日笠勝之

ひかさかつゆき



当選回数回

日笠勝之の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○日笠委員 私は決して大臣を兵糧攻めにするつもりはございませんので、武士の情けで、どうぞお食事に行ってくださって結構でございます。ですから、大臣にお聞きする前に、関係の皆さんに何点かまずお聞きをしたいと思います。  まず、政府税調の件でございます。恐らく、大臣が帰ってこられてか...全文を見る
○日笠委員 小倉会長は、大変高齢でもございますし、それから、今五期目でございますが、その前一期休まれて三期やっておられますね。通算で言うと八期ですか、非常に長期にわたって御苦労されているということはよくわかるのですが、昨年はもうやめるというふうなお話も一時報道されたわけでございま...全文を見る
○日笠委員 これが新しい会長ですとそれは一から説明しなけばいけませんでしょうね。そういうことになれば、非常に急いでおられるわけでしょうから、できれば今度の通常国会で、検討中ということでありますが、出したいという意欲ありありでございましょうから、そういう意味では、よく知った方が続け...全文を見る
○日笠委員 決定ではないそうでございますが、竹下総理大臣も開通式には御参加をされるのではなかろうか、こういうお話も漏れ承っておるわけでございます。ぜひひとつ、天皇在位六十周年のあれに懲りずに、国民の要望が高いわけでございますから、前向きに御検討いただきたいということで、もう一度御...全文を見る
○日笠委員 総理大臣まで出られるということであれば国家的事業であろうと理解をしたいわけでございますので、新貨幣法の発効と同時に、国民の要望にこたえてということでぜひひとつ前向きに御検討をお願い申し上げたいと思います。  聞きますと、郵便切手の方はもう既に四月八日発行が決まってお...全文を見る
○日笠委員 それでは、きょうは時間も短いので、次に参りたいと思います。  実は土地税制の件でございまして、買いかえ特例の件でございます。  順番に申し上げますと、昨年の十月十二日に新行革審から「当面の地価等土地対策に関する答申」がございました。これを見ますと、「居住用財産の買...全文を見る
○日笠委員 そうすると、遺贈、相続を受けた。三十年住んでいる。しかし、例えば途中で家が火災に遭ったとか災害で建物を建て直した場合には、これは該当するのですか、しないのですか。
○日笠委員 どうもこの三十年以上にひっかかるのですね。何かまたまた相続とか遺贈を受けた三十年のものは買いかえ特例を認める、それ以外、自分の資力で三十年前から買って住んでいる、それはだめだ。何となく持てる者がさらに持てるというふうなことで、これは朝日さんとか毎日さんですか、社説を見...全文を見る
○日笠委員 じゃ、相続とか遺贈を受けて三十年住むというのが特殊な例ということですね。それが、先ほどから申し上げるように、自分が三十年前に買った、それは全然対象外だ、相続とか遺贈を受けたものはいわゆる買いかえ特例の対象として残します、どうもその辺が、せっかくいい方向へ行きつつあった...全文を見る
○日笠委員 ですから、要は、守るのか守らないのか、これだけでいいのです。要は、守るべきものなのか、もう守らなくても、いわゆるフリーになったんだ、イエスかノーかでお答えいただかないと、幾らでもそれは理由はつくのですね。何か竹下総理の言語明瞭、意味不明がだんだんと大臣の方にうつってき...全文を見る
○日笠委員 そういうふうな経過を言われましたね。だから結論として、守るべきものなんだ。あくまで拘束されるんだ。六十年の二月六日、テレビでも国民の前で政府統一見解を、審議がとまった後、いろいろと皆さんが検討されて出てきたものでしょう。そういうものは当然継続性があるということで守るべ...全文を見る
○日笠委員 原点に立ち戻るというのは、政府統一見解の原点に立ち戻るのか、それとも売上税とともに去りぬでもういいのか、これをただお聞きしているだけで、大臣、そんな難しいことは言わないで、簡単な質問なんですから、簡単にお答えいただければいいのです。原点というのは、政府統一見解を原点に...全文を見る
○日笠委員 いろいろ御論議をするわけでしょう。その論議をするのに、政府統一見解は守って頭に入れて論議をするのか、全然なくて白紙で何を論議してもいいんだ、ああいうものに拘束されないといって論議をするのか。御論議を願いたい、御論議を願いたい。きょうも先ほど所信表明で、国民各層の御論議...全文を見る
○日笠委員 ここでこれだけ論議をするぐらいですから、予算委員会ではこれはもう大変でしょうね。まあリハーサルだからいいですけれども、大変ですよ、恐らく。そういうことじゃ納得できないでしょうね。私も納得できない。だけれども、きょうは皆さんも少ないですし、早く終わることが皆さんにとって...全文を見る
○日笠委員 日向次長に来ていただいていますので、では今の論議は今後の予算委員会、また大蔵委員会にまつことにいたします。  実は、昨年の九月に質問させていただきました医療費控除が五万から十万の足切りになる、倍増になるわけでございますが、それに伴って、全国に寝たきり老人が六十万人い...全文を見る
○日笠委員 もう一層の御努力をお願いして、終わりたいと思います。ありがとうございました。
02月16日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○日笠委員 問題になっております法律案の特別会計の中身についてまずお伺いをしたいと思います。  六十二年度の養殖における病害等による死亡の被害金額、まだ未確定であることは十分承知しておりますが、今現在でいかほどの金額になっておりますか、わかればまず教えていただきたいと思います。
○日笠委員 いただいた資料によりますと、六十二年の異常赤潮は二十億になっているんですね。病害等による死亡が未確定ということですが、今現在でいいのです。六十二年度の現在、金額はわかりませんですか。
○日笠委員 私がなぜそういうことをまずお聞きしたかといいますと、前回昭和五十五年二月六日にこれと同じ法案についての質疑がありました。その中にはこういう提案の趣旨説明があったわけです。「昭和五十三年における異常な赤潮及び魚病による養殖ハマチの大量死亡等に伴い、保険金の支払いが著しく...全文を見る
○日笠委員 いただいた資料によりますと、支払い金が少ないとおっしゃいますけれども、六十年、六十一年と十二億とか十億という単位ではないのですか。十億とか十二億とかいう単位が少ないのかどうかというのはよくわかりませんけれども、相当の金額だと思うんですね。私がなぜこういうことを言ってい...全文を見る
○日笠委員 この特別会計に今年度一般会計から六十七億五千万繰り入れようということでございます。特別会計の漁業共済保険勘定への繰り入れをいたしますと百六十六億という巨額な金額の残高が残るわけでございます。これについて、会計検査院等は当然特別会計でありますから検査をされると思うのです...全文を見る
○日笠委員 と申しますのは、五十四年から六十二年までは一般会計への繰り戻しはあったのですかなかったのですか。
○日笠委員 そうすると、約六、七年間繰り戻しはない。残高はどんどんふえる一方である。こうなりますと、この特別会計の養殖に関する共済は第二の補助金になるのじゃないか、このようにも考えられるわけですね。返す見込みがほとんどないのじゃないか。果樹共済も今そういうふうな方向へ行っていると...全文を見る
○日笠委員 今国会の三月上旬に漁業災害補償法の一部を改正する法律案を提出されようとしておるわけでございますが、この中の大きな特徴、いわゆる剰余金が出るような、そして一般会計へ繰り戻せるような当然そういうふうな内容がなければ、大蔵省さんとしても繰り入れ繰り入ればかりが続いたんでは第...全文を見る
○日笠委員 貴重な国民の税金でありますから、本来保険というものは保険料、支払い金額が整合性を持って支払いができるというのが健全なあり方だと思いますので、ひとつ主計局においては第二の補助金にならないようにしっかりと、今度出るでありましょう法案についても相談にあずかっていかなければな...全文を見る
○日笠委員 続いて先ほど申し上げました質問に移りますが、特に養殖漁業におきます安全性という問題。水産行政も生産重点から、安全性に重点を置いた消費者に目を向けていく時代に入ったのではなかろうか。安全性というものがいろいろマスコミ等で報道されまして、町の声を聞きますと、例えばTBTO...全文を見る
○日笠委員 それ以降、五月ごろの写真週刊誌でございましたけれども、養殖をやっておる現地へ行きまして、現実に使っておるんだというショッキングな写真及び記事が出ておりました。ですから、私が先ほど言いましたように、本当に全面的に使用を禁止したんだろうかという懸念がまだ消費者にある。これ...全文を見る
○日笠委員 それでは、出荷する前水産用の医薬品の休薬期間を設ける、こういうようなこともございます。これは残留薬といいましょうか、こういうものを出してはいけないということでございますが、例えばこの休薬期間というものを間違いなくやっているかというのはだれがどのようにチェックをしておる...全文を見る
○日笠委員 ですから、だれがチェックをしておるのですか、都道府県ですか。
○日笠委員 きょうは時間がありませんが、その魚類防疫士についてもいろいろと、お魚のお医者さんをつくれという説もこの法案をかつて審議したときに出ましたね。いわゆる魚病学というものをきちっと受けた獣医さんがやるべきである、防疫士といったってしょせんは漁業組合の方であり身内の方だ、こう...全文を見る
○日笠委員 時間も参りました。きょう運輸省の方からも来ていただいておりますが、既に運輸省さんも御存じだと思いますが、先日東京都の衛生研究所の方で、市場に流通している魚介類の汚染の問題ということで結果が公表をされておるわけでございます。  この中で、TBTOについては昨年の二月か...全文を見る
○日笠委員 そうしますと、都立の衛生研究所が調査報告を公表しましたように、今後は船舶の船底の塗料が問題になるであろう、このように言われておるわけですが、我が国においては、船舶になりますとこれは運輸省さんの管轄でございますが、いかように諸外国の例を見習って対応していこうとお考えか、...全文を見る
○日笠委員 ですから、漁業関係ではもう恐らく使われなくなる、こういうふうに善意に理解したい。あとは船底塗料ですね。先ほどから御説明いただいたアメリカ、イギリス、フランスもそれぞれ取り締まり規則をつくったり一部使用制限をしたり、こういうことで積極的に先進国と言われている国々はやって...全文を見る
○日笠委員 ぜひひとつ前向きに、積極的にお願いしたいことを御要望しておきます。  最後に、日本近海における漁業の活性化また安全性の問題、これは重大な問題でございます。特に、日本海におきますところの漁業秩序等のためヘリコプター搭載型の巡視船をぜひ配置してくれ、こういう強い要望があ...全文を見る
○日笠委員 第八管区は当分計画はないのですか。
○日笠委員 第八管区、日本海漁業の核である境港、予算的にもいろいろ厳しいかと思いますが、先ほどいろいろな理由を並べましたとおり、ここはいろいろ問題の大きい、また海難事故も多いところでございますので、ぜひひとつ前向きに措置を講ずるように御尽力をお願い申し上げたいと思います。  最...全文を見る
○日笠委員 今度は漁協が加盟単位になるということでありますが、その漁協が認定して、これはもう逃がしてしまってもいいよ、こういうこともできるわけですね。命あるものがみすみす死ぬのを待つというのは忍びないわけでございますので、今後もひとつ検討していただきたいことをお願いして、終わりた...全文を見る
03月01日第112回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○日笠委員 大蔵大臣にまずお伺いを申し上げたいと思いますが、当予算委員会で二月二十三日に、場合によっては減税先行ということもある、このように答弁されたと広く報道されておりますけれども、この点は間違いないでしょうか、まず確認したいと思います。
○日笠委員 多少のずれがあっても減税先行となれば、これは財源措置をしなければいけないわけですが、何か特別な財源措置ということが頭にあって申されたわけですか。
○日笠委員 例えば六十二年度も、きょうあたりの新聞を見ますと税収が好調だ、こういうふうに出ておりますね。ということになりますと、六十二年度において、補正予算を済ませたばかりでございますけれども、いわゆる戻し減税でもよし、税収が好調ならば考えられる、そういうことも含めて減税先行だ、...全文を見る
○日笠委員 そうすると、減税先行なんといういわゆるアドバルーンが上がって、国民もいよいよ先に減税をするのかなという、六十二年度の減税額もそんなに期待をしたほどではなかった。こういうことで、私どもがいわゆるいろいろな議論をする場合、アドバルーンばかり上がって実態がない。報道によりま...全文を見る
○日笠委員 以前私は竹下大蔵大臣のころ質問いたしまして、酒税の、お酒の税金の値上げのころでございましたけれども、もう最善、最高の予算案だから、少々税率が上がっても、お酒の税金が上がっても、この二兆円規模の税収は必ず入るとおっしゃいましたけれども、あに図らんや一年後には何と一二%も...全文を見る
○日笠委員 捕捉の問題があるわけでございます。先ほど当委員会でも背番号制度というか納税者番号制度のことで御議論ございましたね。非常に難しいということもあるわけでございますけれども、捕捉をするのに最も望ましいものはどういう制度があるか、これはどうでしょうか。     〔宮下委員長...全文を見る
○日笠委員 その税制調査会のことにつきましては、官房長官にも来ていただいておりますので、後ほどまた取り上げますけれども、一般論として、大臣、例えばキャピタルゲイン課税した場合、税収が、試算によりますと数兆円じゃないか。有価証券取引税だけで一兆六千億円とか七千億円ぐらい規模があるわ...全文を見る
○日笠委員 見きわめないととおっしゃいますけれども、幾らあるか推計できないと先ほどおっしゃったわけですが、推計できないもので見きわめるわけにいかぬわけですね。そういうことで、本当に何を基盤にして何を基準にして我々は考えていいのかという、何もデータもないし、大臣もおっしゃるように、...全文を見る
○日笠委員 じゃその税調のことで、ちょっと官房長官にもお越しいただいておりますので、お聞きをしたいと思います。  官房長官、閣議了解というものは、内閣への拘束性といいましょうか、どういう性格のものであるか、まずお聞きしたいと思います。
○日笠委員 そうすると、閣議口頭了解、閣議了解、こういうものは内閣として厳粛に守っていくべきものである、このようにお考えですか。
○日笠委員 そうしますと、昭和三十八年九月二十日、「各種審議会委員等の人選について」という閣議口頭了解がございますね。私、先日大蔵委員会で質問をしたのですが、そのときには内閣官房からどなたもいらっしゃらなかったので、きょうは再度詰めてみたいと思うのです。  この「各種審議会委員...全文を見る
○日笠委員 そういたしますと、私は個別、個人的な遺恨はさらさらございませんが、今の政府税調の会長であられる小倉会長は五期目でございますね。それから鹿児島県の県知事さんも四期目でございますね。わずか三十名の委員の中でなぜお二人も原則三期までというのを逸脱して、四期ならまだしもという...全文を見る
○日笠委員 もう一遍お断りしておきますが、私は小倉会長も鎌田県知事も何の遺恨もございません。原則を守ってもらいたいということを言っておるわけでございます。  大蔵省の方からそういう人選、推薦が出てきた。チェックされたのですか、これはもう五期目じゃないですかと。五期目です、これは...全文を見る
○日笠委員 実施の途上である、継続性ということ、これはもう大型間接税をやるため、こう読めるわけですね、そうなってきますと。だからそういうふうな、もうあくまでもしゃにむに大型間接税をやる布陣を築いた、こういうふうに考えざるを得ない。そういう税調が出した答申、それを最大限尊重して法案...全文を見る
○日笠委員 それから、竹下内閣のいわゆる行政改革への姿勢ということで、これは臨調、行革審いろいろなところからたびたび指摘をされております国土庁、沖縄開発庁、北海道開発庁の統合問題でございます。  一々、いつどういう指摘があったか、答申があったかということは言わなくても皆さんの方...全文を見る
○日笠委員 六十一年六月十日の旧行革審の「今後における行財政改革の基本方向」には、それ以降のですよ、それ以降の基本方向には「臨調答申等の指摘に沿って、社会経済情勢の変化等に即応すべく国土三庁の統合、」云々とあるわけですね。ですから、この国土三庁の統合ということは、これは今後も進め...全文を見る
○日笠委員 そういたしますと、こういう答申が出たり閣議決定があったりいたしましても、自分の都合のいいところだけはつまみ食い、こうよく言いますね、つまみ食い行革である、こう言われております。ですから、ひとつ総務庁長官におかれましても、行政改革の一つのシンボルは、これは御承知のとおり...全文を見る
○日笠委員 官房長官と総務庁長官、結構でございます。  それでは、文部大臣にお伺いをしたいと思います。  二十一世紀を担う未来の使者、いわゆる今で言うところの幼児、児童生徒、これは竹下さんの言葉ではございませんが、大事に大事にしなくちゃいかぬわけでございます。  そこで、実...全文を見る
○日笠委員 それで、今何かベストセラーになっています「教育改革の推進 現状と課題」という本がございますね。文部省教育改革実施本部編集でございます。文部省さんで編集された。これを見ましても、その成人病予防対策というのはどこにも一行も一文字も出てきませんですね。いわゆる喫煙、飲酒、薬...全文を見る
○日笠委員 じゃ文部大臣結構です。  最後に大蔵大臣、酒税、お酒の税金ですね、時間の許す限りちょっとお聞きしたいと思います。  御存じのとおり、昨年の十一月にガット勧告が出ました。それから昨年の十二月十五日にはECの外相理事会でも四月から実施しないとしかるべき措置をとるとまで...全文を見る
○日笠委員 最後に総括して申し上げますと、今政府税調の幹部の方も、間に合う、こうおっしゃいましたが、間に合うということは、酒税も抜本改正の一環でございますから、ということは、もうすべて間接税も相続税も全部やっちゃう、こういうふうにとれるわけですが、いかがですか。
○日笠委員 終わります。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○日笠分科員 早速でございますけれども、今ガンダーラ石仏の問題が惹起しておるところでございます。これは、昨年の四月二十九日から五月三十一日まで奈良国立博物館で開催されました特別展「菩薩」のメーンの展示物としてアメリカから輸入をされたものでございます。その「菩薩」展のカタログをひも...全文を見る
○日笠分科員 今、委員長のお許しを得まして資料をお渡ししていますが、これを見ますと、奈良国立博物館の館長名、署名押捺をしまして、大阪税関伊丹支署長殿あての税関手続の書類がございますが、これは奈良の国立博物館の館長が署名押捺をしたのじゃないのですか。
○日笠分科員 そうすると、一般の人でもこういうふうにやってくれるのですか。一般の、例えば私が買いたい、ひとつ奈良国立博物館さん、通関手続をやってください、書類を書いてください、やってくれるのですか。一般論ですよ。
○日笠分科員 ここに、去年の一月五日の、そのアメリカの古美術商の奈良国立博物館普及室長あての手紙の写しがございます。これを見ますと、亀広さんというふうに今おっしゃいましたけれども、全然出てきませんね。名前は伏せましょう、奈良国立博物館普及室長様へ「十二月二十九日の電報ありがとうご...全文を見る
○日笠分科員 鶏が先か卵が先かで、私どもが聞いているのは、昨年の二月十三日に普及室長がわざわざ病院に来てそういうお話をされたと聞いております。  それから、そもそもこの普及室長さんは何が御専門の方ですか。ガンダーラ仏に造詣の深い方なんですか。
○日笠分科員 平安朝の絵画が専門じゃないのですか。そういう方がインド美術がわかるかどうか、それはわかるのでしょうけれども、専門外だと識者の間では言われております。その方が、現物を見ずに、アメリカで三カ所で展覧会があったそのカタログを見て、これはすばらしい、こう感じたのだと言われて...全文を見る
○日笠分科員 先ほどこのパンフレットを抜粋しましたけれども、それほど衝撃的な作品であり最高峰に位置するものが、大臣、大変文化的に造詣が深いと聞いておりますが、大体、五千八百万で買えると思いますか。そんなにすばらしい、類を見ないものが、五千八百万ですよ。ゴッホの絵が一枚幾らですか、...全文を見る
○日笠分科員 古美術の世界でも趣味がいろいろございますからね。一般に言われているのは、非常に安いものである。大体、安いものはにせものと思えというのが常識論になっておるわけです。  それはさておきまして、では次長さん、真贋論争はさておくと言いましたが、これはあくまでも真作である、...全文を見る
○日笠分科員 贋作でないから本物とは限らない。灰色ということもあるわけですね。もしそういうことであれば本物、真作ということになるわけでございますが、これは昨年の六月三日にアメリカの売り主が奈良博の館長にあてた手紙でございますけれども、「あの作品は私が一九七九年に購入し、一九七九年...全文を見る
○日笠分科員 今のを整理しますと、結局奈良国立博物館は一切関与もしなかったし、仲介もしなかったのだというふうに断定できるのでしょうか、次長さん。
○日笠分科員 税関手続はどうされたのですか。普通、美術品が輸入されましたら、全然あけないわけにはいかない、中に鉄砲が入っているか麻薬が入っているかわからぬわけですね、民間同士の取引ということであれば。全然あけずに、着いたら即そのまま奈良博に行ったのじゃないですか。だから、これは税...全文を見る
○日笠分科員 亀広さん云々とおっしゃいますが、その送り先はストレートに奈良博だったわけですね。税関手続書類もちゃんと奈良博の館長の署名押捺済みである。そして、初めこういうものがあるからぜひ買って出品してくださいと言ったのも、奈良博の方であると私は思うのですね。亀広さんという方があ...全文を見る
○日笠分科員 これと同じ作風のものが静岡市内に二点あるそうですね。これは本人も、贋作かもしれない、学術的研究のためといって入手されているそうでございます。そういうようなこともございます。  時間もありませんから最後に締めくくりますけれども、大臣、これは日本の文化的レベル向上のた...全文を見る
○日笠分科員 卵が先か鶏が先かになりますから、この問題はこれで終わりたいと思います。  続いて、放送大学の件でございます。  生涯学習の時代に即応するため放送大学がスタートいたしまして、来年度が完成年度、明年春、初の卒業生が巣立つわけでございます。大臣もこのことについては非常...全文を見る
○日笠分科員 その全国化への六十三年度の予算は幾ら計上されておりますか、それからまたいつごろまでをめどに全国化していくという御決意があるのでしょうか。
○日笠分科員 五十六年六月に国会で放送大学学園法が可決されましたときに、附帯条項に、できるだけ早く全国化ということがございますね。あれから六年でございますし、ビデオを使うとかCATVもございました。それから、いわゆる放送衛星というものもございます。要は、最新の情報通信機器を活用し...全文を見る
○日笠分科員 終わります。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○日笠分科員 大臣、先日は予算委員会で青い目の里帰り人形展につきましては大変御見識の深さを感じました。宇野平和文化外交をかいま見たような思いをするわけでございます。きょうは短時間でございますが、文化、平和問題につきまして少々お尋ねをしたいと思います。  まず、世界の文化遺産及び...全文を見る
○日笠分科員 では、もう少し具体的にお伺いしたいと思います。国内法の関係とおっしゃいました。各省庁、各方面との調整を現在進めておられると聞いておりますが、この辺の状況はいかがでしょうか。
○日笠分科員 そろそろ煮詰まるような状況でございますか、まだ道遠いという感じでございますか、道半ばという状況でございますか。
○日笠分科員 ですから、道遠いのか、半ばなのか、間近なのかという三者択一でどうでしょうか、抽象的なお答えで……。
○日笠分科員 財政負担のことをおっしゃいましたが、この条約を見ますと「自国の分担金の一パーセントをこえないものとする。」とありますが、現在ユネスコへの分担金は幾らでございますか。そして、この条約のとおりの分担金を出そうと思えば幾ら出せばいいのでしょうか。
○日笠分科員 そうしますと、日本円にいたしまして三千万から四千万ということですね、為替レートでいろいろ変わりますけれども。財政的負担というのは三千万ないし四千万のプラスが非常に厳しい。これは平和大国であり文化大国を目指していかなければいけない日本でありますし、先ほどから申し上げて...全文を見る
○日笠分科員 そうすると、分担金の問題はクリアできるわけですね。あと国内法との調整でございますが、これも実は昭和五十六年の外務委員会のときに当時の園田外務大臣が、亡くなられましたけれども、この条約の批准について質問をされたときの答弁がございます。  このような答弁をされておりま...全文を見る
○日笠分科員 昨年の七月、ユネスコ本部のドロステ生態科学部長が来日されて、早く批准をしていただくようにという要請があったと聞いておりますし、つい最近は竹下内閣の全閣僚に京大の今西名誉教授であるとか動物作家で有名な戸川先生なんかが批准を求める質問状を出した、このようにお聞きしており...全文を見る
○日笠分科員 新聞報道では質問状を出した、こうあるわけですね。ひとつ帰ってよく見ていただいて御検討をお願いしたいと思います。  一般論で申し上げたいと思うのですが、もしこの条約を批准した場合、日本の国でいわゆる世界の遺産一覧表に目録を提出する、これはこちらから世界遺産委員会へ目...全文を見る
○日笠分科員 例えば識者の間では、広島、長崎の被爆遺跡、特に広島の原爆ドームですね、それから西表島のイリオモテヤマネコの生息地、ヤンバルクイナの沖縄本島、こういうものが非常に可能性が高い、こういうふうに言っておりますが、その辺はいかがでしょうか。一般論ですからね。
○日笠分科員 とりあえずこの質問を締めくくるに当たって、大臣、先ほどから何回も申し上げておりますように、先進七カ国では日本だけがまだ加盟できてない。十七年間も、悪い言葉で言えば棚ざらしになってきた。園田外務大臣が前向きに答弁されてもう既に七年経過した。ひとつ宇野平和文化外交を進め...全文を見る
○日笠分科員 片一方、もう一つの条約がございます。これは、武力紛争の際の文化財の保護のための条約というものでございます。  これもかいつまんで内容を申し上げますと、文化財が最近の武力紛争の間に重大な損害をこうむっていること及び交戦技術の発達のため文化財の破壊の危険が増大している...全文を見る
○日笠分科員 世界でもう既に七十数カ国でございますか、批准をされておるわけでございますし、三十二年間棚ざらしでございます。軍事目標云々ということがありますが、国際的に見ましてもクリアをして批准をしている国もあるようでございます。きょうは時間がないので具体的なことは申し上げられませ...全文を見る
○日笠分科員 そのときにソ連のゴルバチョフ書記長と会談、会見をということも漏れ聞いておるわけでございますが、もし総理が行かれた場合、具体的に可能性はあるのでしょうか。
○日笠分科員 タイミングがうまく合えば、日本の平和のためにも国連中心の平和外交を進める上でもぜひ善処方をお願い申し上げたいと思います。  そこで、これは提案でございます。つたない提案でございますが、ひとつお聞きいただければと思うのです。御承知のように、INFの全廃条約の調印もな...全文を見る
○日笠分科員 前向きにということで、ひとつよろしく御努力のほどをお願い申し上げたいと思います。  最後に、海外経済協力につきまして若干お聞きしたいと思います。  実は昨年、私は南太平洋のある国に参りました。国の名前を出すといろいろ誤解があってはいけませんので伏せておきますけれ...全文を見る
○日笠分科員 在外公館の方も少なくて、範囲は広うございましてアフターフォローはなかなか厳しいようでございますので、要請主義に基づいて援助するわけでございますが、必ずハードについてはソフトはどうなのか、それを日本の国がどのようにカバーをしてソフトの面の援助もやるかということを十分お...全文を見る
03月16日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○日笠委員 四月一日から、いわゆる新マル優に変更するわけでございます。  昨年の十一月には、既にこの新しいマル優の政令が発布されておるわけでございますが、実はこういう投書が新聞に出ておりました。ちょっと大臣、簡単でございますから、聞いていただければと思います。   兄の子供は...全文を見る
○日笠委員 私は、交通遺児、災害遺児、また病別で両親を亡くしたいわゆる未成年の方々、何人ぐらいいらっしゃるかということで各省庁に電話していろいろ聞きましたけれども、結論としては統計が出ておりません。が、しかし、交通遺児と称する方は、推計によりますと十万人とも言われておりますし、災...全文を見る
○日笠委員 もし相続を受けた場合は、未成年控除というものがございまして、ある程度は優遇されます。  この投書の答えはどうなっているかといいますと、  残念ながら非課税措置を受けることはできません。しかし、まだ、三人とも在学中で今後も教育費はかかります。有利でなおかつ安全な貯蓄...全文を見る
○日笠委員 私、よく言うのですが、理屈というのは幾らでも立つわけでございます。まさに税金の税という字は、御存じのように、のぎへんにチョンチョンとして兄という字を書くわけでございますが――チョンチョンといいますか、のぎへんは収穫物、右に左に頭の大きい人が全部かすめ取っていくというの...全文を見る
○日笠委員 だから政治決裁で、もう既に政令ができてしまいましたから、本来ならば国会の議論を踏まえて政令をつくる。私たちは議論した後、政令なんか見たことはありませんよ。勝手にもう公布してしまって、もし先に見せていただけばこういうことがわかったかもしれません。これは今すぐとは言いませ...全文を見る
○日笠委員 検討するという前向きな御答弁が出たとして、夜も遅いですし、それでよろしいですね。前向きに検討していただくというふうに理解いたしました。よろしいですね。
○日笠委員 私は、次期の政令改正のときには前向きに取り組んでいただけると理解しないと次へ進めませんから、いきたいと思います。  去る三月十日、この場所で衆議院の予算委員会がございまして、竹下総理が、大型間接税につきまして苦吟の末卒業論文を書いたつもりだとおっしゃいまして、六つの...全文を見る
○日笠委員 六つの懸念。六つなんというのは、ろくなことはないのロクでございますね。せめて八つの懸念ぐらいで、八つは開く義ということがありますから。まだあるでしょう。例えば、消費者に転嫁できるのかできないのかという懸念なんかないのですか。また、取引がガラス張りになっちゃうというよう...全文を見る
○日笠委員 まあまあというところは良ぐらいですね。甲、乙、丙、丁の乙ぐらいでしょうか。  まだまだ懸念はたくさんありますし、総理がおっしゃったように、この六つをクリアできるような大型間接税というのは世界じゅうに存在するのかということも言えるわけでございます。これ以上言うと、間接...全文を見る
○日笠委員 その減収額試算の合計は一兆六千九百四十億円という莫大な金額になっておるわけですね。もし俗にキャピタルゲインを総合課税するともうはるかに二兆円を突破するのじゃないかと思うのです。それだけの政策誘導といいましょうか、政策目的のためにこういう特別措置をしているということでし...全文を見る
○日笠委員 キャピタルゲイン原則課税ということであれば、そういうもろもろの資料もなければ我々もやぶをつつくようなことになりますので、また資料もいただければと思います。  この中身にちょっと入っていきますが、例えば鉱業用坑道等の特別償却という項目がございます。これの六十一年度の適...全文を見る
○日笠委員 私は六十一年度の適用件数とその減収額をお聞きしているのです。
○日笠委員 同じく証券取引責任準備金、これも六十年、六十一年ぐらいの適用件数と減収額は幾らですか。
○日笠委員 五十六年の臨調の第一次答申にこの租税特別措置についてこういう指摘がございます。「利用状況が悪く政策効果の期待できないもの」は見直しをしろとありますね。同じく行革審の五十九年七月二十五日の「意見」と称するものの中には、「租税特別措置については、政策目的や効果に照らし、引...全文を見る
○日笠委員 資源エネルギー庁が来られておりますが、先にちょっと一問お聞きしたいと思います。  御存じのように、今度石油税が従価税から従量税に変更いたします。お聞きしますと、従価税から従量税に変わりますと一キロリットル当たり二・四倍くらい税負担は上昇するわけでございます。これは揮...全文を見る
○日笠委員 六十二年上期に固定をいたしますと、ガソリン代が、転嫁していくのが当然でございましょうから、平均的な家庭の家計に及ぼす影響はどれくらいの金額になりますでしょうか。月でも年でもいいですから。
○日笠委員 わずか千六百七十五円、これは平均でございますから、使う人はこの三倍も四倍も恐らく負担をするわけでしょう。これは卸売物価も相当下がっておるという状況の中でこれだけが上がるということにもなるわけでございます。  問題は、今全国に六万ガソリンスタンドがある。給油所がある。...全文を見る
○日笠委員 大臣、わずか一円二十銭上げて転嫁することがいかに大変なことか、大型間接税もよくよくお考えいただかなければならないと思います。  では、時間も来ましたので、三十六条の関係の居住用財産を譲渡した場合の課税の特例の改正について何点かお伺いいたします。これはもう皆さんの方が...全文を見る
○日笠委員 要は、いかぬということですね。  それから、例えば、相続、遺贈により取得したものとなっておりますが、生前贈与とか死因贈与ということもありますよね。この場合もだめなんですか。相続とか遺贈じゃなくて、生前贈与されたとか死因贈与によって十年以上所有し三十年以上一緒に居住し...全文を見る
○日笠委員 配偶者ですね、御主人が亡くなって配偶者が相続、遺贈を受けた、三十年以上住んでおる、十年以上所有しておる、これもだめなんでしょう。あくまでも直系の子供とか孫じゃなきゃいかぬということですか。配偶者は対象外でしょう。イエスかノーかで答えてください。時間がない。
○日笠委員 ノーですね。  そして、一代で自分が買って五十年も六十年も住んでいる。二代じゃないんですよ、一代。自分が買った。六十年も住んでおる。その方が特別な事情があって買いかえしなければいけない。これもイエスかノーか。どうですか。
○日笠委員 だって、大臣は本会議で、墳墓の地だと特別な事情があるとおっしゃったんですよ。五十年も六十年も住んでいてどこかへ行こうかというのは、これが特別な事情じゃないんでしょうかね。  ですからいろいろ疑問点が出てくるわけなんです。土地行革審と言われたところで、土地対策で買いか...全文を見る
○日笠委員 売上税のときは出していただいたわけでしょう。ですから、そういうふうに国会の論議を踏まえてとおっしゃっても、もとへ戻りますが、両親の亡くなった子供なんかはマル優の適用を受けられない、こういうことになるわけです。  どうでしょうか、委員長、政令の骨子をひとつまず見せてい...全文を見る
○日笠委員 だから、委員長、わからないわけですよ。雲をつかむような話になるわけですね。これはひとつ政令の骨子を見せていただいて、ここのところをもう少し私ども吟味したい。自民党税調でぱっと出てきて、ぱっとこれに食いついて、局長も非常に答弁に窮しておるじゃありませんか。  大臣、ど...全文を見る
○日笠委員 やっとこれで質問したかいがありますが、ぜひお願い申し上げたいと思います。  最後に、租税特別措置全体のことでございますけれども、どうなんでしょうか、だんだんとふえておるということは先ほど言いましたが、例えば抜本改正、どんな中身かわかりませんが、今考えておられる抜本改...全文を見る
○日笠委員 終わります。
04月22日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○日笠委員 堀先生が年金、医療そしてまた財政を、野球でいえば百四十キロから百五十キロのスピードボールを投げられましたので、私はソフトボールぐらいのつもりでひとつ質問をしたいと思うわけでございます。  私の場合は一部と二部と分かれておりまして、午前中十二時までとそれから本会議終わ...全文を見る
○日笠委員 その全銀協の自主基準によりますと、「最終取引日以降遅くとも十年を経過した残高一万円以上の睡眠預金については、その経過した日から六か月以内に、各預金者の届出住所宛に郵送による通知を行う」、そして通知を行いまして連絡等がない場合は、いわゆる雑益ということで利益金の処理をす...全文を見る
○日笠委員 委員長、ここでちょっと資料を配付することをお許しをいただきたいと思います。
○日笠委員 お手元に届きました資料でございますが、これは都銀十二行、二回にわたって調べてもらったものでございます。これによりますと、例えばこれは銀行名を固有名詞で出しましていろいろと御迷惑をかけてはいけませんので、武士の情けで一応AからLまでにいたしました。A銀行は預金者への通知...全文を見る
○日笠委員 調査結果はいかがでございましたか。都銀で結構です、十二行。
○日笠委員 必要最小限度のことしかおっしゃらないので、要は、二回にわたって調べまして、相手がだれかという名前まで全部わかっております。こうなりますと、もしこのとおりの、こちらの調べた結果のとおりの事実であるとするならば、三年でたとえ千円未満であろうとも雑益として計上することは、経...全文を見る
○日笠委員 そのとおりでございまして、いわゆる粉飾決算、利益金でないものを利益に計上したということに相なるわけでございます。これが都銀の十二行のうちの二行が千円未満で五年、千円未満で三年、こういうことでございます。おまけに、公表の必要なしという銀行もございます。返答なしという銀行...全文を見る
○日笠委員 数十億から百億と五十億円ぐらいの差があるので、さすがは銀行局で、単位が五十億ぐらいの誤差があっても別に意識は余りないようでございます。  これは郵貯はどうなっておりますか。きょうは郵政省来ていただいておりませんが、私の方から申しますと、郵貯の方は十年たちますと全員に...全文を見る
○日笠委員 それは、郵便貯金も郵便貯金法でたしかそうなっています。だけれども、これも支払いの請求があれば、時効の弾力的援用ということでちゃんと支払っておられます。だから、その郵便貯金の方は、一方的に取り上げて後は返さないというのではありません。銀行と一緒です。ですから私が言いたい...全文を見る
○日笠委員 郵貯を敵のようにおっしゃいますが、郵貯は十年たって通知をする、それで請求がなければさらに十年間は保管もする、その間利息もつけるということですから、もう少し郵貯とよく話し合って横並びにするようにお願いをしたいと思います。ですから私はもう少し、一万円以上の通知を五千円ぐら...全文を見る
○日笠委員 では、前向きに検討していただくということで、次の質問に移りたいと思います。  これは私の熟読をする雑誌でございます「時の動き 政府の窓」、総理府編集でございます。これの一番最後の投書欄にこういうのがございます。「支払のたびに病院の領収証発行を望む」、長野県の主婦、三...全文を見る
○日笠委員 五十六年五月に、厚生省保険局長名で都道府県知事に通達が出ておりますね。あれから七年が来ようとしておるにもかかわらず、毎年毎年こういう投書が出てくるということは、徹底されていないとしか言いようがないわけです。事務負担、事務負担といいますが、今簡単なレシート、ちょんちょん...全文を見る
○日笠委員 では、午前中の部は終わります。
○日笠委員 大分時間が予定よりなくなるようでございますから、ちょっと飛ばしまして、大型間接税のことを一問だけお聞きしたいと思います。  今政府税調の方でも、精力的に審議が進んでおるようでございます。それで、大臣の認識で、日本の物価、物の値段、これは世界各国から見まして、特に先進...全文を見る
○日笠委員 確かにおっしゃるとおり、経済統計年鑑を見ましても、ニューヨークの生計費を一〇〇としますと日本は一四二でございます。住宅費を除いても一二七ということでございます。時間がありませんから、パリがどうだ、ロンドンがどうだとかということは比較いたしませんけれども、しかしこの経済...全文を見る
○日笠委員 そうしますと、例えば入国管理局の統計によりますと、外国人の入国者総数は六十二年中に二百十六万でございます。また、文部省の調べによりますと、留学生は二万二千名でございます。こういう方々は、非常に物の値段が高い日本、大型間接税が導入されますと間違いなくこれは上がりますね。...全文を見る
○日笠委員 そういう国際的ということもあるわけでございましょうし、いつぞや私は新聞で、外国人のスチュワーデスが成田へ宿泊しますと、それまでは買い物に行ったり外のレストランで食事をしておった。しかし、こんなに物価が高くてはとても買い物にも行けない、食事も部屋の中でサンドイッチをとっ...全文を見る
○日笠委員 ぜひひとつ抜本的な見直しをしていただいた上で、これだけ節減できるというものを見せていただかなければ、文字だけが踊っておる。おまけにこの僻地手当のことも会計検査院に指摘をされて、それこそ十年も二十年もずっとそのまま来ていたものを慌てて今やっているわけですね。会計検査院の...全文を見る
○日笠委員 上位機関の長まで報告が行っているようでございますが、一度取りまとめていただければと思います。おとといも、内閣官房に来ていただきますと、どうせ取りまとめていただくのは大蔵省さんになると思いますと言っておりましたので、ひとつお願いを申し上げたいと思います。  時間も大分...全文を見る
○日笠委員 審議のときに請求があれば出すというわけですが、しかしそういうものはどこかに一覧表がないと非常に不便じゃないでしょうか。審議する側としても、一々請求しなければいけない。そういうことで、例えば一つ財政法第二十八条による昭和六十三年度予算参考書類というのがございますね。これ...全文を見る
○日笠委員 だけれども、区分して出したらいけないという法律じゃないわけですね。だからそれくらいのサービスがあってもいいのじゃないでしょうかね。  大臣、どうですか、見てわからないでしょう、これは。特別会計と一般会計の全部これは合計ですよ。区分したっていいじゃないか。余白がいっぱ...全文を見る
○日笠委員 ちょっと御認識が違うようでございますけれどもね。だから、一だれが見てもわからぬような書類があるのですよ。それは当局は御存じでしょう。いわゆるこれから財政法を勉強しようかなという人がこれを見たってさっぱりわからない。せめて区分をしなさいということでございます。区分したら...全文を見る
○日笠委員 さわやか行政と言っているのですから、書いたって別に法律違反じゃないわけですし、書いた方がよくわかるわけですからね。それぐらい、どうせ積算をしてくるわけですから、どうせ合計すればぱっと出てくるもとになっているものでございますから、これはひとつぜひお願いを申し上げたいと思...全文を見る
○日笠委員 その財政法二十八条の精神をそんたくすれば、予算書に国の債務残高表をつけるのはこれは必要なことであると私は思いますね。  それから、今次長いろいろ言われましたけれども、予算を審議する場合、過去の債務保証限度の実績を参考にしながら、当該年度の見積もりがどうだったか、こう...全文を見る
○日笠委員 いわゆる歳出削減に伴う後年度への負担の繰り延べも、これは資料請求して初めて出てきておる分ですね。御存じのとおり、例えば今度の政管健保の国庫補助の繰り入れ特例などの分、六百五十億円控除してという分ですね、こういうものの一覧表も言わないと出てこない。どこを見ても予算書を見...全文を見る
○日笠委員 我が党の失追委員が国債の償還表を添付するということで、これは一枚入っているわけですね、特別会計のところへ。だからできないことじゃないと思うのですね。  それから、念のためにお見せしますと、政府関係予算の一番最後に「参考」というのがありまして、これはコード番号だけです...全文を見る
○日笠委員 以上です。     ─────────────
○日笠委員 私は、公明党・国民会議を代表して、昭和六十三年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し、反対の立場から討論を行うものであります。  以下、本案に対する主な反対理由を申し上げます。  第一に、財政再建が進んでいるというものの、その実態は...全文を見る
05月12日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○日笠委員 参考人の皆様には、公私ともに御多忙のところ、また、きょうは雨が降って大変足元の悪いところ参考人として御出席を賜りまして、大変ありがとうございました。  皆さんは、証取審のメンバーでいらっしゃいますので大変お詳しいわけでございますが、先ほどの陳述時間がお一人十分前後で...全文を見る
○日笠委員 続いて、さらにもう一、二問お聞きしたいと思うのですが、先ほど竹内理事長、キャピタルゲインについてはおっしゃりたいことがあるようなお話でございましたけれども、先日も私ども大蔵委員会のメンバーで視察させていただきまして、そのとき私口火を切ったわけでございますが、きょうは証...全文を見る
○日笠委員 時間も参りましたので、せっかく私、国会図書館から河本先生の「証券取引法」の本を借りまして読ませていただきましたので、一つだけ最後にお伺いをして終わりたいと思います。  先生、この中に、アメリカのSECがエドガーシステムというものを今取り人れていろいろとやっているそう...全文を見る
○日笠委員 参考人の皆さん、ありがとうございました。以上で終わります。
05月18日第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○日笠委員 今国会最後の一般質問になろうかと思いますので、今国会で私もこの委員会でいろいろと御提案申し上げたり御要請申し上げたりしてまいりまして、ひとつその決着をつけたいと思うわけでございます。  その前に、先ほど同僚議員から、いわゆる不公平税制の見直しということにつきましてる...全文を見る
○日笠委員 済みません、私は国語学的な意味で申し上げたのですが、私の方から申し上げますと、これは辞書を引きますと、「抜本」とは「根本の原因を抜き取る」と、こうあるのですね。ですから、今回の税制改正は、いわゆる「根本の原因を抜き取る」見直しであり、改正である、こういうふうに理解をし...全文を見る
○日笠委員 反対勢力を取り込んでいこうということで、いわゆるこういう税制改正は見送る、棚上げにするというようなことになったのでは、これは、先ほど言いました抜本改正にはならないわけでございますね。  そこで、きょう私は「人国記」という本を持ってきましたので、ひとつ警鐘を鳴らす意味...全文を見る
○日笠委員 じゃ、遅くとも九月じゅうに発行というふうに御理解を申し上げます。  私、本年一月二十九日の当委員会で、日本の国は経済、社会、文化の国際化という大きな課題を背負っておるわけでございますが、コインも、国際化ということで、昭和の元号しか入っておりませんので西暦をどこかに入...全文を見る
○日笠委員 前向きな早速の御配慮を感謝申し上げるわけでございます。  では、次の問題にいきたいと思います。  先日、無限連鎖講の法律が改正になりまして、国債ネズミ講も終えんを迎えつつあるように聞いております。そこで、私の地元でこういう話が起こっております。国債ネズミ講の本部へ...全文を見る
○日笠委員 ひとつ国税庁さんにおかれましても、こういう大きな問題となった国債ネズミ講の事件でございますので、恩情ある対処方を御要請申し上げておきたいと思います。  続きまして、私は去年の八月十八日に当委員会におきまして、テレホンカードを電話料金精算に使用できないかということを御...全文を見る
○日笠委員 足立局長、局長の答弁は、テレホンカードを電話局に持っていった場合は紙幣類似証券取締法の問題は少なくなるとこうはっきり会議録に出ておりますね。ですから、紙幣類似証券取締法には抵触しないと考えればいいわけですね。ですからあとはNTTさんの内部的な処理の仕方にまつ、このよう...全文を見る
○日笠委員 ですから、答弁いいですから、問題ないそうでございますから、あとNTTさんとよく打ち合わせをして、ひとつ検討を要請を申し上げておきたいと思います。  それからNTT関連で、せっかくの機会でございますので、一問お聞きしておきたいと思います。いわゆる一〇四番の有料化の問題...全文を見る
○日笠委員 何か聞くところによりますと今年中にでも有料化にしようということが新聞報道に出ておりますが、やはりそれは拙速なんでしようか。
○日笠委員 そこで、私は一つ御提案を申し上げておきたいと思うのですけれども、今までのNTTさんの発表によりますと、一部のいわゆる通信販売業者なんかが大量に問い合わせてくるんだ、そういうふうなことを言われておるわけでございますが、例えばアメリカなんかを見ますと、何か五回か十回ぐらい...全文を見る
○日笠委員 次は、お酒の税金、酒税について若干お伺いをしたいと思います。  聞くところによりますと、自民党税調さんの方には既にウイスキーの税率を特級から二級までの税額の加重平均値が一リットル当たり千三百円から千四百円であることを初めて明かしたとか、こういう報道が出ておるわけでご...全文を見る
○日笠委員 五月十一日の新聞に「自民税調に大蔵省提示」というが、これはまだしていないわけですね。そうですか。わかりました。  でも、大臣、六月、サミットがございます。これは先日竹下総理大臣も、イギリスに行かれまして、サッチャーさんに、パーソナルコミットということで、個人的見解だ...全文を見る
○日笠委員 局長、どうですか。六月でしょう。サミット。これまでに何とかお土産を持っていってもらわないと主税局長の立場がないのではないですか。主税局長のシュはお酒の局長になってしまいますよ。どうですか。
○日笠委員 時まだ熟してないのでそういう御答弁になるかと思います。  これは局長にお聞きしたいと思うのですが、今度酒税法改正を当然なさるわけです、税率改正されますと。そうすると、今酒税法改正するのなら、その税率改正だけではなくて酒税法の何カ所か改正してもらいたい、またいわゆる酒...全文を見る
○日笠委員 関連法案に盛り込むという理解をします。  それから、お酒のことに関連しましていろいろと御質問したいと思うのですが、実はポスターを持ってまいりました。「おっとSTOP!」というキャッチフレーズで、これは八八・六六キャンペーンというのでございますが、明治三十三年、西暦一...全文を見る
○日笠委員 ちゃんと野党の皆さんにも与党の皆さんにも行きますから。マスコミさんにもちゃんと配ってください。  これはほんの一部でございまして、少年少女向けの雑誌の漫画でございます。もうお酒をぐいぐいと飲むところ、こういうようなものが日常茶飯事出ております。これだけじゃなくて暴力...全文を見る
○日笠委員 総務庁さんの方に話が飛んだから大蔵省は関係がないと思っていてはいけないわけでございます。  実は竹下大蔵大臣のころ私はこの問題を取り上げまして、お酒の広告に「未成年者の飲酒は法律で禁じられております。」そういう文句、言葉を入れていただきたい、このように申し上げました...全文を見る
○日笠委員 天下の大蔵大臣が検討されるということは、役所言葉で検討とはやらないという意味じゃないのだ、このように私は理解申し上げておきたいと思います。  最後に、酒税法改正で、もし昨年六十二年度のお酒の税金に関する改正が提案されてその法案が通り、この四月一日から売上税が導入され...全文を見る
○日笠委員 ですから、最後に一言申し上げたいのは、やはり国際化ということを考えていかなければいけないわけでございますし、このガット云々という問題、イギリスから言われている問題はきのうきょうじゃないのです。竹下総理大臣が、私が大蔵大臣のころからの懸案事項だと言っていたでしょう。ガッ...全文を見る
12月16日第113回国会 衆議院 リクルート問題に関する調査特別委員会 第3号
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○日笠委員 時間もありませんので早速質疑に入ります。  まず、江副前リクルート会長の、政府のいろいろな審議会等の委員に任命をされておったわけでございますが、まず教育課程審議会、大学審議会、これは文部省関係でございますが、出席状況はいかがであったのか、御報告をお願いいたします。
○日笠委員 大蔵省に同じくお伺いしますが、政府税調特別委員でございましたけれども、出席状況はいかがでございましたか。
○日笠委員 同じく総務庁、土地対策検討委員会、いわゆる土地臨調の参与としてはいかがでございましたか。
○日笠委員 時間もありませんから文部省にお伺いしますが、こういう委員の任命に際しては、いわゆる精勤ですね、皆勤ではなくて精勤、一生懸命出てくるということが第一条件である、このように伺っておりますが、これには間違いございませんか。
○日笠委員 そんなことを言われると、学校はどうなんですか。大体二百四十日ぐらい学校は行くわけですね。八十日すなわち三分の一以上欠席をすると進級とか進学が一応できなくなっておるわけですよ。教育課程審議会なんかは例えばすべてを含めて三十五回中九回しか出ていませんね。大学審議会の方は九...全文を見る
○日笠委員 学識経験者ということを大蔵省は認めたということですね。  それから労働省、労働省にもお一人リクルートの役員の方が就任をされておる専門家会議というのがございますが、これはリクルートの今日までのいろいろな就職情報といいますか、こういうことに関して相当いろいろな問題を起こ...全文を見る
○日笠委員 では今度は、女性が答弁されるとそれ以上言えないものですからね、NTTの山口社長に参考人に来ていただいておりますが、先ほどから真藤前会長に絡みます諸問題がここで論議されております。私は一つ、二つぜひお聞きしておきたいと思うのですが、まず村田幸蔵氏でございますが、この方は...全文を見る
○日笠委員 それから、いわゆる二千百万円の売却差益ですね、もうかったお金だけが村田氏の個人口座に振り込まれた、そのうちの九百万円が真藤前会長の個人口座、残りの一千二百万円が、きょうの報道によりますと林取締役秘書室長名義の口座に振り込まれた。この事実は間違いございませんか。
○日笠委員 真藤前会長はさておきまして、林取締役秘書室長名義の口座に一千二百万円入ったというのはどうなんでしょうか。同じ社内ですよ。
○日笠委員 NTTというのは情報産業の世界のトップでしょう。同じ秘書さんの室長といえば、しょっちゅう顔を合わせておる方でしょう。そういう口座があるのかどうかだけはどうですか、いわゆる林豊取締役秘書室長名義の口座があるのかどうか。
○日笠委員 郵政大臣どうなんですか、これで本当に、国民の疑惑にこたえる社内調査委員会をつくられて、二転、三転してきて、今もって同じ社内の取締役の中でわからないということは、これはもう審議をやめてもいいくらいです、本当に。どうですか。
○日笠委員 ないのですね、それでは。大臣にまさかうそをつくわけはないです。だから、大臣、林取締役秘書室長名義の口座はない、こういうふうに御報告を受けたわけですね。それでは、新聞情報は全然違う、こういうふうに私は、大臣がそうおっしゃるのだから理解をせざるを得ないわけですが、これはだ...全文を見る
○日笠委員 きょうの新聞によりますと、東京地検はNTTの秘書室長を聴取した、こうあるのですが、これは現実ですか、社長。
○日笠委員 これは本当に、これだけ問題になって、リクルート特別委員会でこれだけ皆様方もお忙しい中を集まって、疑惑を解明していこうという私たちの声は全然聞いていただけない。国会なんかいいかげんに言っても、時間さえたてば後はもう適当にいけるんだ、こういうふうにしかとれませんね。この件...全文を見る
○日笠委員 それでは社内調査委員会、NTTの中にあるわけですが、式場、長谷川両氏以外にリクルート本社の株の譲渡を受けたという方はいらっしゃるのですか、いらっしゃらないのですか、調査されましたか。
○日笠委員 次に、リクルート社がいわゆる情報産業へ乗り出すということで、いわゆるINS事業とかRCS事業というものに乗り出していったわけでございます。  私は、官公庁、またその関係機関、そのまた所管法人、これを全部当然調べればいいのでしょうが、時間がなかったものですから、文部省...全文を見る
○日笠委員 それは式場さんからお聞きになったと理解してよろしいですね。  それからもう一つ、江副証言が我々の調査と若干内容が食い違うのではないかというところがあるわけでございます。それは、証言によりますと、外国製品としてクレイ社のスーパーコンピューターは非常に高度であり、保守管...全文を見る
○日笠委員 山口社長もお忙しいところですから、最後に、RCSをNTTの方が利用しておるということはないのでしょうか、これが一つ。それから、リクルートが回線リセールを他の同じ回線リセール業者に販売というのか転売というのですか、又売りというようなことはないのでしょうか。この二つをお聞...全文を見る
○日笠委員 再々販売をもししておればこれは契約違反とかになるのでしょうか、それとも構わないのですか。
○日笠委員 では、最後に山口社長、国民の財産でもあるNTTでもございますし、社内調査委員会でぜひひとつ国民にわかりやすい形で徹底的に究明をする、身内をかばって何か守るというのではなくて、今私が言ったことも、きのう、きょう出たこと、また村田さんだって十一月にやめられて長くたっておる...全文を見る
○日笠委員 どうぞ、私はもう参考人よろしいです。  次に、大蔵省にお伺いしたいのですが、いわゆるリクルートコスモスの株を購入する際、ファーストファイナンス社の資金を借りて購入した、こういう方々が結構いらっしゃいます。中にはNTTの村田さんのように、もうかった差益、もうかった金額...全文を見る
○日笠委員 そうしますと、一連の株の売買の時期の様子を新聞やテレビの報道で見ておりますと、どうもこの貸金業の規制等に関する法律の十七条、書面の交付、十八条、受取書の交付、これがきちっと厳格になされていなかったんではなかろうかという強い疑念を持つわけでございますが、この点はいかがで...全文を見る
○日笠委員 だから、それは調査されましたですか、この書面の交付、十七条と、受取書の交付、十八条が厳格になされておったかどうか。これは違反しますと三十万円以下の罰金ですね。また、していなければ今後する用意があるかどうか、いかがですか。
○日笠委員 どうもリクルート疑惑と称するこの問題については大蔵省さんは本当に積極的に打って出ようというのではなくて、証券局長もいらっしゃいますけれども、本当に八月ぐらいからこの問題が、どんどんいろいろな問題が起こっても、日本証券業協会の自主ルール違反だとか証取法の違反があるのでは...全文を見る
○日笠委員 非常に疑いが濃厚であるという情報も私どもの方へございますし、これはぜひひとつ取り組んでいただきたいことを要望しておきます。  では、文部省の方へちょっとお伺いをしたいと思います。  文部大臣、高石さんに五十項目の質問をみずからワープロでつくって送られた、こういうふ...全文を見る
○日笠委員 本当に文部大臣の御努力を良とするところでございますが、これも推測、観測になるのですが、文部省の関係者にリクルート本社の株讓渡というのはあったのかなかったのかということで調査をされましたですか。
○日笠委員 その辺の対応が、先ほどから文部省の中でも大臣の積極的な解明しようという姿勢と周りの方の、NTTで二人も出たらひょっとしたらということですぐ調査に着手する、そういう対応というか、非常に敏感でない、何となく早く幕をおろしたい、おろしたい、こういうふうな感じがぷんぷんでござ...全文を見る
○日笠委員 ではもう一つ、高石氏のパーティー券は国立大学の佐賀大学なんかには行ったようでございますが、私立学校、学校法人、こういうところへは一切行かなかったのでしょうか。
○日笠委員 だって学校、私立学校というのは監督する義務があるわけでしょう。これはぜひやってもらいたいです。この二つ、生涯学習振興財団の寄附金は本当になかったのかどうか、それから高石氏のパーティー券は私立学校、大学とか高校を含めて、またその団体、あったのかなかったのか、これは後日報...全文を見る
○日笠委員 では労働省、先ほど山花委員がここで労働省の幹部の銀座での接待云々言われておりましたけれども、私は非常にけちな根性かもしれませんが、この際どうですか、労働大臣、接待を受けた分だけリクルートに返したらどうですか。返す。口頭注意とか訓戒とかじゃなくて、返しなさい、全額。見積...全文を見る
○日笠委員 食い逃げというのですよ、そういうのは。だめですよ。やはり厳しく、今後例えば厳重注意するときには、返しなさいということを含めた厳重注意をすべきですよ。それならいいわけでしょう。一たん処分が済んだから二度処分はできないということなんでしょう、恐らく。ならば今後はそういうこ...全文を見る
○日笠委員 それを御信頼申し上げたい、心から。  それでは最後に国税庁、ちょっとお伺いしますが、普通不動産を買ったり、いわゆる家を建てたり土地を買ったりしますと、国税庁、税務署さんの方から御丁重なる「お尋ね」という書類が来るわけでございます。これは本当に事細やかに、例えば預金、...全文を見る
○日笠委員 私の質問を終わります。