平賀高成

ひらがたかしげ



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平賀高成の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  私は、東海の比例代表ブロックの選出でありまして、今東海地方には、国際的な問題にもなりました愛知万博を初め、中部国際空港や、また岐阜に行きますと徳山ダム、さらには三重県でも伊勢湾口道路、静岡は静岡空港というように、今どこに行きまし...全文を見る
○平賀委員 現在の名古屋空港が二十一世紀の初頭に限界に達するという見解につきましては、私はこの後で十分時間をとってやりたいと思います。  それで、今大臣が言われましたので、歴史的にこの中部国際空港がどういう経過をたどって現在に至っているのか、このことについて少し言いたいと思いま...全文を見る
○平賀委員 こうした運輸省の動向に対応した形で、財界の方は、中部国際空港建設計画を念頭に置いた研究会を続々と発足させ、八九年六月の三菱商事、三菱銀行など六十一社での空港プロジェクト研究会を皮切りに、九〇年の五月までの一年以内に十一のプロジェクト研究会が発足、この発足に参加した企業...全文を見る
○平賀委員 中部圏にはいろいろな、産業の面からいいましても人口の面からいいましても、そういう潜在力はあるんだという趣旨の答弁だったと思いますが、私は、そういう状況であったとしても、今の中部国際空港建設に当たっては需要見通しの問題でも非常に問題があるんだということを、この後引き続き...全文を見る
○平賀委員 当初の大蔵原案で予算がつかなかったのは、採算性の問題でもいろいろ問題があったからだということを今大臣はお認めになりました。  それで、同時に、九八年の予算案というのは、これは緊急経済対策として、景気対策としてこの予算をつけたのではないですか、大蔵大臣。
○平賀委員 緊急の経済対策ということで、景気対策としてやったことははっきりしているんですね。  今、大臣言われましたけれども、例えば、必要なものについては、幾ら財政が大変でもやらなければならないものはやるんだというふうなことを言われました。しかし、この中部国際空港というのは、こ...全文を見る
○平賀委員 今、空港の処理能力というのは、滑走路等の処理能力ですね。これは、滑走路の着陸回数だけではなくて、いろいろな収容能力が関係しているんだというお話がありましたけれども、滑走路等の処理能力といった場合、より根源的な問題というのは、着陸回数がやはり一番のかぎを握るわけですよ。...全文を見る
○平賀委員 今、実際に国内線、国際線、両方とも定期ジェット便は着陸回数が減少しているということをお認めになりました。  さらに、それだけではないのです。九五年から九九年の五年間をとってみましても、九六年と九九年の二回にわたって、国際線の着陸回数は対前年実績を下回っているわけです...全文を見る
○平賀委員 実際に座席の利用率は私の調査でも下がっている。しかし、今利用人数のことを言われました。それで、利用人数の場合は、これはより根本的には、さっきお話ししたように、着陸回数ですよ。滑走路等の処理能力といった場合、着陸回数です。ですから、利用率が四〇%、五〇%という場合、幾ら...全文を見る
○平賀委員 今の回答は、それはおかしいですね。  私は、現名古屋空港から空港管理状況等の報告書というのをもらいました。これは九八年と九九年をもらいました。それで、例えば今言われた国際便につきましても、国際線のジェット便が一万三百十回から一万三十九回に減っていますよね。ですから、...全文を見る
○平賀委員 私が名古屋空港からもらった資料は、民間機の国際線、国内線、それぞれジェット便、その他、国内線もジェット便、その他と、ちゃんと区別をして出ていますよ。名古屋空港はこういう形で整理していますよ。ですから、定期便については国際線も国内線も両方減っているんだという資料ですよ。...全文を見る
○平賀委員 努力をするといいましても、今でさえも、例えば、愛知県でいったら三兆四千億近くの借金を抱えているわけですね。それで、企業だってなかなか大変ですよ。さらに国だって、合わせて六百四十五兆円の借金を抱えているわけですから、そういうところがさらにお金を負担しない限り安くならない...全文を見る
○平賀委員 私は、国の財政状況からいいましても、それから、現名古屋空港が現状でも満杯になっておりませんし、さらに国際ターミナルの方は五百六十億円もかけて拡張工事をやっている、こういうふうな状況をとってみても、やはり現状の名古屋空港というのは十分二十一世紀の初頭にもたえることができ...全文を見る
○平賀委員 こういう名古屋空港の状況を十分分析もしないで、財界などの要求があるからと、一回決めたことはどんな状況になっても改めない、そういう姿勢が今の財政状況をつくり出している、財政危機をつくり出しているということを私は強く批判をして、次の公共事業のあり方の問題で質問をします。 ...全文を見る
○平賀委員 第七次空整もこれでやっておりますか。この総滑走路延長指数でやっていますか。
○平賀委員 これは少なくとも下からの必要性を積み上げていくということじゃなくて、とにかく総滑走路延長指数だとかそういうものを設定して、それに間に合わせるということでずっとやってきた経過でありますから、私は、そういうやり方はやるべきではないというふうに思います。  それから、特に...全文を見る
○平賀委員 バブルの処理に利益が全部回っていってしまって、これは景気対策にもならないし、雇用の確保にもなかなかつながっていかない、そういうふうな状況を御存じでしょうかということを質問いたしました。
○平賀委員 大蔵大臣もそのとおりだという事実はお認めになりましたので、私は、こういうふうなところにどんどん予算を使うのではなくて、やはり公共事業が大型になればなるほど下請中小業者の方たちになかなか仕事が流れていかない。ですから、国と地方の借金の合計が六百四十五兆円にもなりまして、...全文を見る
○平賀委員 リストラについては、余りやるべきでないように労働省としても頑張るという趣旨の答弁がありました。  特に、ヤマハが実施しました早期退職優遇制度、これは希望退職とは名ばかりで、本人の自由意思を尊重するという労使間の合意にも反して、やめませんと言っている労働者の方たちに対...全文を見る
○平賀委員 そうしますと、明確な賃金だということですから、労働基準法第四条の男女同一賃金の原則に定められた「女性であることを理由として、」とはどういうことを指しているんですか、政府参考人に聞きます。
○平賀委員 これは、一九四七年の九月十三日の労働基準法の施行通達によりますと、女子であることを理由として差別扱いするとは、労働者が女子であることのみを理由として、あるいは社会通念としてまたは当該事業場において女子労働者が一般的または平均的に能率が悪いこと、勤続年数が短いこと、主た...全文を見る
○平賀委員 これは、ヤマハの早期退職優遇制度によって、非世帯主という理由で退職優遇制度の付加金の部分を六〇%に下げる、こういうふうな差別がされているわけですね。それで、浜松の労働基準監督署に本人が告発しました。そうしましたら、女性の百八十二名の退職者のうち六十一名の方はカットされ...全文を見る
○平賀委員 もう一回ちょっと確認しますけれども、この場合について男女の差別になるんじゃないのかと私は言いましたけれども、これはまずいことだというふうにお考えなんですか。
○平賀委員 私は、本当に男女雇用均等法の精神からいったら、全く外れていると。女性局長がそんなことを言ったらだめですよ。私は、どういう実態にあるかというのをもうちょっと言いたいと思います。  ちょっと大臣に資料を一枚渡したいんですが。——資料を大臣にお渡ししましたけれども、例えば...全文を見る
○平賀委員 労働組合との間で合意をしたとしましても、そういう合意に基づいて退職金は賃金になるわけですから、これは、女性だからといいまして、能力や体力やそういったことで明確な差があるんだということを立証しない限り、主たる生計維持者でないということだけで差別をするということは許されな...全文を見る
○平賀委員 調査を要求して、質問を終わります。
02月24日第147回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  公述人の皆さんについては、大変遅くまで御苦労さまでございます。  私は、日本の財政の問題について、特に公共事業の問題について少し伺いたいと思います。  日本の公共事業の問題について聞きますと、今では財政的には赤字の債務残高が...全文を見る
○平賀委員 公共事業の問題について言いますと、先ほど、今の日本の財政状況を考えてみて、やはり公共事業の問題で、長期的には公共事業の半減というふうなことをお話しされましたけれども、どういう計画といいますか、長期的にどの分野を削るのかとか、具体的な内容についてちょっとお話しいただきた...全文を見る
○平賀委員 今、どの分野を削っていくか、特に量の分野をお話しになりましたけれども、さらに先ほどの中で、同時に質の問題も検討するべきだと言われました。  私もこの質の問題について言いますと、いろいろな議論をやりました。これは先ほども、水害があったらどうするかとか、いろいろあります...全文を見る
○平賀委員 先ほどお話しの中で、そういう公共事業の問題について、議会の中でもいろいろチェックをやっているという地方自治体が全国的にはいろいろあるというお話をされました。先ほど言われた、チェック機構を持つというふうなこともありますけれども、さらにどういうふうなことを具体的にやられて...全文を見る
○平賀委員 私は、今の公共事業の問題について、政府の方は、公共事業をやっていきますと雇用の拡大にもなっていくんだということになるんですが、ただ、私は、そもそも今問題になっているのは大型の公共事業であって、特にゼネコン奉仕型というふうに私たちは思っておりますけれども、とにかく、そう...全文を見る
○平賀委員 私もこの問題では、いろいろゼネコンの有価証券報告書などを見ましたら、やはり実態としてもそういう方向になっているわけです。大体、長期計画にゼネコンなどが参入をしますと、これはもう何年先までの仕事も確保することができる。ところが、今の状況について言いますと、大体、利益があ...全文を見る
○平賀委員 大体時間的にも詰まってきましたから、私は最後に、今の公共事業のあり方として、先ほどもお話しになりました吉野川の可動堰の問題とか愛知万博の問題などもあるのですが、やはり本当に、今の世界の流れからいいましても、巨大開発などをやるよりも、大切な自然環境を生かしながらいろいろ...全文を見る
○平賀委員 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○平賀分科員 日本共産党の平賀高成でございます。  私は比例の東海ブロック選出の議員でありますので、今の東海地方には、岐阜県の徳山ダムだとか愛知県の愛知万博とか静岡県の静岡空港というように、本当に大きな公共事業がメジロ押しになっております。ところが、こうした大規模な公共事業を進...全文を見る
○平賀分科員 法律に基づいてしっかり保護されるべき動物だ、そういうふうに答弁があったと思います。  それで、今オオタカが多くいるところ、人里に比較的近い場所を営巣地域にしてオオタカがいるわけですね、それを保護する場合、各地でいろいろな公共事業と衝突をするといいますか、そういう状...全文を見る
○平賀分科員 それで、実際にそういうふうな営巣木を守ることがやはり大変重要な問題だということなんですが、それにもかかわらず、静岡県の空港建設の問題では、先ほどお話ししましたように、二月二十二日の早朝七時過ぎから一気に百四十名も職員や作業員を動員して、しかもオオタカが巣をつくった営...全文を見る
○平賀分科員 やはりこの問題でも、営巣木を切ったというのは多分環境庁もつかんでおられないぐらい初めての事態だと私は思います。  このような、営巣木を伐採するというとんでもない暴挙は、開発を優先させていく静岡県の特有な姿勢だと私は思うのです。  このような暴挙が行われた背景には...全文を見る
○平賀分科員 そこで、静岡空港の建設計画というのは、一九八七年に静岡県空港建設検討専門委員会の審議結果を受けて、島田市の榛原地区に建設地が決定されまして、一九八九年に空港の位置と規模を示した静岡空港基本計画案が発表されました。同時に、静岡県の方は、それに先駆けまして一九八八年の十...全文を見る
○平賀分科員 今、いろいろ調査もやってきたし、それから、その中で発見もされているというふうな答弁があったと思いますが、そこで、長官に渡した二枚目の資料を見ていただきたいと思います。  これは昨年の十二月に環境庁の指導によってつくられた、オオタカの保護対策検討委員会が出した最終的...全文を見る
○平賀分科員 この問題では、私は、一般的にどの程度まで調査をやる必要があるのかという議論は確かにあるかと思いますよ。しかし、実際に空港本体ができる部分のここのところは、例えば仮にその周辺でオオタカが見つかったにしても、つくるところですから、一番中心的な部分ですから、一般的な調査な...全文を見る
○平賀分科員 見つからなかったと言いますけれども、事実は、その報告書にあるとおり、繁殖調査をやらなかったというのが実態なんです。  それで、空港建設予定地でこのオオタカの営巣が確認されたのが九六年だというのも、それに書いてあると思います。確認したのは静岡県のオオタカ研究員からの...全文を見る
○平賀分科員 私は、いろいろな全国の調査や現状からいいましても、やはり音の問題とか立入調査の問題とか、そういう問題が大きく影響していると思います。もともとこれは、本体の部分の中でも営巣などが現に行われていて、それが、言ってみればまともな調査もやられないままいろいろな調査が始まって...全文を見る
○平賀分科員 当時の制度の仕組みからいいましても限界があると言われますけれども、少なくとも、そういう不十分な環境影響評価書が環境庁にも行っているわけですね。それを見て何も意見を言わないというのは、私は、本当にその点では環境庁の責任が問われる問題だと言わざるを得ません。  それか...全文を見る
○平賀分科員 そういうふうな意見をつけた。専門家の意見を聞きなさい、そういうふうな意見をつけたということなんですが、しかし、私は、そういう学識経験者及び関係行政機関などに白紙委任をするものじゃないのかという疑問を持たざるを得ないのです。  それで、九六年のオオタカが発見された時...全文を見る
○平賀分科員 だとするのでしたら、もう事業が進んでしまっているというのでしたら、集約が上がってきた時点でなぜ環境庁として意見を言わなかったのかという私の指摘のとおりのことが、現に起こっているじゃありませんか。ですから、そういう意味で、環境庁には二つ発言の機会があったけれども、きち...全文を見る
02月29日第147回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○平賀委員 私は、日本共産党を代表して、平成十二年度予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要を御説明いたします。  まず、撤回のうえ編成替えを求める理由についてです。  政府予算案は、公債依存度が三八・四%に達し、四割近くを借金に頼...全文を見る
03月10日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  まず最初に、先日の営団地下鉄日比谷線のあの脱線事故におきまして、四名の方が亡くなられて、三十四名の負傷者の方が生まれました。私は最初に、こうした犠牲になられた方々に心からのお見舞いとお悔やみを申し上げたいと思います。  それで...全文を見る
○平賀委員 ぜひ速やかな対応をお願いしておきたいと思います。  それでは、港湾法の問題について質問します。  この港湾法の一部を改正する法律案は、全国的、広域的な視点から、効率的な物流体系の構築に資する港湾の整備とその適正な管理運営を推進することなどを目的としております。 ...全文を見る
○平賀委員 いろいろ言われましたけれども、国の責任で行う直轄事業を、これはその責任にふさわしく補助負担率も高めるというのが趣旨だということに、私理解しました。  それで、今直轄事業そのものについて、これはずっとふえてきているわけですね。特に、第九次の港湾整備計画では、物流コスト...全文を見る
○平賀委員 今お話しになったように、この外貿ターミナルのコンテナの個数でいいますと、九七年から九八年の変化についても、逆に個数そのものは減っているということが今言われました。ですから、貨物や個数については全体としては横ばいか、もしくは下がっているというのが今の実態だと思います。 ...全文を見る
○平賀委員 先ほどの三年間の貨物の個数の変動ですけれども、結局は横ばいだ、全体の年度を見ていったとしても飛び抜けてふえているというふうなことではないと思います。  それから、今の川崎の状況について言っても、今お話があったように、これは能力からいっても、仮に一・七七倍にふえたとし...全文を見る
○平賀委員 実際には川崎のコンテナターミナルの会社自身も相当な赤字を生み出しておりまして、これも今年度末になりますと累積損失額が四十四億円に上るわけですね。それに対して、さらに市がこれから十八億五千万円の管理運営費を支援し、さらには年間一億一千万から一億五千万のクレーンの使用料ま...全文を見る
○平賀委員 私は、大水深のコンテナバースだとか、そもそも非常に効率の悪い、また、ばらまきだと言われるようなものについてやめろと言うのであって、国民生活にとって必要な港湾整備はやるべきだということを言っているわけで、これはごちゃまぜの議論ではありません。そのことを言っておきたいと思...全文を見る
○平賀委員 今、メーカーにも積極的に支援を要請していきたいという答弁がありましたが、この点については、もう少し具体的にどの辺まで考えてみえるのか。九八年の五月十五日の運輸委員会で、このプレジャーボートの問題で、当時の藤井運輸大臣がメーカー負担の問題についても前向きに検討したいとい...全文を見る
○平賀委員 それは、ぜひさらに踏み込んで検討していただきたいと思います。  それからもう一つ、そもそもこの放置艇の問題がなぜ生まれてくるのかについて。  現状では船舶を購入した場合、自動車でいえば車庫証明がなくても購入できるという問題があると思います。それで、特に持ち主を特定...全文を見る
○平賀委員 これは、地元の漁業者の方たちや地元の住民の皆さんから言わせますと、自動車の違法駐車やごみの不法投棄、エンジンの騒音、それから漁網の切断とか、とにかく本当に大変な状況があります。やはり県外の方たちは顔もわからないし、だれも知らないということからそういうふうな行為があるも...全文を見る
○平賀委員 以上で終わります。
03月10日第147回国会 衆議院 本会議 第10号
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○平賀高成君 初めに、営団地下鉄日比谷線の脱線衝突事故で犠牲になられた方々に心からのお見舞いとお悔やみを申し上げます。  私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案について質問をいたします。 ...全文を見る
03月22日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  改正案は、造船業基盤整備事業協会を解散しまして、運輸施設整備事業団にその清算業務を引き継ぐと同時に、超高速船、テクノスーパーライナーの実用化を図るための業務が新たに追加をされています。まず最初に、このテクノスーパーライナーの実用...全文を見る
○平賀委員 今の、支援策は講じていくということなんですが、実際になかなかもうかっていないのじゃないかという問題について、私、次に聞きたいと思うのです。  実際、運輸省が三十九億円の補助をして、総事業費百六十九億円をつぎ込んで、大手造船七社の技術研究組合が研究開発を行ってこのTS...全文を見る
○平賀委員 今、コンテナ船よりもカーフェリーの方が現実的だという趣旨の答弁がありましたが、私、そもそもTSLの建造に当たっては、もともと民間のユーザーや民間事業者の意向を反映したものではなくて、やはり急激な円高に伴って不況に陥った造船業界の起爆剤としてこのTSLの建造を進めていこ...全文を見る
○平賀委員 コンテナ輸送を考えた場合、いろいろクレーンの整備とか岸壁の整備とかいうふうなことがあってこれがなかなかうまくいかないのだというのは、きのう「TSL事業化に向けたこれまでの経緯」というのを私いただきましたので、その中にもそういったことが指摘をされておりました。  それ...全文を見る
○平賀委員 実際には支援策になって、コスト削減に貢献するというふうなものだということが答弁されました。  それで、実際に運航リスクが大きくなって事業化が具体化しないために、今度運輸施設整備事業団の中に債務保証を行うための基金を設けて、そこに国が十億円出資をし、改正案の中でもTS...全文を見る
○平賀委員 その基金の範囲内で負担をするということになっているわけなのですが、そもそも今度TSLをつくって事業化をするに当たって、国がその支援措置をするというのは初めてじゃないでしょうか、こういう事業に国が支援をするというのは。これは初めてなのかどうなのか、それだけでいいですから...全文を見る
○平賀委員 私たち日本共産党は、テクノスーパーライナーなどの新しい技術開発について、これを否定するものではないのです。ただ、事業を行うからには、民間の事業者がみずからの資金とみずからの責任でやるというのが私は原則だと思うのですね。ですから、銀行業界に対する支援に対して非常に国民的...全文を見る
○平賀委員 私が一貫して問題意識を持っているのは、事業化に当たって国がなぜ支援をするのか、やはり今までの経済の原則からいってもこれはおかしいのではないかということを私は言っているわけなのですね。  それで、今運輸省は、今年度内に保有管理会社と運航会社で用船契約を行って、建造契約...全文を見る
○平賀委員 これはやはり民間事業、純民間でやっているところと、それから国が支援をするTSLのカーフェリーということになりますと、やはり競合する部分が出てきますし、それからそういうTSLをリースすることができないような民間の事業者、これはやはり競争の中でやめていかざるを得ない、廃業...全文を見る
○平賀委員 中小造船業に対するいろいろな支援措置について今いろいろ述べられましたが、私はそこまで行く前に、もうちょっとさきの時点での質問になると思いますが、特に内航海運業者の皆さんでいいますと、船腹調整事業がなくなりまして、今暫定措置事業が行われております。これについては、新しく...全文を見る
○平賀委員 最後に、ほんの一言だけ。  そうした一杯船主の皆さんの資金の調達のために、内航総連としましても債務保証をしましょうということで、今いろいろ頑張っているわけなのです。運輸省として、内航総連の債務保証の事業に対するいろいろな支援をぜひしていくべきだと思うのですが、この点...全文を見る
○平賀委員 見守るだけではなくて、一歩踏み込んで支援をしていただきたいということを最後に申し上げて、質問を終わります。ありがとうございました。
04月04日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  きょうは、参考人の皆さんにつきましては、大変お忙しい中にもかかわらず参加をいただきまして、心からのお礼を申し上げたいと思います。  最初に、私は、高齢者や障害者の皆さんの移動の自由と安全の確保を図るということは政治に課せられた...全文を見る
○平賀委員 突然の、我が日本共産党の見解についていろいろ御答弁いただきました。ありがとうございました。  次に、三星参考人のいろいろな資料を読ませていただきまして、私は、阪神の伊丹駅の建設に当たりまして、障害者の皆さんの意見を取り入れて、組織的にも参加をして、それで駅をつくった...全文を見る
○平賀委員 さらに続けてこの阪急の伊丹駅の問題について伺いますが、特に私は、バリアフリー法案といった場合、最初にも申し上げましたように、これはすべての障害者を対象にするべきだということを考えているわけなんです。しかし、ハード面からいいましても、どういうふうなことをやれば知的障害者...全文を見る
○平賀委員 時間も迫ってきましたので、ちょっと先に進みます。  高橋参考人に伺いますが、いろいろ高橋参考人の書かれているものを読みますと、ハートビル法などの運動などにかかわりを持ってこられたというふうに伺っています。私、今回のバリアフリー法案の中身を見ますと、このハートビル法の...全文を見る
○平賀委員 時間が参りましたので以上で終わらせていただきますが、大変参考になる御意見をありがとうございました。  以上で終わります。
04月07日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  きょうは、参考人の皆さんには大変お忙しい中をわざわざお出かけいただきまして、心からのお礼を最初に述べたいと思います。  私は、バリアフリー法案について、これは一層充実したものにしていくためには何点かの不十分さがあると思っており...全文を見る
○平賀委員 わかりました。  次に小澤参考人に伺いたいと思いますが、直接的には意見陳述の中では言われていなかったと思います。  先日、四月五日、運輸委員会としてもバリアフリーの実態の調査に行きまして、その中で、私も車いすに乗る体験もしました。それから、車道と歩道の区別をなぜつ...全文を見る
○平賀委員 阪急伊丹の駅のあり方についても、運輸省も参加をしてやった、今後の基本方向だというふうなことも言われておりますので、ぜひそういう方向で頑張っていただきたいと思います。  それから三点目に、今度は松田参考人にお話を伺いたいと思いますが、私は事業者責任について質問をしたい...全文を見る
○平賀委員 すべて義務化をする、その辺は非常に意見があるところなんですが、私も意見を伺っていまして、義務化をするにしましてもいろいろなやり方があるし、状況に応じてやり方はあるんだなというふうなことも一方では考えているわけです。  さらに続けて、事業者責任の問題について伺いたいと...全文を見る
○平賀委員 時間もなくなってきましたので、最後に、このバリアフリー法が成立をしましてバリアフリー化を進めていくということになった場合、私は、公共交通網にアクセスできない人のために、タクシーなどのスペシャル・トランスポートといいますか、STSの問題が非常に重要だと思っているわけです...全文を見る
○平賀委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月14日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  まず最初に、北海道の有珠山の噴火の問題について大臣に伺いたいと思います。  私も四月の七日と八日に現地に行ってまいりまして、一番被害のひどい虻田町では、まだ八割の住民の皆さんが避難所で避難生活をしていますし、町の役場そのものも...全文を見る
○平賀委員 この問題では、阪神・淡路の経験からいいましても、個人補償をしなかったことが復興をおくらせましたし、自殺者まで出す、こういう事態を生んだわけです。特に今回、洞爺湖温泉では町民のほぼ八割が観光関係の仕事に従事をしている。ですから、この面での個人補償、営業補償がない限り町の...全文を見る
○平賀委員 今外国のいろいろな事例をお話しになりましたけれども、私もそれらをいろいろ調べてみました。それで、特に欧米の高齢者や障害者等の移動制約者の基本的理念として、スウェーデンでは、ノーマライゼーションの思想に基づいて、高齢者や身体障害者の方々の交通の利便を確保することは義務だ...全文を見る
○平賀委員 この問題について言いますと、地方分権とか国民の協力とかいろいろありますけれども、全国的にこのバリアフリー化を進めていくということを考えますと、やはり地域ごとのアンバランスがあったりしてはバリアフリー法の精神から外れます。だから、そういう意味でも、第一義的に政府の責任を...全文を見る
○平賀委員 大臣も言われたように、まだ十分な状況ではないからこそ、私はそういう障害者の定義も限定しないでやっていっていただきたいと思いますし、それから、この外務省の国連局社会協力課が出していますメモによりましても、国連の障害の定義は、内容として、損傷と能力不全と条件的な不利だと言...全文を見る
○平賀委員 これは私たちも、一気に変えろということじゃなくて、変わるからにはやはりいろいろな周知徹底の期間もあります。しかし、将来的にはぜひ、どこに行っても同じような基準でやれるようにしていただきたいということを要請しておきたいと思います。  もう一つ最後に、これは、鳴き交わし...全文を見る
○平賀委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○平賀委員 日本共産党の平賀高成です。  私は、障害者などの意見を聞くことの重要性についてまず質問をしたいと思います。  日本共産党の修正案では、障害者などの利用者の声を制度的に反映する、そういう仕組みをつくるべきだということを明記しております。  これは午前中にも質問をい...全文を見る
○平賀委員 私は、パブリックコメントということがいろいろ言われておりますけれども、これを全く否定するものじゃないんです。ただ、やはりパブリックコメントといいますと、公募するということで、結局これは政府の裁量にゆだねられる部分があるのではないのか、ここの部分を私は心配するわけです。...全文を見る
○平賀委員 私、協議会をつくることがどれほど有効な役割を果たすのかについて、少し資料を持ってきましたので、読みたいと思います。  これは、当委員会で参考人で出てこられた三星昭宏さんという方が、阪急伊丹駅で、いろいろ障害者を含めて議論をしながら駅をつくったという経験なんです。これ...全文を見る
○平賀委員 私、こういう事例というのはいろいろなところにあると思うのですね。だからこそ私たち日本共産党は、修正案の中で、基本的には事業者の義務だという網をかけて、それで、当事者の障害者の皆さんとよく協議をして、いつまでにどういうふうな整備をするかということで、基本的には義務として...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○平賀委員 私は、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案に対して、日本共産党を代表しまして、修正の動議を提出いたします。  その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これよりその趣旨について御説明いたします。 高...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  私ども日本共産党も、この有珠山の噴火災害では、ちょうど三十一日の日に志位書記局長が現地に行っておりまして、本部や避難所をいろいろ訪問しているさなかに噴火が始まりました。私も第二次調査団で現地に行ってまいりましたが、既に二週間以上...全文を見る
○平賀委員 高校卒業で内定されている方がスタートからつまずかないように、ぜひきちっとした対応をしていただきたいことを改めて要請しておきたいと思います。  それから、カラカミ観光は、売上高が百九十六億円の観光大手です。正社員、パート従業員の雇用継続を行うように要請すべきだと思いま...全文を見る
○平賀委員 依然として八千名以上の人が避難生活を余儀なくされているわけですから、ぜひ万全な対応策を講じていただきたいということを改めて要請しておきたいと思います。  それで、有珠山の噴火災害では、噴火が予知されて人的な被害は発生しておりません。しかし、避難指示のもとで、洞爺湖温...全文を見る
○平賀委員 私は、今までいろいろな災害がありましたけれども、自助努力ということでなかなか再建できないというのが今の実態だと思います。  それで、特に現地の新聞などを見ておりますと、例えば、これは北海道新聞の四月十一日付の夕刊ですけれども、ことし一月には夏の観光シーズンに向けて、...全文を見る
○平賀委員 いろいろな支援策が講じられてきたのだということだったと思いますが、私も現地に行きますと、もう金利つきの融資は要らないんだ、幾らお金を借りても返す当てがないわけですから。ですから、そういうふうな声がどんどん上がってくるわけです。  それで、例えば、有珠山の噴火災害にお...全文を見る
○平賀委員 私は、現地の方々が、実際に避難指示、勧告が出て、事実上、いわば強制的にといいますか、結果として移転するわけでしょう。それで、例えば移転した後は自分でやれということになったら、確かに低利の融資はあります。しかし、これを借りたとしましても、借金を背負って、借金でとうとう行...全文を見る
○平賀委員 私は、最後に一言訴えたいと思いますが、阪神・淡路の震災で、五年たちましたけれども、個人補償や営業補償ができなかったがために、仮設住宅で二百三十二人の方が自殺や孤独死になった、こういう冷厳な事実があると思うんですね。  それで、私はやはりこの問題について、少なくとも個...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成でございます。  私は、道路運送法及びタクシー業務の適正化臨時措置法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  九七年度におけるハイヤー、タクシーの利用者は年間二十六億一千五百万人で、国民一人当たりの利用回数も二十・八回ということで、タ...全文を見る
○平賀委員 今の答弁で、確かに期間限定ではあっても、その時点ではタクシーが供給過剰だというふうに認識をされていたのかどうかについて、明確に答えてください。
○平賀委員 ところが、タクシーが供給過剰にあるというふうに認識をしながら、九七年には、平成九年度以降の当面の規制緩和措置ということでそれを実施しまして、タクシーの慢性的な供給過剰状態を一層深刻化させてきたわけです。  東京都内の法人タクシーは、消費不況が長期化をしている中で、過...全文を見る
○平賀委員 もう一回確認ですけれども、これは全国で新しい規制緩和の基準によってずっとふやしてきまして、しかし、九九年度にはわずか一台しか増車ができなかった、こういうことになったんですかということを私は聞いているのです。
○平賀委員 今答弁があったように、この間、一回目は、今までの需給調整によってやってきましたけれども、タクシーがふえて減車の指導をやった、これが九三年の十二月です。それから二回目は、九九年度には、これはもう全国でふえ過ぎて一台しかふえなかったということ、にもかかわらず、今度規制緩和...全文を見る
○平賀委員 それは明確な間違いだと私は思います。  私もいろいろなタクシーの経営者の皆さんともお話をしましたけれども、確かに、規制緩和が行われて、タクシーへの参入が自由になるということになりまして、これはあくまでも競争をやっていますから、確かに、減車をすることも可能ではあるかも...全文を見る
○平賀委員 もう一度伺いますけれども、私が聞いているのは、そもそも九七年に、平成九年度以降の当面の規制緩和措置というものを運輸省としても出しているわけでしょう。そういうふうなものに従って事業者が判断をしているかもしれませんけれども、少なくとも、今日のこういうふうな状況をつくった、...全文を見る
○平賀委員 そういうふうな責任逃れということでしたら、今回の法案だってどうなることかさっぱり私は責任持てないと思いますよ。  それで、そうした過剰状態によって、実際の問題としてどういうことが起きているのか。特に、今回の法改正で免許制から許可制に変わります。それで新規参入の増加に...全文を見る
○平賀委員 実車率はどうなっていますか。
○平賀委員 今回の規制緩和で需給調整をなくして許可事業になるわけですが、このことによって新規の参入や車両が増加することになると思いますが、これに間違いありませんね。
○平賀委員 増車する可能性が高いといいながらも、限りなくにはならないんだというふうに言っていましたけれども、では、今回この法案の中に緊急調整措置を入れた理由は何ですか。
○平賀委員 やはり増車する可能性があるからこそそういうふうな体制をとらざるを得ないということですから、これはふえていく可能性が極めて高いわけです。それで、現在でも供給過剰という異常な状況が続いていくわけで、規制緩和により一層タクシーの台数がふえていくわけです。  そうすると、一...全文を見る
○平賀委員 配慮すると言われましたけれども、タクシーの台数がふえればふえるほど過当競争になっていくわけです。  例えば運転手の方に聞きますと、何とかお客さんを確保するために、お客さんが乗った場合は、少しでも早くこのお客さんの目的地まで行って、なるべくたくさんのお客さんに当たるチ...全文を見る
○平賀委員 そういうふうな明確なデータに基づいて労働組合や関係する方々が言っているわけですから、この安全問題に対してはぜひ一層厳格な態度で臨んでもらいたいということを改めて私は要請しておきたいと思います。  それから次に、緊急調整措置について質問をいたします。  政府は、需給...全文を見る
○平賀委員 トラックの緊急調整措置ができたのが八九年の十二月十九日、ですから、その緊急調整措置ができて十年以上たっておりますが、いまだかつて一回も発動したことがない、これがトラックの緊急調整措置の実態だと私は思います。  それで、トラック業界は構造不況業種として現在雇用調整助成...全文を見る
○平賀委員 今のお話にあったとおり、前年それからまた二年前に少なくとも五%の減があった場合に雇用調整助成金の対象になるというふうなことをお話しされました。少なくともそれぐらいの大変な状況にあるわけで、しかも、この雇用調整助成金というのは、業界が要請をするということになっているわけ...全文を見る
○平賀委員 今の答弁は、明確に大臣が緊急調整措置を発動するというふうに言われたわけですね。  私は、もう一つ大臣に聞きますけれども、緊急調整措置で今の過剰状態が解決できると考えてみえるのか、その点について聞きます。
○平賀委員 今の答弁で、もう一つ私は伺いたい。緊急調整措置というのはこれ以上増車はしないという調整措置でしょう。しかし、そういうふうな調整措置をやらなければならないほど今タクシーはふえてしまっているわけです。ですから、もうこれ以上参入はだめだという調整をかけたとしても、いわばめち...全文を見る
○平賀委員 今の財産権の問題についても、今まできちっと行政指導もやって、タクシーの台数そのものについてはいろいろ調整してこられたわけでしょう。ところが、そういうふうなまともな調整をやらないで、逆に、減車指導をやりながら、片方では、それが終わったら直ちに増車だというふうなめちゃくち...全文を見る
○平賀委員 今回の路線バスの需給調整の撤廃の問題では、本当に地方の大切な生活の足となっている路線バスが赤字路線だということで、今度は撤退が自由にできることになっていく、参入も自由だということになるのです。しかし、撤退するようなところに新たに参入することはなかなか考えづらいというこ...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
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○平賀委員 私は、日本共産党を代表いたしまして、道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案の反対討論を行います。  既にタクシー業界は供給過剰状態にありますが、この供給過剰状態は、政府の政策によってつくり出されたものであることは重大であります。運輸省は、供...全文を見る
04月28日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
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○平賀委員 日本共産党の平賀高成です。  私は、静岡空港の問題について質問をいたします。  二階運輸大臣は、昨年十一月の当委員会におきます私への答弁でも、それから就任早々静岡に行きまして記者会見をやりまして、そのときにも言われておりましたが、静岡空港は首都圏第三空港の補完の役...全文を見る
○平賀委員 いろいろ言われましたけれども、私が聞いた第七次空港整備の審議の中で補完空港だという位置づけであるかどうかについては、明確に一言も答弁がありませんでした。  それで、私は、静岡で記者会見をやって、第三空港の補完空港の役割をいろいろお話をされるというふうなことは、これは...全文を見る
○平賀委員 いろいろ言われましたけれども、静岡空港が首都圏第三空港の補完空港だという位置づけは、第七次空整の中でもはっきりさせていないわけですね。そういう言及はありません。  それから、静岡空港の問題について言いましても、これは需要見通しがくるくる変わってきているのですね。八七...全文を見る
○平賀委員 当然、JRができないと言っているものを運輸省がやらせることはできないことは自明のことだと思います。  次に、設置許可の問題で聞きたいと思いますが、静岡空港の設置許可の際に、運輸省に対して静岡県知事は確約書を出しています。運輸省が設置許可の条件として知事に確約書を提出...全文を見る
○平賀委員 今のお話があったように、運輸省は空港設置許可を出すに当たって、県知事が反対する地権者の同意書をとることができないために、用地取得が難しいために県からの確約書を提出させることで設置許可を出したわけです。  それで、空港などの公共事業を進める上で、住民との合意というのは...全文を見る
○平賀委員 確かにこれは静岡県が判断することになっているのですが、しかし、少なくとも用地の取得に当たって強制収用などということがもし行われることになった場合、こういうふうなやり方自身について、大臣自身は本意でないというふうに思われるのですか。それとも、それは当然だというふうに思わ...全文を見る
○平賀委員 私は、事例は同じじゃありませんけれども、成田などの教訓を考えてみましても、きちっと地元の住民の皆さんとの合意によって土地は取得していくというのがやはり本来のあり方だと思うわけです。ですから、そういう点で、ぜひ運輸省のいろいろな形での指導を改めて要請しておきたいと思いま...全文を見る
○平賀委員 私は、現状では、地権者の方々の意見を見ておりましても、こういうふうなことが起こり得る可能性が非常に高いと思います。ですから、少なくとも強制的に土地の収用法などによって土地を取り上げてしまうということがないように改めて最後に要請いたしまして、時間が参りましたので、私の質...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
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○平賀委員 私は、日本共産党を代表して、港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行います。  港湾運送事業は、波動性、労働集約性などの特徴を持ち、供給過剰による事業秩序の混乱と悪質事業者や劣悪な労働条件の横行などのもとで、港湾運送事業者の安定化と港湾労働者の労働条...全文を見る