肥田美代子
ひだみよこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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12月12日 | 第139回国会 衆議院 文教委員会 第2号 議事録を見る | ○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いします。 質問に先立ちまして、小杉文部大臣、御就任おめでとうございます。私は思うのでございますけれども、さっそうと走られる文部大臣が、子供たちのために、子供たちが主人公の教育環境をつくってくださることを大きく期待...全文を見る |
○肥田委員 それでは、著作権法の質問に移らせていただきます。 著作権法は、「思想又は感情を創造的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」を著作物として定義しております。私たちは、こうした作品に触れることで、先人たちの思想や精神的な営みを感じたり知的...全文を見る | ||
○肥田委員 アメリカが日本の条約解釈の誤りを理由にWTOに提訴したのは二月九日であります。それから約二週間後の二月二十三日、橋本首相は、訪米の際の記者会見で、著作権問題に関連して先進国を見習う必要がある、そういうふうに発言されました。この発言を私は評価しております。しかし、時間の...全文を見る | ||
○肥田委員 民主主義は公平と平等が基本になっているということはもう言うまでもありませんけれども、私は今、文化的民主主義という概念をイメージしているわけでございます。それは、いろいろな作品の保護に当たって不平等とか格差が出てはいけないというふうに思っております。すべて公正に扱ってほ...全文を見る | ||
○肥田委員 今回の改正で、写真の著作権もやっと作者の死後五十年ということに改められることになりました。しかし、フランスとかスペイン、ポルトガルでは、既に一九五〇年代に、写真家の死後五十年以上の保護期間を認めている。日本はそれにおくれること約五十年でございます。実に遅きに失したとい...全文を見る | ||
○肥田委員 今のお答えの中で、引き続き検討したいというそのお言葉に私は一続の望みを持ちたいと思います。 ただ、もう一回お聞きしますけれども、この法案の中で遡及と不遡及が同居しているのですけれども、これについて、私たちはどういうふうに理解したらよろしいでしょうか。 | ||
○肥田委員 物をつくる立場は私の方も共通でございます。生きている間に自分のものの著作権がなくなるというのは本当に寂しいことでございますので、大臣、この点についてもう一度、将来的にわたってでございますけれどもお考えいただきたいと思うのですが、いかがでございましょうか。 | ||
○肥田委員 最後の質問にさせていただきます。 電子図書館化についてなんですが、今、国会図書館の関西館でもそうですし、平成十年に完成します国際子ども図書館もそうですけれども、電子図書館化をプロジェクトとして研究段階に入っております。 それで、その現場の人たちがちょっとおっか...全文を見る | ||
○肥田委員 法律が後追いするのではなく、どんどんと先に制度をつくっていただいて、現場の人たちが本当に安心して新しいシステムに取り組めるように頑張っていただきたいと思います。 終わります。ありがとうございました。 |