肥田美代子

ひだみよこ



当選回数回

肥田美代子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。  私は、町村文部大臣の所信表明演説に関連して、初等中等教育の基本にかかわる問題を中心に質問させていただきます。  御承知のように、神戸の小学生殺人事件以降も各地の中学校でナイフによる事件が相次ぎ、中学生や高校生を持つ親たちの中には...全文を見る
○肥田委員 もろもろのとはおっしゃいましたけれども、私は、やはり反省するにはキーワードというものがあると思うのですね。それで、確かにこれからもろもろの処方せんは出していかれると思いますけれども、町村文部大臣の立場で、一番大きな反省点は何だというふうに私は今お伺いしたつもりなのです...全文を見る
○肥田委員 大変率直な御感想をいただきました。  それで、ナイフのことに関しまして、所持品検査は緊急の対症療法としてはやむを得ない措置であると実は私は考えていたのですが、しかし、検査があった後もやはりこの事件は絶えないわけでございます。そうしますと、私たちが残したのは、子供たち...全文を見る
○肥田委員 ナイフ事件にいたしましてもいじめにしましても、それからおやじ狩りというようなことにしましても、他者への思いやりとか、情緒のコントロールができないとか、耐性が欠如しているとか、差別意識があるとか、いろいろな原因があると言われておりますが、やはり情操教育を行うのは小学校と...全文を見る
○肥田委員 そこで、一つ提案させていただきたいのですが、やはり百の言葉よりも、例えば障害児と健常児を分けないでともに育て学ばせる、そういう枠組みづくりをすることが、遠回りではありますけれども、やはり子供たちの優しい心、人を思いやる心を育てていくことになるのじゃないか。そして、ひい...全文を見る
○肥田委員 先般の子ども国会にやってきました子供たちの中にも、かなり重度の障害を持つ子供たちもおりまして、その子たちがやはり、当然でございますけれども、みんなと同じ場所で自分たちの意見をしゃべりたいんだという切なる思いでやってきた姿を見ますと、全部というわけにはいかないかもしれま...全文を見る
○肥田委員 文部省は二月二十六日、一九九三年度の中途退学者を追跡調査した高校中途退学者進路状況調査の結果を発表しましたけれども、中退者が既に九万四千六十五人に上っております。  このうち、一年目に中退を考えたという人たちが全体の八割を占めております。それで、生徒が一年目に早くも...全文を見る
○肥田委員 文部省の中でもお考えがいろいろ分かれているということですね。  今回の中高一貫導入につきましても、私は、やはり高校入試全廃の方向性をある程度指し示したものかなというふうには感じておりますが、これはまた別の場所で議論させていただきたいと思います。  そこ文話は変わり...全文を見る
○肥田委員 最近、学級崩壊という言葉が新聞や本なんかで目に入ってくるんですけれども、大臣はこのことについて何か情報をお持ちでいらっしゃいますか。
○肥田委員 きょうは国会図書館から来ていただいておりますので、次の質問に移らせていただきます。  二〇〇〇年の開館を目指しまして、国際子ども図書館の建設が進んでおります。国際子ども図書館は、我が国では国立として初めて誕生するわけでございます。子供に対するサービスはどのような内容...全文を見る
○肥田委員 私は、国際子ども図書館は全国の公立図書館のモデルとなる役割を担っていると思います。ところが、現在、公立図書館で子供サービスを行わなかったり、それから廃止したりするというところが大変ふえております。  子供へのサービスを行っていない都道府県は宮城、新潟、静岡、兵庫、そ...全文を見る
○肥田委員 図書館を子供の集う場にするというお答えを今いただきました。それが文部省のお考えと理解してよろしいですね。  そこで、西暦二〇〇〇年の開館を目指している京都府立図書館でございますが、ここは、児童サービスは市町村図書館の役割として、府立図書館の子供サービス廃止の方向にい...全文を見る
○肥田委員 文部省としては自治体に任せていくということで、それでは、文部省の意思はどうなんですか、大臣にお聞きしたいと思うのです。
○肥田委員 先ほどの質問で県名を具体的に申し上げたものですから、ひょっとして事実誤認があったらおわびしたいと思います。  最後に、学校図書館について、これは文部省にお礼を申し上げたいと思います。  昨年、学校図書館法の改正が行われましてから、文部省はうんと力を入れてくださって...全文を見る
○肥田委員 ちょっとこれは言い過ぎになるかもしれませんが、私は繰り返し文部省にお願いしたのですが、過去の五年間でもなかなかすべて五百億円が本にならないのです。ですからことしは、何とかもう少し広報代も使っていただいて、全力でやっていただきたいのですが、大臣いかがでしょう。
○肥田委員 ありがとうございます。  最後になりますが、先日横浜のある小学校にお邪魔したのです。多分文部省の方も御存じだと思いますが、そこの学校では、教室の壁を取っ払って、すべての教室から学校図書館に通じるようになっているのですね。授業時間中でも子供が必要とあれば本を探しに行け...全文を見る
○肥田委員 終わります。
03月18日第142回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。  ただいま提案されております国立学校設置法一部改正案に関連いたしまして質問させていただきます。  本法案の趣旨は、医療の高度化、専門化等によって看護教育の四年制課程の人材の育成が必要になったということでございましょうが、平成五年よ...全文を見る
○肥田委員 七年、八年の数はお持ちじゃありませんか。
○肥田委員 年々確かにふえてきていると思います。  日進月歩する先端医療に対応するためには、四年制看護大学はこういうふうに増加していくことが国民のニーズであろうと私は思います。  国民の疾病構造の変化もございますし、患者の皆様のニーズの多様化ということもございます。それを考え...全文を見る
○肥田委員 大変御努力いただいていると思います。  ただ、今御答弁の大学院の新設、実務実習、それからカリキュラムについての改善、この三つのどれが修業年限の延長も視野に入れたということになるのでしょうか。
○肥田委員 今すぐにはちょっと無理ですよというような雰囲気の御答弁のようでしたけれども、看護大学もこうやって年々かなりの数でふえております。文部省がその気になれば整備充実というのは率先して進めていけると私は思うのです。ですから、余りできない理由をお探しいただかずに、もう少し前へ進...全文を見る
○肥田委員 医師については、現在、医師法において卒後臨床研修の努力義務が課せられております。  先般、厚生省の健康政策局長は、医師法を改正して医師の卒後臨床研修の義務化を進める、そういうふうに発言していらっしゃって、大学関係者とも意見調整をなさっている、来年の通常国会で改正につ...全文を見る
○肥田委員 私は、文部省は、看護婦とか医師の教育年限についてかなり積極的な御議論もいただいているし、姿勢も感じられるように思います。今大臣のお話もございましたように、昨年よりは一歩進めていただいたかなというふうには感じますけれども、この議論はもう十年、二十年続いております。厚生省...全文を見る
○肥田委員 医薬分業のドアが数年前にやっとあいたという感じを私は持つわけでございます。  今まではどうしてもそこまで踏み込めなかった医薬分業ですが、やはりこの国にとって大切であるということで、この数年どんどん分業率がふえております。もう今三〇%ぐらいでございますが、恐らく五〇、...全文を見る
○肥田委員 ありがとうございました。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○肥田分科員 民主党の肥田美代子でございます。  私は、女性に対する暴力問題について質問させていただきたいと思います。  これまで家庭内暴力といいますと、日本においては思春期の子供が親に対して振るう暴力をイメージしてきましたが、今女性に対する家庭内暴力、夫婦間の暴力が深刻な社...全文を見る
○肥田分科員 女性に対する暴力を、夫婦げんかが延長したものでなくて、犯罪として認識する立場に立てば、その犯罪の発生率は年間どのくらいあるのか、実態調査を急ぐ必要があると思います。なぜならば、女性に対する暴力の実態に関する公的機関の統計資料は極めて不十分であります。公的な統計資料と...全文を見る
○肥田分科員 女性の立場に立って総合的な問題提起ができると期待されているのは、やはり男女共同参画担当大臣を持つ総理府であろうと思います。その意欲的な基本姿勢は、男女共同参画二〇〇〇年プランに、国内行動計画の最重要課題として「女性に対するあらゆる暴力の根絶」を盛り込んだことにも示さ...全文を見る
○肥田分科員 今、御答弁をお聞きしましたけれども、やはり私は、率直に申し上げて、今の既成の法律では対応し切れないのじゃないかなというのが正直な気持ちでございます。  政府レベルの対応がおくれている背景には、やはり日本は欧米ほど暴力がひどくない、そういう見方があるのではないかと思...全文を見る
○肥田分科員 民間や自治体による調査を見て考えますことは、暴力を受ける女性の逃げ場がないということでございます。早急に受け皿をつくる必要があると私は考えます。  政府や自治体の援助がないまま、女性たちは自主的にシェルターをつくり、暴力を受けた女性たちを保護するよう取り組みを始め...全文を見る
○肥田分科員 今官房長官から正直なお答えをいただきました。男女共同参画室をやはりもう少し格上げしていただいて、他省庁に少しはにらみがきかせるような、そういう立場であってほしいし、確かに予算ももっと欲しいと思います。  お願いしたいことは、昨年秋の答弁で、官房長官が女性シェルター...全文を見る
○肥田分科員 憲法が高らかにうたいとげているように日本が国際社会で名誉ある地位を占めるためには、虐待されたり暴力を振るわれた女性に対する十分な保護策をとり、国際社会に胸を張れるだけの支援が必要である。それが国連で採択されました女性に対する暴力の撤廃に関する宣言の趣旨にこたえること...全文を見る
○肥田分科員 先ほどから何度も総理府の方から出ております二〇〇〇年プランにつきまして私がぜひお願いしたいことは、このプランがプランで終わらないように、実際に女性たちの幸せのためにこれが稼働することを祈らずにはおられません。  それで、最後の一問になりますが、実はパラリンピックに...全文を見る
○肥田分科員 総理は、お父上のことに関連して、パラリンピックについて特段のお心を寄せていらっしゃると私は思います。  ですから、今おっしゃいました、国から報奨金が出ていないということでございますが、総理のお気持ちによってどうにでもなることではないかと私は思います。官房長官の強い...全文を見る
○肥田分科員 ありがとうございました。終わります。
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○肥田分科員 民主党の肥田美代子でございます。  医薬分業に関連して、厚生省、文部省及び公正取引委員会に質問いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  まず、文部省にお尋ねしたいと思います。  私は、平成九年四月二十三日の厚生委員会で、阪大病院の処方せん発行状況について...全文を見る
○肥田分科員 いろいろな方策をとってくださって一年間で一%の伸びというのは、ちょっと私、解せないのですけれども、何か文部省の方策に落ち度があるのか、それともこの大学自体に何かそういう、出さないという理由みたいなものがあるのですか。
○肥田分科員 実は、私はとても楽しみにしていたのです。質問というのはしつ放しにしておくものではないと思うし、一年たったからお尋ねして、それがせめて東大病院の半分ぐらいにいっていれば私は本当に感謝申し上げたかったのですけれども、今おりしゃりたように医師側の意識ですとか病院の意識です...全文を見る
○肥田分科員 ここ数年、病院の処方せん発行が急速に進んでおりますし、医薬分業率も二八%程度に上昇しております。特に、厚生省は昨年、厚生省所管の国立病院のうち、モデル病院三十八病院について院外処方せん発行を進めておられるようですが、現在どの程度の処方せん発行状況なのか、また、今後モ...全文を見る
○肥田分科員 処方せん発行の見返りに、保険調剤薬局が病院に現金リベートを払ったり、医師への未公開株の譲渡、あるいは診療所の運転手や病院薬剤師の給与を肩がわりするなどの不祥事が、門前薬局開設に絡んで相次いでおります。こうした不祥事をなくすために、厚生省はどのような行政指導を実施され...全文を見る
○肥田分科員 一連の不祥事は、処方せん発行の医療機関と門前型薬局との間で不健全な経済的なつながりが生じやすいことを示しております。また、ある門前型で皮膚科の女性に神経科の患者の薬を投与する、そういう出来事もあったわけでございます。すぐ気がっくはずの初歩的な投薬過誤や重複投薬がかな...全文を見る
○肥田分科員 確かに、広域病院から直線距離で八百メートル以内に薬局をつくらないなど、そういう内容の申し合わせばやはり独占禁止法の第八条一項に照らして問題があると思わざるを得ません。警告も、私はやむを得なかったと思います。  ただ、今回の公正取引委員会の警告によって、門前型薬局を...全文を見る
○肥田分科員 各地の地域薬剤師会は、国立病院など広域病院の処方せん発行が進む中で、厚生省の指導に従って、門前型でない、地域薬局がそろって需要に応じることのできる面分業の体制をつくる努力を続けておられます。しかし、そこに全国的なチェーン薬局が進出して、病院前に薬局をつくる、そういう...全文を見る
○肥田分科員 公正取引委員会は、その役割から考えまして、経済的な側面から自由競争を確保するために取り組まざるを得ないわけですね。他方、厚生省は衛生行政、医療行政の面から面分業を推進しなければならない立場にある。双方ともその責任と役割から考えて当然のことだと思います。しかし、異なる...全文を見る
○肥田分科員 今大臣は、大店の出店なんかと同じだとおっしゃったのですが、私、思いますに、これは例えば門前型薬局の場合、医師とつながるわけですね、そこにお金のやりとりがあったりいろいろな条件のやりとりがあったりするわけですね。そういたしますと、医薬分業の最も基本である、薬に対するチ...全文を見る
○肥田分科員 じゃ、公取の方にお尋ねしますけれども、大臣はこういうお考えです。公取の方では、厚生省と話し合う余地をお持ちですか、それとも、やはり先はどのように公取の立場を主張なさいますか。
○肥田分科員 ぜひよろしくお願い申し上げます。  最後の一問は、パラリンピックについてお尋ねしたいと思います。  長野で開かれたパラリンピックは、これまでの障害者スポーツのことを何も知らなかった人々に大変大きな感動を与えることになりました。  私は、長野パラリンピックが、障...全文を見る
○肥田分科員 どうもありがとうございました。  質問を終わります。
05月15日第142回国会 衆議院 文教委員会 第11号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。  本日議題になっております学校教育法改正案と、それに関連した課題について質問いたします。よろしくお願いいたします。  本法案に対する質問の前に、私はまず、国の大方針として教育改革が叫ばれ、文部省も受験戦争の緩和やゆとりある教育の実...全文を見る
○肥田委員 今回の法改正は、高校選抜入試の影響を受けない中等教育学校をつくるということであります。しかし、大半の中学校も高等学校も現在のまま残って、入試も残ります。選択の自由という名のもとで、受験戦争にさらされる子供とそうでない子供とが出てくるわけですね。しかし一方では、事実上、...全文を見る
○肥田委員 本年度の予算で中等教育学校の調査検討費が計上されているわけでありますが、実施主体の都道府県等の感触から、実施初年度で中等教育学校は全国でどのくらい実現すると考えていらっしゃいますか。
○肥田委員 来年の四月一日から実施されるとなれば、おおよそのシミュレーションは持っていらっしゃると思うのですけれども、今の御答弁は全く数が想定できないということですか。
○肥田委員 中等教育学校の生徒募集については、これから設置主体で検討するということになっているようでございます。つまり、設置主体者の態度一つで、広域募集にするか、広域選抜になるか、それとも地域密着型の六・六制の学校になるかが決まるわけですね。  設置主体者が広域募集校を選択した...全文を見る
○肥田委員 多分、今大臣は私の質問を聞き違えられたと思うのですが、学力中心の受験戦争にかわって入学競争が激しくなるというふうに申し上げました。競争が激しくなるわけで、学力中心かどうかということは私は申し上げておりません。  それで今、運命が決まらないとおっしゃったのですけれども...全文を見る
○肥田委員 選択の自由を広げると言えば聞こえはいいのですけれども、やはり選択的に導入される中等教育学校は、私は、選ばれた生徒だけの特別な学校ということには違いがないと思うのですね。  また、一般的には、小学生が自分の意思で学区外の中等教育学校を選ぶということは余りないと思うので...全文を見る
○肥田委員 今大臣にお答えいただきましたが、あと、これから政令とか省令とかを定めていかれるわけですが、その上で何かそういうエリート校にならないための歯どめということも考えていらっしゃいますか。
○肥田委員 そうしますと、地域で、例えば親でありますとか先生だとかを加えた検討会議を設置するよう指導していかれる向きはございますか。
○肥田委員 その検討の場といいますのは、ことし一年ということではなくて、今後、もしもこの法案が通った場合には、五年、十年と、やはり地域で検討の場をつくっていかれるという意識でよろしゅうございますか。
○肥田委員 その検討会議にはどういうメンバーが入るのが好ましいと思っていらっしゃいますか。
○肥田委員 都立大学の中高一貫教育の六年制附属校についての検討会議の提言で、小学校を受験戦争に巻き込まないことを基本とはしているものの、具体策の面で意見の一致ができず、各論併記になったという報道がございました。  大臣も御承知のように、中学受験戦争は、中学校と高等学校を併設した...全文を見る
○肥田委員 大臣の力強い断言でございますので、しっかりと伺っておきたいと思います。  この法案は、また、制度の上において、学校選択の面で不公平な事態を生むということも想定されます。  今、例外として区域外就学や指定校変更が認められております。しかし、私立か国立へ入学する場合を...全文を見る
○肥田委員 先ほどからの質疑の中で、答弁をされたところでちょっと具体的にお聞きしたいところがあるのです。  指導要領は中学校、高校のものを準用する、しかし各学校がそれぞれ自主的に決定してほしいということがありましたね。そのために中高一貫に関しては特別な措置をするということのよう...全文を見る
○肥田委員 不登校は、今小学生で四百人に一人です。ところが、中学生になりますと六十人に一人が不登校になっているわけですね。子供たちは学習から逃避している、教師たちは教育に対して自信を失っている、いじめによる自殺は後を絶たない、親の受験競争への意識はいまだに過熱ぎみである、そして、...全文を見る
○肥田委員 最後の質問をさせていただきます。  先日、私の質問に対して大臣が、長い間の対決があったというふうにほろりとおっしゃっていただいたことを思い出すわけですが、私、このごろとても残念に思うことがあるのですね。それは、私が町村文部大臣とこうやってお話しさせていただいておりま...全文を見る
○肥田委員 ありがとうございました。
05月29日第142回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。  私は、質問を始めるに当たりまして、昨日パキスタンが地下核実験を行ったことに対して、子供たちの未来に責任ある者の一人として強く抗議の気持ちをあらわしたいと存じます。  質問に入らせていただきます。  私は、本法案に対する一般的な...全文を見る
○肥田委員 この法改正を機会に、これまで限定された教師と子供の関係から、子供たちが新しい大人と新しい人間関係をつくる、そういう入り口になってほしいと私も思っております。そして、子供と大人の新しい人間関係、これがもっともっとたくさんつくられるべきであろうと思います。  例えばある...全文を見る
○肥田委員 この間も私は委員会で申し上げましたけれども、随分文部省はやわらか頭になってきていらっしゃると思います。そういう意味では、先ほど大臣がおっしゃいました情報の公開、それから学校自身に決めさせて、学校自身にもっと頭を使わせるという、そういうふうな方向にさらに持っていっていた...全文を見る
○肥田委員 学校図書館が情報センターとしての重要な役目を果たせる第一歩になるようにこれは見詰めていきたいと思いますが、この対象になる学校の数はおおよそどのぐらいになりますか。
○肥田委員 それで、千三百二十校に各校当たり幾らぐらいが配られる予定ですか。
○肥田委員 その九十五万円の中身はどうなっておりますか。
○肥田委員 先ほども文部大臣がお答えくださいましたけれども、これは学校図書館にとっては大変朗報でございます。ところが、現場の教育委員会には必ずしもこの大臣のお気持ちが伝わっていないのですね。ある地域では、教育委員会としては、年度の中間にこういうものが出ると面倒くさい、何とかこうい...全文を見る
○肥田委員 平成十年度のこの図書館情報化・活性化推進モデル地域事業ですが、これは指定期間は何年ですか。
○肥田委員 先ほどのお答えでは、コンピューターはレンタルであると。そうしますと、三年が過ぎますとそのレンタルのコンピューターはどういうふうになりますか。
○肥田委員 それが自治体ではちょっと問題になっておりまして、教育委員会で理解のあるところが、例えば七十、八十の学校を指定したいと考えましても、指定した三年後に地獄が来るわけでございますね。ですから、これを何とかしていただかないと、じゃ、継続して未来永劫モデル校になるかといったら、...全文を見る
○肥田委員 ここのところは大事でございますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。  それからもう一つ、研究指定校に指定されますと、学校側は大変重荷に感じるというのがこれまでの常でございました。研究成果を発表しなきゃいけないし、皆さんからも注目されているから、そういう意味では学...全文を見る
○肥田委員 本当に緩やかにしていただき、予定の千三百二十校でしたか、そのすべてに今回はコンピューターを入れるというつもりでやっていただきたいと思います。  それで、文部省の補正予算は法案の成立とともに執行されまして、学校図書館と国際子ども図書館をネットワークするということになっ...全文を見る
○肥田委員 この国で初めてできる国立の子ども図書館ですので、建物のみならず、ぜひ内容が十分に充実しますようによろしくお願い申し上げます。  それで、この国際子ども図書館の看板を、漏れ聞くところによりますと、総理大臣がお書きくださるというようでございます。総理がこの図書館に大変強...全文を見る
○肥田委員 積極的に前向きという言葉を文字どおり信頼させていただきます。ぜひ実現に努力をしていただきたいと思います。ありがとうございます。  厚生省に来ていただいておりますので、次の質問に移らせていただきます。  薬剤師養成問題検討委員会が平成六年に、今世紀中に、新入生に対し...全文を見る
○肥田委員 今お答えをいただきましたけれども、実務研修の体制の整備をするということと薬学教育を六年にするということは別問題なんですね。できない条件を並べ上げれば幾らでも挙げられるものですけれども、私が調べましたところ、既に韓国もタイもアメリカも、二〇〇〇年には六年の薬学教育に移ろ...全文を見る
○肥田委員 それで、全体の何%ぐらいで、これは多いのですか少ないのですか。
○肥田委員 四年制の範囲でカリキュラムを改善しようとしても、私はとても無理だと思うのですね。この意見は各大学からも出ておりますが、文部省はこのカリキュラムの改定だけでしばらくやっていかれるつもりですか。
○肥田委員 厚生省も文部省も、実務実習ということでまだ逃げていらっしゃいますが、恐らく、もうそれでは耐えられない時代がすぐ目の前に来ていると私は思います。  次の質問に移りますが、平成九年四月、薬剤師法二十五条の、薬剤師の情報提供義務規定が実施されました。厚生省は、入院患者に対...全文を見る
○肥田委員 もう時間がなくなりましたが、薬剤師法の二十五条の規定を遵守して情報提供に努めるというお答えでいいのですね。お答えが長くてちょっとよくわからなかったのですが、いいですね。-はい。では、次に参ります。  定点観測のつもりで最後にお尋ねしますが、阪大病院が処方せんを出して...全文を見る
○肥田委員 終わります。ありがとうございました。
09月18日第143回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  有馬文部大臣には初めて質問させていただきます。大臣が、目には見えない、そして点数にも出ない、人間の極めて奥深いところにございます心というものを教育の中の最重要の課題にされたことに、私は大変敬意を表し...全文を見る
○肥田委員 さらに、答申にも述べておられますが、朝の十分間読書、それが現在各地の学校で始まっております。この実践を通じまして、本に興味を持ち、本が好きになる、気持ちが落ちつき、集中力が養える、自分で考え、自分の感想を持つようになる、表現力が豊かになった、そういう効果があらわれてい...全文を見る
○肥田委員 大臣に読み語りのところまで言及していただいて、私も本当にありがたいと思います。  実は、中学校でもやはり読み語り、読み聞かせというような運動が行われております。子供たちは、お父さんやお母さん、そして先生方、そういう方々の肉声でもって本の内容を聞くということは、やはり...全文を見る
○肥田委員 そこで、大臣に御提案させていただきたいのですが、景気対策臨時特別枠というのがございますね。学校図書館法改正後、文部省の御努力でパソコンが導入されることになりました。さらに、学校図書館そのものを心のオアシスにすると、これも中教審答申に書いてございます。大臣は心の教室とも...全文を見る
○肥田委員 ぜひ御努力をお願いしたいと思います。  次に、学校図書館整備五カ年計画というのがございまして、これは平成九年度に終わりました。これで平成五年度当時の一・五倍の量に図書をふやそうという目標がございましたけれども、残念ながら今一・二倍でございますね。  それで、どうし...全文を見る
○肥田委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、国立大学の図書館についてお尋ねします。  先ごろ当委員会で、千葉大学の附属図書館の運営状況についてお聞きしました。そこで私びっくりしたのですけれども、土曜も日曜も十二時半から十八時まで開館していらっしゃるんです...全文を見る
○肥田委員 次に、国会図書館への質問に移らせていただきたいのですが、戸張館長、御就任おめでとうございます。  国会図書館は、現在、第三土曜日に開館していらっしゃいますし、申し込みがあれば午後八時まで開館延長もされていると聞いております。ただ、地方都市に住む人たちには、土曜、日曜...全文を見る
○肥田委員 積極的な御答弁をありがとうございます。ぜひ今後よろしくお願いしたいと思います。  それで、国際子ども図書館について一つ伺いたいのですが、実は、二〇〇〇年に開館されます国際子ども図書館は、子供来館型の図書館であること、それから世界に情報発信する機能があるということ、そ...全文を見る
○肥田委員 またまた積極的な御答弁をいただいたと私は理解させていただきます。  国際子ども図書館の開館に向けて、今皆さんのいろいろな楽しい計画がされているところなんですけれども、大臣、実はさきの国会で町村文部大臣に、二〇〇〇年を子ども読書年と定めたらどうですかというふうに御提案...全文を見る
○肥田委員 大臣、できるかどうかじゃなくて、できることはできるわけでございますから、ぜひ前向きにと、もう一度お願いします。ここは大事なところでございますので。
○肥田委員 ありがとうございます。  終わります。
12月01日第144回国会 衆議院 本会議 第3号
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○肥田美代子君 私は、民主党を代表して、昨日の菅直人代表の質問に続き、小渕内閣総理大臣の所信表明演説に関連して、総理並びに関係大臣に質問いたします。  私は、まず、若い世代の問題と政治離れについて、小渕総理の見解を伺いたいと思います。  総理、我が国は今、政治のかじ取りに成功...全文を見る
12月11日第144回国会 衆議院 文教委員会高等教育に関する小委員会 第1号
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○肥田小委員 民主党の肥田美代子と申します。よろしくお願いします。  先ごろタレントの広末涼子さんが早稲田大学の自己推薦入試で合格されたということでいろいろ話題になりました。私も、推薦入学という制度は知っておりましたけれども、自己推薦入試というのは初めて知りまして、おっと思った...全文を見る