肥田美代子

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肥田美代子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第145回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子と申します。よろしくお願いいたします。  まず、総理に質問させていただきます。  スウェーデンのエレン・ケイという人が、二十世紀を子供の世紀にしよう、そういうメッセージを世界に発信されましてから来年でちょうど百年でございます。子供たちにとってこの...全文を見る
○肥田委員 総理は今、外国の子供たちのことに言及されましたけれども、私は、日本の子供たちを振り返ってみても、やはり受験戦争という本当に過酷な戦争の中で、そんなに幸せな子供時代を過ごしていなかったんじゃないかなという感想を実は持っております。  それで、二十一世紀は、我が国は、ま...全文を見る
○肥田委員 聞くところによりますと、総理は三人のお子さんのお父さんでいらっしゃいます。私も、三人の子育てを経験いたしました。その経験を振り返りましても、親、とりわけ母親というのは、子供のライフステージのそれぞれにいろいろな不安を抱くんですね。  今、妊産婦にとりまして、一番の不...全文を見る
○肥田委員 平成九年からお始めになっているということですから、もう数年がたっているわけですけれども、取りまとめ次第ということですけれども、それではいつごろをめどにして取りまとめられるのでしょう。
○肥田委員 今大臣の方から、要するに耐容一日摂取量の基準値という話が出ましたので、これについてちょっとお尋ねしたいのですけれども、WHOでは、今までは十ピコグラムであったのを四ピコグラムにしようという提案をしておりますね。ただ、日本ではまだ検討中ですか、それとも、もうその数値はW...全文を見る
○肥田委員 大臣のお話を聞いておりますと、検討中、それから調査中というのはよくわかるのですけれども、毎日おっぱいを飲ませている母親の気持ちになりましたら、一日が千秋の思いなんですね。ですから、なるべく早くこういうデータを情報公開していただきたい。特に、マスコミにブリーフィングする...全文を見る
○肥田委員 母乳検査をしたいという母親がふえているわけです。それで、身近なところに検査機関がない。検査費用も一回当たり三十万から五十万ぐらいかかるわけです。ですから、この検査費用につきましても、十八億という予算をとっていらっしゃるわけですから、こういうことに少し回していただくわけ...全文を見る
○肥田委員 厚生省は、九七年ですけれども、「母乳中のダイオキシン類の安全性及び今後の母乳栄養の在り方について」という内部文書を出されております。  その中で、母乳中のダイオキシン類の摂取が乳児に与える影響は直ちに問題となる程度ではないと書いていらっしゃって、いわゆる断乳はしなく...全文を見る
○肥田委員 警鐘を打ち鳴らす段階ではないとおっしゃるけれども、例えば、新生児と大人とは体の大きさも違いますけれども、まず毒性に対する感性が違いますね。ですから、短期間といえども、私は、新生児に関しては大変な心配をしてもいいと思うのですね。  ですから、確かに母乳を飲ませるという...全文を見る
○肥田委員 因果関係がはっきりしたときにはもう遅いわけですから、何とか早く研究成果を出していただきまして、母親たちを安心させていただきたいと思います。  厚生省は、平成四年ですけれども、アトピー性疾患調査報告書で、人工保育よりも母乳保育の方がアトピー性皮膚炎の発症率が高いと指摘...全文を見る
○肥田委員 これもまさに子供たちにとっては死活問題に近いことでございますので、先ほどから調査中、それから研究中、いろいろございますけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思いますね。母親たちは、厚生省を頼りにしているんですから。  それで、総理に伺います。  こういう状況の中で、...全文を見る
○肥田委員 それでは次に、乳幼児医療についてお尋ねしたいと思います。  厚生省の小児救急医療のあり方に関する研究班、そこの全国調査によりますと、全国の医療機関などで調べた結果、小児科医師が毎日当直できる施設はわずか一六%、検査が可能なのは、血液検査が三八%、エックス線が三二%、...全文を見る
○肥田委員 今の大臣の御答弁は、小児科医療の医療報酬についてもこれから改めていこうという御意思もございますか。
○肥田委員 そうしますと、採算が合わない小児科医療ということを大臣はおっしゃいましたけれども、医療報酬についてはどうですか。重ねて伺います。
○肥田委員 その点ぜひ進めていただきたいと思うわけでございます。  昨年の秋でございますけれども、毎日新聞に「モモちゃん笑って」という連載記事が載せられました。このモモちゃんというのはミヒャエル・エンデの「モモ」からとった名前だそうでございますが。そのモモちゃんは、実は十八トリ...全文を見る
○肥田委員 大臣から今周産期医療についてのお言葉がございましたので、これについてちょっと伺いたいと思いますけれども、平成八年度を初年度として各都道府県に一つの施設、おおむね四十七カ所の総合周産期母子医療センターを設置しようという計画がございますね。ところが平成八年度は、目標五カ所...全文を見る
○肥田委員 四十七カ所、最初の目標どおり、なるべく早い時期にこれをつくっていただきたいと重ねてお願いしておきます。  それから、先ほど診療報酬の話を申し上げたのですけれども、例えば、子供が集中治療室に入りまして、一日どのぐらい概算でかかるというふうに思っていらっしゃいますか。
○肥田委員 というわけでございますから、重ねてお願いしたいのは、診療報酬体系の中でこの小児医療については特段の発想で善処していただきたいと思います。お願いいたします。  それでは次に、子供の虐待についてお話を伺いたいと思います。  この子供の虐待は、厚生省によれば、一九九七年...全文を見る
○肥田委員 ぜひ、厚生省、文部省は、連携してこれからもアクションプログラムをどんどん進めていってほしいと思います。  それでは、厚生省にもう一度お尋ねしますけれども、児童福祉法の二十五条で、親から虐待されている子供に気づいたすべての人が通報の義務があると定められております。 ...全文を見る
○肥田委員 大臣、恐縮ですが、そのガイドライン、いつごろ現場に回りますか。
○肥田委員 私は、史上最高と言われました平成十一年度予算の中で、いわゆる子供関係予算はどのぐらいあるかなというふうに思いまして、各省から数値を挙げていただきました。それを合わせてみますと、全体予算のおよそ九・四%でございました。  総理も少子化社会に本当に対応しようという強い御...全文を見る
○肥田委員 ぜひ予算の上でも子供たちに厚い、温かい国であってほしいと願っております。  一昨年でございますけれども、国際子ども図書館設立推進議員連盟が要請いたしまして、総理のもとに子どもの未来と世界を考える懇談会が発足いたしました。懇談会は六回ぐらい会合が持たれまして、実は二月...全文を見る
○肥田委員 総理大臣が今、大変積極的な御答弁をくださいました。  それで、私は一つ御提言申し上げたいんですが、今のその経済的な部分でございますけれども、例えば、子供基金というようなものを立ち上げる。これは大蔵大臣、嫌だなと思っていらっしゃるかもしれませんけれども、子供基金という...全文を見る
○肥田委員 時間が参りましたので終わりますが、ぜひ二十一世紀を子供の世紀にしよう、そういう意気込みで、閣僚挙げて、皆さん、内閣こぞって頑張っていただきたいということを最後にお願いしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
02月04日第145回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いいたします。  まず、郵政大臣に質問させていただきたいと思います。  最近、伝言ダイヤルを使った犯罪が起きておりまして、女性二人が亡くなるという事件も起きております。今後ますますこういう事件はふえてくると考えられますけ...全文を見る
○肥田委員 ありがとうございました。内閣挙げて頑張っていただくテーマかと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  次に、厚生大臣にお伺いしたいと思います。  インターネットを活用しました医薬品や毒劇物の広告を行っている事例が見受けられますが、承認された医薬品であっても、...全文を見る
○肥田委員 インターネットに関しまして、もう一つ質問させていただきます。  きょうは国会図書館長もお見えいただいております。  国際子ども図書館は、二〇〇〇年開館に向けまして、電子絵本館、これは仮称でございますけれども、この準備を始めていらっしゃると聞いております。ところが、...全文を見る
○肥田委員 今館長は、著作権問題は大切だ、そして積極的に諸団体と話し合っていきたいとおっしゃっていらっしゃいましたけれども、聞いておりますと、やはりこの問題については、かなり難しいものが山積しているなという実感を聞かせていただいて持ちました。  ところで、文化庁がいらしてくださ...全文を見る
○肥田委員 ぜひ頑張っていただきたいと思っております。  次に、文部大臣にお尋ねしたいと思います。  小学校や中学校で、子供たちが教師の指導に従わずに授業ができなくなっている、そういう学級崩壊が広がっております。授業に自信をなくす教師もふえております。他方、子供たちの中には嫌...全文を見る
○肥田委員 ちょっと重ねてお伺いしたいんですが、ちょっと私、今聞き漏らしたかもしれませんけれども、子供たちの目から見て、大臣は、この学級崩壊はどういうことなんだろうと、そこのところ、もう少し丁寧にお答えくださいませんか。
○肥田委員 まず、子供のことは子供に聞けというのがもう大原則なんですね。ですから私は、大臣、お忙しいかと思いますけれども、ぜひ、一月に一回でも定例で子供たちと話す、そういうチャンスをつくっていただきたいと思います。大臣のお答えを聞いておりますと、どうしても大人の目線になってしまう...全文を見る
○肥田委員 自然体験学習を進めようと強く望んでいらっしゃる文部大臣でいらっしゃいますから、やはり市町村にそういう支出を任せるのではなくて、国が本当に総合学習を子供たちの今の状況の突破口にしようと思われるならば、私は、学校自身が自由裁量で使えるお金、そういう形の予算のつけ方を国が率...全文を見る
○肥田委員 大蔵大臣、済みません、突然でございますけれども、これほどに文部大臣も夢を語っていらっしゃいます。それで、文部省というところは、はっきり申し上げますけれども、なかなか予算取りが下手な省庁でございます。ですから、大蔵大臣、ぜひ子供たちのために予算を使っていけるような、そう...全文を見る
○肥田委員 学校の校舎は伝統的に、コンクリートの建物であれ木造校舎であれ、廊下の片側に教室が一列にずらっと並ぶ構造が一般的でございます。しかし、今は自由な学習空間や広い窓をつくったり、それから廊下にベンチを置いたり、じゅうたん敷きのオープンスペースというところも、そういう学校が少...全文を見る
○肥田委員 そういたしますと、学校施設の整備促進事業費は自由な学校の校舎をつくれる予算として理解していいですか。もう一度、お答えください。
○肥田委員 少子化で余裕教室が生まれたり、子供が減ると教員採用枠が狭まって年々教師の数が減ってきております。八十一人で三クラス、八十人は二クラス、そういう基準を再検討しなければいけないときに来ていると思うんです。  例えば大阪府下のある小学校の場合でございますが、ことし四月でご...全文を見る
○肥田委員 文部大臣、今お聞きになりまして、やはり現在の基準がかなり現場を邪魔しているというふうに私は思えるのですけれども、いかがですか。
○肥田委員 次に、厚生大臣にお伺いしたいと思います。  医薬分業に対する国の決意を伺いたいわけでございますが、医薬分業については、医薬分業法があるにもかかわらず、特例で医師の調剤を認めてきた経緯がございます。それでも、医薬分業は着実に進展しております。これは、厚生省が意欲的に取...全文を見る
○肥田委員 せっかくここまで厚生省が努力してくだすったのですから、やはり厚生大臣がみずから、国の医薬分業率を何%にしたい、それも何年後ぐらいにはしたいというスケジュールを出さないといけない時期に来ていると私は思います。  さっき一〇〇%とおっしゃってくださいましたけれども、恐ら...全文を見る
○肥田委員 それでは、厚生大臣が先ほどおっしゃいました、一〇〇%の医薬分業率になれば日本の医療は充実する、そのお答えを承っておきます。  労働大臣に来ていただいております。  労働省管轄の労災病院でございますが、全国で三十九施設ありますが、院外処方せんを発行している施設はわず...全文を見る
○肥田委員 今の労働大臣のお答えですけれども、では、院外処方せん率がかなり高い国公立の病院で、院外処方せんを出したから薬剤師が首になったという話、聞いてないんですよ、実は。ですから、それは私は言いわけにならないと思います。むしろ、数値を申し上げますが、大阪なんかは〇・〇八%なんで...全文を見る
○肥田委員 次に、薬剤師教育について文部大臣にお尋ねします。  文部大臣は、薬学六年制を要望した大野由利子議員に対する答弁で、教員や設備で膨大な投資が必要であること、それから需要動向などを述べられまして、六年制にはかなり消極的な姿勢を示されたように私には見えました。  しかし...全文を見る
○肥田委員 厚生大臣にお伺いいたしたいと思います。  医療審議会は、薬剤師の人員配置基準の見直しについて、現在、病院薬剤師でございますが、患者七十人に対して薬剤師一人という結論を出しております。しかし、これは今後、医薬分業の進展や薬局薬剤師の充足状況などを把握して、三年後をめど...全文を見る
○肥田委員 厚生省が昨年十一月にまとめた麻薬・覚せい剤行政報告によりますと、睡眠導入剤トリアゾラムの盗難件数は七件、被害は約三万錠に上っております。前年の六千五百七十八錠の四倍以上になっております。発生状況は、病院、薬局のドアの窓が破られたり、無人、無施錠の調剤室などから盗まれて...全文を見る
○肥田委員 次に、医療保険に関連してお尋ねいたします。  平成十一年度政府予算には、高齢者の外来患者の薬剤費一部負担をことし七月から免除する臨時特別措置として千二百七十億円が計上されております。薬剤費一部負担制度は、増加傾向をたどる医療費を抑制して、あわせて薬漬け医療の改善を目...全文を見る
○肥田委員 現段階で臨時特例措置のような財政措置ができるのならば、健康保険関連法の改正を行う必要がなかったと思うんです。なぜ平成九年に今回のようなつなぎの措置ができなかったか、今回どうしてつなぎの措置ができたのか、その辺をお答えください。
○肥田委員 私の聞きたいことにお答えいただいていないようですが、それでは、臨時特例措置で現下の経済情勢を理由にしていらっしゃいますが、臨時特例措置で経済効果はどのぐらい見込まれるのか、数値目標を示してください。
○肥田委員 具体的な数値はお示しいただけなかったようですが、政府が本当に経済効果を見込まれるのならば、私は、老人保健法の対象者に限らず、健康保険関連法を改正前に戻す、それをした方がよほど経済効果が上がると思うのですけれども、大臣はどうお考えですか。
○肥田委員 厚生省の調査では、薬剤費一部負担導入後、受診件数はふえ、他方、一人当たりの医療費は多剤投与の減少などで下がっている。これは、高齢者の受診手控えが起きたという見方を覆していますね。受診機会を奪うことなく医療費の適正化が進んでいるという見方もできるわけですが、今回の特例措...全文を見る
○肥田委員 厚生大臣の大変苦しい立場も私はわかります。ただ、やはり国会議員の一人といたしまして、国会論議がこれほどに無視された、そういうことを、私はやはり悲しいと思います。そして、手続的にも随分省略されていらっしゃいます。ですから、これからやはり医療制度問題についてしっかりと議論...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○肥田分科員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず大臣にお尋ねします。  介護保険法の施行について、与党の自由党は施行期日の延期を主張しておられますけれども、こういう主張があったとしても、西暦二〇〇〇年四月から介護保険法を施行する方針には変...全文を見る
○肥田分科員 続けて厚生大臣に答弁をお願いしたいと思います。  介護保険法は、保険料を払えば権利として介護サービスを求めることができるという意味で、画期的な内容を持つものだと私は思っております。それだけに、施行までに残された期間に、保険料を払っても介護サービスは受けられないので...全文を見る
○肥田分科員 大臣が今おっしゃったとおりでございますね。モデル事業で一番注目されたのは、何と申しましても、介護の必要度を判定する要介護認定、そういうことであったと思います。  介護認定審査は、本人への面接調査結果をコンピューターで分析して一次判定を行い、その結果が二次判定を行う...全文を見る
○肥田分科員 まさにおっしゃるとおりで、人間の目ほど正確なものはないという実感を私も持ちます。  判定ソフトには、一日の介護時間が短い要介護Iから最も長い二時間五十分以上の要介護Vまでの典型的な高齢者の状態像が、今おっしゃいましたように入力されております。その状態像に一人一人の...全文を見る
○肥田分科員 介護認定審査会で、ここにも問題が指摘されているわけです。例えば、調査員は介護サービス調査票以外の特記事項も記入して提出することになっております。その特記事項を提出しても、それを取り上げてもらうためには、介護認定審査会に調査員とかかかりつけ医師が実際に出席して意見を述...全文を見る
○肥田分科員 ところで、一次判定を変えることができるのかどうかという問題がございます。  厚生省は、変更不適当事例において、調査結果を理由に変更してはならないとしていらっしゃいました。しかし、九七年度のモデル事業では、コンピューターによる一次判定が二次判定において五四%も覆され...全文を見る
○肥田分科員 ぜひもう少しふくよかな書き方をしていただければと私は思います。  法律では、利用者が判定結果に不服を持った場合は都道府県の審査会に申し立てることができます。しかし、利用者の不平不満はまず市町村の窓口に持ち込まれることになりますが、しかし、窓口の人たちが責任を持って...全文を見る
○肥田分科員 そうすると、何か別刷りのものをおつくりになってということでございますか。
○肥田分科員 では、全面的に開示をされるというふうに理解させていただきます。  社会的入院患者についてお尋ねします。  社会的入院の高齢者は、現在、病院では診療報酬の面から厄介者扱いされ、老健施設でもやはり、三カ月から六カ月の入所期間がございますから、退所を宣告されるのではな...全文を見る
○肥田分科員 グループホームをつくられたときの最初の意図に余りこだわらずに、やはり、地域で老人が本当に居場所がないという現実を見ましたら、私は、このグループホームを痴呆性のお年寄りだけでなくて、要介護度に合わせたいろいろなレベルのグループホームにしていただけると、かなりお年寄りに...全文を見る
○肥田分科員 せっかく大臣がやわらかい発想を御披露くださいましたので、大臣の御意向に沿ってまた頑張っていただきますようにお願い申し上げます。  介護保険制度の趣旨、目的を実効あるものにするには、何といっても介護者の養成、それも質の高い介護者の養成が必要でございますけれども、平成...全文を見る
○肥田分科員 第一号被保険料について、厚生省は月額二千五百円という数字を出されました。しかし、全国市長会の調査では、九割の自治体が二千五百円では介護保険の運営ができないと答えております。  二千五百円で大丈夫ですか。また、ケアプラン作成の料金は幾らになる見込みですか。
○肥田分科員 先ほど、介護者養成の年次計画はないとおっしゃいましたけれども、そうしますと、初年度から五年間、介護サービスを受ける高齢者の数はどのくらいと予想していらっしゃいますか。
○肥田分科員 最初に大臣がおっしゃいましたように、介護保険制度は試行錯誤しながらのスタートであるということが私はよく理解できました。  需要予測や必要とされる介護者の数、それから保険料なども含め、決してまだまだ透明度が高いとは言えません。三年後には料金、五年後には制度を見直すこ...全文を見る
○肥田分科員 ぜひ、この介護保険制度を実効あらしめるために、皆様頑張っていただきたいと思います。ありがとうございます。
03月15日第145回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。  NHKの海老沢勝二会長にお尋ねします。  NHKテレビの「おかあさんといっしょ」という番組で放送されました「だんご3兄弟」という歌が大変人気を呼んでおります。子供たちが口ずさんでいるのを聞いておりますと、確かにほのぼのとした感じ...全文を見る
○肥田委員 平成十一年度のNHKの事業収支予算を見ますと、副次収入は約六十六億円です。事業収入全体のおよそ一%でございます。国民から受信料を徴収しておりますから、副次収入をふやすための事業を展開することはいろいろ困難があると思います。それは私も承知いたしております。ただしかし、経...全文を見る
○肥田委員 今会長に説明を伺ったんですけれども、本当に素朴な疑問なんですけれども、二十一億売れて二・七%で五千七百万。販売のルートがないとおっしゃいますが、私は、何かNHKさんがうっかりしていておいしいくしだんごをさらわれたんじゃないかというふうに思うんです。もちろん放送法では、...全文を見る
○肥田委員 子供たちが幼児のころはNHKテレビをたくさん見て、その接触率もかなり高くて九〇・六%なんですけれども、これが高学年になってまいりますと、どんどん下がってくるわけですね。それは、民放の方で幼児番組が少ないということもあるのですが、やはりNHKに子供がわくわくするような番...全文を見る
○肥田委員 ありがとうございました。
04月15日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いします。  きょうは、厳しさとか優しさ、それから認める、責任と自由、許容主義、幼児性としつけ、夢、感動とか、たくさんのキーワードをちょうだいいたしました。  この社会の中で、いろいろな形のパートナーシップがあると思うの...全文を見る
04月27日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いします。  参考人の皆様に大変貴重な御意見をいただきました。私は、一問だけ質問させていただきたいと思います。高校入試に関しまして、お三方にお尋ねしたいと思います。  総務庁の青少年対策本部の非行原因に関する総合的研究調...全文を見る
07月15日第145回国会 衆議院 本会議 第46号
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○肥田美代子君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となっております平成十一年度補正予算二案に反対し、民主党提出の組み替え動議に賛成の立場から討論いたします。(拍手)  第百四十五通常国会は、五十七日間もの長期延長国会となりました。それにもかかわらず、平成十一年度補正予算案の予...全文を見る
07月22日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私、先ほどから参考人の皆様の御意見を伺っておりまして、子供の虐待防止法の立法作業を進めるに当たりましては子どもの権利条約の基本理念に照らして検討しなければならない、そういうことをしみじみと実感させて...全文を見る
○肥田委員 次に、平湯さんにお尋ねしたいと思います。  我が国では、法は家庭に入らずという社会意識や民事不介入という原則がございますけれども、警察は家庭内の暴力に介入しないことになっておりますけれども、この刑事的介入は、虐待を犯罪として見るかどうか、そういったことにかかわってい...全文を見る
○肥田委員 最後に、津崎さんにお尋ねしたいと思います。  子どもの権利条約との関係で改正児童福祉法の実効性と役割についてお尋ねしたいのですが、虐待防止法を制定する場合も、予防、発見、介入、保護という各段階における法的対応が考察されなければならないと思います。その中でもやはり予防...全文を見る
○肥田委員 ありがとうございました。  日本は子どもの権利条約を批准しているわけですから、やはり私たちは、きょう先生方のお話を伺いまして、子供虐待防止法という名前になるかどうかわかりませんけれども、やはり超党派でぜひつくり上げてまいりたいという思いを切実にいたしました。  皆...全文を見る
08月05日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第8号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。よろしくお願いします。  まず、総務庁長官にお尋ねしたいと思います。  政策の企画立案ということになりますと、どういう人たちが対象になるかということがまず大変必要だと思いますが、先ほどの御答弁を聞いておりますと、ちょっとまだ統一的な...全文を見る
○肥田委員 先ほど総務庁長官は、十五歳から二十四歳というふうにおっしゃいましたけれども、では、これは訂正ですか。
○肥田委員 総務庁は、では、これまでは年齢の定義がなかったということでいいですね。  そうしますと、今回の答申は、どういう年齢を対象にして出されておりますか。
○肥田委員 先ほど総務庁長官が、これからの問題だとおっしゃった、私もそうだと思います。  ただ、これまで総務庁が青少年対策本部ということでやってこられたにしては、随分と年齢対象がアバウトだなという感想を持ちましたけれども、そうですよね、総務庁長官。
○肥田委員 この答申の中をざっと数えただけで六十項目の政策提言があるのですね。具体的に提案されている政策課題は各省庁にまたがっておりますし、中にはかなり緊急を要するものもございます。それを各省庁が共同で作業をする場合もあるし、独自に取り組む場合もある。  ここまで二年間かかって...全文を見る
○肥田委員 ぜひ文書で、どこの省がどの政策に責任を持つということをきちっとしていただければ、この委員会でもって責任を持ってフォローアップできると思いますので、お願い申し上げます。  それから、あとは文部大臣にお尋ねいたしたいと思います。  この答申の中で、社会や団体などの開か...全文を見る
○肥田委員 次に、総務庁長官と文部大臣にお尋ねします。  今回の答申は、子供の自立や自己実現などについて触れておりますけれども、大人の責任というものを前面に出したこともあって、どうしても子供の保護という考え方が貫かれているという印象を持ちました。このため、先ほど田中議員からもご...全文を見る
○肥田委員 さらに、総務庁長官にお尋ねしたいと思います。  これは要望も含めてなんですが、実は、総務庁の青少年対策本部という名前を私が国会議員になってから聞きましたときに、名前のイメージが何だか暴力団対策本部に近い、何だ、これは子供たちに対して失礼じゃないかというふうに実は思っ...全文を見る
○肥田委員 名は体をあらわすといいますから、ぜひ、今の総務庁長官のお言葉は、私は大変に期待を持って受け取らせていただきたいと思います。  常々考えているのですけれども、子供に関する予算を出してくださいと言いますと、そういうくくりはないと言われるのですね。各省庁に子供予算は幾らで...全文を見る
○肥田委員 最後に、文部大臣に一問だけお願いを申し上げて終わりたいと思います。  現在、衆議院と参議院で、西暦二〇〇〇年を子ども読書年にしようという国会決議の準備がされておりますけれども、この子ども読書年の決議が成りますと、文部省がいろいろと大きな予算をとっていただいて、頑張っ...全文を見る
○肥田委員 大賛成です。ありがとうございます。  終わります。
08月10日第145回国会 衆議院 本会議 第51号
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○肥田美代子君 私は、自由民主党、民主党、公明党・改革クラブ、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合、無所属の会、さきがけを代表し、ただいま議題となりました子ども読書年に関する決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。  人は、言葉で考え、表現し、人類の歴史を紡いで...全文を見る
11月09日第146回国会 衆議院 文教委員会 第2号
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○肥田委員 民主党の肥田美代子でございます。  中曽根文部大臣、御就任おめでとうございます。きょうは初めて質問させていただきます。  まず、学校改革についてお尋ねを始めたいと思います。  これまでの学校は、教師が子供に教える場所でした。教師を軸に一つの学級王国ができまして、...全文を見る
○肥田委員 ぜひ風通しのいい学校をつくってまいりたいと私も考えます。  今の御答弁と関連しまして、統合教育について少しお尋ねしたいと思います。  障害を持つ子供たちは、その障害の種類や程度によって盲・聾・養護学校に就学しております。  実は、先日ですが、「アイ・ラヴ・ユー」...全文を見る
○肥田委員 もう交流教育と言っている場合じゃないような気がするのです。  実は、健常児にとっても、障害を持つ子たちの痛みなんかを本当に日常的に感じる、その日々の繰り返しが私は大事だと思うのですけれども、大臣、個人的に今どう思っていらっしゃるのでしょうね。
○肥田委員 私は全く反対の立場をとりたいと思います。というのは、先ほどの「アイ・ラヴ・ユー」のヒロインの女性がおっしゃっていたように、自立していくための教育とおっしゃいましたけれども、やはりそれが困難なのですね、聾学校に隔離されてしまうと。  ですから、やはり行政的に区分するの...全文を見る
○肥田委員 文部省が第一歩を踏み出されるときはそう遠くないように私は思っておりますので、ぜひ私の意見をこれからも述べさせていただきたいと思います。  それでは、学習障害児の教育についてもう一つお尋ねします。  学習障害児、LD児ですね、その調査研究協力者会議が、この七月に文部...全文を見る
○肥田委員 くれぐれもお願いしておきますけれども、今度もまた障害児を一カ所に集めてほかから隔離するというようなことのないようにお願いしたいと思います。
○肥田委員 次に移ります。  文部省の高校入試改革の一つとして中高一貫教育の選択的導入が行われておりますが、現在の進捗状況は、大臣にお伺いしていいですか。
○肥田委員 今、高校が約五千校ありますね。それから中学校が一万校ですね。一万五千校の中で、十一年が四校、十二年が十四校となりますと、今河村政務次官がおっしゃってくださいました五百校に至るには、何年ぐらいかかると想像されますか。
○肥田委員 現在、学校で起きております学級崩壊、それからいじめ、不登校、教師への暴力などを見ておりますと、どうも中学校に多いようですね。やはり高校入試と深く関係があるという気がいたします。  それで、高校進学率が九六%を超える時代になっておりますから、もう高校の入試は要らないと...全文を見る
○肥田委員 そうしますと、重ねて伺いますが、高校の無試験入学は、踏み切れないのか、踏み切らないのか、どっちなんでしょう。
○肥田委員 では、次の質問に移らせていただきます。  来年五月五日に超党派の議員連盟の皆さんのお力で国際子ども図書館が開館する、その年を記念いたしまして二〇〇〇年を子ども読書年とするという国会決議をしていただきました。小渕総理も、子ども読書年の振興を図ることが肝要であると所信表...全文を見る
○肥田委員 今河村政務次官がおっしゃっていただいたのは、要するに、二〇〇〇年でお祭りを終わらせないで、二〇〇〇年を初年度として長期的にやっていこうという御意見と承っていいですか。
○肥田委員 確かに一年ぐらいで読書の習慣が、私どもにも、そして子供たちにもつくとは思えませんので、ぜひそのように進めていただきたいと思います。  今、朝の十分間読書というのが各地で行われておりまして、今およそ二千校ですか、八十万人ぐらいの子供たちがそれを実施しているようでござい...全文を見る
○肥田委員 カリキュラムに踏み込むところまではまだ無理だろうと思いますけれども、読書は心の教育ということを文部大臣の所信ではお触れになっていないし、その具体的な方策も示されておりませんね、家庭教育についてお話しになっているけれども。では、何をしたら心の教育の手段になるかというその...全文を見る
○肥田委員 世間では、読書というのは生活のほんの一部のように考えられてもおりますけれども、実は、この間の美智子皇后様のIBBYでの基調講演を拝聴しておりますと、読書経験というのは、やはり人生の大きな背骨になるのですね。ですから、文部省もぜひ来年を初年度にしてしっかり頑張っていただ...全文を見る
○肥田委員 たかが絵本と言いますけれども、絵本は本当に哲学的な中身があるし、私は、絵本をこれから家庭の中でどんどん読んでいく、お父様が子供をひざの上に乗っけてもいい、お母さんが添い寝してもいい、読み語り、読み聞かせをしていく、そういう習慣も、やはり家庭教育を進められる文部省ならば...全文を見る
○肥田委員 あと、読書といいますと、今度は学校図書館のことがいろいろ問題になってくるわけでございますが、学校図書館法が改正されまして、すべての学校に司書教諭が、充て職ではありますけれども配置されるということになりまして、今、文部省御努力してくださっていると思います。  それで、...全文を見る
○肥田委員 ぜひ、学校図書館の大切さを先生方にももっともっと啓蒙していただきたいし、それから、実は自治体の皆様に対してしていただきたいのですね。  というのは、文部省が努力してくださって、自治省にお願いしてくださいまして、この数年間、学校図書館図書整備費というのを毎年百億ばかり...全文を見る
○肥田委員 毎年、聞いたり調査はしていただいている団体もあるようなんですが、どうしても本に行かないで道路になるんですよね。それを、文部省がきちっとした形で物を言う場所はありますか。
○肥田委員 それからもう一つ、学校図書館情報化・活性化推進モデル事業というのをしてくださっておりまして、学校図書館にコンピューターが一台とか二台とかモデル校に入って、今また公共図書館と連携しながら、大変活気を帯びてきているのですね。コンピューターが一台、二台入ってそれがどうだとい...全文を見る
○肥田委員 それから、もう一つ気になっていることがあります。それは、公立図書館なんですが、この公立図書館の中の児童室が消えていっているのです。これは質問通告というか、お願いをいたしておりませんので、お答えいただかなくても結構ですが、政務次官個人の御意見をちょっと伺いたいと思うので...全文を見る
○肥田委員 これはやはり文部省がきちっとおっしゃってくださった方がいいと思います。自治体はまだまだその気にはなっておりません。しかし、今政務次官がおっしゃったように、二〇〇〇年は子ども読書年でありますから、これにかんがみましても、ぜひ強く通達をしていただきたいと思います。  最...全文を見る
○肥田委員 終わります。  ありがとうございます。
11月18日第146回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○肥田委員 昨日、厚生省で児童虐待対策協議会が初めて開かれまして、私も傍聴させていただきました。児童家庭局長が大変遅くなったと率直におっしゃられますから、それについて云々は申し上げません。  ただ、私はこの会議が開かれたことを大変喜んでおりました。そして、緊急事態を察知してくだ...全文を見る
○肥田委員 それでは質問を変えますが、この権利条約に対応する法律を持っていらっしゃる省庁がありましたら、手を挙げてどうぞ。
○肥田委員 それでは、自信を持ってこれに対応できるというふうにおっしゃられますか。
○肥田委員 ちょっとずらして答弁をいただいておりますけれども、これ以上追及するのはやめます。  先ほど今井所長さんから、今後虐待通告がふえれば相談所の業務はストップする、そういう発言がございました。上出理事長さんからは、一つの機関が、福祉的なものや援助と、強制的な役割、この二つ...全文を見る
○肥田委員 明快なお答えで、ありがとうございます。  それで、これは児童相談所の見直しをまずしなければいけないと思います。そして、立入調査についても少し申し上げたいのですが、相談や通告を受けた子供虐待が六千九百件に対して、平成十年度で立入調査はわずか十三件ですね。やはりかなり少...全文を見る
○肥田委員 今、図らずもおっしゃいましたけれども、児童福祉法がもぬけの殻になる、これが恐らく新法をつくるときの大きな障害になると思います。もぬけの殻になるという御意見がですね。  厚生省にお尋ねしますが、そうなりますと、児童福祉法はもぬけの殻になりますか。
○肥田委員 法律がもぬけの殻になろうとなるまいと、大事なのは人間でございます。まさに、小さい体の子供たちでございますので、その辺を私ども議員たちもしっかりと今回見詰めながら、議員立法というか、議員たちで法律を出させていただくという形で進めさせていただきたいと、きょう改めて思いまし...全文を見る
11月24日第146回国会 衆議院 文教委員会 第4号
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○肥田委員 公的年金は、申し上げるまでもなく、国民の生涯の生活設計にかかわる重大問題であるかと思います。そこで、年金改革関連法案の日程を与党だけで決定されたことにつきまして、私は心から遺憾の意を表明しておきたいと思います。  さて、その後、与党の中で基礎年金の給付水準にかかわる...全文を見る
○肥田委員 そうしますと、与党が決めれば政府はそのとおりやりますというふうでよろしいのですね。
○肥田委員 そうしますと、与党がもし修正の結論を出せば、この法案はもう一回審議される必要が出てまいりますか。
○肥田委員 これまでの年金額は、毎年の物価上昇率と五年ごとの賃金の伸びを反映して決めてまいりました。今回の改正案では、六十五歳以降の年金額につきましては賃金スライドを停止するということになっております。これによって、年金額は現行制度による支給額に比べて低く抑えられることになります...全文を見る
○肥田委員 今回の改正案では、年をとればとるほど年金水準が低くなるという計算になります。そこで、賃金スライドをした場合としない場合の格差が大きくなれば賃金スライドを再開するということになっておりますが、どの程度の格差が出たら賃金スライドを再開するお考えですか。
○肥田委員 私学共済の年金の成熟度は、平成十年三月末現在で一四・二%、国家公務員共済組合の場合は五一%、地方公務員共済組合の場合は三九・八%と、先ほど御議論もありましたけれども、これらに比べて随分若い数値なのですね。この私学共済の成熟度を前提にしても、なお将来的に私学共済の年金財...全文を見る
○肥田委員 次に参ります。  現在、育児休業期間中の共済年金保険料は、加入者負担分だけが免除されております。今回の改正で事業主負担分も免除されるわけですが、免除措置の恩恵を受けている加入者数を教えてください。
○肥田委員 それでは、免除されている保険料はどのくらいですか。
○肥田委員 保険料免除措置の導入前と比べて、育児休業の取得効果は上がっていると認識されますか。
○肥田委員 平成十年度の学校教職員統計調査の中間報告によれば、私立幼稚園の三十歳未満の教職員の離職者数は九千四百五十五人です。国公私立幼稚園全体の全離職者数は一万二千三百五十四人。ですから、この中で大半を占めているのが私立幼稚園の離職者数なのですね。しかも、これはまさに若い人たち...全文を見る
○肥田委員 今、政務次官がおっしゃいましたように、結婚、出産が多いということになりますと、育児休業制度はその真価を発揮していないと見なければいけないと思うのです。育児休業をとりにくい職場環境にあるのじゃないか、そういうことも考えられるわけですが、若い教員たちが結婚しても出産しても...全文を見る
○肥田委員 今政務次官がおっしゃってくださったこと、まさにそうだと思うのですね。努力義務だけでは恐らく育児休業制度の真の価値が発揮できないと思うのですが、政務次官のお答えを聞いていらして、大臣、いかがお感じになりますか。
○肥田委員 大臣に伺いますと少しトーンが下がったような感じがいたしますけれども、ぜひこの点、よろしくお願いします。といいますのは、大半の人々がやはり結婚、出産でおやめになるという、これはやはりこの制度が生きていないという大きな証左だと思いますので、ぜひ大臣、よろしくお願い申し上げ...全文を見る
○肥田委員 平成八年三月八日の閣議決定で、「財政単位の拡大及び共通部分についての費用負担の平準化を図ること」を基本とするとしておられます。これは各制度に共通している部分は一緒になってやっていったらどうかということだと思うのですが、将来的な公的年金制度は、公務員系統とか民間系統とか...全文を見る
○肥田委員 要するに、公務員系統とか民間系統とかに分かれる場合には、もちろん——今ちょっと具体的にどうなるかという道筋がつかめなかったのですが、まだそこまではお答えいただけないでしょうね。
○肥田委員 社会保障制度審議会の答申は、「将来にわたる年金財政の分析及びそれを踏まえた財政状況に関する幅広い情報公開を強く求めたい。」と述べていますが、この情報公開の要請をどのように受けとめていらっしゃいますか。
○肥田委員 我が国の教育は、幼稚園も含めまして、私立に依存する率が大変高いわけです。私学助成金とか地方交付税措置が減少すれば、教育システムに重大な影響が出てまいります。現在、私立幼稚園に対して、経常費助成として、三歳児就園促進助成、それから預かり保育補助があります。しかしなお、公...全文を見る
○肥田委員 これはお母さん方のかなり切実なる願いでありまして、大臣、ぜひここのところを重点的に私は少し研究してほしいと思うのですけれども、いかがでございますか。
○肥田委員 次に、退職みなし措置と一部支給停止の効果について伺いたいと思います。  現在、退職みなし措置は六十五歳から適用されておりますけれども、私学共済の退職みなし措置を受けている加入者はどのくらいの人数ですか。
○肥田委員 今回の改正で退職みなし措置は七十歳から適用されることになりますが、この措置でどのくらいの規模の年金支給額が抑制されると推定されておりますか。
○肥田委員 その四十億円という推定金額は、私学共済の年金財源全体に大きな影響を与えるほどのものだとお考えですか。
○肥田委員 六十五歳以上七十歳未満の加入者に支給する年金額の一部支給停止措置というものがございます。この措置は、現在、標準給与月額の四十四万円以上の場合に適用されておりますが、この措置によって抑制される年金額は、私学共済の年金財源全体に比べてどのぐらいの割合になりますか。
○肥田委員 今政務次官がおっしゃってくださったのは、四十四万円以上の場合の停止措置ですね。  では次に、三十七万円以上に変更した場合にはどのぐらいになりますか。
○肥田委員 先ほど同僚の栗原議員からもございましたけれども、やはりこれは、子供の時代から年金制度につきましてはきちんと教えていく必要があると思うのです。先ほど大臣も、積極的にというふうにお答えをなさっていらっしゃいましたけれども、もう一つちょっと提案したいと思うのです。  これ...全文を見る
○肥田委員 そうおっしゃっていただきますと、今度は購入する本代が必要なんですね。ですから、ぜひ、交付税で百六億も文部省は要求してくださっているんですから、百六億がそういう子供たちの本に行くようにお願い申し上げたいと思います。いかがですか。
○肥田委員 大臣、それから政務次官の御答弁を聞いておりますと、やはり今回の年金の問題は雇用と年金の接続が不十分だなという実感がございますし、年金の支給開始年齢を引き上げることは、やはり国民の将来不安を高めるのじゃないかというふうに感じます。  それで、やはり少子化対策それから高...全文を見る
○肥田委員 ありがとうございます。  終わります。