春名直章

はるななおあき



当選回数回

春名直章の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  昨日来、特別減税についての議論がされておりますが、私もまず最初にこの問題について、特に 大臣にお伺いをしていきたいと思います。  九八年度の本予算の審議が始まる前から補正予算が問題になるという...全文を見る
○春名委員 そこで、今のお話でも、金融システムの安定化のためのさまざまな措置を一緒にやっていくので、再来年度以降は必要ないようにしていきたいという御決意だと思うのですけれども、この不況の最大の原因は、もう周知の事実になっていますけれども、消費不況であって、昨年九兆円の負担を国民の...全文を見る
○春名委員 だから、私は特別なことを聞いているのではなくて、九兆円の負担をかぶせてどん底になったわけであって、だから、先ほどの御質問もありましたけれども、それを上回る本気で本格的な対策が今本当に問われているということだと思うのです。その一歩を政府の方からいえば特別減税という形で踏...全文を見る
○春名委員 私は、消費税率をもとに戻すことが必要だと考えますし、同時に、住民税の特別減税も九八年度限りとしないでそれ以降も続けるべきだということを強く訴えたいと思います。いろいろな対策をやられて何とかなるだろうというふうにおっしゃるわけですけれども、やはり今までの議論を通じて、私...全文を見る
○春名委員 私たちは、来年度以降も特別減税を継続させたいという修正案も提案させていただこうかなと思っておりますけれども、ぜひそういう検討も含めて今後考えていただきたいと思っています。  次に、地方交付税法の一部改正についての法案、これについて御質問させていただきます。  時事...全文を見る
○春名委員 最後に言われた、結局一般会計から補てんをして二千億円ぐらいに上っているけれども、支障がないようにされたということを今おっしゃったと思うんですね。  私は、そこで注目をしたのは、今大臣もおっしゃったけれども、特別減税は国の政治決断だから地方に迷惑はかけないようにすると...全文を見る
○春名委員 加算される額だということで、これは地方の財源だというお話だと思います。地方の財源で、これを平成十三年度以降で精算をしていくという措置をとられることにしたわけです。先ほど最初の大臣のお話で出ましたけれども、昭和五十年代には全額国でやった例もある、しかし最近はそういうふう...全文を見る
○春名委員 私が聞いているのは、今お話が出ましたけれども、最終的にはそういう精算をするわけでしょう、十三年度以降。そういう問題じゃないというふうに言われたけれども、それ自身が、そういうやり方が地方の財源を毎年毎年減らしていく。本当は加算しなければならないものを減らしていくというや...全文を見る
○春名委員 いや、矛盾しないと言いまずけれども、今度の法律の改正というのは、加算すべきものはすべきだという決意はあるとおっしゃるわけですけれども、現実には、精算されて何年度かにわたってやられていくというやり方になっているわけです。  今大臣は、国の財政事情も検討しなければならな...全文を見る
○春名委員 以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。
○春名委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方税法及び地方財政法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由及び概要を御説明申し上げます。  今日の不況の原因が、消費税の税率引き上げを初めとする国民への九兆円もの負担増にあることは、今や国民周知のことになっております。...全文を見る
01月30日第142回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。参考人にはしっかり事実を語っていただきたい、心からお願いします。  まず、金子参考人、会社として、新井氏の借名口座の名義人と言われる方に対して、こういう事実があったのかどうか、その御本人に、先ほどお名前も出ましたが、その確認はしたの...全文を見る
○春名委員 確認をすることはすぐできることではないですか。
○春名委員 私たちは、先ほど名前が出ましたけれども、だれかということも調べております。こういうことぐらいはすぐやらなければ。借名口座をやってはいけないと言っておられるじゃないですか。事実を確認して、そんなことがあったのかどうか、すぐに調べられることじゃないですか。  浜平参考人...全文を見る
○春名委員 借名口座というのは証券の自主ルールでありまして、関係ないんですよ。法律違反じゃないんですよ、これは。あなた方が守らなければならない証券業界の中のルールでしょう。しかも、それについて、一般的に顧客だというのは認めたんだから、新井さんが顧客だと、つき合っておりましたと言っ...全文を見る
○春名委員 これは法律違反じゃないんですよ。ルールなんですよ、借名口座をやってはだめだと。しかも、これはあなた方が自律して決めていることなんですよ。顧客をとるときにそれぐらいのルールを説明するのは当たり前なんですよ。それもやらないんですか。えらいことですよ、そんなことになったら。...全文を見る
○春名委員 話を変えます。  先ほど十二回の利益の日付が出ましたね。金子社長、お願いしますよ。平成八年の四月三十日付の注文ですが、新井氏本人の注文かどうかわかりますか。平成八年四月三十日。
○春名委員 本人の注文だというふうにしなければ話が通じていかないわけですけれども。  そこで、今出たのでちょっと調べてもらったのですけれども、新井氏はこの平成八年の四月三十日に、もしかして日本にいないかもしれないのですよ。ちょうど四月の二十九日から向こう七日間、議員請暇の届けが...全文を見る
○春名委員 先ほど十二回の日にちを指定したやつですけれども、このそれぞれの日にち、利益の総額がそれぞれ幾らごとだったかは今おわかりですか。わかれば言ってください、早口で。
○春名委員 それでは浜平氏にお聞きしますが、先ほど金子参考人はわからないと言われましたが、口座の閉鎖したその理由ですね。それぐらいは語ってもらいたいと思うのですけれども、口座が閉鎖したそのときの理由、お聞きになっているのじゃないですか。いかがですか。
○春名委員 やめた理由なんですよ。これは余りにもひどいです。委員長、お二人をぜひ証人喚問していただきたいと私は改めて要求しておきたいと思いますので、御協議くださいますか。
○春名委員 借名口座のことを皆さんも聞きましたけれども、新井さんは記者会見で知らなかったと言っているのですよ。知らなかったというふうに言われた。そんなことがあり得るわけないと私は思うのですけれども。大きな問題じゃないですか、食い違っているじゃないですか。そこについてお答えいただけ...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月27日第142回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。橋本総理には初めて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  総理は、施政方針演説の中で、不祥事を繰り返す土壌を根本から改める、こういうふうにお述べになりました。今資料を配らせてもらっております。それで、どうすれば不祥事を...全文を見る
○春名委員 まことにそのとおりなんですけれども、私、その問題で一つ具体的に問うてみたいと思うのですね。  今回資本注入の対象となる一つの銀行で、第一勧銀がございますけれども、総会屋への利益提供問題などで既に大蔵省として行政処分をしているわけであります。  大蔵省のどなたでも結...全文を見る
○春名委員 今少し総理が席を立たれましたけれども、今お聞きになったとおり、この八月五日まで既に大蔵省として行政処分を科しているような銀行もあるわけです。そして、きのうお決めになった審査基準では、都銀十行は基本的に十三兆円の資本注入の対象銀行、全部で十八行で約二兆円近い公的資金を受...全文を見る
○春名委員 私はそのことはよく知っております。現在でも既に政府の手で処分をしている銀行もあるということも、今明らかにしました。その上で、処分をするような対象になっている銀行にも、まあ審査の基準からいえば二兆円の資金が入っていくわけでしょう。私、これがどうしても解せないといいますか...全文を見る
○春名委員 私はそのこともよく知っているつもりです。職員がそういうふうにやった場合ですね。  しかし、今世間が大問題になっているのは、これはぐるみでやっているのだということが一番問われているわけでしょう。MOF担の資料を出してくださいと言ったら、七百九十四名でしたが、そういう数...全文を見る
○春名委員 今おっしゃった話で、圧力をかけてやるのはだめだというふうにおっしゃったのですが、実際にそういうことがあるのですか。それを一言言うてください。
○春名委員 一つ例を言いますけれども、九六年、ちょっと古くて恐縮なんですが、新聞の記事なのでこれを全部私はうのみにするつもりはないのですけれども、十月二十三日の朝日新聞にこんな記事が出ていたのですね。ことし春、東京近郊の中堅製造会社に税務署の担当職員が訪れ、社長にこう切り出しまし...全文を見る
○春名委員 大臣が甘いかなと言われるとは思いませんでしたので、済みません、私は思わず笑ってしまいましたけれども、確かに甘いんですよ。  それで、これ、もう一つ、私つくってみておもしろいなと思ったんですけれども、この二ページ目、三ページ目を大体俯瞰して見ていただければ、満遍なく行...全文を見る
○春名委員 公務員制度の見直しとかも、事前に私もレクを聞きまして、どんなことをされているのかよく教えていただきました。それで、そういうことを実らせるためにも、私は非常に危惧の念を抱いているのは、こういう組織的なやり方をやっているのであれば大問題ですから、そこのところは大蔵大臣先頭...全文を見る
○春名委員 それで、任意でつくっているということを言っているんですけれども、その例会、総会、年何回ぐらいやられているか、それから、現職の幹部はこの例会、総会に参加しているのかどうか、これをお答えください。
○春名委員 総数は千十九名なんです。この中で金融機関に再就職されているのを見たら百七十三名いらっしゃいます。現役国会議員が二十四名いらっしゃいます。現役の大蔵委員の方が三名ともとが十五名で、もとを入れますと合計十八名なんですが、そういう組織なんですね。それで、事務局も財政経済協会...全文を見る
○春名委員 それで、これはなぜ問題にしているかというと、親睦団体だからいいじゃないかということになるかもしれないのですけれども、この中の名簿は、特別会員という規約がありまして、特別会員は現職の幹部なのです。それで、重大なことは、なにわ会でいいますと、総勢三百二十八名中、金融機関に...全文を見る
○春名委員 幾つか名簿も寄せさせていただいて問題にしてきましたけれども、やはりこういう世間から見ても癒着じゃないかと思われるようなものがいろいろな形で出てきているわけでありまして、少なくともそういう会食をしたりとかいうことはだめなわけでしょう、現職の銀行の役員の人などが一緒に参加...全文を見る
○春名委員 その意見はやはり通用しないということがこの間議論されているのじゃないのですか。九六年でも、第一勧銀などから千八百四十八万円、拓銀から千八百二十四万円、都銀十行で一億八千四百六十五万円、借入金返済ということで献金を受け取られている。これらの銀行は、今度資本注入を受け入れ...全文を見る
○春名委員 わからないなんていうのは大問題ですよ。わからないのにそんな結論出すなんて大問題じゃないですか。ちゃんと二十二条の三の二項というのはそういう条文になっていて、そういう抵触する可能性があるのじゃないかと言っているのです。  ちょっと時間がなくなりました。  それで、私...全文を見る
○春名委員 国から出資を受ければ会社は国と特別な関係をつくることになる、そういう会社からの寄附は不明朗な政治献金となるおそれがある、だからそんな会社は寄附をしてはならない、この精神を守ろうと思えば、公的資金を投入された銀行からの献金は、私は許されるものではないと思います。その点を...全文を見る
○春名委員 こんなことでは全然納得できないということを申し上げて、質問を終わります。
03月10日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。午前中に引き続き、またよろしくお願いいたします。  きょうは、二つのテーマで御質問をさせていただきたいと思います。  第一は、住民投票の問題についてでございます。  沖縄県それから名護市、岐阜県の御嵩町、あるいは新潟県の巻町、先...全文を見る
○春名委員 地方自治の本旨というのをよく言われますが、その中に、住民自治、地域の行政を地域住民の意思と責任で行うということが重要な構成要素だということがよく言われます。少なくとも大臣は、そういう住民自治の観点からいえば重要な方法の一つではある、こういうふうに御評価はされているので...全文を見る
○春名委員 もちろん代議制との関係とかあるわけですが、総合的に判断して、住民が参加するという点では肯定的だということだったと思います。  その点に立って、具体的な問題について大臣の見解も伺いたいと思います。  具体的にといいますのは、先日行われた名護の市民投票であります。結果...全文を見る
○春名委員 それは余りにもおかしいと思うのですよ。それは国会の答弁の中でも同じように、防衛庁長官がそのことを質問されて、よく考えを知っていただきたいという考えを述べたものですから介入するというような性格のものではないというふうにおっしゃっています。しかし、防衛庁長官が何をおっしゃ...全文を見る
○春名委員 誤解を受けるようなことは慎まなければならないとおっしゃったのは重要だと思います。まさに誤解を受けるようなことがやられたわけでして、みんな、これは介入じゃないか、ここまでやるかというようなことが新聞報道でも、私、関係している新聞を全部切り抜いてきましたけれども、こんなに...全文を見る
○春名委員 名護の市民投票の条例は、第十五条というのがありまして、「市民投票に関する運動は自由とする。ただし、買収、脅迫等市民の自由な意思が拘束され、不当に干渉されるものであってはならない」という条文まで名護の場合は制定をされているのですね。私、だからこの条文から見たって、二重、...全文を見る
○春名委員 そういう措置を受ける団体というのは手を挙げてやるわけですけれども、数は多くないと思うのですね。そういう団体は、その団体がやはり財政運営に問題があるというような御判断をされているのかといいますか、今の地方財政が百五十六兆国会度あれになるわけですけれども、そういう中で生ま...全文を見る
○春名委員 この質問を準備するに当たりまして、その財政健全化債というのは一体どういうものかとかいうのを教えてもらいながらいろいろ考えてきたのですね。こういう対策が当面、一定の期間一定の効果を発揮する可能性は確かにあるかもしれません。しかし、私は、今やはり一番問われているのは、マク...全文を見る
○春名委員 当時の地方財政白書にも、昭和五十年以降の財政不足を補てんするために大量に増発された地方債の元利償還による影響が出てきて、公債費の負担率がかなり上がってきたというようなことが背景に述べられておりました。  そこで、私、個別団体がどうしたかということを聞いているのではな...全文を見る
○春名委員 財政健全化債や公債費負担適正化措置というのはもう置いておいてください。それは結構ですから。そのことを聞いているのではなくて、マクロの財政運営全体に問題がなかったのかということを問うているわけであります。  九〇年代の財政悪化の要因についても聞いておかなければなりませ...全文を見る
○春名委員 時間が終了しましたので、財政構造改革というのであれば、自治体に借金が残らざるを得ないようなそういう施策をまず見直すことが最も大事じゃないかということを指摘をしまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月11日第142回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  お三方には、貴重な、示唆に富んだお話を本当にありがとうございます。  まず、中北公述人にお話をお聞きします。  十兆円の公共投資中心の補正予算との関連の話の中で、冒頭ですけれども、財政支出の拡大は思ったほど景気の浮揚をもたら...全文を見る
○春名委員 ありがとうございました。  水谷公述人にお伺いします。  先ほどのお話の中で、今後の日本経済は右肩下がりになるのではないかという認識をお話しになりました。昨年成立した財政構造改革法は、二〇〇三年度、平成十五年度ですけれども、財政赤字のGDP比を三%以下にするという...全文を見る
○春名委員 ありがとうございました。  続いて、中北公述人と斎藤公述人、お二人にお伺いします。  今の不況の最大の要因の問題と、その手だての問題についてです。  私どもは、消費税五%への増税、医療保険の改悪による負担増、特別減税打ち切りによる九兆円の負担、これが昨年、覆いか...全文を見る
○春名委員 ありがとうございました。  最後に、水谷公述人に伺います。  国民の懐を暖かくする方法としての減税のことに少しお触れになったと思います。それで、二兆円の特別減税で、一回こっきりという批判もあるわけなんですが、これで十分なのか。私たちは、これをさらに継続することが必...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  三人の公述人の皆さん、本当にありがとうございます。  最初に、近藤公述人にお伺いいたします。  消費税が中小企業や商売人に与えている影響について伺いたいと思います。  個人消費の落ち込みによって直接の打撃ももちろんあると思...全文を見る
○春名委員 随分簡単なお答えで、ありがとうございました。  続いて、高木公述人にお伺いしたいと思います。  個人消費の落ち込みが、今の不況という点で重要な要因になっているということをおっしゃいました。私も全く同感でございます。  そこで、やはり個人の懐を本気で暖めるといいま...全文を見る
○春名委員 どうもありがとうございました。  続いて、本間公述人にお伺いします。  最初のお話の中で、財政の構造を変えるという点もお触れになりました。そこで、九四年の数字なんですけれども、財政の構造をマクロで見たときなんですけれども、国、地方を合わせて公共事業への総投資額が四...全文を見る
○春名委員 ありがとうございました。  最後の御質問です。高木公述人にお願いします。先ほど来の質問でも出ていますが、金融機関への三十兆円の公的支援の問題でございます。  当委員会の議論の中でも、銀行局長さんが、銀行は総体としては体力がある、こういう御答弁をされたり、先ほどの、...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月17日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。どうぞよろしくお願いします。  まず、個人住民税の改正について伺いたいと思います。  今回の改正で非課税限度額の引き上げが行われるようになりますが、まずこの理由についてお教えください。
○春名委員 これによりまして、収入金額ベースでいきますと、夫婦、子二人の標準家庭では、生活保護基準が二百六十六万四千円、一方で、非課税限度額は二百六十八万五千円ということになると思うのですね。非課税限度額が生活保護基準を上回る、生活保護基準以下の収入の方に住民税がかかるという逆転...全文を見る
○春名委員 制度が違うから単純に比較してはいけないというのですけれども、それだったらなぜ今度改正をするのですか、標準の世帯は。四つのランク、区分がありまして、単身者のところだけ九二年度から課税最低限も、それからもう一つの非課税限度額もそれぞれ下回っているわけでしょう。そういう事態...全文を見る
○春名委員 今、金額が近接しているということを言われたのと、それから人的な非課税措置がいろいろあって弱者は救われているということをおっしゃいましたけれども、そういうこと等を言っているのではなくて、制度としてこれを残しているのであれば、その制度の仕組みを否定するような逆転現象を残し...全文を見る
○春名委員 当然これは前向きに検討していただかなければならない、そういう中身だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思うのです。  もう一言言っておきますけれども、一九八九年度の数字では、単身者の住民税納税義務者は二千三百四万人でした。納税義務者全体の五〇・二%でした。とこ...全文を見る
○春名委員 でも、バブルで土地の投機的な買い占めだとかいろいろな問題があって、それを抑制する政策税制として九一年にもさまざまな形で強化をされてきたというその歴史があるでしょう。その前もそうなんですけれども、土地税制はいろいろ変わってきているわけですけれども、それをほとんど解除して...全文を見る
○春名委員 だから、それはわかりましたけれども、なぜそういう制度まであえて導入するのかということをお聞きしているのでありまして、その根拠、理由をお述べください。
○春名委員 その仕組みは知っているつもりであります。そこでお聞きしているわけであります。  今いみじくもお話が出ましたけれども、同じ保有税でも固定資産税のような一般的な税制とはこれは違うわけであります。政策税制なわけです。政策税制なんです。つまり、先ほど説明がありましたけれども...全文を見る
○春名委員 だから、自動的に上がってしまうというふうになるのだけれども、固定資産税の場合はそのことをいろいろな調整をする必要があるのですけれども、政策税制のこれをなぜ調整する必要があるのですか。やらなくていいんじゃないですか、そんなことは。なぜですか。そこまでして、法人や、銀行も...全文を見る
○春名委員 検討してください。  終わります。
03月18日第142回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  くしくも先ほどの谷口議員と同じテーマで、杉井孝大臣官房審議官をお呼びして、今大問題になっております不祥事、お聞きすることになっておりました。私がこれを要望したのは昨日でしたけれども、きょう私の質問の一時間前になって、出られないと...全文を見る
○春名委員 とんでもない話ですね。官房長が答えますと言われているのに、これじゃ話にならないじゃないですか。  委員長、とめて、検討していただけませんか。
○春名委員 じゃ、続けます。  それで、私は、このような態度で本当に腐敗が根絶できるんだろうかということを指摘せざるを得ません。こういう事態になっていること自身、まず松永大蔵大臣、どうでしょうか、これはおかしいと思いませんか。  昨日、説明員として来ていただいて疑惑も晴らして...全文を見る
○春名委員 それで官房長もいない、こういうことでは全然話にならないでしょう。  だから、ちょっと時間をとめていただけますか。
○春名委員 いや、もう官房長に聞かないと話になりませんから。
○春名委員 順番があるんですから。
○春名委員 あと何分あるのかよくわかりませんけれども、先ほど言いましたように、私は、杉井さん自身がこの場所に来てきちっと弁明、解明もしていただくということをお願いしましたが、それができないということが一時間前に伝わって、そして官房長にお話を聞こうと思ったら、その責任を全部持つと言...全文を見る
○春名委員 先ほど大臣は、報道は見ていますというふうにおっしゃいましたよね。見て、直ちに、これは重大だということで調べたり、あるいは指示をするということはされたのでしょうか。
○春名委員 事実かどうか私はうのみにするつもりではないけれども、あなたの部下がこういうことで書かれているときに、これを御本人に確かめることぐらいはすぐできると思うのです。それは五百五十人の調査をやるということの中でやっていらっしゃると言いましたけれども、こんなことが言われているじ...全文を見る
○春名委員 そんなにあちこちたくさんおって調査もできないということではないでしょう。名前が具体的に出ているのはそんなにたくさんじゃないじゃないですか。その一人一人に事実を確かめることぐらいすぐできるじゃないですか、そう私は思いますよ。  私は、このことを言っているのは、長野証券...全文を見る
○春名委員 秘書課であります。それで、杉井氏は、平成四年から七年にかけて大臣官房秘書課長になっていらっしゃいまして、課長を通さなければ推薦をするということには当然ならないと思います。  叙勲申請書というのを例で持ってきましたけれども、これは一人の人を推薦するときに、一人の人がこ...全文を見る
○春名委員 それでは、その問題については、いつ事実を明らかにしていただけますか。今やっていらっしゃるということで、二カ月も三カ月も後にはなりませんでしょう。いつやっていただけますか。
○春名委員 その答弁は、杉井さんの問題だけではなくて、もう繰り返しお聞きをしていまして、全く同じことを繰り返している答弁で、これだけ世間が重大な疑惑を持っているものに対しても同じ答弁しかされないということ自身に、私は非常に怒りを感じます。  これだけではないのです。私も調べてみ...全文を見る
○春名委員 今お話あったように、文字どおり住専処理の立ち上がりを指揮する立場で行かれて、やっていたわけであります。  谷口議員もお話ありましたけれども、この住専処理問題というのは大問題でありました。今も尾を引いております。国民のごうごうたる批判がこれに集中したのです。なぜ母体行...全文を見る
○春名委員 スキームは十二月、そして一月には具体的な枠組みを決めてやっていたということは先ほども聞きました。ただ、この問題は、二次損失の分まで含めてこれを全部解決するというのには、六月、七月とかかっているわけですよね。それで、すったもんだしたじゃないですか。その中で別室の室長とし...全文を見る
○春名委員 直ちにヒアリングをやるとか調査をやって、これだけの疑惑をただすということを、一言言ってほしかったと思います。  私は、そういう姿勢だから、内部調査ということを繰り返しおっしゃっておりますけれども、それ自身も非常にいいかげんなものになってしまうのではないかという危惧を...全文を見る
○春名委員 一九九三年から九五年にかけて、野村だけではなくて、新商品の認可、さまざまな便宜を図ってもらうということで、大和や山一からも大きな接待を受けているということがもう言われているわけですね。今はもう何も言わないということで決め込んでいらっしゃるけれども、このことがもし知られ...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第8号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。地方交付税法の改正の問題について質問させてもらいます。  今回の交付税法の改正は、法の趣旨からしますと、私は今まで以上に問題がある改正だと思っております。例えば、借入金の償還を三年の間先送りをするということを決めようとしております。こうした...全文を見る
○春名委員 昔、結果的に年度間でやってきたことがあるからということでごまかさないでいただきたいと思うのです。  つまり、交付税及び譲与税配付金特別会計法、これの附則第五条第二項ですけれども「前項の規定による借入金は、一年内に償還しなければならない。」という規定があります。この規...全文を見る
○春名委員 形と言われますけれども、それが法の精神なんですね。法の構造が単年度になっているからそうせざるを得ないといいますか、しているわけでありまして、その原則をこういう形でゆがめていいのかということが私は問われていると思います。  そういう交付税法の中に三年間の先送りの仕組み...全文を見る
○春名委員 私は、法の構造に比してこういうことでいいのかということを言っているわけであります。  今度の改正は単年度主義に反するというこの問題は、これだけではないのです。今回も、一兆五十五億円もの一般会計からの繰り入れを先送りするということになるわけです、この数字、見させていた...全文を見る
○春名委員 全部加算できない事態が続いているということをおっしゃいまして、しかし、法律では、法定では、だから、きちっとその次いつどうするかということを決めておかなければいけないから金額は明示しておかなければいかぬというふうに言われました。いみじくも全部加算できない事態が続いている...全文を見る
○春名委員 主張できる根拠をちゃんと示しておかなければいけないということなんですが、根拠はあっても、それがずっと一貫して繰り延べられて先送りされてきているという実態は隠すことができません。そのことは指摘しておきたいと思うのです。  はっきり言いまして、明記するということに意味が...全文を見る
○春名委員 ぎりぎりのやりとりの中で引き出したというふうに御返答いただきましたけれども、その一般会計からの繰り入れを、この間どういうふうになってきているかというのをちょっと御紹介しますと、最近ですけれども、この一般会計からの繰入額は、九六年度は四千百三十八億円です、九七年度は三千...全文を見る
○春名委員 制度の改正の内容を私はお聞きしているのではございません。節目と言う以上は、前と後で違いがあるわけでありまして、制度改正一般であれば節目というふうには私は言わないと思います。改正の中でもそれまでの改正とは性質が違うと、違う意図を持って改正をしているということがなければ私...全文を見る
○春名委員 同じ制度の改正の仕組みの中身を御説明しているわけですけれども、それは私、そういう答弁だけでは納得できかねるところがございます。  この間の議論でも私は言いましたけれども、八四年度、五十九年度に導入されたこの特例措置は、率直に言いまして国からの支出を抑制するということ...全文を見る
○春名委員 八四年に導入された措置というのは、今説明ありましたけれども、国からの支出を抑制することを目的にして、額が少ないうちは現ナマで確保するということができたのかもしれないけれども、それが、巨額の不足が出てきて、この間も言いましたけれども、その当時五兆六千九百億円だったものが...全文を見る
○春名委員 強い語気で言われますけれども、しかし、生まれてきた結果をきちっと総括してほしいと言っているんですよ。さっきも言いましたけれども、国の予算は、だんだん繰り入れる額を減らしてきているわけでしょう、国の負担の借入金も、それから繰り入れている額も。私はその節目が八四年の制度改...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。ありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○春名分科員 日本共産党の春名直章でございます。  堀内通産大臣に、お話を聞いていただきたいといいますか、御質問させていただきますので、よろしくお願いします。  私、四国ブロックの出身なんですけれども、この間、四国各地の地場産業、それから伝統産業、この産地の皆さんとかあるいは...全文を見る
○春名分科員 私、大臣と認識は一緒だと思います。特に厳しいというのを私も実感いたします。  皆さんにいろいろレクをお聞きしたわけですが、中小企業庁が発行されているこういう冊子を見ましても、国内の集積地域の五百十七の地域を対象にしましても、生産額が、平成三年を一〇〇とすると、平成...全文を見る
○春名分科員 その説明はなるほどとわかりますけれども、実際に残念ながらそういう減り方をしていく中で、そのことがやはり、地場産業や伝統産業に光が当たらない部分がふえていくわけでありまして、衰退に拍車をかけているのだというこの御認識をぜひ持っていただいて、地場産業振興の先頭に立ってい...全文を見る
○春名分科員 その支援策もぜひこれから検討させていただきたいと思うのですが、もう一つだけ今のことでこだわってお話しさせてもらいたいのですけれども、今お話に出ましたように、九〇年代に入ってからの工業出荷額の推移を見ますと、一九九〇年を一〇〇とした場合の数値で、九一年、次の年の一〇五...全文を見る
○春名分科員 続いて、もう一つ切実な問題で、特に職人という問題でいいますと、職人の後継者をつくらないと灯が消えるということが、どこへ行きましても物すごい不安感ですね、これは。  それで、かわらにいたしましても、それから打ち刃物にしましても、熟練の技を会得してお金を稼げるようにな...全文を見る
○春名分科員 これのことを余り気にしないでください。仮に、そういう伝統工芸品の産業の振興に関する法律の指定で、もし指定をされますと、どのような後継者対策、支援が受けられるのかということをお教えください。
○春名分科員 その研修というのが特に直接的には人材養成ということに当たると思うのですが、事前にお聞きしてちょっと驚いたのですけれども、例えばそういう研修形式の補助で講師の謝礼には国が二分の一、教材などに国が二分の一ということになっているとお聞きをしております。それで、一指定産地で...全文を見る
○春名分科員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
03月20日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案の両案に対して、反対の討論を行います。  まず、地方税法等の一部を改正する法律案についてであります。  反対の第一の理由は、改正の最大の特徴が大企業向け減税にあるか...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、平成十年度予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要を御説明いたします。  まず、撤回、編成替えを求める理由についてであります。  国民生活は今、未曾有の危機にさらされています。昨年強行された消...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○春名委員 法案の関連の質問に入る前に、警察に関する看過できない問題が相次いでおりますので、その問題についてお聞きをしたいと思います。  一つは、千葉県交通安全協会の申告漏れ問題です。これは、中央組織である全日本交通安全協会から広報啓発費ということで配分を受けた税法上の収益事業...全文を見る
○春名委員 それは大体いつごろを予定されていますか。
○春名委員 速やかにということですけれども、一刻も早くこういう疑惑を解明というか、明らかにすることが求められておりますので、要望しておきます。  次は、日本交通管制技術の脱税事件の問題です。  宮路委員もおっしゃいましたけれども、この問題は、私は、申告漏れなどというものではな...全文を見る
○春名委員 今長官が、今回の事態の中で職にとどまるのは好ましくないということをおっしゃいましたが、この好ましくないという中身について私は聞いていきたいと思います。  この八人は既に警察をやめた方でございます。そういう方に異例の形で、警察庁が県警を通じて辞職を要求するということを...全文を見る
○春名委員 私は、国民の怒りというのはそこにとどまらないで、この事件が天下りによる癒着によってもたらされているという面があるのではないかということに怒りが集中していると思うのです。それで、この会社が、率直に言いますと、警察のOBの威力を活用して事業の拡大を行ってきたという問題はな...全文を見る
○春名委員 別の新聞で、例えば四月十七日付の朝日新聞ですけれども、新潟県警のOBで、新潟交通管制サービスの社長さんがこういうふうにおっしゃっているというのですね。交通信号機に関する新潟県警の新しい施策が発足したことに伴い、その体制作りのために自分が送り込まれたと認識しております。...全文を見る
○春名委員 その御答弁が大事だからこそ、今回の問題から教訓を具体的にくみ尽くすことが大事だということを私は指摘させていただきたいと思います。  続いて、風適法の関連の質問をさせていただきたいと思います。  まず、警察庁の方では、この風俗関連営業、今度、性風俗特殊営業という名前...全文を見る
○春名委員 限定をして厳しく違法を取り締まっていく、なじまないということを改めておっしゃったわけですけれども、そこでちょっと聞いていきたいのです。警察白書を一九八五年からずっと見てみました。それで、風俗関連営業、性風俗特殊営業ですが、その検挙総数ですね。風俗関連営業という言葉が入...全文を見る
○春名委員 それでは、その答えとダブるかもしれませんけれども、この特徴でもう一点、私、ちょっと汚いですけれども一覧表をつくってきたのです。  様態別に見てみると、売春防止法で検挙されているのが、一九八五年は千二十三件で六〇・八%でございました。ところが一九九六年になりますと、こ...全文を見る
○春名委員 今の御説明でそういうことかというふうに思った面もあるわけですが、この表を見ますと、やはり先ほど言われたように、取り締まりをきちっとやっていくにはなじまないものであって、将来なくすかどうかということは明確にはお答えになっていないですけれども、そういうものを対象としてやっ...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。
05月19日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第5号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  自治大臣には単独事業のことを詳しく聞きますので、これから登場していただくようになると思います。よろしくお願いします。  私は、主に今度の景気対策と地方財政などの問題について、中心的に伺っていきたいと思っております。  まず、...全文を見る
○春名委員 それで、公経済の両輪なので理解もいただかなければいけないということで、その面はまた後でちょっと議論をしたいのですけれども。  今回のこの一兆五千億円の決め方を拝見していますと、四月十五日の日経新聞には、自民党の地方行政部会の方で、まず単独事業の追加については八千億円...全文を見る
○春名委員 それでは、もう一つ角度を変えて聞きますが、今回の一兆五千億円は、おのおのの事業の必要性、それから地方からのさまざまな要請、必要な事業の積み上げというような作業はなかなか時間的には大変だったと思うのですが、そんなことはやられたのですか。
○春名委員 今、種目ごとに積み上げたのではないということをおっしゃいましたので、確認をしておきたいと思います。  全国知事会の事務局にお話を聞いてみました。確かに、協力せにゃいかぬというふうにおっしゃっていました。ただ、単独事業の追加については、下から盛り上がっているわけではご...全文を見る
○春名委員 まさにそのとおりでございまして、地方単独事業四%縮減を財政構造改革で打ち出して、その予算を決めたわけです。そして、地方自治体は、それを上回るある意味では努力といいますか、七、四%の縮減ということになりました。  ここに、岡山県の行財政懇談会の答申というのを私持ってき...全文を見る
○春名委員 そういう過去行ってきた対策の結果、地方の財政は大変な事態になっているのですね。そこのところの反省はどこにあるのでしょうか。  私は、大体の県、いろいろ聞いてみました。確かに、協力しなければならないという声もあります。しかし、幾つか紹介しますけれども、公債費負担比率が...全文を見る
○春名委員 御理解いただいていないからそういうコメントになるんだということですが、これは、御理解すれば余計怒ると思いますよ。  交付税特別会計の借入金、四千億円の地方交付税の増額措置、これは物すごいことをやったんだとおっしゃるけれども、結局返すのは地方じゃないですか。一つ一つの...全文を見る
○春名委員 この五号というのは、公共施設または公用施設の建設事業費並びに公共用もしくは公用に供する土地またはその代替地としてあらかじめ取得する土地の購入の財源とする場合にのみ地方債を発行できるということになっています。  それでは、民間の社会福祉法人に貸与する土地を、この項目で...全文を見る
○春名委員 公用に使っているからということで拡大解釈するのですけれども、逐条解説を読みますと、公共施設というのは地方公共団体の建設、管理に係る施設であるとはっきり書いてあります。公用施設は、地方公共団体が専ら行政目的のためにみずから使用する施設である。民間の社会福祉法人がやってい...全文を見る
○春名委員 公共的団体にも当てはめるというのはどういうことですか。もう一回言ってください。どういう例があるんですか。公共的団体にも従来当てはめましたと言われましたので、それはどういう例があるんですか。
○春名委員 従来からの解釈なんですね。よく聞きました。  しかし、これを突っ込んでいくと時間があれになりますので、こういうやり方までして、地方に単独事業の執行をやってもらうということが私は問題じゃないかと言っているのであります。そのことを、一兆五千億円をどうやるかということの一...全文を見る
○春名委員 割合を言ってください。総額の中で占める地方の割合は。
○春名委員 じゃ、一対一ということですね。かなり大きな比重で地方が五回の経済対策で負担を強いられてきているというのが、今の数字でもおわかりいただけると思うんですね。  それで、九二年の宮澤内閣のときの総合経済対策が、九〇年代に入ってからの最初のはしりなんですけれども、ここで初め...全文を見る
○春名委員 そうはおっしゃいますけれども、ことしの地方財政白書二ページ、何て書いてあるでしょうか。公債費の構成比が高い水準にあるのは、昭和五十年度以降の巨額の財源不足とともに平成四年度以降の経済対策等に対処するため国、地方を通じて大量の公債が発行されたためであるとちゃんと書いてあ...全文を見る
○春名委員 申しわけないですけれども、御質問に答えていただきたいんです。つまり近年の借金のふえ方は、国のふえ方も大変だけれども、地方の方がもっと深刻なふえ方をしておるという事実は御確認していただきたいんですが、それは事実ですから、いかがですか。大臣、そこは認識してもらっておかない...全文を見る
○春名委員 なかなかまともなお答えがないんですけれども、もう数を言います。一九八九年と一九九七年のこの八年間の変化を比べてみると、国の国債残高ももちろんふえています、一・五八倍です。大蔵大臣、一・五八倍です。地方債の残高のふえ方は二・一五倍です。額は国の方がまだ大きいんですよ。し...全文を見る
○春名委員 私が言っているのは、両方協力するというのはいいんですよ。しかし、地方に負担をだんだんしわ寄せしてきているという姿があるじゃないですかと言っているのでありまして、景気対策をやるのは当然です。  きょう、一覧表をつくってまいりました。三枚の表ですけれども、この表なんかを...全文を見る
○春名委員 時間が来ましたので、最後の質問で終わります。
○春名委員 終了しましたか。そうですが。  しかし、九二年からのそういう対策をやってきて、地方の財政が国以上に大変になっているという事実、これを見て、しっかりそういう総括をしていただきたいということを申し述べまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月15日第142回国会 衆議院 本会議 第47号
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○春名直章君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成十年度補正予算三案に対して、反対の討論を行うものであります。(拍手)  本補正予算案に反対する理由の第一は、それが、橋本内閣による昨年の九兆円負担増政策以来の一連の経済失政を反省すらせず、一層深く、抜け出し困...全文を見る
06月15日第142回国会 衆議院 予算委員会 第36号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  まず、きょうは、六月十日に起きました、西瀬戸自動車道の来島大橋の工事現場で七名の労働者が墜落死するという痛ましい災害について、最初に御質問をさせていただきたいと思います。  謹んで哀悼の意を表明したいと思います。  私たち日...全文を見る
○春名委員 ちょっと終わります。(発言する者あり)
○春名委員 いいですか。  この事故で、私たちは直ちに現地に行きまして、地元の本四公団の皆さん、労働基準局などで実情や実態を教えていただきに行ってまいりました。その上で、必要な申し入れを労働省、建設省にもお願いをしたところでございます。  瀬戸大橋事業で、この七名の方を合わせ...全文を見る
○春名委員 非常に大事な質問ですので、できれば聞いていただきたいのですが。  それで、私は、今こういう改善が急務になっているということできょうお話をしているわけですが、現地の今治の本四公団の所長さんが、次の日の十一日の記者会見でこういうふうにおっしゃっているのですね。公団は適正...全文を見る
○春名委員 今おっしゃいましたように、これから究明するときに、法的責任があるとは考えないということは、私は、本当に許されない態度だと思ったんですね。  この法的責任という問題で、今、一つの資料、これを示しました。実際、判こを押している、そういう資料もある。  それから、もう一...全文を見る
○春名委員 まさにそういうことなんですね。そういう工法で、安全基準もない中で、公団の方が判こを押して、これを推進していたわけです。だから、法的責任がない、安全装置をちゃんととっていたから私たちには問題がないというような態度をとることは、断じて許されない。ここのところをはっきりさせ...全文を見る
○春名委員 その十分な安全の中に、工法そのものについての構造的な問題がないかどうかをぜひしっかりチェックしていただく、きょうから第一回会合もやられるということですので、そのことをぜひよろしくお願いしたいと思っております。どうもありがとうございました。  続きまして、現在の景気問...全文を見る
○春名委員 消費は持ち直して、それ以外のところに要因があるとあえてそんなことをおっしゃるんですけれども、私は全然そういうことは納得できないですね。(尾身国務大臣「数字を言っているんだから」と呼ぶ)そこで言わないでください。  これは糠谷事務次官も十二日の記者会見で、消費税要因で...全文を見る
○春名委員 そこをもう一度考えてもらえないかということを新しい数字が示しているということを言っているのであります。  もう一つ、この中で、さっき尾身長官も言われましたけれども、記録ずくめのマイナスの中で、特に住宅建設が二一・一%も落ち込んでいるということが、大変大きな足を引っ張...全文を見る
○春名委員 今、マインドの話と環境整備ということをおっしゃいました。  そこで、私、ぜひ考えていただきたいのですけれども、今建設大臣が御答弁いただきましたので、私も建設省がお出しになっている、建設経済局調査情報課ですか、去年の十月に出しておられる調査研究ですけれども、住宅建設十...全文を見る
○春名委員 なぜ、一番大事な中心問題に目をふさぐような御議論をされるのでしょうか。私は、真剣に、今の具体的な数字もお示しをしながら、御議論していただきたいと思っているのです。  確かに消費税の問題、いろいろな要因があるかもしれないけれども、こういう新しい状況があって、悪循環がこ...全文を見る
○春名委員 説というようなことを言っちゃだめですよ。これは周知の事実じゃないでしょうか。これはもう普通常識の目で見れば、共犯者であって、両方でやってきたんだということはだれの目にも明らかなんですね。それでもって、私は、はっきり言いましてその不始末、これはどう問われるのだろうかとい...全文を見る
○春名委員 それでは、貸し込んでいた金融機関も借り手も負担が軽くなるという今度の対策、その仲立ちを公的な機関で、つくってやっていく。こんなありがたい話はないわけですよね、その当事者同士にとっては。  なぜこんなことをするのですか。それだけ責めを問われなければならない立場にあるの...全文を見る
○春名委員 だから反対を押し切って、あなた方は三十兆円投入した。そして今度は、不良債権を処理するために、それとは別にこういう対策をとろうとしている。そして、借金が棒引きされるのは、多くいえば不動産業やゼネコンの方々でしょう、そういう対策になっていくわけですね、これから。(松永国務...全文を見る
○春名委員 先ほど言いましたように、加藤幹事長自身も、ゼネコンの債務免除、そういうところにいく、そういう議論を当然しなきゃいけない、こう言っておられるという事実を私は指摘しておきたいと思います。  それで、もう一つ別の角度から質問していきたいと思います。  中小企業の困難さ、...全文を見る
○春名委員 お聞きいたしました。そういう努力はもちろんなんですけれども、なかなか現実がそううまくいっていないということを私はきょう指摘させていただきたいと思います。  資料を配らせていただいていると思います。二枚きょうはつくってまいりました。御参考にということで、建設省がお出し...全文を見る
○春名委員 それは全然理解できません。  それで、この公共工事着工統計年度報の目的には何と書いてあるでしょうか。公共工事着工統計調査は、統計法に基づく指定統計の調査として、公共工事の動向を実態把握することにより、公共工事執行上の施策、経済政策等に資することを目的として実施をされ...全文を見る
○春名委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
09月01日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第6号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  最初に、宮沢大蔵大臣に、きのうの新聞ですけれども、「報道二〇〇一」の世論調査が出ました。それで、長銀への公的資金投入について、賛成という答えが一七・四%、反対が七七%という数字でございます。  審議が進むほど反対がふえているの...全文を見る
○春名委員 今二つの要因があると言われましたが、そういう要因が解明されるほど反対が多くなってきているというのが私の印象であります。要するに、公的資金投入が、今の二つの理由をおっしゃいましたけれども、それに照らしても、だれが見てもやはり道理がないということがわかってきているのじゃな...全文を見る
○春名委員 いろいろおっしゃいますけれども、長銀は、もうこの間議論してきているとおりですけれども、日本リースヘの貸し付け二千五百億円、日本ランディック千百億円、エヌイーディー千六百億円を放棄する、それ以外の貸出資産の処理を合わせて七千五百億円を九月の中間決算で全額前倒しをする、そ...全文を見る
○春名委員 今回の公的資金を申請すると言われている理由は、七千五百億円を前倒しであれするということですね。それで、そのときに、その多くは五千二百億円の貸し付けを放棄するというところから出発をするわけでございます。ですから、この五千二百億円を本当に放棄をしなければならないのか、そし...全文を見る
○春名委員 答えてほしいのですけれども、どういう実態になっているのか。なぜ全部で一兆円も放棄しなければならないのか、五千二百億円放棄しなければならないのか。それが公的資金投入に直結するのですから、そのことについて責任を果たさなければ、公的資金投入の前提が崩れるじゃありませんか。そ...全文を見る
○春名委員 当事者間でやるんだというふうなのは当然ですよ。当事者間でやるのは当たり前のことですが、しかし、あなた方の検査は、今生きている検査の作成要領というのは、その六十一番に関連会社の状況というのもつかむと、長銀を通じてですけれども、そういうことになっているじゃありませんか。だ...全文を見る
○春名委員 えらい客観的なことを言われておりますけれども、まさにそうだと思うんですよね。そういう問題を放置して公的資金を投入するということにつながっていくわけだからきょう私は問題にしているわけでありまして、そういう客観的なお話ではなしに、断固たる調査をするとか努力をするとかいうこ...全文を見る
○春名委員 先のことではないのです、これは。長銀の融資でやっているのじゃないかということももちろんありますし、根抵当権の話も今しましたし、しかもノンバンクというのは、先ほども調査の中身、金融検査の中身の中の六十一番目に、関連会社も調査するということで、直接はできないですよ、私も知...全文を見る
○春名委員 もしかしたら法律に違反するような事態、そういうところの乱脈経営に公的資金でしりぬぐいするということになりかねない、そういう問題だということでありまして、私は、この点を明らかにするために、次の三つの資料を要求させていただきたいと思いますので、委員長、済みません、お取り計...全文を見る
○春名委員 昨日、木島議員は、続きまして、日本リース所有の土地と建物で、港区浜松町一丁目七番四十一のところに地下二階、十階建てのビル、その敷地というのがあるということで説明をいたしました。ところが、どこにも担保に入っていません、こんなこともありました。こういうものがあるのに、こん...全文を見る
○春名委員 住信の条件というのは正常債権しか受け取らないとか、そういうことがこの間も議論されて、これがどういうことを意味するのか議論されてまいりました。そういうことがやられることによって、これがもし強行されれば、今三つの事例をお話ししましたけれども、やみの中に葬られる危険性もある...全文を見る
○春名委員 答えに全然なっていないわけでありまして、住専のときの対応と今問題になっていることについて態度が違うのじゃないですか、言えば、姿勢が後退しているのじゃないですかということを申し上げているのでございまして、そのことに対する責任ある御答弁をいただけませんでしょうか。
○春名委員 そういうことを私聞いているんじゃないんですけれども、大蔵大臣は繰り返しシステミックリスクを起こさないということをずっと言われますけれども、あなた方は債務超過ではないとこの間言ってきました。そうであれば、債務不履行は起こりませんし、システミックリスクも生まれようにない、...全文を見る
○春名委員 錯綜した権利関係を調整するのであれば、当委員会でも議論を繰り返しされてきましたが、司法の場でやることが十分可能ではないでしょうか。なぜこれをつくる必要性が、必然性があるのかということが、私は今の御説明でも十分納得しかねます。  そこで次に、時間もありませんのでお聞き...全文を見る
○春名委員 時間が来ましたので、またの機会に議論できればと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
09月07日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第10号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。  野党三党に御質問させていただく予定でございましたが、日米蔵相会談に関して、大変看過できない報道がされておりますので、大蔵大臣に事実を確認させていただきたいと思います。  まず、ルービン財務長官が、資本注入のための公的資金は十三...全文を見る
○春名委員 では、その事務当局はどなたですか。
○春名委員 これは大変大事な問題でして、足りなくなった場合はどうするのですかということを聞かれて、そして、そのことも検討しなければいけない、そういう議論が一定の時間やられたのでしょう、大蔵大臣との間ではそうではないと言われても。ですから、そういう議論がされて、それが国際的に公約的...全文を見る
○春名委員 出しますなんて言えるはずがないのは当然であります。  ところが、六日のテレビ朝日の番組ですけれども、与党の最高責任者の一人の森幹事長が、必要であれば当然その用意、つまり十三兆円の枠の拡大、これはしなければならないということをテレビ討論会の場で発言したと報道もされてお...全文を見る
○春名委員 そんなことは通用しませんよ。与党と政権、政府は一体にやっているわけでありますからね、そうでしょう。森幹事長がそんなことを言って雰囲気づくり。そうしたら、もし、これは全く無視して、だめだ、そうではない、事実はないということなのであれば、こういう報道をさせておいて、今長銀...全文を見る
○春名委員 余りにも私たちをばかにしている話だと私は思いますよ。だれが読んだって、あの新聞を、すべての新聞に書いてあるんですからね、そういうふうに。そうでしょう。それは全然違うというのであればそれでいいでしょう。  それでは、改めてこの蔵相会談の、実務者レベルの会談も含めました...全文を見る
○春名委員 それでは、改めて正式に御検討をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  こちらも気合いが入ってまいりました。  続きまして、次に金融監督庁長官にお伺いをしたいと思います。(発言する者あり)野党にも後で聞きます。  金融監督庁は、長銀について七月十三日...全文を見る
○春名委員 健全性、そしてルールをしっかりと調べていく、維持していくというお答えだったと思います。  大蔵省大臣官房金融検査部長の名前で、原口さんの名前で、新しい金融検査に関する基本事項というのが三月三十一日に発行されておりまして、これを読んでみますと、最初にやはり、明確なルー...全文を見る
○春名委員 参考にするというようなあいまいなことじゃ絶対だめだと思いますよ、私は。前提ですよ、これは。  しかも、九月の三日の岩國哲人議員が質問したときに、五味さんがお答えになっておりますけれども、なぜ、七月十三日から調査に入ってこんな時間がかかっているのかという問いに対して、...全文を見る
○春名委員 九月の三日の岩國議員の質問に、長官はこういうふうに答えています。「私どもの検査の終了を待つか待たないかと関係なしに、合併そのものの手続は進行させていただいて一向に差し支え」ありません、こういうふうに発言をしております。  私は、これを横で聞いていて重大だと思いました...全文を見る
○春名委員 決定するのは審査委員会でやるというのぐらいは当然ですよ、そんなことは。その前提の検査をどういう中身でどうなったのかということが議論されるわけであって、その前提がないのですよ、今は。それを問題にしているのであります。  なぜ、八月二十一日の金融監督庁長官の談話で、申請...全文を見る
○春名委員 それでは、続いて野党三党にお伺いしますが、この法案は、今の情報開示の前提になる問題なんですけれども、この目的は、当然、破綻銀行への対応とともに、不良債権の処理という問題が主要な目的になってくると思うのですね。  それで、その前提問題として、その不良債権がなぜつくられ...全文を見る
○春名委員 ありがとうございました。  今お話が出ましたけれども、そういう原因と責任が明確になりますと、私は銀行業界自身の自己責任というものが非常に問われてくると思うのですね。  それで、日本共産党が国民の血税投入に一貫して反対してまいりましたのは、主に二つの理由からでござい...全文を見る
○春名委員 では、終了しましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
09月11日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第14号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。きょうも長銀問題について御質問させていただきたいと思います。  言うまでもなく、長銀は、一九五二年の長期信用銀行法の制定に基づきまして、産業界に設備投資などに必要な長期資金を供給することを重要な使命にして設立をされました。その使命を果たすた...全文を見る
○春名委員 そういう精神で第七条で書かれております。  安全にかたく仕事をすることが厳しく要請される特別の銀行である。その銀行である長銀がなぜ破綻寸前になったのか、吸収合併と言われるような事態にまで陥っていったのか、そこが問題でありまして、きょう議論をしてみたいと思います。 ...全文を見る
○春名委員 こういう長銀法から大きくゆがんだ方向というのが、きのうきょうではなくして、延々と続いてきているという状況なんですね。そして、乱脈経営で破綻と言われるような状況が生まれてきているわけでありまして、本当にこれは重大だと思うのですね。こういう経営によりまして債権が焦げついて...全文を見る
○春名委員 抽象的でよくわからないので、具体的に聞いていきます。  金融監督庁は、長銀への検査は、バブル崩壊後、いつ、どのような日程で行ってきたか、お答えください。
○春名委員 そのときの検査で何を発見されて、長銀に対してはどんな指導をやったのでしょうか。  先ほど、管理体制を強化するとか適切な不良債権処理をやるとかいう抽象的なことを言われましたけれども、これだけの数字が如実に示されているのであって、不動産業界やノンバンクヘの融資に傾斜して...全文を見る
○春名委員 先ほどと同じ答えでございまして、そういうことをやっていて、なぜこういう数字になるのかということを私は問うているのであります。あなた方は、実はそういう乱脈経営の実態はつかんでいるということは言われましたが、まさに指摘までされてきたわけです。  それで、第四十一回銀行局...全文を見る
○春名委員 そんな無責任なことを言って、後で公的資金投入ですか。とんでもない話ですね。私は本当に許せないと思う。  この検査をやったのが平成四年一月であります。調査の評価を出したこの文書、この本になっているのはたしか十一月か十二月だったと思います。それで、この平成四年なんですけ...全文を見る
○春名委員 九一年の十一月から九三年の八月まで総理の要職につかれて頑張っておいでだと思います。ですから、九二年ですので、当然総理大臣のときだと思います。  それで、その総現在職のときに、今大変話題をさらっておりますけれども、杉浦さんとか、何度か幹部ともお会いされていますよね。そ...全文を見る
○春名委員 総理大臣になりますと、首相動静というのが毎日出ますが、あれをいつも私たちも拝見しているわけですけれども、それをめくってみますと、杉浦当時相談役なんですけれども、杉浦さんとこの期間に十二回お会いになっております。(宮澤国務大臣「どの期間ですか」と呼ぶ)九一年の十一月から...全文を見る
○春名委員 それでは、会食やゴルフの代金ですが、どなたがお払いになりましたか。相手側がお払いになったのでしょうか、御本人ですか。
○春名委員 指導すべき立場にある、そして九二年の検査で、これだけ大事な今日の公的資金投入かと言われるようなところまで今破綻の道を歩んできた、そして検査の結果も出た、そういうときに十二回、総現在職期間中十二回お会いになっているわけですね。仕事の話はされてないと言うかもしれないけれど...全文を見る
○春名委員 当時、悪いことをしていないんじゃないんです。しているんです。  長銀は、九六年から、イ・アイ・イ・インターナショナルグループの海外リゾート、ホテル、ゴルフ場、さまざまなプロジェクトに対して、長銀グループノンバンクとともに・・(宮澤国務大臣「何年からですか」と呼ぶ)八...全文を見る
○春名委員 そんな極端なことは言っておりません。しかし、会食をされて、交流もされておりました。そして、その中で、今日の事態をつくり出してきた、結果もわかっていた、検査もやっていた、その事実を私は具体的に指摘をしているのでございます。  そして皆さん、九七年の政治資金収支報告が出...全文を見る
○春名委員 国民は、こうしたあなた方の姿勢、そうした癒着した姿にやはり憤りを覚えているんだと思います。公的資金投入は私は断じて許せないということを申し上げ、質問を終わらせていただきます。  以上です。
09月17日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第17号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。  金融監督庁長官に、まず、八月二十一日の住信高橋社長の記者会見ですが、正常先債権のみ承継するということを言われております。九月の十四日、我が党の吉井議員の質問に対しまして長官は、この正常先債権というのは、業況が良好で、かつ財務内容に特段問...全文を見る
○春名委員 合併交渉で検討されるということでは、そういう無責任なことでは困るのです。これによってどれぐらいの債権が切られていくのかということが出てくるわけでありまして、ですから、私は今聞いたわけです。  正常先債権、これが大野木頭取が七千社あるというふうに言われて、この七千社へ...全文を見る
○春名委員 それはおかしいのでございまして、大野木頭取自身が、七千社は正常先債権である、そして高橋社長は、正常先債権のみ承継すると言っているわけであります。正常債権ではなくて正常先債権を承継すると言っているわけです。その正常先債権というのが一体どれぐらいになるのか、正常債権の中か...全文を見る
○春名委員 全くこれは無責任でございまして、正常債権すら、第一分類債権すら引き継ぐ意思はないと言われている、正常先債権は引き継ぐ、七千社、それはどれぐらいか、それもわからないということで、双方がもう同じ認識で言っているのにそれをつかんでいらっしゃらない、これは私は非常に無責任だと...全文を見る
○春名委員 丸ごとの前に整理をするということを言っているのです。その整理をするということがどういう形でやられていくのか、どんなやり方があるのか、どのようなことが考えられるのか、そのことをお聞きしているのでございまして、これとこれしかありませんというふうに言わなくてもいいですけれど...全文を見る
○春名委員 大体こういう場合どうなっていくかというのは、今おっしゃいましたけれども、引き当てをふやしまして他銀行への承継ということも考えられると思うのですね。しかし、その他銀行への承継ということは、住信が引き継がないという前提がありますので保証がなかなか出てこない。だから、もし引...全文を見る
○春名委員 最初から最後までそこに行き着くわけですけれども、新たな負担になるということは否定をされませんでした。  それから、合併だから何をどう引き継ぐかというのは両行の間の話だと言いますけれども、そういうことを言っている場合じゃないんですね。その中身によって公的資金の導入とい...全文を見る
○春名委員 交渉の結果を座して待つということになりますと、それだけ国民の負担がふえていくという流れが今生まれてきているので、私は忠告をして発言をしているのでございます。  金は出すが口は出さない、こういう態度をとり続けますと、結局住信の言いなり、税金投入額がふえていくということ...全文を見る
10月02日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第18号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました金融機能再生緊急措置法案等八法案及びそれらに対する六修正案に反対の討論を行います。  まず初めに、金融再生法案等四法案の三党派修正案を十分な審議も行わずに短時間で採決しようとしていることに対し、強く抗議するものであ...全文を見る
10月06日第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○春名委員 日本共産党の春名直章でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  大臣も最初に災害問題についてお触れになりました。福島や栃木の大洪水に続きまして、今私の地元である高知県でも、九月二十四日の夕方から二十五日にかけまして、集中豪雨、記録的な豪雨に見舞われました。高知...全文を見る
○春名委員 必要に応じて特別基準で対応する場合もあるということですので、そういう立場で、子供の学習権の問題にもなりますので、よく相談していただいて、対応をお願いしたいと思います。  それからもう一つ、理不尽といいますか、私自身が実感したことで言わせていただきますと、同じ洪水流域...全文を見る
○春名委員 自治大臣にお願いでございますけれども、仮に適用されないという場合でも、被災者の救援という点では、かなりの努力を自治体自身が当然するわけですね。ですから、当然の趣旨なのですけれども、特別交付税の算定に反映して財政支援を行うということがやはりどうしても必要だと思うのですね...全文を見る
○春名委員 この問題の最後に、一番今要望が強いのは、福島とか栃木などもそうだと思いますけれども、激甚災の指定をしてほしいというのが強い要望になっていると思うのですね。それは、本当に住民にとって安心できる、そういう町づくりを復旧だけではなしに復興に向けてやろうと思ったときに、今議論...全文を見る
○春名委員 被災者と被災地の実態に即した支援をぜひお願いしたいと思います。  それで、私は次に、地方分権推進計画の問題について、膨大な体系ですので全部を網羅して質問できませんけれども、一点に絞って御質問させてもらいたいと思います。  この推進計画が実施されるということになりま...全文を見る
○春名委員 分権推進委員会が三つの原則を言いまして、法定主義、一般法主義、公正透明の原則という三つのことを言われて、その方向で前進が図られるということを今御説明されたと思うのですが、では、その関与、特に自治省自身の関与について、幾つかお聞きをしておきたいと思います。  今までの...全文を見る
○春名委員 それでは、ちょっと確認しておきますが、分権推進委員会の四次までの勧告では、一般ルール法というものを別につくって、公正透明に、関与も減らすということが検討されていたように思うのですね、一般ルール法というのを。今の御説明では、一般ルール法というのは別個につくるのか、それと...全文を見る
○春名委員 それであるならば、少しお聞きしたいのですが、一般ルール法として地方自治法を改定していくということになります、第十一章を改定していくようになるのだと思いますけれども、それはこれからやる作業です。しかし、これからやる地方自治法の改正の作業の前提として、同じ地方自治法の二百...全文を見る
○春名委員 総合的に、地方自治体へそういう指導といいますか、必要性があるということでいみじくもおっしゃったわけですが、一般ルール法の中に二百四十五条も吸収されていきますと、自治省の地方自治体への包括的な指導がなかなかできなくなるということがやはりあるのじゃないかと思うのです。 ...全文を見る
10月08日第143回国会 衆議院 本会議 第18号
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○春名直章君 私は、日本共産党を代表して、自民党提出、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案について質問いたします。  今、国民は、最悪の失業率、中小企業倒産の激増など深刻な不況に苦しんでおります。ところが、経済再生を看板に掲げて誕生した小渕内閣は、この二カ月余り、...全文を見る
10月13日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第22号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました金融機能の早期健全化のための緊急措置法案及びそれに対する二修正案のいずれにも反対の討論を行います。  まず初めに、本法案は、さきに強行成立させた金融再生法案と同様、十分な審議も行わずに短時間で採決しようとしているこ...全文を見る
10月13日第143回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○春名委員 日本共産党の春名直章です。  まず、自治大臣にお伺いしたいと思います。昭和二十九年二月十二日の閣議決定について伺いたいと思います。  自治大臣は、参議院の質疑で、この決定があたかも変更、廃止されたかのような発言をなさっておられます。しかし、この閣議決定は現在も生き...全文を見る
○春名委員 二十九年二月の閣議決定が何かということを初めて言いますので言っておきますけれども、この閣議は、「戦後における経済の実情に即応し、浮動購買力の吸収と政府及び地方公共団体の財政資金調達のための特別の措置として暫定的にこれを実施することとしたものであって、その性質上、経済の...全文を見る
○春名委員 しつこく聞いて申しわけないですけれども、根本的な認識の問題ですので。  臨時、暫定的な措置として浮動購買力を吸収するためにこういうものを導入したけれども、将来はそういうものに頼らないで健全な財政運営をすべきであるということを閣議決定し、将来できるだけ早く廃止をすべき...全文を見る
○春名委員 いや、それは大問題ではないですか。閣議決定に束縛されないというのですか。  閣議決定はされていて、それが正式な決定であるということで、自治六法にもきちっと載っております。それは束縛されない、もう変わったのだと言われる自治大臣の発言、それであるならば、閣議決定そのもの...全文を見る
○春名委員 重大な問題かどうかということではなくて、閣議決定というのはそれだけ軽いものなのですかということを問うているわけでありまして、そういう問題提起をさせていただきたいと思います。  提案者にお聞きをしたいと思います。  当然ながら、私はこの閣議決定の存在を前提に法改正を...全文を見る
○春名委員 これからも地方財政の財源としてますます、もうどんどん依存していこうという立場に立ってこれを検討されていくのか、そうではなしに、将来的にはなくしていく方向の立場に立ってこれを検討するのか、天地の差があるのですよ。だから私は問題提起をしているわけであります。そういう方向に...全文を見る
○春名委員 これでは自治省が率先して閣議決定の方向から離れて、天下り先の確保と結んで宝くじ事業の拡大の先頭に立ってきたというようなことでありまして、これでは国民は到底納得できるものではないということを指摘をせざるを得ません。  それから最後に、もう時間も終わりましたので、一等賞...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第4号
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○春名委員 日本共産党の春名真章でございます。  財革法のこの凍結法案によりまして行われる今度の補正では、社会資本整備費として三兆九千六百一億円が計上される。このことによって、今年度の公共投資の予算額が十七兆円を超えるということになると思います。国債発行額が三十四兆円、公債依存...全文を見る
○春名委員 何はともあれ、それだけ地方財政が抜き差しならない事態になっているということの御認識を共通の土台といたしまして、これから議論をしていきたいと思います。  そうである以上、一次補正で地方単独事業を、私どもの反対も押し切りまして一兆五千億円やらせました。このことは今から考...全文を見る
○春名委員 予算の方は、九月の補正などで恐らく計上をしているんじゃないかと思うのですよ、一兆五千億円は。ただ、これはもし御存じだったら大蔵大臣にお聞きしておきたいと思うのですけれども、第一次補正で一兆五千億円積み増しをさせられる数年前から、地方単独事業費の計画分、その額が十分消化...全文を見る
○春名委員 御苦労をおかけしていたということについて、私も冷厳に見ておきたいと思うのですね。  地方単独事業費の予算、決算の比較をちょっと調べてみたのですね。そうしますと、九四年度九月の補正後の予算を合計したものとの対比なんですけれども、九四年度で見ますと、決算はマイナス一兆五...全文を見る
○春名委員 反省をされるという率直な御答弁ですけれども、実は、これはまだ正確さを期さなければならないのですけれども、国がやる補助事業でも未執行額があるのじゃないかという疑いすらあるわけであります。  第一生命というところの経済研究所が八月二十六日に「公共事業は実施されたか?」と...全文を見る
○春名委員 実に容易ならざる事態なんです。赤字団体に転落して財政再建団体になるかもしれないということで、大変なことになっているわけですね。  二つ理由がありますね。その第一は、法人二税が激減したことであります。これは、九兆円負担増の政府の経済失政のツケが地方財政を襲ったというこ...全文を見る
○春名委員 大変素直にお答えいただきました。  それで、私はこのことを一般論に済ますわけにはいかないと思っております。九二年から景気対策をやられてきました。これは七回やられて、今度八回目になりますね。この七回の景気対策で、減税を除いた事業規模で大体総額七十兆円の景気対策がやられ...全文を見る
○春名委員 ともかくとしてというよりも、その点の国の対策のあり方についての真剣な吟味を私は訴えているわけでございます。  地方に支障がないようにするということも繰り返しおっしゃっていますけれども、実際、今支障が来ているのです。ですから、ともかくもというよりも、そういうやり方につ...全文を見る
○春名委員 私は、そういうことがやられてきた結果、もう一つ重大な問題を議論してみたいと思っています。結局、この借金財政の大きな犠牲を受けているのが国民であり、住民だと思うのです。  それで、大阪に行って私は驚きました。財政再建プログラム案というのが横山ノック知事を先頭に出されて...全文を見る
○春名委員 一般論で私も言っているんじゃありません。  今大蔵大臣おっしゃいました。大阪がなぜそういう事態をやらざるを得なくなったかということを私は調べてみました。そうしますと、九六年八月に「財政健全化方策」というのを出しているんです。そうしますと、景気対策の観点から増額を続け...全文を見る
○春名委員 国も地方も一体になって景気を回復していくということであれば、私はそのやり方をもっと問題にしてもらいたいと問題提起をしているんです。  公共事業の積み増しというのは、九五年、九六年の財政制度審議会で、こういうやり方は、花火のようにそのときにはぱっと効果があるけれども、...全文を見る
○春名委員 大阪の責任を挙げて国にある、そんなことを言っているのじゃありません。もちろん、横山ノック知事や執行部の方がそういうことでやろうというふうにされてきたんでしょう。  しかし、私は、それだったら言い返させていただきますけれども、昨年の十一月に自治事務次官の通達が出ており...全文を見る
○春名委員 直間比率とか世界の趨勢とかの議論は、それをやり出すと長くなりますので、もうやりませんけれども、しかし、今国民が一番望んで一番効果がある、期待しているその対策が消費税の減税だということは、事実であります。そして、消費を拡大することには逆行するような方向がこの法案で進んで...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
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○春名委員 地方自治法の第八条に規定している市の要件としては、人口のほかにも要件が幾つかあります。本改正案の直接の契機となった兵庫県多紀郡の四町ですけれども、合併してできる篠山町、これは地方自治法第八条に規定する人口要件以外の要件、これらを満たしているのかどうかをまず自治省にお伺...全文を見る
○春名委員 私も調べてみましたけれども、国勢調査時点の人口で四町のうち二町は二けたの人口増加を示しているということを聞いております。それからも増加が続いているという状況のようです。新しくできた町が市の人口要件となる五万人を超えるのはそう期間もかからないということもお聞きをしていま...全文を見る
○春名委員 これで終わりますけれども、合併について言えば、もともと市町村の合併というのはそこに住む住民が自主的に判断するものでございまして、国や都道府県があれこれ強要するということはあってはならないわけです。  今回の場合、私たちも検討してみましたが、改正を要望した方々の中から...全文を見る
12月07日第144回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○春名委員 さきの十二月三日に財政構造改革特別委員会で、自治大臣初め質問させていただきました。五月の一兆五千億円の地方単独事業の追加という問題について、経済対策の面から議論をいたしました。  五月のときに、緊急経済対策に関する特別委員会で、同じく上杉前自治大臣とも議論したのです...全文を見る
○春名委員 自治大臣は、地方の財政は容易ならない事態である、ひしひしと感じております、このことを繰り返し御答弁をされて、先ほどの答弁もそういうふうに言われていました。  経済対策の面から見れば、積み増しをしてもそれが執行できない事態が四年間も続いていて、その上にさらに押しつける...全文を見る
○春名委員 私の質問にちょっと全然違うお答えだったのであれですけれども。  大蔵大臣も、こういう無理な積み増しをしたことに対して、いろいろ反省をしておりますということまで答弁しているんですよ、大蔵大臣自身が、地方に御迷惑をかけましたと。およそ自治大臣の答弁とは思えません、私は。...全文を見る
○春名委員 これでは地方の今の自治体の危機、これを乗り切ることはできません。これからも応急的なやり方を続けるんでしょうか、八兆八千億円来年は財源不足が出るのに。どういう事態になっているかという自覚をされて、そして今、抜本対策をやるときに来ているんですよ。そのことが私は理解できませ...全文を見る
○春名委員 検討していきたいということですか、今まで一度ぐらい俎上に上ったことはないのですか。
○春名委員 公営企業債は借換債の制度をたしか議員立法でつくったと思うのですね。公営企業の実態の深刻さにかんがみて、そういう対策をとるというようなこともやられたことはあるのですね。私は再三言っている、皆さんも言っているけれども、異常事態なんですよ、今は。  その中の第一の要望、例...全文を見る
○春名委員 今までの制度改正の範囲ではもう対応できない深刻な事態が来ているということの認識の上にきょうは議論しました。その議論の上に立って真剣な検討を重ねていっていただきたいと要望いたしまして、質問を終わらせていただきます。
12月08日第144回国会 衆議院 財政構造改革に関する特別委員会 第5号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の財政構造改革特別措置法の停止法案に対して反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、ゼネコン、銀行支援を中心とした従来型の景気対策のための財政支出を公然と行うものだからであります。財革法は、財政危機の根源である公共事業、軍事費...全文を見る
12月08日第144回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○春名委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成十年度補正予算三案に対して、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本補正予算案が、今や国民の八割、九割が切望している消費税減税をあくまで拒否し、ゼネコン、大銀行支援の従来型の景気対策となっており、景気回...全文を見る