平岡秀夫

ひらおかひでお



当選回数回

平岡秀夫の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、大臣所信に対する質疑ということでありますけれども、私、きょうのテーマを自分なりに最近のテーマということで選んでみたんですけれども、やはり人権にかかわる問題というのが随分いろいろ課題としてあるなというのが実感です。  特に...全文を見る
○平岡委員 私もそう思うのでありまして、これまでも要求してきたとおり、柳澤厚労大臣の辞任要求というものをみんなで声を上げていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思っているということでございます。  そこで、大臣の所信の中にも、人権問題についていろいろ触れたところがございまし...全文を見る
○平岡委員 いじめがよくないことであるというのは、まさに今おっしゃられたとおりでありますけれども、それが大体、日本全体で、例えばどれぐらい広まっているというか問題になっているのかという問題の程度の認識ですね、まずお聞かせいただきたいのは。その程度の認識いかんによっては、何を今緊急...全文を見る
○平岡委員 非常に重大な事態であるという御認識をお持ちということで、ぜひ、そういう認識に立ってこれからいろいろな施策を進めていただきたいというふうに思うわけであります。  今年度補正予算で、いじめ問題についての対策ということで、法務省でも補正予算の中でしっかりと対応したいという...全文を見る
○平岡委員 ぜひ、こういった施策が本当にいじめの根絶につながるように、当局としても努力していただきたいということをまずお願い申し上げたいと思います。  それから、大臣の所信の中に、人権啓発ということについても、「充実強化に努めてまいります。」こういうことでございましたけれども、...全文を見る
○平岡委員 人権啓発というのは、基本的には、我々自身の問題として、我々自身が人権侵害をしているようなことはないんだろうか、あるいは私たちの身の回りに人権侵害が起こっているようなことはないんだろうか、そういうことを振り返ってみて、みずからが人権の重要性について認識をし、そして人権侵...全文を見る
○平岡委員 重ねてお聞きしますけれども、北朝鮮人権侵害問題啓発週間というのは、一体何を目的とした週間なんですか。
○平岡委員 さっきこの質問の冒頭に、人権啓発の目的は一体何なんだろうかということをお聞きいたしまして、それほど大臣とは考え方は違っていなかったと思うんですけれども、拉致問題がけしからぬことはけしからぬということではあるんですけれども、国民の皆さんに人権啓発をしていくときに、この拉...全文を見る
○平岡委員 今、大臣は、法務省は中心になっていないというような表現をされましたけれども、私がいただいた、どういうチラシが配られているのかというのを見たら、まさに法務省というのがやはり前面に出てきて、その後に、これを張り出すような省庁なのかもしれませんけれども、そういう省庁名が並ぶ...全文を見る
○平岡委員 私が持っている懸念というのは御理解いただいているというふうに思うんですけれども。  それで、全国各地で、十二月十日から十六日までの週間の間に事業が実施された。これは非常に意味があるといいますか、もともとの人権擁護週間というのがあって、それは十二月十日に終わる、一週間...全文を見る
○平岡委員 今、大臣の答弁の中に、北朝鮮の人権侵害問題について国民に広く広報することに努めたという話がありましたけれども、拉致問題以外の北朝鮮の人権侵害問題、具体的にはどんなことを国民に広報を努めたんですか。
○平岡委員 それは念頭に置いているのかもしれませんけれども、広報に努めた中身が、そんな強制収容所の問題とかあるいは脱北者の問題とか、一言も触れていませんよね。一体これは何の広報なんですか。拉致問題の広報をしているだけじゃないですか。人権問題に絡めて拉致問題についての広報をする、そ...全文を見る
○平岡委員 勝手に念頭に置いているだけで、本当に北朝鮮における人権問題について考えようという姿勢じゃないと私は思いますね、これは。  では、ついでに聞きますけれども、法務省でこの北朝鮮人権侵害問題啓発週間の間に使った予算というのは幾らですか。
○平岡委員 法務省は、全国の関係の人たちに対してどういう事業を実施したのかということの報告を求めているという立場ですよね。自分たちが幾ら使ったのかということもわからない。  では、どこの予算で使ったのか、どこの部局の予算を使ったのか、まずこれを答えてください。
○平岡委員 国内に人権侵害問題、人権問題がたくさんあるわけですよね。そういうところにしっかりとやはり努力をしてもらわなきゃいけないという中で、ある意味では、この北朝鮮人権侵害問題啓発週間というのは、本来は、この問題は、拉致問題の対策特別本部だとか外務省だとか、そういうところでしっ...全文を見る
○平岡委員 私の心配していることを理解していただいているということなので、大臣がそういう認識を持っていただいているのであれば、そう極端なことにはならないかもしれませんけれども、実は、これから聞く話としては、北朝鮮のミサイル発射事件というのが昨年の七月五日にありましたね。その後、在...全文を見る
○平岡委員 今、法務大臣と警察庁の方から具体的な数字を挙げて、どれぐらいあったのかということを報告していただきましたけれども、私も詳しい資料を持っているわけではありませんけれども、逆に、そういういじめを受けるとか、人権侵害を受けているだろうという被害者の人たちの方から見たときの数...全文を見る
○平岡委員 そこで、これは大臣の所信にも触れられているのでありますけれども、人権擁護法案、平成十四年に最初政府から提案されて、その後、紆余曲折があって、これからどうされるのかなということで私も関心を持っておりましたけれども、大臣の所信では、「人権擁護法案については、従前の議論を踏...全文を見る
○平岡委員 私が心配しているのは、現在、安倍総理という人が内閣のトップを占めているということです。安倍総理がこれまでどんなことをおっしゃられていたか。これは新聞報道でしかありませんけれども、幹事長代理のときに安倍現在の総理が言われた話としては、人権侵害の定義があいまいで果てしなく...全文を見る
○平岡委員 伺っておりますということだけで、この大臣の所信で今後も真摯に検討を進めてまいりたいということでは、前に進みそうな感じがしませんよね。総理がどんな考え方を持っているか、私は知りません。だけれども、真摯に検討してまいりますと。それは、ただ単に時間稼ぎをしているとしか私には...全文を見る
○平岡委員 いろいろ言われて、何も出ていないというのでは議論のしようがないんだけれども、例えば、人権侵害の定義というふうに今言われました。いろいろな文献を見ると、何か人権侵犯事件とかいう言葉も使われています。  実は、これは余り大きな声で言う話じゃないんですけれども、先日、大臣...全文を見る
○平岡委員 いろいろ議論があると言われるんですけれども、今、どこでどういう議論をされているんですか。
○平岡委員 今の答弁は、人権擁護局の中で、今、人権侵害の定義だとか人権委員会のあり方とかあるいは人権擁護委員の選任要件とか、こういうことを検討しているということですか。
○平岡委員 それだったら、人権擁護局の中でいつごろ結論が出ますか。人権擁護局の中で検討しているのなら、人権擁護局でまず結論を出さない限りは外には出ませんよね。それを出してもらわない限りは先へ進まない。  人権擁護局の中でいつ結論が出るのか、先ほど来のいろいろ課題となっている分に...全文を見る
○平岡委員 一生懸命考えていないとは言っていないじゃないですか、私は。いつできるんですかと言っているんですよ。ちゃんと示してもらわなければ、こんな、「今後も真摯に検討を進めてまいります。」というようなお題目だけを言っていたのでは、何ら大臣所信なんかになっていないですよ。  まず...全文を見る
○平岡委員 私が人権擁護局長をしかっても、多分人権擁護局長はそれぐらいのことしか答弁できないんだろうと思いますけれども。  まさにこの問題は、大臣、人権擁護局の中で議論を重ねたらできるという問題じゃないんですよ。まさにこれは政治決断の問題なんですよ。確かに、人権侵害の範囲とか人...全文を見る
○平岡委員 大臣の所信の中に、「従前の議論を踏まえ、今後も真摯に検討を進めてまいります。」こういうふうに言われている。これがお題目にしかすぎないというのじゃなくて、本当に真摯に検討した結果を、長勢大臣がいつまでやられるか知りませんけれども、この通常国会で内閣改造というのはないと思...全文を見る
○平岡委員 方向づけができればよいと思いますと何か他人事みたいに言われましたが、しっかりと取り組んでいく、しっかりと方向づけをしていくと。  さっきも私は言いましたけれども、この問題というのは、ある意味ではもう議論は尽くされているんですよ。議論は尽くされていて、最後は政治決断な...全文を見る
○平岡委員 余り言葉じりをつかまえるつもりはないんですけれども、大臣、この記者会見の中で、日本人の優しい思いやりを持って人情ある措置をした、こういうふうなことを強調したというふうに新聞に書いてあるんですね。諸般の事情を、積極要因、消極要因を考え、最後はそれなりの思いやりを持って判...全文を見る
○平岡委員 長勢大臣としては、安倍総理のリーダーシップを示すという意味で、これは安倍総理がリーダーシップを発揮してこういう措置を認めたんだというようなことを示したいという気持ちもあって、こういう表現をとられたのかなというふうにも思ったんです。それでちょっとお聞きしたわけですけれど...全文を見る
○平岡委員 断固とした措置をとる、そのこと自体は私も否定するわけではありませんけれども、大臣が常に断固とした措置をとるということで、こういう事案についてはあらゆるものについて認めないということであるならば、またちょっと大臣としての適性について私もどうなのかということを問わなければ...全文を見る
○平岡委員 例えば、このガイドラインを見ますと、積極要素としていえば、「本邦への定着性が認められ、かつ、国籍国との関係が希薄になり、国籍国において生活することが極めて困難である場合」といったようなものについて、「人道的配慮を必要とする特別な事情があるとき。」というようなものとして...全文を見る
○平岡委員 私も、むやみやたらと、困っているからといって全部救ってくださいと言っているわけじゃなくて、既に第一審でそれなりの判断が示されている。  先ほどちょっと言いましたけれども、在留特別許可に係るガイドラインの中でも積極要素として示されているような話として、例えば、判決理由...全文を見る
○平岡委員 ちょっと確認なんですけれども、控訴審に上がっているということ自体は事実でありますけれども、控訴審に上がっていると、やはり大臣としての判断を示してはいけない時期にあるということなんですか。大臣としては、いろいろな事象をかんがみて、このことについてはこういうふうにしようと...全文を見る
○平岡委員 つまり、今大臣が何らかの判断をして、この裁判について決着をつけるとともに、在留特別許可を出そうというふうに判断をすることは、法律的には可能であるという理解でいいわけですね。ただ、それをやるつもりがないという答弁を今されたということですね。ちょっとその確認だけとらせてく...全文を見る
○平岡委員 安倍総理にまた新聞でもよく読んでいただいて、総理に心配をしていただければ、総理も心を痛めておられたということを理由にしてそういうことができるのかもしれませんけれども、今の長勢大臣の答弁では、なかなかこの事案については日本人の優しい思いやりを持って人情ある措置ができる状...全文を見る
○平岡委員 このことについて、対応というか対処というか、何らかのけじめをつけるおつもりはあるんでしょうか。  特に、私は今担当の検事がという言葉があったのがちょっと気になるんですけれども、これは担当の検事さん一人が判断して起訴してこういう問題が起こったのではなくて、やはり組織的...全文を見る
○平岡委員 その三人の検事に対しては、どういうふうにこれから法務大臣としてはけじめをつけていきたいというふうに思っておられますでしょうか。
○平岡委員 それなりに対応というのがよくわからない。大体、けじめのつけ方というのは範囲があるんじゃないですか、ここからここまでの範囲内の中のどこだという。それなりと言われると、私もそれなりに質問をするというか、何かそれなりで常に逃げられて、これから常にそれなりそれなりと言って切り...全文を見る
○平岡委員 私も、こういう問題について、ミスもあるでしょうから、そんなに厳しい処分をお願いしますということではなくて、それだけ多くの検察官がかかわっておりながらこうした問題が見過ごされてきたということは、やはり基本的な民法の法律の仕組みというものが問題ではないか、そこのところで、...全文を見る
○平岡委員 いろいろな事例があると思いますから、いろいろな事例を取り出してきてどうだこうだという議論をしたら本当に収拾がつかなくなるので、よく挙げられている典型的な事例でちょっと議論させてくださいということを言っているんですね。  典型的な事例というのは、離婚して再婚しました、...全文を見る
○平岡委員 そういうふうに問題が所在しているのはわかっているんですよ。だから、検討してまいりたいというと、何を検討する、その検討する対象になっていることは一体何なんですかというのを聞いているんです、私は。何が解決されないと今言ったような問題が解決できないのか、そこを聞いているんで...全文を見る
○平岡委員 さっきも議論で実態調査とか、今大臣も、三百日以内に生まれたケースはどういうケースなのかとか、何とかかんとかいろいろ言われていましたけれども、本当にこれは実態調査が必要なことなのかどうか。私は、こんなの実態調査、別に必要ないと思いますよ。そういうケースがあることは事実な...全文を見る
○平岡委員 まさに、実態調査をしなくても、こういうケースの場合にはこういうふうに取り扱うのが適当であるケースというのはあり得るんですよ。  いみじくも、前の前の民事局長の答弁でも明らかになったように、この民法七百七十二条というのは二つ推定をしているんですよね。一つは、第一項の、...全文を見る
○平岡委員 私たちから見ると、大臣を信用していないわけじゃないんですけれども、実態調査をこれからやりますというのは、何か時間稼ぎをしているように思えてしようがないんですよね。何か嵐が過ぎ去るのを待っているのかな、そんなふうにも思えますね。(発言する者あり)いやいやというふうに与党...全文を見る
○平岡委員 私は今典型的なケースをちょっと問題に取り上げたんですけれども、典型的でないケースというのもいろいろあると思うんですね。最終的にこれが落ちつく先は何なのかといったら、やはり民法の女性の再婚禁止期間というのを見直さなきゃいけないんじゃないかというふうに私は思うんです。これ...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間がないのでだあっと読み上げますけれども、そういう立法趣旨であるならば、医学的な根拠が確保できる場合、例えば、これも医学的知識がないものですから勝手に私が頭で考えたものなので、後で医学的に否定されたらちょっとまた議論したいと思いますけれども、離婚時または再婚...全文を見る
○平岡委員 私もその法制審の議論をつぶさには知りませんけれども、大体法制審というのは、夫婦別姓の問題にしても、何か別な価値観みたいなものがあって、こういう、何のために見直すのかというところの視点がずれているケースというのは結構あるような気がしますね。そういう意味では、これ以上この...全文を見る
○平岡委員 時間がないのでもうやめますけれども、我々、これまでも何度となくこの通信傍受法、盗聴法の廃止法案というのを出してまいりましたし、現在生きている限りにおいても、濫用されていないということをしっかりと確認していかなければいけないと思っていますので、そのことを大臣にもしっかり...全文を見る
03月13日第166回国会 衆議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○平岡委員 我が党の同僚委員が質問のたびごとに申し上げておりますけれども、この委員会の開催そのもの、職権で強行的に立てられているということで、私たちは、この委員会、今すぐにでも流会して、お互いに真摯に議論ができるような状況になってから開会すべきであるというふうに思います。委員長、...全文を見る
○平岡委員 委員長が職権で開いているわけでありますから、そこは、まず委員長の見識を私は問わなければいけない。  委員長、今このタイミングというのは、何も職権でごりごりと委員会を立てて進めていかなければいけないような状況に至っているとは思えないんですよね。これは日切れ的法案であっ...全文を見る
○平岡委員 そもそもこの法律そのものが議員立法という形で年度の途中からつくられたので、もともと予算も用意していなかったものなんですよね。それにもかかわらず、こういうことをやるということになれば、当然どこかから捻出しなければいけない。その捻出する予算が、本来、人権擁護問題についてし...全文を見る
○平岡委員 さっき言った北朝鮮人権侵害問題啓発週間について、法務大臣が、法務省が中心的役割を果たしているわけですよね、中心的といっても単に窓口をやっているだけだという話があるかもしれませんけれども、窓口となってこの週間についてやっているわけですよね、このテレビコマーシャルが何のた...全文を見る
○平岡委員 そういう認識でしか大臣がないとすると、私は、これは極めて大きな問題が起こってくるという可能性を感じます。  そもそも、このテレビコマーシャルというものは、何か非常に変ですね。ある意味では、外交交渉が下手くそな日本政府が、要するに、自分たちの交渉がうまくいかないので、...全文を見る
○平岡委員 外交交渉がうまくいかないということをこんなことで当てつけをしている政府も政府だと思いますけれども、これによって多くの人権侵害の問題が逆に起こってしまうということに対しては、法務大臣、しっかりと本来の職責を果たしていただきたいということをお願いしたいと思います。  そ...全文を見る
○平岡委員 上告期限がきょうで、これから適切に判断するというふうに言われても、これから何を検討しなければいけないことがあるんですか、この限られた短い時間の間に。きょうということになったら、もうあと残りわずかの時間ですよね。何を検討しなければいけないんですか。
○平岡委員 逆に言えば、この時期だからこそ言ってもいいんじゃないですか。あと残されている時間はわずかじゃないですか。大臣としてこういう方針で臨んでいきたいということは言えるんじゃないですか。ここでどっちかの方向を言ったら、私にまたいろいろとがみがみ言われるから言えないということじ...全文を見る
○平岡委員 これまでの議論の経緯とか、あるいはこれまで大臣が日本人の非常に厚い心というものを示された他の案件との関係とか、いろいろ考慮しなければならないことはあるんだろうと思いますけれども、これまで委員会でもしっかりと議論させていただいておりますので、大臣の適切な判断をぜひお願い...全文を見る
○平岡委員 なぜ事務総長が来られないんですか、その理由をまず述べてください。事務総長がここに来られない理由。  与党の皆さんもちょっと考えてみてくださいよ。今、裁判所職員の定員法と執行官法の一部改正をやっている。これは、まさに裁判所の内部の問題そのものじゃないですか。この問題に...全文を見る
○平岡委員 国会法の中に、七十二条、「最高裁判所長官又はその指定する代理者は、その要求により、委員会の承認を得て委員会に出席説明することができる。」こういうことですよね。この「代理者」の中には事務総長は入っていますよね、委員長。(発言する者あり)委員長が判断したんだから。
○平岡委員 なぜ事務総長が来られないのか、ではそれを聞きたい。なぜ事務総長が来られないのか、それを教えて。なぜ事務総長がここに来られないんですか。事務総長は代理者になっている、代理者になっているにもかかわらずここに来ない。ということは、この二つの法案、事務総長は別に通してほしくも...全文を見る
○平岡委員 今の答弁は、私は非常に心外ですね。というのは、局長で答弁できるから局長が来ました、それだったら、この委員会、法務大臣、別に、局長、政府参考人がいれば答弁できるんだから、大臣は来なくてもいいという論理と同じじゃないですか。そんな論理でこの委員会を軽しめるとは……(発言す...全文を見る
○平岡委員 今、事務総長は、判事ですか、そうじゃないですか、何ですか。
○平岡委員 事務総長はこれまで判事だったことはありますか。
○平岡委員 それではお聞きしますけれども、裁判所法四十八条に、裁判官は、その意思に反して免官をされることがないと書いてあります。事務総長は、裁判官であったときから事務総長になるときにこの意思をどのように表明されましたでしょうか。
○平岡委員 それは、事務総長になる前に意向を聞かれたんでしょうか。事務総長になってから同意したということですか。何月何日、いつ、どういう人からどういうふうに聞かれてどうだったのか、答えてください。だって、裁判所法違反のおそれもある。(発言する者あり)
○平岡委員 そうすると、さっきからいくと、事務総長は判事じゃないから、今回の裁判所職員定員法の中で判事の数をふやすということについては関係ないということですね。  ところで、聞きたくもないんですけれども、事務総長に聞きたいんですけれども、きょう来ておられると言われている各局長さ...全文を見る
○平岡委員 お二人は、経理局長、総務局長になって判決は書かれましたか。
○平岡委員 今回、判事の員数を四十人増加することというふうになっていますけれども、判決も書かない人が判事の定数の中に入っているのはおかしいじゃないですか。先ほど、なぜか知りませんけれども、事務総長は判事じゃなくて事務官であるということでこの員数に入っていないようですけれども、判決...全文を見る
○平岡委員 大臣、この法案は政府が出しているんですよ。そして、その主管の省庁は法務省ですよ。そのトップは法務大臣ですよ。その法務大臣が、この四十人の中に経理局長とか総務局長とか判決を書かないような人が入っているということに対して、関係ない、知らない、わかりません、そんな答弁でいい...全文を見る
○平岡委員 今局長が答弁したことでいったら、では、事務総長は余りそういう判事としての経験なり識見みたいなものは必要ない、ただ、経理局長とか総務局長ぐらいになるとそういうものがないとやっていけない、こういうような整理がされているということですか。
○平岡委員 よく知られている話ですけれども、一般職の国家公務員とこの判事職とでは給与体系が大分違うんですよね。非常にいい給与をもらっているわけですよ。だから、例えば財務省の何とか局長さんと最高裁の何とか局長さんを比べると、大分給与の開きがあるのではないかというふうに私は思うんです...全文を見る
○平岡委員 研修所の教官なんかはかなりそういう専門的知識を必要とするということでしょうからそれはいいとしても、今言われた局長とか課長とか事務局長とかというようなのは、私は別に判事じゃなくてもいいと思うんですよね。だから、その分については定数を削減したところで今回の定員法を考えるべ...全文を見る
03月16日第166回国会 衆議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、実は、大臣には詳しい質問通告はしておりませんけれども、この趣旨は、私が大いに怒りを持っているということでございます。その怒りの内容は、これは大臣にとってみれば自分の責任ではないのかもしれませんけれども、昨日の憲法調査特別委...全文を見る
○平岡委員 上告を行わないということになりますと、その後、どういうことになるんでしょうか、どういうことを考えておられるんでしょうか。
○平岡委員 そのときにも議論しましたけれども、裁判は兄弟が対象であったわけですね。判決が出たのはお兄さんの方ということでありますけれども、妹さんの方についてはまだ裁判が係属中というふうに私は承知しておりますけれども、妹さんの方についてはどうなるんですか。
○平岡委員 この委員会でも何回か大臣と議論させていただいて、ガイドラインというものがあって、それにのっとって判断していくということでやっておられるというふうには聞いておりますけれども、諸般の事情にかんがみ、ぜひ私としては、お兄さんと妹さんが違う取り扱いになるようなことがないように...全文を見る
○平岡委員 そこで、ちょっと本題に入りますと、この問題については、昨年の三月十五日にこの法務委員会で同僚でありました枝野議員が、離婚後三百日以内の出産の推定規定については問題があるということで指摘させていただいて、当時は杉浦大臣だったんですけれども、杉浦大臣もいろいろと答弁をされ...全文を見る
○平岡委員 それは、逆に言うと、与党が大臣を信頼していないんですね。与党が安倍総理を信頼していないという、極めて、議院内閣制のもとではあるまじきことが起こっているというふうに言わざるを得ないですね。  大臣、しっかりこれから、どういう状況かというのを、大臣が直接私に説明する必要...全文を見る
○平岡委員 その話をしっかり聞いて、我々の対応をまた考えていきたいというふうに思います。  次に、政府広報の問題についてちょっと触れたいと思うんですけれども、裁判員制度に関する問題です。  これもこの委員会で何回か取り上げられておりますので、余り詳しいことを聞くつもりはありま...全文を見る
○平岡委員 そうしたら、それを私に教えるように、これもまた事務方に指示してください。実は、同じような内容のものは、最高裁判所では既にもう我々に早い段階で教えてくれているんですよ。それをいつまでたっても教えないというのは、これは私は、役所の怠慢か、何か隠そうとしているか、何か非常に...全文を見る
○平岡委員 よろしくお願いいたします。  次に、政府広報の一つとして、ここに、手元に、法務省が監修したDVDの「裁判員制度」というのがあります。これは、大臣はごらんになったことはありますか。
○平岡委員 このDVDはどうやったら手に入るんでしょうか。
○平岡委員 貸し出すことになっている。  例えば、私が、これはとてもいいものだからということで何本か購入したいと言ったら、購入できるんでしょうか。
○平岡委員 国会議員が頼んだら大量にいただけるけれども、一般の人が買おうと思ってもどこでも手に入らない、そういうのはやはりおかしいと思うんですよね。  ところで、大臣、これは、大臣が名誉塾長になっておられる、名前はちょっととりあえず差し控えておこうと思うんですけれども、昨年の十...全文を見る
○平岡委員 だれがどういうふうにしてお渡しされたということですか。
○平岡委員 大臣、これは本当に一般の人が手に入れようと思っても手に入らない、売っているわけでもない、貸し出しぐらいしかしていない、そういうものを私的なグループのゴルフコンペの参加賞に使って、もらってありがたいと思ったかどうかは別としても、これをつくるのにはそれなりに費用もかかって...全文を見る
○平岡委員 では、ちょっとついでに聞きますけれども、大臣、私が指摘した以外にも、ほかにも何か配っておられるんですか。
○平岡委員 では、今までに大臣が私的に配った数、どれだけ配ったのか、ちょっと今度資料で出していただけますか。(発言する者あり)
○平岡委員 ちょっと今、与党の人たちが変なやじを飛ばしていますけれども、そういう公私混同的な感覚を持ったやじは飛ばさないでいただきたいというふうに思います。やはり、これはあくまでも、私物じゃないんですから、政府の所有物ですから、どうそれを使うのか、どう配分するのかというのは、それ...全文を見る
○平岡委員 ちょっと大臣、申しわけないんだけれども、日本学術会議に検討を依頼された大臣がその存在を、これは新聞記事にも大きく出たんですよね、知らないと言うと、ちょっと話が前へなかなか進めなくなってしまうのでございますけれども、国内の業者が卵子バンクというのをつくって、ドナー、卵子...全文を見る
○平岡委員 今まで知らなかったというのも、だれの怠慢か私はわかりませんけれども、今大臣は、簡単に事例を説明しただけで、印象的には本当に問題があるということであろうという答弁だったと思いますけれども、もっとしっかりと関係事務方にも聞いていただいて、これに対して法務省としてどう対応す...全文を見る
○平岡委員 私もちょっと訂正させていただきたいんですけれども、さっき上告期限が二月の二十一日と言いましたけれども、あれは三月の十三日ということで訂正させていただきたいと思いますので、お互いにあいこにしておこうというふうに思います。  ということで、きょうは簡単にジャブでいきまし...全文を見る
03月22日第166回国会 衆議院 内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  法務委員会の立場から幾つか質問をさせていただきたいと思います。  組織的犯罪処罰及び犯罪収益規制法に基づいて没収・追徴保全命令というのが出されるわけでありますけれども、この問題については、新聞報道等でも、知らない間に口座が凍結され...全文を見る
○平岡委員 今、司法警察員の話についてはすべて請求をしたものについては保全命令が出され、そして公訴が提起されているということである、検察官についてはちょっと調査中でよくわからないということのようでありますけれども、新聞報道にも、知らない間に口座が凍結されていたということで、罪のな...全文を見る
○平岡委員 今の発言は、両方とも、いや、これで日本の国内の法制度としては完結したんだというんじゃなくて、引き続き、弁護士等の専門士業の分については、疑わしい取引の届け出について検討していくんだというような、あるいは協議していくんだ、そういう答弁であったということで、これはちょっと...全文を見る
○平岡委員 今の答弁であったように、FATFの勧告については、閣僚レベルでの交渉もしていない、ただ単に関係省庁の人が集まって交渉に行って決めましたというものであって、国内的にも、これが拘束力があるという問題について国会が承認するといったようなことも行われていないという実態があるわ...全文を見る
○平岡委員 正当性を訴えるといったって、何に基づいて正当性を訴えるんですか。対日審査のときに正当性を訴えると言われましたけれども、何に基づいて正当性を訴えるんですか。
○平岡委員 だから、何に基づいてそれを主張するのかということを聞いているんですよ。ただ単に、許容できるんじゃないですか、許容してくださいということを言うのじゃなくて、FATFの勧告のここに基づけばこういう取り扱いになる、これで我々としては義務を果たしているんだというような説明がで...全文を見る
○平岡委員 だから、現行の勧告で正当性が主張できるのならぜひそれをしてほしいというふうに思うんですけれども、先ほど来の答弁でいけば、現行の勧告に基づいて正当性が主張できる根拠が必ずしも明確に示されていないんですよね。だから、私が言っているのは、もし勧告に基づいて正当性が主張できな...全文を見る
○平岡委員 先ほどの小さく産んで大きく育てるという話は、これは自民党の中の話として報道されていますけれども、警察庁の幹部について言えば、士業も対象にすることは宿題として残されているんだということを明確に言っておるわけですよね。だから、そういう認識であるならば、幾ら正当性を主張した...全文を見る
○平岡委員 理解を得たいという立場に立つのなら、理解を得られるということをここで確約してください。理解が得られるという確約ができないのだったら、理解が得られない場合には勧告の見直しも含めて努力していくというふうに答弁してください。
○平岡委員 FATFの勧告を見直すということで我が国がイニシアチブをとれないというのは、政府の姿勢として極めて不十分だと私は思いますね。この点は、今ここで議論しても、多分今までの流れからいえば押し問答になるような気がしますから、これ以上は言いませんけれども、私は、もし対日審査の中...全文を見る
○平岡委員 提供する必要のない情報を金融庁でデータベースとして保管している、その必要性というのは一体何ですか。そんなものは必要ないんでしょう。本来の目的に基づいて届け出をしてもらったもので必要のないものが来たら、その必要のないものは消去する、削除する、そういう処理をすべきではない...全文を見る
○平岡委員 今の答弁に満足しているわけじゃないんですけれども、話の都合上、次へ移りますと、では、検察官等に提供された疑わしい取引に関する情報についてでありますけれども、これらの情報については、どのようにしてどれくらいの期間保存されているのか。この点について、国家公安委員長あるいは...全文を見る
○平岡委員 今までの取り扱いについて言うと、これは入国管理なんかのときにも指摘をさせていただいておるんですけれども、当局が法律に基づいて取得した情報について、これをデータベース化してさらに活用する、いろいろな情報と突き合わせることができるということでありますから、私は、こういう情...全文を見る
○平岡委員 本法には、これをどういうふうにして利用するのかということは何も書いてないんですよ。ただ単に収集をするということ、それを捜査に生かすというだけ、それだけしかないんです。先ほど言った部内的にどういう管理をするかというようなことについても、一切この法律の中では何の規制もない...全文を見る
○平岡委員 そういう答弁をしていただいたんなら、あえて資料等を求めたいと思います。  今回、この新しい法案によっていろいろな届け出がされたり通知がされたりする、その情報について、どのように保有し、どのように管理し、どのように運用していくのか、これについての全体像を示す資料を要求...全文を見る
○平岡委員 本来であれば、こういう問題については法律できっちりと原則を定めて、その原則の中でどういうふうにしていくのかということを、我々として、立法者として考えていかなければいけないというふうに思います。その立法がまだ出されていない状況の中では、とりあえずは行政府内で、政府の中で...全文を見る
○平岡委員 委員長、そんなに憮然としないでください。しっかりと審議をしたいと思いますので。  次に、この疑わしい取引について言えば、私が聞いているところによれば、疑わしい取引の届け出の、どんなものを届け出るのか、どういうものが疑わしい取引なのかというようなことについてのガイドラ...全文を見る
○平岡委員 いや、何も、主務省令で定めるとか、一方的に定めて、役所が考えていることをそのまま書けと言っているんじゃなくて、それぞれの業界の知見も活用する、業界への業務の影響もそれは当然勘案する、しかし、最後につくるのは、責任を持ってつくるのはそれぞれの主務官庁である。そうでなけれ...全文を見る
○平岡委員 溝手委員長は、法定という言葉を使われたから、法律で一々定めなければいけないというふうに受けとめられているのかもしれませんけれども、私は決してそんなことは言っていないんですよ。法律は法律でちゃんとした委任規定を置いて、それを主務省令、省令で定めればいいと、そこまでおりて...全文を見る
○平岡委員 業界の知見を活用することも、弾力的に運用することも、私は否定はしていないんです。ただ、先ほど言いましたように、行政処分につながったり罰則適用につながっていく話だから、しっかりとした基準は主務官庁が責任を持ってその対象を定めるべきだということを言っているんですね。  ...全文を見る
○平岡委員 必ずしも高くないと言われたって、我々はそんなもの、ちゃんと説明も受けていないので、それは一方的な御判断だろうと思いますけれども、少なくとも今の答弁で言えたのは、FATFの勧告の中では警察の立入検査については義務づけられているものではないんだということが明確になったと思...全文を見る
○平岡委員 これまでは行政機関がそれなりにやっているということで警察にはなかったのかもしれませんけれども、その事情というのは、別に警察がFIUになったからといって変わるものじゃないんですよね。だから、これまでのように行政機関がしっかりとやるという仕組みを前提として私は十分じゃない...全文を見る
○平岡委員 国家公安委員会、国家公安委員会というふうに言われますけれども、実態は、国家公安委員会というのは要は追認機関みたいなもので、警察庁がすべてのことを取り仕切っているんでしょう。溝手委員長も何かそんなふうな顔をされているじゃないですか、今。そういうような警察中心の立入調査と...全文を見る
○平岡委員 これまでの法制の中では警察の立入調査というのはなかったんですよ。今回警察の方にFIUが移っていくということで、何か無理やりつくってきた、この際、ある意味では火事場泥棒的にこんなものをつくろうとしているというふうにしか私は思えないですね。しかも、令状主義に反する危険性、...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 外務委員会 第5号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、外務委員会の質疑ということではありますけれども、私は、法務委員会と外務委員会の連合審査をすべきであるということで要求をいたしておりましたけれども、いろいろ時間の制約等もあって、出張して質問するというふうな形になりました。ち...全文を見る
○平岡委員 今の大臣の答弁でも、積極的な意義を見出しておられるということで、それはそれとして私たちと同じような考え方だと思います。  それでは、お聞かせいただきたいと思うんですけれども、このICCローマ規程について言えば、一九九八年のローマ外交会議で採択をされたわけでございます...全文を見る
○平岡委員 全然理由になっていないですね。優秀な法務省と外務省の役人が、今説明されたような国内法との整合性とかICCの法廷でのいろいろな違反に対する処罰とか、これを検討するのに五年も六年もかかるということはあり得ませんよ、大臣。大臣はどういう立場でこの国際刑事裁判所を見ておられた...全文を見る
○平岡委員 見解を異にするというのは、どういうふうに異にするんですか。異にするのなら異にするで、なぜ、どういうふうに異にするのかというのをちゃんと言っていただかないと、議論が進まないじゃないですか。
○平岡委員 そうだとすると、大臣が先ほど答弁されたような中身でこれまで批准がおくれてしまったということを、自分も本気でそう信じているということですね。  それでは、ちょっと例が悪いかもしれませんが、松岡農水大臣の事務所費の問題とか光熱水費の問題で、松岡大臣が答弁しているというこ...全文を見る
○平岡委員 それぞれの国によって事情が違う、確かにそのとおりなのかもしれません。大臣が調べられた、大臣が調べるように指示されたのかもしれませんけれども、アメリカ、ロシア、中国の加入していない理由というのは、比較的本音ベースがあるかなと、アメリカなんかについて言えば。それに比べると...全文を見る
○平岡委員 ぜひ説得力のある努力をしていただきたいということをお願い申し上げたいと思います。  それで、法務委員会との連合は実現できませんでしたけれども、法務委員会からわざわざやってまいりましたので、国内法制との関係を少し議論させていただきたいというふうに思います。  条約の...全文を見る
○平岡委員 補完性の原則ということを言われましたけれども、逆に言うと、その補完性の原則が適用されるということになったときに、我が国の国民が、例えば先ほど指摘したような文化財への攻撃に対する未遂罪で、これは日本では犯罪になっていないから日本では裁けない、そうなったらICCが出てこな...全文を見る
○平岡委員 ここは本当は理論的にちゃんとしておかなきゃいけないところだと思うんですよ。今の答弁の中で、実際には生じないだろうと想定されるからとりあえず国内法制化はしておりませんというのは、私は、やはり一つの対応なのかなというふうな気もしないでもないんですね。だけれども、理論的には...全文を見る
○平岡委員 ちょっと長い答弁で、今全部正確に理解できていない可能性があるので、議事録をちゃんと読み直して、しっかりとまた質問をさせていただきたいというふうに思います。そういう意味では、この点については、私としては、私の見解を出すということについては留保させていただきたいと思います...全文を見る
○平岡委員 今言われたように、全部が問題だと言っているんじゃなくて、証人等買収、特に、証言をしないことについて金銭その他の利益を供与するといったような、そのところが問題になっているわけですね。今の説明では、私が指摘したところについては全く話が通っていないと思いますね。  一般の...全文を見る
○平岡委員 ちょっと私の理解とは違いますけれども、そこはちょっと私も確認した上でまた質問させていただきたいと思います。  私が期待していた答弁というのはそういう答弁じゃなかったんですね。どういう答弁を期待していたかというと、附則の第一条の施行期日のところに、五十五条、五十六条の...全文を見る
○平岡委員 要するに、私が言ったことは間違っていないということですよね。何かいろいろ前段階が長かったので何が言いたいのかよくわからなかったんですけれども、私が期待していた答弁は、そのとおりですということでいいんですね。
○平岡委員 条約刑法の方は、これから、どういう段階なのか知りませんけれども、まだ審議が終わっていない案件でございますから、そちらの方でしっかりと議論するということになるのかもしれません。そういう意味では、五十五条がそのままぱっと施行されるということではないということで、議論はこれ...全文を見る
○平岡委員 その答弁は法務委員会でもされてはいるんですけれども、もしそういう答弁でいかれるというのであれば、法務委員会での議論を踏まえて、与党が修正案あるいは修正試案というのを出してここのところについて直しているんですから、それを踏まえた法案をちゃんと提出されたらいかがですか。ど...全文を見る
○平岡委員 提出したものを直すというのはなかなか勇気が要る話ですから、できるとは思っていませんけれども。  これも、いずれにしても附則の一条のところで、五十六条の規定、これはしかし、五十五条に該当する行為に係る部分に限ると書いてあるのでちょっと制約はされてしまうのかもしれません...全文を見る
○平岡委員 それ一つだけ言われたんじゃ、ああそうか、日本人は関係ないんだな、これは日本人に適用される法律じゃないんだなというふうにちょっと思っちゃうんですけれども、日本人がかかわるような場合で何かあるんじゃないですか。これはもうきのうしっかりと事前に、どういうふうに日本国民にかか...全文を見る
○平岡委員 今の例は、この法律が適用されないケースを言っているんですよ。されるケースを聞いたんです。  例えば、傭兵として働きました。傭兵というのは、例えばその国が戦争をする。戦争そのものは犯罪じゃないんですよ、その国においては。そうしたら、人を殺すことが英雄とされる戦争におい...全文を見る
○平岡委員 今のは多分おかしいですね。もうちょっと詰めてくださいね。  例えば、自衛隊がイラクに行って何か正当な業務をしていて人を殺しちゃったというようなときに、これは、国内法に照らせば、人を殺したんだから、殺人だからといってやることは多分ないんですよね。それと同じように、外国...全文を見る
○平岡委員 ちょっと、私の答弁というのは気になるので、政府としての見解を出してください。  傭兵といったっていろいろあると思うんですよ。例えば、私もわかりませんけれども、個人的なグループに雇われているようなケースもあれば、フランスの傭兵というのは何か正規な軍隊みたいな扱いとして...全文を見る
○平岡委員 大臣にお約束いただいたので、私の質問はこれで終わります。
03月28日第166回国会 衆議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○平岡委員 ちょっと定足数が足りていないような気がするので、定足数の確認をお願いできますか。  ちょっと時間をとめてください。
○平岡委員 ちょっとそろわないみたいですから、休憩を宣していただくように要請します。
○平岡委員 大事な法案でありますから、与党の方々もしっかりと質問もしていただきたいと思いますし、今倉田先生から大変いい質問がありましたが、時間が足りなかったようでありますから、倉田先生、またしっかり時間をとっていただいて、政府の法案について問題があるときにはやはり国会としての立派...全文を見る
○平岡委員 報道等によれば、昨年の十一月三十日に日本学術会議に審議を要請されたということとあわせて、ことしの一月に入ってから検討委員会というのが開かれて、一年を目途に方向性を出していくというような報道もされているわけですね。今その点については特に触れられませんでしたけれども、今回...全文を見る
○平岡委員 大臣から、明確な方針といいますか、こういうふうにやるんだという意図表明がなされないのはちょっと寂しい限りでありますけれども、しっかりと取り組んでいただきたいとは思います。  もう一つ、民法七百七十二条の問題についてであります。  三月十六日に、何か政府と与党との間...全文を見る
○平岡委員 きのうもちょっと来てもらっていろいろ説明を受けましたけれども、検討の方向性すらもまだ決められないという感じなんですよね。これはちょっと幾ら何でもひどいな。こういう検討の方向性のもとで、今こういうことを、現実的に対応可能かどうかということを詰めていますとかというなら、あ...全文を見る
○平岡委員 数のとり方そのものもまたいろいろと問題を指摘される方がおられますので、今大臣が示された認識というものをしっかりと我々としても検証した上で、この点については議論をさせていただきたいというふうに思います。大臣がそういう数字を挙げられて、改善をしてきているんだというふうに言...全文を見る
○平岡委員 確かに、この最終見解に書かれていることは、我が国の少年司法の仕組みというものが万国共通なわけではないので、それぞれの外国の担当者の受けとめ方というのがいろいろあって、正確な表現になっていないということもあるのかもしれません。  ただ、言えるのは、二〇〇〇年の少年法改...全文を見る
○平岡委員 私は、あのときの議論の中でも、原則と例外を逆転させるという発想の中で、ある意味では原則と言われるものにかなり流されてしまうんじゃないかという懸念を持ったんですけれども、案の定、計数的に見ると、逆送された件数というのが非常に急増しているんですよね。そういう状況を見ると、...全文を見る
○平岡委員 配慮しているという言葉で片づけられたのでは、ちょっと我々も、本当に実態がよくわかりません。確かに、配慮しているという気持ちは持っておられるかもしれませんけれども、その結果が果たして出ているのかどうか、それから、制度的に配慮しているだけでは十分な対応ができないというケー...全文を見る
○平岡委員 今大臣が言われたことも私もわからないわけではないわけでありますけれども、そこで、根本的に、翻って考えてみると、原則逆送のような形で刑事裁判に持っていくんだというところ自体が、やはりもう一度問われなければいけないんじゃないか。つまり、公開で行われる刑事裁判ではなくて、や...全文を見る
○平岡委員 こうして抽象的、一般的に議論しているときはそう大きな違いもないような気もするんですけれども、いざ具体的な法律改正になってくると、何でここまでしなきゃいけないんだ、今、現行法のもとでもやることはもっとたくさんあるんじゃないか、あるいは現行法のもとでやらないで怠ってきたこ...全文を見る
○平岡委員 個々の改正事項についての妥当性というのはこれからまた議論していきたいと思いますけれども、今ざっと大臣が言われたことについて私もざっと感想を言わせていただくと、警察の調査権限の拡大について言えば、何でここまで一挙に拡大しなければいけないのか、根拠を明確にするというなら明...全文を見る
○平岡委員 一般的な話としての凶悪犯罪の低年齢化があるというような認識には立っておられないということのようでありますけれども、大臣が、いわゆる触法少年による凶悪重大な事件も発生するというふうに指摘しているものの中には、いわゆる長崎事件とか佐世保事件というような、十四歳未満で重大な...全文を見る
○平岡委員 ちょっと今大臣が、何もしなくてもいいという根拠はないというような趣旨のことを言われて、ちょっと全体の脈絡の中でとらえなきゃいけませんけれども、私は、何もしなくてもいいということを言っているのじゃなくて、現行法のもとでもきちっと対応できていないところがあるのではないか、...全文を見る
○平岡委員 一般的に指摘されている問題ではありますけれども、これから触法少年あるいは虞犯少年に対する調査権限の議論をするときには、当然こうした問題もあわせて考えていかなければいけないという意味においてちょっと指摘させていただきましたので、これについてはまた後刻しっかりと議論をして...全文を見る
○平岡委員 今大臣が可視化が適切でないという理由として挙げられた理由というのは、この委員会でも一般の刑事事件について言われていることと余り違いがなくて、特に少年の場合はその影響が大きいんじゃないか、そういう指摘なわけですね。我々は、そうじゃなくて、少年事件の場合は、逆に、取り調べ...全文を見る
○平岡委員 そういう取り扱いがされているということの是非というのはまたあるんだろうと思いますけれども、そういう取り扱いがされているということであるならば、それを前提にして、これからまたちょっと修正問題についても議論をしていきたいというふうに思います。  そこで、今回の改正の大き...全文を見る
○平岡委員 いわゆる触法少年について言えば、現在でも警察はいろいろ、調査といいますか、調べることはやっているんだろうと思いますけれども、それは権限なくやっているという理解なんですか。多分、そうではなくて、何らかの法的根拠に基づいてやっておられるんだろうというふうに思いますけれども...全文を見る
○平岡委員 強制調査権限の方はとりあえずおくとしても、今までの法律で権限としてはあるんだということであるならば、それをもっと明確にしていくといいますか、明確というのは、こんな形でやるというんじゃなくて、もっと周知徹底されるような形で考えていけばいいんじゃないかという気がするんです...全文を見る
○平岡委員 ちょっと今の議論を聞いていると、少年に対してとるべき措置について考えるためというふうに言われたんですけれども、十四歳未満の子供たちについて言えば、そういうトータルな役割を果たすというのは、何も警察じゃなくて、児童相談所なり児童福祉施設といったようなものが中心となってや...全文を見る
○平岡委員 それが中心となることは、確かにそうなんだろうと思いますけれども、さらに要保護性に関する部分への調査にまで及んでいくということとあわせて考えると、警察が何らの制約もなく調査に入ってしまう、そういうことで、これまでの児童福祉の観点あるいは少年の健全育成という観点からしても...全文を見る
○平岡委員 一定の場合には警察の調査権限が触法少年に関する事件に及ぶということ自体を否定するつもりは私はないんですけれども、ただ、やはりそこは、おのずと警察としての制約があるでしょう。例えば、児童相談所とか家裁とかにどう持っていくかという事実関係の調査というふうなところ、それから...全文を見る
○平岡委員 今説明されておられること、運用の実態がどうなっているかということも、我々としてもなかなかチェックするのが難しいという状況ではありますけれども、いずれにしても、今回、こういう調査権限を明確にするという法律改正をしようとする中で、本当に今言われたようなことが実行できている...全文を見る
○平岡委員 そこを確認させていただいて、きょうは質問通告していませんので、また、家裁による調査あるいは審判以前の問題として付添人のあり方を議論させていただきたいということで、ちょっと予告だけさせていただきたいというふうに思います。  次に、警察の調査権限の中で、もう一つは、虞犯...全文を見る
○平岡委員 先ほど指摘させていただいた国連子どもの権利委員会の対日審査の最終見解の中でも、こういう五十四項の(f)というところに、今回改正されようとしていることを予想して出ているのかもしれませんけれども、問題のある態度をとる児童を犯罪者として取り扱わないよう確保することというふう...全文を見る
○平岡委員 ちょっと細かい質問になってしまうかもしれませんけれども、今回の改正法案の六条の二のところに、虞犯少年あるいは虞犯少年である疑いのある者を発見した場合について調査の対象となるのが、事件について調査をするということになっているんですけれども、我々は、一般的に、事件というと...全文を見る
○平岡委員 まさに、そういうような説明をされると、一体、事件というのはどこからどこまで入るということがどこで明確にされているのか、よくわからないんですね。虞犯少年について、この事件を明確にすれば調査の対象にしてもいいと言うつもりは全くありませんけれども、それほどかように虞犯少年に...全文を見る
○平岡委員 今回の改正は、虞犯少年に対する、さっき言ったように、事件に対する調査とかという形で、一体どこまでが調査の対象になっているのかがよくわからない。非常に幅広過ぎるのではないか。さらに、どういうやり方をするのかということも、どこまでやるのかということもよくわからない。つまり...全文を見る
○平岡委員 今大臣が、調査の結果、そういうものではないケースもあり得ると言われたので、どういうケースがあるのかというのがちょっとよくわからないので、もう一遍答弁を法務省の中で検証していただきたいと思うんです。  あくまで私が今問題にしているのは、虞犯少年あるいは虞犯少年の疑いの...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案の審議ということでございます。  当然のことながら、この法案を審議するに当たっては、その前提条件となっている米軍の再編問題についてしっかりと議論をしておかなければいけないとい...全文を見る
○平岡委員 幾らかかるかわからないけれどもとりあえずは合意してほしい、その後ちびちびとやっていきますよ、こういうような話なのかもしれませんけれども、ちびちびとやっていく段階になったら、今度は、いや、それは総論として、方向性としてもう既に合意されている話ですから、それに基づいてやっ...全文を見る
○平岡委員 トータルとしての積算ができないんだったら、我々もトータルとして、今回の法案についても判断ができないと言わざるを得ないですよね。だから、トータルのものが大体どれぐらいかとやはりちゃんと示すべきだと私は主張したいと思います。  特に、予算委員会で何かいろいろ言われたと言...全文を見る
○平岡委員 いや、大臣、私は何も何千何百何十何億円ぐらいかかるとか、そんな細かいことまで出せと今言っているんじゃないんですよね。三兆円ぐらいだとか五兆円ぐらいだとか、それぐらいのところで、大体このぐらいかかるんですよという話をまず示すべきではないか。そうしないと、幾らかかるかわか...全文を見る
○平岡委員 今、国内はということで国内の話をされたので、国外についても基本的な考え方があるのであろうと思いますけれども、国外といえば多分、グアムへの移転の話しかないだろうと思いますので、グアムの話にちょっと。  では、グアムについては、どういう考え方に基づいて費用負担というのが...全文を見る
○平岡委員 今、交渉した結果としての話をされたので、私はその原則を聞いたんですね。日本側の費用負担というのはどういう原則に基づいて行われているんでしょうか。どういう考え方に基づいて行われているんでしょうか。何かそのお考え方、あるんでしょうか。
○平岡委員 今のは、逆に言うと、日本側が費用負担をすることになったものについて、どういうふうな形でやるのか、真水でやるのか、融資でやるのかというその仕分けの考え方であって、私が聞いているのはその前の段階の話ですよ。全体としての費用というのがあって、そのうち日本側が費用負担するとい...全文を見る
○平岡委員 ちょっと今のは、生活環境については日本側の負担と言われましたけれども、司令部庁舎とか隊舎というのは、これはどういう位置づけになるんですか。
○平岡委員 その是非はまたちょっと議論させていただきたいと思いますけれども、そういう考え方でやったんだというのを、ちゃんと資料でまたいただきたいと思います、考え方ですね、基準。  それで、さらに言うと、これは、結果としては先ほど久間大臣が言われたような費用負担になっているわけで...全文を見る
○平岡委員 これはODAですか。アメリカに対するODA、政府開発援助として支出するという位置づけですか。
○平岡委員 私は、この真水で支出する分についてもぜひ法的根拠を明確にしてやるべきだというふうに思いますね。予算で計上したからそれでいいんだという考え方じゃないと思います、これは。つくったものはアメリカの国有財産になる、そういうものを我が国の真水、税金でつくってさしあげるわけです。...全文を見る
○平岡委員 久間大臣もそういうお立場に立っているから今の話かもしれませんけれども、自民党総務会長時代に、アメリカの領土に日本の税金で米軍住宅を、まあ、これは米軍住宅じゃ今度はなくなりましたけれども、真水部分は例えば隊舎とか学校等生活関連施設なんかになりましたけれども、米軍住宅を建...全文を見る
○平岡委員 米軍住宅は個人として使われる、それは当たり前ですけれども、例えば国家公務員宿舎、これも別に、住宅として使われていますけれども、日本の国有財産ですよね。当然そこは、国家公務員が勤務をするために使わなければいけないという意味においては、司令部であろうが学校等の生活関連施設...全文を見る
○平岡委員 まさに、私は久間大臣の感覚が正しいと思いますね。条約上の解釈としても正しいと私は思いますね。  そういうことを、こういうような防衛省が出した資料に基づけば、アメリカ軍は、別にどこのアメリカ軍はどういう義務を負っているかというのは条約上は区別されていないわけであります...全文を見る
○平岡委員 しかしながら、そういう考え方に基づいてやっても、今度、例えば名護市の話であるとかあるいは岩国市の話であるとか、政府の説明によれば、国全体としては負担は軽減されたけれども、地域によっては負担が大きくなってしまったところがある、こういうような話ですね。その負担が大きくなっ...全文を見る
○平岡委員 今のあれは、私は物すごく気になりますね。では、協力をしないということならば、こういうものについては何も支援もしないけれども、協力しないということなら、わかりました、ではあきらめて別のところを考えます、こういう理解でいいですか。
○平岡委員 それでは、それをどういうところに対してやるんですか。どういうところに対してそういう支援をするんですか。
○平岡委員 私は、負担がふえるところに対して、ふえるということに見合った支援をしていく、援助をしていく、補てんをしていく、そういう考え方がやはり基本だと思いますね。  だから、受けるのなら出すけれども、受けないなら出さないとかという話になったら、では、受けなければ来ないんだな、...全文を見る
○平岡委員 いや、私が言ったのは、負担というのはどういうものを考えるかじゃなくて、負担の増加、影響の増加に対して、それを救済していくというか、補てんしていくというか、何らかの措置を講じていくという、その措置としてはどういうものが考えられるんでしょうかと。今回の特別措置法案の書いて...全文を見る
○平岡委員 ちょっと地元的な話になって恐縮ではありますけれども、地域的にいうと、例えば岩国なんかでいけば民間空港としても使いたいという要望があって、これが認められるか認められないかというのは、例えば受け入れなければ認められないのじゃないかと。つまり、これは地元負担の増加に対する見...全文を見る
○平岡委員 別の配慮というのがどういうものなのかというのはちょっとわかりにくいところもありますけれども、そこはちょっときょうは、余談的な話なのでとりあえずおいておいて、時間がないので法案の中身について入っていきたいというふうに思います。  この法案について、私は、大きな問題の一...全文を見る
○平岡委員 私の質問に答えていないので、私は、政令委任がどういう中身になっているのかというのを出してくれと言っているんですよ。それは出せないんですか。政令委任をしている中で、どういうことが政令に書かれるのかということを至急出してくれ、法案審議のために出してくれと言っているんですよ...全文を見る
○平岡委員 可能な範囲で提出されるものがどんな中身なのかというのは、ちょっと見てみなければ、我々としてそれでこの法案の審議に十分なものであるかどうかというのはわかりません。  確かに、言われるように、法律ができ上がってからでないとできない部分も技術的にはあるだろうと思うんです。...全文を見る
○平岡委員 シュワブの話はされましたけれども、私、ほかにもいろいろあるんだろうと思うんですね。  だってこれは、再編関連特定防衛施設というのは何なのかと書いてあるのは、「駐留軍等の再編として、駐留軍若しくは自衛隊の部隊若しくは機関の編成が変更され、又はそれらが新たに配置されるこ...全文を見る
○平岡委員 大臣、ちょっと申しわけないんですけれども、本当に、これは物すごく隠しているんじゃないかというふうな疑いを持たれるんですよ、今のような答弁をされると。  私は、これは客観的に、大分決まっているものが既にあって、例えばこういうもの、だけれども、最後に指定するという行為が...全文を見る
○平岡委員 何も私は、全部網羅してくれ、一つも漏れちゃいけませんとか、これから一つもふえてはいけませんとか、そんなことを言っているんじゃないんですよね。今現時点で考えられる、この法律の対象となる可能性のある、いろいろなこういう、再編関連特定防衛施設であるとか、あるいは再編関連特定...全文を見る
○平岡委員 ここで押し問答していても仕方がないので、私、これは出せるはずですから、出していただくことを要請したいと思います。委員会として出してもらうように要請すること、委員長、よろしいでしょうか。
○平岡委員 本当に今までの審議を通じて思うんですけれども、何か隠そう隠そうと。つまり、政令の話でも、すべて、政府は勝手に物事がこれからできるようにしよう、国会のコントロールが及ばないように自分たちだけでやろうというような、そういう姿勢が感じられて、私はすごく嫌な感じがしますね。そ...全文を見る
○平岡委員 今の答弁、ちょっとひどいじゃないですか、政令をつくる段階で決めていきたいと。政令をつくる段階で全額はどのぐらいかというのがわかるけれども、今はわかりませんということですか。何かちょっとひどい答弁だぞ、それは今。
○平岡委員 なぜ今できないんですか。政令をつくる段階ではできて、なぜ今そういう基準というものをある程度示せないんですか。
○平岡委員 大臣、これは大臣が答えてください。この法律は公布されたらどれぐらい後に施行されるんですか、大臣、答えてください。
○平岡委員 三カ月以内に施行するというときには、政令はできているんですよね。三カ月たてばできる話が、今この法案の重要な法案審議をするときに示せないというのはおかしいじゃないですか。そんな法案審議というのはやはり国会軽視ですよ。どうですか。  こんな話は局長に答えてもらう話じゃな...全文を見る
○平岡委員 大臣、金額が決まるとかいう話をされましたけれども、ちょっと話がかみ合っていないと思うんですね。それは、ことしの、来年度予算の五十一億についてどこにどうやるかという話は確かにそうなんですよ。私が聞いているのは、総額どのぐらいの再編交付金というものを考え、どういうところに...全文を見る
○平岡委員 交付先もわからない、どれだけの金額になるかもわからない、そういうことで、とにかくこの法律を通してくれというような姿勢というのは、ちょっと我々は国会としてなかなか承服できない気がしますね。ちょっとまた、これは時間がかかってしまうのであれですけれども。  そこで、この法...全文を見る
○平岡委員 多分それも、六条の「政令で定めるところにより、」という、政令で定められるのだと思いますけれども、先ほど、提出していただく政令の内容の事項について、ちゃんとそれを説明した資料を出してください。  それを前提に、では、地元市町村の受け入れ表明、具体的には何を指すんですか...全文を見る
○平岡委員 だから、それこそ本当に、政府のさじかげんで物事が決まってくるというふうに私は言っているんですよ。  私は、もっとちゃんとした、客観的な基準に基づいて客観的に判断していくという、その姿勢をこの法律の中でちゃんとしていかなければ、本当に政府は、あるときはあめを振りかざし...全文を見る
○平岡委員 だから、政令をつくるときには、当然の当たり前の話なんですけれども、国会で審議するに当たって、どういう仕組みになるのかということを国会議員がちゃんと、国会が判断できるものになっていなければ、これをつくって、後で政府の方が勝手に何か地方公共団体いじめをするような仕組みがで...全文を見る
○平岡委員 そういう前提として物事を考えたときに、何かこれは、報道では防衛省の首脳と書いてありましたけれども、ある人に聞いたら守屋事務次官だそうですけれども、来年度予算に関連して、来年度は岩国市とか名護市には再編交付金は出さないということを早くも何か自分で決められて、何の権限があ...全文を見る
○平岡委員 だから、法令上もあり得ないことが語られているから問題にしているんですよ、我々は。そういう事実はなかったんですか。法令上もあり得ないということではなくて、事実があったのかなかったのかを聞いているんですよ。  私は、いろいろ直接的な情報もいただきましたけれども、公表され...全文を見る
○平岡委員 事実があったかなかったかというのを証明するというのはなかなか難しいのかもしれませんけれども、大臣もいみじくも言われたように、そんなことは法令上もあり得ないということなので、私は、この報道が事実としたら、あるいは私が聞いた話が事実だとしたら、これは守屋事務次官に対して厳...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  最初に、法律の呼称について保岡委員にちょっと抗議を申し上げたいと思うのでありますけれども、保岡委員は先ほど併合修正案の趣旨説明の中で、「国民投票法案については、」ということで、この法案を国民投票法案というふうに呼んでおられるわけであ...全文を見る
○平岡委員 今の保岡委員の答弁は、事実上の拘束力があるようなものをつくるのは憲法違反の疑いがある、要約すればそういうことですけれども、それは今回附則で盛り込まれた、憲法改正を要する問題及び憲法改正の対象となり得る問題についての国民投票制度だって同じですよね。これを実行すればそれな...全文を見る
○平岡委員 憲法改正に重大な影響を与えるかもしれない予備的な国民投票制度がいつまでにできるかよくわからない、とにかく、とりあえずこの憲法改正手続法案を成立させていただいて、後から考えますというような位置づけというのは、私はおかしいというふうに抗議を申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る
○平岡委員 今の船田委員の説明を聞いていたら、私は、選挙権年齢が十八になればそれで出発できるということで、こんなにたくさんその他の法令の規定とか何たらかんたらというようなことを述べているのは、まさにこれはやらないということを宣言しているのじゃないかというふうに思いますね。  さ...全文を見る
○平岡委員 先ほど言いましたように、やはり憲法に書かれていることをできるだけ忠実に考えた方がいいと私は思うんですね。というのは、もし投票をやって、限界的な事例のときにこの投票が無効か有効か争いになった場合、今回、無効の事由についてはこのことが入っていませんけれども、例えばこの憲法...全文を見る
○平岡委員 はい。長くなっているのは私の責任じゃなくて答弁者の責任ですから、私に注意されるよりは向こうを注意していただきたいですね。  それで、今、保岡委員が言われた話を前提に附則の第三条を書いたら、違う附則ができますよ。これまでの経過措置について船田委員とも議論しましたけれど...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 法務委員会 第11号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、各参考人の方々、本当にありがとうございました。お疲れだと思いますけれども、最後でございますので、よろしくお願いいたします。  まず最初に、久保参考人にお伺いしようと思いますけれども、実は私、昨年の十一月十四日に本会議で質...全文を見る
○平岡委員 ありがとうございます。  私の本会議での質問のときに、大臣もいろいろ答えているんですけれども、例えば触法少年の凶悪犯の状況なんかについても、「触法少年による凶悪犯の補導人員をここ十年間で見ますと、平成八年から平成十四年まで二百人未満で推移していましたが、平成十五年以...全文を見る
○平岡委員 そういうことからいうと、思春期前の子供で、問題行動があるとか、あるいは触法少年というような形で顕在化してしまったというようなケースについて、今の日本の少年のそういう全体的な制度の枠組みの中で、一体何が足りないというふうに思われますか。これが足りなくてよくないんだという...全文を見る
○平岡委員 どちらかといえばそういう方面でいいんだろうと思いますけれども、特にそれ以外にもあれば、別に限定しているわけではありません。
○平岡委員 今のお話で結論を出すつもりはないのでありますけれども、私は、今回の少年法の改正というのは何かちょっと筋が違うんじゃないかなというのをすごく印象として持っているんですよね。そういう観点から、この法案についてもまた検証していきたいというふうに思います。  次に、ちょっと...全文を見る
○平岡委員 今言われたような現行行われている調査の問題と、これからやろうとしている調査というものを比較したときに、本当にどうあるべきかというのもやはりしっかりと検証していかなければいけないというふうに思います。  斎藤参考人にもう一つだけ聞かせていただきたいんですけれども、今回...全文を見る
○平岡委員 残された時間は廣瀬参考人にお聞きしようかと思っているんですが、本当に短くなってしまってあれですけれども、先ほど、警察の調査権限についてちょっとお話がありました。中心は触法少年の調査だったとは思いますけれども、その中でも、警察が単独でどんどん進めていくということについて...全文を見る
○平岡委員 廣瀬参考人にはいっぱい質問があったので、最後にしっかりとやろうと思ったんですけれども、時間が来てしまいましたので、また別の機会に少し意見交換でもさせていただければというふうに思います。  きょうはどうもありがとうございました。
04月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  今の国会運営、私は極めて遺憾です。きょうの朝、与党修正案が出され、それに対して、我々としても検討する時間の余裕がないままに、こうして委員会が職権で強硬に開会され、さらに、提案としては採決まで本日強行しようという姿勢は、私は、議会制民...全文を見る
○平岡委員 刑事責任年齢というのが十四歳ということですから、全然意識しなかったということはないと思いますけれども。  今大臣が説明されたことは、今でもこれは妥当する話ですよね。これをあえて下げなければいけないのは何なのか。  先ほど来から法案提案者の方が、おおむね十二歳という...全文を見る
○平岡委員 そのこともよくわからない状態のままにこういう法案が提出されたり修正案が提出されたりするというのは、私は極めて遺憾だと思います。まさに、この事件に対応できるかできないか、この事件を少年院送りにできるかできないかという視点で提案がされているというふうに私は思いますね。 ...全文を見る
○平岡委員 通常の捜査が行われるということは、成人と同じように、黙秘権の告知とか、一般の成人に対する被疑者の権利というものは確保されているんですね。どうですか。
○平岡委員 その十四歳の少年に対する処分は、どういう処分があるんですか。
○平岡委員 今いみじくも言われたように、十四歳の子供であれば、家裁送致されて、保護観察処分とか少年院送致とか、そういう処分もあり得るけれども、ちゃんと黙秘権の告知とかは行われるんですよ。なぜ、十三歳の子供が触法少年として犯罪行為に該当する行為を行ったときに、この被疑者に認められて...全文を見る
○平岡委員 例えば、十四歳の子供だと、少年院に送られる場合でも、真相究明のためにちゃんと調べなきゃいけないということは同じようにあると私は思うんですよね。にもかかわらず、やはり疑われた人に対する権利というものについてしっかりとある。それが十三歳だったら何もないというのは、やはり幾...全文を見る
○平岡委員 その調査というのは、例えば、今回、六条の四とかに調査の規定があるわけでありますけれども、あるいは六条の五に強制的な調査というのがあるわけでありますけれども、これは、家裁に送致された段階でこの規定は働かないという理解でいいんですね、大臣。  ちょっと時間をとめてくださ...全文を見る
○平岡委員 今回つくろうとしている調査権限というのは、六条の二は、触法少年であると疑うに足りる相当の理由のある者を発見した場合において、調査ということなんですよね。この調査は、「必要があるときは、」と書いてありますけれども、どういう必要があるときなんですか。これは何のために行う調...全文を見る
○平岡委員 何ですか、それなりの対応というのは。それなりの対応とかというようなことを言われたら、何でもかんでもそれなりの対応でまかり通るというのでは、そんなの法律じゃないですよ。  大臣、私は思うんですけれども、この調査規定というのも極めてずさんですよ。だから、六条の二は、私は...全文を見る
○平岡委員 これは、裁判官がこの規定を見てどうするかという話じゃないんですよ、警察官がこの規定を見てどう行動するかという話ですよ。  その六条の二の一項というのは、現場の警察官が一々、何か相当の理由があるかどうかということを考え、必要があるときにどんな必要があるかということも考...全文を見る
○平岡委員 例えば、警察官が、ちゃんと正直に答えぬと家には帰さぬよと言うのはどうですか。強制ですか、どうですか。
○平岡委員 賢明なる弁護士でもあり、この法務委員会で論客の大口先生が、強制にわたることがどんなことかわからないといって後ろから聞かなければいけないようなことで、一体どんなことが強制にわたるのかわたらないのかということを現場の警察官が判断できるはずがないじゃないですか。  もっと...全文を見る
○平岡委員 何か知らぬけれども、そういう精神訓話的な法律をつくってそれを守りなさいというんじゃなくて、具体的にこういうことをしなさい、立ち会いは認めなさい、不利益なこと、しゃべりたくないことについてはしゃべらなくてもいいよ、そういうことをちゃんと具体的に手当てしていくということが...全文を見る
○平岡委員 いろいろな考え方があると言って逃げちゃいけないですよ。いろいろな考え方がある中で、本当に、こういう子供たちに対してどういうふうに対応していくのが日本の国の制度のあり方として必要なのか、望ましいのか、そのことを議論するのがこの国会の場じゃないですか。それを、いろいろあり...全文を見る
○平岡委員 先ほど言ったように、十四歳の少年と十三歳の少年が同じように法に違反する行為をしたときに、要するに、片や被疑者としての権利というものが、憲法でも守られているようなものがしっかりと守られているにもかかわらず、十三歳以下の子はそういう権利も認められない、年少者としての保護も...全文を見る
○平岡委員 まさにできるんですよ。大口さんが答弁したことは現行法のもとでもできるんですよ。最もその少年に適した措置を児童相談所長はとることができるんですよ。それにもかかわらずこんな規定を置くというのは、一体何なんですか。  結局、犯罪少年について、原則検察官送致というのをつくっ...全文を見る
○平岡委員 でも、現行法でもきちっと判断するということはできているし、そうでなければいけないんですよ。こういう規定を設けることによって一体何をたくらんでいるんですか。私は、立法者として恥ずかしいですよ、こんな規定をわざわざつくるのは。皆さん方、現場の人たち、児童相談所だとか、家庭...全文を見る
○平岡委員 全然答弁になっていない。今でもちゃんとそれはできるんですよ。今でもできるのにあえてこういう規定をつくるということは、私は、立法者としての下心といいますか、本当にあってはならない、少年の立場から見たら、本当につらい立場にどんどん子供たちを追いやっていく、そういう法律にな...全文を見る
○平岡委員 それで、なぜこういう規定ができたのかということをちょっとずっとひもといてみると、平成十五年の十二月九日に青少年育成施策大綱というのが青少年育成推進本部の決定で出ておるんですよね。ここに何と書いてあるかというと、「保護観察中の少年について、その遵守事項の遵守を確保し、指...全文を見る
○平岡委員 新たな審判事由があるといったって、遵守事項を守らないというぐらいの中身で少年院に行かせるというような話というのは、私はこれはおかしいと思いますよ。そういうことを新たな審判事項と呼ぶということ自体おかしいと思います。  そういう意味でいったら、例えば現在の少年法で、一...全文を見る
○平岡委員 本人の改善及び更生を図ることができないと認めるときに、その保護処分の内容を変更することができる仕組みはあるんですか。(発言する者あり)場外がうるさいから、ちょっと静かに。
○平岡委員 ちょっと今の質問に答えてください。
○平岡委員 委員長、時間をとめてください。
○平岡委員 ちょっと質問の意味がわからなかったというので、もう一遍言います。  現行の少年法の中で、一たん決定した保護処分によっては本人の改善及び更生を図ることができないと認めるときに、その保護処分の内容を変更することができる仕組みはあるんですか。
○平岡委員 終わりますから、静かにしてくださいよ。  まさにこの今回の法律改正というものが、この少年法の世界に二重処罰の疑いが極めて高いものを導入するという、それだけ大きな改正をしようとしている。このことは、決して、先ほど言いました青少年何とか大綱の趣旨に沿って、そういうものを...全文を見る
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。きょうはよろしくお願いします。  最初に、ちょっと大臣に、簡単な質問なんですけれどもさせていただきたいと思います。  私の選挙区というのは、山口県の東の方でございますけれども、今、米軍再編問題で相当地元が揺れ動いておりまして、公明党...全文を見る
○平岡分科員 知っていただいて大変ありがたく思いますけれども、きょうは質問は大臣を中心にということで私はやっておりまして、技術的なこととか経緯的なことで事実関係みたいな話はほかの人でもいいですよということでございますので、決して大臣に対して質問していないということではございません...全文を見る
○平岡分科員 今の答弁者の言葉の中に事業認可の取り消しという言葉が出ておったんですけれども、少なくとも新住宅市街地開発法の中で事業認可という言葉自身はないのでありますけれども、施行計画とか処分計画に対する認可というようなものは載っているんですね。今言われた事業認可の取り消しという...全文を見る
○平岡分科員 都市計画法に基づく事業認可の取り消しは、主体はだれが、どういう手続のもとでこの事業認可の取り消しが可能なんですか。
○平岡分科員 私の理解では、都市計画事業の認可というのは、まさに昔で言えば建設大臣が認可をしているということで、今の取り消しの主体というのもまさに大臣ということだと思うんです。  その場合に、どうやって認可を取り消すかということについて言えば、もととなるべき都市計画というものが...全文を見る
○平岡分科員 その都市計画の見直し、変更ということについて言うと、手続としては何が必要になってくるんですか。  私の理解でいくと、そもそも都市計画をつくる段階では、計画についての公衆への縦覧、そういうものも必要であるし、都市計画審議会の議を経る必要もあるということだというふうに...全文を見る
○平岡分科員 手続としてはそういうことなんだろうと思うんですけれども、どうも私、今回の一連の流れを見ていて思うのは、もともと地域住民の人たちは、騒音とか、あるいは飛行機事故が起こったときに事故を最小限にとどめるという意味から、できるだけ沖の方に基地があってほしいという願いがあると...全文を見る
○平岡分科員 今の大臣の答弁は、もし仮にだれかこの問題について責任があるとすれば、責任は最終的には、最終的にと言うのは変ですけれども、法律的には、赤字を抱えてしまってその赤字はだれが負担するか。これは今、県と市が二対一で負担するということになっているようでありますから、その法的な...全文を見る
○平岡分科員 いずれこの問題が本当に顕在化したときには、その責任もどこにどうあったのかということはしっかりと検証していかなければいけないと思っているので、ぜひ国土交通省におかれても御協力をいただきたいというふうに思います。  時間がありませんので、次の問題に行きます。  先ほ...全文を見る
○平岡分科員 ちょっと質問の前提として、いきなり承認書の方から入ってしまったので、今のような答弁になるかもしれませんけれども、公有水面埋立法によりますと、埋立地の用途とかあるいは設計の概要について変更があった場合には、これは免許の変更、そういうことをしなければいけないというふうに...全文を見る
○平岡分科員 具体的なものが出ていないからということで言われると、もしかしたら、防衛省ですか、まだ防衛施設庁があるようですけれども、防衛施設庁が具体的にそういうものを出してこない限りは何もできないということなんですか。  それとも、私が自分なりに今までの日米間の協議とか閣議決定...全文を見る
○平岡分科員 ちょっときょうは時間がないので、そんなことでいいのかということだけは私の方からも問題提起をさせておいていただきたいというふうに思います。  それからもう一つ、先ほど出ました、岩国飛行場の民間空港としての利用再開でありますけれども、この点については、おととしの十月に...全文を見る
○平岡分科員 今の話を聞くと、国土交通省にとってみれば、この岩国飛行場の民間空港としての利用については全く何も関知しておらないということですか。
○平岡分科員 技術的な助言等を行っているという前提としては、当然、その日米間の合意というものは政府として承知しているわけですから、政府の一員である国土交通省も、当然に民間空港としての利用ということが計画として進められているということについて、全く異論はない、異存はないという状態で...全文を見る
○平岡分科員 今のは、防衛問題と航空行政とは別問題であって、防衛問題ではその必要性を認めたけれども、航空行政としてはその必要性はこれから判断をしていくべき問題である、そういうふうな答弁ですか。ちょっと今、何か余りにも奥歯に物が挟まったような言い方で、これは国土交通省としては関知し...全文を見る
○平岡分科員 時間が来たので、ちょっと冬柴大臣に最後、この問題についても多分聞かれていると思いますけれども、地域の住民としては、民間空港としての利用を、かつて、昔、昭和三十年代にあったものですから、ぜひ達成したいというのを悲願として言っているわけですね。その悲願がちょっとまた米軍...全文を見る
○平岡分科員 以上で終わります。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。  防衛庁、防衛施設庁の決算についての質問、何か私一人しかいないということなので、しっかりと答えていただければというふうに思います。  まず最初に、昨年の十一月七日に安保委員会で例の官製談合事件について審議をした際に、私からもいろい...全文を見る
○平岡分科員 今後というのは、最終的にはいつごろの予定なんですか。
○平岡分科員 そのときの私の質問の中でも、入札談合等関与行為等の有無についてもちゃんと調べるんですねということで指摘させていただきまして、当時念頭に置いていたのは、防衛施設庁の調査報告書の中には、関係職員からの聴取では、予定価格に関する情報を外部に漏らしたとの調査結果は得られなか...全文を見る
○平岡分科員 今のお答えだと、今までの事実関係の調査の中では、入札談合等関与行為等、特に予定価格に関する情報の漏えいについては、調査をした結果としては、あったんですか、それともなかったんですか、どっちですか。
○平岡分科員 調査の性格上、ある意味では今のような答弁でやむを得ないところもあると思うんですけれども、それにしても、この前委員会で審議してからもう半年近くもたっているという状況の中で、いまだにこれについての最終的な調査結果が出てこないというのは、幾ら何でもちょっと遅過ぎるという気...全文を見る
○平岡分科員 その予算措置をすることの法的根拠というのは何かあるんですか。
○平岡分科員 この質問は、今から四年ぐらい前に予算委員会の第一分科会で私もさせていただいておりまして、SACO関係経費というのは、生活環境整備法の第八条に直接基づくものではないけれども、その趣旨に準じて補助するものだということで、いわゆる予算補助だという位置づけになっているという...全文を見る
○平岡分科員 これまで、平成十七年度、十八年度については、岩国市の新庁舎の建設経費補助として約十五億円程度ですか、手当てされているというような状況にあるようでありますけれども、この岩国市新庁舎の建設経費補助についての考え方というのは一体どういうものだったんでしょうか。特に、どのよ...全文を見る
○平岡分科員 今御答弁いただいたように、その問題も二年前の予算委員会の分科会で、どういう考え方で補助しているのかということで説明をしていただいて、その考え方はしっかりと岩国市当局とも協議の中で示してきているんだというようなお話であったというふうに思います。そういう意味では、ある程...全文を見る
○平岡分科員 今大臣が新田原とか何とかと言いましたけれども、ちょっとそれは訂正の文言が入っているんじゃないかと思います。  米軍再編の中で、KC130の運用とか訓練というものについて、鹿屋とかグアムというのを、一部変更したというのは、確かにそうかもしれませんけれども、それを変え...全文を見る
○平岡分科員 気持ちはわかるというふうに言われたのですが、政治家ですから、気持ちをわかっていただいただけで、はい、そうですかというようなことではなくて、気持ちがわかるのなら、それを具体的な政策なり、あるいは予算手当てなりするというところまで言っていただかなければ、政治家としての役...全文を見る
○平岡分科員 まだいろいろと議論したいんですけれども、時間が余りないので、最後、ちょっとこの問題に関連して言うと、この岩国市新庁舎建設経費補助について、これから、特に平成十九年度ですけれども、平成十九年度中にはほとんど新庁舎が完成してしまうわけでありますから、どういう対応が考えら...全文を見る
○平岡分科員 ちょっと気になる発言がいろいろあって、時間がないのであれですけれども、市長の個人的見解というふうに言われても、市長は、基本的に言えば、住民投票も行い、それから市長選挙の中でも、受け入れ容認というような立場に立っている候補者との間で市長選挙を戦ってきたわけですよね。そ...全文を見る
○平岡分科員 ちょっと今、私、手元に法案を持ってきていませんけれども、第何条のどこの規定に基づいて、この岩国市の新庁舎の経費補助ができるんですか。
○平岡分科員 大臣、違うんですよ、特措法の枠組みの中でやるんじゃないんですよ、もし仮にやるとしたら。今までのSACO関係経費と同じような枠組みの中でやるということなんですよ。ということは、この米軍再編の円滑化特別措置法とは関係ない枠組みでやるということなんです、あくまでもこれは。...全文を見る
○平岡分科員 大臣、ちょっと先走って答弁していただいたのでありますけれども、米軍住宅利用することについて言えば、もともと都市計画法上の問題もこれはありということで、もしそういうことにするということであれば、都市計画の変更を伴う可能性もあるということで、もう一度住民縦覧といったよう...全文を見る
○平岡分科員 時間が来たのでこれでやめますけれども、今説明されたことは、どこでどういうふうに決まっているんですか。
○平岡分科員 時間が来たのでこれでやめますけれども、大臣、おわかりになるかどうかわかりませんけれども、本当に今岩国市は大変な状況になってきておって、住民間で物すごく、ある意味では亀裂が生じてきている。お互いに、受け入れ容認、反対ということで署名運動まで開始しようというようなことに...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 法務委員会 第13号
議事録を見る
○平岡委員 きょうの委員会、極めて異常な状態で開会されている、職権によって立てられておるということではありますけれども、異常な事態で終わってしまった少年法の一部改正法案の審議について補充質問をするという位置づけでございますので、我々としては、やむなくではありますけれども、こうして...全文を見る
○平岡委員 今の答弁、私の質問に答えていないんですよ。だれに、少年院に収容された子供たちに対する教育を受けさせる義務があるのか、これを聞いているんですよ。まず、義務者はだれですか。  あなたはいい。こんな基本的なことにも答えられないようなら法案を出してくるな。(発言する者あり)
○平岡委員 少年院に収容された小学生について、教育を受けさせる義務、憲法二十六条に規定されている教育を受けさせる義務はだれにあるのか。
○平岡委員 今回の少年法改正に当たって、文部科学省は、こうした少年院に収容される小学生についてどういう教育を行っていくかについて、いつ、どの段階で、どれだけの協議を行いましたか。  あなたには聞いていない、あなたは答弁者として要求していないんだから私。では、ちょっと時間をとめて...全文を見る
○平岡委員 いや、私が聞いたのは、いつそれを聞きましたかということですね、まず。そして、今質問された事項というのは、法務省から回答をいただかれたとの話ですけれども、いつ回答をいただかれましたか、それについて。(発言する者あり)やわらかく質問するような場を設定してくださいよ。正常化...全文を見る
○平岡委員 今の質問事項とそれから回答事項、これを当委員会に提出していただけますように、委員長、お計らい願えますでしょうか。
○平岡委員 それで、今回いろいろな施設も見せていただいたわけでありますけれども、私の印象としては、児童自立支援施設というものはそれなりに設備としてもしっかりしており、人員も特に不足しているというような印象は受けなかったわけであります。  昨日、法務省の出身の偉い方とちょっと話を...全文を見る
○平岡委員 私は呼んでいません。私は呼んでいないんですから。私が呼んだ分についての承認はあるかもしれない。私は明確に呼んでいません。私は明確に呼んでいませんので。(発言する者あり)
○平岡委員 あなた、私の質問を聞いているんですか。私の質問は、少年院の方が専門家がそろっているので、育て直しは少年院の方がいいんだということを言っている人がいるけれども、児童自立支援施設にはそういう専門家はいないということでいいのか、そういう理解なのかと聞いているんですよ。
○平岡委員 今言われたのは、要するに、児童自立支援施設でも少年の育て直しというのはしっかりできる、そういう専門家がそろっているということなんですよね。にもかかわらず、この前から、少年院について言えば、なぜ十四歳未満の子供たちについても少年院に行かなければいけないのかという話につい...全文を見る
○平岡委員 全く答弁になっていないですね。  そもそも、これは何のためにこういうことをするのかということを考えたときに、皆さん方の説明とやろうとしていることが矛盾しているんですよ。皆さん方も、少年の育て直しということを第一に考えるんだということを口では言うけれども、実は少年院送...全文を見る
○平岡委員 そこで、きょうはせっかくいろいろな人に来ていただいておりますから、少年院をそういう形でも使うんだという話で、先ほど来から予算の話も出ておりますけれども、財務省にお聞かせいただきます。  今回、少年院法の改正によって、少年院がいろいろな子供たちの面倒を見なければいけな...全文を見る
○平岡委員 少年院よりは、児童自立支援施設とか児童相談所の方もしっかりと見ていただきたいと思うんです。  今、副大臣の答弁で、これからと言っていましたけれども、この少年法の施行はいつですか。
○平岡委員 今刑事局長が言いましたように、これは公布されて六カ月以内に施行されるんですよ。施行されたら、いろいろ動き始めるんですよね。そのときに、どうやってやるんですか。これから精査しますというようなことで間に合うんですか。それはおかしいじゃないですか。副大臣は、この少年法がいつ...全文を見る
○平岡委員 いろいろ、新たに問題提起されて、後からつじつまを合わせながら答弁をしている、そういうような気がしてしようがありません。  とりあえず、ちょっと時間がないので次の質問に行きます。  我々、いろいろ見に行ったんですよね。そのとき、少年問題についての現場の状況というのは...全文を見る
○平岡委員 必要な改善が行われているというふうに言われちゃうとちょっとあれですけれども、必要な改善をしようとしているということだろうと思うんです。  そこで、ちょっとお聞きしますけれども、国の公務員についても厳しい定員問題、削減関係があります。児童相談所は、基本的には、設置主体...全文を見る
○平岡委員 私が聞いたことをちゃんと聞いてほしいと思うんですけれども、これは地方公共団体が設置しているものですからそちらの方で定員とかを考えるということになるんでしょうけれども、総務省としてはこの問題についてどういうお考え方を持っておられますかということを聞いたんですね。  も...全文を見る
○平岡委員 よその委員会に急に呼ばれて、いろいろ答弁させられて、職権で立てる方がおられるのでこういうことになっておりますけれども。  それで……(発言する者あり)ちょっと静かにしてくださいね。質問が聞こえなかったら、また答える人が困りますから。私がしゃべっているときは静かにして...全文を見る
○平岡委員 私は、多分、これは触法少年じゃなくて犯罪少年の場合でも似たようなケースがあるのかなとは思うんですよね。  だけれども、ちょっとよくわからないんですけれども、家庭裁判所からも何か強制調査みたいなことが行われ、また警察の方からも強制調査みたいなことが行われて、一体どうな...全文を見る
○平岡委員 今、非常に重要なことをちょっと言われたのです。私は、聞こうと思っていたんですよね。  家裁の方に送致された後は、触法少年については、警察の今回認められた強制調査は行われないというふうに、今、大臣は理解されて、答弁されましたけれども、そういうことでいいんですね。
○平岡委員 事ほどさように、大臣もよく理解できないような話なんですよ、今回の法改正は。やはり、もうちょっとしっかりと、私は捜査のところを本当はきょうも時間をとりたかったのでございますけれども、これだけたくさんの方に来ていただいたので、ちょっと時間をとり過ぎてしまいまして、大変申し...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  またきょうもこういう異常な事態で、職権によって立てられた委員会で質問しなければいけないという事態を私は大変憂えております。  これまでこの委員会、更生保護法案の審議についてはすべて職権で委員会立てが行われ、参考人質疑も異例の職権日...全文を見る
○平岡委員 今の発言は、本当に私は、委員長の委員会運営における不公正な運営であるということで、厳重に抗議を申し上げたいと思います。委員長がそういう認識でこの委員会を運営されてこられたこと、私は本当に残念に思います。  そこで、私はこういう話も聞きました。  きょうは、もしかし...全文を見る
○平岡委員 もう一度お答えください。ちょっと聞こえませんでした。
○平岡委員 議事運営の話についてコメントを差し控えるとはどういうことですか。
○平岡委員 またそういう委員長の態度が、権力を持った人の立場として、私は本当に残念でしようがありません。これまでこういう形で委員会を開催してきた委員長に対して、厳重に抗議を申し上げたいと思います。  そこで、今回の更生保護法案でありますけれども、更生保護のあり方を考える有識者会...全文を見る
○平岡委員 まさに思想犯保護観察というのは治安維持法違反の罪を犯した者に対して行われたものだということで、この委員会でもいろいろ議論されましたけれども、治安維持法違反という意味では、一九四三年に、創価教育学会の幹部、牧口常三郎、戸田城聖氏も検挙されたというようなことがあったわけで...全文を見る
○平岡委員 議会は存在した。  では、そのときの議会はどのように運営されたんでしょうか。
○平岡委員 今の答弁にもありましたように、確かに議会はあった、物理的には存在した。しかし、本当にその時代に議会制民主主義というのはあったんだろうか。まさに、実質的にはなかった時代じゃないか。そういう時代が今ここに訪れようとしている、私はそういうふうに思えてなりません。  そして...全文を見る
○平岡委員 新聞報道では指示をしたようなことが書いてありましたけれども、指示は受けていないということでありました。  この件については、与党自民党の中でも、山崎元副総裁も、集団的自衛権の問題は憲法改正をもって正面から堂々と議論しなければならないという話であり、谷垣前財務大臣も、...全文を見る
○平岡委員 そういう考え方を踏まえて、現在はどういうふうにお考えになっていますか。
○平岡委員 今の例だけに限らず、今の安倍政権がいろいろなことについて非常に物事を強引に進めようとしている。これは、今回の国会の中でも、いろいろなところで、随所に例があるわけであります。そういうことを権力を持った人がやるというのは、私は、本当にこの国において悲しいことだというふうに...全文を見る
○平岡委員 表裏一体とか不即不離の関係にあると言うのなら、どうして今までの既存の法律とか、あるいはこの報告書というものに反する形で規定をされるんですか。この関係を見れば、再犯防止が直接の目的とされて、そして対象者の社会復帰ということではなくて、むしろ社会的排除をしていくという色彩...全文を見る
○平岡委員 不即不離とか表裏一体なら、あえて変えないでくださいよ。政府として、国として何か方針を変えたかような、さっき言ったように、再犯防止を直接の目的として、こういう人たちが再犯しないようにということで、社会からできるだけ排除していくというような色彩が私は強く出てきてしまったの...全文を見る
○平岡委員 大臣、今の答弁でいきますと、そういう事態を、国民の十分な理解が得られていない事態だということのようですけれども、一体これはだれのどういう責任があったというふうにお考えですか。
○平岡委員 そういうふうに、更生保護制度自体にいろいろ問題点があるというようなことの中で、この報告書の中では、現場の第一線で保護観察事件を担当する保護観察官を少なくとも倍増していくんだというようなことを言っているわけでありますけれども、これは大臣、どういうふうにして実現していくお...全文を見る
○平岡委員 そんな抽象的な、一般的な答弁で納得してくれといったって、そんなの無理ですよ。  では、さきの報告書に示されたような目標についてやっていくというなら、いつまでにどうやってやっていくんですか。具体的にちょっと答えてください。
○平岡委員 全然具体的なことがわからないような状態でどうするかということ、納得がいかないんですけれども、ほかにもいろいろたくさん質問しなければいけないことがあるので、ちょっと次へ移ります。  この法案の第六十七条に、少年法の今回の改正で問題となった少年法第二十六条の四第一項を前...全文を見る
○平岡委員 この有識者の報告書でも、いわゆる不良措置として遵守事項違反にある場合の措置というのがいろいろ書いてあるわけでありますけれども、その中で明示されているのは、仮釈放の取り消しとか、執行猶予の取り消しとか、戻し収容というようなものに限定されているんですね。だから、少年におけ...全文を見る
○平岡委員 いやいや、私が制止しているのに、委員長が指名して答弁させているから。どういうことですか。では、委員長がそんなことを言うんだったら、私も委員長の言うことは聞きませんよ。  第六十七条の二項に、「遵守事項を遵守せず、その程度が重いと認めるとき」と書いてあるんですけれども...全文を見る
○平岡委員 今のは重大な答弁ですよ。今のは重大な答弁ですよ。(発言する者あり)  今局長が答弁したことは、これは別の法律で、その少年に対して虞犯事由があるときにはまた別に家庭裁判所で審判することができるという規定があるんですよ。それでは、今の話は全く違う話じゃないですか。何かそ...全文を見る
○平岡委員 これは、保護観察処分に処された少年に対する処分だけれども、六十七条の二項でできる処分というのは、少年法二十六条の四第一項の決定の申請であって、この第一項の中には少年院送りも入っているわけでしょう。だから、それは全然違うじゃないですか。保護観察処分とは違うじゃないですか...全文を見る
○平岡委員 いや、全く、全然説明になっていないですね、それは。そもそも、問題の本質が全く理解できていない、そういう答弁であるというふうに思います。  委員長、重ねて聞きます。  この雰囲気はどうも、質疑終局動議、採決の動議を出す状況が歴然としてきているように思いますけれども、...全文を見る
○平岡委員 それを認めるんですか、どうですか。その質問に対して明確にお答えください。
○平岡委員 いやいや、委員長に対して質問しているんですよ。だから、今のこの雰囲気は、どうも質疑終局の動議と採決の動議というのが出されてくるような雰囲気になっておる。  そういう状況の中で、委員長に重ねてお尋ねいたします。  もし、そういう動議が出てきたときに、委員長はどういう...全文を見る
○平岡委員 こういう状況での質疑打ち切り、採決というのは、国民の皆さんに対して極めて私は説明しにくい事態だと思います。きょうは、このまま質疑を打ち切って、散会されることをお願いいたします。
05月11日第166回国会 衆議院 法務委員会 第15号
議事録を見る
○平岡委員 本日、私は動議を提出いたしました。  その内容は、   本委員会は、委員長七条明君を信任せず。 という動議です。  以下、その趣旨及び理由を申し述べます。  昨年十月十三日の本委員会で、七条明委員長は、「委員各位の御指導、御協力を賜りまして、公正かつ円満な委...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、基本的な我が国の安全保障政策について聞こうということで考えてはおりますけれども、その前に、先月二十三、二十四日の決算行政監視委員会で、私が安全保障問題に関して質問した事項で、まだちょっと十分な回答が得られていないという部分...全文を見る
○平岡委員 この前も同じような答弁をしておられるわけですけれども、今、関係人からの意見の提出を受けましてというふうに言っておられるんですけれども、この意見の提出の期限というのはいつになっているんですか。
○平岡委員 六月一日が意見の提出期限ということであるならば、それ以前には難しいということなのかもしれませんけれども、その意見の提出がされたら可及的速やかに調査結果が出るようにやっていただいて、前も言いましたけれども、国会が終了する直前に結果が報告されるということではなくて、十分な...全文を見る
○平岡委員 できるだけ早くやっていただくために、公正取引委員会の方、帰ってもらって結構ですから、少しでも時間を節約していただいて、頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、米軍再編特措法の関係で岩国基地問題について質問いたしました。この関係で少し残っておる話があります...全文を見る
○平岡委員 大臣の言っておられることは、まさにそうあってほしいというふうに私もお願いしたことでありますけれども、ちょっと、防衛施設庁長官も手を挙げて、今答えたいというふうに言っているのは、多分、大臣のおっしゃられていることと現実とがそうなっていないということについて説明をしたいと...全文を見る
○平岡委員 私も、直接この記者会見に立ち会ったわけではないのでありますけれども、昨日の市長の記者会見ではこういうふうに言っていると報道されています。今、再編とその関連する問題について、さまざまな誤った情報が飛び交い、市民の間に不安が高まって、いろいろな意見が出ている、こうした混乱...全文を見る
○平岡委員 ちょっと明確にしておきたいんですけれども、今言われたのは、米軍再編円滑化のための特別措置法の枠組みの中でやるのではなくて、今までのSACO関連予算と同じような予算補助という枠組みの中で行うということだということとして答弁されたということでいいでしょうか。
○平岡委員 この問題についても、大変地元では、一部の市会議員の方々は市長の責任を問うような決議もされましたけれども、多くの市民は、これは国がけしからぬ、約束をしたことを守らないのはけしからぬ、これからは国が信用できぬというぐらいの感情が非常に強くなっているということを、改めて私の...全文を見る
○平岡委員 今マスタープランの作成の話がありましたけれども、実は、私もその地域住民の一人でありますので、広島防衛施設局の方から現地説明をされる機会にも行きましたら、このマスタープランというのは岩国だけじゃなくて、米軍再編に絡んでいる防衛施設があるところについては、マスタープランと...全文を見る
○平岡委員 時間をとめてもらえますか、ちょっと。(久間国務大臣「いや、どうぞどうぞ、質問してください」と呼ぶ)いいですか。  私が質問しているときにそういうやりとりをされると、私が質問していいのかどうかわからないので、明確に、答弁するなら答弁する、時間をとめてほしいのなら時間を...全文を見る
○平岡委員 いや、そもそも、その武器輸出三原則の内容というのは何ですか。
○平岡委員 やはり、武器輸出三原則と言っても、どこまでのことを指しているのかというのが必ずしも明確でない部分があるように私は思うんですね。そういう意味で、久間大臣が言われていることは、一体何を考えておられるのかというのが必ずしも明確でないというところも私はあると思います、正直言っ...全文を見る
○平岡委員 私も報道でしか知りませんから、大臣がどういう趣旨で言われたのかわかりません。今、例に挙げられたような話について言えば、個別的にいろいろ考えたときに、その正当性、妥当性というのを、もともとの武器輸出三原則というものがどういう趣旨のものであるのか、冒頭大臣にお聞かせいただ...全文を見る
○平岡委員 先ほど来から例に挙げられているような化学防護服とか遺棄化学兵器の処理のための施設であるとか、そういう話を言われると、例の集団的自衛権の四類型みたいに、こんなぐらいだったらいいじゃないかというような論議に進んでいきやすいような気もするんですけれども、私は本来、そもそも、...全文を見る
○平岡委員 私の質問の趣旨がよく理解できておられないというふうにも思いますけれども、私はもっと根源的なことを聞いておるんですね、もっと根源的なこと。だから、自衛権がどうのこうのとかという話ではなくて。  これは、政府の答弁書に明確に示されていることなので、ちょっと私、読み上げま...全文を見る
○平岡委員 そういうふうに法的根拠のないものでありますから、どういうメンバーにするかということについても何らの規制もない、国会のコントロールもない、そういう状況ですよね。このメンバーはどういうふうにして選んだんですか。
○平岡委員 要は、総理の、自分の考えに近い人たちを、自分が勝手に選んだということですよね。だから私は、法的根拠のないものでつくられて、総理が勝手に選んだメンバー、自分の好きな人を選んだメンバーでつくられた懇談会、この権威というものは、私は全くないと思いますね。  そういう意味で...全文を見る
○平岡委員 時間がないので、きょうはちょっとできませんけれども、私は、この四類型の場面設定というのも、論理的な可能性はあるかもしれないけれども、現実的な可能性というものについて、どういうことがあり得るのかということについて、必ずしも明確に示されているとは思いませんし、そういう場面...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 法務委員会 第17号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  法案の質問の前に、四月二十五日の本委員会で少年法の改正法案の補充質問をした際に、ちょっと見逃せない事態が発生しておりますので、私としてはしっかりとけじめをつけさせていただきたいという思いで、まず質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○平岡委員 今のは全然釈明になっていないんじゃないですか。だって、誠意を持って答弁していきたいというのはこれからの話じゃないですか。これからの話でしょう。そういう違う答弁をしたことについて、しっかりとした釈明ができていないと私は思います。  ごまかしの気持ちがあってやったわけで...全文を見る
○平岡委員 要するに協議していないということはわかったわけですけれども、私は、小学校でやる教科の内容が行われているかということを聞いたんじゃないんですよ。小学生に対してどういうふうに教育をしていくのかということについて協議が行われているのかということを聞いているんです。教科の内容...全文を見る
○平岡委員 ちょっと、猛烈に抗議する。私が聞いたのは、小渕さんが少年院に入ったことがあるかということじゃない、少年院でどういう教育が行われているか見たことがありますかと聞いたんですよ。(発言する者あり)
○平岡委員 小渕さん、あなたも挑発的な答弁をしないように気をつけてください。  私たちは、少年院に行きました、少年院でどういうふうにして教育が行われているかという教室も見ました。私は、あの場面で、中学生が勉強をしているところに、あそこの教室の中に小学生を入れて教育をするというの...全文を見る
○平岡委員 もう少し小学生に対する教育あるいは義務教育について、やはり子供たちの立場に立って文部科学省は考えてほしいと思いますよ。だから、法務省から相談があったら対応しますではなくて、本当にそういうことがちゃんとできているのかどうかということをやはり確認していくという姿勢がなけれ...全文を見る
○平岡委員 私が聞いた趣旨は、そうしますかと言っているんじゃなくて、裁判員にしても検察審査員にしても、十八歳以上になることに何か問題がありますかということを聞いているんです。どうでしょうか。
○平岡委員 今の答弁は、法務省のエリートが知恵を集めてつくられた答弁でありましょう。今の答弁を聞いていると、具体的には何の弊害もないというふうにわかりました。検討しなきゃいけない課題はいろいろあるけれども、今の段階でこれは全然だめだという話は全くないということでありますから、憲法...全文を見る
○平岡委員 フォーラムとかをやるということ自体は決して悪いことではないと思いますけれども、問題がないように、やり方は、今大臣が言われたように、しっかりと検証しながらやっていただきたいと思います。  ところで、平成十八年度に実施したフォーラムについては、あるいは最高裁の場合十七年...全文を見る
○平岡委員 ほか一名というのは、白井則子さんということだと思いますけれども。  それで、法務省の方が十八年度に実施したシンポジウムというのも同じく電通が請け負っておられるわけでありますけれども、その請負契約でいきますと、シンポジウムの企画制作はだれが行うことになっていたのか、こ...全文を見る
○平岡委員 具体的に把握していないというのはどうしてですか。聞けばわかる話じゃないですか。聞いてくださいよ、これは通告をしているんだし。どうしてそんなことが言えないんですか。何か隠し事でもあるんですか。
○平岡委員 これは税金で行われているものですよね、大臣。それで、どういう人がこういう企画とか制作とかいうことについて責任を持ってやっているのかということについて、教えてくれと言ったって教えられない、そんなところとこういう契約をしていいんですか。さっきも答弁で、これからのやり方も考...全文を見る
○平岡委員 最高裁がちゃんと答弁できることを法務省が答弁できないというような状況に陥るような契約は、私はもうやるべきじゃないと思いますね。  やはり契約の透明性もしっかり図りながら、さっき言ったように、私は、このシンポジウムとかフォーラムとか、悪いことをしているというふうには言...全文を見る
○平岡委員 私は、多分最高裁は答えられないというようなことを言っていたので、答えられないとしたら立法提案者である法務省に聞こうと思ったんですけれども、大体、法務省も今の答弁でそんなに違いはないと思いますから。余り多くはないということで、予算上の影響も、当初想定していたものよりふえ...全文を見る
○平岡委員 例えば、この記録したものについて控訴審のようなところで利用されるということは可能なんでしょうか、あわせて、この記録というのはいつまで保存されるということになるんでしょうか、この点について、六十五条の趣旨からお答えいただきたいと思います。
○平岡委員 この規定は「記録することができる。」と書いてあるだけであって、どういうふうに利用されるのか、どれだけの保存が認められるのかというようなことについて全く書いていないという意味において、私は非常に不親切な条文だというふうにも思います。  そういう意味でいくと、今の質問に...全文を見る
○平岡委員 何か時間が来てしまったようなので、用意した質問を全部質問できなかったので残念でありますけれども、これで終わりたいと思います。
05月25日第166回国会 衆議院 法務委員会 第20号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  犯罪被害者の方々の権利利益を保護する、あるいはそうしたものを拡充していくということにつきましては、私、今から思い出すと、初当選した二〇〇〇年に、私は民主党で当選したわけでありますけれども、そのときに、くしくもこの法務委員会に初めて所...全文を見る
○平岡委員 今大臣はパブリックコメントにも付したというお話でありましたけれども、どうも法制審なんかが審議する場合のパブリックコメントのタイミングというのが、私はちょっと普通のパブリックコメントとは違うんじゃないかなという気がするんですよね。  このパブリックコメントをやったのは...全文を見る
○平岡委員 今ここでそこを深く議論しても余り益のある話ではないので、これ以上しませんけれども、私は、ぜひ法制審の審議の問題についても、パブリックコメントをどの段階で、どういう内容で求めるのかについては、もう一度よく政府部内でも検討していただくということを要請させていただきたいとい...全文を見る
○平岡委員 私が今指摘したような問題点について言うと、今回の制度を設計するに当たって、例えばどういうものが、損害賠償請求を刑事事件の判決後に申し立てができるのかというようなところについてもある程度の考慮がなされているというふうに思うんですけれども、大臣は今ちょっと触れられなかった...全文を見る
○平岡委員 そういう外されておりますというような、いや、外していないじゃないかということを聞いているのじゃなくて、そういう刑事事件として訴訟が長期化するというようなことが発生しやすいようなものについては対象にしておりませんとか、そういう答弁の仕方をしてもらわないと、私は別にやらせ...全文を見る
○平岡委員 今大臣が言われたように、私もちょっとこれはよくわからなくて、今の制度でも、刑事事件の裁判が終わった後に民事訴訟が提起されて裁判が行われるというようなケースの場合には、そういう被告人であった人あるいは判決が確定している場合も確定していない場合もあるでしょうけれども、そう...全文を見る
○平岡委員 きょうは事務当局というのはいるんですかね。  では、今の答弁だと、そういうつもりでやっていますということはわかったんですけれども、それがどこまで本当にできているのかということがよくわからないので、質問の機会はまだ何日もありますから、後日また聞かせていただきたいという...全文を見る
○平岡委員 犯罪被害者等給付金の制度を充実させていくということは、それはそれとして大切なことだと思いますけれども、ただ、それだけでも多分十分でないという部分があって、先ほど私が申し上げたような仕組みというのが、ある意味では必要ではないかという気もするんですけれども、今の答弁でいく...全文を見る
○平岡委員 私が聞いているのは、バックアップの具体的な中身として犯罪被害者補償制度というものを申し上げているわけでありますけれども、先ほど、とりあえず来月、中間取りまとめをして意見を求めるということだったので、多分パブリックコメントみたいなことをされるのかもしれません。その過程の...全文を見る
○平岡委員 具体的な手続を述べられるだけでは、本当に本質が何なのかということがちょっとわかりにくい点もありますけれども、ここはまたおいおい議論の過程の中で確認をしていきたいというふうに思います。  もう一つ、今回の制度設計に当たって私が感じるのは、今までの刑事裁判、特に検察官の...全文を見る
○平岡委員 端的に反省の弁を述べていただいたということで、私は、その反省に立ってみて、検察官が犯罪被害者等の皆さんの望んでいることをしっかりと踏まえた活動をするということをまずはやってみるということが大事ではないのかなというふうにも思います。この点については、また後ほど触れていき...全文を見る
○平岡委員 イタリアの話は寡聞にして私もよく知らなかったんですけれども、ここで説明をされてもちょっと困りますので、イタリアのケースについては、どういう仕組みになっているのか、後で資料をいただくことをお願いしておきたいと思います。  いずれにしても、今御答弁があったように、アメリ...全文を見る
○平岡委員 今の答弁を聞いていると、やはり刑事裁判そのものが、今まで我々が考えてきた刑事裁判ではなくて、別の役割を果たしていくというような印象があるんですよね。  先ほど、被害者の方々の名誉の回復を刑事裁判の法廷で図っていくとか、あるいは被害者の方々の立ち直りを裁判所において図...全文を見る
○平岡委員 今、社会正義の実現とか、あるいは真相究明とか、それからその前の答弁の中では、実効性のある訴訟遂行みたいなことも言われましたけれども、本当にそうだろうか。やはり被害に遭った方々にとってみれば、ある意味では、被害者感情が非常にある中で、本当に今言われたようなことが公判廷で...全文を見る
○平岡委員 大臣、今、自分で答弁を読まれていて、今でもある被害者の意見陳述、それは、特に被告人に対して、あなた、どうですかとかといって、別に被告人と直接やり合うわけじゃないんですね。だから、そういう意味では、今回の仕組みというのは、尋問したり、あるいは質問したりという形で、被告人...全文を見る
○平岡委員 全く、自分はこう思うというだけの話で、私もこう思うと同じことを言っていますから、人のことを言えないかもしれませんけれども、どうも心配が共有できないというところに私はさらに心配があるということでありまして、もうちょっとしっかりと、こういう制度ができたときにはどんなことが...全文を見る
○平岡委員 被害者の意見陳述の話が出ましたから、ちょっと私もこの新しく導入される制度とどう比較していいのかわからない点もありますけれども、犯罪被害者の方の意見陳述制度について言えば、常に意見陳述するわけじゃないわけですね、法廷が開かれる、あるタイミングのときに、最も効果的なときな...全文を見る
○平岡委員 予想どおり、困ることは特になくて、こういうことが大事かな、こういうことが必要かなというふうなことで、そのことをしっかりやっていきたいというような決意表明みたいなことしかなくて、立場的に言えないのかもしれませんけれども、これから具体的に問題を指摘する中で、また突っ込んだ...全文を見る
○平岡委員 今また犯罪被害者の意見陳述の話が出て、その意見陳述をした人たちの七割が今回の対象犯罪に関係する方々であった、こういう話だったんです。  ちょっとこれは別のところで質問する予定ではありましたけれども、逆に、犯罪被害者の方々の意見陳述というのは一体どの程度行われているの...全文を見る
○平岡委員 今答弁があったように、対象犯罪において被害者の意見陳述制度というものを利用された方というのは、罪の種類によってもいろいろ違うのかもしれませんけれども、二%から八%ぐらいというような状況になっている中で、今大臣が答弁されたように、犯罪被害者の方々の意見陳述の約七割が対象...全文を見る
○平岡委員 今回の制度で、訴訟参加人という形での地位が認められるということは制度としてはできるわけでありますけれども、しかし、実際にこの制度を利用して公判廷に出かけていってそれなりに活動できる人というのは、ある意味では非常に限られているんじゃないか。時間的にも余裕があり、経済的に...全文を見る
○平岡委員 形の上ではだれでも利用できるけれども、実際には、そういう私が先ほど来申し上げているような経済的余裕、時間的余裕あるいは精神的余裕がある人しかできないような仕組みをつくるということ自体は、私は、これは形式的には平等かもしれませんけれども、実質的には不平等な制度だというふ...全文を見る
○平岡委員 今の答弁は比較的前向きな答弁だったとは思いますけれども、本来であれば、やはりこういう制度を提案するときにあわせて提案されていなければいけない。先ほど言ったように、形の上では平等かもしれないけれども、実質的には非常に不平等な仕組みになっているというのは、制度を提案する人...全文を見る
○平岡委員 時間がないので、その点はまたにしますけれども、最後に法務大臣にお聞かせいただきたいと思います。  再来年に導入される裁判員制度は、当然のことながら、裁判員の方々は一般の国民でありますから、裁判になれていない、そういう方々が、犯罪被害者の方々が訴訟参加人という形で法廷...全文を見る
○平岡委員 今、最後の方、声が小さくて聞き取れなかったので、議事録を精査した上で、大臣がどういうお考えなのかということについてさらに検証を深めていきたいというふうに思います。  終わります。
05月29日第166回国会 衆議院 法務委員会 第21号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  犯罪被害者の方々の権利利益の保護を図っていくという問題については、私たちも早い段階から取り組ませていただきまして、議員立法でも提案をさせていただいていたというような経緯もございます。そういう意味で、この問題については、本当に私たちも...全文を見る
○平岡委員 そうした法案提出の経緯もこの委員会でしっかりとまた議論をさせていただきたいというふうにも思います。  それから次に、椎橋参考人と白取参考人に、制度の専門家といいますか、研究者としてどういうふうにお考えになるかということについてお聞かせいただきたいと思います。  大...全文を見る
○平岡委員 先ほど、岡村参考人と片山参考人、両者が指摘していた問題でありますけれども、現行の裁判において、裁判に至る前も含めてですけれども、検察官とのコミュニケーションが非常に不足していたということについて、岡村参考人と片山参考人にお聞かせいただきたいと思うんです。  今回こう...全文を見る
○平岡委員 時間がありませんので、これを最後の質問にしたいと思います。  先ほど、今回の制度、被害者の訴訟参加について言うと、できるできないという場合、精神的余裕、時間的余裕あるいは経済的余裕、そういう問題で不平等ではないかというような指摘がありましたけれども、別の視点でいくと...全文を見る
○平岡委員 終わります。
05月30日第166回国会 衆議院 法務委員会 第22号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうの委員会、私は、大変重要な法案を審議するということの中で、こうした委員長職権で委員会が開会されるというような事態に至っているということについて、極めて遺憾であるというふうに思っております。いろいろな理由があるのかもしれませんけ...全文を見る
○平岡委員 私の質問にちゃんと答えてください。そういうことというのはどういうことなのか。直接の捜査があったという話は聞いていないということは、捜査の話は何も聞いていないということなのか、それとも捜査はなかったという話を聞いているのか、どっちですか。
○平岡委員 大臣は、記者に対して検察庁が説明したことを、間接的に検察庁はこういう説明をしたというふうに聞いただけということですか。どういうことですか。私は大臣が何を聞いたのかを聞いているんです。
○平岡委員 大臣とのやりとりはもうこれ以上やりませんけれども、大臣がそういうコメントを出すこと自体が非常に異例なことであって、捜査の状況がどうなっているのかというような話を大臣が言うこと自体が極めて異例なことだというふうに私は思います。そういう意味では、大臣はもう少しこの問題につ...全文を見る
○平岡委員 安倍総理に伝えたのは、官邸に伝えたことによって安倍総理に伝わったという意味ですか。ちょっと今、時系列がよくわからなかったんですけれども。
○平岡委員 結局は、それは官邸から総理に伝わったということなのかもしれませんけれども。  だから、検察当局は、官邸に伝えたまでが検察当局の仕事で、そこから先は官邸がやった話だからもう自分たちは知らない、そういうことですか。
○平岡委員 総理がこういう事件に関してこういう発言をするというのも極めて異例だと私は思いますね。総理としての見識を疑うということもあるわけですけれども、もしそれが許されるとするならば、あえて私もここで聞きたいと思います。  御本人の名誉のために申し上げるが、緑資源機構については...全文を見る
○平岡委員 だから、基準としては、こういう委員会で聞かれたときは個別の話として答えられないけれども、官邸には個別の案件でも上げる、そして官邸でそれを対外的に公表したり発言したりすることは、それは官邸の責任であって、検察当局のあずかり知らぬところである、こういうことですか。
○平岡委員 これは、昨年の二月のにせメール事件のときにも、東京地検はわざわざ記者会見で、このメールの存在というのは認識していないとかというようなことを出して、非常にある意味では政治的な動きをしたわけでありますけれども、今回、検察当局がそういうことを発表するということについては、刑...全文を見る
○平岡委員 これは非常に不透明ですよね。今のは、報道機関から強い問い合わせがあれば答えるけれども、例えば国会で審議しているときに、国会から強い疑念が提示されたときは答えない、そういう基準というのはやはりおかしいんじゃないですか。  私は、今回の件についても、にせメール事件の件に...全文を見る
○平岡委員 本当に場当たり的ですよね。そういう対応をしていること自体に対して、きょうは時間が限られていますからこれ以上言いませんけれども、刑事当局、検察当局に対しては、やはりしっかりと基準を示して、その基準に従ってやるべきであるということを重ねて申し入れさせていただきたいというふ...全文を見る
○平岡委員 大臣、私が聞いたのは、三百十六条の三十五と三百十六条の三十六から三十八までの規定はどういう関係に立っているのか、それを聞いているんですよ。何が書いてあるかを聞いているんじゃないんですから、ちゃんと聞いたことに答えてください。
○平岡委員 ちょっと条文の細かい文章はやめますけれども、三百十六条の三十五というのは必ずしもなくても、三百十六条の三十六から三十八までの規定というのは動くんですよね。そうだとすると、私はよくわからないんですけれども、三百十六条の三十五という規定は、何も被害者参加人の方々だけにこう...全文を見る
○平岡委員 ある意味では、三百十六条の三十五の規定があることによって、逆に、被害者参加人以外の人たちにとってみれば、いろいろなことについて検察官に対して意見を述べたり、あるいはそれに対して検察官がちゃんと理由を説明する、検察官の権限の行使あるいは不行使について理由を説明するという...全文を見る
○平岡委員 ちょっと質問の仕方を変えてみますと、法律に書かれている、情状に関する事項についての証人の供述の証明力を争うために必要な事項以外のことで証人に尋問してほしいということが被害者参加人の人にあった場合はどうしたらいいんですか。何もできないんですか。
○平岡委員 ちょっと、長勢大臣、自信がないのかもしれないけれども、ごにょごにょと口ごもって答弁されるのはやめてほしいんですね。私がちゃんと次の質問ができないんですよね。  今の話は、申し出があるときはという形で、申し出をすること自体が限定されているんですよね、この規定は。そうだ...全文を見る
○平岡委員 できる限り酌んでやるというようなことがこの三百十六条の三十六の規定では全く示されていないですよね。私は、そういう意味でも、ここのところはもっと明確に書かなければいけないというふうに思いますけれども、先ほど来から私が申し上げているように、尋問事項の範囲を限定しなければい...全文を見る
○平岡委員 与党の方から大臣に対して、局長に答えさせた方がいいんじゃないかというようなやじが飛んでいますけれども、そんなことは気にしないで堂々と答弁していただきたいというふうに思います。  我々としては、こういう仕組みにのっとった修正案というものを提示させていただいて、また修正...全文を見る
○平岡委員 今法律を読み上げただけなので、実態としてのイメージが余りわいてこないような気もしますけれども。  ちょっと質問の趣旨を変えますと、こういう被害者の意見陳述制度というものがあるにもかかわらず、今回、弁論としての意見陳述制度というものを新たにまた追加的に設けようというこ...全文を見る
○平岡委員 今大臣が、法律の適用の結果なんかについての意見も述べたい、こういうふうに言われたんですけれども、それは今の犯罪被害者の意見陳述制度、二百九十二条の二では言えないんですか。例えば、これだけのことをした人は極刑に処していただきたいと思いますとか、法律で定められた最高刑を処...全文を見る
○平岡委員 いや、それは、弁論としての意見陳述制度にどういう意味を見出すか、どういう効果を与えるかによって確かに違ってくるかもしれません。  そういう意味で、私は改めて聞きたいと思いますけれども、検察官によるいわゆる論告求刑のほかに、犯罪被害者、今回でいえば被害者参加人になった...全文を見る
○平岡委員 私はその効果がよくわからないんですよね。被害者の意見陳述制度の中でも、被害者の気持ちとしては、この人をこういうふうな処罰にしてほしいんだということは当然言える話だし、言ってもいいんだろうと思いますね。それに加えて、今度は検察官の論告求刑とは別に被害者の人たちにそういう...全文を見る
○平岡委員 まさに、これは趣旨が一貫しないといいますか、制度の趣旨がしっかりと整理されていないように思いますね、この訴訟参加人の弁論としての意見陳述の制度については。  もう一つ聞いてみたいと思うんですけれども、これは、せんだって質問通告していないので刑事局長でも結構であります...全文を見る
○平岡委員 部分判決のときは、検察官は、そのA、Bのときに、この人をこういうふうに懲役二十年の刑に処してほしいとかと言えるんですか。
○平岡委員 では、その場合、そのAの判定では、犯罪被害者の人たちはどこまでが言えるんですか、弁論としての意見陳述としては。
○平岡委員 今指摘したような問題を含めて考えると、犯罪被害者の方が意見陳述の中で論告求刑に相当するようなことを言うというのは、やはり今の刑事法制の中では私はちょっと趣旨が違うんじゃないかという気がするんですよね。その点、ちょっと時間がないので、また改めてしっかりと検討していただい...全文を見る
○平岡委員 せっかく、裁判員制度の話、いろいろとPRといいますか、国民の皆さんに知っていただくための努力をしてきているものが、その途中でと言うと変ですけれども、いろいろとPRしていることが、裁判員制度ができる前にどんどん変わってしまうということは、国民の皆さんに対して裁判員制度を...全文を見る
○平岡委員 普通は、こういう法案を出すときは、役所の定員とか機構もそうなんですけれども、大体、あわせて要求するんですよね。  だから、普通は、こういう制度をつくるときには、裁判所は、ちゃんとした対応が制度的にも人員的にも設備的にもできるのかというようなことをちゃんと検証した上で...全文を見る
○平岡委員 隣の方からまたやじが飛んでおりまして、質問の趣旨がよくわからないという、わかりたくない人にはわからないかもしれませんけれども。  もし最高裁の方でわからないというのなら、また後で私のところに来ていただいて、こういうことを教えてほしいということで私が伝えたいと思います...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 法務委員会 第23号
議事録を見る
○平岡委員 お答えいたします。  この委員会でも参考人の方々に来ていただきまして、皆さんから本当にいろいろな貴重な御意見をいただきました。その中でも、今回の政府案に示されている被害者参加制度に対して、極めて慎重な立場に立って発言しておられた刑事訴訟法の専門家の方もおられました。...全文を見る
○平岡委員 委員が御指摘のとおり、そうした直接の参加を望んでおられる被害者の方々もいるということは、我々もしっかりと認識をしているところでございます。  しかし一方で、先ほど来私が申し上げているような懸念も表明されている中で、被害者の方々の中には先ほども申し上げたような懸念を表...全文を見る
○平岡委員 被害者が関与できる段階という点ですけれども、この点については、基本的には政府案と変わりがあるわけではありませんで、被疑者が起訴された段階からという形にしております。  確かに、我々の案においても、検察官の起訴時における訴因とか罪名の判断まで被害者等が関与できる仕組み...全文を見る
○平岡委員 この点についても、政府案とは基本的には変わっているわけではありません。我々の被害者関与制度におきましても、公判前整理手続とか、あるいは期日間整理手続におきまして被害者等の出席を認めることはしておりませんけれども、先ほど来から御説明しているように、被害者等の方々について...全文を見る
○平岡委員 委員御指摘のとおり、これまでの裁判の遂行の中で、検察官と被害者の方々との関係においては、意思疎通が十分に図られていなかった、それに対して被害者の方々に多くの不満があったということは、政府側も我々の質疑の中で認めてきていたわけであります。  そういう意味で、我々は、そ...全文を見る
○平岡委員 このことは、近代国家における刑事裁判とは一体何なのかという本質論もあるわけでありますけれども、特に今回について言えば、ほぼ時期を同じくして導入されることになっております裁判員制度との関係をやはり非常に意識しているということもあろうかと思います。  具体的に申し上げれ...全文を見る
○平岡委員 被害者等の方々については、これまでさまざまな施策というものが講じられてきているというふうに思います。私たちも、犯罪被害者等基本法というものをつくって、あるいは提案して、これまで早い段階から検討してきたところでございます。そうした努力が実って、少しずつではありますけれど...全文を見る
○平岡委員 確かに、御指摘のとおり、民主党修正案では、まだ国選被害者弁護人制度というようなところまで至っておりませんけれども、被害者に対する弁護士費用についての援助というものを民事法律扶助制度に準じた制度として、立てかえ払い制度を導入しようということで法律案の提案をさせていただい...全文を見る
○平岡委員 今回の政府案で提示されている損害賠償命令の仕組みというのは、その制度自体、我々もちょっといろいろな疑問点があるということでこの委員会でも質問させていただいておりますけれども、我々の修正案の中では、特にこの制度について変更をするという内容は行っておりません。  ただ、...全文を見る
○平岡委員 その点については、冒頭に、被害者参加制度についてどういう問題があるのかという点について、専門家の方々とか、あるいは被害者の方々の御意見を紹介するという形でお話を申し上げましたけれども、やはり裁判員制度をスタートする中で、多くの国民の皆さんがまだこの仕組みになれていない...全文を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  いよいよこの法案の審議も最終段階に入ってきているということでありますけれども、やはりこの衆議院での審議というものは、何か与党の方からは、月内には参議院に送らなければ参議院の審議時間を十分に確保できないから送るんだというふうに、強行採...全文を見る
○平岡委員 それで、その受けられた報告というものを、今度は、刑事局としては、いつ、どのように処理をしたのか。処理というのは、報告をする、連絡をする、説明をするということについてはどうされたのか、この点についてお聞かせいただきたいと思います。
○平岡委員 どういう方法で官邸には連絡しましたか。
○平岡委員 それで、私、昨年のにせメール事件のときにも、この東京地検の行動について、ちょっとおかしいんじゃないかということで取り上げたときに、昨年二月のにせメール事件では、実は東京地検はこういうコメントを発する前に法務省に事前連絡をしているんですよね。事前連絡をした上で、コメント...全文を見る
○平岡委員 そんな、差し控えるような話じゃないじゃないですか。捜査の中身を聞いているんじゃないですよ。事前に連絡があったかどうかというのを聞いているんじゃないですか。事後に連絡があったことはここで答弁できても、事前にあったかなかったかということが我々に対して答弁できないんですか。...全文を見る
○平岡委員 事前報告がなかったという答弁だというふうに理解しますけれども、それはそれでとりあえずおいておいて。  そこで、総理官邸の方に報告が行きました。それを踏まえて総理大臣は記者団に対して発言をされたというふうに思うんですけれども、安倍総理はこの件についてどういうふうに記者...全文を見る
○平岡委員 まさに今言われたことは、各紙に載っていることとほとんど同じですね。私もそういう発言だというふうに聞いております。  そこで、私は、非常に重大な問題がここで発生していると思いますね。というのは、先ほど刑事局長から答弁をしていただいたように、東京地検から法務省に連絡があ...全文を見る
○平岡委員 今のは、勝手にそういうふうに思っているのは、それはそれで私も否定をするつもりはありません。  ただ、法務大臣は、ある意味では非常に慎重に記者会見でも述べておられるし、私は、法務大臣はそれなりに自制心を働かせておられるというふうに思います。法務大臣そのものは、検察庁法...全文を見る
○平岡委員 だから、東京地検のコメントの範囲内であるということならば、そのことをちゃんと明確に総理の口から、私が言ったこのことは将来の可能性を否定するものではない、あくまでも、東京地検から報告のあった、具体的な予定もなかったということを言うにすぎないんだ、その範囲にとどまっている...全文を見る
○平岡委員 だから、私は、副長官が言うことを否定しようとは思いません。副長官がそう言われるのなら、やはり世の中には物すごく誤解を受けているわけですよ、これは。誤解をしている人たちがいるから、特に東京地検が誤解されたら、これは大変なことになる。  だから、その誤解を解く意味でも、...全文を見る
○平岡委員 まさに、そういうふうに言うんだったら、先ほど刑事局長から答弁があったように、東京地検のコメントというのは、取り調べの事実はなく、またその具体的な予定もなかった、これがコメントなんですよ。だから、総理のコメントとは全く違いますよ。それをあえて否定しないというところを見る...全文を見る
○平岡委員 まさに大臣、今の刑事局長の答弁のように詳しく聞かないで、現行法でもできるんですよと言われて、それを、本当に真っ正直な長勢大臣がそのまま答弁されたんじゃないかなというふうに思いますね。  現行法の中で、今回我々が提案しているような形で、検察官に対して、しっかりと意見を...全文を見る
○平岡委員 何か変ですよね。三百十六条の三十六ではできないけれども、三百十六条の三十五ではできますというのは。  やはりそもそも申し出は、我々の案はそうなっているんですよ、申し出は、直接被害者の方々が法廷でしゃべることができるものに限らず、証人尋問についての申し出はしっかりとで...全文を見る
○平岡委員 私が内閣法制局の参事官だったら、今の説明でも、ああそうかなと思いますけれどもね。  その話は、被害者の方々に説明しなきゃいけないんですよ。被害者の方々は、私が今から申し出る話は三百十六条の三十五に該当することなんだろうか、三百十六条の三十六に該当するんだろうか、どっ...全文を見る
○平岡委員 制度が発足して、検察がまた私がさっき言ったような対応をとることによって、被害者の方々からまた検察官に対する不信感が募らないように、そこはしっかりと交通整理といいますか、どういうものだということについての共通の理解をしながら進めていくということが必要である。それは、私た...全文を見る
○平岡委員 私は、別に心情を述べることが中心になっているということを否定はしていませんよ。一番大きな例示として、被害に関する心情というのを真っ先に例示として挙げているわけですから、それは中心だろう。しかし、その被告人の意見陳述の中で、事実または法律の適用についての意見の陳述を行う...全文を見る
○平岡委員 改めて刑事局長に聞きます。  この二百九十二条の二の規定によって、被告事件について事実または法律の適用についての意見の陳述を言うことが禁止されるんですか。しゃべろうとしたら裁判官からとめられるんですか。あなた、そういうことを言うのはこの法律の規定によって認められませ...全文を見る
○平岡委員 何か苦しい答弁をしていて、全く私にもよくわからない。ましてや、いわんや犯罪被害者の方々に、あなたの言えることはこういうことですよ、あなたがちょっと理屈っぽいことを言ったら裁判長から発言をとめられますよ、そんなことが行われているんですか。私は、そんなことはないと思います...全文を見る
○平岡委員 だって、被告事件に関する意見だったら、そうやって書いてあるんですよ、法律に。被告事件に関する意見を述べると書いてあるんですよ。被告事件に関係しない意見だったら、それはとめられるかもしれません。被告事件に関する意見だったら、法律の適用に関することだろうが、事実に関するこ...全文を見る
○平岡委員 整理をしたといったって、僕はよくわかりませんけれども、犯罪被害者の人たちがこういう要望を持っているという中で整理した整理としては余りにもお粗末過ぎますよね。犯罪被害者の人たちの気持ちは、全く酌み取られていない整理だと思います。  私たちは、論告求刑に当たる被害者の方...全文を見る
○平岡委員 それは、件数を言っているだけじゃなくて、どういう方針でどういうふうに対応をしているのかということを聞いているのであって、例えば、今四百三十三件の願いがあった中で許可あるいは仮法廷でやったのが百六十件ぐらい、残りの二百七十件ぐらいは願いがあってもだめだということをやって...全文を見る
○平岡委員 質問はしません。ちょっと発言だけ。  今の答弁で皆さんの考え方はわかりましたけれども、やはり世の中の批判としては、そういう刑事施設に収容されている人たちの裁判で、防御権の行使というのが必ずしも十分にできていないという批判が高いんですよね。その批判が高いということを踏...全文を見る
○平岡委員 私は、民主党を代表して、政府提出に係る犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する民主党提出に係る修正案に賛成するとともに、同修正案が万が一否決される場合には、犯罪被害者の方々の権利利益の拡大という基本的方向性が同じであるという観...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 本会議 第38号
議事録を見る
○平岡秀夫君 民主党の平岡秀夫でございます。  私は、法務委員会におきましては、政府提出に係る犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に対する民主党提出に係る修正案に賛成するとともに、同修正案が万が一否決される場合には、犯罪被害者の方々の権利利...全文を見る
07月04日第166回国会 衆議院 法務委員会 第25号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  ちょっと法律名が長いので、簡単にDV法というふうに省略させていただきたいと思いますけれども、DV法というのは、家族の問題について法がどうかかわるかという基本的な問題を含んでいるというふうに思います。  ただ、家族の問題といってもい...全文を見る
○平岡委員 今、私の問題の視点と同じような視点で答弁をいただいたわけであります。  それでは、現在は法律が分かれているわけでありますけれども、そういう状況の中でも、DVと児童虐待が同時発生しているという疑いのあるケースというのは多いと思うんですね。そういう場合、具体的には、これ...全文を見る
○平岡委員 緊密な連携という意味では、法律が分離していることの問題点が具体的に今発生しているわけじゃないのかもしれませんけれども、本来、総合的に法律を考えていくということについても、私は将来的な課題であろうというふうに思っております。  そして、ちょっと次の話に行きますと、DV...全文を見る
○平岡委員 私は、DV法にしても児童虐待法にしても、基本的な問題というのがあると思うんですね。何かというと、公権力が家族とか社会にどうかかわるべきなのか、これは基本的な問題だと思うんですね。最後に南野提案者にその点はお聞きしようと思います。その前に、公権力と家族、社会がどうかかわ...全文を見る
○平岡委員 今の大臣の答弁でいくと、みずから取り下げるつもりは全くないと。この後、継続審議の件について採決をして、我々はそれに反対するつもりでありますけれども、こういう状況の中で、政府があくまでもこの成立を目指すということは、今回の参議院議員選挙、本当に大きな争点にしなければいけ...全文を見る
○平岡委員 非常に残念な答弁でありますけれども、時間がないので。  DV法にとって、本当に重要な役割を果たすのが司法ということでありますけれども、先ほど来からも、司法試験の問題の漏えいの話があります。それらの議論を踏まえて、確認したいことが二つほどあります。  一つは、まず、...全文を見る
○平岡委員 今ので確認したいんですけれども、試験問題の漏えいがその解任の根拠になっていないということでいいんですね。
○平岡委員 現在、法務省の方から考査委員に対して、答案練習会等の受験指導をしたことはないかということについての報告の徴求をしているというふうに聞いておりますけれども、仮に、これで答案練習会等をやっていれば、試験問題の漏えいいかんにかかわらず、同じように解任を求めていくということで...全文を見る
○平岡委員 今、我々の党にも、それから当局の方にも、いろいろな試験問題の漏えい問題について指摘がされているんですよね。ある意味では、今の解任理由なんかを考えてみても、漏えい問題が非常に軽く考えられているのではないだろうかというような疑惑もあるんですよね。そういう意味においては、私...全文を見る
○平岡委員 私は、具体的にこうだということを今言えというんじゃなくて、制度の仕組みとして、ここからここまでの幅の対応があり得るんだということをできるだけ早く受験生に示すべきだということを言っているんですね。  大臣は答えられないようで、何かいろいろうなずいているので、官房長、ち...全文を見る
○平岡委員 これだけ大きな問題になっていても、全くその部内でしっかりとした検討が行われていない。こういう問題についても、このDV法の審議の中で、公権力と社会のあり方とか、DV法における司法機関のあり方とかというような話題じゃなくて、正面から議論する時間はやはりちゃんととるべきだと...全文を見る
○平岡委員 そういう姿勢で本当に六百二十八億円の回収ができるのか、ある程度の回収見通しというものもなければいけないんだろうと私は思うんですよね。  この三十五億円があったとして、ほかにはどんなところにあるんですか、回収余地は。
○平岡委員 預金保険機構にしてもRCCにしても、財産調査権というのがあって、それなりにできる仕組みになっているんですよね。そういう状況にありながら、できるだけやりますというのでは、全くわからないですよね。こういうところにある程度の財産を追及していく可能性があるんだということぐらい...全文を見る
○平岡委員 捜査にかかわると言ったって、あなたは捜査当局じゃないでしょう。捜査当局がそう言うのなら私はわかりますけれども、捜査を受けている側が何罪で家宅捜索を受けたとかが言えないというのは、そんなばかなことはありませんよ。もう一遍ちゃんと答えてください。
○平岡委員 本当に、今のような答弁が行われるような状況の中で、私は、公権力がこれ以上社会とか家族の中に入ってくるということに対して、ある意味では恐ろしいものを感じますよ。そういう意味で、もっとしっかりとした答弁をして、もっと明らかにしていただかなければならない。我々は公権力の行使...全文を見る
○平岡委員 時間がないので、最後に南野提案者に質問させていただきます。  先ほど予告しましたように、南野提案者は、かつて法務大臣も経験された、この分野についてもそれなりの経験もお持ちの方であります。公権力と家族とのかかわりというものについては、私は、公権力というのはやはりそれな...全文を見る
○平岡委員 これで質問を終わりますけれども、きょうこの審議をするに当たって民主党はどういう対応をされるのかということで、参議院では賛成いたしましたから、賛成する方針でありましたし、今回の委員会の質疑を通じて特に大きな問題がなければ、我々としても賛成したいというふうに思っております...全文を見る
10月26日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  午前中は増田大臣だけになろうかと思います。どうぞ皆さん、もうお引き取りいただければと思います。  まず、今の国と地方との関係、それから将来目指すべき国と地方の関係、増田大臣、この所信で、先ほど同僚議員からも指摘がありましたように、...全文を見る
○平岡委員 けさほどというのじゃ、ちょっと私も、大分早い、きのうの朝、質問を出して、しっかりと増田大臣のもとで、この問題点についてよく精査をした上で答弁してもらおうと思っていたので、大変残念な発言ではありました。  かいつまんで言うと、岩国市が今、市役所を建てようとしていて、そ...全文を見る
○平岡委員 私の質問に答えてくださいよ。三十五億円の補助金が、ほぼ約束されていたのが出さないと言われて、岩国市は困ると思いますか、それを聞いているんですよ。それに答えてください、まず最初に。
○平岡委員 本当に増田大臣は地方のことを考えているんですか。自分が知事のときにこんなことをされたら、知事として怒りませんか。私は、そんなことがわからない、もう地方のことは忘れてしまって、東京で何かいい格好をして、地方の暮らしも忘れてしまったような、そういう大臣として仕事をしてほし...全文を見る
○平岡委員 今、増田大臣は、役割分担を考えた上で検討しなければならない問題だというふうに言われました。もう一遍、けさ聞かれたというふうに言われましたので、しっかりとこの問題の経緯を聞いてみてください。これはむしろ総務大臣としてなのかもしれませんけれども、こんな国と地方のあり方で、...全文を見る
○平岡委員 午前中に引き続きまして、今度は拉致問題についてちょっとお伺いしたいと思います。  昨日の参議院の外務委員会で、高村外相が、拉致被害者数人が日本に帰るということで解決というわけにはいかないが、進展にはなり得るかもしれないというふうに答弁されたと聞いております。一部の新...全文を見る
○平岡委員 まさに外交交渉中であるということでありますから、私もこれ以上は入りませんけれども、実は私、拉致問題について言うと、国民とかあるいは一般の国会議員にとってみては、余りにも情報が少な過ぎるというのが率直な印象なんですよね。情報が少ない中でいいかげんな判断をするわけにもいき...全文を見る
○平岡委員 言葉で言えば何でも言えるので、言葉半分に聞いておきますけれども、私は、福田総理が拉致問題について重大な人権問題というふうに表現されたのは、ある意味では一つの大きな、転換なのか判断なのか決断なのかわかりませんけれども、大きな意味のある表現ぶりだというふうに思っております...全文を見る
○平岡委員 いろいろ用意した質問もあるんですけれども、時間の関係でちょっと省略させていただいて、私は、今、この拉致問題について言うと、日本国政府が言っていることと北朝鮮の当局が言っていることとの間に、入り口論でかなり何か、そもそもかみ合っていないというところがあるような気がするん...全文を見る
○平岡委員 官房長官、警察に鑑定してもらったらこうだというふうに言いましたけれども、あのときも、帝京大学と科学研と両方行ってやってもらって、帝京大学だけがそうだったということですよね。その後も、何か余りよくわからないことが、何か人がどこかの、当局の方に就職されてしまったとか、いろ...全文を見る
○平岡委員 国家公安委員長、私の質問に答えてくださいよ。さっきの漆間長官の発言に対しては、国家公安委員長としてはそれは問題なしとするんですか。そういうことで警察の活動というのが遂行されていっていいんですか。そのことを私は聞いているんです。  公安委員長が言われたように、違法行為...全文を見る
○平岡委員 警察庁長官の強い決意、何の決意ですか。何の決意を述べられたんですか。北朝鮮にもっと交渉する気にさせるというのが警察庁の仕事だと、それが決意であり、それは警察庁に与えられた権限に基づく決意なんですか。北朝鮮と警察庁が交渉するんですか。どうですか。
○平岡委員 拉致事件について警察が真剣に取り組む、それは当然のことだと私も思いますよ。ただ、その拉致事件の問題について、今、外交交渉をしている、その外交交渉をする気にさせるために警察庁が自分の権限を使っていろいろなことをやっていくんだという、そのこと自体が、警察の本来のあるべき姿...全文を見る
○平岡委員 そういう被害が発生しているということで、ちょっと私も冒頭、福田総理の言葉を紹介しましたけれども、拉致問題は人権問題である、こういうことで、私もそうだと思いますけれども、逆に言うと、人権問題というのは、例えば人権侵害とか人権無視とかという問題は、あっちで人権侵害している...全文を見る
○平岡委員 ちょっと大臣、私の質問に答えてください。そういう大きな被害が生じた人たちに対する人道支援をすることについて、いわゆる経済制裁の一部を緩和するというお考えはありませんかということを聞いているので、その部分だけ答えてください、もう一度。
○平岡委員 大変残念な答弁だと思います。  福田総理が拉致問題については人権問題ということを表現されたと同じように、今回の大洪水による被害というものは、いわば人道的支援を必要とする人権問題だというふうに思います。そういう問題については、先ほど言ったように、何か、こっちでこうだか...全文を見る
○平岡委員 今大臣がお答えになったように、基本的には靖国神社というのは、軍人軍属の方々に対して、これを祭るというような仕組みになっているわけでありますね。  そこで、平成十四年の十二月二十四日に、これは福田総理が官房長官時代につくられた懇談会の報告書というのが出ております。そこ...全文を見る
○平岡委員 大臣も御存じだと思いますけれども、沖縄の糸満市には、平和の礎という祈念碑といいますか施設があるわけですね。これは戦死者だけじゃなくて、すべての犠牲になった方々、沖縄戦で亡くなったすべての方々を対象とするものであるということでございます。  私は、大きな戦争で大きな被...全文を見る
○平岡委員 結局、二番目に言われた目標というのは、まだ確定していないから、これから議論するべき問題だから書いてないということですよね。そうすると、本当は「など、」というのを目的に書いてはいけないんですね、多分。二番目のものははしょらないといけなかったんだというふうに思います。 ...全文を見る
○平岡委員 今の説明でいくと、一体改革とはやはり呼べないんじゃないですかね。一体改革というのは、やはり歳出と歳入面、両方、ぱっと決めてやるんですけれども、今は「歳出改革を徹底的に実施した上で、」というふうに言っているので、つまり、徹底した歳出削減をやった上で、その上で考えていきま...全文を見る
○平岡委員 では、私の質問を逆から言いますと、徹底した歳出改革をやります、その結果、歳入については特に新たに増収策、増税策をとる必要はないという事態というふうに見込まれます、こうなったときは、この税改革というのは一体どうなるんですか。やるんですか、やらないんですか。
○平岡委員 ちょっと次の社会保障改革について触れてみたいと思うんです。  よく国民負担率という言葉が使われておりまして、骨太の方針の中にも出てくるわけでありますけれども、国民負担から給付を控除した残りの部分での負担率という意味で、純公的負担率というような概念が使われている。これ...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間がないのでこれ以上議論しませんけれども、大臣はこの発言の中でも、「国民の受益と負担の水準についてわかりやすい複数の選択肢を示し、」こう書いてあって、私はこれから何か国民に示していただくのかなと思ったら、事務方に聞くと、十月十七日の経済財政諮問会議で示しまし...全文を見る
11月02日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  私の質問は、銃器対策の問題と、それから法案の中身について質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、銃器対策の方ですけれども、平成十九年度の銃器対策推進計画というのがございまして、そこにいろいろな省庁がいろいろな...全文を見る
○平岡委員 有効な方法だと言われたって、今まで一件しか、この一件も、何か聞くところによると、組織的犯罪処罰法の違反のところでついでに何か盛り込ませたような利用の仕方しかしていないという話ですよね。  だから、私が思うには、どうも通信傍受法の中にこの規定を盛り込ませたのは、ある意...全文を見る
○平岡委員 このクリーン・コントロールドデリバリーも、今言われたような範囲にとどまっているのであれば、あえて目くじらを立てるような話ではないのかもしれませんけれども、やり方によっては、先ほど言ったように、おとり捜査といったようなことにも進展していきかねない、そんな問題もあろうかと...全文を見る
○平岡委員 今るる紹介していただいたのは項目的な話なんですね、詳細なことはちょっとよくわかりませんけれども。  我が国の銃器規制というのは、先進諸国の中でもかなり厳しい銃器規制になっているんだろうというふうに私は思うんです。そう見ますと、この銃器規制が、ほかの諸国にも同じような...全文を見る
○平岡委員 そこで、ちょっと時間がないので一部省略しますけれども、この推進計画を見ると、あくまでもこの議定書を批准しなければいけないので、そのための国内法整備としてこの条約に書いてあるようなことを準備したいんだというふうに書いてありますけれども、私は、必ずしも、議定書を批准すると...全文を見る
○平岡委員 何か、議定書がなければできないようなことを言われると、本当に銃器対策をまじめにやろうとしているのか、しっかりとやろうとしているのか、その点について非常に不安に感じますね。  やはりこれは、国内限りでできる話であれば、もう早急にやる、本当は今回の改正法の中であるいは一...全文を見る
○平岡委員 日本国内の足元を固めるという意味が私にはちょっとよく理解できなかったんですけれども、それは共謀罪をつくるということですか。どういうことですか、足元を固めるというのは。
○平岡委員 繰り返しになりますけれども、この条約については、私は、共謀罪をつくらなくても批准することはできる、一部留保は必要かもしれませんけれども。それをすることによって、この議定書への参加といいますか、議定書を批准することも早くできるわけでありますから、一日も早くそういう方向で...全文を見る
○平岡委員 いつも、想定しがたいからこれでいいんだというふうに言われるわけでありますけれども、ちょっといろいろ議論の積み重ねがあるんですよね。  法務委員会で議論したときに、例えば当時の刑事局長あたりは、「この定義における共同の目的は違法な目的に限られるわけではない、」ちょっと...全文を見る
○平岡委員 同じ文章が書いてあって、同じ内閣が提出した法案と法律で、同じ表現をとってあって概念が違うということは多分あり得ないことなんだろうと思いますから、それはそれとして、同じだと。  となると、ちょっとこの両者を比較してみると、私は、銃刀法の場合は、今回の改正規定でいけば、...全文を見る
○平岡委員 当時もいろいろ議論はされているんですけれども、結局、想定しがたいということだけで終わってしまったのでは、本来法律が目指していることが読んだだけではしっかりとわからないということだと思うんですよね。やはり、だれが見ても想定しがたいのであれば、想定していないということを前...全文を見る
○平岡委員 今ので少しわかってきましたけれども、組長の決定によって行われているというのを典型的な例として言われたんですね。  そうすると、この三十一条の二項が適用されるときは、後ほどちょっと聞こうと思っていたんですけれども、組長に対する処罰というのはどうするんですかという議論が...全文を見る
○平岡委員 今のについてはちょっと私はこだわるんですね。  団体の活動として、当該違反行為を実行するための組織により行われたときというのにそれは当たるんですか。組長が関与していなくて、何かちょっと下部の、例えば会社でいえば係長クラスとか主任クラスみたいな人がやったというのもこれ...全文を見る
○平岡委員 さらに言うと、では、組織により行われるということは、実行行為者だけじゃなくて、それを命令しただれか、決定権者というのはいろいろいると言いましたね、その決定権者も必ず処罰されるというケースでしかこの三十一条の二項は適用されない、そういう理解でいいですか。
○平岡委員 それで、両罰規定の話でちょっとひっかかるんですけれども、先ほど、三十七条は、正業をやっている人たちがやった場合の話としてこう規定してあると。だから、正業をやっているようなケースのところに、両罰規定で今回の、例えば三十一条の二項とか三項みたいなケースを入れ込むというのは...全文を見る
○平岡委員 検討すると言われたらあれですけれども、検討してから持ってきてほしいなというのが正直な気持ちです。今からまたやったら、今度国会の議席数がどう変わっているかわからないという状況の中で、いつになるかわからないという問題もあろうかと思います。  私、ずっと見ていて変だなとい...全文を見る
○平岡委員 今の答弁は私はおかしいと思うんですけれども。何で私がそのことを言うかというと、もともとの三十一条の一項のところの違反行為というのは、三条の十三なんですけれども、これはある意味では、多数の人たちがいるような場所とか多数の人たちが利用しているような乗り物に向かってとか、あ...全文を見る
○平岡委員 その辺もちょっと、どうして違うのかというのは多分考え方があるんだろうと思うんですけれども、愛人宅の中で撃ってもやはり発射罪というのは適用してもいいんじゃないかな、それをすることによってさらに銃器規制においては厳しい規制になっていくんじゃないかなということを指摘して、私...全文を見る
○平岡委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明いたします。  その趣旨は案文に尽きておりますので、案文を朗読いたします。     銃砲刀剣類所持等取締法及び武器等製造法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   ...全文を見る
11月06日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうはいろいろな基本的なところをぜひ聞かせていただきたいというつもりで質問させていただきたいというふうに思います。  幾つか質問ありますけれども、まず、総論的に最初に質問いたします。  ことしの九月十日の安倍総理の所信表明演説...全文を見る
○平岡委員 特に今防衛大臣が言われた話は、本当に私は、よく自覚をしながら、今回の問題についても取り組んでもらいたいというふうには思います。  そこで、若干また、今度は福田総理の方の所信表明演説を見てみますと、テロ特措法に基づく支援活動ということについては一応触れてはおられるんで...全文を見る
○平岡委員 国内的にももっともっと多くの方々に、日本がアフガンの和平のために、あるいは人道的、復興的な支援のために、いかに国際的に貢献をしているのか、国際的責務を果たしているのか、このことをやはりしっかりと認識してもらうための努力を政府としても行っていただくことを要請しておきたい...全文を見る
○平岡委員 防衛大臣も、もっとさかのぼった経緯は余り御存じないのかもしれないので、私、二〇〇五年の二月の予算委員会の分科会で質問しておるんですね。ちょっと長くなりますけれども、ざっと早口で読み上げますので、ちょっと聞いておいてください。   現在、実施設計が進んでいるということ...全文を見る
○平岡委員 私は、石破大臣はそういう論理性というのを非常に重んじる人だというふうに思っているので、期待をしておったんですよ。まあ、まだ終わったわけじゃないから、期待をしておるんですよ。  先ほど私が、二年前の予算委員会で、なぜ額がトータルで言えないかと言われれば、それは毎年毎年...全文を見る
○平岡委員 この問題ばかりやっているわけにいきませんけれども、政府は約束したことはちゃんと守れ、そのことが私は信頼感の前提だと思いますよ。  ぜひ、防衛大臣、いろいろ石破さんに対しては言っておる方がおられますけれども、その論理性を重んじているところについては私は評価していますか...全文を見る
○平岡委員 この問題については、かつても衆議院の安保委員会でいろいろと議論されておって、どうもそこを見ていると、今の外務大臣の答弁も含めてでありますけれども、要するに、日本から出ていっても、結局どこかへ移動なんかしてしまえば安保条約の適用なんか全く関係ないから、何をやってもいいん...全文を見る
○平岡委員 一九六〇年の岸・ハーター間の書簡で、安保条約の第五条の規定に基づいて行われる戦闘行為を除く日本国から行われる戦闘作戦行動のための基地としての日本国内の施設及び区域の使用というのは、日本国政府との事前の協議の主題とするということが合意されているわけですね。  まさに今...全文を見る
○平岡委員 非常に苦しい答弁だとは思いますけれども。  なぜ今回の新法には国会の承認規定がないのかということについては、この場でも同僚議員からもいろいろ質問がありまして、お答えになっているので、私はその視点から聞くつもりはありません。しかし、考えてみると、もう効果ははっきりわか...全文を見る
○平岡委員 全く納得できませんね。それは、参議院における民意といいますか、シビリアンコントロールを無視しているに等しいわけですよ。私は、実力部隊である自衛隊を海外に出すということについては最大限のシビリアンコントロールが必要である、そう考えたときに、参議院が反対するかもしれないか...全文を見る
○平岡委員 今の官房長官の答弁でわかりました。よくわかりました。それでは、参議院で否決された場合は、衆議院の優越性の規定は使わないということですね。今のは、参議院でお諮りして参議院で同意を得る、それが要するにシビリアンコントロールの最たるものだと言われたわけです。そういうことを言...全文を見る
○平岡委員 参議院の国会承認というものを無視するような気持ちで出されたこの法案こそ私は参議院に対して失礼だということを申し上げて、次の質問に移ります。  今回の法案のもととなっている米軍のアフガニスタン攻撃の正当性の問題についてなんですけれども、余り時間がないので詳しいことはち...全文を見る
○平岡委員 それは、ただ単に異議がなかったから認められたというのでは、論理的な正当性は何も証明されていないというふうに私は思いますね。  ニカラグア判決で示された基準というのは、武力攻撃と、より重大でない形態の武力行使というのを区別し、そして重大性を有する武力行為を実行する武装...全文を見る
○平岡委員 私は、こういう問題提起をして、今私が指摘しているとおりに皆さんが認めてくれるとは思っていませんけれども、こういう問題も、いずれ私は国際法学者等から評価されると思うんですね。今回のこの部分が一体国際法的に見てどういうものであったのか、このことを私は、将来的に評価されると...全文を見る
○平岡委員 その話を前提として、では、ISAFはどうですか。ISAFというのは、国連決議に基づいている行動だから武力行使も認められるというように考え得るんですか、それとも何か別の考え方なんでしょうか。  つまり、例えば、これが国連決議に基づく武力行使として認められるのであれば、...全文を見る
○平岡委員 そうすると、国際法的に見た場合は、今、OEFとISAFというものは同じ位置づけになっている。  つまり、もともとOEFは自衛権の行使で武力の行使ということで、掃討作戦でわあっとやっていて、別の部隊がやる。ISAFはISAFで、また国連決議があって、国内の治安維持みた...全文を見る
○平岡委員 私は、OEFとISAFというのが国際法的に見て同じ位置づけになっているというのは、やはり非常に不自然な感じがしますね。  ちょっと質問の視点を変えてみます。  我が国は国際的紛争を解決する手段として武力の行使はしない、こうなっていますよね。では、国内の治安回復、維...全文を見る
○平岡委員 いや、それじゃ説明したことになりませんね。  この前、我が小沢代表が、ISAFの活動に対しては、武力の行使なのかどうかはわかりませんけれども、とにかく武器を持っていって活動することでも、これは憲法上、自分の見解としては、私の見解としてはという限定ではありましたけれど...全文を見る
○平岡委員 いやいや、憲法の関係で全然答弁になっていないから聞いているんじゃないですか。だから、石破さんが何か答えたそうにしているから……(石破国務大臣「いやいや、全然」と呼ぶ)いやいや、だって、小沢代表のISAFへの参加については、これは憲法違反だというようなことをどこかで言わ...全文を見る
○平岡委員 全く答弁になっていないのと……(発言する者あり)いや、政府の質問主意書に書いてあることと今石破大臣が答弁されたこととは整合性がないんですよ。だって政府の答弁書は、これは治安回復、維持のための活動であるというふうに位置づけてすべてを説明しておられるということでありますか...全文を見る
○平岡委員 ちょっと政府の答弁書が余りにも不十分というか、合目的的に書かれているような気がして、ちゃんとした、国際法的に評価されていないという意味において、きょう皆さん方からいただいた答弁をしっかりと精査してこの位置づけを明確にしていかなければ、我が国がどういう協力ができるのかと...全文を見る
11月07日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょう、最初、お二人の大臣を予定しておったんですけれども、きょうの報道があったものですから、国家公安委員長にも質問をしなければいけないという事態になりましたものですから、ちょっと、先にその話を質問させていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○平岡委員 今の説明を聞いても、確かに事実関係を全部ここで説明するわけにもいかないのかもしれませんけれども、ちょっとよくわからないんですね。  今、被害者の女性から告訴があったというふうに答弁されましたけれども、告訴の内容というのは一体どういう内容の告訴なんですか。
○平岡委員 告訴の内容がどうであったか言えないといっても、一応、書類送検の中身は、集団強姦、強盗、わいせつ略取の容疑で書類送検したと書いてありますから、多分、告訴の中身もそれに近いものであったというふうには思います。  そういう内容であるにもかかわらず、逮捕しての取り調べが行わ...全文を見る
○平岡委員 そうやって口で言われてもよくわからないんですけれども。  では、通告はしていない具体的な質問ですけれども、これは書類送検されましたね。しかも非常に凶悪犯の中身ですよね、容疑は。書類送検された後、これはどうなるんでしょうか。ちょっとこれは、きょうは法務省を呼んでおくべ...全文を見る
○平岡委員 やはり地元にいるとよく起こるんですけれども、犯罪を犯したあるいは交通事故を起こした米兵が帰国させられて、その後、日本側が手が出せなくなっちゃったというケースがよくあるんですよ。それで、被害者として泣き寝入りをしているというケースもあるんですよ。  この四人の被疑者に...全文を見る
○平岡委員 必要な協力を得られるものと承知しているという程度で日本当局が考えているとしたら、これは日米地位協定を改正するとかというぐらいのことをしていかなければ、いつまでたってもやはり日本はアメリカの属国みたいな扱いですよ。私は、こういう状態を一日でも早く解消していくための日米地...全文を見る
○平岡委員 大臣、もうちょっとこれは率直に答えてくださいよ。私は、岩国市は困っていると増田大臣は思っていますかという問いに対して、それは岩国市が判断することですと。増田大臣の判断を岩国市が判断するんですか。そんな答弁はおかしいでしょう、大臣。  まず、議論の大前提として、こうい...全文を見る
○平岡委員 こんな無駄な時間を過ごしても仕方ないのかもしれません。  今大臣が説明されたように、もらえなかった場合、補助金が来なかった場合は、いろいろな財源措置を講じなければいけないという意味でいろいろな手続が必要だ、それはまさにそのとおりでしょう。  しかし、この三十五億円...全文を見る
○平岡委員 そこでも確認されたのは何なのかというと、この補助金について言えば、それは確かに毎年毎年の予算で確認していかなければいけないから今全体を約束することはできないけれども、補助の考え方はこういうことだということで、単価とか、あるいはどの部分について補助できるかということで、...全文を見る
○平岡委員 私は、本来国と地方との関係はどうあるべきかと考えたときに、やはり国が約束したもの、ただし、制度的に今具体的な金額は確定できないというようなこともあるかもしれませんけれども、国が約束をし、それに基づいて地方が予算措置をし、あるいは事業計画をつくり、あるいはいろいろな活動...全文を見る
○平岡委員 私は、個別の話を言っているんじゃないですよ。国が一たん大まかに約束をし、それを実行しないときは地方は困る、そういうことのないように国と地方のあり方としてどういうことをしていかなければいけないのかということを聞いているんですよ。  個別の話をしても、今回どうかというの...全文を見る
○平岡委員 そういう問題提起があって、大田大臣も、そのように思いますというふうに言われました。  民間議員の説明によれば、平成十六年に年金の抜本改革と言われるものが行われて、百年安心とか言われたわけですよね。しかし、その問題提起としては、「年金制度を今後の超高齢化社会でも真に持...全文を見る
○平岡委員 要は、やはり改革としては不十分な改革であったということを前提にして、これから議論がされるということなんだろうと思いますけれども。  ただ、最後に福田総理が締めくくりの話として、これから「国民が理解していただけるような議論を是非続けていただきたいと思っている。」こうい...全文を見る
○平岡委員 何か、国会の中で議論されるとかと言われてしまうと、政府って一体何なのかな。やはり議院内閣制ですから、与党がつくっているそれは内閣ですから、やはり与党と相談しながら進めなければいけない。そのときに大田大臣が果たす役割というのは私は大きいんだろうと思うんですよ、議院内閣制...全文を見る
○平岡委員 それから、この検討の中で、国民に対してわかりやすい情報というのを積極的に出してほしいということが政府に対しても要請がなされていますね。  我々も、年金制度改革を検討するに当たって、政府から提供される情報の量が余りにも少な過ぎるというか、わからないことがたくさんあった...全文を見る
○平岡委員 ぜひ、積極的に情報開示できるようにしてもらえるように、大田大臣からも働きかけをしていただきたいというふうに思います。  前回質問したときに、私の質問だけで、答弁する時間がなかったので、確認の意味で答弁を求めたいと思いますけれども、この前、国民負担率の議論のところで、...全文を見る
○平岡委員 今のは、世代間で大きなアンバランスがあるから、何か、出すと負担の大きい世代から猛反発されそうだから出したくありませんというようにも聞こえちゃったんですよね。出したくないというような気持ちがにじみ出ているような気がして。  私はやはり、将来我が国がどういう社会保障制度...全文を見る
11月21日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
議事録を見る
○平岡委員 まず最初に、守屋前防衛次官とそして河村元防衛課長との投資資金をめぐる動きについて確認をしたいと思います。  河村元防衛課長が守屋前事務次官から四千五百万円の投資資金を預かって、その後、その資金を運用、そして返済あるいは損失補てんしたという問題がありましたけれども、こ...全文を見る
○平岡委員 今の事実関係の流れを聞いても、全くその事実関係がはっきりとしていないというのが率直な印象ですよね。防衛省ですから、国の安全保障をつかさどっておって、しっかりと情報について分析する、調査する、そうした能力がなければいけないんですけれども、これでまさか納得しているわけでは...全文を見る
○平岡委員 新聞報道にそれぐらいのことまで出ているのに、それが調べられないというのは一体どういう役所ですか、防衛省というのは。日本の安全保障なんか任せられない、そんなことで。  では、次に行きます。  借り受ける旨の書面が作成されたと書いてあります。だから、これは消費貸借とい...全文を見る
○平岡委員 では、それは調べがついているということですね。調べがついているけれども公表できないということですね。確認、どうぞ。
○平岡委員 そんなもので同意が要るんですか。非常に変ですよね。今まで説明していたことはちゃんと我々が質問したらそれに答えてくれるのに、そんな利息なんかの話が言えないというのはどういう意味ですかね。私はそれは全く納得できませんね。  委員長、この点についても、後から私が質問するこ...全文を見る
○平岡委員 この調査結果ですけれども、投資先はどこなのかというのはさっきも何かよくわからぬと言いましたけれども、これは、平成九年の十二月までに返済することが不可能になったということで三千万円を返済したと言っているんですよね。  六カ月たたないうちに投資が失敗したというふうに言わ...全文を見る
○平岡委員 当人から答えがないというなんて、それでいいんですか、防衛省は。それこそ、どういうことにこれだけの多額の金を使うかということについて、防衛省としてあずかり知りません、そんなことは関係ありませんで済むんですか。そんなことはないでしょう。  ちゃんと調べるということを約束...全文を見る
○平岡委員 役所の中で、次官と防衛課長の間で行われたことを私人間と言われたら、これは私は問題意識として本当におかしいと思いますよ。  これだけの大きな問題になっているにもかかわらず、六カ月たってから、失敗しました、三千万円しか返せませんとなったときに、当然この防衛課長が、どうい...全文を見る
○平岡委員 そこで、新聞報道等を見ますと、これは当初は投資の資金を預かって運用に失敗したということで損失補てんをしたんだというふうに防衛課長はマスコミのインタビューに答えております。  仮にこれが損失補てんということになったら、これは税法上どういう取り扱いになるんですか。
○平岡委員 これは平成十四年に最後の千百万円の小切手が渡されているんです。それで、可能性としては、先ほど言った贈与税の可能性もあるんですよね。これは早く決着をつけないと課税できなくなりますね。  財務大臣、どうですか。この問題についてもしっかりと国税庁で事実関係を確認し、そして...全文を見る
○平岡委員 一般論としては適切な課税を行っていくということでいいんですよね、大臣。
○平岡委員 今の基本に従って、しっかりと財務大臣もこの問題についても監視をしていっていただきたいというふうに思います。  財務大臣は自分の話じゃないと思っておられたので、次には大臣の話に行きたいと思いますけれども、今度の山田洋行に関する事件というのは、私は防衛利権問題の一角だと...全文を見る
○平岡委員 まさにこの安全保障議員協議会の事務総長を額賀大臣がされておられまして、現在も何か副会長だというようなことで、この協議会においても秋山氏は専務理事なんですか、違うんですか、協議会の方では事務局長という立場で仕事をしておられる。さらに、これは日本文化振興会、現在は日米平和...全文を見る
○平岡委員 一々調べていないということは、要するに、そういうことをやっているという実績は知らないで、知らない状態のままに一般競争入札で受注させたということですよね、当然のことながら。そんなの一々知らないというのは、知っていなければ、知っていないということは、それは審査の対象になっ...全文を見る
○平岡委員 今のD基準というのを調べましたら、もうとにかく何でも大丈夫だ。資本金の基準も制限はないし、売り上げ基準も何もないし、設立されて何年たったかという基準もないし、とにかく何でも参加できる。ただ単に、これは金額が少額だからということだけで選ばれているというのが実態ですよね。...全文を見る
○平岡委員 今るる述べられたら、いかにもたくさん仕事をしているような感じがしますけれども、そうじゃないでしょう、実態は。ここにいる秋山さんが一人で、あるいは数人でそういう会合をセットして、意図的な報告書をつくっているというふうに我々としては考えていますよ。  結局、処理調査報告...全文を見る
○平岡委員 その後何が行われているかというと、先ほど来から言っていた制御爆破式と加熱爆破式というのは、どちらかというと加熱爆破式の方が今までずっと先行方式としてやってきたんですね。制御爆破式というのは神戸製鋼しかできないという状況の中で入札が行われて、この報告書が非常に尊重された...全文を見る
○平岡委員 この問題については、平成十五年に、当時の外務副大臣であった矢野哲朗参議院議員も疑惑問題みたいな形で取り上げていまして、こういうふうに言っています。「私は逆に防衛庁が極めて短期間の調査で軽々に制御爆破の結論を出し、随意契約で発注しようとしたことに不透明さを感じた」という...全文を見る
11月28日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、遺棄化学兵器の問題を中心にやろうと思っておりますけれども、その前に、ちょっと昨今の話題で取り上げておきたい話がありますので、法務省の刑事局長に来ていただいておりますので質問させていただきたいと思います。  昨年のライブド...全文を見る
○平岡委員 それでは、もっと具体的に聞きます。  今問題になっている、昨年十二月四日の濱田家での会合での同席というのはあるんでしょうか、どうでしょうか。
○平岡委員 ライブドアのときにも聞きましたけれども、それでは、なぜあのときに、先ほど私が冒頭に申し上げたようなコメントを東京地検は発表したんですか。それも捜査にかかわる情報じゃないんですか。あのときは発表できて今回はコメントが発表できないというのは、一体どういう基準なんですか。
○平岡委員 今、刑事局長は、ライブドアの事件のあのメールの問題については例外的な場合に当たるというふうに言われました。どういう場合がその例外的な場合なのかということも言われましたけれども、その中の一つに、ライブドアのときですけれども、指摘されている事項を把握していないとの事実を明...全文を見る
○平岡委員 昨年の法務委員会のときにも指摘させていただいたのでありますけれども、検察当局が、ある意味では、捜査そのものが政治家に及ぶとかあるいは汚職事件に及ぶということについて私は否定するものではありませんけれども、そういう捜査に関する情報が、適当に検察当局の判断でコメントが発表...全文を見る
○平岡委員 今、終了したということでお話がありましたけれども、いろいろと国問研に対して調査委託をしていることに関連して、国問研からさらに再委託というのが行われているんですね。その中を見ますと、ちょっと差があり過ぎるんじゃないかというものもありますけれども、逆に、見ていると、何か丸...全文を見る
○平岡委員 それで、十五年度末に終わったというんですけれども、その委託調査した結果というのは、どういうふうにして集約され、そしてそれが我が国全体の遺棄化学兵器の問題、あるいは、中国だけなのかもしれませんけれども、中国における遺棄化学兵器の処理の問題について生かされているということ...全文を見る
○平岡委員 いや、実際処理をやっているから成果が上がっているというんじゃなくて、調査したわけですから、その調査の結果というのがどういうふうにまとめられ、そして、それがいろいろな関係者に利用され得るような状態になっているのかというのが私は大事だと思うんですね。  これは事前通告し...全文を見る
○平岡委員 だから、そういうふうに調査して実験もしたというのはわかったんですけれども、その調査し実験をした成果というのはどういうふうにしてまとめられているんですかと。我々がその調査結果はどういう結果だったんですかと思ったら、どうやってわかるんですか。ちゃんと答えてくださいよ。
○平岡委員 では確認ですけれども、国問研に対して調査委託をした結果というのは、報告書にまとめられているということでいいんですね。
○平岡委員 それで、平成十五年度末までが国問研で、そこから国問研はこの遺棄化学兵器の問題については行っていないということであったようでありますけれども、聞くところによると、この遺棄化学兵器の問題について携わっていた方々は、職員はPCIへ移籍をしていき、さらには、その後またアトック...全文を見る
○平岡委員 今の経緯を踏まえて、今度は国内の問題にちょっと話を移していきたいと思います。  国内の問題としては、屈斜路湖とかあるいは苅田港とか、これはちょっと私もよくわからないんですけれども、神奈川県の寒川地区の危険物質調査というのも何かあるようであります。  こういったもの...全文を見る
○平岡委員 今の説明の中で、現在の日米平和・文化交流協会に頼んだという話だったんですけれども、これはいつ、幾らで、どういう方法で発注したんですか。
○平岡委員 先ほどの国問研、ちょっと私、具体的な数字はあれとして、一説によると百五十七億の調査の中で、そのあるところを請け負っているのかもしれませんけれども、それだけ費やして遺棄化学兵器の処理はどうしていったらいいのかというような調査をやっていて、先ほどの答弁の中でも報告書が出さ...全文を見る
○平岡委員 中国の遺棄化学兵器というのは平成八年からいろいろと調査が始まっているということで、確かに平成十四年度にそういう調査の発注が行われているということで、そういう動きがもう既に進んでいるわけですよね。そういう状況の中で、そっちの方の動きとは全く関係なしに国土交通省がこの日米...全文を見る
○平岡委員 それでは、ひとまず寒川地区の話はおいておいて、今度は苅田港の話に移っていきたいと思います。  苅田港の方でも、この日米平和・文化交流協会の安保研というのが登場してくるわけでございます。それで、この交流協会とか、あるいは安全保障議員協議会というのが非常に密接な関係であ...全文を見る
○平岡委員 前も私が額賀大臣に別の委員会で質問したときに、この組織は大変大事な組織で、日本の安全保障を一生懸命考えてやっているところなんですよということで、これに所属していない人は何か安全保障を考えていないかのような御答弁もあって、私も非常に変な組織だなというふうにも思ったんです...全文を見る
○平岡委員 殊さら、入札基準はいわゆるD基準、D等級以上に格付されていればいいというふうに説明をされるんですよね。D等級以上ということは、具体的に言うと、どんな人なら参加できないということなんですか。参加できないケースというのはどういうケースなのか、参加できない者はどういう者なの...全文を見る
○平岡委員 答弁が全く趣旨に合っていないので私がちょっとかわりに言いますと、要するに、D基準というのは、悪いことをしていない人ならだれでも、入札の説明会か何かに来れば、それで参加できる、そういう方式なんですよね。  それで、何かこれは、発注の契約金額は九百八万円なんですよ。少額...全文を見る
○平岡委員 今、知見を有する者というふうに言われたんですね。(江渡副大臣「広く」と呼ぶ)広く知見を有する者からということを言われたんですよね。ということは、やはり最後に決める際には知見を有する者に決めたということですね。  それで、先ほどから聞いていますが、安保研に当時はどうい...全文を見る
○平岡委員 参加した人がやり切れると思って参加したから、これは認めてもいいというものじゃないと思いますね。  この後、この安保研が報告書を出した後、実際の処理事業にかかった費用というのは幾らですか。  答弁がないようですけれども、いろいろと何期にも分けて発注されていますから、...全文を見る
○平岡委員 応札したのは、この安保研と、もう一つはケービーエフというところが応募してきたというふうに聞いています。ケービーエフというのは、皆さんが落札者を決めるに当たって、どういうものとして評価をされたのか、この点についてお伺いしたいと思います。
○平岡委員 だから、ケービーエフが応札したけれども、ケービーエフじゃなくて安保研に決まったということですよね。だから、私は、ケービーエフというのはどういうような能力を持ち、どういうような経験を持っているとかという、防衛省側が評価したものはどんな状態だったのかということを聞いている...全文を見る
○平岡委員 非常にいいかげんな競争入札ですね。それは、だれになったって、できなければできないでそれで問題になるから、だれを選んでもいいんだ、そういう答弁ですよね。国がそんな契約をするのはおかしいですよ。  ちょっと聞きますけれども、この入札公告を見ると、一月の二十九日に公告を発...全文を見る
○平岡委員 今、副大臣が競争入札で選ばれたと言われたから、だからさっきから聞いているんですよね。ケービーエフというのが応札しましたね、日米文化振興会も応札しましたね、どうしてその安保研の方に決まったんですかということを聞いているんです。
○平岡委員 今、四回応札がなされたというふうに言われたんですけれども、二回目でおりたということは、二、三、四というのはほかにどんな応札企業があったんですか。
○平岡委員 有識者の評価委員会をつくりなさいというのがあるわけですね。この入札の審査をするに当たって、どういう人がそういうメンバーになっているのかということについては、それは審査の上で決定されたんですか。
○平岡委員 入札の審査のときに全くそういうのが決まってもいないで、こういう形で認める、この人を落札にするというのは私はおかしいと思いますよ。どういう人がなっているか、ちゃんと本当に知見のある人がそういうメンバーになっているのかどうかというのを判断した上で普通は決めるんじゃないです...全文を見る
○平岡委員 安保研がどんなところか、ケービーエフというのがどういうところかということについても審査しないで、失敗したらそれは後からやり直させればいいんだというような答弁があるようなもとで、私は、今の副大臣の答弁はおかしいと思いますよ。  そんないいかげんなところに調査委託するぐ...全文を見る
○平岡委員 今の副大臣の答弁は矛盾していますね。だから、さっき言ったでしょう。この評価委員会の化学兵器の専門家というのは、防衛省とか自衛隊の経験者ですね。その人たちは、防衛庁とか自衛隊にいるときにそういうことをいろいろ研究したからこそ、今その権威者としてこの評価委員会でこういう役...全文を見る
○平岡委員 私がもらった評価委員会のこのメンバーには、入江功さんとかいうのはどこにも書いてないので、またこれはちゃんとチェックをさせていただきたいというふうに思います。  ちょっと時間がなくなってきたので、この問題は引き続きこの委員会でしっかりと、追及と言うと言葉が悪いですね、...全文を見る
○平岡委員 済みません、岸田大臣、また次回にしっかりと質問させていただきますので、きょうは御容赦いただいて。今までの議論をよく聞いておいていただいて、やはり中国の遺棄化学兵器の問題だけを見ていたのでは、私は、何かいろいろと見逃している点もあるような気がします。そういう意味では、中...全文を見る
12月04日第168回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
議事録を見る
○平岡議員 お答えいたします。  小川先生から、本当にこれからの日本の国会運営のあり方にもかかわる大変重要ないい質問をしていただいたので、まず、この法案についての理論的な根拠というのはちょっと後にしまして、最初にちょっとだけ、これまでの国会でどんなことが行われていたのかというこ...全文を見る
12月21日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  私は、遺棄化学兵器処理事業の問題について全般的にちょっと取り上げていきたいと思います。  まず最初に、中国の遺棄化学兵器の処理事業についてでありますけれども、せんだって十八日に、閣議後の記者会見で岸田大臣は、中国の遺棄化学兵器処理...全文を見る
○平岡委員 来年度からそういうふうにするというお話でありましたけれども、具体的には入札というのはいつごろ行われるのかということと、あわせて、これまでは余り知見がなかったのでというようなことで随意契約だというふうに言われましたけれども、果たしてそれが本当に随意契約をする理由として納...全文を見る
○平岡委員 いろいろと疑惑を持たれてきた事業でございますから、しっかりとこれから対応してもらわなきゃいけないことは当然のこととして、これまでの疑惑についてもしっかりと晴らしていくための努力を、この国会も含めてこれからも続けていきたいというふうに思っております。  そこで、中国の...全文を見る
○平岡委員 これは事前に通告している話なので、そんなのはちゃんと政治家で答えてくださいよ。用意されたものまで答えられないというんじゃ、これから呼びませんからね、政府参考人は。  今のでは定期検査であったということでありますけれども、検査自体は平成十七年の四月ぐらいから始まって、...全文を見る
○平岡委員 これは事前に通告していなかったので、わざわざ答えてくれたのはあれなんですけれども。  それは、省内で調査をした結果として、ないというふうに今断言されたんですか、どうですか。
○平岡委員 政治家レベルで外務省に所属している人たちに対して事務方から説明がなかったということで何らの介入もなかったというのは、ちょっと根拠として私は非常に希薄なような気がしますね。一度省内でしっかりと、何か介入があったかどうか調査をしていただきたいと思います。いかがですか。
○平岡委員 そこで、これは外務副大臣が答弁されたので、大臣政務官がどこまで責任を持たれるというかわかりませんけれども、立入検査をすると答弁している点については、いつから立入検査をするということになるんでしょう。
○平岡委員 体制を整えて実施したいとかというと、何か早期というよりは大分後になってからのような気がしますけれども、大体いつごろですか。来年早々、一月には立入検査に着手すると理解していいんですか。
○平岡委員 早期に早期にといって、早期というのは人によって大分幅がありますから、具体的にそういうふうに副大臣が答弁しているんだから、もうそろそろ、大体、省内でも相談した結果として、いつごろからやりましょうというのが出ているはずじゃないですか。いつまでも早期早期と言われたら、やりた...全文を見る
○平岡委員 ごめんなさい、別の組織だと言われたんですけれども、じゃ、今この安保研というのはどういう組織なんですか。
○平岡委員 ちょっと今の説明は、私もしっかりと検討していないので、ちょっと後で検討した上でまた質問もさせていただきたいというふうに思います。  次に、国内で実際に行われた遺棄化学兵器関係の事業の状況について質問をしたいと思います。  この関係については既に質問主意書でも出して...全文を見る
○平岡委員 確認もしないのに、どうしてそんな随意契約なんかできるんですか。やはり、そういう体制とか人員がそろっているからこそ、随意契約という形で契約できるというふうに私は思いますよ。そういう意味では、国土交通省の方でこういう、えたいが知れないと言うと言葉が悪いかもしれないけれども...全文を見る
○平岡委員 それは、今から国土交通省でこの安保研に対して、この人はそういう立場にあったのかどうかということについて聞くということはできないんですか。私は、それをやってくれというふうに事前には要望しておいたんですけれども。
○平岡委員 この委員会で何で取り上げられているかというのは、松島さん、よくおわかりでしょう。いろいろ疑惑を持たれているんですよ。だから皆さんは、疑惑を持たれていることに対してちゃんと、自分たちはそんな意図があったわけじゃないんだ、そのためには要望されたことについてはしっかりと調べ...全文を見る
○平岡委員 下請の一覧表があるということなので、その一覧表をまた後でいただければというふうに思いますけれども、その中に、例の苅田港の事案で話題になっている山田洋行は下請に入っているんでしょうか、どうでしょうか。
○平岡委員 それでは、ちょっと時間がないので、苅田港の方に移っていきたいと思います。  苅田港の事案についても安保研が調査の受注をしているわけでありますけれども、この安保研が調査の受注をしたときの人員体制というものを質問主意書でお伺いいたしました。こういう人たちがいますよという...全文を見る
○平岡委員 さっき外務省の政府参考人が、あれは関係ない組織なんです、調査の対象にもなっていませんと言っておきながら、その安保研のことについて平和・文化交流協会に対して聞くというのは、何か変じゃないですか。全く矛盾した答弁をされていますよ。  しかも、先ほどから話題になっていた平...全文を見る
○平岡委員 だから、そういう人を評価委員会の委員に置いたものを、多分、防衛庁との関係では、こういうものをつくりましたよということで契約後に提出し、いかにも体裁を整えているというような形でやっているのは、やはりどうも何か私としては納得いかないものがある。本当にこの安保研がそういう調...全文を見る
○平岡委員 やっていなかったということですよね。  その後、この処理事業を引き継いだのは国土交通省ですよね。国土交通省は、やはり同じように、下請が入る場合には、承認とは言っていないみたいですけれども、それを認めるか認めないかという判断をしているということなんですね。国土交通省は...全文を見る
○平岡委員 そういう仕組みの中で行われていて、防衛庁が承認をしなければいけないという時期になっていたときには、問題となっている山田洋行が下請に入っているということなんですよね。  国土交通省が認めるということになってから、山田洋行は神戸製鋼の下請に入っていますか、どうですか。
○平岡委員 多分、国土交通省が下請を認めるか認めないかというときには、これまで、以前の段階として、防衛庁がやっていた段階としてどういうところが下請に入っているのか、あるいはどういう理由で入っているのか、それらを見ながら、自分たちが下請を認めるのがいいのかどうなのかという判断を普通...全文を見る
○平岡委員 今、神戸製鋼とちゃんと事実関係を確認した上でこれからのことを考えていきたいという話であると思いますけれども、もう一つだけ聞くと、新聞報道によれば、神戸製鋼から山田洋行に対する下請が途中で打ち切られてしまった、だけれどもまた復活したということがあったようでありますけれど...全文を見る
○平岡委員 先ほどの下請全体の話もいろいろと問い合わせしているということでありますから、この打ち切りの問題についてもちゃんと確認をするということでお約束していただけますか、どうですか。
○平岡委員 時間がないのでこれで終えますけれども、遺棄化学兵器の問題については、中国だけの問題じゃなくて、国内でもいろいろな問題が起こっているということなので、引き続きこの問題については私たちとしても関心を持っていきたい。場合によっては捜査機関の方からの捜査というものもあるかもし...全文を見る