姫井由美子

ひめいゆみこ



当選回数回

姫井由美子の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○姫井由美子君 民主党の姫井由美子です。午後もどうぞよろしくお願いをいたします。  まずは、第四次補正予算を審議するに当たりまして、平成二十三年度第一次、第二次、第三次、これまでの三度にわたる補正予算の進捗状況及びその経済効果をお伺いいたします。
○姫井由美子君 それでは、踏まえた上で、今回、この第四次補正予算ですが、この経済効果をどのようにお考えなのか、あるいはこの補正予算の評価というものをどういうふうに行っていくのかをお伺いしたいと思います。
○姫井由美子君 実は、岡山は水島工業地帯もありますが、鉄の受注もまだない、住宅や建設もまだまだないというふうに言われております。東北は冬期は雪で工事が進まないのは分かっていますが、これは分かっているはずですので、まずはこの全体の効果が見えるように、分かるような工夫と、そして正しい...全文を見る
○姫井由美子君 南アは、この円高をチャンスに変えて、企業買収に成功しております。NTTや関西ペイントが南アで大きな事業を始めます。  枝野大臣も、今年ミャンマーに訪問されました。カタールを含めまして、これらの国々に対する民間企業の海外進出への支援をどのように考えておられるか、お...全文を見る
○姫井由美子君 医療の分野でしたら岡山大学出身の吉岡医師がジャパンハートということで大変活躍しておりますし、岡山大学の医学部と岡田先生を始めとしてミャンマーの保健省と医師の交流がありますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  さて、カタールにつきましては、二〇二二年、先ほ...全文を見る
○姫井由美子君 実は、私のおじはビルマで終戦直前に戦死をいたしました。二十代の若さでした。岡山県ビルマ会は毎年ビルマにおきまして慰霊祭を行っております。今年は私もそれに参加をしてまいりました。様々な歴史を乗り越えて、しかしミャンマーは大変親日的であります。  そこで、玄葉大臣に...全文を見る
○姫井由美子君 ミャンマーは、隣、インド、中国等大きな市場がありますし、今後欧米等も進出してくる可能性がありまして、是非、日本がより先にミャンマーとパートナーシップを結ぶということが大切かと思っております。  また、南アフリカ、アフリカにつきましては、今回は現政権のANCである...全文を見る
○姫井由美子君 それでは、それぞれ何のための調査だったんでしょうか。言える範囲でお願いいたします。
○姫井由美子君 全く答えられないというのではなくて、じゃ、事業が完了したから調査に入ったのでしょうか。それぐらいはお答えしていただきたいと思います。
○姫井由美子君 皆様に資料の写真を配付していると思いますけれども、それをちょっと御覧いただきたいと思います。  この写真は、平成十九年にこの基盤整備事業、圃場事業の基盤土、農地をかさ上げする土に建設廃材等の産業廃棄物が混じっていたという指摘がされまして、この瓦等の撤去を美作市が...全文を見る
○姫井由美子君 もう一度会計検査院にお伺いいたしますけれども、先ほど二十一年度に事業が完成している、完了したというふうに認識をしていると言われましたが、現時点ではまだ産廃物が残っている状態だというふうに地権者は認識しております。この産廃物の中の、特にこの釉薬の瓦は鉛で塗っておりま...全文を見る
○姫井由美子君 それでは、知っている範囲内で、イエス、ノーでお答えいただければと思いますけれども、会計検査院が帰った後、自分たちが思っていたよりはるかに、はるかに厳しい指摘を受けたと。そして、この指摘に基づいて、二年間作付けされていない、このままだと返還請求の可能性があるから何と...全文を見る
○姫井由美子君 返還請求という文言を出したかどうかだけはどうでしょうか。
○姫井由美子君 返還請求という言葉は出ないにしても、会計検査院が二度も調査に入ったとなったら地元はびびるんですね。  会計検査院が来るぞということで、昨年は、作付けしていない農地なのに、あぜの草を刈れということで百万近くのお金を付けてあぜの草だけを刈らせているんです。そういった...全文を見る
○姫井由美子君 鹿野大臣と、そして会計検査院の方にも、現場に行って、役場の方ではなくて地権者とよく話し合ってもらいたいし、よく現場を見ていただきたいんですけれども、まずは産業廃棄物が全部撤去されて済んだという時点がもう間違いですね。まだ残っているということ。そして、地権者同士がい...全文を見る
○姫井由美子君 予算の本来の目的は正しい事業の執行だと思います。その正しい事業の執行というのは、目的が本当に達成されているかどうか。目的が達成されていないにもかかわらず予算の執行を終えてしまって、そして、既に予算が、事業が、執行が終わっているにもかかわらず、地元がそれを従事してい...全文を見る
02月24日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○姫井由美子君 ありがとうございます。民主党の姫井由美子と申します。  今日は、お二人の参考人の方々、貴重な御意見ありがとうございました。  まず、荒木参考人にお伺いしたいんですけれども、今回、海外の企業進出も金ではなく人材がいないんだよというお話をされました。  今、経済...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございました。
02月29日第180回国会 参議院 憲法審査会 第2号
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○姫井由美子君 ありがとうございます。  それぞれ、いわゆる三つの宿題のうちの二つですので、一つずつ聞きたいと思います。  まず、選挙権年齢の十八歳以上引下げですけれども、現在の世界の大勢が十八歳で選挙権を与えており、G8等では十八歳で選挙権が与えられていないのは日本だけとい...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○姫井由美子君 おはようございます。民主党の姫井由美子です。  初めに、東日本大震災より一年が経過し、改めて犠牲となられました方々の御冥福をお祈りいたします。  三月十一日に開催されました東日本大震災一周年追悼式での三名の遺族の方の代表の言葉に、震災当時の様子がよみがえり、胸...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  先ほど大臣は、仮設住宅、おうちに伺って食事会などと言われましたけれども、震災後、二十数回現地入りをされた写真家の蓮井幹生さんにお話をお伺いいたしました。何が欲しいですかと言うと、ミネラルウオーターと言うそうです。仮設住宅の水道水がまずい...全文を見る
○姫井由美子君 また実態把握の方、よろしくお願いしたいと思います。  蓮井さんは、おいしい水の普及活動をNPO法人DoTankみやぎにお手伝いしていただいてしておりますので、こういった活動への支援もお願いしたいと思います。  そして、NPOといえば、今回の東日本大震災でも大活...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  今年二月一日、民主党ではNPO関連予算のヒアリングをNPO団体を呼んで行いました。これは野党時代から行っていることで、私は大変評価しておりますので、こういったことももっと広めていっていただきたいと思います。  さて、先日、岡山県玉野市...全文を見る
○姫井由美子君 三月中ということで、ありがとうございます。  世界にはこういった病院船が大活躍しておりますので、日本の、世界の災害ボランティアでも活躍できるように検討をよろしくお願いいたします。  続きまして、生活再建のためのいわゆる瓦れきの処理についてお伺いしたいと思います...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  先ほど、仮設の焼却炉という焼却の話が出ましたけれども、いわゆる瓦れきと一言で言いましても、焼却するもの、そして再利用、資源化できるもの、そして埋立てするしかないものと分かれます。埋立てといいましても、建設廃材のような安定型のものもあれば...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  焼却したものを発熱ということでリサイクル、有効活用したという、これは大変うれしいことです。こういった再利用をするためには仕分は欠かせないと思いますけれども、その仕分の状況、中間処理の状況はどうなっていますでしょうか。
○姫井由美子君 仕分です。
○姫井由美子君 リサイクル用の。
○姫井由美子君 宮脇昭先生が瓦れきを利用した防災林のお話等をよく出されておりましたので、是非よろしくお願いしたいと思います。  また、瓦れき処理に行くための作業員ですけれども、岡山でも何人も、昨年から仕事を辞め、あるいは仕事を就職しないで待っています。ところが、日当はどんどん下...全文を見る
○姫井由美子君 最近頻繁に起こる地震、首都直下型地震はいつ起こってもおかしくない状況であると言われていますが、その対策についてを中川担当大臣にお伺いしたいと思います。
○姫井由美子君 今、中枢機能の確保と言われましたが、写真の方、委員長も一緒に撮影をしていただきましたけれども、党の方でも首都中枢機能バックアップワーキングチームがございまして、もしそういった官邸等拠点、災害対策本部がどんどんできなくなった場合には、三番目に立川広域防災基地にある災...全文を見る
○姫井由美子君 首都中枢機能のバックアップの分散化は考えられるけれども、副首都という、首都そのものを二つに分けるということは今考えていないということでよろしいんでしょうか。
○姫井由美子君 今、危機管理庁の創設構想というものが言われておりますけれども、これはどのような役割を果たすんでしょうか。また、現在の進捗といいますか、関係機関とどのような連携を図っていくのかをお伺いいたします。
○姫井由美子君 今、中間報告の段階で、八月までにはと言われました。先ほど中川大臣も夏までにはと言われましたけれども、本当に夏までで間に合うのかどうか、本当に、本当に急いでお願いしたいと思います。  さて、私たちの日々の生活の安全を守ってくれる一つに消費者庁がございます。消費者安...全文を見る
○姫井由美子君 この改正法の施行前に発生した事故についての調査はどうされますでしょうか。
○姫井由美子君 事故の原因が分からないまま対策が取られていないということは、施行の前、後ろであれ、危険な状態が放置されているということには変わりありません。是非遡及的に調査をしていただくことを強く要求したいと同時に、先ほど運輸関係を除くとおっしゃいましたよね。  平成十八年に起...全文を見る
○姫井由美子君 本当に大変な成果をありがとうございます。  ただ、気になるのは人件費のところですけれども、この基金が実は平成二十四年度で終了します。被災地におきましては平成二十五年度に終了しますが、その後の財政措置はどうするおつもりなのでしょうか、お伺いいたします。
○姫井由美子君 本当にいい答弁をありがとうございます。是非これからも、自治体を支援するその支援策をお願いいたします。市長会や全国各地の地方議会からもこの継続の要望が来ているかと思います。是非、そういった皆様の継続の意思の希望があるということを強く受け止めて、要望いたしたいと思いま...全文を見る
○姫井由美子君 よろしくお願いいたします。  最後に、郵政改革法案についてお伺いいたします。  先日、私は、中国地方で唯一、四つの事業会社が入っている岡山中央郵便局、三月八日、視察に行ってまいりました。利用者にとっては全く変わらない外観、でも、そこで働く人々は明らかに不便にな...全文を見る
○姫井由美子君 多少民主党案とニュアンスが違うところもありますので心配しておりました。ありがとうございます。  さて、私の地元、岡山県新見市菅生郵便局では、民営化前には、今資料がありますけれども、幸せの赤いハンカチと愛称された郵便局のサービスがございました。  新見市は、高齢...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。今、強くお願いしていくとおっしゃってくださいました。  最後に、鹿児島県の加計呂麻島の高校生の「空っぽのポスト」という作文を紹介させていただきたいと思います。皆様の資料には、その高校生も今や大学生となって愛媛の方にいらっしゃいます。中の一部...全文を見る
○姫井由美子君 加計呂麻島です。
○姫井由美子君 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
03月27日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○姫井由美子君 皆様おはようございます。民主党の姫井由美子です。  東日本大震災より一年が経過をいたしました。改めまして、被災された皆様方にお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、復興に当たっておられる方々、御支援いただいている方々に心から感謝を申し上げます。  そして、二...全文を見る
○姫井由美子君 大臣、ありがとうございます。  本当に内向き志向からの脱却ということで何度もお願いしてくださったということで、私たちODA特別委員会も是非後押しをして応援していきたいと思っております。  さて、本日、皆様に一枚の資料をお配りさせていただきました。  先日、三...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  実は今年、南アフリカを訪問いたしました。先ほどANC、南アフリカでのアフリカ民族会議の創立百周年記念に出させていただいたと言いましたけれども、ANCは御存じのとおり、マンデラ元大統領を始めとする反アパルトヘイト運動の中心として活動をした...全文を見る
○姫井由美子君 今日、後ろに暫定政府、TFGの日本代表の方も傍聴に来られていますので、山根副大臣、そして玄葉大臣、是非、来年、TICADまでに何とかお互いに自助努力をして、承認できるようによろしくお願いをしたいと思います。  そして、自助努力と申しましたが、一九七〇年代まではア...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  私がODAで訪れました南アのクロム鉱山でも、日本人が経営陣で入り、そして現場の運営、管理等に当たっていると、そこのアフリカの中に日本人のかつてあった職人気質が刻み込まれていまして、親子二代でその鉱山で働くとか、あるいは休みの日でも炉が心...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  大臣から来年のTICADⅤの話が出ました。民主党が政権与党となって初めての開催となります。是非成功していただきたいと思っておりますけれども、もちろん私たちも頑張りたいと思いますが、特に、民主党は野党時代から官民一体となった活動を大切にし...全文を見る
○姫井由美子君 是非よろしくお願いいたします。  前回のTICADⅣのときに第一回野口英世アフリカ賞というものが、表彰式が同時に開催をされました。なかなかこの野口英世アフリカ賞を知っている方は少ないかと思いますけれども、この野口英世先生は医学研究に生涯をささげた日本の誇りであり...全文を見る
○姫井由美子君 是非多くの方々に周知をしていただき、本当にそれが栄誉あるすばらしい賞になるようによろしくお願いをしたいと思います。  最後に、国連加盟国の三分の一がアフリカの国々となっています。日本が今以上に国際社会の中で国際紛争や貧困問題に積極的に取り組み、またその日本の力を...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございました。是非世界中を味方に付けてください。
03月28日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○姫井由美子君 おはようございます。民主党の姫井由美子です。  東日本大震災より一年が経過をいたしました。改めて被災された皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、復興復旧に当たっておられる方々、御支援いただいている方々に心から感謝を申し上げます。  今回の震災で改めて...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。今大臣から、守りから攻めの姿勢もと言われて大変心強く感じました。  私は今年一月に中東のカタールやアジアのミャンマー、そして南アフリカ等も訪問してまいりましたが、これらの国は本当に経済成長これからというところですので、是非いろんなところに攻...全文を見る
○姫井由美子君 私たち日本がやっぱり隣国の大国あるいはこれからの発展する隣国として意識せざるを得ない韓国、中国、インド、まあインドはちょっと隣国とは言えませんけれども、こういったところも是非これから精力的に取り組んでいってほしいと思います。  先ほど、山田方谷のお話をした中で、...全文を見る
○姫井由美子君 是非、そのためにも、実感がなかなか湧かなければ、やはり何らかの形で経済好転の指標、数値目標を示さなければいけないというのが私の考えでありました。もちろん、今この日本にあって、実質経済成長率が二パー、名目が三パーというのは非常に一九九六年、七年という本当に今の日本で...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  依存度を限りなくゼロに近づける、これはエネルギー資源が今ほとんど輸入に頼っている日本にとって、海外からの輸入の依存度を限りなくゼロに近づけたいというところにもつながっていくかと思っております。  先日、三月二十二日に、石油天然ガス・金...全文を見る
○姫井由美子君 今、資料をお配りしております。  岡山県、これ、西粟倉と読みますが、西粟倉村、これは平成、昭和、大正、明治と一度も合併をしたところがない岡山に二つしかない村の一つですけれども、昭和四十一年に竣工した小水力発電がございます。当時五千万円の予算を掛けて導入をされまし...全文を見る
○姫井由美子君 まさに、昨日、岡山県のJA中央会から要望書が出ております。  原子力発電に代わる自然再生可能エネルギーとしては、太陽光発電、風力発電は脚光を浴びているものの、小水力発電については重要視されていないと考えています。といいますのは、この西粟倉村だけでなく、中国地方の...全文を見る
○姫井由美子君 もう是非、待っておりますので、よろしくお願いをいたします。  続きまして、公正な取引と優越的な地位の濫用について竹島委員長にお伺いしたいと思います。  二〇〇二年に「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方について」というガイドラインが出ました。そ...全文を見る
○姫井由美子君 現実に相談を受けておりまして、公正取引委員会のところにも証拠を持っていっている事例がありますので、是非、また個別にお願いいたしますので、対処をよろしくお願いをいたします。  震災後、このコンビニフランチャイズは、地域のために震災の中でも大変活躍をされました。加盟...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございました。  以上で終わります。
04月25日第180回国会 参議院 憲法審査会 第4号
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○姫井由美子君 ありがとうございます。  本日は、参考人の三名の皆様には貴重なお話をいただきまして、ありがとうございます。特に被曝の検査をと訴えられました井戸川町長を始めといたしまして双葉町の皆様、本当に苦しみを思うと胸がつまされ、国として、福島の皆様の現在だけでなく将来にわた...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○姫井由美子君 国民の生活が第一の姫井由美子です。  今回は、新会派での初めての質問です。これからまだ質問が続きますので、本日は全体像についてお伺いしたいと思います。  まず最初に、岡田副総理にお伺いいたします。  なぜ社会保障と税の改革を一体で考えるようになったんでしょう...全文を見る
○姫井由美子君 あくまでも一体と言われながら、この度の三党合意では、実質、政府・民主党の社会保障改革部分が棚上げになったと言わざるを得ないと思います。  新年金改革や後期高齢者医療制度の廃止等も三党合意が前提であるということです。これでは、車の両輪であるはずの社会保障・税の一体...全文を見る
○姫井由美子君 そもそも入っていないこと自体が私は大変問題ではないかと思います。  私たちは、基礎年金は税金でということをずっと訴えてまいりましたし、後期高齢者の医療制度の廃止というものも一番に訴えてまいりました。そして、もしそもそも入っていないんだとするならば、入っている部分...全文を見る
○姫井由美子君 そもそも最初に社会保障・税の一体改革と言われ始めたとき、私たちはもちろんのこと、国民の皆様も、この中には年金改革であるとか私たちがマニフェストの中でイの一番に訴えてきた後期高齢者医療制度等、つまり社会保障の維持だけでなく充実部分が随分入っていると思われました。 ...全文を見る
○姫井由美子君 それでは、これからも社会保障の維持、つまり安定化と、そして充実には消費税を充てていくということでしょうか。
○姫井由美子君 私たちは、社会保障・税の一体改革、これを各国民に理解してもらうために民主党からパンフレットを作っていただきましたし、また野田総理も当初、なぜ社会保障と税の一体改革かというところでは、そのパンフレットの六ページにもありましたように、現在は三人の現役世代が一人の高齢者...全文を見る
○姫井由美子君 国民の皆さんは、社会保障のためだからと、自分たちの老後、そして子や孫に借金を、ツケを回さないことがこの一体改革で解決できるという思いで、この景気が悪い中、生活も大変だけれども、それでも社会保障のためだからということで泣く泣くこの消費税増税には私は納得させられている...全文を見る
○姫井由美子君 それでは、今日の午前中の礒崎議員の質問の中で、社会保障制度改革国民会議、これは五%の財源でこれからの中身を議論していくけれども、しかし、この維持、安定化の四%、そして充実の一%、この四対一というこの割合は、ここまでは合意はしていないという答弁がございました。  ...全文を見る
○姫井由美子君 それでは、充実、社会保障の充実のための一%、この使い道について必ず変わらないんでしょうか。
○姫井由美子君 それでは、引き続きお伺いしたいと思うんですけれども、この「社会保障と税の一体改革って何?なんで必要なの?」、「安心を支え合う日本へ」という、こういったパンフレットを作られました。しかし、これが政府案の一条の趣旨の中に入っていました「支え合う社会」というものを削除さ...全文を見る
○姫井由美子君 なぜ「支え合う社会」を削除してまで修正に合意をして通そうとしたのですか。
○姫井由美子君 世代間の公平性と言われましたけれども、今回の消費税率アップによって、世代間どころか税の不公平性、まあ公平性が確保できていないという現状があります。  つまりは、消費税そのものの逆進性、これに対する対応策も先送り、そして三党合意では、当初政府案にあった所得税、資産...全文を見る
○姫井由美子君 午前中の安住大臣が答弁の中で、この消費税を上げる時期というものは総合的にいろんなものを判断すると。今いらっしゃいませんけれども、櫻井議員のようにお医者様が総合的な診断をするように、例えば四十キロ走れる状態じゃないと体力がある……(発言する者あり)言ったじゃないです...全文を見る
○姫井由美子君 その附則の十八条の三項はまた議論をしたいと思っておりますけれども、やはりそのときの政権が判断すると言ってしまえば本当に誰が判断するかで全部決まってしまうということに大変私は、総合的、総合的と言われますけれども、そのときの御都合でも判断できるということで私は大変怖い...全文を見る
○姫井由美子君 先ほども社会保障の枠組みについて、この議論をしっかりとするので、この中で決まっていくから、それは私たちにちゃんと枠を示さないわけではないと言われました。そうであれば、今の公共事業等、これは税率のアップを社会保障財源にだけ使うということを何度もおっしゃっておりますの...全文を見る
○姫井由美子君 自民党が提案しております国土強靱化基本法、そして民主党でも、新たな戦略的国土地域政策を推進する議員連盟というものがこの国土強靱化の必要性を唱えているようですけれども、この国土強靱化、これを訴えているのが京都大学の藤井聡教授です。  この藤井聡教授は、たしか今年の...全文を見る
○姫井由美子君 デフレ脱却をし、景気回復を行い、そして、今この大変日本が弱っている中で消費税を増税しなくてもいいんじゃないでしょうか。
○姫井由美子君 残された質問もありますので、次回に回したいと思います。  これで質問を終わります。ありがとうございました。
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○姫井由美子君 国民の生活が第一の姫井由美子です。  増税の前にやるべきことがある。私たちは、七月十一日に国民の生活を第一に考えた新党を立ち上げました。新党規約の第二十九条三項には、国会議員の国会における各種採決においては自立と共生の基本理念にもとづく各自の信義にその判断を委ね...全文を見る
○姫井由美子君 他党のことなので、これ以上言いません。  私は、これまでコンビニの加盟店の皆様とともにフランチャイズ法を作る運動をしてまいりました。本部とは意見の合わないことも少なくありませんでしたけれども、この度、セブン・アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長が雑誌で紹介いたし...全文を見る
○姫井由美子君 幾らやります、取り組んでいきますと言っても、実際にやらなければ何にもならないんです。山田方谷は、知行合一といいまして、幾ら知っていても、幾ら言っていても、それを行わなければ何にもならない、知らないことと同じだというふうに言われています。まず増税の前に全てやってから...全文を見る
○姫井由美子君 例えば、公務員には現役出向、現職出向という制度があります。これは、基本的には省庁を辞める形で、一旦辞める形で出向するわけですが、数年すれば戻ってくるわけです。そして、その出向先の独立行政法人等に対しましては、国から運営費交付金という形で国費払われているということで...全文を見る
○姫井由美子君 あわせまして、政党助成金、平成二十四年度の総額をお伺いしたいと思います。
○姫井由美子君 一人当たり七千三百万円。こういった経費の削減であるとか、政党助成金三百二十億円、これはやはり先ほどの給与特例法といった公務員改革に比べたら、改革の一部かもしれませんけれども、範を示すという意味では大変必要だと思っております。  また、さきに、五月一日、行政改革に...全文を見る
○姫井由美子君 例えば土光臨調は、JRの民営化など官から民へ、また、これも岡山出身ですけれども、橋本内閣でも省庁再編、統合という形で大きな大胆な行革を行ってまいりました。この度の、先ほどの岡田大臣の下の行政改革に関する懇談会、これも行革の大きな方向性があるかと思いましたけれども、...全文を見る
○姫井由美子君 いわゆるこの決算剰余金というものは、決算、これは翌年の七月に確定しますので、一年寝かせて翌々年の予算に使うわけですね。つまり、一年寝かす期間があるわけです。これを会計検査院官房審議官の飯塚正史さんは、昨年も、この震災のときにもこれを提案しておりましたけれども、なぜ...全文を見る
○姫井由美子君 この四〇%の未納を計算すると約一兆円にもなろうかと思いますので、お願いしたいと思います。  そして、修正案では後退ぎみに扱われている歳入庁ですけれども、まさにこの未納者に対しては歳入庁の必要があるのではないでしょうか。
○姫井由美子君 それでは、いわゆる消費税の益税というものについてお伺いしたいと思います。  益税とは……(発言する者あり)
○姫井由美子君 歳入庁の質問がまだでした、歳入庁。
○姫井由美子君 工程表も実際やらなければ何にもならないですし、まずは、まずはしっかりと不公平感をなくすということに徹底して対処をして、それができ上がってから増税というものを私たちは訴えております。  それでは、先ほど消費税は九九%翌年には回収と言われましたよね。じゃ、消費税の益...全文を見る
○姫井由美子君 消費税に関しましても保険料に関しましても、滞納者が多いという意見を言ってまいりました、実情も訴えてまいりました。これは払わないという事業者もあるかもしれませんが、払えないという中小零細がほとんどではないかと思います。  今回、このような景気低迷の中での増税をする...全文を見る
○姫井由美子君 成長と財政再建は同時でということでしたら、その消費税の増税だけに前のめりをしたような例えばこの進め方というものが非常に誤解を招いているんではないでしょうか。私は、この成長というものに対してはもっともっと、財政再建、あるいは消費税の増税で財政再建の前に、もっと成長に...全文を見る
○姫井由美子君 やはり、参議院では心からは一回でしたね。  消費税への不満や政府への不信は日ごと募っております。国民の生活を無視した増税は成功しないと申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
07月26日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○姫井由美子君 ありがとうございます。場所が変わりまして、国民の生活が第一の姫井由美子です。  先ほど磯崎委員が、二〇一一年に三十一年ぶりの貿易赤字ということで質問されました。それに関連してなんですけれども、たしか、二〇一一年、三十一年ぶりの貿易赤字ですが、年度でいくと、後半持...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  そして、我が国の国際競争力が年々低下傾向にあり、先ほど関口委員も言われましたように、一九九〇年に一位だったものが二〇一一年には二十六位で、そして本年度は二十七位とさらにまた一ランク下がったということですけれども、この僅か二十年の間になぜ...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  大きな大きな世界的な経済の歴史的な流れの中で、世代交代を迎えている中で、今我が国にもう一度という政策であれば小手先の政策ではなかなかかなわないと思いますが、今回のこの法律のグローバル企業の研究拠点及びアジア本社を日本に呼び込むという、こ...全文を見る
○姫井由美子君 さて、この法律案は、新たに研究開発事業及び統括事業を行おうとする特定多国籍企業の活動を促進するためとあります。そして、この特例措置の対象となる特定多国籍企業とあるんですが、この定義ということで、国際的規模で事業活動を行っている及び高度な知識又は技術を有することとし...全文を見る
○姫井由美子君 先ほど言いました具体的にどんな企業かというのが差し支えなければ教えていただきたいのと、先ほど年間三十社と言いました。先ほど松あきら先生が言われました、東京都だけでも五百社を目標としているのであれば、なかなかその目標というのは総合的に考えて少ないのではないかと思うん...全文を見る
○姫井由美子君 冒頭、轟木委員も、まず、入れることも大事だけど、出ていくのを防ぐことも大事だということで、国内産業の空洞化の問題を指摘されました。  私も、昨年の東日本大震災、そして急激な円高で日本企業がどんどんと海外に生産拠点を移していることが大変心配です。特に、今までは部品...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○姫井由美子君 国民の生活が第一の姫井由美子です。  私も、今朝、この委員会が始まる前、十時十分まで子ども国会を傍聴してまいりました。きずなということをテーマに、各委員会からきずなについての報告を聞かせていただきました。その報告を聞いて、先ほどの石川委員とは全く違う感想を私は持...全文を見る
○姫井由美子君 与党としてと言われましたけれども、一人一人の良心を持つ政治家の集まりの党として私は筋を通してほしいということをお願いして訴えているわけです。  菅総理の話を出されましたけれども、あのとき参議院選挙は負けたじゃないですか。だとしたら、やるべきではなかったんじゃない...全文を見る
○姫井由美子君 先ほど、一日も早くというふうに言われましたし、もしかするとお盆前までにとも言われましたが、でしたら、今すぐ国民に信を問わなければ間に合わぬじゃないんでしょうか。  先ほど、菅元総理が若干意見がぐらついたので国民がそれを支持しなかったというふうな言い方をされました...全文を見る
○姫井由美子君 代表選挙では消費税増税を言わない方に私は投票したつもりですし、またその代表選挙のときには、私が代表になったら消費税増税をしますとはっきり明言しなかったということも付け加えておきたいと思います。  今日は社会保障・税の一体改革ですから、税の話を少し進めたいと思いま...全文を見る
○姫井由美子君 財務大臣ですね。我が国の税制における課税の基本原則、そしてどんな理念に基づいて今増税を行おうとしているのか、お聞きしたいと思います。
○姫井由美子君 今、公平、透明、納得と言われましたけれども、直接税から間接税が入り、どうも本当に公平なのか透明なのか納得できない部分があるかと思いますが、現行の税制は、この直間比率の問題、また税の負担感を含めて、本当に公平で透明で納得いくものになっているのか。この直間比率の問題と...全文を見る
○姫井由美子君 私は、とても公平の原則、そのまま踏襲していると思っておりません。また、この消費税は逆進性の問題が特に認識をされています。今回、先ほど直間比率のこともありましたけれども、この三党合意の中では、所得税、資産課税について先送りされ、法人税は議論の対象にもならなかった。こ...全文を見る
○姫井由美子君 今、自民の提案者から伺いましたけれども、民主党の提案者からも伺えないでしょうか。
○姫井由美子君 どちらも、この直接税、間接税両方のバランスが必要であるということを言われました。だとしたら、なぜこの協議で調わず先送りで、しかも自民党の修正案提案者の方からは、今後税率等の問題だと言われましたけれども、つまりは協議が調わないから細かい議論は先送りということで出され...全文を見る
○姫井由美子君 還付企業ということが、今取りざたされております。輸出企業の場合には、自分たちが仕入れるときには消費税を払うけれども、輸出をするときには基本的には消費税を掛けることができないということで、それが返ってくる仕組みがあるということで、これは輸出企業に限った統計が出されて...全文を見る
○姫井由美子君 まだまだ全く疑問が晴れませんので、これからも質問を続けていきたいと思います。  今日は終わります。ありがとうございました。
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○姫井由美子君 国民の生活が第一の姫井由美子です。  昨日は地方公聴会で、私は名古屋に行ってまいりました。貴重な名古屋の方々の意見を拝聴する機会をいただいて、大変有り難く思います。  名古屋といえば、あの減税日本の河村たかし市長のところでございます。減税の本場で増税の論議をし...全文を見る
○姫井由美子君 特に最初の平成元年のときは、バブルも崩壊をする前で、そしてどちらかといえば、貿易黒字をどうするかというような、うれしい悲鳴があった時代でもあります。  しかし、それでも消費税を導入をした三年目、平成四年からは税収は確かに減っております。そして、その税収は、一般会...全文を見る
○姫井由美子君 たしか、平成九年の三%から五%に消費税を増税したときも、名目は福祉を充実させるというところが名目でした。つまり、そのためには、福祉を充実させるための歳出は増えるということは、それは分かります。しかし、余りにもそのための国債発行額が、倍とは言いませんけれども、極端に...全文を見る
○姫井由美子君 私の言っていることが分かっていただけないのかなと思うんですけれども、消費税を三パーから五パーに上げたんですよね。二%上がったわけです。つまり、税収は増えるはずが増えなかったのはなぜかということをお伺いしています。
○姫井由美子君 竹下総理がやったのは平成元年の最初の導入ですよね。私が言っているのは平成九年の、橋本総理のときでしょうかね、この三パーから五パーに上げたときです。そして、直間比率の見直しも同時にやって……(発言する者あり)減税したんですよね。でも、明らかに消費税を上げたときから一...全文を見る
○姫井由美子君 今、大臣が私と一緒に見ているこのグラフというものは、財務省のホームページから取ったグラフです。ですから、そうしたら、そういったいろんな状況も分析できるので、このまま見ると、消費税増税というものでかえって税収が悪くなり、以後一度も消費税を増税する前に戻ったことがない...全文を見る
○姫井由美子君 だとしたら、なおさら、まずは景気回復じゃないでしょうか。景気が上がれば、消費税は僅かながらでも税収は上がり、そして国債の発行額も減少させることができるんであれば、まずは、どんなことがあっても景気対策をまず第一番にすべきではないでしょうか。
○姫井由美子君 だから、私は、消費税の前に、もちろん景気回復は同じですけれども、例えば、前回言いましたように、国民健康保険の未収金の約一兆円に上るもの、そして社会保険の未収、そして、消費税は翌年ほぼ返ってくると言いましたけど、いろんな未収の部分の不公平感をなくさないといけないとい...全文を見る
○姫井由美子君 だからこそ、東日本大震災の翌年で、今景気が落ち込んでいるときにこういう議論をすることすらおかしいのではないかと思っています。  また、前回の質問の中で、安住大臣の方に、税の理念とは何かという中で、公平、透明、納得と言われました。しかし、じゃ、この公平というと、先...全文を見る
○姫井由美子君 私は、やはり消費税というものは低所得者には厳しく高額所得者には緩いと、そしてこの消費税というものが本当に目的税というものになじむのかという問題もあるかと思います。  今、納得というものは、国民が支持してくれるのかというふうに言われました。また、そして、この公平感...全文を見る
○姫井由美子君 五年も議論してきたことを三党合意で簡単に方向転換できるというぐらいのことなんですね。  それで、先ほど、公平、透明、納得と言われました。かつて消費税を導入した中曽根内閣のときには、税の理念というものに関しては、公平、簡素、中立でした。そこに透明というものが入りま...全文を見る
○姫井由美子君 いいですよ。
○姫井由美子君 先ほど、消費税の増税によっては景気は悪くなっていないと大臣はおっしゃいました。しかし、景気全体かどうかは別として、今朝の最初の牧山委員が出された消費税とそれから新築住宅着工の戸数という資料がありました。これを見ますと、やはり消費税の前には駆け込みということで増えて...全文を見る
○姫井由美子君 消費税だけでも新築住宅建てられる件数は過去の状況から見ても減っているにもかかわらず、本年四月より、この新築建物を保存登記をするときの算定基準となる新築建物課税標準価格というものが大幅増になりました。全国的な平均で二割から三割、そして顕著な事例でいいますと、北海道で...全文を見る
○姫井由美子君 消費税は増税をするのは難しいだけでなく、消費税を増税してはいけない、国民の理解は、それは選挙で国民に問うことだと申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○姫井由美子君 国民の生活が第一の姫井由美子です。  本日は、御多用の中、公述人の皆様には貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。また、今日は傍聴人もたくさん来てくださいまして、私たち、国民の生活に大変影響が大きい社会保障、そして税、増税のこの議論にも聞くという形で...全文を見る
○姫井由美子君 少子化対策に影響があるかどうか。
○姫井由美子君 それでは続きまして、荒川公述人にお伺いしたいと思います。  先ほどお話にちょっと出ていなかったかと思うんですけれども、いわゆる税理士さんという立場から中小企業のいろんな経理、会計、決算をしていると思うんですが、いわゆる消費税の中小企業に対しては益税と言われている...全文を見る
○姫井由美子君 先ほど荒川公述人は冒頭に、消費税というものは消費者が税を負担し、でも消費者は納税者ではないという、この辺りに大変複雑といいますか、見えにくいところがあるというふうにおっしゃいましたけれども、先ほど逆進性の対策の一つが所得税の累進課税だと言われましたが、元々この消費...全文を見る
○姫井由美子君 それでは、荒川公述人に最後に一つお伺いしたいんですけれども、一番最初に消費税が導入されていた、先ほど言いました昭和六十三年、これはまだバブルが崩壊していなくて、日本は大型黒字、大変な黒字をどういうふうに小さくしようかというような好景気だったわけですね。現在は、東日...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。私も増税の前に経済成長、経済成長にこそ政府生命を懸けるべきだと思っております。  それでは最後に、堀尾公述人にお伺いしたいと思います。  税理士という立場よりは行財政改革論者というふうにお見受けいたしましたけれども、やはり増税の前にすべき...全文を見る
○姫井由美子君 今回の社会保障・税の一体改革、政府がマニフェストになかった消費税増税を命懸けで今通そうとしていますけれども、今後、マニフェスト選挙というものも大変難しくなったのではないかと私は感じております。  皆様、どうもありがとうございました。以上で終わります。
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○姫井由美子君 おはようございます。国民の生活が第一の姫井由美子です。  本日、八月三日は何の日か御存じでしょうか。本日は、実は司法書士の日というのがあります。明治五年の八月三日に司法職務定制が制定されまして、証書人、代書人、代言人ということで、現在の公証人、司法書士、弁護士と...全文を見る
○姫井由美子君 少子化対策とは、生まれてくる子を増やすという、そのためにいろいろな社会整備をするというものがありますけれども、私も、五年前に民主党からこの国政選挙に出たときに、チルドレンファーストという民主党の政策に大変感銘をしておりました。その中で訴えてきたことが子ども手当です...全文を見る
○姫井由美子君 でも、実際には子ども手当から新児童手当になって、確かに多少前よりも増えた家庭はあるかもしれませんけれども、全体的には子供がいる世代の家庭に入るお金の部分は減ったというのが実情ではないでしょうか。  そして、今、一人に対して所得制限を設けずに義務教育まで一万三千円...全文を見る
○姫井由美子君 もちろん、少子化対策は、この日本という社会にあって、子供を産み育てたいと思える安心した社会をつくっていくことだと私も思っております。でも、日本というこの社会で子供を産みたくなる、育てやすいかどうかというところでのインセンティブを与えるというところが大変大事だと思っ...全文を見る
○姫井由美子君 そして、子供の虐待というものは、地方自治体が分かる前に、一番早く気付くのは医療機関ではないかと思います。医療のカルテというものはなかなか外に出しにくいものかもしれませんけれども、医療の現場でのネットワーク等はどうなっているのでしょうか。
○姫井由美子君 最後になりましたので、子供を守り、しっかりとこの社会保障が機能できるようにするためには、つまり消費税だけでなく、いろんな意味での施策が必要だということです。そして、消費税は国民の理解がなければ上げてはいけないということで、私たちは断固消費税の廃止に向かってこれから...全文を見る
08月06日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○姫井由美子君 おはようございます。国民の生活が第一の姫井由美子です。  本日は、各公述人の方々より貴重な御意見を伺うことができまして、ありがとうございました。  私は、五年前の参議院選挙、このときも格差是正というものが大きなテーマで訴えてまいりました。今回、この社会保障と税...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  菅家公述人の事前資料を読ませていただきました。その中で、この消費税引上げについては、経済状況の中で引上げ停止も含めて柔軟な措置を、あるいは個別間接税の在り方等も取り組んで検討していくのはどうか、さらには、消費税と同時に、所得税や相続税の...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございました。  先ほど、OECDの中で最もこの所得分配率が低下していると言われましたけれども、池本公述人が事前資料の中でもOECD諸国の中でいろいろな比較をされていたかと思います。そして、今回の、特に保育、子育て、この質と量の向上、つまりは、子供の社...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  先ほど、池本公述人からスウェーデンの話が出ましたけれども、私も県会議員を二期八年間する中でスウェーデンとデンマークそれぞれ二回ずつ訪問して、特に保育、子育て、見てまいりました。地方分権が特に成熟した社会ですし、そして高負担、高保障・サー...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  そして、最後に、鳫公述人にお伺いしたいと思います。  特に、国内における子供への支援の格差について詳しく教えていただきました。また、特に児童虐待と経済問題、超を付けていいかどうか分かりませんけれども、超低額所得者との関係でも大変興味深...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  特に、ひも付き補助金をなくし、地方交付金という形で地方の裁量に任せるということ、これが基準ではあるんですけれども、先ほど地方自治体によってサービスの質と量も任されてしまうという意味で、地方自治体の力量によって格差がまた生まれ、ひいては子...全文を見る
○姫井由美子君 そうですか。分かりました。  そういうことが心配ですので、是非、その意味で、更に私もしっかりと皆様と意見交換をして頑張っていきたいと思います。  どうもありがとうございました。
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○姫井由美子君 国民の生活が第一の姫井由美子です。  私は、国民の生活が第一を代表して、消費税増税法案を含む社会保障と税の一体改革関連八法案に対して断固反対の立場から討論をいたします。  まずそれ以前に、当委員会の運営に対して一言申し上げます。  民自公談合三党以外の純粋野...全文を見る
○姫井由美子君 正統性がありません。  審議の中で明らかになったことは、今回の関連八法案は、社会保障と税の一体改革と言いつつも、三党合意により追加された附則十八条二項により……
○姫井由美子君 公共事業への流用を実現しようとしていることです。  また、法案に関して、衆議院での修正という形で民自公の三党のみで秘密裏に進められ、さらには、法案の取扱いや今後の政治日程までもが三党の談合で合意されたことは……
○姫井由美子君 議会制民主主義の否定であり、到底国民の皆さんは納得するわけがありません。  このように、あらゆる点で問題のある社会保障と税の一体改革……
○姫井由美子君 関連八法案は否決し廃案にすべきであると申し上げ、私の反対討論といたします。
08月28日第180回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○姫井由美子君 皆さん、おはようございます。国民の生活が第一の姫井由美子です。  今回の法改正により石油備蓄体制が充実強化されることはまずもって評価をいたしたいと思います。私どもも必要な法案は一日も早く通したい、粛々と通すという考えの下に本日も質問をさせていただいておりますので...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  原油という形の機動的でない備蓄の方法というものにもいろいろ問題があったということですけれども、今回は特に東日本大震災から何を学んでの法改正かということで、緊急時に何ができるようになったのか、今回の法改正の意義と併せて改めてお伺いしたいと...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  緊急時での判断の一元化、これは迅速性に非常に有効かと思います。  しかし、先ほど牧野委員の答弁で備蓄量四日分というお答えがありましたけれども、この量と種類、果たしてこの四日分という計算の、十分かというこの根拠についてお伺いしたいと思い...全文を見る
○姫井由美子君 せっかくの法改正ですので、しっかりと私たちも納得ができるような実用化をしていただきたいということで、この根拠につきましては更にいろいろとまた議論をし、改正もしていただかなければいけないというふうに思っております。  ただ、今回のこの法改正が震災から一年半たってか...全文を見る
○姫井由美子君 ありがとうございます。  大臣の、エネルギー基本計画全体の、原発事故もありましたから、全体の見直しということがあります。この見直しがなかなか前に進まなかったということもありましたけれども、今、御答弁では、それとは切り離して、できるものはまず先にやるというその姿勢...全文を見る
○姫井由美子君 先ほど、大臣から有識者会議の意見を踏まえてということで、昨年の十二月に中間報告といいますか報告書を私も拝見させていただきました。日本国内の資源確保についても触れられておりました。我が国の領域内での資源確保は今後ますます重要となってまいります。  大臣は、この後、...全文を見る
○姫井由美子君 言いにくいのに済みません。ありがとうございました。  以上で終わります。