東順治

ひがしじゅんじ



当選回数回

東順治の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月13日第142回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○東(順)委員 私、四月一日からこの外務委員会に新しく籍を置かせていただくようになりました、新党平和の東順治と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、私も、まず冒頭に、このインドの核実験につきましてお伺いしたいと思います。  率直に言って、どういう制裁措置を考...全文を見る
○東(順)委員 これから、それをより具体化していかなければいけないという段階なのだろうと思います。要するに、世界が見て、これまでの日本とインドの関係もよくわかる。しかし、さすがに日本は、今回このインドの問題に対して、なるほどと思われるような納得のいく、対応をきちんとしたという、非...全文を見る
○東(順)委員 ぜひ平和国家日本の顔がきちんと見える、世界から認められるといいますか、そういったことがきちんと認識される御対応をやっていただければ、このように願っております。  続きまして、ICAOの条約について若干触れさせていただきたいと思います。  先ほども玄葉委員の方か...全文を見る
○東(順)委員 それでは、時間もどんどん過ぎておりますので、次の問題に移りたいと思います。  私の方も日ロ問題について伺いたいと思います。  この五月六日、日ロの外務次官級分科会が開かれまして、まず確認したいのですけれども、この外務次官級分科会で、領土問題について、我が国はど...全文を見る
○東(順)委員 合意は出ているけれどもこれ以上明らかにできないということで、つまり、それはいわゆる新提案なるものだというふうに私は理解をいたしますけれども、この十日、十一日でしたか、新聞報道で大変衝撃的な記事が一面を飾ったりしておりましたけれども、つまり、この国境線の位置みたいな...全文を見る
○東(順)委員 事実であるのですか、ないのですか、どちらとも答えられない、こういうことですね。ということは、事実でないとも言えない、こういうこともあり得るわけですね。  それで大臣、新提案、新提案という言葉だけがこの新聞をにぎにぎしく飾っておるのですね。その新提案の内容とは何か...全文を見る
○東(順)委員 外務大臣、大変丁寧にお答えになっておられるけれども、私の聞いていることについて具体的にもう少し的を絞って答えていただきたいと思います。つまり、私は、従来の四島一括返還という外交方針を変えるのですか、それとも従来の範囲の中での今回の新提案という話なのですか、どっちな...全文を見る
○東(順)委員 革靴の上から足をかくような感じで、もうずっと前回の外務委員会の議論からきようにつながっておるわけでございますけれども、やはり領土問題というのは、これは我が国の主権にかかわる大変な大事な問題ですから、確かに外交問題ですから機密を要する云々、本当にそれを成就するために...全文を見る
○東(順)委員 それでは、エリツィンさんに対して橋本総理がこのような新しい提案を行った、その提案の中身はこういうものであるという報告はなさっていないのですね。
○東(順)委員 いや、本当に、終始一貫、大変なガードのかたさで、これでいいのかなと本当に思います。主権にかかわる非常に重要な問題であるだけに、外交は極めて慎重に、かつ成就をしなければいけないということが一番大事なことはよくわかりますが、もう少しオープンに、そしてあるいは、本当にオ...全文を見る
05月22日第142回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○東(順)委員 東順治でございます。よろしくお願いします。  大変短い時間でございますので、一、二点絞ってお伺いしたいと思います。  まず最初に、内閣危機管理監というものが四月七日から設けられたというふうに伺いましたけれども、この危機管理監の役割、そもそもどういうものだろうか...全文を見る
○東(順)委員 それでは、今回のインドネシアの邦人救出の問題について、どういう役割を果たしたのか、そしてまた、その権限というものはどの辺にあったのか、この辺はいかがですか。
○東(順)委員 そうすると、危機管理監というのは、こういうふうに海外で邦人救出のような緊急の問題が生じたときに、その現地に赴くというようなことはないのですか。一切国の中から出ないで、このオペレーションは国の中でやるのですか。
○東(順)委員 その必要に応じてというのは、どうなんでしょう、何を基準にしてどういう場合にという基準みたいなものはあるのですか。
○東(順)委員 そうすると、こういう理解でいいですか。国内外にわたって危機が生じたときに、内閣危機管理監という立場の人は、その危機管理をしていく上でのいわばかなりの権限を委譲されて、全権的なものを持って事に当たる人ではない、あくまでも内閣を補佐する、そういう範囲内の立場の人だ、こ...全文を見る
○東(順)委員 よくわかりました。  それでは、外務省に聞けばいいのでしょうか。今回のインドネシアの問題で、現地で危機の状況を判断する、危険な状況を判断する、この現地での最高責任者というのですか、判断をする一番最後の人というのはどなたなんですか。大使なんですか。
○東(順)委員 わかりました。  それでは、恐らく危機管理監というのは阪神大震災とかサリンだとかそういうことの中から必要に応じて出てきたものなんだろうと僕は解釈をしておるのですけれども、こういう危機の状況というものを管理していくのに果たして現地の大使がどのぐらいまでの権限、つま...全文を見る
○東(順)委員 要するに、危機というのは、事態が刻々と動いていく、どんどん変わっていくということなんですね。その動いていく、刻々と移っていく事態に対して、どう適切に対応したところの判断をし、指揮をとるか、あるいは決断をするかということになるので、例えば、今回巡視船が二隻出ていきま...全文を見る
○東(順)委員 それでは、確認ですけれども、現地の判断の最高責任者は、大使が負うということ。こっちは運輸省から出ていっている、こっちは防衛庁から出ていっている。  例えば、先ほどもちょっと議論がありましたけれども、安全が確保されているという前提のもとに自衛隊機は出ていっている。...全文を見る
○東(順)委員 だから、私は申し上げた。要するに、自衛隊機がそこに絡んでいるわけだから、大使の権限を越えている世界じゃないですかと聞いているわけです。それからまた、巡視船は運輸省の管轄なわけだから、どうなるんでしょうか、そこら辺の、現地での最終責任というか。
○東(順)委員 いや、日本の本国で決断できないぐらいに事態が刻々と現地で動いて、そして、現地にいなければ、現実に即応した決断や判断や撤退のタイミングをねらったりというようなことが、現地にいないとわからない状況というのは当然あるわけですね。それを本国の大臣がそれぞれ話し合って、どう...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。
06月01日第142回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○東(順)委員 私の持ち時間があと六分でございます。端的に私の意見というものを申し述べさせていただきまして、最後に大臣の御所見をいただければというふうに思います。  私は、先ほどから話が出ておりまずけれども、唯一の被爆国日本という言葉が再三出ておりますが、この唯一の被爆国日本だ...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。
09月03日第143回国会 衆議院 本会議 第7号
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○東順治君 私は、平和・改革を代表いたしまして、ただいま議題となっております北朝鮮によるミサイル発射問題について、小渕総理及び関係大臣に質問をいたします。  質問に先立ち、東日本を中心に各地に甚大な被害をもたらした集中豪雨により犠牲になられました方々に対しまして、心より哀悼の意...全文を見る
09月09日第143回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○東(順)委員 私の方も、これまでの質疑と若干重なるかもしれませんけれども、北朝鮮のミサイル問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。  初めに、ミサイル発射の二日前の八月二十九日、この日開催されました中国での日朝課長級の非公式会談について伺いたいと思いますけれども、こ...全文を見る
○東(順)委員 そのミサイルの発射問題以外の部分を実はお伺いしたいわけでございます。
○東(順)委員 私がこの問題に関心を持ちましたのは、実はこの発射後に朝鮮アジア太平洋平和委員会なるものの談話が出ましたね。これはもう御承知のとおり、びっくりするようなこのミサイル発射に対する談話で、一つ一つ読んでいるともう本当にあきれ返るばかりの内容なのですが、この中に、こういう...全文を見る
○東(順)委員 わかりました。日朝非公式課長級協議の場を指しているのではないということですね、この発言は。そう推測しているということですね。  いずれにしても私が申し上げたいことは、これまで日朝間のさまざまな協議の場が持たれて、そしてそこで関係改善のためにいろいろな問題提起をし...全文を見る
○東(順)委員 粘り強い対話という、いわば太陽の政策といいますか、それから毅然たる外交姿勢という、北風の対応といいますか、やはりこの辺の絶妙のバランスでこういう難しい国はきちっと当たっていかなければいけない、私もそう思います。ぜひ今回も、一生懸命外交努力をしていて、いきなりミサイ...全文を見る
○東(順)委員 そこで、日本が独自でこういう偵察衛星を持つということに対して、当然のことながら、アメリカは、これは反対という姿勢を持っておられるのだろうと思います。独占的な情報というものを武器にしてきた対日戦略に影響が出てくるので、日米安保条約が最良の保険であるというようなアメリ...全文を見る
○東(順)委員 矛盾しないという見解ですね。  私は、この国会決議のことで、もちろんこれは私が所属する政党の見解でも何でもないのです、私の個人的な見解でございますけれども、国会決議というのは、やはり時の流れに応じまして、その時々の国民世論というもの、そういうものの一つの集約した...全文を見る
○東(順)委員 一人の国会議員としての見解はここでは述べられない、こういうことなんですね。  それから、問題は、仮にこの多目的衛星なるものが実現をして、日本のいわば偵察機能というものが高まる、こうなったとして、私は、これも私の個人的な見解です、決して党の見解ではないのですが、日...全文を見る
○東(順)委員 急に球を二つぐらい返されましたけれども、私は質疑している方で、聞かれる方じゃございません。  それで、急にガイドラインみたいなことまで御答弁いただきましたけれども、ここは私は聞いていないわけです。私は、今回ミサイルが飛んできたから急にこんな考え方になったわけでは...全文を見る
○東(順)委員 それではまず今月下旬の国連総会の際の日米韓の三カ国の外相会談、これはぜひ、見事に高村外務大臣がリーダーシップをとったという印象、イメージを我が国の国民にしっかり与えることができますように、全力を挙げてひとつこれは取り組んでいただきたいと思います。これがそのまま、今...全文を見る
09月24日第143回国会 衆議院 本会議 第13号
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○東順治君 私は、平和・改革を代表いたしまして、小渕総理大臣及び額賀防衛庁長官に質問をいたします。  まず第一に、世界経済の立て直しに関して、今回の首脳会談でも重要案件として議論された我が国の経済運営について、質問をいたします。  今回の会談でクリントン米大統領は、米国を含む...全文を見る
10月02日第143回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○東(順)委員 私は、先月の二十四日の本会議で、小渕総理が訪米中にニューヨーク・タイムズでもって、ちょうど大臣、まだ帰ってきておられないときなんです、ここで、橋本政権が失政であった、消費税を上げたことは間違いであったということを極めて率直にニューヨーク・タイムズに語ったという記事...全文を見る
○東(順)委員 そうすると、そういうインタビュー取材があったということもアメリカでは全然存じておられなかったのでしょうか。
○東(順)委員 それでは、本会議で私とそういうやりとりをしたということも御存じではございませんでしたか。
○東(順)委員 わかりました。  ニューヨーク・タイムズ、僕調べてみたんですね。そうすると、やはり、橋本前首相あるいは大蔵大臣、大手銀行首脳を批判して、明らかに、橋本政権は失政であったということを総理は述べておられるのですね、ニューヨーク・タイムズで。日本の国会の私の質問に対す...全文を見る
○東(順)委員 こういうくだりがありますね。「小渕首相はきょう、銀行の危機的状況や世界の経済混乱を悪化させている深刻な不況を招くまで長い間時間をむだにしてきたとして、橋本前首相や大蔵省、大手銀行首脳を批判した。国連総会演説の準備を進める中、」云々。それから、「小渕首相はまた、間接...全文を見る
○東(順)委員 ここで大臣と僕がいろいろやっていても時間がないので、これは次の機会に、直接また総理にも何かの機会に伺ってみたいなと思うのですが。  要するに、前政権は、政策は間違っていなかったと言うのと、いや間違っていたよと言うことは、これは大変な判断の違いであって、これは物す...全文を見る
○東(順)委員 時間も大変限られておりますので、次に移りたいと思います。  九月九日の本委員会で、私は大臣にこう質問しました。北東アジアの平和と安定ということを考えたときに、朝鮮半島問題で行っている四者協議というものを何とか六者協議というところに拡大できないのか、ここに日本とロ...全文を見る
○東(順)委員 それにしても、私は、ミサイルなんかが飛んできて非常に緊張しているこの時期にあえてこういう提案を思い切ってなさったということは、それは単なる願望ではなくて、また遠い将来の望むべき姿というそういう漠たるものでもなくて、やはりできるだけ早くこういうものができればというこ...全文を見る
○東(順)委員 大臣はどう思われますか、この総理大臣の提案。
○東(順)委員 それでは、積極的にこれを進められる御意思はございますか。
○東(順)委員 北東アジアの非核地帯構想だとか、さまざまに北東アジアの平和と安定ということはいろいろな角度からいろいろな人たちが述べていますよね。やはり、ここに日本とロシアというものがしっかり加わって、北東アジアといったって、やはりそこのいわば火薬庫は朝鮮半島なわけですから、その...全文を見る
○東(順)委員 一国の総理大臣が国際社会で提案をする、これは大変重たいものがあろうかと思います。やはり外務大臣はこれをしっかりフォローして、支えていくべきである、こう思います。いきなり朝鮮半島問題というところに絞り込むのが難しければ、北東アジアのための六者協議というような形の提案...全文を見る
○東(順)委員 わかりました。いずれにしても、七件十名ですか、この問題なんですけれども一全く該当する人たちはいませんみたいなことで扉が一たんは閉じられてしまったような感じなんですけれども、例えばよど号の乗っ取り犯の元赤軍派これをかくまっていますよね、北朝鮮。この日本政府の引き渡し...全文を見る
○東(順)委員 全く国交がないとはいいながら、その中で、例えば野中官房長官とか加藤前幹事長だとか、個人的なルートにしてもいずれにしても、それなりのルートはおありだったんですね。そういったところで一生懸命努力をしたり何だかんだされたんでしょうけれども、結果としては全然深刻な事態は進...全文を見る
10月14日第143回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○東(順)委員 新党平和の東順治でございます。  新党平和という名前でこの外務委員会で質疑をさせていただくのは恐らくきょうが最後だろうと思います。その思いも込めまして、きょうは、ドミニカ移住問題というものを中、心にいろいろ質疑をさせていただきたいというふうに思います。  まず...全文を見る
○東(順)委員 この移住政策の所管はどこでしたかと伺っておるわけでございます。
○東(順)委員 農林省は入っていませんでしたか。この移民政策の当初の所管ですよ。
○東(順)委員 そこで、この最初の国策移民という政策をとった状況でございますけれども、むしろドミニカ側は今受け入れるのは無理であるという状況であったにもかかわらず、とにかく受け入れてくれということでかなり強引にこの移民政策というものを押し込んだ、こういう経緯があるようでございます...全文を見る
○東(順)委員 所管が外務省で、そして農林省で、国策、国の責任でもって送り出した移民。ということは、そこが書かれた募集要項でありますけれども、この募集要項というものを制作し、これを国民の中に配布をする、この責任というのは日本国政府にあったわけですね。
○東(順)委員 私が聞いているのは、それについて日本国政府が責任を持っておったのかどうかということを聞いているのです。この募集要項に対して。
○東(順)委員 だって、国策移民なんでしょう。そして、皆さんにこの移住をどんどん勧められた。国策の名のもとで進められる移住政策で、そのときに出された当時の募集要項。私の手元にありますよ。これは、国が責任を持たないで、どこが責任を持つのですか。
○東(順)委員 あっせんということは、ドミニカ政府と移民の皆さんが直接契約を結んで、そのもとに移住をされた、こういう意味ですか。
○東(順)委員 では、ドミニカ政府と移民の間に契約関係がなくて、そして外務省、農林省が所管をして、そして行った移住政策ということで、これはあっせんとかいうことじゃなくて、責任は明確に当時の日本国政府にある。だからこそ閣議決定で、移住が失敗であるということで、集団引き揚げということ...全文を見る
○東(順)委員 実態的には、日本国の政府の責任であるということは明らかだと思いますよ。責任回避ですよ、そういう言い方は。  この募集要項というものを見てみますと、「一世帯当三百タレアの土地が無償譲渡される。」こういうふうに書かれています、当時の募集要項の中に。ところが、現実は、...全文を見る
○東(順)委員 私が今言いました土地がなかったという意味合いは、要するに、一つは今部長おっしゃいましたようにサイズが違っていたという、つまり三百タレアというのが現実にはその三百タレアに満たない、その半分あるいは三分の一というのが現実だった、ほとんどであったという、それはそのとおり...全文を見る
○東(順)委員 答弁が少し食い違っているのじゃないかと。  いわゆるドミニカの国内法では土地の譲渡、つまり所有というものが認められていない。ところが、募集要項では無償譲渡ということをうたって移民の皆さんを送り込んだ。したがって、ドミニカの国内法に違反をしておるわけだから、現実に...全文を見る
○東(順)委員 それはもう一回確認したいのですけれども、募集要項については日本国政府は一切責任がなかった、こういうことなのですね、今の答弁は。
○東(順)委員 だから、情報提供の責任があるのでしょうが、日本国政府として。
○東(順)委員 だから、先ほどから言っているように、ドミニカ共和国の国内法では土地を譲渡できない、所有させられない、こうなっているのに、募集要項では「無償譲渡」と書いている。これは明らかに乖離じゃありませんか。しかも、その情報を提供した日本国政府の責任があるということであれば、間...全文を見る
○東(順)委員 時間がどんどんたちまして、それの先の質問をちょっとしてみたいと思いますけれども、この移民が実施されて五年後の昭和三十六年に、先ほど言いましたように、閣議決定で移民計画の失敗を認めて帰国決定をした。それで、当初移住した二百四十九家族の人たちの、そのことによって受けた...全文を見る
○東(順)委員 残った残留の皆さんに長期融資、こういう言葉が今ございましたけれども、先ほど私が申し上げましたように、行ったところがその土地は自分のものにはならない。自分のものにならないということは、その土地を売ってお金を得ることもできない。それで、耕作地としては極めて悪質で程度の...全文を見る
○東(順)委員 そのドミニカ共和国が示した土地について外務省はお調べになられましたか。
○東(順)委員 土地の状況はいかがでしたか。
○東(順)委員 御自分で調べたのですね。外務省としてお調べになった。  日本政府としても全く同じ見解なのですか。
○東(順)委員 さらに調査を依頼する。  これは現地で、ドミニカがこの土地を提供しますと言われて、その提供対象になっていらっしゃる方たちが現実にこの土地を見られた。みんな、農業従事者として移民された人たちですから、農業はだれよりも詳しい。だれよりも詳しいということは、一目見れば...全文を見る
○東(順)委員 ということは、ドミニカ政府のこの提案に対して、日本政府として応諾をした、いいですよ、こういう判断を既にしたということですか。その上で、念には念を入れて調査をする、こういうことですか。
○東(順)委員 そういう何か他人行儀な言い方をなさっておられますが、現地で日本国大使館が、日本人の移住者の皆さんを大使館に呼び集めて、そしてドミニカ政府からのこの提案というものを皆さんに伝えて、積極的にこの問題をあっせんしているではありませんか。ということは、日本国がこの問題に対...全文を見る
○東(順)委員 では、法改正によって、土地所有は合法である、このように言明されるのですね。もう一回確認しておきます。
○東(順)委員 それでは、提供したいと言っているこの土地に先住権みたいなものを事実上持っている、いわゆる土地を持たないドミニカの貧農の人たちがいる。このニュースを聞いた途端、物すごいブーイングというか、批判のあらしが起こっている。反対のあらしが起こっている。農業四団体が、早速これ...全文を見る
○東(順)委員 今の答弁の中に、若干の間違いがありますね。この土地の中に、小屋が建っている。これは農作業の小屋か何か知りません。既に、事実上この土地を使っている土地なし農民の人たちが、芋なんかをここで栽培しているという話も聞いている。それからまた、現地ではマスコミからも大変な反対...全文を見る
○東(順)委員 いずれにしても、他人行儀な、何だか冷ややかな、我が国の国民が現地に赴いて大変な思いをなさっているわけですから、その熱い、温かい思いと申しますか、人権というものをもう少ししっかり踏まえて、血の通った政策というものをやっていっていただきたいな、今の一連の答弁を聞いてお...全文を見る