長峯誠

ながみねまこと

選挙区(宮崎県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

長峯誠の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月07日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○長峯誠君 自由民主党の長峯誠でございます。  今日は、お三方、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。特にお三方共通でおっしゃった繰戻しの問題ですね、これはもう本当に私どもの責任でございますので、今後ともこの制度がしっかりと継続できるような繰戻しを実現するた...全文を見る
○長峯誠君 ありがとうございます。  早速検討に入っていただいているということですので、また具体的なものをしっかり見させていただきたいなというふうに思っております。  次に、小沢参考人にお伺いをいたします。  小沢参考人、そして今日お越しの松永副代表も、遺族会のためにお忙し...全文を見る
○長峯誠君 いや、本当に大変、今現状では何もそろっていないといいますか、非常に不便な状況に追い込まれているんだなというのがよく分かりました。  恐らく国交省だけじゃ駄目で、厚労省、総務省、それから多分、県のコーディネートなんかも必要になってくると思うんで、そういったところは政策...全文を見る
○長峯誠君 ありがとうございます。  今回のユーザー団体の御英断に、私としては心から敬意を表したいなというふうに思っております。  最後に、福田参考人に保険の専門家としてちょっとお伺いしたいんですけど、これから人口減少、そして若者の志向がマイカーを持たない、カーシェアリングな...全文を見る
○長峯誠君 終わります。ありがとうございました。
05月12日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○長峯誠君 おはようございます。自由民主党の長峯誠です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。  熱海の不適切な盛土による土石流災害を受けて、国交省は盛土総点検を自治体に指示をいたしました。その結果、必要な災害防止措置ができていないなど、不適切な盛土が千八十九件報告されま...全文を見る
○長峯誠君 となりますと、多分もう、今年の出水期までに是正措置を講じてハード対策が取れるということはもう無理だろうなというふうに思うわけであります。そうなりますと、せめて、ハードが間に合わないのであればソフト対策はもう十分に講じておくべきと考えます。この点、関係住民に注意喚起をし...全文を見る
○長峯誠君 ありがとうございます。  盛土規制区域を指定するため、自治体は基礎調査をまず行います。確かに、住民の安全を守るために一刻も早くこの基礎調査を実施する必要があります。しかし、自治体によって地理条件もマンパワーも様々でございます。  国交省として、この基礎調査にどのぐ...全文を見る
○長峯誠君 早期の基礎調査の実施を支援してまいりたいということで、結局、基礎調査に何年掛かるかというのは全然お答えの中で出てこなかったんですね。  資料の二を御覧ください。  これは土砂災害警戒区域を指定したときの推移でございます。結局、スタートしてから十年以上掛かったわけで...全文を見る
○長峯誠君 委託等もできるということなので、そういう形で各自治体が頑張って基礎調査を早く進めて、そして指定区域につなげていただきたいと思います。  危険盛土がある地域などは、できるだけ早めに、もうさっき千か所不適切があるということだったので、もうここは危険だというのは分かってい...全文を見る
○長峯誠君 先行もオーケーということですので、やはり公平性という観点も大事ですけれども、とにかく危険防止が一番大事なことですから、そういったことも自治体の方にできるんだよということをしっかり示していただきたいと思います。  続いて、資料三を御覧ください。  規制区域は、人家等...全文を見る
○長峯誠君 まあまあ今の答弁もちょっと抽象的なんですよね。だから、具体的に、畜舎はそうですよ、ハウスはそうですよというものを例示するのか、まあ例示するとなるとまたいろいろと大変な部分も出てくると思うんですが、とにかく自治体が判断するときに、なるほどと分かりやすくなるようにガイドラ...全文を見る
○長峯誠君 いや、そこが私、ちょっと心配な点が一つありまして、この法案の考え方の中では、区域指定前に行われた既存の盛土についても是正命令ができるということになっているんですね。しかし、その盛土は、少なくとも設置された時点では合法だったものですよね。憲法三十九条の遡及処罰禁止の規定...全文を見る
○長峯誠君 はっきりと大丈夫だというふうにおっしゃっていただいたんで、多分法制局とも十分協議してこの結論になっているんだろうというふうに信頼申し上げたいと思います。  同じように、五年ごとの基礎調査で規制区域というのを新たに指定していくという仕組みもございます。また、都道府県が...全文を見る
○長峯誠君 続いて、本法案では、勧告、命令、行政代執行と、しっかりした手続が定められております。しかし、実は、現行法でも実際に勧告、命令、代執行まで至ったケースはもう数えるほどしかないんですね。行政指導でだらだらと時間が消費されましてリスクが放置されているというのが今までの姿でご...全文を見る
○長峯誠君 熱海の例でもありますように、複数の関係者がふくそうする場合は、原因行為者をどのように特定すればよいのでしょうか。土地所有者、管理者、占有者、工事主、工事施行者など、責任を押し付け合っている状況では自治体もなかなか手が出しにくいと考えられます。  また、ペーパーカンパ...全文を見る
○長峯誠君 ありがとうございます。  この代執行した場合ですね、代執行の後に自治体が求償をすることになるんですけれども、求償の取りっぱぐれを恐れて代執行を費用面でちゅうちょしないように国が財政支援をするというふうにあります。  では、求償がうまくいってその原因行為者が求償に応...全文を見る
○長峯誠君 多分、地財措置は返納しなくていいんですよね。まあ、計算がちょっとできないでしょうからね。はい、分かりました。  それでは、続きまして資料の四を御覧ください。  建設発生土のうち、この資料四の中の⑤というところがあるんですけれども、これが内陸受入れ地の部分でございま...全文を見る
○長峯誠君 ありがとうございます。  資料の五を御覧ください。  発注段階で建設発生土の搬出先を指定する指定利用については、国で九九%、都道府県で八八%、市町村、政令市を除く市町村で六九%となっております。この、まあ裏から言いますと、市町村の公共事業は、三割が発注時点では建設...全文を見る
○長峯誠君 せめて、公共事業ですからね、発注時点でしっかりと発生土は全部適正に処理されるというところまで、一〇〇%まで持っていく必要があるのかなというふうに思っております。  その同じく資料五の中段ですね、建設発生土を有効活用するため、資源有効利用促進法の強化を進めることとなっ...全文を見る
○長峯誠君 国交省は、建設副産物実態調査というのを行っています。で、この調査票の中には、建設排出土の搬出先を記入することになっておりまして、搬出先の住所まできちんと記入するという調査になっているんですね。  これ、五年ごとの調査なんですが、これを毎年実施すれば不適切搬出というの...全文を見る
○長峯誠君 続いて、資料六を御覧ください。  これは、建設発生土の有効活用のために搬出工事と搬入工事をシステム上でマッチングするものであります。平成二十七年からは民間工事もこのシステムを利用できるようになったということですが、これ、どのぐらい利用されているんでしょうか。登録数じ...全文を見る
○長峯誠君 十件はちょっと寂しいですね。でも、あれなんですよね、私も分かるんですけど、地域でその土砂の融通の協議会みたいなのをつくっているんですよね。そこで大概のものは処理されているんで、多分そういう利用状況になっているんだろうなと思うんですけれども、うまく両方活用していっていた...全文を見る
○長峯誠君 ちょっと今の御答弁では具体的な対策が示されなかったんですが、実際これは現状でもやられている潜脱行為でございますので、きちっとした対応をしていただきますように、法施行までにしっかりとお願いしたいと存じます。  続きまして、資料の七を御覧ください。  これは昨年五月に...全文を見る
○長峯誠君 これ、避難指示出さないという心理、分かることは分かるんですよね。やっぱり空振りが続きますと住民の反発を買いますし、また、オオカミ少年のように避難行動を起こさなくなるというおそれもあるわけであります。しかし、危機管理は常に最悪の事態を想定して行動しなければいけない、これ...全文を見る
○長峯誠君 以上で終わります。ありがとうございました。
05月19日第208回国会 参議院 国土交通委員会 第14号
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○長峯誠君 おはようございます。自由民主党の長峯誠です。  去る五月十七日に本委員会で参考人の方々の御意見をお伺いしました。大変貴重な御指摘をいただくことができ、有意義な機会でございました。そこで、そこでの議論から幾つか質疑をさせていただきます。  まず、大臣にお伺いいたしま...全文を見る
○長峯誠君 千ページを超える冊子が来るということですので、かなりしっかりと自治体も対応できるかなというふうに思っております。  一問飛ばしまして、同じく蔵治参考人から、山の皆伐の後十年から二十年の間が切り株が腐食して最も不安定になるとのお話がございました。しかし、山地に盛土をす...全文を見る
○長峯誠君 山林の中の盛土は、多くは幹線道路から見えにくいところにございます。法四十九条で標識の掲示を義務付けていますが、住民への周知を図るために下流域の住宅地にも掲示をしてはとの御指摘がございました。  この点、御見解をお伺いいたします。
○長峯誠君 自治体がハザードマップを作るんですよね。そこにこの規制区域とか特定盛土を表示するように指導してはどうかという御指摘もございました。  この点、御見解をお伺いいたします。
○長峯誠君 資料二を御覧ください。  大島参考人がおっしゃったように、神奈川県では盛土監視のために、県警の併任を含みます六人体制の担当部署を設置して、年間延べ二百八十三回のパトロールを行っているということであります。実効性を高めるためにかなり有効な取組と考えますが、自治体にこの...全文を見る
○長峯誠君 同じく相模原市では、許可申請の際に、保証金を定期預金により金融機関に預け入れした上で市を質権者とする質権設定契約の締結を盛土事業者に求めています。適切な工事や管理を担保する方策として非常に有効な取組と考えますが、このような仕組みを利用する考えはないか、お伺いをいたしま...全文を見る
○長峯誠君 資力要件があるということですね。  次に、大臣にお伺いをいたします。  高橋参考人から、熱海土石流災害の後、処分場やストックヤードが急激に不足し、処理料金も高騰しているというお話がございました。本法案が施行されますと、更に残土の行き場が逼迫することが考えられます。...全文を見る
○長峯誠君 この処分場の確保というのは非常に重要だと思いますので、しっかりと状況を見ながら対応していただきたいと思います。  本法案では、建設残土は元請業者が適切に処理する責任を負うことになります。しかし、ストックヤードにもう受渡しをしてしまえば、その後については責任は負いませ...全文を見る
○長峯誠君 まあそれで何割ぐらいの業者を把握できるのか分かりませんが、中間処理業者はある程度把握できたとしてですよ、できたとして、どのように適正処理を求めていくんでしょうか。  産業廃棄物のようなマニフェストはダンプ業者などの負担が過重になると高橋参考人も指摘をされておりました...全文を見る
○長峯誠君 まあ、性善説に立っているような感じなのでなかなか難しいような気がします。ここは、中間処理業者も届出制にしてきちんと把握できるように法整備をした方がいいんじゃないでしょうか。早急な御検討をお願いしたいと思います。  高橋参考人から、法外な低価格で処理を請け負う業者がお...全文を見る
○長峯誠君 不正を行う業者には厳しく対応していただきたいと思います。  最後に、火山灰についてお伺いいたします。  私は、都城市長のときに新燃岳噴火に遭遇をいたしました。桜島が十年で噴く量の火山灰が僅か三日で降り注ぎました。現場の職員からの第一報は、道路でビーチバレーができる...全文を見る
○長峯誠君 法施行前ということだったので、まあ多分間に合うというふうには思っておりますが、とにかく建設残土なんかとはもう比べ物にならないぐらいの物すごい量でございますので、しっかりとした対応を取っていただきますようにお願い申し上げまして、私の質問を終わります。