日笠勝之

ひかさかつゆき



当選回数回

日笠勝之の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○日笠委員 この大蔵委員会は権威ある歳入委員会でございまして、一般質問がないと法案審議に入れない、こういう慣例だそうでございます。夜暗くなってからでもやるというのでヨクラ委員会とも言っておりますけれども、大臣も予算委員会に次いでお疲れでしょうが、しばらくよろしくお願いいたします。...全文を見る
○日笠委員 では、外国人所有の解禁は前向きであり、五万円株を一万円株というのは消極的、否定的である、こういうふうにとらえておきます。副総理に、越権行為で大蔵所管のことに対して余り口を出さないように、同じ隣に座っておるようでございますから申し上げておいてください。  さて、東京佐...全文を見る
○日笠委員 全貌を把握して資料にしてぜひひとつ御提出をお願いしたいと思います。やはり佐川マネーを支えた裏方でございますし、去年の夏ぐらいからこの債務保証問題は既にもう毎日新聞などにも出ておりましたね。しかし、それ以降、九月以降だってさらに貸し付けがふえておるというところもございま...全文を見る
○日笠委員 それらの歳出は、別にことし新たについた新規予算ではないわけですね。事前に主計局の方にも資料をお願いいたしました。何かきょうの予算委員会みたいにこの資料がうそだったらまた大問題になりますが、これは正しい資料だと思ってお聞きしますと、昨年も今大臣が言われたような歳出には五...全文を見る
○日笠委員 そこで、一つだけ御提案申し上げたいことは、政府の持ち家政策、いわゆる家を持つという、この持ち家政策については相当いろいろな面で配慮されていますね。例えば住宅ローンの税額控除であるとか住宅金融公庫への補助金であるとか固定資産税の縮減であるとか、トータルすると、地方税も入...全文を見る
○日笠委員 平均百二十数万だということですが、もう途中でやめたのじゃないですかね、地価が上がったしもう買えそうにもないからということで。  というのは、じゃ実際に五百万限度きりぎりの方は何件でトータル何%ぐらいあるか。また後で資料でいただきたいと思いますが、やろうとする人は、家...全文を見る
○日笠委員 次に、最後に、もう時間があと五分だそうですので、一問、前からの主張ですが、きょうはこれくらい夜遅くまでやっているんだから、サービス残業をしているわけですから、皆さんの方もリップサービスをお願いしたいのですね。それは、私これが三回目なんですが、御存じのとおり三月一日から...全文を見る
○日笠委員 では最後、大臣どうですか。大臣の決意を聞かせてください。つくるかつくらないか、これは政治判断ですからね。
○日笠委員 では、また四度目やります。以上です。
02月21日第123回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○日笠委員 ちょっと最近川柳に凝っておりまして、まず御紹介をしておきたいと思います。「今日もまた共和共和で日が暮れる」という、まさにそういうようになりましたけれども、やはり共和事件についてまずお尋ねを申し上げたいと思います。  地域振興整備公団、共和からの八億円の申し込みが平成...全文を見る
○日笠委員 この森口五郎という方は、平成元年三月十三日に申し込みをされた時点では、昭和六十二年に青森県三沢市における不燃物処理工場のいわゆる汚職事件の関係者でございます。すなわち刑事被告人である。それも贈収賄という、涜職罪と言うべき、大変恥ずべき刑事被告人であった。そういう方が保...全文を見る
○日笠委員 承知してないと言ったって、現実に青森地裁で裁判中の方であったわけですね。すなわち、融資をする際の審査が甘かったんではないか房副総裁は経営が順調だったと言いましたね。しかし、昨日のこの予算委員会で我が党の草川理事が指摘したように、共和は当時粉飾決算をしておったわけですね...全文を見る
○日笠委員 経営力のある方が保証人になる、その森口五郎という方が刑事被告人であった、裁判中であった、汚職という大変重たい罪の被告人であったということでしょう。これは通産大臣、そういうふうな審査、融資、これは今後改むべきである、やはり財投から扱う融資でありますから慎重にやるべきであ...全文を見る
○日笠委員 これは、ここに青森地裁の裁判記録もあって、間違いなく当時裁判中であったということでございます。ひとつ今後そういう融資については、特に福岡の稲築町へ工場をつくるという、東京の会社でございますから、この会社は一体本当にどうなんだろうか、また保証人はどうなんだろうかという、...全文を見る
○日笠委員 これは委員長に要望したいのですけれども、委員長いないけれども委員長に要望したいのですが、ぜひひとつこの未解明と言われている四億数千万円もあわせて中間報告できちっとされるように、このことをひとつ督励をしていただきたい。  なぜかならば、未解明のままですと、じゃ一億何千...全文を見る
○日笠委員 それと、どうしてもこれは、未解明部分は国税庁の出番になるとも思いますね。国税庁もこれについては関心を持っておられるかどうかだけお聞きしておきたいと思います。
○日笠委員 次は、また川柳ですが、「ぬかるみは共和・佐川と果てしなく」ということでございますから、今度は佐川問題をちょっとやらせていただきたいと思います。  これは自治省さん、ちょっと時間がないので、私の方からこれから申し上げることが事実であるかないかだけ追認をしていただければ...全文を見る
○日笠委員 昭和六十二年の東京佐川の五十万を入れればトータル三千三百五十五万六千円ということなんですね。  そこで、どうもこれは昭和六十三年に集中をしておるわけなんですね。ちょうどこれは、いわゆる佐川グループにおけるいろんな問題がございまして、業務改善勧告、行政処分等があった直...全文を見る
○日笠委員 どうですか、お返ししようという気 はございませんか。いただいた献金を返そうというお考えはございませんか、佐川グループ、政治献金を。
○日笠委員 渡辺外務大臣、みやこし馨さんという方はどういう方でございますか。
○日笠委員 その方の選挙公報があるのですけれども、これは昭和六十一年の選挙ですが、経歴のところに「通商産業大臣・渡辺美智雄秘書となり、現在に至る。」こうあります。これは選挙公報ですから、間違えますと詐称ということで当選も取り消しということにも相なりかねないわけですが、このみやこし...全文を見る
○日笠委員 ちょっと今の発言は、選挙公報に載せる略歴に使いたい人は使え、そういう選挙をされておられるのでしょうかね。現実に応援にも行かれたのでしょう。
○日笠委員 いわゆる応援をしよう、こういう意思ですね。どうも、中曽根派から渡辺派にかわられて、ずっとそのまま過去二回出られて、二回とも落選中、また三回目も頑張ろうかというような方でございますが、渡辺派でございますから、きちっとこういう肩書なども、私は、副総理でございますから、使い...全文を見る
○日笠委員 大蔵大臣、大丈夫ですね。
○日笠委員 クレジット破産とかクレジット地獄とか言われております。最高裁の調べによりますと、平成三年度は破産件数が二万五千九十一件、これはいわゆるサラ金地獄と称した昭和五十九年の二万六千三百八十四件に次ぐハイペースでございます。そのうちの自然人、いわゆる個人といった方がいいでしょ...全文を見る
○日笠委員 加盟各社は、それぞれの社内規定というのは整備がされているのでしょうか。通産省さん、どうでしょうか。
○日笠委員 大蔵省の方はどうですか。そういう加盟各社が社内規定というものをきちっと整備されているのでしょうか。これがないともうノーガードでございまして、情報が流出する、こういうことになるのですが、いかがですか。
○日笠委員 今後通産関係と大蔵関係の信用情報センターが相互乗り入れするとなれば、やはり加盟各社の社内規定というか、整備、これが非常に重要でございますね。つい先日も、かの有名な筑波大学の学生百六名が学生ローンの会社から一億三千八百万を借りて学外団体のプライムに融資して返済が焦げつい...全文を見る
○日笠委員 続きまして、いわゆるリース債権、クレジット債権、これを小口に分割して商品化して流動させていこう、こういう動きが今ございますし、現実に日本リースなんか既に何億円でございましたか販売をしておりますね。そこで、これは世上いろいろと言われております、証券化関連商品とも、名前は...全文を見る
○日笠委員 最後に、これも私の多年の持論でございますが、外務大臣も今度新しくなられましたので、外務大臣、ちょっとお伺いをいたします。  総理、施政方針演説の中に、化学兵器禁止条約の本年中の妥結に積極的に取り組む、こう施政方針で述べられていますね。化学兵器のことです。これは私、卓...全文を見る
○日笠委員 総理に最後にお答えいただく前に、通産大臣、これは私昨年も国会で質問させていただき、通産省は、化学兵器への転用可能な施設であるとか機器であるとか原材料ですね、これについてやはり日本は輸出大国で、いろんな輸出入業者のことを考えれば大変な負担になるということは重々承知でいな...全文を見る
○日笠委員 終わります。
02月27日第123回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○日笠委員 公述の先生方には、公私どもにお忙しいところ大変に御苦労さまでございます。私、公明党・国民会議の日笠でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  時間も短いので簡単にお答えいただければと思うのでございますが、まず熊谷さんにちょっとお伺いをしたいのですが、先ほど生活...全文を見る
○日笠委員 その場合はどうでしょう、家賃控除という、所得税から控除してやる方法がいいのか。これですと、低所得者の方は納税が余りないものですから返ってこないということがありますね。補助ないしは手当、どれが熊谷さんは望ましいと思いますか。
○日笠委員 では、松本公述人に今度はお伺い申し上げます。  私は大蔵委員会所属でございまして、今ちょうど同時刻で国税三法の改正法案を審議しておりまして、その中に、今度の税制改正の中にいわゆる法人特別税というものを創設をするようになっております。昨年の湾岸戦争での九十億ドルの臨時...全文を見る
○日笠委員 それに対して青色申告の方は今度特別控除十万を三十五万という、ある程度、貸借対照表をつけよとかいろいろ条件ございますけれども、十万円だったのを三十五万ということで、今までより一歩前進ということが同じく改正案の中にあるんですけれども、この点の評価はいかがでしょうか。
○日笠委員 そうしますと、あめとむちのような税制改正になっちゃうんですが、総トータル的に今回の税制改正にはどういう御所見をお持ちでございますか。
○日笠委員 それで、もう一点、公定歩合のことを先ほどからるる申されておられましたけれども、どの程度ならば適正な公定歩合であろうか、景気回復にある程度加速がつくのか、個人的な御見解で結構でございますが、その理由とあわせてお願いいたします。
○日笠委員 では、吉田公述人にお伺いを申し上げたいと思います。  先ほど五つの観点を述べられました。そのうちの実は防衛費と高齢化社会の特に看護婦さんの対策、これにつきましては、今国会、我が党もこの予算委員会の席で市川書記長を先頭に大変力を入れて論戦をさしていただきました。例えば...全文を見る
○日笠委員 もう一点、今度は看護婦さんの問題でお伺いをさせていただきたいと思いますが、一県一看護大学設立てあるとか夜間保育の延長であるとか二・八体制と週休二日、看護婦さんが養成されても結婚等々でやめていく、こういうふうなことすべてを踏まえた需給見通しというものを厚生省が昨年十二月...全文を見る
○日笠委員 ありがとうございました。
03月04日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○日笠委員 国税三法の質疑も十七時間、予定でございまして、いよいよ私で大詰め、最後でございます。私、昭和二十年のとり年生まれでございますので、トリを務めさせていただきます。  暴力団新法が三月一日施行になりました。実は私、この件につきましてもう既に三度当委員会で御要望申し上げた...全文を見る
○日笠委員 四度目にしてやっと前向きな答弁が出ました。一歩前進と敬意を表します。暴力団対策連絡会議が国税庁内につくられた、警察関係と連携を密に国民の期待にこたえていく、このように私は答弁をとらえて、次の質問に移りたいと思います。  先ほど細谷委員も申されたいわゆる証券の飛ばし、...全文を見る
○日笠委員 これは訴訟事件報告書により確認をされたものと聞いておりますが、民事調停は、これは入っておりませんね。ですから、先日話題になりましたコスモ証券のすかいらーくは、これは民事調停で三百六十億ですから、それをカウントしなければいけません。それから先ほど局長も御答弁されておりま...全文を見る
○日笠委員 それで、これは大変な、何百億、下手すれば一千億台にいくようなことにもなるやもしれませんが、どうも三月期決算を控えて、この含み損を抱える企業から同様の訴訟なり民事調停が頻発されるのではないか、このようにも巷間言われておりますが、証券局長の見通しはいかがですか。もうこれで...全文を見る
○日笠委員 局長おっしゃるように、証券会社が訴訟を提起された件数の推移、流れを見ますと、平成元年が三十五件で、平成二年が七十三件で、平成三年が百九十八件、平成四年は、この一月、二月の二カ月間で三十七件ということでございまして、先ほどのお話を聞くとやはり平年度ベースより相当ふえるの...全文を見る
○日笠委員 もう一つ、この問題の締めくくりでお伺いしたいんですけれども、飛ばし、宇宙遊泳とか言われておりますけれども、やはりこれは、ずっと突き詰めていくと最終的には簿外でやっておるという、それも証券マンの個人的な仲介等々であるというようなこと。もしそれが本当なら、これはやはり証券...全文を見る
○日笠委員 社内処分。
○日笠委員 次に、予算修正絡みでこれはもう社会党さんも民社党さんも我が公明党も主張しておる中にいわゆるパート減税というのがございます。きょうお手元に仮定計算の表をお配りをさせていただきました。大臣のところ、ございますか。  パート減税ということになりますと、税制の世界で何とかし...全文を見る
○日笠委員 そうなんですね。ですから、これをパート百万円の妻の収入と夫との可処分所得と同じような、もし今のままの制度の中で減税の税の世界だけでいきますと、これは一番下の段の百四十四万ぐらいにしてやっと一緒になってくるわけです。  そこで、いみじくも主税局長おっしゃいましたけれど...全文を見る
○日笠委員 なぜ妻がパート労働をするかというと、それは、社会参加であるとか自立てあるとかあると思いますが、正直なところ、家賃が高いであるとか教育費が高いとか、こういうところで何とか家計の手助けということでやっておるわけなんですね。そういう原点ということをよく思い起こしながら、先ほ...全文を見る
○日笠委員 この特定公益増進法人の認可も緩和していくべきじゃないか、そういう御意見も一方にございます。しかし、余り緩和し過ぎてせっかくの善意の寄附をほかのものに使うとか、こういうおそれもあるとか、痛しかゆしの面もあるのですが、きちっとやはり基準をまず明確に決めて、それに該当するも...全文を見る
○日笠委員 それにつけて、いつも大変御苦労されておる国税庁の方に、これはせっかくの新聞の投書で、投書が全部正しいと私も申し上げませんが、たまたま寄附に関する投書が出ておりましたので、ちょっとお伺いをします。  ある社会福祉法人に勤務する方の投書でございます。寄附者が発行された領...全文を見る
○日笠委員 それから、租税特別措置法の中に医療用機器等の特別償却制度について、対象設備に看護業務の省力化に資する機器を加えて、当該機器については取得金額の百分の二十の特別償却を認めるという措置があるわけでございます。これはいわゆる医療機関がそういう特別償却ができるわけですが、個人...全文を見る
○日笠委員 せっかく暴力団対策連絡会議までは協調体制で来たのですが、突然こういう御答弁でございます。しかし、これから寝たきり老人対策は非常に大切な問題ですね。介護用ベッドとかふろとかなりますと、これは褥瘡を防ぐであるとか、このハイテク時代いろいろなものが開発されておるわけでござい...全文を見る
○日笠委員 もう一つ検討していただきたいのは、いわゆる特定支出控除でございます。サラリーマンにも事業者と同じように経費をできるだけ見ていかなければならない、そういう税意識の向上とともに昭和六十三年に創設されましたね。この特定支出控除を適用した人の数を調べますと、昭和六十三年は十六...全文を見る
○日笠委員 最後に、法人特別税についても、時間もありませんから簡潔にお伺いいたします。  やはりこの法人特別税は景気の足を引っ張るんではないか、こういうふうな、予算委員会で参考人が公述されておられました。反対である、これは自民党の推薦の方がそう言っておられましたけれども。実際は...全文を見る
○日笠委員 時間前ですが、きょうは皆さん遅いですから、これで終わりたいと思います。  以上です。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○日笠分科員 午前中の質疑の最後のバッターでございますので、いましばらくよろしくお願いいたします。  マックス・ウェーバーは、政治家の三条件ということで、情熱と決断力と洞察力、こういうことを言っております。ですから、大臣、ひとつこれからの私の質疑については、それを余すところなく...全文を見る
○日笠分科員 ですから、まず文部省所管のそういう社会教育施設についてはやりますよと、地方もお願いしたい、私立もお願いしたい、そういう意味で前向き、積極的にまず範を垂れていく、こういうふうにとってよろしいですか。
○日笠分科員 続きまして、もう四年前から取り上げております小児成人病対策でございます。実は四年前の三月一日に、亡くなられた当時の中島源太郎文部大臣と初めてこの場で質疑をしたのですね。そのときには前向き、積極的に、もうおっしゃることは取り入れていきますという、まあ会議録を見ていただ...全文を見る
○日笠分科員 では、御許可をいただきましたので。  これは「はちみつレモン」というどこにでも売っています百円の、今度百十円になるのかもしれませんが、今は百円で売っています。この中に糖類がどれくらい入っているか、砂糖類。これは一個三グラムの角砂糖なのですね。大体皆さんコーヒーを飲...全文を見る
○日笠分科員 ちょっと待ってください、大臣から質問されるとは予定していませんでしたから。——一一%ぐらい入っているそうですからね。なんでしたら、これはまたデータ差し上げますよ。三百五十ミリの内容量で糖度が一一・七%で四十一グラム。これは実は三・三グラムなんで、ちょっとサバを読んで...全文を見る
○日笠分科員 そうしますと、健康教育というのは地域、家庭、学校の三者の連携でございますね。学校の先生がどうなのかというと、案外学校の先生も表示を読み取る能力であるとか、こういう清涼飲料水とかスナック食品にそれほど入っているということは御存じないようなんですね。  これは高く評価...全文を見る
○日笠分科員 前向きに、積極的に取り組んでいただかないと、健康は待ったなしですからね。そういうことで、いろいろな観点から先生方への手引書も最新版のものをどんどん改定をしていくとか、家庭用のパンフレットなんかも学校保健会でしたか、どんどんつくっていただくとか、そういうふうな家庭、地...全文を見る
○日笠分科員 指導は当然されるとは思いますが、心電図も検査項目にきちっと義務化をしたらどうかと。先ほど申し上げました、もう相当単独でやっておりますね。私の岡山市なんかでもやっておるのですね。心音図までやっております。ですから、予算的な問題もあるのかもしれませんが、どうでしょう、や...全文を見る
○日笠分科員 先ほど局長、心電図検査は何ですかまだベストの方法じゃないなんて言われましたね。しかし、現実にもう三割、四割、五割と市町村が高いお金を出してやっておるのですよ。それがむだ遣いになってしまうのですね。やはりやって効果があるから継続をしているとも言えるのですね。  そう...全文を見る
○日笠分科員 それから、色覚検査でございますが、日本眼科医会からのこの色覚検査についてもうやめたらどうか、理由は申しませんよ、いろいろな理由があるのだそうですが、これもどうなのですか、検査項目の検討課題には入っているのでしょうか。
○日笠分科員 時間がございませんから、なぜこれをやめた方がいいかということはきょうは申しませんが、やはり生徒間の差別であるとか、あの人は色盲だというようなことであるとか、それから、これは医学的に本当に色盲かどうかというのは難しいのだそうですね。眼科医さんがそう言っているのですから...全文を見る
○日笠分科員 最後の御質問を申し上げたいと思います。  先ほど我が党の大野由利子議員も給食のことについて言いました。私も食の教育ということでは給食は非常に大事な部分を占めておることは評価いたします。ところで、先日私の家内が子供の通っている中学校の親子給食ということで行ったそうで...全文を見る
○日笠分科員 時間が来ましたが、最後に大臣。これはサンプル校でいいですから一遍統計をとってみて、その対応を考えていかなければいけない。飲まないのですから。カルシウムをとらなければいけない。先ほどどなたでしたか、学校で骨折する人が多いという、あれはカルシウム不足じゃないかと言ってい...全文を見る
○日笠分科員 終わります。
03月13日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○日笠委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     租税特別措置法の一部を改正する法律案、法人特別税法案及び相続税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十...全文を見る
03月30日第123回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○日笠委員 いわゆるパート減税について何点かお伺いをしたいと思います。  お手元に私が仮定計算いたしました資料も届いているかと思いますし、また、総理、大蔵大臣、厚生大臣、それから労働大臣にはもう先週その仮定計算の表についてはお渡ししておりますので、簡略に説明をしながら御答弁をお...全文を見る
○日笠委員 だから、パート減税ということでは考えられない、恐らくこれは所得減税をする一環の中でパートの方もその恩恵にあずかれる、こういう意味だと思うのですね。  しかし、パート減税という名前がもう市民権を得たようにひとり歩きをしておるわけですね。ですから、後ほどいろいろと御説明...全文を見る
○日笠委員 生活保護の方で一級地にお住まいで借家の方であれば、百七万五千八百九十円まではこれはいわゆる非課税ですね。それに比べて税の世界に行きますと、百万を超しますとこれは課税になってくる。この辺のギャップがあるということなんですね。隣のアパートにお住まいの単身の女性の四十五歳ぐ...全文を見る
○日笠委員 理屈は貨車で後から幾らでもついてくるといいますし、しかし、現実に同じ年齢で片一方は百万を超すと課税、片一方は百七万六千円でも非課税である、これはどうしてもぬぐい切れない矛盾だと思うのですね。  そこで労働省、毎年税制改正ということで大蔵省に要望していますね。ずっとや...全文を見る
○日笠委員 平成元年度から四年連続で課税最低限度を大幅に引き上げるようにという労働省の強い要求、労働者の、働く者の強い要求にもかかわらず、四年据え置きになっておるわけですね。この間の物価上昇率も八%台、九%台とも言われておるわけでございますが、その辺をしんしゃくいたしますと、やは...全文を見る
○日笠委員 財政事情というだけであればまだ方法もあるのですけれども、きょうはせっかく仮定計算表をつくってきましたので、これにのっとってちょっとさらに論議を進めたいと思います。  これは大蔵大臣には大変申しわけないけれども、給与所得控除を十万円上げて七十五万というふうにして計算を...全文を見る
○日笠委員 労働大臣、ぜひ六十一年じゃなくて最新のまずデータを集めて研究をする、調査をする、こういうことでよろしいですか。これは労働大臣から。
○日笠委員 じゃ、今度は厚生省ですね。  ある日突然、千円超しただけで十五万一千八百円からの社会保険料を払わなければいけない。これは、社会保険料を払って本人にメリットが、潜在的メリットでもいいんですが、あればそれはまあやむを得ないということで支払うんでしょう。しかし、例えば国民...全文を見る
○日笠委員 例えば国民年金も、学生の場合は、親の所得状況であるとか国公立大学と私立と分けるとか、同居と別居と分けるとか、割と学生の二十からの国民年金の強制加入も条件を設けていますね。これも一つの参考になるかと思いますので、労働省と厚生省さんにおかれましては、ぜひひとつこの悩ましい...全文を見る
○日笠委員 労働大臣が出てこないと、私は女性に優しいから、すぐやめますよ、この問題は。  そこで、最後にこの問題、総理、先日の野党の予算の修正につきまして自民党さんと交渉した結果、自民党の方の回答が出ていますね。こういうパート減税、パート問題については、税の世界だけじゃないよと...全文を見る
○日笠委員 ぜひ平成五年度に間に合うように協議をいただきたいとお願いいたします。  それでは次に、精神薄弱者、薄弱児の方々の有料道路の割引について、建設大臣と運輸大臣にお伺いしたいと思います。  今国会でも既に二、三回この問題は取り上げられたようでございます。私は、まず総理が...全文を見る
○日笠委員 念のために、運輸大臣どうですか。
○日笠委員 大変前向きな御答弁が出ましたので、最後の質問に移りたいと思います。  実は湾岸危機、湾岸戦争ということで、私たち公明党も、その九十億ドルの拠出につきましては大変苦しみながら賛成をさしていただきました。しかし、一体どこの国に幾ら使われたのかということがまだ私は寡聞にし...全文を見る
○日笠委員 そこで、これは私どもが賛成した理由は、武器弾薬に使われないということが条件でこの九十億ドル支出については賛成したわけですが、財務報告というのでしょうか、アメリカに一兆一千五百八十七億五千万支出された、これはどういう使途か報告を受けていますか。
○日笠委員 ですから、督励をして早く財務報告をするように、会計検査もするとなっているのですから、もう戦争終わって一年以上もたっておるわけですから、督励をしていただきたい、早く国会へ報告していただきたい、このことを御答弁聞いて私の質問を終わります。
○日笠委員 私の質問は終わります。
05月12日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○日笠委員 金融改革法案、それから証券不祥事を反省して監視機関ができるいわゆる関連法案、これが十四日本会議で趣旨説明、そして各党の代表質疑、それから我が大蔵委員会へ付託をされる、こういうふうに聞いておりますけれども、きょうはまずさわりといいましょうか、予行演習を兼ねて金融制度改革...全文を見る
○日笠委員 そういう重要な法案であるわけですね。また、戦後日本の金融制度の抜本的改革、私どもはこういう位置づけをもちまして慎重に審議をしつつ、国民の皆さん、また世界に対しても透明で公正な国際的な制度にするということでこれから審議をやろうとしておるわけです。  そういう中にありま...全文を見る
○日笠委員 そうしますと、金融制度改革といっても今回は俗に銀行関係の金融機関、証券の改革であって、その次、第二弾で、先ほど銀行局長が一年か二年かもう少し、法律も片仮名法案でしょうから調整にも時間がかかる、法律をつくるにも時間がかかるということですから、一年か二年か、長ければ三年ぐ...全文を見る
○日笠委員 きょうは一般質疑ですから、詳しく法案の審議についてはまだ後日に譲るとして、ただ一つだけ、いわゆる証券不祥事のときも私は特に力を入れて質問もさせていただき、要望もいたしましたし、その結果として、証券不祥事の後の附帯決議の中にも明確に入れていただいておるところがございます...全文を見る
○日笠委員 もう一点、今度の法律をずっと読んでみましても、政省令にゆだねるところが結構多いのですね。私たちも業界、団体の皆さんからいろいろとヒアリングをすると、例えば信託業務でも子会社ないしは本体でも一体どんな信託業務ができるのだろうか、明確にしていただかないと青写真すらかけない...全文を見る
○日笠委員 審議がある程度深まったところでぜひひとつ骨子を出していただいて、それもまた審議の対象にしていただきたく、要望しておきたいと思います。  次に、観点が変わりますが、いわゆる所得減税につきまして、そぞろ経済学者とかまた有識者、私たち公明党も一兆円減税ということを参議院政...全文を見る
○日笠委員 国民が御辛抱できるかどうかですね、参議院選挙もありますし。これはひとつ強く要望しておきたいのです。断固所得税減税やるべきである。まず給与所得控除は十万円程度、これは補正でもやるべきだ。来年度は基礎控除も十万円ぐらい上げてやるべきだろう。トータル一兆円ぐらいの減税、これ...全文を見る
○日笠委員 もう一問やって、最後に大臣の方から総括的にお願いしたいのですけれども、確かに業界でも、自動販売機の深夜の販売を禁止したり、対面販売ということを原則にしようとか、愛の一声運動とかいろいろやっておられます。それは評価いたします。大臣もビール研究会か何かのメンバーだというの...全文を見る
○日笠委員 国の行政機関の移転についてやる予定でしたが、時間がないので失礼いたします。申しわけありません。  終わります。
05月15日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○日笠委員 昨日、本会議で証取法と金融制度改革法の趣旨説明及び政府からの質問に対する答弁がありました。進水式がきのう終わったそうでございまして、きょうからは船の艤装工事をやらなければならないわけでございますが、まず何点か証券取引関係についてお伺いをしたいと思います。  こういう...全文を見る
○日笠委員 ことし四月一日から新暴力団法も施行されておりますし、今後いわゆる暴力団への証券会社の一つのけじめということのシンボルにもなると思いますので、注意深く成り行きを見守ると同時に、六月末までに何とか本体の経営にまで影響が及ばないように証券局としてもきちっと指導をやるべきであ...全文を見る
○日笠委員 合同庁舎でございますね。わかりました。  それから、委員長一人、委員二人の三人の委員会ということでございますが、この三人の委員長、委員のうち、司法関係者、警察とか検察、告発権もあるわけですから、こういう関係者も念頭に置いた人選が考えられるかどうかお聞きしたいと思いま...全文を見る
○日笠委員 その次は、この監視委員会の業務に必要な経費はいかほど計上されておりますか。また、その積算根拠についてもお聞かせ願いたいと思います。
○日笠委員 新委員会ですから多いか少ないかはわかりませんが、もっとも七月一日からの予定だそうでございますから、果たしてこの予算で本来の委員会の使命を果たせるのかなという心配もするわけです。  監視委員会は予算が足らないぐらいばんばん仕事が出れば、またこれは困ったことでございます...全文を見る
○日笠委員 念のために大蔵大臣にちょっと聞きますが、余り仕事をせぬようにというので兵糧攻めにするようなことはないでしょうね、流用は認めないとか。これは恐らく大臣の許可が要るのです、流用も。大丈夫ですね。ちゃんと公平、公正な監視委員会の業務ができるようにきちっと予算の手当でもする、...全文を見る
○日笠委員 それから、東京、合同庁舎に八十数名の事務局体制ですと、証券取引所も全国に散らばっておりますし、証券会社そのものも地方にもたくさんあるわけですね。そうなってくると、先ほども同僚から御質問がありましたけれども、地方は地方なりにやはりきちっと公平、公正な監視をしていかなけれ...全文を見る
○日笠委員 その証券監視官とか言われた地方のサポートする方々はほかの業務と一緒にそういう業務をされるのでしょうか、それとも専門官といいましょうか、専門的にその監視をするメンバーになるのでしょうか、どちらでしょうか。
○日笠委員 その次に、具体的な法案の中身に入っていきたいのですが、証券子会社が参入ということでできるわけですね、つくれるわけです。と同時に、銀行子会社も信託子会社も市場参入ということでできることに今度なっておるわけですね、条件は当然ありますが。ただ、まだ審議の途中、きょうから実際...全文を見る
○日笠委員 先ほど同僚議員からもお話がありましたね。法律が通った後施行に間に合わせてでは、これじゃ審議の具体化、いわゆる深みがなくなるわけですね。ですから骨子みたいなもの、こうこうこういうものを運用の具体的基準にしたいとか、する予定であるとか、そういう声があるとか、何かそういうも...全文を見る
○日笠委員 今のは証券局だけではなくて銀行局もありますから、いいのでしょうね、銀行局も。
○日笠委員 信託業務の範囲を聞こうと思いましたらば、前もっておっしゃいましたので……。  先ほど言われましたね、貸付信託、年金信託等。「等」という字がなかったですかね。これはもう貸付・年金信託というふうに限定されるのでしょうか。「等」ということで、ほかにも考えられるのでしょうか...全文を見る
○日笠委員 それから、本体で信託業務が今度一部できるわけですが、これも答申によりますと、「土地信託、公益信託等が考えられる。」これも「等」という字があって明確じゃないわけですが、この「等」はまたどういう意味の「等」なんでしょうか。
○日笠委員 結局、何回も申し上げますように、すりガラスで見るような感じで、具体的業務というものが明確にならないと、新規参入、市場開放といったって、なかなかそれはおっしゃることのイメージがわかないのですね。ですから、せめて「等」などの「等」という意味はここかここぐらいだとかなんとか...全文を見る
○日笠委員 そうすると、信託子会社をつくって、代理店もやりたい、これはできるのですか。
○日笠委員 そうなってくると、何か恣意的に、免許制度ですから倒れちゃいけないということもあるのでしょうが、やはり金融の自由化というのが大きなテーマでございますから、ある程度そういう幅広い選択肢ができるように、例えば本体で信託業務をやる、代理もできる、業務提携もできる、こういうよう...全文を見る
○日笠委員 これからのまだ検討課題ということなんでしょうね。  もう一つお伺いしたいのは、店舗ですね。これは共同店舗はだめとか店舗共有はだめということらしいのですけれども、じゃ、どの程度離れておったらいいかとか、一階はざくら銀行で二階がさくら証券、そういうのもいいのかとか、細か...全文を見る
○日笠委員 じゃ、コンピューターなんかの共同使用はどうなんでしょうか。例えば銀行の今あるコンピューターを証券子会社が共同利用するとか、こういうふうなことはいいのですか。
○日笠委員 そうすると、どこかの銀行が証券子会社をつくりたい、その場合のコンピューターの共同利用はこういうふうにやります、それを現地へ行って見て、ファイアウォールがちゃんとできておるということで許可をする。一件ずつやられるわけですね。確かにファイアウォールですからそうなくちゃいけ...全文を見る
○日笠委員 それは昨年六月の証取審の答申によりますと、三局指導は「今後、その見直し・撤廃を行っていく必要がある。」こういう証取審の答申ですね。それから金融制度調査会の答申は、「三局指導の撤廃」こういうふうに明確に出ておるわけですね。ということは、三局指導はこの金融制度改革法案が通...全文を見る
○日笠委員 先ほどからお聞きすると、具体的に検討中とか、すりガラスで見るようでなかなかわかってこないのですね。濃密な議論をして、時間ばかり食ってもしょうがない議論でございますので、後日しっかりまだ時間がとれるようでございますから、そのときまでにひとつ明確な、撤廃をするとかしないと...全文を見る
○日笠委員 既に新聞報道でも、これはNHKのテレビでもニュースになりましたが、都市銀行は十年物の長期定期を導入しょうとか、その場合は郵貯と同じような半年複利の利子発生の定額貯金のようなものにしたいとか、変動金利制にしていきたいとか、こういうことがもう既に報道されております。答申に...全文を見る
○日笠委員 諸規制、諸慣行の中でもう一点、金融債の発行ですね。これは長信銀が資金調達の手段として金融債を発行しておりますが、これも今年限が五年ですか、ただし、東京銀行債は三年物と五年物とあるようですが、今度はこれが自由設計可能になる。いわゆる一年物であるとか三年物であるとか、こう...全文を見る
○日笠委員 この金融債の発行は、将来は長信銀以外の金融機関なんかにも認めていく方向になるんでしょうか。答申を見る限りでは「金融債の多様化を行う。」とありますが、そういう意味なんでしょうか。いかがですか。
○日笠委員 時間がなくなりました。  最後に、金融不祥事以来社内管理をきちっとするということで、私たちも期待をしておったわけでございます。ところが、突然また協和埼玉銀行の顧客の預金情報の一部が流出した、こういう報道が流れております。プライバシー保護の観点から立ては、まことにけし...全文を見る
○日笠委員 厳正に対処されることを望みまして、終わります。
05月20日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○日笠委員 参考人の皆様方には、公私どもにお忙しいところ、大変に御苦労さまでございます。公明党・国民会議の日笠勝之でございます。先ほど中村委員の方から概括的にお話がございましたので、私、持ち時間も少のうございますから、個別具体的なお話をし、お答えをいただければと思います。  ま...全文を見る
○日笠委員 今回の証券取引法の改正は、どっちかというと対症療法的なものが多いわけですね。だけれども、今後日証協が自主規制団体としてきちっと位置づけられていくに当たっては、私は、やはり対症療法的なことで今後自主ルールをつくったり、いわゆる検査、監査強化とかではなくて、予知能力といい...全文を見る
○日笠委員 その点は強く要望しておきたいと思います。  それから、私は昨年の証券・金融問題特別委員会、あの証券不祥事、金融不祥事が起こって、衆議院に設置されましたあの特別委員会の委員として、終始一貫一つのことをもうねちっこく訴えていることがあるのは、巨額の脱税の温床でもあります...全文を見る
○日笠委員 ぜひひとつ、自主規制団体でございますから、この辺のところもきちっと押さえたルールをつくっていただきたいと思います。  それから、これは突然お尋ねするかもしれませんが一いわゆる野村証券の野村ファイナンスと日興証券の日興クレジットのいわゆる暴力団への便宜供与、三百六十二...全文を見る
○日笠委員 いわゆる両証券会社本体の経営に影響を与えるようなことがあってはいけないという意味で、私は、どういう対応をされているのかとお聞きしているのですが、これはもう完全に各社の経営判断だということで、協会とすればノータッチ、こういうことですか。
○日笠委員 これで時間を費やしてもいけませんが、財務の健全性だけでなく、いわゆる証券市場そのものの四社の中の二社ですから、信用という問題を言っておるわけです。ぜひそういうことで、六月末までに回収するということに、再延長になっているようでございますが、それを見守りながら、またこの点...全文を見る
○日笠委員 時間が迫ってきました。  長岡東証理事長、昨年の特別委員会で本州製紙株の株価操縦について御調査いただくということで、こういうチャンスがなくてその後の結果虚聞いておりませんので、この際、本州製紙株の株価操縦の東証の調査はどうなっておったのか、どうなったのか、お聞かせ願...全文を見る
○日笠委員 最後に、じゃ河本先生に、一つ二つ時間がある限りお尋ねしたいと思います。  一つは、今度の監視委員会は、いわゆる国家行政組織法で言う八条委員会なんですね。公正取引委員会は三条委員会。その公正取引委員会ですら、最近のあの埼玉県のいわゆる談合罪につきましても排除勧告で終わ...全文を見る
○日笠委員 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。
05月22日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○日笠委員 先日の質疑の中で調査を約束していただいておりました協和埼玉銀行の顧客情報流出のその後の調査結果と、それからどのような対応をされるのか、この際お聞きしておきます。
○日笠委員 できればこの金融制度改革法案の審議の過程の中で最終的な結果をお知らせ願いたいと思います。と申しますのも、一部の声ではございましょうが、この金融制度改革法案が通れば、いわゆる適正な競争というよりは、競争がさらに激化をするのではないか。社内管理であるとか、また行員の研修シ...全文を見る
○日笠委員 それから、これも予算委員会、大蔵委員会等々で指摘もしてまいりましたし、その後の進展状況もありますところのいわゆるパート問題でございます。  野党は予算の共同修正要求をいたしまして、それに対して平成四年三月十二日の自民党の回答が出ました。その中に、このパート問題につい...全文を見る
○日笠委員 協議の場をつくるという回答があるわけですから、政府におかれましても、特に大蔵委員会等々でこの問題を指摘したこともあり、大臣にも、各省庁に呼びかけていただきたいという要請もしておるわけですから、閣議の席でも結構ですし懇談会でも結構ですから、そろそろ与野党が協議の場をつく...全文を見る
○日笠委員 それでは、法案に関係した何点かにつきましてお尋ねをしたいと思います。これからやります質疑につきましては、私は先日、証取法とこの金融制度改革法の一括審議で相当やりましたので、きょうは若干木を見て森を見ないたぐいになるかもしれませんけれども、何点かお伺いをしていきたいと思...全文を見る
○日笠委員 それでは、宮澤総理も施政方針演説で「生活大国」ということも言われ、経済審議会でもこの件について今審議をされておるわけですが、私たち公明党も数年前から生活大国ということを柱にし、また生活者の側に立つ政治というものを政策の柱にして今日まで数々提言もしてきたわけでございます...全文を見る
○日笠委員 大臣、今の局長の答弁、目に見えない形で間接的にもたらされるものもあるという、非常にすばらしい、本当にこれができるのかという文章ですね。聞くところによると官僚的文章というんだそうですが、もう芥川賞候補作品ぐらいの、夢と希望、バラ色一色の「付論」の内容ですね。  では、...全文を見る
○日笠委員 大臣、MMFとかヒットとかいう金融商品があるそうですが、御存じですか。
○日笠委員 これはある本の九二年版ですが、最新の金融商品という説明がずっとありますが、除夜の鐘じゃありませんが全部で百八つもあるのですね。それで、なおかつ新たな金融商品の多様化ということで、次から次に出てきて、一体、一般庶民はどうすればいいんでしょうかね、これは。  そこで、日...全文を見る
○日笠委員 今銀行局長は、一週間に一遍、主な金利ということで新聞なんかにも載っておるとおっしゃいましたが、これは二十項目しか載っていませんよ。百八つのうち二十項目ですよ。二割ほどですから、そんな、あとの八割も情報がないということですから、余りそう、これがあるからというわけにいきま...全文を見る
○日笠委員 そこでさらに要望があるのですが、これはちょっと通告といいますか、事前にお話ししてないのですが、金融商品でも、安全性とか流動性とか収益性もありますけれども、しかし最近は、自然環境であるとか、国民の皆さんの認識が非常に深まっておりますね。そこで、例えば滋賀銀行が地元の琵琶...全文を見る
○日笠委員 じゃ、御退席していただいて結構でございます。  そこで、三つの大きなメリットの中の金融商品の多様化について今議論しているわけですが、金融制度調査会の答申の「付論」の八十一ページのところにも、このように書いております。「この結果、利用者に対しても、各種手数料の引下げ、...全文を見る
○日笠委員 何か、風が吹けばおけ屋がもうかるような話になってきまして、本当に実効性が担保されるのかどうかということはいま一不明なんですが、ぜひひとつこの金融制度の改革は、あくまでも、先ほどから私が何遍も申し上げておりますように、生活者、一般国民、額に汗を流して働く人たちにとってメ...全文を見る
○日笠委員 その脱法行為であるかないかは、だれが見きわめられるのですか。
○日笠委員 そういう認可を免許制ですからおろすわけですから、そういう附則十九条のこの場合の認可基準というものをつくらないと恣意的になってしまうのではないか。今度の金融制度改革について、一部の人かもしれませんけれども、結局これは大蔵省の行政裁量の拡大ではないのか、不透明感がさらに増...全文を見る
○日笠委員 そうすると、だんだんわかってくるわけです。五十四条の是正命令の証券会社がもし吸収合併されるようなときには、ブローカー業務も、もちろんイエスかノーかというのは、またほかの要素もたくさんあるでしょうけれども、そういうメルクマールを何カ所というか何個か示していくということが...全文を見る
○日笠委員 次に、ファイアウォールの非常に細かいところなのですが、前回もやりましたけれども、ちょっと、勉強すればするほど気になるところでございますから、一、二お伺いをしたいと思います。  まず、名は体をあらわすというのですね。名前はやはりその実体をあらわすというわけでございます...全文を見る
○日笠委員 そこで、これは昨年七月のエコノミストの臨時増刊号なのですけれども、こういう例が出ているのですね。これは今後認められるのかどうか、ちょっとお伺いしたいのです。  これは名前室言ってしまってもいいかな、これはもう出ているから言いますけれども、「山形銀行の支店内にA証券の...全文を見る
○日笠委員 そうすると、営業じゃなくて、相談を受ける相談業務ならどうなるのですか。
○日笠委員 実は、これは当時の自民党金融問題調査会会長、近藤労働大臣のインタビュー記事なのですよ。どうですか、一遍また、審議日数はあるのですから確認してみてくれませんか。山形銀行の山形支店でA証券のデスクがあってセキュリティーレディーがいて、一週間に一遍主任さんが回ってきて相談に...全文を見る
○日笠委員 また、木を見て森を見ないになってしまうので、この辺でファイアウォールの件はやめておきますが、しかしそういう瑣末な議論が恐らくこれから噴き出てくると思うのですね。その点についてはきちっとした明確な基準を出して、これはいいけれどもこれはだめよという恣意的なものではいかぬと...全文を見る
○日笠委員 だから、努力目標で罰則はないのですねということです。
○日笠委員 そこで、この健全性の努力目標を達成することは大変いいことなのでしょう、そのために法律に盛り込まれるわけですので。  私が一つ提案しておきたいのは、実は預金保険機構のまず詳しい概略説明をお願いしようと思ったのですが、時間もありません。もう皆さんの方が預金保険機構とは何...全文を見る
○日笠委員 では、ひとつ検討するということで、私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月27日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○日笠委員 意見陳述者の皆様、本日は、公私ともにお忙しいところをありがとうございました。  私、岡山一区の公明党の日笠でございます。  蛇足でございますが、岡山県は北海道と定期航空便が開設いたしまして、札幌雪祭りには桃太郎像が出展をしたという仲でございますので、張り切って本日...全文を見る
○日笠委員 それでは、山本社長さんにお伺いいたします。  証券子会社が相互参入で設立できて適正な競争が働く、こういうことですが、附則の十九条のこともおっしゃいました。ブローカー業務なんですが、我々の今までの審議の中では、証券子会社が例えば非常に経営の厳しい証券会社と合併をした場...全文を見る
○日笠委員 ちょっと酷かもしれませんね。  武井頭取さんにちょっと一、二お伺いします。  先ほど銀行本体で信託業務に参加をされるというような御決意もありましたけれども、今のところ、銀行本体での信託業務の範囲は「公益信託、土地信託等」ということで「等」というふうに出ておるのです...全文を見る
○日笠委員 実は、なぜそれを聞いたかといいますと、最近の報道によると、都銀が十年物の変動金利ということでそろそろ考えておるということもありましたので、お聞きしたわけです。  ではもう一点、時間がございますので浜田教授にちょっとお伺いしますが、先ほど、地域金融の育成ということでソ...全文を見る
○日笠委員 ありがとうございました。
○日笠委員 今回の金融制度改革というのは、利用者の利便ということが大きく位置づけられておるわけです。利用者というのは確かに企業、投資家、いわゆる機関投資家ですね。しかし、忘れてならないのはやはり小口の一般金融関係の利用者、いわゆる庶民、大衆と言った方がいいかもしれません。  こ...全文を見る
○日笠委員 いいですよ、自社株の件はね。結構です。
06月01日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第19号
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○日笠委員 参考人の皆様には、公私どもにお忙しいところ大変に御苦労さまでございます。公明党・国民会議の日笠勝之でございます。  概括的な質疑につきましてはもう同僚委員の方からも多々ございましたので、私は木を見て森を見ないような具体的な御質問になるかもしれませんが、いよいよこの金...全文を見る
○日笠委員 それでは、若井会長に具体的にお伺いをしたいのですが、諸規制、諸慣行の見直しか答申ではうたわれておるわけですね。私はこの前からこの委員会で、三局指導について大蔵大臣に後日質問のときに最終的な御答弁をもらうようにはなっておるのですが、こういうふうな三局指導であるとか、また...全文を見る
○日笠委員 それからもう一点、細かい問題になるのですが、若井会長に重ねてお伺いしますが、今、銀行親会社と証券子会社のいわゆるファイアウォールにつきましてこの委員会でいろいろ審議を深めておるわけなんですが、今現在かすかにわかりかけておることが、例えば親銀行から証券子会社へ休職出向な...全文を見る
○日笠委員 まあ本来なれば、ここに日本証券業協会の会長にも来ていただいて、今の会長のお話に対する御感想を聞かなければいけないのですが、これは昼からでございますので、次へ進めさせていただきます。  船後理事長、それから治山会長にそれぞれ一点だけお伺いいたしますが、いわゆる本体で信...全文を見る
○日笠委員 もう一度若井会長、最後に一問簡単にお伺いします。  実際全銀協の中ではなかなか御掌握されてないかと思いますが、三菱銀行さんと言うのは大変失礼かもしれませんが、証券子会社とか信託子会社に参入するとした場合のシミュレーションはもうお済みなのですか、それだけお聞きして終わ...全文を見る
○日笠委員 終わります。ありがとうございました。
06月02日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
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○日笠委員 金融制度改革法案もいよいよ大詰めになっておりまして、ひょっとすると私も最後の質問になるかもしれませんので、ひとつ大蔵省の担当の皆さんの明確な御答弁をいただきたいと思います。と申しますのは、この衆議院の段階で、困った、わからないというようなことで、参議院に行った途端に明...全文を見る
○日笠委員 その場合の社章、マークですね。これは親会社のマークは認めますか。
○日笠委員 時間がありませんので、次に店舗共用ですが、これは具体的には申請があった場合、その店舗に行って現認をして確認をするとか、設計図とか見取り図で確認をするとか、そして店舗共用はしていないということで認めるのですか。
○日笠委員 そうすると、店舗の場合は設計図なり見取り図を見て決める、認める場合もある、こういうことですね。  それからディーリングルームの共用ですね。これはどうなりますか。
○日笠委員 なぜ確認したかというと、昨日の全銀協の会長は、有効な資源を活用する方向でこのファイアウォールも考えてもらいたい、そういうふうな要請があったので聞いてみたわけですね。  それからコンピューターの共同利用も、情報遮断ということで認める場合もある、こういうことでしたね。と...全文を見る
○日笠委員 ただ、ロックを設計するプログラマーがおるわけですから、それをよく注意しないと勝手に外したり勝手にロックしたりということも可能なわけなのですね。  それから共同工作といいましょうか、共同訪問ですね。親銀行の営業マンと証券子会社の営業マンが一緒に営業に行く、これはどうな...全文を見る
○日笠委員 きょうはだんだん明確になってきましたね。  それでは、親銀行の融資先企業の引受主幹事会社には子会社の証券会社はなれますか。
○日笠委員 そうすると、融資量で主幹事会社になれるかなれないかということが選別できるわけですが、シンジケート団には加われますか。主幹事ではなくて、引き受けをするシンジケート団の一員には、その融資量がどうあれなれますか。
○日笠委員 先日のあの質問で、エコノミスト、昨年の七月十五日の臨時増刊号を引き合いに出しまして御質問いたしました。もう一度そのところをお聞きいたしますのでお答えいただきたいと思います。  これは、申し上げましたように当時の自民党の金融問題調査会会長、現労働大臣の近藤鉄雄さんのイ...全文を見る
○日笠委員 そうしますと、この弊害防止措置、ファイアウォールの、今言ったようなことを――もっとたくさんあると思うのですね。実は私たち公明党も製造物の欠陥による損害の賠償に関する法律案、俗に言う製造物責任法という法律を議員立法で五月二十七日に衆議院に提出をして今法務委員会に付託され...全文を見る
○日笠委員 そうすると、この衆議院の審議段階までに、アバウトでも結構です、法令化するもの、自主ルールにするもの、業務指標ですかにするもの、それは出ますか。
○日笠委員 押し問答しても時間がかかりますので、私はぜひ出していただきたいなと思いますね。要望しておきます。  それから、そのファイアウォールにつきまして、公取さん来ていただいていますか。このファイアウォールについては先ほどの議論をお聞きになったと思いますが、すりガラスの程度で...全文を見る
○日笠委員 ぜひひとつ公取さんの方も透明な行政ということで、基本的な考え方について要請等がございますれば、明確に公取としての立場を示していただければと思います。  それから、公取さんにもう一つお伺いするんですが、先日のこの審議の中でいわゆる独禁法十一条の金融会社の持ち株五%制限...全文を見る
○日笠委員 じゃあ公取さん、結構でございます。ありがとうございました。  次いで、これも今もってまだ明確になっておりませんので確認をしたいと思いますが、信託業務の範囲でございます。  まず、本体で信託業務を行う場合でございますが、先日札幌の公聴会へ行きまして陳述人から、ぜひひ...全文を見る
○日笠委員 いや、ですからもういよいよ大詰めになってきたので、その「等」とは何ぞやということを明確にしていただきたいわけなんですね。  それじゃ子会社方式で、信託子会社をつくった場合、これも「貸付信託、年金信託等の金銭の信託等の一部を除く」とありますね。この初めの「等」と後ろの...全文を見る
○日笠委員 「等」ということでいろいろな御答弁をいただきましたけれども、とうとう明確な答弁がなくてまことに残念でございます。しかし、恣意的に、何かそのときになってみなければわからないというのは、これは一番困るんですね。先ほどから何遍も繰り返しておりますが、シミュレーションをしたっ...全文を見る
○日笠委員 それじゃ、条文の逐条解釈をちょっとやりたいと思います。  銀行法の一部改正のところの十六条の二でございますね。これは「証券会社等の株式の所有」というところでございまして、「銀行は、証券取引法第二条第九項に規定する証券会社又は金融機関の信託業務の兼営等に関する法律によ...全文を見る
○日笠委員 そうすると、銀行が銀行子会社を買収というのですか、設立というのでしょうか、できるということですね。
○日笠委員 それから十六条の三「子会社との間の取引等」のところでございますが、「銀行は、その子会社等」「又は顧客との間で、次に掲げる取引又は行為をしてはならない。」いろいろ書いておりますが、「ただし、当該取引又は行為をすることにつき公益上必要がある場合において、大蔵大臣の承認を受...全文を見る
○日笠委員 今度は十四条の二、「経営の健全性の確保」でございます。「大蔵大臣は、銀行の業務の健全な運営に資するため、銀行がその保有する、資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかその他経営の健全性を判断するための基準を定めることができる。」いわゆる健全性の確保を法律に...全文を見る
○日笠委員 だから、内容はどうなんですか。
○日笠委員 そうすると、例えばBIS規制の八%、国内の場合は四%とか、そういう具体的な数字を挙げて基準を告示されるのでしょうか。
○日笠委員 そのほか信金法、労金法、協同組合法、言いませんけれども、ほかの金融機関も健全性をうたっておりますが、全部同じ大臣告示でやられるのですか。そうすると、例えば労金法だと労働大臣告示、協同組合法ですと農水大臣、商工中金ですと通産大臣の告示ということでしょうか。
○日笠委員 健全性を法律に盛り込んだということについては評価いたしますが、罰則といいましょうかペナルティーといいましょうか、ただ頑張ってやりなさいよと言うだけで、目に見える形でのペナルティーといいましょうか、一生懸命努力しても何らメリットもないというようなことになるのです。  ...全文を見る
○日笠委員 終わります。
○日笠委員 私からは、所得減税につきまして、ぜひこれは実現すべきであるということで、まず強く要請をしたいと思います。  理由はいろいろございます。私、予算委員会のメンバーでもございますから、予算委員会でも申し上げました。現在もたついている消費、消費低迷とも言っておりますけれども...全文を見る
○日笠委員 これからどのように景気が上昇していくかもわかりませんが、ぜひひとつ、財源の問題は確かに、企業優遇税制を生活者優先の税制に変えることによって生み出すこともできますし、それから課税最低限は高いとおっしゃいましたけれども、先日の経企庁の調査によりますと、諸外国に比べて内外価...全文を見る
○日笠委員 PKOで何かと頭の中も錯綜されていると思いますが、公党間の約束事でございますし、あれから三カ月もたっておりますから、ひとつこれは総理、督励をして早く検討の場を設けて、補正予算なり、また来年度の予算に間に合うように検討を強く要望しておきます。  さて、きょうは私、予算...全文を見る
○日笠委員 そこで大蔵大臣、勧告には、いわゆるホワイト情報ですね、ブラック情報でない、いわゆる借り入れの状況等がわかるホワイト情報の相互交換であるとか、業者への立入検査を強化せよとか、利用限度の基準を支払い能力に応じて細かく設定せよとか、こういう勧告が出ておりますが、大蔵省は、こ...全文を見る
○日笠委員 そのプライバシー保護でございますが、問題は、どのような情報が利用され、本人に開示をしているかということが大事ですね。自分の知らないところでどんどん自分の情報が利用されているというのは気持ちの悪いものですね。そういう意味では、この点について、プライバシー保護を想定した何...全文を見る
○日笠委員 プライバシーに配慮した情報提供であり、また情報の交換を、これはきちっと押さえていかなければ大変な問題になりますので、ぜひ強く要請しておきます。  そこで、最近はクレジット系の会社は、与信限度額を三十万から二十万とか、五十万のところは三十万とか、だんだん利用限度額を下...全文を見る
○日笠委員 行政監察局の勧告は微に入り細に入り、立入検査だけでも延々と書いていますね。すっかり多重債務になりまして、これが累増して四万件だ、五万件だ、予備軍が何十万人だということがないように、貸し手責任ということもあるわけですから、この点をきちっと押さえておいていただきたいと思い...全文を見る
○日笠委員 総理、それは別表一と二のことじゃないかと思うんですね。別表三というのがございまして、これも積極的に移転を前提として検討するようにということになっておりますね。これは大蔵委員会ですから大蔵省にかかわる法人を申し上げますと、国民金融公庫、日本開発銀行、日本輸出入銀行という...全文を見る
○日笠委員 この問題は平成三年四月に橋本大蔵大臣に同じことを言ったんです。そうすると橋本大蔵大臣は、その閣議決定の場に私はいませんでした、だから、いたら金融機関は外して議論したであろうと思っておりますと、こういう答弁なんですが、まさか羽田大蔵大臣は、同じ竹下派でございましょうけれ...全文を見る
○日笠委員 終わります。
06月03日第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
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○日笠委員 いよいよまさに金融制度改革法案が大詰めを迎えました。きのう積み残した問題を中心に何点かお伺いいたしますが、その前に一、二、大臣にお伺いしたいのです。  先ほどお手元にお届けしました国税庁長官尾崎護推薦とあります「私たちの税金」、これは毎年大蔵省の方から私たち委員にい...全文を見る
○日笠委員 それから、過日、証券取引等監視委員会の制度についての法案は参議院も通過いたしました。今私どもがせっかく通した法案で、新たに監視委員会をつくるということで賛成をしたわけでございますが、国会の会期末も、延長ということがあれば別ですが、今のところ六月二十一日まで。ところが、...全文を見る
○日笠委員 それから、法案の審議の前にもう一点最後にお伺いしたいのですが、最近こういう要望が私どものところに多いので御質問を申し上げるわけですけれども、財形貯蓄のことです。財形貯蓄の中には、五百万円まで非課税ということで、住宅型と年金型があるわけですが、これにつきましては、一たん...全文を見る
○日笠委員 それでは、金融制度改革の中身といいましょうか、内容について何点かお伺いいたします。  先ほど佐藤委員でしたか、三局指導のことについて取り上げられました。私もかつてこの金融制度改革法案の審議の中で一度取り上げました。これは口頭通達なんですかね、口頭指導なんですかね。口...全文を見る
○日笠委員 正式な通達じゃないけれども、ちゃんとそれを聞いた銀行はこれを代々申し送りをしているわけですよ。ですから私の手元にこれがあるわけでして、私が偽造したわけじゃございません。  そういうことで、口頭通達が、五十年八月というと銀行局長は当時何をされておったのか、十六年前です...全文を見る
○日笠委員 そうすると、この諸規制、諸慣行の一つである三局指導の場合は、口頭通達、口頭指導での行政指導ですから、いずれにしても廃止するか明文化する、このように理解していいですか。
○日笠委員 今明文化するということをおっしゃいましたけれども、ファイアウォールの一部だと思うのですね。そういう意味では、運用基準だとかガイドラインをつくるときにはこの点もぜひ明確にするように、これは強く要請をしておきたいと思いますのでないと、先ほども青い目、黒い目が出ましたけれど...全文を見る
○日笠委員 それから、証券子会社の免許基準の具体化、明確化ということがうたわれておるわけです。証取審の本年一月二十八日の報告書です。これは時間がありませんので、一つ一つ詳しく聞きたかったのですが、いわゆる収支条項というものと適格性条項というものと経済条項、この三つを基準に免許付与...全文を見る
○日笠委員 証券子会社の免許を付与するときに、親銀行の健全性、体力が非常に大切である、影響を与えちゃいけないということで、例えばBIS規制の八%をクリアすれば一応健全性確保ということになるのでしょうが、しかしその八%ということが当然最低限の条件にはなると思いますよ、これをクリアし...全文を見る
○日笠委員 もう時間が来ましたので終わりますが、この金融制度改革法案につきましては、今日まで本会議を入れますと七十時間近い議論をしてまいりました。まだまだ不明確な点もありますが、後ほど附帯決議で私たちは担保したいと思っております。ですから、どうぞひとつ衆議院をスムーズに通過して参...全文を見る
11月26日第125回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○日笠委員 宮澤内閣は企業優先から生活者優先ということで発足いたしまして、一年がたったわけでございます。それで、そのスタンスがこの補正予算にあらわれるのかなという期待もしておりました。しかし、この補正予算で欠落しておる、生活者優先というこのスタンスが欠落しておるのは、いわゆる家計...全文を見る
○日笠委員 補正予算またこの二法案の採決のときに、野党がこぞって組み替え動議であるとか修正要求であるとかいうようなことはあるかもしれません。そのときに決断を迫られるかもしれません。が、もう少しこの減税問題に入っていきたいと思います。  今大蔵大臣の話を聞くと、もし減税するとなれ...全文を見る
○日笠委員 財源が赤字国債、これは私たちも望んでおるわけじゃありません。がしかし、隠れ借金とか裏公債とかいろいろ今回もやっておられますが、そういう伝統的な大蔵省の手法を使うならば財源はあるのじゃないかと思うのですね。  理財局長は——じゃどなたでもいいのですが、国債整理基金特別...全文を見る
○日笠委員 ことし定率繰り入れをする約三兆円ですが、既にこの特別会計へいかほど入っていますか。残がどれだけありますか。
○日笠委員 七千億円ぐらいということですかね。  それを大臣、今度は大臣ですよ、これを定率繰り入れを一部停止する、それで財源を見出して減税に回す。その減税も、私ここで大きいことを、一兆円、二兆円とこう言いたいところですが、本音の話をいたしますと、経済は心理学ですし消費者マインド...全文を見る
○日笠委員 それは償還ルールで六十年で償還ですから百分の一・六繰り入れる、これはわかっております。しかし、今までトータルでいかほど繰り入れを停止しておりますか。十五兆余りでしょう。それからもう一つは、今回の剰余金の特例法ですね。私は、特例ではなくて、先ほども同僚議員が言われたが、...全文を見る
○日笠委員 私が言っているのは、消費者マインドを刺激するということもその理由の一つですが、まだいっぱい、宅配便で送ってこなければいけないくらい量はたくさんあるんですよ。何年間も税制改正、減税してないとか、それから内外価格差というようなことはちっとも言いませんね、諸外国より課税最低...全文を見る
○日笠委員 それで、もう一つは、不要不急の不動産を売ってリストラをやっていこう、それはそういうふうにやってもらいたいと思いますよ、自助努力をやってもらいたい。役員の給与も何%かカットするとか、自助努力、それが目に見えた形で、私たちにわかるような努力はお願いしたい。  しかし一面...全文を見る
○日笠委員 大蔵大臣、何か派閥をつくられるそうですが、もう銀行からもらわない、どうですか。
○日笠委員 もう時間がありませんので、次の質問に移ります。  何回か大蔵委員会、予算委員会等で質問をさせていただき、業界も少しずつ前向きになっておるという実感をいたします、いわゆるカード破産に対する件でございます。  最高裁の調べによりますと、平成四年度の自然人の自己破産件数...全文を見る
○日笠委員 ホワイト情報を構築していくには、多大なシステムの開発費が要るわけですね。消費者信国産業というのは、これは一種の装置産業左んですね。コンピューターシステムそれからCATというようなものも各加盟店が持っていないと事故情報がわからぬわけですから、そういう意味では装置産業と言...全文を見る
○日笠委員 では、また別途御相談申し上げたいと思います。  では、最後に簡単な質問でございます。  このカード破産の原因にはいわゆる犯罪が見え隠れするわけですね。いわゆる買い取り屋とか紹介屋とかコーチ屋とか整理屋とかいうのが横行しておるわけです。テレビなんかでもこれは出ており...全文を見る
○日笠委員 終わります。