肥田美代子

ひだみよこ



当選回数回

肥田美代子の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第123回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○肥田美代子君 大臣の所信表明演説の中で、「心豊かでたくましい青少年の育成」を目指すとあります。青少年の音楽との出会いのチャンスをもっともっと多くしたいという私の考えから、前回、ガット・ウルグアイ・ラウンドの知的所有権の分野で、レコードレンタルについていろいろと大きな問題があると...全文を見る
○肥田美代子君 そうしますと、もし一年間の禁止期間を全米レコード協会の方が譲らないとしますと、これはすなわち若い人たちが一年間洋盤をレンタルできないことになるわけなんですけれども、これで日本のレンタルシステムにどのくらいの打撃があるとお考えでしょうか。
○肥田美代子君 一年以内の洋盤を青少年たちがどのぐらい望んでいるかということは、それこそ文部省の方でもおわかりだと思いますし、一年たったCDが本当に青少年たちに両手を広げて受け入れられるかというと、ちょっとこれは疑問だと思うんですね。  ですから、今ちょっと漏れ聞いたんですけれ...全文を見る
○肥田美代子君 それからもう一つ、レンタル業者の方が、日本のレンタル業者なんですけれども、ことし一月施行された改正著作権法をもう一度再改正するように運動したいというようなこともおっしゃっているようですけれども、そのことについてはどうお考えでしょうか。
○肥田美代子君 そういたしますと、残された道は当事者間の交渉ということになるわけなんです。  文部大臣もおっしゃいましたように、青少年の音楽を聞くチャンスをやはりどうしても今回のことで狭めたくはないし、それにやっぱり、今おっしゃいましたように法の再改正をしないということになりま...全文を見る
○肥田美代子君 今度は学校五日制について少しお伺いしたいと思うんですけれども、この五日制の調査研究協力者会議、ここで審議のまとめが出されております。この中で学力ということについて、そういう言葉が何度か出てくるわけですけれども、その学力についてちょっと私はお聞きしたいと思うんです。...全文を見る
○肥田美代子君 学力についての今の文部大臣の御意見、本当に私も同感です。  それで、今、東大の試験のことでふっと思いついたんですけれども、この間、官僚の中の半分以上は東大の卒業生にすべきでないという宮澤総理の御意見が出まして、大臣も大変同感だというふうなコメントを出しておられた...全文を見る
○肥田美代子君 学力ということについて本当にこれから再認識していかなければいけない大切な時期になっているんです。  そうしますと、さっきの五日制の教育課程の問題に少し戻るんですけれども、今度の学校五日制というのは明治以来の教育改革だと言われておりますし、今、大臣がおっしゃいまし...全文を見る
○肥田美代子君 今のままでどこまで行けるということじゃなくて、教育課程についてはもう少し、さっき申し上げましたけれども、ゆとりとそれから学力、そういうバランスの感覚からいいましても十年をワンクールに考えるのは少し長過ぎるような気がいたしますので、ぜひ検討していただきたいと思います...全文を見る
○肥田美代子君 今伺っておりまして、大変うれしい気持ちでいっぱいでございます。四十年間恐らくみんなが本当に努力しながら、まだ動けなかったその学校図書館法に関しまして、きょう文部大臣がおっしゃっていただいたことというのは学校図書館法にとっての本当に第一歩の口じゃないかなという気が私...全文を見る
○肥田美代子君 受験戦争の緩和になるかどうかわかりませんけれども、さっき大臣がおっしゃいましたように、試験の中身をこれからどんどん個性的に変えていく、そのためには、経験がないと一行も書けないような試験内容もあってもいいんじゃないかという御提案、私は本当に賛成なんです。  それで...全文を見る
○肥田美代子君 文部省挙げてそういうことにも協力してくださるということで、私はこれからますます、ますますというよりも、これまでは見向かれもしなかった子供の文化ということについてこれから一歩一歩私たち大人がしっかりと考えていかなければならないということを今痛感しております。  そ...全文を見る
○肥田美代子君 ありがとうございました。終わります。
03月26日第123回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○肥田美代子君 午前中、沖振法の延長について喜岡議員からかなり厳しい御質問をいろいろさせていただきまして、私はそれをじっくり拝聴いたしておりまして、午後は今度はソフトな質問をさせていただこうと、そういうふうに思っております。  沖縄の本土復帰二十周年の節目の年にことしは当たるわ...全文を見る
○肥田美代子君 この記念行事のときに外国のお客様はいらっしゃいますか。
○肥田美代子君 ついでながら、十周年記念のときにはどなたがいらっしゃいましたでしょうか。
○肥田美代子君 十周年記念行事があり、そして二十周年記念行事があり、そういう節目のときの行事があるということについて私たちは評価はさせていただいておりますけれども、さっきも喜岡議員からの質問がありましたように、では十年目と二十年目と一体どこが変わったのだということになりますと、か...全文を見る
○肥田美代子君 そうしますと伊江長官は、第二次振計の達成率を評価されますと百点満点中旬点ぐらいだとお考えでしょうか。
○肥田美代子君 とにかく、今そちらから声も出ましたけれども、本当に百点満点ということでこの十年を皆さん知恵と心を結集して頑張っていただきたいと思います。  それで、伊江長官は沖縄に思い入れの深い大臣と私は伺っております。今もおっしゃいましたように、ちょうど二十になった沖縄がまだ...全文を見る
○肥田美代子君 第三次振計が達成のときには、ちょうど今十歳の子供が二十になるわけですね。ですから、私は確かに経済的な保障というのは大切だと思います。そして、それ以上にひょっとしたら大切なのが今の子供たちにどう投資をしていくかということだと思うのです。  沖縄の状況を聞いておりま...全文を見る
○肥田美代子君 建物設備のところでちょっとお聞きしたいのですけれども、冷房は全部の学校に入っているのですか。
○肥田美代子君 さっきの失業率が高いという問題にちょっと戻るのですけれども、特に沖縄では若年の失業率が多いというふうに伺っております。その理由は何だとお思いになりますでしょうか。
○肥田美代子君 一、二年本土に就職してまた戻ってくる若い人たちもかなり多いようですね。  それで、私思うのですけれども、やっぱり沖縄は距離にしたら余りにも本土と遠過ぎるような気がするのです。子供たちが小さいころに本土の子供たちと交流できるチャンスがあるかといいますと、全くないの...全文を見る
○肥田美代子君 今、本土との足のことをおっしゃっていただいたのでちょっと単純な疑問を申し上げたいのですけれども、本土と沖縄との航空運賃、随分高いとお思いになりませんか。
○肥田美代子君 次に、沖縄の将来展望を考えますときに一番不可欠なのは文化の視点だと思うわけです。沖縄文化というのは中国大陸の影響を受けていますし東南アジアの影響も受けておりまして、独特の色と薫り、そういう雰囲気を持った文化だと思うのですけれども、私は沖縄の歴史と文化を考えることと...全文を見る
○肥田美代子君 先日、国立博物館で沖縄の歴史と文化展というのがありまして、その中の遺産のかなりのものが尚家の保有財産になっているのですね。多分、尚家からお借りしてそこに展示されたものだと思うのですけれども、琉球王朝の遺産について聞いている範囲では、日本じゅう各地にその遺産が散らば...全文を見る
○肥田美代子君 県民感情複雑なものがございますでしょうし、その辺は大変難しいと思いますけれども、そのあたり何とか皆さんで知恵を出し合ってしっかりと残していただきたいと思います。  今、長官がおっしゃいましたように、国立の博物館なんかを沖縄におつくりになるというようなお気持ちはご...全文を見る
○肥田美代子君 次に、伝統芸能について伺います。  組踊りという踊りがあるそうですけれども、その踊りについてちょっと御説明いただけませんか。
○肥田美代子君 重要無形文化財に指定されているということですけれども、これはただ指定したらそれでいいというものではなくて、保存振興をどういうふうにして図るべきかということが大変問題になってくるわけですが、具体的にそして積極的にこの保存振興を図る方法について何かお考えでしょうか。
○肥田美代子君 私の出身であります大阪では国立の能劇場がございますけれども、例えば国立の組踊り劇場というようなものをつくろうというお考えはございませんか。
○肥田美代子君 文化施設には国の補助の沖縄の特例というものがないわけですけれども、私は今文化庁のお話を伺っていまして沖縄にもそういう文化の面に関する特例というものがあるべきじゃないかと思うのですけれども、長官はどうお考えになりますか。
○肥田美代子君 文化の話をし出しますと、本当に寂しいことですけれどもお金がないという貧乏話が出てきまして、これは日本の一番大きな病気じゃないかと思うのですけれども、日常の厳しさでもってややもするとおろそかになるのが文化行政でありまして、しかし差し迫って必要がないだけに、ほうってお...全文を見る
○肥田美代子君 ありがとうございました。
04月07日第123回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○肥田美代子君 よろしくお願いします。  子供の権利条約か児童の権利条約がということにつきまして先ほどから小林議員と政府の方々の言葉をじっと伺っておりまして、私は、子供か児童かということについてのこの決定は、ひょっとすると子供の問題が各省庁に余りにもたくさん管轄が分かれ過ぎてい...全文を見る
○肥田美代子君 そうしますと、この十七条には子供の権利については何も規定していないとおっしゃいますか。
○肥田美代子君 では、質問の方向を変えますけれども、政府はどの程度のことをすればこの十七条を満たしたというふうにお考えでしょうか。
○肥田美代子君 外務省のこの条約に関する解釈の仕方はわかりました。わかりましたというよりも伺いました。  それで、次に文部省にお尋ねしますけれども、この十七条の規定による権利は既に保障されているという立場から今回恐らく新しい法律をつくろうというふうに動かれなかったと思いますけれ...全文を見る
○肥田美代子君 今ちょっと私は伺っていてぴんとこなかったので、もう一度お尋ねしますけれども、そうしますと子供用図書の作成奨励についてはどのような施策を講じていらっしゃるのか、もう少し衡単にお話しいただけませんか。
○肥田美代子君 アクセスについてはわかるのですけれども、今私が伺いましたのは子供用図書の作成奨励についてという見方で伺っているんですけれども。
○肥田美代子君 そうしますと、今その子供の本の現状についてお話しいただきましたけれども、作成奨励についての施策がどうあるかということについてやっぱり今お聞きできなかったように思うんです。私は、この作成奨励についても政府は一切関知していらっしゃらないというような気がするんですね。例...全文を見る
○肥田美代子君 諸外国に比べて遜色がないというふうに文部省がお考えなら、私はそれで、そうですかと承っておきますけれども、それでは、この現状を見ますときに、「利用することができること」というふうにこの十七条の中で規定されておりますけれども、この十七条が要求する水準を今日本の状況は満...全文を見る
○肥田美代子君 それでは、さっきからずっと答弁の方のお言葉に出ております学校図書館についてお伺いしたいと思います。  前回質問させていただきましたときに鳩山文部大臣からとてもうれしい答弁をいただきまして、学校図書館の現状について調査を始めるという、私はあの答弁をいただいただけで...全文を見る
○肥田美代子君 今、鳩山文部大臣がおっしゃっていただきました調査よりも実行だというお言葉、私、まさにそうだと思うんですね。どうしていつもいつも、調査があってその後何年かたって何にも起こらなかったという状況が出るのかなと考えるわけですけれども、やっぱりそのときにトップになる方の物す...全文を見る
○肥田美代子君 しつこいようですけれども、いつまで大臣になっておれるかわからないというそんな心細いことをおっしゃらずに、何代も何代もやっていただきたいと思うんですけれども。  ことし少なくとも一番近い調査、それからその対策とかいう細かなスケジュールがあると思うんですけれども、そ...全文を見る
○肥田美代子君 子供は毎日毎日大きくなっておりますので、一日も早いそういういい方向での結論をお願いいたしたいと思います。  さっきもるる伺っておりまして、この十七条を保障するのは結局は学校図書館法であるなということに落ちついておるようでございますので、この学校図書館法が本当に輝...全文を見る
○肥田美代子君 ありがとうございます。具体的にどうしたらいいかということを相談いただけるそうで、大変感謝いたしております。  それでは、次の質問に参らせていただきますが、先日群馬に行きまして小学校をちょっと拝見したんです。そのときに、ブラジル人の子供、ペルー人の子供、いわゆる外...全文を見る
○肥田美代子君 この規定の中に「社会の形成者」という言葉があります。教育基本法が制定されたときには社会の形成者イコール国民であったかもしれませんけれども、今の社会の形成者の中には、これだけ外国人がふえてまいりますと少しニュアンスが変わってくるんじゃないかと思うんですね。ですから、...全文を見る
○肥田美代子君 そうしますと、外国人の子供たちのための教育を行う法的根拠は何ですか。
○肥田美代子君 今、日本の子供たちと同じ内容を学ぶというふうにおっしゃっていただいたんですけれども、こういう状況になってまいりますと、要するに外国人の子供のニーズに合った教育というのもとても必要になってくると思うんです。だから、この教育基本法が日本の国民のためのものだというかたい...全文を見る
○肥田美代子君 日本の学校で外国人のお子さんをどう受け入れていくかということについて御質問いたしましたが、このことについてまだお尋ねしたいことがたくさんございますので、これからこの質問についてもじっといろんなことを見詰めていきたいと思います。  ただ、大臣のお子さんは外国で勉強...全文を見る
05月12日第123回国会 参議院 文教委員会 第6号
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○肥田美代子君 私は、小林議員の質問の関連質問ということで一競技スポーツと生涯スポーツの関係についてお伺いしたいと思います。  まず、文部省は競技スポーツと生涯スポーツの関係についてどういうふうにお考えでしょうか。
○肥田美代子君 競技スポーツの振興は国民の期待を受けたものであると言ってもいいわけですけれども、そこに参加しているのは本当に一部のトップレベルの選手のみでありまして、競技スポーツの振興が広く市民とか国民の各層に生涯スポーツの振興に結びついていくことの方が望ましいと思うんですけれど...全文を見る
○肥田美代子君 余り深い意味の質問じゃございませんでして……。  そうしますと、数年前に文部省はスポーツ課を競技スポーツ課と生涯スポーツ課にお分けになりましたけれども、この両者の関係について文部省の考え方に、何らかの考え方の変化ができたわけでしょうか。
○肥田美代子君 今ちょうど東洋の魔女の話をしていただきましたが、本当にあのときはみんながバレーができるんじゃないかという気持ちになりまして、とっても明るくなったことを今思い出しております。  それで、今そういうことをおっしゃっていただいたんで、もう一つ伺いたいんですけれども、ほ...全文を見る
○肥田美代子君 今局長がおっしゃいましたように、指導者については、トップレベルの選手を指導するために必要な資質とそれからスポーツ愛好家を指導するために必要な資質とは必ずしも一致しないかもしれないけれども、しかし、例えば子供たちが長島茂雄さんに指導をしてもらうと、一生忘れなくて恐ら...全文を見る
○肥田美代子君 各競技団体の中で、トップレベルの選手を養成するとか強化する部門とそれから一般市民にスポーツを普及させる部門と二つあると思うんですけれども、その両者の関連づけについて、文部省はJOCとか体協とかそれから各競技団体にどのように指導していらっしゃいますか。
○肥田美代子君 トップレベルの競技のためにオリンピックや国体に向けて整備した施設や設備を競技大会の後に市民スポーツのために利用することについて、文部省の考え方はいかがなものでしょうか。
○肥田美代子君 スポーツ関係者の間からは、世界のトップレベルであってこそ国際交流ができる、そういうふうにおっしゃる方もいらっしゃいます。ですから、水準が低いと国際交流のために役に立たないというような考え方も一面ではあるようです。しかし、スポーツの国際交流は教育や文化と同じでござい...全文を見る
○肥田美代子君 今スポーツ振興基金のお話が出 ましたのでちょっと伺っておきたいんですけれども、あの振興基金の交付の割合というのは、競技スポーツとそれから生涯スポーツが三対一というととになっているようですけれども、この根拠はどこにあるんでしょうか。
○肥田美代子君 それでは、ひょっとすると今後は半々になるとか一対三になるとか、そういう可能性もあるということで伺っておきます。  次の質問に入ります。  先日、伊藤みとりざんが引退されましたけれども、これは報道を見る限り御本人の主体的な選択によるとは思いますけれども、伊藤選手...全文を見る
○肥田美代子君 オリンピックを初めとして、国際的レベルの競技会を実施した場合には、これに参加する選手本人だけでなくて、指導者とか役員とか審判などが本当に自発的に協力をしてくださるわけです。この中には、オリンピックに向けた強化活動の中で休みをどうしてもとる必要があって自分の本職と両...全文を見る
○肥田美代子君 最近はいろんなスポーツの種目でトップレベルの選手がだんだん年齢が下がってまいりまして、これに伴って引退の年齢がまた随分早まっているわけですけれども、引退後の選手の生活について、生活の安定化とか保障、それから専門的能力の後々の活用であるとか、そういうことについていろ...全文を見る
○肥田美代子君 さっき鳩山文部大臣がスポーツの定義についてもお話しいただいたんですけれども、スポーツに関する世論調査というのがございますね、総理府から出ております。その調査結果というのは、私も一生懸命読んでみたんですけれどもなかなかどういうふうに読み取ったらいいかわからないわけで...全文を見る
○肥田美代子君 私、二十年前にやはり総理府から出されました世論調査を拝見したんですけれども、スポーツをすることで不便を感ずることはどんなことですかという質問で、場所や施設がないというのがやっぱり一番でございまして、その次が指導員がいないということでございました。ですから、今局長が...全文を見る
○肥田美代子君 今伺っておりまして、じゃ二十年間で倍になったんだから、あと二十年たったらこのまた倍になるかな、私はそこまで生きていられるかななんて考えながら今ちょっとしんみり聞かせていただいていたんですけれども。  実は、今大臣がおっしゃいましたように、少し発想の転換をしたらど...全文を見る
○肥田美代子君 今局長はそうおっしゃっていただいたんですけれども、それでは、例えば今度の小錦の問題ですけれども、あの場合、私、過去のあれを繰ってみますと、文部省が相撲協会の役員を呼びつけて、公益法人の名にそぐわないもうけ主義であると批判して改善要求されたことがありましたね。その後...全文を見る
○肥田美代子君 今の小錦関のことに関してはよくわかりました。  それで、質問を舞い戻ってもう一度お聞かせいただきたいんですけれども、小錦関のことについてもそうやってはっきりと大臣おっしゃっていただいていますし、やはり文部省が一つの指針を出さないと地方自治体の方ではとても動きにく...全文を見る
○肥田美代子君 大臣、そうおっしゃいましたが、文部省というのは指導とか命令とかする官庁じゃないというふうに今たしか伺ったんですけれども、何となく私、すとんと胸に落ちませんのは、やはり文部省というのは指導や命令されていらっしゃる部分もあるわけでございます。この部分についてはしない、...全文を見る
06月18日第123回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○肥田美代子君 今国会の会期も余すところ三日となりまして、この国会で審議されることになっておりました子供の権利条約はどうやら次の国会に回すということになってしまいました。それがこの世のならわしと言えばそれまでですけれども、やっぱりまた今度も子供のことが一番後に置き去りにされてしま...全文を見る
○肥田美代子君 五年ほど前に女子差別撤廃条約が批准されましたけれども、このときの名称に関してやっぱり議論があったようですけれども、そのときのいきさつをちょっとお話しください。
○肥田美代子君 そうしたら次に、国民の祝日にこどもの日というのがありますけれども、これを決定したときのいきさつについて御説明いただけませんでしょうか。
○肥田美代子君 総務庁にお願いしています。
○肥田美代子君 ちょっと連絡が悪かったようですので結構でございます。  では、私が知っている限りのことを申し上げますと、こどもの日とそれから児童祭という二つの名称がありまして、それをどうするかということで世論調査をしたらしいんですね。その世論調査の結果、こどもの日ということにな...全文を見る
○肥田美代子君 そうしますと、その決定段階で専門家とか学識経験者に御相談なさったという経緯はございますか。
○肥田美代子君 そういう経緯でもって「児童」ということに決定された。  今、審議会を持ってないとおっしゃいましたか。持ってなかったですね。
○肥田美代子君 わかりました。  それで、先日、鳩山文部大臣が、名称について外務省にもう一度考え直してみてはどうかという発言をされたことを新聞で読んだんですが、読んだ子供たちがやったと言って喜んだそうです。この権利条約はやっぱり文部省に一番重い責任があるわけですね。学校現場で子...全文を見る
○肥田美代子君 実は私、鳩山文部大臣の最近の発言を伺っておりまして、ちょっと胸のすく思いがいたしております。私なんかここに出てきましてまだ三年のひよっこ議員ですけれども、もう既に本当に言いたいことが言えないなどいう雰囲気をしみじみ感じております。そういう中でかなり大胆に、政治家と...全文を見る
○肥田美代子君 私は必ずしもそれだけというふうには思っておりません。ただ、言葉のニュアンスというのはある意味ではすべてを決める瞬間があるということを私は思いますので、そのことが私の「子供」にすべきじゃないかという思いでございます。どうも大臣ありがとうございました。  それで、不...全文を見る
12月04日第125回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○肥田美代子君 佐川事件は教育上子供たちに与える影響が大変大きいと私思うんですけれども、このことに関しまして鳩山文部大臣に御所見をお伺いしたいと思います。
○肥田美代子君 先日、日本語流行語大賞の新語部門の金賞に褒め殺しという言葉が選ばれました。そして小学校の子供たちの間では、褒め殺しであるとか五億五億という言葉が今はやっているそうです。それで、大人はもとより子供たちに今政治不信が起きている。  二十一世紀を任せる子供たちに、一体...全文を見る
○肥田美代子君 総理、今、私ちょっと総理のお心が心に届かなかったんですけれども、もう一度総理のお言葉でしっかりしゃべっていただきたいと思います。
○肥田美代子君 済みません。二十一世紀を託す子供たちに今の政治の状況がどのような影響を及ぼすというふうにお考えであるか。わかりませんか。
○肥田美代子君 二十一世紀を許さなければならない子供たちの間に今政治不信が起きているわけですね。ですから、このことに関して総理はどのようにお考えであるか、総理の立場としてお答えいただきたい。
○肥田美代子君 具体的にどういう努力をなさるつもりでいらっしゃいますか。
○肥田美代子君 この補正予算が通ったら内閣改造をすぐになさるという報道に接しておりますけれども、そのように理解してよろしいですか。
○肥田美代子君 そうすれば、予算が通ったらやるというふうに理解してよろしゅうございますか。
○肥田美代子君 予算が通ったらやるというふうに今はっきりおっしゃいませんでしたけれども、恐らくそうなるんじゃないかと私は思って伺うんですが、私は一年ぐらいで内閣が簡単にかえられるべきじゃないという考えに立っております。と申しますのは、閣僚は簡単にかえることができましても、教育とか...全文を見る
○肥田美代子君 鳩山さんが閣僚に残られるなら本当にこのお気持ちが続いていいのですが、もし違う人が大臣になられました場合には、業者テストがそれなりに利用価値があるというふうにおっしゃるかもしれない。入試の方針が変わりますと、また子供たちは困るんですね。  それで、業者テスト問題と...全文を見る
12月07日第125回国会 参議院 文教委員会 第1号
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○肥田美代子君 両先生、きょうは本当にありがとうございました。  私もこういう世界に関しましては素人なものですから、どじな質問があるかもしれませんけれども、その辺はお許しくださいませ。  齊藤さんは著作権審議会の委員でいらっしゃいますのですが、この審議会に私は若い人たちが入っ...全文を見る
○肥田美代子君 それでは次に、プレースシフティングとタイムシフティングという言葉がございますけれども、これをちょっとわかりやすく御説明いただけませんでしょうか。齊藤さんにお願いします。
○肥田美代子君 それで、プレースシフティングとタイムシフティングとについては著作権者の権利を侵害するとは言えないんじゃないかなと思うんですけれども、そのあたりどうお考えでしょうか。
○肥田美代子君 それで、私がこの法案で一番感じましたことは、音の保護はなされたんだけれども、映像についてはどうも手薄いんじゃないかという実感を持ちました。音の方はデジタルがもう市販されておりますからそれは問題ないんですが、映像の場合にはまだアナログの状態であると。そうしますと、デ...全文を見る
○肥田美代子君 そうしたら、その審議会の中でデジタル、アナログ同時に今度補償していくという形でなくなったというのは、やはりさっきもおっしゃいましたけれども、中でいろんな御意見があった。しかし、主にどういうサイドからの御意見が今回強かったでしょうかこういう結論になるのに。もしお話し...全文を見る
○肥田美代子君 それじゃ、次に乙骨参考人にお伺いしたいと思います。  それで、レコード協会で権利者に分配される場合なんですけれども、どのような調査を行われるのか。また、現にもう調査をお始めになっているんでしたら、その方法についてちょっとお伺いしたいと思います。
○肥田美代子君 じゃ、現在調査を行っていらっしゃる具体的なやり方というのがちょっとまだ私イメージできないんですけれども、少し素人にもわかるようにお話しくださいませんでしょうか。
○肥田美代子君 その分配にこだわるんですけれども、分配されてどなたに最終的には行ったということについては、これは公表されるんですかされないんでしょうか。
○肥田美代子君 それで、十一月からCDに時限再販制度が導入されまして、発売二年後のCDが自由価格になるように伺っておりますけれども、これに対してどういう感想をお持ちになっていらっしゃるか、そして今後全面的に自由化するおつもりがあるかどうかについてお願いいたします。
○肥田美代子君 それでは、ちょっと質問のトーンが変わるんですが、乙骨参考人にお伺いしたいと思います。  文化庁の月報といいますか、そこのインタビュー記事にお話ししていらっしゃったんですけれども、そこで日本人の時間の使い方についていろいろお話をされておりまして、私も全く同感だなと...全文を見る
○肥田美代子君 大変ありがとうございました。私も垂直的時間をもう少し大切にしなきゃいけないと反省いたしております。  それでは、最後に齊藤参考人にお伺いしたいんですが、今回ここまでやってこられるまでに十五年間かかったんですよね。それは、やっぱり私たち日本人のこういう著作権という...全文を見る
○肥田美代子君 両先生、本当にありがとうございました。ぶしつけな質問に忌憚のない御意見をちょうだいいたしましたこと、感謝申し上げま す。  ありがとうございました。