平田健二

ひらたけんじ



当選回数回

平田健二の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○平田健二君 まず、私は最初に、先日行われました通産大臣の所信表明の中にもありましたが、環境と共生する経済社会の構築という観点から、産業廃棄物の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  大臣も御承知のように、今、全国の至るところで産業廃棄物処理場をめぐる争いが多発をしており...全文を見る
○平田健二君 ぜひひとつ積極的な取り組みをお願いいたしたいと思います。  次に、この十八日に厚生省の審議会であります生活環境審議会から廃棄物処理法の改正についての答申が出されました。この答申の中には通産行政にかかわる部分もございまして、例えば廃棄物の多量排出事業者における減量化...全文を見る
○平田健二君 時間がございませんので次に移りますが、いずれにしても、大臣、産業廃棄物は産業が出す廃棄物ですから、やはり厚生省のいわゆる処理場の問題じゃなくて、産業が出す廃棄物ですから、産業を指導する行政の通産省としてぜひしっかり指導していただきたい、余り大量に廃棄物を出さないとい...全文を見る
○平田健二君 そこで、次にちょっと細かなことをお尋ねいたします。  九五年の十一月、そして昨年の十一月、それぞれ業界からTSGの発動要請がなされましたけれども、それぞれ見送られました。九五年の十一月のTSG発動の見送りのときにはこういうことになっておるんです。国内産業の被害は認...全文を見る
○平田健二君 今の御説明ですと、九五年の十一月の発動見送りについては、数量的に減ったからというふうに理解をしてよろしいんですか。
○平田健二君 それでは、昨年十一月、これは事実上まだ見送りということではありませんが、大臣の談話ということで発表されていまして、事実上これは見送り、実際にはことしの八月五日まで期間があるわけでございますけれども、事実上は見送りというふうに判断をしておりますが、今回の大臣談話で事実...全文を見る
○平田健二君 今回の大臣談話の中にあります中国の自主規制、「中国側海関統計で見た一部綿織物の対日輸出が大幅に増加せず安定的になり、三年後の水準は最近四年間ないし五年間の対日輸出数量の平均と同等の水準となることが見込まれる。」これは貿易の安定化ということでありますが、最近の四年ない...全文を見る
○平田健二君 過去、中国との交渉はそういったことの繰り返しでして、中国側の自主規制を期待するということで、何度も何度も期待を裏切られてきたという歴史があるわけでございます。これはいろいろ言っても仕方がないことでございます。  通産省は業界と中国との真ん中に立って中立的なレフェリ...全文を見る
○平田健二君 中国から正規の形で輸入されるものについては過去四年から五年の間の平均値で日本へ持ってくる、これは理解できました。  実は迂回貿易、これが大きな問題でして、二月二日にアメリカと中国で新しい繊維協定ができましたけれども、アメリカはきつくきつく迂回貿易についても取り締ま...全文を見る
○平田健二君 これは直接セーフガードと関係ありませんが、中国が、日本がTSGを発動するかどうか調査を開始して、発動しそうだなと思ったら対抗措置を講ずると。対抗措置かどうか、表現はどうかは別として、マスコミには日本がTSGを発動すれば中国側は対抗措置を講ずる、こういう報道がされまし...全文を見る
○平田健二君 最後に、お願いをして終わりたいと思います。  セーフガードのいわゆるガイドライン、運用指針、これは我が国の内規といいますか取り決めでありまして、外国には関係ないことであります。この運用指針が非常に厳しい。繊維産業というのは御承知のように川上から川下までずっとつなが...全文を見る
03月17日第140回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○平田健二君 平成会の平田健二でございます。  まず、直接法案とは関係ございませんが、動燃の事故問題について触れさせていただきたいと思います。  十一日に発生した動燃の事故ですけれども、この動燃と同じようにアスファルト固化装置における廃棄物処理をしておる日本の国内にあります原...全文を見る
○平田健二君 通産大臣は、十四日の夕刊にも動燃の対応について批判をされておりますし、また十五日にも、午前中にお忙しい中、現地へ視察されておるようでございますが、今回の動燃の事故についてどのような感想をお持ちなのか。  それから、実際に稼働しておる原子力発電所は通産省の所管でござ...全文を見る
○平田健二君 今回の事故につきましては、事故そのものはそう大きな事故ではないというふうに報道されておりますが、実際にはそうじゃないんですね。  一番の終末処理、動燃の場合には、聞くところによると下請の方が処理をされている部分だと、アスファルト固化装置を使って廃棄する。原子力発電...全文を見る
○平田健二君 平成七年三月から一年間でどのくらい減ったんですか。
○平田健二君 通産大臣、今お聞きのとおり一年間で四件ということでございまして、規制緩和全体の進捗状況から見ますと非常に少ない。こういったことを踏まえて、大臣に言いただきたいんですが、どのように評価されていますか、通産省として。
○平田健二君 今回、出されました改正法案は全部で十六ですけれども、今回の内容を私に言わせていただきますと、イメージとしては今さらというようなものばかり出ておるようでして、内容的にも総務庁で取りまとめて指摘されたものばかりだというふうに思います。  昨年三月に決定した規制緩和推進...全文を見る
○平田健二君 ちょっと具体的にお尋ねいたしますが、輸出検査法とデザイン法が二つ廃止されることになっておりますけれども、関係方面から廃止の要求が今まで強かったんですね。どうしてきょうまでこの法律が廃止されなかったのか、その理由をちょっとお聞かせください。
○平田健二君 この二つの法案の廃止によって検査機関の人員は減ったんでしょうか、お尋ねします。
○平田健二君 確かに、おっしゃられることはよくわかりますが、やっぱり国民感情からしますと、業務が減るわけですから、しかも今回十六の法案を整理するということですから、何が何でも定員が減らなきゃいかぬということじゃありませんが、やはり国民感情も考えてみますと、これだけやってもなかなか...全文を見る
○平田健二君 ちょっと細かくなりますけれども、砂利採取法も今回届け出が非常に簡単になるわけですけれども、手続の簡素化と、それから取り締まりあるいは指導というのはまた別個の問題だというふうに思っております。  例えば、砂利採取をした跡地に廃棄物を埋めて宅地分譲して売っておる、こう...全文を見る
○平田健二君 次に、大店法の規制緩和についてちょっと状況をお尋ねいたしたいと思います。  平成二年以来、大店法においては規制緩和が進められておりますけれども、この間の大型店の出店状況についてまずお尋ねしたい。また、この大店法の規制緩和は日米の構造協議が大きな契機となったわけです...全文を見る
○平田健二君 この大店法は、規制緩和推進計画では平成九年度に大店法の見直し作業をする、こういうふうになっておりますね。  経済構造プログラムでは今年度じゆうに見直しに向けての準備をするということになっておりますけれども、いよいよ今年度、もう間近になりました。どのような準備作業か...全文を見る
○平田健二君 大店法の規制緩和をすることは私は歓迎をいたしますけれども、現実の問題として、実はここに新聞にもありますけれども、全国各地の商店街から地元商店街が破壊するというような悲鳴が上がっておるとか、東京の足立区では近くに大型店舗が七つもできて、競争に負けた地元商店街、百店あっ...全文を見る
○平田健二君 ちょっと嫌らしいことを聞くんですが、店舗の広さ、床面積の増加を伴わない店舗の中の配置がえをすることだけで届け出が必要ですか。
○平田健二君 例えば、これが売り場としますと、ここの中の配置がえをするだけで届け出が必要と。
○平田健二君 見直しをするわけですから、そういったところもまた細かいところですけれども、ぜひ見直し作業を進めていただきたいと思います。  次に、これまた規制緩和に関連して、武器輸出三原則についてちょっとお尋ねをいたしたいと思います。  これは何も武器を外国に持っていくというこ...全文を見る
○平田健二君 ぜひひとつ積極的に御支援をいただきたいと思います。  次に、輸出通関において、インボイスの写しなんですが、輸入ではいわゆるインボイスの写し、ファクスによるものが認められておりますけれども、輸出では認められておりませんね。どうしてでしょうか。
○平田健二君 ぜひひとつよろしくお願いいたします。  次に、流通のダブルスタンダードの件なんですが、国の基準と地方自治体の基準が違っておりまして、閉店時間等地方の行き過ぎた基準があるわけでして、またそれぞれ自治体ごとに、例えば商品の賞味期間だけではなくて加工年月日を記載しなさい...全文を見る
○平田健二君 例えばある商品の賞味期間、大体表示しますね。その賞味期間だけでいいという市町村もあれば、そうじゃないんだ、加工年月日もやはり必要なんだという市町村もある、こういろことなんですね、同じもので。A市に持っていったら賞味期間だけでいい、B市に持っていったら加工年月日も同じ...全文を見る
○平田健二君 終わります。ありがとうございました。
03月26日第140回国会 参議院 本会議 第13号
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○平田健二君 私は、平成会を代表いたしまして、ただいま議題となりました特定産業集積の活性化に関する臨時措置法案に関して、総理並びに関係大臣にお伺いをいたします。  まず最初に、物づくりの重要性と、そこで働く人材の養成についてお尋ねをいたします。  あらゆる組織においても、また...全文を見る
04月08日第140回国会 参議院 労働委員会 第9号
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○平田健二君 平成会の平田でございます。どうぞよろしくお願いします。  まず、今回の中退金法の改正法案についてお尋ねをいたします。  今回のこの統合は、村山内閣当時に特殊法人を合理化しなきゃいかぬということで、何といいますか、余り評判のよくない、単に特殊法人を合理化しなきゃな...全文を見る
○平田健二君 確かに、この法案を見ますと役員が十二名から八名になるということは具体的になっておりますけれども、それ以外は全く具体的になっていないわけです。法案を出すわけですから、こうこうこう合理化をします、これだけ人員が減ります、だからこの法案を提出しますと、こういうことにならな...全文を見る
○平田健二君 そういうことですから、これは多分聞いても答えづらいと思いますが、両者のランニングコスト、事務経費は今日までどれくらいかかったのか、統合することによってどれだけ減るのか、お伺いをいたしたいと思います。
○平田健二君 結局、数合わせの統廃合ということで、両方合わせてどれだけ合理化できます、こうなりますということが明確にならないまま統合する。どうもこれは、村山内閣当時に決めたことだから、労働省としても余り気乗りせぬけれども、もう仕方がないから合理化しょう、統合しょう、こういうふうに...全文を見る
○平田健二君 先ほどの質問にもございましたが、バブル崩壊後非常に低金利、いろんな金融機関も昨今資金の運用に大変苦労をしておるわけです。先ほどのお話にもありましたこの二つの法人も、まさに資金運用については苦慮しておるということですが、近年の運用実績、単年度、平成七年度、六年度でしょ...全文を見る
○平田健二君 これは中退金のあらましという、中退金が出しておるPR用のパンフレットですけれども、これに、この制度は法律で定められた国の制度です、安全確実ですと、こうなっておるんですね。  今、お尋ねしますと、単年度で赤字、累積も赤字。となりますと、確かに制度として、個人個人は安...全文を見る
○平田健二君 これは質問通告していなかったんですが、ちょっと教えていただきたいんです。  退職金の保全措置を講ずることを必要としない事業主の中で、市町村、商工会議所、商工会、都道府県中小企業団体中央会、そういったところによって設立された法人がございますね。全国で法人が幾つあるの...全文を見る
○平田健二君 今、松原局長も申されましたが、やはりこの中退金に企業が積極的に入る何かメリットがないのかというようなことですが、企業にしてみれば、従業員の福利厚生のためのいろんな施設に投資をすることについての融資はあるけれども、事業を運営するための運転資金についての貸付制度はないわ...全文を見る
○平田健二君 全国に今千八百八十八、これ数字はよろしいですかね、厚生年金基金がある。これらの厚生年金基金に何らかの形で在籍をしておる厚生省のOBは現在何人おりますか。
○平田健二君 今回は中退金ということでございますので、これ以上厚生省にいろいろお聞きするのも問題がありますのでお聞きいたしません。  厚生年金基金が解散をしなきゃならないという事態が発生しておりますね。これは先ほども言いましたけれども、今の我が国の金融財政、そういったものから見...全文を見る
○平田健二君 具体的にお伺いをします。  まず、一九六六年に厚生年金基金制度が発足したわけでございますけれども、その後、基金設立の際に各企業がどのようにして基金へ移行したのか、退職金からの移行はどの程度であったのか。基金が始まったことによって、毎月社内で積み立てておった退職金を...全文を見る
○平田健二君 次に、厚生年金基金の支払い状況について、勤労者が退職時に選択一時金を選んだ率といいますか、これをちょっとお尋ねします。退職するときに、厚生年金基金の選択一時金を選ぶか年金を選ぶか、この率についてそれぞれ厚生省、労働省、数字をつかんでいたら教えてくださ
○平田健二君 単独も総合型も全部、三つとも。
○平田健二君 ちょっと済みません、私の聞き方がまずかったんですね。  あわせて、企業規模別、例えば千人未満はどうだと、特に中小企業の場合、選択一時金を選択する方が多いんです。ですから、ちょっと千人未満あるいは一万人以上と、その辺でひとつわかれば教えていただきたい。
○平田健二君 今までお聞きした議論を聞いておりましても、いわゆる厚生年金基金の設立の経緯、それから年金基金から支払われる状況、そういったものを見ても、中小企業の皆さんにとっては厚生年金基金の多くは年金というよりもむしろ退職金、退職一時金という性格が強いわけですね。  確かに、大...全文を見る
○平田健二君 厚生省、どうも御苦労さまでした。ありがとうございました。  次に、労働基準法八十九条三の二では、退職手当のある事業所は就業規則を作成し届け出なくてはならないようになっています。その就業規則の中に年金基金も含んで退職手当と明記されている場合は、退職手当という概念の中...全文を見る
○平田健二君 先ほど労働大臣の御答弁にもありましたように、一般的に言って、退職手当が就業規則に記載されておりまして、その規定どおりに退職手当が支払われない場合には労働基準法違反ということになりますか、お尋ねします。
○平田健二君 確かに労使の話し合いが基本ですけれども、労働基準法違反かどうか、お尋ねします。
○平田健二君 厚生年金基金に加盟しておる事業主が、賃確法上、退職手当の保全措置の義務から除外されておりますけれども、この理由は何か、お教えいただきたいと思います。
○平田健二君 いや、そうじゃなくて、そういうことは法律に書いてあるんです。なぜ保全しなくていいんですか。今言われたことは、安全だからということでしょう、保証されておるんでしょう。第三者機関で保証されておるから、だから保全措置を講じなくてもいい、こういうことですか。
○平田健二君 賃確法が制定された一九七七年当時では法律が全く予測できなかった年金基金の解散という事態が今日発生しておるわけですね。  労働省の労働基準局賃金福祉部編さんの「賃金支払確保法の解説」という昭和五十二年に発行された本の中にも、法令に基づく企業外積み立ての退職手当制度を...全文を見る
○平田健二君 一九七七年当時からはとても及びのつかない事態が起こったということだというふうに思います。法律に不備があるという言い方は大変申しわけございませんが、この法に不備があったというふうにはお考えになりませんか。
○平田健二君 具体的に日紡基金の場合の救済措置についてお尋ねをいたしますが、日紡基金が解散したことによって退職金が減額をされました。企業は倒産しておりませんが、しかし厚生年金基金は倒産しました。賃確法で救済する方法はございませんか。
○平田健二君 賃確法上の賃金立てかえ払い制度というのは、会社更生法だとかいろんなのがございますが、事実上倒産したという要件は政令ですね、法律には明記されていませんね。倒産もしくは事実上倒産しなけりゃならぬというようなことは法律では明記されていないはずでありますが、これは絶対的な条...全文を見る
○平田健二君 この賃確法の賃金の立てかえ払い制度の目的は何なのか。事業主が、過失という言い方は失礼ですが、事業主の瑕疵があり、過失で企業が倒産したというときには支払いますよということになっていますね。私は、やはり純粋な勤労者の保護のためにはもう少し弾力的に運用するということが必要...全文を見る
○平田健二君 退職金の全額を厚生年金基金に入れて倒産したというところもあるわけです。退職金の全額を基金に預けて、その企業の入っている基金が解散をした。企業は続く、企業はつぶれていませんよ、会社は。会社はつぶれていませんで続いております。しかし、基金は解散をしてしまった。退職した勤...全文を見る
○平田健二君 いや大臣、退職金だけじゃないです、年金なんです。年金もあるんです。ですから、退職一時金でもらう人の部分もありますが、もう既に年金を受給している人が有無を言わさずに六割ぱっとカットされて、先ほど言いましたように十二万、十三万ぐらいの年金が四万九千、五万円ぐらいしか支給...全文を見る
○平田健二君 時間が参りましたので、これ以上御質問申し上げませんが、最後に要請をしたいと思います。  大臣、使用者にも瑕疵がない、働く者にもない、また厚生年金基金にもない、結局だれが一番つらい思いをしているかというと年金受給者なんです。そのことをやはりぜひ肝に銘じて、この厚生年...全文を見る
04月22日第140回国会 参議院 商工委員会 第11号
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○平田健二君 平成会の平田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、通産省は産業構造転換の中で、ベンチャービジネスの育成ということを政府の施策の中でどのようにとらえておられるのか、どういう位置づけなのか、ベンチャー企業をどうい...全文を見る
○平田健二君 それでは、具体的にお尋ねをいたします。  個人投資家、エンゼルのベンチャー企業に対する関心度といいますか、こういったものについてちょっとお尋ねをいたしたいんですが、幾ら環境を整えても、いわゆるエンゼルにベンチャーへの関心がなければ支援策は成功するわけはないんですね...全文を見る
○平田健二君 それでは次に、現在、我が国でエンゼルといいますか個人投資家の皆さんがベンチャー企業へどれだけ投資をしておるのか掌握されておりますか、お尋ねをいたします。  それからまた、今回の法改正で相当多数のエンゼルが投資をしてもらえると期待をしておると思うんですが、どの程度効...全文を見る
○平田健二君 やはり法律を改正するわけですし、新しい試みをするわけですから、数字がないというのは仕方がないかもしれませんが、ある程度はやっぱり数字をつかんだり、この程度は投資を見込めるとか、そういったものがないと、やはり本気でやっておるんだろうかなという気がしますので、もう少し具...全文を見る
○平田健二君 多分お答えはそうなると思うんですが、ベンチャー企業を育成するためにはどうして個人投資家じゃないといけないのかなという疑問なんですよね。    〔委員長退席、理事沓掛哲男君着席〕  もう一度、済みません。
○平田健二君 私は、個人投資家だけではなくて、ベンチャーキャピタル、いわゆる創業期の資金誘導ということで、必要性はよくわかるんですけれども、今の日本の社会の実情からしますと、ベンチャーに資金を送り込むためには、個人だけじゃなくて、やはり今申されましたように、ベンチャーキャピタル税...全文を見る
○平田健二君 次に、エンゼル税制の対象となる定義について、先ほどもちょっと御質問があったようですが、七条の二ですね。エンゼル税制の対象となる法案七条の二ですけれども、これは通産省令で定めることとなっている。この部分は本来なら法案の骨子の部分でありますから、法令だろうと省令だろうと...全文を見る
○平田健二君 言わんとするところは理解できるんですが、やはり議論をする段階できっちりとしたそういったものが明らかにならないと、私どもどうやって議論をしていいかわからないという部分もございますので、そういったことでひとつ御理解いただきたいと思います。  次に、先ほどもちょっと御質...全文を見る
○平田健二君 次に、情報公開といいますか、ベンチャー側がきちっとしたやはり情報を提供するということについてお尋ねをいたします。  ベンチャー側の情報がきちっと正確で公正でなければ投資のしようがないわけですね。また、誤った情報といいますか、そういったものを市場に流して投資をさせる...全文を見る
○平田健二君 ぜひ徹底していただきたいと思うんです。  多分ベンチャープラザの中でのインターネットの紹介だったでしょうか、企業名、社長名、住所、よくて百字程度の事業案内、こういったものですよね。これではどうも投資の判断なんかできませんね。もっとしっかりした情報をきちっと提供でき...全文を見る
○平田健二君 次に、マッチングシステム、今まで、昨年度は通産省で十三カ所ベンチャーブラザを開催してきたということですが、今年度からはそれぞれの都道府県に一任をする、こういうふうになるというふうに聞いております。いろんな資料を見てみますと、やはりそれぞれ都道府県の取り組みに濃淡があ...全文を見る
○平田健二君 昨年の法改正でベンチャー財団を各県ごとに設立するようになっておりますけれども、その設立状況についてお尋ねをいたします。各都道府県ごとにどういうふうになっているのか。それから、昨年一年間のベンチャー財団が行った融資の予定額と実績、実行率をお伺いいたします。
○平田健二君 先ほどアメリカの例がありましたように、やはりアメリカもそうですけれども、企業年金からのベンチャーへの資金の流入ですか、こういったものが大変大きいんですよね。日本では今後どのようなふうに見込まれておるのか、お尋ねいたします。
○平田健二君 法案とは多少外れますが、大臣にお尋ねをいたします。  先日、新聞報道によりますと、自民党の特殊法人改革案に通産省も合意したということで、繊維産業構造改善事業協会の廃止が対象となっているという報道がされました。協議の経過について全く私どもとしては納得ができません。通...全文を見る
○平田健二君 この協会を廃止するということは、繊維産業構造改善臨時措置法も更新しない、こういうことですよね。そうしますと、今大臣からお話がありました、その後は中小企業事業団で対応していこうということですが、融資とか債務保証とかいうことですといいんですが、それだけじゃないんですね。...全文を見る
○平田健二君 大臣の御発言では、夏前に改革に着手するというふうに発言をされておられるようですが、ぜひひとつ要望しておきたいのは、関係業界の皆さんの意見をよく聞いて方針を策定してほしい、要望しておきたいと思います。
○平田健二君 次に、基盤技術研究促進センターの件についてお尋ねをいたします。  昭和六十年に設立されました基盤技術研究促進センターというのがございますが、その組織の設立経過と概要、そして今日までの事業内容と収支についてお尋ねをいたします。
○平田健二君 今お話がありました、今日までの投資が約二千億円、その見返りの特許収入が十七億円ということですね。  二十一日、マスコミに「政府資金二千二百億円回収困難 新年度も約二百億円投入 投資の仕組みに無理」と見出しで報じられたわけですけれども、この問題は国会でもちょっと議論...全文を見る
○平田健二君 この研究センターはことしから新しい施策としてベンチャー支援に乗り出す、こういうことのようですが、そしてまた直接投資をする、中小企業庁と別々に進められておるようですね。ベンチャー支援の内容を、センターと中小企業庁との整合性というものについてお伺いをいたします。
○平田健二君 お話としてはわかりますけれども、やっぱりわかりづらいんですね。確かに、中小のベンチャーには中小企業庁。今おっしゃられるのは中小企業じゃない大企業といいますか、あるいは先端技術といいますか、そういったベンチャーにはセンターがあると。私はやっぱりちょっと国民にわかりづら...全文を見る
○平田健二君 終わります。ありがとうございました。
05月08日第140回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○平田健二君 私は、九つの選定基準、こういったことについてお尋ねをしていきたいと思います。  まず、日本列島上の位置というのがございますね。先生のお書きになられた論文を拝見させていただきました。先生の御主張の中で、物理的な距離はさることながら、何よりも心理的な距離ということに重...全文を見る
06月10日第140回国会 参議院 商工委員会 第17号
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○平田健二君 平成会の平田でございます。私は、今回の法改正の問題について、特に労働問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に公正取引委員会にお尋ねをいたしますが、今回の法改正は当初は昨年の通常国会で提出をするということになっていたと聞いております。昨年からことし一年間...全文を見る
○平田健二君 労働省にお尋ねをいたします。  衆議院の審議の中でもありますが、今回の法案の提出がここまでおくれたのは労働省の責任ではないかというような指摘まであったわけでございますが、先ほど言われましたように、政府の規制緩和推進計画が決定された平成七年三月以来二年がたっておるわ...全文を見る
○平田健二君 説明が今ありましたけれども、その労使関係について、この専門家会議の報告書にもありますが、与党に言われて検討を始めだというような報告が書かれております。労使関係を含む労働条件、雇用その他労働者全体に与えるこの持ち株会社解禁の影響を労働省としてはどのようにとらえられてお...全文を見る
○平田健二君 いや、労働省として今回の持ち株会社解禁について、労働問題については全く影響ないというふうに考えておられたかどうか。じゃないと、これ「与党独占禁止法改正問題検討プロジェクトチームの要請を受けて、」とあるでしょう。要請がなかったらやっていないんじゃないですか。
○平田健二君 それじゃ、ちょっとお尋ねいたしますけれども、現在の持ち株会社、事業持ち株会社における親子関係、親会社、子会社の関係において労使交渉がありますけれども、現在の事業持ち株会社の労使交渉をめぐる中で、使用者性の問題については労働省は現行法で何ら問題ないというふうにお考えで...全文を見る
○平田健二君 私は、今の事業持ち株会社のもとでも子会社の労使関係においては親会社の使用者性をめぐっていろんな争い事が起きておりますし、大変重要な問題だと思っております。あわせて、現在の事業持ち株会社でも問題があるのに、今回純粋持ち株会社が解禁されることによってもっと深刻な労働問題...全文を見る
○平田健二君 それでは、具体的にお尋ねします。  労働省は最高裁の判例が蓄積をしておると言いますけれども、例えばこの報告書にあります朝日放送事件の判決、事件がいつ発生したのか、そして最高裁判決までにどのくらい時間がかかったのか教えていただきたいと思います。
○平田健二君 二十年でしょう。さらに、この報告書の十六ページにありますね、阪神観光事件不当労働行為の事件、それからネスレ日本事件。阪神観光事件についても十三年。地労委で初審の命令から最高裁の命令確定まで阪神観光事件でも十三年、ネスレ日本事件で十一年。  いいですか、労使の使用者...全文を見る
○平田健二君 後ほどまた申し上げますけれども、使用者性をめぐる争いだけじゃなくて、その他の不当労働行為、いろんなのがあるわけですね。お尋ねいたしますけれども、不当労働行為の救済の場としては地方労働委員会、中央労働委員会がありますが、最近の地労委、中労委それぞれの不当労働行為の救済...全文を見る
○平田健二君 今御説明いただきましたように、不当労働行為事件が起きますと非常に長い年月がかかるわけです、解決するまでに。解決すればいいんですが、先ほど申し上げましたように、だれが交渉相手がということを決めるための裁判が二十年かかっているんですね。決まってからまた裁判するわけです。...全文を見る
○平田健二君 今、専門家会議のお話をされましたので、次にこの専門家会議の報告について御質問をいたしたいと思います。  専門家会議の報告では、「持株会社と自ら事業を行う会社との間で個別の子会社に対する株主としての権限には変わりはないのである。」、したがって、「持株会社の解禁が新た...全文を見る
○平田健二君 さらにこの報告書では、親子企業における労使の紛争は少ないものとする根拠として、不当労働行為の労働委員会への申し立て数が少ないということを根拠にしておるわけです。  よく考えていただきたいんですが、今でも子会社というのは金もあるいは仕事もすべて親会社からもらう、ある...全文を見る
○平田健二君 次に、報告書の中の「今後の対応について」という部分ですが、いわゆる持ち株会社が雇用主と同視できる地位に立つことになれば使用者としての責任を負うことになることを十分周知することが必要と、こうなっていますね。十分周知するには相手の特定が必要なんですね、だれに周知徹底する...全文を見る
○平田健二君 公取にもう一回聞きますけれども、三千億以下はどうなんですか。
○平田健二君 そうすると、三千億以下の持ち株会社、純粋持ち株会社というのは掌握ができないと、こういうことでしょうか。
○平田健二君 公正取引委員会が報告を求めるのは、今お答えがありましたように、グループの総資産規模が三千億を超えるものに限ってということですけれども、それ以下の持ち株会社、純粋持ち株会社は、今お話ありましたように、公取としての監視といいますか掌握ができないということですね。しかし、...全文を見る
○平田健二君 私が質問申し上げておるのは、働く側の視点ということでお尋ねをしておるわけでございまして、三千億以上の過度の集中ということよりも、むしろ三千億以下の、公取の監視の網をくぐったといいますか、そういった中小の持ち株会社に働く人たちの問題という面で実はとらえておるわけでござ...全文を見る
○平田健二君 私は、今お話がありましたように、やはり純粋持ち株会社というのは、子会社をもうかるかもうからないかということだけでトラスチックに企業合理化なり閉鎖なりをする、切り捨てるというか、そういった危険性が非常に強いというふうに思います。  労働省にお尋ねいたしますけれども、...全文を見る
○平田健二君 専門家会議の報告書の中に、労使の自治にゆだねるべきだという言葉がよく出てきます。  中小企業には、御承知のように労働組合が余りない。例えば、全国の民間の労働組合の組織率二〇・二%、その中で九十九人以下の企業で見ますと、組織率は一・六%という数字が、これは労働組合基...全文を見る
○平田健二君 ちょっとお尋ねしますが、十人以上の従業員を雇用するところは就業規則を基準監督署に届け出なきゃならぬということですよね。そのことは、出さなければ罰則規定がありましたか。
○平田健二君 質問になかったのでごめんなさいね。  労働基準監督署は、立入検査といいますか、あなたのところは就業規則ちゃんとなっていますかということの検査というのは定期的にするんですか。
○平田健二君 通産省にお聞きをします。  通産省は、この間ずっと純粋持ち株会社の解禁について積極的に取り組んできたわけですけれども、税制、それから商法の改正の必要性を通産省としては企業法制研究会では指摘をしておるわけですけれども、その中に労働法制への記述がないんですよね。通産省...全文を見る
○平田健二君 もっとしっかり答弁をしてもらわぬと困りますね。  次に、時間もありませんので、衆議院で行われました附帯決議についてお尋ねをいたします。  この法案が衆議院を通過する際に附帯決議が六項目なされておりますけれども、重要な問題を含んでおるんで御質問をいたしたいと思いま...全文を見る
○平田健二君 行財政改革を政府がやっておるから必要なものまで要らないんだという議論にはならぬと思うんですね。  戦後といいますか、五十年、半世紀を迎えたわけです、制定後。見直す審議会をつくるのが行革に反するかどうかという議論は私はぜひ一度きちっとしてほしいと思いますね。法を見直...全文を見る
○平田健二君 審議会をつくることが無理だという今お答えですけれども、じゃ、この附帯決議にある「協議の場」というのは労働省としてはどういう位置づけをしておるんですか。
○平田健二君 今、局長が言われたことは大切なことなんですね。公労使で協議の場をつくるのか、あるいは労使で話し合って、あるいは専門の学者が協議の場をつくって、そこに労使が呼ばれて意見を述べるのか、いろんな形があると思うんですね。ですから、やはりこの際早くこの協議の場という場を明確に...全文を見る
○平田健二君 この附帯決議には労働組合法の改正問題を含め検討し、必要な措置をとると、こうあるわけですが、協議の場で法改正が必要だという結論が出た場合、これはやっぱり法改正をしなきゃいかぬなという結論が出た場合には法改正を行うということでよろしいですね。いやいや、そうじゃないんだと...全文を見る
○平田健二君 必要な措置をとるじゃなくて、法改正をしますと、ぜひ言っていただきたいと思いますが、無理でしょうか。
○平田健二君 衆議院あるいは今までの審議を見ていますと、労働省はよく国会の御論議を踏まえと、こう言うわけですが、労働省は、今日まで国会の論議、衆議院あるいはこの参議院、それぞれの委員会で質問がありました。各党の各先生方、各議員の主張をどうとらえておりますか。私がこの議事録を見る限...全文を見る
○平田健二君 きょうこうやって質問をさせていただいて、あるいは衆議院の議論の経過を見ますと、労働省の姿勢というのはまるで他人事みたいに言っておるわけです。しかも、労使の問題は当事者間で決めてもらいましょうという感じですね。当事者間というのは利害関係者ですから、そんな簡単に結論が出...全文を見る
11月06日第141回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○平田健二君 平成会の平田です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、中小企業庁にお尋ねをいたします。  これは過日の参議院本会議でも我が党の都築議員が発言をしておるんですが、九月十三日の報道によりますと、「中小企業庁が不適切文書」、「違反黙認の文書流れ 中小企業庁回収指...全文を見る
○平田健二君 九月十二日付の中小企業庁の文書によりますと、確かにそういった回収せよといいますか、してほしいという文書がありますが、ここにこう書いてあるんですよ。これ、お持ちですか。九月十二日、振興課長が出した文書ですね。三番目、「したがって、かかる文書が配布されていることは極めて...全文を見る
○平田健二君 それは理解できるんですが、具体的な内容です、中小企業庁の中で個別企業からそういった相談があったときにはこういった方法もありますよということは、実はこういうことを考えておるということじゃないですか。いいですか。実はこの問題は、中小企業庁は御存じないと言うかもしれません...全文を見る
○平田健二君 先ほどの質疑にもありましたように、経済が非常に好況じゃないという段階で、それは中小企業に限らずそれぞれ大変なことはわかりますけれども、やはり法律で決めた以上、しかもこれは単に昨年決めたとか二、三年前に決めたわけじゃないんですよ。もう十年前、その前から議論されて決まっ...全文を見る
○平田健二君 よろしくお願いをいたします。  次に、繊維政策についてお尋ねをいたします。  ことしの六月に、繊維産業構造改善事業協会が中小企業事業団へ統合されるということが閣議で決定をされました。まず最初に、現在の事業協会の果たしている役割、機能についてお伺いをいたします。
○平田健二君 それらの役割と機能についてどう評価されていますか。
○平田健二君 そういった評価をする事業協会が今回廃止されて中小企業事業団へ統合されるわけですけれども、中小企業事業団というのは融資を中心とした組織ですね。ですから、今お答えがありましたように、繊維産業のいろんなもろもろのことを中小企業事業団に統合して、今までのような手厚いいろんな...全文を見る
○平田健二君 次に、繊維のセーフガード、TSGについてお尋ねをいたします。  ポプリン・ブロードについての繊維のセーフガードに関しては、昨年の十一月にTSGにかわって新しく中国が自主規制をする、EL制度を導入するということで調査を見合わせたわけですね。この調査を見合わせるときに...全文を見る
○平田健二君 重大な認識はいいんですが、これは不正というか、不公正な輸入です。中国にしてみたら輸出。どういう問題認識を持っておられますか。
○平田健二君 努力はわかりますが、具体的にどういう努力をされておるんでしょうか。
○平田健二君 いえいえ、そうじゃないんです。ですから聞いたんですよ。五月に話し合いをしたと言いますが、その後またふえているんですよ、迂回貿易が。それから、今、日本の商社に対しても云々と言いましたが、前回、この二月に私質問をしたときにこう答えておるんですよ。「日中繊維貿易に携わって...全文を見る
○平田健二君 TSGについてもう一、二問御質問をいたします。  昨年の十一月に調査を見合わせるという発表をして、この八月に調査を延長すると。去年の十一月に調査を打ち切って、八月になったら、いやさらに調査を延長するんだと、こういうことですね。十一月から八月までの間にどう事情が変わ...全文を見る
○平田健二君 この延長は、これは一年間ですから、例えば来年の八月が来たらまた延長するということもあり得るわけですか。
○平田健二君 調査活動を延長するんじゃなくて、もう数字はTSGを発動していいという数値ですから、TSGを発動しないんですか、調査を延長するだけですか。
○平田健二君 いや、そうじゃないんですよ。ここにデータがあるんですよ。もう既に発動していい数字になっておるんですよ、ポプリン・ブロードについては。対前年同月比をずっと見ても全部一〇〇%以上です。数字はもうWTQのルールに従ってTSGを発動してもいいデータが出ておるけです。にもかか...全文を見る
○平田健二君 昨年の十一月にTSGの発動を見送った時点ではもう明らかにTSGを発動していい数字だったんです。そのことは前回のこの商工委員会でも御答弁をいただいておるんですが、にもかかわらずTSGを発動しなかったということです。  ですから、このTSGというのは日本の政府は発動し...全文を見る
○平田健二君 時間がございませんので、次に流通政策についてお尋ねをいたします。  現在、大店舗法の見直しが審議されておると聞いておりますが、九五年に一部の大手スーパーで元旦に営業するという店舗が出ました。年々年々増加をしてきたわけですけれども、来年はさらに元旦に店を開くというス...全文を見る
○平田健二君 確かにそれぞれの営業のことですから、通産省があるいは国がああしなさいこうしなさいと言うことはなかなか難しいと思いますけれども、現在審議されておる大店舗法の中でやはりこの正月営業についての問題も審議されるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
○平田健二君 大店舗法、出店するときにはいろいろと規制がございます、それがいい悪いは別としまして。しかし、今非常にこういった時世になりまして、町中にある大手のスーパーの店舗が撤退をするという問題が最近起こっております。それもまた個々の企業の選択によると言われればそれまでですけれど...全文を見る
○平田健二君 次に、万博についてお尋ねをいたします。  二〇〇五年の国際博覧会について、主に広域展開ということについてお伺いをいたしたいと思いますが、平成七年の十二月の閣議了解の中に、国、民間と同列の表現で「関係地方公共団体」というのがあるんですが、この関係地方公共団体とはどの...全文を見る
○平田健二君 広域展開を図るとこう言っておりますけれども、具体的に広域展開とは何なのだろうかということなんです。イメージとしては、愛知万博ということで愛知県が中心になることはもう間違いありませんが、やはりこの万国博覧会を中部地方でやるわけですから、広域展開をするということは愛知だ...全文を見る
○平田健二君 二〇〇五年の博覧会、国家的な事業ですね。また、それぞれの地方公共団体が、あるいは自治体がこれからいろんな各都道府県で博覧会をするというケースもあると思います。この国家的なプロジェクトの愛知万博を成功させることも大切ですけれども、地方自治体が自分たちもまた博覧会をやり...全文を見る
○平田健二君 これはけさの新聞なんですが、ここにございます、「通産、代替地も検討」と、こうなっています。大変センセーショナルな見出しがついておるんですが、これによりますと、アセスに備え、環境評価ですね、「通産、代替地も検討「海上の森」近隣2カ所」と記事になっています。これは、環境...全文を見る
○平田健二君 もう一度。
○平田健二君 終わります。
11月20日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第11号
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○平田健二君 おはようございます。  私は平成会の平田健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  朝早くからこういうことをお尋ねするのは大変恐縮ですが、自治大臣、一部報道によりますと、静岡県の焼津警察署長が三千四百八十円の品物を万引きして諭旨免職を受けたという事件が...全文を見る
○平田健二君 大臣のお話を今お聞きいたしまして、まさに大賛成でございまして、公務員たるもの、あるいは私たち政治家たるもの、厳しく身を律していかなければならないと痛感をいたしました。  そこで、自治大臣にお伺いいたしますが、さきの閣僚の資産公開で、大臣に一億二千五百四十三万円の借...全文を見る
○平田健二君 大臣は十月十八日に、毎日新聞の報道ですけれども、今おっしゃった個人的な借入金で全く問題はないと断言をしておられますが、間違いございませんか。
○平田健二君 私もこれは大臣の個人的な借入金の問題でプライバシーの問題だというふうに認識はいたしておりますけれども、大変申しわけございませんけれども、私どもは国会議員、まして大臣は自治大臣、いわゆる政治とお金という問題に対しては世間以上にきちっと身を律しなければならない立場にある...全文を見る
○平田健二君 今、大臣がお答えになりました。  それでは、今お答えになったことをもとに国税庁へお伺いをいたします。あくまでもこれは一般論としてお尋ねをいたします。今の大臣の件ではございませんで、一般論としてお伺いいたします。  国税庁は、国民が不動産を購入した場合にはお尋ねと...全文を見る
○平田健二君 そこでお尋ねいたしますが、一般的に借り入れと贈与、これはどういうふうな基準がございますか。
○平田健二君 国税庁、税務署が毎年出しておるんでしょうけれども、「贈与税の申告のしかた」というのがございますね。出していますね。ここの「3 贈与税はどのような財産にかかるのでしょうか」、その中の(1)のイの(ハ)に、「子や孫が、土地や家屋を取得するために親や祖父母から資金の援助を...全文を見る
○平田健二君 これもまた一般論でお聞きをいたします。  一般的に、無担保、無期限、無利子という条件で貸借関係、貸し借りという契約が認められますか。さらに、一般論としてですが、借用書はあるということだけで貸借関係と認められるかどうか。それから、返済実績がなければ贈与として認定せざ...全文を見る
○平田健二君 報道によりますと、自治大臣の借入金は、担保は友情と信頼、返済は気持ち程度、このような借入をそのまま借入として認定していいでしょうか。  上杉大臣のこのケースを、国税庁としては問題意識はございませんか。
○平田健二君 マスコミには、今申し上げましたように、担保は友情と信頼、まさにあるとき払いの催促なし、こうやって大臣自身が言っているわけですから、調査する必要はありませんか。どうですか、もう一回。
○平田健二君 自治省にお伺いをいたします。  国税庁がもしこの借入金を贈与だと認定したら、これは政治資金規正法で禁じている政治家個人への寄附に該当する可能性が高くなると思うんですが、いかがでしょうか。
○平田健二君 さらに自治省にお尋ねしますが、政治資金規正法では政治家個人への寄附は禁じられておるわけですね。どんな寄附でも、政治家が、いやこれは寄附じゃない、借入金だと言ったら、これは借入金になるんですか。
○平田健二君 上杉大臣、かつて総理大臣でありました細川さんも、実は、ある企業から金を借りた、いやそれは寄附だという疑惑を追及されて総理を辞職されたわけですね。このことは御存じだと思いますが、上杉大臣もはっきりとした契約内容、返済実績、こういったものを御説明、先ほどの説明ではなくて...全文を見る
○平田健二君 それでは、ちょっと別な方向からお尋ねをいたします。  参議院にお尋ねいたしますが、国会議員の資産公開法では、毎年資産の増減を補充報告として報告しなければなりませんね。しかし、私の調査では、上杉大臣は平成五年の再選後、平成五年の報告以来四年間、補充報告の中には借入金...全文を見る
○平田健二君 閣僚の資産報告あるいは議員個人の資産報告もそうですけれども、借入金のみならず貸付金も報告をしなきゃならぬ、こうなっております。そこで参議院に聞きたいわけですけれども、今のような御答弁ですと同じことですので……。  私の調査では、上杉大臣は確かに借入金は報告が、記載...全文を見る
○平田健二君 今、そのとおりとお答えがありました。  近代政経調査会には借入金が記載されておりますが、平成四年から平成七年までの貸し付けをしている方の氏名と金額をお知らせください。
○平田健二君 先ほど申し上げましたように、大臣、大臣の資産公開、国会議員の資産報告それから閣僚の資産内容の報告、これには大臣からの貸付金は発生していないんですね。ところが、大臣の主宰される資金管理団体は大臣から毎年毎年借入金が発生しておるわけですね。これについてどうお考えですか。
○平田健二君 いえいえ、そうじゃないですね。資産として残っておるわけですね、これ。平成八年末に資産として七百八十万円、平成八年の報告では残っておるわけです。ゼロになっておるわけじゃないんです。ですから、借入金が残っているわけです、政治資金団体には。清算されていないんです。平成六年...全文を見る
○平田健二君 今のお話でもわかりますように、これは資産公開法違反なんですね。国会議員は当選したらそれぞれ自分の資産を報告する義務がある。毎年毎年補充をする。そこで借入金、貸付金も全部記載をするというルールになっておりますね。それに抜けておる場合は違反ですよね。これについてはいかが...全文を見る
○平田健二君 これは規程を見ますと、政治倫理審査会に審査をお願いしなきゃいかぬということになるんですが、いかがでしょうか。大臣自身から、政治倫理審査会を開いていただいて、こういったことがあるということを御自身で説明されることは考えていませんか。
○平田健二君 大臣は確かに整理してきたものだというふうに今おっしゃいましたけれども、マスコミ等の報道によると、一億円の借入金についての内容は明らかにされていない。契約の内容も明らかにされていない。あるとき払いの催促なし、まさに担保は友情と信頼だと。こういうことでは国民は納得しませ...全文を見る
○平田健二君 参議院にお尋ねします。  今、資産公開法違反という事実が明らかになりました。これについて参議院としては報告を求めるだけ、後は何もしないということでしょうか。資産公開の報告を求めるだけ、閣僚の資産公開を求めるだけ、内容の記載については、事実関係は別としても、そういう...全文を見る
○平田健二君 これもまた新聞で申しわけないんですが、大臣、新聞によりますと、この借入金の中では、ちょうど一九九二年の選挙の時期だったので選挙にも使ったような気がする、選挙にも使ったと、こうお答えになっておるんですが、このことは事実でしょうか。選挙に使った、あるいは政治活動に使った...全文を見る
○平田健二君 選挙、選挙。
○平田健二君 十月十八日の宮崎日日新聞によりますと、「選挙が途中にあったので借りたものもある」、選挙に使ったと。こういうふうな新聞報道がされておるんですけれども、これは間違いでしょうか。
○平田健二君 では、宮日新聞はうそを書いたということですね。  それでは、次に自治省にお伺いいたしますが、平成四年十月十二日、これは九二年の選挙があった年でありますが、このときの参議院の宮崎県選挙区の収支報告書の中で、上杉光弘候補の収支報告書をお持ちでしょうか。
○平田健二君 先ほど大臣は、九二年に選挙があったのでという話でしたけれども、この選挙収支報告書には、収入の部で主たる寄附者の中に上杉光弘さんという方のお名前は載っていないんです。一億二百万円の中で選挙に使ったかもしれぬと、こう言っておるわけですけれども、実際にはこれは選挙の収支報...全文を見る
○平田健二君 それでは、宮日新聞を名誉毀損で訴えてもらわなければ、うそを言っておる、こんなうそを書かれて。国民は少なくともこういったマスコミ、テレビとか新聞とかラジオでそれぞれの情報をとるしか方法がないわけですから、これの疑惑を払拭するのが我々政治家の務めじゃないですか。  し...全文を見る
○平田健二君 この行政改革の中で中心的な役目を果たされておる自治大臣、御自身では疑惑はないと今おっしゃいましたけれども、そうじゃないんですね。やっぱり疑惑はあるんです。  ですから、私はこの疑惑はしっかり晴らしてもらわなきゃいかぬ。でなければこの行革委員会の採決を、そんな疑惑も...全文を見る
11月20日第141回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○平田健二君 去る七月二日及び三日の二日間、武田委員長、国井理事、石渡委員、太田委員、佐藤委員、鈴木委員、円委員、山本委員、瀬谷委員、三重野委員、そして私、平田の十一名は、愛知県及び三重県において国会等の移転に関する実情調査を行ってまいりました。  以下、その概要を御報告いたし...全文を見る