日森文尋

ひもりふみひろ



当選回数回

日森文尋の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第164回国会 衆議院 議院運営委員会 第4号
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○日森委員 社民党の日森でございます。  私どもも、議員年金を廃止するということに合意したことについて大いに評価をいたしました。  その際、私どもが主張してきたのは、一日も早く公的年金の一元化を実現する、そして、これに収れんをしていく。暫定的な措置として、経過措置として、これ...全文を見る
02月20日第164回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○日森委員 社民党の日森でございます。  きょうは、格差の問題について、格差そのものではなくて、二極化が急激に進行した結果、一体何が起きているのか、そのことについて政府として具体的な対応は何かあるのかということについて、お伺いをしたいと思うんです。  最初に大臣にお聞きしたい...全文を見る
○日森委員 そういうお答えになるのではないかと予測をしていましたが、しかし、国際比較をしてみても、貧困率、これは着実に上昇しています。  例えば、破産大国と言われているアメリカと比較をしても、アメリカはこの十年間で約二倍ですよ、破産する人の数が。日本はどうか。この十年間で六倍に...全文を見る
○日森委員 銀行初め各金融機関は減っているけれども、無担保、つまりサラ金と言われていますが、ここは急激に業績といいますか貸出残高がふえているということになっているんだと思うんです。  これは通告していないんですが、消費者金融がこれだけ拡大している原因について、何か感想ございます...全文を見る
○日森委員 なぜふえたのかという話なので、借り方のお答えをいただくということではなかったんですが、それは恐らく、借りたことのない大臣よりも、実際に借りている庶民の方がよく知っていらっしゃるので、そこはもう結構なのですが。  問題は、消費者金融にお金を借りる人がたくさんいらっしゃ...全文を見る
○日森委員 議員立法でできたわけですが、その前は、その出資法の金利は一〇〇%を超えているとかいう時代もあったようです。これを抑えていって、一定の規則をつくって、その規則を守らせるために、守った者については御褒美ですよ、こういう話で、これは学者がよく言っていますが、あめとむちのあめ...全文を見る
○日森委員 恐らく一度もお借りになったことがないから、なかなか説明も、本人も御理解されていないのじゃないかという気持ちがあるんですが、これはまた引き続き、大事な問題なので、本当に、多重債務者は、実は自殺を幾度も考えたことがある、一度ならず考えたことがあるという人が四〇%以上いるん...全文を見る
○日森委員 はい。  そういうことをぜひ検討いただきたいということをお願いして、終わりたいと思います。
02月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○日森委員 三月には建築基準法やあるいは関連する法律の改正案が出されるということなので、きょうは少し大きな観点から大臣の御所見を伺いたいと思います。  耐震偽造問題、当初は、民間に確認検査事務を開放したことが是か非かという議論もあったと思うんですが、これが非姉歯物件まで広がって...全文を見る
○日森委員 だから、そういう趣旨で始まったのに、六年近くたって見たら今の事態ですよ。つまり、少しも強化されてこなかった、むしろ野放し状態になってしまったということが現状あるわけでしょう。そういう認識をまず持っていただくことですよ。  そして、今度の緊急調査委員会、この中間報告で...全文を見る
○日森委員 大臣の思いとしてはそうなのでしょうが、しかし、事実がそうではないということを物語っていて、しかもまた、中間報告の言葉をかりると、民間確認機関が利益優先でおざなりな審査をしたのではないかという声が出ているし、さらに、改善するためには、高度な技術を持つ確認検査員の採用、標...全文を見る
○日森委員 これは質問通告していないんですが、先ほどもいろいろな方々から意見が出ていました、命、財産に直接かかわる問題なんだということについては、何でもかんでも官から民、官から民だというのは間違いだというふうに私も思っているんです。  それで、確認制度そのものの是非が問われてい...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
02月24日第164回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○日森委員 四人の公述人の皆さん、大変御苦労さまでございます。社民党の日森文尋と申します。  最初に、吉野先生にお伺いしたいと思うんです。  スウェーデンの例をお出しになって、ナショナルミニマムの定義をしっかりしよう、そのことが大事だという御指摘がありました。御承知のとおり、...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  牧野先生にお伺いしたいと思うんです。  私もまさにそのとおりだという思いでいるんですが、二極化とか格差という言葉が、ちょっと今そぐわないという感じもしているんです。もう少し具体的に、実は貧困化が進んでいるというふうに言い切ってもいいよう...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
02月27日第164回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○日森委員 きょうは、雪害についてお伺いをしたいと思います。  実は、一月の末なんですが、私ども社民党も、新潟県の小千谷、十日町、津南を調査団として視察してまいりました。そのときに、行政、それから非常に被害に遭われている住民の方々から、特に中山間部にお住みの方々なんですが、いろ...全文を見る
○日森委員 お年寄りの方が無理をして屋根に上って雪をおろさなければならなかった。本当は、これについて市町村もいろいろ工夫されているところもあるんですよ。例えば雪おろしのグループをつくって準備をしておいて、そういうお年寄りの家庭に行って雪をおろす作業を代行するというようなこともあっ...全文を見る
○日森委員 ぜひしっかりした対応をしていただきたいと思います。  実は、住民の方々なんですが、小千谷市のちょっと山に入ったところの大崩地区というところと十日町の枯木又地区というところに行って、住民の方々に話を聞きました。戸数が非常に少ないところなんですね。  それで、例えば枯...全文を見る
○日森委員 どうもありがとうございました。
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○日森分科員 社民党の日森文尋でございます。  前回に引き続いて、消費者金融の問題について政府のお考えをお伺いしたいと思います。  御案内のとおり、一月十三日に画期的な最高裁の判決が出されました。ちょっと触れておきますと、弁済受領時の交付書面の記載方法について、貸金業規制法施...全文を見る
○日森分科員 重大に受けとめているということについては、私どももそういう立場でしっかりやっていただきたいと思うんですが、監督官庁なわけですから、先ほど引用しましたけれども、契約の締結及び督促の際の貸金業者の債務者に対する説明内容など、具体的事情に基づき総合的に判断されるべきである...全文を見る
○日森分科員 次の質問に移りたいと思います。  現在、商工ローン、かつて問題になりました、大変大騒ぎになったんですが、ここでは、超過利息、利息制限法を超えて利息を払わなければ、保証人を立てているわけなんで、保証人に請求が行くというのが常態化している、こう言われているんです。実態...全文を見る
○日森分科員 ぜひ積極的な御検討を続けていただきたいということなんですが、去年の八月十日の東京高裁の判決でも、ローンに関して、保証人を立てられたことによって、保証人が、実は実態としては債務者がどういう状態にあるのか知らされないまま保証人にならされているというふうな事態もあるわけで...全文を見る
○日森分科員 これは質問通告をしていないんですが、ちょっと今思いまして、それだけ宣伝を目にしない日はないですよ。物すごいですよね。  これはちょっと余談になりますけれども、フォーブスというアメリカの雑誌が、去年かおととしか、日本の資産家十傑というのを出しました。第一位は、言っち...全文を見る
○日森分科員 これはいい案だと思ったんですが、残念ですね。  ぜひ、これから被害が大きくなるような事態も、だって、今、多重債務者、正確な数はわかりませんが、二百万人とか言われているんでしょう。これは大変な数なので、これを少し何とかしなきゃいけないという思いがあるならば、ちょっと...全文を見る
○日森分科員 以前、南野法務大臣が、検討に値するんじゃないかというような答弁を国会でされたことがあると思うんですよ。これはやはり、そういう今おっしゃったようなことが念頭にあって、そういう乖離があることを承知の上でいつまでも放置しておくことはいかがなものかという思いがあるのではない...全文を見る
○日森分科員 もう時間がなくなりましたので、最後にちょっと問題提起を含めた質問をして終わりたいと思います。  今大臣おっしゃったとおり、出資法の金利を三回ぐらいにわたって下げてきましたよね。その前には金利が物すごく高くて一〇〇%なんというときもあったという話も聞いているんですが...全文を見る
○日森分科員 時間です。どうもありがとうございました。
03月02日第164回国会 衆議院 本会議 第11号
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○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、平成十八年度一般会計予算、平成十八年度特別会計予算、そして平成十八年度政府関係機関予算に対し、反対の討論を行います。(拍手)  予算を見れば、国がどんな経済社会を目指していくのか、来年度どこに重点を置こうとしているのか、これが浮...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○日森委員 五年前に引き続いて、続きの質問をさせていただきたいと思います。  踏切事故は今、減少傾向にあるわけですが、しかし、依然として事故が起きているわけです。これは、直接、例えば列車の側に重大な支障があれば大変な死傷者が出るわけで、私どもとしても、踏切を改良してともかく踏切...全文を見る
○日森委員 いずれも数値目標を下回っている。例えば連続立体交差でいえば半分以下、平成十七年度末までにとても目標に達しそうもないし、単独もそうですし、それから、幅員の拡幅、保安設備等々についても目標値を大幅に下回っているという結果になっているわけです。  なぜこんな結果になってし...全文を見る
○日森委員 今回は、ちょっとこれは質問通告ないんですが、そういう数値目標はまたおつくりになって、この五年間、これから先の五年間ですね、そして実施をしていくというお考えなんでしょうか。
○日森委員 指定をしていくということですから、確かにそういうことになると思うんですが。  前回の改正のときに、指定を迅速化しようということになっていまして、そういうことも含めて、都道府県知事の申し出制度というのがつくられました。先日、話を聞いたら、一件もなかったという話が、それ...全文を見る
○日森委員 つまり、ほとんど意味がなかったと。知事の申し出制度というのをせっかくつくったけれども、この五年間、余り意味がなかったということだと思うんですよ。そういう意味では、これから目標値をつくったり、実際に事業を進めていくに当たって、ここはしっかり総括をして、本当に住民の利便性...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。  きょうは三人の先生方、大変御苦労さまです。お疲れのところ大変恐縮なんですが、幾つかお尋ねをしたいと思います。  ちょっと具体的な事例になって恐縮なんですが、ずっとわだかまりがあるものですから、最初に佐藤先生にお伺いしたいんです。 ...全文を見る
○日森委員 例えば、私はちょっと定かではないんですが、NTSBの場合、安全文化を欠くような経営体質があるとかいう場合は、そこまで踏み込んだ勧告をした例があるというようなことも聞いているんですが、それは先生の方では、そういうことはないんでしょうかね。
○日森委員 このNTSBが、先生のきょういただいた資料の中でも触れられていますが、これが基礎になって、カナダであるとかオランダであるとか、さまざまな国々で独立をした事故調査機関が生まれてきたという資料をいただきました。  そこで、ちょっと特殊だと思ったのは、ちょっと突っ込んだ話...全文を見る
○日森委員 私も、そういう形が望ましい、いや、将来は、この国の航空・鉄道事故調査委員会もそういう形で発展はしていくべきではないかという思いがあるんです。  ちょっと先生ばかりで申しわけないんですが、例えば、鉄道事故の教訓を航空事故の調査に生かす、そういうことで、すべての交通モー...全文を見る
○日森委員 芳賀先生にお聞かせいただきたいんですが、先ほど、私の勉強不足で、ああそうなのかなと思ったんですが、NTSBが勧告を出す、しかし勧告を受ける企業の側がどうもそれを実践しない例もあるやに聞いているということを伺ったんですが、実際、そういう場合、何が不足をしているのか。 ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございます。  そのNTSBの勧告と企業の関係、佐藤先生は何か御存じでしょうか。
○日森委員 ありがとうございました。
○日森委員 社民党の日森文尋でございます。  お三方とも大変お疲れのところ、御苦労さまでございます。  やや重複するところもあるかもしれませんが、最初に戸崎先生にお伺いしたいと思うんです。  先生、最初に、安全は労働者が担うというふうにおっしゃいました。私もまさにそのとおり...全文を見る
○日森委員 ところが、先ほどから出ているように、この間の規制緩和というのは、そういう状態を、いわばぶち壊してしまったと言っても過言ではないと思うんです。競争の激化、それから価格競争まで引き起こしていくというふうなことがありました。  そこで、先ほども出ていましたが、戸崎先生、適...全文を見る
○日森委員 そういう意味では、戸崎先生が先ほどからお触れになっているタクシー、ハイ・タクの労働者の問題というのはかなり深刻な問題で、四年以上前に規制緩和があって、いわば参入自由になった。しかし、それは事後チェックはきっちりしましょうということで緊急調整措置などもあったわけですが、...全文を見る
○日森委員 ありがとうございます。  引き続き安部先生にちょっとお伺いしたいんですが、先ほど、安全統括管理者等々を置くということについては一定の前進だ、私は全くそう思いますが、しかし、JRとか大手私鉄はともかく、中小の私鉄あるいは三セクになるとこれは大変な状況だと思うんですよ。...全文を見る
○日森委員 全く同感でして、なかなか国土交通省はかたくて、営業面での支援はできませんというところからなかなか前進しないんですが。  しかし、中小でいえば京福電鉄が正面衝突事故をやりまして、私もすぐ行ったんですよ。すぐでもないんですが、行ったんですよ。結局あれは廃線になるんじゃな...全文を見る
○日森委員 どうもありがとうございました。
03月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○日森委員 最初に、事故調について御質問したいと思います。  冒頭、先ほど不規則発言もいろいろございましたが、私どもも、航空・鉄道事故調査委員会については、現在の八条から三条委員会にきっちりと位置づけて、そして、独立性、中立性、公平性、これをしっかりと担保するという立場であるこ...全文を見る
○日森委員 これはちょっと通告にないんですが、感想だけ聞かせていただきたいと思うんです。  さっきNTSBの話で、もちろん司令部があるけれども、主要な都市にはちゃんと出先があって、アメリカは広いですからそれは必要なのかもしれませんが。これは今四十一人ではどうしようもないんでしょ...全文を見る
○日森委員 次に、国土交通省がヒューマンエラー事故防止対策検討委員会というのを立ち上げて、中間取りまとめがありました。  その中で、「安全風土の確立に向けた取組みの視点」というところがありまして、「「不安全行動」の防止と安全風土の確立に向けた課題の背景として、近年において、」幾...全文を見る
○日森委員 幾つか要因があるんでしょう。しかし、先日の参考人の先生方の御意見の中でもたしか、いわば現場で働く人たちが安全を担うんだ、その担えるためにはそれなりの環境が整備されていなければいけない、私はまさに当然だと思うんです。  そういうことになってくると、例えば大量の公共輸送...全文を見る
○日森委員 余り責任はないと。ないけれども、しかし、この間議論に出ましたけれども、事後チェック体制、これはきっちりやらなきゃいけないわけで、そういう意味も含めて今度の法改正もあると思うんです。しかも、若干そのチェック体制をする人間はふえるんでしょう、全体は減らすけれども。そういう...全文を見る
○日森委員 その勧告、本当に実行していただかねばならないと思うんですが、新聞報道で、安全性向上計画のいわば大きな柱に安全ミーティングというのが位置づけられていると思うんですが、これについて、これらを含めたJR西日本の職員の意識といいますか、これについてアンケートを組合が行いました...全文を見る
○日森委員 同じJR西で、伯備線で三名の社員が死亡するという接車事故がありました。これについて、ちょっと国土交通省のお考えをお聞きしたいと思うんです。  実は、これは本当は事故調が出張っていく場面ではないのかと私は個人的に思っているんですが、鉄道自体に問題があるということよりも...全文を見る
○日森委員 結局、やればできる安全対策をやってこなかったために事故が起きた、そういう一面もあるということだと思うんですよ。  それで、これは要望になるんですが、統括安全管理者と同時に安全管理規程を置きなさいということになります。その規程はどうするかというのは政省令でさまざま出て...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
03月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○日森委員 最初に、大臣にお聞きをしたいと思うんです。  官から民というのは内閣のいわば一つのスローガンであって、小泉さん、一生懸命おっしゃっているわけですが、しかし、独法の非公務員化も含めて、独法の問題についても、本来国が行っていくべき業務が民間に開放されて、例えば耐震強度の...全文を見る
○日森委員 であれば、今のままでいいのではないかというふうに思うんですよ。今のままであっても、いや、むしろ、もっと権限を強化していくことの方がはるかに国民の暮らしにとっては有意義であるというふうに私は思うんです。  つまり、例えば今度の偽装問題で、社会資本整備審議会の中間報告で...全文を見る
○日森委員 時間がないので次に移ります。  行革の重要方針、この中で、公営競技関係法人、その他の政府関係法人の見直し、独法もそうですが、「これらの法人の新たな中期目標については、政策評価・独立行政法人評価委員会及び独立行政法人に関する有識者会議の指摘に沿って、目標期間中に達成す...全文を見る
○日森委員 時間になりました。  今のままでもできますということだけ申し上げて、終わりたいと思います。
03月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○日森委員 一番最初に大臣にお伺いしたいと思いますが、報道等によると、国土交通省は、この四月から五月にかけて、地下鉄の霞ケ関駅、ここにおいて、鉄道テロ対策として顔認証システムの実証実験を行うということのようです。  これは、実験について大変さまざまな問題があるので中止をすべきで...全文を見る
○日森委員 実証実験で実用可能かどうかを調べるということであれば、なぜ霞ケ関という実際に、事前に聞いたところによると、ラッチを一本、ラッチというか、改札口の通路を一つ借り切って、ほかの通路はそれぞれ一般の方が利用する、そういう状態で実験を行うということだとお聞きをしました。  ...全文を見る
○日森委員 事前に聞いたところ、霞ケ関の駅でも、お役人の方がいっぱい通るような、大変たくさん人がいるところではないところで一つ借りてやるんだというふうに言っていました。どうも話が食い違っているようで、だったら百人か二百人アルバイトの人を雇ってやれば室内だってできるわけで、何もここ...全文を見る
○日森委員 だれが負担するのか、どう運用していくのか、テロの危険度はどの程度なのかということで実施するかしないかを決めていくということになると思うんです。これが解決したらやっていくのではないかという心配があるんです。  仮に例えばそういうことになると、これは一九六九年十二月に最...全文を見る
○日森委員 だれがやるかというのは実際は明らかなわけで、テロリストがだれだということを特定できる機関しかできないですよ。国土交通省はそれを特定する機関でもない。メトロも違う。鉄道会社も違うわけでしょう。だれがやるかというのは、だれが見ても明らかですよ。Aさん、この人はテロリストだ...全文を見る
○日森委員 しかし、今これをやっている機関は、しかるべき人たちが集まっておやりになっているわけで、大体想像がつくんですが、今は言えないということだと思います。  ちょっと時間がなくなりましたのでこれ以上はやめますが、この実験の結果については公表していただけますか。
○日森委員 この問題はまた続けて議論していきたいと思いますが、ちょっと時間がなくなって、幾つかはしょってしまいます。  構造計算、これは大臣にぜひお聞きをしたいと思うんですが、先ほどの意見にもありました、限界耐力計算、これが導入されてきた背景には、橋本さんの時代に規制緩和があっ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
○日森委員 一九七八年に宮城沖地震がありまして、この段階でも地盤災害は発生をしていました。そして、国民、市民の側から大変心配されていたわけですが、昨年五月になって、やっと総合的な宅地防災対策に関する検討会というのが設立をされて、方向性について検討し始めたわけです。  これはもう...全文を見る
○日森委員 国土交通省の政策目標であるということになると、先ほどの御質問と重複するかもしれませんが、この目標を着実に、国土交通省だけではないんですが、どうも数値目標というのは大体達成されないというのが役所の一般的な結果になっておりまして、そんなことは今回はないと思いますが、これを...全文を見る
○日森委員 ちょっと確認ですが、平成十八年度以降については都道府県などの取り組みの推移を見ながらそれぞれ判断していくということで、もう十年間の工程表がきっちり決まっているということではないということでよろしいんでしょうか。
○日森委員 公共団体の仕事が大分重要になってくるんですが、知事さんは、居住者等に危害を生ずる発生のおそれが大きい一定の宅地造成区域を造成宅地防災区域と指定することができるというふうになっているんです。  その発生のおそれが大きいということについてはかなり詳細な調査をしなければな...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
03月31日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○日森委員 最初に大臣にお聞かせをいただきたいと思うんですが、この十年間、いろいろな施策を打ってきたけれども、残念ながら成果は上がらなかったという結果だったと思うんです。これは重大な問題点が実はあるのではないかというふうに思っているわけです。  九八年、ちょうど十年前の四月二十...全文を見る
○日森委員 大店法との関係に限って申し上げたいと思うんですが、そうすると、都計法というのは、都市計画法自体が例えば大型店の立地規制などについては余り機能しなかった、むしろ、先ほども大臣おっしゃったとおり、いわば商業活性化対策という経済産業省の方の仕事が中心であって、国土交通省の、...全文を見る
○日森委員 つまり、規制をする効果を得ることができなかったということは率直に反省せざるを得ないということですよね。  日本商工会議所が平成十六年度まちづくり問題に関するアンケート調査をやりまして、特定用途制限地域、準都市計画区域、これが活用されていない理由として、制度に対するP...全文を見る
○日森委員 空白の十年と言っておきたいと思います。一体この十年何だったんだという深刻な反省がないと。おとといでしたか、前橋、伊勢崎の方に私も行きました。それから私の住んでいるところもそうなんですが、商店街などは物すごい深刻な悲鳴を上げていますよ。だから、この十年一体何だったんです...全文を見る
○日森委員 そういう格好で商売を続けていくところが多ければ、それなりに郊外の方々も利便性を確保できると思うんですが、実際には、そこから撤退をして新たなところに新たな店舗をつくっていくというのが、どうも業態としてあるというふうに巷間言われています。そうなると、そこが実は、スラム化し...全文を見る
○日森委員 ちょっと時間がなくなったので、基本的な問題でお聞きをしたいと思うんですが、先ほど来出ているように、都市計画法はまちづくりの憲法だ、基本的な法律だというふうに言われてきました。それが五年、十年ということでひょいひょい変わってしまうようなことがあっていいのか。規制緩和をし...全文を見る
○日森委員 時間がなくなりました。総務省には大変申しわけございませんが、またの機会に質問させていただきます。  ありがとうございました。
04月04日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○日森委員 お疲れのところ大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。四人の先生方、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。  最初に、これは感想で結構なんですが、四人の先生にお聞きをしたいのですが、大店法が立地法に変えられる段階で、商調協がなくなってしまった。もちろ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  小林先生にお伺いしたいんですが、先ほどちょっと出ました、先生のレジュメの三番の「多くの関係主体の参加によって再生を目指すこと」。その中で、地元金融機関の参加で、先ほど地域ファンドの話も伺いました。それから、アメリカに行ったら地元金融機関の...全文を見る
○日森委員 ちょっと同じ質問で、矢作先生、もし御見解ございましたらお聞かせいただきたいと思います。
○日森委員 ありがとうございました。  続いて小林先生にお伺いしたいんですが、地元金融機関と同時に交通事業者、これも当然参加をしていただくということが不可欠だと思うんですね。富山の市長さんはLRTで、鉄道網ですね、やって、うまくできそうだという自信をおっしゃったんですが、その他...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  それから、富山の市長さん、僕は実に楽しい話を聞かせていただきまして、私もLRT議員連盟というのに入っていまして、私はさいたま市なんですが、ぜひそういう循環できるようなLRTをつくったらという提起をしているんですが、道路の拡幅から始めなきゃ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  ちょっと時間がなくなってしまったので、最後に一問だけ、それぞれ四人の先生方にお伺いをしたいと思うんです。  矢作先生のお話で、欧米の例が出されて、基礎自治体が大変な権限を持っていて、一定の規制力をきちんと発揮していると。  ドイツのケ...全文を見る
○日森委員 終わります。ありがとうございました。
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○日森委員 社民党の日森文尋でございます。  きょうは、中馬大臣、ヒートアップなしで、冷静にやりとりをしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  これまでも公共サービスについては、民営化あるいは民託、PFI、指定管理者制度、さまざまなことで民間にゆだねる、...全文を見る
○日森委員 私は、かつて独立行政法人化の質疑のときにも総理にお尋ねしたことがあって、隣に委員長がおりまして貴重なサジェスチョンもいただいたんですが、それはともかくとして、どうも哲学がない。  一体どういうコンセプトで市場化テストをやっていくのかとかいうものがなくて、先ほど申し上...全文を見る
○日森委員 次に、川崎厚生労働大臣にお聞きをしたいと思うんですが、法案成立前に幾つかの公共サービス、例えば社会保険庁関連の事業であるとか、ハローワークであるとか、関連業務であるとか、それから行刑施設、自治体窓口等々、どうもこれは名指しで市場化テストの対象というふうにされているよう...全文を見る
○日森委員 いずれ拡大をしていくのではないかという心配が一つはあるんです。それ以上に、昨今の雇用情勢ということを考えると、やや好転してきているとは思うんですが、職業紹介事業というのは、国がしっかりすべての分野を責任を持って無料職業紹介事業というのを維持強化していくということの方が...全文を見る
○日森委員 それでは続いて、官民競争入札それから民間競争入札のあり方について、これは中馬大臣になると思うんですが、お聞きをしたいと思います。  一つは、この間の御答弁の中でも何度も何度も強調されてきたんですが、入札に当たって、確保されるべき質ということが言われていました。質を確...全文を見る
○日森委員 そうなんですよ。それはもう十分承知をしているんです。  立入検査をしなければいけないような事態とかいうことが起きるわけですよ。それはどういう基準に、下回っちゃったとか、こういう質、国民に公共サービス、それは民間になっても提供する、質を確保するんだ、その基準を下回って...全文を見る
○日森委員 監理委員会の中で恐らくそうやられるんでしょうが、それでは、これまでいろいろな意味で民託、民営化等々がやられてきて、その中で国民の不安も現実としてあるわけですよ。そういう不安にこたえることにならないんじゃないのかという思いがあるんですよ。ですから、これはもうぜひ、国の責...全文を見る
○日森委員 実施要項で示すということになるんですが、その実施要項をつくるときに、いろいろな分野がありますけれども、それぞれの分野で、例えば消費者であるとかあるいは親であるとか、関連するような方々がその実施要項をつくるときに参加して、お互いに意見を言い合って、こういう基準でいこうじ...全文を見る
○日森委員 ぜひそういう方向できっちりとやっていただきたいと思います。  それから次に、民間事業者の参加資格についてお尋ねをしたいと思うんです。  法案では、入札に参加する民間事業者の資格を含めて、国や行政機関の関与を必要かつ最小限にとどめるというふうに規定をしているわけです...全文を見る
○日森委員 山口副大臣から見れば常識なんだけれども、その常識を破る企業がごまんとあるわけです。だから心配しているのであって、お答えからいうと、こういう厳格な基準みたいなものはつくらない、必要最小限というのはそういう意味なんだということで理解してよろしいんでしょうか。
○日森委員 ぜひつくってくださいよ。これはそういうものがないと、入札参加資格を持つ企業の範囲が狭まってしまうなどということがあるかもしれないけれども、しかし、それぐらい公のサービスというのは大事なものなんですよ。特に、最初に挙げた福祉だとか教育だとか保育だとかいう分野、これも聖域...全文を見る
○日森委員 時間がなくなりましたので、あと一問だけ、これは中馬大臣にお伺いしたいと思うんですが、民間事業者が落札をする、公的サービスを担っていくということになった場合、公務員がどういう処遇をされていくのかという問題についてお聞きをしたいと思うんです。  またイギリスの例で恐縮な...全文を見る
○日森委員 時間です。終わります。
04月07日第164回国会 衆議院 経済産業委員会国土交通委員会連合審査会 第1号
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○日森委員 今の質問に関連すると思うんですが、確認の意味も含めてお伺いしたいと思います。  今回の改正のいわば目玉と言っていいと思うんですが、選択と集中ということが盛り込まれました。  分権の時代であるんですが、実は今の御答弁を聞いていると、制度はつくったけれども市町村の方で...全文を見る
○日森委員 なぜ選択と集中になったかというのはよくわからないんですが。  金を出すけれども口は出さないと。今まで市町村が十分に取り組めなかったという事実はあるんですよ。しかし、それが選択と集中ということによって解決していくのか。むしろ逆じゃないのか。もっと市町村の裁量を十分発揮...全文を見る
○日森委員 そういうことであると、例えば、ことしの三月十五日までに、六百十の市町村からの六百八十七地区で基本計画が提出をされているというふうに聞いているんです。恐らくこれはもっとふえてくると思うんですね。それほど中心市街地が寂れてしまっているという実態があるわけですから、これはも...全文を見る
○日森委員 時間です。終わります。
04月11日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○日森委員 お疲れのところ、大変恐縮でございます。  西松次期社長にお伺いしたいと思います。  中期経営計画が発表されました。二〇〇〇年度には最高益を記録したけれども、それ以降ちょっと厳しくなって、ことしは、燃料価格が上がっちゃったとか、あるいは安全問題で顧客離れがあったとい...全文を見る
○日森委員 まさにそのとおりで、安全は企業の存立基盤であると。そのことが、実は今のJALの財政実態というか会計実態にあらわれているということじゃないんでしょうか。  お話があったかもしれませんが、一方の会社は四百億円以上の経常利益を上げる、一方では、JALの方は三月決算で四百七...全文を見る
○日森委員 コミュニケーションの問題なんですが、それは従業員と経営陣との信頼関係がなきゃだめだということでしょう。(発言する者あり)いやいや、中野さんに答弁を求めているんじゃないから、質問は中野さんではなくて私はJALにしていますから、ぜひお答えは控えていただきたいと思います。 ...全文を見る
○日森委員 いや、話はもう少し具体的で、そういう構えでぜひやっていただきたいんですが、実際にあるんでしょう。二〇〇三年の東京高裁判決に違反するような勤務実態が乗務員の中にあるんでしょう。あるから問題になっていて、信頼関係ができないようなところも生まれるわけですよ。そこをちょっと確...全文を見る
○日森委員 それはそれでぜひお願いしたいと思いますが、同じような話で、経営再建の柱として、従業員の賃金を一〇%カットしようという話になっていますよね。これで年間六十億円のコストダウンだ、そういう話になっています。日航のリストラ策の象徴と言われているようですが、こんな威張った話じゃ...全文を見る
○日森委員 いや、具体的に質問したので具体的に答えていただきたいというのが大体この場のルールで、合意に至らなくても実施できるよう、就業規則を改定する準備を並行して始めたというふうに日経新聞に書いてあるんですよ。  これでは話し合いも何もないじゃないですかということでしょう。そう...全文を見る
○日森委員 ぜひ、そういう立場で……(発言する者あり)中野さんに質問しているんじゃないんだと言っているんだから、答えなくていいんだよ。  ぜひ、そういう立場で粘り強くやっていただきたいと思うんですよ。それは実際、コミュニケーションがうまくいかなかった、やろうとしたけれども、なか...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○日森委員 四人の参考人の皆さん、大変お疲れのところ御苦労さまでございます。  社民党の日森と申します。座って質問させていただきます。  今、参考人の皆さん方の御意見それから質疑を聞いていて一番思ったことは、まだまだ意見の、あるいは考え方の差がかなり開いているということをちょ...全文を見る
○日森委員 時間です。どうもありがとうございました。  運営協議会が勝負だというふうに思っていますので、ぜひ一緒にいろいろいい方法を考えていきたいと思います。ありがとうございました。
○日森委員 先ほどタクシーの話が出ました。聞きしに、規制緩和によって本当に悲惨な実態が今タクシー業界の中にある。これはもう重複になりますから触れませんが、バスも規制緩和の中で大変厳しい状況に追い込まれています。  先ほど、もう既に規制前後で一万七千キロの路線がなくなった、前に九...全文を見る
○日森委員 その運営協議会なんですが、その運営協議が、午前中の参考人の方々に対する質疑の中でも、実はここが勝負じゃないかという話をさせていただきました。  その運営協議会については、「国土交通省令で定めるところにより、」というふうになって云々という文章があるわけですが、これがど...全文を見る
○日森委員 つまり、先ほど来御答弁がありますように、既存の公共交通、つまりバスやタクシーで対応し切れない部分について補完をするという御答弁がありました。  ということは、主はあくまでも既存の公共交通であって、それを補完する立場で新たな有償ボランティアの輸送制度みたいなものがある...全文を見る
○日森委員 ぜひ徹底していただきたいと思うんです。  規制緩和をする場合、まあ、した場合そうなんですが、必ず事後チェック体制を強化しますというふうに書いてあるんです。書いてあるけれども、先ほども話が出ましたが、さまざまな規制改革によって事件が起きた、どうも事後チェックというのは...全文を見る
○日森委員 その際、先ほど、地方公共団体が主体となる運営協議会というのは国土交通省の出先機関がチェックをするけれども、そことの関連というのは一体、具体的にどういう格好になるんでしょうか。
○日森委員 時間になりました。終わります。
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○日森委員 社民党の日森文尋でございます。  大変時間が限られておりますので、私は、きょうは、地方公務員や国家公務員、それから独法職員、この方々の労働条件について絞って、総理並びに川崎大臣、中馬大臣に御質問をしたいと思います。  その前に、今度の出された行革法案、とりわけ行革...全文を見る
○日森委員 総理から、労使の話し合いは当然やるんだということですから、これはきっちりやっていただきたい。もちろん、合意できない場合も当然あり得ます。あり得ますけれども、しかし、合意できないからといって一方的に国の都合で仕事を進めることだけは避けて、合意できる方向を目指してこれは粘...全文を見る
○日森委員 総理の良識と当事者の良識は違うかもしれませんから、ぜひそこはしっかり、総理の指導でしっかりした話ができるような、そういうイニシアチブを発揮していただきたいということを申し上げておきたいと思うんです。  中馬大臣にお伺いしたいと思うんですが、市場化テスト法の第三十一条...全文を見る
○日森委員 その選考採用という制度ですね、これはもう十分に配慮をして、そして、いわば活用の範囲まで、一定の法律の縛りがあることは十分承知をしていますが、活用の範囲を拡大できるような努力をしないと、法的に保障されていないわけですから、これは結局戻れなくなる公務員がたくさん出てくる可...全文を見る
○日森委員 副大臣の決意はわかったんですが、実際、配置転換やあるいは新規採用、これで担保していくということで、それはもうあくまでも雇用者の裁量権の範囲に属する問題で、それだけでは非常に不安だという声は現場にはあるわけですよ。具体的に制度としてこれをどう担保していくのか、そこまで突...全文を見る
○日森委員 その際、先ほども副大臣お答えになりましたが、雇用調整本部、これがもう大変重要な役割を果たすことになるんだと思うんですよ。  中馬大臣は、実効ある体制にするんだ、しかも、その実効ある体制というのは政府全体として責任ある体制なんだ、こうおっしゃいました。この中身はまだ具...全文を見る
○日森委員 いや、雇用調整本部の構成、責任ある体制のあり方について現段階で中馬大臣はどうお考えなのか。もう一回お聞かせください。
○日森委員 これはもう文字どおり、中馬大臣が何度もお答えになっていますから、本当に、総理を総責任者とするような、雇用を保障する、そのこともしっかりと任務として持った調整本部をつくっていただきたいということを申し上げておきたいと思うんです。  時間が大変なくなりました。最後に、総...全文を見る
○日森委員 一般論ではそうなるんですよ。そうなるんですが、しかし、例えば、私は前回も申し上げました。イギリスで給食を民営化しました。どうなったか。大変な状況ですよ。いわばコンビニ給食ですよ、民間が受けて。なぜか。民間は利潤追求が一番だからなんですよ。その結果、子供たちの健康状態が...全文を見る
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提出、行政改革関連五法案及び民主党提出の対案、修正案にいずれも反対の立場で討論を行います。  第一に、国際競争力強化や民間活力発揮のために簡素で効率的な政府が目指されていますが、公務の民主性や公共サービスが小さく簡素になるだ...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○日森委員 社民党の日森文尋でございます。  両先生には、お疲れのところ大変恐縮でございますが、もうしばらくよろしくおつき合いいただきたいと思います。  では、座って質問させていただきます。  重複する点もあると思うんですが、住生活基本法と銘打っている以上、住宅及び住生活に...全文を見る
○日森委員 私も全く同感でありまして、重複しますが、基本法である以上、理念が明確になっていなければいけない。先ほど本間先生は憲法第二十五条の例をお出しになりましたけれども、実は、私ども、あの日本社会党の時代に出した住宅基本法は、憲法十三条であるとか憲法二十五条であるとかいうところ...全文を見る
○日森委員 それから、もうちょっと具体的な話に入りますけれども、時代が随分変化をしてきて、最低居住水準であるとか平均居住水準、これも見直す必要が当然出てくるのではないかというふうに思っているんです。見直した上で、その水準に満たない世帯を解消する、これは具体的な課題としてももちろん...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
○日森委員 今、馬淵委員から詳細に経過について御報告がありましたけれども、私も、コンパクトに経過について述べた上で質問をしていきたいと思います。  社民党の、御承知のとおり、社会党時代から、共同提案も含めると七回、住宅保障法案あるいは住宅基本法案ということで国会に提出をしてきま...全文を見る
○日森委員 基本法というのは、したがって、住宅関連法、たくさんありますけれども、その上位に立つ基本法なんですから、これはその分野における憲法だというふうに理解をしてよろしいんでしょうかという意味です。
○日森委員 最初にそう言っていただけると三十秒ほど時間が縮まったんですが。  とすると、憲法であるこの住生活基本法、これを具体的に実行していくためには、これも参考人にも聞きました、さまざまな関連法案を整備したり、改正をしたり、あるいは新たな法律をつくったりということが当然必要に...全文を見る
○日森委員 一つもちろんそういうこともあると思うんですが、今、例えばマンション紛争とかさまざまなトラブルが発生をしているのも御承知のとおり。したがって、この法案になるのかどうかはともかくとしても、住生活を保護し保障する、そういう条文とかあるいは規定を明確にしておく必要があるのでは...全文を見る
○日森委員 それは、局長はそういうふうに解釈をなさったと。まあ、それはそれでいいですよ。  この基本理念について、各委員からさまざまな御意見がありました。これは、やはり大変重要な問題ですから、私からも申し上げておきたいと思うんですが、要約すると、良質な住宅の供給、良好な住環境の...全文を見る
○日森委員 大臣は法律家だから詳しいのかもしれませんが、責務は言っているんですよ、国や自治体の責務、しなければいけないと。権利というのは、国民の側からの問題なんですよ。国民の側から、私たちは安定的に良好な住居に居住する権利があるんだということでしょう。そのことを明記をなぜしないの...全文を見る
○日森委員 いや、改めて明記をすべきであったということを申し上げておきたいと思うのです。  基本理念の中でもう一つ、「民間事業者の能力の活用及び既存の住宅の有効利用を図り」ということが書かれているわけですが、同時に、「住宅の流通の円滑化のための環境の整備」という言葉もあるわけで...全文を見る
○日森委員 ちょっと質問が、時間がなくなりそうなので先に進ませていただきたいと思うんですが、これも先ほど参考人の方にも意見をお伺いしました。これまで、最低居住水準であるとか平均居住水準、あるいは九三年からは、誘導居住水準といういわば指標が示されて、それを目標にしながら改善をしてい...全文を見る
○日森委員 もう時間がほとんどなくなりました。  今度の法律案では、住宅金融公庫や都市再生機構についての役割についても触れられているわけです。  都市再生機構についてちょっとお伺いしておきたいと思うんですが、今度の基本法において、都市再生機構が運営する賃貸住宅、これについても...全文を見る
○日森委員 都道府県計画と国との関係とか、それから民間のディベロッパーとの関係とか、聞きたいことはたくさんあったんですが、時間になりましたので終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○日森委員 先ほどの大臣の答弁にもございましたが、日本に入港するコンテナ船の荷物の扱い量が、韓国の釜山であるとか台湾の高雄であるとかシンガポール、香港、シンセンもそうですが、そこに比べて非常に伸びが減少しているというお話がございました。それは我々も大変心配しているところなんですが...全文を見る
○日森委員 関連しますけれども、二〇〇〇年の十一月、主要九港で港湾運送事業の規制緩和、これが行われたわけです。内容は触れません。それは、規制緩和だけしたんじゃ大変だからということで一定の歯どめといいますか、そういう施策が、例えば、悪質な事業者の参入を防止するとか、過度のダンピング...全文を見る
○日森委員 時間がありませんので、最後にちょっと大臣にお伺いしたいと思うんですが、一部の港湾では、強制水先制度、これが規制緩和されたということで、タグボートの利用が減少している、それから料金を切り下げるという圧力が強まっているという話も聞いています。また、水先同乗基準というのがあ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、海上物流の基盤強化のための港湾法等の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  反対の理由の第一は、本案の背景に、日本の港は港湾の経費が三割高い、水先料金を下げよ、タグボートを安くしろなど、港湾における国際競争力の確保の...全文を見る
05月16日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○日森委員 社民党の日森文尋でございます。  大変お疲れのところ恐縮ですが、私からも質問させていただきたいと思います。座らせていただきます。  最初に久保先生に御質問させていただきたいと思うんですが、今回の構造計算偽装問題というのは、大臣認定のプログラム、これを悪用して行われ...全文を見る
○日森委員 続いて、久保先生以下それぞれの参考人の方々にお聞きをしたいと思うんですが、共通して、中間検査、これをきっちり義務づけよう、これが非常に大事だという主張があったと思うんです。  ただ、報告を見ていると、中間検査のあり方について余り具体的に示されていないということがある...全文を見る
○日森委員 それでは、宮本先生にお聞きをしたいと思うんですが、連合会の提言で、元請、下請の適正な業務のあり方、これを含めて、設計、工事監理等の業務の不適正な行為の抑止とおのおのの責任のあり方を明確にすべきだというふうにおっしゃっていました。  実際、ここの重層的といいますか、こ...全文を見る
○日森委員 小倉先生にお伺いしたいんですが、先ほど来、設計入札制度、これがやはり問題じゃないかという御指摘をされていました。確かに、これはダンピングになるのかという思いもありますし、一方で、いや、そうではない、先ほどおっしゃっていた、例えば構造設計者の要するに設計料の安さみたいな...全文を見る
○日森委員 時間になりました。ちょっと日置先生に建築確認制度、確認ではなくて許可だという御主張があって、私もまさにそうだという思いがあるんですが、ちょっと時間がございませんので、これまた後でお聞きをする機会があったらと思います。  どうもありがとうございました。
○日森委員 お疲れのところ大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。座って質問させていただきたいと思います。  野城先生にちょっとお伺いしたいんですが、緊急調査委員会の最終報告で、「大臣認定プログラムであっても、構造計算の内容の適正さを保証するものではない」というくだり...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  神田先生にお伺いしたいんですが、建築基本法制定準備会の会長もおやりになっていらっしゃるということなんですが、その準備会の基本制度部会中間報告に対する意見書というのがございまして、もちろん先生の方でお書きになったものなんですが、その中で、「...全文を見る
○日森委員 ちょっと僣越ですが、住生活基本法に対する先生の御評価はどんなことでしょうか。ちなみに、私ども、反対をした経過がございますので。住宅局長、申しわけございませんが。
○日森委員 ありがとうございました。  もう時間が余りございませんが、大越先生にお願いしたいんです。  協会の方で限界耐力計算法について見解をお示しになっていますね。この見解と関連するんですが、先ほど来話が出ました、今、経済設計というのが大変大きな問題になっているんですが、こ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  ちょっと時間が早いですが、終わります。ありがとうございました。
05月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○日森委員 もう一度質問の機会があるようですから、きょうは再確認などを含めて、参考人中心に質問していきたいと思います。  最初に、報道によると、これは被害者救済の問題について幾つかお尋ねしたいんですが、建てかえが正式に決まったのは、国、自治体主導の提案に任せず、住民の独自案で建...全文を見る
○日森委員 軽減が図られるという国土交通省の思いはわかりましたが、建てかえの合意というのはこれによって進むというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○日森委員 国土交通省の決意としてそれを承っておきたいと思います。  ヒューザー社、きょう何か逮捕されたようですが、先月二十六日の債権者に対する説明会で、破産管財人は配当の原資を約三十億円程度確保できるというふうに説明をしているようです。国、自治体による支援策に住民が応じた場合...全文を見る
○日森委員 次は、ちょっと金融庁にお伺いしたいんですが、これは新聞報道でしか確認していないんですが、東京、千葉、神奈川にある偽装マンション十四棟、この住民の皆さん方が、ヒューザーに債権を持つ七つの金融機関に債権放棄をしてほしいという要求をしたというふうに報道されています。  も...全文を見る
○日森委員 ぜひ積極的な対応方をお願いしておきたいと思います。  大臣が、私的諮問機関として、住宅瑕疵担保責任研究会というのを立ち上げているわけです。大臣は、瑕疵担保責任が一番重大だというふうに一貫しておっしゃっていますし、一方では、なかなか国、自治体の責任については言及されて...全文を見る
○日森委員 その議論と関連して、現行制度のもとでも、建築士の賠償責任保険であるとか住宅性能保証制度などが存在をしている。しかし、この制度が現在十分に機能しているかというと、必ずしもそう言えない面があるんじゃないのかというふうに思うんです。当面の緊急措置ということであるならば、今回...全文を見る
○日森委員 被害者救済の一番の課題は、先ほども話が出ました二重ローンの問題であって、これは昨年も大臣に質問をした記憶があるんですが、銀行責任というと銀行は嫌がるかもしれないけれども、しかし、銀行はディベロッパーに融資をして、ローンで融資をして、それで飯を食っているというところがあ...全文を見る
○日森委員 ぜひ実効あるものをつくっていただきたい、検討していただきたいと思います。  時間がちょっと少なくなりましたけれども、特定行政庁の問題についてお伺いしたいと思うんです。  今回の法改正で、特定行政庁の権限といいますか、これが強化をされるということになります。一つは、...全文を見る
○日森委員 そういう決意を示している自治体もあるかもしれません、あるのだと思いますが、しかし、実際は、日進月歩で進んでいく技術進歩などで、構造計算、これ自体をきちんとできる職員がいませんとかいう自治体、たくさんあるわけです。二百七十ぐらいあるでしょう、特定行政庁。これは新聞によっ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
05月18日第164回国会 衆議院 本会議 第31号
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○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案、良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を改正する法律案、この両案について、反対の立場で討論いたします。(拍手)  まず、冒頭、昨日、厚生労働委員会において、国民の命に直結す...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○日森委員 藤田社長が逮捕されて、イーホームズ社は今月末で廃業するということになりました。逮捕理由等々についてはここで触れませんけれども、国土交通省は先日の委員会の答弁で、このイーホームズの指定に関しては適正に審査をしたというふうにお答えをしておりますが、しかし、どうもいろいろ仄...全文を見る
○日森委員 関連して、イーホームズの問題が端的に示しているんですが、今回の法改正で指定確認検査機関の指定基準が拡充されるということになるわけですが、その一つが、常勤確認検査員をふやす、拡充する。もう一つが、確認検査の公正さを維持するために、指定検査機関を実質的に支配する関係にある...全文を見る
○日森委員 よくわからない答えなんですが。  要するに、現行の基準では、公平性や中立性、独立性が担保できないおそれがあるから強化するんでしょう。そういうふうに言ってくれたらいいんですよ。だから、現行制度ではだめだったんですよ、九八年のときの。不十分だったんでしょう。だから強化す...全文を見る
○日森委員 それは、ぜひ厳しい検討をしていただきたいと思うんです。  資料によると、今回の構造計算の偽装パターンというのは二つあって、単純な差しかえというのと、比較的巧妙な改ざんがあった。これは、差しかえと異なって出力結果に連続性がある、したがって詳細なチェックが必要になったと...全文を見る
○日森委員 当然改善をしていかなきゃいけないわけですが、そこで、今おっしゃったようなさまざまな改善を加えた上で、新たに認定をされる。そのプログラムを認定した場合、これから、特定行政庁や民間の指定検査機関にどのように具体的にそのことを伝えて、伝えてというか、きっちりとできるように伝...全文を見る
○日森委員 ぜひ支援を強めていただきたいと思うんです。  ちょっと別の質問になりますが、先日、参考人に来ていただいて、大変貴重な御意見をたくさん伺いました。  その中で、設計と施工というものは分離してやるのが、独立してやるのが一番理想的だという意見がございました。また、一つの...全文を見る
○日森委員 そこはしっかり法的に整備をしていただきたいと思っています。  そして、ちょっと時間がなくなりましたが、大臣に。せっかくおいでになって、この前、大臣に質問するのを忘れたわけじゃなくて、お疲れのようなのでちょっと省かせていただいた。今回は二問ほど大臣にしっかりお答えいた...全文を見る
○日森委員 時間が来ました。もう一つだけ大臣に聞きたかったんですが、この建築基準法、改正、改正、改正でやってきたために、非常に複雑怪奇な法律になっているのじゃないか。例えば、今度の改正の中で七十七条というのは重要な改正の一つですが、七十七条は六十二まであるんですね。その七十七条の...全文を見る
○日森委員 私は、社会民主党・市民連合を代表し、建築基準法等の一部を改正する法律案について、政府案に反対、民主党案に賛成の立場で討論を行います。  今回の法改正の契機となった耐震強度偽装事件は、単なる個人や個別業者の問題ではありません。激しい住宅販売合戦と、安全性よりも安さや効...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第10号
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○日森委員 参考人の先生方、どうもお疲れさまでございます。大変長時間で恐縮ですが、社民党の日森文尋でございます。  最初に、梶田先生に二問、御質問させていただきたいと思うんです。  ちょっと新聞の記事で恐縮なんですが、二月二十五日の毎日新聞、ここで、先生がインタビューか何かに...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  続いて、また同じ記事になって、これも恐縮なんですが。「日本は子どもの権利条約を批准しているのですからこの考え方を基本法にきちんと位置づけていくべきです。」こうおっしゃっておりました。  最近の学校現場というのは、あるいは教育行政もそうな...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  続いて、渡久山先生にちょっとお伺いしたいと思うんです。  これも新聞で恐縮なんですが、読売新聞で、大人自身が競争社会にいて、人を思いやるより、打ち負かそうという教育をしてしまっているんだというふうに、これは五月の二十七日、ちょっと古い話...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  続いて西澤先生にお伺いしたいんですが、先生、さまざまなところで、改革というのは、この教育改革もそうですが、自主性の育成、これが最重要課題、最優先なんだということを何度も強調されています。先ほど、最近どうも管理主義的傾向が強まっていると言っ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  田村先生に二点ほどお伺いしたいと思うんです。  また新聞で、恐縮です。これも中教審の審議に入る前の先生の御見解だと思うんですが、〇三年の二月二十七日号で、日本経済新聞だそうですが、教育改革国民会議委員をおやりになって、その中の審議の過程...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  続けて、またもう一問、これもまた新聞なんです。恐縮です。  これはことしの四月二十八日号の毎日新聞だそうなんですが、先ほど来の先生の御主張の中でも、教育振興基本計画、これは非常に大事だと。先生もこれに大きな期待を寄せられているということ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
06月07日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○日森委員 今回の改正で、有害液体物質等を積載して航行する船舶の所有者、これは排出油等の防除のために必要な資材を備えつけ、機械器具を配備するとともに、排出油等の防除に関し必要な知識を有する要員を確保しなければならないということになりました。  そこで、最初にお聞きしたいのは、こ...全文を見る
○日森委員 ぜひ、しっかり対応していただきたいと思います。  海洋汚染と関連して、私ども報道で知ったのですが、アメリカ軍、米軍が二〇〇一年三月に、アメリカ合衆国によって実施された化学薬品と化学兵器の海洋投棄処分という報告書を発表いたしました。  この報告書を最初に報道したアメ...全文を見る
○日森委員 ぜひ、しっかりした調査をお願いしておきたいと思います。  同時に、政府は、二〇〇三年十二月に「国内における毒ガス弾等に関する今後の対応方針について」というのを閣議決定しております。この決定の「第一 今後講ずべき施策」「1 各類型に応じた対策 (2)水域の事案」におい...全文を見る
○日森委員 投棄された嘔吐性ガスというのが、どういう形で投棄をされたのか。それが、例えば海底で壊れて海水の中に流出をしていくということによってどのような影響があるのかということは、ちょっと私は素人でわかりませんけれども、いずれにしても、今回の法案とはちょっと別になりますが、海を汚...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  終わります。
06月13日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第27号
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○日森委員 お疲れのところ、大変恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。  最初に、STSについてお伺いをしたいと思うんですが、先ほど、秋山先生は最初の提起の中でこれに触れられました。たしか前回の法案ができたときの附帯決議でもSTSを導入しようということが触れられていまし...全文を見る
○日森委員 引き続き川内先生にお聞きしたいんですが、そういう思いも込めて、総合アクセス法というのを何か御提案されているんですが、これをもう少し具体的に教えていただけたらと。  私ども、さまざまな団体もそうですが、私もそうなんですが、移動の権利をきっちりと確保するために、基本法的...全文を見る
○日森委員 続いて、上薗参考人にお聞きしたいんですが、参加についてさまざま議論がありました。そういう意味では、今度の法改正で、当事者が参加をするという面についてはかなり前進をしたというふうに思っているんですが、一方、トラブルが起きた、あるいは事故が起きたというときに、それを処理す...全文を見る
○日森委員 ちょっと早いですが、ありがとうございました。
06月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第28号
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○日森委員 もう既に質問があったかもしれませんが、シンドラーのエレベーターということについて最初にお伺いしたいと思います。  もちろん、原因の究明というのはこれからの課題になると思いますが、死亡事故が起きて以来、シンドラー社のエレベーター、これのふぐあいが次々と明るみに出ている...全文を見る
○日森委員 それが始まった途中で大事が起きてしまったということで、国土交通省もちょっとショックではあるのかもしれませんが、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。  と同時に、このシンドラーという会社、会社の方は、自分のところのエレベーターに問題はないんだというふうに言い続け...全文を見る
○日森委員 ちょっと話が戻りますが、先ほど住宅局長から、国内での事故等についてはインターネットで収集をして、分析をして、公表していくんだということがありました。これは一応もとは国内の企業だったようですが、外資系の会社になりますよね。海外でこういう事故が起きていたり、あるいは問題が...全文を見る
○日森委員 きのう、委員長以下、事故機、事故を起こしたエレベーターを見てまいりました。エレベーターを見たというのはおかしいけれども、現場に行ってきたわけですね。  そこで、今回の事故を起こしたエレベーターのメンテナンス価格が四年間で四分の一になったというふうに公社側が報告をして...全文を見る
○日森委員 ぜひ徹底してやっていただきたいと思います。  またその話ですかというふうに言われるかもしれませんが、移動の権利、これはどうしても、せっかくバリアフリー法とハートビル法を合体させて、高齢者、障害者の移動をもっと円滑にしようということであるならば、もう一歩進めて、権利と...全文を見る
○日森委員 そうでしょうが、しかし、国の責任というのはどうなんですかね。最近、官から民とか、国から地方へ、地方にできることは、何かみんな丸投げしているんじゃないかという話があるんですよ。本当に、権利をきちんと保障していくというのは、それはもう国の責務ですよ、責任ですよ。そのことを...全文を見る
○日森委員 そういうことだそうです。  次に、ちょっと具体的にお話を伺いたいと思いますが、バリアフリー化の現状について、国交省、総じて着実に進展しているという評価があって、私も確かにそうだと思うんです。本当に、駅などを見ていると、もう見違えるように確かに進んでいますよ。そういう...全文を見る
○日森委員 そういう意味では、基本構想をしっかりつくってもらうということになると思うんですが、交通バリアフリー法に基づく基本構想、対象自治体五百三十九市町村ある、そのうち二百一自治体で作成されたということのようです。作成率三七%。参議院かどこかでは約半数弱とか答えたというのがある...全文を見る
○日森委員 現行の制度でも、基本構想はこれまでよりも、法改正によって、もっとずっと出てくるという確信のもとに今お答えになったということでよろしいんですか。
○日森委員 もうお答えいただいたんですが、特に今度は一日五千人以下のところでもやるということになるわけですが、大体そういうところはお金がない。しかも、高齢化率が高いところですね。都市部よりも、そういうところの方が高齢者が多かったりするわけですよ。高齢化率が二五%なんというところも...全文を見る
○日森委員 ぜひ積極的に進めていただきたいと思うんですが、問題は、ユニバーサルデザインとかいうことについて理解していない事業者もいらっしゃるんじゃないかと。そこの意識改革から始めていかないとなかなか大変だなという気もするんですよ。そういう意味も恐らくあってだと思うんですが、二〇〇...全文を見る
○日森委員 これから恐らくふえてくる事例だと思いますので、ぜひ大臣の決意を実行に移していただきたいと思います。  最後になりますけれども、鉄道のバリアフリー化とメンテナンス費用、これこそ鉄道事業者が持っているものだからそんな金出せるかというのがずっと一貫した意見でした。確かにそ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
07月10日第164回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第9号
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○日森委員 北朝鮮のミサイル発射問題、これは、もうるる言われているように、ミサイル発射のモラトリアムを決めた二〇〇二年の日朝平壌宣言、これに明確に違反をするというふうに思いますし、先ほど来議論がありましたように、種々の国際法にも違反する行為であります。極めて遺憾であり、私どもも強...全文を見る
○日森委員 時間がありませんので、もう一点だけお聞きをしたいと思いますが、拉致問題につきまして、報道によりますと、韓国政府当局者、六月三十日に、めぐみさんの拉致問題の解決に向けての日本政府との連携については、情報は共有するが政策協議はしない、日本政府が処理することだというふうに述...全文を見る
○日森委員 終わります。
08月02日第164回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
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○日森委員 まず、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りすると同時に、被災された方々にお見舞いを申し上げたいと思います。  最初に要望を申し上げたいと思います。  実は、私ども社民党の各県の組織が鹿児島それから長野の被災地を視察調査いたしました。各県知事さん、三十項目を超える要望...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  次に、土砂災害警戒情報というのがあるんですが、実はこれは気象庁の関係なんですが、しかし今回、島根県の例をとると、土砂災害警戒情報というのは出されたけれども、実は市町村の側で避難勧告の発令まで至らなかったという事例があって、被害が拡大したよ...全文を見る
○日森委員 ぜひしっかりやっていただきたいと思います。  それから、これは他の委員さんからも質問が出たんですが、土砂災害警戒区域、これを指定すべきところが二十一万あるんだけれども、三月の末日現在で一万四千二百九十六であるということで、大変指定がおくれているということの御答弁があ...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
10月03日第165回国会 衆議院 本会議 第5号
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○日森文尋君 社民党・市民連合を代表して、安倍総理の所信表明演説に質問いたします。(拍手)  総理、あなたは、美しい国について、凜とした国、活力にあふれ、自律の精神を大事にし、世界から尊敬される国とおっしゃいましたが、残念ながら具体性がありません。しかも、骨太方針の内容を随所に...全文を見る
10月18日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○日森委員 社民党の日森でございます。  私どもも、ミサイル発射、それからそれに引き続く、一方的ですが、核実験を実施したという北朝鮮の態度、これは国際社会の平和と安定に対する挑戦であり、断じて許しがたい行為であるということを前提に質問させていただきたいと思います。  最初に、...全文を見る
○日森委員 次に、ミサイルの発射が実際にあったわけですが、額賀防衛庁長官が九月の十五日ですか、記者会見で記者の質問に答えていろいろおっしゃいました。実験直後は防衛庁の方から絵が出てきて、きれいに着弾地点が並んでいて、これは何かかなりちゃんとミサイルが発射されたのではないかというよ...全文を見る
○日森委員 それはやはりちょっと問題だと思うんですよね。ミサイルを発射したことによってこれだけ制裁措置をするわけですから、その具体的な中身について、それは公にする責務があるというふうに思うんですよ、国民の前に。  防衛庁長官の会見でもあいまいな点がたくさんありました。解明されて...全文を見る
○日森委員 報告ができない、つまり、報告ができるような調査結果、分析結果を持っていらっしゃらないという意味でよろしいんですか。
○日森委員 それでしたら、報告書にして国民の目に触れるようにした方がいいんじゃないですか。見ていない人もたくさんいらっしゃるんだから。それはお願いをしておきたいと思います。  時間がありません。七月五日の閣議決定の中で、「必要な人道上の配慮を行う。」ということが明記をされました...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
10月25日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○日森委員 私も、この間の偽装請負の問題等について、重複を避けて質問させていただきます。  言語道断、大臣は遺憾だというふうにおっしゃいましたが、これはもう許しがたい行為が法令を守らなきゃいけない役所にあったということですから、遺憾だけではとても済みません。そのことをぜひ確認し...全文を見る
○日森委員 原因がよくわかりません。単に請負の関係の認識が不足をしていたからそうなったという程度の話なんですが、本当にそれだけなんでしょうかということを指摘しておきたいと思うんです。  それから、偽装請負の関係についてもそうなんですが、結局、これは民間企業でもそうなんですが、労...全文を見る
○日森委員 基本的には国の職員がきっちりと仕事をしていくという大原則に立つということを改めて指摘しておきたいと思います。  あとはちょっと同じような話になってしまいますので、せっかくきょうは厚生労働省においでいただいていますので、ちょっと偽装請負の関係の一般的な話ということにな...全文を見る
○日森委員 今おっしゃったように、構内請負といいますか、そういうのが大きな問題になっていると言わざるを得ません。  厚労省も監督指導を強化する、指摘をしたりということで、これはしっかりやっていただきたいということなんですが、構内請負、これ自体を、その制度自体に問題があるのではな...全文を見る
○日森委員 まあ、お気持ちはわかるんですが、しかし、実際にその偽装請負などをやっている企業の側の代表であります日本経団連の御手洗さん、何とおっしゃっているか。新聞でも出ていましたが、現在の請負制に問題があると。問題があるというのは厳しいんじゃないのかということでしょう、いわば緩和...全文を見る
○日森委員 その裏には、現在の請負制度、これは厳しいから変えて、もう少し企業が自由になるような法律に変えたらいいんじゃないかという裏があると思うんですよ。その法律を守るんだったら守りますよという意味にしか聞こえないんですが、まあそれはいいでしょう、ぜひチェックをきっちりできるよう...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
10月27日第165回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○日森委員 社民党の日森でございます。  余り大きな声ではなくて御質問させていただきたいと思いますが、一体この内閣はどうなっているのだという思いが、少数派の人はいらっしゃるかもしれませんが、多くの国民がそう思い始めているのではないかという心配があります。  もちろん、大臣の発...全文を見る
○日森委員 随分おかしな話で、大臣自身がその経過について、例えば六七年の佐藤内閣の、そのときはもう社会人になられていましたか、ということについて一つ挙げておられたし、それから、NPTの問題もそうですし、さらに、原子力基本法だとかということも、それも根拠になって非核三原則があるんだ...全文を見る
○日森委員 それを外務大臣が言うからだめなんですよ。外務大臣がだめなんです。(発言する者あり)いや、総理は何と言っていますか。議論もしないと言っているでしょう。非核三原則堅持、これは国是だと言っているんですよ。それが内閣の統一した見解だとおっしゃっている。議論しないと言っています...全文を見る
○日森委員 小泉総理の靖国参拝の理屈と同じような話になるんじゃないかという思いがあるんですが、しかし、外務大臣というのは本来そういうことを言っちゃいけないんですよ。いけないんですよ。  しかも、先ほど来話に出ていました、国是となった経過その他についてはもう触れませんが、これはも...全文を見る
○日森委員 続きはまたどこかでやらせていただきたいと思います。  ありがとうございました。      ————◇—————
11月08日第165回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○日森委員 基本的な問題について、最初に改めて、確認の意味も含めてお伺いしたいと思います。  シンガポール、メキシコ、マレーシア等々とEPAあるいはFTAを締結してきまして、さらにタイ、チリとは既に大筋合意されたということになっているようです。今後は、ASEAN全体やインドネシ...全文を見る
○日森委員 大臣がおっしゃるとおりだと思うんです。しかし、我が国も含めて、現実には世界の国々の中で、二国間あるいは多国間、これは先行して進めていくような傾向が非常に目立っているということが一点あると思うんですよ。そういう意味から考えると、どうも、WTOがとまっちゃっていて、こっち...全文を見る
○日森委員 大分御苦労されると思うんですが、ぜひしっかりとお願いをしたいと思います。  それから、資料でいいますと、産学官研究会というのが試算を出して、今回のフィリピンのEPA協定を結ぶと日本のGDPが〇・〇三%押し上げられるという結果が出ているようなんです。これは、メキシコと...全文を見る
○日森委員 大変難しい計算で、私もよく、そうすると、〇・〇三%ぐらいGDPが伸びることになるそうなんですよ、大臣。  ということなんですが、そのEPAによって、両国の貿易関係が拡大したり、日本の経済に好影響を与えるということは大変いいことだというふうに思うんですが、そのことが、...全文を見る
○日森委員 平等互恵という立場ですから、ぜひそこは力を入れて進めていただきたいと思うんですが、しかし一方では、フィリピンでは、日本の自動車産業が大分進出をしております。その中の一社、これはリーディングカンパニーと言っていいと思うんですが、きょうの新聞によりますと、二兆円の利益を目...全文を見る
○日森委員 まさにそのとおりであって、ぜひ積極的な取り組みをお願いして、時間ですので終わりたいと思います。  ありがとうございました。
11月08日第165回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○日森委員 ピンチヒッターで参りました日森でございます。大臣にはよろしく御答弁いただきたいと思います。  基本的なことで、重複があるかもしれませんが、お聞きをしたいと思います。  いじめについては、私どももプロジェクトチームをつくって、調査をしたり、現地に行ったり、さまざまな...全文を見る
○日森委員 全く同感でございまして、人格形成上まさに不可欠の履修科目であったという意味でそうおっしゃっていらっしゃると思うんです。  さっきの通知の話に戻りますが、確かに未履修者本人には責任はない。とすると、だれが一体責任をとるのか。先ほど、校長や教育委員会は信用できないと大臣...全文を見る
○日森委員 構造的な問題だと一〇%で済まなくなるかもしれないということがあるんですが、それはともかくとして、具体的な話として、大学受験の場合、世界史が受験科目にないからということで、受験科目になっているものをそれに振りかえちゃうというようなことが行われていたわけですね。しかも、そ...全文を見る
○日森委員 教育と市場原理というのはなじまないということは、私も大臣と同じ立場で、そう言いたいと思いますが、これは直市場原理ではないんですが、学校評価制度の場合、数値目標というのが随分出されていまして、これは客観的に評価を行う場合、数値目標というのはある意味では避けられないのかも...全文を見る
○日森委員 その信用できない教育委員会の問題についてこれからちょっと質問しようと思ったんですが、時間がなくなりました。次の機会があるかどうかわかりませんが、教育の問題、この国の根幹にかかわる問題ですから、ぜひ、これからも機会があれば論議に参加をさせていただきたいということを申し上...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○日森委員 最初に大臣に政治献金について、これは倫理上の問題ということになりますので、お伺いをしたいと思います。  最近、特に政治と金をめぐる不祥事ということが全国で起きていまして、防衛施設庁の談合問題、あるいは福島、今度は和歌山ですか、知事が逮捕される、こんな問題が起きていま...全文を見る
○日森委員 適切に対応していただかねばならないのですが、数次にわたってこの法律が改善をされてきたにもかかわらず、私どもの認識で言うと、あるいは国民も同一の認識を持っていると思いますが、少しも改善、解決の方向に向かっていないのではないかという思いがあるわけですよ。  これについて...全文を見る
○日森委員 私ども、企業・団体献金、これは全面的に禁止した方がいいのではないかということを再三提起しております。そういう制度をもっときっちりしていかないと、実は倫理だけでは解決できないような、そういう事態が今あるということだけ申し上げておきたいと思います。  それから、続いて、...全文を見る
○日森委員 制度上は確かにそうなんですよ。  私が聞いているのは、国民の税金で十二兆数千億円も公的資金を注入して、その結果として確かに史上空前の利益を上げるようになった、しかし、そうはいってもまだ法人税も払っていない、そういう企業が献金を再開すること、しかも、その献金を受け取る...全文を見る
○日森委員 時間です。終わります。      ————◇—————
11月29日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○日森委員 お疲れのところ恐縮でございます。社民党の日森文尋と申します。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  仙田先生が、「グローカルな二十一世紀建築家像をめざして」という本の中で、今度の姉歯問題について、日本の建築家を法的に規定しているのは建築士法である、この劣化現象の最た...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  時間が余りございませんので具体的な話だけになりますが、先ほど来出ています報酬の問題なんですよ。  告示一二〇六というのは余り機能していない。実態、そうなんですよね。国土交通省は具体的な調査をしていないらしいんですが、実態としてはほとんど...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。
○日森委員 最後ですから、確認の意味も含めて、最初に大臣にお伺いをしたいと思います。  三点セットで構造計算偽装はなくなるかということについて最初にお伺いしたいと思うんです。  さきの通常国会では、建築基準法、これはもうるる説明がありましたから内容は触れませんが、これを行って...全文を見る
○日森委員 そうすると、今度の建築士法の改正でかなり厳しくなるし、具体的な中身はもう触れませんけれども、この建築士法を改正することによって、姉歯事件のような問題はもう起きないという確信を持ってこの改正案を提出されているというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○日森委員 きょうの午前中の参考人の意見の中でも触れられていましたけれども、実は構造的な問題があるのではないかと。これも私だけではなくて各委員もお触れになっていましたが、単なる建築士個人の倫理観の欠如とかいうことが犯罪を引き起こしたということではなくて、もう少し構造的な問題がある...全文を見る
○日森委員 そこで、これも何度も出ておりますし、きょうの午前中の参考人の意見の中でも主張されていましたが、建築士法を抜本的に改正するということであれば、この建築士法の中に建築士の機能あるいは社会的責任ということを明示しなければいけないのではないかというふうに考えるわけです。  ...全文を見る
○日森委員 その話はその程度にしたいと思いますが、ぜひ、建築士の皆さんが本当に自信、確信、それから社会的な評価もきちんと踏まえて仕事ができるような制度にするためにも、法がもう少し踏み込むべきではないかということだけは申し上げておきたいと思うんです。  問題は、これも何度も問題に...全文を見る
○日森委員 その数字は確かにそのとおりで、社会資本整備審議会の建築分科会基本制度部会というところが行ったアンケートのようなんですが、結局、先ほど大臣は、いや、うちはちゃんと基準があるんだ、七九年につくった基準があるからそんな怪しげな話はないんだ、国土交通省に限ってはないと自信持っ...全文を見る
○日森委員 国土交通省の話ではなくて、実際には八割が、国土交通省がせっかく御苦労して二十数年前につくった基準を活用していないんですよ。活用していないということは、ここにも、一級建築士の皆さんが、大多数はまじめな建築士さんですよ、この方々の報酬ががっと引き下げられている大きな要因に...全文を見る
○日森委員 公取の独禁法違反でだめになったという話は私が参考人に申し上げた話でございまして、参考人もそのとおりだと。承知の上で、そういう基準があるんだから、別の世界、ちょっと違う世界だけれども、あるから、少し参考にしつつ、根拠まではいかないかもしれないけれども、しかし、それを実際...全文を見る
○日森委員 その監督指導というのはしっかりやっていただきたいと思います。  最後に、まだ質問項目たくさんあったんですが、改めて大臣の決意だけ聞きたいと思うんですが、構造計算偽装問題というのは、この法改正だけで解決をしたということにはならないし、とりわけ、一年を迎えて、被害者の方...全文を見る
○日森委員 ありがとうございました。  終わります。
12月05日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○日森委員 国土交通省が大変御努力をされているJRの三島と貨物会社の経営状況について、何遍も質問しているんですが、今大変重要な時期に来ていますので、また今回も改めて質問させていただきたいと思います。  分割・民営化当時でも大変危惧されたことは、それぞれの会社が担当するエリア、そ...全文を見る
○日森委員 今局長の御答弁にあったとおり、経営支援策がなければ三島、貨物、ともに立ち行かないんじゃないかという状況が、分割・民営化以降二十年経過をしましたけれども、続いている。  大変な経営合理化といいますか、努力はされていて、各社とも、多いところだと二十年で三分の一ぐらい要員...全文を見る
○日森委員 確かにそういう御努力があって、それはもう敬意を表して、さらに進めていただきたいと思いますが、実際には、レールを借りなければいけないとか、何か事故があるとすぐに待避線に入らなきゃいけないとかいう問題があったりして、なかなか、旅会社と貨物会社の間でどうしても旅会社の方が優...全文を見る
○日森委員 どうもありがとうございました。
12月15日第165回国会 衆議院 本会議 第23号
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○日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、党利党略の会期延長に怒りを込めて反対する立場で討論を行います。(拍手)  教育基本法案の重大な問題点が審議を通じて明らかになりつつあります。そして、これに対して大きな国民的な批判の声が高まっています。そのさなか、昨日の参議院教...全文を見る