平田健二
ひらたけんじ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月13日 | 第169回国会 参議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○平田健二君 民主党・新緑風会・国民新・日本の平田健二でございます。 今日から参議院で審議が始まりましたが、そもそも審議入りがこのように遅れたのは、与党による衆議院での強行採決が原因であります。そのことを初めに申し上げておきたいと思います。 衆議院、参議院の両院議長のあっ...全文を見る |
○平田健二君 総理もいろいろ言われましたけれども、今日任期切れの同意人事案があるんですよ、あったんですよ、今日二件。御存じでしたか、このことは。 | ||
○平田健二君 官房長官、失礼なことを言っちゃいかぬ。日銀人事の、総裁の人事が大事で、そうじゃないのはそうではない、遅れてもいい、どういうことですか。人事の日程期限というのはあるかないか、はっきり言ってください。ないんですか。 | ||
○平田健二君 やはり総理、遅過ぎたという感は大体皆さん常識的に持っておるんじゃないでしょうか。是非、参議院では日銀総裁、不同意されたわけですから、改めて更に早く次の手を打っていただきたいなというふうに思っております。 次に行きます。 大田大臣、通告はしておりませんでしたけ...全文を見る | ||
○平田健二君 また経済問題については後ほど委員会で御質問させていただきたいというふうに思っております。 イージス艦の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 イージス艦の事故について、まず、事故に遭われた吉清治夫さん、哲大さん親子、そして御家族の皆様、また漁協の皆様や関...全文を見る | ||
○平田健二君 石破大臣にお尋ねをいたします。 事故後の救助活動は十分だったとお思いですか。 | ||
○平田健二君 まあ私どもが現場で見ておったわけじゃありませんので、なかなかその判定は難しいと思いますが、やはり事故直後に速やかな救助活動が行われておればという気がしないでもないんです。ですから、今お聞きをしました。更にこれは後ほどまたいろいろとお伺いをしていきたいというふうに思っ...全文を見る | ||
○平田健二君 石破大臣、私は十九日、先ほど一月と言いましたが二月の誤りで訂正をいたしますが、二月の十九日、「あたご」の航海長を呼んで防衛省で事情聴取をした、はっきりおっしゃいましたね。 あなたは二十五日の衆議院の予算委員会で、現在のところ聴取してない、接触はしてないとはっきり...全文を見る | ||
○平田健二君 石破大臣、前後の予算委員会の文章を見てもどこにも書いてありません。あなたがおっしゃっているのは、現在のところ、私どもとして「あたご」の艦長以下の乗組員に接触することは、捜査の厳正公平を確保する観点からいたしておりませんと、はっきり言っているじゃないですか。(発言する...全文を見る | ||
○平田健二君 現在のところ、私どもとしては「あたご」の艦長以下云々がありまして、接触をしてないとはっきり言い切っておるわけですから、はっきり言い切っておるわけですから、二十五日にはあなたはうそをついておるんです、これは。 | ||
○平田健二君 大臣、大臣が事故直後にいろんなことを調べるのは当たり前の話であります、当たり前の話であります。当然、組織の長としては、どういう事故があったのか調べる、事情を聴くのは当たり前のことであります。 しかし、今あなたがお答えになったことは違うんです。あなたが言っておるの...全文を見る | ||
○平田健二君 では、大臣のこの言っておる意味をお聞きします。 捜査の厳正公平を確保する観点から接触いたしておりませんと言ったのはどういう意味ですか。 | ||
○平田健二君 それでは、もう一つお聞きします。 当初、航海長の事情聴取は海上保安庁に事前に了解を得ていたとの虚偽の説明をしたのはなぜでしょう。防衛庁。 | ||
○平田健二君 防衛省の増田次官、お見えですか。 あなたは、二十七日の午後九時からの記者会見で、海保の了解を得たとの説明が虚偽だった可能性も全く否定できない、こういうふうに記者会見で述べておられますが、どういうことですか。事実ですか、これ。了解を得ていないということですか。 | ||
○平田健二君 それでは、増田次官、あなたは了解を取った、取らなかった、どちらですか。はっきり言ってください。 | ||
○平田健二君 海上保安庁、お見えですかね。 海上保安庁は、当日、防衛省、いわゆる「あたご」から了解を求められましたか、求められてないんですか、どちらですか。 | ||
○平田健二君 結局、確認できないんでしょう、確認が。ということは、石破防衛大臣、二十七日の九時半、衆議院の予算委員会で、海保の了解を得ず乗務員の聴取を行った、内部的な調査であっても必ずしも適切でなかったということですよね。よろしいんですね、それで。 | ||
○平田健二君 先ほどの、現在のところ聴取していないという発言は、私は虚偽の発言だと思いますよ。 石破大臣、あなたは、二月二十二日、衆議院の安全保障委員会で、情報操作が行われたならば閣僚として責任を取る、こうはっきり答弁をされました。そのことは事実かどうか、事実とするならばどう...全文を見る | ||
○平田健二君 大臣、私は、軍事機密だとか自衛隊、イージス艦のいろんな装備の問題、そういったことを聞いておるんじゃないんです、私たちは。事故の起こった状況を聞いておるだけですから。そんなに秘密にするようなものを私ども聞いておるわけじゃないんです、衆議院の各委員会通じて。そうでしょう...全文を見る | ||
○平田健二君 今のやり取りを皆さん聞いておられて、情報操作をしてないとか虚偽の報告はしてないというふうには取りませんよ。取りませんよ。 で、あなたは私の言ったこと答えてない。責任どう取るんだということですよ。明確に答えてほしい。 | ||
○平田健二君 こんな答弁ではもう質問できません。ちょっともう少しきちっと答弁してもらうように。 | ||
○平田健二君 三月八日、関係指揮官会議終了後、吉川海上幕僚長は、いろいろな問題点が指摘をされました、対症療法だけではなく、体質改善が必要というふうに述べられております。 そこで、石破大臣、あなたはどんな体質改善が防衛省あるいは海上自衛隊に必要だというふうに思われますか。 | ||
○平田健二君 総理、総理のメルマガを読ませていただきました。国民に信頼される防衛省に生まれ変わるために改革を進めていくと書いてございました。 総理、防衛省はここ一年だけでもイージス艦の情報漏えい、インド洋での給油量の取り違え、航海日誌の破棄、護衛艦の火災、装備品をめぐる前事務...全文を見る | ||
○平田健二君 総理、自衛隊の最高指揮官は総理大臣です。防衛省のいろんな問題の最終的な責任者は総理であります。任せた者がやっぱり責任を取らなきゃいかぬと。総理が石破大臣に防衛省を任せた、でもうまくいかない、だったら任せた者が責任を取る、総理が最終的な責任を取らなきゃいけない。にもか...全文を見る | ||
○平田健二君 国民の命と財産、これを守る唯一の組織であります。是非とも、国民が安心するような防衛省に生まれ変わるように是非しっかり頑張っていただきたいということを要望して、次に移ります。 日本教職員組合が二月二日に集会の開催を予定していました東京にありますグランドプリンスホテ...全文を見る | ||
○平田健二君 今、企業のコンプライアンス、社会的責任がより強く求められていると思います。しかし、ホテル側は、裁判所の決定は保全段階のもので法令違反には全く当たらないし、正義は私たちの側にあるので従わなくても仕方がないと言っております。 大臣、このコメントをどのようにお受け止め...全文を見る | ||
○平田健二君 さらに、このホテルは、この集会に参加する予定の百九十名もの宿泊の予約をホテル側が一方的にキャンセルをしました。常識では考えられないことです。 舛添大臣は衆議院の予算委員会で、旅館業法の違反の疑いが濃厚と答弁をされておりますけれども、同法違反での調査は進んでいるの...全文を見る | ||
○平田健二君 ホテル側は、集会を開くと街宣車の大音響と警察の警備によって周辺住民やホテルの客に取り返しの付かない迷惑、被害、損害を与えると述べておるようですけれども、警備局長、今日お見えでございますね。警備局長、この発言は警察には安全を維持する能力がないと言っているように聞こえま...全文を見る | ||
○平田健二君 どのような経過があったにせよ、憲法で保障されております集会の自由が毀損されるというようなことになっては重大なことだと思います。是非とも適切に対処していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。 次に、介護保険について舛添大臣、お伺いをいたします。 介...全文を見る | ||
○平田健二君 この表、お手元にお配りしております資料を見ていただきたいんですが、(資料提示)これは介護にかかわる皆さんの平均給与表です。看護補助に至っては、この赤い実線ですね、赤い実線ですが、その下にあります、点々々とブルーの点線がありますが、これが最低生存費と言われておるライン...全文を見る | ||
○平田健二君 私たちは、命を終えるまで、できたら人様に介護をしていただくというようなことにならないような人生を送りたいものだと私も思っておりますし、多くの国民の皆さん、ほとんどの国民の皆さんはそう思っておると思います。不幸にしてといいますか、介護を受けなければならない、こういう状...全文を見る | ||
○平田健二君 報告書の結論をしっかり守るということでよろしいですか。 それでは、ここに、資料ではお配りいたしませんが、国土交通省から「道からの手紙」と、こういうパンフレットがございまして、岐阜の地域の皆さんにはこれにアンケート用紙が付いておりまして、これを見てアンケートをして...全文を見る | ||
○平田健二君 やはり地元の皆さんは安心して暮らしたい、ただそれだけなんですね。道路を造ることに反対ではないんです。自分たちの住んでおるすぐ近くの山にトンネルを掘ると山が壊れる、だから避けてくれと、迂回をしてくださいと、少し。そういう要望を出しておるんですが、なかなか国土交通省は、...全文を見る | ||
○平田健二君 資料を皆さんにお配りしておりませんので分かりづらいと思いますが、国土交通大臣、ルート見直しを今するということでお話がありましたけど、先ほど言いましたようにA、B、Cとありますが、Bルートで実は国交省は考えておられるんですよ。Bルートというのはやっぱり山を貫くんですよ...全文を見る | ||
○平田健二君 道路特定財源についてお尋ねをしたいと思います。 冬柴大臣、今後十年間で五十九兆円を使う、そういう計画を提案をしている国土交通省が国民の信頼を失っていると思いますよ。道路特定財源を使ってミュージカルの開催、あるいはマッサージチェア、カラオケセット、最近では丸抱えの...全文を見る | ||
○平田健二君 冬柴大臣、言い訳ばっかりじゃないですか。大変ですね。 もう一つお聞きします。 あなたは、三月七日、国交省所管の五十の公益法人の廃止や統合、民営化などで数を半減するとした中間報告を発表しました。 昨年十二月の独立行政法人改革では、覚えてますか、都市再生機構...全文を見る | ||
○平田健二君 都市再生機構、住宅金融支援機構を民営化することが問題があるというふうに、私はそういうことを聞いたんじゃないんです。例えば、冬柴大臣は、渡辺行革担当大臣が提案をした百一の独立行政法人あるいは法人を合理化をする、統廃合する、各省庁にどれだけできるかということでやったじゃ...全文を見る | ||
○平田健二君 そうじゃないんですよ、今、冬柴大臣が言われたことじゃないんですよ。国民の皆さん、私どもも含めて、そういう議論があっているということが分からないじゃないですか。ある日突然、そういう不祥事が出たら、いや、ぱっとやる、半減する、それしか国民は見えませんよ。私どももそれしか...全文を見る | ||
○平田健二君 暫定税率、ガソリンの暫定税率の引下げ、これは私は国民の多くの皆さんの民意だというふうに思っております。 ガソリン税は、輸送されるものの価格やあるいは交通費等に転嫁をされて、ほとんどの国民によって私は負担されていると思っております。世論調査で明らかなように、ほとん...全文を見る | ||
○平田健二君 今日は、参議院予算委員会の民主党・新緑風会・国民新・日本のトップバッターですので、突っ込んだ議論はいたしませんが。 次に、なぜ、総理、道路特定財源にこだわるのか、これをちょっとお聞きしたいんです。 真に必要な道路を一般財源で造ればよろしいんじゃないですか。ど...全文を見る | ||
○平田健二君 その負担の関係ですけれども、今、先ほども言いましたように、ガソリン税はほぼ国民すべての人が負担をしておるんじゃないですか。私はそう思いますよ。何か特定の人だけが、車を持っておる人だけが負担をしておるわけではなくて、今はもうほとんどすべてのと言ってもいいぐらいの国民の...全文を見る | ||
○平田健二君 大臣、そうするとBバイCが一・〇以上あれば道路は造るということですね。いいですね、それで。 | ||
○平田健二君 今、資料をお配りしておりますが、(資料提示)これは御存じのように、東京湾アクアラインと本州四国連絡橋のBバイCであります。よく見ていただきますと一・九と一・七。でも、この道路は両方とも赤字なんですよ。BバイCが一・九、一・七でも採算取れていないんですよ。だから、Bバ...全文を見る | ||
○平田健二君 実はそういうことなんです。これは供用開始後、国土交通省かどこか分かりませんが、これBバイCをやってみたんですよ。そうしたらこういう結果だったんですね。当時はBバイCを計算する方法はなかったんです、しなかったんです。その後、こういうBバイCというのを考えて、これでやっ...全文を見る | ||
○平田健二君 そのBバイCを出す場合の一番大きな要因というのはC、工事費が幾ら掛かるかですよね。Bというのは幾つかありますね。時間短縮、いわゆるここからあそこまで行くまでの時間が短縮どのくらいできるのか、あるいは走行費用、いわゆるガソリン代をどれだけ掛からないようにするか、それか...全文を見る | ||
○平田健二君 そうなんですよね。実は、大田大臣、アメリカの高速道路、いわゆるフリーウエーは、インターチェンジといいますか、車の乗り降りできるのがおおよそ三キロごとにあるんですよね、大体三キロ、二マイルぐらいですかね、二マイルちょっとぐらいにインターチェンジがあるんですよ。そうしま...全文を見る | ||
○平田健二君 先ほど総理から、やっと道路の話かということでしたけれども、これから更にこの委員会で、あるいは集中審議等でこの道路特定財源の問題について質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。 これで終わります。 |