平岡秀夫

ひらおかひでお



当選回数回

平岡秀夫の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、大きく分けて三つの問題ですけれども、いずれもそれぞれの大臣が所信表明で触れている点に関連してでございますけれども、させていただきたいと思います。  まず最初に、海賊対策ということでございます。  ソマリア沖への自衛隊の...全文を見る
○平岡委員 海上保安庁で対応できるかできないかという話はまた法案の審議の際にしっかりとやりたいと思います。私は、決してそんな、海上保安庁が対応できないような話ではないというふうに思います。  そこで、今、海上保安庁そして海上自衛隊という話が出たわけでありますけれども、海賊対策に...全文を見る
○平岡委員 詳しくはまた法案審議のときにやりたいと思いますけれども、今言われた、対応が著しく困難だとか、そういう抽象的な話じゃなくて、もっと具体的に、こういうことで対応ができないとか、そういう基準をしっかりと示していただくということを法案審議のときまでにちゃんと用意をしておいてい...全文を見る
○平岡委員 今の説明は、私たちの部門会議の場でも政府の関係者からそういう説明がありましたけれども、すべて論破できます。だから、ちゃんとその具体的な基準を示して国会で審議をしていただきたいということであります。  そもそも論として言えば、海賊対策の対象となる海賊というのは一体何な...全文を見る
○平岡委員 私は何も根拠がなくて言っているんじゃなくて、海賊行為の中の定義で、軍艦とか、各国政府が所有し、または運航する船舶を除いた船舶に乗り込んだ人が、私的目的で、さっき言ったような行為を行う、そういう限定があるんですね。もしその海賊が、私が先ほど言ったような人であるならば、こ...全文を見る
○平岡委員 私が質問主意書で同じようなことを聞いたんですよね、ソマリア沖、アデン湾の海賊というのはどういう人たちの集団ですか、組織ですかと。そのときの政府の答弁というのは、今官房長官が言われたような答弁は全くなかったですね。  例えば、ここに書いてあるんですね。「ソマリア沖の海...全文を見る
○平岡委員 漆間副長官の言葉をある程度信じて、一般的なことしか言いませんでした、誤解を招くような発言をしたかもしれません、そこだけで官房長官の処分が決まってしまうというのはおかしいと思うんですね。もしかしたらもっと率直に語っているかもしれませんよね。もし語っているとしたら厳重注意...全文を見る
○平岡委員 誤解を招くような発言をしたということがけしからぬというんじゃなくて、やはり発言の中身そのものが、捜査の中立性とか公正性とか、そういうものを疑わせるというような中身であったということなんじゃないかと思うんですよ。そして、そういうことを言ってはいけないということは、つまり...全文を見る
○平岡委員 官房長官、もう結構です。  そこで、漆間副長官について言えば、何も今回だけじゃないんですよね、こんなことが起こっているのは。  私はおととしにちょっと質問したことがあるんですけれども、漆間副長官は警察庁長官時代に、例えば、二〇〇六年の十月三十日には、北朝鮮への圧力...全文を見る
○平岡委員 今現在、あるいはそのときも含めてですけれども、警察庁は、漆間副長官がそういうふうに発言をしていることを踏まえた方針で捜査を行っているんですか。
○平岡委員 拉致問題の解決に向けて強い決意を示したというような表現だったと思うんですけれども、拉致問題の解決って一体何なんですか。捜査当局が犯人を挙げるということですか。私は素直に、これはオフレコではなくてオンレコでやった記者会見ですよね、それを見れば、もうまるで捜査を厳しくする...全文を見る
○平岡委員 それで、ちょっとついでに聞きますけれども、在日朝鮮商工会に対して税理士法違反とかというのはかなり摘発されているんですよね。去年の一月ぐらいまでかなり多くて、それから少し途切れて、去年の十月の二十九日、十一月の二十七日にまた摘発が行われているんですけれども、この件につい...全文を見る
○平岡委員 実は、この最初の捜査が入った昨年の十月の二十九日、このときに拉致問題対策本部の関係省庁対策会議というのが首相官邸で開かれていまして、そのときに、漆間副長官はこういうふうに言っているんですよね、北朝鮮が本当に困る形の圧力を検討する必要がある。  くしくも同じ日にこうい...全文を見る
○平岡委員 思いますし、報告を受けていないというんじゃ、それは全然、大臣を信用するかしないかだけの問題になってしまいますから、ちゃんとこれは部内を確認してください、調査してください。それがない限りは、これまでの一連の漆間副長官の言動、この前の話、三月五日の記者に対して話した話も含...全文を見る
○平岡委員 まさに当時言われていたのはいろいろなことがあったわけでありますけれども、その中で一つだけ取り上げていきますと、特に大企業とか中堅企業向けの資金供与の問題についてちょっと聞きたいと思うんですね。中小企業金融については、大臣の所信表明の中にも、しっかり対応しているというこ...全文を見る
○平岡委員 時間がなくなったのでやめますけれども、まさに甘利大臣が言われるように、この政策金融機関の改革というのは、将来の姿が見えないままに見切り発車したという部分が相当大きいんだと私は思うんですね。特に、政策投資銀行の人たちの話を聞いても、自分たちがビジネスモデルをつくってみせ...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  最初に、前回、十八日の内閣委員会で質問をし、宿題といいますか、お願いをしておった件について確認をさせていただきたいというふうに思います。  前回、漆間官房副長官の国策捜査の問題について取り上げました。東京地検の問題しかり、そして警...全文を見る
○平岡委員 それでは、逆に、その十月二十九日、十一月二十七日の強制捜査を行ったことについて、今度は警察側から漆間官房副長官に対して何らかの報告等を行ったということはあるんでしょうか。どうでしょうか。
○平岡委員 この前も指摘しましたけれども、十月の二十九日の強制捜査を行った日と同じ日に行われた拉致問題対策本部の関係省庁対策会議の場で、漆間官房副長官が、北朝鮮が本当に困る形の圧力を検討する必要があるんだというふうなことを指摘したというのは、まさに偶然ということではなくて、そうい...全文を見る
○平岡委員 議論はなかったということは、余り問題がないという認識が根底にあるからなんだろうと思いますけれども、果たして本当にそういう状況なんだろうかという点で指摘させていただきたいと思います。  きょう、お手元に一枚紙で資料を配らせていただいております。  これは私が決算委員...全文を見る
○平岡委員 一般論としての答えであるから、私が質問したことについては必ずしも答えていないので、ちょっと事務方でも結構ですけれども、この佐藤正久当時の自民党参議院全国比例区総支部長が講演を行ったこと、このこと自体というよりは、むしろ、これを自衛隊の施設内で、自衛隊の司令官の招集に基...全文を見る
○平岡委員 これは、前に、防衛省さんの人事教育局長から出されているものとしていただいたものでありますけれども、公示前の行為として、部隊長として容認されない行為という中に、これは根拠法令として公職選挙法の百三十六条の二の第二項というふうになっていますけれども、立候補予定者に政治的内...全文を見る
○平岡委員 ここは細かいところはちょっと通告していないので、どこがどうして該当しないと言えるのか、全然答弁になっていないので、これはちょっと私は、また後日、しっかりと答弁をいただきたいというふうに思います。  もう一つ、これは私も部外情報としてもらったので確認をしたいんですけれ...全文を見る
○平岡委員 現時点ではできないとはどういうことですか。まだ回答は返ってきていないところがあるということですか。どういうことですか。
○平岡委員 それじゃ、調査結果が出たところでまた報告を求めたいと思います。  甘利大臣、今議論を聞いていていただいたと思うんですけれども、形式的に立候補者になっていないから、自民党の全国比例の総支部長であっても、部隊の隊長が部隊の施設の中に呼んで彼の話を聞かせてあげるということ...全文を見る
○平岡委員 そういう答弁をされるというのは、行革担当大臣として私はふさわしくないと思いますね。もともと、自衛隊法の政治的行為の制限についても、国家公務員法に準じてつくられている制度ですよね。だから、もともとは国家公務員法でどういうふうになっているか、国家公務員制度としてどうなって...全文を見る
○平岡委員 私も、これはやはり、公務員として本来あるべき姿はどうなのかという意味において議論をしてほしいテーマだと思っているんですよ。  ちょっと具体例を挙げますと、前内閣官房地域活性化統合事務局長であり、現在、ある地区の自民党の総支部長をしている山本繁太郎さんの後援会報の中に...全文を見る
○平岡委員 今聞いた限りにおいては、直接この事業を担当する役職についていたというふうにはちょっと思えないですよね。  それでは、お伺いしますけれども、各事業の事業採択の時期をどうするのかというのがよくわからないという答弁もありましたけれども、この事業の事業採択に至るまで、どの段...全文を見る
○平岡委員 これはちょっとどこになるのか、総務省なのか人事院なのかわかりませんけれども、一般論で答えてもらって結構ですけれども、ある役職にある人が、その役職と直接関係のない政策とか事業に対して関与する、あるいは影響力を行使するということは、国家公務員法あるいは国家公務員倫理規程な...全文を見る
○平岡委員 だから、私は一般論で結構だと言っているじゃないですか。ある役職にある公務員が、自分の役職と関係のない事業、政策について影響力を行使する、関与するということは、公務員法その他の関係法令に照らして問題はないのか。  では、どんどんやっていいんですか。どうですか。
○平岡委員 現行法に照らしても何らかの問題がある行為だというふうには思うんですけれども、なかなか事実関係をつかまえることは難しい。先ほども西銘大臣政務官からも、なかなかつかまえにくいというようなことがありました。  甘利大臣、こういう問題について、公務員制度改革の中でしっかりと...全文を見る
○平岡委員 公務員のあり方の問題について議論をしているわけですから、甘利さんもそんなに逃げないでくださいよ。やはり、本来あるべき公務員制度というのはどういうものなのか、このことの枠の中で、今私が具体的に指摘したような問題、これはまさに本人が「実績あれこれ」と言って、自分の実績だと...全文を見る
○平岡委員 甘利大臣の所管というのは、公務員制度改革基本法の枠の中の話しかしません、その枠以外の話は、公務員制度の改革にかかわる話でも私には関係ありませんというふうに聞こえますね。  きょうは総務大臣もいませんから、これ以上議論しても押し問答になると思いますからやめますけれども...全文を見る
○平岡委員 そういう意味で考えると、例えば、国債の消化に大変困難を来している状況で、どうしてもお金を集めたいけれども集まらないというような状況のときはどうやって国債を消化するかという、国債管理政策というものがあると思うんですけれども、今、国債の消化について大変困っている、消化でき...全文を見る
○平岡委員 そういう状況にあるにもかかわらず、この無利子非課税国債を検討するに値するといいますか、同じような問題意識でというふうに言われるのは、どこが同じような問題意識なんですか。何がメリットというふうに考えておられるんですか。
○平岡委員 緊急経済対策として自民党の議連の人たちが提案をし、麻生総理も、それを受けて何か前向きな発言もされているというふうに報道では承知しているんですけれども、そんな急ぐ話じゃないというふうに理解されているというのはちょっとよくわからなかったんですけれども。  今回の緊急経済...全文を見る
○平岡委員 すぐには取り上げられない話だということになると、ここで余り議論をしていても仕方がないのかもしれませんけれども、せっかく時間がまだあと六分程度ありますので、将来のことに備えて少し質問もしておきたいというふうに思うんです。  私は、この問題について言うと、とにかくこうい...全文を見る
○平岡委員 そこで、経済政策といいますか景気対策といいますか、どうあるべきかということについてちょっとだけ議論をさせていただきたいと思うんです。  私もかつて大蔵省におりまして、その当時に隠れ借金というのが随分はやったんですね。つまり、国債発行高を見た目抑えるために、いろいろな...全文を見る
○平岡委員 与謝野大臣に対する期待は与野党問わずいろいろあるようでございますけれども、いずれまた、経済政策についても政府の方から追加的なものが出てくるというタイミングもあろうかと思いますので、そのときにまたいろいろと議論をさせていただきたいというふうに思います。  きょうはこれ...全文を見る
04月06日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、たくさん質問を用意し過ぎちゃって余り時間がとれないので、端的な答弁でお願いいたしたいと思います。  まず最初に、厚生労働大臣に対して、肺がん治療薬イレッサの問題について昨年の二月の二十六日に予算委員会でちょっと質問をさせ...全文を見る
○平岡委員 裁判が進んでいるから何もできないというんじゃ、役所として価値はないと私は思いますよ。確かに、今問題になっていることはそうです。  それで、私は、その利害関係があること自体がいいか悪いかということを言っているんじゃないんですよ。ちゃんとそういうことを公表していかなけれ...全文を見る
○平岡委員 大臣、それでは、政治的部分が入っていない、政治的部分という表現は人事教育局長の通知では政治的内容というふうに表現していると思いますけれども、政治的部分が入っていないということはどうやって確認したんですか。確認できているんですか。
○平岡委員 大臣、イラクに対する自衛隊の派遣というのはこの国会でも相当議論がされて、野党の多くはイラク派遣については問題があるということで反対をした法案ですよね。それについて話をするということが政治的内容を含んでいないということは、私はこれはおかしいと思います。政治的内容を含んで...全文を見る
○平岡委員 これは私もちゃんと前に調べてもらったんですよ。そういう例はないというふうに事務方からも報告を受けていますよ。にもかかわらず、佐藤正久さんだけは六十五回もこんなのをやらせるというのは、やはり政治的意図をもろに感じますよ、私は。こんなことを二度と繰り返してもらっては困る。...全文を見る
○平岡委員 先ほど言いましたように、ことしの七月またはその後のできるだけ早い時期に選定をするんだというふうに言っているわけですね。今、その検討状況というのはどういう状況ですか。
○平岡委員 多分、その協議の状況を踏まえてケリー司令官が先ほど私が冒頭申し上げたようなことを言っていると思うんですね。  これまでも、米軍再編について言えば、本当に住民の皆さんには何も知らされないで、新聞には時々リークされて、リークされた中身について問い合わせると、いや、そんな...全文を見る
○平岡委員 踏襲しているということでありますから、それを守っているということですね。もう一度確認してください。久間防衛庁長官の発言は今も政府の方針であることを確認してください。
○平岡委員 現時点のところというような、将来の言いわけを前提に置いての答弁でありますから、私は決して信用できていないというような状況にあるように思いますけれども、引き続き、この問題についてはフォローしていきたいというふうに思います。  次に、沖縄の金武町の伊芸区で起こった被弾事...全文を見る
○平岡委員 その報告を受けて、これから県警としてはどういう捜査をするつもりなんですか。そのままでは、地元住民の人たちは全く納得しないですよね。実弾はナンバープレートにはまっているというような状況の中で、関係はありませんと言われたって、そんなことをだれが信用しますか。  県警とし...全文を見る
○平岡委員 そんな一般論で言われてもちょっとあれですけれどもね。  私が聞いたところによると、昨年の十二月に県警から米軍に対して質問書を出し、そして、ことしの二月にもまた質問書を出したけれども、回答がなかなか返ってこなかった。四月の二日に返ってきたというような話もあったようであ...全文を見る
○平岡委員 警察としては現行法制度の枠内でとしか言いようがないのかもしれませんけれども、私はまさに、警察が必要な捜査ができないというのが日米地位協定の問題として存在しているというふうに思います。  ちょっと質問が戻りますけれども、先ほど日時が食い違っているということが米軍の一つ...全文を見る
○平岡委員 どこかで米軍と警察との間で情報が錯綜しているのかもしれません。  私は、先ほど申し上げましたように、この問題について言えば、地元住民の人たちは、これはキャンプ・ハンセンの射撃場から来た弾にほかならないとみんな思っているわけですよ。それにもかかわらず、その関係を否定し...全文を見る
○平岡委員 捜査への協力も当然でありますけれども、住民の皆さんが不安に思っているというこの事実をしっかりと外務省も認識して、米軍に対して、ちゃんと真相が解明され、そして安全対策が確認できない限りは射撃訓練を行うべきでないという姿勢をしっかりと貫いていただきたいと思います。  せ...全文を見る
○平岡委員 時間が来たので簡単に終えますけれども、中国が発射を決議案とする見方に否定的な姿勢を示したというふうにも言われているんですけれども、中国がそういう姿勢を示しているその理由は何ですか。
○平岡委員 質問を終わります。
04月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  先ほどの鉢呂委員の最後の質問のところにもありましたけれども、今回のこの協定について言えば、手続的にも内容的にも非常に問題があるというふうに私は思っております。一八五四年に日米で結ばれた日米和親条約、不平等条約とも言われておりますけれ...全文を見る
○平岡委員 協定の話は何も出ていないじゃないですか。協定に関してどういうやりとりがあったのかを聞いているんですよ。それは、この前の、四月三日の鉢呂委員への答弁で中曽根大臣が答えているじゃないですか。ちゃんと自分で答えているんだから、ちゃんと説明してください。
○平岡委員 では、これは鉢呂委員に対する答弁を訂正してくださいよ。ここでは、「協定を署名しなければというお話があったわけでありまして、」と言っているんですよ、答弁の中で。それを否定するんですか。今の答弁の中に全然入っていなかったじゃないですか。何をしているんですか。ちょっともう一...全文を見る
○平岡委員 何か、隠そう隠そうとしているのがすごくよく見えますね。  私も、外務省のいろいろなプレスリリースとか記者会見録とか、いろいろ調べてみましたけれども、一月の二十七日になって初めて協定を締結するということが外務省から外に、対外的に発表されているんですよね。  つまり、...全文を見る
○平岡委員 ちょっと時間がないので、私の問題意識を理解していただいた上で、次の質問に行きたいと思います。  今回の協定については、アメリカでは議会承認が必要ないんだ、それはアメリカの国内での手続でそうだという説明がありましたけれども、なぜアメリカではこの協定については議会承認が...全文を見る
○平岡委員 それは怠慢ですよ。これは、松原委員もアメリカの議会の承認を求めるように政府間で要請したのかというような質問をされていましたけれども、私は少なくとも、日本はこれは国内でちゃんと国会承認を得なければならない協定である、アメリカの方もこれはぜひ議会の方に承認を求めてほしい、...全文を見る
○平岡委員 残額というと、この協定に示されている金額、アメリカ側はこれだけのものを財政負担しますよということは、ここまではいかない可能性だって十分にあるわけですよね。その場合に日本側の負担がどうなるのかということは何も書いていませんよね、この協定には。総枠はこうだということでロー...全文を見る
○平岡委員 外務大臣政務官、私が質問していることをちゃんと聞いてから答えなさいよ。そんなことは前提で言っているんですよ。  では、アメリカが、ロードマップに記載されているような金額よりも大分少なくて済むような、そういう全体の計画に変えてきたときに、この二十八億ドルをどうするかと...全文を見る
○平岡委員 この協定について言えば、アメリカ側がどういう財政負担をするかということについて、ロードマップの話は前文には書いてありますよ、だけれども、義務的なものとしては何も書かれていないんですよ。私は、こういう条約は、やはり非常にアメリカ側にとって都合のいい条約の中身になっている...全文を見る
○平岡委員 私は、そんな解説を聞いているんじゃないんですよ。外務大臣に聞いているんですよ。日本政府がアメリカの政府に対して、どういう場合は議会承認が必要で、どういう場合は必要ないかという基準を聞いて、ちゃんと我々に示してくれということを言っているんです。外務大臣、やってくださいよ...全文を見る
○平岡委員 この問題は、今、協定を現にここで、委員会で審議しているんですよ。国会承認を求めてやっているんですよ。そういう状況の中で、アメリカがなぜ議会承認ができないのか、議会承認をする基準は何なのかということが、一切我々に知らせることはできません、こういうような対応というのはおか...全文を見る
○平岡委員 私は、ちょっと河野委員長にも期待はしたんですけれども、そういう対応でこの委員会でこの採決に臨むというのはやはりおかしいんじゃないかと思いますけれども、中立公平な議事運営を進めておられる河野委員長でありますから、私は、外務省に対して政府見解を示すように求めておきたい、こ...全文を見る
○平岡委員 そこで、何か前向きな答弁でもあるんですか、手を挙げたから。前向きな答弁であるなら聞きますけれども、ないんだったら、次へ移ります。
○平岡委員 私は、政府参考人の答弁をもともと予定していないというふうに言っていますから、大臣、そんなに大事なことなら自分の口でちゃんと答弁してくださいよ。大事なことは大臣が答えるんですよ。昔、大事なことですから政府委員に答弁させますというような政治家もおりましたけれども、まさか中...全文を見る
○平岡委員 私は、事実関係を聞いているんじゃないんですよ。だから、ちゃんとアメリカ政府に聞いて、こっち側に答えてくれますかということを聞いているんだから、事実関係の話じゃないので、事実関係はもう要らないです。そんなことは聞かなくてもわかっていますよ。  そこで、この協定の中身に...全文を見る
○平岡委員 これまでの説明は、ロードマップに記載されていることの中で、協定にすべきことをこの協定にしたということであるわけでしょう。では、具体的な協議って何ですか。具体的協議は終わっていない。では、何ですか、何が終わっていないんですか。
○平岡委員 それでは、この二十五・五億ドルとかと言われているような部分についても、これから協定化されて、この国会で承認をされるということになるという理解でいいんですね。
○平岡委員 これは八日の松原委員に対する防衛省の高見澤局長の答弁ですけれども、この融資の部分についても、ロードマップの考え方に従ってやりますので、この二十五・五億ドルの範囲内でやっていくということでございますと。もう既に、そういうことでやっていくと言って、二十五・五億のその限度額...全文を見る
○平岡委員 まだこれは審議が足りないですね。こんなところで採決したら、やはりおかしいですよ。  以上申し上げまして、質問を終わります。
04月15日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうのこの特別委員会の海賊対策新法の審議というのは、第一回目ということでもございますので、できる限り全体像がわかるような、そういう質問をしていきたいというふうに思います。  特に、私は、今回の政府による海賊対策の進め方、海上警備...全文を見る
○平岡委員 それで、国連決議千八百五十一を見ますと、パラグラフの二に、ちょっと要約しますと、とりわけ軍艦及び軍用機を展開させることにより闘いに参加するよう求める、こういうような規定になっているんですね。私は、海賊対策というのは基本的には海上警察の話であるから、何でこんなに軍艦とか...全文を見る
○平岡委員 要請に応じたものではないというと、国連決議というのは、一体、今回の一連の行動としては、どういう関係になるんですか。何か他人事みたいな話ですか。
○平岡委員 私は、国連決議との関係が明確にされていないというのは、ちょっとやはり問題があると思います。  そこで、重ねて聞きますけれども、先ほど言いましたように、千八百五十一号は、軍艦また軍用機を展開することを要請しているということですね。そうすると、例えば、我が国が海上保安庁...全文を見る
○平岡委員 それで、一八五一を見ると、ちょっと気になるところがほかにもあるんです。というのは、パラグラフ六です。そこに、ソマリアにおける必要なすべての手段をとることができるというふうに新たに規定がされたわけでありますけれども、この規定の部分については、ソマリア領土内にある海賊基地...全文を見る
○平岡委員 まさに、外務大臣が今答弁されたように、ソマリア本土に対して空爆をする、地上攻撃をするということもこの決議では容認をしているというような状況になるわけですね。もしそんなことが起こったら、私は、何かこれは海賊対策というよりは、やはり戦争状態に入っているんじゃないか、そんな...全文を見る
○平岡委員 犯罪行為に限定されるならばというその限定そのものが、私は、前提として正しくない前提になってきているということだと思うんですよね。その条件を付していけば、当然に、武力行使に当たらないというようなことには、それはなりますよ。しかし、実態としてそうであるのかどうかということ...全文を見る
○平岡委員 判断しないで自衛隊を動かすというのも、幾ら何でもちょっと無責任だと私は思いますけれども、この問題についてはまた後日やっていきたいと思います。  そこで、私がなぜこんなにこだわるのかという点について言うと、今回の海賊対策の中で、新法の中に船体射撃というのがあるんです。...全文を見る
○平岡委員 私の質問を聞いていたんですか、あなた。  私は、公海の話を聞いているわけです、これは、今。それで、外国の領域の話でこれまで議論してきたということは、それはそうかもしれません。だけれども、公海上であったって、今までも、テロ特措法にしたって、それは公海で、インド洋で給油...全文を見る
○平岡委員 これは、私は警察権の行使を前提に議論しているんじゃないんですよ。きょうはちょっと温情で部長にしましたけれども、次は法制局長官とちゃんとやりたいと思います。  そこで、次の不安として、今回の政府の対応は武力行使を伴う自衛隊の海外派遣への道を開くことにならないかという点...全文を見る
○平岡委員 それで、一九五四年六月二日の参議院での決議ですけれども、これは有名な決議ですよね。自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議というのがあります。この決議が出されたときに際して、初代防衛庁長官に就任した木村保安庁長官はこういうふうに発言をしております。  申すまでもな...全文を見る
○平岡委員 海外派兵、海外派兵と、何かあえてそっちの方に強調されましたけれども、決議では、自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議、木村保安庁長官の答弁も海外派遣という言葉を使っているわけですね。それを勝手に、これは海外派兵に限られるんだ、武力行使を目的として海外に行く場合に限...全文を見る
○平岡委員 あくまでも自衛隊が海外派遣されるということについて言えば、自衛隊法ではそういう事態は、特別に立法するとかというようなことを除けば予定していないわけですよ、先ほど来私が申し上げているように。だからこそ、特別法をつくったりしてきているわけです。国会承認をしていったりしてい...全文を見る
○平岡委員 それでは、海上警備行動の海外派遣についても同じように議論をしてくださいということでありますので、それも含めてぜひ議論をさせていただきたいというふうに思います。  それでは、時間がないのでちょっと……
○平岡委員 何を答弁しているのかわかりませんけれども、私は実質的な内容を聞いているんですよ。海上警備行動について海外に派遣する場合には国会承認の対象にする、そういう議論を展開してもいいですねということを言っているわけであって……(浜田国務大臣「悪いなんて言ってない」と呼ぶ)いや、...全文を見る
○平岡委員 引き続き議論をさせていただきたいと思いますけれども。  やはり自衛隊の海外派遣への道を開くことにならないかという問題について言えば、今回の説明が、海上警備行動も海賊対処行動も警察活動の一環なんだから、海外で行ったって憲法違反にはならないんだというふうに言っておるわけ...全文を見る
○平岡委員 私の質問に答えられないんで、船舶協会等の要請がありました、外国からも要請がありましたと。だったら、自衛隊を治安維持活動のために外国に派遣するというようなことも、それはできるんだということを今答弁されたようなものですよ。そういう理解でいいんですか。
○平岡委員 私は、この法律の制定が将来的にこういうことにつながらないかという心配を国民は持っている、そのことについて聞いているので、この新法そのものについて聞いているわけじゃないので、とりあえずいいです。大臣はこの新法のことしか答えられないということでありますから、いいんです。 ...全文を見る
○平岡委員 最後のところはそれでいいんですけれども、先ほど私が心配しましたように、ISAFとかOEFのときに議論したような形で、治安維持活動ならば外国の要請があればそれで行ってもいいんだ、そういう国際法の位置づけの中で議論されている中で、やはりこの武器使用基準の問題が拡大されると...全文を見る
○平岡委員 主として周辺海域であるということであろうというふうに私も理解します。  そこで、今回の法律を見てみると、海賊行為というのが犯罪化されたんですよね。つまり、公海における海賊行為はすべて日本の国においては犯罪だ。  しかし、犯罪ということになると、どういうことになるか...全文を見る
○平岡委員 ちょっと私の質問の趣旨を理解されておられないので困るんですけれども、私は、行って捜査して逮捕したなんとかという話については別に、別の問題として次の問題点があるんですけれども。そもそも、そういうところに、遠くの海に出かけていって犯罪の抑止をする、あるいは犯罪の取り締まり...全文を見る
○平岡委員 国会承認の話もそうなんですけれども、ここで皆さん方が言っている、海賊行為への対応は第一義的には海上保安庁の任務だというふうに口では言われますけれども、それを担保する仕組みが全くないんですよ。  今大臣にお聞かせいただきましたけれども、確かに政府の中でいろいろやりとり...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○平岡分科員 民主党の平岡秀夫でございます。  最後の質問になっているようでございますけれども、ぜひ緊張感を持って答弁していただきたいというふうに思います。  まず最初に、北朝鮮の飛翔体発射の問題でありますけれども、政府は、五日の北朝鮮による飛翔体発射に関して、私が七日に防衛...全文を見る
○平岡分科員 今の話を聞くと、何か関係省庁の役人が集まってそういうことにしようと決めたような感じですけれども、これは役人がそういうふうな決定をしたということですか。
○平岡分科員 先ほどの答弁の中にも、まだ決まったわけじゃない、引き続き総合的、専門的な分析を行っているんだという話がありますね。まさにミサイル発射という、ミサイルであるのかどうなのかということについては、安保理決議でもまだ決まっていないというふうに私は思うんですよ。にもかかわらず...全文を見る
○平岡分科員 私も、これは、国連の決議からいえば、弾道ミサイル計画を進めてはならないという決議に反しているという評価をすること自体はあり得ることだというふうに思いますけれども、その前提としての話が、ミサイル発射というふうに決めつけて、事実関係が確定もしていないのに決めつけて物事を...全文を見る
○平岡分科員 それは、協議を経て決まったというのは当たり前の話です。私は、だれが言い出したのかを聞いているんですよ。先ほど紹介したようなものを見れば、それは守屋前事務次官が現役だったころに進めてきたんですから、日本側が提案した、要請したということでいいんでしょうね。
○平岡分科員 ちょっと、とりあえずはいいですけれどもね。  その問題について言うと、よく、岩国の方は厚木より北朝鮮に近いから、そこに空母艦載機がいる方が日本の安全保障政策上、軍事戦略的にも非常に有利なんだ、有効なんだというようなことを言う人もいるんですけれども、岩国に空母艦載機...全文を見る
○平岡分科員 今の説明では、軍事戦略上は何の意味もない、抑止力を維持する、そして地元負担を軽減する、この総合的な観点の中で決まったというだけであって、戦略的には何の意味もない、そういうふうに答弁したように思いますけれども、そういうことですよね。
○平岡分科員 どういう効果があるんですか。では、具体的に言ってくださいよ、こういう効果がありますと。厚木から岩国へ来れば、岩国でこういうことができるので意味がありますと、それを言ってください。
○平岡分科員 要は、ないということで、ただ単に、厚木の人たちの地元負担を軽減するという意味しかないというふうにしか私には聞こえませんでしたね。しっかりと具体的な、こういう効果があるんだということを説明できない限りは、これはもう地元負担を厚木から岩国へ移すためだけのものであるとしか...全文を見る
○平岡分科員 先日、七日の日なんですけれども、岩国市の、愛宕山を守る会あるいは愛宕山を守る市民連絡協議会などの地域住民の皆さんが上京されまして、防衛大臣と外務大臣に対して、「愛宕山の米軍住宅化は絶対に許さない!」という請願署名、十一万筆余のものを持ってきたんですけれども、その際に...全文を見る
○平岡分科員 行けばいいというものでもないんですけれどもね。  やはり、私が思うのは、これまでの一連の防衛省の対応を見ていると、岩国市の市役所の建設補助金について、三十五億円を約束してあったにもかかわらず、米軍再編を受け入れないからということで無理やりカットしてしまったというよ...全文を見る
○平岡分科員 今の答弁の中で、県が米軍住宅の要請をしたというような答弁になっていたような気がするんですけれども、平成十九年の一月に、県は買い取り要求と米軍住宅化ということを言ったんですか。
○平岡分科員 米軍住宅にしてくれというような要請があったというふうに私は理解していませんので、今の答弁もそこのところは余り明確じゃなかったので、そんな要請はしていないというふうに私は思いますけれどもね。  それで、二月の二十三日に地元の市会議員の人たちが来たときに、北村副大臣が...全文を見る
○平岡分科員 そういう回答をした結果として、今はどういう状態ですか。買い取るということを方針として決めたんですか、決めていないんですか。決めたとしたら、いつ予算化するんですか。
○平岡分科員 その検討を進めている中で、三月十九日に、岩国市の情報公開審査会というのが、ちょっと新聞等でもいろいろ報道されておった文書でありますけれども、岩国市の愛宕山地域開発事業に関する市長協議など二件の文書について、一部開示の答申を出しています。  その一部開示とされた該当...全文を見る
○平岡分科員 私は、文書がどうのこうのというのじゃなくて、そこの文書に書かれておったことが、先ほど言いましたように、民間空港再開は愛宕山に米軍住宅を建てることを了承するということが条件だということではない、そういうことをしたことはないという事実関係を確認したのであります。  今...全文を見る
○平岡分科員 これは、何も防衛省のためだけに使うという問題でなくて、政府全体として、何に使うかというのはいろいろな可能性をぜひ検討していただきたいというふうに思います。  それで、これもせんだって質問した話の関連でありますけれども、ちょっと気になる答弁であったので、確認も含めて...全文を見る
○平岡分科員 いろいろ聞きたいんですけれども、岩国及びその近郊にはFCLP施設を建設することはない、これは現時点だけではなくて将来にわたってもそうだと。これは久間防衛庁長官もそうやって言っているんですから、それをこの前確認したんですよね。ちょっと変な言葉があったんで確認をしたいと...全文を見る
○平岡分科員 それで、もともとのロードマップでは、ことしの七月末までにこのFCLP施設の整備場所を決定する、できなかったらその後できるだけ早くということなんですけれども、いまだにどこかという候補地が全然見えてこないという状況なんですね。  今どこだと言うのも大変厳しい、言いにく...全文を見る
○平岡分科員 時間が来ましたので、以上で終わります。
04月22日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  前回は、少し全体像を見るというような意味で幅広く問題を取り上げさせていただきましたけれども、きょうは、法案の中身も含めまして、少し気になっているところについて質問をしていきたいというふうに思います。  最初に、ちょっと私、印象とし...全文を見る
○平岡委員 任務があれば何でもできるということではないわけでしょう。いろいろな具体的な業務をしているわけですよね。その業務の根拠となっている規定もちゃんとあるんじゃないかというふうに思うんですけれども、大臣どうですか。これは、事前に通告している話ですから、ちゃんと大臣が答えてくだ...全文を見る
○平岡委員 何か同じことを言ってちょっと時間稼ぎしないでください。  これまでに、公海上にある外国船舶の船で、外国人しか乗船していないような状況のもとで、海上保安庁が、まさに二条第一項あるいは十八条の規定に基づいて活動したことがあると思うんですね。国土交通大臣、これは独自に答え...全文を見る
○平岡委員 今まさに説明があったように、これは、自衛隊の船なら、船員法という、船に乗っている人ならだれでも適用されるような一般法的なものでしか対応できないけれども、海上保安庁の船なら、ちゃんと海上保安庁法に基づいてしっかりとした業務ができる、そういう仕組みになっているんですよ、も...全文を見る
○平岡委員 私は制度を言っているので、実際にやるかやらないかというのはまた別の判断だと思います。  それでは、国土交通大臣にお聞きしますけれども、人質が日本人である場合または外国人である場合、海上保安庁は人質の救出ができるんですか。これは、日本人と外国人の場合で違いがあるんでし...全文を見る
○平岡委員 それは旗国の同意がなければできないんですか。私は制度を聞いているんですよ。今まで運用として旗国の同意を得てやっている、それはそれで別に構わないでしょう。私が聞いているのは、制度的に、そういう外国の船の中で、外国人が遭難をしているような状態、あるいは人質にとられているよ...全文を見る
○平岡委員 自衛隊の場合はどうですか、浜田大臣。自衛隊の場合は、外国船舶、相手が外国人の場合、旗国の同意があれば、自衛隊の場合でも救出ができるんでしょうか。
○平岡委員 ちょっとなかなか、ちゃんとした答弁になっていないのであれですけれども、今までの流れでおわかりのように、海上保安庁の船であれば、外国船舶、外国人について、一定の手続をとることは事実上それはあった方がいいんだろうと思いますけれども、対応することが可能であるというような状況...全文を見る
○平岡委員 ちょっと確認ですけれども、被害を受けた場合に対応する能力がないということであって、今自衛隊の船が、護衛艦が行ってやっている活動というのは、前と後ろに二つの船が行って護送しているだけの話ですよね。そういう活動は、「やしま」とか「みずほ」はできないんですか。そういう能力は...全文を見る
○平岡委員 私はそんなことを聞いているんじゃなくて、それでは、今の「やしま」とか「みずほ」というのは、船を護送していくというようなことは不可能な、そういう船だということですか。
○平岡委員 先ほどからの質問の中で、ロケットランチャーを持っているのは別にソマリアの海賊だけじゃなくて、いろいろなところに、日本の近海にもそういう不審船なんかについてはあるというような話ですよね。ロケットランチャーを持っているから海上保安庁の船は対応できないんですというようなこと...全文を見る
○平岡委員 幾つかというのは、どの程度あるんですか。五個ですか、十個ですか、百ですか。きのうレクをするときに、これは聞きますからと言っておいたんですけれどもね。
○平岡委員 その程度のことしか答えられないで、ロケットランチャー、ロケットランチャーと言って鬼の首でもとったような答弁を今までしてきたというのは、私はおかしいと思いますね。本当に自衛隊でなければ、自衛艦でなければ対応できないのかということの、まさに根幹になっている部分じゃないです...全文を見る
○平岡委員 その「高山」のケースは私も知っていますけれども、護衛艦であったりあるいは巡視船がロケットランチャーを相手が持っているからといって対応できるかできないか、どの程度の量があって、どの程度使われているかということがわからなければ、そんなことの検証なんかできないですよ。  ...全文を見る
○平岡委員 そこで、この話も前から出ている話でありますけれども、ちょっと司法手続の話に入っていこうかと思うんです。  これは隣におられる小池理事さんも質問されておられるところですけれども、与党ですから突っ込みが余り深くなかったので、私はもうちょっと突っ込ませていただきたいという...全文を見る
○平岡委員 そのほかにも鈴木委員もこの問題について聞いておりまして、これについてはこういう答弁がありましたね。刑訴法二百三条などで釈放し、船員法二十六条、二十七条の必要な措置として下船させるんだ、これは釈放するケースの場合ですけれども。  でも、よく考えてみると、海賊行為という...全文を見る
○平岡委員 今の場合、近隣国の官憲とどういうことになったら釈放するんですか。近隣国の官憲とどういう場合になったら釈放するんですか。何の根拠も、どこにも書いていませんよ。
○平岡委員 今のケースの場合、私は、釈放するケースとして二つあるんだろうと思うんですよね。本当に軽微な罪であるから、もうどこで処罰することも必要ない、それで釈放するというケースがあるでしょう。もう一つは、やはり外国との関係で、その外国が、しっかりと刑事手続を進めていくから、自分た...全文を見る
○平岡委員 外務大臣にちょっとお聞かせいただきたいと思います。  私が聞いた限りにおいては、我が国以外の国が派遣した軍艦等が、海賊を、これは被疑者ということなんでしょうけれども、これを逮捕あるいは拘束した場合、その後の手続についてケニアと協定を結んでいるとか、あるいはイエメン等...全文を見る
○平岡委員 私が聞いているのは、私もいろいろな資料とかを見て、各国が周辺国と協定を結んでいるというケースがあるというふうに聞いていますけれども、どういうところが協定を結んでいるんですかということを質問したんです。
○平岡委員 協定を結んでいる国があるということでありますけれども、私が思うには、単なる事実行為としての、海賊を下船させるという船長の行為、これで相手方の外国の関係が、本当に微罪なら別にそれでいいのかもしれませんけれども、やはりまた海賊行為を起こすかもしれない、あるいは、外国の官憲...全文を見る
○平岡委員 私は、制度としてしっかりとした対応をとるということを、恒久法としてつくるなら、やはりそこをしっかりしておくべきだということを言っているんですね。その時々の運用で物事を進めていくというのは、やはりあるべき姿ではないというふうに私は思いますので、この点、しっかりと詰めてい...全文を見る
○平岡委員 だから、私が聞いていることにちゃんと答えてくださいよ。それは制度を説明しているだけで、私は、関係省庁との間でできるだけ短時間で日本に引致できるということについて協議をしているというふうに答弁されているから、その協議はどう調ったのかを聞いているんですよ。  関係ないと...全文を見る
○平岡委員 そのやり方でやると、日本に引致するのに大体どのぐらい時間がかかるんですか。
○平岡委員 かなりの時間がかかるということは今の答弁でもあったわけですけれども、もともと二十四時間あるいは四十八時間といったような時間制限のある中での話ですね。こういう対応をしていくについては、先ほど来から、運用の世界でやっていく、副大臣が、こういうふうにやります、こういう法律の...全文を見る
○平岡委員 今回、恒久法とはいえ、特別法でこういう形をつくって犯罪化する、そして、それに対してはやはりしっかりとした活動をしていくということでありますから、本来、こういった状況に対応するための刑事手続、あるいは先ほど来から出ています国際的な取り決めの問題についてもしっかりと固めた...全文を見る
○平岡委員 それだったら、具体的に、これから中長期的にどういうふうに整備を進めていくのか、これを国土交通省として、国土交通大臣として私たちに示していただきたい。示せますよね。どうですか。
○平岡委員 こういう法案を今審議しているわけですから、この法案に基づいて海上保安庁が本当に対応できるのか、このことを我々は法案を審議するときに確認しなきゃいけないんですよ。  ぜひ、中期的な計画、ビジョンをこの委員会に示していただきたい。  委員長、よろしいですか。
○平岡委員 私の質問に全く答えようとしない、意味のない話をずらずら続けて、本当にこれでは全然審議できないですね。  だから、海上保安庁が今回の法案に対応するだけの整備をしていく中期的ビジョンを示してください。  委員長、よろしくお願いします。
○平岡委員 では、以上で終わります。     —————————————
04月23日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  質問に先立ちまして、与党の皆さんに強く抗議をしたいと思います。  本委員会では、この法案について一週間ちょっとしかまだ審議をしていないという状況であり、かつ、自衛隊が武器を使用する活動をするということを前提にして海外に派遣されると...全文を見る
○平岡委員 この質問は、先日、国土交通大臣にも聞きましたけれども、明確に、麻生総理から指示はされていないと。ただ、いろいろな協議もなさったそうで、なかなか難しいだろうなというような雰囲気は閣議の中でもあった、そんな話ですよ。  やはりそこは、第一義的な任務は海上保安庁にあるとい...全文を見る
○平岡委員 私は、総理が著書で書かれた中で五年半というのを非常に強調しておられて、今七年半に多分そのときからなっていると思うんですけれども、この記録を更新するために自衛隊の艦船をソマリア沖に派遣しようという気持ちがないことを私は望んでおります。  そこで、本題としての、ソマリア...全文を見る
○平岡委員 そこで、ソマリアの海賊というのは一体何なんでしょうかということなんですけれども、これについては、昨年出た安保理決議千八百四十六号に従って、国連の事務総長がことしの三月の十六日に報告書を出しております。これも資料としてお渡ししているので、見ていただければというふうに思う...全文を見る
○平岡委員 国際法上の評価として定まっていないから、その調査をしていない、判断をしていないというのは、日本国憲法を守らなきゃいけない大臣としては、それは私はおかしいと思いますよ。やはり大臣として、政府として、そういうものに当たらないんだということを確認した上で自衛隊の出動というこ...全文を見る
○平岡委員 さっきの、最初の答弁ですけれども、海賊行為というのが、もともと定義として私人の行為というふうに限定されているから、それを前提に議論をしたら今のような大臣の言った話になるんですけれども、世の中の実態というのは、それが私人であるのか、それとも組織体なのか、テロリストなのか...全文を見る
○平岡委員 それは、国際法的には、どういう根拠に基づいて攻撃が行われているんですか。
○平岡委員 先ほど地図でお示ししましたけれども、ソマリアというのは、まさにそういう混沌とした、破綻国家になっているような状況ということですね。国連の決議に基づかないで空爆も行われているというようなことであります。  私は、こういう状況にある中で、ある国がソマリア領土内でイスラム...全文を見る
○平岡委員 先日も外務大臣が非常に消極的な答弁をされまして、今の麻生総理も、消極的なのか積極的なのかわかりませんでしたけれども、そういうことがあっても残っていく可能性はあるんだという答弁だったと思います。  まさに、私が最初に申し上げましたように、ソマリア地域における武力紛争に...全文を見る
○平岡委員 これは、わかりやすくするためにこうしただけであって、私は、ちゃんと質問のときには全部読み上げました。  それでも、総理は海外派兵という言葉を使われましたけれども、私は一言も海外派兵という言葉は使っていませんし、この決議の中でも、どこにも海外派兵という言葉はありません...全文を見る
○平岡委員 総理、それはあれですか、参議院の有権解釈ですか、今のは。何かそういうふうに聞こえましたけれども。参議院の有権解釈ですか、それは。違うでしょう。それは政府がそう考えているというだけでしょう。ちょっと訂正してください。
○平岡委員 それなら聞きますけれども、参議院が有権解釈を下した場合は政府はそれに従いますか。どうですか。
○平岡委員 私は憲法違反という話をしているんじゃないですよ。これは法律そのものが、自衛隊法そのものが憲法違反だという議論は当時ありましたよ。だけれども、それはともかくとして、海外出動だけはしないでくれ、こういう決議になっているわけですね。  有権解釈は参議院にあると言われている...全文を見る
○平岡委員 武力行使を目的に自衛隊が海外へ行ったら、それこそ本当に憲法違反ですよ。だれも武力行使を目的に行っていると言っていませんよ。だけれども、結局、行ったところで武力紛争に巻き込まれるというケースもあるということですよ。  だから、そういう場合もあり得るので、やはりちゃんと...全文を見る
06月10日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  早速、国土交通省関係の公用車談合の問題について御質問させていただきたいと思います。  報道で、国土交通省発注の車両管理業務に関して、公正取引委員会が、不当な取引制限、談合を認定し、近く業者に対して排除措置命令、課徴金納付命令を行う...全文を見る
○平岡委員 今、職員の関与については審査中だという話があって、さらに、改善措置要求をする場合には、独禁法違反の事実が認定されなければいけない、そういう前提条件もあったんですけれども、今、公正取引委員会の中で、事実行為として職員関与行為というものを、まだ認定はできていないと思うんで...全文を見る
○平岡委員 ある程度、職員の関与というものが事実関係の調査の中でわかってきたというようなことが多分あるんだろうと思いますけれども、まだ現在審査中ということであるので、そこは言えないということだろうと思いますから、とりあえずそこはおいておいて、これに関連して、国土交通大臣が五月二十...全文を見る
○平岡委員 よくある話ですけれども、直接、職員が捜査の対象になっているというようなケースの場合は、捜査に支障を来さないようにというような視点からそれぞれの省庁が遠慮するというのはよくある話で、それがいいかはまた別として、省庁は省庁として本来あるべき省庁のあり方を考えていくためにも...全文を見る
○平岡委員 私は具体的な進め方を聞いているんじゃないですよ。この委員会は何をする委員会なんですかと聞いているんですよ。看板は何か再発防止対策検討委員会となっているけれども、そんなことよりも、談合問題について、職員の関与がどうあるべきかということをまず最初に、最大の問題としてやらな...全文を見る
○平岡委員 再発防止は何を目的に、談合そのものが発生することについての再発防止なのか、それとも職員が関与することについての再発防止なのか。これを見たら、職員の問題について全然、この看板を見れば、職員の問題について取り上げるというような印象は全くないですよ。  それはそれとして、...全文を見る
○平岡委員 事実関係が確認された後にいろいろ判断するものとしての委員会というのならまだいいと思うんですけれども、先ほど私から申し上げているように、職員の関与というものがあったのかなかったのか、どういう関与であったのか、このことの事実関係をこういう委員会の仕組みでやるというのは、別...全文を見る
○平岡委員 何かちょっと仕組みとしておかしいですね。やはり事実関係の調査というのはそれなりの、組織でいけば捜査みたいなものですからね。やはりそれに適した、これは、改善措置命令を受けたときには、職員が指名されて、その職員が調べなきゃいけないという仕組みになっているわけですね。それか...全文を見る
○平岡委員 私が聞きたかったことに直接答えていただいていないのでありますけれども、結局、本来この業務について言えば、労働局の方は、派遣労働にふさわしい業務であって、請負という形はおかしいんだという認定をしているわけですね。それに対して国土交通省の方は、なるべく請負の形になるように...全文を見る
○平岡委員 私は、派遣法が好ましくないと言っているんじゃないんですよ。派遣法という形で労働者派遣について法制度が精緻なものになってきた、その状況と、政府の、今、公用車の運転手については採用をこれからしていかないんだという昭和五十八年の閣議決定との間に、私はある意味ではミスマッチが...全文を見る
○平岡委員 いつまでも米国に対する恒久的基地提供ということを前提にした防衛政策のあり方ということではなくて、やはりもっと幅広い考え方に基づいて防衛政策を考えていくという時期に来ているんじゃないかというふうにも私は思います。  そのことを指摘して、さらにもっと具体的な話として言え...全文を見る
○平岡委員 せんだっての沖縄からグアムへの移転のための協定の審議のときもいろいろと問題が指摘されておりましたけれども、それ以外にも、私の地元であります岩国の厚木基地からの空母艦載機の移駐の問題にしても、地元は大変にもめているという状況にもあります。これまで地元住民の意見がなかなか...全文を見る
○平岡委員 二十一年度までに七千九百億円ということで、これで終わったわけではない、まだまだこれから続いていくんだろうというふうに思います。  今大臣が言われたように、何のためにこれはあるのかというと、やはり基本的には大量破壊兵器に対応するということが視点だと思うんです。では、し...全文を見る
○平岡委員 何か知らぬけれども、評価しているのか評価していないのかわからないような答弁で、もうちょっとしっかりと、評価しているなら評価しているというふうに言ってほしいと思いますけれども。それが言えない今の政府だということだろうと思います。  それを言えない理由の一つが、五月初め...全文を見る
○平岡委員 表明をしているということではありますけれども、四月六日の、チェコのプラハでのオバマ大統領の核の廃絶を目指してという演説の中で、アメリカは世界で唯一核兵器を使用した国として、この世界から核兵器を廃絶していく努力をする道義的責任を有しているんだというところまで言明するよう...全文を見る
○平岡委員 最後のくだりは九九年の高村外務大臣が答弁されていたのと同じような御答弁をされておられますけれども。  私は、核の先制不使用ということについても、これから国際的な動向としてなっていくんだろうと思うんですね。ただ、先ほど来から指摘がありますように、この北東アジアの状況が...全文を見る
○平岡委員 今のは官僚が用意した答弁を読まれたから、余り疑問を持っておられないかもしれませんけれども、今の議論でいったら、国会で予算審議をして基金をつくるんだったら、資金をつくるんだったら、それでいいんだということと同じですよ。  そうじゃなくて、やはり資金をつくるためには、ど...全文を見る
○平岡委員 時間が来ましたのでやめますけれども、今のはそれは考え方だけですけれども、例えば、今回、十五兆円にも上る補正予算になっていて、そのほとんどが国債発行によって賄われる、国債発行によって今度は基金という形でぼんと入ってしまうわけですね。そうすると、その国債発行に伴う金利負担...全文を見る
06月19日第171回国会 衆議院 本会議 第41号
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○平岡秀夫君 民主党の平岡秀夫でございます。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、いわゆる海賊対処法案を再議決すべしとの動議に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手)  海賊行為は犯罪行為であり、国連海洋法条約においても、旗国主義の例外としてすべての国に取り締まりの...全文を見る
07月08日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  両林大臣におかれましては、このタイミングでの大臣御就任、おめでとうございますというか、御苦労さまでございます。特に、林芳正大臣におかれては、山口県の中では、私も山口県ですけれども、安倍総理の後は林さんだという声が非常に高うございます...全文を見る
○平岡委員 経済の状況が三年前と比べて大きく違ってきた、そういう事情もあるんだろうとは思いますけれども、中身は、いろいろ見てみますと、ちょっと気になる表現が幾つかあるということで、その点でちょっと基本方針二〇〇九についてお伺いしたいと思います。  二〇〇九の中にこういう表現があ...全文を見る
○平岡委員 ひずみへの対応というお話もありましたけれども、ひずみというのは、多分小泉改革の結果として出てきたものが相当あったんだろうというふうに思います。そういう意味では、改革路線を全く否定するということではないかもしれませんけれども、改革路線の影の部分というものは相当今、社会に...全文を見る
○平岡委員 担当大臣ではないというのは、それは当然なのかもしれませんけれども、やはり経済財政改革の基本方針二〇〇九というものを取りまとめた人の後任ということでありますから、ここに書かれていることについては責任を持ってみずからの考え方を持っていくということについては、私もぜひもっと...全文を見る
○平岡委員 今のは上げ幅の話ですよね、三・三から三・五というのは。それは税率として三・三から三・五でいいというなら今の五は要らないわけで、三・三から三・五をさらに引き上げるという意味ですよね……(林(芳)国務大臣「プラス、プラス」と呼ぶ)プラスということですね。  それから、時...全文を見る
○平岡委員 今の説明を聞いても、実効税率の引き下げを前提に物事を考えるということの説明にはなっていないような気がするんですよね。最初に結論ありきで、それを多数決で決めました、それだけの話という、そんな印象があるんですね。  同じように、まず負担の軽減ということを前提にして自動車...全文を見る
○平岡委員 時間がないので、ちょっと次の問題に移りたいと思います。  お手元にポスターの写真が配られていると思います。衆議院議員山口第四区においては、安倍元総理と林芳正大臣とのいわゆる二連ポスターが多数掲示されているわけでありますけれども、このポスターは、総務省が出した見解で、...全文を見る
○平岡委員 それでは、それはしっかりと要請をしていただきたいというふうに思います。  それから、もう一つ、林芳正大臣が代表者となっている政治団体で、林芳正を支える会というのがあるんです。この収支報告書をちょっと見させていただきますと、組織活動費の中には、行事費とか組織対策費とか...全文を見る
○平岡委員 記載してあるとおりだからちょっと疑問に思っているわけですよ。あそこに並んでいる店は私も知っていますけれども、大体あそこは飲食を伴う店が多いですよね。そういうところに一回十数万円ぐらいのお金が支出されている、三十回近くで年間三百万円ぐらい払っているといったら、これは何の...全文を見る
○平岡委員 林国家公安委員長にお聞きいたします。  今回の所信の中に、取り調べの可視化の問題がありました。裁判員裁判の円滑な実施に資するため、取り調べの一部録音録画の試行等に取り組むというふうに述べておられますけれども、現在はどのような取り調べを対象として可視化を図っておられる...全文を見る
○平岡委員 大臣、各国で取り調べの可視化というのがどの程度広がっているかというか行われているかという話は、多分御存じだろうと思うんですけれども、アジア、ヨーロッパ、それぞれかなりの国でそうした取り調べの可視化というのが行われているということでございまして、今の答弁は、何かさらに拡...全文を見る
○平岡委員 可視化について言えば、確かに裁判員裁判の実施の問題があるわけでありまして、その円滑な実施に資するための取り調べの可視化ということは当然検討されなければいけないと思いますけれども、それだけに多分とどまらないんだろうと思うんですね。各国で行われている可視化については、もっ...全文を見る
○平岡委員 防衛省の所管であることは私もわかるんですけれども、この経済財政改革の基本方針二〇〇九の中にもちゃんと、「防衛・防災・治安等」というものの中に、「米軍再編関連措置を着実に進める。」こう書いてあるんですよ。だから、それは、この基本方針を所管している担当大臣として、ここに書...全文を見る
07月10日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  きょうは、北朝鮮特定貨物の検査等に関する特別措置法案の審議ということで、これまで同僚議員を初めとしていろいろな質問がございました。私も同じような質問を考えておったんですけれども、聞いておりますと、もう少し発展的に聞かなければいけない...全文を見る
○平岡委員 今のは集団安全保障という言葉の間違いだと思うんですけれども、これはちょっと発展的に聞いているので、官房長官はまだそう詳しく聞いていないかもしれません。  これは政府参考人でも結構でございますけれども、今回の措置というのが集団安全保障の一環ではないというふうに言い切れ...全文を見る
○平岡委員 これは法的性格を明確にしておかないと、先ほど来から、長島委員の方からもいろいろ、これからの立法のあり方の議論もありましたけれども、我が国がどういうふうな仕組みをつくっていくのかについて、私は、非常に大きな制約要因になるか、あるいは我々として自重する要因になるのか、そう...全文を見る
○平岡委員 もし今の説明でいけば、我が国の警察権の作用に属するものであったとしても、必ずしも我が国の法令に照らして見て違法ということではなくても、国際秩序の中で何らかの、違法性というべきなのか妥当性がないというんですか、国際的な平和を乱すようなものであるならば我が国の警察権を及ぼ...全文を見る
○平岡委員 そこで、公海上にある第三国の艦船に対して、我が国が、我が国の警察権を行使することができる、この国際法的根拠というのは一体何なんですか。  一応、法案の中では「旗国の同意」というように、これがあればできるんだ、そういう整理をされているようでありますけれども、旗国の同意...全文を見る
○平岡委員 そうであるならば、この法案、法律がなくても旗国の同意があれば今までどおり海上保安庁、先ほど官房長官も、海上保安庁はこれまで海上保安庁法に基づいて検査をやってきた、一七一八だったですか、決議に基づく検査というのをやってきたという答弁もありましたけれども、この法案がなくて...全文を見る
○平岡委員 私が聞いているのはそういうことではなくて、今、海上保安庁ができる行為、これを公海上にある外国船舶についても及ぼすことができる、つまり、旗国の同意があればこの法案がなくてもできるという理解でいいんですねということを確認しているんです。これは海上保安庁長官でも結構です。
○平岡委員 そうであるならば、もともと旗国の同意があればできるんだということ、そこの国際法上の根拠というのが非常にあいまいなんですね。我が国が勝手にそういうふうに考えているだけかもしれない。もしそれが明確であるならば、海上保安庁長官も明確に、今やっていることを公海上で外国船舶につ...全文を見る
○平岡委員 今、答弁していないですね。  大臣、私が聞いているのは、船舶を停止させ、立ち入って検査をする、このことが、自衛隊の海上警備行動の中で、こういう北朝鮮特定貨物等を運んでいるというような貨物に対してできるのかということを聞いているんですよ。どうですか。
○平岡委員 ごっちゃにしているんじゃなくて、要するに、こういう北朝鮮特定貨物を運んでいる船がいるときに、特別の事情が必要だと書いてあるけれども、自衛隊が船舶を停止させ、そして貨物を検査することができるんですかということを聞いているんですよ。  先ほどの答弁は、そもそもの八十二条...全文を見る
○平岡委員 結局、自衛隊も立入検査ができるということですね。つまり、現行法でもかなりできる部分があり、そして場合によっては、これは特別な事情が、どういうふうに認定するかわかりませんけれども、自衛隊が直接そういう疑いのある船舶に対して行動することもあり得るということで、私はちょっと...全文を見る
○平岡委員 ちょっと大臣だけじゃ心配なので、政府参考人、今の大臣の答弁でいいか、確認だけしてください。
○平岡委員 私は、大臣が正確に私の質問を理解しているかどうか不安だったので、政府参考人に確認の意味で答弁を求めたんです。よろしくお願いします。(発言する者あり)  それでは、大臣の発言に基づいて考えれば、要は、海上自衛隊も今回の国連決議に基づく立入検査は可能である、ただし、海上...全文を見る
○平岡委員 では、法律的にはやれると書いてあることを踏まえて、自衛隊の艦船はこの国連決議に基づく立入検査をやるという方針があるということでいいんですか。
○平岡委員 万々々々々が一というような話で言われると、では、これは、私が思うのは、これから聞きますけれども、今回、海上保安庁あるいは自衛隊がどの海域で活動するのか、あるいはどこまでのことをするのか、このことが全く示されていない、こういう法律なんですね。  ですから、あえてここで...全文を見る
○平岡委員 海賊対処法のときにも、何で海上保安庁が行かないで自衛隊が行くのかというようなときに、遠いからとか、武器を持っていて、ロケットランチャーがあって危ないからとか、いろいろなことを言いましたね。  防衛大臣、この法律に基づいて、あるいはこの法律の九条の第二項ですから基づい...全文を見る
○平岡委員 この前も北朝鮮の船がミャンマーに行こうとしているというようなのがあって、アメリカの軍艦がそれを追行したというのがありましたね。私は、自衛隊も、海上保安庁が対応できないというようなケースの場合にそんな活動をするんじゃないか、そういう不安も持っているんです。  そういう...全文を見る
○平岡委員 先ほど来、この活動海域が本当に無限定だということで、その無限定の中で自衛隊の艦船も活動することが法律的にあり得るということでありますから、私は、本来もう少し制約的に物事を考えていくべきだというふうに思います。  次に、時間がないのであれですけれども、我が国の法案は今...全文を見る
○平岡委員 規定をあえて設ける必要はないというのは、私が先ほど申し上げたような中身の話について言えば当然のことであるということですね。  そうだとするならば、九条の規定も当然のことというか、何か、今できることをそのまま書いたことだと言っている、一方では当然のことを書いているのに...全文を見る
○平岡委員 私、最初に、冒頭申し上げましたね。この貨物検査等の活動というのは、警察権の行使、警察作用に属するものであるとともに、集団安全保障活動の一環であるという面も持っているという、私は二面性があるんだろうと思うんです。そういう意味において、私は、国際協調して行っていくというこ...全文を見る
11月02日第173回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  まずは、鳩山総理の総理就任、おめでとうございます。  実は、ことしは初代内閣総理大臣伊藤博文公の没後百年という年でございます。伊藤公が生まれた山口県光市にあります伊藤公資料館では、あしたから二十九日まで、歴代総理大臣の書展示会とい...全文を見る
○平岡委員 確かに喫緊の課題も大変多くありますので、まずはそれをやらなければいけないということの事情もよくわかります。いずれは新しい時代の国家ビジョンを示せる、そうした仕事もしてほしいというふうに思います。  ところで、今お話がありましたように、現在は明示的な法的根拠がない国家...全文を見る
○平岡委員 ぜひ、役割にふさわしいしっかりとした体制を一日も早く築いていただくことを私からも要請したいと思います。  そこで今度は、戦後行政の大掃除の対象の問題なんですけれども、先ほど総理の方からも行政刷新会議のお話もありました。まさに、税金の無駄遣いというもの、これを徹底的に...全文を見る
○平岡委員 これからしっかりと見直しをしていくという中でありますから、まだまだこれからいろいろなものがあるんだろうというふうに思います。  そこで、今回の補正予算の執行停止の問題でありますけれども、総理の所信表明演説の中でも、約三兆円にも相当する不要不急の事業を停止させることが...全文を見る
○平岡委員 まさに限られた時間の中でやられた作業でありますし、それから、私もいろいろな人から聞きますけれども、地方自治体とかあるいは独立行政法人のようなところに既に渡されてしまって、今回執行停止になっていないようなものについても、かなりいいかげんなものが入っている。今まで要求して...全文を見る
○平岡委員 野党の方々にお願いですけれども、私、答弁を求めているのは、国民の皆さんにもしっかりと説明してほしいという意味でやっているので、答弁を邪魔しないようにしていただきたいというふうに思います。  そこで、長妻大臣から、後期高齢者医療制度、廃止までの間ではあるけれども、いろ...全文を見る
○平岡委員 長妻大臣には、ぜひ、現場の声、実態というものをしっかりと踏まえた医療行政を行っていただくように要請しておきたいというふうに思います。  次の戦後行政の大掃除の一つは、私、核軍縮問題だというふうにも思っているのであります。  実は私、民主党の核軍縮促進議員連盟の事務...全文を見る
○平岡委員 私も、これまでの日本政府がやってきた活動というのは、何か建前的なことしかやっていなくて、決議を提案したからそれでいいじゃないかというようなところにとどまっていたような、そんな気がするんですね。もっともっと唯一の被爆国であるこの日本が、核のない世界を目指すということにつ...全文を見る
○平岡委員 その言葉を聞いて少しは安心したのでございますけれども、やはり大きな障害となっているというか、大きな課題になっているのが北朝鮮の核の問題だということでありますけれども、私は、北朝鮮との関係、これからどうして進めていくのかというのは大変大きな課題だというふうに思うんですね...全文を見る
○平岡委員 ちょっと核の問題に移りますけれども、来年五月が、核不拡散条約、NPTの五年に一度行われる再検討会議というのがあるんですね。この会議、大変大事な会議だと思います。四年前といいますか前回の再検討会議では、合意文書すらできないようなひどい状況であった。そしてオバマ大統領が誕...全文を見る
○平岡委員 その決意でしっかりとこれから、本当に限られた時間しかありませんので、国内的な世論の形成あるいは政府部内の調整、しっかりとやっていただくことをお願いしたいと思います。  次に、やはり戦後行政の大掃除という意味も兼ねてなんですけれども、原子力発電の問題についてちょっとお...全文を見る
○平岡委員 ぜひ環境大臣には、この問題について言えば、幅広い視点からしっかりとした環境行政をやっていただきたいというふうに思います。  そこで、ちょっと、経済産業大臣になるかと思いますけれどもお尋ねいたしますけれども、先ほど環境大臣の方からも、原子力発電について言えば安全性第一...全文を見る
○平岡委員 ありがとうございました。  しっかりとした、国民の皆さんは安全性第一ということの民主党の考え方、できる限り具体的なものにしてほしいという気持ちを持っておりますので、ぜひその観点から進めていただきたいというふうに思います。  時間が参りましたので、事前に通告した質問...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○平岡委員 民主党の平岡秀夫でございます。  私の方は、条約では南東大西洋漁業条約、略称ですけれども、こちらの方を中心に質問をさせていただきたいというふうに思います。  この条約は二〇〇一年の四月に採択をされて、二〇〇三年の四月に発効しているわけでございます。これまでこの条約...全文を見る
○平岡委員 今求められたので入るんだというふうに言われたんですけれども、では、入らなかったらどうなるんですか。求められたから入るというのは事実上の話であって、入らなかったら、何かペナルティーみたいなもの、何か我が国にとって不利益なことが起こるんですか。
○平岡委員 そういうペナルティーがあるのであれば、やはり加盟しなければいけないということでありますけれども、加盟するに当たって、我が国政府の負担というのはどのぐらいになるんでしょうか。
○平岡委員 この分担金なんですけれども、考えてみると、この条約に加盟することによって、日本の漁船が操業できるというようなことが確定、確認されるということですよね。その受益者というのはそういう操業者というふうに限定されていると私は思うんですけれども、ここで操業している日本の漁業関係...全文を見る
○平岡委員 〇八年の漁獲高が下がっているのは、漁船の更新で操業日数が大幅に減少したということが理由であって、平年的に言えば五億円程度あるんだろうと思うんですけれども、それから考えると、こういう受益関係が明確なものについて言えば、その分担金を国が税金で負担するという考え方より、むし...全文を見る
○平岡委員 日本がそういう責務があることは私も認めますけれども、何かやはり、ここで操業して利益を上げているところに負担をしてもらうというのはそんなに変な仕組みではないんじゃないかなというふうに私は思うので、すぐに今までの仕組みを変えるというわけにいかないかもしれませんけれども、で...全文を見る
○平岡委員 今の答えはよくわかりませんでした。  事実として承知していないというのは、事実がなかったということを言っているんですか。それとも、事実があったかなかったかについてコメントすることはできないということですか。どっちですか。
○平岡委員 コメントできないというなら、それはそれで、とりあえず私の質問を続けさせてもらいたいと思いますけれども、私は、仮にこういうことを米軍側が、あるいは米国側が言ったということについて言えば、発言の中身が余りにも沖縄だけに特化し過ぎている。むしろ、有事という、日本が武力侵攻さ...全文を見る
○平岡委員 沖縄には二つの航空基地が必要であるというような論理というのは、私は軍の論理だと思うんですよ。それは軍としてそれを主張するのは当たり前だ。ただ、米軍は何のためにあるかと考えてみたとき、日本の国民なり地域の住民なりを守るためにあるというのがやはり大前提だと思うんですよ。そ...全文を見る