東順治

ひがしじゅんじ



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東順治の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
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○東(順)委員 東順治でございます。どうぞよろしくお願いします。大臣、大変お忙しい中、大変に御苦労さまでございます。  最初に、先ほどからもいろいろ出ておりましたけれども、旧産炭地域の活性化につきまして大臣の御決意というものをお伺いさせてもらいたいと思います。  私は福岡二区...全文を見る
○東(順)委員 重点的に全力を挙げてという力強い御決意をいただきまして、どうぞよろしくお願いしたいと思います。  考えてみますと、本当に日本の高度経済成長を引っ張った、そういうかつての力ある地域、それが産業構造の変化やエネルギー革命というようなことで、当時が光とすれば逆に今は影...全文を見る
○東(順)委員 それから、同じく指定解除のところで、「過去における閉山量、閉山からの経過期間、当該地域に現在も残る閉山の影響の状況からみて、炭鉱閉山による影響の度合いが著しく希薄化していると認められる場合」、先ほどからも出ておりましたこの希薄化している場合という状況、これを具体的...全文を見る
○東(順)委員 六条市町村指定の見直しということで、この筑豊地域におきまして遠賀郡の岡垣町が見直しの対象とされているということを伺いましたけれども、これはいかがなんでしょうか。今お答えできますか。
○東(順)委員 続きまして、鉱害復旧の問題でお尋ねをいたします。  この鉱害復旧の実績につきましては、元年度見込みで進捗率が八四%と進んでおりますけれども、平成二年度初鉱害量調査の結果を見てみますと、全国でおおむね四千八百億円程度の鉱害量が残されている、このような報告がなされて...全文を見る
○東(順)委員 それで、ここでひとつ基本的な考え方と申しますか、それを伺っておきたいのですが、鉱害復旧というこのこと自体は、いわば鉱害という一つの被害状況というものを復旧する、マイナスからゼロに復旧をしていくという考え方で、これが終わると所期の目的は達するわけでございます。同時に...全文を見る
○東(順)委員 ぜひとも有機的な関係の中で進めていただきたいと思います。  それから、最後でございますけれども、石特会計法の延長問題についてお伺いしたいと思います。  この石炭対策の財源として原油関税あるいは石油製品関税が対象となっておりますけれども、石特会計法の有効期限が平...全文を見る
○東(順)委員 時間が参りましたので、これで終わります。
02月28日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○東(順)委員 参考人の皆様の御意見を拝聴させていただきまして、常日ごろの御努力に対しまして心からの敬意を覚えたものでございます。  これからの我が国の政治ということを考えていったときに、やはり生活の大国というものを目指していかなきゃいけない、そしてまた公共の投資というようなこ...全文を見る
○東(順)委員 続きまして山本参考人によろしくお願いいたします。  先ほどからの意見陳述を伺っておりまして、結局どんなに立派な実施計画、プランというものがあったとしても、それをプラン倒れにさしてしまっては何にもならない、計画倒れで終わらしてはいけない、そのためには地方交付税であ...全文を見る
○東(順)委員 弓削田参考人にお伺いをします。  鉱害復旧と地域振興事業の整合性を持った事業展開をということで、そのためには鉱害地を含めた総合的な土地利用の策定をというお話が先ほどございました。これからの非常に大事な視点だというふうに私も思います。したがいまして、ある程度の具体...全文を見る
○東(順)委員 では、最後に能登参考人にお伺いしたいと思います。  八次策のもとでの閉山ということで、大変な御苦労だ、今その真っ最中であろうというふうに思います。先ほど人口減の問題や未就職あるいは工業団地、さまざま述べておられましたけれども、当面、こういうのに優先順位というのは...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。
03月07日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
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○東(順)委員 東順治であります。  最初に、議論の中でるる出てまいったことではございますけれども、この実施計画策定につきましてまず第一点、お伺いをさしていただきたいと思います。  この策定の原案作成については、道県知事が関係市町村の意見を聞きつつ作成をする、こうなっておりま...全文を見る
○東(順)委員 例えば筑豊を見ましても、筑豊東・中、西の各ブロックですか、これで実に三十八市町村あるわけでございます。例えば、道路一本を筑豊全域に通すこと一つ考えても、当然ここに各市町村の利害みたいなものが絡んでくるわけでございますので、この間の参考人の意見陳述のときにも、計画の...全文を見る
○東(順)委員 地元のニーズ、立地条件、国民生活のソフト化、サービス化というようなことでございますけれども、本法が十年延長される意味というのは非常に大なるものがあろうというふうに私は思います。したがって、この十年間というのが産炭地あるいは旧産炭地の二十一世紀の姿というものがどうな...全文を見る
○東(順)委員 私の親しい友人なんかは、ぜひ筑豊に音楽大学を誘致したいみたいなことで、相当前から熱心に地道に地域の音楽性を高める運動を展開している友人なんかもいまして、これは直接、業種ということではないのですが、そういういわば地域の雰囲気、ニーズというものが自然に高まってきている...全文を見る
○東(順)委員 ぜひまた御報告のほどをよろしくお願い申し上げます。  続きまして、今工業団地という話が出ましたけれども、今日まで整備公団を初め関係方面で大変な努力を払われて、産炭地浮揚のために長い歳月をかけて努力をなさってこられた、これに対しては大変な敬意を私抱くわけでございま...全文を見る
○東(順)委員 そうすると、例えばこういうものを企画したり推進する、そういう専門機関みたいなものが公団の中にもあるのでしょうか。どこがやっていらっしゃるのでしょうか。
○東(順)委員 ひとつ積極的に推進方お願いしたいと思います。やはりどうしても地元からの盛り上がりを待つということになってくれば、盛り上がるところは盛り上がる、あるいはそのままのところはそのままというところが出てくるわけで、どこかがしっかりリードをして推進をしていくという、このエン...全文を見る
○東(順)委員 わかりました。  それから大臣、この十年間、さまざまに努力をして振興を図っていくということなんですけれども、不幸にも十年後、もしも卒業できない、指定解除できない圏域が生じた場合、本法の延長ということが考えられるのかどうか、この辺の御所見をお伺いしたいと思います。
○東(順)委員 同じく見直しのことでございますけれども、六条市町村見直しの基準としまして、財政力指数が相当程度高い市町村、二番目に、財政力指数が高く、かつ財政力指数、人口ともに昭和三十五年の水準に回復したと認められる市町村、こうなっております。  筑豊地域におきましては、六条か...全文を見る
○東(順)委員 ぜひとも細やかな判断基準と申しますか、そういったところを努めていただきたいと思います。  それから次に、これは基本的なことかもしれませんけれども、圏域の目標ということなんです。当然、財政力指数、人口というもの、今お話に出たようなそういったものを中心として、十年後...全文を見る
○東(順)委員 そうすると、そういう目標に向かっての進捗状況みたいなものは、例えば何年単位ぐらいできちっと確認をされるということなんでしょうか。
○東(順)委員 わかりました。  最後に、炭住問題でございますけれども、今なお改良を必要とする炭住が一万八千五百六戸ですか、全体の四〇%を占めている状況で、特に福岡県におきましては約二万二千戸に及ぶ炭鉱住宅が存在して、そのうち六二%に当たる約一万四千戸が老朽化等のため改良を必要...全文を見る
○東(順)委員 以上で私の質問を終わります。  ありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○東(順)分科員 東順治であります。私も引き続き、部落問題につきまして質問をさせていただきたいと思います。  今国会の本会議で、海部総理がこの部落問題につきまして、憲法に保障された人権にかかわる重要な問題である、こういう認識を示されましたけれども、私もこの言をまつまでもなく極め...全文を見る
○東(順)分科員 今の、日本国憲法の基本である、それから国づくりの基本の問題であるというこの御認識、私は非常に大事な認識だと思います。そこから考えていったときにさまざまな問題があるわけでございますけれども、私は国づくりの基本というこの問題を考えたときに、特に教育ということが非常に...全文を見る
○東(順)分科員 約一〇・八%、この差があるわけですね。これはやはりこの数字だけ見ても非常に大きな差である、このように私は思います。しかし、これを丹念に精査し、考えてみたときに、実はこの数にはもともと浪人生というのが含まれていないわけですね。今度は、全国平均の中の浪人生、それから...全文を見る
○東(順)分科員 育英資金という言葉がございますね。これは勉学意欲のある生徒を対象としての制度である。地区奨学金というのは、勉学意欲を起こさせるためにやる制度である。こういうことから考えますと、実は貸与制に切りかわって九年目になるわけですけれども、大学進学率というのは実際のところ...全文を見る
○東(順)分科員 ぜひ私が今申し上げたような実態というものを考慮に入れていただきまして、しっかり御検討をということでお願いしたいと思います。  それから、私は先日地元の福岡県の北九州市小倉南区の北方地区というところと、それからまた同じく北九州市内でございますけれども、小倉北区と...全文を見る
○東(順)分科員 ひとつ全力を挙げて取り組んでいただきたいというふうに私は思います。  それで、この背後にさらに千地区以上に及ぶ未指定地区があるということも思いますと、実態面が進んだとはいいながらまだまだ大きな大きなものを残しておるということが私どもの率直な実感でございまして、...全文を見る
○東(順)分科員 ありがとうございます。  今、長官、自治体の意向を十分反映させていきたい、尊重する、このように私は受けとめたいと思います。一千三百六市町村もの多くがそういう声を上げているという、これをぜひしっかりと反映させていただきまして万全の対応をしていただきたい、このよう...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第3号
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○東(順)分科員 東順治でございます。どうぞよろしくお願いします。  私は最初に大臣にお伺いしたいと思いますけれども、昭和六十二年六月に閣議決定されました四全総で、   地方都市圏等においては、中心都市の安全で快適な交通環境の形成と周辺地域におけるモビリティの確保が課題となる...全文を見る
○東(順)分科員 そこで、このほど衆議院で鉄道整備基金法案の採決が見られましたけれども、この中で無利子貸し付け及び日本開発銀行を通じた低利融資制度を利用した鉄道整備、それから一般会計等による鉄道整備助成というものが考えられておりますけれども、この三種類の鉄道整備の内容につきまして...全文を見る
○東(順)分科員 そこで、例えば福岡県に筑豊地域というところがあるのですが、ここを走っている鉄道で篠栗線という鉄道がございます。これは博多と筑豊地域の中核都市であります飯塚というところを結ぶ線でありますけれども、この線が、現在吉塚というところと新飯塚をつないでいる部分が単線でディ...全文を見る
○東(順)分科員 つまり、今おっしゃいましたさまざまな状況というものがそろいますと、この無利子貸し付けの対象たり得る都市鉄道である、こういうことですね。
○東(順)分科員 そこで、大臣にお伺いしたいのですけれども、この篠栗線が走っております筑豊地域というのは産炭地域振興臨時措置法、産炭法ですね、これで認定されております。しかも、石炭後遺症の非常に厳しい地域、つまり六条市町村という、全域が地域指定をされております。こういうところでご...全文を見る
○東(順)分科員 本当に実情を正しくきちっと御認識なさっておりまして、大変力強く感じる次第でございます。  それで、篠栗線沿線というのが、今私が言いましたこの産炭地域振興臨時措置法で認定されております筑豊の中の西産炭地域というところになるわけでございます。例えばここの地域におけ...全文を見る
○東(順)分科員 また、この同じ筑豊地域で、今度は直方市という市がございます。これは小倉と博多の新幹線の中間地点と申しますか、ちょうど新幹線が通っている地域でございます。ここで新幹線の新駅設置運動というのが非常に強く起こっております。これも結局先ほど申し上げました篠栗線の電化、複...全文を見る
○東(順)分科員 結局、地元で人口が伸びて十分に採算も合うということで、例えば電化、複線化が考えられたり、あるいは新駅設置が考えられる、こういう考え方だと思いますけれども、私は、その発想を逆転させて、JRになったといってもやはり日本は鉄道国家ですから、やはり国の大きな大きな働きと...全文を見る
○東(順)分科員 まさに今おっしゃいました鉄道というものが地元にとって大きな基盤になるということでございますけれども、例えばこの同じ六条市町村指定の地域、筑豊の中に岡垣町という町があるのです。これはたった一つ例えば財政力指数、人口ともに伸びているんですね。そして六条指定から緩やか...全文を見る
○東(順)分科員 ありがとうございました。よろしくお願い申し上げます。  これで、時間が参りましたので、終わります。
04月23日第120回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○東(順)委員 東順治でございます。  まず初めに、このかすみ網の本法案に対する質疑の前に二、三お伺いしたいことがございます。よろしくお願い申し上げます。  先般、ゴルバチョフ大統領の来日に際しまして、四月十八日ですか、日ソ環境保護協定が締結されました。この前文では、「将来の...全文を見る
○東(順)委員 それで、北方四島の自然環境の保全について伺いたいのですけれども、日本野鳥の会が海部総理、ゴルバチョフ大統領両首脳に対しまして、北方四島の自然環境保全についての要望書というものを四月十五日に提出されているようでございます。  この中で、「北海道の一部にのみ生息し、...全文を見る
○東(順)委員 さて、本改正案でございますけれども、大変な御努力で今回の法改正までこぎつけられたということに対しまして、まず私は大変敬意を表したいと思います。この間、関係者の皆さんの御努力、あるいはボランティアの皆さん、大変なものがあったということを、勉強させていただけばいただく...全文を見る
○東(順)委員 つかみにくいという現状であるということでございますけれども、それだけに、この販売、所持というものを禁止するということは、その分輸出の方向へ流れやすいということになるかと思います。  環境庁の平成二年十二月の調査によりますと、かすみ網の販売状況が、ペットショップで...全文を見る
○東(順)委員 大変製造そのものを禁止することが難しいということはよくわかります。この今後の法施行後の効果に期待する、こういうことでございますけれども、先ほど来からもお話が出ておりましたように、要するに国際的な非難を浴びるようなことに発展してしまった、そういう状況になったときに幾...全文を見る
○東(順)委員 販売禁止まで踏み切った、大変画期的なことである、そのように思います。したがいまして、環境庁におかれましても、このかすみ網の輸出入規制のアピールというものを国際的に展開して、かすみ網というものが今回せっかくここまで踏み込んでいるわけですから、これから先本格的な国際問...全文を見る
○東(順)委員 ぜひともよろしくお願い申し上げます。  この法案が公布から六カ月以内に施行されるわけでございますけれども、販売及び所持が禁止されるということで、取り締まりも広範なものになる、今までとまた違うものになるというふうに思います。したがって、この実を上げるために環境庁と...全文を見る
○東(順)委員 やはり特に重大なのはこの啓発ですね。このかすみ網というものの使用というのがいかに鳥獣保護に対して残酷なものなのか、こういう啓発。それも、先ほども少しお話が出ておりましたけれども、例えば文部省なんかとよく連携をとっていただいて、やはり学校教育の中にも具体的にきっちり...全文を見る
○東(順)委員 時間が参りましたので、終わります。
04月26日第120回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○東(順)委員 私は、産廃物の最終処分場の問題で質問させていただきたいと思います。  実は、私の住む福岡県の嘉穂町という筑豊地帯にある田舎の農村ですけれども、ここに産廃物の最終処分場が現在建設中ということで、これがいろいろな波紋を呼んでおるわけでございます。福岡市の産業廃棄物を...全文を見る
○東(順)委員 よくわかりました。  それで、ここ嘉穂町の最終処分場というものが、今地元の住民の皆さんと業者との間で大変なトラブルといいますか、非常に困難な状況に至っておるわけでございます。  いろいろな原因があるのでしょうけれども、一つには、建設業者が保健所に処分場建設の申...全文を見る
○東(順)委員 そこで、今局長がおっしゃいました届け出に際しての事前の指導ということと、事前協議ということを一つのルールにしている、こういうお答えでございましたけれども、実際やはりこの問題はここが一番抜けていたのですね。それで、単に処分場をつくる土地の所有者あたりに少し了解をとる...全文を見る
○東(順)委員 済みません、ちょっとこれを大臣に渡してください。今現地の写真を……。  今見ていただいております同じものでございますけれども、これが現地で今建設中の最終処分場なんですね。この大きさが縦約二百五十メーター、それから横が三十メーター、それで深さが二十メーターという大...全文を見る
○東(順)委員 いや、それで要するに、こういう場合はどうですかと伺っているわけです、この森林法から照らして。
○東(順)委員 大臣、今答弁いただきましたけれども、実はこういうことなんです。  一つは、この建設業者が去年の十一月、総面積が四千九百五十八平方メーター、埋立可能面積が一千二百六十九平方メーターの計画で処分場の建設を始めたわけです。ところがその後、進入路の建設等の必要性なんかい...全文を見る
○東(順)委員 作業道を変更して、それで一万平方メーターを超えた、今こうおっしゃいましたね。それはそのとおりなんですが、なぜ作業道を変更しなければいけなかったかという問題も、またもう一つあるのです。つまり、無断で車両の通行用として、区有林を勝手に作業道として最初使っていたわけです...全文を見る
○東(順)委員 ぜひ頭に置いていただいて実現をしていただきたいと思います。  それで、私も現地に行ってみて初めてわかったんですけれども、恐縮ですが、大臣、もう一回これを見ていただけますか。この左側のシートを張ったところが、ちょっと裏側がくぼんでいますね。これは要するにシートを張...全文を見る
○東(順)委員 じゃ、以上で終わります。ありがとうございました。
08月02日第120回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第8号
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○東(順)委員 先ほども旧産炭地の鉱害問題についての議論がございましたけれども、私もこの点について何点か伺わせていただきたいと思います。  先ほどもお話がございましたが、この償還金制度あるいは特鉱法、復旧法あるいは臨鉱法等々の諸施策の中で石炭鉱害に対する施策というものが続いてき...全文を見る
○東(順)委員 臨鉱復旧が可能であるということで、ぜひ精密な調査をしていただきまして、そして、その対象ということであればその手を打っていただきたいというふうに思うわけでございます。  私が行ったところはちょうど雨が降った翌日のときで、その特鉱復旧をされた方の敷地に入りますと、敷...全文を見る
○東(順)委員 今回のこの答申を見ましても、「鉱害処理に関する市町村の相談窓口を整備、充実し、鉱害行政機関が懸案を円滑に処理できる体制を整備することが有益である。」このようにございます。それで、一般の自治体の窓口ということからもう一歩、こういう特鉱農地あるいは特鉱での家屋復旧につ...全文を見る
○東(順)委員 具体的には上三緒地区のところに城ケ尾というところがございまして、ここに現在進行中の家屋がございました。私行きまして、やはり百聞は一見にしかずと言いますけれども、実際にうちの中まで入らせていただきました。大変にひどいもので、もう家そのものが傾いていて、例えば障子やふ...全文を見る
○東(順)委員 重ねてで恐縮ですけれども、先ほどから具体的に私が示させていただきましたこの案件につきましてぜひひとつ調査のほどを、これはよろしいでしょうか。――ありがとうございます。速やかにお願いしたいと思います。  それから次に、産炭地域振興実施計画の問題でございます。  ...全文を見る
○東(順)委員 ことしの三月十三日、予算委員会の分科会で私はこのJR篠栗線の問題を取り上げさせていただきまして、運輸省の方に、要するにJRの採算性とかそういうことだけでこの鉄道を考えてほしくない、やはり旧産炭地というものを活性化させて振興していくために絶対に人口がふえなければいけ...全文を見る
○東(順)委員 具体的に連絡協議会等が設けられているということですね。大変に意を強くいたしました。九月中旬に実施計画の最終的な原案をまとめて、関係省庁と協議の上、十月に正式決定に持ち込みたい、そういうことですね。こういう流れの中ですから、いよいよこれからが山場だというふうに私は思...全文を見る
09月13日第121回国会 衆議院 厚生委員会地方行政委員会商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○東(順)委員 私も短い時間でございますので、産廃物の最終処分場の問題について質問さしていただきたいと思います。  安定型あるいは管理型あるいは遮断型、こういう三つのタイプの順で構造基準が厳しく定められておりますこの最終処分場、例えば安定型処分場というものを見ましても、先ほど来...全文を見る
○東(順)委員 原因としまして、基本的にはそういうことだと思いますが、この産廃物の最終処分場に入れる前に、まず安定五品目かどうかという分別がきちっとなされていない、こういうことが一つあると思うのです。それからまた中間処理での分別も余りなされていない。あるいは安定五品目に付着をして...全文を見る
○東(順)委員 例えばハム会社に大量にハムが返品されてきたとする。そうすると、ハムを包んでいる外側はプラスチックの包装。これはどこに入るかというと安定型に入っていくわけです。中身のハム、これはどこに入るかというと管理型へ入っていく。入れ物に応じて入れる物を分別しなければならない。...全文を見る
○東(順)委員 同じく、知事は多量の廃棄物を排出する事業所に対し、処理に関する計画の作成を指示できるものとする、このようにありますけれども、これは具体的にどのような拘束力を持つのか、あるいはこれに違反した際の罰則はどうなっておるのか、こういった点はいかがでしょうか。
○東(順)委員 事態は非常に深刻な状況になっておるというふうに認識をしております。やはり一発屋の処理業者とかいったのが、とにかく捨ててしまえばあとは勝手みたいなことで、一住民の反感だとか不信みたいなものを招いている状況がたくさんあるわけで、ここはせっかくここまでつくられたのだから...全文を見る
○東(順)委員 大臣、私は福岡県なんですけれども、福岡県で埋立式の最終処分場が九十四カ所あるんです。福岡県というのは百万都市が二つございまして、福岡市を中心として、上は北九州市を中心として、こういうところから出てくる産業廃棄物というものがどこに流れてくるかということになると、例え...全文を見る
○東(順)委員 そういう事前の説明というところをぜひ具体的に明文化していただいて、そしてこういう悲しい、厳しい現実が二度と起こらないように、今後のために対処していただきたい、このように思うわけでございます。  以上で終わります。
09月17日第121回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○東(順)委員 私は、今足元の問題から地球全体まで、この環境問題というものが日を追って重要性を増してきておるわけでございまして、特に、私たち大人が子供たちにどのような未来の地球を残すか、あるいはどのような未来の地域環境を残すか、これもまた大変に重大な、地味だけれども大変重大なテー...全文を見る
○東(順)委員 ただいま御答弁いただきました自然教室あるいはエコロジーキャンプみたいなもの、こういったものが本当に全国広範囲にしょっちゅう行われる、そういう指導性を持ってどんどん推進をしていただければ、このように思うわけでございます。  現実は、新聞報道なんかによりますと、例え...全文を見る
○東(順)委員 今おっしゃったような、教師自身が自然と触れ合う、あるいは環境教育の全国大会ですか、そういった事柄も非常に大事だと思います。  私は一つ提案したいのですけれども、先生たちは数が大変多くて、全国規模とかいうようなことになってくると大規模になり過ぎてなかなか難しいのじ...全文を見る
○東(順)委員 御丁寧に答弁いただきまして、よくわかりました。  特に前段の、県あるいは政令指定都市等でもぜひ広げて教師の育成の場を持ちたい、こういう答弁でございましたので、それが実践され始めて、その成果のほどをまたぜひ伺わしていただきたい、このように思います。よろしくお願いし...全文を見る
○東(順)委員 今おっしゃいました、出版物あるいはスライドによる視聴覚教育、それから温暖化問題もわかりやすくパソコンで子供に理解させ一る、社会教育の観点からなかなかいいものではなかろうか、このように思うわけでありますが、こういう環境という問題を社会に深く教えていく拠点づくり、これ...全文を見る
○東(順)委員 その情報提供ということでございますが、来年度から環境教育に携わる自治体の担当者あるいは学校の先生方のために、環境庁は情報ネットワークづくりに乗り出す、こういうふうに伺っておるわけで、これのねらいというか、情報ネットワークづくりの具体的内容について聞かせてください。
○東(順)委員 これが新聞報道されて以来、私は何人かの人から聞かれたのです。これはすごく関心が高いのですね。やはり情報化時代ですから、どういうふうなものをつくってくれるのか、この 情報ネットワークづくり、大変に期待の声が高いということで、私も実感しておりますので、どうか急所を押...全文を見る
○東(順)委員 わかりました。  この後、水俣病の問題につきまして我が党の倉田議員に譲りまして、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
09月27日第121回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○東(順)委員 先ほど来、環境庁を環境省へというお話がございました。これは年来の我が党の切なる主張でもございますし、当委員会でも大変な願望だと思います。ぜひ強力な御努力をお願いしたいと思います。  そのことを念願しつつ、私はバーゼル条約というものについて若干お伺いしたいと思いま...全文を見る
○東(順)委員 今伺いましたように、最終的には関係各省庁と相談しながらあるいは調整して、こういうことが焦点になるかと思いますが、まず、このバーゼルに加入しない場合、どのような不利益が考えられるのか、これは環境庁にお伺いしたいと思います。
○東(順)委員 今お話しいただきましたように、輸出入の問題なんかで、特にレアメタルというのですか、エレクトロニクスあるいは情報産業、宇宙産業といったハイテク分野になくてはならない中心的役割、こういうものが、例えばアメリカからの廃棄物が利用できないということになってくると、少なから...全文を見る
○東(順)委員 OECDなどでも、このバーゼルに署名していない日本、オーストラリア、アイスランドはOECD諸国の環境対策の中でも孤立化するというおそれもあるわけですね。  そこで大臣、今答弁がございましたけれども、大臣として、これはもうぜひ推進をしていってもらいたいのですが、そ...全文を見る
○東(順)委員 九月十八日ですか、第三次行革審の部会のヒアリングで環境庁が述べられています。この中で、環境問題で国益を超えた地球益を守るためのリーダーシップを上っていけるようになりたいという大変いいことを言っていらっしゃるわけです。これは言葉としてはすごく重たい言葉ですよ。そうす...全文を見る
○東(順)委員 続きまして、一点だけ、平成四年度地球環境保全関係予算概算要求の状況についてお伺いしたいと思います。  この概算要求額五千六十四億円、このうちエネルギー対策関係費として三千八百九十億円が計上されておりますけれども、このエネルギー対策関係費の中の原子力エネルギーの対...全文を見る
○東(順)委員 割合は何割になりますか。
○東(順)委員 約六二%、こういうことなんですが、私、素朴な疑問なんですけれども伺いたいのです。  この地球環境保全予算、こういう名目の中に、原子力エネルギー、原子力対策というものが含まれることが果たしてなじむのか、こういうふうに思うのです。  確かに、原子力の安全性というも...全文を見る
○東(順)委員 それで、地球サミット事務局が、地球環境保全のための行動計画、アジェンダ21、この素案というのを作成いたしましたね。この中に、原子力使用に対して課税すべきである、化石燃料とともに原子力使用に対して課税するという形で資金調達をすべきである、こういうことが盛り込まれてい...全文を見る
○東(順)委員 昨年三月に総理府の世論調査がありました。これは、地球環境に影響を与えないエネルギー対策についてという設問に、太陽エネルギー、風力エネルギーなどのクリーンエネルギーの開発に努めるべきだというのが四七・四%、それから、社会経済の全体を通して省エネルギーを。徹底すべきだ...全文を見る
○東(順)委員 終わります。
12月03日第122回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○東(順)委員 私は、水俣病の問題につきまして、中公審の答申内容につきまして基本的なところをお伺いしたいというふうに思います。  この答申内容が全体的に住民サイドという視点から水俣病を認識している、このように思っております。この水俣病発生当時、メチル水銀の暴露量を把握するための...全文を見る
○東(順)委員 根源的な責任はそこにある、こういうことだと思います。  それで、この答申の中に、結果として環境保健行政が国民の期待にこたえ切れず、今日の水俣病問題の一因になった。あるいは、発生当初の原因究明に迅速に対応しなかったことが長期化につながった。こういう行政の責任という...全文を見る
○東(順)委員 大臣に重ねてお伺いしたいのですけれども、今後の環境行政というものを考えていったときに、今の問題ですね、この水俣病、今回の答申というものを今後の環境行政にとって、むしろ水俣病の最終決着に向けてのスタートとしていく、こういう考え方で大臣も御認識なさっておられるのかどう...全文を見る
○東(順)委員 私も北九州市に居住しておりまして、当時、昭和四十年前後、この公害問題が洞海湾というところを中心に起こりまして、八幡製鉄所なんかの公害問題だったのですけれども、これはやはり今おっしゃったように、生産に次ぐ生産、産業優先、こういう基本的なそういう方向性であったものです...全文を見る
○東(順)委員 そこで、今回の答申では、水銀汚染地域に一定期間住んで、手足の感覚に障害のある人に対する医療費の自己負担分あるいは通院費等の医療手当の支給、住民に対する健康調査、こういったことがこの答申の具体的な柱になっておるわけでございますけれども、このPPP、いわゆる汚染者負担...全文を見る
○東(順)委員 非常にその辺が……(「じゃ何のために中公審やっているんだ、今」と呼ぶ者あり)本当にそういうふうに私も思います。  だから、これはやはり国民の目にどのように映るかということだと思います。今話が出ましたように、医学的な概念に基づく救済ではないから別段国が責任をとった...全文を見る
○東(順)委員 それから、公健法の改正というものをにらんでの立法化による恒久的な救済という道も見送られているわけですけれども、この点に関してやはり後退している、そういう感を否めないわけですが、これほどうでしょう。
○東(順)委員 それでは、具体的な新たな対策というものについて伺いたいと思います。  「健康管理事業」ということと「医療事業」、こうございますけれども、この「事業の内容」の医療手当で、「通院に要する費用等の療養に係る諸雑費として定額」、このようにありますけれども、まずこの「通院...全文を見る
○東(順)委員 そこで、この「定額」ということなんですけれども、この定額の基準ですね、一応の考え方というものがあると思いますが、それはどうですか。
○東(順)委員 もう少し具体的にお示しいただけませんか。もう予算内示が十二月二十二日というような話も午前中ございましたし、患者の皆さんとしてはこの辺がどうなるんだろうかということがやはり一番気になるところだろうというふうに思うわけでございます。  例えば、もう年をとられて、ほと...全文を見る
○東(順)委員 それじゃ、今私が指摘しました、一般の乗り合いバスだとかそういう一般交通じゃなくて、タクシーだとかそういうお金のかかる交通機関を使っている、そういう状況の人だとか、あるいは物価スライドの考え方だとか、こういったことも検討の一つの材料として御検討いただけますか。
○東(順)委員 ぜひ、具体的な実情というものをよくお調べになって、その実情に即したそういう検討をくれぐれもよろしくお願いをしたいと思います。  それから、この水俣病裁判で原告側が一時金の支給、それから医療費、それから年金の継続的給付保障といった経済的救済の三本柱というもので言わ...全文を見る
○東(順)委員 それから、この答申が、先ほども話が出ました、これまでの認定基準というのが医学的に間違いない、こういうふうにしながらも、いわゆるグレーゾーンの人たちということで有機水銀の摂取の可能性が否定できないといわれるそういう人たちの存在を初めて認めた。つまり、この認定患者以外...全文を見る
○東(順)委員 それでは長官にお伺いしたいのですが、先月の二十三日でしたか、熊本で水俣病問題全国実行委員会というのが開催されて、ここで初代環境庁長官でもありました大石元環境庁長官が、命を守るという環境行政の理想がある時期から変質してしまったのではないかというような、そういう趣旨の...全文を見る
○東(順)委員 やはりこういう公害問題というものは、私は基本的に疑わしきは救済すべしというものが、そういう基本姿勢というものになっていなければならないものだろう、このように思うわけです。  今、これはもう本当に単なる公害問題というよりも人権問題というところに入っているというふう...全文を見る
○東(順)委員 それでは、地球環境の問題につきまして質問させていただきたいというふうに思います。  このサミットに向かって準備会議というものを初め、各種の準備が進められているところでございますけれども、途上国への資金供与問題等の財源をめぐりまして、各国間の主張の隔たりというもの...全文を見る
○東(順)委員 一覧表がようやく出そろった、大変うまい表現を使われたと思います。そういう状況で、これからどのように先進国の中での合意を取りつけるか、あるいはまた南北の橋渡しになるかという日本の役割というのがいよいよクローズアップされてくる、こういう状況だというふうに伺いました。 ...全文を見る
○東(順)委員 確かに、国際貢献というのは言葉では簡単ですけれども、いざ現実となると大変やはり困難な難しい山を幾つも越えなければいけないことだろうと思います。やはり日本が世界に、国際貢献をしていくんだぞというはっきりとした意思め表示、そしてそれを裏づける具体的な貢献内容というもの...全文を見る
○東(順)委員 すべてこれからだ、こういうことですね。  それから、我が党はかねがね、このサミットの開催を契機として現在の環境庁をぜひ環境省に昇格させるべきであるということを主張しておるわけでございます。それから、平成二年度比で平成七年度をめどとして地球環境保全対策予算の倍増と...全文を見る
○東(順)委員 これはもう本当に、御支援は前々から送っているわけでございまして、また環境庁の皆さんの切なる願望でもあるだろうというふうに思いますから、どうか命がけでひとつ取り組んでいただきたいというように思うわけでございます。  今、大臣おっしゃるように、地球環境というものを大...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。では、終わります。