平田健二

ひらたけんじ



当選回数回

平田健二の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第171回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○平田健二君 おはようございます。民主党・新緑風会・国民新・日本の平田健二でございます。  今日より参議院で二十一年度予算の審議が始まりますが、どうぞ政府におかれましては真摯に御答弁をいただきたいことを最初にお願いをしておきます。  一昨日、我が党の小沢代表の公設秘書が逮捕さ...全文を見る
○平田健二君 総理、あなたは、最初は受け取らない、次に高額所得者は受け取るのはさもしい、その後、そのときになって考える、そして受け取る、二転三転しているわけですね。総理が、一国の最高指導者が、定額給付金を受け取らない、受け取る、分からない、最後に受け取る。国民の皆さんは、一体何だ...全文を見る
○平田健二君 甘利大臣、揚げ足を、言葉じりをとらえて質問するのはいかがかと思いますが、あなたは内閣の一員として給付金を受け取ると、こういうふうにおっしゃっているんですよね。内閣の一員じゃなければ、じゃ受け取らないということですか。
○平田健二君 石破大臣、通告はしておりませんが、あなたは先週の土曜日、民意を問うべきだとおっしゃいました。総選挙はいつごろがいいとお考えですか。
○平田健二君 いや、あなたは、早く民意を問うべきだと、こうおっしゃったわけですね。ですから、いつごろがいいですかとお聞きしておるんです。
○平田健二君 確かに、前後のあなたの発言された内容は私も知っております、知っています。解散の大権は総理にあるということを最初におっしゃって、そういうことをおっしゃったことは承知しております。でも、あなたの個人的な考え方で早期に解散すべきだと言ったんですから、あなた自身のお答えを聞...全文を見る
○平田健二君 今ここに小さな一冊の本があります。総理、これは幕末の、徳川幕府末期の勝海舟の発言あるいは行動を記録した「氷川清話」という本なんですが、御存じだと思います。これに以下のくだりがあるんですね。咸臨丸でアメリカに行き、帰国した勝海舟に当時の老中が、何か目に付いたことがあろ...全文を見る
○平田健二君 これが言わんとしておることは、多分総理もお読みになったのでお分かりと思います。政権末期あるいは徳川幕府末期にはやはり相当混乱をしておったということだというふうに思います。ですから、それぞれがお互いに勝手なことを言い合う、こういうことではないでしょうか。それの戒めとい...全文を見る
○平田健二君 あなたは、昨年十月十五日の参議院の予算委員会で、従うべきは国民、世論調査が正しいということが前提とおっしゃって、その世論調査の結果では、七割以上の国民が麻生内閣にノーという意思を明確にしておるわけです。これは御存じですね。従うべきは国民と言うのであれば、総理をお辞め...全文を見る
○平田健二君 国民の七割以上の人が麻生内閣にノーだと言っておるわけですよ、これは国民世論ですよ。そうでしょう。経済対策とかなんとかじゃないんです。麻生内閣はもう駄目なんだと、交代してくださいと言っておるわけですから、経済対策をする前にお辞めになったらいかがですか。
○平田健二君 それは分かっておるんですよ。国民は経済対策、不況対策を早くやってほしいというのは当たり前の話なんです。そうじゃなくて、それをやる前に、麻生さん、あなた早く辞めなさいと言っておるわけですよ。辞めてから、早く経済対策、不景気の経済対策をやれと、こう言っておると私は国民は...全文を見る
○平田健二君 まだあるんですよ。  聞くところによりますと、六千万円も掛けてローマでの国際会議に出かけ、その成果があの酩酊会見。一言で言えば、G7の会合に出席したことは無駄であったと、税金をどぶに捨てたようなものだ。また、そうしたおごった気持ちが、飲酒やろれつの回らない会見、そ...全文を見る
○平田健二君 いや、それは分かるんです。中川前大臣の体調を見てそういうふうに判断されたということは理解できます。  ただし、十七日のお昼に彼が、衆議院の予算委員会と関連法案が衆議院を通過した段階で私は大臣を辞めると。このことを総理は了解されたのかどうか、その記者会見を。もし了解...全文を見る
○平田健二君 総理、それはちょっと通りませんよ。参議院の財政金融委員会も無断で欠席したわけですよ、いいですか。衆議院の予算と関連法案が通ったら辞めていいと。総理が言わなきゃこういう記者会見するわけないじゃないですか、了解しなければ。了解したんでしょう、いかがですか。
○平田健二君 それでは、総理は承知していなかったと理解してよろしいですか。
○平田健二君 もう過ぎたことですのでこれ以上はお話し申し上げませんが、総理、国会の審議というのを余り軽視しちゃいかぬと、しっかりやってもらわなきゃいかぬと思いますよ、特に参議院での審議。衆議院さえ通過すれば、後は予算は三十日、関連法案は六十日、だからもうほっておいてもいい、こうい...全文を見る
○平田健二君 ちょうど昨年の今ごろの予算審議の中で道路特定財源の問題が中心の課題だったはずです。そのときに、小泉前総理、安倍前総理、福田前総理、道路特定財源を一般財源化すると言ってこられました。麻生内閣になって、私がさっき申し上げましたように、道路関係の歳入から三兆三千億円の収入...全文を見る
○平田健二君 元々この道路特定財源というのは普通税なんですよね。普通税でいったん一般会計へ入って、今までのシステムは、そしてそれから道路の特定財源ということで歳出の方で決めておったんです。そうですよね。  やはり、もうこれ以上言いませんが、小泉内閣から安倍内閣から福田内閣からず...全文を見る
○平田健二君 総理は、二月八日、福井県のあわら市で講演をされていますよね。その講演の内容で、我が国の経済情勢はそんなに大変ではない、今回の不況は大騒ぎをするようなものとは思っていないと発言をされております。翌日、衆議院の予算委員会では、我が国の経済状況は他国に比べたら傷は浅いとも...全文を見る
○平田健二君 昨年十月—十二月期のGDP年率換算一二・七%マイナス、これは先進国の中で最低、それから雇用も大変、後でまた質問いたしますが、状況になっている。そんな楽観的な話じゃないんですね。  ですから、これはやはりいろんな対策を打たなきゃならぬというふうに私は思っておりますが...全文を見る
○平田健二君 補正予算の話が出ておるということは、この本予算が欠陥商品だということじゃないですか。早くやはり組替えをするなりした方が私はいいと思いますよ。  後ほどまたこれは、この問題については同僚議員が質問させていただきます。  次に、雇用についてお伺いをいたします。  ...全文を見る
○平田健二君 舛添大臣、雇用保険の給付日数についてですけれども、こういう事態ですので、例えば給付日数を全体の倍にする、また一か月でも雇用保険に加入した人も給付対象にする、こういった制度の拡充をしなければならないと思っていますけれども、いかがでしょうか。
○平田健二君 雇用調整助成金についてお伺いをしますが、助成率の引上げ、それから教育訓練費の引上げ、こういったものの支給要件を緩和されたことは一定の評価をいたしますけれども、実は申請しても非常に時間が掛かると。ハローワークでもっと人員を拡充して迅速な処理をしなければならないのではな...全文を見る
○平田健二君 それから、現在、職業訓練の受講期間中であれば失業給付の基本手当終了後も最大二年間の訓練延長給付が可能です。しかし、雇用保険を受給できない者に対してはこの制度は適用されないんですね。したがって、こうした人たちに対して公的職業訓練を受ける、受講する期間中の生活保障を確保...全文を見る
○平田健二君 雇用保険制度は、大臣も御存じのように昭和四十九年、それまでの失業保険制度を抜本的に改正して、質、量共に完全雇用を達成することを柱に総合機能を持つ制度としてつくられました。  しかし、現実にはこの趣旨が守れていないんですね、守られていない。厚生労働省の推計でも、一千...全文を見る
○平田健二君 舛添厚生労働大臣、最後にお尋ねをいたしますけれども、これ今後更に失業者が増えていくだろうというふうに思われます。その中で、雇用保険料を〇・四%引き下げるというふうに厚生労働省は言っておりますが、雇用状況が安定するまでこの引下げを待ったらどうかと。確かに、〇・四%で年...全文を見る
○平田健二君 舛添厚生労働大臣、一番得意とする年金についてお伺いします。(発言する者あり)介護か。  今後一年間ですべての統合を完了させます、今後一年間で問題解決、全額支給をします、これは、二〇〇七年参議院選挙前に自公の政府が国民に約束をしたことですよ。今なお実現していないんで...全文を見る
○平田健二君 これもまた後ほど詳しく同僚議員がやると思いますが、大臣、国民の皆さんは、二年前に約束をしたことが守られていない、このことが問題なんですよ。  それから、どなたのものか分からない、あるいは申請、自分は本当にこの期間勤めておったんだけれどもということで、それを調べる第...全文を見る
○平田健二君 労働保険、労働保険特別会計についてお尋ねをいたします。  この労働保険特別会計は、これもまた国民の皆さんからの保険料で成り立っておる制度ですね。この特別会計から特殊法人へ多額の出資金が支出されています。その出資金残高は、平成十六年末で三兆円でした。しかし、特殊法人...全文を見る
○平田健二君 いやいや、これはあなた、国民からですよ、保険料をいただいておきながら、劣化したとは何が劣化したんですか。そのことを具体的に言ってもらわなきゃ。二兆円なくなっておるんですよ、二兆円。国民の皆さん、二兆円なくなっておるんですよ、労働保険が。どこに使われたか、はっきりして...全文を見る
○平田健二君 これは大臣、出資金ですか。特殊法人、あるいは、平成十七年以降は独立行政法人に変わりましたけれども、出資金ですか、何ですか。
○平田健二君 総務大臣、お尋ねいたします。そもそも特殊法人への出資金とはどういう性格のものか、お教えいただきたいと思います。
○平田健二君 なぜ出資金を労働保険の国民の掛金から出資しなきゃなりませんか、この理由を教えてください。
○平田健二君 雇用主が負担するのは労災勘定だけですよ。雇用保険勘定は、これは勤労者、働いている人も出すんです。この中から出資金を出しておるんですよ。
○平田健二君 いや、雇用保険は。
○平田健二君 折半でしょう。雇用保険からも……
○平田健二君 雇用保険勘定からも出資されておるんですよ。いかがですか。
○平田健二君 鳩山総務大臣、公共性の高い、何ですか、建物ですか、そういったものが劣化したと、こういうことですか。いかがですか。公共性の高い何を造ったんですか。例えばで言いますと、京都にあるしごと館ですか。どうですか。
○平田健二君 これも国民が知らないということではない、国会で多分提出をして議論をした結果、三兆円あったものが二兆円毀損したということだと思います。  財務大臣にお聞きしますけれども、特殊法人から独立行政法人に移行したときに、出資金の毀損を国民の目に触れることなく会計手法を使って...全文を見る
○平田健二君 欠損金を引き継いでいれば、その過去の出資に対する再検証、それから事業の再評価を国会の場で議論がすることができたはずであります。独立行政法人科学技術振興機構の文献情報提供勘定では、出資金と繰越欠損金が共に旧事業団から引き継がれておるんですよ。そういうのもあるんです。こ...全文を見る
○平田健二君 年金の保険料、そしてこの労働保険、国民が納付している、こういう中から給付以外に使うということについて私どもは、年金もそうでしたけれども、年金の給付以外に使うべきではないとずっと主張してまいりました。労働保険も同じです。是非ひとつ総理、年金も大分年金の掛金からの使用は...全文を見る
○平田健二君 七割の裁判が三日で終わる。じゃ、残りの三割の方はどうなるのか。裁判を無理に短縮すれば公正さが担保できませんし、例えは悪いかもしれませんけれども、リクルート事件のような裁判に当たると一審だけでも十三年掛かっていますね。このような場合には最高裁、裁判員はどうなるんでしょ...全文を見る
○平田健二君 今言いましたように、リクルート事件では十三年掛かって三百二十二回の公判が開かれたということですよね。裁判が長期化して、被告の自白の任意性、それから警察や検察での取調べが適正だったかどうかの点が争われたわけですね。  第三者のいない密室での出来事ですから、やったやら...全文を見る
○平田健二君 大臣、私も選挙で選ばれる側でございますので、志布志事件というのがございましたね、選挙違反事件で強引に自白をさせて、最後は無罪だったと。これも、その捜査員が字を踏ませたり、いろんな経過があっておるようですね、いろいろ話を聞くと。強引な取調べをしたと。で、最後は無罪だと...全文を見る
○平田健二君 大臣、調べる側に問題があるわけですよね。調べる側に問題があるからビデオ撮っておきましょうよと言っておるわけです。調べられる方が嫌だとか、何か本当のことが言えないといった人、多少あるかもしれませんが、そう多くあるとは思いませんよ。  私は捜査側が不利になる可能性があ...全文を見る
○平田健二君 国民が注視をしておる裁判員制度ですので、やっぱり懇切丁寧に説明はしていただいていると思いますが、まだまだ裁判員制度についてのPRといいますか、不足していると思いますよ。ですから、これはしっかり周知徹底するように是非要望しておきたいと思います。  最後に、かんぽの宿...全文を見る
○平田健二君 日本郵便の西川社長にお伺いをいたします。  今、文科大臣からもお話がありました。中央郵便局の再開発については鳩山総務大臣も異議を唱えられております。そして、今文科大臣からも答弁があったとおりです。西川社長はどのようにお考えですか。
○平田健二君 鳩山大臣、見解を。
○平田健二君 鳩山大臣にエールを送らなきゃいけないと思いますけれども、もう少し様子を見させていただきます。  鳩山大臣にいま一つお伺いします。  皆さんのお手元に一月十九日付けの産経新聞をお配りをしております。竹中元大臣の寄稿です。  ここで、鳩山大臣のかんぽの宿売却に対す...全文を見る
○平田健二君 この問題については、今日、同僚議員が更に詳しく質問をさせていただきますので、これで終わります。  最後に、これまで度々この委員会でも取り上げられました政治と宗教についての本委員会での集中審議と参考人質疑を強く委員長に求めます。よろしくお願いします。
○平田健二君 終わります。ありがとうございました。