日笠勝之
ひかさかつゆき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月26日 | 第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号 議事録を見る | ○日笠委員 林大蔵大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。大臣は、明治維新揺籃の地、長州の出身でございますから、この厳しい財政運営を見事乗り切っていただけるものと期待もし、またお祈りをする次第でございます。 さて、先ほど大臣から当委員会における所信の表明がございまし...全文を見る |
○日笠委員 公債依存度が今現在一一・二%ということですね。五%であればまあよかろう、こういうことですが、先ほども隠れ公債とか隠れ借金とかつケ回しとかいろいろ宣言葉があるようでございますが、実際平成五年度末の見込みで「今後、処理を要する措置」をしなければならない事項とその金額ですね...全文を見る | ||
○日笠委員 そうすると、国鉄清算事業団の分の二十六兆円、これは株、土地、資産があるわけですから一概に二十六兆とは言い切れませんが、しかし先ほど言われた中の政管健保の棚上げ債務までは、これはいずれか会計にまたその処置をしなければいけないわけですね。恐らくトータルで十一兆一千五百七十...全文を見る | ||
○日笠委員 ですから、それは資料要求すれば出てくるのでしょう。ではなくて、初めから参考資料で添付して出せばいいんじゃないかということを言っているのですよ。それはできますか、来年度から。 | ||
○日笠委員 それで、先ほど言われた平成五年度末累計見込み額、それぞれの事項ごとに言われましたが、これは借りているといいましょうか、ちょっと会計間で、お互いに紳士協定で、ちょっと貸してくださいとか、今回は払うのをちょっとペンディングですよとか、こういうことですね。 そうすると、...全文を見る | ||
○日笠委員 金利は国債費に入っているのじゃないのですか。 | ||
○日笠委員 そうすると、金利は歳出の国債費の中にカウントされているわけですね。わかりました。 ですから、この隠れ借金がふえればふえるほど、大臣、国債費率二一・三%がどんどんふえるということです。余りこういうものを自由に貸し借りしたのじゃいかぬということですね。これも節度がなく...全文を見る | ||
○日笠委員 だから、召し上げるとは言ってないです、返せばいいんです。例えば、資金運用部資金なんかは百数十兆円オーダーでしょう。それから、全部とは言いませんよ、四兆円の減税としたら半分ぐらい借りましょう。それから国債整理基金特会へ定率繰り入れをやっておりますが、これも去年聞いたお話...全文を見る | ||
○日笠委員 そもそも、大臣、減税はするということになっているのですよ。地価税の法案を通したときに、附帯決議で所得減税とはっきり言っているわけですよ。地価税、今度〇・三%になるわけでしょう、本則へ戻って。今の予算書を見ると、全然減税がないですよ。 私たちは、あのときには、地価税...全文を見る | ||
○日笠委員 時間がありませんので、次の質問に移ります。 大蔵委員会、ヨクラ委員会というくらい夜暗くなってもじっくりやる委員会でございますから、しっかりまた議論させていただきます。 そこで、皇太子御成婚が皇室会議で決定されました。慶事でございます。これを記念しまして記念貨幣...全文を見る | ||
○日笠委員 これから検討していくとなると、恐らく金貨でしょうか、白銅貨になるのでしょうか、複数発行というふうなこともあり得るわけですか。 | ||
○日笠委員 金貨など高額ですから、これは余り需要はないようですから、白銅貨の五百円ぐらいつくって、二種類ぐらい出すと広く国民に行き渡るということですから、そういう議論が大蔵委員会であったということで有識者の会合で皆さんにお伝えください。 それから偽造防止、これは厳にお願いしな...全文を見る | ||
○日笠委員 ぜひこれを発行して広く国民に知らしめるという見地からも、十月二日から始まるのですが、前倒しで二カ月か三カ月ぐらい前から発行する、そして広くしていただく、こういうことも可能性があるわけですね。 先ほどの皇太子御成婚の金貨も、これはどうも五月か六月かと言われております...全文を見る | ||
○日笠委員 わかりました。いずれにしても、大臣、前向きに検討をお願いしたいと思います。 それから、ちょっと一分ほどありますが、佐川急便本社に税務調査が入ったという報道が大々的になされておりますが、国税庁、来られていますか。どういう調査なのか、どういう調査を念頭に置いてしようと...全文を見る | ||
○日笠委員 終わります。 | ||
02月23日 | 第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号 議事録を見る | ○日笠委員 先ほど同僚の小川委員の方からも御質問がございましたが、円が急騰しておるわけでございます。 細かい内容は先ほど御答弁ございましたので割愛させていただきますが、週末にG7の蔵相会議がありますね、これに臨む大蔵大臣のお考え、御所見をまずお伺いしたいと思います。 |
○日笠委員 それならテレビ会議で済む話ですね、その程度であれば。そうでなくて、今の円高、急騰局面に際して、日本国政府としても、例えば各国協調のそういう体制がとれるのかどうかとか、我が国における景気の影響がどうだとか、やはりそういうものも当然フランクな話し合いの中ではされるのですか...全文を見る | ||
○日笠委員 国内の景気に対する影響も、まだ局面が始まったばかりですから円高不況とは言い切れないわけでございますが、しかしその点はしっかりと、フランクな中にも真摯な気持ちを込めて、言うべきことはやはり言っていただきたいな、かように思っておりますので、これは御要望しておきます。 ...全文を見る | ||
○日笠委員 細かくお話をすればよかったのかもしれませんが、今の大臣の御答弁をお聞きすると、それ以上細かく聞いても聞く耳は持たぬという感じですから、細かい話はまた予算委員会で、集中審議があるやもしれません。私、バッターに公明党を代表して出るやもしれませんので、そのときに細かいことは...全文を見る | ||
○日笠委員 そうしますと、予算は恐らく通ると思うのです、自然成立てもできますし。それでは租税特別措置法はどうなるのですか。 もし野党が今言っている修正共同要求が、全部とは言いませんが何がしか通らないと、租税特別措置法は当然盛り込まなければいかぬものがたくさんあるわけですから、...全文を見る | ||
○日笠委員 ベストとおっしゃいますけれども、与党の政策担当者も住宅減税とか教育減税ということをおっしゃっているわけですよ。 ですから、私が申し上げたいのは、絶対やらない、私たちの要求は一切聞きませんというのではなくて、フランクにG7でも話をするのなら、もう少しフランクにここで...全文を見る | ||
○日笠委員 私は今の大臣の答弁で、我々が要求している修正案なるものに対しては絶対にやらないというのじゃなくて、国会で与野党で決まれば、行政府、特に税財政を預かる大蔵省の最高責任者である大臣としては従う、こういうふうにとらせていただいて、そういう御決意だととらせていただ。いて、次の...全文を見る | ||
○日笠委員 今後の検討課題で今大臣言われた物価スライドがありますね。これは、物価が上がれば、当時五%以下ならばしょうがないということでしたけれども、たとえ一%でも二%でも物価が上がればスライドする。これは物価が上がる局面でちゃんと対応しているわけですよ。 では、こういう金利が...全文を見る | ||
○日笠委員 そこで、金利が下がる局面の中で、幸いにも福祉預貯金制度というのがございますね。この福祉預貯金制度について実態はどうなのか、いわゆるどのくらいの該当者がいて、どのくらいの方が預け入れをして、一人当たりの預け入れの金額等の実態について、大蔵省と郵政省と、それぞれお答えをい...全文を見る | ||
○日笠委員 この福祉預貯金制度を活用できる該当者は、人数はどれくらいいるとお考えですか。 | ||
○日笠委員 五百五十万人が対象者でありながら、民間金融機関と郵便貯金合わせても十万を切るわけですね。八万九千件、十万切るわけですが、なぜこんなに少ないのでしょうか。福祉定期郵便貯金の利用状況を経年度で見ますと、多いときは九十五万件とか、九十四万件ということもあったわけですが、急激...全文を見る | ||
○日笠委員 郵政省さん、いつ郵政審議会があって、いつ政令改正ですか。いつ改正をするのか。閣議決定がその前にあるのでしょうか。それから政令改正の告示ですか、官報掲載とか、いつから郵政省の方はスタンバイするのか、そのスケジュールをちょっとお願いいたします。 | ||
○日笠委員 そうすると、民間金融機関も郵貯の方も、三月一日から四・一五%据え置きで期間を延長して預け入れができる、こういうことですね。 そこでもう一度前に戻りますが、五百五十万人の対象者、該当者と言った方がいいかもしれませんが、いらっしゃるにもかかわらず、八万九千件程度でござ...全文を見る | ||
○日笠委員 大蔵省の方も郵政省に負けないようにしっかりPRを強く要望しておきます。 それから、預け入れ限度額が民間金融機関も郵貯もそれぞれ三百万円になっておりますね。先ほどちょっと大蔵大臣に毒づいた言い方をしましたが、租税特別措置法は今度老人マル優なんかが三百万が三百五十万に...全文を見る | ||
○日笠委員 利用者の側に立つサービス、三百五十万あるのに三百万しか福祉預貯金できない、当然該当者ですよ。あと五十万はまた別途しなければいけない、そういう煩わしい手続も必要となるわけでございますから、租税特別措置法が通れば検討はお願いをしておきたいな、私はかように思います。要請をし...全文を見る | ||
○日笠委員 顧客名簿、リスト流出に対しての通達は出されたんですか。 | ||
○日笠委員 全銀協はノンバンクは入っていませんよね。これはどうされるのですか。 | ||
○日笠委員 幾ら指導徹底をしても、盗み出したんではこれはもうどうしようもないわけでございまして、一般論でいいんですが、きょうは警察庁からもおいでいただいておりますが、そういう金融機関等の名簿、顧客リスト等を盗み取って、盗み取るというか持ち出して、それを売買したり、またそれをネタに...全文を見る | ||
○日笠委員 問題は、プライバシー保護法なるものがないと、なかなか捜査も難しいようですね。 これは将来的な問題でございますが、日本人はプライバシーということについてはそんなに敏感でないのですね。納税者番号制度を創設という話もありますが、これももし創設するなら、プライバシー保護法...全文を見る | ||
○日笠委員 そうですね。法務省をお呼びしておけばよかったかもしれません。 第五条第六項によると、いわゆる振り込み手数料を顧客負担にした場合は一応みなし金利と見る、こういうように私どもは理解をしております。 ところが、それを社内通知で、振り込み手数料はお客様負担として、融資...全文を見る | ||
○日笠委員 では、個別具体的に彼ほど局長にお話をしておきたいと思います。 次に、大臣、プライバシー保護法ですね。捜査するにも、やはりそういう法律がないとなかなか窃盗罪か横領罪か特別背任かわからないというような感じになってきますしね。これは、やはり納税者番号制度を税調でも今後検...全文を見る | ||
○日笠委員 では、法案の内容について、時間がたちましたけれども、何点がお聞きしたいと思います。本末転倒かもしれません。 今回、補助率の刻みが改正になりますと、今まで何段階あった刻みが何段階に簡素化、合理化されるのでしょうか。 | ||
○日笠委員 十一段階が五段階ですね。何か、所得税の刻みが簡素化されたのとよく似ておりますが、これは簡素化ということで一歩前進だろうとは思います。 それと、補助率が合理化、簡素化されることにどのようなメリットがあるのでしょうか。特に地方の事業負担は具体的にどの程度軽減されていく...全文を見る | ||
○日笠委員 その次に、補助率の見直しによりまして、農業農村整備事業における農家負担のような受益者負担があるわけですが、これが増加するのかしないのか、またどのような措置を講ずるのか、こういう点についてもお伺いしておきたいと思います。 | ||
○日笠委員 続いては、承継債務の方の質疑に移りたいと思います。 平成四年十二月十九日の財政制度審議会で、この承継債務等につきまして、隠れ借金というのでしょうかこれは「あくまで特例公債の発行を回避するための臨時緊急の措置として慎重に取扱われるべきであり、それぞれの制度・施策の運...全文を見る | ||
○日笠委員 それが歯どめということですが、いずれにしましても「今後処理を要する措置し、俗に言う隠れ公債、隠れ借金については、我々が要求をすれば資料としてそれなりのものが出てくるわけです。これもこの前も申し上げましたが、予算の説明というパンフレット調のものがありますね、予算書そのも...全文を見る | ||
○日笠委員 昼も過ぎましたし、時間短縮の観点からも、これで終わります。 | ||
○日笠委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について配慮すべきである。 一 公共事業等に係る国...全文を見る | ||
03月05日 | 第126回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号 議事録を見る | ○日笠分科員 大臣、遅くまで大変に御苦労さまでございます。 文教行政を取り巻く諸問題がいろいろ表面化しております。例えば山形のいじめ殺人事件であるとか亜細亜大学の情実入学、教育費の高騰、大学附属病院の未払い問題、お寒い大学研究室の環境、内定取り消し、業者テストの全廃に対する各...全文を見る |
○日笠分科員 総務庁の家計調査によりますと、全世帯の平均で六%が教育費なんです。ところが、四十五歳から四十九歳までの中堅サラリーマンは何とその二倍の一一%なんです。こういうことを見ても、教育費の負担軽減というのはもう喫緊の課題になるわけでございます。たまたまきょうの朝日新聞の世論...全文を見る | ||
○日笠分科員 ぜひひとつ与野党協議で教育減税ができますように私たちもしっかり頑張りたいと思いますし、平成六年度のいわゆる税制改正では文部省はちゃんと大蔵省に、こういう教育減税をすべきであると要請ぐらいしたっていいと思いますね。強く要望しておきます。 続きまして、今度は地元の問...全文を見る | ||
○日笠分科員 累次増加をしておるわけでございます。 そこで一昨年、学位授与機構というのが設立されました。その学位授与機構の業務内容を見ますと、学位授与機構の認定する高等専門学校の専攻科で単位を取得すると、学位授与機構から学士の授与があるわけでございます。今高等専門学校でこの学...全文を見る | ||
○日笠分科員 今後高等専門学校に専攻科を漸次拡大していく、このように期待をしたいわけですが、どういう基準で設置をされますか、認定されますか、お聞きしたいと思います。 | ||
○日笠分科員 中国地方は一つもございませんね。ぜひ津山工業高等専門学校に専攻科を設置していただきたいと地元も強く要望しておりますが、可能性はございますか。 | ||
○日笠分科員 ですから、要望が出たら検討していただけますか。 | ||
○日笠分科員 では、次に移ります。 いわゆる小児成人病という言葉が一般化されつっございます。私もこの問題はもう過去いろいろな委員会で取り上げてまいりました。おかげさまで、昨年度初めて尿糖検査が実施をされました。学校保健法を改正していただきました。その結果、尿糖検査でどれくらい...全文を見る | ||
○日笠分科員 これは第一次スクリーニング、リトマス試験紙みたいなのを尿につけてそしてわかる部分ですね。問題は第二次検査、その結果というのは追跡調査といいましょうか、掌握されておられますか。 | ||
○日笠分科員 ですから、二次検査で学問的にいくと三分の一か四分の一、ざっと計算しますと五、六千人ということになるわけです。この人たちが果たしてどうだったのかという追跡調査といいましょうか、検証というのは今後されますか。 | ||
○日笠分科員 そうすると、その子がもし糖尿病ならば、給食とか体育の時間の問題だとか、こういうものにもリンクしてくるわけでしょう。そういう意味で、ちゃんと追跡調査でこの子とこの子とわかるようにしておかないと、一把からげてどんな給食でも出していいということにはならぬわけでしょう。そう...全文を見る | ||
○日笠分科員 それと同時に、以前も鳩山文部大臣のときにもお聞きしましたが、心電図とか血圧測定も、文部省のデータもいただきましたら、高校で六三%がもう既に心電図をやっていますし、血圧も高校ではもう四分の一、二五%がやっているわけですね。こういうものも学校保健法を改正して早期に取り入...全文を見る | ||
○日笠分科員 尿糖検査に絡みますが、大臣、きょうは実は現物を持ってこなかったのですが、清涼飲料水の中に糖分として砂糖十個分とか十二個分入っておるわけですね。それを子供さんは、特に夏場はがぶがぶ飲むわけです。そういうことで、私は、この清涼飲料水や加工食品には栄養成分の表示をすべきだ...全文を見る | ||
○日笠分科員 時間がなくなりましたから、大臣、これからの問題は一問一答でいきますから、御決意をお聞きします。 去年、国連の障害者年が終わりました。引き続きまして、アジア・太平洋障害者の十年というのが始まっておるわけです。私は、特に精神薄弱児の社会参加ということで以前からお願い...全文を見る | ||
○日笠分科員 続いて大臣、大学附属病院の未払いという大きな問題が出てきておりますが、これはどのように対処されますか。 | ||
○日笠分科員 総額何枚、どれくらいの代金未納があるのでしょうか。 | ||
○日笠分科員 これはどこから支払うのですか。予備費か何かもらうのですか、それとも、特別会計ですから借入金でもされるのですか、どうなんですか。 | ||
○日笠分科員 割と予算をしっかりとっておられたのですね。結構なことだと思います。 それから、先ほども申し上げましたが、昨年は国連障害者の十年の最後の年でございました。今度、アジア・太平洋障害者の十年ということになるわけですが、どうも障害者の方のスポーツ施設、これをある団体の方...全文を見る | ||
○日笠分科員 いろいろ統計をとられますよね、スポーツ施設、どういうものが各県幾らあるかとか。そのときに一緒に、あわせて障害者の方が利用できる設備があるのかどうかという項目をちょっと入れていただければ全国調査というのはできるわけですよ。そういう御努力をいただけませんですか。 | ||
○日笠分科員 時間がなくなりました。 最後に大臣、私は教育の機会均等というのは、これは非常に大事なことであると思います。また、それがあったからこそ、今日、日本のいわゆる人材育成、また経済大国というふうにもつながったと思いますね。 もうこれは最近のニュースで私、大変個人的に...全文を見る | ||
○日笠分科員 終わります。 | ||
04月13日 | 第126回国会 衆議院 本会議 第19号 議事録を見る | ○日笠勝之君 山原議員にお答え申し上げます。 三点の御質問かと思います。 まず第一が、不正蓄財事件ややみ献金事件などの究明と、再発防止をまず確立すべきではないかというお尋ねでございます。 金丸前自民党副総裁の巨額脱税・不正蓄財事件、やみ献金問題、さらには政財官の構造的...全文を見る |
04月14日 | 第126回国会 衆議院 本会議 第20号 議事録を見る | ○日笠勝之君 木島議員のお尋ねの中で、私からは、政治改革を口にする以上、金権腐敗の大もとにある企業・団体献金禁止を最優先課題として取り組むべきではないかというお尋ねでございますが、お答えいたします。 私たち公明党は、かねてより一貫して企業・団体献金の禁止を主張し、みずからも自...全文を見る |
04月15日 | 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号 議事録を見る | ○日笠議員 私たちは小選挙区制の実験者じゃございませんから、今まで寡聞にしてしか聞いてない範囲ではございますけれども、まずその中で一つだけ例がありますね。奄美群島。ここの例を見ていただければ、そこに全部の欠点が集積されているのではないか。私の方から、いいことがあったといったならば...全文を見る |
04月16日 | 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号 議事録を見る | ○日笠議員 こういうスタイルの論戦、大変評価をするものです。 先ほど深谷議員の方から大いにやろうということでございますので、私はお願いをしなければいかぬと思うのです。例えば物価特別委員会の方には、我が党は消費者保護基本法の改正案を議員立法で出しておりますし、法務委員会では、二...全文を見る |
04月20日 | 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第8号 議事録を見る | ○日笠議員 今、松原委員の方から御説明がありましたが、私どもは、政官財のいわゆる構造的なところにメスを入れなければ、いわゆる抜本的な改革はできない、こういう意味で一体化して、一括して処理をと言っておるわけです。 木島議員のアンケートでございますが、政治腐敗防止の制度五三%です...全文を見る |
04月21日 | 第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号 議事録を見る | ○日笠委員 まず、委員長に、資料を委員の皆さん、関係者の皆さんにお渡しいただくことをお許しいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。 |
○日笠委員 では、資料がお手元に行く前に何点がお聞きをしておきたいと思います。 まず、既に発行されております天皇在位六十周年の記念金貨でございますが、昭和六十一年に一千万枚、六十二年に百万枚、これが製造されたわけでございますが、その後、年次別で結構でございますが、どの程度還流...全文を見る | ||
○日笠委員 天皇在位六十周年の金貨の場合は三四・七%が日銀に還流しておる、三枚に一枚がもう日銀の方に返ってしまっておるわけですね。私はそういうことも心配して、かつて金貨の発行の法案のたびに、名前を言っていいかどうか知りませんが、窪田理財局長とか大須理財局長、藤井局長の大先輩ですが...全文を見る | ||
○日笠委員 ですから、当時の窪田局長は、ほとんど記念にしまっておかれることになるのではないでしょうか、愛蔵されるのだ、こう言っておるわけですよ。それがもう三枚に一枚が日銀に返ってきでおるから、これは見通しが甘かったのではないですか、それに対して大臣どう思いますかと、こう申し上げで...全文を見る | ||
○日笠委員 ですから、昭和天皇在位六十周年の記念金貨は、平成四年度現在、三百八十二万枚還流しておりますし、天皇即位の十万円金貨は三十二万枚還流しておる、こういうことでございます。 今回の皇太子御成婚にかかわる五万円金貨ですが、二百万枚、こう聞いておりますが、天皇即位のときも二...全文を見る | ||
○日笠委員 会議録が残っていますから、何年後かにまた検証いたしましょう。 そこで、にせ金貨が大量に発見されて、今現在捜査がまだ進んでおるわけでございますが、その押収されたにせの十万円金貨以外には今日本の国ではにせ金貨はもうない、こういう確信がおありですか。 | ||
○日笠委員 そこで、お手元の資料をちょっと見ていただきたいと思います。 私の事務所で、電話ではございますが、天皇在位記念の十万円金貨がある、現実に持っていますから、これについて都銀、地銀、信用金庫、信用組合、労働金庫等々に両替してもらいたいと電話で確認をした結果がお手元の一覧...全文を見る | ||
○日笠委員 ですから、わざわざ資料をお配りして、他行に持っていってくれとか、そういうことを通達で言っているのですか。先ほど、もうにせ金貨はない、そう確信しているとおっしゃったじゃありませんか。だったら、疑義のあるものは全然ないわけでしょうから、堂々と両替してさしあげればいいじゃあ...全文を見る | ||
○日笠委員 私は割としつこい方ですから、もう一遍同じ銀行の支店に電話をして検証して、皆さん方が通達なり全銀協を通じていろいろやられたことがどうなったかということをまたやるかもしれませんから、一生懸命取り組んでいただきたいと思います。 それから、この資料の下の方のいわゆるスーパ...全文を見る | ||
○日笠委員 発出しても、この一週間以内の調査では、六割も使えないと言うのですよ。これは大蔵大臣と通産大臣が話し合っていただいて、我が省が自身と確信を持って出した十万円金貨が使えないというデータがあるんだ、ぜひひとつこれは通産省の方からももう一度発出して、使えるんだ、もうにせ金貨は...全文を見る | ||
○日笠委員 日本国政府のこの法貨が銀行に行っても当然両替はしてもらえる、両替の免許を持ってやっているのですから。それからまた、量販店でも当然これは使用できる、こういうふうになるようにすることが、今までのにせ金貨事件の問題にきちっと対応したということになるのじゃないでしょうか。この...全文を見る | ||
○日笠委員 突然何か口がかたくなってきたのですけれども、前回の天皇即位のときにはプルーフ金貨は何枚だったのですか。大体それの横並びでしょう、二百万枚ということであれば。ちょっとお聞かせ願いたい。 それとあわせて、海外の在留邦人の方も、こういう国家的な慶祝行事で発行される記念貨...全文を見る | ||
○日笠委員 では、最後にまとめてお答えいただきたいと思います。 一つは、このたびの記念貨幣を発行した場合の俗に言う税外収入はいかほど見込まれるのかということ、既にお答えがあったかもしれませんが、再度確認したいと思います。 それから、長野オリンピックがございますが、この長野...全文を見る | ||
○日笠委員 終わります。 | ||
○日笠委員 大蔵大臣、午前中から長時間御苦労さまでございます。余り大臣が御答弁なさらないので、一つ御答弁していただける質問をつくりましたので、お答えいただきたいと思います。 実は、私も政治改革特別委員会の社公案の政治改革関連法案の提案者ということで、答弁をする側なんですね。皆...全文を見る | ||
○日笠委員 確かにちょっと早過ぎた感が否めないですね。 円高もちょっと急ピッチということも言えるのです。ちょっと円高のお話をしたいと思うのですが、きょうは午前中一時一ドル百九円九十銭ですか、史上最高、いわゆる百円台突入か、こう思いましたら、午後からちょっとまた百十円台に返っで...全文を見る | ||
○日笠委員 まさにファンダメンタルズを反映しておるということですが、急ピッチですといろいろなところに大きな影響を与えますので、ソフトランディングという方向が一番いいかと思うのですね。 せっかく与野党で不況対策に関する与野党協議会をつくりまして、私も公明党の代表で実務者レベルで...全文を見る | ||
○日笠委員 では、次の通告をしております質問に移りたいと思います。 各省庁が作成されます各目明細書というのがございますが、これは財政法上、予算決算及び会計令におきましてどういう位置づけになっておるか、お聞きしたいと思います。 | ||
○日笠委員 実は私、予算委員会、大蔵委員会等々でこれについて質問をする予定だったのですが、二日間ほど予算委員会がとまったりしましてとうとうできなくて、もう平成五年度の予算は通ってしまったのですけれども、今後の大蔵省の御見解をお聞きしたいということで、あえて、平成五年度の各目明細書...全文を見る | ||
○日笠委員 それから二年たちまして、またことし各目明細書をいただいて、じっくり見させていただきました。 裁判所所管の各目明細書をお持ちですか。この二ページに警備手当八百四十万、積算内訳が一万四千人、こうなっておるのですが、一万四千人で八百四十万の手当なんていうと、一人当たりわ...全文を見る | ||
○日笠委員 それから、同じく裁判所所管の三ページの庁費の積算内訳のところに、国家公務員財産形成施行事務費とありますね。施行事務費。これは、マニュアルは促進事務費、こうなっておりますね。それから、同じく総理府総務庁の三十九ページにも国家公務員財産形成施行事務費。マニュアルは促進、こ...全文を見る | ||
○日笠委員 大臣、大臣のところへ送付されてくるのですから、しっかり統一性、総覧性のある各省庁の各目明細書にさせますと、ちょっと決意を言ってください。答弁をしないと疲れるでしょう。私も答弁席へ座って疲れるのですよ、じっと待っているのは、いつ来るか、もうそれだけで緊張していますので、...全文を見る | ||
○日笠委員 では、次の質問に移りますが、ぜひひとつ先ほどのことを強く要望しておきたいと思います。 それから次は、証券取引等監視委員会が昨年七月二十日設立されました。以来、約九カ月間たったわけでございます。この関大変なお仕事をしていただいた、活動されたということに敬意を表します...全文を見る | ||
○日笠委員 余り犯則事犯なんかない方がいいわけなんですけれども、しかし、頑張っていただきたいと思うのです。仮名口座がどうだ、飛ばしがどうだ、インサイダーがどうだというのは、新聞紙上を見ているだけでもまだまだ証券市場、完全に個人顧客、十分信頼を取り戻しているのかなというさまざまな事...全文を見る | ||
○日笠委員 局長、今三社言われましたですが、あと信託銀行が証券子会社という予備審査ですか、そういうお話はなかったのですか。 | ||
○日笠委員 これは銀行局、来られていますか。おられますね。 信託子会社の方の予備審査というのでしょうか、これは突然の質問なんですが、何行ぐらいが、証券会社が、または銀行が信託銀行の子会社をつくりたいというふうなお話はございますか。 | ||
○日笠委員 金融機関も大変厳しい情勢ですから、果たして出されるかどうか、今後関心を持って見守っていきたいと思います。 その次、国債、赤字国債、建設国債という国債の議論をちょっとしたいと思います。 建設国債は発行対象事業を予算総則で明示をしておるわけですね。財政法四条にそう...全文を見る | ||
○日笠委員 じゃ、もう少し細かくお聞きします。 例えば金額であればどのぐらいの金額以上のものとか、それから設備とか施設とかいろいろございますが、以前航空機、ヘリコプターなんかはなぜ入らないのかという議論もいたしましたが、その辺のもう少し細かいスタンス、区分けといいましょうか、...全文を見る | ||
○日笠委員 いや、ですからそれはわかっているんです。例えば金額で数千万円でも、じゃ、第四条で言う建設国債発行対象事業になるのかとか、設備と施設は一体でなければいかぬとか、そういう区分けというんでしょうか、私の言い方が悪いかもしれませんが。 御存じのように、総合経済対策をいろい...全文を見る | ||
○日笠委員 そうすると、与野党の実務者レベルで自民党側から、スーパーコンピューターを総合経済対策で十一台ほど考えているという話がありました。それは結局備品調達ということで、これは建設国債発行対象にはならない、そういうふうに考えていいでしょうか。それとも、スーパーコンピューターを入...全文を見る | ||
○日笠委員 それから高度医療機器も、国立病院とか国立大学附属病院、そういうところにも入れたらどうか、こういう話もあったのですが、こういうものは建設国債発行対象になり得るのでしょうか。 | ||
○日笠委員 大体概略わかってきたのですね。高度医療機器も、いわゆるそれが稼ぐものは財投で借入金で借りて、それで収入が上がったもので返していけ、こういうことなんですね。その辺の原則がわからないから、病院も建てかえて医療機器も入れろ、はい、これで建設国債でいけるじゃないか、こういう乱...全文を見る | ||
○日笠委員 事前レクでそういう話になっておりますから、ひとつよろしく対応をお願いしたいと思います。 そこで、私たち社公民で、当初予算のときにも強く要求いたしました、いわゆる大幅所得減税でございます。実務者レベル等を通じまして、最終的に全体会議を開きまして、第一弾ということで政...全文を見る | ||
○日笠委員 終わります。 | ||
04月23日 | 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第10号 議事録を見る | ○日笠議員 現行法はそういうことになっております。先ほど静岡一区ですが、私は岡山一区ですが、前回の選挙が終わってから現職五名のうち三名は張られたことがあります。私は張っておりません。やはりいろいろ美観の問題とか、なかなか最近市民の方のそういう意識が高いものですから、そういうのも気...全文を見る |
○日笠議員 公設秘書は何人ぐらいかということですが、先日、日米議員交流プログラムでアメリカヘ行ってきました。上院議員の方に何人がお会いしまして、その議員会館の部屋に行きますと、大変大きな部屋で、三十人ぐらい部屋の中にいらっしゃる。地元にも三十人ぐらいいらっしゃる。何でそんなにたく...全文を見る | ||
○日笠議員 戸塚議員のおっしゃるような、役場の課長さん並みの私生活、全く賛成でございます。 今佐藤提案者の方から言われましたように、「清貧の思想」という、今ベストセラーになっておりますけれども、私、読みましたけれども、やはり政治家こそそういう倫理といいましょうか生活を今こそ求...全文を見る | ||
○日笠議員 私どもは、近代政党、国民政党でございまして、党組織が町村に至るまでぴしっとございますので、党組織を通じて党員さんから連絡をしていただき、党員さんのお宅で五名とか十名とかいう集会はもうしょっちゅうやっております。大集会は年一回、渡部副委員長に来ていただいて大々的にやると...全文を見る | ||
○日笠議員 三野議員のおっしゃるような趣旨で私どもは企業も団体の献金も禁止をしたわけでございます。日本の場合、株主総会でももう五分で終わったとか十分で終わったとか、株主が正当な権利を行使して、では我が社はどういう献金をどこにしたのかというふうなことまで株主総会で話し合う場はほとん...全文を見る | ||
○日笠議員 私ども公明党は、企業・団体献金を内規でもって既に禁止をしております。やせ我慢の記かもしれませんけれども、自立自助でいかなきゃいけない。そしてまた、ささやかな個人の浄財ならば、上限を決めて枠内でということでは受け付けておりますが、いわゆる自浄能力を発揮して既にやっており...全文を見る | ||
○日笠議員 我が党も、日常の政治活動、それから政策立案なんかも踏まえて幅広く活用させていただけると思っております。 | ||
○日笠議員 これは自治省の方に、先ほどバスの件、これは今の現行法どうなっているか、先にちょっと御答弁いただいて、追加をしたいと思います。 | ||
○日笠議員 現行法、そういうことでございます。なおかつ私たちは、団体献金も今回禁じているということで御理解いただけると思います。 | ||
○日笠議員 企業献金につきましては、自民党提案者の方から、この委員会の初めの方でございましたけれども、いわゆる東西冷戦のときは自由主義頑張れ、市場経済頑張れということで、企業もそういう立場だったから企業献金をしたと、こういうような答弁がありましたね。今や東西冷戦は崩れて、一部の人...全文を見る | ||
04月27日 | 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号 議事録を見る | ○日笠議員 ルビコンはもう渡ったつもりでございます。まだ渡り切れずにうろうろしている人が何人がおりますけれども、我々が先導的に頑張れば必ずや成就する、こういう決意でおります。 |
○日笠議員 三月の終わりにニューヨークへ行きまして、成田に着きました。荷物を持って出口から出ようと思いますと、中年の紳士が、あなたは国会議員かと言いました、バッジをつけていましたから。そうですと言ったら、きょうは不愉快だ、国会議員と一緒に飛行機に乗っておった、こう言われました。こ...全文を見る | ||
○日笠議員 これは現行制度でも、党費とか会費というものは、それぞれの政党なりその政治団体の規約によりまして決めるものでございます。そして、その構成員である会員なり党員の方がいわゆる債務として、払うべきものとして払うわけですね。そういうことで上限はないわけです。問題は、じゃ会費が百...全文を見る | ||
05月12日 | 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号 議事録を見る | ○日笠委員 関連でございますが、議員が見識を持ってそれぞれいろいろな意見を述べることは、これは当然だと思います。それまで否定はしません。 がしかし、この政治改革特別委員会も七十時間になんなんとする議論を進めてきました。そしてきょうは、こういうフリートーキングという、私も十年ほ...全文を見る |
05月13日 | 第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号 議事録を見る | ○日笠議員 修正なしで自民党案をのめるか、こういうことでございますが、私どもは、この議論を通じて、恐らく自民党の皆さんがこの併用制に賛同してくださるという強い確信を持っておりますので、そういう気はさらさらございません。 それと、修正はどうかということですが、まず選挙制度は、こ...全文を見る |
05月24日 | 第126回国会 衆議院 予算委員会 第24号 議事録を見る | ○日笠委員 カンボジアにおきます選挙もほぼ順調に推移をしておるようでございます。私は、殉職されました中田さん、高田さん、御両人に心から弔意を表しながら、カンボジアにおける選挙が、二十八日の投票日、そしてその後の制憲議会がつつがなくできますように思いを込めながら、まずPKOの問題に...全文を見る |
○日笠委員 また一両国民が不安を感じておるのは、閣僚の一部の方ではございますが、思いつき発言と言っては失礼かもしれません、PKOの見直し前倒しであるとか、PKF凍結を解除せよとか、こういろいろ発言があるわけですね。これらについて、私は、総理以下全閣僚が心を一つにしてこの問題に取り...全文を見る | ||
○日笠委員 公明党も参加五原則を法案に盛り込んで賛成をした、いわゆるPKO与党と言われておるわけですね。ですから、殉職された事件があったときにはもう党本部には電話が殺到して、公明党が賛成したからこういうことが起こったんではないかという大変おしかりをたくさんの人から受けたのも事実で...全文を見る | ||
○日笠委員 どうぞしっかり情報を皆さんと共有をして、安心していただけるような努力もお願い申し上げておきたいと思います。 具体的にさらにお聞きいたしますが、総理は、このカンボジアにおける総選挙の投票率は、大体これぐらいまでいけばいわゆる公正で有効性があるとお考えでしょうか。明石...全文を見る | ||
○日笠委員 余り投票率が低いと、ポル・ポト派から有効性がないとかいういわゆるクレームがつくという意味で申し上げたわけでございます。 それからもう一点、先ほど文民警察官のお話が出ましたけれども、文民警察官の任期は七月十二日までと聞いておりますが、それ以前に日本に帰国をする、こう...全文を見る | ||
○日笠委員 それから、村田大臣と柳井事務局長がカンボジアまで行かれましていろいろ折衝をされました。柳井事務局長は帰国報告で総理に報告されて、総理も了承、了解、こういうことの中で、一つは文民警察官の再配置、それから二つ目は選挙後の早い時期に撤収を含めてしかるべき措置をする、こういう...全文を見る | ||
○日笠委員 カンボジアの選挙は、これは非常に日本にとっても教訓があると思うのですね。PKOとはちょっと関連が違うのですが、この後政治改革の問題をやりますから、それにちょっと絡んでいるんですが、これは州ごとの比例代表制なんですね。それから、十八歳以上の方には選挙権があるのですね。そ...全文を見る | ||
○日笠委員 じゃ、御当局は自治省ですか、自治大臣どうですか、十八歳以上の選挙権、海外在留邦人の選挙権。カンボジアの、これから民主主義国家をつくろうという国がもうやっておるわけですから、これは前向きに選挙制度審議会なんかでも検討してもらうべき課題だと思いますが、いかがですか。 | ||
○日笠委員 答弁になっていないような気がしますが、検討してください、十八歳以上、海外在留邦人の選挙権は。 じゃ、政治改革の件に移ります。 私、今社会・公明党案の提案者ということで、百時間以上の審議の答弁者ということで、本会議や、また閣僚の皆さんが座っている席へ座りまして御...全文を見る | ||
○日笠委員 そこで、もう一つ、これは政治改革特別委員会の自由討議で出た意見でございますが、腐敗防止先行はだめだ、腐敗防止だけ先行させるのはだめだ、一括処理と関連しますが三つ目は、衆参ワンセットの選挙制度議論は今はなじまない。この二つについて私が自由討議で、これはもう特別委員会で議...全文を見る | ||
○日笠委員 そこで、これは通告しておりませんが、通産大臣、二十二日岐阜県で、報道によると、腐敗防止優先を強調、こういうふうに報道が出ております。これは各紙皆出ていますね。これは総理が言った腐敗防止先行じゃないというのとちょっと違うようですが、これは真意はどうなんでしょうか。腐敗防...全文を見る | ||
○日笠委員 いずれにしても一体で処理をする、こうなっていますから、後ろから鉄砲の弾を撃たぬようにひとつお願い申し上げておきたいと思いますよ。 そこでもう一つ、いよいよ百時間を超す特別委員会での議論が、まあ地方公聴会が終わりました。あすですか、特別委員会で地方公聴会の報告を聞く...全文を見る | ||
○日笠委員 それは、三百の小選挙区制でいわゆる政権の軸をつくろう、あとの二百の方の比例はいわゆる民意を反映しようという、まさに第三者の知恵なんです。そういう意味では官房長官がおっしゃるような御意見もわからないではありませんが、参議院でドント方式を採用したときだってわからないと言っ...全文を見る | ||
○日笠委員 そうすると、その合意の案をつくる場所、これはどういう場がいいと思われるか。何点か出しますから、そのうちこれだというのがあったら、おっしゃってください。一つ、党首会談。二つ、政治改革特別委員会の理事会または小委員会。三つ、政治改革協議会。四つ目、幹事長、書記長に政治改革...全文を見る | ||
○日笠委員 いや、だけど総理は自民党の政治改革推進本部の本部長でもあるわけですね。その本部長が、党議拘束を外す、それから妥協案、合意案目指して各党でやりましょうとか決断をしなければ、いつまでも政治改革特別委員会の第一線の理事の皆さん、提案者の皆さんは何にもそこから一歩も進まぬわけ...全文を見る | ||
○日笠委員 総理は五月二十一日の我が党の草川質問に答えて、会期はまだ十分あります、こう言われたのですね。しかし、まだ現場から上がってこない。これは会期が六月二十日でしょう。その間皇太子の御結婚もございますし、宮中での饗宴の儀もございますし、なかなかそういうのを考えますと、またOE...全文を見る | ||
○日笠委員 ぜひひとつ今国会で決着を一括してつける、これは先ほど総理もそのとおりだと、こうおっしゃったとおり、リーダーシップを大いに発揮していただきたい、かように思います。 釈迦に説法になりますが、最近の新聞記事に司馬遼太郎さんがリーダーシップについてこのように言っております...全文を見る | ||
○日笠委員 談合というと、社会保険庁のシール談合ということが大変大きな社会的問題になりました。談合というのは、先ほどの元信委員のお話にありましたように、もうこれは許すべからざる社会への挑戦であると私は考えております。これは基本的な、納税者にはね返ってくる問題でもございます。 ...全文を見る | ||
○日笠委員 ぜひ経済事犯には経済的制裁で国民のそういう厳しい目を、これをきちっと対応をしていくということで、今後も毅然たる態度を各省庁お願いしたいと思います。公取委員長、結構でございます。 それから次に、経済問題にちょっと移りたいと思います。 大蔵大臣、九二年度の、平成四...全文を見る | ||
○日笠委員 その歳入不足の額にもよりますが、どういう対応を考えておられますか。 | ||
○日笠委員 あした大蔵委員会があるそうですから、そちらの方で、じゃもう少し詳しく聞きましょう。 所得減税についてお伺いをしたいと思います。 総理は、景気の底を打った、Vカーブのようにはいかないけれども、底を打った、こういうふうに本会議でも答弁されています。どういう経済指標...全文を見る | ||
○日笠委員 反面、雇用の調整がどんどん進んでいます。ことしの夏のボーナスも去年より減、マイナスになるだろうとも言われていますね。倒産件数も、金額ベースでは去年より下がりましたが、まだふえております。それから、先ほどからおっしゃっている消費、民間設備投資の冷え込みですね、こういうふ...全文を見る | ||
○日笠委員 じゃ財源の問題からまいりましょうか。 これは、赤字国債はだめ、こういう観点でおっしゃられたと思うのですね。私も、赤字国債、それは出すのは忍びない、こう思います。しかし、後世にツケを回さない、三年なり五年なりの短期の国債ならば、景気回復のためならやむを得ないんじゃな...全文を見る | ||
○日笠委員 そのまた反論もしたいのですが、では、結論的に言うと、与党の幹事長が三月五日に、所得減税については前向きに検討するというのは、そういうできないことを知りながら、そういう約束をされたのかということになりますよ、これは。幹事長の責任や重大である。空手形を出して落とすことでき...全文を見る | ||
○日笠委員 税制問題で最後に一つ。 高齢化社会への対応、医療とか年金ですね、こういうものに対して一体国民負担率はどうあるべきか、税とか社会保険料はどうあるべきかまた財政はどう対応していくべきか、これは真剣な議論を今から始めなければならないわけなんですね。私たち公明党は税財政基...全文を見る | ||
○日笠委員 そういう何かプロジェクト、各省庁の連絡会議のようなものをつくって、これは労働の、いわゆる働く方の問題もありますし、六十五歳年金支給となれば、じゃ何歳まで働いて何歳からもらうのか、総合的に各省庁、関係省庁が集まって、具体的に国民に早急に青写真を出して理解を求めていかなけ...全文を見る | ||
○日笠委員 それに関連を若干しますので、委員長、資料をお配りお願いしたいと思います。 資料が配られるまで、ちょっと概括的に申し上げておきたいと思いますが、近年は少子化社会ということが言われております。合計特殊出生率でいきますと一・五三。この状態が続くと、厚生省の人口問題研究所...全文を見る | ||
○日笠委員 労働大臣、一つだけお聞きしますが、スウェーデンが出生率が一・四とかぐらいから今二以上になっているんですね。その一つの大きな施策は育児休暇制度、育児休業法だ、いわゆる所得保障のある育児休業法だ、こういうふうに言われていますが、日本も育児休業法はできましたが、所得保障とい...全文を見る | ||
○日笠委員 大変力強い決意表明がありましたので、ぜひ在任中にめどをつけていただきたいと思う次第でございます。 続きまして、産業廃棄物の処理問題について、もう時間がありません、一問か二問だけお聞きしたいと思います。 年々厳しさを増しつつあります産業廃棄物問題は、我が国のみな...全文を見る | ||
○日笠委員 特段にひとつ御配慮をお願い申し上げて、最後に建設大臣。 昨年の六月十五日に「今後の有料道路制度のあり方についての中間答申」、いわゆる下肢不自由者の障害者の方は有料道路は割引がございますが、内部疾患であるとかその下肢不自由以外のいわゆる障害者の方とか、それからまた精...全文を見る | ||
○日笠委員 終わります。 | ||
06月02日 | 第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号 議事録を見る | ○日笠委員 大蔵大臣、大型所得税減税については同僚議員め方もいろいろな観点から御質問されました。私も過日予算委員会でこの減税について、大臣が反論されるであろうことを想定して、会議録等引っ張りながらそれに対する反論を行いました。 大臣は、所得減税が非常に厳しい、難しいという理由...全文を見る |
○日笠委員 では反論をいたしますよ。 ここに朝日新聞の「所得税減税 課長さん五十人アンケート」というアンケートがございます。濱本局長のアンケートとちょっと違うようでございまして、五万円戻れば、それはほぼ全額を消費しますか、八〇%がそうする、消費と貯蓄は一二%、ほぼ全額を貯蓄は...全文を見る | ||
○日笠委員 いいです。 じゃ大臣、赤字国債、戻し税はだめ、一歩譲って、それはわかった。じゃ所得税の、税制改正等々で減税できるのかということになりますと、過日、政府税調の加藤会長、実は予算委員会のときもそれからきょうも、もしお時間がよろしければ御出席いただいて、発言をされた要旨...全文を見る | ||
○日笠委員 これは税調会長、またの機会にお呼びして真意をお聞きしなければいけませんね。 それで、この減税問題は、ひとえに政治問題になっているわけですね。与党の幹事長が三月四日に、当初予算を何とか三月三十一日までに通して景気回復に資したい、こういうことで与野党幹事長・書記長会談...全文を見る | ||
○日笠委員 その次は、これは国税庁さんだと思うのですが、法人税法第百二十七条第一項三号の中に「その事業年度に係る帳簿書類に取引の全部又は一部を隠ぺいし又は仮装して記載し、その他その記載事項の全体についてその真実性を疑うに足りる相当の理由がある」場合は青色申告の承認の取り消しができ...全文を見る | ||
○日笠委員 青色申告の法人数が大体二百二、三十万オーダーですね。それで、取り消されているのがこの五年間に多いとき三万五千、少ないときでも二万四千、一%以上が取り消されておるということになるわけですね。その実態を踏まえて、この使途不明金を出した法人は、青色申告を承認しておる場合は、...全文を見る | ||
○日笠委員 では、その二万五、六千の取り消しの中にはそういうケースもあり得る、こう理解していいですか。 | ||
○日笠委員 あり得ると理解した方がいいのでしょうね、巨額な使途不明金というような場合は。 そこで、私が有価証券報告書に記載をした方がいいとか、それからまた青色申告承認取り消しも考えた方がいいとか言っているのは、今まさに政治不信がきわまっておりまして、それはやはり政官財の構造的...全文を見る | ||
○日笠委員 いや、それは難しいことはわかっているのですよ。だから、その使途不明金に対してどういうふうな認識をしてどう対応しようとしているかということを聞きたいのですよ。 じゃ、三鷹市だとか福岡県の新宮町が外したというのはおかしいわけですか。そうじゃなくて、大蔵省所管会計事務取...全文を見る | ||
○日笠委員 そうすると、先ほど申し上げた東京都の三鷹市や福岡県の新宮町というのはおかしいのですね、外したということは。そういうことですか。 | ||
○日笠委員 そうすると、この大蔵省所管会計事務取扱規則の第一番目に出てくる「経営状態及び信用状態の良否」のこの「信用状態」というのは何を言うのですか。 | ||
○日笠委員 大臣、時間もありませんから、この使途不明金という認識を、これは国民世論の指弾を重く受けとめて、これに対して大蔵省としては、先ほどから言っているようないろいろな観点からどう対応していくのか、これは国民の政治、行政への信用を取り戻す大変大切なキーワードだと思いますよ。そう...全文を見る | ||
○日笠委員 ぜひひとつ、また七月になりますと金丸脱税事件の裁判も始まり、冒頭陳述でいわゆる使途不明金云々の話も出てくるのじゃないかと思いますので、そのときになって慌てないように、ちゃんと大蔵省としては使途不明金に対しては各局、各部、こういう対応を考えておりますというくらいのものを...全文を見る | ||
○日笠委員 大分PRも効いてきて預入額が大幅にふえているということは、御努力は多とするところでございます。 しかし、どうも該当者が五百五十万人ぐらいいらっしゃるのにまだまだ利用率が少ないな、こういうふうに思いまして、いろいろ調べてみました。 過日、平成五年二月二十三日の大...全文を見る | ||
○日笠委員 さらなる御努力を期待して、質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
10月04日 | 第128回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○日笠委員 公明党の日笠勝之でございます。 時間もございませんので、簡潔に御答弁をお願い申し上げたいと思います。 自民党の一党支配の政権下のもとで、最近でもロッキード、リクルート、共和、佐川事件にまた金丸巨額脱税事件と、いわゆる国民の政治不信はきわまっておるわけでございま...全文を見る |
○日笠委員 野党の皆さんの御協力もいただきながら、連立与党としても成立に向けて全面的に強力にバックアップしていく所存でございます。 さて、ゼネコン汚職、もう連日の新聞、テレビで報道されているところでございます。 まず総理にお伺いしたいのは、八月の二十三日の衆議院本会議にお...全文を見る | ||
○日笠委員 そこで、具体的にお伺いいたしますが、いわゆる金丸自民党前副総裁巨額脱税事件に端を発した今回の公共事業をめぐる自治体首長、いわゆる首長と大手ゼネコンとの汚職事件というものは、もう底知れぬ深さと広がりを今呈しておる状況でございます。熊本県知事も経験されたことに照らしつつ、...全文を見る | ||
○日笠委員 では、各省庁別に具体的にさらにお伺いいたしますが、法務省にお伺いいたします。二人の知事と一人の市長と一人の町長が今逮捕され、捜査を受けておるわけでございますが、事件 の真相究明、徹底解明ということについて法務省はどのように考えておられるか。一罰百戒という言葉がありま...全文を見る | ||
○日笠委員 そこで、この捜査状況の中間報告をしかるべきときにこの国会へお願いを申し上げたい、かように思っていますが、その点はいかがでしょうか。 | ||
○日笠委員 総務庁にお伺いいたします。 このいわゆるゼネコン汚職だけではなくして、例えば政府調達、契約であるとか入札であるとかこういうものについても、例えば病院であるとか大学に対するリース料金も一般相場より高いのではないかとか、いろいろなことが言われておりますが、この際、公共...全文を見る | ||
○日笠委員 いずれにいたしましても、早期に着手をする、準備期間だけでも中央監察は二、三カ月かかるわけでございますから、早期に準備をして、早期に着手をするということを強く要請を申し上げておきたいと思う次第でございます。 続きまして、公正取引委員会、談合という言葉はもう国際用語に...全文を見る | ||
○日笠委員 国税庁にお伺いします。 架空取引、いわゆる本支店間の架空の工事があったような取引であるとか、裏金庫だとか裏金づくりとかやみ献金とか仮名口座とか使途不明金とかもう国税庁の出番が大変多いわけでございますが、どうも後追いのような感じの調査としか感じられないという国民が大...全文を見る | ||
○日笠委員 重大な関心を持っておる、結果が物を言うわけでございますから、その結果を待ちたいと思います。 そこで通産省、先ほど総理は、特別国会の所信表明で、綱紀粛正、毅然たる態度で臨んでいきたい、こう言われておりますが、最近、通産省の中のいわゆる官界のモラル、先ほど総理は政治家...全文を見る | ||
○日笠委員 期待をしております。 さて、総理、いわゆる入札とか契約、政府調達等について、談合であるとか政官業癒着の温床であるとか、このように言われておるわけでございます。そこで、首相の先ほどの特別国会での決意もあわせまして国民の前にこの点を明らかにしていく必要があるのではなか...全文を見る | ||
○日笠委員 最後に、郵便料金の改定でございますが、いわゆる国民の声を聞いた上で、やはり納得のいく方法を講じなければいけない、かように思います。 うわさによりますと、はがきが四十円から五十五円とか、手紙が六十円が九十円とか、こう言われておりますが、どのように国民の声を吸い上げ、...全文を見る | ||
○日笠委員 終わります。 | ||
11月09日 | 第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第2号 議事録を見る | ○日笠委員 公明党の日笠でございます。公述人の三先生方、大変に御苦労さまでございます。 まず、亀井先生にお伺いをしたいと思いますが、今度の政治改革、今国会でやっておりますが、海部内閣、宮澤内閣と二回にわたってつぶれ、三度目の正直ですし、前回の宮澤内閣のときも百七時間、私もそち...全文を見る |
○日笠委員 花井先生、一点お聞きをしたいと思います。 先ほど先生は小選挙区の定数の問題等々おっしゃいましたが、比例の方の単位でございますが、自民党案は都道府県になっております。政府案は全国一本、こうなっておりますが、先生は、この比例代表の単位、都道府県単位がいいのか。何か、自...全文を見る | ||
○日笠委員 同じことを、亀井先生はいかがでしょうか。 | ||
○日笠委員 結局、都道府県別の比例代表であれば、定数をまず自民党案は一県に一つずつこう置きますですね。そして、あと人口比例ということになりますと、ここの議論でも、この特別委員会でもいろんな議論がありましたが、例えば人口の少ない鳥取県と、それから神奈川とか東京の場合のその格差、一票...全文を見る | ||
○日笠委員 いや、ですから一票の格差がその場合は一対三近くになってくるんですね。裁判なんかでは、一対三になると違憲状態とかいうことで言われていますね。ほっておくともう五年後の見直しですから、即その間にもう一対三ぐらいになっちゃう、比例区の部分ですよ。それでもやはり都道府県の方が、...全文を見る | ||
○日笠委員 時間もありません。最後に坂本公述人にお聞きしたいと思います。 先ほどいろいろ公述されたお話を聞いておりますが、じゃ一体どういう選挙制度が今の日本にいいのか。政府案も自民党案も小選挙区があってよくないと、こうおっしゃるんですが、じゃどういう選挙制度をお考えなのか。そ...全文を見る | ||
○日笠委員 結局そういう国会での長時間の議論で、共産党さんを除いては、もう中選挙区制へ帰る橋は焼き切って新たな制度を今議論していることを申し添えて、終わります。 |