樋高剛

ひだかたけし



当選回数回

樋高剛の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○樋高委員 民主党の樋高剛でございます。  きょうは、冒頭強く抗議をさせていただきます。  先ほどの坂本委員そして松島委員のやりとりでありますけれども、一方的に疑惑があるかのごとく言われるのは心外であります。法律的に何ら問題ない。欠席裁判です。そもそも、経理の話についてであり...全文を見る
○樋高委員 政府と与党が一体となって野党を批判する、そして反論させる機会も与えないということ、そもそも議会制民主主義の崩壊ではないかと思うのであります。  政府にお尋ねをいたします。  具体的、個別的な中身について言及するのはおかしいと思いますけれども、総務大臣、いかがですか...全文を見る
○樋高委員 今までの政府の答弁は、個別的、具体的なことには答えていただいておりませんでした。  かつての話でありますけれども、例えば、ここに議事録がありますけれども、具体的な事実を承知する立場にありませんのでお答えは差し控えさせていただきますということを何度も聞いたわけですが、...全文を見る
○樋高委員 総務大臣に伺います。
○樋高委員 具体的、個別的中身に言及をするということは今までなかったと思います。なかったですね。それがいつから具体的、個別的中身について答弁をするようになったんでしょうか。いつかということを伺います。
○樋高委員 これは第百五十九回の国会、内閣委員会、平成十六年五月二十六日付でありますけれども、政府参考人の方がこのように言っています。「私ども、具体的な事実を承知する立場にございませんので、お答えを差し控えさせていただきたいと存じます。」ということでありますけれども、そもそも、与...全文を見る
○樋高委員 記載事実は今まで述べておりません。いつから述べるようになったんですか。総務大臣に伺います。
○樋高委員 では、公開されているものというのは全部政府が答弁してくださる、これから具体的に全部答えてくださるということなんでしょうか、総務大臣。
○樋高委員 そもそもなぜ今まで具体的な事例について答えていなかったかというと、そのことを言うことによって、例えばプライバシーの侵害であるとか、あるいはそのことを言ってしまうことによってうまくない部分が出てきてしまう、うまくない状況が生まれてしまうということによって、多分言われてこ...全文を見る
○樋高委員 要するに、公開をしていることと、あと国会という場において答弁をすることは全く違うんです。そもそも、公開をしているからといって国会で答弁をしていいということになるんですか。総務大臣、いかがですか。
○樋高委員 では、これからすべて答えていただけるということなんですね。そういう理解でよろしゅうございますね。総務大臣、答弁だけ。
○樋高委員 そんなことを言っていないのでありますけれども、いずれにいたしましても、今後、今答弁ありましたが、個別具体的な事案についても、公開されているものについてはしっかりと政府は答えてくれる、国会の場で答えてくれるというふうに、方針がいつから変わったのかわかりませんけれども、確...全文を見る
○樋高委員 昨年の秋にチリで日中首脳会談が行われました。それより以前は、総理ははっきりと靖国に一年に一度は参拝するとおっしゃっていましたけれども、この総理の方針、年に一度靖国参拝をするということに、その方針に変わりはありませんか。
○樋高委員 そうではなくて、総理が選ばれるとき、総裁選挙のとき公約しました、年に一度靖国参拝をするというその方針に変わりがあるのかないのか伺っているんです。もう一度お伺いします。
○樋高委員 これまで靖国参拝について聞かれますと、年に一度は参拝をすると言っていた総理が、今は適切に判断しますとおっしゃっていますけれども、何で言うことが変わったんでしょうか。原因があったんですか。
○樋高委員 総理は、総理就任後、毎回あれだけ騒動になりながらも、毎年靖国に参拝を今のところされております。しかも、その靖国参拝をみずからの信念であるとおっしゃっていますけれども、では、ことしは靖国神社に参拝をしないということもあり得るでしょうか。イエスかノーで答えてください。
○樋高委員 外交辞令でころころ変わるということのようであります。  ところで、総理が国会議員に初当選をしてから約三十年、昭和四十七年初当選だったと思いますけれども、総理大臣に就任するまでの約三十年間でありますが、何度ぐらい靖国に参拝をなさったんでしょうか。
○樋高委員 総理に就任する前に行かれた事実がありますか、ありませんか。
○樋高委員 総理は、靖国神社への参拝は、就任前はほとんどないんじゃないでしょうか。別に正確な数を聞きたいと言っている話ではないんですけれども、大体何回ぐらい、例えば二回か三回なのか、あるいは十回も二十回も行ったので数え切れないと言っている話なのかを伺いたいんです、総理就任前に。
○樋高委員 靖国参拝は信念であるとおっしゃっておいででありますけれども、その信念はいつごろから持たれたんですか。
○樋高委員 では、そんな中にあって、ことしは戦後六十周年ということでありますけれども、毎年八月の十五日には戦没者のいわゆる式典を行っておりますけれども、ことしは六十周年ということでありますが、政府として何か特別な式典などをなさる御予定がありますでしょうか。もしくは、式典などを行い...全文を見る
○樋高委員 今のところは考えていないということでありますけれども、では、その六十周年を迎える八月の十五日でありますけれども、総理として、六十周年ということでありますと、何か談話や声明を発表なさる御予定でしょうか。
○樋高委員 総理の歴史観についてお尋ねをさせていただきます。  六十年前、日本の国土は焼け野原となって、その後も含めて、国民は塗炭の苦しみを味わったわけでありますけれども、総理は、あの戦争が起こったのはどうしてなんだ、一体どういう経緯で日本はアメリカや中国との戦争に突っ込んでい...全文を見る
○樋高委員 私が習った歴史においては、戦前、軍部の一部が暴走して、それをとめられなかったということで戦争に突入してしまいましたということは教わりました。そして、三百数十万人のとうとい犠牲者が出、そしてアジアにおいては一千万人以上もの方々が亡くなるという悲惨な戦争が起きたと思ってお...全文を見る
○樋高委員 総理の敬愛する司馬遼太郎さんでありますけれども、戦前の軍部の暴走ということを書いております。軍部の暴走がそのすべてではないにしても、戦争を引き起こした一因ということを考えたときに、極東軍事裁判の問題は避けて通れないというふうに思います。  この裁判につきましてはいろ...全文を見る
○樋高委員 その立場がいいとか悪いとかということではなくて、今まで靖国神社に参拝を毎年してこられたわけですけれども、当然、A級戦犯を含めてすべての人々に哀悼の誠をささげるという理解でよろしいのでしょうか。そういう意味で行かれているんですね。
○樋高委員 特定の人を想定していないにしても、A級戦犯の方々も含めて靖国神社に参拝をしているという認識でいらっしゃるわけですね。
○樋高委員 総理の歴史観がどういうものであるのかということを純粋に、本当に伺いたかったから伺ったわけでありますけれども、そもそも、そのA級戦犯についての議論もまたあります、軍事裁判についての議論もありますけれども、今日これだけ世界情勢が激変する中にあって、やはり第二次世界大戦にお...全文を見る
○樋高委員 その北朝鮮側が遵守をしているという認識を総理はお持ちなんでしょうか。
○樋高委員 ということは、今現在、遵守をしていない部分があるという御認識なんでしょうか。
○樋高委員 この平壌宣言、明らかに破綻をしていると思います。  日朝平壌宣言でありますけれども、平成十四年九月の十七日付でありますけれども、双方は、相互の信頼関係に基づき、諸問題に誠意を持って取り組む強い決意を表明した、そして、双方は、関連するすべての国際的合意を遵守することを...全文を見る
○樋高委員 これは、私の認識なんですけれども、国家間の約束事であって、努力目標を定めたものではないと思います。  昨今の北朝鮮の対応を見ておりますと、明らかにこの中身に反している、北朝鮮側はほごにしているとしか私は思えないんですけれども、総理の御認識をもう一度伺います。
○樋高委員 要するに、何が重要であるかどうかということを伺っているのではなくて、それでは、あの平壌宣言というのは、国家間の宣言でありますから、約束事ではなかったんですか。ただ単なる、二人で、親しいので会って話をして、努力目標をお互いに掲げましょうというだけの話だったんでしょうか。
○樋高委員 そんなことを聞いているわけじゃないんですけれども、そもそも、その中身について、総理が認識をされて、どのように認識をなさっているかということをお尋ねしたいわけであります。  あの文書がありますけれども、その中で、文書の中身で、総理の御自身の認識として、その精神が守られ...全文を見る
○樋高委員 平壌宣言の中身に問題があるという総理の発言であります。具体的にどういう問題点があるんでしょうか。
○樋高委員 では、平壌宣言の中身はもう全く問題ない、一〇〇%問題ないと。  昨今の北朝鮮の対応を見ても、例えば横田めぐみさんの遺骨の話もあります。これは明らかに違反をしている、あの精神に反しているというふうに思いますけれども、総理はそれに反していないという御認識なんですね。総理...全文を見る
○樋高委員 反している部分がございますか、ございませんかということを聞いているんですけれども、反している部分はないという認識なんですね。
○樋高委員 この宣言の中に、諸問題に誠意を持って取り組むということがありました。誠意を持って北朝鮮側が取り組んでいるというふうに総理は思われているんですか。
○樋高委員 誠意を持って取り組んでいないと思われている具体的な中身は、総理、どういうところと思っていらっしゃるんでしょうか。
○樋高委員 そもそも、国家間でお互いに宣言をしたということの中身が今守られているという認識がない、国民の大多数の方々が思っていらっしゃるわけですけれども、総理は、そもそも平壌宣言の中身は守られている、すべて守られているんだという認識に立っていらっしゃるということなんですね。これは...全文を見る
○樋高委員 守るように努力をしていくのはもちろん重要であります、当たり前の話でありますけれども、それを守るように努力をしていくに当たって、そもそも、その前提条件が崩れているのではないかということを御指摘申し上げたいわけなんですけれども、総理の認識もまだ全然はっきりいたしません。 ...全文を見る
○樋高委員 御存じのとおり、去年の十一月でありますけれども、ロシアが京都議定書を批准いたしまして、議定書が採択されてから八年目にして、ようやくことしの二月の十六日に発効することになりました。まさに地球規模の問題として温暖化対策を進める上で非常に大きな意義があって、私自身も非力であ...全文を見る
○樋高委員 今お答えをいただきました対策で、果たして削減目標を達成できるかどうかというのはこれからだという話でありましたけれども、御案内のとおり、第一約束期間は二〇〇八年からスタートするわけでありまして、もうすぐ目の前まで来ているのであります。  本当にこの議定書は日本は議長国...全文を見る
○樋高委員 総理にお尋ねしますけれども、この京都議定書、いよいよ発効をする、そして国際的取り組みがスタートをするということであります。CO2、二酸化炭素、温室効果ガスを削減するということを、きちっとした結果を出していかなくちゃいけないわけでありますけれども、実際は、九〇年に比べて...全文を見る
○樋高委員 素朴な疑問なんでありますけれども、我が国が九〇年比六%削減をするという目標を目指すわけでありますが、これが達成できなかった場合、総理、だれの責任なんでしょうか。
○樋高委員 これは、政府の責任ではないんでしょうか。
○樋高委員 いつの政府の責任なんですか。小泉内閣ですか、それとも二〇〇八年当時の政府ですか。いかがですか。
○樋高委員 全く答えていただいていないようであります。  環境問題は国際問題でもあります。地球的規模の取り組みが欠かせないわけでありますけれども、議定書からアメリカは離脱をしているという状態であります。このアメリカが議定書の枠組みに参加をしていないということについて、どのように...全文を見る
○樋高委員 総理は個人的にはブッシュ大統領と仲がよろしいようでありますけれども、今まで会談した際、米国が京都議定書の枠組みに復帰するということを直接要請したことはあるんでしょうか。
○樋高委員 総理はやはりアメリカもこの議定書の枠組みに入った方がいいという認識でしょうか。
○樋高委員 また、いわゆる排出量でいいますと、アメリカが世界で一番多い、約四分の一の温室効果ガスを排出しているということでありますけれども、途上国の排出量、排出も、これはしっかりと抑えていかなくてはいけないというふうに思います。世界で二番目に多い排出国は中国、あるいは五番目に多い...全文を見る
○樋高委員 ところで、その世界第二位の排出国であります中国についてでありますけれども、中国へのODA、いわゆる政府開発援助でありますが、その中身を京都メカニズムにありますCDMに転換すべきである、クリーン開発メカニズムに転換をすべきであるという指摘もありますけれども、どのようにお...全文を見る
○樋高委員 技術と資金を供与することによって、世界第二位の排出国であります、しかも隣であります中国について、中国の環境に資するということであります。総理、これは真剣に考えていただきたいのでありますけれども、検討に値すると思いますけれども、いかがでしょうか。
○樋高委員 去年の十二月に行われましたCOP10、いわゆる気候変動枠組み条約第十回締約国会議についてお尋ねをさせていただきますけれども、第二約束期間、つまり二〇一三年以降の温暖化ガスの排出量削減について、参加国に削減を義務づける体制の提案を今回行ったんでしょうか、行っていないんで...全文を見る
○樋高委員 この国際会議の場において、日本がちぐはぐな、つまり経産省と環境省で、お互いそれぞれの違う主張をなさったということが国際的な批判を浴びております。  経産省はアメリカや途上国の参加を促すということについては前向きではないということでありますけれども、一方で、環境省の方...全文を見る
○樋高委員 国際舞台で異なる見解を示して足元の乱れをさらさないようにしていただきたいと思います。議定書に京都という名前がついている以上は、そして環境先進国を目指すというふうに看板を掲げている以上は、日本国として、議定書をしっかり守る約束を果たしていかなくてはいけないと思います。 ...全文を見る
○樋高委員 いずれにいたしましても、後世の世代に対する責任をしっかりと全うされますように、そして、今総理も言っておりましたけれども、経済と環境の両立ということでありますが、これはかけ声だけではだめなわけでありまして、実際に結果を出していかなくちゃいけないという思いであります。 ...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○樋高委員 民主党の樋高剛でございます。  きょうは、環境政策、社会保障制度そして治安対策また農業政策につきまして、率直に議論をさせていただきたいと思っております。  大臣の皆様方もお忙しいでしょうから、議論が終わりましたらどうぞ御退席をいただいて結構でありますけれども、国民...全文を見る
○樋高委員 官房長官に伺います。  これは小泉内閣としてこの発効の日を迎えたわけでありますから、おのずから、前回も私、総理に伺いました。この削減義務をきちっと果たすということは、小泉内閣が今ここでどういう一歩を踏み出すのか、どういったビジョンを示していくのか、あるいは方策を打ち...全文を見る
○樋高委員 前回の議論でお尋ねしたときに、答弁では、今調整中だとか、あるいは計画を作成中だということを繰り返すばかりでありまして、一体いつまで議論するのかということを、私自身、認識として持っております。  もちろん、国民的コンセンサスを得るということで、そのプロセスは重要であり...全文を見る
○樋高委員 私自身が心配しておりますのは、言っていることとやっていることがきちっと整合性が得られるように、しかも、政治というのは結果責任、どんなに一生懸命、不退転の決意で、あるいは強い決意でやっていると言っても、やはり結果を出していかなくちゃいけない。しかも、それは世界が注視をし...全文を見る
○樋高委員 経産大臣に重ねてお尋ねをいたしますけれども、いわゆる科学技術の進歩によって環境に対しても貢献するというその理念に私も賛成をいたします。しかしながら、一方で民間任せになってもいけないと私は思います。やはり国としてそれをしっかりとバックアップしていかなくちゃいけない。 ...全文を見る
○樋高委員 官房長官に伺いますけれども、環境と経済の両立という理念、私は重要だと思いますし、それをもっともっと前面に出して、そしてそれが口先だけじゃなくて、きちっとした具体的な施策を持って結果を出していく、成果を出していかなくちゃいけないということを繰り返し申し上げさせていただき...全文を見る
○樋高委員 今必要なのは長期的なビジョンだと思います。  第一約束期間は二〇〇八年から二〇一二年までの五年間ということでありますが、その先はまた第二約束期間、第三約束期間とずっと継続していくわけであります。第一約束期間のマイナス六%削減というのは、九〇年比でありますけれども、そ...全文を見る
○樋高委員 IPCC、いわゆる気候変動に関する政府間パネル、全世界の学者さんがいろいろ英知を結集して、今後の地球の気候変動に関するいろいろな調査研究を行っておりますけれども、本当に驚くべき結果を発表いたしております。  人が行動することによって環境に負荷をかけるという人為起源に...全文を見る
○樋高委員 三Rの推進については、国際会議の主催という形で我が国がリーダーシップを発揮するということは大変重要なことだとは思いますけれども、その一方で、繰り返しになりますが、口先だけではなくて、日本は国内でもしっかりやるべきことをやっているんだよということを示す必要があろうかと思...全文を見る
○樋高委員 気になっておりますのが、廃プラスチックの焼却の話であります。  家庭から出る廃棄物、つまり一般廃棄物の取り扱いにつきまして、中央環境審議会の議論の中では、今まで埋め立てていた再利用できないプラスチックのごみを可燃ごみへ統一を図る方針を示したというふうにも報道されてい...全文を見る
○樋高委員 二十一世紀は、環境という概念を抜きにして社会は成り立たないと私自身は考えております。経済と環境の両立をしっかりと果たしていくべく、世界に模範をしっかりと示していただきまするように強く要望させていただきまして、時間がありませんので次のテーマに移りたいと思います。  次...全文を見る
○樋高委員 その中で、私ども民主党がお訴えをしてきましたエージフリー化の観点についてでありますけれども、介護ということの普遍性を考えたときに、被保険者、受給者の年齢拡大というのもやはり大きな視点だと思うんですけれども、この点についてはどのような方向性に持っていきたいと大臣はお考え...全文を見る
○樋高委員 現実の問題でありますけれども、特養老人ホームのいわゆる待機者についてであります。  私のところにもよくメールや手紙をいただくんですけれども、いざその申し込みをしても、本当に五十人待ち、百人待ち、二百人待ち、そして二、三年待つのは当たり前。待っているうちに、介護をなさ...全文を見る
○樋高委員 整備を進めて、そして一人でも多くの方々がきちっと入所できますように、これは本当に切実な問題でありますので、大臣は自分のこととしてしっかりと施策を講じていただきたいと思います。  施設給付についてお尋ねをいたしますけれども、施設入所者の光熱水費などの居住費や食費、いわ...全文を見る
○樋高委員 法律が成立した後も、そこの部分を、大臣、しっかりと責任持って注視して、そして対策を講じていただきますようによろしくお願いいたします。  混合診療についてお尋ねをいたします。  去年の十二月の十五日でありますけれども、厚労大臣と村上規制改革大臣の間で、保険診療と保険...全文を見る
○樋高委員 村上大臣、これは混合診療の解禁という認識でよろしいんでしょうか。
○樋高委員 厚労大臣に重ねて伺いますが、別に言葉にこだわっている話ではないんですけれども、やはり聞かれるわけですから、どういうふうに答えたらいいかということなんですけれども、混合診療の解禁という認識で厚労大臣いらっしゃるわけですよね。今、村上大臣は、事実上、実質上中身は解禁をした...全文を見る
○樋高委員 今回の議論を見ておりまして私自身感じましたのは、医療というものをそもそもどう考えるのか、医療を含めた社会の仕組みをどういうふうに構築するかという議論がちょっと欠如していたように思えてならないのであります。  端的に言えば、お金がなくなったからお金に合わせて制度をつく...全文を見る
○樋高委員 今後、まだまだ見えてこない部分がたくさんありますけれども、そういった部分につきましてはしっかりと説明責任を果たしていただきたいと思います。  医療費という観点からしますと、家計負担、いわゆる保険料負担と自己負担というのは、もう半分近く実はなっております。三分の一が公...全文を見る
○樋高委員 問題は、社会保障制度という国民生活に本来密接にかかわることでありますけれども、やはり日本の将来像というものを先に示した上で、医療はどうあるべきか、国民の健康をいかに守っていくかという議論をしていかなくてはいけないと私自身は問題意識を持っております。そして何よりも、最も...全文を見る
○樋高委員 いわゆる空き交番が特に目につくようになってきておりますけれども、空き交番が今全国にどのぐらいあって、それを解消するために具体的にどのぐらいの人員を増員しなくてはいけないのか。あるいは、空き交番を何年以内にすべてなくすように、もちろん、警察官だけではなくて、地方自治体に...全文を見る
○樋高委員 法務大臣に伺いますけれども、一方で外国人犯罪は物すごい勢いでふえてきておりますけれども、この外国人犯罪対策、法務省として、もちろん水際対策もやっているでしょうし、さまざまな政策を講じていると思いますが、今、実態どうなっているのか、そしてどのように対策を講じようとしてい...全文を見る
○樋高委員 具体的なことにつきましては、また今後、機会をつくって詰めてまいりたいと思っておりますけれども、時間がなくなりましたので、次に参りたいと思います。  最後に農業問題についてお尋ねをさせていただきます。  まず、日本の農林水産業を取り巻く状況をどのように認識するのかと...全文を見る
○樋高委員 離農の問題について、私自身、物すごく大きな危機感を持っております。意欲のある方が、農業を営みたいという方がたくさんいらっしゃるわけであります。今回も基本方針をまた策定なさっているということでありますが、いかに意欲のある方々に農業に従事していただく施策を講ずるかというこ...全文を見る
○樋高委員 しっかりお願いいたします。  終わります。ありがとうございました。
02月23日第162回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○樋高委員 政権交代を目指します民主党の樋高剛でございます。  きょうは、公述人の四人の先生方、大変お忙しい時間を割いて御高説を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。  まず、委員長、この第一委員室、出席者が余りに少な過ぎる。公述人の先生方も本当...全文を見る
○樋高委員 公述人の先生方も時間に制約があるでしょうから、話を進めさせていただきたいと思います。  まず、私ども民主党では予算案というものをしっかりと作成させていただいた次第であります。基本方針として、四つの最重点項目を示させていただきました。ちょっと概略を簡単に説明させていた...全文を見る
○樋高委員 四人の公述人の先生方におかれましては、民主党の予算案につきましてさまざまな御意見、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  民主党の予算案も、こっちが完全にだめだからこっちの方に全部シフトするということではなくて、必要なところには十分に予算をつけてい...全文を見る
○樋高委員 次に、山家公述人に伺いたいと思います。  先生の著書「「構造改革」という幻想」という中で私自身が学ばせていただきましたのは、構造とは何ぞや、あるいは改革とは何ぞやということであります。世の中に存在するものすべてが構造ということで、あるいは物事を変えるということはすべ...全文を見る
○樋高委員 構造改革という中の構造でありますけれども、また先生のその著書、論文の中にもあったと思いますが、要するに、既存の構造をまず否定してその上でつくり上げるのか、あるいは既存の構造を肯定して、その延長線上で物事を変えようとするのかということの大きな発想があったのではないかなと...全文を見る
○樋高委員 ありがとうございます。  重ねて武石公述人に伺いたいのでありますが、少子化対策で海外のこともちょっと研究なさったと伺っておりますけれども、成功した事例の国が、幾つかの国がありました。もちろん、国が違えばそれぞれ背景も違います、要因も違います、物事の考え方も違いますけ...全文を見る
○樋高委員 四人の公述人の先生方、どうもありがとうございました。また今後とも御指導をいただきますように、よろしくお願いします。  どうもありがとうございました。
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○樋高分科員 民主党の樋高剛でございます。  きょうは、質問の機会をいただきましてありがとうございました。  きょう、朝の九時二十分ごろでしょうか、兵庫県尼崎市におきまして、列車の脱線衝突事故、大惨事が起きました。現時点で二百数十名以上の方々が死傷なさったということでございま...全文を見る
○樋高分科員 政府として万全の態勢をとっていただきたく、強く要望させていただきます。  質問に入らせていただきます。  まず、確認なんでありますけれども、ことしの二月十六日に予算委員会で私が大臣と議論させていただきました、いわゆる混合診療の解禁の議論の中にありました医療費につ...全文を見る
○樋高分科員 保険の適用除外はあり得ないということのようであります。  私の懸念なんでありますけれども、いわゆる医療費における保険適用の歴史をひもといてみましたところ、自由診療は保険適用にされることなく恒久的に保険外扱いされる可能性が高いと思います。  例えば、歯科であります...全文を見る
○樋高分科員 次に、高齢者の雇用につきましてお尋ねをさせていただきます。  私自身、本当に常々問題意識を持っているんですけれども、高齢者の方々、有技能者という意味で私は申し上げるのでありますけれども、高齢者の方々と若い世代の方々との交流の重要性というのを私自身本当に感じておりま...全文を見る
○樋高分科員 しかし、さまざまな政策を見てみますと、高齢化社会に現実に適合しない、逆行するような政策が随所で見受けられると私は思っております。  例えば、年金制度一つとってみましても、一生懸命働いて収入がふえると年金の給付額、受け取る金額は減るという、高齢化社会に不適応な年金制...全文を見る
○樋高分科員 例えば、介護サービスという分野におきましては、人生の先輩の方々が介護という働く場を自分たちでみずからつくっていくという新しい芽が今育ってきているのであります。高齢者自身が、経験に基づいた総合力あるいは判断力に着眼して、みずからの汗と知恵で地域の方々を支え、また新しい...全文を見る
○樋高分科員 培った技術あるいは能力を地域住民の一員として生かす、いわゆる働く場あるいは活躍の場をつくるということは、高齢者の自負心あるいは誇りも高めることになっていくというふうに思いますし、やはり、お年寄りの方々が社会に積極的に参画をして、自分の知識と経験を伝えることで生きがい...全文を見る
○樋高分科員 しっかりと形にしていただきますように強く要望させていただきます。  次に、少子化対策につきましてお尋ねをいたします。  日本はますます少子化社会になるということで、出生率は下がり続けております。去年、合計特殊出生率は一・二九であります。東京では〇・九九、ついに男...全文を見る
○樋高分科員 少子化対策、人口の問題というのは、もちろん個人の選択にもかかわるデリケートな問題でもあります。産めよふやせよという人口政策をとるのではなくて、産む産まないというのはそれぞれの自己選択、自己決定であることを政策をつくる際には忘れてはならないと思います。  一方で、日...全文を見る
○樋高分科員 外国で出生率が向上した国があります。例えばでありますけれども、フランスにおきましては、九五年一・七〇、これが七年後の二〇〇二年には一・八八、つまりプラス〇・一八という数字が出ております。またオランダでは、九五年には合計特殊出生率は一・五三という数字でありますが、二〇...全文を見る
○樋高分科員 フランスでは家族手当制度、あるいはオランダではパートタイム就労一・五人モデル、オランダ・モデルというふうにありますけれども、私ども民主党としてもしっかりと政策議論を今させていただいておりますが、やはり積極的にいろいろな政策的手段を講じていくべきであるということを表明...全文を見る
○樋高分科員 政府によります小児救急の総合対策を確実に実施していただきますように強く要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○樋高分科員 民主党の樋高剛でございます。  きょうも、質疑の時間をいただきましてありがとうございました。きのうは、決算行政の分科会で厚生労働政策について議論させていただきましたけれども、きょうは、ライフワークの一つであります環境政策についてディスカッションさせていただきたいと...全文を見る
○樋高分科員 私は短過ぎたのではないかと思います。目標達成をするという大切な計画案なわけですから、やはりこれは、市民お一人お一人の理解は欠かせないと思います。そういう意味において、パブリックコメントというのは、いろいろな種類にもよりますけれども、通常、一カ月程度は募集期間を設ける...全文を見る
○樋高分科員 私、重要なのは、この冒頭の部分でしっかりと入れるということが大切なのではないかと申し上げております。この資料もずっと拝見させていただきましたけれども、持続可能な社会を目指すということは随所で書かれていることはわかっているわけでありますけれども、優先順位というかそのプ...全文を見る
○樋高分科員 今、日本は、気候変動枠組み条約とともに生物多様性条約にも加盟をしているわけであります。森林整備あるいは都市緑化を進める際には、温室効果ガスの吸収源対策という観点だけではなくて、やはり、生物多様性の保全、回復という観点も絶対忘れてはならないというふうに申し上げさせてい...全文を見る
○樋高分科員 本計画案につきましては、個々の対策レベルでさまざまな追加対策が講じられてはおります。しかし、日本の温室効果ガスの排出を減少させられる可能性は私はいま一つ感じられません。大事なことは、日本が、そして世界が持続可能な社会を目指すために、やはり時系列的に考えていくというこ...全文を見る
○樋高分科員 私が申し上げたいのは、今、大臣から説明ありましたけれども、議論をする、しかし、私の問題点は、その一部の方々だけと申しましょうか専門家の方々だけ、あるいは役所だけで議論するのではなくて、やはり、国民の皆様方に見える形で、巻き込んでいって議論をしていかなくちゃこの地球温...全文を見る
○樋高分科員 大切なことは、やはり社会生活を送る一人一人の意識が変わらないと、私自身は環境問題はいつまでたっても解決をしないと思います。  意識を変えるという意味では、一点だけ申し上げますと、やはり、人間の成長過程における早い段階、特に幼少期、幼児期というんでしょうか、環境の大...全文を見る
○樋高分科員 子供に対してということでありますが、一方で、やはり我々大人たちも意識を高めていかなくてはいけないと思います。  最後にお尋ねいたしますけれども、そういう意味では、職場というセクションも私は重要なことだと思いますし、あるいは地域地域で、例えば地域にあります公民館で、...全文を見る
○樋高分科員 環境問題につきましては、私自身は、また一方で人と自然との共生という理念も主張させていただいておりますけれども、今こそ日本は、環境先進国を目指す、それは、冒頭申し上げましたとおり、経済と環境の両立を含めた上での環境先進国を目指すということで、今後もこの国会の審議を通じ...全文を見る