平岡秀夫

ひらおかひでお



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平岡秀夫の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  先ほど同僚の城島議員の方から、森首相のゴルフ会員権の問題が提示されました。実態の方は、先ほど福田官房長官が事実関係を確認することで努力するというふうに言われていましたので、帰られたらお聞きしたいと思いますけれども、その前に、ちょっと...全文を見る
○平岡委員 一般論としてはそういうことであろうということでしょうけれども、この森総理の場合はどういう課税関係になっておりますでしょうか。
○平岡委員 さらに、報道によりますと、一九八八年に都市銀行からゴルフ場の会員権についての融資を無担保で受けているということが言われていますけれども、この件についての課税関係はどういうふうになりますでしょうか。
○平岡委員 いずれにしても、国税当局におかれては、こうした、国民から、一部の政治家が何かうまい汁を吸っているのではないかというような疑惑を持たれて、それに対して何らの課税も行われていないというような状況が生じていたのでは、本当にまじめな納税者の方々は本当にまじめに支払いをする気持...全文を見る
○平岡委員 それでは、国税庁にはそういうこともまず要請いたしまして、次の質問に移りたいと思いますけれども、まだ官房長官が戻られておられないので、若干質問の順番を変えざるを得ないのでありますが。  まず、会計検査院にお聞きしたいと思いますけれども、せんだって、同僚議員の質問に対し...全文を見る
○平岡委員 今、松尾さんの件について宿泊費の差額ということはわからなかったと言いましたけれども、松尾室長以外ではわかっていたのですか。
○平岡委員 会計検査院の検査の方法なんですけれども、通常、この報償費については、計算証明規則の中で特例が設けられているということで、それはそれとして必要な場合もあろうと思うのですけれども、例えば私が会計検査院の検査官として行ったときに、この報償費は何に使われていますか、総理の外遊...全文を見る
○平岡委員 会計検査院には、先ほどの答弁にありましたように、しっかりと検査してほしいと思うのですけれども、今までの検査というのが、報償費であるということでかなりいいかげんな検査であったということは、今の答弁でもわかったと思います。  そこで、外務省に対して会計検査が、この一月の...全文を見る
○平岡委員 持ち帰って検討ということなんですけれども、その検討結果というのは、いつ我々に示されますか。
○平岡委員 会計検査院は、憲法上認められた独立性の強い機関でございます。ぜひ、こうした政府においての公費の使い方について、どしどしと指摘していっていただきたいというふうに思いますけれども、そういう中で、これだけ官房報償費について今問題になっているわけでありますけれども、内閣官房に...全文を見る
○平岡委員 現在、この松尾元室長は逮捕されていないということで、強制調査は行われていないわけですけれども、仮に強制調査の段階に入れば、関係資料というのは多分多くのものが押収されてしまうということになるわけです。そうしますと、会計検査院が検査に行こうと思っても書類がないというふうな...全文を見る
○平岡委員 この問題は会計検査院が起こした問題ではないので、とりあえずここでおしまいにします。  官房長官が戻られたので、先ほど同僚議員の城島議員がお伺いしました、総理のゴルフ場会員権の購入の事実関係、退席中に事実関係を確認してほしいというふうに依頼いたしまして、福田長官は努力...全文を見る
○平岡委員 それでは、その合意書というのがある意味ではこの事件の、事件といったらあれかもしれませんが、この問題の、どっちに問題が転げていくかという大きなキーポイントになっているような気がするのですけれども、この合意書について、この国会に提出していただけますか。
○平岡委員 理事会にお諮りいただくということなので。  私、思うのですけれども、今総理をめぐるいろいろな問題は、本当に、これからも私は申し上げますけれども、何か隠そうとしているんじゃないかという国民の意識というのが非常に強いわけです。問題がないと思うのなら、積極的に情報を開示し...全文を見る
○平岡委員 ありがとうございます。  そこで、外交機密費の問題に戻りますけれども、この外交機密費の問題について言うと、先ほどちょっと私が言いかけましたけれども、今国民は非常に大きな疑惑を感じ、あるいは疑問を持っているということでございます。  もうちょっと具体的に言いますと、...全文を見る
○平岡委員 外務大臣は、せんだっての答弁の中で、私は捜査当局ではございません、外交の責任者として外交政策の遂行に当たっているのでございましてというような発言をされておられるのですけれども、まさに今外務省をめぐる報償費の疑惑について言えば、外交というものも当然のことながら国費を使っ...全文を見る
○平岡委員 捜査当局の捜査も当然犯罪という面ではあろうかと思いますけれども、予算の不適切な使用といったような面は、やはりその予算を執行する、あるいは預かっている立場の者がきちっとやらなければいけない。その努力を今怠っているのではないですか。  例えば、この調査報告書では、松尾が...全文を見る
○平岡委員 その告発の内容は、個人の犯罪で五千四百万円の業務上の横領だという内容にしかすぎないのです。それ以上の捜査はするんですか。それは、やはり外務省がきちっと、それ以外の問題についても全容を解明するための努力をしていかなければいけないのじゃないですか。
○平岡委員 その告発状の中身というのは、捜査当局に対して、五千四百万円の業務上の横領があったかもしらぬけれども、それ以外にも犯罪の嫌疑があるのでぜひ捜査してほしい、そういう内容になっているのですか。なっているのなら、その告発状をちょっと提出していただきたいと思うのです。
○平岡委員 やはり外務省としても全容を解明するための努力をしてほしいと思いますけれども、では、これまでどれだけ努力をしたのかということについて、ちょっと聞いてみたいと思います。  五銀行八口座とあって、一銀行二口座だけしか調べていないのですけれども、ほかの銀行は一体どこの銀行な...全文を見る
○平岡委員 その口座が松尾元室長の口座であるということは確認されましたか。
○平岡委員 それでは、銀行がわかっている、口座がわかっているわけでありますから、この銀行に対して、外務省はこういう状況にある、ぜひ調査に協力してほしい、そういう依頼はされましたか。
○平岡委員 ちょっと質問に答えてほしいのですけれども、外務省として、実態解明のために銀行に対して調査の協力の依頼をしたのですか、しなかったのですか。
○平岡委員 お答えがないということは依頼をしていないということだろうと思いますけれども、その点、そういう理解でいいわけですね。
○平岡委員 この前、福田官房長官の答弁の中にも、九億六千五百万円の旅費の差額。それ以外に、二千八百万円だけじゃなくてもっとあるのだとは思いますけれども、一般の旅費。それ以外に、報告書を見るといろいろ書いてありますから、もっと多くの金額が松尾に渡っている。その中で、五億六千万円しか...全文を見る
○平岡委員 今の答弁では、外務省は全くやる気はないというふうにしか受けとめられないですね。  何か本当に、昨日も鳩山代表が、外務省が調査をしていないほかの銀行の口座について、国政調査権の発動をするよう合同審査会長に取り扱いを要請したいということで申しましたけれども、これをこの予...全文を見る
○平岡委員 委員長の方で理事会で諮っていただくということなので、これも先ほど冒頭申し上げましたように、国民の疑惑を晴らしていく、国民の疑問を解いていく、こういう基本的な姿勢でこの問題に臨んでいっていただきたいというふうに思うわけであります。  そこで、午後の質問に備えまして、外...全文を見る
○平岡委員 時間が来たようですので、午後の質問に回します。
○平岡委員 午前中に、今までの松尾元室長に渡されたお金がどのようにしてホテル等に支払われていたかということについての皆さん方の確認をいただきましたけれども、そこで、平成十一年四月から五月の小渕総理の米国訪問、それから六月のケルン・サミット、平成十一年七月の中国、モンゴル訪問につい...全文を見る
○平岡委員 七月の中国、モンゴル訪問は一括払いということですけれども、これには松尾元室長は同行していなかったというふうに聞いておりますけれども、そうすると、これはだれが官邸に行って報償費をもらわれて、だれが一括払いをしたのか、お願いします。
○平岡委員 その支払いの方法は、クレジットカードでやったのですか、それとも現金をもってやったのですか。
○平岡委員 可能性が高いというのじゃ返事にならないですね。これはちゃんと調べてください。ちゃんと調べて報告してもらえますか。
○平岡委員 いつまでに。
○平岡委員 この一括払いが仮にクレジットカードで払われているとしたら、今までこのクレジットカード方式で支払うことについて外務省は何らの関与もなかった、何らの了承もしていなかったということについてのいろいろなそごが生じてくるということであります。そこのところは非常に重要な問題であり...全文を見る
○平岡委員 いずれにしても、その結果をできるだけ早く教えていただいて、それを踏まえてさらに質問をさせていただきたいというふうに思っております。  次に、いろいろと調査報告の関係について質問をしたいと思うんですけれども、調査報告書の八ページの中には、松尾前室長がいろいろとやってお...全文を見る
○平岡委員 それ以外に、ここに言うところの「宿泊費等一部の経費」という部分の宿泊費等の中には何があるのですか。官房長官。
○平岡委員 外務省、この調査報告書をつくったときに、宿泊費等の中には何があるのですか。外務大臣。
○平岡委員 前に、福田長官の答弁の中では、九億六千五百万円というのは宿泊費の差額である、二千八百万円は宿泊費であると。これはいずれも宿泊費なんですね。そうすると、宿泊費等というその等の中には、論理的に宿泊費じゃないものがあるということですね。  何があるのかちゃんと教えてほしい...全文を見る
○平岡委員 それでは、松尾室長の口座に振り込まれた五億六千万円というのは、どうしてこれが宿泊費の差額であるということが確認できたんですか。外務省、外務大臣。
○平岡委員 五・六億円がその中にじゃなくて、五・六億円が宿泊費の差額であるというのはどうやって確認ができるんですかということを聞いているんです。もう一遍答弁を。
○平岡委員 必ずしも自分たちが確認できていないで、そう思うからということで、五億六千万円の金額のもととなったのが九億六千五百万円である、宿泊費の差額の一部であると言うのは、これは論理の飛躍ですよ。  松尾室長に渡された、官邸から出された官房報償費の全額について、まずここで明らか...全文を見る
○平岡委員 この渡された金額が何なのかということはいろいろあろうと思いますけれども、この九億六千五百万円というのは、一体、精算前の金額ですか、それとも残金を、この報告書に基づけば返したというふうにあるわけですけれども、残金を戻してもらった後の金額ですか。どっちですか。
○平岡委員 それでは、精算前の金額とそれから返された残金それぞれを、全体とそれから官房職員の分について、ここで公表してもらえますか。
○平岡委員 官房長官は、犯罪捜査対象になったということであえて申し上げているということでありますけれども、これはやはり犯罪捜査対象になっているそのものの情報でございます。ぜひ、最初幾ら出して、そして残金として幾ら戻ってきたか、これを御答弁願います。
○平岡委員 そういうことでは我々もちょっと、これだけ限られた情報の中で質問することはなかなか難しいんで、実態がわからないということで、きちっと答えていただきたいと思います。
○平岡委員 精算して残金を受け取った、このお金というのはどういう取り扱いになるんですか。
○平岡委員 それは、具体的には官邸の金庫の中に入るんですか、それともどこかの預金口座に入るんですか。
○平岡委員 ちょっと答弁が余りにもいいかげんなんで、これを進めていくということはできないんですけれども、いろいろ聞きたいことがたくさんあるんで、とりあえずここで置いておいて、別の話を聞いてみたいと思うんです。  実は、今皆さんは旅費を、差額であるとかあるいは旅費に支払っていると...全文を見る
○平岡委員 旅費は国費で賄うんですか、それとも私金で賄うんですか、主計局長。
○平岡委員 旅費法を見ますと、この旅費法というのは、「公務のために旅行する国家公務員等に対し支給する旅費」について「国費の適正な支出を図ることを目的とする。」と書いてあるのです。だから、報償費で払おうが何で払おうが、これは国費でありますから、やはりこの法律に基づいた支出しかできな...全文を見る
○平岡委員 財務大臣、この宿泊料の一部というのは宿泊料じゃないのですか、どうですか。
○平岡委員 やはりこれは、報償費で払われたから旅費法に違反して宿泊費を払ってもいい、そういう論理になっているように思うんですね。ここの予算委員会の議論の中でも、報償費というのはどんなものにも使われていいのですかという話の中で、私的なものには使っちゃいけませんというようなことは言っ...全文を見る
○平岡委員 その目的のためなら、旅費法に違反して出してもいいということですか。
○平岡委員 どうもその答弁には納得がいかないので、やはり政府の統一見解として、報償費で宿泊費の一部を支払う、つまり宿泊費を支払うという場合には、旅費法に規定してあることじゃなくて、旅費法の規定に違反して支出することも可能であるという政府の統一見解を示していただきたいと思いますけれ...全文を見る
○平岡委員 それは政府の統一見解として出していただけますか。
○平岡委員 では、今度内閣法制局にもちょっと来ていただいて、この辺の議論を十分にさせていただきたいと思います。  どうも今までの答弁では、報償費で出すのならいろいろな法律の規定に違反しても出すことが許される、そういうふうに私は理解したのですけれども、そういう理解でよろしいでしょ...全文を見る
○平岡委員 ちょっと納得はいかないのですけれども、とりあえず次の質問に行きたいと思います。  先日、同僚の議員から、外務省の報告書の中で、A銀行について「詳細な入出金の記録」というのは何ですかという質問をしました。それに対して飯村答弁は、コピーであるか本物であるかというのは調査...全文を見る
○平岡委員 改めて聞きます。この報告書に書いてある「詳細な入出金の記録」とは一体何ですか。
○平岡委員 今、銀行の通帳であるというふうにおっしゃいました。この通帳には、いつからいつまでの入出金が書かれているのですか。
○平岡委員 それで、先日の飯村さんの答弁の中で、平成十一年末のこの口座の残金は二億円だということを言われておったのですけれども、それは確認させていただけますか。
○平岡委員 今、平成九年の十月一日から平成十一年の三月十一日までの間、私金が数百万円入っているという話がありました。この在任期間中に公金の累計が五・六億円入っているということですけれども、私金の累計は幾ら入っていますか。
○平岡委員 外務省が集中的に調べた平成九年の十月一日から平成十一年の三月十一日までの間、公金が約二億円入っている、報告書には数百万円の私金が入っているというふうに書いてあるわけです。そして、トータルでこの在任期間中に入れられた公金が五・六億円、五億六千万円と言っているわけですけれ...全文を見る
○平岡委員 いや、私が言ったのは、在任期間中に、平成五年の十月十日から平成十一年の八月十六日までの間に公金が五・六億円入っているというふうに報告書になっているわけですね。その間の私金の入金は幾らかということを聞いているんです。
○平岡委員 だから、私金じゃなくてもいいです。では、公金以外に入金されている金額は全部で幾らですか。この期間だったら私金が特定されているわけですね、数百万円と。だから、あえて別に私金というふうに定義しなくてもいいです。在任期間中に入っている公金以外の金額の合計額は、この口座に幾ら...全文を見る
○平岡委員 平成九年の十月一日から平成十一年の三月十一日までは四百万円と今言ったんですよ。報告書の中でも数百万円と書いてあるんですよ。どうして在任期間中の公金以外の入金の額がここで言えないんですか。ちゃんと言ってください。話が進まないじゃないですか。
○平岡委員 この外務省の報告書は、告発をするためにつくったわけじゃないんでしょう、結果的には告発に結びついている部分があるけれども。やはりこれは、官房報償費がどのように使われていたか、これを我々予算委員会として、国費が使われているわけですから、この国費がきちっと使われているかどう...全文を見る
○平岡委員 では、質問の角度を変えて聞きますけれども、この在任期間中の調査について言うと、平成九年の十月一日から平成十一年三月十一日の間だけ調査したのであって、それ以外は調査をしていないということですか。
○平岡委員 この調査報告書を見たら、別に業務上横領につながっていない話もいっぱい書いてあるんですよ。平成九年の二月二十六日に二千百七十万円をゴルフクラブで払いました。その直前には二千二百万円引き出されている。こういうことも、この調査期間を外れて幾らでも書いてあるんですよね。何で在...全文を見る
○平岡委員 特定ができないというのは、何が特定できないんですか。公金でないことは特定できたんでしょう。公金は五億六千万と特定できたんですから、それ以外の金額は公金以外のもの。簡単に特定できるじゃないですか。何でだめなんですか。
○平岡委員 先ほど私がお見せしましたこの宿泊料支払い方式の中を見ていただいても、ケース二なんかでは、ホテルに一括払いするという形で、主管課から預かった旅費も松尾さんが官房報償費からもらったものと一緒になって払っている。カードで払っているというのがあるわけですよね。そのときに、常識...全文を見る
○平岡委員 今、我々は予算審議をしているわけですね。予算審議では、予算の額はどれだけが適当かということを考えなきゃいけないのですよ。今、捜査機関が捜査しているのを待っていたら、来年度予算はこの報償費額でいいのか、この旅費額でいいのかというのはどうやって判断するんですか。やはり我々...全文を見る
○平岡委員 今のは、国政調査権に基づいて照会をした場合でも答えられないというふうに銀行は答えていましたか。
○平岡委員 外務省で調べられないのなら、この予算委員会でぜひ国政調査権を発動していただいて、そして銀行の実態を把握するようにしてほしい、そうしないと、外務省の予算が適切な予算なのか、官房の予算が適切なのかわからない、そういうふうにして我々予算委員会の方に政府から要請してくるべきじ...全文を見る
○平岡委員 ぜひ、この外務省の報告書に出ている銀行の口座の状況について、国政調査権に基づいて銀行に対して報告を求めるようにお願いしたいと思います。  委員長、お願いします。
○平岡委員 それでは、とりあえず理事会ということで。
02月27日第151回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、公述人の皆さんから大変興味あるお話を伺いまして、ありがとうございました。できれば、きょうの公述人の皆さん全員からまたいろいろとお話を伺わせていただきたいと思いますので、順を追ってちょっと質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○平岡委員 重ねて鷲尾公述人にお伺いしたいと思うんですけれども、きょう午前中もどなたか公述人の方が、これからのいろいろな景気対策の中では、可処分所得をふやしていくという努力に加えてというか、それのほかに可処分時間をふやしていくというような政策をとっていくべきではないかというような...全文を見る
○平岡委員 それでは、菊池公述人にお伺いいたしたいと思います。  菊池公述人のお話、きょう初めて私お伺いしたものですから、私の考えとは大分違うので、もっともっと本当は議論をしたいなという気がするんですけれども、とりあえずきょうは二つぐらいに問題を絞ってお聞かせ願いたいと思います...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間がないので、できれば簡単にお答えいただければと思うんです。  もう一つ、これはどうしても聞かなきゃいけないということで、また菊池公述人でございますけれども、いただいた資料の六ページというか、マル3と書いてあるところに「日本政府の貸借対照表」というのが書い...全文を見る
○平岡委員 もっといろいろと議論していきたいんですけれども、また別途の機会にさせていただいて、次に木村公述人にお伺いしたいんです。  先ほど午前中の公述人のお話の中には、不良債権問題については、景気回復をやってからその後で取りかかったらいいんじゃないかというようなことを言われて...全文を見る
○平岡委員 先ほど御説明の中で、新規貸出約定平均金利が上昇してきているというような説明がございました。  我々としては、これだけ大量の国債を発行したら、今度クラウディングアウトというふうな形が生じ、あるいは民間の資金需要がふえたときに、金利の上昇というものを通じて、逆にまた国債...全文を見る
○平岡委員 それでは、最後に大田公述人にお聞きしたいと思いますけれども、先ほど、ひとつ税制の全体像を示すべきであるということを言われました。確かにおっしゃるとおりだと思うんですけれども、私は、税制だけじゃなくて、やはり社会保障負担も含めた国民負担をどうするかという全体をまず示すと...全文を見る
○平岡委員 もう一問ほど大田公述人にお聞きしたいのですけれども、先ほど、地方財政についての国の役割を最小限にということでいろいろな御提案をされたように思いますけれども、実は私も、地方財政については基本的には大田公述人と同じ考え方を持っております。  ただ、やはり問題は、先ほどち...全文を見る
○平岡委員 ありがとうございました。
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  今、同僚の金子議員の方から、外交機密費の問題につきまして損害賠償請求のお話がありましたので、話の流れで、それからいきたいと思います。  今、外務省の方から、内閣官房が損害賠償請求をするについてできる限りの協力をしているという話があ...全文を見る
○平岡委員 今の話では、外務省は何のために協力しているんですか。外務省は、できるだけ早く損害賠償請求を内閣官房がすると言えばこそ、今一生懸命協力しているんでしょう。そんな、捜査が終わってからでは本当にどうなってしまうかわからないじゃないですか。  そもそも損害賠償請求というのは...全文を見る
○平岡委員 早い方がいいというふうに官房長官は言われたんですが、本当に早くしてもらわなければ、この五千四百万円を、松尾さんがもし第一勧銀の問題となっている口座の預金をどこかに移すということになってしまったら、もう追いかけることができないというようなことになってしまうわけですね。 ...全文を見る
○平岡委員 その調査は、どのように調査されたんでしょうか。今言われた松尾元室長の後任者に対してお話を伺ったんでしょうか。
○平岡委員 この問題だけじゃなくて、当然に松尾元室長の件については、後任者がいろいろと松尾元室長から引き継ぎも受けているだろうと思いますので、事情聴取を行っているということだろうと思います。その中で、この後任者の方、平成十一年八月に交代をしてからこの旅費の支払いの制度が変わる平成...全文を見る
○平岡委員 今、松尾元室長の後任者もクレジットカードで支払いをしていたという事実を言われたわけでございますけれども、ということは、外務省もこの官房報償費による支払いがクレジットカードで行われていたということを当然に知っていたというふうに理解していいわけですね。
○平岡委員 それは組織の不備じゃなくて、実は外務省の調査報告書の中にクレジットカードによる支払いについてのくだりがあるのですけれども、「公費支払いを目的として、クレジット・カードの使用を開始するために、同人が、」これは同人というのは松尾元室長ですけれども、「上司から指示ないし了解...全文を見る
○平岡委員 普通の公務員の行動として、前任者から引き継ぎを受けて、そのときに、こういったクレジットカードをつくるといったときには、やはり組織としてそういうことをしているんだということの認識のもとにやっているわけであって、そういうことをすれば、会計課長とか総務課長とか関係のある方々...全文を見る
○平岡委員 今、調査した期間が十二年の十二月までということでございました。そうすると、その入出金記録には、平成十一年八月十六日に松尾元室長が室長として離任をした後に動いている預金の動きということも、当然わかるわけでございます。  考えてみますと、この離任をした後には、松尾室長は...全文を見る
○平岡委員 私が聞いているのは、別にほかの口座のことを聞いているのじゃなくて、まさに問題になっている、松尾元室長の第一勧銀の口座のことを聞いているわけであります。  そういう意味でいくと、今、松尾元室長のこの第一勧銀の口座の入金、出金が公金であるのか私金であるのかよく特定できな...全文を見る
○平岡委員 これは簡単な数式の問題なので、そういうことでちょっとごまかさないでほしいんです。  数百万円、四百万円ほど私金が入っていたら、五千四百万円のうち四百万円は私金ですから、五千万円の横領でしかすぎないんじゃないですか。それはやはり、私金としてこの口座の中で使われたものが...全文を見る
○平岡委員 それで、私はさっきの質問に戻るわけですけれども、松尾室長が本来の室長としての立場をかわって、転任をして、彼はこの公金を使う立場にないという状態になったときに、預金の残高がありました。それから、その後この口座から出されているお金というのは、基本的にすべて公金を使っている...全文を見る
○平岡委員 何で答えられないんですか。それは、調査すればすぐにわかっている話でしょう。預金口座を見ればすぐわかる話でしょう、先ほど十二年の十二月までの入出金の記録はあると言っているわけですから。  私が言ったように、この間はもう公金を取り扱う立場に松尾元室長はいないわけですから...全文を見る
○平岡委員 また同じ質問に戻りますが、五千四百万円が横領金額に特定できたといったって、さっき私が言った、私金で幾ら使われたかということもわからない状態で特定できたというのは、これは本当に不思議な話ですよね。野党議員の方からも、松尾の話だけで横領を決めたんじゃないかというお話があっ...全文を見る
○平岡委員 捜査当局と関係あるんだったら、最初から五千四百万円も、何でそんなのを出すんですか。それはおかしいじゃないですか。やはり、公金横領という疑いが強いのであれば、それはちゃんと告発するなり、あるいは、告発できないのであったとしても、そういうおそれの高い金額である、ただし我々...全文を見る
○平岡委員 外務省は確信を持たれたかもしれませんけれども、我々はまだ確信が持てないんですよ。我々が確信を持てるように、外務省のエリートの皆さんが確信を持ったんだから、その説明を、調査した結果を我々にそのまま教えてくれたら確信を我々は持てると思いますね。我々が確信を持てるようにちゃ...全文を見る
○平岡委員 これも新聞報道に、平成十一年末の残高が二億円で平成十三年一月の時点での残高が一億四千万円という数字がもう既に出ているわけですね。これが正しいか正しくないかというのは私にはわかりませんけれども、外務省は調査しているからわかるわけでしょう。どうですか。正しいですか、正しく...全文を見る
○平岡委員 そういうことだと我々は本当に審議できないですね。こんなことぐらいちゃんと教えてくださいよ。そうでないと我々は、本当にこの外交機密費が横領されているのかされていないのか、全然わからない。本当に必要な金が国庫から支出されているのかどうかもよくわからない。こんな状態でこの予...全文を見る
○平岡委員 全く理解できないんですけれども、ただ一つだけちょっと望みがあるのが、荒木副大臣でございます。  荒木副大臣は、二月八日の同僚議員である菅委員からのいろいろな質問に対しましてこう答えております。「今委員から御指摘がありました点も含めまして、果たしてこうした税金の横領と...全文を見る
○平岡委員 荒木副大臣、先ほど私が質問いたしました、松尾元室長が離任をしたときの預金残高と、それから平成十二年十二月までの預金残高、これを我々に報告してもらえますか。私が言いましたように、彼は公金を使う立場になかったわけですから、この残高の減というものが公金の横領に物すごく、極め...全文を見る
○平岡委員 我々は、捜査も大切だと思いますけれども、今、国費である報償費が適切に使われているのかどうか、ほかの用途に使われていないのかどうか、本当にこの報償費というのがこれだけの金額が必要なのか、これを審議しなければならない立場にある。これは前回の私の質疑でも申し上げましたけれど...全文を見る
○平岡委員 それではちょっと、理事会で協議されるということなので、その結果を待ってまた話を進めたいと思います。  私、もう一つ、公共事業についてちょっとお聞きしたいと思っております。  公共事業等予備費でございますけれども、平成十三年度予算で三千億円の公共事業等予備費が計上さ...全文を見る
○平岡委員 私はもうちょっと、答弁としては、予備費というのは、公共事業等予備費も含めて、「予見し難い予算の不足に充てるため、」という規定が憲法と財政法にあるわけでございますので、そういう要件にはまった場合でないと使えないということを確認したかったわけですけれども、まあそれはそれで...全文を見る
○平岡委員 今の御説明も、当時の経済企画庁の月例経済報告を見ても、想定されている経済成長の範囲であって、特にこの公共事業等予備費を使わなければならないような状態では全くなかったというふうに私は思うのです。そういう意味で、この脱法的な予備費の使用というのは非常におかしいのじゃないか...全文を見る
○平岡委員 今はっきりと御答弁いただいたように、この公共事業等予備費が、選挙結果によって配分がいろいろと影響を受けてしまったということは全くないという御答弁でございました。公共事業等予備費というのは、あくまでも予備費でございます。本当に必要なところに配分するという考え方を忘れない...全文を見る
○平岡委員 ありがとうございました。
03月15日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。よろしくお願いします。  今回の農林漁業金融公庫の新しい融資制度、これは、意欲ある担い手支援の一環として農業経営資源活用総合融資を創設し、その中で経営体育成強化資金あるいは農業経営維持安定資金といったものをつくるわけでございますけれども...全文を見る
○平岡委員 少し、中身を聞くというよりは制度的な問題も聞いてみたいと思うのです。  今、全額返還されているというふうに御発言があったようですけれども、これは、だれからだれに対してどういうふうに返還されているということを意味しておられるのでしょうか。
○平岡委員 そうすると、土地改良区については、これは党費の立てかえであったというような位置づけになっているのだろうと思うのです、今の処理は。  土地改良区がこうした党費の立てかえということをすること自体、これについては法令上どのような問題があるのでしょうか。
○平岡委員 先ほどの大臣の御答弁では、鹿沼市の南摩と塩山の土地改良区についてそういう事実が県の方から報告があったということでありましたけれども、報道によりますと、もっとたくさんの土地改良区が同じような状況になっている。あるいは、今御説明ありませんでしたけれども、自民党の党支部に対...全文を見る
○平岡委員 栃木県にとどまらず、全国的な実態調査をぜひ行っていただきたいというふうに思います。  それから、先ほど、土地改良区から支出された党費については役員の方から土地改良区の方に戻したというような御発言がありました。  新聞報道で、写真で写っている領収書を見ますと、土地改...全文を見る
○平岡委員 今、大臣非常にいいことを言われました。  先ほど、立てかえであったから理事長が、例えば役員が土地改良区に戻せばいいというものではないというふうに思います。やはり、本来土地改良区は立てかえをすべき立場にもない。そういう意味では、やはり自民党の支部からちゃんと土地改良区...全文を見る
○平岡委員 今副大臣の方から、問題があるようなケースが具体的にあるのならば適切に対処するというようなお話がありました。実態をよく把握していただいて、そうした問題がある場合には適切な指導をしていただきたいということをまずお願いしておきたいと思います。  次に、今回の融資制度につき...全文を見る
○平岡委員 そこで、これらの両資金について言うと、融資を受ける、そして、これをもってして今まで借り入れていた高利の営農資金の返済を行うということで、いわば期限前償還をすることになるわけであります。通常、期限前償還をする場合には、融資機関の方は手数料を取ったり、あるいは何らかのペナ...全文を見る
○平岡委員 今農家の方々がこういう借金の状況に置かれて苦しんでいるという状況なので、できるだけ借りかえの負担というものが生じないように、今言われたような手数料の件もありますけれども、手続面でもぜひスムーズな、返済といいますか融資といいますかが行われるようにお願いしたいと思います。...全文を見る
○平岡委員 せっかくつくろうとしている制度でありますので、資金不足、融資枠不足というようなことが生じないようにやっていく必要があるんじゃないかというふうにも思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  それから次に、今農家が借入金負担について非常に苦しんでいるという...全文を見る
○平岡委員 延滞債権、ある程度はやむを得ないというお話でありましたけれども、政策的な融資であります、やむを得ないという点もあろうかと思いますけれども、できる限りこれを発生させないということも非常に重要なことだろうと思います。そのためにいろいろ対策を講じておられるんだろうと思います...全文を見る
○平岡委員 今の御答弁では、延滞を生じさせていることをもってして融資が受けられないということではないんだということであったと思います。  通常の金融ルールからいうと、なかなか、そこまで踏み切るということについては勇気の要ることだろうと思いますけれども、ただ、農家が置かれている実...全文を見る
○平岡委員 今民事再生法の適用に当たっての公庫の対応方針についてお伺いいたしましたけれども、四月一日から施行されているわけでありますけれども、農家について民事再生法の適用があったものはございますでしょうか、またその中で農林漁業金融公庫が貸し付けをしている農家があったでしょうか、そ...全文を見る
○平岡委員 現在、実績は多くはないようでありますけれども、これからもある程度出てくるということが見込まれるとも思います。  そうなると、今農林漁業金融公庫が置かれている状況を見ますと、かなりの補助金を一般会計から入れてもらっているというような状況にもあって、こうしたものに積極的...全文を見る
○平岡委員 ぜひ、農家の再生という視点を十分に配慮して運用していっていただきたいというふうに思います。  次に、財投機関債の発行の件についてお伺いいたしたいと思います。  今回の農林漁業金融公庫法の改正の柱の一つが、やはり財投制度の改革に伴うものであろうと思います。公庫が市場...全文を見る
○平岡委員 平成十三年度から財政投融資制度が大きく変わったということで、いろいろと試行錯誤的なことも農林漁業金融公庫にはあろうかと思います。  財務省の方にお伺いいたしたいと思うのですけれども、こういう形で財政投融資制度が変わってしまいましたけれども、農林漁業金融公庫の資金調達...全文を見る
○平岡委員 財投機関が財投機関債を発行されるということについては両面があって、一つは、やはりそれぞれの機関の効率化をより図っていくための市場の監視というものを図っていかなければいかぬというような側面、それからもう一つは、やはり政策金融機関として、本来、一般の金融機関から融資が受け...全文を見る
○平岡委員 政府も農水省も、国民に支持される農政政策というものをぜひ実行していただきたいというふうに思います。  さっきの話にちょっと戻りますけれども、今回の財投改革では、農林漁業金融公庫は財投機関債を新たに発行するという機関として登場してきたわけであります。それ以外にも、たし...全文を見る
○平岡委員 財政投融資については、ここに財政投融資リポート二〇〇〇というのが手元にあるわけですけれども、これをちょっと見せていただきますと、それぞれの財投機関についての政策評価、政策コストの試算といったようなことも財務省の方では行われているようであります。  中身を見ますと、農...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○平岡議員 お答えいたします。  少年事件被害者の少年事件手続への関与の整備あるいは刑事訴訟法における被害者の地位の明確化、通知制度等情報開示の体系的整備など、まだ議論すべき点は非常に多いというふうに考えております。  起訴から判決確定までにつきましては、昨年の刑事訴訟法の改...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  今回のこの捜査情報の漏えい事件、非常に残念な事件だというふうに私も思っております。一般の国民の方々が司法制度に対して持っているイメージというのはいろいろあろうかと思いますけれども、例えば裁判官について言うと、世間知らずで、おかたくて...全文を見る
○平岡委員 今回の最高検察庁による調査あるいは最高裁判所による調査を見ますと、私は、国民の信頼を得るためにできる限り事実関係を明らかにしようとする姿勢というものはかなり見られているのではないか、他方で外交機密費の問題でなかなか調査をしようともしないという姿勢に比べれば、非常に、国...全文を見る
○平岡委員 この点については、三月十三日の第五十一回司法制度改革審議会においても積極的に提言したというふうに法務省の方からも言われております。私自身は、この「検察審査会の一定の議決に法的拘束力を与えること」ということは非常に重要なことだというふうに思っておりまして、逆に言うと、こ...全文を見る
○平岡委員 ここからは細かい話になりますので、事務当局でも結構でございます。  再発防止策の第三点として、法務省においても、法務省への出向者が裁判官に偏っている現状を改め、裁判官以外からも広く人材を受け入れるための方策を検討してまいりたい、そういうのが記述としてあるのですけれど...全文を見る
○平岡委員 今の御説明だと、今回の事件に関連してどういうような改善につながっていくのかというのがちょっとわかりにくかったので、またよく検討した結果をお教えいただければというふうに思います。  それで、次にちょっと調査の方の問題に移っていきたいと思うのですけれども、今回の法務省に...全文を見る
○平岡委員 今、非常にわかりやすくおっしゃっていただいたのですけれども、なぜその伝えた内容が伝えた言葉としてこの調査報告書に書いていないのでしょうか。
○平岡委員 形式でそうなったと言われればそうかもしれませんけれども、読んだ人は、山下次席検事と古川判事との間に一体どんなやりとりがあったのかということがほとんどわからない。ある意味では、そういう変なやりとりがあった部分が後の思いの部分で消されているのではないかというような疑惑も持...全文を見る
○平岡委員 例えば、検察官が示談を勧めるということもないとは言えないとは思うのですけれども、通常は、被害者がどういう意向を持っているかというようなこともある程度踏まえてそうした行動をとるのではないかというふうに思いますけれども、今回のケースは、示談について被害者の同意があるとか、...全文を見る
○平岡委員 それから、これは二月五日の報道の中にあるのですけれども、山下次席検事が、県警に対して、誤認逮捕なら県警本部長の首が飛ぶ、地検幹部も辞表を出さざるを得ないというようなことを伝えたことを記者に認めている、そういう報道があるわけですね。  他方、こちらの法務省の報告書を見...全文を見る
○平岡委員 いや、今回の山下次席検事の処分と関係ないということを言ったら、本当にこれは大変なことですよ。警察当局に対して、もし間違っていたら県警の本部長の首が飛ぶぞというようなことを言っていたとしたら、本当にそれこそ事件つぶしですよ。そういうことを行っていたら、本当に山下検事はこ...全文を見る
○平岡委員 仮定の議論をしても仕方がないのかもしれませんけれども、今の答弁を聞いていますと、こういうことを言ったかもしらぬ、言ったかもしらぬけれども、これはハッパをかけるために言ったんだというような感じがちょっとありましたけれども、そうであるならばそうであるということで、ちゃんと...全文を見る
○平岡委員 ちょっと承服しがたいんですけれども、時間も余りないので、次の問題と絡めてお話を伺いたいと思います。  実は、この最高裁判所による調査の方では、古川判事が山下次席検事との間でどういうやりとりをしたのかというところがちょっとありまして、報告書の中ではこういうふうに書いて...全文を見る
○平岡委員 そこで、先ほど副大臣の方から、山下次席検事から古川判事に伝えられた内容の一つとして、今回のこの事件についての証拠物件を確保して保全するようにということを伝えたんだというふうに御答弁がありましたけれども、そのくだりが今度は逆に最高裁判所の方の調査には記載されていないとい...全文を見る
○平岡委員 そうすると、古川判事の方からは、証拠物件を確保して保全するということを山下次席検事から言われたということの説明はなかったということですね。
○平岡委員 言葉で認定とかなんとかという問題じゃなくて、私は、そういう説明が古川判事からあったのかなかったのか、それを聞いているんです。証拠を保全してくれというふうに、山下次席検事から古川判事に対してそういう発言があったのかなかったのかを聞いているんです。認定の問題じゃないんです...全文を見る
○平岡委員 ある意味ではこの問題は、検察庁側に大きな問題があるのか、あるいは裁判所側に大きな問題があるのかという一つの線引きの問題でもあるわけですね。山下次席検事からどれだけの依頼が、どういう内容の依頼が古川判事にあり、古川判事はその依頼に基づいてどれだけのことをしたのか、あるい...全文を見る
○平岡委員 いろいろあるのですけれども、まず一つは、古川判事が今回の事件に関していろいろ行ったことについていうと、この調査報告書の十六ページから十九ページにかけて、高裁の長官がどのようにかかわったか、あるいは事務局長がどのようにかかわったかということのくだりがいっぱい書いてあるの...全文を見る
○平岡委員 この最高裁の調査委員会の調査報告書を見ると、先ほど言いましたように、それだけ高裁の長官とか事務局長がかかわっているにもかかわらず、それらの人に対する考え方といいますか、対処のあり方、処分のあり方というのが何にも書いてないのですね。何にも書いてないこの調査報告書に基づい...全文を見る
○平岡委員 今の御答弁でいくと、古川判事に対する分限裁判の結論が出たら、古川判事の監督者という立場であった土肥事務局長あるいは高裁の長官に対しても分限裁判の申し立てをするかどうかということを高裁の常置委員会、あるいはその前提となる最高裁の調査委員会で検討するということであるという...全文を見る
○平岡委員 今の段階では出せないということは、決定が出た後にはいろいろ検討していきたいということだというふうに理解いたしまして、ぜひ、これを古川判事個人の問題に押し込めるということではなくて、本当に裁判所全体の責任の問題ではないのか、そしてそれをちゃんとしていくことが、国民の司法...全文を見る
○平岡委員 ぜひ、今回の司法制度改革においては、国民のための司法制度であるということを裁判官の人も検察官の人も弁護士の人も肌身に感じながら司法が行われていくという視点に立って改革をしていっていただきたい、そういう頭で最高裁も取り組んでいただきたいということをお願い申し上げたいと思...全文を見る
○平岡委員 時間が来ましたので、終わりますけれども、ぜひ外交機密費の問題についてもしっかりとした調査をして、国民の前にその実態を明らかにし、そして、これからどうあるべきかということをやはりきちっと議論していくということを、政治家として政治主導で行っていただきたいということをお願い...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○平岡委員 おはようございます。民主党の平岡秀夫でございます。  きょうの新聞にもちょっと出ておったのですけれども、日米首脳会談後の株価というのが日経平均で九百円以上上昇したということで、それ自体は非常に喜ばしいことではあるのですけれども、その背景にはPKOが外国経由で行われた...全文を見る
○平岡委員 私もいろいろ勉強してまいりましたけれども、この法律は何か目的がだんだん変わってきちゃっていて、最初は確かに、言われたように、BIS基準の問題で、自己資本比率を厚くして金融の貸し渋りというようなものを解消して円滑化していくというようなことにあった。十一年の改正になると、...全文を見る
○平岡委員 今、再評価差額金を使っての株式の消却を行った株式会社の数三社ということでありましたけれども、その前に、再評価を行った企業といいますか、預金取扱機関とそれ以外の株式会社がどれぐらいあるかということをまずお願いします。
○平岡委員 御答弁が懇切丁寧なので、なかなか次へ進めなくてあれなので、本当に端的にしていただければと思います。  それで、税効果会計分の四〇%ということで今言われたんですけれども、実はいろいろ金融機関の実績なんかを見ますと、必ずしも今四〇ということじゃなくて、四一・何%とか四二...全文を見る
○平岡委員 今答弁の方で、四〇%というのが法定されているというような言い方をされたのですけれども、法定されているのは、税効果分とそれ以外の資本の部に計上すべき差額金の計上をするということが書いてあるのであって、税効果分についてどのような数字を使うのかというのは、別に法定されている...全文を見る
○平岡委員 済みません、私が質問したことに対して、金融庁、答えてください。
○平岡委員 先ほど言いましたように、この法律の適用によって株式の消却をする場合の財源がどれだけあるのかということが決まってくるわけでありまして、そういう意味で、この税効果分をどのように計算するかというのが恣意的なものであってはならないという意味において、今の御答弁は、そうしたいろ...全文を見る
○平岡委員 私の質問の前提条件は、今回の法律改正でそういうふうに対象会社を拡大した目的はまず何なのかということもあるのですけれども、その点についてもお答えください。
○平岡委員 ちょっときょうの質問と答弁が何かうまくかみ合わなくて、大変私も残念なんですけれども、また機会があったら、もっといろいろな中身について精査するような形で質問したいと思いますけれども、きょうは質疑の持ち時間が終了いたしたようでございますので、これだけにさせていただきます。...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  枝野議員に引き続きまして、私も、金正男と見られる男の不法入国問題についてまず御質問したいと思います。  私の質問の趣旨、目的というものをまず先に申し上げたいと思うんですけれども、私はこの問題については、やはり事実関係を国民の前にで...全文を見る
○平岡委員 ほとんど事実関係は明らかになっていないんですけれども、先ほど同僚の枝野委員の方からも偽造旅券について質問がありました。私は、この四人のうち三人が偽造で一人が不正取得だということで最初に報道をされておって、この前の予算委員会のときに入管局長が、不正取得のやつも何か偽造と...全文を見る
○平岡委員 私は、偽造と不正取得とでは若干意味合いが違うんじゃないかなと思うんですけれども、確かに入管法上同じなのかもしれません。ただ、国際的に見ると、偽造の場合というのは、発行した当局とは基本的には関係ないところで行われている。ただ、不正取得の場合は、やはり発行した当局が何らか...全文を見る
○平岡委員 一般的な質問をします。  不正取得であったということで、仮に告発があるとか通報があった場合に、警察としてはドミニカ共和国との間では何かしなきゃいけない国際的な取り決めとかというのはないんですか。
○平岡委員 それで、それはとりあえず置いておいて、先ほど入管局長が、五月十五日に発行したことはないというドミニカからの返事をもらったというふうに言っているんですけれども、五月二日に照会をして五月十五日に返事が来た。その前にこれは偽造旅券ということですべてを葬り去ってしまったという...全文を見る
○平岡委員 先ほど来から偽造偽造というふうに言っておるんですけれども、この偽造については、報道を見ると、写真だけを張りかえたもので、素人でも見たらすぐにわかるというようなことであったというような報道もあれば、逆に、写真も非常に精巧にできておって、素人目にはわからぬというような報道...全文を見る
○平岡委員 それで、この事件について言うと、どうしてこの金正男と見られる男が入国審査のところでひっかかったのかということがまた一つの大きな、皆さん方が推測しているところであるんですけれども、どうしてこの男が入管で審査を受けなければならない事態に至ったのか、これをお答えください。
○平岡委員 今の答弁にあるように、鑑識にかけなければ偽造だということがわからないというような偽造旅券を持っている人間について口頭審理にかける、そういうことが現場で行われたとはとても思えないんですけれども、本当にその現場で不審に思って、それで口頭審理に付したんですか。
○平岡委員 これは大臣に聞きたいんですけれども、大臣は記者会見なんかで、事前にそういう情報はあったのかということを聞かれて、そういう情報はなかった、空港の場における担当官の機転によって見つかったものだという答えをしているんですけれども、それは間違いですね。事前に情報はあったんです...全文を見る
○平岡委員 私は、森山大臣が事前に知っていたかを聞いているんじゃなくて、入管当局として事前に情報を得ていたかどうかということを聞いているのであって、入管当局が事前に情報を得ていたかどうかについて、森山大臣はそれでいいんですね、そういうことでいいんですねということを今確認しているん...全文を見る
○平岡委員 今知ったというのは、本当に、政治的判断をする人がそういう情報も知らないで政治的判断をするということはあっていいんですか。そういう基本的な情報についてはきちっと踏まえて、そういう情報に基づいて我々はこういう判断をしたんだということを説明しなければ、一体何に基づいて皆さん...全文を見る
○平岡委員 いずれにしても、何らかの情報が事前にあったということを契機としてこの人たちを口頭審理に回せるようなことができたということだろうと思います。  そこで、またこれも不思議なことなんですけれども、報道には偽造パスポートのコピーのようなものが出ておるわけでございます。こうい...全文を見る
○平岡委員 入管当局から流出した事実はないと承知しているというのは、ちゃんと調べた、調べた上でそういうふうに法務省として判断したということですか。
○平岡委員 きょうは法務大臣しか大臣はおられないので、そこまで言えるのかどうかわかりませんけれども、一応外務省もそれから警察当局も来ていただいております。このコピーの流出の根源、どこから流出したのかということをちゃんと調べていただいて、それについてしかるべき対応をやはり政府として...全文を見る
○平岡委員 それからもう一つ、旅券について、今、幼児については何か答弁を差し控えるようなことを言っていましたけれども、やはり同じ予算委員会で、海江田委員の質問は、幼児はキンというふうな姓であるということを言っておったんですけれども、この幼児の偽造旅券についても、何が書かれていたか...全文を見る
○平岡委員 なぜ答えられないんですか。人物を特定しろと言っているわけではないんで、姓だけでもいいんです。姓だけ言ってください。
○平岡委員 事かように、この偽造旅券については、これは正当な手段であるかどうかはわかりませんけれどもマスコミには出されているにもかかわらず、我々は見たこともない。どこからどこまでがどういうふうになっているのかさっぱりわからないということであります。今のような答弁もありまして、本当...全文を見る
○平岡委員 それから、今度は人定の問題ですけれども、人定ができなかったということなんですけれども、この人定については入管当局はどのような手段をとって確認をしたんですか。  新聞によりますと、写真照合で金正男と酷似していることがわかったとかいうようなことが出ているわけでありますけ...全文を見る
○平岡委員 予算委員会でも、外務大臣は、人定とそれから入国目的をはっきりさせるようにということで外務当局の方にも指示したというのがあるわけですけれども、そうすると、外務当局の方からそういう人定をしてくれということがあったけれども、入管当局にとってみれば、その必要性はない、退去強制...全文を見る
○平岡委員 これだけ政治判断、政治判断と言われている中で、外務大臣がそういう指示をしているにもかかわらず、入管の方は、これだけのことを調べれば我々はこれだけやっていいんだというようなことをやるのは、それは入管当局の独断じゃないですか。どうですか。
○平岡委員 非常に不満なんですけれども、次へ進みたいと思います。  今、入管局長から、通報はした、だから大体役割は終わったんだというような趣旨のことがありましたけれども、逆に、これは新聞などを見ても、法務省幹部、これはもしかしたら入管局長かもしれませんけれども、警察に通報してい...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間がなくなったので、大分飛んでしまうのですけれども、強制送還されたときに、外務省職員と法務省職員が一緒に同行しておるのですけれども、これらの費用の負担はだれがやったのですか。特に、全日空の二階席は全部空席とされて、二十六席を十人で占めたというようなことになっ...全文を見る
○平岡委員 時間がないので、法務省の職員はいいです。  それで、外務省の職員はアジア大洋州局の審議官が一緒についていっているのですけれども、何のために行ったのですか。それと、中国の程永華アジア局次長が出迎えているという報道もあるのですけれども、このときに、連れていった人が、金正...全文を見る
○平岡委員 そもそも、外務省が旅費を使ってまで三人も派遣して、しかも、かなりの高官なわけですね。行ってから何をしたのですか。ちゃんと、行ったら、この人はそうですかということぐらいは確認するのが我が国のためじゃないですか。これからまた後、金正男が入ってくるようなことになったときにど...全文を見る
○平岡委員 わざわざ外務省が中国当局に対して受け入れを要請して、そして受け入れてもらって、わざわざ一緒についていって引き渡しをして、中国側からも高官が来ているというような状態の中で何も、この人がだれかということも会話も出ない、そんな外交というのはあるのですか。私は非常に不思議に思...全文を見る
05月29日第151回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  本日は、太田理事長そして山野目教授、大変お忙しい中をわざわざお越しいただきましてありがとうございました。大変貴重な御意見を伺えたと思っております。これからいろいろ参考にして、この委員会における審議をより深いものにしていきたいというふ...全文を見る
○平岡委員 今、私、法人格の付与の件について最初にお聞きをしたつもりだったんですけれども、公益性の認定というかチェックについても答えていただいた部分がございまして、それはそれとして、大変参考になりました。  公益性の認定というかチェックという部分について一つ質問してみたいと思う...全文を見る
○平岡委員 時間がなくなりましたのでやめたいと思いますけれども、一つ思うのは、やはり公益性の認定あるいは公益性のチェックというものをどのように行っていくかというのは、これからの新しい市民社会を考えたときには非常に大きな課題であろうと思います。  そういう意味では、まず情報公開が...全文を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  この中間法人法につきましては、今までいろいろと議論もされ、あるいは参考人の方からも意見を伺ってきたところで、考えてみますと、私も、中間法人法が現在の状況の中で必要であろうと。そしてその中身も、特に今大きな問題としなければならないとこ...全文を見る
○平岡委員 確かに、法律はわかりやすい方がいいということはおっしゃるとおりだろうと思います。  ただ、考えてみますと、民法の中には公益法人と営利法人の規定が置いてあるわけですね。それで、今までも、こうした中間法人法で今度カバーするような分野が抜けていたというような法学者の指摘と...全文を見る
○平岡委員 きのうの塩崎委員の質問の中にも、今回の中間法人法の制定によって法人の必要な部分についてすべてカバーされるのかというような質問がありました。それに対してたしか、塗り絵は全部塗られておりますというような、答弁だったのか質問者の方が言われたのかは忘れましたけれども、そういう...全文を見る
○平岡委員 今の答弁は、準則主義だから登記であるというような、何かトートロジーのような説明になっておってよくわからぬのですけれども、せっかく内閣府の方からも来ていただいておると思いますので、NPO法人がその設立に認証が必要とされているという根拠について、理由について説明していただ...全文を見る
○平岡委員 それぞれそういう説明を設立の経緯からしてされるんだろうと思うのですけれども、逆にちょっと聞いてみたいのは、例えば、この中間法人を設立する際は登記だけでいいということなんですけれども、登記をするに当たって、社団的なものがこれから中間法人として登記をしようとするものが中間...全文を見る
○平岡委員 きのうのやはり塩崎委員の質問の中に、特定の第三者の支援をするというような目的を持った人が登記を求めてきた場合どうかというような質問があったときに、これは社員共通の利益を図るようなものなんだから、それも入りますよというような答弁がたしかあったと思うのですけれども、私が聞...全文を見る
○平岡委員 今の答弁でもおわかりのように、法人格を取得すること自体は、必ずしも公益を目的とする法人であるから公益法人でなければ法人格を取得することができないということではなくて、公益を目的とする法人であっても中間法人法に基づいて法人格を取得することができるというのが、多分今のでき...全文を見る
○平岡委員 局長さん、気にしないでください。余りそんな細かいことを聞くつもりはなくて、私が言いたいのは、きょうは目的は非常に限られておりますので。  今言われたように、中間法人としてとりあえず出発をして、こういう状態になったら多分主務官庁さんから許可がもらえるかもしらぬから、そ...全文を見る
○平岡委員 移行措置の方は、私思うのは、単に今問題となっている公益法人を中間法人に移すためだけの経過措置ということではなくて、大臣のきのうの答弁にもありましたように、中間法人から公益法人にも移っていける、公益法人から中間法人にも移っていける、これはいけるというよりは、公益性がそう...全文を見る
○平岡委員 監督を厳しくするということを言われたので、ちょっとまたひっかかってしまうんですけれども。  これも午前中の参考人に対する質疑の中でも申し上げたんですけれども、市民社会のあり方というのが少し変わってきていて、それに対応して行政のあり方も変わってきているという中で、一つ...全文を見る
○平岡委員 それで、もう一つ公益性について言うと、これまでは公益性というと、政府が公益性があるかないかを判断し、あるいは、公益の部分というのは政府が独占的にやっている部分であって、例えば公益法人が何かをするときに、事業をできるというのは政府が許してやったからできるんだというような...全文を見る
○平岡委員 きょうは、冒頭申し上げましたように、非営利法人についての法人格付与のあり方としてどのようなあり方がこれからの社会で必要になってくるのか、あるいは公益性を認定する場合に、どのような形で公益性の認定は行われていくべきなのかというようなことについて率直な議論をさせてもらった...全文を見る
06月05日第151回国会 衆議院 本会議 第35号
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○平岡秀夫君 民主党の平岡秀夫でございます。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました民事訴訟法の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。(拍手)  これから私が質問いたします民事訴訟法の一部を改正する法律案については、その題名を聞いて、皆さ...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  本題の法案の質問に入る前に、一つだけちょっと確認したいことがございますので、よろしくお願いいたします。  先週の金曜日に、大阪教育大学の附属小学校である池田小学校で痛ましい児童殺傷事件が起こったわけでございますけれども、この事件に...全文を見る
○平岡委員 今回の商法改正についても言えることなんですけれども、我が国の基本的な法制にわたる部分が、えてして緊急性といったような理由で、議員立法のような形で出てくるということが多々あるわけであります。これは、ただ単に、例えば与党の議員の人たちが出しゃばりだからということではなくて...全文を見る
○平岡委員 今、法務大臣の方から、特に金庫株の問題については法制審で審議したことはないけれども法制審のメンバーからも意見を聞いた、特に反対はなかったというようなお話がありました。せんだっても、同僚の中川議員の質問に対して金子議員の方から、金庫株については法制審のメンバーからもヒア...全文を見る
○平岡委員 本来ならば、法制審議会できちっと議論をしていれば、そこでどういうような議論が行われ、消極的な意見としてはどんなものがあり、積極的な意見としてはどんなものがあるというようなことが世の中の皆さん方に示された上で、それに対してそれぞれ国民の皆さんも判断はできるというようなこ...全文を見る
○平岡委員 それも全くの詭弁みたいなものですよね。今だって別に、企業再編のときに新株発行手続をすれば出せるわけでありまして、それが今度、自己株式の取得をした、それを今度処分をする場合でも新株発行の手続に準じて進めていかなければならないということになっているのであって、機動性という...全文を見る
○平岡委員 繰り返しになりますけれども、そうした本来の基本的なところができないにもかかわらず、こういう商法の基本的な枠組みである制度を動かしてしまうというのは、本当に私は、こんなことで立法者としての良心があるのか、そういう気持ちにもなるわけであります。  そういう意味で、ちょっ...全文を見る
○平岡委員 それから、今回、金庫株ということで恒久的な制度として位置づけられるわけでありますけれども、金庫株、自己株式については、今までも、どういう取り扱いをするかについて学者の意見が分かれているようなところ、例えば新株の割り当てについて、自己株式には新株の割り当ては任意であると...全文を見る
○平岡委員 解釈で確定していればそれでいいということではなくて、いろいろ争いがある点もあるわけでありますから、そこは今回、恒久的な制度としてつくる場合には、法律的にはどのような位置づけになるのかということをはっきりとさせるという作業もきちっとやっておかなければいけない。そういう意...全文を見る
○平岡委員 そこで、現在の資本注入行で、今回新たに銀行法も含めて改正になったわけでありますけれども、法定準備金の減少手続が認められたことによって、この新しい法律体系の中で取り崩しをすることが可能な銀行というのはどのくらいあるのでしょうか。
○平岡委員 きのうの森金融庁長官の記者会見の中に、無配に転落する可能性のある金融機関というのはあるのかというような質問に対して、現実的には考えていないというふうに言っているわけであります。この現実的にという言葉、これは、今回の資本減少、法定準備金の減少手続ができればそういうことは...全文を見る
○平岡委員 そこで、この法定準備金については、平成十二年の例の株式消却特例法のときに附帯決議が付されていまして、このときの附帯決議では、政府に対して注文をつけているわけであります。  内容的には、「資本準備金による自己株式の消却については、今後二年を目途に、会社をめぐる最近の社...全文を見る
○平岡委員 時間がないので終わりますけれども、きょうの審議をしてみても、緊急経済対策という、その緊急性というのは一体どこにあるのかということがどうもよくわからない、そういう法案になっていると私は思います。こうした商法の基本的な法制に係る部分については、きちっとした議論の中で、政府...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  今回の民事訴訟法の改正につきましては、これまで何度となく同じようなテーマで国会でも論議がされておりまして、いろいろな観点から検討がされているわけであります。ただ、私は前回の総選挙で初めてこちらの方に参ったものですから、そうした過去に...全文を見る
○平岡委員 最後に国民のための司法という言葉をつければそれでいいということではないので、ぜひ本当にそういう視点に立って日本の司法制度を考えていっていただきたいというふうに思うわけであります。  そこで、これもよく言われてきた話ではあるのですけれども、今回の民事訴訟法の改正法とい...全文を見る
○平岡委員 今、言葉じりをとらえるわけではないのですけれども、情報公開法と同じ考え方でやったから、こっちの法制審議会でも問題がないんだというような御発言がありましたけれども、ここで議論していたのは、やはり民事訴訟における公文書の提出義務のあり方ということであるので、情報公開法がど...全文を見る
○平岡委員 民事訴訟法という基本的な法律でございます。六法と言うときには必ず民事訴訟法も入っておりまして、法制審議会で議論すべきことはたくさんあろうかと思います。ぜひ、そういう場における議論、専門的な意見、それから国民の皆さん方の意見も踏まえたものができるように、法制審議会の適切...全文を見る
○平岡委員 それぞれの段階で、それぞれ守らなければならないいろいろな法益というものがあろうかと思いますけれども、ただ、刑事事件関係者の手の中に、刑事関係、刑事訴訟に関する書類等の提出をするかしないかということの判断が余りにも偏り過ぎているということで、先ほど、冒頭私が申し上げまし...全文を見る
○平岡委員 そこで、もうちょっと話を進めてみますと、これまでは、改正前の規定であれば、こうした刑事訴訟に関する書類等の位置づけについては明示的に書いていなかったので、例えばこの前の事件のときには、裁判所の方から、調査嘱託というような形で書いてありましたけれども、警察に対してこうい...全文を見る
○平岡委員 仕組みとしては、文書送付嘱託と文書提出命令は違うということで、これまでこうした情報についても文書送付嘱託で行われてきており、これからもそういう形で行われて、検察当局あるいは警察当局が、これは出せるか出せないかということを自分たちで判断をして、嫌だと思えば断れるというよ...全文を見る
○平岡委員 今回の法律案でも、例えば二百二十三条の四項あたりに、いろいろな、提出を命じられないようなケースとして、国の安全とかあるいは犯罪の予防とか鎮圧、捜査、公訴の維持といったような場合には提出が命じられないというような形、そういうものについてまでもインカメラ手続でこれは審査す...全文を見る
○平岡委員 結論だけ言われても、ちょっとなかなか理解というか納得しがたいところがあります。この問題については、多分いろいろな方々がこの私の質問の後にもされると思いますので、ぜひ前向きに検討するようにしていただきたいというふうに思っています。  それで、時間がありませんので、次に...全文を見る
○平岡委員 今までの規定との整合性みたいなお話も言われましたけれども、一番やはり問題なのは「公務の遂行に著しい支障を生ずるおそれがあるもの」というような表現の中に潜んでいる考え方なのですけれども、公務というのはいろいろなレベルのものがあって、非常に公益性の高い、本当に守っていかな...全文を見る
○平岡委員 例えば、公務の遂行ということをいいますと、この前判決が出ましたハンセン病の隔離政策のような場合、隔離政策そのものを実行していくこと自体は公務ということであって、それを遂行していくために支障があるからこれは公文書として提出できないのだというようなことではなくて、その背後...全文を見る
○平岡委員 これは個別の判断になるのかもしれませんので、これ以上突っ込んでも仕方ないとは思いますけれども、ただ、公務員が組織的に用いるものというのも非常にまた抽象的な概念であって、一体どういうものであったら組織的に用いるのか。例えば、私が、まじめに一生懸命会議のメモをとっておいて...全文を見る
○平岡委員 私は思いますと言われても、民事局長さんとして言われていることであるので、多分法務省としての見解ということになるんだろうと思いますけれども、私としてそう思いますというぐらいしか答えが出ないというぐらい、この概念というのは非常にあいまいな概念であるわけでありまして、そうし...全文を見る
○平岡委員 実際には、いろいろな運用といいますか、認定という問題にやはり帰着してしまうのかもしれませんけれども、公務員が仕事に際してつくったものというのは、必要があれば、国民の権利の保護のために提出していくべき書類という位置づけをとっていくということがやはり必要であろうというふう...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 法務委員会 第20号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、民主党ではたくさん、入れかわり立ちかわり質問に立ちまして、ちょっと御迷惑をかけているかもしれませんけれども、それだけこの司法制度改革については、我が党においても関心が高い、我が党だけでなくて、国民の皆さんから非常に関心が高...全文を見る
○平岡委員 これから具体的な裁判員制度をどのような仕組みにするかということはまだまだ議論をしなければならないところがたくさん残っているような状況になっていると思います。基本的に、国民のための司法というキャッチフレーズで先ほど言われましたけれども、そういう視点に立ってこれからの具体...全文を見る
○平岡委員 三者三様の御答弁がありましたけれども、聞いていて思うのは、まさに司法の中核にいる最高裁が最も、一番法律に忠実だと言うと言葉が悪いかもしれませんけれども、本来あるべき制度改革をどうするかというところの視点がちょっとやはり足りないかなという感じがいたしました。それは、法の...全文を見る
○平岡委員 終わります。
06月21日第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  農林漁業金融公庫法の審議に引き続いて、今回、質問に立たせていただきます。  今、武部大臣の方から、兼職禁止あるいは制限の件につきまして、答弁のやり直しといいますか、改めて答弁があったわけでありますけれども、今回の改正農協法で、ただ...全文を見る
○平岡委員 今の御答弁を聞いていると、審議会の委員とかいうのは、これはどこでどういうふうに禁止規定にかぶさってくるのか、ようわからぬものも入っておりましたけれども、まあいいです。いずれにしても、この兼職禁止の規定の趣旨というものを踏まえて、できる限り兼職を認める幅というのは狭くす...全文を見る
○平岡委員 今の説明は非常に概略だったので、もうちょっと聞きたいと思うんです。  韓国当局が検査をして全面禁止措置をとったのはいつで、その情報を我が国政府として入手したのはいつになるのでしょうか。
○平岡委員 私が事前にちょっとレクを受けたときには、六月五日にこの情報を入手したというお話であったんです。ということは、韓国が全面輸入禁止措置をとったのはそれよりも以前ということだろうと思うんです。しかしながら、我が国がとった措置というのは、六月八日以降に中国から船積みされる中国...全文を見る
○平岡委員 この問題については、どれだけ国民の健康に影響を与えるか、あるいは国民が食用にすべき鳥に影響を与えるのかというような観点から、今お伺いしたら、船積みする業者の関係というものをかなり意識して発言があったように思いますけれども、やはり、国民の健康あるいは健康な家畜を育成する...全文を見る
○平岡委員 今までのは、どちらかというと家畜伝染病の予防というような視点からの規制といいますか、いろいろな措置ということで農水省さんにお聞きしたわけでありますけれども、翻って考えると、特に心配しているのは、そうしたお肉を売ることになる食肉店あるいはそれを食用に供することとなる消費...全文を見る
○平岡委員 私が事前にいろいろお聞きしたときの感じでは、どうも厚生労働省の対応というのはちょっと遅いんじゃないかなという感じがいたしました。農水省の方は比較的早目早目に手を打っておる。  これはいろいろな、何を守るべきかというところの法益の違いなのかもしれません。そういう意味で...全文を見る
○平岡委員 大臣の決意を踏まえて、農水省の各担当者もしっかりとやっていただきたいというふうに思います。厚生労働省さんもしっかりとやっていただければというふうに思います。  そこで、今度は法案の関係についてちょっと質問させていただきたいと思います。まず不良債権処理、そして破綻防止...全文を見る
○平岡委員 民主党も、経済対策という観点からは不良債権処理を早急に行うべきであるという主張をしておりまして、今のお話でいきますと、来年のペイオフ解禁を控えて今問題農協を解消していく、そういう中で不良債権処理についても急いでいく、その方針については私もそういう方向でいかなければいけ...全文を見る
○平岡委員 不良債権処理については、経営困難な農協を解消していく、あるいは緊急経済対策の中で取り組んでいくという方針が示されているにもかかわらず、その処理をすることの影響がどの程度あって、それに対して十分な措置が講じられているか、十分な準備があるかということがはっきりしないという...全文を見る
○平岡委員 今回の法律改正についていろいろ説明していただいたわけでありますけれども、私が質問している趣旨は、やはり今やろうとしている政策、不良債権処理、問題農協の解消、このためにどれだけの影響が生じるか、その影響に対して本当に十分な資金的な確保ができているのか、こういう問題であっ...全文を見る
○平岡委員 現在の予測では賄えるということでありますので、それを信じるしかほかに道はないのかもしれません。ただ、緊急経済対策あるいは問題農協の解消という政策をとっていくに当たっては、それに対応するいろいろな準備ができているのかということをやはり政策当局としては検証していっていただ...全文を見る
○平岡委員 全然イメージが確定しないんですけれども、大臣、これからの破綻防止、破綻処理というのはこういうイメージなんだというのをちょっと一言、一言じゃ足りないかもしれませんけれども、大臣の頭で整理されたところをちょっと御説明願います。
○平岡委員 この問題、余りやっても仕方ないのかもしれません。ただ、私もかつて金融関係をやったことがあるので感想として言うんですけれども、系統金融機関については、こういった破綻防止、破綻処理の関係について言うと、余りにも非公式のことが多過ぎる。  つまり、きちっと制度のできた枠組...全文を見る
○平岡委員 法律を見ますと、「民法第三十四条の法人であって、次条に規定する業務を適正かつ確実に行うことができると認められるもの」ということしかなくて、次の条文に書いてあるのを見ると、優先出資を引き受けたり債務の保証をしたり利子補給金を出したりとか、金融業務しかやっていないわけであ...全文を見る
○平岡委員 今局長の答弁の中に、農林中央金庫の要請を受けてやるんだというような話がありました。多分要請があったら指定支援法人というのは断ることはできないんだろうと思うんですね。そういう意味では、今いろいろ問題になっていますけれども、そういう公益法人をまた問題がある指定というような...全文を見る
○平岡委員 取り消しの規定を置きながら、取り消すときにまたいろいろ考えますというのでは、何か泥縄というのですか、後から縄をなうような話でありまして、こういう規定を置くからには、きちっとしたそのときの対応をやはり用意しておくべきであるというふうに思うのです。  本質的な問題は、私...全文を見る
○平岡委員 今回の改正で、うまくいかないという印象を持っておられたのでは大変なので、それはうまくいくという印象を持っておられること自体は否定するものではありませんけれども、余りにも責任の所在があいまいであるというふうに思います。  先ほどペナルティーを科すと言っておられましたけ...全文を見る
○平岡委員 きょうの質問を通じて、まだやはり、系統金融機関というのが、一体だれが責任を持っていろいろなことを決定し、実行していくのかというのが、どうもよくわからない。いろいろな主体がいっぱい出てきて、それぞれがみんな何かやっていて、何かよくわからぬですねという仕組みになっているよ...全文を見る
○平岡委員 以上で終わります。
10月25日第153回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは司法制度改革推進法案の審議ということで、いよいよ司法制度改革も法案をどんどん提出していかなければならないという時期になってまいりましたけれども、この司法制度改革審議会が提出いたしました意見書の中には幾つか、まだまだ内容的には...全文を見る
○平岡委員 今の御説明は、大学院関係の法案は特に必要ないけれども、その卒業生なんかについての取り扱いをどうするか、あるいは司法試験法の中でいろいろと手当てしなければいけない、そういうところがあるということですか。
○平岡委員 そもそも、学校教育法上の大学院とすることがいいのかどうかという議論もあるわけでありますけれども、今言われた話だと何かよくわからなくて、学校教育法上の大学院ではあるけれども何か特別な大学院であって、いろいろ手当てをしなければいけないことがたくさんある、こういう理解なんで...全文を見る
○平岡委員 今の御答弁を聞いていると、これからどういう法律改正をするか、これからの審議いかんによってはようわかりません、どういう手当てがされるかわかりませんという話だったように思うんですけれども、そういう答弁だと、学校教育法上の大学院にこの法科大学院を位置づけるということを先に結...全文を見る
○平岡委員 今、自分たちの方で、文部科学省で量的には決められないというお話があったんですけれども、この法科大学院修了者と新司法試験との関係というのが一体どうなるのか。特に、経過的な段階にあるときにどうなるのかというのがよくわからないというのもあるわけですね。  例えば、この意見...全文を見る
○平岡委員 今の答弁でよくわからなかったんですけれども、例えば、既に法科大学院の修了予定者が一千人ぐらいいるというような状況の中で、新司法試験の合格者というのは七割から八割と意見書に書いてあるから八百人にし、残りを現行司法試験で受験した人たちが合格者となるというように司法試験を設...全文を見る
○平岡委員 今の説明を聞いてもよくわからないです。本当によくわからないのは、例えば、千人の法科大学院修了見込み者がいても、その人たちのレベルが低いということならば、合格予定者というのは三百人に設定するというようなこともあり得る、大体千五百から三千に拡大していくときに残りは現行司法...全文を見る
○平岡委員 余り長くやっても仕方ないんですけれども、とにかく、司法試験をこれから受ける人たちというのはたくさんおられて、この人たちが一体これからどうして勉強していったらいいのかわからなくなるようなことにならないように、ちゃんと論理性のある仕組みをきちっとつくって、そして、できるだ...全文を見る
○平岡委員 何か人ごとみたいに、所要の検討が進められるものと期待するとかと言われても、これは、検討するのは一体どこですか、だれが検討するんですか。
○平岡委員 今、本部で検討すると。本部というのは、後でも出てきますけれども、国務大臣が本部員ということで、優秀な方が多いんだと思いますけれども、果たして行政事件訴訟についてきっちりとした議論のできる本部員の方々がどれだけおられるか、私は非常に疑問だと思っています。  今、検討会...全文を見る
○平岡委員 不適任な方は選ばれないんだと思いますけれども、検討会というのをつくって、では、その検討会というのは一体どういう法律上の役割を果たし、どういう権限といいますか、その検討会の結論に対してだれがどのように従わなければいけないのか。そうしたこともさっぱりわからない中で検討会と...全文を見る
○平岡委員 今幅広くいろいろな意見を聞いていくということを言われましたけれども、それは、検討会の方にだれか参考人みたいにして呼んで意見を聞くという意味ですか。それとも、検討会の構成メンバーの中に国民各界各層からのいろいろな人に集まってもらって検討会を行っていくという意味ですか。ど...全文を見る
○平岡委員 この問題についても、行政事件訴訟は非常に難しい問題がたくさんあろうと思いますけれども、やはり国民の意見ができる限り反映されるような仕組みの中で今後のあり方を検討していっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それから、審議会の意見書の中でま...全文を見る
○平岡委員 私が質問したのは、結果がどうなりますかという話じゃなくて、数のあり方とか評決のあり方がどうあるべきかというのをどのように検討していくんですかということをお聞きしたんですね。でき上がる結論が、各国のいろいろなものを見て日本によりふさわしいものをつくっていく、これはある意...全文を見る
○平岡委員 今のテーマ、裁判員制度の問題についても検討会を設けて検討していきたいというようなことの趣旨がありましたけれども、さっきの答弁の中でも、テーマは広範囲にわたるのでテーマごとに検討会を設けて検討していきたいというお話がありました。そうすると、今考えているテーマの範囲といい...全文を見る
○平岡委員 先ほど、国民の皆さんからあるいは国民の視点に立って幅広くいろいろな意見を聞いていく場として検討会を設けると。逆に言えば、検討会を設けられないと国民の皆さんから幅広く意見は聞けないのかもしれません。そういう意味では、一体今の段階で検討会というのをどの程度のものを考えてい...全文を見る
○平岡委員 意見書に基づいて司法制度改革をしなければいけないのかもしれませんけれども、まずは司法制度改革はどうあるべきかということがあって、そのもとで意見書というものが出されているわけでありますから、意見書に書いてないから一切ほかのことは司法制度改革とは関係ありませんと言われても...全文を見る
○平岡委員 この問題については、司法制度の一環として取り組むようなことになるんであれば、やはり司法制度改革の中でどのような位置づけになるのかということを明確にしてやる必要があろうと思いますけれども、その前提の問題として、司法制度はどうかかわるべきかというまた別の問題があろうかと思...全文を見る
○平岡委員 これまでいろいろ司法についての問題点が指摘されている一つの大きな原因といいますか責任というのは、私はやはり最高裁にあったのではないかという気がいたします。今、果たしてどれだけ反省された文章になっていたのかどうかわかりませんけれども、国民のため、国民の期待にこたえる司法...全文を見る
○平岡委員 それでは、その意見を受けとめることになるであろう政府の方はどういうふうに思っておられるんでしょうか。特に、私は思うんですけれども、最高裁が仮に何かいろいろな意見を持っているとした場合に、それを受けとめる、今回の司法制度改革推進本部の体制というのは一体どういうふうになっ...全文を見る
○平岡委員 私が聞きたかったのは、どういう枠組みの中で最高裁の意見が反映されるかということなんですけれども、特別な枠組みというのはないんですか。事実上、意思疎通を図っていれば大体それでいいという、そういうものでしょうか。
○平岡委員 ぜひ最高裁も、司法制度の中核を担っているのが裁判所であるという自覚を忘れないで、本当にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  法曹三者という場合に、もう一つの主体というのが弁護士さんたちであろうかと思うのです。今回の法案の中に、第四条というところに「日本弁護...全文を見る
○平岡委員 今の御答弁でいきますと、この法律によって日弁連に責務として課しているものというのは、そもそも日弁連が法律上認められている役割の中で、いわば弁護士の関連ですね、その部分に限定して弁護士連合会の方に責務を課しているというふうに今ちょっと私には聞こえたんですけれども、そうい...全文を見る
○平岡委員 今、優しい言葉であったのですけれども、日弁連もこの司法制度改革に協力していただけるものと思いますというような、そんな表現があったのですけれども、国の方で、国というのは例えばこの推進本部等、あるいは最高裁も含めて、何か決まったら日弁連はその方針に従って協力しなければいけ...全文を見る
○平岡委員 抽象的な責務であろうとそうでなかろうと、やはり責務の範囲というのがあるわけでしょう。ここからここまでの責務がある、これを超える部分はない。具体的には言えないかもしれませんけれども、抽象的であっても、どこからどこまでの責任があるかということは当然あるわけであって、どこま...全文を見る
○平岡委員 ちょっと答弁しにくいのかもしらぬので角度を変えて聞きますと、例えば、日本弁護士連合会で司法制度改革の実現のためにはぜひこれが必要だと思っていることが、政府として全く受け入れられないというような場合、あるいは逆に、政府としてぜひこれが必要だというふうに考えているけれども...全文を見る
○平岡委員 今の言葉の中でははっきりとしていませんでしたけれども、政府がこういうふうにすることに決めたからといって弁護士連合会が拘束されるものではないという前提の中で、そういう事実上の衝突が何とか生じないように一生懸命皆さんで相談して決めていきます、こういうこととして説明されたよ...全文を見る
○平岡委員 余りやっていても意味がないのかもしれませんからもうやめますけれども、第四条というのは本当に法律として何か意味があるのかなという率直な感じがいたします。  そういう意味で、この規定があるから弁護士連合会は政府の言うことを聞かなきゃいけないんだとかというようなことになら...全文を見る
○平岡委員 適任の方というと、まあそれは不適任な方は絶対いないので、適任な方はわかっているんですけれども、一体どういう範囲の人をその構成メンバーとして考えているのですか。先ほど、検討会の方は国民各界各層幅広くメンバーを集めてくるというような話がありましたけれども、この顧問会議は一...全文を見る
○平岡委員 今、これから内閣が選んでくれるというような表現がありましたけれども、こういう顧問会議とかというのは、何でこれは法律の中でちゃんと書かないんですか。例えば、こういう人たちで構成される会議であって、そしてこの会議の権能、権限というものはこういうものであってというものがない...全文を見る
○平岡委員 その例を踏まえてこれから考えていくというんじゃ、我々も責任がちょっととれないんですね。やはり、そういう方向であるならば、少なくとも顧問会議あるいは検討会というのは、先ほど検討会についてはいろいろ分野をお願いしましたけれども、顧問会議というのはどういう役割でどういう人た...全文を見る
○平岡委員 法務大臣お一人だとは言いませんけれども、政府としては、この法案を提出した立場なんですから、組織というのはこの法案で予定しているこれからの物事の進め方についての基本的な部分ですね、それについて考えていることがあるならちゃんとそれを具体的に我々に示していただいて、それで我...全文を見る
○平岡委員 今の答弁は全く納得していませんので、場合によっては私個人的にも反対させていただくかもしれませんので、よろしくお願いします。
10月30日第153回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょう審議の対象になっております商法等の一部を改正する法律案そしてその整備法でございますけれども、今回の法律改正というのはどういう位置づけに立っているのかということをまずお聞きしたいということで質問を用意したのですけれども、先ほど田...全文を見る
○平岡委員 抽象的に書いてあるだけで、具体的にどんな義務を負っているかというのは、そこを見たんじゃさっぱりわからないということなのかもしれません。  私が今手元に持っているものの資料の中に、マイカルが出しました発行登録追補書類というのがございまして、これは昨年社債を発行したもの...全文を見る
○平岡委員 ちょっと今のを確認したいのですけれども、参考情報として書いてあるということは、社債管理会社は、ここに書いてあるような事項についての責任といいますか義務といいますか、そういうものは具体的には負っていないというふうに理解するんでしょうか。
○平岡委員 いや、私の質問は、例えば社債管理会社と社債発行会社との間でこういう約束をしていますよ、こういう約束をしているから、これを見て、社債管理会社はちゃんと社債の管理をするということだから安心して買ってくださいという意味において、この摘要に書いてあることというのは、その裏づけ...全文を見る
○平岡委員 ついでに、第八項の「社債管理会社の調査権限」というのはどういうふうに理解したらいいですか。  ちなみに、時間の節約のために読み上げますと、「社債管理会社の調査権限」というところに書いてあるのは、  社債管理会社は、本社債の社債権者のために、社債管理会社の権限、義務...全文を見る
○平岡委員 今私が申し上げたのは狭い範囲の具体的な例なんですけれども、こういうような内容のもの、どこまで契約になっているのか私もよくわかりませんけれども、商法を見ている立場として、社債管理会社はこうしなければならない、こうするものとして社債管理会社を用意するんだという商法で予定し...全文を見る
○平岡委員 法務省が承知していないということは、社債管理会社がちゃんと社債管理会社としての機能、役割を果たすということについて、どこが見ていくのですか。だれも関知しないという世界に入っちゃうのですか、法務省。
○平岡委員 それでは、今度は金融庁の方にお聞きしますけれども、今回のマイカルの破綻に際して、マイカルの社債管理会社としての、いろいろ、先ほど言いました金融機関がたくさんおられるわけですけれども、その社債管理会社としての金融機関が、商法に定めている社債管理会社としての責務をちゃんと...全文を見る
○平岡委員 政府の中でどこも承知していないということになると、一体我々はどういうふうにしてこういう問題について取り組んでいったらいいのかというのがわからなくなってしまうのですよ。それだけ社債管理会社というのはあいまいな存在になっているのかなという気がして、この社債管理会社、もうち...全文を見る
○平岡委員 今の答弁は、ちょっともう一度、あれですけれども、債務の返済はあったのですか、なかったのですか。
○平岡委員 繰り上げ弁済はなかったということは、期限どおりの返済はあったというふうに理解をします。  もう一つ、これは新聞報道なんですけれども、ことしの八月に、やはり社債管理会社となっているある銀行が、五百億円の追加融資をした際に子会社から担保の徴求をしているというふうに記事で...全文を見る
○平岡委員 最終的には司法の場で決着をつけるということになるのかもしれませんけれども、今ずっと議論してきたように、社債管理会社が、これは今度大臣にお聞きしますから、よろしくお願いします。社債管理会社が要するに社債発行会社の融資機関となっているような場合には、社債を発行することによ...全文を見る
○平岡委員 最後になりますけれども、今回のマイカルの破綻を教訓として、社債制度についてどのように改善していったらいいか、そうした点について何かお考えがあったら法務大臣及び金融庁にお聞きしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○平岡委員 私の承知している限りにおいては、有価証券報告書についても、今は金融庁ですか、中身はちゃんと適切であるかどうかということをチェックする権限というのを当局としては持っているわけであって、今回の問題についても本当にディスクロージャーされた内容というものが適切であるのかどうか...全文を見る
○平岡委員 今価格設定が合理的にできるようになった、そういうお話がありましたけれども、その方法というのは一つだけで、だれが計算しても一つの価格に決まるんですか。  今回、新株予約権の発行価額とかあるいは新株予約権の行使に際して払い込みをすべき金額というものを新株予約権を発行する...全文を見る
○平岡委員 そうすると、今の前提でいくと、有利発行であるかどうかというのはどういうふうにして判断するんですか、幅があるものだとしたら。その幅を超えるもの、その幅がどの程度あるのか、だれがどういうふうにして判断するんですか。
○平岡委員 次に、ちょっとストックオプションの話に移りたいんです。  先ほどから何人かの方が既に質問されていて、重複しないように努めたいと思うんですけれども、一つ、今回、ストックオプションの対象者の氏名については明らかにしなくてもいいというような形で、規制緩和といいますか、条件...全文を見る
○平岡委員 経営判断の一つと言われると、では何で株主総会で特別決議まで要求してやるのかという、その辺に矛盾を来してしまうんじゃないかと思うんですけれども、少なくとも、この人に対してストックオプションを提供してもいいかどうかということについて言うと、ストックオプションというのは先ほ...全文を見る
○平岡委員 ストックオプションについて言うと、いろいろな心配をされている向きが多いということでございます。適切な利用がされるようなさまざまな制度的工夫といいますか、枠組みというものをやはり用意していかなければいけないんじゃないかというふうにも思うわけです。  先ほども、このスト...全文を見る
○平岡委員 課税の問題については、そもそもの原則といいますか理論といいますか、公平性とかあるいはまた政策目的とか、さまざまな要素を勘案して構築していかなければならないということであろうと思います。そういう意味では、また今度どういう制度が出てくるのかということを我々としてもウオッチ...全文を見る
○平岡委員 時間がないので、種類株式制度の方にちょっと移ろうと思うんです。  先ほど、種類株式というのはどのような必要性があって今回認めることにしたのかというような質問に対して、資金調達の多様化を図るんだというような御説明がありました。果たしてどんなようなニーズがあり、それに対...全文を見る
○平岡委員 私は、できる限り質問が重複しないように聞いていますので、態様の方は先ほど二人の委員の方から質問があって答えておられたので、そこはあえて聞かないで、分量的な問題でちょっと聞いたので、もう余り時間がないので余り文句を言ってもしようがないんですけれども、それはちょっと気をつ...全文を見る
○平岡委員 禁じられていないということは、出してもだれも文句を言わないということですね。
○平岡委員 この議論は、先ほどの配当とかましているとさまざまな議論が出てきて、配当請求権もないけれども議決権もないというようなことで、またいろいろと組み合わせがあって、どこまでならいいのかというような議論もあるんじゃないかなとは思いますけれども、それはさておいて、ひとつ今回、私は...全文を見る
○平岡委員 今の説明を聞いてすぐぱっと理解できるほど頭もよくないので、今度何か、どうしてそうなったのかというのをちゃんと説明した文書でも下さい。  それから、もう一つやはり試案と今回の法律案で異なっている問題の中に、株式譲渡制限会社については、数種の株式を発行する場合には、その...全文を見る
○平岡委員 最後になりますけれども、商法改正という非常に専門的かつ技術的な法律であるならば、少々説明をしなくてもいいんじゃないかというような気持ちを法務省の方々は持っておられるのかもしれませんけれども、やはり我々は、この法案をきちっと審議していかなければならない立場でありますので...全文を見る
11月01日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、テロ対策特別委員会での審議でございますけれども、条約それから関係する法案の審議を行うことになるわけですけれども、現在、国際的にも、このテロの問題についてどのように対応していくのか、あるいはどのような対策を講じていくのか、こ...全文を見る
○平岡委員 今のお話、大変経緯を踏まえてお話ししていただいてありがたかったんですけれども、結論的に言うと、外務大臣としては、この齋木人事課長を配置がえしたいという意思を持っておられるんですか、それともおられないんですか。
○平岡委員 先ほどの外務大臣の御答弁の中に、正式な辞令であったとかなかったとかといった言葉があったわけでありますけれども、そこで、人事院の方にちょっと質問をしたいんですけれども、各省の職員の任命権、いわゆる人事権というのは、一体だれが持っているんでしょうか。
○平岡委員 同じ条文の第二項に人事権の委任の規定がありますけれども、外務大臣が外務省の課長に対する人事を発令するに当たって、外務大臣からだれかに委任をされていますか、その権限は。
○平岡委員 今の答弁にもありましたように、外務大臣が外務省の課長に対する任命権を発動するに当たっては、委任がされてないということなんです。  それで、さらに、先ほど辞令という言葉がありました。辞令というのは、人事院規則を見ますと、人事異動通知書というそういう位置づけになっている...全文を見る
○平岡委員 今の人事院の総裁の答弁でもわかるように、別に人事異動というのは辞令を出さなくたっていいんです。確かに、どういう状況のもとで、どういう内容のもので、それが確定的かというそれを証明するためには、はっきりとしたことが示されていなければいけないということはあるんですけれども、...全文を見る
○平岡委員 今の答弁でもわかるように、一般的にそうしているというだけであって、それが人事の効力を発生させる要件には全くなっていないということなわけであります。  そう考えると、本来の人事の発令というのは、人事権を持っている各省大臣、今回のケースでいうと外務大臣が、その発令の意思...全文を見る
○平岡委員 今、人事院総裁のお言葉の中に、正式の書類という言葉がありました。正式の書類というのは一体何ですか。
○平岡委員 人事院規則の中に、人事異動通知書の様式は人事院規則で定めるというふうに書いてありますけれども、その様式のことですか。
○平岡委員 人事院規則に定める人事異動通知書の様式というのは、これはコピーですけれども、こういうものなんですよね。ここに書かなければいけないことは何か書いてあるんですけれども、別にこれの枠に入っていなければ効力は発生しないとか、そんなことはないんですよ。全くないんですよ。ここに書...全文を見る
○平岡委員 この問題については、私は、外務大臣が本当に自分の仕事をしていく上に当たって必要な人事が必要であると思うのなら、ぜひそれを断行して、そうして本当に外務大臣としての役割を果たしてほしいというふうには思うんです。  ただ、逆に、もう一つ、この人事問題に関して報道されている...全文を見る
○平岡委員 今の発言の中に、御主人の公設秘書であるとか、議員会館の秘書であるとか、そういう方が来て仕事を手伝っておられると言われましたけれども、その仕事の中身というのは、外務大臣の国会議員としての仕事をお手伝いされているんですか、それとも外務大臣としての仕事をお手伝いされているん...全文を見る
○平岡委員 これは私、今回ちょっと呼んではいないんですけれども、衆議院の事務局の方に問い合わせをしたら、これは公設についてということになりますけれども、国会議員の秘書が大臣の秘書官的な仕事をするということについては、官吏服務紀律に反するということなのでこれは許されないというふうに...全文を見る
○平岡委員 国家公務員でない人が、業務委託とかあるいは人材派遣といったような形で役所の中に入って仕事をしている実態があるということでありますけれども、そういう人たちも、役所の中にいますといろいろな秘密に接することもあろうかと思うんです。そういう人たちに対しては、秘密を守ることにつ...全文を見る
○平岡委員 検討を進めたいということであるので、今のところ十分ではないということなんだろうと思いますけれども、そうはいっても契約の中で秘密を守るための義務を課せるというようなことが行われているということでありますけれども、外務大臣、先ほど答弁の中にありました議員会館の秘書、これは...全文を見る
○平岡委員 今最後に、届け出を出しましたということの意味がちょっとはっきりしなかった。それは、正式の秘書官とするために総理大臣に発令をするようにという申し出をしたという意味ですか。
○平岡委員 官房長にそういう話をされたということのようでありますけれども、官房長官、この申し出というのは既に内閣総理大臣に伝わっているんでしょうか。
○平岡委員 ちょっと長々と時間をとってしまいましたけれども、要は、やはり外務大臣が本当に日本の国の外交の顔として仕事をしていくためには、それを支えるための外務省のスタッフというのはきちっと外務大臣の信頼の置ける人にしなければならないんですけれども、だけれども、やはりその人事につい...全文を見る
○平岡委員 それでは、条約関係、法案関係の話に入りますけれども、テロ対策の問題、まず条約、法律の前提となっているこのテロの問題、テロの撲滅に向けて我々としてはあらゆる努力をしていかなければいけないということになるんですけれども、今、世界でどのようなテロが発生しておって、それに対し...全文を見る
○平岡委員 今外務大臣が言われた日本人に向けてのテロ、これはどういう理由で行われているんでしょうか。
○平岡委員 世界で発生しているテロというのは、我が国との関係でいうと、いろいろな関係があるのかもしれませんけれども、今回の米国で起こった多発テロのような、ある意味では非常に根深い、あるいは非常に何か政治的あるいは宗教的、民族的、いろいろなことを背景にして起こっているテロというもの...全文を見る
○平岡委員 今外務大臣が言われたのは、テロ防止といったような形のものもたくさん入っていたように思うんですけれども、テロ防止というのは、どっちかというと受け身的な、自分のところでテロが起こらないようにというそういう視点が相当あるんだろうと思うんですけれども、むしろ、テロが世界じゅう...全文を見る
○平岡委員 今回の条約の批准あるいは法律の制定というのも、一つテロの発生の防止ということにも寄与するということなんだろうと思います。  そういう意味で、時間がなくなってしまったので、この条約、法律案の中身についてちょっと聞いてみたいのですけれども、今回の法律でいきますと、いろい...全文を見る
○平岡委員 現行法では対応できない部分が今回の法律改正で対応できるようになるということであるので、これはこれで一つの進捗だろうというふうに思いますけれども、実は、ちょっと話をかえまして、私の地元に在日米軍基地があるわけでありますけれども、テロが起こったときにかなり警備が厳しくなっ...全文を見る
○平岡委員 今長々と説明されて、本当に今言った警護出動というのがスムーズにいくのかどうか、ちょっと、常日ごろの連携というものがなければそう簡単にはいかないんじゃないかなというような印象を受けた次第であります。その米軍施設が所在している地域の人たちのいろいろな心配ということもありま...全文を見る
○平岡委員 今回の条約の批准も、かなり当初の署名から時間がかかっているようでありますし、この条約の中身を見ても、必ずしも新しいタイプのテロに対応できるというものではなくて、今まであったものについての後追い的な内容になっているということであろうかと思います。  現在、聞くところに...全文を見る
○平岡委員 ありがとうございました。  終わります。
11月02日第153回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     商法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮...全文を見る
11月09日第153回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     刑法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮を...全文を見る
11月27日第153回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、商法等の一部改正の法律案ですけれども、商法というのは六法の中の一つであると言われるように非常に基本的な法律であって、重要な法律であるわけでありますけれども、こうした法律が、この前の金庫株のときもそうだったのですけれども、き...全文を見る
○平岡委員 与党の方で検討しているから政府の方であるいは法制審議会の方で検討を控えるというのは本末転倒であって、与党の方が検討されるのは別にとめるわけでもありませんけれども、やはり政府として、必要な法律の改正あるいは制度の改正についてはしっかりと議論していくということをぜひお願い...全文を見る
○平岡委員 とりあえずはそういう答弁になるのだろうと思いますけれども、ただ、取締役会の強化の問題についていうと、新しい制度では、各種委員会をつくった場合には監査役というものを置かなくてもいいというような仕組みになっていくというようなことも検討されているというふうに中間報告ではなっ...全文を見る
○平岡委員 今御答弁いただいた修正案の提案者、山内先生は裁判官の経験者でもあり、弁護士でもあるということで、非常にお詳しいだろうと思いますけれども、こうした問題についても、先ほどちょっと私申し上げましたけれども、やはりきちっとした、制度のあり方について幅広い意見をもとに検討をする...全文を見る
○平岡委員 今の御答弁では、訴訟告知を会社が受けたときには、会社はそれを株主に通知、公告する、それから、和解案が提示された場合には、裁判所は会社にそれを通知する、こういった内容があるから大丈夫だということであるんですけれども、仮に和解案が提示されたときに会社だけに通知するというこ...全文を見る
○平岡委員 今回、訴訟の和解について二百六十六条の五項は適用されないという規定を置くわけでありますから、それに対してやはり株主の利益を保護するという万全の体制をとるということが私は必要ではないかというふうに思っておりますので、今の答弁、手続が大変だから、いろいろ費用がかかるからそ...全文を見る
○平岡委員 会社が補助参加という形で株主代表訴訟に参加する場合については、いろいろな問題点が指摘されているわけであります。その中に、いろいろな学者の方が言っておられますけれども、補助参加を認めるということになった場合は、取締役や監査役が会社の利益を公正に判断して参加の決定ができる...全文を見る
○平岡委員 今、文書の偏在というのはこの場合だけじゃなくてほかの場合にもいろいろあるので、全体的にいろいろなものを見た上で検討したいというような答弁でありましたけれども、まさにそういう文書の偏在があって公正な、公平な裁判が行えないという認識が当局にあるならば、政府にあるならば、や...全文を見る
○平岡委員 今まさに、もう一遍訴えを起こせばそれでいいじゃないかというような趣旨の答弁がありましたけれども、それはある意味では、日本のこの経済社会の中において訴訟が果たしている役割、あるいは訴訟を円滑に進めていく、迅速な裁判をしていくということから見たら、全く変な答弁だと私は思う...全文を見る
○平岡委員 これは立法的に解決するということであって、この裁判に対して影響を与えるということじゃないんですよ。これからこういうふうな仕組みとしてきちっと整理します、これによって株主代表訴訟が円滑に行われるように制度として準備しますということであって、裁判に影響を与えるということじ...全文を見る
○平岡委員 今私が聞いているのは、今回の提案されている法案とは直接関係ないんです。それとはまた別の問題として、こういう問題が世の中で生じている、これに対して政府としてどのように考えておられるのかということを私は聞いているんです。この法案でその部分について何らかの解決がなされている...全文を見る
○平岡委員 検討していただけるような答弁でありましたけれども、前提条件として不当に害されるようであるならばということを言われましたけれども、不当に害されるかどうかということについても、やはり政府として、もっともっと積極的に、本当にこの制度でいいのかどうかということを考えていかなけ...全文を見る
○平岡委員 別に一緒にやることを否定しているわけではありません。それは、私も、立法府の一員として、よりよい法律をつくっていくということに対しては努力していきたいと思います。  ただ、遺憾ながら、やはり我々の持っている知識なりあるいは情報というものは限られているというのもまた事実...全文を見る
○平岡委員 今、社外監査役について、監査役の独立性というものをより高めるといいますか確保するというようなことで、社外監査役について少し拡充したようなお話がありましたけれども、これは今の制度でもそうなんですけれども、この社外監査役の社外性の要件というものについて書いてあるわけですけ...全文を見る
○平岡委員 今の御答弁のような御判断をされたということは、それはそれで、その是非というのはまた別途あろうと思いますけれども、やはり親会社といえども、例えば、親会社の経営の方針なり親会社がこれからどのようにしていこうかということについて子会社に対して影響を与えていくという意味におい...全文を見る
○平岡委員 これも、こんな質問をしていいのかどうか私もよくわからないんですけれども、えてして起こり得ることだろうと思うんですけれども、例えば病気で取締役会に出席できなかった監査役がいて、その取締役会で何らかの決議がされちゃった。それが違法な決議であった、あるいは法令、定款に反する...全文を見る
○平岡委員 さまざまなケースが考えられるわけですけれども、監査役が取締役会に出席しなければいけないということになると、形の上では取締役監査役会みたいなものになるのかもしれませんけれども、監査役については議決権があるわけではないので、そこは何か意見を言うだけ。ただ、その意見に取締役...全文を見る
○平岡委員 今の答弁では少しわかりにくいところがあるので、またいずれ整理して、質問する機会があれば質問させていただきたいと思います。  ちょっと、非常につまらない質問でまた恐縮なんですけれども、この社外監査役の社外要件というのは、社外というのはこういうものだというのが書いてある...全文を見る
○平岡委員 今のは確認ということではあるんですけれども、ただ、ケースとしては、かつて自分が勤めていた会社なので、非常にかわいいというか、愛情の気持ちを持っていて、先ほど来から議論されている独立性というような点について、やはりちょっと疑問がないわけではない。それは、ある程度割り切り...全文を見る
○平岡委員 バランス論で答えられましたけれども、そもそも取締役について今回の責任免除あるいは責任制限ということについてやろうとしている立法趣旨からすると、監査役に対しては本当にその必要性があるのかどうかちょっと疑問に思っておるわけであります。  具体的な手続を見ても、取締役につ...全文を見る
○平岡委員 取締役のように会社の経営に対して直接的に行動を起こすあるいは責任を持つというのと違って、監査役の場合は何かちょっと違うんじゃないかなという感じがするんですけれども、時間が来ましたので、きょうは済みません、大変限られた時間でありまして、取締役の責任制限の問題についてもあ...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○平岡委員 本渡参考人そして岩原参考人、急なお願いで大変恐縮でありますけれども、非常に重要な法律案であるというふうに我々も認識しておりまして、ぜひ専門的な、あるいは実務を踏まえた御意見を賜れればというふうに思っております。  そこで、まず最初に、今回、監査役の機能の強化というこ...全文を見る
○平岡委員 次に、株主代表訴訟の関係でちょっとお伺いしたいと思うんですけれども、今回、株主代表訴訟が行われた場合の訴訟上の和解ということで、今回の新しい規定では、二百六十六条第五項の規定、つまり、総株主の同意を必要とするという規定を適用しないというようなことが行われてしまったわけ...全文を見る
○平岡委員 株主代表訴訟についてもう一つお伺いしたいと思うんですけれども、先ほど、株主代表訴訟について会社が補助参加するようなケースの場合に関連してちょっとあったんですけれども、会社に証拠保全あるいは開示義務を法律上課せるということが必要ではないか、これは岩原参考人の発言の中には...全文を見る
○平岡委員 どうもありがとうございました。これで終わります。