平田健二

ひらたけんじ



当選回数回

平田健二の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第145回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○平田健二君 予算委員会派遣第二班の調査について御報告いたします。  第二班は、鴻池理事を団長とする十名で編成され、一月二十七日から同月二十九日までの三日間、石川、福井の両県を訪れ、北陸地方の産業経済の動向、両県の財政・経済状況等について概況説明を聴取するとともに、石川県におい...全文を見る
03月03日第145回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○平田健二君 民主党・新緑風会の平田健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、総理、自民党の大幹部であります森幹事長が、参議院が対立しているなら参議院は要らないと名古屋の講演で発言したことを御存じですか。
○平田健二君 詳しく知らない、それとも全然知らないということですか。
○平田健二君 これはもう既に新聞各社報道されておりますが、本当に御存じないですか。
○平田健二君 先日来、我が党の角田議員からもお話がありました。小沢党首と小渕総理の自自連立の内容で参議院議員を五十人削減するという部分も触れられましたけれども、まさに森幹事長の発言は参議院無視も甚だしいと言わざるを得ないんですが、いかがですか。
○平田健二君 こういうふうにおっしゃっているんです。憲法で定められており、憲法上の問題だ、憲法調査会で議論できる、二院制でいいのかという話も出ている、行革や経費面を考えると一院制の方がはるかに効率がいい。一院制の方がはるかに効率がいい。だから参議院は要らない、まさにこうとれる発言...全文を見る
○平田健二君 では総理、総理が今おっしゃいました。逐一調べて、もしそういう発言があったとしたならばどういうふうに対処いたしますか。
○平田健二君 ぜひ真意をお確かめいただいて、しかるべき措置をお願いしたいと思います。  それでは、本題に入らせていただきます。  まず最初に、雇用問題についてお尋ねをいたします。  総理、今我が国は未曾有の経済不況といいますか、そのことによって中小企業を中心とした多くの企業...全文を見る
○平田健二君 労働大臣は、今の点についていかがお考えですか。
○平田健二君 経済企画庁長官にお尋ねいたします。  政府は、緊急経済対策の中で百万人の雇用創出・安定プランを打ち出しました。百万人の雇用を創出するのかと私は思ったんですが、いや、そうじゃないんだ、雇用創出は三十七万だ、残りは雇用調整助成金等の雇用維持対策で六十四万人だ、合わせて...全文を見る
○平田健二君 それは経企庁長官、まさに説得力のない話でして、今の話を聞いたら国民の皆さんは怒りますよ。政府は何をやっているんだと、雇用対策を。いいですか。公共投資が八兆一千億円、それから減税が四兆七千億円、これを実施するから、今、企画庁長官がおっしゃいましたように、まさに机上の空...全文を見る
○平田健二君 二・三%ふえるということなんですか、実際に。それが「捕らぬ狸の皮算用」なんですよ。
○平田健二君 労働大臣、いかがですか。
○平田健二君 今いみじくも言われました、労働大臣。一月二十一日に政労使の雇用対策会議、事務局レベルの会議が開かれました。そのときにそういう指示をされました。もう既に三月です。いいですか。各省庁に具体的な数字を示せと言って一月二十一日にやって、まだ出ていない、精査中だと。  先日...全文を見る
○平田健二君 ぜひ急いで、スピードアップして作業を進めてください。  文部大臣にお尋ねいたします。  文部省関連で一万三千人の雇用が拡大するというふうに表明されていますけれども、内容は、心の教室相談員、特別非常勤講師などを配置する、予算として八十四億円、これを一万三千人で割り...全文を見る
○平田健二君 労働大臣、これで雇用の創出増大になるんでしょうか。
○平田健二君 今、労働大臣がお答えになりましたけれども、国民の雇用不安を解消するために雇用創出、雇用拡大を図ろうと。ところが、具体的な中身を見ますと、この文部省の例がいい例ですよ、一人五万円の、頭割りするかどうかは別として、こういう施策なんですよ。これでは国民は安心できませんよ。...全文を見る
○平田健二君 労働組合の連合と日経連からの百万人雇用創出策の具体化と確実な実行というのは、労働大臣、お持ちですね。これにはこういう施策をやればこのくらいの雇用創出ができるというのがかなり具体的に書いてございます。今、労働大臣が言ったのとちょっと違うんです。ですから、やはり労使のこ...全文を見る
○平田健二君 こういう提言がされているわけですから、早急に具体案をまとめて実施する、一刻も早く雇用不安を解消する、ぜひ努力をお願いしたいと思います。  次に、雇用保険の問題ですが、先ほど申し上げましたように大変異常な状態で、戦後最悪の失業率ということはもう労働大臣も御承知のこと...全文を見る
○平田健二君 沖縄県。
○平田健二君 完全失業率が八・二%、沖縄県。それで、基本受給率は何%になるかわかっていませんか。
○平田健二君 違う違う。沖縄県の完全失業率は今八・二%ですね、直近のかどうかわかりませんが、沖縄県で完全失業率が八・二%。沖縄県の基本受給率は何%ですか。
○平田健二君 私どもの試算では、完全失業率が八・二%になっても、沖縄県の場合は基本受給率は三・七%にしかならぬと出ておるんです。違いますか。
○平田健二君 完全失業率が八・二%になっても、基本受給率は三・数%、四%行かないんです。全国延長給付は、全国で基本受給率が四%にならないと発動されません、そうですね。今、完全失業率は昨日の発表ですと四・四%です。全国の受給率は何%になっていますか。
○平田健二君 お聞きのように、実は完全失業率が八%近くになっても基本受給率が四%を超すというのはとても無理なんです。ですから、非現実的、ハードルが高過ぎると私は思いますし、国民の勤労者はほとんどそう思っています。  しかも、今日、三百万になろうという失業者がふえて、異常な事態だ...全文を見る
○平田健二君 いえいえ、雇用保険の給付の種類が幾つかあることはわかっています。では、この中で四つあるんですが、個別延長給付、これは確かに各年度、受給者数、支給額があります。訓練延長給付、これもあります。しかし、広域延長給付は昭和六十三年度以降は実績なし、全国延長給付は制度発足以来...全文を見る
○平田健二君 ですから、異常な事態ですから、戦後我々が経験したことのない異常な事態ですから、やはり異常な事態には異常な対応をするというのは当然じゃないですか。いかがですか。
○平田健二君 全然違うじゃないですか、労働大臣。今はその職場がないんです。幾らバージョンアップしても行く職場がないんです。確かにコンピューター関連はあると総理も先ほどおっしゃっていましたけれども、ほとんどの人が一年以上失業が続いておるんです。職業訓練して、訓練ができたら次の職があ...全文を見る
○平田健二君 八千億です。今度仮に、今決定しておりますが、民間の銀行十五行に資本注入をするのは七兆五千億です、七兆五千億。けたが違うんです。今こんな異常な状態で失業者がふえているにもかかわらず八千億じゃないですか。銀行に七兆五千億入れるんでしょう。銀行は救済しても困っておる勤労者...全文を見る
○平田健二君 国民は納得しませんよ、そんなことでは。いいことをした銀行に資本注入するのなら別ですが、不良債権を処理するために、債権放棄した銀行に、もちろんそれは金融システムを守るという大義名分はありますけれども、七兆数千億入れるんですよ。毎日毎日の生活に困っておる国民が三百万人も...全文を見る
○平田健二君 もう少し具体的に労働大臣にお伺いをいたします。  私は、ずっと今まで述べてきましたように、大変深刻な雇用情勢を見たときに、現行では六割から八割しか支給されない訓練延長給付の水準を一律八割にするとともに、その給付日数の現行六カ月とあるものを十二カ月までに延長してほし...全文を見る
○平田健二君 総理、労働大臣から今お答えがありました。ぜひひとつ、今日の状況にかんがみて強力な施策を実施していただきたいと思いますけれども、総理の御決意をお聞かせいただきたいと思います。
○平田健二君 要求いたしました大臣の皆さん、政府委員の皆さん、もう時間が参りました。申しわけございません。  最後に一点だけお尋ねをいたしまして、質問を終わりたいと思います。(図表掲示)  七兆四千五百億の公的資金を注入する銀行が、ごらんのように、これを見てください、公的資金...全文を見る
○平田健二君 理解できません。  この問題についてはまた次の機会に質問させていただきます。  関連質問をお願いいたします。
03月15日第145回国会 参議院 本会議 第8号
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○平田健二君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました中小企業経営革新支援法案、中小企業総合事業団法案について、総理及び関係大臣に質問をいたします。  まず第一に、中小企業経営革新支援法案の産業政策上、また、中小企業政策上での歴史的意義についてお伺いを...全文を見る
03月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○平田健二君 総理にお伺いいたします。  中村前法務大臣が辞任をされました。御感想をお伺いいたしたいと思います。
○平田健二君 私は、総理から直接お伺いしておりませんが、マスコミの報道等によりますと、総理は、中村前法務大臣の一連の発言を聞かれて、私としては辞任に値しないというようなことをおっしゃられたというふうに報道されておりますけれども、事実でしょうか。
○平田健二君 総理、今回の法務大臣辞任の問題につきましては、野党から指摘され、国会審議がうまくいかない、だからやめさせた。今、総理のおっしゃったことであれば、私は総理は体を張ってでも中村前法務大臣の辞任を慰留すべきだったというふうに思うんですね。間違ったことをしていないわけですか...全文を見る
○平田健二君 やっぱりこういった問題な発言をする人物を任命したという総理の責任は問われるべきだと私は思っております。  次に移ります。  厚生省にお伺いいたします。  第三十三回目の年金審議会が開催されました。厚生省はどういう基準でこの年金審議会の委員の選出をされておるんで...全文を見る
○平田健二君 三月の十二日、そして昨日と年金審議会が開催をされ、答申が出されたわけですけれども、十二日と十五日、開催通知はいつごろ出されましたか。
○平田健二君 日にちをはっきり言ってください。
○平田健二君 労働側委員といいますか、連合推薦の委員から、委員会開催の日程について延期の申し入れはございませんでしたでしょうか。
○平田健二君 今回の年金審議会は、主な議題といいますか、主要な課題は何だったんでしょうか。
○平田健二君 主要な課題は。
○平田健二君 厚生年金の改正も議論されましたか。
○平田健二君 十二日の金曜日に会議を開き、そして二日置いて月曜日に答申を出した。十二日の金曜日の夜に初めて会合を開いて、十五日の月曜日にもう結論を出して答申を厚生大臣にした、こういうことですね。間違いないですね。
○平田健二君 もう既に御承知のように、厚生年金は勤労者の方が掛けるんですね。その勤労者を代表するといいますか、労働者を代表する連合推薦の三人の委員が、先ほどお答えになりましたが、ちょうど今賃上げの時期でして、忙しい時期だから日程を延期してほしいという申し入れをしておりましたね。に...全文を見る
○平田健二君 いや、違いますよ。連合から、諮問の答申の内容は確かに別な考え方もありますけれども、委員会の開催の仕方が問題だということできのう抗議行動を受けていませんか。いかがですか。
○平田健二君 組織の代表者というのは、確かに公益の先生方それから使側の代表者の方と違いまして、やはり組織で検討しなければいかぬわけです。最終答申が決められようとするときに、金曜日の夜に会議をして、組織の中で議論をするまでもなくもう月曜日にはその答申案を出さなければいかぬと。なぜそ...全文を見る
○平田健二君 ちょっと別な角度からお尋ねします。  昨年の九月十六日に、総務庁は行政監察の結果として、パート労働者の年金加入問題を指摘しています。パートタイマーに係る被保険者の適用対象の範囲を明確にし法令で規定することと、厚生省に改善命令を出しておりますが、その内容を報告してく...全文を見る
○平田健二君 総務庁は、この監察に対して基本的に六カ月で回答しなさいと、これは間違いないですか。改善命令を出して六カ月以内に回答しなさい、こういうことですね。
○平田健二君 九月十六日にパート労働者の問題について指摘をされました。回答指定日はきょうなんですよ。どういう回答になっていますか。
○平田健二君 厚生省、三月末に回答しなきゃならぬわけでしょう。それで急いだわけですよ。  先ほど二年間検討してきた、十二日と十五日の二日間でやったわけじゃないと。そんなに急ぐのならば、総務庁から指摘をされた改善命令はやっていないじゃないですか。ちぐはぐじゃないですか、行政が。急...全文を見る
○平田健二君 私は、内容の問題はともかくとしまして、審議会の運営のあり方について指摘をしたわけでございまして、ぜひ民主的な運営をしてほしいなと。こういうやり方でやるのならば、国会に法案が出されても私ども審議できない。  総務庁長官、総務庁の行政監察で改善命令を出したのを守らない...全文を見る
○平田健二君 社会保険庁としては、そうした社会保険から脱退するという実態をどのように把握されておりますか。
○平田健二君 具体的な実態、把握していますでしょう。特異な例はございませんか。
○平田健二君 私どもの調査では、栃木、社会保険を脱退させられた、社会保険事務所が経営不振を理由に脱退を受け付けている。社会保険事務所が受け付けておるんです。秋田、従業員十三名、縫製業、経営不振を理由に健保を国保に、厚生年金を国民年金に切りかえさせられた。社会保険事務所は届け出を受...全文を見る
○平田健二君 社会保険は、従業員五人以上の事業所は強制的に加入しなきゃならぬということじゃないんでしょうか、いかがでしょうか。
○平田健二君 今言いましたように、NHKの報道にもありました。そして、私たちが連合の組合を通じて調査していただきました結果、社会保険事務所も認めて脱退をさせておる、こういう事例がたくさんあるわけです。  どのような対策を講じておるのですか。単に脱退させるだけですか。経営不振だか...全文を見る
○平田健二君 連合からの申し入れがあったそうですが、やはりこのような経済状況の中で、特に中小零細企業の方々は社会保険料を納めるのも大変だという実態なんですね。ですから、社会保険料を払うという使途を限定した融資制度、先ほどちょっと連合の提案がございましたね。こういったものは考えてお...全文を見る
○平田健二君 勤労者にとっては年金受給権が確保されないわけですね。それから、年金が確保されないということは老後の設計ができないということですね。これは大変な事態でして、こういった方々は特に中小零細の方ですから、もう少ししっかり、社会保険庁も違法行為を増長するような、助けるような職...全文を見る
○平田健二君 次に、介護休業中の社会保険料の免除についてお伺いをいたします。  育児休業を取得した際には社会保険料はどのようになるんでしょうか。
○平田健二君 介護休業制度がことしの四月からスタートするんですけれども、介護休業を取得した労働者には社会保険料はどうなりますか。
○平田健二君 育児休業も介護休業も家族的な責任を果たすという意味では同じですね。育児休業では社会保険料は免除になる、介護休業を取得した場合には社会保険料は免除にならない。制度としてちょっといかがなものでしょうか。
○平田健二君 ちょっと説明を受けても合理性がないんです。同じ育児と介護。どうですか。育児はずっと育てたら将来税金がもらえるから社会保険料を免除しよう、余り言うといかぬですが、介護はもう先が見えているからやめておこう、こういうことですか。それはあなた、両方とも家庭の中で同じじゃない...全文を見る
○平田健二君 労働大臣、育児休業は賃金二五%、賃金といいますか雇用保険から負担をしますね。介護も二五%負担しますね。育児は二五%負担して社会保険料は免除、介護は二五%負担して社会保険料は免除じゃない。雇用保険を使って二五%保障した賃金が介護保険の人には社会保険料に使われちゃうんで...全文を見る
○平田健二君 もう一つあるんです。育児休業中の介護保険料は免除なんです。介護休業中は介護保険料は免除じゃないんです。そうですよね、間違いございませんか。
○平田健二君 介護は。
○平田健二君 そのことを聞いておるんです。どうして育児と介護をそう分けなきゃいかぬのですか。やっぱり先ほどのことですか。
○平田健二君 そう言わないで、育児も介護も免除するというふうにぜひ努力していただきたいと思います。  次に、雇用保険料の問題ですけれども、雇用保険が五年連続赤字だということで、報道によりますと雇用保険料率を引き上げる検討を労働省がやっておる、こういう報道がされておりますけれども...全文を見る
○平田健二君 きょうの時点ですか。もう五年も続けて赤字だから、きょうの時点は保険料率を上げるということは検討していないけれども、あしたになればまた変わりませんか。先ほど一週間したら変わりましたね。変わりませんか。
○平田健二君 雇用保険財政が五年連続赤字、これは国庫負担率の問題です。制度発足時は失業保険と言われておったわけですけれども、昭和二十二年、三三%、三分の一でしたね。雇用保険という制度に変わったのが昭和五十年で、これが本則で二五%。それ以降徐々に下がってきまして、現在一四%。この一...全文を見る
○平田健二君 ぜひひとつ国庫負担率も本則に戻すように努力をしていただきたいと思います。  労働大臣、もう一つお尋ねしたいんですが、雇用保険を掛けて失業する方はいいんですが、実は雇用保険の枠外の人、自家営業の人、それから家族従業者のような方、いわゆる雇用保険の対象外の人たちですね...全文を見る
○平田健二君 最後に、労働大臣、今の雇用保険の枠外の人たちが今大変な状況になっているということをぜひ御認識いただいて、対応を早急に考えていただきたい。連合に参加している組合員のことだけではなくて、組合をつくっていない人たちのためにもぜひひとつ配慮してほしいと要望して、質問を終わり...全文を見る
03月17日第145回国会 両院 平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○平田健二君 民主党・新緑風会の立場から、平成十一年度総予算三案に反対した理由を申し上げます。  まず第一は、我が国の景気をここまで悪化させた原因は、ひとえに政府の経済運営にあることは明らかであるにもかかわらず、今次予算案においても何ら反省が見られないことにあります。景気対策の...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
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○平田健二君 私は、ただいま可決されました訪問販売等に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
07月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○平田健二君 民主党・新緑風会の平田健二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  全般的な政策については今同僚の今泉議員が質問させていただきましたので、私はむしろ今回の施策についてお尋ねをしていきたいと思います。  まず初めに、総理、ことしの四月の訪米時にシカゴでの夕...全文を見る
○平田健二君 確かに総理が今おっしゃったことはそうだと思いますけれども、しかし実際に今日まで政府のとられてきた政策というのはそれと逆行しておるんです。昨年の十一月には百万人の雇用創出をする、今回の予算では七十万人、ことしの三月は七十七万人、トータルしますと三百万近い雇用創出になっ...全文を見る
○平田健二君 数字を出すことは、やはり国民は期待するわけです。数字を出すことの責任があるわけです。  総理は、この七月五日に東京で職業訓練所を訪問されました。そのときに、雇用問題は小渕内閣の最大の政治課題だ、こうおっしゃっておるわけでして、にもかかわらず失業率はどんどんふえてい...全文を見る
○平田健二君 三十二名で、金額は。
○平田健二君 労働大臣、鳴り物入りで六百億円を用意します、セーフティーネットですと。実際に利用されたといいますか使われたのは三十二名、九百六十万円です。多いということは困るんですけれども、実はセーフティーネットでございます、大見え切って六百億円用意しましたと。この実使用実績は七カ...全文を見る
○平田健二君 いや、確かにそうですけれども、国民はそう思っていないんですよ。ですから、もっと丁寧にこの制度を教えなきゃいかぬ。そういうことですね。六百億用意したから、ああ安全だ、セーフティーネットができたんだと思い込みますよ。しかし、実際にやってみたら、国民は怒りますよ、三十二名...全文を見る
○平田健二君 今、近畿は失業率は幾つですか。
○平田健二君 五・七から五・四に基準を下げても一カ所適用されるかどうかというところでしょう。これはもっと下げたらいかがですか。地域基準を〇・三下げた、全国基準は下げないと。これは一回下げたらどうですか、全国基準も緩和してもっと下げたらいかがですか、実際に使用できるように。大臣、い...全文を見る
○平田健二君 ネットが高過ぎるんですよ。もっと下げたらいかがですか。結局使い物にならないネットを張っているだけじゃないですか。いかがですか。
○平田健二君 ということは、失業率は今のままでいいということですか。どうですか。
○平田健二君 だめだよ、それじゃ。
○平田健二君 いや、そうじゃなくて、政府は今回まで数次にわたって雇用対策をやってきたわけですよ、六百億だ九百億だと。そのことは全部ネットが高過ぎて実際には使用できない。ということは、もっと失業率が上がれということじゃないですか。それまで発動しないということじゃないですか。下げたら...全文を見る
○平田健二君 ですから、最初に言いましたように、政府の施策は絵にかいたもちだと言っておるんですよ。(「見せ金だよ」「目くらましだよ」と呼ぶ者あり)見せ金ですよ。いかがですか。目くらましじゃないですか、本当に。実際に使用できない。施策をいろいろ並べてきましたけれども、どれも実効性が...全文を見る
○平田健二君 総理に。
○平田健二君 私は、前回の質問のときにも申し上げました。金融機関とかそういったのには九兆円とか十兆円とか相当な金を投入しておるんですよ。それで、実際に三百万人以上の失業者が出ているこの事態に六百億だ九百億だと。一兆ぐらいのもありましたけれども、ちょっと政府のやり方は国民から見たら...全文を見る
○平田健二君 どういう産業ですか。
○平田健二君 成長十五分野ということのようですけれども、昨今、政府は産業別の支援はしないという方針のようですね。産業別支援はしない。通産省、そうですね。産業別の支援はしない。ここだけなぜ十五分野に限定するのか。もっとほかに成長する分野はないんですか。いかがですか。
○平田健二君 次に、産業再生法関連について若干お尋ねいたしますけれども、この産業再生法はリストラ促進法じゃないかと。一部の報道には、税金を使って労働者の首切りを奨励するような産業再生法だ、こういうふうに報道されています。労働大臣、十三日の記者会見で、企業がリストラをやみくもにやる...全文を見る
○平田健二君 通産大臣、過剰設備の廃棄をねらっておるわけですけれども、過剰設備といいましても、過剰設備には過剰な労働者がおるわけですよね。この法案提出に当たって、通産大臣は労働者の、働いている人の権利の保護をどういうふうにお考えですか。
○平田健二君 通産大臣、ぜひ働く人たちの権利保護を前提とした法案にしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  官房長官がお戻りになりましたので、質問をさせていただきますが、一昨日の衆議院の予算委員会で、我が党の石井一議員との質疑の中で、官房長官は石井議員の質問に対して...全文を見る
○平田健二君 私が申し上げたのは、石井議員とのやりとりの問題の中で、その内容をとやかく言うつもりはございませんが、官房長官という立場にある人が、おまえのことは何でも知っているよ、だけど言わないんだ、こういうことなんですよ。国民が見たら、権力の中枢にいる、まさに内閣のかなめじゃない...全文を見る
○平田健二君 私は、官房長官やここに座っている閣僚の皆さんがやると言っておるわけじゃないんです。そういうことは言っていません。いいですか、官房長官がやるなんということは一言も言っていませんよ。そうじゃなくて、権力の中枢にある人、捜査当局の方々は何でも盗聴できる。そうでしょう。法案...全文を見る
○平田健二君 いや、保険料を値上げすることは、これは仕方がない。でも、もともと国庫負担というのは本則にありますように二五%なんです。それが今一四%です。これもやはり引き上げるということを同時に検討しないといけないと思うんですけれども、そのことを聞いておるんです。
○平田健二君 時間が参りました。いろいろと質問の通告をしておりましたけれども、時間がございませんので最後になるかと思いますけれども、大蔵大臣、金融機関等の公的資金についてお尋ねをしたいと思います。  銀行への公的資金が昨年とことしで九兆三千億程度になっておるわけですが、さらに今...全文を見る
○平田健二君 今、大蔵大臣、山一証券の貸し倒れが三千四百億と。いみじくも、今回の雇用対策の三千四百億……
○平田健二君 日銀特融は三千四百億あるんじゃないですか、残りが。
○平田健二君 そうですか、千六百億。山一証券だけで千六百億。三千四百億円、雇用対策。国民が見たら、これはやっぱりおかしいと思いますよ。  終わります。
07月29日第145回国会 参議院 経済・産業委員会 第18号
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○平田健二君 おはようございます。民主党・新緑風会の平田です。どうぞよろしくお願いいたします。  初めに、この法案とは直接関係ございません、商工会議所と商工会、全国各市町村に三千近くあるわけですが、このことについて中小企業庁にお尋ねいたします。  いろんな報道を見てみますと、...全文を見る
○平田健二君 人件費それから経費、こういったものは一切ない、こういうことでよろしいですか、一切ないと。
○平田健二君 わかりました。どうもありがとうございました。  それでは、今回の法案について御質問をさせていただきます。  今回の法改正は、行政改革委員会あるいは規制緩和推進三カ年計画、こういったことの議論を経て今回法改正をされるように思います。もともと通産省は、新しい産業の創...全文を見る
○平田健二君 三月に総務庁が取りまとめをした許認可の集計結果を見ますと、通産省関係が一番多いということです。では、今回の改正で実際にどの程度許認可が削減されるのか、具体的に数字を示していただきたいと思います。
○平田健二君 結局ふえるわけですね。そういうことですね。
○平田健二君 今のお話を聞きますと、プラマイすると五件程度ふえる、こういうことですね。  それでは次に移りますが、現在、法律に基づいて公益法人が行っておる検査は市場規模にしてどのくらいありますか。
○平田健二君 今回の改正で法律に基づく検査の総量はふえるんでしょうか。特に第三者機関が行う検査の量はふえるかどうか。ふえるのは計量法ぐらいじゃないんでしょうか。お尋ねいたします。
○平田健二君 ふえるのかふえないのか、どうでしょうか。
○平田健二君 事務量がふえるだけですね、検査の量はふえないわけですね、そうでしょう。  どういうことかといいますと、今、公益法人がやっておる検査を民間に開放しても、量がふえなければ、競争原理が働くという通産省のこの法案の説明にはならぬじゃないですか、そのことを聞いているんです。
○平田健二君 ちょっと違うんです。政府がやっておったものを民間に移行する、そういうことですか。  先ほどのお答えでは全体の量はふえないと。量はふえないわけですね、許認可の量はふえていないわけですから。それを民間に開放するといったってどの部分を開放できるんですか。
○平田健二君 民間の活力を導入するということですから、むしろ公益法人も民間に移行したらどうですか。
○平田健二君 私は、やはり民間活力を導入するということであれば、公益法人は極力少なくして民間に移行するという姿勢が大切だと思うんです。通産省は今までも他省庁の分についてはそういうことを言っておったじゃないですか。ぜひひとつ公益法人も民営化、民間に移行するように努力していただきたい...全文を見る
○平田健二君 ちょっと細かなことなんですけれども、民間の参入を図るということなんですが、それぞれ信頼をして民間の企業に移行するわけですけれども、中には余りよくないといいますか、こういう表現は悪いと思いますが、そういう企業もあると思います。信頼性、これはお互いに信用し合ってやらなき...全文を見る
○平田健二君 今ちょっと言われました財政的基盤ということですけれども、ある一定の規模がないといけない、こういうことでしょうか。  そうしますと、特に中小企業が参入するについては、財政的基盤が一定の要件としてあるということになると、多少中小企業が排除されるということになりはしない...全文を見る
○平田健二君 通産省関係の基準・認証関係の法律は十八あるわけです、消費生活用製品安全法以下ずっときまして工業標準化法まで。これはちょっと質問通告していないんですが、この中で、今回の法改正で、なぜこの十一の法律だけ改正して、あと残り七つは改正しないんでしょうか。
○平田健二君 民間参入を認める際に、保工分離についてお尋ねいたしますが、例えば、今電気工事業組合が新たな参入を考えている、こういううわさがありますけれども、自分の工事をした人が自分で検査をする、こういうことにつながりはしないか、この危険性はあるわけです。保工分離ということについて...全文を見る
○平田健二君 性悪説をとるわけじゃありませんが、自分が工事をした、それを自分で形を変えて検査をする、絶対ないとは言い切れぬわけでして、これはしっかりチェックできるような体制をとっておかなきゃいかぬなというふうに思います。  次に、似たようなケースなんですけれども、今回インセンテ...全文を見る
○平田健二君 次に、自己確認を怠って欠陥商品を出荷した企業には、罰金だけじゃなくて会社名とか商品名とか、こういったものを公表して社会的な制裁を加えるということも必要ですし、消費者へこういった商品なり会社なりの名前をどういうふうな形で情報を提供するのか、ちょっと教えていただきたいん...全文を見る
○平田健二君 次に、今回の改正では立ち入り権、検査が非常に拡大されておるわけです。改正前の法律ですと、指定六品目についての欠陥商品があれば立入検査をすると。今回はすべての商品について立入検査ができると、こうなっておるわけです。  ですから、六品目以外の商品でも立入検査ができると...全文を見る
○平田健二君 その特定六品目というのは、ヘルメットですとか子供のベッドとか、確かにちょっとトラブル、事故があれば非常に危険だというのが特定六品目のはずですね。例えば、鉛筆が何かおかしいといろいろ理由をつけて立入検査をする、こういうことだって考えられるわけです。確かにその欠陥によっ...全文を見る
○平田健二君 ちょっとよく理解できないんですが、その立入検査権と商品、どういうふうに表現したらいいんですか、何でもかんでも立ち入りするという、確かに問題がなければ……。  例えばボールペンを持っておって、ボールペンのこのインクが手にさわってそれで湿疹ができる、そういう事故が全国...全文を見る
○平田健二君 わかったようなわからないような、次に行きます。  今回の政府の認証の減少による、これはある種の行政改革ですから多少合理化も入っているでしょうけれども、政府の人員は減るんですか、減らないんですか。
○平田健二君 時間が参りましたので終わりますけれども、いずれにいたしましても、今回のこの改正は行政改革あるいは規制緩和、その方向は私は正しいと思いますのでこの法案に賛成いたしますけれども、やはり法案の意図するところをきちっと指導していただいて、先ほどちょっと言いましたように、何で...全文を見る
11月09日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第1号
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○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月十三日、石渡清元君及び勝木健司君が委員を辞任され、その補欠として河本英典君及び私、平田健二が選任されました。  また、去る十月二十日、広中和歌子君...全文を見る
○委員長(平田健二君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  去る八月十三日の本会議におきまして財政・金融委員長に選任されました平田健二でございます。  本委員会は財政金融全般にわたる極めて広範な所管事項を取り扱う重要な委員会であり、その委員長を承りまして、重責を痛感してお...全文を見る
○委員長(平田健二君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔...全文を見る
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に中島眞人君、平田耕一君、伊藤基隆君及び海野義孝君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、財政及び金融等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 財政及び金融等に関する調査を議題とし、財政及び金融等の諸施策について宮澤大蔵大臣から説明を聴取いたします。宮澤大蔵大臣。
○委員長(平田健二君) 以上で説明の聴取は終わりました。     ─────────────
○委員長(平田健二君) この際、越智金融再生委員会委員長並びに大野大蔵政務次官、林大蔵政務次官及び村井金融再生政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。越智金融再生委員会委員長。
○委員長(平田健二君) 大野大蔵政務次官。
○委員長(平田健二君) 林大蔵政務次官。
○委員長(平田健二君) 村井金融再生政務次官。
○委員長(平田健二君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査に関し、商工ローン問題について、来る十一月十一日午後一時に株式会社日栄代表取締役社長松田一男君及び株式会社商工ファンド代表取締役社長大島健伸君を参考人として出席を求めたいと...全文を見る
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次回は来る十一月十一日午前十時に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十時十七分散会
11月11日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。  政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に金融再生委員会事務局長森昭治君、金融監督庁長官日野正晴君、金融監督庁検査部長五味廣文君及び金融...全文を見る
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 財政及び金融等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(平田健二君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時まで休憩いたします。    午後零時十一分休憩      ─────・─────    午後一時一分開会
○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を再開いたします。  委員の異動について御報告いたします。  本日、星野朋市君及び菅川健二君が委員を辞任され、その補欠として入澤肇君及び堂本暁子君が選任されました。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 財政及び金融等に関する調査のうち、商工ローン問題に関する件を議題といたします。  本日は、本件について参考人の方々から御意見を求めることといたします。  この際、参考人に対して一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多用のところ御出席をいただきまし...全文を見る
○委員長(平田健二君) 以上で参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人の御両名には、当委員会に御出席をいただきましてありがとうございました。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時十一分散会
11月24日第146回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○平田健二君 民主党の平田健二でございます。  ただいま団長から御報告がございましたが、つけ加えることはほとんどないと思っておりますが、私の感じたままを御報告させていただきたいと思います。  まず第一は、日米関係についてであります。  マンスフィールド元駐日大使が日米関係は...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第3号
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○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十一月十二日、入澤肇君及び堂本暁子君が委員を辞任され、その補欠として星野朋市君及び菅川健二君が選任されました。  また、本日、三重野栄子君及び笠井亮君...全文を見る
○委員長(平田健二君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁速水優君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 財政及び金融等に関する調査を議題といたします。  日本銀行法第五十四条第一項の規定に基づく通貨及び金融の調節に関する報告書に関する件について、日本銀行から説明を聴取いたします。速水日本銀行総裁。
○委員長(平田健二君) 以上で説明の聴取は終わりました。  本件に対する質疑は後日に譲ることといたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 証人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のうち、商工ローン問題に関する件に関し、来る十二月十四日午前九時三十分に株式会社日栄代表取締役社長松田一男君を、同日午後一時に株式会社商工ファンド代表取締役社長大島健伸君を証...全文を見る
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、証言を求める事項の通知その他の手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本会議散会後に再開することとし、休憩いたします。    午後零時十一分休憩      ─────・─────    午後五時五十四分開会
○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を再開いたします。  貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者衆議院議員相沢英之君から趣旨説明を聴取いたします。相沢英之君。
○委員長(平田健二君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後五時五十九分散会
12月10日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第4号
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○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、梶原敬義君及び八田ひろ子君が委員を辞任され、その補欠として三重野栄子君及び笠井亮君が選任されました。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に金融監督庁監督部長乾文男君、大蔵省金融企画局長福田誠君及び労働省労働基準局長野寺康幸君を政府参考人として出席を求め、...全文を見る
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案の趣旨説明は昨九日に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(平田健二君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。  これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。
○委員長(平田健二君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。  これより採決に入ります。  貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(平田健二君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、伊藤基隆君から発言を求められておりますので、これを許します。伊藤君。
○委員長(平田健二君) ただいま伊藤君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕
○委員長(平田健二君) 全会一致と認めます。よって、伊藤君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、宮澤大蔵大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。宮澤大蔵大臣。
○委員長(平田健二君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行総裁速水優君、同副総裁藤原作彌君、同政策委員会審議委員田谷禎三君、同理事黒田巖君、同理事引馬滋君及び同理事小畑義治君の出席を求めた...全文を見る
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 財政及び金融等に関する調査を議題とし、日本銀行法第五十四条第一項の規定に基づく通貨及び金融の調節に関する報告書に関する件について質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(平田健二君) 本件に対する質疑はこの程度とし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時十三分散会
12月13日第146回国会 参議院 本会議 第13号
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○平田健二君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、最近における貸金業の業務の運営の実情にかんがみ、資金需要者及び保証人の利益の保護を図るため、保証契約締結前及び債務者への追加貸し付けの際の保証人に対する...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第5号
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○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。  財政及び金融等に関する調査のうち、商工ローン問題に関する件を議題とし、証人の証言を求めることといたします。  まず、委員長から確認させていただきます。  あなたは松田一男君御本人ですか。
○委員長(平田健二君) この際、松田証人に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙中のところ当委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。当委員会におきましては、目下商工ローン問題に関する件について調査を進めておりますが、本日は特に証人から商工ローン問題につい...全文を見る
○委員長(平田健二君) 全会一致と認めます。よって、本日の松田証人の宣誓及び証言中の撮影及び録音につきましては、これを許可することといたします。  それでは、法律の定めるところによりまして、証人に宣誓を求めます。  全員御起立願います。    〔総員起立〕
○委員長(平田健二君) 松田君、宣誓書を朗読してください。    〔証人は次のように宣誓を行った〕    宣 誓 書  良心に従って真実を述べ、何事もかくさず、また、何事もつけ加えないことを誓います。               証人 松田一男 
○委員長(平田健二君) 全員御着席を願います。  証人は、宣誓書に署名捺印してください。    〔証人、宣誓書に署名捺印〕
○委員長(平田健二君) これより証言を求めることといたしますが、証人の御発言は証言を求められた範囲を超えないこと、また、御発言の際はその都度委員長の許可を得て御発言なさるようお願いいたします。  なお、質問を受けているときは御着席のままで結構でございますが、お答えの際には起立し...全文を見る
○委員長(平田健二君) どうぞ御着席ください。  続いて御質問いたします。  あなたは新井被告や和田容疑者に対して容疑と事実となった内容の取り立ての指示をされましたか。また、直接腎臓を売れというような指示を出さなかったとしても、二人をそれぞれ本社に呼び出す、あるいは支店に直接...全文を見る
○委員長(平田健二君) 次に、新井被告も和田容疑者も、債務者に対し腎臓を売って金を払えという共通のおどし文句により取り立てを行った容疑で逮捕されております。二人のおどし文句が共通であることから、債権の取り立てに際し、日栄ないし日本信用保証ではこのような言動が日常的に行われていたの...全文を見る
○委員長(平田健二君) ありがとうございました。  委員長からのお尋ねは以上であります。  それでは、証人松田一男君に対し質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(平田健二君) どうぞ。
○委員長(平田健二君) 松田証人、質問に答えてください、的確に。
○委員長(平田健二君) 浅尾君、時間です。
○委員長(平田健二君) 時間です。
○委員長(平田健二君) 証人、お座りください。松田証人、お座りください。
○委員長(平田健二君) これをもって松田証人に対する証言の聴取は終了いたしました。  松田証人には、長時間にわたり御証言をいただき、まことにありがとうございました。  午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午前十一時五十一分休憩      ─────・───...全文を見る
○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、財政及び金融等に関する調査のうち、商工ローン問題に関する件を議題とし、証人の証言を求めることといたします。  まず、委員長から確認させていただきます。  あなたは大島健伸君御本人です...全文を見る
○委員長(平田健二君) どうぞお座りください。  この際、大島証人に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙中のところ当委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。当委員会におきましては、目下商工ローン問題に関する件について調査を進めておりますが、本日は特に...全文を見る
○委員長(平田健二君) 全会一致と認めます。よって、本日の大島証人の宣誓及び証言中の撮影及び録音につきましては、これを許可することといたします。  それでは、法律の定めるところによりまして、証人に宣誓を求めます。  全員御起立願います。    〔総員起立〕
○委員長(平田健二君) 大島君、宣誓書を朗読してください。    〔証人は次のように宣誓を行った〕    宣 誓 書  良心に従って真実を述べ、何事もかくさず、また、何事もつけ加えないことを誓います。               証人 大島健伸 
○委員長(平田健二君) 全員御着席を願います。  証人は、宣誓書に署名捺印してください。    〔証人、宣誓書に署名捺印〕
○委員長(平田健二君) これより証言を求めることといたしますが、証人の御発言は証言を求められた範囲を超えないこと、また、御発言の際はその都度委員長の許可を得て御発言なさるようお願いいたします。  なお、質問を受けているときは御着席のままで結構でございますが、お答えの際には起立し...全文を見る
○委員長(平田健二君) 商工ファンド社内においては違法マニュアルがあることが指摘されております。  報道によれば、そのマニュアルには債務者の所有財産の差し押さえ等を行うため、市役所や税務署の職員をかたり銀行預金や生命保険等の個人情報を違法に引き出す手口が載せられていたとされてお...全文を見る
○委員長(平田健二君) 商工ファンドは、債務者の返済が滞った場合、何の前ぶれもなく保証人や債務者に強制執行をかけるなど法的手段に訴え、保証人や債務者が心理的なダメージを受けている間に話をまとめるというやり方で回収を行っております。  債務超過に陥っている債務者について任意整理に...全文を見る
○委員長(平田健二君) ありがとうございました。  委員長からのお尋ねは以上であります。  それでは、証人大島健伸君に対し質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(平田健二君) 証人、簡潔に願います。
○委員長(平田健二君) 後刻、理事会で協議いたします。
○委員長(平田健二君) よろしいですか。
○委員長(平田健二君) これをもって大島証人に対する証言の聴取は終了いたしました。  大島証人には、長時間にわたり御証言をいただき、まことにありがとうございました。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時二十分散会
12月15日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第6号
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○委員長(平田健二君) ただいまから財政・金融委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第一四号中小自営業者婦人の社会的・経済的地位向上に関する請願外七十八件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、いずれも保留とする...全文を見る
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  財政及び金融等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(平田健二君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(平田健二君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十三分散会