進事業団地ですね、いわゆる移...全文を見る
○春田委員 そこで運営の状況をお尋ねしてまいりますけれども、現在の運営戸数と入居状況でございますけれども、まず数字をもってお示し願いたいと思います。
○春田委員 空き家数が一万二千百十六戸あるということでございますけれども、その理由はどういう理由なんですか。
○春田委員 資料をいただいておりますけれども、一万二千百十六戸のうち二Kが九千八百十四戸、二DKが千八百十七、三DKが四百八十五という形になっておりますね。この数字からすれば建ったところは非常に少ないのでございまして、いわゆる狭い二K等が、二Kは五十年ぐらいでやめておりますけれど...全文を見る
○春田委員 五%ぐらいの目標でございますけれども、実際は倍の一一%いっているわけでございまして、私としてはあき過ぎじゃないか、こう見ておるわけでございますけれども、これはそれなりの理由があると思います。いま言ったように二Kが非常に多いわけです。この二Kの面積、部屋数、これはどれく...全文を見る
○春田委員 二間といったら何畳、何畳ですか。
○春田委員 先ほど私が数字で示したように、全体の約八割近くが二Kがあいているわけです。これは当然いま言ったような面積でありますし部屋の数でございますから、近代的な生活をするには非常に不便でございますし、こういう点からいって早急に二Kというのは考えを新たにして、入居者の利便になるよ...全文を見る
○春田委員 そこで私の地元でも相当ないわゆる二戸貸しのケースが出ておるわけでございます、こういう基準に合って。ところが、棟が違ったり階段が違ったりして非常な不便を買っているということで、いわゆる二戸一、壁をぶち抜いて何とか一緒に生活やりたい、こういう要望が非常にきついわけでござい...全文を見る
○春田委員 それなりの努力をなさっているみたいでございますけれども、全体の数からすればこれは非常に少ないわけでございまして、これらの二Kにつきましては八万六千戸ございますので、もっとスピードを早めていただきたいと思っておるわけでございますけれども、将来、二戸一につきましては何年計...全文を見る
○春田委員 要するに、これは予算の枠がありまして、事業団もできないと思うのです。  そこで、大臣にお尋ねしますけれども、こういう要望が非常にきついわけです。そういう点で、予算の範囲内で事業団はそれなりの努力をなさっていると思いますけれども、いかんせん決められた予算でございますか...全文を見る
○春田委員 それでもう一点、やはり改造問題で電力の問題、いわゆるアンペアの問題があります。  これは大臣も御存じだと思いますけれども、現在の既成の団地はほとんど十アンペアないし十五アンペアだと思いますけれども、十五アンペア等におきましては、夏のクーラー、そして電子レンジ等、こう...全文を見る
○春田委員 全国で団地数はどれぐらいあるのですか。
○春田委員 九百団地のうち四十二団地という意味ですか。
○春田委員 五十年以降に建設のものは、二DKでも二十アンペアになっているわけですか。
○春田委員 この四十二団地というのは、ことしはこういう形で出ておるわけでございますけれども、このペースでいったら、五百団地のうちの四十二団地ですから、やはり十年ぐらいかかってしまうわけですね。これは先ほどのことと同じですけれども、ことしは四十二団地だけれども、来年はこれぐらいふや...全文を見る
○春田委員 ことしの予算では、この改善費、修繕費というのはどれぐらいとっておるのですか。
○春田委員 これは労働省に聞きたいのですけれども、いま事業団の方は三十億とおっしゃいましたけれども、労働省としては、ことしの予算枠は大体どのぐらいと見ておりますか。
○春田委員 いま事業団の方が三十億とおっしゃいましたけれども、大枠はどのぐらいですか。三十億で間違いないのですか。
○春田委員 三十四億八千万の修繕費の中で、電力の改善費、修繕費は二億四千万、こういうふうに理解していいですね。  こういうことで、大臣、この修繕費というのは、私資料をいただいたわけでございますけれども、五十一年が三十三億三千万出ておるのです。五十二年が同じく三十一億二千万に減っ...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、この雇用促進事業団というのは、国の住宅建設計画の中の一環として行われておるわけですね。今後、住宅建設というのはいわゆる量よりも質という方向に転換なさって、三DKとか三LDKがふえてきておりますので、こういう面でもやはり変えていく必要があるのでは...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましてもこの団地は、最初に言ったように相当社会情勢が変わってきておりますので、あくまでもそういう労働者といいますか働く人の味方になって貸与をしていただきたい、このように要望しておきます。時間の関係でこの問題は終わります。  次いで、財形の問題でございま...全文を見る
○春田委員 そこでまず、分譲の融資の制度についてお尋ねしますけれども、この予算枠と資付決定額と件数、これは年度別に御説明いただきたいと思います。
○春田委員 五十四年度の予算枠はどれぐらいとっているのですか。
○春田委員 五十四年度の予算枠は三百億ということで五十三年度と比べたら百億アップしておりますけれども、しかしいま御説明があったように決定額は非常に少ないわけでしょう。これではどんなに予算枠をふやしたと言っても、決定額は全然少ない。特に五十三年度は六十五億になっている。二百億の枠に...全文を見る
○春田委員 すでに開始して六年になるわけでしょう。いま局長おっしゃったように、当初はそういう形で少なかったけれども漸次ふえてきていると言っても、全体的には六割くらいしかいってないわけですよ。特に五十三年度はそういう半分以下、この時点は二月現在ですからわかりませんけれども、三分の一...全文を見る
○春田委員 いま言ったように五十四年度は期待していると言いますけれども、これは発足して六年ですから、一、二年は悪かったとしてもそれはわかりますよ。三年、四年目にはそういう予算枠に近づいて努力していきます。こういうことだったらわかりますけれども、六年目にして今日まで非常に悪いわけで...全文を見る
○春田委員 当然財形の趣旨として、これは政府そして事業主、従業員等が寄り合って助け合っていくというその趣旨はわかるわけでございますけれども、実績から判断してその中身が非常に薄いということは、やはり事業主がその気にならなかったらこれは借りられないわけですから、そのように事務費三%の...全文を見る
○春田委員 先ほど局長から実績の件数をお示しいただきましたけれども、さらにこれは事業主と勤住協と事業主団体の三通りに分けた場合、非常に事業主が申請していないといいますか、事業主を通しての借り入れが非常に少ないという傾向になっております。  たとえば、五十年は全体で二百五十四件ご...全文を見る
○春田委員 じゃ、もう一点。持ち家制度がございますね。この持ち家制度は五十二年度から発足していますけれども、この予算額と決定を五十二年度、五十三年度につきまして御説明いただきたいと思います。
○春田委員 これも名のみあって実体がないという形になっておるわけでございまして、本当にどういう原因でこういう形で終わってしまったのか私もわからないわけでございますけれども、労働省としては、いかなる対策をこの二カ年反省して立てようとしておるのか、この点、御説明いただきたいと思います...全文を見る
○春田委員 住宅金融公庫は公庫でそれなりの努力をしているのであって、共済組合は共済組合でそれなりに努力しているのであって、ここでは財形の持ち家という形で五十二年度が二百億、五十三年度が四百億という一つの計画を持っているのですから、それはそれで推進しなかったらやはり意味がないじゃな...全文を見る
○春田委員 実績を上げるためにはその点も考えていく必要があるのじゃないかと思うのですよ。  さらに、分譲と持ち家の場合、金利が違いますね。分譲と持ち家の場合、従業員に最初にかかる金利はどうなっているのですか。
○春田委員 これは分譲の場合は、中小企業の場合には国が利子補給して六・〇五になっているわけですね。ここでは〇・二七の差があるわけです。こういう点もやはり転貸がスムーズにいかない面があるんじゃないかと思うんですよ。この際金利も同じにするためには、国の利子補給というものを転貸にするべ...全文を見る
○春田委員 同じ財形で、分譲では六・〇五、しかし持ち家は六・三二というのは、それは全然違う性格だったらいいですよ。同じ財形の中でそういう利率が違うというのはおかしいじゃないかということで、やはりこの率は合わすべきじゃないですか。時間がございませんのでそれ以上質問できませんけれども...全文を見る
○春田委員 転貸の場合はそうですけれども、分譲の場合はどうなんですか。
○春田委員 他の関連があるということは、これは住宅金融公庫との関連があるということで理解していいんですか。
○春田委員 きょうの新聞報道によりますと、住宅金融公庫の個人向け融資、これは自民党の部会では据え置きという形が決議されたと聞いておりますけれども、これを政府が実行した場合、これは政府が実行するかどうかということはあれですけれども、大臣、この問題につきましてはどういう見解ですか。
○春田委員 最後にもう一点だけお尋ねしますけれども、この転貸の場合は最高限度額千五百万まで借りられるようになっております。ただし、それは財形貯蓄の三倍という形になっているわけですね。三倍ということは、千五百万借りようと思ったら五百万の財形の預託がなかったらいけないわけです。この五...全文を見る
○春田委員 時間の関係上これで終わりますけれども、いずれにいたしましても日本の住宅困窮者はまだ八百余万世帯あると言われております。そういう点から言って、非常に持ち家を志望する声は高いわけです。したがって、銀行へ行ったり、また郵便局へ行ったり——いろんな週刊誌、報道等においてはこの...全文を見る
○春田委員 渡辺参考人、もうこれで結構でございますから。どうも御苦労さんでございました。  続きまして、労働福祉事業団の休養所の問題があるわけでございますけれども、いま全国にこの休養所は何カ所ございますか。
○春田委員 この設置目的とその概要を簡単にひとつ答えていただきたいのです。
○春田委員 現在全国で十カ所でございますけれども、これは将来ふやす計画はございますか。
○春田委員 私は、四十八年の議事録を持っております。当時の大臣は加藤大臣。当時八カ所でございますけれども、これを倍増したいという御答弁があるわけですね。これは労働省の基本方針とするという形になっておりますけれども、六年たちましてその後二カ所ふえておりますが、倍増にはなっておりませ...全文を見る
○春田委員 そうしたら、当時の加藤大臣はうそをついたことになるわけだな。大臣はもう一年でやめちゃうのだから、その後事務局の方がサボっているといいますか、大臣の言うことを全然聞いていないことになるのじゃないですか。これははっきり言っていますよ、倍増すると。まあいいです。  それで...全文を見る
○春田委員 非常に利用率が悪いわけですよ。これ、十カ所の内訳をずっと見てみますと、二〇%以下というところも三カ所ぐらいございますね。二五%以下が二カ所ということで、地域によっては相当悪い。中には沖繩の白雲荘なんか六〇%以上いっておりますけれども、全体的に言ったらもう三〇%しかいっ...全文を見る
○春田委員 いや、努力してないから言っているのであって、六年間で一〇%しか上がってないのですよ。これでもよしとしているのですか。それは一、二年で効果がないのはわかりますけれども、長期的にずっとこういう状態なんでしょう。特に五十三年度はもう三〇%を割っている。これは暖冬異変で蔵王パ...全文を見る
○春田委員 大臣、よく聞いてくださいよ。一般の労働者ないし家族も利用できるのですけれども、実際本来の趣旨はそういう障害者の八級以上の方が無料で利用できるのです。ところが、この私の資料では五十一年度はそういう方が三百十六名しか利用してない、五十二年が三百四名、五十三年度が四百四十八...全文を見る
○春田委員 もう一つ質問がございますので、時間がございませんからこの問題はもう一つだけ言っておきますけれども、この旅費があるのです。  旅費が最高三千六百円出るのです。ところが、私の計算でいきますと、東京周辺の方が蔵王に行こうと思います。蔵王と東京間では約三千三百円するのです。...全文を見る
○春田委員 どう責任をとるのですか。
○春田委員 時間が差し迫ってまいりましたけれども、これはおとといですか、自民党から公明党、民社党に五十四年度予算修正の問題につきまして、雇用問題について御回答がございました。きのうの社労委員会でもかなりの質問が出たと聞いておりますけれども、この点で私なりに若干確認しておきたいと思...全文を見る
○春田委員 その域の答弁を出てないみたいでございますけれども、私の想定するところは、当然不況地域がその個所に値するのじゃないかと思っておりますけれども、どうでしょう。
○春田委員 さらに、定年延長の問題、これは雇用審議会に諮問するということになっておりますけれども、時期はいつごろ諮問なさるのですか。
○春田委員 この定年延長の問題につきましては、かって大臣は、それはいいとしても、定年延長することによってヤング層の就職が非常に困難になるのじゃないかという反面も出てくるという御答弁を何かなさったように聞いたことがございますけれども、いまの大臣のこの定年延長のいわゆる立法化の問題に...全文を見る
○春田委員 わかりました。  それから、先ほども質問が出ましたけれども、高齢者と身障者の雇用でございますけれども、これは法定雇用率がございます。高齢者の場合は企業に六%、身障者の場合は大体一・五%前後だと聞いておりますけれども、この雇用の法定率が、大企業になるほどいわゆる未達成...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても労働省は働く人の味方であって弱い人の味方にならなくてはならないわけでございますから、そういう点では、こういう高齢者、身障者、非常に就職が困難です。全体の就職というのは職安に行ったら大体二人に一人はあるんですけれども、こういう人は十人に一人ですから...全文を見る
05月09日第87回国会 衆議院 決算委員会 第12号
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○春田委員 大蔵省にお尋ねいたしますが、大蔵省は五十五年の予算編成につきまして、総理の意向を受けまして、従来は八月から編成していたのを約二カ月間早めて六月ごろより着手すると聞いているわけでございますけれども、その意図はどういう考えなのか、最初にお話しいただきたいと思うのです。
○春田委員 一般的には、財政の見直しとともに、その腹には一般消費税導入の作業に入るんじゃないかと、こういう言われ方もされておるわけでございます。  そこで、一般消費税につきまして若干質問を展開してまいりたいと思うのですが、この一般消費税、地方選の前は静かになっておりましたけれど...全文を見る
○春田委員 いまの大臣の御答弁では来年度以降という形でお話がございましたけれども、大臣としては、大体いつごろをめどに導入するつもりなのか、国会上程は大体いつごろになるのか、その辺の腹といいますか作業といいますか、その辺はまだ明確に決まってないんですか。
○春田委員 そこで、大平首相は常々この導入に当たりましては国民の合意が必要であると再三言っておられるわけでございますけれども、国民の合意とは具体的にはどういう意味なのか、どう理解していいのか、これは直接総理に聞くのが本当だと思いますけれども、それに近い大臣に御答弁いただければあり...全文を見る
○春田委員 いまの答弁聞きますと、私なりに解釈しますと、政府部内でしっかり努力する、いわゆる財政の見直しをやる、歳出の見直しをやる、またPR等もやる、これで終わりであってはならないと思うんですね。やはり国民的な合意というのはあくまでも——いまいわゆる商売人の方、企業の方、一般国民...全文を見る
○春田委員 そういう点から言ったら、法律が通ってからも少なくとも半年ないし一年間のいわゆるPR期間といいますか、説明期間が要ると思うんですね。となれば、今国会は会期が迫っていますから恐らく無理でしょう。ところが、五十五年の早期となったら、四月一日からもしやるとすれば九月の補正か十...全文を見る
○春田委員 自民党内でも選挙の前は非常に不利であるからということでいろいろ論議があるみたいでございますけれども、それはさておきまして、もう一点だけ確認しておきたいわけでございますが、一般消費税を導入することによって、税調では大体五%税率ということで出ているみたいですね、年間三兆円...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、この一般消費税は物価上昇を招き、国民の生活を大きく圧迫するわけでございまして、そういう点から国民の十分なコンセンサスを得ないままに中途半端で採用しては決してならないと私は思います。私自身としては一般消費税は反対でございますので、それを表明してこ...全文を見る
○春田委員 ただいま御説明があったように、五十四年度は予備費は一般が三千五百億、公共事業等が二千億、合計五千五百億出ておりますけれども、これを設定した理由といいますか、これはどういう形で積算されたのですか。
○春田委員 この予備費の設定というのは非常にむずかしいと思います。要するに過去の実績といいますか経験を踏まえて組まれるみたいでございますけれども、特に五十二年度の予備費の実績を見た場合に非常に使用残が多いわけですね。補正で二百四十五億減額しておりますが、なおかつその使用残額が一千...全文を見る
○春田委員 それは、要するにお金が残るというのは使うよりいいわけですからわかりますけれども、しかし、やはり予算編成の段階で、効果的に機動的に使うという面の予備費の性格からして、使用残が残るというのはよくないと思うのですよ。  ただ、いま御説明がありましたように、五十年度のいわゆ...全文を見る
○春田委員 まあ景気が悪かったからいわゆる公共投資、公共事業に全部ぶち込んだということでございますけれども、そういう論点からすれば今後景気が上向いてきた場合、この公共事業等の予備費というのは全然要らないと、そう理解してもいいわけですか。
○春田委員 五十三年度、五十四年度、公共事業等予備費が約二千億ほど出ておりますけれども、これは災害復旧費にも使えると理解していいわけですね。
○春田委員 となれば、五十三年度一挙に二千億全額取り崩すということは、これは十月の補正でやったのでしょう。それで、聞いたところによると、十月九日ですか、閣議決定していると聞いておりますけれども、それ以後もし台風とかいろいろな災害が来た場合に、この公共事業等予備費を全部取り崩して景...全文を見る
○春田委員 法的には一般会計の予備費を使ってもいいと思いますけれども、そこら辺をやはり明確にする必要があるのじゃないですか。要するに、景気対策用として公共投資のいわゆる公共事業等の予備費をそっちへ回すけれども、災害復旧の場合は全然使わないで一般会計の予備費を使うというのが私が大体...全文を見る
○春田委員 全国でいま裁判が何カ所か行われておりますけれども、その裁判を行っている患者数は全体で何名なのですか。
○春田委員 和解しておるのが千三百人でございますから、約三分の一強が和解に応じているわけでございますが、昨日の新聞報道によりますと、いままでかたくなに拒否していた田辺製薬が一転してあのように可部方式を認める、国の方針に従う、こういうことで和解の意向を強めたと聞いておりますけれども...全文を見る
○春田委員 この田辺のいわゆる態度変更といいますか、そういう事情で和解になった場合、いま全国で約四千名の方が争っているわけでございますが、これは全国への波及にも大きな影響があると思いますけれども、この田辺の態度変更というのは厚生省としてはどう見ているのか、いわゆる今後の裁判によっ...全文を見る
○春田委員 そこで五十二年度から予備費が流用されておりまして、五十二年度が閣議決定が二回されております。五十三年度が八回ですかされております。きょうの五十二年度(その一)でも閣議決定が五回されているわけでございますけれども、こういう点からして、確かに和解しなかったらこれはてん補金...全文を見る
○春田委員 このスモン訴訟の和解の損害てん補金につきましては、大蔵省としてはどのようにお考えになっておりますか。予備費で流用している、使用しているという点で、今後当初から予算化できないかという問題ですね。これについてはどうお考えになっておりますか。
○春田委員 次に、有料道路の問題についてお尋ねしてまいりますけれども、有料道路といってもいろいろございます。そこで観点をしぼりまして、地方有料道路、事業主が地方公共団体と地方道路公社、二通りございますけれども、これの現在供用中の路線、全体の路線数、それから採算状況、黒字路線がどれ...全文を見る
○春田委員 いわゆる百十九路線のうちの六十九路線ということですから、六割強が赤字路線になっているわけですね。こういう点で、五十二年度単年度だけでございますけれども、この全体の路線の中でもうどうにもならない路線というのがあると聞いております。料金の値上げをやったとしても経営の合理化...全文を見る
○春田委員 二、三割というと非常に抽象的でございますけれども、数はわからないのですか。—時間がございませんから結構です。  三割としても約二十路線があるわけですね。事前のレクのときたしか五十三年度に五路線、五十四年度に五路線、合計十路線を国として手当てをしたということを聞いてお...全文を見る
○春田委員 無利子の貸し付けでもこれは将来返すわけですからね。あくまでもこれは借金なんですよ。そういう点で、確かに建設費が高くなったということがございます。しかし、もう一点大きな原因としては、交通量が、非常に計画と実績が差がありますね。出していただいた資料の中で、ワーストセブンの...全文を見る
○春田委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○春田委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について、不承諾の意思を表明するものであります。  その理由は、過ぐる八十国会に提出されました予備費案件審査の際、予備費使用について、財政の国会議決...全文を見る
05月29日第87回国会 衆議院 本会議 第29号
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○春田重昭君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十二年度決算に関して、現在の政治状況に深く関係のある幾つかの問題を取り上げ、総理並びに関係大臣にお尋ねいたします。  昭和五十二年度は、内外とも経済の年と銘打たれた年でございました。不況下の物...全文を見る
06月04日第87回国会 衆議院 決算委員会 第13号
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○春田委員 本日は、サラ金の規制法の問題とそれから高速道路の諸問題について、この二点につきまして御質問を展開してまいりたいと思っております。  最初に、サラ金の規制法の問題でございますが、立法化の動きあるやに聞きますけれども、今日までの経緯、これにつきまして具体的に御説明いただ...全文を見る
○春田委員 各党から出されているということでございますけれども、これは議員立法なのか、それとも政府提案なのか、どちらを主としてお考えなのですか。
○春田委員 確かに各政党とも意見調整が必要だと思うのですけれども、今日までの経緯を見ますと、大蔵省としては、語弊があるかもしれませんが、右へ出たり左へ出たりして非常に一貫性がないように思うわけでございます。早急に立法化したいという局長の答弁でございますが、大臣としては、この国会会...全文を見る
○春田委員 客観的に見て、この国会は今月の十四日まででしょう、きょうが六月の四日ですから、あと十日間しかないのですけれども、衆議院を通してさらに参議院を通そうと思ったら、あと十日間ですね、これで可能かどうか、どうでしょうか。
○春田委員 その何とかという意気込みはわかりますけれども、大蔵委員会の意向を聞いてみますれば、外為法が近々上がる、あと税理士法がサラ金の前に来るみたいでございますので、あと十日間、期間的に見て非常にむずかしいのではないか、こういう動きを聞いておるわけでございます。いわゆる再延長が...全文を見る
○春田委員 期待をしていると言っても、客観的には不可能に近いと私は見ておるわけでございます。  そこで、従来のサラ金の取り締まりというのは出資法と利息制限法があるわけでございますけれども、この関係で大蔵、法務両省が共管事項として扱っていたわけでございますが、このサラ金規制法がた...全文を見る
○春田委員 そこで、具体的な問題を何点かにわたって御質問を展開するわけでございますけれども、従来の届け出制をいわゆる登録制に切りかえた場合、違法な業者、悪質な業者を締め出すにはまだこの登録制では弱いのではないかという声もあるわけです。そこで、サラ金というのを本当に正しい業者を育て...全文を見る
○春田委員 一都道府県で営業を行う場合にはその都道府県知事に委託して行うわけでございますけれども、いま局長がおっしゃったように、いわゆる二都道府県で行う場合にはこれは大蔵省でやるわけですね。そこで都道府県の負担というものが非常にそれ以上強くなっていくのではないかと思いますけれども...全文を見る
○春田委員 地方自治体はいまでも非常に財政的に厳しいわけでございますので、ぜひともそれなりの処置をとっていただきたい、このように要望しておきます。  さらに、金利の問題でございますけれども、大臣の御答弁では自民党案が非常に私たちの思っている考えに近いという御答弁がございました。...全文を見る
○春田委員 大蔵省が昨年六月、実態調査をやったと聞いております。その実態調査をやりますと、十万円以下の小口金融では実際貸し出されている金利は平均八四・五%だ、このように聞いたわけでございますけれども、この調査では実際に動いているのが八四・五%でございますから、金利からしたら七三%...全文を見る
○春田委員 局長は罰則を非常に強調されておりますけれども、しかし七三%まではかけてもいいわけでございまして、罰則がかからないわけですから、そういう点から言ったらやはり非常に高いという感じはいたします。また経過措置が三年ということでございますが、これも非常に長い、私個人的に考えても...全文を見る
○春田委員 任意で払った場合と言いますけれども、これはやはり対象者が主婦の方とか一般のサラリーマンの方が非常に多いわけでございまして、本当に具体的に詳しく知って借りている人は非常に少ないと思うのです。そういう面では、いわゆる利息が安い方がいいわけでございまして、後でいろいろ御相談...全文を見る
○春田委員 いま局長から御説明あった応急ローンの問題でございますが、この実績を資料としていただきましたけれども、五十三年の十月ごろから発足して今日までの件数が出ておりますけれども、非常に少ないという感が私はするわけでございます。都銀と地銀で三月末の累計では八百十五件ですか出ており...全文を見る
○春田委員 以上でサラ金問題につきましては終わりたいと思います。  それでは第二点の高速道路の問題につきまして、建設省ないし公団の方にお尋ねしてまいりたいと思っております。  まず、建設省にお尋ねいたしますけれども、高速自動車道路というのがございますけれども、この意義につきま...全文を見る
○春田委員 この高速道路の整備状況と将来構想といいますか、これも簡単に御説明いただきたいと思うのです。
○春田委員 建設省は、日本道路公団から五月十五日ですか、申請されております高速道路の通行料金の値上げについて今日までどのようにお考えになっているのか、御見解をお伺いしたいと思います。
○春田委員 一部の新聞報道では八月一日より実施、こういう報道もされたわけでございますけれども、この点真実なのかどうか。その時期等まだ明確になっていないのかどうか。それから上げ幅の問題ですね、この点どうお考えになっているのか。
○春田委員 一部の新聞報道では八月一日ということが報道されましたけれども、この点どうですか。
○春田委員 きょうは日本道路公団の副総裁が参考人としておいでになっておりますので、副総裁にお尋ねいたしますが、この値上げの理由、これはいかなる理由なのか。簡単で結構でございますから、御説明いただきたいと思うのです。
○春田委員 ただいまの参考人の御答弁では、人件費、建設費の高騰、交通量の低下、それから新規路線の建設費、おおむねこの三つが今回料金値上げの理由だと思います。  そこで、第二番目の交通量の激減、低下ということの理由でございますけれども、この交通量の低下という問題は、最近の石油資源...全文を見る
○春田委員 さらに、石油五%の節約達成の問題でございますけれども、これは昨日から高速道路上におけるガソリンスタンドを休日祝日閉鎖をする、こういう施策をとっておられるわけでございますけれども、これは昨日から実施に移されたわけでございますが、どういう状況なのか、またそれによって事故等...全文を見る
○春田委員 スタンドは高速道路に何カ所あって、昨日そのうち何カ所開業したのか、この点わかりますか。
○春田委員 九十八カ所のうち十四カ所営業したということですが、この措置は今後ともずっと変わらないのですか。
○春田委員 となれば、半年後にはこの体制は変わるということですか。いわゆる営業数も変わるしまたその場所も変わる、こういう意味ですか。
○春田委員 その場合、長距離のトラックやパトカーなど緊急性の必要なものはガソリンを入れるけれども一般のマイカー等にはガソリンは規制するんだという話も聞いたことがあるんですけれども、この点はどうなんですか。そういう選別はやらないのですか。
○春田委員 さらに、スタンドの休日祝日の休業とともに、通産省からは高速道路における速度、経済速度で走ってほしい、こういう通達が出ていると聞いております。これによって年間約二百五、六十万キロリットルのガソリンが節約できるんじゃないかという通産省の計算でございますけれども、この点につ...全文を見る
○春田委員 公団の副総裁に一点だけ確認しておきますけれども、こうしたいわゆる石油事情によりまして、スタンドが休業したり経済速度で走ったり、こういうことで制約があるわけでございますけれども、いわゆる料金収入を頼りとする公団としては、こうした措置が一段と先ほど言ったように車離れといい...全文を見る
○春田委員 それから値上げの要因として新規着工路線十二路線五百九十九キロがあるわけでございますが、この建設費が非常に高騰してきたということで料金を改定する、こういうことでございますが、今回の路線は非常に従来の路線の縦貫道路と違いまして横断道路になっていますね。そうした場合、単独で...全文を見る
○春田委員 それから、高速道路の道路建設はいわゆる償還原則でございまして、将来この道路は無料開放するという原則が生きているわけでございますけれども、この無料開放原則というのは現在プール制になりましても生きているわけですか。
○春田委員 高速道路が最初に建設されたのは昭和三十八年の名神高速道路でございますけれども、これですら償還が三十年ですから昭和六十八年には無料開放される、こういうわけでございます。この点とプール制との関係はどのように考えたらいいんですか。
○春田委員 ということは、最初の単独採算制からプール制になることによって、今後建設費が相当高騰する、交通量が低下していくとなれば、三十年後無料開放というこの原則は生きているけれども、名のみあって実体はないということであって、私は半永久性の有料道路制になっていくのではないかという懸...全文を見る
○春田委員 ということは、三十年後は無料開放だということで最初は高速道路は建設されたわけでございますけれども、確かにプール制を導入することによっていろいろないい面もあります。しかし、無料開放の原則が死んでしまうのではないかということによって、国民がだまされたことになるのではないか...全文を見る
○春田委員 時間が参りましたので、最後に大臣にいまの問題で再度お尋ねしますけれども、いま言ったような事情からして、この七千六百キロの高速道路全体計画ですね、ところが、最近の交通量が昭和四十八年以降ぐっと下がってきている、また、石油事情等によって今後車の流れが少なくなっていく、こう...全文を見る
○春田委員 以上で終わります。
12月12日第90回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○春田委員 私は最初に、行政改革の問題についてお尋ねしてまいりたいと思いますが、行政改革の最大の目玉といいますか、柱であります特殊法人の統廃合の問題でございます。  一昨日の行管庁がまとめた報告によりますと、建設省では日本住宅公団と宅地開発公団を統合合併するという報道がなされて...全文を見る
○春田委員 五十六年の大体十月ごろをめどにするということでございますが、総理は、全体的ないわゆる特殊法人の統廃合の問題につきまして、二年先とか三年先とか言わないで来年から実施してほしいと強く要望しているわけでございますけれども、五十六年の十月ということは二年先になるわけですね。そ...全文を見る
○春田委員 この両公団の合併統合というのは事新しいものではないのですね。過去再三行政監理委員会からも、また過去の閣議決定でも問題は上がっておるわけでございまして、私は遅きに失したと思っておるわけでございますけれども、いわゆる統合ということは非常に一般受けはするわけでございます。さ...全文を見る
○春田委員 仮称都市整備公団ですか、ただいまの大臣の御答弁、それから趣旨なるものが出ておりますけれども、これを読んでみますと、従来の日本住宅公団と違って、いわゆる新しい土地を取得して住宅をどんどん建てていくという方向からどうも一歩後退しているのじゃないかという感じを持つわけでござ...全文を見る
○春田委員 私の質問の発想は、たしか記者会見で大臣が、今後公団住宅の建設につきましては、地価が相当高騰しているので一般国民には非常に高い家賃等になっていくし分譲価格になっていくので、将来段階的に縮小していきたい、また、いわゆる民間に任せていきたいというような発言が報道されておりま...全文を見る
○春田委員 そこで役員の問題でございますけれども、現在日本住宅公団には十四名の方がおられます。宅地開発公団は十名の方がおるわけでございますけれども、統合することによって役員数は将来どのような方向でお考えになっておりますか。
○春田委員 具体的な問題は今後、事務次官をトップとした検討委員会で検討が行われるみたいでございますけれども、十四名と十名で合計二十四名ですよね。総裁はいま二人ですが二人は要らないわけであって、その総裁が新しい公団の副総裁になって役員としては全体としては変わらないとなったら何のため...全文を見る
○春田委員 若干大臣触れられましたけれども、一般職員の問題ですね。  現在日本住宅公団に五千百名ですか、宅開公団に三百五十名職員の方がいるわけでございます。この一般職員の扱いでございますが、首切りなんか当然なされないと思うのですけれども、これは一足す一が二にならないように、いわ...全文を見る
○春田委員 それから次の問題でございますけれども、そのほか建設省所管の特殊法人の中に首都高速道路公団、阪神高速道路公団というのがありますね、それと日本道路公団を統合したらいいじゃないかという話が過去にも出されたみたいでございますが、今回対象にはなっていないわけでございます。この三...全文を見る
○春田委員 確かに資金の面、運用の面、技術の面、いろいろな違いがございます。しかし、阪神道路公団と首都高速道路公団、これはどうも性格的に似ているような感じがするわけです。三公団一緒にすることが無理であるならば、阪神と首都高速を一緒にするという話は、それはいろいろ出資団体が違います...全文を見る
○春田委員 きょうは国土庁の長官もお見えになっておりますのでお尋ねしますが、国土庁関係では東北開発株式会社が今回の一つの対象になりまして、将来民間に移管するということで検討するという形で残されておりますけれども、検討というのは大体いつごろまでの検討とするのか、その辺の具体的な話が...全文を見る
○春田委員 長官はにわかにとおっしゃっておりますけれども、この特殊法人も昭和四十二年ごろから非常に話題になっているわけでございまして、指摘されているわけですよ。法律的には昭和十一年に設立されて五十年間の存続期間があるみたいでございますから、昭和六十一年まで一応認めている会社なんで...全文を見る
○春田委員 そこで、特殊法人に関するいろいろな問題があるわけでございますけれども、時間の関係上、その代表的なものだけをちょっと指摘していきたいと思うのでございます。  特殊法人で一番問題なのは、高級官僚の天下りの問題があるわけでございます。この特殊法人の役員の選考につきましては...全文を見る
○春田委員 五項目の規定がされているわけでございますけれども、この閣議決定は厳格に守っていかなければならないものであるか、また、ある程度その運用に当たっては幅を持たせるのか、その点もう一回、内閣官房参事官にお尋ねしたいと思います。
○春田委員 内閣官房としては厳しくやっているというわけですね。  そこで、建設省の主管なり共管の特殊法人が八つございますけれども、この特殊法人に関しまして、大臣はまだ就任間もないわけでございますけれども、この五項目に反する人がいないかどうか御調査なさったことがございまか。
○春田委員 在職年数でございますけれども、この例外を認めているのは、副総裁以上が七十歳まで認めているわけですね。原則としては六十五歳でしょう。それから、在職期間は八年なのです。普通は六年、例外として八年まで認めているわけです。それが六年以上超えている理事が一人、副総裁以上が八年以...全文を見る
○春田委員 いずれにしても昨年の四月一日からこの取り扱いは守っていくということでございますから、いま五十四年も十二月になるわけであって、一年と半年以上たつわけでしょう。したがって、それは当然公団になくてはならない人でございましょう。無能の人とは私も言いません。しかし、少なくとも一...全文を見る
○春田委員 さらに国土庁関係にもあるわけでございまして、国土庁関係は役員数が三十九名でございます。民間からの起用はこの中で九名でございますので、天下りが約七十数%になるわけですね。在職年数にしても副総裁以上で八年を超えている方が一名いる。理事の中でも二名いるわけです。六十五歳以上...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、閣議決定があるからやれというのではなくして、やはりいま大きな社会的な問題、国民的な大きな関心になっているわけですよ。公費天国と指摘されぬまでもいろいろな問題になっているだけに、上に立つ人が相当な決意で臨まなかったならば、この問題は解決しないと思...全文を見る
○春田委員 いま御説明あったように、いわゆる積算見積額と実際の決算額といいますか、使った額というのが何と七倍くらいになっているわけですね。九倍ですか、四億一千一百万円使われているわけです。これはどういうところに、そのように——いわゆる大蔵、建設のときにはわずか四千七百万ぐらいの積...全文を見る
○春田委員 この会議費は四億円になんなんとする実績となっておることは、これは相当前からこれだけ使われていると思うのです。いま資料があるかどうかわかりませんけれども、五十年以降の五十年、五十一年、五十二年、このあたりはどのくらいの会議費が使われたのか、資料があったら御説明いただきた...全文を見る
○春田委員 先ほどの総裁の話では、実際、会議に要した費用だからこういう形になったんだということでございますけれども、すでに五十年の実績からいっても四億円以上出ているわけでしょう。となれば、当然それだけの額を使った実績があるわけですから、当然、翌年度の予算見積もりのときには、その額...全文を見る
○春田委員 公団を指導監督する立場の建設省としては、こういう経理上操作がなされておるわけでありますけれども、こういう事実知っておりましたか。知っておるとすれば、どういう形で処理なさっていたか、お答えいただきたいと思うのです。
○春田委員 どうも説明ではちょっとわからないわけでございますけれども、会議費はそんなに使われるべきじゃないということで予算の時点では四千万くらいで一応計上する。実際使ったのは四億くらいになっておる。このいわゆる事実ですね。大きな差があるわけでしょう。この辺の問題、やはり五十三年、...全文を見る
○春田委員 確かに建設省は款項だけが承認事項となっているみたいでございますけれども、さらに監督する立場としてどういうものに使ったのかというのを聞いていく、私はそれだけの義務があると思うのですよ。また、それだけの権利もあると思うのですね。だから、確かに公団の自主運営、裁量にまかせる...全文を見る
○春田委員 日本住宅公団が年間どれだけの事業をなさるか、私もつぶさに知らないわけでございますけれども、相当のものがあるでしょう。しかし、茶菓弁当代だけで四億円もかかるというのは、一般的に見ても常識から考えてみても、どうも普通の私たちの頭で考えたらわからないわけですね。いわゆる茶菓...全文を見る
○春田委員 必然的に会議を行わざるを得ない、それは当然そうでしょう。用地を買収するにはいろいろ地主、また借家人、いろいろむずかしい交渉もあるでありましょうし、地方団体等とのいろいろな打ち合わせ等も必要でございましょう。となれば何回ぐらい会議を開いたのか、一回当たりどれくらいの予算...全文を見る
○春田委員 当然、公団には資料があると思いますけれども、過去、たとえば五十三年、五十二年、会議を何回開いたのか、そこに何名の方が参加してやったのか、費用はどれくらいかかったのか、それだけの請求書があると思いますし、また領収書もあると思うのです。そういう記録された資料はありますか。
○春田委員 持ち合わせないというのは、そういういいかげんな形でやっておられたのですか。要するに土路事件にしてもそうでございましょう。百二十回か百三十回か請求書を出しておる。その名目は会議費という形で経理部面に請求されておるわけでしょう、総務部長の決裁もあると聞いておりますけれども...全文を見る
○春田委員 これは時間をかけてやれば出てくるのですか。
○春田委員 現在司直の手にゆだねてあるから調べることはできない、こういうことでございますけれども、時間かけても結構でございますから、私は資料要求をしていきたいと思うのです。これは委員長の方で諮っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  いずれにいたしましても、この...全文を見る
○春田委員 会計検査院の方がお見えになっておりますから一言だけお尋ねしますが、会計検査院はこの問題につきまして近く乗り出すという形で報道されておりますけれども、いつごろなのか、その見通しがあればお答えいただきたいと思うのです。
○春田委員 建設省としては、先ほどから言っているように、本当に公団については十分な指導監督をする義務があるわけですね。こうした土路事件を初め一連のきわめて乱雑な経理といいますか、また、団地サービスの問題、また、きょう新聞報道になっていますように、新都市サービス会社の問題、そういう...全文を見る
○春田委員 さて、時間がなくなってきたわけでございますけれども、北生駒の乱開発の問題でございます。  この問題は昭和四十八年にわが党の峯山参議院議員が取り上げまして以来大きな関心を寄せられまして、私も当決算委員会初め分科会等を通して三回質問しております。こういうことでやっと国も...全文を見る
○春田委員 来年度も同じく調査していくということでございますけれども、聞くところによりますと、二十二日が大蔵省の予算の内示だと聞いておりますけれども、当然その前に国土庁としてはこれくらいの予算を要望していきたい、来年度に関してでございますけれども、どれくらいの予算要望をしていくお...全文を見る
○春田委員 今年度ほどの予算は要らないのじゃないかという感触でございますけれども、実は、この問題につきましては、いろんな影響が出ていることは御存じのとおりでございます。たとえば、二次災害の問題もあろうかということで、問題になっておるわけです。たとえば、砂土を採取する、その後にいわ...全文を見る
○春田委員 最後に一点だけ。この問題は、長官、いわゆる一つのモデルケースとして行われていると聞いております。ただ単なる大阪の一地方の乱開発ではない。国定公園が乱開発されているわけですよ。そういう点で一つのモデルケースとして扱われているわけでございまして、この扱い方がこれと類似した...全文を見る
○春田委員 終わります。