春田重昭

はるたしげあき



当選回数回

春田重昭の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第102回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○春田分科員 大臣にお伺いしますけれども、五月のゴールデンウイークでございますが、太陽と緑の週にすべく、労働団体の皆さん方を初め民間の方々も運動を展開されているわけでございます。これに対しましては、四月二十九日から五月五日までを大型連休にするとか、それが無理だったら五月四日のみを...全文を見る
○春田分科員 文部省としては、五月四日を休日にするということにつきまして、行政指導する云々ということにつきましてはどんなお考えを持っておるのですか。
○春田分科員 大臣もおっしゃったように、日本人の平均労働時間というのは、世界の平均労働時間に比べて大体三百ないし四百時間長いと言われるくらい非常に多いわけですね。その意味で、休日をふやしたり時短ということは、充実した家庭生活、自由時間を過ごせることに非常に大きな意義がある、私たち...全文を見る
○春田分科員 一部の報道でございますけれども、見出しで「「シルバーベンチャー企業」育成」という形で、そういう構想があるやに出されているわけでございますけれども、これについてはどうお考えになっているのですか。
○春田分科員 そこで、六十歳以上の定年延長の企業等が五十九年一月では五二・一%に上がってきまして、さらに決定なり予定している企業等が六五%ある、こういうことで定年の法制化の問題が浮かび上がると思うのですが、これに対しては大臣、どうお考えになっていますか。
○春田分科員 今雇用審議会でいろいろ検討されていると聞いているわけでございますが、大体めどというのはいつごろを想定されているのですか。
○春田分科員 さらに、六十歳の定年を六十五歳まで延ばした企業等については、国は奨励金や助成金を出しておりますね。ところで、その将励金は六十一年度から打ち切りということを聞いているわけでございますけれども、六十年度で終わりだ、こういうことで、各企業にはそういう形の一種のおどしみたい...全文を見る
○春田分科員 別な面で活用するようなお考えをお持ちみたいですが、いずれにいたしましても、要するに実施状況を見ながら検討していくということで、なるたけ廃止ということはやめた方がいいのじゃなかろうかと意見を述べておきます。  さらに、高年齢者の雇用率が六%となっております。この雇用...全文を見る
○春田分科員 これについて、大臣から何か御所見ございませんか。
○春田分科員 時間がございませんので、最後にシルバー人材センターについてお伺いしたいと思うのですが、このシルバー人材センターにつきましては見直しがされたと伺っておりますけれども、今後どうなるのか。特に、従来五十五年から発足いたしました国の助成、補助金ですけれども、当面五年ごとに見...全文を見る
○春田分科員 では、補助金につきましては大蔵省の考えをお伺いしたいと思います。
○春田分科員 今こういう補助対象になっているのが二百三十五で、六十年度が二十五団体ということでございますから、二百六十団体くらいになるのですね。会員数も約十一万だと聞いておるわけでございます。そういった意味で、国では一定の限界があるみたいな話がありましたけれども、これだけ相当各地...全文を見る
○春田分科員 特に第五次の雇用対策協議会、そこでもシルバー人材センターの育成強化というのが出されているわけでございますから、この国の助成制度は断固守ってもらいたいし、守っていくべきである。労働大臣並びに大蔵省にも強く要望しておきます。  最後になりますけれども、このシルバー人材...全文を見る
○春田分科員 時間が参ったようでございますので終わりたいと思いますが、いずれにいたしましても、人材センターにつきましては、従来の方式からもっと就労あっせん機能を拡充すべきことも考えながら進めていただきたいと特に要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうござ...全文を見る
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○春田分科員 私は、牛乳問題につきましてお伺いしたいと思います。  まず初めに、生乳の生産動向並びに乳製品の需給状況、価格の動向について簡単に御説明いただきたいと思います。
○春田分科員 乳製品の中でも脱脂粉乳これにつきましては、今御説明があったように、過剰在庫であったものがいわゆる需給状況によって放出された、それによって昨年から不足になってきた、逼迫してきたということで、ことし輸入されておりますね。これは、五十一年から五十三年までの過剰生産から、五...全文を見る
○春田分科員 もし昨年並みの猛暑になったとすれば、この二月八千トン輸入したわけでございますけれども、それで十分足りるのかどうか。また海外に頼らざるを得なくなるのではなかろうか。どうなんですか、その辺の見通しは。
○春田分科員 次に、話題になっておりますDゼロ牛乳についてお伺いしたいと思うのです。  Dゼロ牛乳というのは、より新鮮な牛乳を求める消費動向にメーカーが着目いたしまして、非常に販売増加等に利用されておるわけでございます。そして、メーカー各社の競争がエスカレートする一方で、さまざ...全文を見る
○春田分科員 いみじくも局長からDゼロ牛乳の問題点が今指摘されたわけでありますが、そこで、検査体制でございますけれども、どのようになっているのか。これは厚生省の方からお答えいただきたいと思います。
○春田分科員 公的機関は要するに保健所を通してやっている、あとはいわゆるメーカー等の自主検査が行われている、こういうことでございますが、いわゆる営業者の自主検査において、大腸菌群が陰性か陽性か、これを判定するのは時間的に大体どれぐらいかかってしまうのですか。
○春田分科員 簡易な方法でやったとしても大体二十時間かかるということですね。それがDゼロ牛乳につきましては、今局長がおっしゃったように、深夜零時を期して製品化されていく。十二時からされるかどうかわかりませんけれども、いずれにしても当日付の牛乳を出そうと思ったら、十二時からやって、...全文を見る
○春田分科員 厚生省としては、生活衛生局の乳肉衛生課長名で各都道府県に通達を出されたのがことしの一月十四日ですね。それ以前からも既に都道府県の一部では自主的に業界に対しまして指導されているわけでありますが、地方団体の中でもまだ全部が出しているという状況ではないわけなんです。私が知...全文を見る
○春田分科員 いずれにいたしましても、国としても積極的に取り組み、一日も早く混乱なきよう収束させていただきたいと思います。  大臣、この問題につきまして何か御見解をいただきたいと思います。
○春田分科員 今後の推移を見てまいりたいと思います。  さらに、LL牛乳につきまして最後にお尋ねしたいと思います。  LL牛乳につきましては、昨日のテレビ報道でも、要冷蔵撤廃反対というかなり盛り上がった集会が行われているみたいでございますが、その是非をめぐり非常に大きな論議が...全文を見る
○春田分科員 この要冷蔵を撤廃した場合、既に海外では数十カ国がLL牛乳を採用しているわけでございまして、特に欧州等が非常に出回っているわけですね。この辺の海外からの輸入、これは考えられないのですか。
○春田分科員 LL三原則があるわけでございますが、この中の生産量が五万キロリットル、これがもう既に八万キロぐらいになって原則そのものが崩されていっているわけでありますけれども、局長から新しい原則のもとでという話がございました。いずれにいたしましても、この問題につきましては先ほど言...全文を見る
○春田分科員 いずれにいたしましても二年たったわけでございますからそろそろ結論を出す時期じゃなかろうかと思うのです。安全面は大丈夫だといっても流通面のいろいろな複雑なそうした対立があるわけでございますから、その辺の問題を解決しない限り簡単に要冷蔵撤廃をしないように強く望んでおきま...全文を見る
○春田分科員 ある新聞の報道では何か否定的な見解が国として出ているような報道が出ておりましたけれども、この牛乳のメーカーというのは地方の中小企業が多いのですね。大手はほとんどやっておりません。しかし、現実において二、三%のシェアから今では一割くらいのシェアがあるということでかなり...全文を見る
○春田分科員 終わります。
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○春田分科員 私は、過去何回かにわたって質問してまいりました水銀を使用している乾電池、その問題につきまして厚生並びに通産両省にお伺いしたいと思います。  まず最初に、乾電池全体の生産動向につきまして通産省から簡潔に御説明いただきたいと思います。
○春田分科員 私の手元にも資料がございますけれども、五十八年度は、五十七年度、前年度に比較しますと生産全体が約二億個ふえております。それが国内で消費されたものが約一億個ふえているわけでございまして、かなり増加の傾向にあるわけでございますが、五十九年度以降ということを考えてきた場合...全文を見る
○春田分科員 五十九年度の実績というのはこの三月くらいでないとわからないそうでございますが、速報によっても大体五十九年の五%ぐらい増加の傾向にあるという形で出ているわけでございまして、今後ともこの基調は続くのではなかろうかと思っているわけでございます。したがって、水銀の使用量も非...全文を見る
○春田分科員 昨年の一月から六月までの国内の流通量、それに対しまして三月から八月までの回収量、これが分母と分子になって回収率が一五%である、こういう御説明でございます。これは最終結果ではないわけでございますが、当初通産省なりに、また業界なりにはじいていたと思うのですが、この回収状...全文を見る
○春田分科員 当初、水銀使用の乾電池が大きな社会問題になったとき、通産省を初め業界等は、もうボタン型電池につきましては回収いたします、ほとんど一〇〇%回収できるみたいなPRをされたわけでございますけれども、現実はこういう形で、中間発表でございますけれども一五%という非常に低い状況...全文を見る
○春田分科員 この筒型乾電池の水銀を減量化することによって性能とか価格への影響が非常に心配されておるわけでございますが、この点どうなのか。  それからもう一点は、ボタン型水銀電池は水銀の減量化というのはできないのかどうか。この二点につきましてひとつ簡単に御説明いただきたいと思い...全文を見る
○春田分科員 性能は変わらないとしても、やはり価格が上昇すれば——例えば補聴器等に水銀電池が使われているということで、かなり高齢者の方が使っているわけですね。そういった面で、最終的にはそういった方々にしわ寄せが来るわけでありますから、価格に影響がないような、据え置くように、ひとつ...全文を見る
○春田分科員 残りの実施していない市町村の中で、特に大都市の東京、大阪や神戸等、こういうところはまだ実施していないわけですよ。なぜならば、この分別収集の経費につきましては、これは事業者の責任であるし、その負担で行うべきである、こういう論議がまだ残っているわけです。そういう点、今専...全文を見る
○春田分科員 検討されて、この結果が出るのは大体いつごろなんですか。
○春田分科員 ところで、分別収集された乾電池は現在どういう状態になっておりますか。
○春田分科員 大半が保管されているわけでございますが、保管されている個数は全国でどれくらいか把握されておりますか。
○春田分科員 保管された電池というのは、ある自治体では保管庫といいますか倉庫みたいなものをつくりまして、そこに収納しているみたいです。ところが、月々相当量が出てまいりますので、既存の保管庫では対応できないということで、新しい保管庫をつくるところも出ているわけですね。ところが、先ほ...全文を見る
○春田分科員 北海道で今、実証実験をやっている、こういうことでございます。しかし、北海道一カ所だけでは全国の乾電池のリサイクルの処理をする能力もないし、また輸送費等を考えればコスト等も非常に高くなってくるわけです。そういった面で、こういった処理工場というものを全国何カ所かブロック...全文を見る
○春田分科員 いずれにいたしましても、北海道一カ所だけでは十分な体制ではないと思います。したがって、国が軸になりながら地方自治体の皆さん方にも協力を得て、第三セクターなりまたは既存の業界等の協力を得ながらそういう広域体制を早急につくっていくべきである、こう思います。  それでは...全文を見る
○春田分科員 従来からも私は主張してまいりましたように、国の環境基準があります。しかし、この環境基準は諸外国に比べて非常に甘い。そういう面で、この基準さえクリアすればどういう焼却方式をとってもいいというような国の考え方は非常に甘いのではなかろうか、こういうことで、より公害が少ない...全文を見る
○春田分科員 終わります。
04月10日第102回国会 衆議院 建設委員会 第9号
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○春田委員 昼休みを除いての引き続きの御審議、政府委員大変御苦労さまでございます。私は、本日は委員の差しかえということで質問の機会をいただきまして感謝しております。住宅の問題につきまして若干お尋ねしたいと思います。  第四次住宅建設計画というのが昭和五十六年から六十年度、五カ年...全文を見る
○春田委員 五カ年の期間の中で計画されたのが七百七十万戸ですか、その中で公的資金による住宅建設は三百五十万ということでございますから、民間資金による住宅建設は残りの四百二十万、こうなるわけですね。公的資金による住宅建設はほぼ一〇〇%近い数字に達するであろう、こういうことでございま...全文を見る
○春田委員 五十六年から五十八年度の民間資金による住宅件数は百四十三万戸、こう私は聞いておるわけでございます。したがって、五十九年度、六十年度は大体この伸びでいったとしても、民間資金による住宅件数はよくいって二百四十万戸だろう、こうなれば四百二十万戸のうちの二百四十万戸ということ...全文を見る
○春田委員 そこで大臣、この問題について大臣の御所見をお伺いしたいわけでございますが、大体流れはわかりましたか。要するに第四次五カ年計画で七百七十万戸、そのうちの公的資金による住宅件数は三百五十万戸でほぼ一〇〇%近い建設が六十年度までできるだろう。残る民間の資金による住宅建設が四...全文を見る
○春田委員 さて、六十一年度以降の住宅建設計画でございますが、すなわち第五次の住宅五カ年計画でございますが、大体いつごろ発表できるのか。それとあわせて、第四次と比較してどんな見通しになるのか、第四次と比較しながら第五次の見通しについて御説明いただきたいと思います。
○春田委員 答弁の中でもありましたけれども、六十年度の住宅着工状況ですね、これは大臣からも今お話がございましたけれども、百二十万戸はいきたいという話でございますが、建設省のお考えは、一時のずれ込んだものから全体的に持ち直してきているのじゃないかということのようですが、しかし、私は...全文を見る
○春田委員 ただいま局長から御説明があったように、持ち家と貸し家を比較した場合、年々貸し家がふえて、いわゆる持ち家が減少してきている。かつて八対二が七対三、五十八年で大体六対四、そういう形で非常に貸し家がふえてきているわけでございます。  こういう環境といいますか、こういう現象...全文を見る
○春田委員 貸し家がふえてきているというのはいろいろな理由があろうかと思いますけれども、いずれにしても、貸し家というのはやはり狭小でございますし、低質な住宅が多いわけでございますから、今局長がおっしゃったように、国民の志向する住宅というのは持ち家であり、一戸建ちの家だと思うのです...全文を見る
○春田委員 ただいま局長からお話しあったように、貸し家の場合の床面積は、五十五年をピークとして五十六、五十七、五十八、五十九、もうとどまるところを知らないくらい下がってきているわけですね、特に五十九年度は四六・三平米、これはどういう現象でこういう形になっているのですか。
○春田委員 したがって、貸し家と持ち家を比較した場合の床面積というのは、かつては二分の一が、現在ではもう三分の一以上開いていっているわけですね。こういうことで統計上でも貸し家の場合は床面積が非常に狭くなってきている、こういう現象になっております。  ところで、政府は、建設省はい...全文を見る
○春田委員 その居住水準面積の達成率でございますが、全国と都市圏とをあらわした場合、例えば東京圏や近畿圏、中部圏、どんなものになっていますか。
○春田委員 局長の方でも、大体一世帯何人ぐらい住んでいるのか、その辺は正確につかんでいないわけでしょう。つかんでいないのにそういう形で、さも肯定するような言い方はよくないと思うのですね。私の言わんとするところは大体おわかりだと思いますけれども、そういった面で数だけとらえてはならな...全文を見る
○春田委員 ただいま建設経済局長から五点にわたって民活の内容について御説明があったわけでございますが、その問題につきましてさらに突っ込んで御質問を申し上げたいと思います。  まず第一点は、大規模宅地開発の促進でございます。現在どれくらい進んでおるのか、また、開発の面積はどれくら...全文を見る
○春田委員 いただいた資料によれば、五府県の六地区で既に調査なり協議が始まっていると聞いているわけでございます。  ところで、対象地区というのは大体三十ヘクタールを対象としていると聞いておりますけれども、いかがでしょうか。
○春田委員 民活導入事業という形で私も非常に高く評価をしているわけでございます。  そこで、この事業というのは、住宅業界を大手住宅企業と中小の住宅企業に分けた場合、対象面積は三十ヘクタール以上ということでございますので、どうしても大手の住宅企業のデベロッパー等に偏るのではないか...全文を見る
○春田委員 その他の面で中小住宅企業については配慮している、こういう高橋局長のお話でございますけれども、この面におきましても、大規模な宅地開発の面におきましても、当然下請等においては中小の工務店等を使うような御指導をいただきたい、こう要望しておきます。  二点目に、今いみじくも...全文を見る
○春田委員 建設省が開発地域を二十ヘクタールから五ヘクタールに下げたということで、私も高く評価したいわけでございますけれども、いま一歩、五ヘクタールといっても、大体どれぐらいですかな、坪数でいったら一万か一万五千ぐらいになるのですかな、ということは、やはり中小企業の中でも中の上ぐ...全文を見る
○春田委員 さらに第三点目には、新住宅市街地開発事業、これはことしの三月五日に政令が改正されまして、民間の活力導入ということで非常に注目されているわけでございます。これは四月六日ですか、朝日新聞では、神戸の西神ニュータウンで既に第一号としてそういう形で、民間活力導入の事業として、...全文を見る
○春田委員 昭和五十四年から始まって、昭和五十九年度現在で千百四十八戸の戸数が売れた、こういうことでございます。理事さん、この分譲方式というのはかなり好評ですか、それともいろいろな批判的な声があるのかどうかですが、その辺総括して御説明いただきたいと思います。
○春田委員 この方式は先ほど言った新住法と若干似ておる点があるわけでございますが、新住法の場合は民間企業が土地まで抱くという点でちょっと無理な面もあるわけでございますが、これは土地は公団が造成して、建物は民間業者が建てて売っていく、こういう形でございますから、特に私が今焦点を当て...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、住宅企業の中で最も厳しい冬を迎えているのは、先ほどから言っているように中小企業であり、零細企業の建設業者や工務店であろうと私は思います。民間活力を生かす手法がさまざまとられております。私は、建設省に対して心から敬意を表するわけでございますけれど...全文を見る
○春田委員 公団の台理事に一点だけお聞きしたいのですが、私は大阪でございますけれども、大阪を含む関西というのは、今大臣がおっしゃったように関西空港の大プロジェクトがあるわけでございますが、それと並行して京阪奈学園都市が計画されているわけであります。  この京阪奈学園都市の中でも...全文を見る
○春田委員 ありがとうございます。  住宅建設の生命線というのは、これは言うまでもなく住宅金融公庫の貸付金利であろう、こう私は思いますし、当然だと思うのです。この貸付金利は、大蔵省の内示では従来から実行している五・五%が六%になる案が出されたわけでございます。結果的には手数料の...全文を見る
○春田委員 あと六分少々時間があるわけでございますが、高齢化社会に伴って老人住宅の問題について質問する予定でございましたけれども、これだけでも三十分ぐらいありますので、次に、私どもの新井理事にお願いいたしてまた差しかえていただきまして質問の機会を与えていただければその場でやりたい...全文を見る
04月19日第102回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○春田委員 私は、午前中同僚議員が質問したと同じ課題があると思いますけれども、重複する部分があると思いますが、御了解いただきたいと思います。  最初にSDI構想、戦略防衛構想、この問題につきましては今国会で何回も質疑をされまして、種々論議されているところでございますが、本日の報...全文を見る
○春田委員 アメリカ側のワインバーガーさんは、なるだけ早急にということで、六十日以内に返事してほしい、これは取り消されたみたいでございますが、いずれにしても早急に返事をいただきたいということでございます。この四月二十三、二十四日、説明を受けるわけでございますが、我が国の対応は、こ...全文を見る
○春田委員 ということは、四月二十三、二十四日の説明だけで我が国は対応していく、こう考えていいのですか。
○春田委員 いずれにいたしましても、大体SDIの構想なるものの全体像は、この説明でわかると思うのです。  そこで、昨日の新聞報道によりますと、五月二日ですか、サミットにおける日米首脳会談が行われる予定になっておると報道されておるわけでございます。当然、日米首脳会談だけではなくし...全文を見る
○春田委員 もし日米首脳会談でこのSDIの問題が出た場合、このSDIに対する参加の表明でございますけれども、これは研究開発への指示程度の賛否については出すおつもりなのかどうか。
○春田委員 このSDIは我が国だけではなくして、NATO、欧州諸国にもアメリカは呼びかけているわけでございますが、この欧州各国の反応をどうおつかみになっているのか、簡潔にひとつ御説明をいただきたいと思うのです。
○春田委員 これは仮定の問題でございますけれども、我が国がもし研究開発に参加する方針が決まった場合、技術の面や資金の面等があろうかと思いますが、この場合政府のみで行うのか、また民間も巻き込んだ中の協力なのか、この辺、これから検討するわけでございますからなかなかお答えにくいと思いま...全文を見る
○春田委員 我が国は、言うまでもなく憲法や非核三原則、武器輸出三原則、宇宙平和に関する国会決議と、さまざまな制約があるのは御存じのとおりであると思います。外務省としては、防衛庁も含んででございますが、一応このSDIについての説明を受けるという以上、基本的にはこれらに抵触しないとい...全文を見る
○春田委員 長官、このSDIに関しまして、防衛庁長官は対ソ戦略上必要であろうと思うかどうか、長官の御感触をいただきたいと思います。
○春田委員 確かに額面どおり受け取れば、そのようにSDIというものは非常に核廃絶を目指すものであるという形になるわけでございますけれども、この問題につきましては米国の内部でも反対の声が強いわけでございます。一つは、膨大な資金と時間がかかる、また、完全性への疑問とか、また、地球上の...全文を見る
○春田委員 次官の方は大体五月の上旬じゃなかろうかという報道がされておるわけでございますので大体そこら辺なのかどうか、また長官の方は大体今秋と載っておるわけでございますが、時期はまだはっきりしないとしても、長官としてはことしじゅうに訪中する意思があるのかどうか、その点もう一回。
○春田委員 それから、防衛庁が自衛艦を上海に寄港させる計画云々が同じく報道されておるわけでございますが、この辺はどうなっていますか。
○春田委員 いずれにいたしましても、日中友好条約が結ばれてたしか十三年だと思うのですが、今回の次官の訪中は、内局のトップだけに非常に関心を呼んでいるところであります。うがった見方かもしれませんけれども、防衛庁は中国との軍事協力をするのではなかろうかということが一部でうわさされてい...全文を見る
○春田委員 きょうの主題は防衛大学、防衛医科大学の問題について詳しく聞くつもりだったわけでございますが、時間がございませんので、一方的になりますけれども、私の方から話させていただきたいと思います。  三月十七日は防衛大学の卒業式が行われまして、総理も長官も御出席して激励されたと...全文を見る
○春田委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますが、防衛大学と防衛医大の中途退学者、また非任官者の問題ですが、要するに、約一万名の応募者の中から五百名が選ばれるわけですよ。約二十倍の熾烈な難しい中で入校してきているわけでしょう。私は強制的にとどめるべきであると言っているのではな...全文を見る
06月12日第102回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○春田委員 私は、本日は新幹線の公害問題と国鉄の再建の中で余剰員の対策問題、この二点を中心にしながら質問をさせていただきたいと思いますが、まず新幹線の鉄道公害についてお伺いしたいと思います。  公害対策基本法の第九条の騒音に係る環境を維持するため、新幹線鉄道騒音に係る環境基準が...全文を見る
○春田委員 ただいま局長から御説明があったように、一類型すなわち住居地域では七十ホン以下、二類型、いわゆる商工業地域でございますが、これは七十五ホン以下、軌道中心から二十五メーター地点の測定となっております。  そこで、この環境基準を守るために新幹線鉄道にはおのおの達成目標期間...全文を見る
○春田委員 局長から簡単に御答弁がございましたけれども、東海道・山陽新幹線につきましては、八十ホン以上の区域につきましては、昭和五十年の七月二十九日、環境庁の告示がされておりますから、これから三年以内、七十五ホンを超え八十ホン以下につきましては、一類型は七年以内、二類型については...全文を見る
○春田委員 対象戸数のほとんどが対策済みでございますけれども、その中で病院と学校、こうした特定施設の対策がまだ未対策の施設があると聞いておりますけれども、その辺の状況はどうでしょうか。
○春田委員 先日国鉄側からのお話によりますと、百四十五対象があって現在百三十戸であるから、まだ未対策が十五戸あると聞いておりますけれども、もう一回確認いたします。
○春田委員 一般地域も非常に重要でございますが、なおさらこうした特定施設は非常に早急な対策が必要であろう、こう思っておるわけでございますので、早急な解決を望む次第でございます。  二点目に、七十五ホンを超えまして八十ホン以下、すなわち七十五ホン対策でございますけれども、対象戸数...全文を見る
○春田委員 住居地域では九九%が既に対策済みである、商工業地域についてはトータルで六六%と極めて悪いわけです。ただいまの説明では申し込みがないということでございますが、先ほど環境庁の局長からお話があったように、環境庁告示がされたのが昭和五十年七月二十九日でございますから、既に一類...全文を見る
○春田委員 私は、そちらの方がわかっているものと思って、寸足らずでございましたけれども、この前の説明では、七十五ホン対策の中でトータル六六%であるけれども、いわゆる住居地域については九七%済んでいる、二類型の商工業地域については四八%であるという説明があったわけでございますので、...全文を見る
○春田委員 これは予算の枠は別に定まってなくて、申し込みがあれば国鉄としては十分対策ができる、残りのいわゆる商工業地域の半分以上の方たちが申し込んでも、その辺は予算に関係なくすぐ対策ができる、こう理解していいわけですか。
○春田委員 環境庁の方にお伺いいたしますけれども、ただいまの質問に対しての答弁であったように、七十五ホン対策というのが既に達成目標期間を過ぎながら、なおかつ達成されていない地域があるわけでございますし、来月の二十八日を控えてまだ全体の六六%にしか達していないということからすれば、...全文を見る
○春田委員 その実態調査の期間というのは、大体どれぐらいを見込んでいるのですか。
○春田委員 その実態調査の結果、関係機関の方に要請をするということでございますが、関係機関とはどこの機関ですか。
○春田委員 さらに、七十ホンを超えて七十五ホン以下の区域の進捗状況はどうでしょうか。
○春田委員 七十ホンを超えて七十五ホン以下の対象区域というのは、正確な数字でなくてもいいですけれども。推定で大体どれくらいあると見ているのですか。
○春田委員 推定で二万四千戸ありながら、要するに現実においては何ら対策が進んでいない、研究段階の域にあるわけです。これも環境庁告示では、要するに告示してから十年以内でございますから、来月の二十八日でこの区域についてもすべて完了して当たり前でございますけれども、全く対策がゼロ%であ...全文を見る
○春田委員 どうも環境庁は運輸省の後追い的なそういう感じを持つわけでございまして、環境庁が自信を持って五十年七月二十九日に出した環境庁告示、十年以内に守れ、七年以内に守りなさいというのは全然進んでいないわけですから、もっと強い姿勢が必要じゃないかと私は思うのです。国の環境を守るた...全文を見る
○春田委員 上越新幹線は鉄建公団ですね。鉄建公団からお答えください。
○春田委員 一々数字をとらえて言うのはなんですけれども、いずれにいたしましても、開業してから三年ですから、東北新幹線につきましては今月の二十二日がちょうど満三年目になっちゃうわけですね。それでまだ〇%である。上越新幹線については七七%でございまして、リミットがこの十一月十四日とい...全文を見る
○春田委員 反省している、早急にやりたい、こういうことでございますけれども、達成目標期間があと一年とか半年あればわかるのですけれども、もう今月の末には目標が来るというような状況の中において、早急にやりたいと言っても、どうも何か不自然なそういう答弁になるわけでございまして、いずれに...全文を見る
○春田委員 先日の新聞報道によりますと、国鉄総裁みずからが名古屋の方に御視察なさっている。特に名古屋付近においては振動公害が非常に多い。また住民による訴訟も起こっていると聞いているわけでございます。そういった背景を踏まえながら総裁も現地に乗り込んだと思うわけでございますけれども、...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、国鉄は今国民注視の中で再建に取りかかっているわけでございます。そうしたいわゆる国鉄再建をスムーズにいかせるためにも、騒音や振動の環境問題というものがスムーズに進まなかったならば、こういった対策が進んでいなければ、またその再建に大きなブレーキもか...全文を見る
○春田委員 それでは、環境庁の方と鉄建公団の方は結構でございます。  二点目でございますが、国鉄再建の大きなかぎを握ります国鉄の余剰員問題につきましてお伺いしたいと思います。この余剰員対策、まず国鉄の基本的な御見解を簡潔にお伺いしたいと思うのです。
○春田委員 大臣、この国鉄の余剰員の問題でございますが、政府としては基本的にはこの問題をどう扱おうとお考えになっていますか。
○春田委員 再建委員会の林さん来ていますか。林さん、再建監理委員会としては、この余剰員対策についてはどういう結論に持っていこうとしているのか。まだ答申が七月の下旬だと聞いておりますけれども、答申の前のある程度の骨子ができているのじゃないかと思います。その辺が御説明できれば言ってい...全文を見る
○春田委員 国鉄は今日まで経営改善計画、その見直し、そしてこの一月には「経営改革のための基本方策」等を示しておられるわけでございますが、その中で要員計画の動向等も数字的に、大体余剰員がどれくらい出るかという見込みを出されておりますけれども、五十九年度と六十年度では大体どのくらい出...全文を見る
○春田委員 六十年度の一万七千五百名は、その後国鉄側から出された資料によりますと、若干合理化、退職者の問題等で変化がございまして、二万五千五百名ぐらいになるだろうという形で出ておりますけれども、この点、どうなんですか。
○春田委員 なお、六十一年の期首におきましては一応三万名という計画になっておりますが、六十年並みにいけば三万八千名か四万名になるのではなかろうかと言われておりますが、どうですか。
○春田委員 国鉄としては、対策本部を設けまして、今おっしゃったようにさまざまな活用策、調整策でこの余剰員対策を進めておられるわけでございますが、特に調整策の中で、退職制度、休職制度、派遣制度、いろいろな工夫をしながらとっておられますけれども、五十九年度の実績に比べて六十年度はさら...全文を見る
○春田委員 総裁もそうしたことで先日関連業者を約百五十社ですか、お呼びになって要請されたと聞いているわけでございますが、いずれにしましても、ちょっと時間がなくなってきましたので、その問題もお聞きしたかったわけでございますけれども、最後に大臣にお伺いしたいと思います。  国鉄とし...全文を見る
○春田委員 時間が参ったわけでございますが、次の方がまだお見えになっていないですから、延長して、それでは三分間いただきまして、残りをやりたいと思います。  これも新聞報道でございますけれども、再建監理委員会の所要員の見通しは、昭和六十二年度は二十一万人、余剰員は六万数千名と見て...全文を見る
○春田委員 国鉄のこの要員計画でございますが、さまざまな経営改善計画を立て、それからまた見直して、そしてさらにこの一月に出されたわけでございますけれども、既に六十年の初めと六十一年の初めについても数字の若干のいわゆる狂いが生じてきているわけでございます。昭和六十五年につきましては...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、国鉄再建というのは必要でございます。だからといって働く労働者の不利益にならないように、これは国鉄総裁の方にもまた運輸省の方にも十分お願いしていきたいと思います。当然組合とのいろいろな話し合いの中で妥協しながらおやりになっていると思いますけれども...全文を見る
○春田委員 確かに海運業界は大変な深刻な状況になっているというのは伺っているとおりでございます。必ずしも大臣の真意というものが伝わってなかったものですから、私、一応お伺いしたわけでございますので、どうかその点は御理解をいただきたいと思います。  終わります。