春名直章

はるななおあき



当選回数回

春名直章の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○春名委員 昨年の総選挙後に新たに当委員会に所属することになりました日本共産党の春名直章です。どうぞよろしくお願いします。  法案の問題について質問する前に、大問題になっている重油流出問題についての質問をさせていただきたいと思います。  私もすぐに現地に行きまして、被害の実態...全文を見る
○春名委員 その具体的な範囲のことで一つお聞きしておきたいのですが、例えば漁業者とか漁協が船を出して重油回収などに当たっていますね。この場合は、行政の委託を受けて回収をしている場合もありますが、多くは、自分の海が大変だということで、自主的に、いても立ってもおられなくなって出ている...全文を見る
○春名委員 それで、特別交付税で対応するということでございますけれども、これは当然というか、ぜひそういうふうにしなければならないわけですが、その財源には限度というか枠があるわけですね。今度三月に交付される特交の財源なんですが、約七千五百四十二億円だと聞いております。これは全日本の...全文を見る
○春名委員 ぜひその立場で全力を尽くして頑張っていただきたいと思いますし、私もその立場で頑張りたいと思っております。  この問題に関連して、水産庁の方においでいただいておりますので、一言お聞きをさせていただきたいと思います。  今もお話に出ましたように、漁業関係者が最大の被害...全文を見る
○春名委員 それでは、次に今回の法律案について質問させていただきたいと思います。  九六年度の国の補正予算によって増額される同年度分の地方交付税三千四百十二億円のうち、四百八十一億円は調整復活、いわゆる調整戻しということで、地方に配分するのは交付税法の規定からいって当然でありま...全文を見る
○春名委員 健全化を図るための措置だというふうに言われるわけですが、それならばちょっと問いたいと思います。  私が言っていることは特別なことではなくて、今年度のように年度途中で交付税額が増額となった場合の過去の対応資料も見せていただいたのですが、例えば、一九八八年度の場合は二兆...全文を見る
○春名委員 時間がないので最後の質問ですが、繰り越しをしてそういうふうに来年度に充てるということになるわけですが、今言われたように、来年度も重大な財源不足が出てくるということになります。そうすると、私も素人というかあれなんですけれども、本当に一生懸命法律を勉強してみたのです。交付...全文を見る
○春名委員 時間が参りましたので、終わりたいと思います。  どうもすっきりしないのですけれども、やはりそういう法律の解釈をめぐっても、それから、借金をして埋め合わせをして、交付税が残ったというのに借金返済にすぐ充でないということで、その点は大いに疑問であるし筋が通らないというこ...全文を見る
02月18日第140回国会 衆議院 本会議 第8号
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○春名直章君 私は、日本共産党を代表して、一九九七年度地方財政計画、地方交付税法及び地方税法改正案等に関連して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  今、地方財政は危機的状況を呈しております。九七年度末には地方の長期債務残高が百四十六兆円を超えることが見込まれ、地方財政規模の...全文を見る
02月20日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。よろしくお願いします。  先ほど来、北海道と比べられている四国の高知県の出身です。実は、二月の十七日の早朝に、右翼団体の大行社の街宣車が橋本大二郎高知県知事の知事公舎に突入するという暴挙が引き起こされました。君が代は国歌としてふさわしくない...全文を見る
○春名委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それで、大臣の所信についての質問なんですが、大臣は所信の中で、地方財政の健全化の問題と地方分権についてかなり熱意を込めておっしゃられました。そこで、その二つに絞って私は質問させていただきます。  まず、危機的な地方財政をどう...全文を見る
○春名委員 今おっしゃられたように、地方債の事業別の残高を見ますと、財源対策債とかの特別のものを除いて、残高の二兆円以上のもので見ますと、一般単独事業債の伸びが一番大きいんですね。これが大きな要因になっているわけですが、この地方単独事業という問題がやはりあるわけです。  九一年...全文を見る
○春名委員 私は、単独事業の位置づけ、その大切さということを聞いたのではなしに、そういう事実、こうなってきたということの事実を確認したかったのです。それはお認めいただきたいと思うのです。  次の問題は、こういう借金をふやしてまで、その意義というのはちょっとおいておいて、ふやして...全文を見る
○春名委員 平成六年は一兆三千億円実績が下回っているということですね。これは、そういうことを今お聞きして、年度によってはいろいろあるということなのですが、そこで次の問題になるのですが、大きなこういう負債を抱え、借金をして事業計画を組んでなかなか執行できない場合もある、そういう事態...全文を見る
○春名委員 財政局長の年頭所感で、最近実際の単独事業の実施状況が地財計画の規模をやや下回っていることを考えると、九年度の地方財政計画は実績が追いついてくるのを一たん待つという意味合いもある、こういうふうなことをおっしゃっているくだりが出てくるのですね。そういうような意味合いで、本...全文を見る
○春名委員 ぜひ精査をして検討していただきたいということをお願いしておきたいと思います。  それで次に、きょう朝から大変議論になって聞かせていただいております市町村合併、地方分権問題についてお伺いしたいと思います。  議論の中で自治大臣は、絵を描いて引っ張っていくという立場に...全文を見る
○春名委員 これからそれを目安にして自治省が指導されるといいますか、そういうことはないということですね。
○春名委員 ちょっとお聞きしますが、今のままでは分権は担えない、なかなか難しいということから合併論議が盛んになっていると思うんですけれども、その分権を担えないというのはどういう中身を指しているのかということなんですね。人口ですか、面積ですか、人材ですか、財政ですか。いろいろあると...全文を見る
○春名委員 今分権ということが本当に大事な焦点になってきているときに、受け皿論ともとられるような合併五百とか千とか三百とかいうようなことが言われれば、せっかく権限の移譲、財源の移譲、これを本格的にやろうという議論がされているときに、受け並みたいな受け取られ方をされかねない。町村に...全文を見る
○春名委員 それで、私がこのように危惧しているのは、合併を促進するということが住民への奉仕という自治体の役割を後退させたり、過疎地などが切り捨てられていくという危険もはらんでいるということなんであります。  地方分権推進委員会の委員長の諸井さんが第一次勧告の発表の席で、分権の論...全文を見る
○春名委員 それでは最後に、先日の本会議で、政府資金の借りかえと繰り上げ償還措置を認めてほしいという自治体関係者の要望を取り上げさせていただきました。大蔵大臣が答弁をされまして、資金運用部にそのコストのツケを回すことになるので、そんな余地はないということでした。そういう資金運用部...全文を見る
○春名委員 超過してどうも済みません。ありがとうございました。終わります。
02月27日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○春名委員 日本共産党の春名です。地方税法の改正について、二つの点に絞ってお伺いします。  その一つは、固定資産税に関する改正内容について伺いたいと思います。  三年前の評価がえのとき、地価公示価格の七割程度に評価額を引き上げるということで全国的に行われました。その結果、全国...全文を見る
○春名委員 大分時間があれですから。  四つの点にわたって均衡化する、負担を減らしていくということも含めて改善しているというお話をお聞きしましたが、もう一度そこで確認をしますけれども、これまでの負担調整というのは、評価額の水準まで何年かかけて追いつくようにするということだったと...全文を見る
○春名委員 まあそういうことだと思いますが、なぜ変更をそういうふうにしていくかということで、やはり一つ根本的な原因は、固定資産税の評価が適正にされているといいながら、突然、地価公示価格の七割に引き上げたことに大きな要因があると思うのですね。それを変えるというふうに今なっているわけ...全文を見る
○春名委員 続いて、地方税法の改正の中の一つの項目で、低公害車の導入促進税制問題についてお伺いしたいと思います。  今回の地方税法の改正で、電気自動車とか天然ガスの自動車、こういう低公害車の普及促進を図るための措置が数項目にわたりまして盛り込まれています。自動車取得税の税率特例...全文を見る
○春名委員 排ガス問題、過密化問題などで、それを促進という点でお話がありました。  そこで、きょう環境庁にもおいでいただいておりますので、お聞きしたいと思います。  二酸化炭素及び窒素酸化物の排出総量に占める自動車による排出量の割合がどの程度かということ。また、低公害車、特に...全文を見る
○春名委員 既存の自動車への排出規制ということが重要ですけれども、同時に、お話もありました低公害車の普及というのが本当に今大事になっていると思います。政府もその努力を始めているとお聞きしておりますが、「自動車排出窒素酸化物の総量の削減に関する基本方針」という文書の中でも「低公害車...全文を見る
○春名委員 この何年間かの推移は。
○春名委員 着実にといいますか、増加はしているということは今の数字でわかるわけですが、足取りの力強さという点ではさらに努力が求められているという感じを受けました。  一般の自動車と比べれば、値段が三倍くらいでかなり割高になりますね。それから、走行性能ではいろいろ改善がされてきて...全文を見る
○春名委員 まさにそのとおりだと思います。去年八月二十五日付の毎日新聞でも、自治体での電気盲動車普及に関する記事がまとめられていますけれども、財政難もあって、環境優先も大事だけれども限界があるとアンケートに答えているのがふえているという記事で、「税制優遇求める声」というのも報じて...全文を見る
○春名委員 今回の地方税の改正とのかかわりですけれども、税制面での一定のそういう措置が今回盛り込まれていますけれども、より踏み込んだ対策をぜひ検討していただきたいと思います。  電気自動車の価格ですけれども、先ほど言いましたように一般の自動車の三倍程度になると言われています。そ...全文を見る
○春名委員 今のお答えですと次の質問にも余りあれにならないかもしれませんが、九五年度の税制改正で、それまで自動車税と自動車取得税の両方にまたがっていた低公害車の税率軽減措置が、自動車取得税の軽減率を引き上げるということで一本化をされましたね。自動車取得税の税率軽減の強化と引きかえ...全文を見る
○春名委員 諸外国でもいろいろ努力があるようです。本気で環境問題に取り組もうということになると、やはりかなり思い切った手だても必要になってくると思います。今までも、今の経過を聞き、努力されている中身のお話がありましたが、環境規制の厳しいアメリカのあのカリフォルニア州では、二〇〇三...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月27日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。  私も山本先生と同じく高知県出身でして、森林面積が八四%と日本一の県です。私も、二月三日、四日に、同じ合併する仁淀川森林組合や県森林組合の連合会、それから高知営林局長、こういう方々から、藤田スミ委員と一緒にいろいろ実情や国への要望を聞かせ...全文を見る
○春名委員 その方向を一歩進めて、新潟のように三%ぐらいは目安にするとか、ぜひ一生懸命やっていただきたいというふうに思います。  それからもう一つ、お話を聞いている懇談の中で強い要望として出されてきた問題で、作業路、作業道への助成という問題があります。  林業振興には役立たな...全文を見る
○春名委員 そうした作業路の整備について、先ほど、造林とか間伐作業と一体とした事業の部分としての一定の補助があるというのは私も存じ上げておりますけれども、さらに突っ込んで、今、先ほど言ったような時期に来ているわけですので、支援策を考えていただきたいということを要望しておきたいと思...全文を見る
○春名委員 山村地域では資金力のより強い農協が、既にといいますか、さまざまな事業展開をされている。先ほどどなたかの質問でもありましたが、私がお話を聞いたところでも、後から参入する森林組合がその中に入って太刀打ちできるのだろうかという不安の声も出されました。この点で、農協との連携な...全文を見る
○春名委員 この改正案に、最後にお聞きしますが、一県一組合を想定した規定が盛り込まれていますが、この関連で聞いておきたいと思います。  流域管理システムの範囲をも超えた大広域合併ということになりますと、それは無理があるのではないかと思います。森林計画上では、一県一流域とされてい...全文を見る
○春名委員 それでは、大臣がいらっしゃいましたので、私一番聞きたかったことですので、最後にこれをお話しさせてもらいたいと思います。  先ほどの、私も聞いてきた中で一番強く声が出ていたのは、なぜ輸入で一次産品ばかりが犠牲になるのかどうしても理解できないという怒りの声が非常に強かっ...全文を見る
○春名委員 私は、このことを現場の方から聞いて、本当にこれに立ち向かわないといけないというのを痛感させられてきて、いろいろその後調べてみたのです。  例えば、世界の木材輸出国、アメリカやカナダ、それから南洋材のマレーシアとかインドネシアとか、こういうところでは、丸太での輸出禁止...全文を見る
○春名委員 最後に、この問題で、この間関税率がどんどん下げられていきました。一九九〇年六月には日米林産物協議がやられて、アメリカの林産物協会、大きな組織でありますけれども、その林産物協会の要求にも押されるという形で木材製品の関税率の大幅引き下げとか、アメリカ産の住宅の市場拡大のた...全文を見る
○春名委員 終わります。
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○春名分科員 日本共産党の春名直章でございます。四国ブロックから選出をさせていただきまして、徳島県木頭村の細川内ダムの問題を中心に質問させていただきたいと思います。  細川内ダムの問題に入る前に、ダム建設一般に当たっての質問ですが、建設予定地の地元自治体の合意なくしては、ごり押...全文を見る
○春名分科員 私が聞いているのは、地元の自治体の合意は大前提である、犠牲があるのだったら、広域的なあれがあればそれはもう犠牲を払ってでもやらすのだ、そういう意味ですか。
○春名分科員 では、広域的な利益ということは後でお話ししましょう。  二月の六日の予算委員会で大臣は、私の在任中に細川内ダム建設については結論を出したいというふうにおっしゃいました。早期に結論を出すつもりだというふうにも述べていらっしゃいます。  そこで、地元の姿を見てみます...全文を見る
○春名分科員 民主的な手続とおっしゃるのであれば私は反論しておきますけれども、このダム審議会はダムを推進する先頭に立っている県知事が任命するのです。その中に一人一人だれを決めるかという中身がありまして、地元の議長さんと村長さんも入れなければならない、こういうふうになっているわけで...全文を見る
○春名分科員 ある新聞に木頭村の林業をずっとやっておられる六十歳代の女性の声が載っていたのですね。それを読みましたら、僕はびっくりしたのですけれども、ダムができるのか、水没してしまうのか、このことを考えなかった日は一日たりともない、もうやめにしてくれ、やめるというふうに言ってくれ...全文を見る
○春名分科員 その数字はどのように妥当なのかという点の御検討の結果をちょっと聞かせていただけますか。
○春名分科員 建設省としては、その中身の価格性というものは確認していないということですね。そういうことですね。それでいいのかということも私は問われていると思いますが……。
○春名分科員 二十数年間たってもなかなかこれが着工にまでもいかないというところには、例えば今お話があった水需要という問題でも、今建設省に連絡があっているその三万トン、二万トンというのが本当にそのまま受け取っていいのかどうかということなども吟味するべきだと思うのですね。  例えば...全文を見る
○春名分科員 この地域は回収率が比較的低い製紙業が多いそうですから、これをそのまま当てはめるわけにはいかないわけですけれども、全国平均までとはいかないだろうと思いますけれども、少なくとも回収率を五割程度まで引き上げるというふうにすれば、今必要水量の一五%は削減することができるとい...全文を見る
○春名分科員 私が言った中身については反論はされませんでした。そういうふうに聞いておるという話だけだったと思います。  水道用水についてお聞きします。  細川内ダムの工事事務所と徳島県が出しているパンフレットがございます。このパンフレットですけれども、ここのパンフレットの十三...全文を見る
○春名分科員 お聞きのとおり、上水道の供給量もこの六年間で多少でこぼこはありますけれども、大きくふえるというような見通しが立てられるようなものは余りないわけですね。  そして、調べてみますと、給水人口は八六年から九五年の十年間で見ますと、〇・九四倍と逆に低下をしている傾向もある...全文を見る
○春名分科員 犠牲が必要なものがある場合もあるというふうにおっしゃるわけで、だから、きょうも時間が短いのであれですけれども、本当に必要だという説得力あるものがあれば、それを示したらよろしい。しかし、その論拠は、一つのこれは利水だけですけれども、私は今お話ししたようにないということ...全文を見る
○春名分科員 時間が来ましたので、終わります。ぜひよろしくお願いしたいと思います。
03月06日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。  先ほどの議論の中でも一つの焦点になりました自治省職員の地方公共団体幹部ポストへの就任の問題について質問をさせていただきます。  今自治大臣は、絶対に例外をつくらないということをおっしゃいましたが、早くも例外が生まれようとしています。宮...全文を見る
○春名委員 少なくとも昭和六十年、一九八五年の七月以降はずっと自治省と消防庁職員が就任をしていて、まさに指定席化であります。今回もそうなろうとしています。  本日の議案に関する私の本会議の質問でも、それから、今お話が出ましたけれども、先ほどのお話でも、そして参議院の昨年の地方行...全文を見る
○春名委員 国会での答弁では、本会議では、副知事は除くということの条件はそのようには言われませんでした。  それから、先ほどのお話の中では、それをかりますと、副知事のポストがこれだけ昭和六十年からずっと一貫してやられているということになると、まさに副知事を務める人材は育たないと...全文を見る
○春名委員 じゃ次に、地方交付税の問題について質問していきたいと思います。  先ほど古賀委員からのお話でもいろいろなやりとりがありましたけれども、交付税特別会計の借入金で財源不足を補てんするという方法は地方の財政運営に支障を来すということで、八四年度に廃止をされました。その八四...全文を見る
○春名委員 大変厳しい状況だということであります。先ほどの議論の中でも出されましたけれども、そうしますと、やはり恒久的な措置、六条の三の二項の恒久的な措置をとる、それが望ましい、そうすべきであるけれどもなかなか難しいということなんですが、そういう恒久的措置をとることが必要になって...全文を見る
○春名委員 そのとおりであります。  六条の三の二項の中身で先ほどやりとりがありました。この条文というのは、古賀委員がおっしゃったように、二年続いて、そして三年後もそういう大変な厳しい見通しがある、そして、その幅というのは、不足額というのは一〇%程度、一割程度という事態になった...全文を見る
○春名委員 そこの法制局の見解についてはちょっと私も一言しゃべらせていただきたいと思うのです。「逐条解説」も読ませていただいて、法制局が、単年度のこういう措置も制度改正に該当するということを根拠にされているわけですけれども、こういうふうに出ています。  例えば経済情勢が変動期に...全文を見る
○春名委員 今までの話を総合してちょっと言いますけれども、大臣は、先ほどの地方分権推進委員会の勧告、これは第一次が十二月に出て、六月ですか、財源も含めたいろいろなものが出るということになるわけですが、自治省の皆さんも、今こういう深刻な事態になっている、そして、法の解釈からいえば恒...全文を見る
○春名委員 四年連続で十数兆円の財源不足になっているわけですから、この分権の勧告をきっかけにして本当にそれを解決していく、条文のとおりに沿って、そういう方向で本格的に自治省自身も努力していただくということがやはり問われていると思います。  それから、国の財政への問題がやはり出て...全文を見る
○春名委員 私は、最後に、消費税の増税分の公共料金への転嫁問題についてお聞きしておきたいと思います。  私どもは、消費税の増税そのものが公約違反ですから、衆議院ではああいう形になりましたけれども、中止に向けて引き続き全力を尽くす決意でありますが、地方公共団体が今苦慮しているのは...全文を見る
○春名委員 議会の議決ということで、そういうことだと思います。  それで、一月の二十日に各地方団体に内簡というのをお出しになっておられます。この現物を全部読ませていただきましたが、この一月二十日の内簡の文書の中で、消費税の項目でこういう文章が出てくるのですね。「消費税の円滑かつ...全文を見る
○春名委員 これは税の性格を私は聞いているのではないのですけれども、そういう転嫁をすべきだということで、前回そういう失敗と言うたら変だけれども、あるから、今回は厳しく転嫁をするんだということを指導をしているということですか。
○春名委員 私が質問したのは、いろいろと工夫して住民の負担にならないように公共団体自身が努力するという努力は認めるべきではありませんか、そんなものは当然じゃありませんかということを聞いているわけであります。  私どもが調べた調査によっても、県知事選挙をやっている千葉県を除いて大...全文を見る
○春名委員 筋合いの話ではないということは、そういうことは絶対ないということですね。その点は間違いありませんね。
○春名委員 では、以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
03月06日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、森林病害虫等防除法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を説明いたします。  我が党は、松くい虫被害の防除対策は、伐倒駆除、特別伐倒駆除、樹種転換で行うことが基本であり、特別防除は極力行わないことを求めてまいりました。政府提案は、...全文を見る
03月19日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○春名委員 昨日、日本共産党としまして、乳価問題などで四点にわたって藤本大臣に申し入れもさせていただきました。  それで、肉用牛の飼養農家が、昨年二月の時点で、一年前より約一万五千戸減って十五万五千戸に激減をしている、酪農家も二千七百戸減って四万二千戸余り。それぞれ、十年前と比...全文を見る
○春名委員 二・五%減少しているという数字だと思います。これは、粗収入は多少増加したけれども、飼料費などが増加をしたということが大きな要因として挙げられております。  そこで、この飼料価格の値上がりの問題ですが、これが酪農経営への打撃になっていることは間違いございません。配合飼...全文を見る
○春名委員 今回の乳価算定の上で、十分それをカバーし、入れていくということを検討するということでありますけれども、私がお話をいろいろ聞いておりますと、昨年についても、飼料価格上昇分を考慮に入れた算定にしたということもお聞きをいたしました。それで、酪農家の皆さんの一番の思いは、これ...全文を見る
○春名委員 前大臣自身がそういうことも言っておられるわけですから、ぜひ御検討を真剣にいただきたいということをつけ加えておきます。  それで、もう一つの大きな柱で、加工原料乳の保証価格は据え置かれたわけですが、飲用向けの乳価が、メーカーとの交渉の結果で、全国平均で昨年は三円五十銭...全文を見る
○春名委員 そのお手伝いを強力にぜひやっていただきたいというふうに思うのですが、特に最近では、皆さんも御承知のように、量販店での牛乳を目玉商品に仕立てての価格破壊的な安売り、こういうものがあちこちでやられて、生産者価格の値がたたかれるという状態が出ております。生ものなので保管がき...全文を見る
○春名委員 終わりますが、生産者団体の立場を強くするというしっかりした立場で頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。
○春名委員 私は、日本共産党を代表しまして、家畜伝染病予防法の一部改正案に反対の討論を行います。  輸入動物検疫については、エボラ出血熱、病原性大腸菌O157などの人畜共通感染症への対応の強化や野放し状態のペット検疫の対応など、家畜動物の検疫強化だけにとどまらない課題が山積して...全文を見る
03月26日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  最初に、午前中の最後の質疑でもありましたが、台湾で発生している、大問題となっております口蹄疫の問題についてお伺いをしたいと思います。  三月二十五日の毎日新聞に、台湾自由時報が「ブタ口蹄疫の血清を検査している農政当局が、検体か...全文を見る
○春名委員 中国については情報はないのですか。
○春名委員 それでは、日本の中国からの豚肉の輸入状況はどういう状況になっているかお知らせください。
○春名委員 農水省は、食肉業界関係団体に対して、先ほどお話も出ましたが、台湾において二月二十一日以降に殺された偶蹄類の動物から生産された畜産物については、自主的回収の協力を要請されていらっしゃいます。既に感染した食肉などが我が国に入り込んでいる可能性も考えての対応だと考えられます...全文を見る
○春名委員 この問題は、本当に、日本への感染源の侵入を許すと大変なことになるというのは先ほどの議論でも明らかになっておりますので、なお徹底してこれを進めていただきたいということを強く要望しておきたいと思いますが、こういう問題とかかわって、私は、九四年度からWTO体制がスタートして...全文を見る
○春名委員 セーフガードについて言えば、発動している間は少し制限されるけれども、終わったらまた急増するということを繰り返しているのであって、これでよしとする、そんな単純なものでは全然ないのです。そのことははっきり認識をしていただかなければ、なぜ一万数千戸まで減ってしまったのかとい...全文を見る
○春名委員 適正に決定するというのであれば、引き上げしかないと思います。私は、たくさんの農家をこの間回りまして、詳しく伺ってきました。みんな苦労しています。その最大の願いは、乳価の引き上げであります。  先週の質疑でも明らかにしましたが、この四月から、配合飼料の農家負担は昨年の...全文を見る
○春名委員 全然誠意がない答弁なので、大臣にもう一度答えてもらいたいのですけれども、規模拡大に伴うふん尿処理問題、この点も一つの大きな問題になっているのですね。  乳価算定の際にはふん尿を副収入として算入しているようですけれども、実態は、私はとんでもないことだと言いたいのです。...全文を見る
○春名委員 どこの分野をとっても、今回、最低据え置き。引き下げられるということはあり得ないと私は思います。やはり農家の現実の姿をぜひ見てもらいたいということを強く強く私は要望したいと思います。酪農家から希望や意欲を奪って日本の酪農業の基盤を崩すような、そういう末代まで禍根を残すよ...全文を見る
○春名委員 大変残念です。日本の農業、そして健康、命を守る先頭に立つ農水省が、行政改革で厳しい目が向けられていて価格制度にもメスを入れなきゃいけないかもしれない、そのようなことを示唆することを言われていますけれども、それでどうして日本の農業が守れますか。どうして酪農が守れますか。...全文を見る
○春名委員 先ほどから同じような答弁ばかりなんですが、非常に残念です。  それで、時間も来ますので、私は、どうしてもこの際お聞きしたい問題変酪農ヘルパーの問題についてお伺いしたいと思います。  酪農ヘルパーの制度が酪農家の休日取得を保障するという大切な手だてとなっていることは...全文を見る
○春名委員 中酪の全国調査でも、後継者確保の支援措置で最も高く望んでいるものは、ヘルパー組合の整備充実が六〇%、こういうふうになっています。しかし、私は、そういう役割に比して、この制度が逆行するような重大な事態も生まれてきていることを認識をしていただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○春名委員 いい制度だといりことまお互い共通の認識になっているわけですけれども、大切だ、いい制度だということを認識しているからこそ、今この制度を拡充し定着させていく上でぶつかっている壁を突破するイニシアチブをぜひ発揮していただきたい、このことを私は言っているわけです。  先ほど...全文を見る
○春名委員 その答弁は何年繰り返しているのでしょうか。それで大変行き詰まっている面があるから真剣に考えてもらいたいという新しい問題提起をしているのに、同じことしか言われないので非常に残念です。私は、ぜひこのヘルパー制度の充実のために、これからももっともっと知恵も力も尽くして、お互...全文を見る
○春名委員 終わろうと思いましたけれども、未使用分はこれから必ず使えるということを聞きたいわけであります。
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月16日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  今回の改正案ですが、農協それから森林組合、漁協等の協同組合組織に対する行政検査の的確な実施を通じて、経営の健全性を確保することを目的にしたものです。この農林水産省の設置法の一部改正は、必要な措置だと思います。特に、系統信用事業を...全文を見る
○春名委員 それで、農林系の金融機関は、母体行である日債銀の要請に基づきまして、クラウン・リーシングの再建計画に協力をしてまいりました。第一次計画においては、金利減免、融資残高の維持などに応じてきました。それから、九五年度を初年度とする五カ年にわたる第二次経営計画ですが、日債銀か...全文を見る
○春名委員 年一回の定期検査を実施して、随時検査もできる、そういう監督責任を持つ農水省ですから、当然、再建計画への協力は今知っておられるということを言いましたが、念書なるものの存在も絶対知っている。知らないというふうには言えないのではないかと思うのですね。  こうした経過があり...全文を見る
○春名委員 極めて遺憾だということを私初めて聞きましたけれども、本当に遺憾なことですね。  それで、そのことでもう少し事実関係も含めて確認をしておきたいし、今後の対策で重要だと思いますのでお聞きします。  今回の系列ノンバンクの破産処理を含む日債銀再建策の策定に大蔵省がかかわ...全文を見る
○春名委員 当日に説明を受けたということで、事前ということではないわけであります。  それで、信連に対して監督責任を持つのは行政庁、そして行政庁というのは農林水産大臣と大蔵大臣両方です。信連の経営の健全性の確保に大蔵も責任を持っているわけです。  クラウン・リーシングは、報道...全文を見る
○春名委員 続いて、短い時間ですけれども、生産調整と減反について、一言質問させてもらいたいと思います。  私の地元の高知県の橋本知事、それから岩手の東和町、今、市町村から集落段階で割り当て面積が示されて、話し合いが行われている段階なのですが、その目標を農家の自主的判断に任せる、...全文を見る
○春名委員  済みません。時間が参りましたので、一言で終わります。  生産調整は、米価の安定を重要な目的としておるわけです。文書にも書きました。では、飯米農家が事実上減反をしなければならないという事態はどうとらえていますか。これは全然食糧法とは関係ないですね、恩恵を受けることが...全文を見る
○春名委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月22日第140回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  最高速度違反と過労運転が行われた場合の背後責任の問題について中心的に伺いたいと思います。  まず、過労運転という言葉ですが、道路交通法の中でも使われていますけれども、警察庁は、この過労運転は何をもってこれを定義しているのかとい...全文を見る
○春名委員 過労運転の禁止、私もこれで勉強してみましたけれども、禁止を法律の上では規定しているのですが、その定義自身は必ずしもくっきりとはしていないというお話だったと思います。それはおかしな話でして、ちょっと運輸省に伺いたいと思いますが、運輸省では何をもって過労運転とされています...全文を見る
○春名委員 今おっしゃったのはいわゆる七号告示というものでありますが、これに違反をすれば過労運転ということで明確に規定をしておられます。  それで、トラックなどのドライバーの事故防止、安全運転の向上という問題どこのドライバーの労働条件とが密接に関係しているということは、警察庁の...全文を見る
○春名委員 参考にするというお話なのですが、その参考にする中身も、道交法の趣旨としては交通安全と安全に走行するというのが最大の目的の法律なわけですから、その参考にすべき七号告示なども、安全に運転していくということを一つの大きな基準に置いてつくっているものです。  ですから、そう...全文を見る
○春名委員 それでは、今回、使用者責任だけは盛り込むに至った根拠は何でしょうか。どういう因果関係が明らかになり、統計的な数字などがあるのでしょうか。
○春名委員 そういう調査をされているということですが、そういう調査であれば、荷主や荷受け人の背後責任にまでなぜ突っ込んでやらないのでしょうか。過積載のときには警察庁は詳細な調査を行っていらっしゃいます。先ほど出しました「過積載根絶のために」というこのパンフも見させていただきました...全文を見る
○春名委員 事実が少ないということはわかるんですか。それを調査していないということを言っているのに、事実が少ないというふうに言われるんでしょうか。それはおかしいと思います。  それでは私が言いましょう。最高速度違反、過労運転は事故を起こせば非常に重大な事故につながる可能性が高い...全文を見る
○春名委員 それはぜひやっていただきたい、しっかり私は聞きましたので。  それで、このパンフレットの中に、その過積載の問題でもやはり使用者だけじゃなくて荷主まで責任を追及せにゃいかぬというふうになった理由として、荷主が運送を別会社に下請させる形態とか販売業者に買い取らせる形態と...全文を見る
○春名委員 それでは次に、トレーラーによる事故の防止についても一言質問させてもらいたいと思います。  今回の改正案は、左車線の通行ということで、大型事故が起こったことにかんがみてそういう改正をされるものだと思います。トレーラーの安全走行の問題で、その改正自身は一つの事故防止につ...全文を見る
○春名委員 ぜひ、運輸省や建設省とも積極的にそういう協議もしていただいて、御検討をお願いしたいと思います。  最後に、午前中の議論でも質問が出ておりましたけれども、軽微違反行為者については社会参加活動の選択を含む講習が義務づけられるという問題についてですが、私は、改めて確認して...全文を見る
○春名委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月08日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。法改正案についてまず質問をさせていただきたいと思います。  代表理事と常勤役員等の兼業規制についてお聞きをいたします。  漁協は、言うまでもなく漁業者で構成されている協同組合の組織であります。漁業を営む者が組合の役員や代表になると...全文を見る
○春名委員 認可制という問題が出されましたが、その規定がされていることは私も承知をしております。先ほどのお話でも出ました。それで、きょう問題を提起しているのま、行政庁が認可する、しない、その以前の問題として検討してもいいんではないかということを提起をさせていただいておりますので、...全文を見る
○春名委員 続いて、先ほどの鉢呂委員の話の続きみたいになりますが、今回の法改正では、漁獲可能量制限の導入で、資源管理に果たす漁協の役割がますます重要になっているということも大きな目的になっているということが述べられているわけで、その問題で、資源枯渇の重要な要因となっている二百海里...全文を見る
○春名委員 交渉が始まって一年がたちました。  昨年の二月の全国漁民決起大会で、長崎県のイカ釣り漁業の主婦の方が、不法操業を繰り返す韓国や中国漁船が目の前でいっぱいである。灯をたいてやっと集めた日本漁船のイカをねらって突進してくるトロール漁船、水揚げだけではなく、今まで危ないの...全文を見る
○春名委員 一つの区切りということをはっきりおっしゃっておりますので、ぜひ全力を尽くして頑張っていただきたいと思います。  私は、三つ目のテーマできょう一言質問させていただきたい問題は、宇和海や英虞湾で昨年来大問題になっている真珠母貝の大量へい死問題について御質問させていただき...全文を見る
○春名委員 お話を聞いていてなるほどなと思ったのですが、融資は非常にありがたい、しかし同時に、そのお金を借りようと思ったときに、海がもとどおりになるのか、これからまともな経営が成り立つのかということの展望が見えないとそこにも手が出せないということがこもごも出されました。  四月...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月20日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  きょうは、吉井先生のかわりに質問させてもらいます。当委員会では初めてですので、どうぞよろしくお願いします。  核エネルギーの軍事利用という人為的脅威を取り除くということとあわせて、自然の脅威から原子力施設の安全性を確保するとい...全文を見る
○春名委員 住民の皆さんの感情として、それで納得できるでしょうか。動燃の問題もありますし、原子力行政に対する目が本当に厳しくなっています。説明してきたことと事実が違うじゃないか、そういう不信感が高まっています。ですから、そういうときだから、念には念を入れて、事実に基づいて安全を確...全文を見る
○春名委員 妥当性という問題については後で御質問させてもらいますが、資源エネルギー庁にお聞きをいたします。  伊方原発三号機の設置申請の問題ですが、周辺活断層について最近一万年間には活動していないという評価を前提としていると思いますけれども、これに端的にお答えください。
○春名委員 そういう、一万年間は動いてないということだったのですが、それについて岡村教授らの調査研究結果は、ほぼ二千年の周期で動いている、しかも極めて大きなエネルギーを放出している可能性があるということを明らかにしたものでありました。しかも、二千年前に最新の活動があったということ...全文を見る
○春名委員 それで、今のお話に関連して、ちょっと資料を配らせていただいて、それを見ていただきながら御質問をさせていただきたいと思いますので、御了解いただけますか、委員長。
○春名委員 そうですが。済みません。  それで、一枚目の資料をちょっと見ていただければと思いますけれども、要するに、限界地震を考慮して、それに耐える設計をしているので安全性の面では大丈夫だろうというお話だったと思います。その点でお聞きをしたいと思います。  限界的な地震による...全文を見る
○春名委員 では、もう一つ見ていただきたいと思いますけれども、この二枚目の資料は、伊方三号機、浜岡三号機で想定された最大地震動、それから神戸大学の例のトンネルで得られた地震動、この三つの場合のS2の応答スペクトルのグラフでございます。  伊方三号機の限界地震動、これは、想定して...全文を見る
○春名委員 今のお答えで、改めての質問になりますけれども、部分的にS2を超えている、長周期の部分ではですね、このことについては否定をされていないわけであります。  しかも、二つの理由をお述べになりましたけれども、地震計の設置地盤の問題で増幅されたんじゃないかということですが、そ...全文を見る
○春名委員 しかし、私が聞いているのは、これまでの原発設置の審査に当たっては、たとえ断層が近接していても、すべての断層を一つ一つ個別の長さでとらえて地震の最大の規模を推定しているというようにお聞きをしています。こうしたこれまでの審査方法は、兵庫県南部地震等が示した現実だとか、ある...全文を見る
○春名委員 では、最新の知見をぜひ反映していただいて検討していただきたいということを要望して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月22日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、繭糸価格安定法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を説明いたします。  我が国の養蚕業は、特に近年になって急激な衰退の一途をたどっています。九三年二万七千戸の養蚕農家が、今では八千戸、三年前の三分の一以下に激減し、収繭量も一万一...全文を見る
11月04日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第13号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。きょうは三人の参考人の皆さん、本当にありがとうございます。  最初に、この法案についての御意見をお聞きしたいと思います。三人の方によろしくお願いしたいと思います。  この法案の第四十一条では、地方財政計画の一般歳出を抑制するという...全文を見る
○春名委員 どうもありがとうございました。  続いてお伺いしますが、来年度の概算要求で二百八十四億円以上の国庫補助金の一般財源化というのが行われる予定になっております。  それで、そのことに関連しての御質問ですが、八五年からの補助金の一律カット以来、その額は四千億円を超えてい...全文を見る
○春名委員 どうもありがとうございました。  最後の御質問です。黒澤村長さん、細田市長さん、お二人にお伺いしたいと思います。  法案の四十条で、行財政上の措置をとるということも述べられておりまして、先ほどどなたか御質問ありましたけれども、その中の一つとして市町村合併のことがあ...全文を見る
○春名委員 どうもありがとうございました。
○春名委員 日本共産党の春名典章でございます。  参考人質疑に続いて、地方財政問題に絞って、短時間でありますが質問させていただきます。  法案の第四十一条では、平成十年度の地方財政計画の地方一般歳出の額が、平成九年度の地方一般歳出の額を下回るようにする、必要な措置を講ずるとな...全文を見る
○春名委員 それ自身が大変なことだと思うのですね。  それで、こういうやり方がいいのかどうか、地方自治の観点から許されるかどうかということを次に問いたいと思います。  四十一条では、地方財政計画の問題が述べられておりますが、この地方財政計画の一番大事な役割、そもそもの性格とい...全文を見る
○春名委員 それはおかしいと思うのですよ。  そもそも、歳出の上限を最初から決めてしまう、歳出でどれくらいこれから要るのかわからないけれども、最初から決めてしまう。それで、その不足額を補てんするというのが国の責任だということになっているわけですね。しかし、一方だけ枠を決めてしま...全文を見る
○春名委員 整合性をとってやられているということを言われました。  九五年の策定方針でも国と同一基調で、九六年でも国と同一基調で、今年度の地方財政計画の策定方針でも「極めて厳しい地方財政の現状を踏まえ、」こういうふうに書いてあるわけです。  もともと地方財政計画というのは、初...全文を見る
○春名委員 車の両輪というのは、もう繰り返しお聞きしました。  第三章に「地方財政の健全化」という章を設けておられますけれども、それならば、私は、地方財政の健全化というのであれば、地方自治の本旨に沿ったやり方があると思うのですよ。こういうふうに歳出を、前年度、初めてのことをやる...全文を見る
○春名委員 全然私の質問にはお答えにならないということがよくわかりました。それが哲学なのかということですけれども。  それで、私なぜこういう質問をしているかといいますと、今年度の通常収支だけで四兆七千億円の財源不足があるわけですね。一遍に四兆七千億円の財源不足をゼロにすることは...全文を見る
○春名委員 大蔵大臣、地方への負担転嫁は絶対やらないと。この法案で私はそこを危惧しているわけであります。どんな形でも地方交付税には絶対に手をつけないということをきちっと言明をしていただきたい、このことをぜひお答えいただきたいと思います。
11月12日第141回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○春名委員 日本共産党の春名眞章でございます。  四人の参考人の皆様方には、本当にきょうはありがとうございます。  最初に、係争処理委員会の問題について、西尾参考人にお伺いいたします。  勧告では、現行制度を尊重してああいう内容にしているわけでありますが、この勧告が出される...全文を見る
○春名委員 続きまして、第三次勧告で米軍用地の土地の使用・収用に関する事務区分が発表されまして、それについて、西尾参考人になるのでしょうか、お伺いしたいと思います。  代理署名と公告縦覧、それから代執行は国の直接執行事務ということで勧告をされました。強制使用の審理や裁決は県収用...全文を見る
○春名委員 その説明はよくわかりましたが、質問ではありませんのであれですけれども、緊急裁決申請ができるようにするとか新しい制度もできて、最終的には首相の判断ということが優先されるような仕組みがあるということを二言ちょっと言っておきたいと思います。  それで、次の質問といいますか...全文を見る
○春名委員 一貫しているという説明は理解いたしました。  それで、それとのかかわりにちょっとなるかと思いますけれども、堀江参考人になると思いますけれども、この関与を縮小、廃止していく、それで事務事業は実態としては余りふえないということになりますと、私たちは一貫して言っているので...全文を見る
○春名委員 どうもありがとうございました。
11月26日第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○春名委員 日本共産党の春名眞章でございます。  最初に、法改正についての質問をさせていただきます。  まず最初に、この法改正は当事者となる漁協とか農協の皆さんからの強い要望が、要請があったのかどうか、そのことから、まず事実確認ですが、お答えください。
○春名委員 合併の推進のためにこの法律を改正するのですか。ちょっと私、驚くような答えだと思うのですけれども。
○春名委員 わかりました。  八六年の改正で、経営困難の農漁協の組合を資金援助によって吸収合併する、自力再建させることで貯金者を保護するという手法が導入されました。それから、九六年の改正では、信用事業を譲渡する場合も資金援助の対象とする。そういうふうに機構の機能を拡充してこられ...全文を見る
○春名委員 今おっしゃられたとおり、広域合併に対応できるようにしたいというのが真の目的だといいますか、真の目的と言ったら失礼ですけれども、そういうことが大きな目的になっているということはおっしゃられたとおりです。  それで、金融ビッグバンに対応する改正なわけですよね、横並びで。...全文を見る
○春名委員 私が質問したのは、その前の段階でして、健全組合と困難組合の、原則的にはそれに対応するということなんですが、そのケースがこれからどれぐらい生まれようとしているのか、こういう困難な組合があって広域合併、新設合併がなかなか進まないというケースが今どれぐらいあるのか、それを把...全文を見る
○春名委員 最後の一行が結論でしたね、それは。結論的には言えないということなので、次に進みたいと思います。  先ほどお話が出ました特定合併についてなのですけれども、さっき特定合併ということが特例的なやり方であって、原則的にはそういうやり方はしないが、予断を許さないじゃないけれど...全文を見る
○春名委員 先ほど、早期是正措置の中で、マイナスの組合が四十組合あるというふうに言われましたが、例えばそういうものを対象にするとかそういうことも考えていないわけですか。数字は出ないというふうにおっしゃいましたけれども、ケース・バイ・ケースですが、そういうことはないと。
○春名委員 お話をお聞きしていまして、やはりこの法案そのものが、余り必要性を感じないですね、改正すること自身に。やはり今のお話を聞いていると、流れは広域合併が今ぐんぐん進められていて、その流れに乗っかって、悪い言葉で言いますと、貯金者の保護を目的にしている、そのお金が合併を促進す...全文を見る
○春名委員 いみじくも昨年高木局長が、ことしはもう限界感があるから同じにすると言われました。私はよく覚えております。一年前です。しかし、それを、こういうことになったので十七万ヘクタールふやすというふうに言われました。私は、これが一体どんな事態になるのかを本当に地に足をつけてお考え...全文を見る
○春名委員 今、遜色のないものだというふうに御答弁されたので、私は本当に遜色がないのかどうかということを調べてみました。  それで、委員長、一枚資料を配らせていただいていると思いますが、御容赦ください。この新しい米政策で十七万六千ヘクタール減反面積を拡大した場合、実際の農家収入...全文を見る
○春名委員 費用の点でいいますと、この大豆のあれだって、そんなことは全然捨象しているのですよね。  それから、一万九千百五十円ということがいかがなものかという話ですけれども、確かに、今の新食糧法の、あの欠陥だらけの新食糧法でどんどんどんどん低下していくということであれば、それは...全文を見る
○春名委員 売れ残りのことを言っているんじゃなくて、これだけ輸入してきたという事実を言っているのでありまして、そして他用途米で対応しているといっても、それが日本の米の市場に影響しているのは明らかじゃありませんか。  その点で、私はやはり結論的に言えば、十七万ヘクタール拡大させて...全文を見る
○春名委員 それでは、もう時間がありませんから、最後に大臣にお聞きしますが、先ほど木村委員も御質問しましたけれども、同じこの政策の中に需給ギャップがたくさんあるのに、それに冷水を浴びせるような措置を入れているわけですよね。  これは、六月三日の財政構造改革会議の閣議決定の中で、...全文を見る
○春名委員 時間が来ましたので、最後に言わせていただきますが、大臣は参議院の特別委員会で、この財政難のときに、百九十二億円のこの金額も全体で見れば非常に大きな額になると言っておられるのです。大きな額なんだ、しかし、大きな額だから削るんだと言っているわけです。大臣はそういうふうにお...全文を見る
○春名委員 質問を終わります。ありがとうございました。
11月28日第141回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。  あなたはこれまで、山崎拓氏を通して知り合った渡辺氏と、九〇年七月にパレロワイヤルの渡辺事務所に山田氏、古川副社長を連れていって引き合わせて、ベトナムの油田開発、このお話を進めるということを言っていらっしゃいますが、私どもの調べでは、ある...全文を見る
○春名委員 それでは、山崎氏との関係についてお聞きをしたいと思います。  ここに、一九九二年五月六日付のベトナムのニャンザン紙、現地紙のニャンザン紙のコピーを持ってまいりました。このコピーには、山崎氏とキエト首相が懇談しているのが載っておりまして、山崎氏はこう言っております。遠...全文を見る
○春名委員 泉井証人は、引き合わせた以降はわからないということを繰り返し言っていらっしゃいます。ただ、私たち調べてみましたけれども、あなたがベトナム石油開発に非常に深くかかわっているのじゃないかと思うのです。  その証拠ですけれども、私どもの調べでは、九三年十一月一日、九四年三...全文を見る
○春名委員 日本の政治家とは、そこではお会いしていませんか。
○春名委員 第十回の公判に証人として出廷をされた元三菱石油東京支店次長が、あなたの政治献金の原資が三菱石油の資金であったことを認めて、泉井氏が、三菱石油にこれだけ貢献したと増額を求めてきましたという旨の証言をされているわけであります。あなたは、原資は直接三菱石油から出してもらった...全文を見る
○春名委員 では続いて、備忘録の九六年十二月十三日付のことをお聞きをします。  大和工商の依頼事案四件についてというのが出てまいります。東京湾岸縦貫道路五百万円という文書が出てまいります。そして、これが山崎拓代議士への紹介であって、この五百万円については山崎氏から献金の要請があ...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。
12月02日第141回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○春名委員 日本共産党の春名眞章でございます。  きょうは、暴力団と総会屋問題に絞りまして御質問させてもらいます。  まず、八月二十八日の山口組幹部の射殺事件に端を発した抗争事件が広がっております。  十一月二十日現在で、警察庁からいただいた資料でも、三十一件の事件がその八...全文を見る
○春名委員 鋭意検討中というのはいいわけですけれども、要するに、先ほど言いましたように、非常に事が急がれていると思うのですね。寡占化された暴力団の取り締まりに必要だということでこういう改正をしたわけです。十月一日から改正法律は施行されております。だから、すぐに活用していただきたい...全文を見る
○春名委員 この十五条を適用するに当たって、一つ私も聞いておきたいことがございまして、十五条を適用するには、指定暴力団であることが前提条件になっていますね。  そこで、新聞報道では、九月四日に、抗争事件の一方の組である中野会を破門から絶縁処分にしたという報道が出ております。破門...全文を見る
○春名委員 そうしますと、絶縁ということで認識をされておるということであれば、山口組から永遠に離れたということになります。そうすると、指定暴力団でなくなってしまったという認識なんでしょうか。
○春名委員 事実認定の問題だということは、それは当然ですけれども、そうしたら、もう一つちょっとお聞きしておきます。  もし、その事実認定で中野会が指定団体でないということになりますと、十五条を適用するためには、改めて指定暴力団に指定しなければなりません。そういう手続も必要になり...全文を見る
○春名委員 一番最初に言ったように、本当に事は急がれておりまして、十一月二十六日、中野会本部付近の住民五十九名の方々が中野会本部事務所の使用禁止を求めまして仮処分申請を出していましたところ、神戸地裁は、事務所の使用禁止と裁判所執行官による保管を認める決定を下しています。わずか数日...全文を見る
○春名委員 この点では、ぜひ長官にもその御決意をお聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○春名委員 ぜひ、その中で十五条の適用問題にも真っ正面から取り組んでいただけるように希望を申し上げておきます。  次に、総会屋の事件に関連して伺いたいと思います。  この間、総会屋への利益供与が世間を震憾させるといいますか、驚かせております。この関係が問題になりました四大証券...全文を見る
○春名委員 私、一般論をお聞きしているのではなしに、総会屋との関係を持った五社あるいは十一社というところに就職されているということについて、これが今批判の目を浴びているので、そのことについてどういう総括といいますか、反省をされているのか。行った先のことはわかりませんというふうに言...全文を見る
○春名委員 一九八三年の五月二十日、ちょっと古い材料で申しわけありませんが、当時の警察庁の官房長が当委員会の質問に答えましてこのように言っていらっしゃるのですね。  先ほどと似ているお話なんですが、職業選択の自由というような問題と関連する一面もございまして、必ずしも割り切れない...全文を見る
○春名委員 確かに、当時わかっていないということがあるかと思うのですね。  それで、私が今お聞きしているのは、こうした事態になった今の到達点に立って、今後は同じ過ちはしないと、つまり、それじゃ具体的にお聞きをします。  三菱系の企業三社、東芝、日立製作所の五社、それから、送金...全文を見る
○春名委員 公平さを疑われているので今私は問うているのでありまして、別に私が疑っているわけではないのですけれども、これだけ世間を騒がした大問題に、例えば野村では、九二年に、二度と過ちを犯さないということで、その能力を信頼されましてある方がお行きになっている。ところが、その方は、行...全文を見る
○春名委員 そうしたら、国会答弁も出しましたけれども、今までの国会答弁や、今、公平さということと、この具体的な事例については差し控えるということとの矛盾はどういうふうに解決されるのでしょうか。具体的に今そのことが問われているわけなんですね。  これからもう絶縁してよくなっていく...全文を見る
○春名委員 もう最後になりますけれども、そういう努力を今されているからこそ、そのことが本当に実るように、疑わしきはもうきちっと清算するということをきょう明確にする必要があるのじゃないかと言っているのです。  それだけの努力を、今、総会屋絶縁宣言して、経団連の人も呼んで、やめなさ...全文を見る
○春名委員 それでは以上で終わります。ありがとうございました。
12月05日第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○春名委員 大蔵委員会の採決が明らかに不正常なものであります。そして、きょう、今ごらんのとおり、新進党、民主党、太陽党の方々も、それに抗議をする意味で出席をされておりません。(発言する者あり)出席されてない方がたくさんいます。  ですから、ここで採択するのは不正常であるという抗...全文を見る