東順治

ひがしじゅんじ



当選回数回

東順治の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第180回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○東(順)委員 おはようございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度第四次補正予算に対し、賛成の立場から討論いたします。  以下、賛成する主な理由を申し上げます。  第一に、公明党が推進してきた健康、医療、介護、子育て支援等に関する各種事業...全文を見る
○東(順)委員 公明党の東順治でございます。  きょうは、にわかに大きな問題となっております沖縄防衛局の講話、それにまつわるあらゆることが、公務員の政治的な中立性をきちんと守られているのか、これが大変大きな問題になっておりまして、そのために開かれている集中審議でございます。した...全文を見る
○東(順)委員 真部参考人、あなたは、二月の一日ですか、沖縄関係の国会議員の皆さんが抗議においでになったときに、こう述べたというふうに言われていますね、国家公務員法などに抵触する可能性を自覚していますと。載っていますよ、新聞に、あちこちに。これはどうなんですか、事実ですか。
○東(順)委員 可能性があるという言葉をやはりお使いになったんですね。  そこで、自衛隊法施行令第八十七条「政治的行為の定義」というところでどううたわれているか。「政治的目的のために官職、職権その他公私の影響力を利用すること。」こうなったときには抵触をする、こうなっているわけで...全文を見る
○東(順)委員 何のために親戚まで広げたんですか。全然わからないですよ、あなたの答弁。答弁になっていない。  要するに、あなたが声をかけて講話をやる、宜野湾選挙が近い、親戚まで呼ぶ、しかも選挙権のある有権者。来る方は、何のために呼ばれるか、もうみんなわかっていますよ。市長選挙は...全文を見る
○東(順)委員 もう一回言いますよ。第八十七条、政治的目的のために官職、職権、その他公私の影響力を利用してはならない。利用しているじゃないですか、影響力、行使しているじゃないですか。  それから、職務専念の義務、第六十条「その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職務遂行のた...全文を見る
○東(順)委員 これは大臣、明らかに法律に触れますね。それから、何らかの処分をしなきゃいけないと思いますよ、明確に。  これも、いわゆるマスコミ情報等で新聞をにぎわせている話によりますと、恐らくこんな処分をするんじゃないか。政治的中立性は保たれているという苦しい言いわけをしつつ...全文を見る
○東(順)委員 あさってから市長選挙ですよ。そんな悠長なことを言っておれるんですか。もうきょう、あすしかないんですよ。きょう、あすじゅうに処分をなさるんでしょう。そんな悠長なことを言っておれないと思いますよ。  それで、総務大臣がおいでになっていますが、沖縄というのは、今防衛局...全文を見る
○東(順)委員 では、防衛局だけなんですね、こういうことは。要するに、基地を抱えているからでしょう。  この沖縄防衛局長、ついこの間も言語道断の女性蔑視発言というのが明るみになって、あなたの前の局長が処分されましたね。なぜか田中さんという名前ですが。偶然です。この方は停職四十日...全文を見る
○東(順)委員 これは、心という意味だそうなんです。肝の心、チムグクル。僕は沖縄ではありませんから、沖縄の先生たちの方が当然御存じなんでしょう。チムグクル、こういう言葉は、要するに、基地問題というのは、長い間、沖縄の人々の心の一番奥にずうっとある、大変な苦しみなんだ。一年じゅう命...全文を見る
○東(順)委員 大臣も重大な責任を感じておられる。ということは、場合によっては引責辞任もするということですか。大臣、重大な責任を感じているということは、防衛局長の何らかの処分をまずやるのかやらないのか。やるとしたら、今、重大な責任とおっしゃったけれども、御自身も引責辞任ということ...全文を見る
○東(順)委員 重大な責任というのは、責任を果たしていくことなんですか。  もう一つ答えていませんよ。処分なさるのか否かと僕は聞いたんですよ。もう一つ答えていないですよ。
○東(順)委員 田中大臣は就任なさってまだ直後ですよね。先ほどなんかのいわば口頭試問的な質疑に対してお答えになる。大変なこともよくわかります。また、一面、人柄が大変優しい方なんだなということも率直に僕は感じます。誠実な方なんだなという思いも率直にいたします。  だけれども、防衛...全文を見る
○東(順)委員 総理、この内閣改造は最強の内閣とおっしゃいましたね。やはり沖縄の問題、普天間移転の問題、この問題というのは大変な問題なんだ。そういう事案を前にして、防衛局長が次々とドミノのごとく倒れていく。防衛大臣の前任者も辞任に追い込まれてしまう。今度任命なされた大臣が、大変申...全文を見る
02月27日第180回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○東(順)委員 私は、公明党の東順治と申します。  各参考人の皆様、本日は、さまざまに御見識をいただきまして、ありがとうございました。  それでは、早速、私の方から質問をさせていただきます。最初に、加藤参考人。  先ほどお話を伺っていますと、海外を魅了するブランド力、ストー...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。  続きまして、犬飼参考人、よろしくお願いします。  先ほどのお話の中で、東南アジアをめぐっていると日本に対する大変な信頼性がある、竹林のごときしなやかさ、耐久力、そして冷静さ、日本なら大丈夫だろうという大変な信頼感を持っておられるとい...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。  最後に、深尾参考人。  先生は、先ほど消費税増税に触れられました。日本の財政の信用を維持する非常に大事なチャンスである、そして社会保険料負担軽減による財政再建ということも主張なさいましたけれども、他方、先ほど国分参考人からもございま...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。これで終わります。
03月02日第180回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○東(順)委員 私は、公明党の東順治でございます。  きょうは、公述人の皆様、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございました。  それでは、何だか小室公述人に集中して大変申しわけないという気も先ほどからあるんですが、私も待機児童問題というところで今問題意識を持ってお...全文を見る
○東(順)委員 それで、先ほどからのやりとりを伺っていて、大変私は気になったというか、気になったというのはいい意味でですよ、公述人さんの視点の中に、保育に教育というものがプラスされれば、それは少々お金がかかったって非常に大事なことなんだ、黒字の園をふやすということが非常に大事なの...全文を見る
○東(順)委員 同時に、子供さんを持つ女性が働くことの現実的なネックとして、やはり保育所不足というのが今、相当あるわけですね。  これは、昨今の経済情勢の悪化というようなことで、共働き世帯がふえてきている。そうすると、待機児童という問題が高どまりし始めている。  昨年四月現在...全文を見る
○東(順)委員 実は、これはこれから大議論に多分なると思います。企業がこの新システムというところへ参入する。この企業参入というのが是か非かというので、だんだん議論が大きくなり始めているんですね。そこで私は、これに対してどのように公述人はお考えになっているか、伺ったわけです。  ...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。  これで終わります。
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○東(順)委員 おはようございます。公明党の東順治でございます。  ロシアのプーチン氏が大統領に当選をいたしました。きょうは、最初に、北方領土問題につきまして、総理に現在の御心境みたいなことを伺いたいと思います。  朝日新聞主筆の若宮氏とプーチン氏とのやりとりの中で、いろいろ...全文を見る
○東(順)委員 ということは、英知ある解決というのは、これから意欲を持って英知ある解決に臨みたいという思いである、こういうことですね。わかりました。それでは、この北方領土問題はこれで終わります。  私は、これから、選挙制度改革、今国会で大変大きな焦点の一つとなっております、これ...全文を見る
○東(順)委員 つまり、マニフェストの中間検証をやってきたけれども、この比例定数八十削減についてはやられなかった。ここで検証していれば、多分、これは中小政党に対する民意を削減することになりかねないからという結論が出たかもしれませんね。そこをやっておられないから、これを掲げたままに...全文を見る
○東(順)委員 英知を結集してということでございますが、大変申しわけないんですが、定数削減で民意を削減しなくて済むその英知、その制度の設計、これをやろうと言っているのは、民主党さん以外の全政党なんです。むしろ、その英知を民主党さんに今望んでいるわけで、それで、新しい提案をぜひ持っ...全文を見る
○東(順)委員 前段の政党支持率の話は、言わずもがなですけれども、我が党の支持率というのはほとんど変わりません。あるいはぐっと上がってきたりもします。だから、ここで問題にしているのは、日本の政権を預かっている第一党、その政権を争っている第二党、ここから離れているということが私の趣...全文を見る
○東(順)委員 ところが、必ずしもそうなんですよ、本当に。それはよく報告を受けてほしい。きのうなんかはまさにそうなんですよ。  だから、総理、それぞれの政党はそれぞれ違うから、いろいろな考え方はありますよ、ありますけれども、中小政党の民意を削減したり圧縮するような結果になっちゃ...全文を見る
○東(順)委員 連用制ももちろん、その選択肢の一つでという意味のことをおっしゃいました。これは非常に、大変重たい言葉だと思います。  それでは最後に、この連用制について、あろうことか、憲法違反の疑いありなんというような一部の声があるんですよ。これはとんでもないことで、憲法第四十...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。これで終わります。
03月16日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○東(順)委員 公明党の東順治でございます。両大臣、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  私の方からも、ただいまございました中国の船舶の領海侵犯、あるいはまた北朝鮮の人工衛星の予告、これについては、的確に情報をつかみ、きっちりとした対応を私の方からもぜひお願いを申し上げたいと...全文を見る
○東(順)委員 二度とこういうことを惹起しないように、心して外交に当たっていただきたいというふうに思います。  さて、私は、沖縄の問題に入りたいと思います。  いわゆるパッケージを切り離されましたね。そして、海兵隊のグアム移転、それから嘉手納基地以南の五施設の返還等々からまず...全文を見る
○東(順)委員 現実に即して、状況も大きく変わっているんだから、よくわかりますよ。  そこで、確かに普天間の固定化に対する懸念というのは強烈に残っているわけですね。もう辺野古は無理だろうと、そういう状況が日に日に強くなっているわけですから、今までは微妙なバランスで、パッケージ論...全文を見る
○東(順)委員 これから大変難しいですよね。これを解決していくために、しかし、難しいけれども、それなりの絵をしっかり描いて、ロジックをつくって、そして国民に説明をし、沖縄の皆様に説明をして、一歩一歩進めていかなきゃいけないという大変な作業だと思いますので、同じことを防衛大臣に伺っ...全文を見る
○東(順)委員 アメリカの世界的な配置転換の一環であるということはもう十二分にわかっているわけで、私が聞いているのは、八千人をグアムに移転させましょう、こう言っていた。ところが、オーストラリアだ、フィリピンだ、ハワイだと。この四千数百をグアムに、約半数をグアムにして、その他をもっ...全文を見る
○東(順)委員 抑止力の低下はない、そういうふうに断言できる、こういうことですね。(玄葉国務大臣「はい」と呼ぶ)わかりました。  それでは、話をかえまして、PKO改正について伺いたいと思います。  民主党の部門会議で、今国会にPKO改正法案を提出して成立を目指す考えというのを...全文を見る
○東(順)委員 今、大臣は、我が国の憲法のもとでとおっしゃいましたね。非常に大事な言葉だと僕は思います。PKOというのは国連平和活動ですか、そのもとに行われている。  それで、一つ伺いたいのは、気になることがある。それは、民主党のマニフェストにこれが掲げられているんですね。イン...全文を見る
○東(順)委員 東委員長に伺いたいぐらいですが、それはなかなかできないので。  要するに、今玄葉大臣がおっしゃったことは、PKO活動には積極的に参加すべしというのは、もうみんなそう思っているわけですよ。当然のことなんだ。  私が伺っているのは、一つは、こういう国連憲章第四十二...全文を見る
○東(順)委員 だから、大変紛らわしいわけですよ。これは削っちゃえばいいじゃないですか、インデックスから。それが一番早いですよ。国民はわけがわからないですよ。片一方でこのインデックスがあって、片一方でPKOは憲法の範囲内で、慎重に慎重に、武器使用についても武力行使にならないように...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。終わります。
04月17日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○東(順)委員 公明党の東順治でございます。  質疑通告はいたしておりますが、若干幅広になるかと思います。ちょっと緊急のことなので御容赦いただきたいと思います。  最初に、官房副長官、急なことで大変御迷惑をかけまして、もう第一問で終わりますので、申しわけございません。  最...全文を見る
○東(順)委員 というのは、副長官、非常に気になる報道が出ていまして、わずかなんですけれども、自衛隊の幹部が、危機管理センターにはSEW情報を映し出す画面がある、防衛省と官邸には同時に米国のSEW情報が入る、こういう記事が出ていたものですから。  これは、今回の事の起こりが、こ...全文を見る
○東(順)委員 もう副長官、では結構ですよ、お忙しいでしょうから。急な御要望で済みません。失礼いたしました。  私がなぜこれにちょっとこだわったかといいますと、「北朝鮮による「人工衛星」と称するミサイル発射事案クロノロジー」というのが出されましたよね、時系列によって。ここで、お...全文を見る
○東(順)委員 まあ、これ以上はまたの議論にしたいと思います。  そこで、大臣、私も、午前中の参議院の外交防衛委員会の質疑をずっと見ておりました。そしてまた、午後に入りまして、私どもの当委員会の質疑を伺っていまして、今回のことで大変な混乱をしたことは間違いないです。いわゆる危機...全文を見る
○東(順)委員 大臣、システムというのは、やはり成功してこそのシステムですよね。そういう意味では、今の御心境として、今回のこの事案で、このシステムは失敗だったな、生かせたかどうかという意味合いも含めて、これはいかがですか。失敗と認められますか。
○東(順)委員 ずっと御答弁を伺っていまして、国民に安心を持っていただくためにということを強調されるんですけれども、同時に、やはり情報のスピードにおいて、一分一秒を争う国家の危機なんですから、これはやはりスピードというところにおける大反省というのは当然あるなと。今、率直に反省らし...全文を見る
○東(順)委員 だから連携だと言っているんです、官邸と防衛省の。連携がないからそういうことが起こるわけだから、そこに対して本当に真摯な反省と総括がなければ、これは大変ですよ、また起こっちゃったら。そういうことを僕は言わざるを得ない、だから言っているんです。  それから、イージス...全文を見る
○東(順)委員 では、イージスの情報は共有できていなかったということですね。これはこれからの大きな課題ですね。いつまた飛んでくるかわからないということなので、ここはしっかりやってほしい。何とか、日米のように具体的にきちんと情報を共有できる、そういう日韓関係を本当につくってほしい。...全文を見る
○東(順)委員 それは、先ほどの大臣の御報告、この中でも大臣はおっしゃっていますよね。「不断の努力を重ねた結果として、我が国の考えが多く反映される形で、今回の議長声明の発出に至った」「この機会に改めて、北朝鮮に対し、この議長声明を重く受け止め、関連する国連安保理決議の即時かつ完全...全文を見る
○東(順)委員 この際ですから、我が国外務大臣が声を発して、アメリカに呼びかけ、ロシアに呼びかけ、そして中国までもしっかり呼びかけて、いかがですか、当然韓国、もう一番喫緊にこれは大変な、ある種いわば被害国なんですから、黄海に落ちているわけだから、ちょっと間違ったらという。だから、...全文を見る
○東(順)委員 ぜひ汗をかいてほしいと思います。  最後に、ちょっとこれは質疑通告に入っていなかったんですけれども、一つすごく気になることがある。外務大臣に伺いたい。  アフガンのカブールなんですよ。これこそ日本の危機管理が今問われているもう一つの問題ですね。日本大使館にロケ...全文を見る
○東(順)委員 これで終わりますけれども、防衛大臣、これまた本当に大変な話ですよ。いろいろな問題をはらんで、どうするかということなんですけれども、アフガン、ひとつここも、大変な事態に至る前に的確なスピードが要求されますので、ぜひ具体的対応を速やかに、知恵を絞って、今現在の我が国の...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○東(順)委員 森本大臣、御就任まことにおめでとうございます。  私は、公明党の東順治でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  森本大臣は安全保障政策の第一人者の一人という、知らない人はいないわけで、今日まで、それこそ、日曜日にテレビをつけますと、討論番組でどこかの...全文を見る
○東(順)委員 私も国語辞典を調べたんです。やはり信念と出ているんですね。みずからの信念、その表明をして、それに対して質疑をする、こういうことがこの場だと思います。  大臣の、いわゆる大臣という前に、森本敏という日本の安全保障政策の第一人者の信念というものは、活字やテレビ媒体、...全文を見る
○東(順)委員 日本の防衛政策あるいは自衛隊の活動については大変高い評価をしている。他方、日米同盟というものは、アメリカ側に戸惑いを与えるような不安定感をもたらしたのではないか、こういう的確な評価がございました。  そこで、私も、何点かというような聞き方をしちゃったものですから...全文を見る
○東(順)委員 まさにそこを僕は伺いたかったんです。  端的に言って、県外移設という鳩山発言ですね、ここから一気に日米同盟関係というものに傷が入ったという感じがいたします。  「普天間の謎」という御著書をあらわしておられますね。この「普天間の謎」で、傷ついた日米同盟を速やかに...全文を見る
○東(順)委員 では、もう傷は癒えたんだ、こういうふうに認識をされているということですね。つまり、もうマイナス状況を脱してゼロに戻ったんだとお考えだ、こういう認識をしていいんですね。
○東(順)委員 続きまして、在沖海兵隊のグアム移転問題、これについて伺いたいと思います。  沖縄にとっての抑止力という観点から、もう一つ重大な課題として海兵隊のグアム移転問題がございます。  大臣は、ことし二月十六日付産経新聞、ここへの寄稿文で、海兵隊の移転によって西太平洋全...全文を見る
○東(順)委員 つまり、抑止力は低下しないと今は認識されている、こういうことですね。重ねて。
○東(順)委員 そこはこれからいろいろと聞かせていただきます。  同じこの寄稿文の中で、沖縄を含む南西方面で減殺される抑止力を補完するのは日本の責任だ、こういうふうに大臣はされていますね。要するに、抑止力が減殺されるんだから、その部分を補うのは日本の責任だ、つまり抑止が減殺され...全文を見る
○東(順)委員 いつの日か、その必要が来るのではないか、こう今おっしゃいましたけれども、この中ではこうおっしゃっているんですね。今言うガイドラインの見直しだとか、あるいは周辺事態法の改正等を挙げられて、これらの対策は時間との闘いになる、そういうふうに述べられて、当時の田中防衛大臣...全文を見る
○東(順)委員 まだ時間があるという認識ですか。わかりました。  それから、尖閣諸島問題について伺いたいと思います。  尖閣諸島の実効支配を強化するための法的措置が必要だとも訴えておられますね。これは具体的にどのようなことを想定なさっておられるんでしょうか。
○東(順)委員 それで、石原知事が買いたいと、こう明言されている。  この尖閣問題について、森本大臣はどう見ておられますか。あるいは、防衛大臣として、野田内閣として関与していくおつもりがありますか、どうですか。  石原知事は買いたいと、しかし国が買うのが最も理にかなった話なん...全文を見る
○東(順)委員 随分慎重ですね。歯切れよく、具体的に直球勝負で、ずばっずばっずばっとおっしゃるのが森本敏という方の大変な魅力だったんですけれども、立場が変わるとこんなにあれですか。もう少し率直に答えていただきたいなと思いますね。大臣という職分の範囲の中で、でき得る限り率直にという...全文を見る
○東(順)委員 よくわかりました。  申し上げておきますが、私は、きょうの質疑で私の主張性というのは一切入れていませんので。私も公明党という政党に所属していて、客観的に、大臣がどのような基本的な姿勢で、スタンスでこれから大臣職を全うされようとしているのかということを、個々具体的...全文を見る
○東(順)委員 ここは、私は主張させてもらいます。アメリカに待ったをかけるべき、待ちなさい、時期尚早だ、オスプレーというものを入れる条件が全くそろっていない、待て、日本の防衛大臣として明確にそういう意思表示を僕はすべきだと思う。  確かに、技術的には、速度が二倍とかエンジン出力...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 本会議 第30号
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○東順治君 私は、公明党を代表して、ただいま御報告がありました防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画について質問をいたします。(拍手)  質問に先立ちまして、さきの九州北部豪雨災害でお命を落とされた大勢の皆様の御冥福を謹んでお祈り申し上げます。御遺族の皆様方にお悔やみを申し上げま...全文を見る
07月31日第180回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○東(順)委員 公明党の東順治でございます。両大臣、よろしくお願いします。  先ほどもちょっと触れられていましたけれども、日ロの外相会談について、最初にお伺いしたいなと思います。  あくまでも報道だとか活字で私どもはこの会談がどうだったのかという、知るすべはそこしかないわけで...全文を見る
○東(順)委員 おっしゃるように、外交というのは国益と国益のぶつかり合いですよね。だから、そういう応酬があったということはよくわかるんですが、それにしても、例えばメドベージェフ首相は、国後を再訪問した後に、一寸たりとも日本には渡さないぞ、こういう発言をしていますよね。  それか...全文を見る
○東(順)委員 この発言の落差は、もちろん自国の国民がどう反応するかということを意識しながら、しかも記者会見というところですから、こういう言い方ということになったのかもしれませんけれども、どうも、交渉は行う、しかし歩み寄りは拒否しますよ、こういうニュアンスが伝わってきてしようがな...全文を見る
○東(順)委員 私も基本的には同感です。確かに、森元総理との親しい人間関係、信頼関係、ヨシはいつ来るんだ、ソチでもモスクワでもどこでも会うよというようなことまでプーチン大統領が言われたと載っかっていますが、それは基本だと思います。  だから、私は、外交は右手で腕相撲をしながら左...全文を見る
○東(順)委員 それで、海洋分野における協力というと大変聞こえはいいんですけれども、日中間に横たわる海洋には、日中関係が真の友好関係に深まっていくことを阻害している諸課題がある。これまた現実ですね。これらを克服しなければ、額面どおりの協力は実現し得ない。  つまり、まず、中国に...全文を見る
○東(順)委員 もし、これが本当に協議対象にしないということで合意したということになれば、非常に僕は心配になって、画竜点睛を欠くわけですから、ここら辺を本当に真正面から両国間で真剣に協議をして乗り越えていくということがウイン・ウインにつながってくるということですよね。だから、ここ...全文を見る
○東(順)委員 考え過ぎじゃないでしょうか。それでも、やはりもうちょっと答弁になる答弁をしてもらわないと困ります、物すごく国民的関心が強いんだから。  もちろん、外交に関することだし、東京都の関係とかがあるわけですから、言えないことがあるでしょう。しかし、寸どめしてでもいいから...全文を見る
○東(順)委員 今の答弁は、適当な時期が来ればという意味は、今はその時期ではないということですか。シグナルを送るという、それだけでも、その時期ではないとお考えですか。
○東(順)委員 拉致問題には、焦りにも似た早期解決の思いに外務大臣として立っておられますか。そこをもう一度確認します。
○東(順)委員 これ以上、この場でより具体的な発言はとおっしゃいました。では、それはよく理解をいたします。  そういう、やはり国民の生命と財産というのが政治の第一の使命ですから、これは本気になってぜひやってほしい。東順治という男がここでわあわあ言っていたというようなこともよく脳...全文を見る
○東(順)委員 ありがとうございました。
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○東(順)委員 公明党の東順治でございます。よろしくお願い申し上げます。  私も、先ほどからの議論、やりとりを聞いておりまして改めて思ったことは、いたずらに相手国と我が国のナショナリズムというものを結果的にあおることになってはならない、ただし、やはり冷静に、かつ淡々と、リーズナ...全文を見る
○東(順)委員 冷静ですね。その冷静さが大事なんです。いずれにしても、こういった事実ということを本当に客観的に、きちんとやはりメッセージとして発し続けなきゃいけないと思います。  そこで、私は、遺憾の意を表するとか、あるいは理解に苦しむ、それはそのとおりなんだけれども、その言葉...全文を見る
○東(順)委員 その結論を出すときが迫られていますよ。いつも総合的という言葉を最後は使われるんですけれども、もう言葉ではないね。さあどうする。感情的になっちゃいけないけれども、その領域に来ていますよ。どうか心して、心して決断してほしい、いろいろなことを、冷静にと思います。  そ...全文を見る
○東(順)委員 私、持ち時間が三十五分なんですよ。もっともっと突っ込んだやりとりをやりたいんですけれども、ほかに聞きたいこともありますので、次に移ります。  もう一つは、若い人たちに対する歴史教育です。これは、やはり私は、戦後、日本の教育というのは、日本の近代の歴史ということを...全文を見る
○東(順)委員 それと、総理、今回の連続的に起こってきている案件に対する総理の説明の仕方、これは一言申し上げたい。  先ほどどなたかが、小泉総理のときは、先回の尖閣の不法占拠のときに、直ちに強制送還させた、あのときに、総理みずから記者会見をやって、自分の政治判断としてきちんとや...全文を見る
○東(順)委員 物が物ですからね。大体、記者会見もちょっと短いなというイメージをよく受けるんです、僕は。だから、これは大事なことだというときは十二分に時間をとって、そして、これ以上はないというぐらいのことをやって、我が国の国内に、世界、国際社会にきちっとメッセージを出す、そして、...全文を見る
○東(順)委員 閣議決定、法案提出を目指す、こういう総理の力強いお言葉をいただきました。人権に党派はありません。したがって、ぜひこれを進めていただきたい、こう思います。  以上、終わります。
11月08日第181回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○東(順)委員 公明党の東順治でございます。両大臣、よろしくお願い申し上げます。  私、先般も予算委員会で、尖閣、竹島の問題について玄葉大臣と議論をさせていただきました。その延長戦ということで、きょうもやらせていただきます。  最初にお伺いしたいことなんですが、尖閣国有化とい...全文を見る
○東(順)委員 そういうことだと思います。私も、クールでかつ粘り強く、淡々と、そして静かにというような言葉を使いながら、やはりこの問題に対処していくべきだというふうに申し上げたんです。  今おっしゃる戦略的互恵関係というところに常に戻らなきゃいけない、同時に、人的、文化的、経済...全文を見る
○東(順)委員 いや、まさに今大臣もお触れになったウラジオでの胡錦濤さんとの立ち話、その二日後に国有化の閣議決定ですから、メンツを潰されたといって激怒しているという話が私の方にもいろいろな筋からどんどん入ってきましたよ。しかも、この立ち話は、日本側と会談をしたくない中国に対して日...全文を見る
○東(順)委員 大臣、もちろん、日本側が冷静に、クールに淡々と対応しているということはよくわかっている。おとついかな、ASEMで中国の外交担当者がまたエキセントリックな発言をしました。あるいは、国連では日本を盗人呼ばわりしましたね。まさに日本にとっては看過すべからざる激しい感情的...全文を見る
○東(順)委員 そこで、言える範囲で結構です。どういう条件、状況が整ったら単独提訴に踏み切るのか。この辺はいかがですか。
○東(順)委員 過去二回、韓国は拒否をしています。実際に、日本はICJへの付託ということは実りませんでした。多分、今回も拒否でしょう。そうなったら提訴そのものができなくなる。そうなった場合の日本側、それから今、どういうことをお考えになっていますか。当然それを考えておられますね。
○東(順)委員 考えておられますね。それで終わりということはないですね。大変な侮蔑的発言なんかはこびりついていますからね。  しかし、感情的になっちゃいけない。こちらは淡々と静かに、冷静に、国際社会を舞台にしながら、きちんと国際法にのっとってやっていくわけですから。単独提訴とい...全文を見る
○東(順)委員 もしそうなれば、どのように申し入れるんですかと僕は伺ったんです。その際に、訓練中止の要請、こういう具体的な要請も含めて、きちんと申し入れる意思がありや否や。最後にこれだけ伺って、終わります。
○東(順)委員 終わります。