平岡秀夫

ひらおかひでお



当選回数回

平岡秀夫の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第159回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、補正予算の審議ということでございますので、幾つかいろいろ聞いてみたいと思っていることがあるんですけれども、その中でもある程度ちょっと絞って聞いてみたいというふうにまず思っております。  補正予算の予算書をいろいろ見てみま...全文を見る
○平岡委員 私の質問にまだちょっと答えていただいていない部分があるんですけれども。なぜそういう決算の状況になってきたのか、日銀の金融政策との関連でもう少し詳しく答弁していただきたいと思います。
○平岡委員 今、多額の資産の購入ということで、国債の保有高が六十兆円を超えるというふうなお話がありましたけれども、日銀の資産がGDPに占める割合という面で見ると、過去は大体、半世紀近く一〇%ぐらいだったのが、最近になって三〇%ぐらいまでになってきているという、極めて、ある意味じゃ...全文を見る
○平岡委員 量的緩和政策に対してみずから高い評価を与えているようでありますけれども、実際、昨年十二月のマネーサプライの状況というのを見てみますと、季節調整済みの三カ月前比年率でいくとマイナスの一・二%という状態になっているわけですね。  量的緩和政策をとっていると言いながらもそ...全文を見る
○平岡委員 金融政策、非常に難しい環境の中で行われているということで、いろいろ苦労されておられるんだろうと思いますけれども、やはり日銀がしっかりと頑張っていただくということ、日本の経済においても必要だろうということで、今後とも慎重かつ果敢に日本経済のかじ取りをしていっていただきた...全文を見る
○平岡委員 次は、外為特会の問題に移りたいと思います。日銀総裁はどうぞ、結構でございます。ありがとうございました。  外為特会、今回の補正予算の中身を見てみますと、外為特会での借入限度額の引き上げということが行われております。当初予算で七十九兆円のものを百兆円に上げようというこ...全文を見る
○平岡委員 ある意味では、私は、外貨準備高がどのぐらいあるべきかということについての論議というのは、今の日本の経済の中では余り大きなウエートを占めない議論なのかもしれないなというふうには個人的には思っているわけですね。  ただ、今の状況を見てみますと、為替介入というのが非常に巨...全文を見る
○平岡委員 今、財務大臣、為替の介入の話として、投機的な動きに対応するということを大きなものとして挙げられたわけでありますけれども、これだけ根雪のようにずっと外為特会の借入残高が続いているということは、ただ単に投機的な動きに対応するというよりは、もっともっと、何か非常に政策的意図...全文を見る
○平岡委員 今の考え方、説明を突き詰めていったら、これはぐるぐるぐるぐる外為特会と日銀との間で、外貨建て債券の売買を通じて幾らでも日銀から円資金の調達ができるということになってしまうわけでありますから、これは、やはり私は基本的に制度の問題があると思いますね。そもそも、基本的な外為...全文を見る
○平岡委員 総理が非常に真剣に受けとめていただいているということに対して感謝を申し上げるとともに、その指示に従ってしっかりとした対策を関係省庁でとっていただきたいということをまずお願い申し上げたいと思いますけれども、この問題に関してちょっといろいろ質問をさせていただきたいというふ...全文を見る
○平岡委員 今の段階ではそれぐらいしか言えないのかもしれませんけれども、もっと早く、人材あるいは財力も投入して、その原因究明を図っていっていただきたいというふうに思うわけです。  実は、この発生に関して若干私もいろいろと状況を聞いてみましたら、十二月の二十八日ぐらいから鳥が少し...全文を見る
○平岡委員 発生時における対応に問題はなかったような説明でありましたけれども、しっかりとした対応をできるように、これからもしっかりと監視していってほしいというふうに思います。それぞれの行政当局に対して、監視をしていってほしいというふうに思うわけであります。  それで、先ほど総理...全文を見る
○平岡委員 生産者の方々にお会いしたときに、こんなことを言っておられました。生産物の出荷停止に伴う廃棄損失等が大きく、制限区域内の生産農家は、何ら問題のない健康な鶏を飼いながら、国内の養鶏産業を守るという防疫の立場から、その社会的、国家的な要請にこたえて生産物が出荷できないことを...全文を見る
○平岡委員 この問題については、私も個別的な中身について詳しくは知りませんので、これ以上言いませんけれども、消費者の皆さんにとって、行政当局が本来やるべきことをきちっとやっている、それによって食品が安全であるということにつながっていくような行政を心がけていただきたいというふうに思...全文を見る
○平岡委員 G8の中でもかなり例外的というか、数が少ないというようなお話がありました。  先ほどのアメリカの例も、北朝鮮に対して実施しているのは、私が説明を受けたところでいくと、一九五〇年から実施しているということで、かなりもう歴史的な遺物みたいな感じもしないわけではありません...全文を見る
○平岡委員 ちょっと話は変わりますけれども、日朝平壌宣言というのは、今、政府としてはどのような状況にあるものだというふうに認識されておられますでしょうか。これは総理にお聞きいたしたいというふうに思うんですけれども。
○平岡委員 重要な文書と認識しているということは、今でもこの日朝平壌宣言というのは、有効といいますか、効力があって、これに基づいて日本、北朝鮮との間で努力をしていくべきだという状況にあるというふうに考えておられるということでよろしいんでしょうか。
○平岡委員 この日朝平壌宣言の中をちょっと思い起こしてみますと、こういうくだりがあります。これは、日朝「双方は、相互の信頼関係に基づき、国交正常化の実現に至る過程においても、日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む強い決意を表明した。」また、こういうくだりもあります。「双方は...全文を見る
○平岡委員 それは私もそのとおりだというふうに思うんですけれども、今、経済制裁を科すということを具体的に政策としてとる場合の日朝平壌宣言の位置づけがどのようになるのかということについて聞いているわけでありまして、経済制裁をするということと日朝平壌宣言というものは両立するのかしない...全文を見る
○平岡委員 経済制裁を科しても日朝平壌宣言に反しないというふうに今言われたんでしょうか。ちょっとよくわからなかったんですけれども。
○平岡委員 現在、日朝平壌宣言が有効であるというか効力があるという、重要な文書であると認識しているということで、それは総理の認識としてそういうことで、私は今それを議論しているわけじゃなくて、そういう状態の中では多分経済制裁も科すことはできないんだろうというふうに私も思うんですけれ...全文を見る
○平岡委員 答えておられないので、何回も何回も同じことをしても、多分同じことを答えられるだけで、いつものフレーズの、あなたにとっては満足のいく答弁ではないかもしれないけれども私は答えていますという、あの得意のフレーズが返ってくるだけなのかもしれませんので、ここではおいておきますけ...全文を見る
02月13日第159回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  ことしの元旦、総理は靖国神社に参拝をされました。その際に、なぜ元旦に参拝したのですかという問いに答えて、初もうでという言葉があるように、日本の伝統じゃないですかねというようなことで答えられたというふうに報道はされております。  そ...全文を見る
○平岡委員 今述べられたことについては、私も総理の偽りのない言葉だというふうに思いますけれども、きょうはちょっと、せんだって民主党の岡田幹事長がこの問題を取り上げて、A級戦犯の問題として取り上げましたけれども、私はこの問題についてはA級戦犯問題として取り上げるつもりはきょうはあり...全文を見る
○平岡委員 多くの戦死者を出した戦争であったわけでありますけれども、今回、総理の政権のもとで、戦乱状況にあるイラクに自衛隊を送り出したということでございます。このことについては、総理はどのような責任を認識しておられますでしょうか。
○平岡委員 私が聞いたのは、こういう戦乱の地であるイラクに自衛隊を送り出したことについての総理の責任というのはどのように認識しておられるか、まだ何か問題が起こったわけではございませんけれども、総理はどういう覚悟でイラクに自衛隊を派遣することを、自分の政策として、自分の政権のもとで...全文を見る
○平岡委員 全く私の質問に答えていただけないということは、多分、責任は感じていないということだろうというふうに私は受けとめざるを得ません。——それだったら、ちゃんと答えてください。どう責任を認識しているか、それを聞いているんですよ。
○平岡委員 責任があるという言葉でありますから、そういう責任をどこでどういうふうに示されるのかというのはまた改めてお聞きしたいと思いますけれども、時間がないので、ちょっと話を、余談になるかもしれませんけれども、実は、先日、ある人がテレビを見ていたときに、イラクに派遣される自衛隊の...全文を見る
○平岡委員 私がなぜこれを聞きたかったかというと、この靖国神社に祭られている人たちというのは、靖国神社の方で、合祀対象者ということで基準が決められているんですよね。だから、いろいろな方々がおられます。ただ、その中で、じゃ、どういう人が祭られていないのかと考えたときには、一番やっぱ...全文を見る
○平岡委員 それを前提にして、この靖国神社の問題をちょっと考えてみますと、総理の靖国神社公式参拝については、平成三年の仙台高裁、これは中曽根総理の公式参拝の問題ではなくて、一般的な総理大臣の公式参拝の問題について、判決の中でいろいろな理由として判断を示しているところでございます。...全文を見る
○平岡委員 この点について、内閣法制局長官からも見解を求めたいと思います。
○平岡委員 今いみじくも内閣法制局長官が、小泉総理のこれまでの参拝というのはあくまでも個人の立場での参拝である、これは私人の立場での参拝だ、だから違憲じゃないんだというふうに言われました。  そういうことをあわせ考え、先ほど言いましたように、一般市民である戦争犠牲者の方々の追悼...全文を見る
○平岡委員 今の答弁、決して納得しているわけじゃないんですけれども、国民世論の動向を見てというお話であります。国民世論をどのように形成していくかということも政府としての役割だろうと。先ほど私言いました、戦争を直接体験している世代あるいはそれを直接受け継いでいる世代がこの時期にこの...全文を見る
○平岡委員 今すぐに結論が出る話じゃないかもしれませんので、今後、真剣に、前向きに検討していっていただきたいというふうに要請しておきたいと思います。  次に、G7の成果と課題について、為替問題を中心にお聞きしたいというふうに思いますけれども、まず最初に、総理にお尋ねしたいと思い...全文を見る
○平岡委員 総じて、当然のことかもしれませんけれども、会議に出席し、そしてそれを指揮してこられた総理あるいは財務大臣にとってみれば、悪い結果が出たというふうには言えるはずもないので、いい結果だということなのかもしれませんけれども、為替の問題について、私、少しこの共同声明の文言に照...全文を見る
○平岡委員 今のお話は、必ずしも満足のいく答弁じゃないんですけれども、例えば外為特会の借入限度額も、この前も議論しましたように、ことしの補正予算で七十九兆円から百兆円へ上げた、来年度予算は百兆円から百四十兆円に上げたということで、来年度も場合によっては四十兆円近い為替介入を行うか...全文を見る
○平岡委員 全く根拠になっていない。自分がそういうふうに言っているからそうだ、それから、これからの危険性を考えたらこういう国に当たらないと言わざるを得ないからそうだ、これだけの理由しかないということで、全くそれは理由になっていないんじゃないかと思うんですね。何か言いたいことがある...全文を見る
○平岡委員 いや、会議の中はよくわかりませんけれども、その旨を財務大臣が明確に申し上げたらほかの国の人たちは何と言ったか、それは私にはわかりませんけれども、特に反論がなかったということなんでしょうかね。  ただ、反論があったかなかったか私もわかりませんけれども、なぜ反論がなかっ...全文を見る
○平岡委員 今回も、先ほど言いましたように、当初予算で四十兆円また限度額を上げたということは、何か大きな意図を感じざるを得ないという状況にあるようには思うんです。こういう状況は、先ほどの同僚議員からも指摘がありましたように、本当に持続可能な状態なのかというふうに考えてみると、非常...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間がないので、余り具体的なことには入れないんですけれども、私は、円の国際化を図っていくためには、やはり地政学的に、アジア地域における日本のプレゼンスというものが非常に重要だというふうに思うんですね。これまでのようにアメリカとの関係が強いだけでは、多分余り円が...全文を見る
○平岡委員 何も私は自虐的になって言っているんじゃなくて、これから日本が何をしなければいけないかということを、どういうふうに考えているかということを総理に聞いているだけであって、そういう情緒的な言葉で質問をはぐらかしたりするのはぜひやめていただきたい。まだ純真な議員であります私は...全文を見る
○平岡委員 ちょっと抽象的な議論になってしまいましたけれども、その愛情が家庭の中で、あるいは学校で、地域社会で注げれるような環境をつくっていくということがやはり私たち政治家に課されている義務、課題だろうというふうに私は思いますので、ぜひそういう立場に立ってさまざまな問題に取り組ん...全文を見る
○平岡委員 今、子供社会は大人社会の反映というような趣旨のお話がありました。  今、大人社会を見ると、小泉首相が常に市場経済、あるいは竹中大臣も市場経済ということをかなり前面に押し立てて経済政策をしているという中で、大人社会は大変厳しい競争社会の中で生きている。この競争社会に生...全文を見る
02月20日第159回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、まず最初に、予算とも密接な関係のある税制の問題について、二、三お聞きしたいというふうにも思っております。  最初に、これは新聞報道にも出た話でありまして、国民の皆さんにも大きく関係をする話、内容としてはそれほど大規模なも...全文を見る
○平岡委員 総務大臣は、今、次の質問まで答えてしまわれましたので、それはそれで結構なことでございますけれども、実は、これは住民税の所得割だけの問題ではなくて、金融資産に対する課税との整合性といったような問題もあるわけです。これはどっちかというと国税の方の問題ということです。  ...全文を見る
○平岡委員 きょう言いたかったのは、やはり税金というのは納税者あっての税金ということでありますから、納税者の方々にとってみていかに納税がしやすいか、そういう視点を忘れないで税制改正に取り組んでほしい、このことをお願いしたいということでありました。  次に、やはり税制改正の関連で...全文を見る
○平岡委員 今、私が聞いたのは、自己資本のうちの何%ぐらいを占めているかというのではなくて、自己資本比率で計算をすると何%ぐらいに相当するか。つまり、自己資本比率というのは四%とか八%とか言われているわけですけれども、そういうレベルでの割合でいくとどういう数字になるのか、こういう...全文を見る
○平岡委員 単純に計算すると二%ぐらい、そして、自己資本に占める割合としては二二%ぐらいある、こういうことで、かなりの規模になっているということであろうかと思います。  そういう意味で、先ほど言いましたように、繰り延べ税金資産の脆弱性というものを克服するために金融庁の方でもいろ...全文を見る
○平岡委員 今検討しているというのは、これはどの時点のものをにらんでの検討なのかというのはよくわかりませんけれども、既に大きな問題を起こしているということでございますから、これは早急な対応をとっていただきたいというふうに思うわけであります。  そこで、今ちょっとお話の中に出まし...全文を見る
○平岡委員 主要行で十兆円という規模になると、これはやはりかなりの金額だろうと思うんですね。だから、これをこのままほっておくと、金融機関にとってみると、会計基準と税務基準との間の乖離というものが自己資本比率に与える影響というのはかなり大きいんだろう、こういうふうに思うんです。 ...全文を見る
○平岡委員 今、私、無税償却と有税償却のところだけに絞ってちょっと質問したんですけれども、トータルな話で繰り延べ税金資産の話としてお答えになりましたけれども、その中の一部としての有税償却、無税償却の乖離をどう縮めていくのかというその点について、しっかりと、検討することになっている...全文を見る
○平岡委員 この問題点については後からまたちょっとお聞きしようと思っていますけれども、どうしてそういうことになったのか、その経緯と理由、これを答弁していただきたいというふうに思います。
○平岡委員 非常に抽象的にしか言われなかったのであれですけれども、地元に帰って新年会に出るというのは、これは俗に言う政務ですね。自分の政治の都合で行ったということで、これが終わってから二月一日の隊旗授与式に出るまでに、どういう形で帰ってくるか、どういう形で行くかということについて...全文を見る
○平岡委員 では、前日に千歳あるいは旭川に入るためには、民航機を利用して入るためには、一体いつまで地元にいられるということになっていたんですか。そこは把握しての上での話でしょう。前日に入るということを前提としたときには民航機は使えない、そういうことで今お話しになっているんだろうと...全文を見る
○平岡委員 私がまず最初に質問したのは、当日、一月三十一日に旭川あるいは千歳に入るために民航機を利用するとしたらいつまで地元にいられたのか、その視点から考えてみて民航機は使えなかったのかということを聞いているんですね。  私がちょっと事前に調べてきた話によりますと、四時十分の鳥...全文を見る
○平岡委員 それほど大切な政務であったのかもしれませんけれども、このC1を使ったことによって、一体、経費的には幾らかかっているのですか。私、C1は定期便はないということで聞いていますから、これは特別に長官とその警護官のために運航されたということで、美保基地から千歳基地まで行って、...全文を見る
○平岡委員 公務で全部利用するというのは全く問題がないと思うんですけれども、例えば政務先に自衛隊機を利用して行く、公務があるところから政務先に自衛隊機を利用して行くということは、多分、ここまでは許せないだろうと思うんですね。それから、政務先から今度公務先へ行くというケースも多分あ...全文を見る
○平岡委員 会計検査院、把握していないというのは私も事前に聞きましたから、これ以上追及はしませんけれども。  それでは、防衛庁に聞きます。先ほど言いました、政務先から公務先へ自衛隊機を利用して移動したケースというのは、過去どのぐらいあるんでしょう。
○平岡委員 今、官房長の答弁、ちょっと漏れていたんじゃないかと思うんですけれども、私が事前に教えていただいたときには、この石破防衛庁長官の今回の件一回、それからもう一つ、石破防衛庁長官が平成十四年の十一月三十日に一回、そしてもう一つ、今答弁があった虎島防衛庁長官ということでありま...全文を見る
○平岡委員 直ちに不適切であるとは言えないというふうに言われました。私は、私の地元にも自衛隊の基地がありますね。私が毎週毎週例えば政務で帰る。これは自費で帰る。そして、翌日に国会の審議がある。これはどうしても公務だということで、私は、その公務に間に合うために、最大限地元とのおつき...全文を見る
○平岡委員 会計検査院、これはちゃんと検査、調査をした上での結論ですか。それとも、とりあえず聞いて、とりあえずの判断を示したということですか。
○平岡委員 会計検査院、この問題についてしっかりと、現地にも行ってしっかりと調査して、その結果をこの国会に、予算委員会に報告するということで対応していただきたいと思うんですが、どうですか、会計検査院。
○平岡委員 できませんという答弁だったようですけれども、これだけいろいろ問題を指摘しているんですから、会計検査院としてしっかりとした見解を示してほしいということを私は言っているんです。  会計検査院がみずから行かないのなら、委員長、国会法の百五条に基づく会計検査院に対する調査の...全文を見る
○平岡委員 ぜひ、これは会計検査院だけじゃないんですけれども、防衛庁の方にもしっかりと、これは基準をはっきりとさせてほしいと思うんですよね。  例えば、さっき私が言ったような事例、私が防衛庁長官になって、毎週とは言いませんけれども、毎月地元に帰ってぎりぎりまで政務をこなして、翌...全文を見る
○平岡委員 石破防衛庁長官ができないとは申し上げませんけれども、こういう疑惑を持たれているケースも発生した。そして、これからの防衛庁長官もだれがなるかわからない。こういう中で、しっかりとした基準を示してほしいということを言っているんですよ。防衛庁、石破さんに、石破さんの見解だけに...全文を見る
○平岡委員 それは、個々のケースにすべて当てはまるような基準をつくるということは難しいかもしれませんけれども、ある程度の基準をつくって、そして、その最後のぎりぎりのところは、さらに政治的判断、あるいはその政治家としての判断というのがあろうかと思いますけれども、このケースについて言...全文を見る
○平岡委員 私が言っているのは、よく聞いてくださいよ、私が聞いているのは、自衛隊基地が存在している選挙区からどういう国会議員が選出されているかということについて大体わかっていますかと聞いているんです。
○平岡委員 石破防衛庁長官は、去年をちょっと思い起こしてほしいんですけれども、昨年の十月二十三日に、私の選挙区の岩国市内に来られまして、時局講演会をやっておられます。そのときに、報道を見ますと、基地のある岩国に自民党議員がいないのは政府にとってはぐあいが悪いという発言をしたという...全文を見る
○平岡委員 石破防衛庁長官とはイラク派遣についての見解は違っておりますけれども、自衛隊に対しては私も地元にある基地の問題として真剣に取り組んでおりますし、私も自衛隊に対する人一倍の思いを持っているということは自負しているところでありますけれども、政府としてぐあいが悪い、政府として...全文を見る
○平岡委員 具体的にぐあいが悪い中身が言えないんだったら、ここで発言を撤回して謝罪していただきたい。政府としてぐあいが悪いということは、これは選挙向けの発言であって、具体的なものはございませんでしたということをここではっきりと国民の皆さんに示してください。
○平岡委員 全く納得のいく答弁じゃないですね。政府としてぐあいが悪い、その具体的中身は何ですかと聞いているんですよ。政府としてぐあいが悪い中身は何なのか、これを明確に答弁できない限りは、ちゃんと謝罪をしてください。発言を撤回して謝罪してください。
○平岡委員 これは、防衛庁長官、一人の政治家として言った発言じゃないんですよ。防衛庁長官として、政府としてぐあいが悪いと言ったんですよ、政府として。これは政府の閣僚としての発言ですよ。こんなことを言っていいんですか、本当に。私は強く抗議しておきたいというふうに思います。  それ...全文を見る
○平岡委員 反省の弁がないということのようでありますから、強く指摘をしておきたいというふうに思います。  次に、道路行政の問題について入りたいというふうに思います。  道路については、これまでも、高速道路の民営化あるいは無料化、こういった議論も通じて、かなり国民の皆さんに関心...全文を見る
○平岡委員 今、石原大臣は、個別的な問題を挙げられて、そういう問題を解消するためにはいろいろ道路投資が必要であるといったような御答弁でありましたけれども、私が聞きたかったのは、そういう個別的な問題じゃなくて、一体、日本の国土の問題として、どういう状態が、できた道路というものについ...全文を見る
○平岡委員 石原大臣、今、自分で民主党案を考えてみた、検討してみたというふうに言われましたけれども、多分役人の方も入って検討しておられたんだろうと思いますけれども、今の答弁は非常に官僚的発想ですよね。どうやって配分するかよくわからないから地方への財源移譲というのはやめておこうと。...全文を見る
○平岡委員 ちょっと答弁が長かったので、私の質問の趣旨が消えてしまったかもしれませんけれども、私は、特定財源の一般財源化とかあるいは国の補助金という形じゃなくて地方が自由に使えるお金、こうしたものが必要だということの一環としてこの問題を取り上げたわけでありますけれども、実は、まち...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、私は、鳥インフルエンザが我が国で七十九年ぶりに発生したという山口県から選出されている議員としても質問させていただきたいというふうに思っておるわけであります。  実は、きょう、民主党の鳥インフルエンザ対策本部の本部長であり...全文を見る
○平岡委員 先ほども申し上げましたように、七十九年ぶりに発生した山口県でも相当な被害があったという状況でありましたけれども、山口県には入らないで今回京都には入ったというのは、何か事情の変更等あったんでしょうか。
○平岡委員 確認の意味で、別に山口県のを軽く、あるいは大分県のを軽く見て、京都のを重く見ているということではなくて、やはり鳥インフルエンザ問題は、我が国全国どこでもあり得る問題ということで、共通に高い関心を持って、あるいはこれから意欲を持って取り組んでいくということには変わりはな...全文を見る
○平岡委員 実は、山口県については、菅直人代表、民主党の代表が一月の二十五日にやはり入りまして、私も一緒に行ったんですけれども、最初に七十九年ぶりに我が国で起こったということでございましたので、我々としても高い関心を持って当初から取り組んでおったわけでございます。  山口県につ...全文を見る
○平岡委員 そうした対応の一つとして、実は一月の十五日に、農水省の畜産部の食肉鶏卵課長さんの方から、「関係団体各位」へという文書が流されております。この中に実はこういうくだりがあります。「高病原性鳥インフルエンザは、発生した農場では、家畜伝染病予防法に基づき殺処分、消毒等のまん延...全文を見る
○平岡委員 これはちょっと事前に通告していなくて、先ほど予算委員会でそういうやりとりがあって、大臣もそこにおられて聞いておられたので、多分同じような気持ちを持っておられるんじゃないかなということで、確認の意味で質問をさせていただいたということでございます。  そこで、この鳥イン...全文を見る
○平岡委員 そういう発生状況ということではありますけれども、最初、私が申し上げましたように、山口県で発生し、そしてそれが鳥インフルエンザであるということが確定したのが一月の十二日ということであります。それから二か月近くがたとうとしているわけでありますけれども、山口県のケースが一番...全文を見る
○平岡委員 見通しが立たないものを見通しを立てろというのも言い過ぎだろうと思いますから、それはできるだけ早く感染ルートの解明をしていただかなきゃいけないんですけれども、これをするためには、ただ単に農水省だけが頑張ればいいという話ではなくて、多分、全省庁挙げて、関係する省庁挙げて取...全文を見る
○平岡委員 決意はしていただいたと思いますけれども、本当にその決意が実際に成果となってあらわれるように、しっかりと頑張っていただきたいというふうに思っております。  ところで、被害を受けた農家に対する対策といいますか、これ以上、この鳥インフルエンザを人為的な要因で蔓延させないた...全文を見る
○平岡委員 いつもそうなんですけれども、新聞の方に先に出て、国会で聞くと、いや、そんなことはありませんといって答えられて、その後また新聞に書いてあるのとほぼ同じようなことが決まってしまうという、甚だ国会議員としてせつない状況に置かれることが多いんですけれども、今、そうした地方公共...全文を見る
○平岡委員 一般論としてはそうなんでしょうけれども、この件に関して、今どういう状況なんでしょう。
○平岡委員 総務省自治財政局は、まず農水省さんのアクションを期待しているというようなことのようでありますけれども、農水省の方では、三月の一日に、高病原性鳥インフルエンザ対策本部で、こういうことを決定しておられるようであります。これは文書が出ているので、そういうことだと思います。「...全文を見る
○平岡委員 私が言っているのは、十分に考えるのは多分考えられるんだろうと思いますけれども、早く決めないとみんな不安に思って、何をやってくれるんだろうかということで、決してこういうふうに発表したことがいい結果をもたらさない。だから、早く発表する、早く決めて早く発表することが大事だと...全文を見る
○平岡委員 一般に、国民にとって不利益なことを遡及させるというのはいろいろ法制上、法律上の問題もあるかと思いますけれども、国民にとってみて利益になるような話なら、これはぜひ遡及適用ということを考えていただきたい。  なぜこんなことを申し上げるかというと、やはりいつ、どんなことが...全文を見る
○平岡委員 農業経営、この養鶏の事業も含めて考えてみますと、農業経営というのをいかに近代化させていくかというときには、やはりいろいろなリスクに対してはそれに対応する仕組みがあるということが必要なことではないか。そのことが、ある意味では公的な資金に依存しない形で農業経営が行えるとい...全文を見る
03月04日第159回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、まず最初に、せんだって国連のアナン事務総長が来日をされまして、二十四日に、国会で初めて演説をするということがあったわけであります。国連と日本との関係、当然、日本は国連中心主義の国際外交を考えているわけでありますけれども、非...全文を見る
○平岡委員 今のお話では、日本政府の招聘によって、イラク問題あるいは国連改革の問題について話し合いをするために来ていただいたんだというお話でございました。  そこで、アナン事務総長、日本に来られまして、今、川口外務大臣が言われたような議題について、いろいろと会談もされたようでご...全文を見る
○平岡委員 私は、アナン事務総長が具体的に何を言ったか、そこを問題にしているのではなくて、なぜ公表できないのか。その会談の部分、これはある意味では、国内政治の中でも、あるいは国際社会の中でも非常に注目をされる部分であるわけですね。これについて、正確なアナン事務総長の表現がどうなっ...全文を見る
○平岡委員 私は、何も全部公表せいと言っているわけじゃないですよ。外務大臣、ここでさっき答弁されたときには、アナン事務総長とこういうふうに話をしましたということを言われましたよね。その言っていることが正しいかどうかということをちゃんと紙で、記録で示してほしいということを言っている...全文を見る
○平岡委員 相手との信頼関係と言うのなら、相手が了承すればいいんですか、外務大臣。この部分は、国内政治的にも国際的にも非常に注目されている部分だ。このところを、何か鬼の首でもとったように、ある与党議員とかいろいろな方々が、これでイラクへの自衛隊の派遣については国際的にも評価されて...全文を見る
○平岡委員 私は、実は、先ほどの、外務大臣がそういうふうに多分言われるだろうと思いまして、国連の広報センター、この所長さんは会談に同席していたというふうに聞いています。こちらの方に、その部分について公表していただけませんかと聞いたら、それは外務省に聞いてくれというふうに言われまし...全文を見る
○平岡委員 かつて、外務省は、いろいろな、我々に対して不信感を与えるようなことをしているわけですよね。北朝鮮との問題でも、対話と圧力というような言葉が使われているにもかかわらず、意図的に対話という言葉だけにとどめるというようなことをしようとしたということも既に発覚しているわけです...全文を見る
○平岡委員 私、別途、国連に対して直接、その部分について公表してほしいということを今要請していますので、その回答が返った段階でまたこの話については聞いてみたいというふうに思っています。  らちが明かないので、次の質問に入りたいと思います。(発言する者あり)ちょっと静かにしてくだ...全文を見る
○平岡委員 ありがとうございました。  今指摘された問題点についていうと、ロードプライシングの考え方とか、あるいは地方に公共事業はゆだねていこうという民主党の基本的な考え方とか、そういうようなところが必ずしも十分な御理解をしていただいていないというふうに思いますけれども、この問...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間が余りないので端的にお答えいただきたいと思うんですけれども、今の質問に対する答弁の中で直轄方式の話がちょっと出ておりましたけれども、どうもこの直轄方式というのも、一体どういうものなのかなと考えてみると、大変不思議な方式だなというふうに私としては思っているわ...全文を見る
○平岡委員 ちょっとこの議論、もう少し時間がないと進めないので、これはまた別途のところでしっかりと議論したいと思います。  昨年、片山国務大臣は、この自動車重量税の譲与税については九百三十億円が平成十五年度予算で地方に渡される、その半分が直轄方式である高速道路の負担になるんだ、...全文を見る
○平岡委員 私が聞いたことに対して率直に答えてくださいよ。そんな周りの話を聞いているんじゃないんですよ。サービスエリアの話なんか、私は聞いていませんよ。  それで、株式保有について言うと、三分の一保有になるのは一体何年かかるんですか。その間に、この六百九十九キロと言われている直...全文を見る
○平岡委員 この拒否権については、せっかく猪瀬さんが、これで民営化が実質的に確保されるんだということを言っておきながらこのような仕組みでは、拒否権が発動できることは全く考えられない、そういう状態になっているということを強く指摘して、この政府の民営化案というのは、本当にまやかしもの...全文を見る
04月08日第159回国会 衆議院 本会議 第21号
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○平岡秀夫君 梶原議員の御質問にお答えいたします。  まず、高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う損失補てんのあり方についてのお尋ねがございました。  七十九年ぶりに我が国で発生しました高病原性鳥インフルエンザにつきましては、第一に、国民生活に多大な影響を与え得る高病原性鳥イン...全文を見る
04月26日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、有事法制の関連七法案そして三条約承認案の審査ということでございます。極めて膨大な法律案あるいは条約承認案ということになっております。せっかくテレビが入っておりますので、国民の皆さんにできる限り全体像をつかんでいただけるよう...全文を見る
○平岡委員 そこで、第一番目に話をした点でありますけれども、戦争が行いやすくなって日本が戦争に巻き込まれやすくなるんじゃないか、逆に、そういう事態になれば日本が平和に対する努力を怠ってくるのではないかという点があったわけです。  この点について言うと、実は、西ドイツのキージンガ...全文を見る
○平岡委員 今総理が言われたことについて、私も否定するものではありませんけれども、逆に、今言われたようなことだけで物事を進めていこうとすると、先ほど私が申し上げたようなさまざまな不安とか疑問を国民の皆さんにも与えることになるということでございますので、その点については、この後、個...全文を見る
○平岡委員 今のお話も、率直に言って、私も特に異論を挟むところではないんですけれども、一つ、自民党のマニフェストの中に、新しい憲法草案をつくるということで、立党五十年を迎える二〇〇五年に憲法草案をまとめるというのがあるわけですね。今総理が言われたような日本のあるべき姿を考えたとき...全文を見る
○平岡委員 先ほどのあるべき姿論からすると、必ずしも、憲法の具体的な規定をどういうふうに変えなければいけないのかということは明確ではなかったように思います。今の憲法でも十分に対応できるようなあるべき姿だったような気がしますけれども、これはまた後日、いろいろ議論する場があろうかと思...全文を見る
○平岡委員 人間の安全保障の考え方は非常に重要であるという総理の御認識を示していただいたわけでありますけれども、果たして今回の有事法制がそういう視点でうまく組み立てられているのかどうか、私たちは十分にチェックしていかなければいけない。いろいろなところでまだまだ足りないんじゃないか...全文を見る
○平岡委員 今、最後に訓練の話にちょっと触れられました。訓練についても、この法案の中では、必ずしも国民の義務という形ではないんですけれども、「国民の保護のための措置についての訓練を行うよう努めなければいけない。」そして、国民、住民の皆さんに対しては、その「訓練への参加について協力...全文を見る
○平岡委員 今の井上大臣との質疑応答を踏まえて、総理としてはどのようにこの問題についてはお考えになりますか。
○平岡委員 組織的には、先ほど危機管理庁の話も質問があってお答えになっておられましたけれども、そういう問題も含めて、この組織のあり方あるいは訓練のあり方というのはやはり慎重に考えていかなければいけないというふうに私自身は思っていますので、この点についてはもっと詰めていきたいという...全文を見る
○平岡委員 それから、今回の法律の整備を見てみますと、いろいろと国民の皆さんが有事態勢の中で、例えば、何とか命令を出されたりとか、いろいろな収用をされたりとか、いろいろな形で権利を制限されたり義務を課されたりするというようなことがあり得るわけですね。  そこで、この法案の中でど...全文を見る
○平岡委員 法律で努力規定としてしか書いていないので、今大臣が言われたこと、具体的に何なのかというのが私にもはっきりとわかりませんでした。できたら、どういう形での権利救済手段の迅速化を図っていくのかということについて、具体的な方策についてぜひまたお示しいただきたいというふうに思い...全文を見る
○平岡委員 ジュネーブ条約第一議定書をせっかく批准するのに、こういう制度に対して全く国として用意をしていないというのは、私は、政府の検討が足りないんじゃないかというふうに思うんですね。  ちょっと時間がなくなってしまいましたので、最後の質問に移りたいと思うんです。  実は、日...全文を見る
○平岡委員 いろいろ質問したいことはまだまだたくさんあるんですけれども、時間が参りましたので、これでおしまいにします。
05月12日第159回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、少し選挙違反の問題について取り上げてみたいというふうに思います。  私、あるときに、比較的親しい警察幹部の方といろいろお話をしておりまして、選挙違反というのは警察にとってどんな位置づけになるんでしょうかというようなことを...全文を見る
○平岡委員 今、教育基本法の第八条第二項に触れられましたけれども、この法律は、「法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」こう書いてあるわけですね。  この法文は、「その他政治的活動」というのは、特に政党の支持あ...全文を見る
○平岡委員 今のは私納得できませんので、政府の統一見解を求めたいと思います。「その他政治的活動」というのは一体どこまでの範囲が含まれているのかということについて。よろしいでしょうか、委員長。
○平岡委員 同じく内部文書によれば、作新学院においては、昨年の総選挙に際して、PTAに対して、在校生の保護者に、理事長である候補者に投票するよう依頼したことがうかがい知れますけれども、これは、公職選挙法第百三十七条、先ほど言いました教育者の地位の利用に当たるのではないかというふう...全文を見る
○平岡委員 それじゃ、私が選管とかに問い合わせるという形で質問してみたいと思います。  私がある学校の校長先生に、おたくのPTAに、私に投票していただけるように学校の父兄の人たちにお願いをしてほしいということを私が校長先生に依頼をするということは、これはいいんですか。
○平岡委員 私は、だから私のケースとして今問い合わせているんですよ。ここで聞いているんですよ。私がある学校の校長先生に、私に投票していただけるようにおたくのPTAの方々に、そのPTAに属している父兄の方々にお願いするように働きかけてくださいということを頼んでもいいですかと聞いてい...全文を見る
○平岡委員 全然私の質問に答えていただけていないというふうに思いますけれども、かなりやはり慎重に考えなければいけないことであるということはよくわかりました。  そういう意味で、こういう問題についても、実は、取り締まり当局、かなりこれはいろいろと週刊誌でも書かれているような話でも...全文を見る
○平岡委員 かなり慎重な言い回しをされましたけれども、多分、認められないということを言っておられたんだろうと思います。こんなことを書いた学校法人の設立の認可なんかされてしまうというのは、私も常識的には考えられないというふうに思いますので、そこはそういう理解でいいんだろうというふう...全文を見る
○平岡委員 選挙期間中の選挙運動についてはどうですか。
○平岡委員 今の答弁がいいのか悪いのかというのは、かなり慎重に言っておられるから、認められるケースもあるかもしれないという程度の話で言っておられるんだろうと思います。だけれども、通常は、一般的には、多分認められないケースの方が圧倒的だろうと思うんですね。  それから、いろいろな...全文を見る
○平岡委員 個別事案の当てはめの問題をここでやるつもりもないんですけれども、これを見ますと、「作新学院創立百十八年記念特集」、百十八年というのがどういう意味があるのかようわかりませんけれども、わざわざそういう特集を組んで、創立百十八年を迎えます、こういうようなことで、最後に、ここ...全文を見る
○平岡委員 捜査当局にとってみれば、確かに、個別の事案に即してでないと判断できないと言われるのかもしれませんけれども、取り締まられる側は、これが違反になるのか違反にならないか、これは天と地の差があるんですよね。だから、そういう意味で、総務省におかれてもしっかりとこれはやはり答弁し...全文を見る
○平岡委員 今私が読み上げたようなものは、私が少し整理してやってみたんですけれども、では、一般の有権者の方々とか選挙運動をしている人たちが、今私が読み上げたようなことが本当に公職選挙法違反で、あるいは利害誘導罪で逮捕されるかもしらぬ、場合によっては懲役刑になるかもしらぬというよう...全文を見る
○平岡委員 私が読み上げたケースは、必ずしもお金が絡んでいるわけじゃないんですよね。選挙運動しなければリストラするというようなことが、給料をもらえなくなるからお金が絡んでいるといえばそうかもしれませんけれども、リストラされると首を切られるかもしらぬ、必ずしも損得関係だけ、お金勘定...全文を見る
○平岡委員 こういう問題が起こったらちゃんと取り締まりをしてちゃんとやりますというんじゃなくて、やはり、警察というところは犯罪が発生するのを防止するのも一つの役割でしょう。ですよね、今うなずいておられますけれども。となると、さっき言ったように、本当に選挙については、非常に公職選挙...全文を見る
○平岡委員 本当に、無知な有権者、無知なと言うと失礼ですけれども、本当によくわからない、法律についても詳しくは知らないというそういう有権者の方々が本当に選挙から離れていくというようなことのないように、警察の方でも、しっかりとその点、周知、広報というのを努めていただきたいというふう...全文を見る
○平岡委員 ぜひ見直しを、早急なことは考えていないというんじゃなくて、どういうふうに世の中にこれが影響を与えているかということを踏まえて早急に検討していただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  以上で終わります。
05月14日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第16号
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○平岡委員 民主党・無所属クラブの平岡秀夫でございます。  ただいま議題となりました武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律案及び武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用に関する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブを代表し、その趣旨及び概要を...全文を見る
05月17日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。大臣もお疲れであろうと思いますけれども、もう少し頑張っていただければと思います。  きょうは、広島労働局で起こりました不正経理問題について質問をさせていただきたいと思っております。  この問題については、既に先週の五月十一日、参議院...全文を見る
○平岡分科員 大臣の説明は説明としてとりあえずお聞きしておこうと思うんですけれども、ただ、この調査報告書の中身を見てみますと、本当に四月の末まで調査がかかったのかなというふうに逆に思うようなところもあったりします。  そういう意味でちょっと質問をしてみたいんですけれども、今回、...全文を見る
○平岡分科員 この点はまた後で触れるとして、また、疑問点としては、今回の調査結果、平成十年度以降が調査対象になっているということなんですけれども、これは、検察当局が冒頭陳述でこういうことを言っていますね。今回逮捕された人について言うと、寺西被告については、平成九年四月ごろ、前任者...全文を見る
○平岡分科員 それは全くの言いわけでしかないですよね。平成十年以降のものしか調べないということの意味が何があるか。  例えば、これは、国に対して不法行為によって損失を与えたということであるならば、民法の規定に基づいても、二十年さかのぼってちゃんと処理をするということもできるわけ...全文を見る
○平岡分科員 例えば、今回のこの事件について言うと、菅原氏も高橋氏も寺西氏も銀行に仮名口座をつくっていろいろと不正経理をやっていた。それだけじゃないのかもしれません。この不正経理をした銀行仮名口座について言えば、これは銀行に対して、こういう調査をしているので、ぜひ調査に協力してほ...全文を見る
○平岡分科員 守秘義務と言われますけれども、寺西、高橋について言えば、これは仮名口座をつくった本人ですよね。本人が自分に見せてほしいとか、あるいは、本人が調査に協力したいので厚生労働省に見せてあげてくださいというふうな依頼をすれば、これは今までの取り扱いからいえば、当然に銀行は見...全文を見る
○平岡分科員 これは金額的に見ると、平成十年度、四千三百万円ですよ。平成十一年度、四千八百万円、平成九年度、先ほどの供述の中では、不正経理が行われたというふうに供述している中で、平成九年度は一体幾らあったのか。場合によっては、四千万円を超えるようなものがあったかもしれない。さらに...全文を見る
○平岡分科員 いや、既に冒頭陳述の中で、こういうことがあるということは言われているわけですよね。それを、新たな事実が出てきていないというふうに言い張るのはおかしいと思いますよね。  懲戒処分について言えば、これは別に時効があるわけじゃないので、平成九年度であろうが八年度であろう...全文を見る
○平岡分科員 今、坂口大臣の答弁の中で、徹底的に調査をするということの意味の中に、平成十年度以降に限らず、やはり以前からやっていたんじゃないかという疑惑に対してもちゃんと答えられるような調査をするということだと思いますので、ぜひそれはお願いしたいというふうに思います。  それで...全文を見る
○平岡分科員 具体的に進行している案件ですから、いつもの決まった言い方しかできないということも、私もある程度は理解しようと思いますけれども、ただ、これは本当に、厚生労働省が調べたことと検察当局が立件したことが、突き合わせてみたら全然違うことになっているわけですよね。こんなんじゃ、...全文を見る
○平岡分科員 それでいいのかどうかというのはまた別の問題として、いずれにしても、退職者については、当然、何らの処分もできないしということであるんですけれども、退職者の中にやはり相当責任があった人がいるんじゃないかというふうに思うんですよね。こういう人たちに対しては、やはり損害賠償...全文を見る
○平岡分科員 国庫への返還についての寄附の協力を求めたということであって、非常に自主的なものにとどまっているという点は、本当に責任を追及しているというふうには全然感じられないということで、大いに問題があると思うんですけれども。  ちょっと参考までに伺いたいんですけれども、ある新...全文を見る
○平岡分科員 私は何も個々人の名前を言えとか言っているわけじゃないんですよね。ただ、五百万円を寄附したという記事が出ている、その五百万円を寄附した人というのは現役ですかOBですか、そして仮にその人について言えば、どういうポストにある人がこの五百万円を寄附したのか、これについてちょ...全文を見る
○平岡分科員 一般的に五百万円の寄附をするというのはちょっと信じられない話であるので、多分、もしかしたら、この人は処分を免れているからこれぐらいは仕方がないかなというふうなことでやられたのかもしれないし、五百万円まで行っていない人の中でも、処分を免れたからこの程度は仕方がないかな...全文を見る
○平岡分科員 これは今どんな調査を行っているんですか。これは一週間前も同じようなことを答弁しているんですよね。これは、相手は一人ですよね、聞く相手は。その人に聞けばある程度のことは、もう既にこの程度のことは調査ができている、あるいは九都道府県についてはこれだけだということはちゃん...全文を見る
○平岡分科員 九県というふうに報道されている、その九県についてはどうですか。具体的にここでも言えない状況ですか。
○平岡分科員 何か、もうしゃべりたくなくてしようがないというような答弁で、私としても大変憤慨しなきゃいけないんですけれども。  例えばこの件について言うと、元労働省の課長さんというのは、競馬で借りた借金を返すために借りた、それで、返したのはこの事件が発覚してからすぐに返したとい...全文を見る
○平岡分科員 三百八十万円。広島労働局に返還されているその三百八十万は、今どうなっているんですか、これは。
○平岡分科員 そういう問題も含めて、本当にしっかりと調査していってもらわなきゃいけないんですけれども、この広島労働局だけじゃなくて、九県もあるというふうに言われています。先日の辻委員の質問に対しても、大臣は、全県を調査し報告したいというふうに答弁しておられますけれども、いつまでに...全文を見る
○平岡分科員 大臣は積極的に調査をしていただけるような答弁をしていただいたので、いつまでということは言われなかったですけれども、できるだけ早急に調査をしていただきたいというふうに思います。  そこで、会計検査院にお聞きしたいと思うんですけれども、こういった事件について会計検査院...全文を見る
○平岡分科員 どうもありがとうございました。
05月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○平岡委員 お答えいたします。  政府案では、先ほど赤嶺委員が読み上げられたくだりの後に、「国民の生命、身体及び財産を保護することが必要なものとして」認定したという形のものになっておりますけれども、この点について言うと、私たちは保護の観点に概念を矮小化した形になっているのではな...全文を見る
○平岡委員 今御質問の点については、我々、修正案の中では特に手を加えているわけではございません。そういう意味で、政府がその点についてどのような見解を持っているのかということをしっかりと我々としても確認をしていかなければいけないというふうに思っておりますけれども、我々の現在の立場と...全文を見る
○平岡委員 抽象的な概念になっていますから、そのあいまいさというのは当然あるだろうと思います。その点については、しっかり国会の審議の場あるいはいろいろな形で明確にしていくという努力は、私たちとしても続けていきたいというふうに思っています。
○平岡委員 その点については、政府の方でもかなり御努力をいただいて、それなりに明確にしていただいているというふうには思っています。  しかし、それが最終的なものとして、それで私たちがいいのかという点については、さらにより深く検討を続けていきたいというふうに思っています。
○平岡委員 そこは、ちょっとこれからの審議の状況等も見ながら考えなければいけないところだと思いますけれども、本当に細部にわたって全部網羅的にということの実務的な難しさというのはあろうかと思いますから、あるところである程度この法案に対して、これなら運用できるという、そのあたりまでの...全文を見る
○平岡委員 まさに赤嶺委員が御指摘の点を私たちも心配をしているわけでありまして、そういう意味で、今回の緊急対処事態については、政府案が閣議決定で認定をする、対処方針を決めるという形になっているものに対して、私たちは、国会による関与ということをしっかりとしていこうということで、国会...全文を見る
○平岡委員 ちょっと赤嶺委員の質問の趣旨をしっかりと理解できているかどうかわかりませんけれども、今、緊急対処事態における軍事的対応というお言葉がありましたけれども、軍事的対応ということを我々としては位置づけているわけではございません。  例えばの話として言えば、警察法に基づく緊...全文を見る
○平岡委員 先ほども申し上げましたように、赤嶺委員が言っておられる軍事的対応ということの定義といいますか、中身の問題だろうと思います。  自衛隊が行動することが軍事的対応であるというふうに言われるのであれば、まさにその軍事的対応も含まれたものであろうと思いますし、治安維持、治安...全文を見る
○平岡委員 今回の緊急対処事態をこの法律の中で位置づけているということについては、ほかの自衛隊法とか警察法とかを修正するといったような、あるいはその位置づけを変えるということになっておりませんので、あくまでも、先ほど赤嶺委員が御指摘になったようなことは、それぞれその法律の中で定め...全文を見る
○平岡委員 先ほど来から赤嶺委員御指摘の部分というのは、「緊急対処事態への対処に関する基本理念」ということでありまして、この規定そのものが何か発動の要件を定めているというようなことではございません。  ということで、この「発生に備えるとともに、」「発生した場合には、」「その速や...全文を見る
○平岡委員 お答えいたします。  報道の自由については、先ほど読み上げられました本会議の質問以降も、この委員会でも何度となく取り上げられてきております。また、私たち民主党では、質問主意書等を通じて政府の考え方を追及してきたということでございます。  先ほど挙げられた内閣総理大...全文を見る
○平岡委員 まさに委員が御指摘のように、業務計画に基づいて指定公共機関等が業務を実施するに当たっては、そこで業務に従事している労働者の人たちがまさにその仕事に携わることになるわけでありますから、それらの方々の意見というものが十分に反映されたものでなければいけないという視点に立って...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○平岡議員 これも選挙の際にもいろいろと批判がありましたけれども、例えば、年金制度を考えるに当たって最も基礎となるべき出生率等についてもしっかりとした統計数値が既に出ていたんだろうと思いますけれども、そうしたものが法案成立後に明らかにされるといったようなことで、本当に国民の皆さん...全文を見る
○平岡議員 基礎年金の国庫負担の引き上げについては、今回私たちの案でも二分の一への引き上げということを提案させていただいておりますけれども、考えてみると、もともとこの措置というのは、平成十二年の年金法改正、前回の年金法改正で国民に約束していたことが実現されていなかった、本来なら平...全文を見る
11月05日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、日本とメキシコとの経済協力協定ということでありますけれども、このような二カ国間というかあるいは地域を限定したような貿易自由化といったような問題については、もともと我が国もWTO体制の中で多角的な貿易体制を進めていくという中...全文を見る
○平岡委員 今大臣の方から中国との関係は大変大事であるという認識を示されておりますけれども、今言われたような中国の政府あるいは党の要人との会談というのは、国際会議といったようなものとかあるいは儀礼的なものにどうも限られているような感じがして、余り谷垣大臣が積極的な日中関係の改善と...全文を見る
○平岡委員 その問題は、私もさっき言った予算委員会でやっているので、憲法上の問題はいいとして、だから、とりあえず私がきょうお聞きしたのは、対中関係との問題でどのように谷垣大臣として認識しておられるかということを聞いたんです。
○平岡委員 そういう答弁をして、何といいますか小泉流のすれ違い答弁みたいなことで、物事をある意味じゃ先送りしていくというようなことというのは、決して、これから谷垣大臣もさらにこの国のリーダーになるべく頑張っていこうとしておられる方でありましょうから、そういう対応ではなかなか私たち...全文を見る
○平岡委員 今、山本大臣政務官から既得権という、既得権がありますとかいうようなちょっと変な発言で、既得権という言葉をそういう場合に使うのがいいのかどうかというのをちょっと疑問には思ったんですけれども、例えば革とか革製品について言うと、新規の人も認められているということでありますけ...全文を見る
○平岡委員 ちょっと私の質問とかみ合っていないのであれですけれども、新規参入という、新規者について言うと、全く枠が与えられていない人が、実際に実績として輸入をしていなければいけない、輸入した人でなければ今回それぞれの関税割り当てのときに申請ができない、申請者の資格を欠いている。そ...全文を見る
○平岡委員 言っているのは、新規の人に枠が与えられるというのじゃなくて、新規という人の定義ですね。新規という人が、どういう人が新規なのかというときに、輸入の実績がなければいけないという、そういう制限をしているという、そこがやはり障害になっているんじゃないか、こういう意味なんですけ...全文を見る
○平岡委員 ちょっと答弁がおかしいように思うので、後で議事録でチェックした上で、また私の方から機会があれば質問あるいは質問主意書で質問していきたいというふうに思います。  それで、今回新たに対メキシコについて関税割り当て制度ということで協定の中に設けられたわけでありますけれども...全文を見る
○平岡委員 認識の違いかもしれませんけれども、関税割り当て制度については、いろいろなところでいろいろな批判がある、あるいはいろいろと疑惑があるというようなことも言われていることもあります。そういう意味で、制度はやはり透明、公平というものをしっかりと認識して運用していっていただかな...全文を見る
○平岡委員 今、大臣、引用というか引き合いに出して説明されましたけれども、WTO協定のどの規定がそれを示しているんですか。これは大臣じゃなくても、事務方でも結構です。
○平岡委員 今、小野寺政務官が言われた最初の部分ですね、自由貿易協定締結前とその後とで、これはそれぞれ、関税その他の通商規則が高度なものであるかまたは制限的なものであってはならない、こういう規定が多分関連する規定だというふうに思うんですけれどもね。ここに書いてあることはどういうこ...全文を見る
○平岡委員 確かに、WTOの解釈ではいろいろなことが考えられるのかもしれません。ほかの地域でもそういうことがあるのかもしれません。  それはそれとして、この関税割り当て制度というものが、貿易自由化という観点から見たときには、やはり我が国としてできる限りこういうものはなくしていく...全文を見る
○平岡委員 次の質問を、幾つか用意してあったんですけれども、時間がなくなったので、最後の質問です。  シンガポールとの経済連携協定については、もう既に二〇〇二年の十一月三十日から発効して、日本とシンガポールの経済関係はいろいろ変化してきているというふうに聞いていますけれども、こ...全文を見る
○平岡委員 終わります。
11月16日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、いわゆる無認可共済あるいは根拠法のない共済という問題について少し質問をしてみたいというふうに思います。  この問題については、既に昨年の当委員会でも議題に取り上げられているといいますか質問が行われておりますので、伊藤大臣...全文を見る
○平岡委員 そこで、ちょっとこの調査結果報告の中身を見させていただいたわけでありますけれども、これを見ますと、実は、調査をしようと思ったけれども調査への協力が得られなかったというところが何件かあると。特に、任意団体についていうと五十団体、任意団体による共済が四百二十二ほどあるとい...全文を見る
○平岡委員 今わからないということなら、それはそれである程度仕方ないんですけれども、ただ、問題意識を持って調査したわけでありますから、そういう相談があった業者と、そして調査に応じなかった業者というのが一体どういうふうに関係しているのか関係していないのか、こういうものがわからないと...全文を見る
○平岡委員 ということで、これは過去の議論もありますけれども、やはり金融庁に大きな問題が投げかけられているというふうに私も考えておるわけであります。政府の中でも今そういう認識が示されたということであろうと思います。  そこで、今度は金融庁の方にお尋ねしてみたいと思うんですけれど...全文を見る
○平岡委員 この委員会での審議等を通じていろいろ問題点が指摘されたということもあって、先ほど大臣が言われたようないろいろなことを金融庁としてもしておられるということは私も承っておるわけであります。  そこで、ちょっと警察庁の方に聞いてみたいんです。先ほど大臣の方からも、保険業法...全文を見る
○平岡委員 余り詳しいことを聞くつもりはないんですけれども、先ほど大臣の答弁でちょっと気になったんですよね。何が気になったかというと、保険業法違反の事例があれば捜査当局に通報するというような形で、実際にはこれまで通報したことがないのかあるのかよくわからない、ただそういう仕組みにな...全文を見る
○平岡委員 そうすると、警察庁、先ほど取り締まりの状況で私がお伺いいたしましたけれども、検挙の話はともかくとしても、金融当局からの通報を受けて、しっかりとそういう社会的に問題となっている事案に対しては警察庁としても対応しているというふうに言っていただけるんでしょうか。どうでしょう...全文を見る
○平岡委員 いや、警察庁としては、金融庁からの通報に対しては適切に対応してきているのかということを聞いているんです。もう一遍お願いします。
○平岡委員 適切に対応しているという話でありますから、適切に対応をしていただきたい。いただきたいというよりは、むしろ、社会的な問題が大きな問題として発生する前に、きっちりとやはり警察当局として、あるいは金融当局として、すべきことはしっかりとしていただかなければいけないということを...全文を見る
○平岡委員 今、ちょっと制度の仕組みの方が中心だったんですけれども、私の最終的な問題意識は、保険会社と同じようなことをやっておりながら、こういった任意団体が行っている共済に対しては何らの課税が行われていないというような事実が発生しているんではないか、もしそうだとすると、これは社会...全文を見る
○平岡委員 国税庁の立場としては、制度があればそれを適正に執行するという立場なんでしょうから、制度の問題についてとやかく言う立場じゃないのかもしれませんけれども、やはり問題意識としてはきっちりと、課税逃れ、課税の公平性という視点から問題があるのであれば、ちゃんとそれは制度を所管す...全文を見る
○平岡委員 今、金融庁が置かれている立場からすれば、私が問題提起していることに対して、素直にといいますか正面から答えてくれないというのは仕方ない部分もあるかもしれませんけれども、しかし、問題提起の部分についてはある程度しっかりと受けとめて、一般論だけで答えるのじゃなくて、しっかり...全文を見る
○平岡委員 ある程度正面からということではあるんですけれども、仕方ない部分もあるかと思います。  次の論点にちょっと移ってみたいと思いますけれども、さらなる論点の中で、一つの位置づけとしてこういうことが指摘されています。保険会社の提供する保険への加入が困難な者を相手方とする共済...全文を見る
○平岡委員 余り時間がないので、いろいろな論点を全部挙げるわけにいかないんですけれども、もう一つだけちょっとお聞かせいただきたいと思います。  規制対象外とするものの中に、小規模共済を規制対象外とするということについての考え方が示されているんですけれども、ただ、小規模ということ...全文を見る
○平岡委員 中身の話は時間がないのでこれでおしまいにしますけれども、これからどういうふうに進めていくのかについて、二、三、質問してみたいと思うんです。  十月五日には、論点整理されたものについてパブリックコメントを求められましたけれども、今回さらなる論点整理ということが行われた...全文を見る
○平岡委員 パブリックコメントについて言うと、さらにまた法案の段階でやるという可能性もあったりするのかもしれませんし、どの段階でやるかというのはいろいろな判断があろうかと思いますから、そこはある程度の皆さん方の判断に任せるというところがあっても仕方ないと思うんですけれども、やはり...全文を見る
○平岡委員 金融審議会の結果を早く出して、そしてそれに対応する制度的手当てをするということも当然大切なことなので頑張っていただきたいと思いますし、それともう一つは、この制度改正とは関係なくて、今実質的に保険業法違反になっているような行為に対しても、しっかりと情報連絡、通報というこ...全文を見る
12月01日第161回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  今回、一連の、証券取引市場でいろいろな事件が起こってしまいまして、投資家の皆さんの信頼性を失われるような事態が生じたことに対しては、非常に遺憾に思っております。こういう事態が発生した以上は、東証としてしっかりとした対応をとっていただ...全文を見る
○平岡委員 守秘義務の問題はありますけれども、二十一項目の中には、当然、普通の上場会社であれば親会社の情報として開示していなければならなかった情報というのもあるんだろうと思うんですね。そういうものについて開示をするという姿勢は、どうしても必要じゃないですか。どうですか。
○平岡委員 そういう姿勢で投資家の皆さんから本当にこの東京証券取引所が信頼を得られるかという点をしっかりと考えていただきたいというふうに思うんですね。  西武については上場廃止決定がされました。廃止決定されたのですけれども、廃止決定された後、つまり、上場廃止されたら東証はこの西...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間がないので。私が責任と申し上げたのは、冒頭申し上げましたように、事実の解明、投資家の皆さんに対してちゃんと事実を解明するという責任は依然としておありになるんじゃないか、上場廃止したからといって、もう後は知りませんよという立場に立つべきではないのじゃないか、...全文を見る
○平岡委員 これは大量保有報告書だけでなくて、公正取引委員会に対して提出している株式保有報告書でも実質株主で報告がされているんですよね。そういうことを考えると、日本テレビについて言うと、放置してきたというふうな公表の仕方をしていますけれども、知っていながらあえて隠した。先ほど言い...全文を見る
○平岡委員 冒頭申し上げましたけれども、今後の体制整備、再発防止というのは当然必要なんですけれども、起こった事実についてちゃんと解明し、それに対してしっかりとした処分を行っていく、これが必要なんだということを申し上げているわけであって、虚偽の有価証券報告書が提出されたということに...全文を見る
○平岡委員 上場廃止までやるかどうかということはまた別問題としてあるとは思うんですけれども、私が申し上げているのは、事実を解明し、その事実に応じた、しっかりとした対処をする、このことを求めているということでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  時間が来ましたの...全文を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  私は、有価証券報告書虚偽記載等の問題について質問させていただきたいと思います。  きょうの午前中の参考人質疑の際にも申し上げたんですけれども、今回のさまざまな事件というのは、証券取引市場の信頼性、投資家の信頼を失うというようなもの...全文を見る
○平岡委員 大臣、何を言っているんですか。公衆縦覧期間が過ぎているからどうのこうのという話を言っているんじゃないんですよ。  平成二年のときに、大量保有報告書を、相談を受けて、こういうふうにしたいということでやったということで了承している、実質に応じてやるんだということになって...全文を見る
○平岡委員 当時の、平成二年のときのこの大量保有報告書について、財務当局で相談を受けた人にちゃんと聞いて、どういうことだったのか、これは有価証券報告書との関係はどうだったのか、ちゃんと調べて報告してください。そうしないと、これはさっきも言ったように、事実関係をはっきりさせないと、...全文を見る
○平岡委員 らちが明かないのでこれ以上これはやりませんけれども、ちゃんと調べていただきたいということをお願いしたいということで、委員長、この問題、委員会としてもちゃんと対応するように求めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○平岡委員 次に、今回の有価証券報告書について言うと、西武鉄道あるいは日本テレビ、中部日本放送などのケースについて言うと、虚偽記載、形式的には虚偽記載に当たるというふうに私も理解しているわけですけれども、その程度はいろいろあるのかもしれません。証券市場にどれだけの影響を与えたのか...全文を見る
○平岡委員 形式的には虚偽記載ということに当たる事実ははっきりしているわけですよね。その後の背景はいろいろあるのかもしれませんけれども。これらについては、刑事事件にするかしないかにかかわらず、しっかりと……。この後結果を、どういう中身であってどういう対応をとったのか、その報告を求...全文を見る
○平岡委員 虚偽記載ということには形式的には当たっているので、これに対して当局がどのような対応をとったのか、これは、後日、私の方でしっかりとまた聞かせていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  それから、この有価証券報告書の虚偽記載の問題...全文を見る
○平岡委員 今、冒頭言われた、今まで権限を関東財務局が持っていたけれども、これを証券取引等監視委員会に移管するというような話でしたけれども、実はかつて、中央官庁の方で持っていた権限を、当時は証券局だったと思うんですけれども、財務局に移管するという形で有価証券報告書の審査機能という...全文を見る
○平岡委員 今回の事件の反省として、やはり審査体制というのをしっかりとつくっていくということをぜひ金融庁の方に、金融大臣の方に要請しておきたいというふうに思います。  次のテーマに移っていきたいと思います。  今回の事件について言えば、監査の問題がいろいろ取り上げられているわ...全文を見る
○平岡委員 そういうことを前提に再発防止のことを考えると、これはきちっと適用されていけばある程度防げるのかなと。ただ、今回の改正法でも、施行されてから七年間とか五年間とかというような位置づけになってまいりますから、必ずしもすぐに交代をしなければいけないという状況じゃないということ...全文を見る
○平岡委員 公認会計士が監査する部分はBSとかPLとかといって財務書類に関する部分に限定されているんだというのは、それならそれで別にいいんですけれどもね。では、大株主の状況というのは一体だれがチェックするんですか。だれもチェックしないという状況の中で、これは株式上場廃止基準に当て...全文を見る
○平岡委員 財務局が責任を持っているというなら財務局が責任を持っているというのでいいんですけれども、株式上場において非常に重要な項目、場合によっては上場が廃止されてしまうような項目、これについてチェックするのはだれであるのかということが明確な仕組みにしておかなければ、だれもが、い...全文を見る
○平岡委員 そういう答弁をされると、コーポレートガバナンスじゃなくてガバメントガバナンスが必要なのかというふうにも、周りから声が出ておりますから、これからもしっかりと、我々も政府に対して果たすべき責任を果たしていただくように要請していきたいというふうに思っています。  ところで...全文を見る
○平岡委員 この点は、私も午前中に東証にも言ったんですよ。実は大量保有報告書は実態に即している、今公取に出している株式所有報告書も実態に即している。唯一有価証券報告書だけが実態に即していない、株主偽造の報告書になっている。これはかなり意図的じゃないか、故意じゃないか、こういうもの...全文を見る
○平岡委員 先ほど言いましたように、どういう結果が出されるかに従ってまた私の方からその経過等について質問させていただきたいというふうに思っていますので、きょうはこれぐらいにしておきます。  あと、実は問題になっているケースとして、コクドの西武鉄道株式保有に係る株式所有報告書、そ...全文を見る
○平岡委員 実態が違うものを受け取って、公取としては、ちゃんと実態に即したものを提出せいという、そういう指導といいますか、そういうことをすべきじゃないかと思うんですけれども、どうですか。
○平岡委員 直ちに問題を生ずるものではないというならば、みんなそうなっちゃうじゃないですか。こういう情報をちゃんと集めて、そこから問題点がないかどうかを探っていくのが公正取引委員会の果たすべき役割だというふうに思います。  答弁に大変不満がありますけれども、時間が参りましたので...全文を見る