春田重昭

はるたしげあき



当選回数回

春田重昭の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○春田委員 私は、大臣所信にもございました整備新幹線の問題につきまして二、三お伺いいたします。  政府は平成三年度より、長年懸案だった整備新幹線のうち、北陸と東北と九州の三線の建設着工を決定されまして、予算も計上されているわけであります。整備新幹線は、開通する地域の人々にとって...全文を見る
○春田委員 そういった政治路線という話が一部ありますけれども、これについては大臣からの御答弁の方がいいと思いますが……。
○春田委員 私は整備新幹線を頭から否定しているわけではないわけでありますが、そういった意見もあることをどうかお知りいただきたい。  この経営主体はJRなんです。建設費はJRも含め国と地方自治体が負担して建設するわけでございますが、開業後はJRが経営するわけでございます。このJR...全文を見る
○春田委員 JRは既に民営化されているわけでございますから、いつまでも、要するに国からの押しつけがましい、そういったことは控えるべきであろう。やはり主体はJRでございますから、JRそのものが自主的に判断し、開業後も積極的に経営を順調に乗せていくんだという姿勢が一番問われるのではな...全文を見る
○春田委員 投資的効果をよくするためにあえてこの手法をとったという話でございますが、御答弁ありましたように、暫定的という話がありました。スーパー特急にしろミニ新幹線にしろ、暫定的という話がございましたけれども、暫定的期間というのは大体どれぐらいを運輸省としては想定なさっているので...全文を見る
○春田委員 ということは、とりあえずこういったいわゆるミニ新幹線やスーパー特急をつくるけれども、将来のJRの経営状態とかまた国の財政的な状況とか総合的な判断で、要するにフル新幹線に変えるかどうか、その時点で考えるということでございますが、これは、JRの経営が思わしくない、国の財政...全文を見る
○春田委員 いや、その答弁では不満ですよ。  大臣、要するにこれは当然フル規格でやる新幹線という形で数年前から上がってきたわけでございますが、そういった事業費が相当かかる、また時間もかかる、こういうことで、とりあえずこういった手法をとったわけでございますが、将来は必ずフル規格に...全文を見る
○春田委員 一生懸命やるんだけれども、開業して経営状況が必ずしもよくなかった場合、また国の財政事情がよくなかった場合については、必ずしもフル規格になるとは断言できない、お約束できない、こういうことで理解していいのですか。
○春田委員 その問題につきましては、時間がございませんので、また法案審議のときに再び質問させていただきたい、こう思っております。  この整備新幹線の問題につきましては、先ほど御答弁もありましたけれども、並行在来線のいわゆる存続か廃線かという問題がありますね。政府・与党の申し合わ...全文を見る
○春田委員 東北新幹線ですね、要するに調整がついたということで地元から報告を受けているという話でございますが、東北新幹線はミニ新幹線とフル規格の新幹線の二段階の手法で盛岡―青森間を整備新幹線にするようになっております。そのうち沼宮内―八戸間はフル規格の新幹線となっております。した...全文を見る
○春田委員 この東北新幹線については、岩手県、青森県、それぞれ一戸町以外にも関係市町村があるわけですが、それ以外の市町村ではそういった異論はないのでしょうか。
○春田委員 それならば、要するにこれは岩手県の問題という形で運輸省としてはお考えになっていると思うのですが、現実に岩手県の一戸町では、そういった昨年の予算を計上するかというときにおいても町長は反対しているわけです。そういった点で見切り発車という形で国の方には上がってきて、県全体と...全文を見る
○春田委員 最後に、整備新幹線がかなりの建設費負担になりますし、JRが当初負担が五〇%、今回純負担は二〇%と聞いておりますけれども、かなりのそういった建設費の負担、それから開業の採算性は必ずしも明るい見通しではない。  そういった中で、いわゆる経営が思わしくなかったならば最終的...全文を見る
○春田委員 受益の限度と言いますけれども、その辺の見通しというか計画があって大体二〇%をお決めになっていると思うのですが、この見通しが必ずしもそういかなかった場合、二〇%のJRの負担というのはこれは当然引き下げていくというお考えもお持ちなんですか。
○春田委員 いずれにいたしましても、整備新幹線はいろいろな問題を含んでスタートしようとしているわけでございまして、そういったもろもろの問題点をなくしながらどうか進んでいただきたい。国も、決して利用者に負担がかからないように、またJRに負担がかからないように私は最大限の配慮をしてい...全文を見る
○春田委員 この問題につきましては、後日また法案審議があろうかと思いますので、その際さらに詰めて質問させていただきます。  最後に、精薄者の運賃割引制度につきまして御提案申し上げたいと思います。  JRや民営鉄道、また航空会社等の交通機関では、身体障害者の運賃割引制度を相当前...全文を見る
○春田委員 両省から、特に村岡運輸大臣から力強いお言葉をいただいたわけでございまして、今後とも前向きにひとつ取り組んでいただきたい、こう思っております。  あと二分ぐらいございますので、最後になりますが、湾岸問題に対する運輸省の対応ということで、午前中も若干質問がございましたけ...全文を見る
○春田委員 終わります。
03月11日第120回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○春田分科員 私は、本日は公害問題と学習塾の問題、この二点についてお尋ねをいたします。限られた時間でございますから、ひとつ答弁者は簡潔に御答弁いただきたい、こう思います。  最初に公害問題ですが、産業活動でばい煙とか汚水排水、騒音、振動、粉じん等一定の公害の発生施設を有する特定...全文を見る
○春田分科員 平成元年度、近畿管内が三千四十四に対して二千三百四、大阪府はその中で千三百六十四で八百九十二、こうなっております。大阪府だけを取り出して前回六十三年と比較して選任者数がどれくらい伸びておりますか。
○春田分科員 三年間でわずか七十工場しか伸びていない。全体でも選任数は六五・四%ということで、大阪の中ではまだ未選任が三五%ある、こういう実態です。こういう選任していない工場に対しては通産省としてはそれなりの御指導をなさっていると思うのですが、いまだこうして三五%未選任の工場があ...全文を見る
○春田分科員 今答弁がございましたように、やはり問題は中小零細企業だと思うのですね。御答弁があったように、それなりに今通産省はいろいろ対応をなさっているわけでございますが、数字的には余り伸びてない。これは中小零細企業がそれだけ雇うだけの力がないし、また現社員を講習に、また試験に参...全文を見る
○春田分科員 協同組合を例外的にお認めになっているわけですが、さらに一歩踏み込んだ国の助成を私は求める、こう主張しておきます。  さらに、資格を取る制度に国家試験と講習制度がございますが、国家試験の合格率を見れば二一・二%、講習会参加者は九二・七%ということで非常に高いのです。...全文を見る
○春田分科員 こうしたかなり例外措置で協同組合を設けたり、講習制度も設けて資格者をふやす、そういった努力を通産省はなさっております。しかし、責任者が誕生しても、その管理者がいながら非常に形式的であるという問題も提起されております。  例えば、この公害の測定器を設置しながら正確に...全文を見る
○春田分科員 企業の指導は通産省は文書でやっているのですね。実態調査は地方自治体に任せる、こういうことになっているのですが、やはり通産省当局としても抜き打ち的に実態調査をすることも必要ではないかと思うのですよ。そういった点で、全部が全部じゃないのですけれども、そ ういったなれ合...全文を見る
○春田分科員 政治は結果をとらえるわけでありまして、通産省なりには頑張っていると言うのですけれども、実態的には六五%しかまだされていないわけですから、そういった面で、法律がそういった形できちっと公害管理の責任者を持ちなさいとなっているわけです。罰則もあるわけですよ。それが現実には...全文を見る
○春田分科員 時間がないから、ちょっと簡潔に答弁してください。  公益法人があるのですが、通産省では既に社団法人全国学習塾協会というのを一九八八年十月に認めております。約二千団体が入っているというふうに聞いておりますが、当然文部省の公益法人にあってしかるべきだと思うのですが、現...全文を見る
○春田分科員 ひとつ前向きに検討して認可していただきたいと私は要望しておきます。というのは、今学習塾というのは、今言ったように親にとっては教育的負担がございますし、子供にとっては自由時間を奪われるという点でそういった弊害もあります。しかし、プラス面もあるわけです。  ところが、...全文を見る
○春田分科員 さらに突っ込んだ問題については文部省の所管のときにまた質問させていただきたい、こう思っております。終わります。
03月12日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○春田委員 政府は、JRの本州三社ですね、東日本、東海、西日本の三社に対しまして、既設の四新幹線であります東北、上越、東海道、山陽のこの新幹線を譲渡する計画を打ち出しておりますが、その背景並びに趣旨を大臣から簡単に御説明いただきたいと思います。
○春田委員 ただいま大臣からも御答弁がありましたように、今回の新幹線の譲渡については、株式のいわゆる売却、上場というのは表裏一体として考えていいのですか。
○春田委員 だから、表裏一体として考えていいのですね。
○春田委員 株式の売却が今年度不可能だった場合、この譲渡はどうお考えになるのですか。
○春田委員 ある民間の有力な研究所では、JRの株式売却は九一年度では早いのではないかという提言をしております。もし、株式売却が九一年度不可能となれば、この譲渡案は、手続は、早いのではないかという考えになりますが、いかがでしょうか。
○春田委員 今、大臣もまた総括審議官もおっしゃったように、今回の譲渡案の第一条には、株式売却が大きな条件となっているのです。要するに、六十二年の四月に国鉄からJRに移行した、そしてここ三年間非常に経営が黒字になってきた、したがって、株式売却、上場の条件がそろってきた、売却すること...全文を見る
○春田委員 株式売却の問題だけじゃないのですね。この法案をよく調べてみますと、三法案をよく調べますと、要するに整備基金の問題とか、またJRの要するに建設負担金の問題とか、また整備新幹線をつくった後も、いわゆる譲渡、貸与の問題とか、さまざまな問題が残っておるわけですよ。必ずしも整理...全文を見る
○春田委員 そうしたら、この新幹線保有機構法の二十一条をつくったときには、もう早々に譲渡するんだというお考えでこれをおつくりになったのですか。
○春田委員 当初運輸省が考えた以上に、私は、JRの経営が非常に順調にいっている、黒字が大きく出てきた、ここに大きな今回の譲渡案が出てきた背景があろうと思うのです。そういった面ではJRの御苦労に感謝すべきである。ところが、今回はそういったJRの御苦労に対しまして一兆円の上積みをする...全文を見る
○春田委員 これは、JR三社とも改善については積極的だったのですか。
○春田委員 JR東海は積極的だった、あとJR東日本、そして西日本に対してはお話をされたということでございますが、これは運輸省から相当説得し、説得というか押しつけたということでいいんですか。
○春田委員 この法案については、JRにとってはプラス面もありますしマイナス面もある。JR東海が積極的だった、こういうことで、あと東日本、西日本を説得されたということで、JRにとっても早く民間会社へ移行したい、株も売却したい、そういう気持ちがありますので、そこへ運輸省がうまく乗った...全文を見る
○春田委員 さて、譲渡価額でございますが、今日までの同僚議員の質疑の中でいろいろな問題点が挙がっておるわけでございますが、特に問題のあるのは二点あろうと思うのです。一つは一兆円の上積み分、さらにもう一点はJR三社への配分率の問題ですね。この二点があろうかと思うのです。  そこで...全文を見る
○春田委員 譲渡時点のことしの十月、この時点に大体伸び率を掛けたということでございますが、この伸び率は大体何%ぐらいに想定されたのですか。
○春田委員 再精査の時期は大体いつごろなんですか。
○春田委員 具体的に何月ぐらいなんですか。
○春田委員 公示価格は平成二年の四月の時点でこれを出したということでございます。平成三年の公示価格もこれは一月一日に国土庁が調査しておりますよね。ただ発表が四月になるだけであって、今日においてある程度わかるんじゃないですか。そういうふうに調べてないのですか。
○春田委員 要するに公示価格を大体基準としてお出しになっているわけですね。したがって、平成二年の一月の公示価格、四月に発表される。平成三年の一月の公示価格、これは四月に発表される。この伸び率が二%であれば運輸省が試算したあれと合致するわけですね。そう見ていいわけですか。
○春田委員 平成三年一月の公示価格というのは、一時かなり地価が高騰したのが、いろんな、金利の高目、また不動産業界に対する総量規制、こういった点で、私は平成三年一月の公示価格は相当低くなっていると思うのですが、今言ったような理由でいわゆる金利が下がってくる、総量規制が緩和される、ま...全文を見る
○春田委員 新幹線の中でも西日本や東海道、それから東日本においても東京や関東方面というのは相当地価が上がっているわけですから、東日本の、何といいますか、東北方面はそう地価は上昇しないとしても、残りの今言ったようなところは相当地価が上がると予想されます。そういった点で、私は二%では...全文を見る
○春田委員 私は、そう上がらないと思っても、二%以内ではおさまらないのじゃないかという感じを持っております。  さらに、配分率の問題ですが、平成元年に出されたリース料と今回譲渡する配分率が違っております。すなわち、JR東日本では三〇・〇九%が三三・七一、東海は五九・四三から五五...全文を見る
○春田委員 JR東海やJR西日本は、JR東海は下がったわけですからこれは納得するでしょう。西日本もそう率は変わってない、これもある 程度了解するでしょう。しかし、東日本におきましては約三%上がっておるわけですね。これは本当に快く納得というか、了解したのですか。
○春田委員 必ずしも三社とも快く納得したとは言いがたいと思うのです。  時間がありませんので結論を申し上げますと、この一兆円の上積み分といい配分率の件といい、まだまだ不明確な点が多い。そもそもJRの経営が黒字になったのは、JR労使の必死の努力というのが結果としてあると思うのです...全文を見る
○春田委員 一兆円の上積みというのは、JRの汗の結晶といいますか、努力の結晶ということで出てきたのです。これが整備基金に入ってまいりますが、JRの言い分としては、少なくともその一兆円についてはJRの整備新幹線並びにJRの在来線のいわゆる近代化といいますか、そういった面に使ってもら...全文を見る
○春田委員 整備基金の三分の一は整備新幹線ですね、今年度予算では。しかし、これは全部が全部JRのいわゆる整備新幹線なり在来線の整備には使われていないという点があるのですが、いわゆる一兆円については、少なくともJR分、要するにJRの新幹線、既設新幹線また整備新幹線また在来線、それに...全文を見る
○春田委員 さて、JR三社はこの譲渡価額が決定すれば支払う義務が生ずるわけですが、この一兆円の上積みにつきましては六十年間で返す。年間七百八億円ですか。当初運輸省は、六十年で返済する案を百年で打診したと伺っているわけでございますが、なぜ六十年になったのですか。
○春田委員 これは、返済は前倒しも認めているのですか。
○春田委員 さて、大臣にこの点確認しておきますが、今までの同僚議員の質問でも再三でてまいりましたけれども、JR三社というのは大きな負担を背負うことになるわけです。一兆円の上積み、従来なかった支払い金利、それから減価償却分がかかってくるわけですね。これらが順調にいった経営に大きなお...全文を見る
○春田委員 運賃値上げが一番国民の関心のあるところだと思うのです。  過去の運賃値上げを調べてみますと、国鉄時代の昭和五十五年からJRに移行するまでの六十一年度、この間を見ますと、値上げがなかったのは昭和五十八年のみなんですね。五十五年から六十一年度まで五十八年のみ値上げがなく...全文を見る
○春田委員 先ほども触れましたが、株式の売却、上場の問題について若干お尋ねします。  この売却する会社名、また時期についてどのようにお考えになっておりますか、お答えいただきたい。
○春田委員 JR本州三社の中でも、西日本につきましては、純資産や利益の額において、東京証券取引所の審査基準がございますが、この審査基準に該当しない。東日本と東海については上場の審査基準を満たしているわけですが、西日本についてはこの二点について満たしていない。ところが、JR本州三社...全文を見る
○春田委員 私の要望でございますが、JR本州三社が同時に上場するのがJR全体にとってもプラスになるのじゃなかろうかと思いますので、そういった面で運輸省も努力していただきたい、こう思います。  さて、株でございますが、JR三社分八百二十四万株ございますが、これは一括して売却するの...全文を見る
○春田委員 今総括審議官も御答弁いただいたように、NTTの株というのは、第一次放出分については非常に高かったけれども、第二次、第三次に至って下降してきているわけです。そういった点で、一般投資家に大きな迷惑をかけたという点で、この二の舞だけはしてもらいたくない、このように要望してお...全文を見る
○春田委員 いずれにしても、JR株式を売却、上場するということは、私は非常に結構なことだと思うのです。かつて国のお荷物と言われた三K、国民健康保険、米、そしてこの国鉄、その中の一つの国鉄がいわゆる株式が公開されるという点は非常に大変なことだったろうと思うのですが、私は、関係者の皆...全文を見る
○春田委員 国の負担率三五%という御答弁がございましたが、これはすべて一般会計のいわゆる公共事業費という形で出資されるのですか。
○春田委員 そうしたら、国が三五%と言っておりますが、残りの一四%ですか、これはどこから出てくるのですか。
○春田委員 国が三五%という以上、これは当然一般会計から出すべきじゃないかと私は思うのです。この一四%は、一兆円の上積み分の一部が特定財源という形で入ってくる、これが一四%で、合わせて国は三五%と言っているわけですが、しかし、先ほどから言っているように、この一兆円の上積みというの...全文を見る
○春田委員 したがって、正確に言ったら、要するに国の負担率は平成三年度においては二一%だ、残り一四%については、いわゆる一兆円の上積み分、それが特定財源として入ってきて一四%、合計三五%ですと、これがいわゆる本当の姿ではないかと私は思うのですよ。  ところで、平成三年度ではそう...全文を見る
○春田委員 特定財源が毎年七百八億円入ってきますね。平成三年度は十月一日からですから半年分ということで半分になりますが、平成四年度以降はもう毎年入ってくるわけですよ。したがって、シェアがぐっと伸びて、いわゆる国の公共負担というこの二一%はさらに縮まってくるのではないですか、この点...全文を見る
○春田委員 なかなか運輸省も頭がよくて、国は三五%出すと言っておりますが、中身を精査してみますとそういった形になっているのですね。  ところで、JRの負担分五〇%は、特定財源が三〇%、残り二〇%は開業後の貸付料相当分となっております。この二〇%の根拠は何なのか、御説明いただきた...全文を見る
○春田委員 受益相当分ということですが、今後、整備新幹線は大体十年で仕上げるという形でお答えになっております。この十年間で人件費が上がる、資材も上がる、それから国の負担、地方の負担、相当厳しくなって、この辺のいわゆる負担率が変わる。さらに、ミニやスーパー特急という形で今お考えにな...全文を見る
○春田委員 大臣に再度御答弁いただきたいと思うのですが、これは断じて変えない、こう考えていいですね。
○春田委員 さて、JRは、整備新幹線は銀行から借りて建設していく、十年で工事を終わる、いよいよ開業する。開業したら、いわゆる在来線の収入と整備新幹線の収入、その差、受益相当分で返済していく形になるわけですが、これは返すのに大体何年くらいの見通しをお立てになっているのですか。
○春田委員 三十年間でこの返済が終わった場合、その整備新幹線の取り扱いについてはどうお考えになっておりますか。
○春田委員 そうしたら、鉄建公団からJRにいわゆる貸与していくという形になるのですか。
○春田委員 その辺の問題についてはJRときちっと話し合いされているのですか。
○春田委員 そういった細かい点については、建設着工前に十分JR三社と話し合いして取りかかっていただきたい、このように要望しておきたいと思います。  さて、鉄道整備基金が発足いたしますが、この人員は何名ですか。
○春田委員 そうすると、合計六十五名ということですか。これは新幹線保有機構の職員がそっくりそのまま移行するのですか。
○春田委員 基金の方に行きたいという人、または清算事業団に行きたいという人、本社に帰りたい、いろいろ要望があろうかと思うのですが、そういった職員の意向は十分酌み取っていただきたい、このように要望しておきます。  基金の業務の内容を見ますと非常に多岐にわたっておりますね。これだけ...全文を見る
○春田委員 これは運輸省当局の、何といいますか、そういった応援がなかったら、これだけの業務はこなせないのじゃないですか。
○春田委員 この職員の待遇の面とか労働条件が過重にならないようにしていただきたい、こう思います。  今、総括審議官もおっしゃったように、この基金ができることによって運輸省本省から統制とか管理とか、そういったことはやはり避けるべきだと思うのですね。やはり、自主的な運営に任せるべき...全文を見る
○春田委員 この問題は直接運輸省所管じゃないのですが、大臣、閣議等でも御発言いただきたいということで御提案申し上げますが、通勤手当の問題です。  現在、五万円が非課税の限度額になっておりますが、公務員の場合は三万五千円を上限として出ていないのですね。この五万円の範囲は、新幹線で...全文を見る
○春田委員 大臣としてもそういった形でひとつ各省に呼びかけていただきたい、こう思っております。  また、在来線の近代化、スピード化も大事でございます。したがって、在来線のいわゆる改良、新車両の開発、フランスは在来線のスピード化が盛んなんですね、こういった点も見習って、私は、整備...全文を見る
○春田委員 これで終わりたいと思いますが、いずれにしても、この三法案につきましては、先ほどから限られた時間で何点か質問させていただきましたけれども、必ずしも私もすっきりしない面があるわけですが、各党の皆さん方と話し合いをして附帯決議というものを出させていただいて、その附帯決議を運...全文を見る
04月12日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○春田委員 同僚議員の多岐にわたる質問で若干重複する点があろうかと思いますが、御了解いただきたいと思います。また、答弁者におきましては、限られた時間でございますからひとつ簡潔に御答弁いただきたい、こう思っております。  まず、清算事業団の理事長に御答弁いただきたいと思いますが、...全文を見る
○春田委員 償還財源は土地の処分と株式の売却で行うということが御答弁ございました。しかし、これが具体的な資料がないわけです。私たちが聞くところによりますと、売却予定地が清算事業団では現在三千百ヘクタールある、これは平成二年の四月現在でございますが、どの用地が幾らで売却できるのか、...全文を見る
○春田委員 確かに審議官の御答弁どおりだと思うのです。いろいろなケースがあろうかと思いますが、そういった形でひとつ提出していただきたい、こう思っております。  当初、国民の負担は、六十二年四月の時点ではいわゆる二十五兆五千億円のうち約半分の十三兆八千億円でございました。これは今...全文を見る
○春田委員 つまりは、株式が今額面で大体五千億弱あるわけですから、これが例えば二十倍だったら十兆円、三十倍だったら十五兆円になっちゃうわけですね。そしたら残り十一兆円は国民負担でなくなる、そう考えていいわけですね。最低、株価の評価が何倍ぐらいになった場合国民負担はなくなるか、この...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、株の評価が三十倍以上にならなければ全額返済にならないということでこちらは受けとめておきます。  次へ進みます。  今回の汐留駅の跡地の土地処分です。これは、債券を将来株に変えるということで、初めての作業である、画期的なものであるという御答弁...全文を見る
○春田委員 それぞれの箇所で会社をつくるということでございますが、同僚議員の質問であったように、この会社についてはいろいろな問題を含んでいると私は思うのです。民営化の名のもとに巨大な権力がこの会社に集中していく、汐留におきましても九千億円というビルを建設していく、大変な権力といい...全文を見る
○春田委員 いや、お願いをしているのじゃなくて、間に合うかと聞いているのですよ。
○春田委員 私が運輸省にお願いした資料の中には、仮に三十六ヘクタールが対象になった場合は地権者二百十名、こう聞いております。二百十名というのは大変な数ですよ。これだけの方たちの合意を得ようと思ったら、来年の平成四年の初めでしょう、間に合いますか。
○春田委員 この都市計画がおくれた場合は全体がずれ込んでくるわけですから、その辺のところはひとつ地元の地権者とよく何回も話し合いをしながら進めていただきたい、こう思っております。  ところで、この都市計画の策定の中で用途地域を変更されますね。住居地域から商業地域にするということ...全文を見る
○春田委員 そこなんですね。分譲なのか賃貸な のかわかりませんけれども、いずれにしても一等地でございますから大変な高額な価格になると思います。そこで、先ほど言ったように、いわゆる都市計画を変更することによって事業団としては相当プラスになるわけですから、そのプラスになった面はやは...全文を見る
○春田委員 大塚さんはそんな不明朗のないような会社にしていきたいとおっしゃっておりますけれども、九千億円ないし一兆円というビルの建設、これは大変な権限ですよ。権力がそこへ集中するわけですから、私は事件とか事故が起こらないのはおかしいぐらいに実は思うのです。いろいろな雑誌なんかに出...全文を見る
○春田委員 このビル建設の九千億円、これは大体何年ぐらいで返済していくのですか。
○春田委員 十年間で利益を出すように考えていきたいという御答弁ですが、株式を上場するのは大体何年後ぐらいなんですか。
○春田委員 東証の上場の基準では、いわゆる前三年から利益が出なかったら上場されないんじゃないですか。十年目から利益が出るんだったら上場できないじゃないですか。いわゆる上場前の三年間、三割でしょう。二年前は三割、前年は四割の利益がなかったら上場できないんですよ。十年目から利益が出る...全文を見る
○春田委員 この九千億円のビルの建設の請負企業との契約ですが、どんな方法を考えておりますか。
○春田委員 入札方法ですが、これは随契なのか指名なのか競争なのか、どうお考えですか。
○春田委員 先ほどから何回も言っているように、この出資会社は大変な権限、権力を持つわけですね。聞くところによりますと、六十階建て、高さが二百メーターですか、そんなでかいビルが四棟ぐらい建つ。床面積が延べで百十七ヘクタールというビルを建設するということになっておりまして、大変なそう...全文を見る
○春田委員 時間がございませんから、次に進みたいと思います。  いわゆる特別債券の発行総額です。同僚議員からも何回も質問されておりますが、これも全く不透明でわからない。全然国会にも出されていない、法案にも出されていない、こんな重要事項が明らかでないものについては非常に賛否の態度...全文を見る
○春田委員 そこで、運輸省から一例という形で出ておりますこの参考資料には、発行総額を三兆円として、債券額面は五十万円、口数を六百万口としておりますが、今審議官がおっしゃったように、これが四兆円になった場合、債券の額面は、三兆円の場合五十万円という形で出ておりますけれども、どんなふ...全文を見る
○春田委員 投資家の受取金利でございますが、これは金利は通常の金利の二分の一、この一例では三%になっておりますね。それプラス、将来株に転換した場合キャピタルゲインの二分の一が投資家に返ってくる、こういうことでありますが、仮に五十万円の債券を買った場合、投資した場合、この特別債券と...全文を見る
○春田委員 すなわち、十八倍ないし二十倍以上のいわゆる株価の評価が十年後なかったならば投資家にはメリットがないという形になるのです。自信はありますか。
○春田委員 時間がなくなってまいりましたので、最後一、二点聞きたいと思うのですが、この法案にも載っておりますけれども、投資家保護の企業内容等の開示、これはリスクの情報についても私は適時適切に公開すべきであると思っておりますが、どうお考えになっておりますか。
○春田委員 この地価を顕在化させないための手法として今回のやり方が出されたわけでございますが、しかし私は、これだけの大規模な開発が行われれば、当然周辺の地価も上がってくる、だから結果的に、そういった競争入札をして土地が上がっていくんじゃなくして、この大規模開発によってやはり土地が...全文を見る
○春田委員 最後になりますけれども、いずれにいたしましても、今回の法案というのは、会社の全体像が非常に不透明、不鮮明でありますし、また債券にしても株式にしても全体の総額がわからないし、またキャピタルゲインの問題、また金利の問題、発行口数の問題、額面の問題、いずれもわからないわけで...全文を見る
05月23日第120回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
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○春田委員 鉄道事故史上大惨事となりました今回の信楽高原鉄道とJR西日本の衝突事故、私は、亡くなられた方の御冥福と、またたくさんの負傷者の方々の一日も早い御回復を心から祈っているわけでございます。また、悲しいことに、昨日は運輸省の近畿運輸局の若き職員が、今回の事故の調査によりまし...全文を見る
○春田委員 今回の事故は機械的な信号の故障と人為的なミスが二重、三重に重なった事故であろうと思っておるわけでございますが、いわゆる事故の責任ですが、私たちが現地に行っていろいろな調査をする、いろいろな関係者の御報告を聞く、マスコミの報道等、これによれば九〇%は信楽高原鉄道側の責任...全文を見る
○春田委員 運輸省にお伺いいたしますが、運輸省は安全点検を現地でなさいましたね。運輸省のその御見解はどうでしょうか。
○春田委員 単線の信楽高原鉄道にJRが乗り入れたことによりまして、鉄道事業法や省令によりまして、協定書、三通りありますね、また運転取扱心得をお互いにつくりまして運輸省にこれが届けられております。運輸省は、これらの協定書また運転取扱心得、これらのとおりJR西日本も信楽高原鉄道も守っ...全文を見る
○春田委員 代用閉塞はどこが守らなかったのですか。
○春田委員 ということは、信楽高原鉄道側ということですか。
○春田委員 わかっています。だから、今回それを守らなかったのは信楽高原鉄道側かJR西日本か、どっちかと聞いているのです。
○春田委員 代用閉塞は信楽高原側が守らなかったということは言えると思うのです。  しかし、私はJR西日本にも、先ほど同僚質問があったように、これは「直通乗入運転に関する協定書」の中には、JRが列車で五分以上遅延が生じた場合には信楽高原側に連絡するようになっております。ところが、...全文を見る
○春田委員 時間の点はこれから調査いただきたいと思いますが、JRの方から高原側の方には連絡は行っていませんね。
○春田委員 五分以上おくれて連絡してなかった場合、それが認められた場合、その原因がはっきりした場合は、これはJR側の不法行為と見られますか。
○春田委員 事故の最大の原因じゃないですか。連絡したら高原側は出ないじゃないですか。事故の最大のポイントですよ、これは。不法行為じゃないですか。
○春田委員 だから、五分おくれたのが認められた場合は不法行為じゃないかと言っているんですよ。
○春田委員 だめですよ、そんな。大臣、どう思いますか。これは不法行為かどうかによって高原側が求償権があるんです。補償費の求償権があるかどうかは不法行為によって高原側がJRにあるのですから、大事なポイントですよ。大臣、どうですか。
○春田委員 そうですよ、そうだと思いますよ、私は。  時間がございませんから、次に第三点目で聞きたいのは、第三セクターの問題を先に聞きたいと思います。  今全国に第三セクターは三十五あります。赤字路線から転換した路線が三十三あります。その三十三の中で、実際の黒字を出しているの...全文を見る
○春田委員 新しく免許申請についても安全面をより充実するように基準を私は見直していただきたい、こう思っております。  それから、補償の問題ですが、今おっしゃったように保険の総額は三億円です。今回のような大事故については、もうとてもじゃないがおぼつかない、一説によると二十億から三...全文を見る
○春田委員 それでは、もう時間が参りましたので、最後に要望だけ申しておきます。二点ございます。  同僚議員からもお話があったとおり、一つは第三セクターが存続するかどうかという問題でございます。私たちは地元に行きまして、関係者からは地元の足としてなるたけ廃線しないで残したいという...全文を見る
09月18日第121回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○春田委員 本日は数多くの質問をしたいと思っておりますので、ひとつ答弁は簡潔にお願いしたい、こう思っております。野村の○○会長さんみたいに私の質問を復唱する必要はございません。ゆっくり答弁しないようによろしくお願いしたい、こう思っております。  まず、関西国際空港の問題です。 ...全文を見る
○春田委員 ところで、平成六年の夏ごろとなっておりますけれども、夏ごろといっても非常に幅がございますね。空港側からの説明では工期として十五カ月間の追加が必要である、こういう説明です。したがって、当初の平成四年度末、すなわち平成五年の三月末ということが開港であれば、これに十五カ月を...全文を見る
○春田委員 じゃ会社側の説明、いわゆる工期も十五カ月間という説明がございましたね、これはさらに延長すると見ているのですか。
○春田委員 そうしたら、十五カ月間であれば平成六年の六月開港、間違いないですね。
○春田委員 その目標時期というのは六月なのか九月なのか、どっちなんですか。真ん中なのか、どっちなんですか。
○春田委員 いずれにいたしましても、私はなぜこれにこだわるかといえば、空港関連会社につきましては、一月、二月、三月おくれるということは大変な金利負担なんですよ。これは空港関連会社だけでもない、地元の地方自治体さらに地元住民、いろいろな関係者の方が大変な損失をこうむるわけです。そう...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、運輸省の決意としては平成六年六月開港に万全なそういった体制を整えていただきたい、このように要望しておきます。  さらに、全体の事業費が当初は約一兆円でございました。それが延長することによって約一兆四千三百億円ということで試算がされております。...全文を見る
○春田委員 従来の仕組みといいますか負担割合は、今局長がおっしゃったとおりです。となれば、会社負担、借入金、これは七割なんです。四千三百億円の七割というのは金額にして約三千億円です。これは会社として大変な金額です。これは負担の限界を超えていると思いませんか、どうですか。
○春田委員 会社側の負担というのは最終的には利用者に返ってくるわけですから、そういった意味で、追加事業の財源配分につきましては会社に過重負担にならないように十分国としても考える必要があるんじゃないかと、私は一応要望しておきます。  さらに、全体構想でございますが、第六次空港整備...全文を見る
○春田委員 今回の関西国際空港というのは二十四時間空港、我が国で初めてです。国際化、情報化といいますか、多様化する社会生活にこれから必要な空港とも言われておりますので、一日も早い開港ができるよう運輸省として一層の努力をしていただきたい、こう思っております。  次に、自動車の放置...全文を見る
○春田委員 放置自動車は把握されてないということでございますが、巷間伝えられるところによると大体二、三万台じゃないか、この台数も年々ふえていっているという状況だそうでございます。  ところで、本年七月一日から、この放置自動車対策として二つの方法がとられました。まず一つは、ユーザ...全文を見る
○春田委員 運用の問題だと思うのですが、必ずしもそれが徹底されていないのですよ。したがって、この解体証明書を持ってないから結局それが放置自動車になっている面が多いのですよ。そういった面で私は、今後各地方の陸運事務所には、解体証明書がなかった場合には永久抹消登録できませんよというこ...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、この放置自動車というのはかなり社会的な大きな問題となっております用地方自治体の横浜市でも、昨年一年間だけで五百七十台余、ことしの八月段階でも五百台を超えているんですね。これらの放置自動卓が地域に与える影響、大変大きな迷惑になっているわけですよ。...全文を見る
○春田委員 六項目ありますから急いで質問いたします。  第三点は、私鉄運賃値上げの問題についてお尋ねいたします。  関東、関西大手私鉄の運賃値上げが去る七月五日に申請されました。平均一七%の大幅値上げの申請でありますが、認可権限を有する運輸省としていかなるお考えをお持ちなのか...全文を見る
○春田委員 運輸審議会の答申が出るのは大体いつごろなんですか。
○春田委員 前回の値上げを調査してみますと、関西系が六十二年の一月、プラス京成がありましたね。関東系は一年おくれて六十三年の一月に申請をいたしております。今回は、関西、関東大手十三社一斉値上げの申請なんですね。みんなで渡れば怖くないでは困るのです。  各社とも、収入に対する支出...全文を見る
○春田委員 収支率が一〇〇%近い、九七とか九八のそういった私鉄につきましては、内部努力をして、経営努力をしてもうちょっと辛抱しなさいといった指導もするべきではないかと私は思うのですよ。  十三社とも収支率は今お答えのあったとおり九〇%台であります。全部が全部九〇%台になっている...全文を見る
○春田委員 大臣の答弁というのは予見を与えるということで慎重なのかもしれませんけれども、しかし値上げの理由その中にラッシュ時の緩和対策というのも挙げられておるのです。実は前回の値上げのときも関東系では平均一〇・一%値上げされました。その一〇・一%の内訳は、収支の補てんが五・六%、...全文を見る
○春田委員 運政審の答申の中でも、車内で読書ができるというのは混雑率が一八〇%ですか、それが現在はもう一九〇、二〇〇%ということで、全然解消されてないんですよ。それで値上げと言っても、これは利用者は納得できないと思うのですよ。こういった運賃値上げの悪循環を私は断ち切っていただきた...全文を見る
○春田委員 利益の還元は鉄道会社だけではなくしていろんなところにあるわけですから、運政審の答申でも、そういった利益を受けたところについてはこういったところにも還元しなさいという答申も出ているわけですから、その点については考えていただきたいと思うのですが、どうですか。
○春田委員 最後に大臣からお答えいただきたいと思うんですが、いずれにいたしましても、この私鉄の運賃値上げ、公共料金の値上げというのは物価に与える影響も大変大きいわけです。そういった点で、従来にない高い値上げの申請がされているわけですから、そういった面では利用者に負担がかからないよ...全文を見る
○春田委員 今大臣からいみじくもラッシュ対策のお話がございました。私もこの大都市圏のラッシュ対策についてはまだ機会を見てゆっくり御質問したいと思うのですが、検討しておるということでございますから、ひとつ早急に結論が出るように運輸省としても努力をやっていただきたいと思っております。...全文を見る
○春田委員 ただいま局長から答弁があったとおり、まず株の問題でございますが、市場は非常に低迷していますね。そういった中でJRの二百万株という大量の株が市場に流れますと、株式市場そのものが混乱する面もありますね。また、決して当初描いていた何十倍のそういった売却もできる環境にはござい...全文を見る
○春田委員 さらに、土地の売却ですね。今年度一兆五千億となっておりますけれども、これはきょうの時点でどうなんですか、一兆五千億円のそういった見込みが妥当なのかどうか、その辺、局長どうお考えになっていますか。
○春田委員 けさの新聞を見ますと、この資産処分審議会のきのうの緊急提言が載っておりますけれども、かなり一般競争入札、また売却先や利用の目的が緩和されたような形で提言されております。しかし、土地の問題というのは、ただ単にこれだけを緩和したからといって売れるものじゃありません。また、...全文を見る
○春田委員 いずれにいたしましても、この平成三年度の償還計画はある時点でやはり見直す必要があるんじゃないかと思います。  さらに、平成四年度償還計画ですか、これはどうお考えになっておりますか。
○春田委員 債務が変わらないということは、要するに収入と利払いが一緒である、こういうことですね。こんな償還計画なんてナンセンスじゃないですか、元本が減らない計画なんというのは私はナンセンスじゃないかと思います。この平成三年度の計画にあるとおり、ある程度元本が減っていかなかったなら...全文を見る
○春田委員 時間がございませんので次に進みますが、いずれにしましても、だれもが見て納得できるような償還計画を立てていただきたい、こう思います。  続いて、品川駅の新駅構想。  東海道新幹線の輸送力増強の施策として品川駅の新駅構想が出されましたね。運輸省としてはこれをどう受けと...全文を見る
○春田委員 この品川新駅の問題ですが、これはJR東海が打ち出した。この品川駅新駅につきましては、関係企業とか地方自治体が関係するわけですが、清算事業団やJR東日本の土地がございます。また、地方自治体では東京都それから港区、品川区も関係するわけでございます。これら関係団体の御意向を...全文を見る
○春田委員 この点につきましては大臣もひとつよろしくお願いしたい、こう思います。  最後になりますけれども、港湾問題についてお伺いいたします。  平成元年の八月、港湾局は、地球温暖化によりまして海面の水位が上昇する、最大限上昇したときの高さが一・一メーターですか、これを前提と...全文を見る
○春田委員 災害というのは的確な情報と事前の対策と予防が大事でございますから、二十一世紀初頭といっても、これだけの膨大な計画は今からでも決して遅くないわけですから、早急な対策を立てていただきたい、こう思っております。  時間が参りました。第三セクターの補助問題についても質問する...全文を見る
12月04日第122回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○春田委員 来年の三月のダイヤ改正で、「ひかり」の新型でございます「スーパーひかり」が運転されると聞き及んでいるわけであります。この列車は、一日東京-新大阪間を二往復、従来三時間かかっていた時間を三十分短縮して二時間半で運転する、大きな目玉となっているわけでございますが、この列車...全文を見る
○春田委員 正式な申請は出されていないと思いますが、事前の打ち合わせはあるやに伺っておるわけでございますが、そんな話は出ておるのですか。
○春田委員 新たな路線ができたわけではないのに、時間が短縮したからといって特別料金を加算するのはいかがかと私は思います。JR東海も幸い経営が順調にいっているわけでございますので、新たな利用者負担については運輸省としては慎重に考えていただきたい。それに、JR西日本もまた東日本でもそ...全文を見る
○春田委員 さらに、通勤手当は税額の控除制度がございます。現在五万円、平成元年度税制改正で二万六千円から五万円に引き上げされたことは承知しているわけでありますが、しかし先ほどから言っているとおり、非常に利用者がふえてきている現況で考えて、今後の税制改正の中でこの五万円の引き上げに...全文を見る
○春田委員 ぜひ前向きに御検討いただきたい、こう思います。  それから、人事院の方がお見えになっておりますのでお伺いいたしますけれども、現在この通勤手当、公務員の通勤手当の上限は現在三万五千円が上限となって頭打ちとなっております。非課税の限度額が五万円となっているのでありますか...全文を見る
○春田委員 次に、新幹線の最終列車の時間延長の問題です。  非常にそういった声が最近強まっているわけでありますが、関東地域で民鉄が最近深夜運行の時町延長を図ったところであります。現在東海道新幹線の最終便は、東京発が午後十時四十四分で三島着となっております。東北新幹線は東京発午後...全文を見る
○春田委員 次に進みます。  若干順序を変えまして、関西新空港の問題についてお尋ねいたします。  関西新空港の全体構想調査費として運輸省は平成四年度幾ら要求なさっておりますか。
○春田委員 平成三年は二億六千万の要求を運輸省がした、しかし結果的には八千万しか予算が認められなかったわけであります。平成四年は今局長の御答弁のとおり六億円の要求でございます。  この関西新空港、平成六年の夏ごろを開港の目標としております。開港時は滑走路一本で開港するとなってお...全文を見る
○春田委員 よろしくお願いしたいと思います。  最後に、交通弱者、とりわけ身体障害者の公共の交通機関の施設の整備の問題につきましてお伺いしたいと思うのです。  現在、身体障害者の方々は全国で二百五十万人、精神薄弱者の方々は三十七万人と言われております。大体四十人に一人の割合と...全文を見る
○春田委員 運輸省は昭和五十八年、「公共交通ターミナルにおける身体障害者用施設整備ガイドライン」を発表されました。ちょうどこの年が「国連障害者の十年」がスタートした年であります。運輸省として障害者の社会参加への道を開くための施策として発表されたのでありましょう。そのガイドラインは...全文を見る
○春田委員 この施設整備は通常の費用よりはるかに予算がかかります。しかもこの施設整備はすべて各事業者の単独負担となっております。事業者は受益者負担の原則でコストで賄っているわけでございますけれども、しかし混雑の解消問題、踏切の事故問題、こういった対策等で、なかなかこれら身体障害者...全文を見る
○春田委員 駅舎、ターミナルの施設整備については融資制度はある。低利の融資だけれども、やはり借金は借金なんです。そういった面で、私は補助制度を確立していただきたい。要望しておきます。  従来の身障者に対する整備は、駅舎、ターミナルが中心でございました。これは乗り物に対しても充実...全文を見る
○春田委員 時間が参りましたので最後に質問いたしますが、この新しいガイドライン、新しい指針づくりを私はぜひともやっていただきたいということで御質問を申し上げたいと思うのです。  先ほど質問したように、昭和五十八年にガイドラインが発表されました。平成二年に車両構造に関するモデルデ...全文を見る
○春田委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。