東順治

ひがしじゅんじ



当選回数回

東順治の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○東(順)委員 未曾有の大震災でございます。ただいまもお話がございましたけれども、今はともかく国家を挙げてこの復興に総力を尽くさなきゃいけない、そういうことは当然でございます。その上で、二度とこういう大災害を招いてはいけないという観点で、私、大変時間は限られておりますけれども、要...全文を見る
○東(順)委員 最近よく報道され始めましたけれども、アメリカのFEMA、連邦緊急事態管理庁というのですか、この動きと比較して、日本のこの大震災に対する対策がよく論じられております。  私も昨年の四月に、ロサンゼルスのノースリッジのあの大地震、あの直後にアメリカに行ってきまして、...全文を見る
○東(順)委員 時間が大変ございませんので、どうか簡潔に、要領よくお答えいただきたいと思います。  それと、私が今聞きましたのは、アメリカの初動の危機管理の時間と日本の初動の危機管理の時間、つまり現地で対策本部を置くまでに時間差があり過ぎている、それはどうなのかということなんで...全文を見る
○東(順)委員 早急にということでございますけれども、例えば、もうこの半年間と期限を切って、半年後にはきちっとしたものを国民にきちっと示すということはいかがですか。
○東(順)委員 早急に、可能な限りという非常にあいまいな言葉ではなくて、具体的にいつまでと言うぐらいの決意を今やはり国民の前で示せなきゃいけない、これが私は総理としてのリーダーシップだと思います。  ジェリー・D・ジェニングズさんという、先ほど紹介しましたFEMAの元の副長官、...全文を見る
○東(順)委員 時間が来ましたのでこれでやめますが、私は、今の発言は大変許せない、開き直りだと思いますよ、リーダーとして、リーダーシップとして。  それは、先ほどから危機管理体制のシステムをつくるべきだとかいろんな議論があります。いろんな体制やいろんなシステムができたとしても、...全文を見る
02月25日第132回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○東(順)委員 それでは質問させていただきます。  私もこの大震災の……(発言する者あり)またかじゃありません、これは大事な問題なんだ。大震災の問題、この救急医療の問題についてお伺いさせていただきたいと思います。  この戦後最大の犠牲者を生んだ背景に、今回、広域の緊急医療体制...全文を見る
○東(順)委員 大変積極的に取り組んでおられるということで、非常に大事なことだろうと思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思うわけでございます。  ちょっと物の本で読みましたけれども、アメリカのダラス市ですか、こういうところでは、市の庁舎を中心に放射状に基幹病院、副基幹...全文を見る
○東(順)委員 この広域医療体制ということと同時に、次に大変問題になってくるのは、ただいまも厚生大臣おっしゃいましたけれども、搬送の問題でございます。患者さんの広域搬送の問題でございます。  今回も、救急車が交通渋滞に巻き込まれて、そのために、結局搬送できずに何人もの重傷者の貴...全文を見る
○東(順)委員 ただいま言いました大阪市立総合医療センターの鵜飼先生という方からお話を聞いたのですけれども、この先生は当日、県立西宮病院に駆けつけた。それで、そこで救急医療に当たられたといいますが、本当にしみじみおっしゃっていました。ヘリコプターだったら十五分で大阪の病院まで連れ...全文を見る
○東(順)委員 どのくらい必要かということを想定して、それに応じた必要な予算措置は大事だろう、この答弁、非常に大事な答弁であろうと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  次に、多少細かくなりますけれども、この搬送の問題とは今度は切り離しまして、各病院の機能の問...全文を見る
○東(順)委員 いや、それで、計画に組み込むということと、お尋ねしたのは、緊急無線を持つ、あるいはいざというときのための薬の備蓄だとか水の備蓄だとか、あるいは災害訓練を行うだとか、そういうことに対する義務づけはいかがですか。
○東(順)委員 一口に義務づけといっても、例えば災害訓練だとかあるいはいざというときの救護の計画だとか、そういったことは大変たやすくできるんでしょうが、薬品の備蓄とかそういうことはお金のかかる問題ですから、病院経営圧迫というようなこともいろいろありますし、現実的にはやはり難しいこ...全文を見る
○東(順)委員 ぜひその点、義務化ということも含めて検討をよろしくお願いしたいと思います。  次は、各地域に災害が起こった場合の救急医療の指揮をとるコントロールセンター、これも非常に大事なものだと私は思います。例えばそれを各県に一カ所あるいは政令都市なら政令都市に一カ所というよ...全文を見る
○東(順)委員 私も現地に行ってまいりまして、県の精神何とかセンターですか、その県の中心になるところに行かせていただいて、あるいは保健所もずっと回らさせていただきまして、一生懸命にそれは対応されています。だけれども、その懸命の対応の中で、いみじくもその県のセンターの方がおっしゃっ...全文を見る
○東(順)委員 ただいま総理の答弁の中で、自衛隊も含めて防災臨調の中でとございました。これは非常に私は大事なことだろうというふうに思います。  返す返す残念なのは、もし自衛隊が早く初動の段階で出ておればということでございます。というのは、自衛隊がビッグレスキュー91という総合訓...全文を見る
○東(順)委員 立派な病院がたくさんあるからという、その病院がやられているわけですから、これはもうやはり根本認識の問題だと思うんです。  それで、実際に……(玉沢国務大臣「地域、地域、周りの地域に搬送する」と呼ぶ)大阪だとか――そうそう、そういうことですね。わかりました。それは...全文を見る
○東(順)委員 再三にわたって、今回の危機管理で総理の顔が見えなかったということがずっと指摘をされている。私も当日、十七日に現地へ行って、そして十八日の昼、凄惨な焼け跡に立ってしみじみ思ったのですが、本当に、最高責任者である総理、十七日当日、一日、御自身が、それはもう確かにいろん...全文を見る
○東(順)委員 それで、ちょっと総理、一つだけつかぬことを伺いたいことがございます。  それは、総理、十七日当日、午後四時に記者会見をなさいましたね。私はこれ、新聞で存じておるわけでございますけれども、記者会見を午後四時になさっていますね、十七日当日。今なお救援を求めている人が...全文を見る
○東(順)委員 お答えいただけなかったから私、聞いているわけでございまして、建前としてないという建前である、しかし実際はあるということだったらそれで結構なのです。いずれにしても官邸にあるのですね。そうすると、あるのに答えてくれなかった、こういうことなのですね。
○東(順)委員 わかりました。  危機管理、危機管理と声高に言われている割には、こういう足元のところが大丈夫なのかなということで、私は素朴にそういうふうに思ったものですから、意外と足元のこういうささいなところに真実が出るものですから今こういうことを聞かせていただいたわけでござい...全文を見る
○東(順)委員 それでは先に進みます。  今現地で大変大きく心配されておりますこと、もうそれはさまざまございますが、その一つに心のケアの問題というものが大きく心配をされております。  時間の関係でさまざまな事例というのはここでは省きますけれども、実際、今回の大震災で大勢の皆さ...全文を見る
○東(順)委員 私がちょうど二月十三日に現地に行ったときに、現地のある臨床心理士の方がおっしゃっていましたが、ちょうど避難所に、灘区民ホールといいましたね、そこの避難所に行ったときに、あるお年寄りから、震災後私は一度も下着をかえていないんです、だからどうか下着を持ってきてください...全文を見る
○東(順)委員 それで、このロスのノースリッジのときは、クライシスカウンセリングという言葉があるぐらいですから、もうこれは伝統的な、災害の後の手当てということで伝統的なものになっている、クライシスカウンセリング。経費も三十億円これにかけている。そして人員も、カウンセラーを主体とし...全文を見る
○東(順)委員 総理、今大臣から丁寧なお答えがございましたけれども、予算は計上しているけれども、それはやはり特定の病気、特に精神上の病気とかそういうどうしても限られた範囲の方たちが対象になっているという趣がある。しかし、このPTSDというのは、その水面下のもう本当に幅広いそういう...全文を見る
○東(順)委員 自治大臣、ちょっと後で伺おうと思ったことを今お答えになったみたいですが、ちょっと今、私全然違う質問だったのです。済みません、また改めて聞かせていただかなくちゃいけない。どうも先取りされてしまいました。  それで、総理に、今言いました心のケアの問題で、予算計上とい...全文を見る
○東(順)委員 実態に即応して予算化が必要であればする、こういうふうに解釈してよろしいですね。(村山内閣総理大臣「検討させていただきます」と呼ぶ)はい、わかりました。  それでは、自治大臣、済みません、最後の質問で。伺いたかったのは、公営住宅の、県外にずっと入居なさっている人た...全文を見る
○東(順)委員 私の住む北九州市なんかは、市営住宅二百戸、民間住宅十戸、県営住宅六十戸はどうぞ来てくださいという体制をしいていまして、地元もボランティアで物すごい盛り上がっていて、ある団体なんかは、もう五千人ぐらいの人たちが、これらに来る人たちの冷蔵庫とか流し台とか食器とか、調味...全文を見る