日笠勝之

ひかさかつゆき



当選回数回

日笠勝之の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第156回国会 参議院 本会議 第2号
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○日笠勝之君 私は、公明党を代表して、政府の財政演説に対し、総理並びに関係大臣に若干の質問を行います。  本題に入る前に、政治姿勢の問題についてお尋ねいたします。  政治倫理、なかんずく政治腐敗防止の確立は議会政治の根幹であります。我が公明党は、結党以来、清潔な政治を目指して...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  大臣の所信に関する質疑の前に、今、喫緊の課題としてイラク問題について一問お聞きしておきます。  私たち公明党は、このイラク攻撃が、武力行使という最後の手段に至ったことは誠に残念だと、一刻も早い軍事行動の終結、事態解決を望むもので...全文を見る
○日笠勝之君 是非ひとつ、速やかに次の行動が移れるように、今からしっかりとした支援対策を想定をしながら、いろんな選択肢があればいいわけですから、向こうの要請と、それでドッキングできるものを実施していくと、こういうことでございますから、しっかり対応方をお願い申し上げておきたいと思い...全文を見る
○日笠勝之君 所信に対する件について、これから何点か、細かいお話になるかもしれませんが、お聞きをしたいと思います。  まず、JAS法に基づく生鮮食品品質表示基準とか、加工食品の品質表示基準に関する改善指示の実績は現在どういうふうにつかんでおられますか。国と地方分、それぞれ分けて...全文を見る
○日笠勝之君 JAS法という法律の所管は農水省ですよね。都道府県が先ほど答弁ありました百七件ということですが、この百七件は、これ詳細にどういうものかということは掌握されているんですか。個別具体的にはいいんですけれども、百七件のその内容、改善指示などの内容等は全部掌握されていると、...全文を見る
○日笠勝之君 それぞれのですよ、改善指示の、何項目か必ずあるわけですが、それも全部掌握されていますか。
○日笠勝之君 さて、国が公表したものというのは、資料をいただきますと、相手方の同意を得て公表したものを含むということで三十九件、具体的に指示の年月、対象業者、主な品目、主な違反内容、本社所在地ということで資料をいただいております。  そこで、ちょっと疑問に思う点がありますので、...全文を見る
○日笠勝之君 私が何を申し上げたいかというと、偽装表示とか不正表示で、あるものは改善指示だけで終わる、あるものは詐欺罪でまた告発されると、こういうものが分からないということで、俗に言う法の下に平等でないんじゃないかなと、こういうふうなことを思ってお聞きしておるわけでございます。 ...全文を見る
○日笠勝之君 じゃ、諸外国はどうですか。私、これは新聞報道の記事でございますけれども、例えばお隣の韓国なんかは、表示違反は三年以下の懲役か三千万ウォン、約三百万以下の罰金とある。いわゆる改善指示なんかない、直接の直罰ですよ。いわゆる偽装表示とか不当表示の場合はもう懲役三年以下と、...全文を見る
○日笠勝之君 だから、罰金でしょう。直罰でばしっと罰金いくんですか。それとも、イエローカードの改善指示があって、それを聞かなければ罰金なんですか。どっちですか。
○日笠勝之君 なぜそういうことを私がしつこく言っているかというと、平成十三年度の農水省の政策評価結果の概要というのが去年の七月、総務省で出されておりますね。この中の三十五ページの下の方に出てくるんですね。食品等の表示というところでの政策分野の評価に関する意見というので、各委員の皆...全文を見る
○日笠勝之君 これが「もう許さない!うそ表示」という、「JAS法が改正されました」という分かりやすいパンフレットでございますね。これを見ますと、確かに改正前と改正後とは相当厳しくはなったと、こういう意識は持っております。  ただ、先ほど申し上げましたように、改善の指示を受けた場...全文を見る
○日笠勝之君 いや、時間が来てしまいましたので、積み残しは、済みません、明日の委嘱審査のときにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  終わります。
03月26日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  昨日、大臣所信に対する質疑を行ったわけでございますが、若干積み残しがございますので、まずそれから始めさせていただければと思います。  昨日、私の質問の趣旨は、食品の不正表示について、偽装表示と言うかもしれません、厳しい監視だとか...全文を見る
○日笠勝之君 それと、直ちに公表すべしというのが非常に多かったわけでございますが、これは例えば農水省又は農水省関連の何かのインターネットホームページか何かで直ちに公表するということにシステムはなっているんでしょうか。
○日笠勝之君 是非厳正な対応をお願いを申し上げておきたいと思います。  それから、大臣の所信の中に、いわゆる食について考える食教育を推進する国民的な運動の展開を図るとともに、分かりやすい食品表示の実現や食品表示の適正化等に取り組んでまいりますという所信がございました。  そこ...全文を見る
○日笠勝之君 大臣、今の説明でよく分かりましたですか。ノー原稿でお答え──いや、いいんです、いいんです。ということぐらい、一遍聞いたぐらいじゃなかなか分からないんです。  「買ってはいけないPart2」という本の中にも濃縮還元ジュースのことが出ております。また、なぜこういうこと...全文を見る
○日笠勝之君 昨日も使いましたけれども、平成十三年度の農水省の政策評価結果の概要の中にも、食品表示制度対策本部において検討されている食品表示制度の改善強化策等の結果等を踏まえて、分かりやすく信頼される表示制度の実現に向けてJAS制度の見直し等が必要であると、こういうふうにきちっと...全文を見る
○日笠勝之君 続きまして、食育、食べるはぐくむ、食育のことについて大臣も所信でおっしゃっておられます。同じくこの意見書の概要の中にも、食生活指針の普及定着に向け、健康日本21の推進を図っている厚生労働省、学校教育等における取組を進めている文科省と一層緊密に連携して、食に関する教育...全文を見る
○日笠勝之君 その六億八千万円の予算が計上されています中で、こういう農水省の予算説明には記述されておりますが、食育推進ボランティアの登録・活用を進めると、こうあるんですけれども、具体的にこの食育推進ボランティアの登録・活用は、人選方法とか実践内容とか、何かそういう基準というのが既...全文を見る
○日笠勝之君 是非、厚労省とか文科省とも連携を取りまして、これは新規予算ですね、六億八千万は。これがうまくいかないと、来年度また、重点項目として概算からまた予算獲得まで足元すくわれますので、しっかりとした体制を取っていただきたいことを要請をしておきたいと思います。  それから、...全文を見る
○日笠勝之君 是非、適切な革新的な入札制度によりまして、私は、事業費は減すことはない、確保しておけばいい、事業量を増やせばいいわけですよね、事業量を。そういう意味では、是非ひとつ、農水省も公共事業が一兆四千億でしたか、今日、大臣の予算の説明の中にございましたですね、公共事業費が一...全文を見る
○日笠勝之君 各目明細書全部繰ってやっと一日掛かりで計算して出した数字でございます。  そこで、六か月の定期券支給ということになりますと、いろいろ問題があるのはあるんですよ。例えば金額だけでいきますと、大体二〇%前後の割引になるんですよ、二〇%前後の割引。ですから、四十五億七千...全文を見る
○日笠勝之君 いや、発言をするというのを……
○日笠勝之君 私もこのことについては労使交渉事項だと思いますから、十分それを知った上で申し上げております。是非ひとつ、地方から始まっております通勤費の経費節減を国の方も、それも農水省というこういうところから各大臣や副大臣や政務官、声を上げていただくということで、これは恐らく、全公...全文を見る
○日笠勝之君 昨日初めて知った割には相当詳しく勉強されているようでございますが、何回も申し上げますが、もうどんどんどんどん企業が経費節減ということでこれを活用しようということですから、全部とは言いません、どこかの施設だけでもちょっとやってみようということで、うまくいけば全部やれば...全文を見る
○日笠勝之君 是非ひとつ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  時間があればほかにもあったんですが、昨日も水産庁長官に来ていただいて、今日も質問をする予定で、なかったら申し訳ないから、もう急な話でございますが、魚のトレーサビリティーについて一問お聞きしたいと思います。 ...全文を見る
○日笠勝之君 そこで、履歴が、魚の履歴が分かるということは消費者に対する安心感があるんですが、魚の場合は、実はダイオキシンだとか有機すずだとか、海藻なんかは無機砒素だとか重金属、水銀、そういうようなものも、これがきちっと分析して公表しないと、この履歴が分かっただけじゃ、どこで取れ...全文を見る
○日笠勝之君 これは最後に要望でございますが、投薬を先ほどおっしゃいましたね、投薬。しかし、この投薬は、その養殖なら養殖している会社の従業員の方が適当に投薬してその結果だけが残っているというんじゃいかぬわけでして、投薬する場合は獣医さんにきちっと指示を得ると。獣医さんの指示を得て...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
03月27日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。今週は今日で当委員会、三遍目の質問でございまして、仏の顔も三度までじゃありませんが、大臣も私の顔見るのが飽きたと思いますけれども、非常に短時間でございますから、簡潔に御答弁をいただければと思います。    〔理事田中直紀君退席、委員長...全文を見る
○日笠勝之君 そうしますと、例えば水産加工業者が社会的責任、貢献ということで、じゃ私の会社の、環境に頑張っていると、環境面に頑張っているということでISOの14001の取得を目指すとか、またISOの9000ですね、これは製品の場合のISOですが、これの登録を、取得を目指そうとか、...全文を見る
○日笠勝之君 そうなんですよね。これは加工施設の造成とか改良などに伴うという、これが非常にネックになっているから融資も伸びないんじゃないかという説もあるんですね。  それで、例えば最近は市場開拓というようなこともありまして、これはお魚も履歴がなきゃなかなか消費者の方が安心、安全...全文を見る
○日笠勝之君 前提条件が付くわけですよね。  それで、先ほど、今、長官おっしゃいました合併又は営業の譲受け、これはいいんですね。  そうしますと、ちょっと古い話で五年前のことになりますが、当参議院の農水委員会で、かつてこの法案の延長のときに附帯決議を当委員会で行っておりますね...全文を見る
○日笠勝之君 それともう一つ、合併とか営業の譲受けが今度は対象ということですね。先ほど御答弁されました。それで、先日、NHKの教育テレビで、海洋魚のトレーサビリティーということで三十分番組がありまして、私、夜遅かったんですが見ましたところ、これからは漁業、いわゆる生産者、それから...全文を見る
○日笠勝之君 最後になりますけれども、これはロシアから北海道にカニがどんどんどんどん輸入をされてくるということで、それは結構なことだったんですが、資源の枯渇ということで、小さなカニまでも取っちゃうんですね。日本の場合はきちっとした寸法、大きさまで規定していますから、小さいやつは全...全文を見る
○日笠勝之君 日本は、日本人はカニが大好きな民族でございますから、これが枯渇するということがないように、資源の枯渇がないように、しっかりとした対応をお願いを申し上げておきたいと思います。  最後になりますけれども、先ほどの附帯決議の件でございます。六項目あったといいますが、五年...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
04月15日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  大臣におかれましては、農政を取り巻く諸課題が山積する中での大変な重責、大変に御苦労に存じます。是非、先ほどの大臣発言にございましたように、今後ともしっかりと農政の諸問題についての御対応をまずお願いをしておきたいと思います。  先...全文を見る
○日笠勝之君 おっしゃるとおり、死亡確率がまだ三〇%とか、大変技術的な未完成の部分、それから消費者にとっては本当の不安がぬぐい切れないと、こういうものがあろうかと思います。よって、先ほど局長おっしゃったような方向でしっかりとした、ただただ技術的なだけじゃなくて、心理的な安全も非常...全文を見る
○日笠勝之君 だけれども、この体細胞クローン牛は遺伝子じゃないんだよね、これ。だから、御理解はされた上でおっしゃっているということで、是非その方向で、万が一のときには当然そういうことは考えられることであるということで私も理解しておきたいと思います。  それから、大臣、農協改革の...全文を見る
○日笠勝之君 実は私、岡山の出身でございますが、岡山県のJA大原町が実は大変な金融上の問題を起こしたわけでございます。私も当委員会で二回ぐらいこの問題については取り上げさせていただきました。  それを契機に、全農協の総点検を実施するということが昨年の十一月五日、各都道府県知事等...全文を見る
○日笠勝之君 そうすると、総点検の調査はもう終わって、しかるべき対応をしておると、こういうことですか。ああ、そうですか。分かりました。  不適切な項目が今あったと言いましたね。これは何項目ぐらい、何農協と言った方がいいかもしれませんね、あったんでしょうか。それは公表できないんで...全文を見る
○日笠勝之君 大臣、二割ぐらいあったというのは、ちょっとこれはパーセントが高いような気がしますね。だって、お金を扱うところの専門のところが何らか二割ぐらいいろいろ問題点があったということは。  いずれにしても、農協改革、しっかりやっていただきたい。大原町のようなことが二度と起こ...全文を見る
○日笠勝之君 刺身だけでなく、ひき肉の方もひとつ検討してくださいよ。  それから、次に移りますが、水産物加工品の表示実態調査の結果が、二月二十一日、総合食料局から発表されました。私もこの結果を見まして、何か四割がJAS表示満たさずということで改善指導をされるということでございま...全文を見る
○日笠勝之君 次、またこれは全農の直販の、直轄の販売所、これは佐賀でしたかね、佐賀県の園芸販売所がいわゆるタマネギの、これも表示に対して、またこれが改善指示が出ておりますね、不適正表示ということでね。私もこの前やりました、全農のことはね。  全農というと、正に食を扱っている本家...全文を見る
○日笠勝之君 今、衆議院の方に掛かっておると思いますが、牛の個体識別法のトレーサビリティー、これは非常に罰則きつくなるというようなこともありまして、昨日の日経の夕刊に出ていましたですね。そのときに、しっかりまた表示の問題についてはやることにいたしましょう。今日は表示のことは以上で...全文を見る
○日笠勝之君 四百六十四トンは疑惑肉と言われていますが、これ、弁明は、何か新聞報道ですと数か月掛かるというんですが、そんなに掛かるものですか。もうスピードが命でしょうから、また、早く対象か対象外か決めてもらわないと補助金、助成金もらえないんでしょう。冷蔵庫に入れたまま何か月もそれ...全文を見る
○日笠勝之君 ではどれぐらい掛かるんですかと聞いているんです。大体数か月と新聞に出ていましたけれども、大体どれぐらい掛かりますかと言っているんです。
○日笠勝之君 何か原始的な判定しているような感じがしますね。もう今はコンピューター時代で、このロット番号のこの箱は、パソコン一発押せば、いつ生産して、いつ解体して、いつまでが品質保持ぐらい分かるようなんじゃないですか、普通。全部このペーパーを一々手書きのを見てやっているんですかね...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
04月22日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  食料もエネルギーも資源も乏しい日本は、先ほど大臣もおっしゃいましたように科学技術立国、裏を返せば知的財産立国にならなければならないわけでありましょう。そういう意味では、知的財産権を守り、またそれを積極的に活用を進めるために、昨年の...全文を見る
○日笠勝之君 じゃ、日本の場合の現状と、今後のその審査期間の短縮ということでの目標についていかがでしょうか。
○日笠勝之君 ですから、今後のこの目標、審査期間をどのぐらいまで圧縮していこうと、こういうお考えがあるかをお聞きをしたいと思います。
○日笠勝之君 審査官が二十二名ぐらいだそうでございますし、この体制で大丈夫なのかなとか、また、今日の日経の、日本経済新聞のDNA構造解明特集という中に、種から育てて姿形で判断していた従来の手法に比べて、品種がねらいどおり性質を備えているかどうかが発芽の段階で遺伝子チェックできる、...全文を見る
○日笠勝之君 パンフレットを作成し配布するということでございますが、これも先ほど申し上げました育成者権者に対するアンケート調査の中で、国内でのこの育成者権の侵害の相手先はというアンケートに対しまして、種苗会社というのが結構あるんですね。  種苗会社といえば、もういわゆる種苗法四...全文を見る
○日笠勝之君 先ほどの局長の御答弁ですと、ここ数年、種苗法違反で罰則適用ないということでしたよね。だから、罰則適用もないのに抑止効果が一億円ぐらいだろうなんというようなことは全然分からないんじゃないですか。ゼロから幾ら見ても、掛けたらゼロですよ。ゼロ掛ける百万もゼロですし、ゼロ掛...全文を見る
○日笠勝之君 しっかりと対応、連携を密にしていただければと思います。  次は、海外での権利取得に対する支援、これは三六%ございましたね。それから、相談窓口の開設、これも結構多くて四五%ありましたが、これらを併せてちょっとお聞きをしておきたいと思います。  さて、海外での権利取...全文を見る
○日笠勝之君 経産省は特許において知的財産センターというものを検討しておるようですが、これと一緒になるような、行政のスリム化ということで一緒にこのセンターでそういう相談窓口などなど、相談業務などを受け付けるというようなことはできないんですか。あくまでも農水省は農水省、経産省はどう...全文を見る
○日笠勝之君 それ以上深追いはしないでおきましょう。  続きまして、今度は別の角度からの質問になりますが、育成権侵害対策研究会というのがございまして、本年二月、その報告が出されておりますが、これによりますと、いわゆる加工品、先ほども出ましたが、加工品を育成者権の対象とするかどう...全文を見る
○日笠勝之君 これ、税関に聞きますが、加工品を輸入差止め申立て制度ということで、もし申立てが出た場合はこれどうされるんですか、加工品。先ほど、今局長の話によりますと非常に識別難しいと、こうおっしゃっておるわけですが。
○日笠勝之君 だから、先ほど申し上げたように、局長は、加工品を育成者権の対象にするかどうかということを早く決めないと水際での差止めもできないわけですよね。そういう意味では、今後どのぐらいのスパンで、中長期的課題とおっしゃるんですが、中長期というと何年でしょうね、中期というと五年で...全文を見る
○日笠勝之君 財務省の方、結構です。ありがとうございました。  次の質問に移りたいと思いますが、品種登録における出願公表制度創設によりまして出願後の名称変更ができないと、こういうことになりましたが、先ほどからも質疑の中にありました福岡県の農産物知的財産戦略においても、是非名称変...全文を見る
○日笠勝之君 次回の種苗法改正のときには、この十六条のこともひとつ検討の対象にしておいていただければと思います。  時間がありません。最後の質問になりますが、出願料、登録料でございますが、これ安いのか高いのかよく分かりません。省令で四万七千二百円が上限ということで出願料はなって...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
04月23日第156回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  今日は三宅島の皆様も傍聴されておられますので、先に三宅島の関係から若干御質問させていただきたいと思います。  全島避難から二年七か月ということでございますが、先日、クリーンルームの完成に伴いまして、在宅型の帰宅事業が開始をされた...全文を見る
○日笠勝之君 そういうことで若干まだ当面この避難生活が続くんだろうと思いますが、そこで、昨年の八月に、離職者支援資金貸付制度の特例措置ということで、三宅島の避難島民の方々が貸付対象になると、こういうことでいろいろと御配慮いただきました。現在、この活用、利用状況はどうなっていますか...全文を見る
○日笠勝之君 昨年の十二月四日、当委員会でこのことについて、今、局長に同じようなことを申し上げましたですね。そのとき局長は、この昨年の十二月四日現在で二十八件だと、こうおっしゃいました。今が四十二件ですか、十四件しか増えていないと言うのか、十四件も増えていると言った方がいいのか分...全文を見る
○日笠勝之君 しつこいようですが、私というよりは公明党の三宅島復興支援対策本部としての御要望でもございますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次の三宅島関係で御質問に移りますが、本格帰島に当たりましては生活基盤再建を図ることが非常に重要でございますが、その裏付け...全文を見る
○日笠勝之君 是非、これは三宅島の全島避難という特殊性もかんがみまして、私はやはり新たな特別立法が適切ではないのかなと、こう思います。もし政府提案でなければ議員立法でもどうかという声も与党内にはあるということを念頭に置きつつ、更なる検討をお願い申し上げたいと思います。  それで...全文を見る
○日笠勝之君 そこで、これは東京大学社会情報研究所の去年三月の「人びとは災害用語をどう理解しているか」という調査書がございますが、これの中の解説情報と観測情報の認知度、重要度というアンケートのところがございまして、防災担当者はこのことについて、先ほど言った二つの情報ですね、この二...全文を見る
○日笠勝之君 防災担当者もそういうことでございますが、一般のじゃ市民はどうかというと、これも先ほどの研究所のアンケート調査によりますと、この観測情報と解説情報のことについてよく知っている、大体知っているという方を合わせましても三〇%弱ということですね。ですから、防災担当者は当然な...全文を見る
○日笠勝之君 東南海・南海地震における被害想定について若干今度は質問を移したいと思います。  おっしゃるとおり、歴史的には百年から百五十年間の間に一度あるかないかということでございまして、孫に話すかどうかというふうに今おっしゃいましたけれども、その孫の方がまごまごしていたらいか...全文を見る
○日笠勝之君 昭和十年。
○日笠勝之君 だからどうされますか。どう対応されますか。
○日笠勝之君 続いて、先ほど申し上げました建物被害が、全壊の棟数が最大六十二万棟ということでございますが、これも先ほど、クエスチョンタイムの前のときの質疑で大臣もおっしゃっておられましたように、耐震化の住宅も大分、横浜の例でございましたか、できつつあると、こういうことでございます...全文を見る
○日笠勝之君 是非よろしく対応方お願いしたいと思います。  それから、建物の倒壊の件でございますが、この中央防災会議の被害想定の資料を見ますと、都道府県別の被害状況というところで、全壊棟数、各県別にざあっとあります。岡山県、私、岡山県に住んでおりますものですが、岡山県の場合は、...全文を見る
○日笠勝之君 私、岡山県の防災課に問い合わせました。そうすると、岡山県はこの情報、この数値、非常に困惑をしているそうであります。なぜかならば、昨年、岡山大学の協力の下で予測調査をしたそうです、まだ発表していないようでございますが。全然大きく懸け離れていると。液状化での全壊棟数は、...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
04月24日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  法案審議の前に、去る三月二十六日、当委員会で大島前大臣に質疑をいたしました。それは、行政コスト削減ということの何点か例示を挙げまして、格段のお取組をということを申し上げました。亀井今度新大臣でございますから、若干そのときの経過を申...全文を見る
○日笠勝之君 そこで、電子入札システム導入ということでどれぐらいのコストが削減できるのかなと。皆様方の今回のプログラムによりますと、五年間で一五%ぐらい減額したいと、こういうことで、これは労を多とするところでございます。  しかし、もうほかの、ほかというんでしょうか、地方自治体...全文を見る
○日笠勝之君 それから、同じく、国土交通省は入札改革の一環として、工事の契約書に、もし談合によって工事落札した場合は、工事契約額の一〇%を違約金として支払うということを明記させる特約条項を付けた契約書を作って、これを導入するそうでございます。直轄工事から始めるそうですが、このよう...全文を見る
○日笠勝之君 透明性、公開性というのが入札には非常に重要でございますから、しっかりとした対応をお願い申し上げたいと思います。  それから、大臣に、同じくコスト削減で通勤手当のことを実は申し上げたんです。これは、もう閣議でもいいし閣議後の懇談会でもいいから、是非ひとつ農水大臣から...全文を見る
○日笠勝之君 我が党内のことですから、これ以上言いません。  大臣はどうですか。是非、経費削減の折から、人事院規則あることは知っていますよ。だけれども、東京都も検討すると言っているわけですよ。それから、もう既に大阪府や千葉県はやっておるんです。国だけがなぜできないのか。人事院規...全文を見る
○日笠勝之君 それから、IP電話の切替えについて申し上げました。田原官房長もいろいろ勉強されてあのときにおっしゃいましたけれども、じゃ、少し反論しておこうということで、今日は、お手元、資料一ということで、「通信料金削減効果(年額)」ということで、農林水産本省の現行料金、御存じのよ...全文を見る
○日笠勝之君 天下の東京ガスがそんなことがクリアせずになぜ導入するんですか。民間に学ぶときは学べばいいんですよ。それ、聞いたらどうですか、東京ガスさん。行ってもいいですよ。  そういうことで、とにかく積極果敢にやっていただきたい。せっかく作った試算表でございますから無駄にしない...全文を見る
○日笠勝之君 これが趣旨で今日質問するわけじゃないんですが、やるのは幾らでもやるんですけれども、保守料の件も言われましたけれども、農水本省の、先ほど申し上げました十二万三千九百円の中には保守料が入っていないんですよ。皆さんのリースの方は一台当たり一万七千円年間払っておるわけでしょ...全文を見る
○日笠勝之君 今年退官されました東京大学の情報通信の教授であった月尾総務審議官とお話ししたときに、私がもう一年早く政府に来ておれば、このIT関係の機器の、またソフトの経費は相当安くできたと。もうはっきり申し上げれば、政府内にそういうことの分からない人ばっかしで、もう言われっ放しの...全文を見る
○日笠勝之君 遅くなりました。では、法案審議をさせていただきたいと思います。  農業経営基盤法でございますが、担い手向けの各種融資枠とその実績でございますが、いただいた資料によりますと、例えば農業近代化資金はこの平成十年から十四年、五年間は四千億円で一緒でございますね。ところが...全文を見る
○日笠勝之君 せっかくの融資でございますので、使い勝手のいい、しっかりPR、普及もお願いを申し上げておきたいと思います。  それから、このたび、この法案改正では遊休農地の措置の改善ということがうたわれておるわけでございます。  これは所有者、遊休農地の所有者が市町村長からの通...全文を見る
○日笠勝之君 それで、市町村長が所有者を見付けて通知をしますね、利用計画を出してくださいと。これは、通知を出してから届出をしていただくまでの時間的余裕というのは、期限というのは決まっているんですか。
○日笠勝之君 だから六週間以内ですよね。それで来なければ催促なく直ちにもう過料と、こうなるんでしょうか。  その過料も十万円以下ですから、十万円でも一万円でもいいわけですよね。これは、もし過料を、例えば過料をする場合は何か基準を作るんでしょうか。例えば、何平米以上の遊休農地だか...全文を見る
○日笠勝之君 この点はしっかりとよく連携を取りながらやらないと、過料となりますと、これは刑事罰じゃありませんけれども、もし万が一過料を下された人はいい感じじゃありませんよね。そういう意味では、しっかりといい意味での対応をお願いを申し上げておきたいと思います。  じゃ、農災の件を...全文を見る
○日笠勝之君 是非ひとつ、新規就農者も増えますし、またそういう方々の期待にもこたえるためにも、分かりやすい普及、広報、宣伝活動ということから対応していただきたいと思います。  それから、果樹共済なんですけれども、これ三百九十億円ぐらいの現在赤字があるわけですね。このたび果樹共済...全文を見る
○日笠勝之君 プール。
○日笠勝之君 そして、この三百九十億は今回の改正で漸減、どんどんどんどん減っていくと、こういうふうなことにならなきゃいかぬわけでございますが、どういうんでしょうか、本当にそうなるのかなと。  というのは、入りやすい共済ですと、これは、入りやすいということはそれだけ給付金の方の、...全文を見る
○日笠勝之君 じゃ、最後に、家畜共済の件で、乳牛の胎児、今回これを対象にしていこうと、こういうことですよね。この胎児というのは、定義は一体どういうものがあるのか。それから、胎児の評価価額、肉牛との関係もございますが、一体これはどういうふうになりますか。これをお聞きして、終わりたい...全文を見る
○日笠勝之君 胎児だけでいい、胎児だけで。
○日笠勝之君 終わります。
05月14日第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会、農林水産委員会連合審査会 第1号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  食品の安全に関し、殊にリスク管理と評価につきまして、まず何点かお伺いをいたします。  四月に厚生労働省の研究班が体細胞クローン牛の研究報告をまとめまして、食品としての安全性が損なわれることはないと、こういう報告書をまとめたところ...全文を見る
○日笠勝之君 もう一点は、農水省は出荷自粛を要請しておるわけですが、今回の法案の第十七条にも、国の内外の情報の収集とか整理とか活用というところがありますね。また、この体細胞クローン牛については世界では流通していないと聞いておるわけでございます。まさか、安全性が確認されたということ...全文を見る
○日笠勝之君 是非、十七条の内外の情報の収集という中にも、慎重な対応ということが当然それに含まれると、こういうふうに理解をしておきたいと思います。  それから、午前中の質疑でもございましたが、養殖フグ等への、劇物でありますホルマリン、これの投与ということが最近大きくテレビや新聞...全文を見る
○日笠勝之君 フグだけじゃなくて、タイのあの赤色を発色を良くするということでそれでも使われているという、何か私テレビの報道番組で見ましたけれども、フグだけじゃないようでございますね。タイなんかの赤色の発色を良くするためにもホルマリンが使われていると、こういうことですから、フグだけ...全文を見る
○日笠勝之君 次は、リスク評価ということで、養殖魚に対してホルマリンなどを投与というんですか、する場合、今後どういうふうな対応を取りますか。  というのは、かつて水産庁長官名で指導とか通達ということでもうホルマリンは投与をしちゃいかぬということを度々度々ですよ、何回も何回も何回...全文を見る
○日笠勝之君 早くその法案を審議して通すことが一つの今後の対策になると思いますが、もう一点、これは谷垣大臣にお伺いしたいんですけれども、水産庁のこの指導とか通達によると、ホルマリンなんかの残留性の問題とか環境への影響は十分解明されていないと、されていないというか、灰色的な通達とい...全文を見る
○日笠勝之君 いや、それは使っちゃいけないんですけれども、それが果たして人体に影響があるかどうか、食べた場合、それが十分解明されていないわけですよ。だからこそ通達とか指導で、法律にしてこなかったわけですね。今回は法律にしようと、こういうことですから、リスクというものは必ずあるんだ...全文を見る
○日笠勝之君 最後に要望しておきますが、この事業者に雇用されている労働者という定義ですと、今、アウトソーシングされたり、委託したり、OBがいたり、子会社、関係会社、取引先、いろんなところがあるわけですね。あの有名な雪印食品の牛肉偽装事件なんかは、これは商品を預かった倉庫会社、冷凍...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○日笠勝之君 急な通告で大変申し訳ございませんが、BSEのことで一問だけ先にお聞きしたいと思います。  二十日にカナダの農相が、農林大臣のことですね、農相が、八歳のカナダ産の肉牛が一頭BSEに感染したということが確認されたという発表があったわけでございます。私ども、北米大陸には...全文を見る
○日笠勝之君 企業等へは何か要請をされましたでしょうか、企業。扱っている企業などには何か要請をされましたか。
○日笠勝之君 このカナダ産の牛肉は輸入の中では第三位で、三・七%程度、二万トン程度ということで、そんなに輸入肉の中で大宗を占めていないわけでございますが、先日もカイワレ大根の風評被害の裁判もありましたし、正確な情報をとにかく消費者また各団体へ、関連団体へ提供するように特段の努力を...全文を見る
○日笠勝之君 これは、フランスの不毛な山岳地帯、プロバンス地方だそうですが、木を植えた男の人の物語だそうでございます。舞台は厳しい気候と貧しさに苦しむ山村。多くの方は皆、村を捨ててしまい、一人残された男が羊を飼いながら一日百粒のドングリを土に埋めて、やがて土から芽が顔をのぞかせ、...全文を見る
○日笠勝之君 関係各部門との連携を密に、先ほど申し上げましたような多面的、公益的機能が国民の皆様にしっかりと理解されるような更なる御努力を要請をしておきたいと思います。  と同時に、やはりそうは言いながら、この森林に対する国民の期待では、ちょっとパーセントが低いんでございますけ...全文を見る
○日笠勝之君 先ほど、国産材の利活用でアクションプログラムを何か作るということですが、ひとつ輸出の方のこともその中に是非入れていただいて、前向き、積極的に検討をお願いしておきたいと思います。  そこで、国産材大いに活用しようと、こういうふうなことで誠に結構なことでございますが、...全文を見る
○日笠勝之君 是非、接着剤の技術開発、対応、しっかりとお願い申し上げたいと思います。  それから、今回のこの法改正に関連いたしますが、森林整備事業と治山事業を統合的かつ効果的に推進していこうと、こういうことでございます。その森林整備事業というと、林道への公共事業、公共工事という...全文を見る
○日笠勝之君 政治は結果でありますから、結果的に今後どうなるかということをしっかり私なりにウオッチングしておきたいと思います。  と同時に、予算決算及び会計令という政令を見ますと、九十七条に、「競争参加者の指名」というのに、契約担当官等は、指名競札に付するときは、要は十名以上を...全文を見る
○日笠勝之君 だから、全部とは言っていませんよ。どこか一工事か二工事、全部やってみたらどうかと、こういうことでございますから、これも努力してみてください。  時間がありませんので、次に移りたいと思います。  環境省と林野庁は世界自然遺産候補地に関する検討会というものを三月初旬...全文を見る
○日笠勝之君 五月二十六日を期待して待っておるところでございます。  そこで、既に林野庁も管理しております東北のブナ原生林のところと屋久島の縄文杉のところ、ここにはそれぞれ地元にセンターを作って管理をされておりますね。  そこで、申し上げたいのは、世界に誇る文化遺産としてカン...全文を見る
○日笠勝之君 ちょっと勘違いされているんじゃないかな。ISO14001を取得するのはその地域じゃないんですよ、建物なんですよ。  例えば、国土交通省であれば関東地方整備局千葉港湾工事事務所が取っているわけですよ。それから、財務省でいえば印刷局の滝野川工場として取っておるわけです...全文を見る
○日笠勝之君 検討でいいです。  終わります。
05月27日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○日笠勝之君 午前中に引き続きまして、公明党の日笠勝之でございますが、何点かお聞きをしたいと思います。  まず、法案に直接関係はないかと思いますが、去る四月二十五日に国立国語研究所外来語委員会がいわゆる国の発行する白書などを対象としていろいろ調査をしたところ、分かりにくいという...全文を見る
○日笠勝之君 さはさりながら、私もなかなか言い換え用語が適切な言葉もないのもあるようでございます。例えば、これからHACCP手法支援法についてやろうと思うんですが、HACCPという言葉自体が、これは略称でございまして、危険分析重要管理点というんだそうでございますが、一々こんなこと...全文を見る
○日笠勝之君 そこで、そういう融資の緩和であるとか人材育成、当然それも大事なことでございますが、中小零細企業に適したそういうHACCP手法の基準というものも考えられるのじゃないかなと、こういうような意見もありますが、これについてはいかがでしょうか。
○日笠勝之君 コーデックス委員会でもしっかりとした議論をお願いしておきたいと思います。  そこで、HACCP手法を取り入れた施設、工場といいましょうか、こういうものは全国で大体いかほどあるというふうに推計されていますか。これは厚生労働省かな。
○日笠勝之君 このHACCP手法支援法による融資を受けたところは七十四件と、こういうふうに聞いておりますが、ちょっと施設数に比べて、HACCP手法融資で受けた施設の方が七十四件、ちょっと乖離があるような気がするんですが、これの原因というのは何があるのか、どういうふうにお考えでしょ...全文を見る
○日笠勝之君 そこで、融資の枠とそれから貸付実績、融資実績との若干乖離があるのじゃないかなと。  平成十年、十一年、十二年、十三年と百億ずつの融資枠があったようでございますが、平成十四年、十五年等は八十億に下がっておるわけですね。それはなぜかというと、実績がその枠に届かないとい...全文を見る
○日笠勝之君 一方で、このHACCP方式を導入した企業が挙げているメリットとデメリットとあるわけですが、デメリットの方を解消すればHACCP手法を導入していこうと、こういうふうになるわけでございますから、その点についてお聞きしますが。  デメリットというか課題としては、記録の煩...全文を見る
○日笠勝之君 人材育成をする中でも、しっかりこういうデメリット的なこともあるということは初めからやはり研修の中に入れておかないと、意外や意外というようなことになるわけだと思いますので、その点の注意喚起もしておきたいと思います。  さて、このHACCP手法の流れ、工程を見ていきま...全文を見る
○日笠勝之君 じゃ、原材料の検品のところまでHACCP手法だということで融資対象になっているんですか。
○日笠勝之君 いや、受入れのところは、特に雑菌があるかないかということは、この前視察させていただいて分かったんですが、受け入れたときに抜き出しして、これは残留農薬どうなのか、アレルギー性物質が入っているか入っていないかとか、そういうことを言っておるわけです。そこまで入れた検品もH...全文を見る
○日笠勝之君 なっているか、なっていないかだけ。
○日笠勝之君 じゃ、具体的に言うと、そういう検査をする機器ですね、機械、マシンですね、そういうものも、じゃ対象になっているんですか。
○日笠勝之君 残留農薬。
○日笠勝之君 実は、味の素、これも企業名を言って申し訳ないけれども、味の素は原材料をもう他人任せにしない、全部自分のところで検査して安心のものだけ使うということで、自前の検査施設で添加物、残留農薬も自分のところでやると、こういうんですよ。そういうふうなことが一連でないと、他人様が...全文を見る
○日笠勝之君 もう昨日、一時間半も掛けてレクをしておるから、とっさに思わないで、しっかり検討した答えを言ってもらいたいですよ。  それでは、融資対象はそういうものだと、分かりました。でも、いずれにしても、大臣、これは、食品の安全ということを今私たちは議論しておるわけですよ。それ...全文を見る
○日笠勝之君 それから、地方自治体が行っているHACCP手法というのもあるわけですね。  これは、インターネットで出した情報ですと、愛知県は、大規模弁当調理施設や旅館などの生産担当者らを対象にした研修、講習会を実施して、今後、食品の生産工程を改善してもらう、改善してもらうと。県...全文を見る
○日笠勝之君 新潟県でもそういう動きがあるようでございますので、しっかりとした対応をお願いをしておきたいと思います。  今回、この法律が成立した場合は、今後、高度化計画の認定件数とか指定認定機関の増大とか、どういう分野が見込まれてどういうふうな今後方向で行くのか、また、行かせな...全文を見る
○日笠勝之君 これは厚労省なんでしょうか、お聞きすることは。  こういうHACCP手法の工場が増え、国民に食品の安全なものを提供するということは大いに歓迎すべきことでありますね。だんだん増えているようでございます、そういう工場も。  ところが、HACCP認証マークというのがあ...全文を見る
○日笠勝之君 時間がありませんので最後になりますが、大臣、私どもも、先日、三浦委員長以下、HACCP手法を導入している工場を視察させていただき、大変勉強になりました。大臣もお時間があれば一度御視察を願いながら、今回、五年延長するこのHACCP手法資金法でございますが、だんだんと恐...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
05月29日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  このたびの食品安全に関する四法案、少しずつこれから質問いたしますので、簡潔な御答弁をお願い申し上げておきたいと思います。  まず、BSE、いわゆる牛海綿状脳症でございますが、これは平成十三年九月に千葉県下で我が国初めてのBSE感...全文を見る
○日笠勝之君 私どもも、三浦委員長を中心に、栃木県に死亡牛検査をしておる現場へ行きまして、本当に関係者の皆様方のお仕事に敬意を表する次第でございますが、日本は科学技術大国になろうと、こういうわけでございますから、是非ひとつ一日も早い感染ルートの解明、究明を、特段のまた御努力を関係...全文を見る
○日笠勝之君 確かに、忠ならんと欲すれば孝ならずじゃありませんけれども、異常プリオンの対策の方法というものが確立しない限りはなかなか難しいんだと思うんですが、しかし一般市民からしてみれば、税金を使って市場に流通しない製品を作って、それをまた全額税金で燃やして、その後何か灰はセメン...全文を見る
○日笠勝之君 これ、二十四条しかない法律で、附則が八条で、合計三十二条なんですが、私も暇に任せて政令事項が何項目あるかと調べますと、政令事項が八項目、省令事項が三十四項目。こんなに政省令が多い条文、短い法律にしては多いなと思いつつお聞きしておるわけでございますが、品種ということを...全文を見る
○日笠勝之君 それから、種類ですね、種類。すなわち去勢牛であるとか未経産牛であるとか子牛であるとか、こういう種類についてはどうなんでしょうか。この第三条第一項の九号の項目とされるんでしょうか。それとも任意になるんでしょうか。いかがでしょうか。
○日笠勝之君 その次は受精卵クローン牛ですね、受精卵クローン牛肉。体細胞はこの前やりましたから結構です、今日は受精卵クローン牛肉の、これはどうされますか。同じく第三条第一項九号の項目とするんでしょうか。今は任意表示だそうでございますから、任意表示のまま行くんでしょうか。  クロ...全文を見る
○日笠勝之君 次は、やはりトレーサビリティーという非常に有効なシステムを使っていく上で、やっぱり国民といいましょうか消費者が知りたいのは、いわゆる牛の給与飼料、えさですね、それから病歴であるとか、それに関係いたしますが、投薬情報ですね、こういうものも欲しいなと。是非何らかのトレー...全文を見る
○日笠勝之君 局長、そうはおっしゃるけれども、多分、このトレーサビリティー法が成立して、生産者がそういう意識でやらなきゃいけないでしょう、これは義務付けですから、罰則もあるわけですから。そうすると、恐らく、やっぱり安心、安全というのはもう食品の命ですから、私はいつも、安心、安全じ...全文を見る
○日笠勝之君 いずれにいたしましても、一日も早く成立をいたしまして、牛肉の安心、安全感というものが確保されるように望むところでございます。  そういう中にありまして、カナダにおけるBSEの発生の第一号が確認されたということでございます。第一号というか、第二号というか、前回のもの...全文を見る
○日笠勝之君 今度、アメリカにカナダのBSE発生に伴う海外調査があるということですが、カナダ本国には今非常に対応が、受入れ対応が困難ということでアメリカに行かれるということでございますが、これは突然のお尋ねですが、カナダには農水省のアタッシェの方いらっしゃるんですか。
○日笠勝之君 是非、アタッシェの方も大いに頑張っていただいて、刻々と情報を日本の国に入れていただきたいと思うんですが。  そこで、日本の国のカナダのBSE感染牛に関してのいろいろな処置を取られていますね。今もってちょっと情報がないのは、これは私が得ていない情報かもしれませんが、...全文を見る
○日笠勝之君 是非、緊密に情報交換をしながら、逐次、マスコミに発表するべきものは発表していただきたいと思います。  それで、もう一点、牛に関してお聞きしたいのは、薬剤耐性菌ですね。この前も同僚議員のどなたかがこのことについて御質問なさったと思いますが、私も、いろいろ食品に関する...全文を見る
○日笠勝之君 ですから、局長のおっしゃっていることは、安全は担保されているんですよと、しかし安心感がないということを、先ほど申し上げましたように、いろんな本の中に全部書いていますよ、この薬剤の耐性菌ということについては。だから、安心感をどう消費者に持ってもらうかということを、どう...全文を見る
○日笠勝之君 農家の方々、使用者ですね、方々の保管禁止、廃棄、厳正な廃棄ということを法文にうたうということも手でしょうが、せめて回収協力義務ぐらい、義務ですから、協力義務だから、努力義務ですから、というぐらいのも入ってもよかったのかなという気もいたします。  なぜかというと、何...全文を見る
○日笠勝之君 その花や樹木には農薬の残留基準というのは定められて、また罰則はあるんですか。
○日笠勝之君 それともう一つ問題点は、いわゆる防疫業者、消毒をする農薬を使う防疫業者の届出義務が過剰規制になるということで廃止されたんだそうですね。ですから、岩手県、三重県など十七県が登録、届出を復活させてくれと。そうしないと、農薬の使用だとかいろんな講習、研修などに指導しにくい...全文を見る
○日笠勝之君 水産庁長官、済みません、時間が。最後、簡単に一問だけ。  先ほど養殖業などについての水産用医薬品についてのお話がございました。今の生けすなんか、いわゆる養殖業者が生けすを持って、そこにいろいろ投薬をしているようでございますが、これはきちっと、獣医師のような資格のあ...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
06月03日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  まず、このたびの農林水産省設置法一部改正に伴いまして食糧庁が廃止になるということでございます。初めに、その絡みにつきまして、関連につきまして何点かお伺いをいたします。  まず、食糧庁職員のうち、平成十四年度それから十五年度、十五...全文を見る
○日笠勝之君 そういたしますと、平成十四年度は、一般会計、特別会計の職員は一対三・八ということだったわけですね。食糧庁職員のうち、一般会計が一とすれば特別会計は三・八という割合だったということでございます。これが平成十五年七月一日以降、再編後は反対に、一般会計の分の職員が三・八で...全文を見る
○日笠勝之君 そういうふうなことでございます。  そこで、平成十四年度と十五年度のこの特別会計の食糧特会でございますが、この特会の十四年度、十五年度を見比べますと、いわゆる物件費とか庁費ですね、こういうものの費用はどういう配分方法で修正をしたんでしょうか。
○日笠勝之君 そうすると、先ほど長官がおっしゃいましたように、共通経費、物件費は人数配分等で修正して平成十五年度計上していると、こういうことでございます。  そうはいいながら、詳しく見ていくと、確かに普通庁費であるとか職員厚生経費、光熱水料、通信運搬費、こういうものは相当額特別...全文を見る
○日笠勝之君 いわゆる車検が来るときとかリースが切れるときには、一般会計分なら一般会計の一般会計分へ付け替えるとか、こういうことなのかなと、こう思っておりますが。  これは、なぜそんなことを申し上げるかというと、財政法の十三条に特別会計ということで、特定の歳入をもって特定の支出...全文を見る
○日笠勝之君 是非そういう方向で厳正にやっていただきたいと思います。  今おっしゃっていただいた数字なんか見ながら、もしこれを聞いている人がいれば、え、特別会計職員が千七百六十八名、車が千五百五十七台ということになりますと、これはもう一人一台なのかなと、こういうふうなことになっ...全文を見る
○日笠勝之君 勧告出てから四年半、やっとこのたびの法律改正でほぼその趣旨がクリアできると、こういうことかと思います。  そこでもう一点、機構改革といいましょうか、についてお伺いしておきたいと思います。  平成十八年度から統計・情報センターと地方農政事務所とを統合すると、こうい...全文を見る
○日笠勝之君 どうか、行財政改革に資する統合でありますようにしっかりと対応をお願い申し上げておきたいと思います。  続きまして、ちょっと法案より外れるかもしれませんが、この前から、先日来、私、委員会で度々申し上げていることのIT関連のことでございます。  一つ、IT関連につい...全文を見る
○日笠勝之君 それはそれでいいです。
○日笠勝之君 確認すればいいです。  私、それ一つ一つ内容について、時間もありません、精査するつもりはありません。これから申し上げることについて農林水産省とすればどう対応されるかということをまとめてこれから申し上げますので、イエス、ノーでお答え願えれば結構でございます。  私...全文を見る
○日笠勝之君 農水省本省のCIO、いわゆる情報統括責任者というのはどなたなんですか。
○日笠勝之君 官房長も、このCIOだけじゃなくて、いろんな業務が多端でございますので、IT担当の補佐官といいましょうか、いわゆるITコンサルタントに匹敵するような非常に詳しい方、こういう方をきちっとサブでそばにいらっしゃらないとなかなか難しいんじゃないかと思いますが、その辺はいか...全文を見る
○日笠勝之君 本省分のIT関連予算だけでも平成十四年度が二百八十三億で、平成十五年度が二百七十六億と、本省分だけですよ、巨額のお金でございますから、これがやはりきちっとした国民に納得、説得できるような入札であり、また能力アップ、スキルのアップ、こういうことが図られなきゃならないわ...全文を見る
○日笠勝之君 もう時間ありません。  最後に、この消費・安全局ということは恐らくBSEを反省しながら設置される局だと思いますね。大変国民は期待をしていると思うんですね。そういうことから見れば、この表示・規格課というのは非常に国民の期待が大きい。不正表示の取締りと排除ということも...全文を見る
06月10日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  この本委員会の議題となっております法案の前に、一点だけちょっと大臣にお伺いをしたいと思います。  盧武鉉韓国大統領が来日されまして、未来志向の日韓関係が強調され、北東アジアの平和と繁栄に向けの協力で合意をいたしまして、誠に意義あ...全文を見る
○日笠勝之君 いろいろと調べてみますと、広島産の大吟醸という日本酒だったそうでございます。  なぜかこういうことを申し上げるといいますと、私、去年の十二月五日、当委員会で、お米の消費拡大ということで、やはりお米を原材料とする国酒である日本酒、これを大いにPR、普及広報をしなきゃ...全文を見る
○日笠勝之君 雄町米ですよ、雄町米。
○日笠勝之君 山田錦も作っておりますが、雄町米という、これが好適酒米ではもう最高であると酒類総研が絶賛をしておりまして、ところが彼らが使っている、試験で使っている、研究所で使っているのは山田錦なんですね。どうして雄町米を使わないのかと言ったら、雄町米は高過ぎて、この我々の研究費じ...全文を見る
○日笠勝之君 重要な政策のまず改革でありますから、今大臣おっしゃった方向でしっかりと徹底をお願いしたいと思うんですが。  特に私、岡山に住んでおりますが、中・四国は非常にそういう意味では認知が低いんですよね、方面別でいきますと。実は私の義理の弟も、三反ぐらいの米作りとあとサラリ...全文を見る
○日笠勝之君 米の消費拡大と供給とは裏腹になっておるわけでございますので、この消費拡大の方について何点かお伺いしたいと思いますが、これ一体、日本の国民の米の消費量というのはどんどん下がっていますが、那辺に減少の要因があるのか分析をきちっとした上で対策を立てなきゃいかぬわけですね。...全文を見る
○日笠勝之君 米の消費拡大予算は、平成十一年から見てもずっと五年間、毎年四十六億円程度ですね。四十六億円で、米の消費拡大予算というのは金額から見れば相当大きな金額だと思いますよ。そういう意味では、毎年これだけの巨額の予算を使いながらこの消費離れがなかなか歯止めが掛からないとかいう...全文を見る
○日笠勝之君 きちっと一項目ずつ費用対効果を検証しながら、消費拡大にベクトルが動くように特段のまた御努力をお願いをしたいと思うんです。  それで、消費拡大の予算の中に学校給食における予算措置もございますね。昔はお米を無償交付したとかいうようなこともあるようですが、最近は学校給食...全文を見る
○日笠勝之君 最近、糖尿病に適した品種、新しい、新品種開発の米ができたと、こういう報道がありました。これからはやっぱり、イネゲノムも解読されたようでございますし、いろんな意味で、遺伝子を組み換えたりしながら新しい米の、いわゆる新品種開発、こういうことも非常に大切だろうと思いますが...全文を見る
○日笠勝之君 大いに期待をしておるところでございます。  さて、消費者のニーズにマッチした米作りということが大変大切な観点の法律でございますが、一体全体、消費者のニーズをどうやって把握するのかな、どういう情報で需要の予測を立てるのかなと、こういうふうに思うわけでございます。正確...全文を見る
○日笠勝之君 在庫を調査してということですが、例えば、大きなお米の卸なら、単品の銘柄だけをどんどん売るわけじゃなくて、袋詰めするわけじゃなくて、まあブレンド米ですよね。そうすると、こっちの在庫が多いから、じゃちょっとこっちを多くブレンドしようとかいうことになってくると、それが在庫...全文を見る
○日笠勝之君 次の項目の質問に移りたいと思います。  平成十五年一月、総務省が食品表示に関する行政評価・監視結果に基づく勧告というのを出されております。その中を、それを見ますと、三千人の消費者の方にアンケート調査をした結果、現在の表示で十分だというこの項目で、精米ですね、お米、...全文を見る
○日笠勝之君 十四年度の分が先ほど、今長官が御報告いただきましたように最近まとまったようでございまして、確かに十三年度に比べて十四年度の方が、これは不適正表示店舗数も指示書を発出した業者数も確かに下がっておりますね。いろんなマスコミを通じての、指示書を出したとか、改善命令を出した...全文を見る
○日笠勝之君 その公表した分は、何を何でどういう手段で、私たち一般国民は知ることができるんでしょうか。
○日笠勝之君 都道府県の指示も見えますか、それで。
○日笠勝之君 ですから、インターネットで両方ぱっと見えるんですか。見えないでしょう。農林水産大臣の指示の方は見えますよね、公表は。都道府県のはその同じホームページでは見れないんでしょう。
○日笠勝之君 見えるか見えぬか。
○日笠勝之君 それを聞こうと思っていたら先に答えられましたので、分かりました。是非ひとつ、所管が農林水産大臣、こちらは都道府県だということで、同じものを同じページに出すというのはいかがなものかということは分かりますが、リンクしてすぐ見れるように。というのは、いろいろ業者の方も、自...全文を見る
06月12日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
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○日笠勝之君 公明党の日笠勝之でございます。  四人の参考人の方々には、公私ともにお忙しい中を貴重な御意見を賜りまして、誠にありがとうございます。  簡潔に御質問いたしますので簡潔にお答えいただければと思うわけでございますが、まず生源寺先生にお伺いをしたいと思います。  先...全文を見る
○日笠勝之君 おっしゃるとおり、食料自給率は四〇%ぐらいですが、家畜の飼料となれば二〇%少々ということで、おっしゃるようにこのところが大きな問題かということも我々も認識しておるわけでございます。  続きまして、デカップリング政策、直接所得補償と言った方がいいかもしれませんが、こ...全文を見る
○日笠勝之君 おっしゃるように、農業の分野の公共事業というのは一兆四、五千億円あるわけですね。これも、入札改善だとか単価の見直しだということで、農水省もこの数年で一〇%とか一五%減らそうと、こういうふうなことで、事業量はその代わり確保しますよということの中で、おっしゃるようにハー...全文を見る
○日笠勝之君 高根沢さんにお伺いしたいんですが、後継者、担い手がだんだんなくなっていくよと、こういう旨のことをおっしゃいました。  今回の農水省の担い手育成ということは、集落営農から特定農業団体、いわゆる集落型営農、集落型の営農ですね、これに持っていってそれから農業生産法人への...全文を見る
○日笠勝之君 最後に生源寺先生、今のお考えの、高根沢さんのお考えに対してはどういうふうに思われますか。
○日笠勝之君 矢口先生、もう時間がありませんので簡潔にお答えいただければと思うんですが、FTAですね、自由貿易協定。日本はいろいろアジア諸国から早く結びましょうというプロポーズはたくさんあるんですけれども、なかなか農業の分野が邪魔をしているという社説なんかもあるんですけれども、こ...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。  ありがとうございました。
○日笠勝之君 午前中の参考人質疑に続きまして、今日、私、ダブルヘッダーで二回目の質疑となりますが、よろしくお願い申し上げたいと思います。  前回は、私、食品の表示、中でも米の表示につきまして質問いたしましたが、時間が余りなくて途中で積み残しがありましたので、今日は最初にその件か...全文を見る
○日笠勝之君 せっかく取りまとめいただいて八か月たつわけでございますから、お米でいうと古米にならないように新米のうちにひとつきちっと対応していただけるように特段のまた努力を、御努力を要請しておきたいと思います。  さて、去年の七月にJAS法が改正されまして、パンフレット等が今関...全文を見る
○日笠勝之君 ただ、公表の件も、改正後は指示を受けた場合は公表ですね。しかし、注記として、「それ以外の場合でも公表されることがあります」と、こうあります。「それ以外の場合でも公表されることがあります」とありますが、そういう例があったんでしょうか。
○日笠勝之君 指示に従って改善をきちっとするということの事前予防的なことで、そういう罰則また公表の特例もなかったということなんでしょうが。  これから、最近報道された件の中で何点かこれはと思うのがありますから、少しお話をしておきたいと思いますが、これは福島県の郡山のある精米業者...全文を見る
○日笠勝之君 公表して倒産した企業もあるということで、それは誠に残念なことでございますが、反対に、今まで偽物の豚肉を使っておった、これが本物の黒豚になったということで余計に売れ出した業者もあるわけですね。だから、必ずしも公表したから倒産に追い込まれる、社会的制裁を受けるというばっ...全文を見る
○日笠勝之君 ですから、口頭じゃなくて、なぜ文書指導にしないんですか。それは、基準は分かりましたよ。しかし、口頭というと、聞いた聞かない、聞いた人がいないとかいうことになっちゃうんで、ちゃんとした文書でやるのが内閣の方針じゃなかったですか。口頭指導というのは、昔は一杯あったんです...全文を見る
○日笠勝之君 局長がおっしゃることよく分かるんですが、行政として口頭での指導ということは原則的にはないんだろうと思いますよ、行政ですから。  そういう意味では、きちっとした文書、例えば、言ったことをこれでいいですねと判こ押してもらったって、それは文書指導になるんでしょうねという...全文を見る
○日笠勝之君 だんだんと時間がなくなりましたので、一問一答方式でひとつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  いろいろ表示の中でも、表示じゃなくて、失礼しました、表示じゃなくて、売る方の流通業者のチラシだとか旗、店内の旗に新米とかいうことを書いて、新米入荷とか、新しい米ですね...全文を見る
○日笠勝之君 ところが、新米入荷で実は古米が混ざっているようなこともあるんだそうですね、あるんだそうです。これは、じゃ、どうしますか。JAS法違反になるんですか、これは。まず、どうですか。
○日笠勝之君 業界の常識なんという報道も一部ありますので、しっかりとした対応をお願いをしておきたいと思います。  それから、特別栽培農産物でございますが、これは米も当然その対象になるわけですね。特別栽培米ということはあり得るわけですね。ところが、ガイドラインが出たそうでございま...全文を見る
○日笠勝之君 それは県ごとか地域ごとで決めるわけですね。
○日笠勝之君 そうしますと、県によって、今年は非常にいもち病がはやったのでこの基準は非常に、農薬の投与回数が例えば五回だったと。ところが、北海道の方は非常に寒冷で全然病気がなくて二回ぐらいだったというと、五割というと、一回とこちらは三回ぐらいですか、二回か。だけれども、これ全国へ...全文を見る
○日笠勝之君 消費者は特別栽培米だと思った、それで佐賀県ですか、佐賀県のコシヒカリならコシヒカリを買ったと。それは二十二回が標準ですよと、それが、だけれども特別栽培米ということであれば半分になっていますということまできちっと書くガイドラインですか、そこまで。どうぞ。
○日笠勝之君 米の、お米のトレーサビリティーが確立すれば当然分かってくるんだと思うんですね、履歴のところで。そういうことで期待をしておるわけでございます。よろしくお願いしたいと思います。  最後に、集落営農組織の担い手としての育成ということでお聞きしたいと思うんですが、集落営農...全文を見る
○日笠勝之君 特段ないということでございますが、何らかのやはりメリットがないとそこの段階になかなか行かないんじゃないかなというふうな気もいたしますので、今後、税制はやればできるわけですから、税制改正で、それからまた財政的な融資的な面のメリットもそれは制度としてやればできないわけじ...全文を見る
○日笠勝之君 終わります。
09月26日第157回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(日笠勝之君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました日笠勝之でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い...全文を見る
○委員長(日笠勝之君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中川義雄君、森下博之君、朝日俊弘君及び白浜一良君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(日笠勝之君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  釧路沖を震源とする地震について、政府から報告を聴取いたします。井上防災担当大臣。
○委員長(日笠勝之君) 以上で政府からの報告聴取は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十三分散会
10月09日第157回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○委員長(日笠勝之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  昨八日、木俣佳丈君が委員を辞任され、その補欠として大塚耕平君が選任されました。  また、本日、大門実紀史君が委員を辞任され、その補欠として紙智子さんが選任され...全文を見る
○委員長(日笠勝之君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に気象庁長官北出武夫君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(日笠勝之君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  平成十五年十勝沖地震について、政府から報告を順次聴取いたします。井上防災担当大臣。
○委員長(日笠勝之君) 北出気象庁長官。
○委員長(日笠勝之君) 以上で政府からの報告聴取は終わりました。  大臣等、御退席いただいて結構でございます。     ─────────────
○委員長(日笠勝之君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり...全文を見る
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(日笠勝之君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十四分散会
11月19日第158回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(日笠勝之君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました日笠勝之でございます。  委員会の運営に当たりましては、公正かつ円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、委員各位の御支援と御協力のほどよろしくお願い...全文を見る
○委員長(日笠勝之君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大仁田厚君、太田豊秋君、若林秀樹君及び白浜一良君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十五分散会
11月27日第158回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○委員長(日笠勝之君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませ...全文を見る
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(日笠勝之君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(日笠勝之君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十一分散会