日笠勝之

ひかさかつゆき



当選回数回

日笠勝之の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第120回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○日笠委員 大分私の持ち時間に食い込んでまいりましたので、御答弁は簡潔明瞭に、そしてはっきりとお答えをいただきたいと思います。  まず総理、これは通告しておりません。三日間休みがありましたので、その間一生懸命考えたものですから通告なしでございますが、御答弁いただきたいと思います...全文を見る
○日笠委員 ということは、輸送関連には兵員、武器弾薬は運ばない、こういう今御答弁と理解をいたします。  それからもう一点、総理、これは率直なお話聞きたいのですが、自衛隊の輸送機の問題なんですけれども、中近東なんですね、今度湾岸戦争ですから。そこへ特例政令で自衛隊の輸送機を派遣で...全文を見る
○日笠委員 それでは、通告いたしておりますところの化学兵器に関係いたしまして、若干御質問したいと思います。  フセイン大統領初め在日イラク大使も、化学兵器を使用する可能性をもうはっきりとこれは明言をしておるわけであります。けさのラジオのニュースを聞いておりますと、何と地雷五十万...全文を見る
○日笠委員 そうすると、防衛庁長官、マスタードガスであれば、これは防毒マスクだけじゃだめなんですよね。これは防護衣服それから注射、解毒注射、こういうものをあわせてマスクと三点セットで考えておられる、こういうことですね。
○日笠委員 さて、この化学兵器については、全面的に使用禁止は当然でありますけれども、開発、生産、保有、こういうものも禁止をしていかなければならないわけであります。まさに焦眉の急となっておるわけであります。  一月二十二日からジュネーブで再開されております国連ジュネーブ軍縮会議、...全文を見る
○日笠委員 これは、日本国政府とすれば積極的に推進をしていかなければならないわけなんですね。  私は、委員長にちょっと資料の配付をお願いしたいと思いますが、今丹波局長おっしゃいました中の二番目のいわゆる化学物質、民間、民生、汎用性の、これの査察は非常に難しいのだということで、大...全文を見る
○日笠委員 承知していないということですけれども、これは評価はされましたか。これは、借款やりますね、そうすると後調査しますね。評価書というのですか、ちゃんと公表されますね。評価もせずに承知してないということが言えるのですか。だれが見たのですか。
○日笠委員 評価されてないのにわからないですよね。  それからもう一つ、イラクというのはオイルマネーがどんどん入ってくる資産国なんですね。それで、イラン・イラク戦争の真っ最中にイラクへこういう借款をする。非常に有利な金利ですねこれ、率を見ましても。なぜ供与をされたのでしょうかね...全文を見る
○日笠委員 間接的に、経済協力をしたことによって、その当然民生安定用に使わなければいけないものが転用をされるわけでしょう。そこに哲学がないわけですよ、援助の哲学が。  私が思いますのは、やはり例えば今以上この武器購入が減ればそれは大いにやりましょうということも考えられますが、そ...全文を見る
○日笠委員 これは通産大臣にちょっとお聞きしたいのですけれども、提案国なんですよ、日本は、注意喚起をしている。やはりその業界の対応というのは通産省が窓口ですよね。通産省、どうなんでしょうか。一部新聞報道によりますと、毒ガス転用防止の輸出規制をするというようなニュースも流れたようで...全文を見る
○日笠委員 総理、これはちょっと総理にお伺いしたいのですが、こういう軍備管理強化とかそれから軍縮のいろいろな協定とか、特に化学兵器、こういうものについて日本はいろいろな平和諸原則がございますね。非核三原則、武器禁輸三原則、そういう平和原則を持っている国として、また平和憲法を持って...全文を見る
○日笠委員 そういう積極的外交努力を続けられる、私は、これはもう党は違えど重ねて強く要望しておきますが、この化学兵器禁止条約のネックになっているのは、先ほど丹波局長言われましたね、実はお金とか、いわゆる出資の問題、行財政の問題がありました。やはりこれは、日本がリーダーシップをとる...全文を見る
○日笠委員 製造物責任法の件でございます。  我が党も、昨年二月、要綱を発表いたしました。以来、精力的に中身を詰めておる最中でございます。衆議院の法制局の方に、この立法化につきまして今お願いをしておる段階でございます。三月の二日には製造物責任推進フォーラムというものをやろうとい...全文を見る
○日笠委員 ぜひひとつ、ECも九二年統合を目指してやろうとこうしており、アメリカも当然できております。そういう意味では一日も早い、九二年ECの統合に間に合うように、我が国も早く、一刻も早くつくるべきであるということを強く要請して、終わりたいと思います。
02月13日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○日笠委員 大蔵大臣からリップサービスいただきまして、機先を制された感じでございますけれども、生活者の立場からまず一問お聞きしたいと思います。  これは、既に昨年の税制特別委員会でも私申し上げたことでございますが、いわゆる分娩費、出産費の給付でございます。厚生省にお聞きいたしま...全文を見る
○日笠委員 消費税込みと抜きと言ったでしょう。
○日笠委員 昭和六十年にいわゆる健康保険の方は十五万が二十万にアップしたわけでございます。国保の方は十三万円になったわけですが、その直近の五十九年の三月は実勢費用は幾らだったのでしょうか。
○日笠委員 そうすると、直近の五十九年三月が十九万一千円だったのを六十年から二十万にしたわけですね。私、これは英断だと思いますが、今直近の平成二年三月は消費税込みで二十三万二千七百八十円ということでございます。ならば、私は二十五万ぐらいに、こう言っておるのですが、せめて二十三万ぐ...全文を見る
○日笠委員 消費税抜きでも二十二万六千円なんですね。先ほど申し上げました六十年に五万円アップしたときは十九万一千円だった、直近の実勢費用は。ですから、私は二十三万円ぐらいにはせめてなるのじゃないかな。それも政令事項でありますから、これはぜひお願いをしたいと思うのですね。  と申...全文を見る
○日笠委員 もう一度申し上げますが、国立病院の平成二年三月現在の実勢費用は二十二万六千円だ、消費税抜き。しかし、実際に子供さんを産まれた方に聞きますと、三十五万、四十万ぐらいかかっておるわけですね。そういう意味では、早急に分娩費の給付額を上げるということを再度私はこの場で強く強く...全文を見る
○日笠委員 新たなる追加支援は本当にないのだろうか、こういう疑問があるわけです。これは新聞報道でございますが、ブレイディ長官は米国議会の下院予算委員会で、日本からの九十億ドルは一月から三月までの分である、長期化すれば新たなる支援を要請するとはっきりと言っております。また、米国議会...全文を見る
○日笠委員 当然私も一日も早い終結を願った上で申し上げておるわけです。  べーカー長官も、中東復興銀行とかそういうものをつくって、終結後の中東の復興、また周辺諸国の経済援助というようなものも言われておりますので、恐らく日本はこれにはノーとは言えないと思いますね。そうなると新たな...全文を見る
○日笠委員 そこで、外務省北米局川島審議官においでいただいていると思うのですが、国権の最高機関である国会で総理が明言しておるわけですね。武器弾薬には使わないことを明確に意思表明をする、こう言っているのです。ポジとかネガとか、私も専門家ではありません、どういうふうに書けばいいのかわ...全文を見る
○日笠委員 外交的な配慮が必要なのでしょうけれども、私は、国権の最高機関ではっきりと明言されたことは、それをそっくり担保するために、交換公文に一条くらい入れても何ら差し支えないということをもう一度指摘をしておきたいと思います。  それから、きょうは防衛庁さんにも来ていただいてお...全文を見る
○日笠委員 実施計画はできた、準備はしてどんどん訓練はしておる、いつでもスタンバイだと言いながら、飛び立った後——飛び立っちゃいかぬのですけれども、飛び立った後手当を決める。何か泥棒を捕まえてから縄をつくるというような感じですね。こういうのは当然あってもいいのじゃないでしょうか。...全文を見る
○日笠委員 TBで短期国債を出そうとするからそうとも言えるのですね。平成四年から税収が見込まれれば、それは三年とか四年、何年かかるかわかりませんけれども、三年国債、五年国債でもいいわけですよね。そういう議論があるということ、ある評論家の方がそうおっしゃっておりました。私もなるほど...全文を見る
○日笠委員 終わります。
02月18日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○日笠委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提案者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     国の補助金等の臨時特例等に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、左記の諸点について配慮すべきである。  一 本法律に盛り込まれた措...全文を見る
02月18日第120回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○日笠委員 公明党・国民会議を代表して質問させていただきます日笠勝之でございます。  先ほどからの公述人の先生方のお話を聞きますと、あすの朝の新聞のコラムは、公述人火花を散らす、こういうことで掲載されるのではないかと思いますが、我が党の名誉のためにも、まず浅井公述人に申し上げた...全文を見る
○日笠委員 仲村先生、二点ほどお伺いしたいのですが、一点は、在宅介護と公的施設に入所されている方、格差があるということで、私どもは、寝たきり老人介護手当を創設すべきであるということを従来から主張をしております。これについて先生は、寝たきり老人介護手当というものについてどのようにお...全文を見る
○日笠委員 時間が参りましたので、以上で終わります。     〔近藤(鉄)委員長代理退席、委員長着席〕
02月27日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○日笠委員 最初に、防衛庁にお聞きいたします。  C130の自衛隊輸送機に関連することでございますが、国会に提出されました一般会計歳出予算補正(第2号)の各目明細書、防衛庁関係を目を通しましたけれども、いわゆる特別手当ですね、湾岸危機に伴う避難民の輸送ということで行かれる場合は...全文を見る
○日笠委員 補正予算には計上してない。急にIOMから要請があって飛ぶ、それで特別手当をつくる、間に合いませんね、これは。恐らく飛べない。手当がないのじゃこれは飛べませんというふうに理解をせざるを得ません。  防衛庁、お聞きするのですけれども、手当を創設する場合、一般職の場合は人...全文を見る
○日笠委員 仄聞しますに、もう訓練はできた、砂漠に対するいろいろな装備もできた、手当だけがまだ検討中、検討中ですね。先ほどおっしゃられたように、平成三年は手当は計上してない、その辺を総合的に勘案すると、これは飛べないということだ、このように私は理解をしたいと思うのですが、大変外野...全文を見る
○日笠委員 もう少し議論したいところですが、時間もありませんから……。防衛庁さん、結構です。ありがとうございました。  それから、今回の特例公債約九千六百八十九億円を発行するわけでございますが、名称もこれは臨時特別公債と新たなネーミングのものでございます。それで、歳入歳出予算書...全文を見る
○日笠委員 技術的な問題なんですが、せっかく臨時特別公債金ということを一般会計予算書にはちゃんと項立てでしておるわけですね。はっきりしておる。これはもうまさに湾岸危機に対する、国民の皆様に、これは今までの特例公債とはちょっと性格の違うものだということで明確にしている。ならば、同じ...全文を見る
○日笠委員 私も予算書を持ってきていますからね。要は、明確に特別会計も項立てをした方がよりわかりやすいのじゃないか。明確にするということで、この甲号の歳入歳出予算補正は臨時特別公債金とあるわけですから、それに対応する特会もそうすべきではないか、こう申し上げておるわけであります。技...全文を見る
○日笠委員 だって、大臣が、新しい項、目をつくるのは許可をしなければいけないはずですよ。だから、こういう臨時特別公債金という新しい項をつくるんですというときには許可をされたはずですよ。ならばこれは、この外務省の支出が「国際分担金其他」じゃなくて、やはり新しい項をつくるべきではない...全文を見る
○日笠委員 これは、私、通告しておったはずですけれどもね。私が申し上げたいのは、わかりやすい予算書、明確にこれだけのお金を国際平和貢献をするんだということがわかるような予算書であるべきではなかろうかということであります。それで、その次に、じゃ予算の説明書を見たらわかるのかというこ...全文を見る
○日笠委員 ですから、予算書が難しいから予算の説明書ですよ。この説明書を見ましたら、三ページに湾岸平和基金拠出金、二年度成立予算一千三百億円、補正第2号追加一兆一千七百億円、合計一兆三千億円。  じゃ、これは外務省にお聞きしますが、GCCには、今幾ら湾岸平和基金に拠出しています...全文を見る
○日笠委員 それにこの一兆一千七百億円をつけ加えるわけでしょう。どこを見ても出ておりませんよ。ですから、国民が見たって、一体日本国政府は今まで幾ら拠出したのか、また拠出しようとしておるのかということがわからない。予算書は全然出てこない。説明書も出てこない。これで区切りを、臨時特別...全文を見る
○日笠委員 よくわかりました。  じゃ続きまして、法案の逐条解釈といいませんけれども、細かく一、二お聞きしたいと思います。  まず、この議題となっています法案の第一章総則、第一条「趣旨」でございますが、「この法律は、湾岸地域における平和回復活動」、ここが大事なんですが「(湾岸...全文を見る
○日笠委員 そうなってくると、もう少し丁寧な書き方をされた方がいいんではないかと思うのですね。「国際連合加盟国が行う活動」というその前に、国連決議に基づき国際連合加盟国が行う活動とかですね。  なぜ申し上げているかというと、国連平和協力法、あのとき私も理事で少し汗を流させていた...全文を見る
○日笠委員 じゃ運営規則とか細則にはこれは明定してないということですね。じゃ、武器弾薬には使用しないというのも、その運営規則とか細則というんでしょうか、そういうふうなものにもないんでしょうか。
○日笠委員 湾岸平和基金はお二人の方が運営委員会でやっておられるようですが、監査人というのはいるんですか。日本からの会計検査はできないというのがこの前のこの委員会での御答弁でしたけれども、その運営委員会には監査人といいますか、監査する人がいるのでしょうか。
○日笠委員 私の町内会でも、わずか百世帯ほどの町内会でも町内会運営規則があって、会計監査がいて、わずか年間何十万かの金を扱っているだけでもやっているんですね。こんな一兆何千億円というお金を扱うのに、監査人はいない、ただ通報を受けるだけだ、こういうふうなお話を聞くと、何となく大丈夫...全文を見る
○日笠委員 停戦が早まりまして、今回拠出します一兆一千七百億円に不用額が生じた、こういう場合はどうするか。既に運営規則とか細則とかいうようなことでもう明確になっているんでしょうか。不用額が生じた場合の対応の仕方です。
○日笠委員 これは、大蔵大臣、私も予算委員会でずっと座っておりますけれども、お聞きしておりますが、たしか、不用額が生じた場合は湾岸復興の方へ使うというふうに総理はおっしゃったの じゃないでしょうか。大蔵大臣もお隣に座っておられたからお聞きでしょう。私もそう聞いておりますが、不用...全文を見る
○日笠委員 そういう趣旨で使われる可能性もあるということで理解をしておきます。  続きまして、今回の一兆一千七百億円につきましては、大幅な歳出削減、税外収入、なお不足する財源は臨時特別税、こういうことで、防衛費も約一千億円カットということで、その労を多とするところでございますが...全文を見る
○日笠委員 後ほどやりますが、中東復興でまた恐らく日本はいろいろな意味で資金援助をしなければいけないと思いますが、そのときに国民から即税金をストレートにというのじゃなくて、そういう特別積立金もあるということをひとつ主計局次長の頭に入れておいていただいて、少しそれを国際平和貢献税と...全文を見る
○日笠委員 大臣の言うことはよくわかるのですね。しかし、中東地域全域を含めれば、世銀とかIMFというものは、いわゆる食糧とか水の関係とかは既に組織があって、出資だけすればぱっと行きますけれども、しかし今後、恐らく二十一世紀中には復興できないのではないかという話もこれあり、そういう...全文を見る
○日笠委員 大臣は、きょうはえらい時間を気になさって、それ以降の御答弁されませんでしたが、予算委員会でおっしゃいましたね。そのときに、我が国は武器輸出をしておりません、こうおっしゃったんでしょう。手が汚れてないという意味のことを言った。それだけが非常に喜ばしいことだった。だから、...全文を見る
○日笠委員 大蔵大臣というお立場ですから、それは当然そういう御答弁になると思いますね。ただ、大臣、私、別にここで反論するつもりはないのですけれども、コースチャちゃんのことで、北海道へ来たというのは、これは寄附金控除がなかったらしいですね。寄附金控除がない。それからもう一つ、郵便貯...全文を見る
○日笠委員 見積もり。
○日笠委員 いや、心配しますのは、あれは昭和五十九年でしたか、酒税が増税になりましたね。そのときに、当時竹下大蔵大臣だったと思うのですが、増税すると酒税は税収が減りますよ、こう私が申し上げたときに当時の大蔵大臣は、大蔵省が見積もった最善最高のものでございます、こうおっしゃいました...全文を見る
○日笠委員 最後に、この法案の五十四条でございますが、一番最後の条文でございますが五十四条に、「政府は、この法律の趣旨及び内容について、広報活動等を通じて国民に周知を図り、その理解と協力を得るよう努めるものとする。」こうあります。  そこで、外務省と大蔵省に最後にお伺いしたいの...全文を見る
○日笠委員 では、一日も早い停戦を祈りつつ、質問を終わりたいと思います。
03月01日第120回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
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○日笠小委員 今のことにも若干関連をいたすのですが、きょうの新聞報道なんですが、日経連の鈴木会長が住友銀行とイトマンを暗に批判して、記者会見でこう言っているという記事が出ています。「数千億円の不動産の売買が動かなくなったら、銀行が面倒をみるのは、社会正義に反する。バブル経済はもう...全文を見る
○日笠小委員 ちょっと銀行局長にお答えいただく前に、例えば都市銀行だけでもこの地価税でどのぐらいの税収が、いわゆる税金を納めなきやいけないのか、そういうデータはあるのでしょうか。それを踏まえてお答えいただきたい。  というのは、通産省は、例えば大手百貨店何社で幾らぐらいというの...全文を見る
03月11日第120回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○日笠分科員 先ほど平成三年度文部省所管予算概要説明をいただきましたけれども、この八ページに「留学生交流については、二十一世紀初頭における十万人の留学生受入れを目途に、」こうはっきり書かれておるわけでございますし、私どもも、中曽根内閣のときにこういうお話があって、今文部省も鋭意取...全文を見る
○日笠分科員 いろいろな方面にこのことについては協力を要請しなければいけないと思いますね。  実はこれは私の体験談的お話でございますが、ある外国人の方を、ある私立短大へ留学をしたいということでございましたので、御案内いたしました。学長は、その大学独自の判断で、いわゆる入学金も授...全文を見る
○日笠分科員 大量に何十人も、何百人もというわけではございませんで、学年に一人ぐらいは、私立女子短大でも大学でも学部、学科に一人ぐらいは入学金も授業料も免除で入れてさしあげる。これがまた同じ学生間の異文化体験の交流にもなるわけであります。  そこで局長、お願いしたいのは、私立の...全文を見る
○日笠分科員 ぜひお願いを申し上げたいと思います。  それから、これは一部の新聞報道でございますけれども、私立大学に留学生が学納金を納めました。しかし、ほかの大学が受かったのでそちらへ行くことになりました。それで、既に納めた学納金を返却していただきたい、こう言うと、だめですとい...全文を見る
○日笠分科員 もう一つ大臣にお願いしたいことがありますが、それは高等学校もそうなんですね。岡山の場合ですが、私立高校を先に受ける、合格する、納める、後で公立高校がある。実はそこを言いたい。わからないから先に納めちゃう、後の試験の方の公立が通った、そうすると、返してくれませんね、こ...全文を見る
○日笠分科員 私は、議員である限り毎年やりますからね。大臣がかわっても文部省の官僚の皆さんはかわらないわけでしょうから、毎年やっていることをこれからまた別の観点からやります。  それは、六十三年三月と平成二年四月、過去二度にわたりまして予算委員会で私は小児成人病のことにつきまし...全文を見る
○日笠分科員 いろいろな医療の調査機関がもう警鐘を鳴らしているわけです、スローモーじゃないかと。  例えば、尿検査をやります。これはたんぱくだけです、学校健康診断におきますと。なぜこれは糖の検査をされないのでしょうか。ちょっと詳しくなりますが、私も弟が医者でございますので、聞く...全文を見る
○日笠分科員 文部大臣、今の私が出しました清涼飲料とかスナック食品、文部省には関係ないと思われているかもしれませんけれども、先ほど申し上げました総務庁の行政監察の改善意見の中に、文部省は厚生省と相互に協力及び研究の成果の相互利活用等について連携を密にする必要がある、こう言っている...全文を見る
○日笠分科員 大臣は歯医者さんですね。こういう甘い物を飲んだりしますと、夏なんか恐らく二本も三本も飲むと思われます。いわゆる齲歯、虫歯ですね、やはり影響あるんでしょうか。余り歯には関係ないのでしょうか。
○日笠分科員 最近虫歯の子も多いということで、こういうのを飲んで後うがいなんかしませんし、そのままにしますね。そういう意味では、ぜひひとつこれは文部省さんも厚生省さんと連携をとりまして、子供の小児成人病傾向ということは、一たん糖尿病になりますと先ほどアメリカの例を言いましたけれど...全文を見る
○日笠分科員 スピーディーな対応をお願いして、質問を終わります。ありがとうございました。
03月15日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○日笠委員 本日議題の法案外の一般的な質問でございますけれども、これは当初理事会で、一般質問をする時間が大蔵委員会はなかなかないので、一般質問も含めて審議していい、こういうことでございますから、一問だけノンバンク問題につきましてお伺いしたいと思います。  まず大蔵大臣、去る十二...全文を見る
○日笠委員 そこで、銀行局長にお伺いいたしまが、銀行局長の私的研究会でノンバンク研究会というのがございますが、今現況どうなっておりますか。また、今後の見通しについて御答弁をお願いいたします。
○日笠委員 そうすると大蔵大臣、このノンバンク研究会が春ごろ、十一回のいわゆるヒアリング等々海外視察も含めて終えまして、報告書を取りまとめるということですが、その報告書を検討されて、先ほど言われたような貸金業規制法改正など法的整備の検討をする、こういうことでしょうか。
○日笠委員 そこで、一、二疑念がございますので確認したいと思うのですが、この貸金業規制法は昭和五十八年に議員立法で成立しておるはずですね。本来なら、議員立法で成立しているものの改正なら、議員立法であるべきだと思う。これが一つ。  それからもう一つは、規制を、法的整備も検討とおっ...全文を見る
○日笠委員 きょうは時間もありませんし、法案の審議もしなければいけませんので、これは銀行局長、既にノンバンク上位二百社のいわゆる貸金実態調査が出ております。これを見ましても、ノンバンク、ノンバンクと一把からげて言いますけれども、不動産、建設業に対する融資は、ほとんど事業者向け貸金...全文を見る
○日笠委員 このノンバンクの資金の借り入れ先をいろいろ調査したデータがございますが、ほとんど金融機関ですね。八七・三%、九割方はいわゆる金融機関から、生保も入っているんでしょうけれども借り入れているわけです。ですから、今回の土地高騰はノンバンクにも確かに責任の一端はあるのかもしれ...全文を見る
○日笠委員 では、ノンバンクの件は結構です。ありがとうございました。  それでは続いて議案の内容に入っていきたいと思います。  きょうは外務省の方からもお越しいただいておりますけれども、外務省の方から欧州復興開発銀行を設立する協定書とか外務委員会で審議されました提案理由説明と...全文を見る
○日笠委員 具体的にはどういう国でしょうか。
○日笠委員 そうしますと、今度は大蔵大臣、先ほど提案理由説明をされました要旨がございますが、中欧という言葉は全然出てこないのですね。「東欧諸国を支援するため」とか「東欧諸国の改革を支援する」とかありますが、欧州復興開発銀行は、これはチェコとかハンガリー、ポーランドを除いてそういう...全文を見る
○日笠委員 協定書にあるのですよ。これはこの前本会議で承認した条約ですよ。ですから、これはチェコとかハンガリーとかポーランドがそう言ってくれと言っているわけです。その意向を体して協定書に入れたわけでしょう。だったら大蔵省もそれに対応して、この提案理由説明には中欧及び東欧諸国をとい...全文を見る
○日笠委員 それはもうやめます。次へ行きます。  欧州復興開発銀行でございますけれども、アメリカの軍備管理軍縮庁の調べによりますと、世界の主な兵器の輸出国、一九八八年度分でございますが、このベストテン以内にチェコスロバキアとかポーランドとかブルガリアが入っておるわけですね。これ...全文を見る
○日笠委員 ポーランド、エジプトの公的債務削減につきまして、最近いろいろ会議もあったようでございますが、現状どうなっていますか。また、大蔵大臣、今後の日本国としてのスタンス、これについてお答えをいただきたい。
○日笠委員 公的債務ですから、これはいろいろな削減の仕方があるわけですけれども、極端に言えば税金ですね。それから貿易保険だって、一般会計から補てんしなければいけませんから、税金ですね。ですから、スタンスというのをはっきりしないとドミノ倒しになってしまって、もう中南米なんかも累積債...全文を見る
○日笠委員 それでは、関税二法の方へ参ります。外務省さん、ありがとうございました。  財政法の第四条「歳出財源の制限」というところで、釈迦に説法ですから第三項だけ読みますと「第一項に規定する公共事業費の範囲については、毎会計年度、国会の議決を経なければならない。」とあります。公...全文を見る
○日笠委員 主計局にお伺いいたしますけれども、船舶建造と航空機はどこがどう違うのでしょうか。大蔵大臣は今いみじくも耐用年数とおっしゃいましたけれども、違いを明確に教えてください。
○日笠委員 そうすると、総理府所管でこの秋引き渡しになります政府専用機、これはどうして公共事業の範囲にならなかったのですか。耐用年数が短いからですか。
○日笠委員 そうすると、この税関の船舶建造費は公共事業費ということですが、これは耐用年数は何年の船と考えておられますか。
○日笠委員 今、五十三年からと言われました。五十三年からいわゆる国債費率がどんどん伸びて、五十四年がピークになっていくわけです。ですから、これは恐らく赤字国債、いわゆる特例公債はなかなか出しにくい、建設国債なら、この財政法四条で範囲を決めれば建設国債だということで出しやすい、こう...全文を見る
○日笠委員 では、来年度から除外しないということですか。時間がないものですから、もう少し詳しくやりたかったのですが、あとは、関税二法の中に一番大事な問題があります。時間もあと七分しかありませんから、また後日、予算委員会ででもやりましょうかね。  実は私は、この関税二法の法案審議...全文を見る
○日笠委員 個別具体的に要請しておきますが、大阪外郵出張所、神戸外郵出張所はともに、先ほど局長が言われたように、じんあい等で事務所内の空気の汚染が著しいわけでございます。健康管理上もぜひ空気清浄器をつけてもらいたい。検査場の拡張は、先ほどおっしゃいましたように郵政省さんの建物です...全文を見る
○日笠委員 大臣、税関職員といったら七千数百人いらっしゃるわけですよ。社会悪物品、ピストルとか麻薬とかを含めて、また、今や地方空港もどんどんできて、わざわざ何時間もかかって税関の検査にも行かれておるわけですし、御苦労というのは私もわかるような気がします。岡山空港も平成三年度予算で...全文を見る
○日笠委員 予告でございますが、きょうは附帯決議を付するようになっておりまして、その中には、職場環境の充実に特段の努力を払うことということで、今各党これは大体この方向でいく予定でございますね。そうすると、その後、大臣はずっと毎年こう言われているのです。「ただいま御決議のありました...全文を見る
03月27日第120回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○日笠委員 まず、湾岸関連問題について何点かお聞きしたいと思います。  法制局長官、湾岸危機はもう既に終結した、こういうふうに思いますか。どうでしょうか。
○日笠委員 では、外務大臣にお聞きしなければいけませんね。湾岸危機は既に終結をした、ないしはもう終結と考えていい。どうでしょうか。
○日笠委員 そうしますと、輸送機によります避難民の救済は、これは湾岸危機、すなわち「イラクのクウェイトに対する侵攻及び占領以降国際連合安全保障理事会決議第六七八号に基づく国際連合加盟国のイラクに対する武力行使に至る一連の事態及びこれに引き続く重大緊急事態をいう。」という定義がござ...全文を見る
○日笠委員 いわゆる国連安全保障理事会における停戦決議をイラクは受諾をして、そして、いろいろ中東貢献で政府もクウェートに調査団を送り、その後また原油流出の問題だとかいう、そういう環境問題等々で国際緊急援助隊を派遣しようというようなことになっていますね。あれが、もしこの湾岸危機がま...全文を見る
○日笠委員 時間がありませんので議論しませんが、だけれども、防衛庁長官がそうおっしゃるなら、特別手当なんか全然平成三年度予算で手当てしておりませんよ。あしたがあしたもしそういう要請があったら行かなきゃいけないということであれば、特別手当、どうするのですか、なしで行かすのですか、そ...全文を見る
○日笠委員 これは議論の分かれるところでありまして、もうこの特例政令をつくったそういう重大緊急事態は過ぎた、だから、こういう与野党で大変対決するよるなこういうものは、速やかにこれは撤回をする、廃止をするという方向で、これは私は総理に要請を強くしておかなければいかぬと思いますね。ど...全文を見る
○日笠委員 では次は、私は当委員会で二月十二日に、日本は武器輸出三原則を守っている数少ない国でもあり、世界に軍備管理だとか軍縮協定のリーダーシップをとるべきだ、こういう趣旨の御質問をいたしまして、総理は、三月十二日でございましたか、テレビで国民に呼びかけられましたね。五月に東京で...全文を見る
○日笠委員 そうすると通産大臣、今後いわゆる輸出貿易管理令などを含めた法的規制も積極的に対応していく、こうとらえていけばいいのでしょうか。
○日笠委員 ぜひひとつリーダーシップをとってジュネーブの軍縮会議等々踏まえて、日本がまずこうやっておりますよということを言いながら各国にも協調をお願いしていく、こういう形でぜひともお願いをしたいと思います。  それから石油価格の問題でございます。  湾岸危機発生以来、昨年九月...全文を見る
○日笠委員 当分の間続けるとなりますと、四月から大蔵大臣御存じの石油臨時特別税、一リットル一円二銭ですね。これも転嫁を通産省お墨つきで認めるとか、春闘がありますから人件費がアップ、流通諸経費のアップ、これもお墨つきで認める、こういうことになると、これはまさに国家カルテルで、これは...全文を見る
○日笠委員 湾岸関連について関連質問をお許しいただきたいと思います。
○日笠委員 商品切手発行税につきまして、何点か問題点をさらに指摘をしたいと思います。と申しますのも、昨年の六月十五日に税制特別委員会で私、この商品切手発行税なるものが、まさに公平、公正、中立という税の理念から見てこれほどの不公平な、不合理な天下の悪税はないということを指摘いたしま...全文を見る
○日笠委員 大蔵大臣、このビール券、これは当然大蔵省の管轄でしょう、ビール、酒、酒税がありますから。これが三重課税になっていますね。まずこれを買いますと、引きかえるときには当然消費税が入っておりますね。お酒の税金、酒税がありますね。これを買うときには商品切手がある、三重課税なんで...全文を見る
○日笠委員 そうじゃないのですよ。大蔵大臣が許可しなければだめなんですよ、これは。自治省が許可するのですが、それにいろいろ意見も言えるのですよ、これは、地方税法でいきますと。まあ、それはいいです。  そこで、自治省だということになりますね、何か自治省を悪者にして申しわけないので...全文を見る
○日笠委員 これほどの天下の悪税はございませんから、自治省もぜひ頑張っていただきたいと思います。また、我が公明党も地方議会にはそれぞれ議員がおりますので、条例廃止に向けて頑張ることを、私は決意を表明しておきたいと思うわけでございます。あとは自民党の皆さんや社会党の皆さんの御協力を...全文を見る
○日笠委員 本来ならば退蔵でポケットに入れるかたんすの中に入れたものがこうやって大きく活用されるということは、私はこれはNTTのサービス、高く評価したいと思うのです。  この際もう一つ、もう少しサービスの枠を広げてもらいたいなと思うのが、基本料金であります回線使用料とか付加価値...全文を見る
○日笠委員 初めて前向きな答弁が出ましたことを高く評価をしたいと思います。  さらに、東京の多摩地域の市外局番、これが大変に複雑怪奇でございます。このことにつきましては、既に平成二年二月に総務庁の行政監察局におきまして「電気通信事業に関する行政監察結果報告書」にも、ちゃんと勧告...全文を見る
○日笠委員 行政監察局の勧告でございますから、ひとつ前向きにこれは指導をしていかなければならないということを、さらに指摘をしておきたいと思います。  時間がありません。二問をお二人の大臣に聞きますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。  一つは、精神薄弱者、私たちは発達...全文を見る
○日笠委員 終わります。
04月12日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○日笠委員 公明党・国民会議の日笠でございます。  両先生には.公私ともにお忙しいところ大変に御苦労さまでございます。早速でございますが、まず石先生に何点かお伺いしたいと思います。  先ほども同僚委員の方もおっしゃっておりましたけれども、政府税調の答申が出た後の先生のいろいろ...全文を見る
○日笠委員 山田参考人にもお伺いしたいのですが、石先生は七十点から七十五点と言われました。私も点数をつけるのが大変好きなので、いつもこの大蔵委員会で点数をつけているのですが、山田参考人はこの地価税法に点数をつければ何点ぐらいだと思いますか。
○日笠委員 その次に石先生にお伺いしたいのが、もちろんこの答申にも出ておるのですが、「土地神話の打破という土地政策の目標に資することとなるものと考えられる。」これも切り文ですが、こういうふうに答申の中の一文に出てくるのですね。いわゆる土地神話打破ということ、これは総合土地政策推進...全文を見る
○日笠委員 同じく「平成三年度の税制改正に関する答申」の中に、「総合的土地対策とあいまって果断に税率・控除等を見直し、本税に期待されている役割をまっとうさせるべきである。」これが今度の地価税法案附則第八条の検討、見直し事項とリンクするものだと思うのです。この附則八条の条文に「少な...全文を見る
○日笠委員 そうすると、また、昨年十月の「土地税制のあり方についての基本答申」にはそこのところはこう書いていますね。このときは新土地保有税(国税)となっておりますが、「新税は固定資産税と性格を異にするものであり、その間で負担の調整を図ることは適当でないと考える。」こうあるわけです...全文を見る
○日笠委員 それから、今後の参考のために石先生にもう一問だけ最後にお聞きしたいのですが、これも先生インタビューでおっしゃっているのですが、資産課税の再構築が今後に残された議論である、これは税経通信三月号に出ておりました。先ほど言いました所得、資産、消費というバランスのとれた課税と...全文を見る
○日笠委員 山田参考人に今度は何点かお伺いしたいと思います。  先ほどもおっしゃっておられましたけれども、連合政策懇談会で、これは昨年の十二月ですか、提言があったそうですが、そのときの内容をかいつまんで言うと、一%以上の税率が必要であるとか、いわゆる単価控除と言われる一平米三万...全文を見る
○日笠委員 石先生、申しわけない、もう一問。  単価控除の話なんですが、これも昨年の十月の「土地税制のあり方についての基本答申」でございますが、「控除の基準については、保有する土地の金額と面積の二つの基準を併用することが考えられるが、土地の資産価値に着目する新税の趣旨からは、基...全文を見る
○日笠委員 今度は山田参考人、お願いいたします。  大蔵省が予算委員会へ提出された資料によりますと、この地価税が導入されたならば三千から四千億円ぐらいの増収になるだろう、納税義務者が大体五万人(社)ぐらいじゃないか、こういう資料を出されております。  私たちとすれば、大蔵省は...全文を見る
○日笠委員 そうすると、これは石先生にまた一問お願いをしたいのですが、国税ですから、所得税で家賃控除制度等々で減税をする。これは、固定資産税の評価割合が上がりますね、それで固定資産税も増収になるわけですね。これは地方独自の財源ですが、地方は、所得税を納めてない、いわゆる減税対象に...全文を見る
○日笠委員 住宅を取得する人は、住宅取得促進控除というのがございまして、今度租税特別措置法で大幅に緩和というのですか、大幅にさらに優遇しましたね。一年延ばすとか、さらに一千万円の分は認める、結論的には、最高二十五万円、六年間百五十万円を、住宅を取得する人には控除。いわゆる税額控除...全文を見る
○日笠委員 本日の長時間にわたる審議のトリを務めますけれども、政府答弁が私に満足のいくような御答弁なら、審議時間を縮減して御協力申し上げたいと思いますので、そういう御答弁をまずお願い申し上げておきたいと思います。  これは通告しておりませんが、大蔵大臣も何か手持ちぶさたのようで...全文を見る
○日笠委員 きょうは議論をいたしませんので、御所見を伺いました。  それから、平成三年度の予算が昨日成立をいたしたわけでございますが、早速報道を見ますと、どうも歳入、すなわち税収が鈍化の懸念で、一部事務経費等々凍結をしなければいけないんではないか、こういうふうなことが報道されて...全文を見る
○日笠委員 じゃ、本題の地価税法案の方に移りたいと思います。  地価税法案を今回提案をされたねらい、目的というのは、先ほどからの同僚議員の皆さんの質疑でもお聞きをしておるわけでございますが、私どもが一番どうなのかなと思うのは、固定資産税の評価の割合を上げていけば、保有税ですから...全文を見る
○日笠委員 やはり土地神話打破は、地価税は一つの主役かもしれませんね。しかし、先ほど申し上げました総合土地政策推進要綱にのっとってこれから質問いたしますが、やはり首都機能だとか産業機能等の分散、中でも国の行政機関等の移転、これは非常に重要なことだと思うのです。昭和六十三年七月十九...全文を見る
○日笠委員 きょうは大蔵省さんがいての質問ですから、大蔵省にちょっとお聞きしますが、別表一に移転をすることになっております税関研修所と醸造試験所、これは先ほどおっしゃったとおりで、もう済んだものもありますし、予算を計上して今進行中のものもございます。しかしながら、例えば関東財務局...全文を見る
○日笠委員 そこで、これは雑誌の報道なんですけれども、醸造試験所は東広島市に移転をする。これは平成六年までにやるということですが、東広島市に行ってしまったのではいわゆる情報収集に困るということで、何か出張所というのでしょうか支所というのでしょうか、そういうものをやはり東京都区内な...全文を見る
○日笠委員 やはり一部残すわけですね。完全移転でないと余り意味がないのじゃないかという気もいたしますね。  そうしますと、これからほかの百十四の機関がそれぞれ移転をする。しかし、情報収集だとか、そういう意味で東京都内に、二十三区内に、ほんの少しといえども、百十四機関がほんの少し...全文を見る
○日笠委員 これはぜひひとつ百万円ぐらいの調査費をつけて、前向きに早く国土庁さんみずからがやるべきじゃないかと私は思います。指摘をしておきたいと思います。  それから、「移転を推進する方向で関係省庁においてその機関の性格に配慮しながら別途検討を行う」ということで、別表三に掲げら...全文を見る
○日笠委員 理事会でもう移転は決議されましたか。それともまだそういうところまでいってないのでしょうか。
○日笠委員 そうすると、移転の方向でというのは、これはいわゆる精神規定であって、今のお話を聞くととても行きそうにないと思うのですが、大蔵大臣、どうなんでしょうか。  大蔵省所管の三つの機関が行くというよりは、まだほかにも例えば厚生省との共管の環境衛生金融公庫とか、それから農林水...全文を見る
○日笠委員 そうすると、大臣、六十三年七月は大臣でしたかね。これは閣議決定なんです。閣議決定でそのようにやりましょうということで決まったものなんですよ。今の大臣のお話を聞くと、何か金融関係はそうじゃないんだよということに……(橋本国務大臣「だから個人の意見を聞かれれば」と呼ぶ)個...全文を見る
○日笠委員 だんだん後退してくるんですね。ですから、三月二十八日に第三次行革審の豊かなくらし部会で、国土庁の担当者の皆さんが、首都圏の中でも機能分散はそれなりに意味があるとか、行政機関の移転は五年をめどにしたいと答えたら、部会は納得せず、改めて文書で回答を求めた。やはり行政機関の...全文を見る
○日笠委員 これは、ことしの一月二十五日に総合土地政策推進要綱を閣議決定したものの中にあるのです。国の行政機関等の移転については「着実に実施する。」こうなっておるわけですよ。もう一度読んでいただきたいと思うのです。そういう意味では、金融機関だけは私がその当時いたらば云々というのは...全文を見る
○日笠委員 公共住宅にも積極的に転用を御要望しておきたいと思います。  もう一つ、庁舎等の用地、これについて同じくこの前御報告を私個人いただきましたけれども、この中で特に気になるところは、庁舎用地も集約・移転整備が進められておるわけでございますが、それ以外の有効利用を図る必要が...全文を見る
○日笠委員 実はこれも報道なんですが、大蔵省は未利用国有地の活用策を探る財団法人の設立を検討とありますが、これは真実でしょうか。
○日笠委員 地価税の創設となりますと三千億円から四千億円ぐらいの税収があるというのは、予算委員会へ提出された資料にも載っております。午前中、参考人の方々にもお聞きいたしましたのですが、税収三千ないし四千億円の使途について先ほどいろんな議論もありましたが、私は私の議論として、また我...全文を見る
○日笠委員 実はきょう午前中、石政府税調委員の参考人出席がございまして、この場ではそのことは要請をしたのです、家賃控除制度を税調でも議論してもらいたいと。終わった後、これは廊下でございますけれども、ぜひひとつお願いしたい、こう再度要請しました。やはりやらなければいけないかなという...全文を見る
○日笠委員 先日、予算委員会でも、私これは通産省に聞いたのですが、いわゆる原油高騰になるだろうということで月決め方式でヒアリングをして、そのぐらいの値上げとか値下げならいいだろうということでずっとやってきました。そのときには通産大臣は当分続けるなんておっしゃっていたが、きょうの新...全文を見る
○日笠委員 新聞には出ていましたよね、自主規制ガイドラインをつくるとか。正式な報告書はまだ取りまとめ中ということだそうでございますから、また出てきたときにいろいろと検討させていただきたいと思います。  地価税の細目について、もう時間もありませんので、一つ、二つお聞きをしたいと思...全文を見る
○日笠委員 これは、譲渡課税とかそういうことでも非常に便利ですね。土地を売ったとかいうような場合もわかるわけですね、名義変更もあるわけですから。だから、私は、一般会計から五百億円も登記特別会計へ出しておるわけでもございますし——では、結局名寄せはしないのですか。申告だけを待ってい...全文を見る
○日笠委員 終わります。
04月18日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○日笠委員 私は、ただいま議題となりました地価税法案に対し、公明党・国民会議を代表し、賛成の討論を行います。  土地問題の解決には、申すまでもなく、土地利用計画、金融、税制等の多角的な観点からの対策が必要であります。とりわけ、税制が主役の一つとして、その役割を担うべきことは当然...全文を見る
07月25日第120回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○日笠委員 私たち公明党は、今回の証券不祥事と言われているものにつきまして、真相究明がまず第一である、それがなければ再発防止もないだろう、こういうことで今回の証券不祥事にかかわった関係者の証人喚問を要求してきました。しかし、現段階におきまして、これが実現せず、大変残念に思い、遺憾...全文を見る
○日笠委員 それでは、通告をしておりますので準備があったと思いますので、ぜひお答えをいただきたい。  というのは、公務員として守秘義務がある、これを百歩譲ってそれを認めたといたしましょう。しかし、個別具体的な、いわゆる補てん先数二百三十一と言われておりますけれども、個別具体的に...全文を見る
○日笠委員 次に、これも通告しております。新聞の株式欄を見ますと、業種別に株式、順番にいろいろ株価が出ておりますが、この業種別に何社、これは延べでも結構です。それから金額は幾らだったのか。これをひとつぜひ、個別具体的な企業名を特定するわけじゃございませんので、ぜひこれはこの場で公...全文を見る
○日笠委員 私はこれは怠慢だと思うんですね。二十三日に公表されて、恐らく手元にデータはあると思うのです。それから二日たっていますから、大ざっぱな業種別でもこれはわかるんじゃないか。そういうことまで何か、こういう集中審議で国民注視のこの大蔵委員会で言えない、何かあるんじゃないかな、...全文を見る
○日笠委員 わずか二百三十一、ダブりを除けば二百ですからね、わからなければその他でもよろしいですから、もう一日仕事でできると思います。何なら私にくださればすぐやってあげますけれどもね。一日仕事で、あすの今ごろまでぜひひとつお届けいただきたいと思います。よろしいでしょうか。
○日笠委員 じゃ、もう少し個別具体的にお聞きしたいと思います。その延べ二百三十一の補てん先、この中に政治家、政治家に連なる人、政治団体、こういうものはありましたですか。
○日笠委員 いやいや、あるかないかだけ聞いておるんですよ。だれかと言えば、それはあの人はどこそこの証券会社でやっているからあの人が怪しいとわかるでしょう。あるかないかだけ聞いておるんですから、イエスかノーかでお答えください。
○日笠委員 いや、ですから一覧表があるわけでしょう。それを証券局長は見られたと思うんですよ。その中で自分で、あっこれは政治家の方だな、政治家に連なる方かな、これは政治団体か な、じゃ、そういう第一段階でよろしいですよ。精査する前、今現時点で見た段階ではどうなんでしょうか。
○日笠委員 何となくそうなってくると、こっち側にいる人が今晩寝れないんじゃないでしょうかね。(発言する者あり)いやいや、だって、いるか、だれだと、お互いに犯人捜しみたいになっちゃうんですよ。ですから、はっきり今の段階で、私の見た段階ではない、ないと思うとか、それだけでもいいですか...全文を見る
○日笠委員 時間がありません、押し問答できません。これも業種別で御報告いただくときにはわかるかもしれませんですね。  それでは、こういうのはいいでしょう。例えば補てん金額の一番大きな額は幾らだったのでしょうか。
○日笠委員 では、名寄せをしなくていいですよ。その出た延べでいいですから、延べ二百三十一の中で一番大きいのは、金額は幾らだったのですか。
○日笠委員 どうなんですか。真相を究明するためにわざわざ閉会中やっているんじゃないですか。データを持っておられてざあっと見れば、それは何かわかりませんよ、記号か何かわからないけれども、一番大きい金額は幾ら、これぐらいすぐわかるんじゃないでしょうか。何ならすぐ電話で本省へ問い合わせ...全文を見る
○日笠委員 その中で一つお伺いしたいのは、公共機関はありましたか、ありませんでしたか。
○日笠委員 アルファベットで書いたり意味不明のような名前があるということですが、それは仮名口座か借名口座なんでしょうかね。私、よくわかりませんが、それこそ問題じゃないでしょうかね。  では、次へ行きますよ。暴力団関係、これもわかりませんね。わからないですね。
○日笠委員 それでは、金融機関はどうでした。これはわかるでしょう。何とか銀行とか何とか信用金庫とか、これだけはわかりますね。どうでしょう。
○日笠委員 それでは、わかりましたか、金額。では金額。
○日笠委員 それでは、業種別とか金額は精査をして近々に出てくるそうですから、次の質問に移りたいと思います。  午前中にも同僚議員にお答えになっていましたけれども、これは証券局長どうなんですか。本省分管轄の中二十二社、うち四大証券が入っている。その中で六社、三百五十億円の自主報告...全文を見る
○日笠委員 この損失補てんの問題は、昨年七月に十五社で百六十五億円の損失補てんが発覚をして、マスコミにも大きく報道されました。これは、私、お聞きするところによりますと、九〇年三月までには自主報告をしなさい、八九年十二月の通達で損失補てんを禁止した、翌年の三月ごろまでに自主報告しな...全文を見る
○日笠委員 一言申し添えをしておきますが、それがいわゆる密室でやったような感じで、補てんをしたところもされたところもいわゆるなあなあ主義で、別に大きな問題になってないし、これでいいんじゃないのと、そういう一つの方向へと行ったんじゃないか、こういうふうにも思うわけですね。ですから、...全文を見る
○日笠委員 ちょっとはっきり理解できなかったのですが、国債発行は別の立場、それから資金運用の団体、これはどうですか。
○日笠委員 その辺がどうも割り切れないのですね。結局巨大企業、スケールメリットが大きければ少々悪いことをしても、おれたちを抜かしては何もできないんだろう、こういうことではやはりいかぬと思うのですよ、国債は国がやっていることですから。そういう意味では、大臣が今おっしゃったことをしん...全文を見る
○日笠委員 それから、先ほども御質問が出ましたゴルフの会員権の保証金預かり証ですか、俗に預かり証、これを平成ファイナンスという会社とグリーンサービスという会社がそれぞれ二十億円ずつ購入した、こういうことでございますが、先ほどのペーパーを見ますと、平成元年六月にそれぞれ平成ファイナ...全文を見る
○日笠委員 グリーンサービスは年間売り上げはどのくらいなんですか。
○日笠委員 企業活動は設立されて以降もやっている、そういうことになるわけですね。私どもの手元にも大体そういう同じようなデータがあります。ただ、直系の野村ファイナンス、日興クレジットであれば問題が大きい、だから、さらにその下の孫会社、関係会社に引き取らそう、そういうふうなことで、私...全文を見る
○日笠委員 アメリカ・シカゴのギャング王アル・カポネがついに失墜したのも、エリオット・ネスという、所得税法違反で挙げたのです、あれ。殺人とかではないのです。だから、国税庁はしっかりこの際、アングラマネーが今表へ噴き出していますから、しっかりそういうところへ目をつけて、ぜひひとつ日...全文を見る
○日笠委員 私の質問を終わります。
08月29日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号
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○日笠委員 公明党・国民会議の日笠勝之でございます。  まず、いわゆる暴力団関係者との取引についてお伺いしたいと思います。簡潔にお答えください。  いつ、どこで、どういう名義で、だれが来て口座を開設いたしましたか。
○日笠委員 その代理人のお名前と石井隆匡という名前は本名なんですか、改名なんですか。
○日笠委員 どなたが来られましたか、具体的なお名前を、よろしければ。
○日笠委員 お名前を。
○日笠委員 その石井隆匡という方が暴力団関係者と知ったのはいつごろでございますか。
○日笠委員 それでは、融資ですね、融資については先ほど証人は日興クレジットが平成元年四月ごろから行った、こう証言されましたけれども、お間違いございませんか。
○日笠委員 私どもは、日興クレジットの前に、日興DCカードサービスと日興ミリオンカードサービスに融資をまずした、その後、日興クレジットの方へその分を移管したといいましょうか、このように聞いておりますが、いかがですか。
○日笠委員 その融資は、だれが融資を頼みに来たんでしょうか。だれが受け付けたのでしょうか。そしてまた、具体的にどういう働きかけがあったんでしょうか。
○日笠委員 例えば、野村さんもそういうふうに融資をしてくれそうだとかそういうような話があって、じゃ、うちもと、こういうふうなことで融資を実行した、こういうことはございませんか。
○日笠委員 岩間カントリークラブの会員権資格保証金預かり証についてお伺いいたしますが、これは、いつ、だれから、どういう働きかけがあって購入したのですか、購入させた指示をしたのですか。
○日笠委員 そうしますと、六十二年の夏ごろには暴力団関係者と知った、その後、この融資が行われたり、またこの会員権の購入ということになってくるわけですね。特に会員権の購入となれば、暴力団関係者が経営している、まあオーナーかもしれないような会員権の預かり証を買えば、これは将来そういう...全文を見る
○日笠委員 それでも、暴力団関係者の代理人が来て口座を開設したわけですから、その方も当然暴力団関係者、税務顧問ですから、このように思わたければいけませんですね。大体そういう属性をきちっと知らせていくというのが社内管理じゃないのでしょうか。その点の手抜かりということにはどうお考えで...全文を見る
○日笠委員 そして、平成元年の六月でございましたか、会員権の預かり証を購入をしたわけですね。二十億円分でございます。そのときに、この買い戻しの「確認書」というのがあるやに聞いておりますが、ここに、手元にある資料が真正の資料であるかどうか、ちょっと確認のために読み上げてみます。 ...全文を見る
○日笠委員 そうすると、会員権を購入するときには会員制のゴルフコースである、しかしそれが途中でパブリックに変わっちゃった、だから三年後にまた会員制のコースに戻すときにこれを買い戻すんだ、こういうことの確認書だと思うんですけれども、日付が、私の手元のは平成二年十一月ですね。会員権の...全文を見る
○日笠委員 時間がありませんので、次に、政治献金のことについてお伺いをしたいと思います。  私どもの調べによりますと、日興証券さんの政治献金は、政治家個人への、これはトータルでございますが、平成元年二千八百万円、平成二年三千四百万円、それから財団法人国民政治協会への平成元年の政...全文を見る
○日笠委員 それでは証人個人は、個人として政治献金はしたことがございますか。
○日笠委員 官報に掲載されたのを見ますと、岩崎証人は、昭和六十年が十五万円、六十一年、六十二年、六十三年それぞれ二十五万円、平成元年十二万五千円となっております。念のために申しておきます。  さて、どうも巷間言われるのは、きょうのお二人の証人喚問は、どちらかというと野村証券さん...全文を見る
○日笠委員 それでは、次の観点からお聞きいたします。  いわゆる四社社長会、いわゆる四大証券会社の社長会、それからまた四社懇、四社の副社長さんクラスですか懇談会、こういうものと大蔵省との接点ほどういうものがあったのですか。
○日笠委員 五十九法人、三百三十一億円の補てんリストを自主公表されました。これは補てん先と金額だけでございますが、公表されたのは。実際にいつ、どういう手口で、幾ら補てんしたのか、こういうことは大蔵省には報告はしているのでしょうか。
○日笠委員 それでは、きょうこのように証人喚問、それからまたあしたは参考人質疑と、証券・金融問題の徹底究明、解明をして、そして明朗な公正な証券市場にしていくというための場でございますので、ぜひその五十九法人、三百三十一億円の補てんの時期と金額と方法、これをぜひ当委員会へ御提出して...全文を見る
○日笠委員 先ほど補てん三通り、三つの方法をおっしゃいましたけれども、いわゆる現金での補てんは日興さんはたかったのでしょうか。
○日笠委員 それでは、最後にお聞きしたいのはこの補てんの問題でございますが、日興証券の場合は最低額が九百万円以上の自主報告になっておりますが、藍沢証券なんというところは十四万円までの報告をしておるわけですね。えらい乖離があるわけですが、最後にお聞きしたいのは、最低額が九百万円以上...全文を見る
○日笠委員 終わります。
08月30日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号
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○日笠委員 公明党・国民会議の日笠勝之でございます。  まず、架空預金証書偽造の疑いで逮捕されております尾上縫容疑者との取引の始まった、いわゆる割引債購入から始まったようでございますが、そのきっかけ、端緒、これはどういうところから始まったのでしょうか。
○日笠委員 先ほど参考人は、何回会ったかということについて、一回目が六十二年夏、副頭取時代、支店長さんと同道してお茶を一杯飲んで帰ってこられた。二回目も支店長さん同道、三回目が去年の夏、食べ歩きで行かれた。三回ですか。それとも、先ほど本人が銀行に訪ねてきたということをちょっとおっ...全文を見る
○日笠委員 それはいっでございますか。これは本店ですか、そしていっでございますか。
○日笠委員 そうしますと、八月八日に尾上縫容疑者が本店に頭取を訪ねてこられて会われた。そのときにどなたかが同席をされましたか、どうですか。
○日笠委員 どういう内容のお話があったのでしょうか。よろしければお聞かせいただきたいと思います。
○日笠委員 興銀大阪支店といたしまして、この尾上縫容疑者に相当な私的サービスといいましょうか、いろいろマスコミで言われておりますけれども、資産運営会社のいわゆる金庫のかぎを大阪支店の幹部が持っておった、こういうお話がございますけれども、これは事実でしょうか。そして、その金庫のかぎ...全文を見る
○日笠委員 これはある都銀の頭取さんが、この尾上縫容疑者の場合は興銀さんの個人筆頭株主になっていますね、一時。そういう意味で、ある都銀の頭取さんは、個人筆頭株主と頭取が会うというのは、これは不見識なんだ、こういうような発言をされておられますけれども、四回会われておるわけでございま...全文を見る
○日笠委員 では次に、興業銀行と尾上縫容疑者との取引実態についてもう少し詳しくお聞きをしたいと思います。  割引債購入の時期と販売累計額についてお教えいただきたいと思います。三月期末ごとでも結構でございます。
○日笠委員 累計で二千八百億円ほど窓口で購入をした、興銀さんから見れば販売をした、こういうことになるわけですね。  じゃ、興銀本体の容疑者への貸し出しの時期と金額、そしてピーク時の時期と金額をあわせてお願いいたします。
○日笠委員 それから、興銀の関連会社でございますが、興銀ファイナンスと興銀リースの同じくピーク時と金額、お願いいたします。
○日笠委員 興銀リースは本年三月末九百九十六億円と承知しておるんですが、それは間違いですか。
○日笠委員 容疑者本人の興銀への預金のピーク時とその金額、これはわかりますか。預金量です。  それから、後ろの方がいろいろ資料を出されておりますが、その次に、個人筆頭株主とおっしゃいましたが、ピーク時、興銀株を何万株ほど持っていたんでしょうか。
○日笠委員 こういうお話を聞きますと、個人顧客といえ多額ないろいろな意味の取引が行われておったという一つの実態をかいま見る思いがするわけなんです。  そこで、具体的にさらにお伺いをしたいんですけれども、東洋信用金庫の架空預金証書でございますが、どういう体裁といいましょうか、形式...全文を見る
○日笠委員 期間とか利率とか、口座番号というのですか、証書番号、こういうものはどうでしたか。
○日笠委員 他行証書を担保として受け入れるということは興銀さんでは日常的に行われておることでしょうか。それが一点と、それから、この尾上縫容疑者の過去のいろいろな貸し出しのときに他行発行の証書があったんでしょうか。
○日笠委員 この東洋信金のにせ証書が担保に入ったのは過去何回、いつごろございますか。
○日笠委員 何回もやられましたとおっしゃいますが、詐欺師の常套手段というのは、一回、二回、三回と信用させてどかっとくるのが、これがいわゆる詐欺師の常套手段と私たちは聞いておるわけですね。そういう意味では、だまされたという率直な御反省ですから、これはこれでよしといたします。  最...全文を見る
○日笠委員 終わります。
09月02日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第7号
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○日笠委員 今回の証券・金融不祥事に関しまして、既に証人喚問されました田渕節也前野村証券会長、また参議院で証人喚問を予定されております同前大和証券社長、そしてまた今証人喚問を野党が要求しております田淵義久野村証券前社長、それから参考人質疑として先日この委員会に来られました橋本富士...全文を見る
○日笠委員 さて、顧客と証券会社とのトラブルの一例が私のところに手紙で参りました。ちょっと簡単に御紹介しておきます。これは広島で起こったことでございますが、東京証券の広島支店のことでございます。  平成二年八月一日、このお客さんが自分の信用余力を東京証券の広島支店の主任に聞いた...全文を見る
○日笠委員 千件オーダーでこういうトラブル、苦情が持ち込まれるわけです。恐らく今回の損失補てん問題では、大蔵省証券局にはいわゆる小口投資家の不公平だという苦情が殺到しているのじゃないかと思いますが、局長、いかがですか。
○日笠委員 そこでまた、経企庁の所管でございます国民生活センターの方にも、これは本当に若干ではございますが、株に関するいろいろな苦情も寄せられておるようでございます。私思いますのに、貸金業協会も、いわゆるサラ金問題があった後、苦情処理委員会を設置いたしまして、私がいろいろ聞いてお...全文を見る
○日笠委員 そうすると、例えば大蔵省へ直接こういうトラブルを持ち込む、また地方財務局に持ち込む、地方の財務事務所に持ち込む、そういう場合、ちゃんとそういうトラブルの処理を、受付というような看板とかそういうのはあるんですか。私は大蔵省に、また財務局にそういう看板、案内板というのは見...全文を見る
○日笠委員 年間千件以上のオーダーのこういうトラブルがあるわけですから、それを監督する大蔵省本省、またその地方財務局、事務所、そういうところにも、ただ証券課だとかいうだけではどこへ行っていいやらわかりませんので、いつでもそういうのはいらっしゃいというような感じで、先ほど申し上げま...全文を見る
○日笠委員 関係各省と今議論されて……(橋本国務大臣「省庁など」と呼ぶ)省庁などと議論されているわけですね。日興証券の前社長が損失補てんの定義がわからないと言うのもうなずけますね。今関係省庁等とすり合わせをしなければ定義が出ないわけですからね。そういうことでは、これは一方的に証券...全文を見る
○日笠委員 これはなぜ、せっかく出した通達ですからあわせて全証券会社に自主申告を求めなかったのですか。なぜ本省監理分二十二社だけだったのでしょうか。
○日笠委員 第三次にわたって補てんについての各社からの自主報告がありましたですね。トータルしますと六百三十三法人、七十五個人、一千七百二十九億円ということですね。その中には本省監理分以外の関東財務局、近畿財務局の監理分も四社ほど入っておるわけですね。そういうことでございまして、私...全文を見る
○日笠委員 それから証券局長、これは今つかんでいるわけですが、やはり補てんの実態の全容解明ということで、通達を出した、これはもう全証券会社に徹底したわけでございますから、最終的に、要は証券会社がどの程度、どれくらいの補てん先にやったという報告はもう求めない、先ほど言われました四社...全文を見る
○日笠委員 さらにお伺いいたしますが、日興証券の前社長の証言によりますと、日興証券内でもかなり以前から少額ではあったけれども補てんはあった、こう証言をこの場でされました。また予算委員会では、またこの証券特の委員会で、証券年報なんか見て八年ぐらい前からいわゆる補てんがあった、これは...全文を見る
○日笠委員 では、その検査の中で大口顧客に対する利益供与というのがあったということでございますから、例えば、掌握しておる中で一番大きなのは、では何億円ぐらいあったとか、こういうことはわかるのでしょうか。
○日笠委員 非常に金額的にも少なかったということだと思うのですね。が、しかし、例の営業特金を顧問つきにするか契約書をとるかということで整理をしなきゃいけない、こういう中でいわゆるどっと出てきた、こういうこともうかがえるわけでございます。  それで、今回の損失補てんにつきましては...全文を見る
○日笠委員 これは、早急にひとつ資料をお出ししていただくこと在要望しておきたいと思います。  それから、証人喚問のときの話に移るわけですが、田渕証人は、損失補てんについては、野村証券の専務会で補てんやむなしと決定をしたんだ。野村証券の専務さんというと大体ほとんどの方が代表取締役...全文を見る
○日笠委員 それはわかるのですよ。が、しかし、専務会、代表取締役の方がほとんどその場でやむなしという、これは私はもうびっくりいたしました。  そこで、そうなりますと、個々の役員がこそこそっとやるというような感じじゃなくて、白日のもとで専務会でやったということでございますし、これ...全文を見る
○日笠委員 大臣の言わんとすることもわかるのですね。しかし、専務会で堂々と大蔵通達破りを決定したということ、それについて今のような御答弁でございますと、これをもし聞いている方がいらっしゃれば、やはり何か大蔵省と業界と何となく癒着みたいなものがあるんじゃないかな、あれだけ堂々と大蔵...全文を見る
○日笠委員 ちょっと証言の内容とは違うのじゃないでしょうか。雑談的に、ヒューマンリレーションを図るため、こうおっしゃっていましたですよ。それが、今の、証券行政を理解を求めるとなると、これはどちらかが偽証ということになっちゃうわけですね。  それはそれでいいのです。私が言いたいの...全文を見る
○日笠委員 時間が来ましたので、指摘だけして終わりたいと思います。  それは、日興証券岩崎前社長の証言によりますと、石井進桶川会前会長の代理人として大場俊夫税理士が来た。税理士の何々さんとか、三回、あの証言の中で言っております。大場さんという方が税理士がどうかということを、税理...全文を見る
09月26日第121回国会 衆議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第10号
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○日笠委員 九月二十四日、一昨日、証券局の特別検査の四大証券における中間報告が公表になったわけでございます。延べ七十八法人、四百三十五億五千二百万の補てんがわかったわけでございます。  そこでお尋ねをいたしますけれども、これは中間報告でございますが、四大証券における最終報告はい...全文を見る
○日笠委員 これは、証券・金融問題の特別委員会が開かれたのは、徹底解明ということが大きな使命でございました。私どもがこの特別委員会でいろいろ質問を重ねできますと、今特別検査中である、こう言われる。いよいよきょうでこの特別委員会は終わりかもしれません、衆議院は。そうすると、中間報告...全文を見る
○日笠委員 それでは、損失補てんだけでもこの十月四日の臨時国会閉幕までには出せますか。あとの株価操縦やどうだとかいうのはいいですよ。補てんの問題だけでもこの国会で決着をつける、これはどうでしょうか。
○日笠委員 理解は得られないんですね。損失補てんだけでもめどをつけて私は報告をいただきたい。  じゃ、本省監理分の二十二社のうち、四大証券四社が中間報告として公表になりましたけれども、あとの準大手、すなわち本省監理分の残り十八社分、この特別検査の今後のスケジュールですね、これは...全文を見る
○日笠委員 この証取法改正法案が可決しますと、まあ恐らく来年ぐらいから施行されるのだと思うのですね。しかし、今のお話を聞くと、施行されてもまだ特別検査なり検査がずっと行われておるというようなことも考えられるわけですね、来年以降もまだ検査続行中と。どこまで行くぬかるみぞじゃないです...全文を見る
○日笠委員 いや、野村証券は仮名口座があったんじゃないんですか、暴力団関係の取引で。全くなかったというのはおかしいじゃないですか。野村証券の分はありましたと、こう言わないと。
○日笠委員 何か、損失補てんに全力を挙げていて、株価操作はやってないんですか、検査は。やっているんでしょう、株価操作も。今損失補てんに全力を挙げて検査をしたとおっしゃると、じゃ株価操作、東急電鉄の、これはやってないというふうに聞こえるのですけれども。
○日笠委員 じゃ次に、約四百三十五億円のこの補てんが発表されたわけですが、これを補てんの方法と金額についてお教えいただきたいと思います。四社トータルでも結構ですし、証券会社別でも結構です。
○日笠委員 そうしますと、前回の補てん、一千七百二十億円余りの補てんのときに比べると、ワラント債、こういうものが非常に少なくなっている、こういうふうな少し様相が違うのかなという感じは持ちます。しかしまた一面、現金もこれまた四億七千三百万円ですか、あるということでございますし、大体...全文を見る
○日笠委員 そこで、これだけの中間報告でも巨額な損失補てんが四大証券だけでも発覚したわけでございます。性懲りもなくずるずるずるずるやっている、こういうふうなマスコミの報道もございますけれども、そこで私は、七月の二十五日、衆議院の大蔵委員会のいわゆる俗に言う集中審議で大臣にもそれか...全文を見る
○日笠委員 ところが新聞報道によりますと、世界銀行は野村、日興を幹事団から排除した。ユーロ円建て債の発行を、募集活動に入ったわけですけれども、排除した。これは二回目なんだそうですね。それからまた国際金融公社ですか、ここも排除したい。こういうふうに国際的にも、特にこれは補てんという...全文を見る
○日笠委員 やはり毅然とした、暴力団との決別をさすためにも、私は今大臣おっしゃったように別途これは考えるべきであろう、このように申し上げておきたいと思います。  そこで、今回のいろいろな議論を通じていろいろな方々がいろいろな立場でおっしゃいました。その中で一番庶民、国民が思って...全文を見る
○日笠委員 そうすると、銀行局の方はいわゆる団体の幹部の方と定期的にやっておられる。これは当たり前で、私は別に何ら異論を挟むものじゃありません。  なぜこの証券局だけが四社社長会という、四社の社長に限って懇談をされるのでしょうか。そこに癒着があるというふうに国民は見ているわけで...全文を見る
○日笠委員 一歩前進ととらえます。  それから、今度は官房長いらっしゃいますか。金融・証券業界から大蔵省へ調査員として受け入れている人数が毎年大体六名ずついらっしゃいますね。先ほど松浦先生、MOF担とおっしゃっていましたけれども、それとは別の今度は金融会社、証券業界はないと言う...全文を見る
○日笠委員 大蔵省は財政当局ですから、六人分ぐらいのちゃんと財政手当てをやって、そういう方々の受け入れをやめて、私が先ほど言いましたように、わかりやすい形で国民にけじめを示さなきゃだめなんですよ。私は御理解しても国民は御理解しませんよ、それは。これはぜひひとつ再検討をお願いしてお...全文を見る
○日笠委員 ぜひ遡及して新しい過怠金で措置孝お願いを私は申し上げておきたいと思います。  次に、本州製紙の株式について私の方からも——十條製紙ではございません、本州製紙でございます。九月七日の参議院の証券特で、この本州株は株価操作の疑いあり、こういう質問がございました。これは社...全文を見る
○日笠委員 今回の特別検査におきましては、この本州製紙株については検査対象になったのでしょうか。
○日笠委員 そしてそのときに、東証と一緒に再調査を約束されておられますね。その後まだ二十日間ほどしかたっていませんが、その後何か新しい事実、現時点での調査結果を、ございますれば、東証なり大蔵省の方からお願いします。
○日笠委員 九月二十四日の読売新聞の夕刊に「本州製紙株オプション 「裏契約」13億円払う」、こういうふうな記事が出ておりましたけれども、これについては証券局は何らかの調査を始めたとか、これを端緒に始めるとか、こういうことはございますか。
○日笠委員 平成二年十一月三十日に売買予約契約がなされております。この十一月三十日の前の十一月二十八日に千九百五十円まで下落しておった本州製紙株が、十二月三日までに一気に二千五百四十円まで急騰、上がっていくわけですね。問題は、この売買予約契約、オプション契約が新聞なんかで公表され...全文を見る
○日笠委員 ただ、これだけ国会で問題になり、これだけいろいろな情報が流れておって、関心が全然ないというわけじゃないんでしょう。どうでしょうか。
○日笠委員 これは局長、仮定の話です。仮定、イフ、もしの話で、仮定の話ですが、これがもし裏契約で十三億円払っちゃった、反対に。こういうことがもし本当なら、これは証券取引法第何条、どれに該当するでしょうか。例えば五十八条の禁止されている不正取引行為になるのか、百二十五条のいわゆる株...全文を見る
○日笠委員 この本州製紙株と同じような手口、やり方で、日本カーボンが同じく株価操縦の疑いがある、こういううわさも入ってくるわけなんです。そこで、この日本カーボンについて関東財務局が何らかの調査をされている、検査をされているという話も聞いておるのですが、これは事実でしょうか。
○日笠委員 東証は、この日本カーボンについてどういう認識を今お持ちでございますか。
○日笠委員 この対応もきっちりと、私は、証券業界の一つの信頼を回復するためにも、きっちりとした結論、有罪であるとか無罪だとかいうのではなくて、きちっとした結果を出していただきたいことを要請をしておきたいと思います。  長々とお話をしましたけれども、これからいよいよ法案に対する質...全文を見る
○日笠委員 この大蔵省証券局年報別冊の現行通達集を見ますと、日本証券業協会は各証券会社の店頭にポスターを張るように指示をされていますね。これはちょっと古いポスターかもしれませんが、その中に、ちょっと読んでみます、簡単ですから。こうあります。「投資者のみなさまへ 有価証券の売買をな...全文を見る
○日笠委員 その取引の報告書が届かないからというのではないのではないかと思うのですがね。脱税の温床だとか、いろんな仕手筋の口座になったり、そういう面倒な問題だとは思うのですけれども。  そこで、私ども、仮名、借名口座については一応大臣の今後のスケジュールを聞きましたので、一応き...全文を見る
○日笠委員 いやいや、現状をお聞きしているのではなくて、次の証券取引法なんかの改正のときに、あわせて銀行法、法令ですね、政省令も含めて改正するお考えはあるんですかとお聞きしておるわけです。  と申しますのも、銀行局長、なぜ銀行局としては補てんを禁止しないんですか。損失補てんを禁...全文を見る
○日笠委員 今回の金融不祥事もいわゆる架空預金、これが大きな問題になりましたですね。これは報道によりますと、日銀も協力預金の自粛を求める、指導をしていく、こういうような報道も出ておりますね。そうすると、今回の当委員会、銀行法改正で第十条、すなわち「業務の範囲」、その一に「預金又は...全文を見る
○日笠委員 協力預金の定義、確かに難しいのです。仮名、借名口座も禁止を法令化という話が先ほど大臣から出ましたけれども、仮名口座、借名口座の定義すら難しいのですね。そういう難しいことがございますので、しっかり研究をしていただいて、二度とこういう不祥事が起こらないように対応をお願いし...全文を見る
○日笠委員 ぜひ積極的に対応するようにお願いを申し上げたいと思います。  時間もあと五分少々になりましたので、私が思います、この法案の中でどうしてもしっくりいかないのは、いわゆる補てんした方とされた方がセットで刑罰なり行政処分なり受けられないということであります。認識がない、ま...全文を見る
○日笠委員 英邁な主税局長にひとつぜひ知恵を出していただいて、どうですか、もらい得をなくす、社会還元さすということの租税特別措置ならばできると思いますね。損益通算させないとか、その分は法人税プラス三〇%かけるとか、そういう意味のことを申し上げておるわけですので、ひとつよく御検討い...全文を見る
○日笠委員 終わります。どうもありがとうございました。
11月22日第122回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○日笠委員 まず、羽田新大蔵大臣と村井新政務次官に心から祝意を表する次第でございます。  本来ならば、羽田大蔵大臣の顔を見ますと、米問題とか政治改革でしっかり議論をしたいなと思うのですが、きょうは金融財政を所管する大蔵委員会でございますから、この問題に限りまして、四十分ほど時間...全文を見る
○日笠委員 ぜひその御決意で今後の再発防止に御健闘をお願い申し上げたいと思います。  さて、九月二十四日に証券及び金融問題に関する特別委員会で、当時の橋本大蔵大臣よりいわゆる大手四社の特別検査の中間報告、これが公表になったわけでございます。これはあくまでも中間報告ということでご...全文を見る
○日笠委員 応援をいただいて銀行局の方からも特別検査を行っているということでございますし、銀行局の方もそんなに応援の人を出しっ放しで、後からやりますけれども、あと金融機関の方の検査が進まないようではなりません。大体局長、もろもろあるでしょうけれども、ほぼ終結に近づいてきた、ことし...全文を見る
○日笠委員 証券の特別検査に関連するかもしれませんが、九月二十六日の証券特別委員会でも私質問いたしまして、局長からの答弁をいただいております。いわゆる本州製紙株の株価操縦でございますが、これも九月二十六日現在、証券局長は、今後も引き続いて調査をしたい。また、長岡東証理事長も参考人...全文を見る
○日笠委員 きょうは法務省の方からもおいでいただいておりますけれども、法務省も関心をお持ちといいましょうか、いろんな端緒となるわけでございますが、あれから二カ月たちましたが、その後どのような進展がありましたか、お聞かせ願えればと思います。法務省の方からお願いをいたします。
○日笠委員 ことし大きなというか、大問題と言った方がいいかもしれませんけれども、金融・証券不祥事が惹起されまして、証券局長のお話を聞くと、そろそろ人数も絞って、大手四社の特別検査も、私はそろそろ終わりに近づいたのかというような感触にとりましたけれども、しかし、最終報告それから本州...全文を見る
○日笠委員 処分ではなくて、大蔵省として、このことについて四社に対して何かコメントはありませんですか。
○日笠委員 次に、暴力団への融資の問題を取り上げたいと思います。  きのう朝起きまして、朝日新聞の一面トップの記事を見ましてびっくりいたしました。この記事によりますと、指定広域暴力団山口組の直系。団体百十二団体を調査されたところ、一割以上の十九団体の組事務所を担保に、地方銀行、...全文を見る
○日笠委員 銀行局長、このことに対しまして何らかの対応はされましたか。また、されますか。
○日笠委員 調査によりますと、全国の暴力団事務所の三・四%の調べで二十億円ですね。だから、これをもし一〇〇%に直しますと六百億円ということでしょうか、もう多額のお金が暴力団関係へ融資ということで便宜供与されておる。大変これはゆゆしき問題でございます。いわゆる暴力団対策法をつくった...全文を見る
○日笠委員 ですから、大臣、銀行局長、どちらでもいいんですよ、総点検をやりなさいと。新暴力団法ができるし、徹底してもう一度融資体制を再検討しなさい、これくらいの強い御決意がなければ、幾ら警察庁が何とかしよう、官民挙げてやろうとしたって一抜け穴じゃないですか。便宜供与でどんどん融資...全文を見る
○日笠委員 審査の充実ができてないからこういう問題が起こるわけですよ。ですから、銀行法の第一条「目的」をよく体して、もう二度とこういうことがないように、これはもう声を大にして、大臣から言わなければいけませんよ、こういう問題は。あらゆる場所で、銀行の幹部と会ったときとか、また全銀協...全文を見る
○日笠委員 そこで、融資は融資としてでございますが、私もかつて証券特で申し上げました、大蔵省よ、平成のエリオット・ネスたれと、こう言いましたね。  暴力団に対して幾ら課税されているのか。平成三年の警察白書、これによりますと、警察庁の方から、県警なんかもそうでしょうが、税務当局に...全文を見る
○日笠委員 端緒は先ほど言ったようにあるんですよ。何ぼですか、三千九百八十万のベンツを買ったとか、即やったらどうですか、これは。どこからその金が出たのか。イタリアなんか税務警察があるそうですね。税務署と警察が連帯でとにかくマフィアに徹底して課税していく。私はそれぐらいの強い御決意...全文を見る
○日笠委員 だから、そんなことは暴力団に見えないんですよ。だから対策室をつくれ、こう言っておるわけです。  時間がありませんから、大臣、私の要望という、ことでちょっとこの辺青念頭に入れておいてください。また後日やります。  そこで、時間も来ましたので、大変たくさんきょうは用意...全文を見る
○日笠委員 これはもし一般財源になりましたら、もう私どもは国会で、まだ一遍も税収が入ってないものを信義違反で一般財源にするということであれば、もう審議の方法を考えなければいかぬと思うのですね。約束が違うのですから。三年前、五年前の決議ならそれはまだわかりますよ、社会経済情勢が変わ...全文を見る
○日笠委員 ぜひ税調が一般財源でもいいなんてことを隠れみのにしないでいただきたいことを強く要望しておきたいと思います。  話がちょっと変わりますが、現在はカード地獄とかクレジット破産だとかカード症候群だとか、いろいろとクレジットに関することで大きな問題が今また再び、五十八年のサ...全文を見る
○日笠委員 どうか大蔵省と通産省、一億六千万枚からのカードを発行し、五十七兆円の与信をしておるわけです。よく綿密に連携をとって、割賦販売の方は通産、キャッシングのいわゆる貸し金の方は大蔵ということで、どうですか、これはよく綿密に連携をとってもらいたいということが一つ。  それか...全文を見る
12月11日第122回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○日笠委員 ことしも師走十二月が中旬ということで、いよいよ大詰めを迎えるわけでございます。来年はさる年で、何か反省というのが非常にはやっているそうでございますが、我々この大蔵委員会も金融、財政を預かる委員会として反省をして、そして来年度からは健全な金融市場ということにしていかなけ...全文を見る
○日笠委員 そうするとセーフということですね。東急電鉄株もセーフ、日本カーボンもセーフ、本州製紙株もセーフらしいですが、やはりこれは株価操縦というものの実態が、過去五件しか立件されていないということでございますが、やはりもう少し、せっかく調査をされたならば何かこの異常な急騰に対し...全文を見る
○日笠委員 ぜひ善良な投資家のためにも、また薄商いが続いておりますから、一般大衆投資家が帰ってくるためにも、そういうギャンブルのような乱高下になるようなのじゃなくて、健全な市場になるように、今言った点もう一度、あと二十日間ほど年末までございますから、さらに調査なり、お願いをして質...全文を見る