平岡秀夫
ひらおかひでお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
02月19日 | 第156回国会 衆議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、まず最初に、昨年、衆議院の法務委員会そして厚生労働委員会で連合審査をした心神喪失等の状態で重大な他害行為をした者の医療及び観察等に関する法律案、この法案は、重大な他害行為をした心神喪失の状態にあった精神障害者の方々に対する...全文を見る |
○平岡委員 今いろいろ充実された点もお話ありまして、それはそれで私も評価させていただきたいというふうには思うんですけれども、報告書とは直接関係ないにしても、委員会の審議の中でもあったのは、やはりこの精神医療の問題については地域が一緒になって取り組んでいく、あるいは地域がそうした精...全文を見る | ||
○平岡委員 減少した理由にはいろいろ技術的な理由もあったようでありますけれども、いずれにしても、今、日本の精神保健福祉の状況というのが、先進諸外国に比べてみても非常に問題が多い、これから改善しなければならない点が非常にたくさんある、それには予算がかかる、そういう状況を踏まえて、も...全文を見る | ||
○平岡委員 繰り越しはしないということになりますと、どういうことを考えておられるんでしょうか。 | ||
○平岡委員 先ほど来から言っているように、精神保健福祉関係のお金というのは、幾らあってもまだ足りないような状態にあるわけでありますよね。それを使わないでおくというのは、私は、ちょっと待ってほしいなというふうな気がするんですね。もっと必要なところがたくさんあるわけでありまして、ぜひ...全文を見る | ||
○平岡委員 なぜ使えないのかを具体的に説明してほしいと思うんですね。きょうは多分無理だろうと思います。 実は、この質問をするということで、きっかけとして、本当は明許繰り越しでいきたかったとしていたのを、不用にしますという報告を先ほど受けたので、私も今、これを何に使うのかはっき...全文を見る | ||
○平岡委員 今の、ちょっとわかりにくかったんですけれども、石原大臣の方でいわば組合側に対して、こういう問題について議論させてほしいという呼びかけをされているということでありますか。それは、そういう呼びかけで一たんされたら、それはそれで別にいけないことではないんですけれども、そうい...全文を見る | ||
○平岡委員 一回限り声をかければ、それでいいということではないんで、その点は、多分石原大臣もよくおわかりだろうと思います。 やはり枠組みをつくって、それは、どこか出張していれば、そのときはできないというのは、それは当然でしょう。そういうときでないときにまた日程を選んでちゃんと...全文を見る | ||
○平岡委員 ちょっと何かよくわからない答弁なんで、もうちょっと具体的に言います。 せんだって、この委員会でかなりいろいろ議論されていまして、坂口厚生大臣もILOの最終報告を見て検討したいというような発言、あるいは石原国務大臣は法案が詰まってきた段階でILOに十分に情報提供を行...全文を見る | ||
○平岡委員 やりたい、やりたいという話は、さっきから言っているように、皆さん言っていただけるので、それを否定するわけじゃないんですけれども、そのタイミングとそのために十分な時間が確保されているかということがさっぱりわからないので、そこは政府の統一見解として、ちゃんとした手順、そし...全文を見る | ||
○平岡委員 それで、ちょっと内容的な……(発言する者あり)何か扇大臣、所管外ですけれども御意見があるんですか。ないんなら黙っていてください。 この公務員制度改革の中で、いろいろなことが議論されていますけれども、能力等級制度というのがございます。 これも、ちょっと私、自分が...全文を見る | ||
○平岡委員 今のお話を伺ってちょっと率直に思うのは、現在も職務職階制度のもとでいろいろ能力の評価とか実績の評価というのをやってきているわけでありまして、そういうものと一体どこがどう違うんだというのが率直な感じですね。むしろ、いろいろな、別のところにもまた何か目的があるのかなという...全文を見る | ||
○平岡委員 石原大臣も、評価される側の問題についても、いろいろとちゃんと考えてやらなきゃいけないということを言っていただいているので、ぜひ協議の場というのを、やはり枠組みをちゃんとつくって、そこでやはりいろいろな議論をしていただきたいというふうに思います。 特に能力等級制度に...全文を見る | ||
○平岡委員 能力評価がうまくできるかできないのかわからない状態で能力等級制度をいきなり導入するというようなことは、ぜひ避けてほしいというふうにも思います。 そういう問題もあるので、ぜひ、最初から言っているように、いろいろな関係者の間で十分に協議ができる、そういう場を設けていた...全文を見る | ||
○平岡委員 誠意ある対応ということで、私に対して誠意ある対応であるとともに、今、国会の答弁で言われたわけですから、関係者皆さんに対して誠意ある対応ということで私は理解させていただきたいというふうに思います。 坂口大臣、済みません、結構でございますので。 そこで次に、道路公...全文を見る | ||
○平岡委員 道路公団改革の目的というのは、いろいろこれまでも国会で答弁されていますので、まずそれを前提に議論をしていきたいと思いますけれども、せんだっての衆議院の菅代表と小泉首相との間の中で、国費を投入しないということについて守られていないんじゃないかというような議論がされました...全文を見る | ||
○平岡委員 ここに昨年の四月の本会議、衆議院、参議院の本会議での答弁とかあるいは委員会での答弁なんかを見ると、本当に格好よく、国費は投入しない、四公団については国費は投入しないんだというふうに言っておいて、国民に対して非常に大きな期待を持たせておきながら、実際、今度、来年度予算を...全文を見る | ||
○平岡委員 私の質問の趣旨は、小泉首相は、地方が高速道路が欲しいんなら地方も応分の負担をすべきだということを言って、そういう負担を求めれば、つくってくれ、つくってくれという声も少しはなくなるんじゃないかということを言っておられた。そういう仕組みでできているのかなと思ったら、地方負...全文を見る | ||
○平岡委員 そんな何かいいかげんな答弁されたらちょっと困るんで、また今度これをやりたいと思いますけれども、実質的に、それでは、高速道路が通るところの地方が負担するのがどれぐらいになるのか。今の譲与税の配分の仕方というのも、いろいろあるんだろうと思いますよ。だから、それをさらに突き...全文を見る | ||
○平岡委員 確かに、仮定の議論をしても仕方ないところがあるかもしれませんから、その財務諸表が出てきた段階でもっと、本当にこの報告書が成り立ち得るのかどうかということについて検証したいと思います。 それともう一つ、経営陣について、「直ちに、道路関係四公団の現首脳陣に代わり企業経...全文を見る | ||
○平岡委員 今のお話を聞いていると、何かこう、やはり本当の民営化というのを阻害するように阻害するように聞こえてしようがないんですよ。もっときっぱりと、本当に民営化を進めるなら、こうやってやっていきますという明確なメッセージを出して、まさにそれを実行しなきゃいけないんですよ。何か逃...全文を見る | ||
02月25日 | 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、特例公債法と税法改正の質疑でありますけれども、まず最初に財政全般の話について聞いてみたいなというふうに思うわけであります。 総理は、予算委員会等で、私は在任中は消費税は引き上げない、まず行政のむだを徹底的に改革するのも...全文を見る |
○平岡委員 政府が歳出削減の努力をしているということは私も認めないわけではございませんけれども、やはり、明確な計画といいますか、将来の方向性というものをきちっと示してやっていかないと、その場限りの行き当たりばったりの歳出削減というんじゃ、理念も何もないということになってしまいます...全文を見る | ||
○平岡委員 余りこの点を深く議論しようとは思っていなかったんですけれども、例えば、プライマリーバランスをいうときには、社会保険は一体どういうふうになっていますか。 | ||
○平岡委員 今の答弁は、私の質問に必ずしも答えていないんですけれども。 要するに、プライマリーバランスというのは、皆さん多分、中期展望の中で示したのは、一般会計における赤字の問題についてこういう形に持っていきたいということを言っているのであって、必ずしも租税負担と社会保険の負...全文を見る | ||
○平岡委員 私の質問に答えていただけないので、もうこれ以上やりませんけれども、ただ単にプライマリーバランスをゼロにしていけばそれで事足れりということではなくて、将来の国民の負担がどういうふうになるのかということを示しながらプライマリーバランスがどうなるのかということをやっていかな...全文を見る | ||
○平岡委員 そこまで言われるなら、端的に答えてください。 二〇一〇年代、プライマリーバランスがゼロになったときに、国民負担率は幾らですか。 | ||
○平岡委員 それを勉強するということは、今ないということでしょう。これから勉強するということは、国民負担率が幾らかということがわからないということでしょう。わからないならわからない、検討していないと言えばいいじゃないですか。 | ||
○平岡委員 私が聞いているのは、繰り返しになりますけれども、二〇一〇年代にプライマリーバランスがゼロになるときに、国民負担率というのはどのような想定でやっておられるんでしょうかと。かつて、国民負担率は五〇%程度に抑えたいという議論が随分あったわけですよ。そういうことを前提にしてこ...全文を見る | ||
○平岡委員 今、平成十五年度予算で整理合理化した補助金等について、義務教育費国庫負担金等二千百八十四億円と言われましたけれども、これはどういう形で整理合理化されたかということを見てみますと、半分は地方特例交付金という形で支出されているわけですね。この形でいけば、基本的にはそれぞれ...全文を見る | ||
○平岡委員 補助金等の整理合理化については、骨太の改革の中でも、国庫補助負担金、交付税、税源移譲を含む税配分のあり方を三位一体で検討して、今後一年以内を目途に取りまとめるというふうに書いてありますので、私も細かくこの問題について議論していこうとは思いませんけれども、一つだけ、私が...全文を見る | ||
○平岡委員 大変にいい答弁をされたと私も思うんですけれども、それじゃ、この六月にもまとめなければならないとされている国と地方との税源配分、これは本当にまとまるんですか。どれだけのものがナショナルミニマムであり、どれだけのものがそれを超えるものである、そして国と地方それぞれがどのよ...全文を見る | ||
○平岡委員 ちょっと細かいところの議論では、消費税が偏在していないというようなことも言いましたけれども、消費税の課税事業者の存在を見ると非常に偏在しているんですね。ただ単に、地方消費税の場合は、地方の消費の割合に応じて改めて再分配しているからそういうことが起こっているのであって。...全文を見る | ||
○平岡委員 大変いい議論をされているようにも思うんですけれども、それでは、その結論の中で、今、資産税と、直接の所得に対してかかる直接税と、そして消費税を含む間接税というようなことで、三つが平等になるようにという表現がございましたけれども、その平等になるというのは、それぞれが同じよ...全文を見る | ||
○平岡委員 そういうふうに考えますと、それでは、今の消費税についていうと、今の大臣が言われた分析の結果として、消費税というのは偏った状況、つまり少な過ぎるとか多過ぎるとか、そういうような評価というのは出てきているんでしょうか。 | ||
○平岡委員 もしその検討の結論が出るとしたら、小泉首相が言っているように、自分の間だけは消費税を引き上げないんだというようないいかげんなことを言わないで、本来あるべき税制の姿というのはどういうものだ、その税制が、こういうものがあるべきだというふうに決まったのなら、自分が在任中であ...全文を見る | ||
○平岡委員 この議論は、どっちだこっちだといっても、多分水かけ論になってしまいますから、政府がそういうふうに説明しておるということだけを我々としては承るということとして、とりあえず、この話はおしまいにしたいと思います。 それで、あるべき税制を考えてみますと、いろいろなことが言...全文を見る | ||
○平岡委員 そうした環境税について、導入に関する検討の進捗状況はどのようになっているんでしょうか。それから、これからどのように検討されていくことになるんでしょうか。 | ||
○平岡委員 今、環境税の導入について検討しているという、そういう御説明がございました。 そこで、ちょっとお伺いしたいんですけれども、今回、石炭に対して課税をするということが来年度の税制改正の中に盛り込まれております。この石炭に対する課税というのは、一体どのような考え方に基づい...全文を見る | ||
○平岡委員 今の説明は、本当に、エネルギー政策全体の中でこうした新しい歳出項目が必要であるということの、説得力のない説明の中での話なので、私もどうも納得いかないんですね。 これで私は思うんですけれども、石炭への課税というのは、ある意味では発泡酒課税と似たようなところがある。今...全文を見る | ||
○平岡委員 どうも納得がいかないので、また、この委員会だけでなくて、いろいろなところでいろいろ調べてみたいと思っていますけれども、問題意識の所在だけは提示させていただきたいと思います。 次に、中小企業税制の関連について、留保金課税と事業承継税制についてちょっと質問してみたいと...全文を見る | ||
○平岡委員 いや、何でこの三年間だけ停止なんですか。三年たったらもう自己資本の充実の必要性はないということですか。政策の整合性が何にもとれていないような気がするんですけれども。 | ||
○平岡委員 今、延長の話もありましたけれども、基本は、中小企業政策としてどのような政策をとるのかということがまずあって、それに沿うのであれば、こういう期限を設けてやるんじゃなくて、ずっとやる、あるいは継続していく、そういう方針を示した上でやらないと、ただ単に三年間だけ留保金課税を...全文を見る | ||
○平岡委員 今の集中的にというのは、この三年間の間に集中的に自己資本比率を上げてもらったら、後は別にいいということになるんですかね。まあ、いいです。これ以上この問題について議論をしてもちょっとあれかもしれません。先ほど、継続をするということも当然念頭に置いてこの措置はとってあると...全文を見る | ||
○平岡委員 今、農地の場合、いろいろな要件をおっしゃられましたが、確かにそういう要件があります。ただ、そういう意味では私も、この事業承継の場合に単純にこれを導入すればいいということじゃなくて、やはり一定の要件、本当に事業承継をするための贈与であるということの認定といいますか条件が...全文を見る | ||
○平岡委員 主税局長、それはちょっと、後で事務方によく確認してみてください。この事業承継税制における取引相場のない株式の評価というのは、やはり特例があるんですよ、相続時には。評価の特例があるんですよ。贈与時にはその適用はないんですよ。だから、それはまた確認した上で、だれが説明に来...全文を見る | ||
02月27日 | 第156回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号 議事録を見る | ○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。 坂口大臣には法務委員会等を通じまして何度か質問させていただいておりますので、もう私が何を期待しているかということは十分にわかっていただいていると思うんです。先日、予算委員会の一般質疑の中で、精神保健福祉施策の問題についても議論させ...全文を見る |
○平岡分科員 誠実な対応をされておられる坂口大臣ですから、決してそういう、予算を人質にとるような形でこの法案を通そうとするというようなことは多分されないと思いますけれども、まだこの法案は参議院の段階で継続審議になっているわけでありますから、予算を人質にするというような形での審議の...全文を見る | ||
○平岡分科員 そうすると、平成十三年の十二月にはまだ法案が決まっていないという段階、それはまあ当然といえば当然なんですけれども、という状況の中で、確かに指定入院医療機関という言葉自体は使えないんだろうと思うんですけれども、ただ、十億円という予算がその後指定入院医療機関用の予算とし...全文を見る | ||
○平岡分科員 そうすると、十三年の八月に概算要求したときに十億円ということを言われましたけれども、その時点、そして平成十三年の十二月の時点では、この十億円というものはどのようなものに使うかということについて既に決まっておったわけですか。 今回の法案で出されている指定入院医療機...全文を見る | ||
○平岡分科員 いわば、このいわゆる指定入院医療機関と呼ばれるようなものについて言えば、必ずしも法律で予定しているようなものじゃなくても、別の形のものが法律案としてでき上がったかもしれないし、それから、その後の議論として、法律案そのものをつくらなくて、こんなような、例えば高度な医療...全文を見る | ||
○平岡分科員 今、予算書のどこを見ても指定入院医療機関という言葉が全く出ていないということは、説明にありました。そうすると、予算書には書いていないことでありますから、一体、政府はあるいは国会は、この問題についてどこまで制約されるんでしょうか。 つまり、指定入院医療機関の施設整...全文を見る | ||
○平岡分科員 私の質問を先取りしてしまっておるので、そこまでまだ行かなくていいんです。 まず、施設整備費の中で、例えば、さっき私が申し上げました。これは指定入院医療機関をつくるための予算だというふうに皆さんは言い張っているんですけれども、予算書のどこにも書いていない。だれもそ...全文を見る | ||
○平岡分科員 心神喪失者等医療観察法案が仮に成立したときに指定入院医療機関をつくっちゃいけないと言っているわけじゃないんで、それは十五年度予算で計上されておるわけでありますから、法律が成立したならば、着実につくっていただければ、それはそれで、私は特に異論を挟むわけじゃありません。...全文を見る | ||
○平岡分科員 今、私どもとしては適切でないと考えているというお言葉がありました。適切でないというのはどういう意味でしょうか。法律上許されていないという意味ですか。それとも、政策判断として、今非常に貧しい状態にある精神医療について、全くそうした分野に予算を使う必要がない、それを使う...全文を見る | ||
○平岡分科員 今大臣の御説明、確かにそうだろうなというふうには思います。ただ、結論的に言うとまだ最終的に結論を出していないというようにもちょっと聞こえたんでありますけれども、制度の問題として許されないことと政策的判断として適当でないということとはやはり違うと思うんですね。 さ...全文を見る | ||
02月28日 | 第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号 議事録を見る | ○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。 私の出身地は山口県の岩国でございますけれども、御存じのように、岩国には米軍岩国基地がございます。昨年、岩国基地へのCH53Dヘリの配備に関しまして、二月四日付で、防衛施設庁長官の方から、いろいろな地元の要望に対する回答というのをい...全文を見る |
○平岡分科員 今の御答弁でいきますと、基本的には、技術的な問題点についていろいろと協議することが中心であるというふうに私としては理解させていただいたわけであります。 仮にそうであるならば、ある程度の期間というものも必要でしょうけれども、技術的な問題であれば、ある程度の解決に向...全文を見る | ||
○平岡分科員 今の時点で、将来のことを見通してここで説明していただくことは非常に難しいのかもしれません。ただ、それぞれの地域の人たちにとってみれば、これからどうなっていくのかということについて非常に重大な関心を持っているわけでありまして、できる限り早急に結論を出していただくという...全文を見る | ||
○平岡分科員 何にも言えないというのも、ちょっと幾ら何でも、これから大きな課題に取り組んでいこうという立場にある人にとってみれば無責任な話であるし、我々の、民間空港再開をできる限り早期にと訴えている立場からしてみても、そういう不誠実な対応であるならば、地元における施設として米軍に...全文を見る | ||
○平岡分科員 確かに、民間空港再開というのは地元の人たちの非常に強い要望であるということで、この人たちもしっかり頑張って、国土交通省に対して、その必要性なり、この空港を利用することについての効率性といいますか、経済性といいますか、こういうことについてもしっかりと説明しなければいけ...全文を見る | ||
○平岡分科員 ついでに、長官にも御見解を承りたいと思います。 | ||
○平岡分科員 ぜひ、基地を抱えた地域の人たちの気持ちというものをできる限り酌み取っていただくような、そうした政治、行政をしていただきたいということを重ねてお願いいたしたいと思います。 そこで、平成十五年度予算について見ますと、岩国飛行場の民間空港再開に関する調査費というものが...全文を見る | ||
○平岡分科員 できるだけ早期にというお話ですけれども、調査が終了するのは大体いつごろを見通しておられるのでしょうか。 | ||
○平岡分科員 今のは、調査結果は、大体、年度の前半には終了したいというふうに御答弁があったのでしょうか。——はい、わかりました。 次に、岩国基地の滑走路の沖合移設問題について触れていきたいと思います。 この予算については、国庫債務負担行為で平成八年度から予算化されていると...全文を見る | ||
○平岡分科員 今、工事の進捗状況、そして今後の見通しについてお話しいただいたのですけれども、実は、この埋立工事は、沖合移設工事というのは、地元における愛宕山開発という、つまり、愛宕山にある土砂をこの埋め立てのために使うというようなことで、愛宕山開発というのと並行して進められている...全文を見る | ||
○平岡分科員 不適正に対処されたのじゃ困るのです。それは当然、適正に対処していただかなきゃいけないのですけれども、その適正という範囲として、どういうことが考えられるのですか。国としてやはり負担すべきものもあり得るということでしょうか。どうでしょう。 | ||
○平岡分科員 ぜひ、これもある意味では基地を抱えた地域におけるさまざまな問題が絡み合っていることでございますので、できる限りの適切な対応を考えていただきたいというふうに思っておりますので、御要望いたしたいと思います。 それから、地域の問題ばかり取り上げて大変恐縮でございますけ...全文を見る | ||
○平岡分科員 一定の範囲内という一定というのがどこまで入るのかというのがようわからないのですけれども、制度は制度としていろいろあるということだろうと思いますけれども、個々具体的な話としてこの岩国市の新庁舎、岩国市も多分、今、広域合併の話が進展しておりますから、現実には、今の岩国市...全文を見る | ||
○平岡分科員 いろいろな仕組みの中で誠実に対応していただけるということでありますから、ぜひその趣旨を全うしていただきたいと思います。 最後に、これは通告はしてなかったのですが、きょうの某新聞に、テポドンの噴射実験があったということが出ておりまして、「今年一月にミサイルのエンジ...全文を見る | ||
○平岡分科員 必ずしも納得する答弁ではございませんでしたけれども、時間がございませんので、これで終わります。 | ||
03月19日 | 第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。産業再生機構法案を中心に質問させていただきたいと思います。 この法案を見てみますと、率直な印象としては、責任の所在が非常にあいまいになっている、あいまいにしようとしている法律案だなというのが印象であります。 具体的には、産業再生機...全文を見る |
○平岡委員 今、いろいろ我が国の事業再生に関するマーケットが発達していなかったことについての理由、背景、経緯といったようなものを説明していただきましたけれども、多分、今これだけ厳しい日本の経済状況の中で一気に再生ということを考えなければいけない、こういう事態に至ったということで、...全文を見る | ||
○平岡委員 平沼大臣、何かありましたら。 | ||
○平岡委員 それで、法案の中身の方に少し入っていきたいと思いますけれども、先ほど冒頭にこの法案のあいまいさということをちょっと指摘しましたけれども、機構の運営というのは経営責任なのかあるいは政治責任なのかということをちょっと申し上げました。 これは、株式会社としてつくる以上は...全文を見る | ||
○平岡委員 ある意味では、株式会社として設立するということの選択についていろいろ質問をしても、多分余り意味がない質問なのかもしれません。ほかに組織をつくる手段がないから、世の中で一般にある株式会社というのをつくってやろうじゃないか、決して、これで利潤をたくさん上げて国にたくさんの...全文を見る | ||
○平岡委員 互選によって決まるということになっているのに、何か二月の二十八日には谷垣大臣は、産業再生委員会の委員長に弁護士で独協大学教授の高木新二郎氏を充てる人事を内定したと正式発表したというふうになっておりますけれども、これは一体どういうことなんでしょうかね。 そもそも最初...全文を見る | ||
○平岡委員 候補にすぎないというのであれば、委員会が開かれたときに、委員の互選によって別の人がなっても、それはそれで、別に政府として異を唱えるものではないということですね。 | ||
○平岡委員 責任の所在があいまいになるという意味において、委員長を選んだ責任というのは多分委員の人たちに所属するんだろうと思いますね、法律的には。そういう意味で、政府がこういう人が望ましいということを言うこと自体もいいのか悪いのか。やはり、本来責任を負うべき人が選ばれるということ...全文を見る | ||
○平岡委員 この制度の仕組みというのは、最終的な損失というものは、政府保証あるいは政府の補助という仕組みの中で政府はかなり負うことにはなっていますけれども、当然その前に出資者としての負担というものもあるわけであります。出資者というのは、預金保険機構であったり、あるいは、政府の方で...全文を見る | ||
○平岡委員 そういう委員の人たちが決めていかなければならない事項というのは、たくさんのことがあるわけでありますけれども、よくこの委員会でも議論された債権の買い取り価格ですね。これをどのような価格にするのかというところが非常に注目を浴びているところであります。二次ロスの問題もありま...全文を見る | ||
○平岡委員 今、だれが決定するのかということをちょっとはっきり言っていただかなかったんですけれども、私が思うには、買い取り価格はどういう価格になるのかというのは、やはりこの産業再生機構が支援をしていくことができるのかできないのか、先ほど言いましたように、高い価格で買い取ったら、後...全文を見る | ||
○平岡委員 今、申し込みがあれば市場関係者の意見も参考にして価格決定をしていく、そしてそれが適正な時価を上回らないものであれば買い取りをしていく、こういう話だったですけれども、この申し込みというのは、これは法律上は、買い取り価格、買い取り希望価格といいますか、表現としては買い取り...全文を見る | ||
○平岡委員 極めておかしいとは思うんですけれども、こればかりやっていても仕方がないので。 最後にちょっと、この関係で一つだけ確認させてください。先ほど買い取り価格はだれが決めるのかということを私は質問したんですけれども、明確にちょっと返答がなかったように思うので。買い取り価格...全文を見る | ||
○平岡委員 あと、ちょっと法律的にどうなっているかというのを再度確認させてもらったらというふうに思います。 それで、先ほど言いましたように、この制度の仕組みというのは、各当事者が法的義務を負っているのか、社会的責任にとどまっているのかという点についても非常にあいまいだというこ...全文を見る | ||
○平岡委員 私は、再生計画自体がどうなるのかということじゃなくて、再生計画自体は、一部にそういう買い取り等の申し込みをしない人がいても行われる事態があると書いてあるので、じゃ、そういうときには、それに応じない金融機関というのは一体どういう法律的立場に立つんでしょうか。特に、先ほど...全文を見る | ||
○平岡委員 あいまいさの残ったままではありますけれども、時間が余りないので、次へ行きたいと思います。 私の目的は、この仕組みというのが非常にあいまいな仕組みであるということを指摘して、反省を促したいという程度のことでございますから、いろいろあいまいさがあるところは運営面でしっ...全文を見る | ||
○平岡委員 買い取り申し込み等をしない人についても、一時停止に反する人についても、どうも私、この仕組みは、そういう人たちと再建計画に応じて買い取り申し込み等をした金融機関との間に、かなり大きな待遇といいますか、損益関係の違いが出てくるんじゃないかな、そういう心配をちょっとしており...全文を見る | ||
○平岡委員 ケース・バイ・ケースというのは、それは当然なんですけれども、ただし、基準のないところでのケース・バイ・ケースだったら、これは全く恣意的な、もう本当にある意味では勝手気ままな対応になってしまうということでありますから、私が言っているのは、何も、硬直的な基準をつくって、そ...全文を見る | ||
○平岡委員 それはちょっとおかしいと思うんですよ。これは事業再生計画をつくるわけでしょう。産業再生機構というのは、その事業再生計画をつくるときに存在し、そして、ある程度、何年間か、二、三年間ぐらいはおつき合いするという仕組みになっているようでありますけれども、そのときに、経営者が...全文を見る | ||
○平岡委員 全く承服できないということで、次の質問に行きたいと思います。 もう一つ、私が冒頭に質問した件で、政府がどのような負担、責任というものをどのような基準のもとで、どのような形で負うのかということがはっきりしていないということをちょっと申し上げました。 この点につい...全文を見る | ||
○平岡委員 そんなばかげた認可というのはないですよ。資金が必要かどうかというのは、当然買い取り決定なんかしたら、資金繰りというのは財務諸表を見ればわかるわけで、それで足りないか足りるかというようなことで主務大臣が判断する。 そして、さらに言えば、先ほど借入金残高が政令の範囲内...全文を見る | ||
○平岡委員 全く承服のできない話でありますけれども、ちょっと視点を変えて。 実は、この機構は債務者に対する債務の保証というのができるようになっていますね。債務の保証ということは、債務者がどこかでぶっ倒れたら、その債務について保証人として履行しなければいけない立場に来る。つまり...全文を見る | ||
○平岡委員 どうも、主務大臣がなぜこの借入金、社債に関する認可を行うのかというのは、私は、ある意味では将来この機構が解散をする際の整理をするときに、やはり国として大きな負担を負うことがあってはならないというような意味においてのチェックというものが、当然に含まれているんだろうという...全文を見る | ||
○平岡委員 今の話は、例えば社債の発行とか借入金というのがちょうど機構の存続期間が終わるときとタイミングが合えば、今言ったような整理が簡単にできるわけですけれども、普通は、社債の期限なりあるいは借入金の期限というのは、機構が存続をしている期間を超えて、つまり、機構が主な業務を終え...全文を見る | ||
○平岡委員 私が質問していることに必ずしも明確に答えていただいていないので。こういう政府保証の規定があって、政府の補助という規定があって、組織が解散したときにその後どうなるのかということについて明確な説明がない。 つまり、終わったときにはなあなあで済まされてしまっているという...全文を見る | ||
○平岡委員 今の答弁を聞いていると、責任をあらゆるところにばらまいて薄くして、だれも責任をとらない、そして、本当にこれで産業再生ができるならともかくも、何か赤字まみれのままで、これによって全く産業再生、産業再生というか個別の企業ですけれども、企業の再生ができないという事態が生じて...全文を見る | ||
○平岡委員 以上で終わります。 | ||
04月17日 | 第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、個人情報保護に関する関連法案質疑でありますけれども、特別委員会ということでこの委員会はスタートしたわけでありまして、当初、スタートするに当たって、官房長官についてもほかの大臣についても、私の理解では、要求があれば当然出てい...全文を見る |
○平岡委員 今大臣が答弁されたのは、金融機関、金融機関という中には貸金業者なんかも入っているんだろうと思いますけれども、一般的にちょっと言われました。 ただ、現在の法律制度というものを見てみると、貸金業規制法の中には、三十条というところに、要するに、信用情報の話が既に法律とし...全文を見る | ||
○平岡委員 今、例えば既存の貸金業規制法の中にある情報の取り扱いの部分について、個別法と矛盾していないというような御説明がありましたけれども、本当にそうかどうかというのはこれから、大臣が多分いなくなってしまうんだろうと思いますけれども、少し詰めて議論をしてみたいというふうに思うん...全文を見る | ||
○平岡委員 大臣、そういう混乱が生じさせないように十分に配慮していきたいと。配慮だけじゃなくて、もっと、本当に、実際に事業を行っている人たちにとってみれば、ある意味では生き死ににかかわるような問題にもなってきますので、その点は十分、配慮以上にしっかりと頭の中に入れておいていただき...全文を見る | ||
○平岡委員 それぞれ関係するところの大臣、副大臣の方々から答弁いただきましたけれども、これから検討しなければわからない部分もいろいろあるんだろうと思いますけれども、早急に検討していただいて、社会に混乱を生じさせないようにしていただきたいということを要請しておきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○平岡委員 これはたまたま法律が主務大臣という形になっているので、個人情報保護法に基づいて行動する主体が主務大臣ということになっているのでこういう問題が生じるわけでありますけれども、我々は、主務大臣じゃなくて、これは第三者機関である委員会、独立行政機関でやるべきであるということを...全文を見る | ||
○平岡委員 現実の取り扱いとして、私もちょっと関係者の方に聞いたんですけれども、現在、警察から例えば刑訴法の百九十七条二項によって捜査関係事項の照会ということで受けた場合でも、個人信用情報機関は、これは法律で貸金業規制法の三十条二項というのがあって自分たちとしては応ずることはでき...全文を見る | ||
○平岡委員 それから、現在、貸金業規制法あるいは割賦販売法に基づいて、個人信用情報というものについての取り扱いがいろいろ行われているわけですけれども、その中に、全国銀行個人信用情報センター、日本情報センター、そしてシー・アイ・シーという組織がそれぞれの業態別にあって、それらが互い...全文を見る | ||
○平岡委員 今のを条文的に照らし合わせると、二十三条の一項に該当する場合として、あらかじめ本人の同意があるということによって三者間の情報交流ができるという解釈であるということでいいでしょうか。再度確認をしたいと思います。 | ||
○平岡委員 これは、細かく読むと、今大臣が言われた二十三条の四項の三号で果たして今の現実に行っている情報交流が認められるのかどうかというのは非常に疑義のあるところなんですよ。これは、大臣にどこがどうしてかというのを説明しても、多分すぐには理解してもらえないのかもしれません。後で事...全文を見る | ||
○平岡委員 だから、私は聞いているんです。先ほどから言っている三者による情報交流については、場合によっては四項の三号に該当する場合もあるかもしれません、それは確かに。だけれども、それに該当しないケースが実はいろいろ検証してみるとあり得るんですね。そのときには、やはり二十三条の一項...全文を見る | ||
○平岡委員 それで、情報交流について言えば今の解釈で差し当たりの問題は生じないのかもしれませんけれども、先ほど冒頭に質問した話として、個人情報保護法ができると、現在行っているいろいろな、特に個人信用情報について、かなり社会的には進んでいますから、これも影響を受けるのではないかとい...全文を見る | ||
○平岡委員 今経済産業副大臣の方から、かなり見直しが必要だというふうに言われました。 見直しが必要だということであるならば、先ほども言いましたように、やはりしっかりと検討していかなければいけないわけでありますけれども、やはり個別法が必要になってくる世界というのももしかしたらあ...全文を見る | ||
○平岡委員 今、過去の事件について概略説明してもらいましたけれども、では、今度の個人情報保護法が成立するとどういうことになるのか。今までとは違って、もっと個人情報の保護が図られるのかという点について当然関心があるわけですけれども、細田大臣、この法律ができると、今言った三つの事件に...全文を見る | ||
○平岡委員 今大臣が言われたように、この個人情報保護法というのは、勧告、命令という仕組みの中でしかできない。つまり、一遍いろいろな事件を起こしても、何か適正な管理をしなさいよ、従業員に対して適切な指導をしなさいよと言うことぐらいしかできなくて、そのこと自体に対して責任を問える仕組...全文を見る | ||
04月22日 | 第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、官房長官の出席の関係でちょっと変則的な質問の時間割りになってしまいました。ということで、官房長官が来られましたら、前回もちょっと申し上げました、私がぜひとも聞いておきたいことについて質問をさせていただきたいと思いますけれど...全文を見る |
○平岡委員 ついでに、国等の事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるということについては、だれが判断するんでしょう。——既にこれは通告をしてある問いなので、別にそれほど時間がかかるわけじゃないと思うので、もったいないので早くお願いします。 | ||
○平岡委員 そういう解釈であれば解釈で、それに応じた対応を個人情報取扱事業者がすることになるんだろうと思いますけれども、今言われた、法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要があるとか、あるいは、国の事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるというようなことを個人情報取扱事業者...全文を見る | ||
○平岡委員 全く話がかみ合わないので、私が質問したことに対して明確に答えていただきたいと思うんですけれども。 二十三条の一項の四号に基づいて国の機関等からいろいろ情報の提供が要請されたときに、その個人情報取扱事業者が、この四号で応じることは自分にとって危険があるなと思ったとき...全文を見る | ||
○平岡委員 それは、制度の仕組みとしてそういうことであるということで理解させていただきたいと思います。 それともう一つ、これも個人信用情報の関係で質問した件でございます。いわゆる個人信用情報については、全国銀行個人信用情報センター、日本情報センター、そしてシー・アイ・シーがそ...全文を見る | ||
○平岡委員 個別具体的に照らしてみないとよくわからないという答弁だったと思いますけれども、それはまた詳細に検討をしなければいけないというふうには思います。 とりあえず、その今の見解をいただいたところで積み残しを終えまして、ちょっと新しい問題でございますけれども、五十条の第三項...全文を見る | ||
○平岡委員 今の答弁を聞いたのでは、私も、自分自身の後援会について、どのような措置を講じ、公表したらいいのか、さっぱりわからない。どうしたらいいんですか。大臣、そんな答弁では、この努力義務に対してこたえたと、この努力義務の規定に沿ってちゃんと手当てしたというふうに言えるんですか。...全文を見る | ||
○平岡委員 必要な事態が生じればというのは、どこにもこれは書いていないんですね。「公表するよう努めなければならない。」と書いてあります。この法律が施行されたら、大臣、直ちにあなたは、自分の後援会について、こういうみずから講じた措置、そしてその措置の内容を公表するということを行われ...全文を見る | ||
○平岡委員 僕は、この法案を提出する政府の担当の大臣として全く責任のない答弁になってしまっているという気がいたします。十分この点を詰めて、再度きちっと、自分がどのようなことをするのか、担当大臣として模範を示せるようなものをお示ししていただきたいと思います。 きょうは、もうとり...全文を見る | ||
○平岡委員 そういうことを言われると、例えば、先ほど同僚議員の方からも質問がありまして、名簿取扱業者ですね。その名簿取扱業者が取り扱っている名簿の中には、ある地区の独居老人の人たち、あるいは身体障害者の人たちのリスト、あるいは独身者のリスト、それから歯医者さんに通っている人たちの...全文を見る | ||
○平岡委員 そうなると、一つの業者に対していろいろな主務大臣がわあっと登場してきて、その主務大臣がみんな一緒になって協議をして物事をするというようなことは、ちょっと非常識的な感じだと思うんですよね。ある者は勧告をし、命令をするけれども、ある主務大臣はしないというのもまた変だと思う...全文を見る | ||
○平岡委員 そのようなことを避ける意味でも、やはり個人の情報についての取り扱いをする組織というのは、きちっとした組織が単独でやるということが必要であるということを指摘しておきたいというふうに思います。 それともう一つ、昨年の十二月の官房長官の答弁の中には、新たな第三者機関を設...全文を見る | ||
○平岡委員 私は、人権委員会がそのまま所掌しなさいと言っているわけじゃなくて、組織として似たような、要するに、個人の人権を守る、個人の権利を守るというような大きな目的があるわけですから、そのような大きな目的の中でこういう組織を活用することによって、そして第三者委員会、制度でやると...全文を見る | ||
○平岡委員 その両様の意見をうまく調和させると言ったら語弊があるかもしれませんけれども、そういう意見を踏まえて考えてみれば、やはり第三者機関においてやっていくことが一番適切であるというふうに私は申し上げたいというふうに思います。 さらに、別の視点からこの問題についてちょっと申...全文を見る | ||
○平岡委員 だから、それがおかしいじゃないかというふうに私は言っているんですね。独立行政法人のときは、何か知らぬけれども、さっき言ったような情報公開・個人情報保護審査会というものの関与の中で動き、民営化されちゃうと今度は主務大臣の勧告、命令を受けるような対象としてある。同じ個人情...全文を見る | ||
○平岡委員 また人権委員会の話を出して恐縮ですけれども、人権委員会というのは、民間で行われる人権侵害であろうと、行政機関が行う人権侵害であろうと、これはやはり同じように見るんですよね。私がさっき言っていた個人の情報の保護という観点は、別に行政機関のためにあるわけじゃない、民間の業...全文を見る | ||
04月24日 | 第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 法律問題をここで論議する前に一つ、政府の危機管理意識がどのようなものであるかということを聞いておきたいと思います。 というのも、今回この有事法制関連三法案を審議するに当たりまして、一刻も猶予がならないということで審議を急ぐという...全文を見る |
○平岡委員 官房長官から、国会の承認が得られたらというような条件とか、あるいは国際会議といったようなことがありましたけれども、そもそも政府の方からそういうことを言い出すこと自体が危機管理意識が非常に乏しい。それから、先ほど国際会議と言われましたけれども、防衛庁長官はインドと二国間...全文を見る | ||
○平岡委員 今の御説明でいくと、特定の憲法の第何条とかあるいは憲法の前文であるとか、そういうようなことについては何の根拠もないという、そんなふうにも聞こえてしまったんですけれども、具体的に憲法のどの部分が、今回の緊急事態法制、特に武力攻撃事態安全確保法案、これをつくらなければいけ...全文を見る | ||
○平岡委員 憲法の範囲内でというふうに言われましたけれども、憲法の範囲内と言われるその範囲というのは、どこからどこまでですか。 | ||
○平岡委員 どちらかといえば後者の方だろうと思いますけれども、その後者の視点に立って御答弁をいただきたいと思います。 | ||
○平岡委員 突然の質問じゃないですよ、これはもうずっと前から私は通告して、ちゃんとそういう質問をしていますよ。だから、それはやはりちゃんと準備して答えていただかないと、時間のむだをしているようなものですよ。これはちゃんと答えていただきたい。今度また聞きますから、ちゃんと答えていた...全文を見る | ||
○平岡委員 そうだとすると、この文章は、日本国憲法の保障する国民の自由と権利に制限が加えられる場合には、こうなっているわけですよね。この法律で、憲法に保障している国民の自由と権利をさらに制限するということを認めている、そういう文章になっているんです。 こんな法律を出していいん...全文を見る | ||
○平岡委員 政府が憲法違反の法律を出すとは私も思っていませんから、多分、今の官房長官の答弁というのが、政府がその思いで出されたんだろうとは思いますけれども、ただ、文章を見たら、必ずしもそうなっていない、日本国憲法が保障している自由と権利を制限しようと。 自由と権利を制限すると...全文を見る | ||
○平岡委員 今の説明を聞いても、何かよるべき場合にあってはというような限定があるからこれは原則じゃないんだというような、そんなふうにちょっと聞こえましたけれども、どういう場合にそれを遵守するかというのは、それはまた原則の一つですよね。 今の説明は、私はちょっと納得がいきません...全文を見る | ||
○平岡委員 今の説明は私はちょっとおかしいと思うんですよね。今回出された修正案に基づいて、第九条というのが修正されております。その中に、武力攻撃事態という場合においてはこういうものを記載しなければいけない、そして武力攻撃予測事態においてはこういうものを記載しなければならない、こう...全文を見る | ||
○平岡委員 ABCにDEFがつけ加わるんじゃなくて、Aそのもの、最も基本となる武力攻撃事態であることの認定、あるいは武力攻撃予測事態であることの認定、ここが変わるわけですね。根本が変わるわけですよ。根本が変わったら、やはり対処方針も根本から変わっていく、私はそう思うわけです。 ...全文を見る | ||
○平岡委員 今、新しい対処基本方針になるというのは、要するに、今までの対処基本方針とは別のものとしての対処基本方針が出てくる、こういうふうに理解していいわけですか。 | ||
○平岡委員 今のその趣旨でいくと、これは条文的には間違っているんじゃないですかね。 というのは、これは、十三項のところに対処基本方針の変更をした場合の規定というのがあるんですね。どういう手続をとるかというのがあります。このときに、この手続を経られるべき対象となるものは一体何な...全文を見る | ||
○平岡委員 今、変更後の対処方針そのものが承認の対象になるというふうに言われたんですか、ちょっと再確認ですけれども。 | ||
○平岡委員 今の変更した部分ということでありましたけれども、例えば、変更しました、変更した中身はいいけれども、もともとのところが、事態が違ってきているのでもともとの部分について賛成できない、国会としては承認できない、こういう場合は、これは国会はどういう対応をとるんですか。どういう...全文を見る | ||
○平岡委員 しかし、国会は、新たに変更する部分はそれは納得するけれども、もとの変更されていない部分のもとのところが、これはおかしい、これはもう既にやめるべきである、こういうような判断をするようなケースがあるわけですね、これは理屈の問題ですけれども。そういうときに、結局、国会はどう...全文を見る | ||
○平岡委員 今の答弁を前提に、ある程度具体的な例示としての問題をちょっと聞いておきたいと思うんです。 例えば我が国で、米国でありました九・一一の同時多発テロのようなことが仮に起こったとします。起こったとしたときに、我が国は先ほど言った海外派兵禁止といったような条件とかもありま...全文を見る | ||
○平岡委員 今、局長の方から、具体の事例に照らして判断していくという答弁がありました。 実は、この前の外務大臣とのやりとりの中で、その点も含めて議論しているんですね。そのときに外務大臣は、「集団的自衛権の行使に当たっては、武力攻撃を受けた国の要請または同意が必要でございます。...全文を見る | ||
○平岡委員 同意が与えられた形でという、その同意が与えられた形というのは、日米安保条約をさっきから指しているというふうに答弁されていますから、条約があるからもう同意は与えられたということで、この前のケースのようなことが日本で起こったときには、アメリカは、日本の自衛権の行使、集団的...全文を見る | ||
○平岡委員 もう一つ確認したいんですけれども、十五条の二項の第一号で「前項の指示に基づく所要の対処措置が実施されないとき。」というふうに、客観的事実で書いてあるんですけれども、実施されないときの場合として、地方公共団体の長等が総理大臣の指示に従わないというような場合もあれば、地方...全文を見る | ||
○平岡委員 客観的に対処措置が実施されないときは、どんな場合でも入るということだというふうに理解いたしました。 それで、この条文、短く言いますと、内閣総理大臣はみずから対処措置を実施することができる、こう書いてある、みずから実施するというのは、具体的にどのような方法でどのよう...全文を見る | ||
○平岡委員 ちょっとイメージがよくわからないんですけれども、内閣総理大臣が現場に行って、あっち行けこっち行けと言うわけじゃないわけでしょう。だれかにやらせるわけでしょう、多分。それは、みずから実施するということではなくて、所管の大臣を指揮してやらせるということの概念にははまるのか...全文を見る | ||
○平岡委員 まだ保護法制ができていないからすべてを網羅することは無理でしょうけれども、具体的な事例を挙げていただいて、そして、これ以上のことはできないんだ、そういうものもあわせてお示ししていただきたい。例えば、警察官が現場に行って、けん銃を向けて、あなたはこっちに移動しなさいとい...全文を見る | ||
○平岡委員 外務大臣。 | ||
○平岡委員 今、両大臣の答弁でもわかるように、決して十分な制度ができていない、いろいろ対応しなければならないことがある、そういう前提で答弁があったと思います。きちっとその点をどうするのかということをあわせて、この委員会で引き続き議論していきたいと思いますので、よろしくお願いします...全文を見る | ||
04月25日 | 第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第11号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 個人情報の保護に関する特別委員会での審議、私、きょうで三回目でございますけれども、特別委員会という位置づけではありながら、きょう初めて総理が出席されるということでございます。私も、この三回の質疑の中で、いろいろ論議してまいりましたけ...全文を見る |
○平岡委員 今、私が質問したときのいろいろな、主務大臣が適当ではないんじゃないかというような理由、あるいは野党の方から、山内提出者の方でるる説明した内容、これを聞かれまして、総理、どのようにお考えになるでしょうか。この点については、この委員会でも細田大臣あるいは官房長官ともいろい...全文を見る | ||
○平岡委員 私が聞いているのは、そういう統一的な運用というような問題があるので、あるいはほかにもいろいろと理由は申し上げました、そういう意味で、野党案で示されているような、独立行政機関であるところの個人情報保護委員会といったような組織が個人情報の保護について担当するという仕組みを...全文を見る | ||
○平岡委員 総理からもう少し、なぜ主務大臣が適当であるのか、あるいは委員会にすることの問題点が指摘されるのかと思いましたけれども、全くそういう事情はなくて、自分の感想だけを言われたので、その感想に対して私が感想を言うのもちょっと失礼かもしれませんけれども、その程度の理解でこの問題...全文を見る | ||
○平岡委員 今、細野提出者の方から説明がいろいろありましたけれども、先ほど私が指摘申し上げたように、政府案の中ではこういう点が全くルーズになっているというふうに言わざるを得ないんですけれども、この点について総理にお聞かせ願いたいと思います。 先ほど申し上げましたように、行政機...全文を見る | ||
○平岡委員 片山大臣、私が質問したことに答えてください。せっかく出てきて、わざわざ出てきたんですからね。私は、第三者機関が目的外使用についてちゃんとチェックする仕組みが必要ではないかということを聞いているんですよ。だれも、行政機関が目的外使用するということを前提に話しているわけじ...全文を見る | ||
○平岡委員 今、片山大臣、大変問題言いましたよ。目的外使用はたくさんあると。国民が知らないところでそんなに目的外使用が行われているんですか。そんなこと言ったら、もう大問題ですよ。 総理、最後に。ちょっと総理、今の答弁を聞いて、御感想をお聞かせください。もう時間がありません。 | ||
○平岡委員 今のは、私の質問を曲解ですよ。目的外使用というのは、こういうものをこういうふうに使うということについてのチェックを言っているんですよ。それを、質問を曲解して、そんな激高して言わないでください。貴重な質問時間を、質問を曲解して、そもそも、最初に通告してあるんですから、ち...全文を見る | ||
05月09日 | 第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○平岡委員 先ほどの筒井委員の質問も含めまして、二つほどちょっと申し上げたいと思うんですけれども、一つは、現在の自衛隊法に基づいて出動命令が出されるという事態においても、これは、外部からの武力攻撃についての地理的な問題については特に触れていない。そういう意味において、今回の武力事...全文を見る |
05月12日 | 第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○平岡議員 今、久間提出者の方からも、憲法における基本的人権の規定とこの武力事態対処法における基本的人権の規定の関係のお話がありました。 確かに、憲法というものは法律の上位にある法規範でありますから、当然に、憲法に書かれていることはこの武力攻撃事態対処法においても守らなければ...全文を見る |
○平岡議員 確かに、委員が御提起ありましたように、現在の日本の法制度の中では、さまざまな国民の権利侵害に対する救済の制度というのは整備されているというふうに我々も思っておりますけれども、ただ、緊急事態ということを考えてみますと、いろいろなことが大量に起こってくる、短期間の間に大量...全文を見る | ||
○平岡議員 委員も先ほど御指摘されましたように、緊急事態において国が国民の生命財産を守るためどのように対処するかについては、諸外国の立法でも多く見られるように、本来ならば憲法に規定があるべきものと我々も考えております。しかし、現行の我が国の憲法にそのような規定が存在しない、先ほど...全文を見る | ||
○平岡議員 民主党案でいきますと、緊急事態の一つの形としての武力攻撃事態というような位置づけになっているわけでありますけれども、その武力攻撃事態の中におきまして自衛権のあり方をどのように考えているかということについて申し上げますと、これは自由党の考え方と一致している部分だと思いま...全文を見る | ||
05月13日 | 第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○平岡議員 武力攻撃事態対処法については、我々の考え方では、武力攻撃事態という具体的な事態における対処のあり方について具体的なスキームを定めるという中で、国とか地方公共団体あるいは指定公共機関というそれぞれの主体がどういうことを行っていくのかということについての具体的な法的効果を...全文を見る |
05月13日 | 第156回国会 衆議院 本会議 第29号 議事録を見る | ○平岡秀夫君 民主党の平岡秀夫でございます。 ただいま議題となりました二法案につきまして、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、質問をいたします。(拍手) まず、司法制度改革のための裁判所法等の一部を改正する法律案について、司法制度改革推進本部の副本部長としての森山法務...全文を見る |
05月14日 | 第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党は結党以来、緊急事態に対する対処に当たっては民主的統制とそして基本的人権の確保ということが極めて重要である、そういう姿勢に立ってまいりました。今回の事態対処法に対する修正案、そして対案としての基本法案を提示するに当たっても、はるかに詳細に基本的人権に係る規定を盛...全文を見る |
○平岡委員 民主党としては、御案内のように、今回も、緊急事態に対処するための基本法というものを提出いたしました。その考え方は、先ほど来からありますように、憲法に緊急事態に関する明文の規定がないということで、基本法の立法の重要性ということを強く認識しているという結果でございます。 ...全文を見る | ||
○平岡委員 先ほどもちょっと御答弁いたしましたけれども、民主党結党以来、緊急事態における法制のあり方として、民主的統制ということとそれから基本的人権の確保ということが極めて重要である、そういう立場に立って今回の対案の提示、あるいは修正案の中でも基本的人権のあり方について非常に詳細...全文を見る | ||
06月04日 | 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 今のやりとりを聞いてみてちょっと思ったんですけれども、今回、保険業法の改正で、あくまでも自主的な契約条件の変更だということを言い張っておられますけれども、果たして、今の大臣のような答弁で、本当に自主的に行われているかどうかがわかるか...全文を見る |
○平岡委員 今、仙谷委員がるるずっと説明しました。これを聞いて、竹中大臣は、それが本当にいいかげんなものだ、全く信用されない、私はそんなことに基づいて一切する気はない、そう言い張るんですか。これだけ客観的な、事実関係に沿って、時間的な系列に沿って、ほとんど整合的じゃないですか。そ...全文を見る | ||
○平岡委員 今調査を行っているというふうに言われました。それは、調査は、先ほど言われたようにちゃんとやったのかもしれません。だけれども、その調査が非常に形式的なもので終わってしまっていて、我々がこれまでの間ずっと質問してきたような事実関係を踏まえた調査になっていないということを言...全文を見る | ||
○平岡委員 先ほど大臣の答弁の中で、百二条一項第一号に基づく資本注入だというふうに言われましたけれども、これまでの流れから考えてみたら、それは一号に該当するかどうかもわからないんですよ。これは二号かもしれません。場合によっては三号かもしれません。そういう問題を残しながらどんどん物...全文を見る | ||
○平岡委員 ちゃんと調べると言ってもらわない限り、ちょっと審議はこれじゃできないです。 大臣、これだけ客観的事実がそろっているじゃないですか。それは、あなた方から見れば確認できない事実関係かもしれないけれども、金融庁に戻れば確認できる内容でしょう、片方の当事者は金融庁の職員な...全文を見る | ||
○平岡委員 それでは、きょうの審議の過程で示されたいろいろなメモの内容について、改めて金融庁として調査し、その結果をこの委員会で報告していただけるという答弁であったという理解でよろしいですね、大臣。 | ||
○平岡委員 大変貴重な時間を費やしてしまいまして、最初から、こういう事実関係があるならば、それについてちゃんと調べて報告するということを、大臣は議論を聞いていて、いいかげんな議論をしているかどうかというのはわかるでしょう、多分。そんないいかげんな議論をしているわけじゃないですよ。...全文を見る | ||
○平岡委員 そういう前提のもとでこの法案が提出されたというふうに理解していいんですね、大臣。 | ||
○平岡委員 ということで、この相沢代議士の発言は真っ赤なうそであるということで、まず第一点、指摘しておきたいと思います。 第二点ですけれども、これは先日の同僚議員、長妻委員が質問した件でございますけれども、確認の意味で再度指摘しておきたいと思います。 相沢代議士はこのイン...全文を見る | ||
○平岡委員 以上二点ほどお聞きいたしましたけれども、この点について、先ほど竹中大臣の方から担当の省庁ではないという御発言が出ましたので、担当省庁にそれぞれ確認の答弁を求めたいと思います。 まず最初に、簡易保険についての予定利率の引き下げの問題について、総務省、お願いします。 | ||
○平岡委員 公正取引委員会、お願いします。 | ||
○平岡委員 今の答弁、ちょっと確認したいんですけれども、幾らに引き下げるかということについて話し合いをして申請をしたらアウトだけれども、みんなで一斉に、幾らかということではなしに、一斉に予定利率を引き下げるということについて申請をしようという内容であれば、これはセーフなんですか。...全文を見る | ||
○平岡委員 一般的には、みんなが一緒になってやりましょうというようなことを話し合って、打ち合わせてやることについてはやはり談合の問題がある、個別のケースに当てはめてみないとわからないということもあるかもしれませんけれども、談合として独禁法の問題があるという答弁であったと思います。...全文を見る | ||
○平岡委員 これほど重要な法案審議をしているんですけれども、定足数が足りないように思います。 | ||
○平岡委員 ああ、そうですか、済みません。今、直前に足りたようでございます。 与党の人たち、見たらぽつんぽつんとおられますけれども、これだけ国民生活に重大な影響を与えるような法案について関心が乏しいというのは極めて問題がある。これは野党がいることによって定足数が足りているんで...全文を見る | ||
○平岡委員 与党席がこんな状態で、我々の審議をちゃんと聞いてもらわないと……(発言する者あり) これは、今の委員長は、それは問題ですよ。 | ||
○平岡委員 先ほど委員長が、野党議員がトイレに立ったことを、何か故意に定足数を割るように行動したというような趣旨の発言がありましたが、それは取り消してください。 | ||
○平岡委員 取り消しをしていただいたということで、質問を続けたいと思います。 そこで、今の副大臣の答弁ございましたけれども、私は非常に疑問なんですよね。ソルベンシーマージンのような、今支払い能力が足りない、今と言われましたけれども、これは将来のリスクを考えて現在持っているもの...全文を見る | ||
○平岡委員 これは自主的な措置ということでありますけれども、ソルベンシーマージン比率が一〇〇%未満で早期是正措置として求めることは、これは自主的にできることはいっぱいあるんですよ。それでもやりなさいという命令を出すわけですね。今回の予定利率の引き下げでも、これは自主的にやる。確か...全文を見る | ||
○平岡委員 大臣、お言葉ではありますけれども、先ほど金融審議会の金融分科会の堀内第二部会長さん、参考人として来られまして、今回の法案については基本的に賛成だということは言われました。ただ、そのとき堀内部会長が言われたのは、中間報告にもあったように、あらゆる経営努力を行った上でやる...全文を見る | ||
○平岡委員 そうだとすると、確かに、早期是正措置というのはソルベンシーマージン比率に基づいてやるということで、それはそれとしての一つの仕組みなんですけれども、ソルベンシーマージン比率だけじゃなくて、それ以外にいろいろな事情でもって何か改善措置を命じなきゃいけないという場合があるわ...全文を見る | ||
○平岡委員 先ほど読み上げた中間報告の中の、自助努力ということをまずしてもらわなければいけない、あらゆる経営努力を行った上での話だということは、私は、これは当然だと思うんですよ。そもそも、こんな憲法違反じゃないかと言われるような措置を認める前には、やはり、保険会社がきっちりとやっ...全文を見る | ||
○平岡委員 それは、どこか法律に書いてあるんですか。 | ||
○平岡委員 予定利率がどういうものであるかと全く書いていないんですね。全く書いていない状態の中で、予定利率の率は政令で定めるとか言われたって、今度は予定利率としてはこういうものを予定利率として呼びましょう、これは保険会社が運用するときの、例えば預金をしたときの利率だけにこれはとど...全文を見る | ||
○平岡委員 この二項に書いてある予定利率、「基礎となる予定利率」、予定利率が何なのかというのは書いていないんですよ、これは。「基礎となる予定利率」、基礎とならない予定利率と基礎となる予定利率というのがあるんですよ、多分。だから、これは非常にいいかげんな法律なんですよ、私から言わせ...全文を見る | ||
○平岡委員 もともと、この予定利率の引き下げというのは、皆さん方の説明によれば、私的自治の問題である、私的契約の自治の問題であるからということを言いながらも、こんなところで政府が勝手に率を定めて、これ以上でなければいけませんよということ自体も、これは矛盾なんですよね。私的自治なら...全文を見る | ||
○平岡委員 それで、パブリックコメントに付す場合、今回の政令でどういうふうにして定めるかというところを見ると、「保険契約者等の保護の見地から保険会社の資産の運用の状況その他の事情を勘案して政令で定める」というふうに書いてありますけれども、どのような事情を勘案するんですか。「その他...全文を見る | ||
○平岡委員 予定利率についてもう少し話を進めてみたいと思うんですけれども、実は今回、こういう問題が起こっちゃったので、多分、私は、保険会社がこれから保険商品をつくるときには、場合によっては、経済情勢の変化によっては、あらかじめ約束した予定利率を変更することもあるかもしれませんよと...全文を見る | ||
○平岡委員 そもそも、今回こういう問題が発生したのは、きょうは聞きませんでしたけれども、予定利率そのものが一体法律的にどういう性格のものであるのか。例えば、預金金利と同じようなものであれば、預金金利を引き下げようと思ったら、これは多分破綻なんですね。そういうものであるのかどうなの...全文を見る | ||
○平岡委員 例えば、事情が変更したことによって予定利率の変更はあり得べしという商品を認めるということは、そういうことが書いていない予定利率、つまり、これはどんな事態があっても守りますよという趣旨でつくられている予定利率、これが守れないという場合は、これは破綻なんですよ、論理的に言...全文を見る | ||
○平岡委員 大臣、その点について、最後、答弁を求めたいと思います。 | ||
○平岡委員 終わります。 | ||
06月06日 | 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 おとといのこの委員会における、民主党の仙谷委員、そして私の方からいろいろと質問させていただきました。その質問に答えて、竹中大臣は、「当事者に確認をして、御報告したいと思います。」というふうに答弁されまして、きょうその確認をした結果に...全文を見る |
○平岡委員 解明すべきものは解明するというふうに言っていただいたんで、ぜひその姿勢を貫いていただきたいと思います。 多分、きょうの説明を聞いて、また投書が来るかもしれません。またいろいろなところで報道がなされるかもしれません。そういう疑惑に対して、確かにコピーしたようなものか...全文を見る | ||
○平岡委員 そもそも論をいろいろ聞いてみたいところなんですけれども、ちょっと時間がないので、先ほどの御説明のあったところをちょっと引っ張り出して御説明をさらに求めたいと思います。 先ほどの説明では、十日に行われた「面談メモ」に基づく調査については大筋認められました。そこで、そ...全文を見る | ||
○平岡委員 銀行一課長の職責はわかるんですけれども、参事官、企画官、補佐、係長二名、この人たちの職責は何でしょう。 | ||
○平岡委員 係長二名は、どこの部署から来た係長ですか。 | ||
○平岡委員 検査局の職員じゃないことは確認できますか。 | ||
○平岡委員 せんだっての、おとといの仙谷委員の質問の中で、大臣はこういうことを答弁されておられます。「その担当参事官がこれは債務超過であるとか、はっきり破綻企業であるだとか、そういった趣旨のことを、つまりこれは預金保険法第百二条の第一項第三号に当たるんだとか、そういうような趣旨の...全文を見る | ||
○平岡委員 仙谷委員に対して、答弁の中で、そういったことはないというふうに明確に否定されましたけれども、先ほど私が指摘した発言の部分については、明確に否定をされていません。そういう発言があったんだと思います。 ということは、大筋においてこの会談メモの中身については確認がされた...全文を見る | ||
○平岡委員 大臣は逃げておられるんですね。この「面談メモ」、五月十日に会談があったこと、そしてその当局側の出席者、確認はされました。相手方がだれであったか、この出席者は知らないんですか。これは確認できているんでしょう。どうでしょう。 | ||
○平岡委員 そういうふうに逃げないでください。 私は、作成者と聞いているんじゃないんですよ。この会議における相手方の出席者は確認できるんでしょうと聞いたんです。答弁をお願いします。 | ||
○平岡委員 先ほど、五月十日の会談の存在そして当局からの出席者を認められ、そして私が読み上げた数点の部分についての発言があったということについても否定されなかった。そういう事実がそろっているわけですね。 五月の二十八日の予算委員会で、竹中大臣は、民主党の菅代表の質問に対してこ...全文を見る | ||
○平岡委員 冒頭、私が大臣に、今回のこの疑惑についてはどういう姿勢ですかということをお尋ねしました。大臣は、しっかりと対応していきたい、解明していきたい、問題があれば解明していくのが務めだという趣旨のことを言われました。私は、これだけのものがそろい、多分、当局の担当官にもいろいろ...全文を見る | ||
○平岡委員 私は、何もこの「面談メモ」そのものの存在を認めなさいとか、この「面談メモ」に書いてあることそのものを認めなさいと言っているわけじゃないんです。 皆さんは、皆さん側として、この会談をやったことを認めておられる。そして、多分その会談については当局の方でもきちっと応接録...全文を見る | ||
○平岡委員 ちょっとおとといの議論を少し読み直してみますと、大臣はこういうことを言っています。 これは答弁を訂正する場面だったんだと思いますけれども、「先ほど、官房機能のところから監督局全員にそのような調査を行ったというふうに申し上げましたが、その全員に行った調査の内容は、先...全文を見る | ||
○平岡委員 その事実は、いつ、どのように、だれに対してやったんですか。おとといの答弁では、先ほど限定されたような調査しかしていないという話だったんですね。その後、いろいろと確認のための活動をされたんだと思いますが、いつ、どこで、だれに対して、どのように調査されたか、確認されたかを...全文を見る | ||
○平岡委員 私が聞きたかったのは、おとといの答弁の中で、こういうふうに限定された調査をしている、限定された調査しかしていないという答弁があったわけですね。今問題になっているのは、もっと「りそな」本体に対してどうだという、「りそな」を通じて会計監査法人とかというところにしていないか...全文を見る | ||
○平岡委員 きょうの報告は非常に限定された部分の報告でしかなかったので、先ほど最後に質問したようなことについてもしっかりとした確認をしたという報告をしてもらわない限りは、どうもまだ確認が足りないんじゃないか。 途中で言いましたように、これだけの情況証拠がそろっておって、そして...全文を見る | ||
06月27日 | 第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 今回のイラク復興支援特別措置法案について質問させていただきますけれども、私、やはり、イラクの国民の皆さんのことを考えると、経済大国であり先進国である我が国が何らかの支援をしなければいけない、そういう立場に立っているとは思うんですけれ...全文を見る |
○平岡委員 私、きょう、外務省の方々、急遽、非常に技術的なこともあるのでぜひ政府参考人を同席させてほしいということで、それに同意しましたけれども、しかし、私は、答弁の中でぜひとも大臣に答弁してもらわなければいけないことは私は大臣と言いますから、そのときはちゃんと大臣が答弁するとい...全文を見る | ||
○平岡委員 最後の機会を与えることを決定し、その結果としてこういうことを決定したということなんですから、そこは水かけ論になってもいけないんですけれども、その最後の機会を与えることを決定したということだけで文脈を切ってしまうというのは国民を欺くことになるということを重ねて指摘してお...全文を見る | ||
○平岡委員 今の、豪州、ポーランド等というような表現でありましたけれども、その国も我が国は特定しないでこの法律をつくっているんですか、官房長官。 | ||
○平岡委員 見解の相違があるのかもしれません。 この正当性の問題については随分議論されておりますけれども、ここは、「基づき」じゃなくて、本当は、「基づくと主張して、米国、英国、豪州、そしてポーランド」、ほかにも国があるかもしれませんけれども、「によりイラクに対して行われた武力...全文を見る | ||
○平岡委員 今、新法のことを聞いているんじゃなくて、現行法の枠内の話で結構なんですね。現行法の枠内であるということで、小泉首相は、ブッシュ大統領との会談の中で、自衛隊をイラク周辺の諸国に派遣するという形で協力するということは、多分、このホワイトハウスのホームページの中に書いてある...全文を見る | ||
○平岡委員 先日の、二十五日のこの委員会での答弁で、小泉総理大臣は、周辺国で輸送支援、物資支援、それはやりますよ、イラクの国内だけではなくて、ほかの国へ運ぶこともできるでしょう、例えばパキスタンにテントを運ぶとかヨルダンに物資を運ぶ、そういうことはできます、こういうふうに言ってお...全文を見る | ||
○平岡委員 外務大臣、ちゃんと質問を聞いてくださいよ。今、私は自衛隊の派遣を問題にしているんです。資金的な支援とかNGOに対して日本の政府が何かを支援するというようなことを聞いているのではなくて、自衛隊がイラクの周辺国に行って活動する、その具体的な中身としては、小泉首相が、周辺国...全文を見る | ||
○平岡委員 今、人道支援物資を欧州からイラク周辺諸国に送る、その輸送業務をするというような趣旨の御答弁だったと思いますけれども、これはなぜイラクに対して直接運び込むことはできないのでしょうか。 | ||
○平岡委員 それでは、またお聞きしますけれども、きょうの午前中の原口委員の質問の中に、イラク周辺国における支援というのはPKO法に基づいてできるんだということで、その根拠としては三条の第二号を挙げられて防衛庁長官が答弁されました。この三条の第二号で本当にできるんですか。 今、...全文を見る | ||
○平岡委員 今の官房長官の答弁は全然答弁になっていないので、次に事務方の方に答弁をきちっとしてもらおうと思いますけれども、私、先に問題点を指摘します。 人道的な国際支援活動、この活動というのは、先ほどから話がありましたように、イラクにいる人たちの人道支援物資を運ぶためのもので...全文を見る | ||
○平岡委員 今苦しい答弁をちょっとしておられましたけれども、この点については、多分、私、きのうレクチャーをいたしましたので、よく検討してきていただいたのかなと思ったんですけれども、余り整理されていないようであります。 政府の統一見解、先ほど言いましたように、なぜ、イラクの人道...全文を見る | ||
○平岡委員 今の説明は全くの間違いです。ここで言う活動、今大臣が言われた三番目、活動が行われる地域の属する国、この活動は人道的な国際援助活動そのものを指しているんですよ。後で調べてください。ですから、今の大臣の答弁は間違いです。 だから、これは委員長、お願いします。政府の統一...全文を見る | ||
○平岡委員 今の問題は、現行法の解釈といいますか、現行法でどこまでのことができるかということをちゃんと確定する話ですから、政府はきっちりとこんなことはやっていなければいけないんですね。よろしくお願いします。 そこで、私が指摘したいのは、この新法というのは、PKO法で自衛隊派遣...全文を見る | ||
○平岡委員 私が質問した質問に正面から答えていただきたいので、ちょっと先へ進んでいきますけれども、今回、自衛隊がどういう立場で派遣されるのかということについては、この前から議論をされております。これは、福田官房長官は、自衛隊は当局と協力しながらというような表現を使われました。これ...全文を見る | ||
○平岡委員 それは、日本の自衛隊だけじゃなくて、ほかの国もたくさん今回軍隊を派遣する、この前の議論では米英を含めて十五カ国ということになりますけれども、これらの国は占領行政に参加している形になっているんですけれども、彼らも交戦権を行使していないというふうに解していいわけですね。 | ||
○平岡委員 ほかの国のことがわからなくて、我が国だけ勝手に、自分たちは交戦権を行使しているんじゃない、自分たちは非交戦国としてこの法案に基づいて活動を行っているので交戦権を行使していることにならないんだという勝手な、自分たちで我田引水の理屈を並べて、そこで決めてしまうというのは私...全文を見る | ||
○平岡委員 そして、今回、先ほど言いましたように十五カ国がイラクに派遣されているわけでありますけれども、これらの中で、皆さんが言われる自衛隊には適用されないというのと同じように、このハーグの陸戦規則が適用されないとしている国はあるんでしょうか。 | ||
○平岡委員 また調べていただきたいと思うんですけれども、多分、そんな国はないんだろうと思うんですね。そんな国がないところで、我が国だけが変な理屈をつけて、これは自衛隊には適用ないんだということを言うのは、これも我田引水の議論で、本当に手前勝手な話だと私は思います。 そういう意...全文を見る | ||
○平岡委員 それ自体も、何か協力しながらとかいうのも、どういうふうな位置づけで協力するのかということも、必ずしも明確じゃないので、ちょっとそこはまだ、もうちょっと詰めた議論をさせていただきたいというふうに思います。 お互いに国を代表した者同士が、それぞれ国を代表する権限を持っ...全文を見る | ||
○平岡委員 では、今度は、確かにイラク現地にイラク復興支援職員の人が行かれましたと。行かれましたけれども、安全性というのは本当に確保されるんですかという質問をしたら、いや、何か法律に、これは第九条に、「内閣総理大臣及び防衛庁長官は、対応措置の実施に当たっては、その円滑かつ効果的な...全文を見る | ||
○平岡委員 この法案では対応措置の実施区域というのを決めることになっているんですね。決めることになっていますけれども、これはあくまでも、自衛隊の部隊等が行動する地域だけが防衛庁長官によって決められるのであって、イラク復興支援職員の人たちについては、そういう実施区域というのは定めら...全文を見る | ||
○平岡委員 まだ、この法案に対してどうするかということは党として決めていないんだろうと思いますけれども、少なくとも、私は、このイラク復興支援職員のような方がイラクに行っていろいろと人道的な支援なりやっていただくということは、日本にとってもいいことなんではないかというふうに個人的に...全文を見る | ||
○平岡委員 今、実施の可否について国会の承認を求めるんだというふうに言われましたけれども、六条は、「自衛隊の部隊等が実施する対応措置については、当該対応措置を開始した日」、具体的には、「当該対応措置の実施を自衛隊の部隊等に命じた日」「から二十日以内に国会に付議して、当該対応措置の...全文を見る | ||
07月01日 | 第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 きょうは、参考人の皆さん、大変貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。すべての方に質問したいと思うんですけれども、ちょっと時間がないので、私がきょう説明を伺いました中で、ちょっと質問してみたい事項について限って質問させてい...全文を見る |
○平岡委員 私が質問したかったのをもう少し明確にしておけばよかったかもしれません。 決議一四八三の中では、占領国でないその他の諸国が当局のもとで活動し、あるいは将来活動をし得るというような表現があって、自衛隊と当局との関係というのはどういうふうになるのかというところをちょっと...全文を見る | ||
○平岡委員 次に、松田教授に御質問したいと思います。 実は、この委員会でも、派遣される自衛隊というのは一体どういう位置づけになるんだろうかというようなことがかなり議論されていまして、例えば決議一四八三の中で、これは第五項のところですけれども、「すべての関係者に対し、特に千九百...全文を見る | ||
○平岡委員 次に、池田教授にちょっとお聞きしたいと思います。 先ほどの御説明の中では、やはり自衛隊が行くことが大切なんだというような趣旨のことを言われたように思います。 人が行くというのは、技術協力、NGOというのもあるけれども、それだけじゃちょっと十分ではないんだという...全文を見る | ||
○平岡委員 時間が参りましたので、終わります。 | ||
07月02日 | 第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 昨日の参考人の方の意見の中にも、ほかの国が軍隊を出しているんだから、日本もそれに準じた組織である自衛隊を出さなければ存在感がないんだとかというような議論もございました。先ほどの伊藤委員の方からも、文民だけの協力はいかがなものかといっ...全文を見る |
○平岡委員 余り質問を続けたくはないんですけれども、例えば、今のは、国際機関が調べたら、それに応じて、我が国の国力に応じて協力しようという程度の話にとどまっていたように思うんですけれども、例えば、かつては、世銀の世界にジャパン・スペシャルファンドのようなものをつくって、世界各国の...全文を見る | ||
○平岡委員 十月会合で何か示されれば積極的に対応というんじゃなくて、その十月会合に向けて我が国政府がもっともっと積極的な役割を果たすということを私はぜひお願いいたしたいというふうに思います。 外務大臣が何か答弁したそうなので、外務大臣、答弁をお願いします。 | ||
○平岡委員 まだ具体的なことが示せないという状況なんだろうと思いますけれども、この面でも日本が世界に評価されるような、そういうリーダーシップをぜひとっていただきたいというふうに思います。 次に、イラクに対する我が国の公的債権というのがいろいろある。 いただいた資料では、国...全文を見る | ||
○平岡委員 この世界は日本だけが独自に決めるというわけにはいかない、リーダーシップをとるということもなかなか難しい世界なのかもしれませんけれども、イラクの状況をよく踏まえて適切な対応をとっていただきたいというふうに思います。 それから三つ目の話としては、国連安保理決議一四八三...全文を見る | ||
○平岡委員 大臣、先にもう全部、これからのどうするかというような措置についても御答弁いただけたので、ありがとうございました。 我が国においても、これだけのイラク資産、百二十億円にも上るイラク関係資産というものがあるということでありまして、これがイラクの国民の皆さんのために使わ...全文を見る | ||
○平岡委員 実は、PKO法の制定の当時にいろいろ議論がされています。その議論を見ると、特に、今まで政府がヨルダンにおいて、ヨルダンに入ってきたイラクの難民の人たちに対してテントを提供したり、あるいはパキスタンに入ってきた難民の人たちに対していろいろな物資を提供したりということにつ...全文を見る | ||
○平岡委員 大臣。大臣が約束、大臣との議論の中で出てきた話ですから。 | ||
○平岡委員 政府の見解ということであるならば、多分、内閣法制局の方でもこの点についての論理的な整理をされたんだろうと思いますけれども、先ほど私が指摘させていただいた二点、つまり、この法律の趣旨からいって、紛争当事者の片方に肩入れをすることになるような国際平和協力業務は行うべきでは...全文を見る | ||
○平岡委員 政府が統一見解としてそうお示しになるのなら、それはそれで尊重しなければならないとは思いますけれども、そうすることが、場合によっては、これからいろいろな地域で起こる紛争について、まだまだ紛争が続いているんだけれども、何か隣国までなら自衛隊は派遣してもいいんだというような...全文を見る | ||
○平岡委員 今、私、非戦闘地域はだれが判断するのかと聞いたのであって、実施する区域をだれが判断するのかを聞いたんではないんですね。やはり防衛庁長官も混同するような、それだけこの概念というのは難しい、わからないということが如実に示されたんではないかと思いますけれども、重ねてもう一度...全文を見る | ||
○平岡委員 その非戦闘地域でありますけれども、これは、実施区域というものと非戦闘地域というものを考えてみれば、今、非戦闘地域ということを考えて実施する区域を指定する、そして承認がされるというお話がございました。多分、一番最初に実施区域を指定する際は、非戦闘地域の中から実施する区域...全文を見る | ||
○平岡委員 もう一度聞きます。 非戦闘地域の中から実施区域が指定されるということでいいんですね。 | ||
○平岡委員 そうだとすると、例えば、実施区域として指定された中に戦闘地域と思われるような地域が出てきたというときには、これはどういうことになりますか。 | ||
○平岡委員 防衛庁長官、あなたは間違っているんですよね。今のは、戦闘地域になったらそれを回避しなさいとはなっていないんですよ、この法律は。 どうやって書いてあるかというと、「自衛隊の部隊等の長又はその指定する者は、当該活動を実施している場所の近傍において、戦闘行為が行われるに...全文を見る | ||
○平岡委員 一義的には、やはり現場にいる自衛官が判断をして行動することになるということで、神様の目から見れば戦闘地域であるというところを、自衛官が、いや、これは戦闘地域でないんだ、非戦闘地域であるということで頑張って行動すれば、防衛庁長官であろうが内閣総理大臣であろうが、それを決...全文を見る | ||
○平岡委員 今までのやりとりの中で、それまで非戦闘地域だと思っていたところが戦闘地域になる可能性、あるいは対象地域の中でも戦闘地域になる可能性があるということは、今の議論の中で明白に示されたと思いますけれども、けさの佐藤委員、原口委員の質問の中で、法制局長官は、さまざまな前提条件...全文を見る | ||
○平岡委員 今のは手前勝手な議論ですよね。例えば、今回、何を持っていこうかと、バズーカ砲か何か、無反動砲とかも持っていこうかというような議論をしているときに、それで、バース党のようなところからの武力攻撃に対して反撃をするということが、武器の使用という概念の中で自然権的なものにとど...全文を見る | ||
○平岡委員 そういうことであるならば、それだけの武器を持ってするなら、どんな紛争地域に自衛隊が行っても憲法違反の問題は生じないという話にもなってしまう。常に自分たちの身を守るだけの武器を持って入るのであれば、どこに行っても憲法違反の問題は生じない、こんな話になってしまうというのは...全文を見る | ||
○平岡委員 機動性、機動性と言われますけれども、狭める場合は確かに急いで狭めないと、自衛隊が危ない地域というか、戦闘地域になるようなところで行動するのはいけないから対象区域を狭めましょうというようなときは、それは緊急性があると思うんですね。だけれども、対象区域を広げてこういうふう...全文を見る | ||
○平岡委員 イラク復興支援職員が行う仕事については、内閣総理大臣が指揮監督のもと対応措置をさせるということになるということなんでしょうけれども、イラクの現地におけるイラク復興支援職員の身分というのはどういう身分なんでしょうか。外交官というような身分なんでしょうか、どういう身分で行...全文を見る | ||
○平岡委員 身分としては国家公務員一般職ということになろうかとは思いますけれども、そうした人たちの安全性はどう確保するか。これは、きょうも伊藤委員がなぜか民主党の方に詰め寄っておりましたけれども、むしろ私は政府の方に詰め寄っていきたい。 この前も言いましたように、イラクに派遣...全文を見る | ||
○平岡委員 伊藤委員が納得していただいたかどうかというのはわかりませんけれども、多分納得されていないんだろうと思いますね。そういう意味で、これから伊藤委員とともに政府に対して、このイラク復興支援職員の安全をどう確保していくかということを議論していきたいというふうに思っております。...全文を見る | ||
○平岡委員 ちなみに、政府の見解というのはだれがどのようにしてまとめ上げたものかということを、この機会にちょっと御紹介していただけますでしょうか、大臣。 | ||
○平岡委員 外務省の中で整理したということであって、何か学者の方とかにいろいろと相談された上で、あるいは学者の学説というものを踏まえた上で整理されたものなんでしょうか。どうでしょう。 | ||
○平岡委員 外務省も時として時の首脳に左右されるということが多々あったという、まあ首脳でなくても、外務省に影響力のある政治家に大分左右されていたことがございましたので、決してそれだけじゃなくて、本当にいろいろな専門家の意見もちゃんと聞いた上で、こういうふうに学者としても意見をもら...全文を見る | ||
○平岡委員 先ほど来の議論から、この対象区域が戦闘地域になる可能性がある、これまで非戦闘地域であったものが戦闘地域になる可能性があるということが法律の前提となっているということはもう証明されているわけでありますから、今の大臣の答弁は、そういうことを全く無視した机上の空論で答弁して...全文を見る | ||
10月02日 | 第157回国会 衆議院 憲法調査会 第1号 議事録を見る | ○平岡委員 先ほど、憲法調査議員団の調査報告を聞かせていただきまして、大変参考になりました。調査団の方々、大変御苦労さまでございました。 この調査報告書を、今報告を伺いまして、ちょっと私にとってみて理解が少ししにくかったのかな、もう少し丁寧に説明していただけたら、あるいは、丁...全文を見る |
12月04日 | 第158回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号 議事録を見る | ○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。 さきの通常国会で、りそな銀行の件で質問させていただいた経緯もございまして、今回もまた質問させていただくわけでありますけれども、ことしの五月、そして先ほどの足利銀行のケースを含めて、立て続けに二つの預金保険法第百二条の適用のケースが出...全文を見る |
○平岡委員 今竹中大臣が言われたのは、金融行政の目的とか金融政策の目指すべき方向といったようなことだったと私は思うんですけれども、私が聞きたかったのは、そういう目的を持ちつつも、では金融行政というのはどういう姿勢を持って臨んでいくのかという、そこだったんですね。 私は、前の大...全文を見る | ||
○平岡委員 今、要請があれば出しますというのなら、どうして要請をしたときに出してくれないんですか。それこそ、何か隠しているんじゃないかというふうに国民に思わせるという以前に、国民から選ばれた我々議員を何か欺こうとしているというふうに我々が受けとめてもおかしくないでしょう。そう大し...全文を見る | ||
○平岡委員 そういう事実があったということです。あったことを前提に話しているわけですから、別に、それは大臣に対して直接要求したわけじゃありませんよ、事務的に要求しただけであって、事務的にそれはなかったという返事ですから、今大臣が、出していただけるということでありますから、もうこれ...全文を見る | ||
○平岡委員 そこで、内容の話に行きますけれども、まず、りそな銀行についてですけれども、もともと、りそな銀行については、ことしの三月期で債務超過ではなかったかという疑いが随分と持たれていました。マスコミ報道の中にも、特別検査ではその対象が大口融資先に限られているし、大和の飛ばしの受...全文を見る | ||
○平岡委員 今回の足利銀行のケースを見てみますと、平成十五年三月期の決算、これは平成十五年三月三十一日を基準日として検査をしたわけですね、九月以降は。そして、その結果として、平成十五年三月期からもう自己資本比率はマイナスであるという結論が出されている。そして、今回の九月期の決算に...全文を見る | ||
○平岡委員 先ほど渡辺議員の方からも、一号措置と三号措置の違いの話で、一号措置をとる場合でも減資をするというようなこともやはりやるべきじゃないかというような趣旨の話があったと思うんです。 実は、預金保険法の中には、百六条に、減資の話もあるんですね。一号措置をとった場合でも株主...全文を見る | ||
○平岡委員 資産超過か債務超過かが大きな境目になるというふうに言われているからこそ、私はこのりそな銀行について、平成十五年三月三十一日を基準日とする検査で、りそな銀行について、一体本当にどういう状況であったのかということを明確にする努力を金融当局としてすべきであるということを言っ...全文を見る | ||
○平岡委員 いずれにしても、結果的に国民負担をより多くしたという意味において、私は大臣の責任は重いということを指摘しておきたいというふうに思います。 そこで、ちょっと視点は変わるのでありますけれども、今回、足利銀行のケースにも関連しますので、日銀の考査について、りそな銀行はど...全文を見る | ||
○平岡委員 それでは、足利銀行の話にちょっと移っていきたいと思いますけれども、足利銀行については、先ほど来から多くの委員が指摘しておられますように、検査のあり方に対して多くの人たちが疑問に思っているということであります。 特に、足利銀行に対する検査は、前回検査が平成十三年五月...全文を見る | ||
○平岡委員 検査が、厳しくなかった、通常の検査の流れの中で行われた、通常の検査の手法の中で行われた検査だということは、先ほど来から同僚議員の人たちの質問でわかっているので、そんなことを私は聞いてないんですね。検査というものの役割、それから見たときに、一回の検査をしていきなり国有化...全文を見る | ||
○平岡委員 検査がどういうものであったのかというのは、検査をする側と検査を受ける側とで多分受けとめ方が違うんだろうと思います。先ほどの与党の議員の先生方も、検査が余りにも前回検査と違うんじゃないか、あるいはこれまでの検査と違うんじゃないかというようなことを銀行の方々が感じておった...全文を見る | ||
○平岡委員 今の日銀総裁の答弁は、平成十一年に考査をやった後、当局の検査が十三年、十五年と二回も入っているにもかかわらず、ずっと考査を行っていないということですよね。 これは何でですか。普通だったら私は平成十四年に考査が行われるんじゃないかと思うんですけれども、これは金融当局...全文を見る | ||
○平岡委員 ここにも金融行政の公平性というのがやはりあるんですよね、多分。 りそな銀行は大きな銀行でありますから、随時検査が入っている、あるいは毎年毎年やっている、こんな状態の中で、ちょっと資本が低下すれば、自己資本比率が低下すれば、四%を切るような状態になれば、国有化という...全文を見る | ||
○平岡委員 検査、考査のあり方、そしてそれを踏まえた金融行政のあり方というのは、やはりしっかりと、透明性、公平性という観点から再度チェックしていただきたいというふうに思うわけであります。 そこで、それに関連して、ことし八月に業務改善命令が、公的資金を注入した金融機関に対して出...全文を見る | ||
○平岡委員 今、一年一カ月とか何かそんな話がありましたけれども、私が言ってるのは、足利銀行は十三年に検査をして、今回十五年にやったわけですね。そして、地方銀行の業務改善命令が出された九行の中には、ある、名前は出しませんけれども、平成十二年に検査をしておりながら、いまだに次の検査が...全文を見る | ||
○平岡委員 この点についても日銀の考査がどうなっているのかというのを聞きたいんですけれども、ちょっと時間がないので保留しまして、もう一つだけ、この業務改善命令を出した銀行に関連してお聞きしたいんですけれども、竹中大臣は、十一月二十九日の記者会見でこういうことを言っています。今般の...全文を見る | ||
○平岡委員 公表ベースでそういうことを言うのは私はちょっとおかしいんじゃないかと思いますよ。公表ベースだったら、何も大臣が言わなくたってみんなわかっていますよ。 そうじゃなくて、大臣が持っている権限というのは、検査権限もあるわけです、日銀の考査だって中身を見られるんです。そう...全文を見る |